JP2015191842A - 組電池およびスペーサ構造体 - Google Patents

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彰吾 ▲つる▼田
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Abstract

【課題】意図しない電気的接続を防止できる組電池を提供する。
【解決手段】組電池2は、複数の単電池20と、隣接する単電池20,20の間に配置されるスペーサ26と、隣接する単電池20,20の端子21,22を接続するバスバー25と、隣接するバスバー25,25の間に配置されスペーサ26に取り付けられる仕切部50とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、組電池およびスペーサ構造体に関する。
従来、組電池としては、特開2011−76936号公報(特許文献1)に記載されたものがある。この組電池は、第1方向に配列される複数の単電池と、隣接する単電池の間に配置されるスペーサと、隣接する単電池の端子を接続するバスバーとを備えている。
特開2011−76936号公報
ところで、上記従来の組電池を実際に組み立てようとすると、次の問題があることを発見した。組電池の組立時、例えば、金尺やバスバーなどの金属物が、単電池の端子上に落ちた際、隣接する単電池の端子が、金属物により、電気的に接続されるおそれがある。また、組電池の組立後も、例えば、作業者の不注意で、隣接するバスバーが、電気的に接続されるおそれがある。これらの電気的接続は、何れも、作業者の意図しない電気的接続である。
そこで、本発明の課題は、意図しない電気的接続を防止できる組電池およびスペーサ構造体を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の組電池は、
複数の単電池と、
隣接する上記単電池の間に配置されるスペーサと、
隣接する上記単電池の端子の間、または、上記単電池の端子を接続する隣接するバスバーの間に配置され、上記スペーサに取り付けられる仕切部と
を備えることを特徴としている。
本発明の組電池によれば、上記仕切部は、隣接する単電池の端子の間、または、単電池の端子を接続する隣接するバスバーの間に配置され、スペーサに取り付けられる。この仕切部により、隣接する単電池の端子または隣接するバスバーが、不意に電気的に接続されることを抑制できる。したがって、意図しない電気的接続を防止できる。
また、一実施形態の組電池では、上記仕切部は、上記スペーサに対して着脱自在に、取り付けられる。
上記実施形態の組電池によれば、上記仕切部は、上記スペーサに対して着脱自在に、取り付けられるので、仕切部を所望の位置に容易に取り付けることができる。
また、一実施形態の組電池では、
上記仕切部は、
上記隣接する単電池の端子の間または上記隣接するバスバーの間に位置する壁部と、
上記壁部に交差するように接続され、上記隣接する単電池の端子または上記隣接するバスバーの外側に位置する取付部と
を有する。
上記実施形態の組電池によれば、上記仕切部は、隣接する単電池の端子の間または隣接するバスバーの間に位置する壁部と、隣接する単電池の端子または隣接するバスバーの外側に位置する取付部とを有するので、取付部が、隣接する単電池の端子または隣接するバスバーの外側で、ストッパとなり、仕切部の位置決めがしやすい。
また、一実施形態の組電池では、上記仕切部の上端は、上記隣接する単電池の端子の間または上記隣接するバスバーの間に位置する第1部分よりも低くなる第2部分を有する。
ここで、上方向とは、単電池の端子面に直交する方向である。
上記実施形態の組電池によれば、上記仕切部の上端は、上記隣接する単電池の端子の間または上記隣接するバスバーの間に位置する第1部分よりも低くなる第2部分を有する。これにより、組電池の組立時、仕切部を、予め、隣接する単電池の端子または隣接するバスバーの間となるスペーサに取り付けておく。このとき、例えば、金尺やバスバーなどの金属物が、仕切部の上端の第1部分上に落ちた際、金属物は、仕切部の上端の第2部分へ転がり落ちる。この結果、隣接する単電池の端子または隣接するバスバーは、金属物を介して、電気的に接続されない。
また、一実施形態の組電池では、
上記バスバーに接続され、上記バスバーから立ち上がる立ち上がり部を有し、
上記立ち上がり部と上記立ち上がり部に隣接する上記単電池の端子または上記バスバーとの間には、上記仕切部が配置されている。
上記実施形態の組電池によれば、上記立ち上がり部と上記立ち上がり部に隣接する上記単電池の端子または上記バスバーとの間には、仕切部が配置されている。この仕切部により、立ち上がり部と立ち上がり部に隣接する単電池の端子またはバスバーとが、電気的に接続されることを抑制できる。
また、一実施形態のスペーサ構造体では、
スペーサと、
上記スペーサに取り付けられる仕切部と
を備える。
上記実施形態のスペーサ構造体によれば、上記仕切部を備えるので、意図しない電気的接続を防止できる。
本発明の組電池によれば、上記仕切部は、隣接する単電池の端子の間、または、単電池の端子を接続する隣接するバスバーの間に配置され、スペーサに取り付けられるので、この仕切部により、隣接する単電池の端子または隣接するバスバーが、不意に電気的に接続されることを抑制できる。
本発明のスペーサ構造体によれば、上記仕切部を備えるので、意図しない電気的接続を防止できる。
本発明の第1実施形態の電池装置を示す斜視図である。 組電池およびバッテリ監視要素の分解斜視図である。 組電池の分解斜視図である。 組電池のY方向からみた矢視図である。 組電池の分解斜視図である。 組電池のZ方向からみた矢視図である。 本発明の第2実施形態の組電池を示すZ方向からみた矢視図である。 本発明の第3実施形態の組電池を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態の組電池を示すY方向からみた矢視図である。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1実施形態の電池装置を示す斜視図である。図1に示すように、この電池装置は、ケース1と、このケース1内に収容される組電池2と、このケース1内に収容されるバッテリ監視要素4とを備える。
上記ケース1は、開口部を有する本体10と、この開口部を閉じるように本体10に取り付けられる蓋体11とを有する。ケース1の外部には、正極外部端子5と負極外部端子6とが配置されている。正極外部端子5と負極外部端子6は、蓋体11を貫通して、組電池2に電気的に接続される。上記バッテリ監視要素4は、組電池2に取り付けられる。バッテリ監視要素4は、カバー40により覆われている。
図2と図3に示すように、上記組電池2は、第1方向(Z方向)に配列された8つの単電池20を有する。隣接する単電池20,20の間には、スペーサ26が配置されている。
上記単電池20は、例えば、非水電解質二次電池である。単電池20は、密閉容器24と、この密閉容器24内に収容されている発電要素とを有する。発電要素は、正極板と、負極板と、正極板と負極板との間に介在されたセパレータとを有する。密閉容器24の蓋体には、正極端子21と負極端子22とが外部に露出するように設けられている。正極端子21と正極板、および、負極端子22と負極板は、それぞれ、密閉容器24内に配置された集電体により、電気的に接続される。
上記正極端子21は、図中「+」と記され、上記負極端子22は、図中「−」と記されている。単電池20の正極端子21と負極端子22とが並ぶ方向を、X方向とする。X方向は、Z方向に直交する。X方向とZ方向に直交する方向を、Y方向とする。
上記密閉容器24の蓋体には、正極端子21と負極端子22との間に、安全弁23が設けられている。安全弁23は、密閉容器24内で発生する気体の圧力が所定値以上になったときに、この気体を密閉容器24外へ放出する。各単電池20の安全弁23は、第1方向に延在する排気管8によって、覆われている。
第1から第8の単電池20は、第1方向の一方側(図中の上側)から他方側(図中の下側)へ順に、配列されている。第1と第2の単電池20は、それぞれの正極端子21が図中右側に揃うように、配置され、第3と第4の単電池20は、それぞれの正極端子21が図中左側に揃うように、配置され、第5と第6の単電池20は、それぞれの正極端子21が図中右側に揃うように、配置され、第7と第8の単電池20は、それぞれの正極端子21が図中左側に揃うように、配置されている。
第1と第2の単電池20と、第3と第4の単電池20と、第5と第6の単電池20と、第7と第8の単電池20とは、バスバー25を介して、電気的に直列に接続されている。つまり、単電池20は、2つずつ並列に接続され、並列に接続された単電池20が、直列に接続される。
そして、直列に接続された複数の単電池20の正極側は、(図示しない)正極側バスバーを介して、正極外部端子5に電気的に接続される。一方、この複数の単電池20の負極側は、(図示しない)負極側バスバーを介して、負極外部端子6に電気的に接続される。
上記組電池2は、第1エンドプレート31と第2エンドプレート32とを有する。第1エンドプレート31は、複数の単電池20の第1方向の一方側に位置する。第2エンドプレート32は、複数の単電池20の第1方向の他方側に位置する。複数の単電池20は、第1、第2エンドプレート31,32により、挟持されている。
上記組電池2は、第1方向を中心とした周方向に、4つの側面を有する。この4つの側面は、周方向に順に、第1側面2a、第2側面2b、第3側面2cおよび第4側面2dである。第1側面2aは、各単電池20の安全弁23および端子21,22が位置する面である。
上記複数の単電池20と上記第1、上記第2エンドプレート31,32とは、4つの金属製の拘束バンド7により、一体に拘束されている。拘束バンド7は、第1方向に沿って延在し、第1エンドプレート31と第2エンドプレート32に連結されている。第2側面2bと第4側面2dには、それぞれ、1つの拘束バンド7が位置し、第3側面2cには、2つの拘束バンド7が位置する。
上記バッテリ監視要素4は、各単電池20の状態を監視する。バッテリ監視要素4は、樹脂からなる基台41と、この基台41の一面に配置された制御基板42、遮断器43およびコネクタ44とを有する。制御基板42は、単電池20の入出力電流等を制御する。遮断器43は、単電池20から大電流が流れることを防止する。コネクタ44は、例えば車両などの外部端子と電気的に接続される。基台41は、組電池2の第2側面2bに取り付けられる。
図4に示すように、第1方向に隣接するバスバー25,25の間に、隙間があり、この隙間に、仕切部50が配置されている。この隙間から、スペーサ26が露出し、この露出したスペーサ26に、仕切部50が取り付けられる。隣接するバスバー25,25の電位は、同じ電位でなく、異なる電位である。仕切部50とスペーサ26は、別体である、仕切部50とスペーサ26は、絶縁性を有する。仕切部50とスペーサ26とで、スペーサ構造体を構成する。
図5に示すように、上記スペーサ26は、メインプレート部260と、メインプレート部260に接続され、互いに対向する第1、第2フランジ部261,262とを有する。メインプレート部260は、隣接する単電池20,20に挟まれる。第1フランジ部261は、単電池20の端子21,22側に位置する。第2フランジ部262は、単電池20の端子21,22と反対側に位置する。第1フランジ部261と第2フランジ部262との間に、単電池20が嵌まり込む。第1フランジ部261のX方向の両端には、台座部261aが設けられている。
図4と図5に示すように、上記仕切部50は、壁部51と、壁部51に接続される取付部52とを有する。壁部51と取付部52とは、互いに、交差(直交)する。壁部51は、隣接する単電池20の端子21,22の間に、位置する。取付部52は、隣接する単電池20の端子21,22の外側に、位置する。これにより、取付部52が、隣接する単電池20の端子21,22の外側で、ストッパとなり、仕切部50の位置決めがしやすい。
図6に示すように、上記仕切部50の取付部52は、第1フランジ部261の台座部261aを挟んで、台座部261aに取り付けられる。取付部52は、凸部52bを有し、台座部261aは、凹部261bを有する。取付部52の凸部52bは、台座部261aの凹部261bに、着脱自在に係止する。なお、わかりやすくするために、図6では、仕切部50とスペーサ26とをハッチングにて示している。
上記仕切部50の壁部51の上端51aは、バスバー25の上端よりも、高い位置にある。壁部51の上端51aは、単電池20の端子21,22の面と平行な平面である。ここで、上方向とは、単電池20の端子21,22の面に直交する方向(Y方向)である。壁部51のX方向の幅は、単電池20の端子21,22の幅(バスバー25の幅)よりも、大きい。
上記実施形態の組電池2によれば、上記仕切部50は、第1方向に隣接するバスバー25の間に配置され、スペーサ26に取り付けられる。この仕切部50により、第1方向に隣接するバスバー25(隣接する単電池20の端子21,22)が、電気的に接続されることを抑制できる。したがって、意図しない電気的接続を防止できる。
具体的に述べると、上記組電池2の組立時、仕切部50を、予め、隣接するバスバー25,25の間となるスペーサ26に取り付けておく。このとき、仕切部50の取付部52を、第1フランジ部261の台座部261aに、挟んで取り付ける。これにより、例えば、金尺やバスバー25などの金属物が、単電池20の端子21,22上に落ちた際、仕切部50は、金属物が隣接する単電池20の端子21,22を電気的に接続することを、抑制する。
また、上記組電池2の組立後、隣接するバスバー25は、仕切部50により、電気的に接続されない。
また、上記組電池2の組立時、バスバー25を配置する前に、所定の位置に仕切部50を取り付けておくことで、バスバー25の配置ミスをなくすことができる。
また、上記仕切部50は、スペーサ26に対して着脱自在に、取り付けられるので、端子21,22やバスバー25の位置や高さが変わった場合でも、スペーサ26を変更せずに、仕切部50の取付位置や形状だけ変えればよく、設計変更が容易となる。
また、上記仕切部50の壁部51は、板状であるので、仕切部50の強度が、大きくて、仕切部50の耐久性が、よい。また、壁部51の絶縁性が、向上する。
上記実施形態のスペーサ構造体によれば、上記仕切部50を備えるので、意図しない電気的接続を防止できる。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2実施形態の組電池を示すZ方向からみた矢視図である。上記第2実施形態は、上記第1実施形態とは、仕切部の構成のみが相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、上記第2実施形態において、上記第1実施形態と同一の部分には、同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略する。
図7に示すように、仕切部50Aの壁部51の上端51aは、隣接する単電池20の端子21,22の間に位置する第1部分511よりも低くなる第2部分512を有する。仕切部50Aの壁部51の上端51aは、平滑な傾斜面である。つまり、仕切部50Aの上端51aの単電池20の端子21,22からの高さは、単電池20のX方向の外側に向かって連続的に小さくなる。なお、わかりやすくするために、図7では、仕切部50Aとスペーサ26とをハッチングにて示している。
上記実施形態によれば、上記仕切部50Aの上端51aは、仕切部50Aの上端51aの単電池20の端子21,22からの高さが単電池20の外側に向かって小さくなるように、形成されている。これにより、組電池2の組立時、仕切部50Aを、予め、隣接するバスバー25の間となるスペーサ26に取り付けておく。このとき、例えば、金尺やバスバー25などの金属物が、単電池20の端子21,22上に落ちた際、金属物は、単電池20の外側に向かって、仕切部50Aの上端51aを転がり落ちる。この結果、隣接する単電池20の端子21,22は、電気的に接続されない。
なお、上記仕切部50Aの壁部51の上端51aは、平滑な傾斜面となっているが、湾曲面であってもよい。また、上記仕切部50Aの上端51aの単電池20の端子21,22からの高さは、単電池20のX方向の外側に向かって段階的に小さくなるようにしてもよい。
また、上記仕切部50Aの上端51aは、傾斜面であるが、第1部分511よりも低くなる第2部分512を有していればよい。また、仕切部50Aの上端51aは、単電池20のX方向の外側に向かって、順に、低くなり、高くなり、低くなるというような形状であってもよい。また、仕切部50Aの上端51aのうち最も高さが低い部分が、端子21,22およびバスバー25よりも、高くてもよく、転がり落ちた金属物が、端子21,22およびバスバー25に電気的に接続されない。
(第3の実施形態)
図8は、本発明の第3実施形態の組電池を示す斜視図である。上記第3実施形態は、上記第1実施形態とは、バスバーの構成のみが相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、上記第3実施形態において、上記第1実施形態と同一の部分には、同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略する。
図8に示すように、バスバー25には、立ち上がり部60が接続される。立ち上がり部60は、バスバー25からバスバー25に直交する方向に立ち上がる。立ち上がり部60は、外部端子と電気的に接続されるための部分である。なお、立ち上がり部60は、例えば、電圧センサなどのセンサを取り付けるための部分であってもよい。また、立ち上がり部には、単に、他の端子よりも高くなっている端子や、他のバスバーよりも高くなっているバスバーを含むようにしてもよい。
上記立ち上がり部60と、上記立ち上がり部60の第1方向(Z方向)に隣接するバスバー25との間には、仕切部50が配置されている。したがって、この仕切部50により、立ち上がり部60と立ち上がり部60の第1方向に隣接するバスバー25とが、電気的に接続されることを抑制できる。つまり、立ち上がり部60は、他の端子やバスバーよりも高くなっているので、他の端子やバスバーと短絡しやすくなっている。そのような短絡リスクが高い部位の周辺に仕切部を付けることで、効果的となる。なお、立ち上がり部60の周囲だけ、仕切部50を取り付けるようにしてもよく、または、立ち上がり部60の周囲だけ、仕切部50の壁部51を高くするようにしてもよい。
(第4の実施形態)
図9は、本発明の第4実施形態の組電池を示すY方向からみた矢視図である。上記第4実施形態は、上記第1実施形態とは、単電池の配置のみが相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、上記第4実施形態において、上記第1実施形態と同一の部分には、同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略する。
図9に示すように、全ての単電池20は、直列に接続されている。つまり、複数の単電池20は、正極端子21と負極端子22が第1方向に交互に反転するように、配置されている。そして、隣接する単電池20の正極端子21と単電池20の負極端子22とが、バスバー25を介して、接続されている。隣接するバスバー25,25の間に、仕切部50が配置されている。
したがって、単電池20の配置(つまり、単電池20の並列数)が変わり、隣接するバスバー25,25の間の位置が変わっても、隣接するバスバー25,25の間の位置に仕切部50を簡単に配置することができる。また、仕切部50とスペーサ26とが別体になっているため、単電池20の並列数が変わっても、スペーサ26を設計変更する必要がない。
仮に、上記仕切部50と上記スペーサ26とを一体にすると、図9に示すように、仕切部50が全スペーサ26に取り付けられている場合、1種類のスペーサで対応可能となる。一方、図4に示すように、半分のスペーサに仕切部を取り付け、半分のスペーサに仕切部を取り付けない場合、2種類のスペーサが必要になる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。例えば、上記第1から上記第4の実施形態のそれぞれの特徴点を様々に組み合わせてもよい。
上記実施形態では、仕切部を、スペーサを挟むようにしてスペーサに取り付けたが、超音波溶接によりスペーサに接合するようにしてもよい。または、仕切部を、ねじ等にてスペーサに固定するようにしてもよい。または、仕切部を、接着剤によりスペーサに固定するようにしてもよい。
上記実施形態では、仕切部の壁部を、板状に形成したが、線状に形成するようにしてもよい。これにより、仕切部の軽量化を図ることができる。
上記実施形態では、仕切部を、第1方向に隣接するバスバーの間や、第1方向に隣接する単電池の端子の間に配置したが、仕切部を、電池幅方向で隣接するバスバーの間や、電池高さ方向で隣接するバスバーの間に配置して、これらのバスバー同士の短絡を防止するようにしてもよい。
1 ケース
2 組電池
4 バッテリ監視要素
5 正極外部端子
6 負極外部端子
7 拘束バンド
8 排気管
10 本体
11 蓋体
20 単電池
21 正極端子
22 負極端子
23 安全弁
25 バスバー
26 スペーサ
260 メインプレート部
261 第1フランジ部
261a 台座部
261b 凹部
262 第2フランジ部
31 第1エンドプレート
32 第2エンドプレート
50,50A 仕切部
51 壁部
51a 上端
511 第1部分
512 第2部分
52 取付部
52b 凸部
60 立ち上がり部

Claims (6)

  1. 複数の単電池と、
    隣接する上記単電池の間に配置されるスペーサと、
    隣接する上記単電池の端子の間、または、上記単電池の端子を接続する隣接するバスバーの間に配置され、上記スペーサに取り付けられる仕切部と
    を備えることを特徴とする組電池。
  2. 請求項1に記載の組電池において、
    上記仕切部は、上記スペーサに対して着脱自在に、取り付けられることを特徴とする組電池。
  3. 請求項1または2に記載の組電池において、
    上記仕切部は、
    上記隣接する単電池の端子の間または上記隣接するバスバーの間に位置する壁部と、
    上記壁部に交差するように接続され、上記隣接する単電池の端子または上記隣接するバスバーの外側に位置する取付部と
    を有することを特徴とする組電池。
  4. 請求項1から3の何れか一つに記載の組電池において、
    上記仕切部の上端は、上記隣接する単電池の端子の間または上記隣接するバスバーの間に位置する第1部分よりも低くなる第2部分を有することを特徴とする組電池。
  5. 請求項1から4の何れか一つに記載の組電池において、
    上記バスバーに接続され、上記バスバーから立ち上がる立ち上がり部を有し、
    上記立ち上がり部と上記立ち上がり部に隣接する上記単電池の端子または上記バスバーとの間には、上記仕切部が配置されていることを特徴とする組電池。
  6. スペーサと、
    上記スペーサに取り付けられる仕切部と
    を備えることを特徴とするスペーサ構造体。
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