JP2015188967A - Work machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、モータの動力で先端工具を動作させて作業を行う作業機に関する。 The present invention relates to a working machine that performs work by operating a tip tool with the power of a motor.
従来から、モータの動力で先端工具を動作させて作業を行う作業機が知られており、その例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された作業機は、ハウジング内に設けられたモータと、ハウジングに回転可能に設けられた出力軸と、ハウジング内に設けられ、かつ、モータの回転力を出力軸の揺動力に変換する動力変換機構と、を有する。出力軸のうちハウジングの外の配置された箇所に先端工具が取り付けられている。また、作業者により操作されるレバーが、ハウジングに設けられている。
2. Description of the Related Art Conventionally, a working machine that performs work by operating a tip tool with the power of a motor is known, and an example thereof is described in
特許文献1に記載された作業機は、作業者がレバーを操作するとモータが回転または停止される。モータの回転力が、動力変換機構を経由して出力軸に伝達されると、先端工具が所定の角度範囲内で往復動作し、相手材を切断する作業、相手材を研磨する作業、相手材を剥離する作業等が行われる。
In the working machine described in
特許文献1に記載された作業機においては、先端工具を動作させて作業を行うと、作業によって生じた異物、例えば、切粉、研磨粉、剥離片等が、相手材に付着する等して作業状態が悪化するといった問題があった。
In the working machine described in
本発明の目的は、作業によって生じた異物をファン風で積極的に飛散させるまたは吸い込むことの可能な作業機を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a working machine capable of actively scattering or sucking foreign matter generated by work with a fan wind.
本発明の作業機は、モータと、前記モータを収容するハウジングと、前記モータの動力が伝達される先端工具と、前記ハウジングの内部に設けられ、かつ、前記モータの動力で正回転と逆回転とに切り替えられて空気の流れを形成する第1のファンと、を有し、前記第1のファンを正回転させることで、前記ハウジング内の空気を前記先端工具に向けて前記ハウジングの外部に排出し、前記第1のファンを逆回転させることで、前記先端工具が配置されている箇所から空気を前記ハウジングの内部に吸入する。 The work machine according to the present invention includes a motor, a housing that houses the motor, a tip tool to which the power of the motor is transmitted, and a forward rotation and a reverse rotation that are provided inside the housing and that are driven by the power of the motor. A first fan that forms a flow of air by switching to the outside, and by rotating the first fan in a forward direction, the air in the housing is directed toward the tip tool to the outside of the housing. By discharging and rotating the first fan in the reverse direction, air is sucked into the housing from the place where the tip tool is disposed.
本発明によれば、第1のファンを正回転させることで、ハウジング内の空気を先端工具に向けて吹き付け、異物を除去できる。また、第1のファンを逆回転させることで、先端工具が配置されている箇所から、空気と共に空気をハウジングの内部に吸入できる。 According to the present invention, by rotating the first fan in the forward direction, the air in the housing can be blown toward the tip tool to remove foreign matter. Further, by rotating the first fan in the reverse direction, air can be sucked into the housing together with the air from the place where the tip tool is disposed.
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に相当する作業機を、図1〜図3に基づいて説明する。作業機10は、ブレード形状の先端工具11を備えている。作業機10は、電動モータ12を収容したハウジング13と、電動モータ12に電力を供給する電池パック14とを有する。電池パック14はハウジング13に着脱することが可能である。作業機10は、商用電源のコンセントに接続する電源コードがハウジング13に設けられていない、コードレスタイプである。
(Embodiment 1)
A working machine corresponding to
ハウジング13は、第1軸線A1が通るモータケース15と、第1軸線A1に沿った方向でモータケース15の一端に取り付けられたギヤケース16と、を有する。モータケース15とギヤケース16とは別体であり、固定要素により固定されている。固定要素はねじを含む。また、モータケース15は筒形状であり、モータケース15は装着部17を有する。装着部17は、第1軸線A1に沿った方向でギヤケース16が取り付けられた端部とは反対側に設けられている。第1軸線A1は、電動モータ12の回転中心線であり、電池パック14は装着部17に着脱される。
The
次に、装着部17の構成を説明する。装着部17は、モータケース15の内部に形成されたモータ収容室75と、ハウジング13の外部とを隔てる隔壁18を有し、複数の本体側端子が隔壁18に取り付けられている。複数の本体側端子はプレート形状であり、複数の本体側端子は、モータケース15の外部に露出している。電池パック14は、収容ケース内に電池セルを複数個収容しており、電池セルは、充電及び放電を繰り返し行うことのできる二次電池である。電池セルは、リチウムイオン電池セル、ニッケル水素電池セル、リチウムイオンポリマー電池セル、ニッケルカドミウム電池セル等を含む。電池パック14は、電池セルに接続された電池側端子を有する。そして、電池パック14が装着部17に取り付けられていると、本体側端子が電池側端子と接続される。
Next, the configuration of the
一方、メインスイッチ19がモータ収容室75に設けられ、作業者が操作するレバー20が、モータケース15に設けられている。レバー20は、モータケース15に沿って移動可能である。また、レバー20に加えられた操作力をメインスイッチ19に伝達するリンク21が、モータケース15内に設けられている。さらに、モータケース15に切り替えスイッチが設けられている。切り替えスイッチは作業者が操作して、電動モータ12の回転方向を切り替えるために設けられている。
On the other hand, the
さらに、モータ収容室75にコントローラ22が設けられている。コントローラ22は、演算部、記憶部、入力ポート、出力ポート等を備えた公知のマイクロコンピュータであり、コントローラ22は信号ケーブルを介してメインスイッチ19、切り替えスイッチに接続されている。また、コントローラ22は制御信号を発生する。
Further, the
モータケース15を厚さ方向に貫通する通路23が設けられている。通路23は、モータ収容室75と、ハウジング13の外部とをつなぐ。そして、装着部17に電池パック14が取り付けられると、電池パック14の電力をコントローラ22に供給することが可能である。
A
先端工具11に伝達する動力を発生する動力源としての電動モータ12は、ブラシレスモータであり、電動モータ12はモータケース15内に設けられている。電動モータ12は固定子24及び回転子25を有する。回転子25と共に一体回転するモータ軸26が設けられている。モータ軸26は第1軸線A1を中心として回転可能である。モータ軸26の一端は、軸受27により回転可能に支持されている。
The
モータ軸26における軸受27で支持された箇所とは反対側の端部にスピンドル28が設けられている。スピンドル28は、モータ軸26と共に一体回転可能である。スピンドル28は、ギヤケース16内に設けた軸受50により回転可能に支持されている。モータ軸26及びスピンドル28は、第1軸線A1を中心として同心状に配置されている。
A
また、スピンドル28の外周面に第2のファン29が取り付けられている。第2のファン29は、モータケース15内に配置されており、第2のファン29は、第1軸線A1に沿った方向で、軸受50と電動モータ12との間に配置されている。第2のファン29は、公知の遠心ファンが用いられている。このため、第2のファン29は、スピンドル28の回転方向に関わりなく、スピンドル28を中心とする半径方向で、内側から外側に向かう空気の流れを形成する。
A
さらに、モータケース15内からギヤケース16内に亘り、隔壁30が設けられている。隔壁30は第1軸線A1を中心とする筒形状であり、ファン収容ケースを構成している。その隔壁30内にファン収容室30aが形成され、第2のファン29がファン収容室30a内に配置されている。また、スピンドル28は隔壁30内で回転可能である。第1軸線A1に沿った方向で、隔壁18と隔壁30との間に、モータ収容室75が形成されている。モータ収容室75はファン収容室30aにつながっている。
Further, a
さらに、ハウジング13の外部とファン収容室30aとをつなぐ通路31が設けられている。通路31は、モータケース15及び隔壁30を貫通して開口されている。通路31は、第1軸線A1に沿った方向で、第2のファン29の配置範囲と重なる箇所に設けられている。
Furthermore, a
一方、ギヤケース16内に、合成樹脂製のホルダ32が設けられている。ホルダ32には、円筒形状のスリーブ47が取り付けられており、スリーブ47に軸受50が取り付けられている。
On the other hand, a
次に、先端工具11を支持する機構を説明する。ギヤケース16内に第1スライド軸34が設けられており、第1スライド軸34と同心状に第2スライド軸35が設けられている。第1スライド軸34と第2スライド軸35は、第2軸線B1を中心として一体的に回転可能である。作業機10を側面視した図1及び図2において、第1スライド軸34の回転中心である第2軸線B1は、モータ軸26の第1軸線A1と直交する。第2スライド軸35は円筒部材36により保持されている。円筒部材36は、軸受37により回転可能に支持されており、第2スライド軸35は円筒部材36に対して第2軸線B1に沿った方向に移動可能である。
Next, a mechanism for supporting the
第1スライド軸34は、円筒状の工具支持部材38内に配置されており、工具支持部材38はスイングアーム39に連結されている。スイングアーム39は、図3に示すように、工具支持部材38と共に第2軸線B1を中心として所定角度の範囲内で動作する。工具支持部材38は、円筒部材36、第2スライド軸35と共に一体回転する。
The
工具支持部材38内に弾性部材40が設けられており、弾性部材40の力で第1スライド軸34及び第2スライド軸35は、第2軸線B1に沿った方向に押されている。弾性部材40は、金属製の圧縮コイルバネである。第2軸線B1に沿った方向で、工具支持部材38の一部はギヤケース16の外に配置されている。工具支持部材38におけるギヤケース16の外に配置された箇所に、円筒状のガイド部材41が取り付けられている。ガイド部材41は、工具支持部材38に対して回転可能に、かつ、第2軸線B1に沿った方向に移動可能である。ガイド部材41は、作業者により操作される。
An
また、先端工具11は、工具固定部材42を用いて工具支持部材38の先端に固定されている。工具固定部材42は軸部42a及び頭部42bを有し、軸部42aの外周面に歯が形成されている。また、工具支持部材38により支持された係止部材43が設けられており、係止部材43は第2軸線B1を中心として半径方向に移動可能である。また、係止部材43は歯を有し、係止部材43の歯と、軸部42aの歯とが噛み合うことで、工具固定部材42は、工具支持部材38に対して第2軸線B1に沿った方向に固定されている。第1スライド軸34は、弾性部材40の力で押されており、その力が工具固定部材42に伝達され、先端工具11は、工具支持部材38の先端と、工具固定部材42の頭部42bとの間に挟まれて、先端工具11は工具支持部材38に固定されている。
The
さらに、ギヤケース16にレバー44が取り付けられており、レバー44は支持軸45を中心として、予め定められた角度の範囲内で回動可能である。作業者がレバー44を操作すると、工具支持部材38が、第2スライド軸35を介して図2で下向きに押される。すると、工具支持部材38は、弾性部材74の力に抗して動作し、工具固定部材42の頭部42bが工具支持部材38の先端から離れる。また、作業者がガイド部材41を操作すると、軸部42aの歯と、係止部材43の歯との噛み合いが解除され、工具固定部材42を工具支持部材38から抜き取ることができる。つまり、先端工具11を工具支持部材38から取り外すことができる。
Further, a
これに対して、先端工具11を工具支持部材38に取り付ける場合は、先端工具11の孔に工具固定部材42の軸部42aを挿入し、その軸部42aを工具支持部材38内に挿入する。そして、作業者がガイド部材41を操作すると、係止部材43の歯と、軸部42aの歯とが噛み合う。さらに、作業者がレバー44を操作すると、弾性部材40の力で第1スライド軸34が動作する。すると、工具固定部材42の頭部42bが先端工具11に押し付けられて、先端工具11が工具支持部材38に固定される。工具支持部材38に固定された先端工具11は、第2軸線B1を中心とする外側に向けて延ばされている。
On the other hand, when attaching the
一方、ホルダ32内に変換機構46が設けられている。変換機構46は、スピンドル28の回転力を、先端工具11が所定角度の範囲内で往復動作する力に変換する機構である。変換機構46は、スピンドル28、スイングアーム39、軸受49、工具支持部材38を含む。スピンドル28の中心は第1軸線A1であり、スピンドル28に偏心軸28aが設けられている。偏心軸28aの中心線D1は、第1軸線A1に対して平行であり、かつ、第1軸線A1から偏心している。軸受49は、内輪および外輪と、内輪と外輪との間に介在された転動体としてのボールと、を有する玉軸受である。偏心軸28aの外周面に、軸受49の内輪が取り付けられている。
On the other hand, a
図3のように、軸受49の外輪はスイングアーム39により支持されている。スイングアーム39は、工具支持部材38の外周面に固定されたリング51と、リング51の外周面から半径方向で外側に延ばされた突出部52と、突出部52に連続され、かつ、互いに平行に延びた一対のアームを有する支持部53と、を備えている。一対のアームは、軸受49の外輪の外径に等しい間隔で配置されている。一対のアームは、軸受49の外輪に接触している。つまり、軸受49の外輪は、一対のアームの間に挟まれている。
As shown in FIG. 3, the outer ring of the
工具支持部材38の平面視で、スイングアーム39は、軸受49に対して工具支持部材38を中心として、所定の角度範囲内で揺動可能である。スイングアーム39が揺動する角度範囲は90度未満である。工具支持部材38の平面視で、スイングアーム39及び先端工具11を通る中心線A2は、第2軸線B1において、第1軸線A1と交差する。中心線A2は、先端工具11の幅方向の中心を通る。
In a plan view of the
さらに、ホルダ32にファン収容室54が設けられている。ファン収容室54は、第1軸線A1に沿った方向で、第2のファン29とスリーブ47との間に形成された空間である。ファン収容室54は、隔壁30によりモータ収容室75から隔てられている。ファン収容室54に第1のファン55が設けられている。第1のファン55は、例えば、アキシャルファン、つまり、軸流ファンが用いられている。第1のファン55はスピンドル28に固定されており、第1のファン55はスピンドル28と共に回転し、第1軸線A1に沿った方向の空気流を形成する。
Further, a
また、第1のファン55は、スピンドル28の回転方向が切り替わると、第1軸線A1に沿った方向で空気の流れる向きが変わる。さらに、第1軸線A1に沿った方向で、第1のファン55及び第2のファン29は、電動モータ12と工具支持部材38との間に配置されている。
In addition, when the rotation direction of the
さらに、ギヤケース16の内部と外部とをつなぐ通路56,57が設けられている。通路56は、ホルダ32及びギヤケース16を貫通して開口されている。通路56は、第1軸線A1に沿った方向で、第2のファン29と第1のファン55との間に配置されている。
通路56は、ファン収容室54と、ギヤケース16の外部とをつなぐ。通路57はホルダ32及びギヤケース16に亘って設けられており、通路57はファン収容室54に通じている。
Furthermore,
The
さらに、ギヤケース16の端部から、先端工具11に向けて突出したダクト58が設けられている。ダクト58は、第2軸線B1を中心とする半径方向で、工具支持部材38よりも外に配置されている。通路57は、ダクト58の通路58aに通じている。ダクト58の通路58aの内面を表す2本の延長線C1,C2上に先端工具11が位置する。作業機10を平面視すると、第2軸線B1を中心とする先端工具11の動作範囲と、通路58aから空気が排出される範囲とが、少なくとも一部で重なる。
Further, a
上記構成の作業機10は、電池パック14が装着部17に取り付けられている状態で、作業者がレバー20を操作し、メインスイッチ19がオンされると、電池パック14の電力が電動モータ12に供給され、電動モータ12のモータ軸26が回転する。なお、メインスイッチ19をオンする前に、回転方向切り替えスイッチを操作すれば、モータ軸26の回転方向を正回転または逆回転の何れかに設定可能である。これに対して、レバー20が操作されてメインスイッチ19がオフされると、電池パック14の電力は電動モータ12に供給されなくなり、電動モータ12のモータ軸26が停止する。
In the working
作業機10において、電動モータ12に電力が供給されてモータ軸26及びスピンドル28が回転すると、偏心軸28a及び軸受49は、第1軸線A1の回りを公転する。軸受49が第1軸線A1の回りを公転すると、図3(A)、(B)に示すように、スイングアーム39が、第2軸線B1を中心として所定の角度範囲で往復運動する。つまり、スイングアーム39及び工具支持部材38は、所定角度の範囲内で一体的に振動する。このようにして、電動モータ12の回転力は、先端工具11の往復動作力に変換される。
In the
ここで、先端工具11を相手材に押し付けると、相手材を剥離する作業、相手材を研磨等する作業等を行える。なお、スピンドル28の第1軸線A1を含む平面内において、軸受49の外輪の外周面は湾曲している。このため、スイングアーム39が工具支持部材38を中心として揺動し、スイングアーム39の中心線A2が、第1軸線A1に対して傾斜しても、支持部53が軸受49の外輪を保持した状態が維持される。
Here, when the
作業機10は、スピンドル28が回転すると第2のファン29が回転する。ハウジング13の外部の空気は、第2のファン29が回転すると通路23を介してモータ収容室75に吸い込まれる。モータ収容室75に吸い込まれた空気は、通路31を介してハウジング13の外部に排出される。このため、モータケース15内のコントローラ33、電動モータ12の熱が空気に伝達されて冷却される。
In the
一方、スピンドル28の回転力で第1のファン55が正回転すると、ハウジング13外の空気が、通路56を通りファン収容室54に吸い込まれる。ファン収容室54に流入した空気は、通路57を通りダクト58からギヤケース16の外に排出される。ダクト58から排出される空気の一部は、先端工具11及び相手材に吹き付けられ、先端工具11または相手材に付着している異物を除去できる。
On the other hand, when the
電動モータ12の回転方向が切り替えられてスピンドル28が逆回転し、かつ、第1のファン55が逆回転すると、先端工具11付近の空気が、ダクト58の通路58aから通路57に吸い込まれる。通路57に吸い込まれた空気はファン収容室54に流れ込む。ファン収容室54に流れ込んだ空気は、通路56からハウジング13の外に排出される。上記のように、ダクト58から空気をファン収容室54に吸入する際に、先端工具11または相手材に付着している異物を除去できる。
When the rotation direction of the
また、通路57及びファン収容室54は、ホルダ32及び隔壁30により、変換機構46及びモータ収容室75から隔てられている。したがって、通路57及びファン収容室54を通る空気に異物が混入していても、その異物が、変換機構46の配置箇所、モータ収容室75に侵入することはない。
In addition, the
また、第1のファン55の回転方向に関わりなく、変換機構46の熱は、ホルダ32を介して通路57内の空気に伝達され、変換機構46を冷却できる。さらに、先端工具11に空気を吹き付ける場合、先端工具11付近の空気を吸い込む場合の何れにおいても、先端工具11の熱を奪い冷却することができる。
Regardless of the rotation direction of the
なお、電動モータ12が逆回転しても第2のファン29で形成される空気の流れの向きは変わらない。このため、ハウジング13の外の空気が通路23からモータケース15内に吸い込まれ、モータケース15内に吸い込まれた空気は通路31から排出される。
Even if the
作業機10の変更例を、図4を参照して説明する。作業機10に集塵バッグ59が設けられている。集塵バッグ59は、可撓性を備えた材料、例えば、紙等で成形されており、集塵バッグ59は、塵埃を捕捉する機能を有し、かつ、通気性を備えている。集塵バッグ59の取り付け部59aは、ハウジング13の外面に対して着脱可能であり、取り付け部59aがハウジング13に取り付けられると、集塵バッグ59の内部と通路56とがつながる。
A modification example of the
集塵バッグ59が取り付けられた作業機10においては、電動モータ12を逆回転させる。すると、先端工具11付近の空気が、通路57及びファン収容室54を通り、通路56から集塵バッグ59内へ排出される。したがって、先端工具11または相手材に付着している異物を除去し、除去した異物を集塵バッグ59に回収できる。
In the
(実施の形態2)
本発明における作業機の実施の形態2を、図5に示す作業機としてのジグソー150を参照して説明する。ジグソー150は、ハウジング152と、ハウジング152に着脱される電池パック153と、を有する。また、ハウジング152内を仕切るインナカバー201が設けられている。インナカバー201に囲まれた空間に電動モータ151が設けられ、電動モータ151はモータ軸154を有する。また、モータ軸154と同心状にスピンドル155が設けられている。モータ軸154及びスピンドル155は、第1軸線E1を中心として一体回転可能である。スピンドル155の外周面にピニオンギヤ156が設けられている。
(Embodiment 2)
A working machine according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to a
インナカバー201により囲まれた空間に、ギヤホルダ157が回転しないように設けられており、ギヤホルダ157に取り付けた軸受160は、スピンドル155を回転可能に支持している。また、ハウジング152内に2個の軸受161,162が設けられており、軸受161,162によりモータ軸154が回転可能に支持されている。第1軸線E1に沿った方向で、軸受161と軸受162との間に電動モータ151が配置されており、第1軸線E1に沿った方向で、電動モータ151と軸受160との間に軸受162が配置されている。
The
ギヤホルダ157にはスピンドル155と平行な支持軸163が固定されており、支持軸163は回転部材164を回転可能に支持している。回転部材164の外周面にギヤ164aが設けられており、ギヤ164aはピニオンギヤ156と噛合している。ピニオンギヤ156の歯数は、ギヤ164aの歯数よりも少なく、スピンドル155のトルクを回転部材164に伝達する際に、スピンドル155の回転速度よりも回転部材164の回転速度が低くなる。つまり、ピニオンギヤ156及びギヤ164aは、減速機構183を構成している。回転部材164に連続して偏心軸165が設けられている。偏心軸165は、支持軸163から偏心した位置に設けられている。
A
そして、偏心軸165の外周にバランスウェイト166が取り付けられている。バランスウェイト166は金属により一体成形されている。バランスウェイト166には、長穴166aが設けられており、長穴166aの長軸は水平方向に配置されている。偏心軸165は長穴166a内に配置されており、偏心軸165は長穴166a内で回転可能であり、かつ、長穴166aの長軸方向に移動可能である。さらに、バランスウェイト166にカムプレート179が取り付けられている。カムプレート179は、図5でバランスウェイト166と共に上下動する。カムプレート179の下端に接触子179aが設けられている。さらに、バランスウェイト166には、図5で上下方向に延ばされた直線状のスリット167が設けられている。
A
一方、ギヤホルダ157には、ガイドピン168が固定されており、ガイドピン168がスリット167内に配置されている。ガイドピン168はスリット167内で移動可能であり、ガイドピン168は、バランスウェイト166の移動方向を、図5の上下方向に規制する。
On the other hand, a
さらに、回転部材164において支持軸163から偏心した位置にピン169が取り付けられている。ピン169が支持軸163に対して偏心している位置は、偏心軸165が支持軸163に対して偏心している位置とは、180度反対である。また、インナカバー201により囲まれた空間に、プランジャ170が設けられている。プランジャ170は、ホルダ176により支持されている。ホルダ176は支持軸177を介してハウジング152に支持されている。支持軸177は水平方向に延ばされている。図5において、ホルダ176は、支持軸177を中心として時計回り及び反時計回りに、所定角度の範囲内で回転可能である。また、ホルダ176には支持孔178が設けられており、支持孔178内にプランジャ170が挿入されている。支持孔178は、図5でホルダ176を上下方向に貫通しており、プランジャ170は支持孔178内で上下方向に移動可能である。
Further, a
また、プランジャ170に長穴171が設けられている。長穴171の長軸は水平方向に配置されている。そして、ピン169は長穴171内へ移動可能に配置されている。ピン169は長穴171内で回転可能であり、かつ、長穴171の長軸方向に移動可能である。また、ピン169は、長穴171内で長さ方向に移動可能である。さらに、インナカバー201により囲まれた空間に弾性部材196が設けられている。弾性部材196は圧縮コイルバネであり、図5でプランジャ170は、弾性部材196の力で、支持軸177を中心として時計回りに付勢されている。そして、プランジャ170の下端に鋸刃172が取り付けられている。鋸刃172はハウジング152の外に配置されている。鋸刃172はブレード形状であり、鋸刃172の側縁に刃が形成されている。鋸刃172は固定具185によりプランジャ170に固定されている。
The
上記の回転部材164、ピン169、プランジャ170、ホルダ176により、変換機構195が構成されている。変換機構195は、モータ軸154の回転力を、鋸刃172の往復運動力に変換する。
The rotating
さらに、ハウジング152に揺動アーム180が取り付けられている。揺動アーム180は支持軸181を中心として、図5で時計回り及び反時計回りに所定角度の範囲内で揺動可能である。揺動アーム180の一端にローラ182が回転可能に取り付けられている。
また、接触子179aが揺動アーム180に接触している。プランジャ170は、弾性部材196の力により図5で時計回りに付勢されており、プランジャ170に取り付けられた鋸刃172がローラ182に押し付けられている。
Further, a
The
揺動アーム180は鋸刃172が押し付けられる力で、図5において時計回りに付勢されており、揺動アーム180は接触子179aに接触して所定位置で停止する。このため、弾性部材196の力で押されるプランジャ170も所定位置で停止する。カムプレート179、接触子179a、揺動アーム180、ローラ182、弾性部材196等により軌道調節機構197が構成されている。軌道調節機構197は、オービタル機構とも呼ばれ、図5におけるジグソー150の側面視で、鋸刃172の動作軌道を調節する機構である。
The
さらに、インナカバー201に囲まれた空間に、ファン収容室174及びモータ収容室175が設けられており、ファン収容室174とモータ収容室175とを仕切る隔壁173が設けられている。モータ収容室175に電動モータ151が配置されている。第1軸線E1に沿った方向で、ファン収容室174は、モータ収容室175とギヤホルダ157との間に配置されている。隔壁173は軸孔を有し、スピンドル155は軸孔内で回転可能である。
Further, a
ファン収容室174内に第1のファン184が設けられている。第1のファン184は、スピンドル155に固定されている。第1のファン184は軸流ファンであり、スピンドル155と共に回転し、かつ、第1軸線E1に沿った方向の空気の流れを形成する。また、第1のファン184は、スピンドル155の回転方向が切り替えられると、第1軸線E1に沿った方向に空気の流れを形成する向きが切り変わる。
A
ファン収容室174とハウジング152の外とをつなぐ通路186が設けられている。通路186はハウジング152を貫通して開口されている。また、ハウジング152の内外に亘ってダクト187が設けられている。ダクト187は通路187aを有し、通路187aは、ファン収容室174とハウジング152の外とをつなぐ。また、ギヤホルダ157に通路200が設けられており、通路200は通路187a及びファン収容室174につながっている。通路187aの開口端は、鋸刃172が配置された箇所付近、具体的には、ローラ182と固定具185との間に配置されている。なお、ダクト187は、バランスウェイト166及びカムプレート179が動作する空間を避けた位置に配置されている。
A passage 186 connecting the
インナカバー201に囲まれた空間にファン収容室198が設けられている。ファン収容室198は、第1軸線E1に沿った方向で、モータ収容室175とファン収容室174との間に配置されている。ファン収容室198内に第2のファン188が設けられている。第2のファン188はスピンドル155と共に一体回転する。第2のファン188は遠心ファンであり、スピンドル155の回転方向に関わりなく、半径方向で内側から外側に向かう空気流を形成する。ファン収容室198と、ハウジング152の外とをつなぐ通路189が設けられている。第1軸線E1に沿った方向で、通路189の配置範囲の少なくとも一部が、第2のファン188の配置範囲と重なっている。第1のファン184及び第2のファン188は、共に第1軸線E1を中心として回転可能に配置されている。第1のファン184及び第2のファン188は、第1軸線E1に沿った方向で、電動モータ151とプランジャ170との間に配置されている。
A
さらに、ハウジング152に、ハウジング152の内部と外部とをつなぐ通路190が設けられている。第1軸線E1に沿った方向で、モータ収容室175は、通路190とファン収容室198との間に配置されている。
Further, the
さらに、ハウジング152に操作ボタン191が設けられ、ハウジング152内にメインスイッチ192、コントローラ193が設けられている。さらに、ハウジング152はグリップ202を有し、グリップ202にトリガレバー194が設けられている。操作ボタン191が操作されると、メインスイッチ192がオンまたはオフされ、電池パック153の電力を電動モータ151に供給することが可能となる。トリガレバー194が操作されると、電池パック153から電動モータ151に電圧が印加され、モータ軸154が回転する。なお、モータ軸154の正回転と逆回転とを切り替える切り替えスイッチが設けられている。切り替えスイッチは作業者により操作される。
Further, an
次に、ジグソー150の使用例を説明する。トリガレバー194が操作されて、電動モータ151のモータ軸154が正回転すると、スピンドル155のトルクが回転部材164に伝達される。回転部材164は支持軸163を中心として回転し、ピン169は、支持軸163の周囲を公転する。すると、ピン169の移動力はプランジャ170に伝達されて、プランジャ170が図5で上下方向に往復動する。つまり、プランジャ170は、上昇する動作と下降する動作とを交互に繰り返す。
Next, a usage example of the
一方、回転部材164の回転時、偏心軸165は支持軸163を中心として公転する。偏心軸165の公転力はバランスウェイト166に伝達され、バランスウェイト166は、図5で上下方向に往復動作する。また、カムプレート179はバランスウェイト166と共に、図5で上下方向に往復動作する。
On the other hand, when the rotating
図5でプランジャ170が上下方向に往復動作し、かつ、バランスウェイト166が上下方向に往復動作する場合、プランジャ170が動作する向きと、バランスウェイト166が動作する向きとが、支持軸163を中心として逆になる。このため、プランジャ170の動作で生じる慣性力と、バランスウェイト166の動作で生じる慣性力とが打ち消し合い、ジグソー150の振動が抑制される。
In FIG. 5, when the
また、プランジャ170が上昇すると、バランスウェイト166が下降する。バランスウェイト166と共にカムプレート179が下降すると、接触子179aが揺動アーム180に押し付けられる力が増加する。このため、図5で揺動アーム180を支持軸181を中心として反時計回りに付勢する力が増加する。
Further, when the
すると、弾性部材196の力でプランジャ170に加わる時計回りの付勢力よりも、ローラ182及び鋸刃172を介してプランジャ170に加わる反時計回りの力の方が大きくなり、プランジャ170と共に上昇する鋸刃172が相手材に押し付けられ、相手材が切断される。このように、プランジャ170は上昇する際に、第2軸線E2に沿った直線状に動作する。第2軸線E2は、ジグソー150を側面視する図5において、第1軸線E1に対して交差する。
Then, the counterclockwise force applied to the
これに対して、プランジャ170が下降する際は、バランスウェイト166が上昇する。バランスウェイト166と共にカムプレート179が上昇すると、接触子179aが揺動アーム180に押し付けられる力が低下する。このため、図5で揺動アーム180を支持軸181を中心として反時計回りに付勢する力が低下する。
On the other hand, when the
すると、弾性部材196の力でプランジャ170に加わる時計回りの付勢力よりも、ローラ182及び鋸刃172を介してプランジャ170に加わる反時計回りの力の方が小さくなる。したがって、プランジャ170が下降する際は、鋸刃172が相手材から離れ、鋸刃172の動作抵抗が軽減される。
Then, the counterclockwise force applied to the
プランジャ170及び鋸刃172は、モータ軸154が回転している間、上昇動作及び下降動作を繰り返し、鋸刃172が対象物を切断する。また、鋸刃172の動作軌道は、軌道調節機構197により略楕円形に調節される。さらに、切り替えスイッチが操作されて、モータ軸154が逆回転した場合でも、同様の作用及び動作が生じて、鋸刃172が相手材を切断する。
The
一方、モータ軸154が正回転すると、スピンドル155と共に第1のファン184が正回転する。すると、ハウジング152の外の空気が、通路186を通りファン収容室174内に吸い込まれる。ファン収容室174内に吸い込まれた空気は、通路内200,187aを通り、ハウジング152の外へ排出される。具体的には、ダクト187から排出される空気は、鋸刃172が配置されている箇所付近に向けて吹き出される。したがって、鋸刃172または相手材に付着している切断粉、塵埃等の異物を除去できる。
On the other hand, when the
これに対して、切り替えスイッチが操作されて、モータ軸154が逆回転すると、スピンドル155と共に第1のファン184が逆回転する。すると、ハウジング152の外の空気が、通路187a,200を通り、ファン収容室174内に吸い込まれる。ファン収容室174内に吸い込まれた空気は、通路186からハウジング152の外へ排出される。このため、鋸刃172または相手材に付着している異物を、空気と共に除去することができる。
On the other hand, when the changeover switch is operated and the
また、インナカバー201に囲まれた空間に設けられた減速機構183及び変換機構195の熱は、ギヤホルダ157またはダクト187を経由して、ファン収容室174を通る空気、通路187a,200を通る空気に伝達される。したがって、第1のファン184の正回転時、または第1のファン184の逆回転時のいずれにおいても、減速機構183及び変換機構195を冷却できる。
Further, the heat of the
さらに、通路187a,200及びファン収容室174は、モータ収容室175、減速機構183、変換機構195等から隔てられている。したがって、通路187a,200及びファン収容室174を通る空気に異物が混入していても、その異物が、モータ収容室175、減速機構183または変換機構195が配置されている箇所に侵入することはない。
Furthermore, the
さらに、モータ軸154の回転方向が正回転または逆回転のいずれであっても、第2のファン188で形成される空気の流れの向きは変わらない。このため、ハウジング152の外の空気が、通路190からモータ収容室175に吸い込まれ、モータ収容室175に吸い込まれた空気は通路189から排出される。したがって、モータ軸154の回転方向に関わりなく、電動モータ151を冷却できる。
Furthermore, the direction of the air flow formed by the
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に相当するグラインダが、図6に示されている。図6に示すグラインダ102は、ハウジング103を有し、ハウジング103は、モータケース104と、装着部105と、ギヤケース106とを備えている。また、グラインダ102は、装着部105に着脱される電池パック101を備えている。電池パック101は、電池パック14と同様に構成されている。装着部105に本体側端子が設けられ、電池パック101に電池側端子が設けられている。電池パック101が装着部105に取り付けられると、本体側端子と電池側端子とが接続される。
(Embodiment 3)
A grinder corresponding to Embodiment 3 of the present invention is shown in FIG. A
モータケース104は筒体であり、モータケース104内にモータ収容室199が形成されており、電動モータ107がモータ収容室199内に配置されている。電動モータ107は、モータケース104に固定されたステータ108と、回転可能なロータ109と、を有する。また、ロータ109と共に一体回転可能なモータ軸110が設けられており、モータ軸110は軸受113により回転可能に支持されている。モータ軸110は、第1軸線A1を中心として回転可能である。
The
隔壁114及び隔壁115がモータケース104内に設けられており、モータ収容室199が、隔壁114と隔壁115との間に形成されている。隔壁115は環状であり、隔壁115の内側にファン収容室115aが形成されている。ファン収容室115aは、モータ収容室199とつながっている。モータ収容室199に、電動モータ107を制御するコントローラ116が設けられている。第1軸線A1に沿った方向で、隔壁114と電動モータ107との間にコントローラ116が設けられている。ハウジング103にレバーが設けられており、モータ収容室199にメインスイッチが設けられている。作業者がレバーを操作すると、メインスイッチのオン・オフが切り替えられる。また、モータケース104に切り替えスイッチが設けられている。操作スイッチは、電動モータ107のモータ軸110の回転方向を切り替えるスイッチであり、切り換えスイッチの信号がコントローラに入力される。また、モータケース104を貫通する通路122が設けられている。通路122は、ハウジング103の外部とモータ収容室199とをつなぐ。
A
モータケース104内にホルダ117が設けられており、ホルダ117は軸受118を介してスピンドル119を回転可能に支持している。スピンドル119は、モータ軸110と同心状に配置され、かつ、スピンドル119はモータ軸110と共に一体回転する。ファン収容室115a内に第2のファン120が設けられている。第1軸線A1に沿った方向で、軸受118と電動モータ107との間に、第2のファン120が設けられている。第2のファン120はスピンドル119に固定されている。第2のファン120は遠心ファンであり、第2のファン120は、スピンドル119の回転方向に関わりなく、半径方向で内側から外側に向かう空気の流れを形成する。
A
さらに、通路121が設けられている。通路121は、モータケース104及び隔壁115を貫通しており、通路121は、ハウジング103の外と、モータ収容室199とをつなぐ。第1軸線A1に沿った方向における通路121の配置範囲と、第1軸線A1に沿った方向における第2のファン120の配置範囲とが、少なくとも一部で重なっている。
Further, a
モータケース104内にファン収容室123が形成されている。ファン収容室123はホルダ117に囲まれている。ファン収容室123は、隔壁115によりファン収容室115aと仕切られており、ファン収容室123内に第1のファン124が設けられている。第1のファン124はスピンドル119と共に一体回転する。第1のファン124は軸流ファンであり、第1軸線A1に沿った方向の空気の流れを形成する。第1のファン124は、スピンドル119の回転方向が切り替えられると、第1軸線A1に沿った方向に流れる空気の向きが変わる。
A
さらに、ハウジング103の内外を連通する通路125,126が設けられている。通路125は、ホルダ117及びモータケース104を貫通して開口されている。通路125は、第1軸線A1に沿った方向で、第2のファン120と第1のファン124との間に配置されている。通路125はファン収容室123に通じている。グラインダ102の側面視である図6において、第1軸線A1と第2軸線B1とは交差しており、第1軸線A1に沿った方向で、第1のファン124及び第2のファン120は、電動モータ107と工具支持部材127との間に配置されている。
Furthermore,
ギヤケース106に、工具支持部材127が第2軸線B1を中心として回転可能に取り付けられている。工具支持部材127はスピンドルであり、工具支持部材127の端部に、ディスク形状の砥石128が取り付けられている。砥石128は、ギヤケース106の外部に配置されている。ギヤケース106には、スピンドルカバー129を介して工具カバー130が取り付けられている。工具カバー130は、砥石128の円周方向で半分程度を覆っている。
A
通路126は、ホルダ117、ギヤケース106、スピンドルカバー129、工具カバー130に亘って配置されている。通路126のうち、第1の開口端126aはファン収容室123に向けて開口されている。通路126のうち、第2の開口端126bは、工具カバー130から、ハウジング103の外に向けて開口されている。通路126の中心線C3を、ハウジング103の外部に向けて延ばした箇所に、砥石128の一部が配置されている。
The
さらに、ギヤケース106内に減速機構131が設けられている。減速機構131は、スピンドル119に固定されたピニオンギヤ132と、工具支持部材127に固定されたリングギヤ133とを有する。ピニオンギヤ132の歯数は、リングギヤ133の歯数よりも少なく、ピニオンギヤ132とリングギヤ133とが噛み合っている。
Further, a speed reduction mechanism 131 is provided in the
図6に示すグラインダ102において、レバーが操作されて電池パック101の電力が電動モータ107に供給されると、電動モータ107のモータ軸110が回転する。モータ軸110のトルクは、減速機構131を介して工具支持部材127に伝達される。ここで、モータ軸110の回転速度よりも、工具支持部材127の回転速度の方が低速となり、トルクが増幅される。工具支持部材127が回転すると、砥石128により相手材が切削または研磨される。
In the
一方、第2のファン120がモータ軸110と共に回転すると、ハウジング103の外の空気が、通路122を通りモータ収容室199に吸い込まれる。コントローラ116及び電動モータ107の熱は空気に伝達され、熱が伝達された空気は、通路121からハウジング103の外部に排出される。したがって、電動モータ107、コントローラ116が冷却される。
On the other hand, when the
また、スピンドル119と共に第1のファン124が正回転すると、ハウジング103の外の空気が、通路125を通りファン収容室123内に吸い込まれる。ファン収容室123に吸い込まれた空気は、通路126を通り第2の開口端126bから、ハウジング103の外へ排出される。ハウジング103の外へ排出される空気は、砥石128に吹き付けられる。したがって、砥石128または相手材に付着している摩耗粉、切断粉等の異物が除去される。
Further, when the
さらに、切り替えスイッチが操作されて、電動モータ107のモータ軸110が逆回転し、かつ、第1のファン124が逆回転すると、ハウジング103の外の空気が、通路126を通りファン収容室123内に吸い込まれる。つまり、砥石128付近の空気がファン収容室123内へ吸い込まれる。ファン収容室123に吸い込まれた空気は、通路125からハウジング103の外へ排出される。したがって、砥石128または相手材に付着している異物が除去される。
Further, when the changeover switch is operated to reversely rotate the
また、減速機構131の熱は、ギヤケース106ホルダ117を経由して、通路126及びファン収容室123を通る空気に伝達される。したがって、減速機構131を冷却できる。なお、通路126及びファン収容室123は、ホルダ117及び隔壁115により、ギヤケース106内及びモータ収容室199から隔てられている。したがって、通路126を通る空気に異物が混入していても、その異物がギヤケース106内、モータ収容室199内に侵入することはない。
The heat of the speed reduction mechanism 131 is transmitted to the air passing through the
さらに、電動モータ12が逆回転しても第2のファン120で形成される空気の流れの向きは変わらない。このため、ハウジング103の外の空気が通路122からモータ収容室199に吸い込まれ、モータ収容室199に吸い込まれた空気は通路121から排出される。
Furthermore, the direction of the air flow formed by the
(実施の形態1の構成と本発明の構成との対応関係)
電動モータ12が、本発明のモータに相当し、ハウジング13が、本発明のハウジングに相当し、先端工具11が、本発明の先端工具に相当し、第1のファン55が、本発明における第1ファンに相当する。また、変換機構46が、本発明における冷却対象部及び動力伝達機構に相当する。さらに、通路56が、本発明の第1通路に相当し、通路58aが、本発明の第2通路に相当し、集塵バッグ59が、本発明の回収容器に相当し、第2のファン29が、本発明における第2のファンに相当する。さらに、ファン収容室54が、本発明の第1通気室に相当し、ファン収容室30aが、本発明の第2通気室に相当し、隔壁30が、本発明の仕切り部材に相当し、工具支持部材38が、本発明の工具支持部材に相当する。第1軸線A1が、本発明の第1軸線に相当し、第2軸線B2が、本発明の第2軸線に相当する。さらに、ホルダ32が、本発明のホルダに相当し、通路57が、本発明の接続通路に相当する。
(Correspondence between Configuration of
The
(実施の形態2の構成と本発明の構成との対応関係)
ジグソー150が、本発明の作業機に相当し、電動モータ151が、本発明のモータに相当し、ハウジング152が、本発明のハウジングに相当し、鋸刃172が、本発明の先端工具に相当し、第1のファン184が、本発明における第1のファンに相当する。減速機構183及び変換機構195が、本発明の冷却対象部及び動力伝達機構に相当し、変換機構195が、本発明の変換機構に相当し、減速機構183が、本発明の減速機構に相当する。さらに、通路186が、本発明の第1通路に相当し、通路187a,200が、本発明の第2通路に相当する。さらに、第2のファン188が、本発明の第2のファンに相当し、ファン収容室174が、本発明の第1通気室に相当し、モータ収容室175及びファン収容室198が、本発明の第2通気室に相当し、隔壁173が、本発明の仕切り部材に相当する。さらに、第1軸線E1が、本発明の第1軸線に相当し、第2軸線E2が、本発明の第2軸線に相当し、プランジャ170が、本発明の工具支持部材に相当する。
(Correspondence between Configuration of Embodiment 2 and Configuration of the Present Invention)
The
(実施の形態3の構成と本発明の構成との対応関係)
グラインダ102が、本発明の作業機に相当し、電動モータ107が、本発明のモータに相当し、ハウジング103が、本発明のハウジングに相当し、砥石128が、本発明の先端工具に相当し、第1のファン124が、本発明における第1のファンに相当し、第2のファン120が、本発明における第2のファンに相当し、減速機構131が、本発明の冷却対象部及び動力伝達機構に相当する。さらに、通路125が、本発明の第1通路に相当し、通路126が、本発明の第2通路に相当し、ファン収容室123が本発明の第1通気室に相当し、モータ収容室199が、本発明の第2通気室に相当し、隔壁115が、本発明の仕切り部材に相当し、第1軸線A1が、本発明の第1軸線に相当し、工具支持部材127が、本発明の工具支持部材に相当し、第2軸線B1が、本発明の第2軸線に相当する。
(Correspondence between the configuration of Embodiment 3 and the configuration of the present invention)
The
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、本発明のモータは、先端工具に伝達する動力を発生する動力源であり、本発明のモータは、電動モータの他、エンジン、油圧モータ、空気圧モータ等を含む。エンジンは、燃料を燃焼させた際に生じる熱エネルギを、運動エネルギに変換する動力源であり、エンジンとして内燃機関を用いることができる。 It goes without saying that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention. For example, the motor of the present invention is a power source that generates power to be transmitted to the tip tool, and the motor of the present invention includes an electric motor, an engine, a hydraulic motor, a pneumatic motor, and the like. The engine is a power source that converts thermal energy generated when fuel is burned into kinetic energy, and an internal combustion engine can be used as the engine.
エンジンは、回転方向が一方向であるため、第1のファンを正回転と逆回転とに切り替えるために、回転方向切替装置を設ける。回転方向切替装置としては、平行軸歯車機構、または遊星歯車機構を備えた周知の構造がある。 Since the rotation direction of the engine is one direction, a rotation direction switching device is provided to switch the first fan between forward rotation and reverse rotation. As the rotation direction switching device, there is a known structure including a parallel shaft gear mechanism or a planetary gear mechanism.
本発明における作業機のモータとして電動モータを用いる場合、直流電源としての電池パックが装置本体に取り付けられる構造の他、交流電源のコンセントに接続する電源コードが、装置本体に設けられている構造を含む。 When using an electric motor as the motor of the working machine in the present invention, in addition to a structure in which a battery pack as a DC power source is attached to the apparatus main body, a structure in which a power cord connected to an AC power outlet is provided in the apparatus main body. Including.
本発明における先端工具の動作は、第2軸線を中心として所定の角度範囲内で回転すること、第2軸線を中心として360度以上の範囲で回転すること、第1軸線に対して交差する方向に往復動作すること、を含む。 The operation of the tip tool in the present invention is to rotate within a predetermined angle range around the second axis, to rotate within a range of 360 degrees or more around the second axis, and to intersect with the first axis. Reciprocating.
実施の形態1で説明した集塵バッグ59を、実施の形態2のジグソー150の通路186を塞ぐように取り付けること、実施の形態3のグラインダ102の通路125を塞ぐように取り付けること、も可能である。また、実施の形態3のグラインダに用いる先端工具は、砥石の他、ディスク形状のダイヤモンドカッタ、ディスク形状のブラシ等を含む。
The
10…作業機、11…先端工具、12,107,151…電動モータ、13,103,152…ハウジング、29,120,188…第2のファン、30,115,173…隔壁、30a,54,115a,123,174,198…ファン収容室、32…ホルダ、38,127…工具支持部材、46,195…変換機構、55,124,184…第1のファン、56,57,58a,125,126,186,187a,200…通路、59…集塵バッグ、75,175,199…モータ収容室、102…グラインダ、128…砥石、131,183…減速機構、150…ジグソー、170…プランジャ、172…鋸刃、A1,E1…第1軸線、B1,B2,E2…第2軸線。
DESCRIPTION OF
Claims (14)
前記モータを収容するハウジングと、
前記モータの動力が伝達される先端工具と、
前記ハウジングの内部に設けられ、かつ、前記モータの動力で正回転と逆回転とに切り替えられて空気の流れを形成する第1のファンと、
を有し、
前記第1のファンを正回転させることで、前記ハウジング内の空気を前記先端工具に向けて前記ハウジングの外部に排出し、
前記第1のファンを逆回転させることで、前記先端工具が配置されている箇所から空気を前記ハウジングの内部に吸入する、作業機。 A motor,
A housing for housing the motor;
A tip tool to which the power of the motor is transmitted;
A first fan which is provided inside the housing and is switched between forward rotation and reverse rotation by the power of the motor to form an air flow;
Have
By positively rotating the first fan, the air in the housing is discharged to the outside of the housing toward the tip tool,
A working machine that sucks air into the housing from a place where the tip tool is disposed by rotating the first fan in the reverse direction.
前記第2通路は前記先端工具付近に設けられ、
前記第1のファンによって形成される空気の流れは、正回転時に空気が前記第1通路からハウジング内に流入して前記第2通路から排出され、逆回転時に空気が前記第2通路からハウジング内に流入して前記第1通路から排出される、請求項2〜5のいずれか1項に記載の作業機。 A first passage and a second passage are provided for communicating the inside and the outside of the housing,
The second passage is provided near the tip tool;
The flow of air formed by the first fan is such that air flows into the housing from the first passage and is discharged from the second passage during forward rotation, and air flows from the second passage into the housing during reverse rotation. The work machine according to any one of claims 2 to 5, wherein the work machine flows into the first passage and is discharged from the first passage.
前記第1のファンにより流れる空気が通る第1通気室と、
前記ハウジングの内部において前記第2のファンにより流れる空気が通る第2通気室と、
前記第1通気室と前記第2通気室とを仕切る仕切り部材とが設けられている、請求項8に記載の作業機。 Inside the housing,
A first vent chamber through which air flowing by the first fan passes;
A second ventilation chamber through which air flowing by the second fan passes inside the housing;
The working machine according to claim 8, wherein a partition member that partitions the first ventilation chamber and the second ventilation chamber is provided.
前記第2軸線は、前記第1軸線と交差する、請求項10に記載の作業機。 A tool support member that supports the tip tool and operates around the second axis;
The working machine according to claim 10, wherein the second axis intersects the first axis.
前記ハウジングと前記ホルダとの間に形成され、かつ、前記第1通路と前記第2通路とをつなぐ接続通路と、
が設けられている、請求項6に記載の作業機。 A holder that supports the object to be cooled inside the housing;
A connection passage formed between the housing and the holder and connecting the first passage and the second passage;
The working machine according to claim 6 provided.
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