JP2015181006A - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子メールの宛先を、容易に一括して宛先(To、Cc、Bcc)の何れかに設定可能とする。【解決手段】グループ分けされたメールアドレスを記憶したメールアドレス記憶部を備えており、ユーザが宛先のグループを選択する際のタップ又はクリックの回数で、To、Cc、Bccの何れかの欄に、指定されたメールアドレスグループを入力する。【選択図】図18

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
携帯電話やPCといった情報処理装置には、ユーザがスケジュールを登録・参照する機能を備えているものがある。また、ユーザがネットワークを介して情報処理装置(サーバ)にアクセスして、スケジュールを登録・参照するシステムもある。一方、ユーザが電子メールを送受信する機能を備えている携帯電話やPCといった情報処理装置がある。また、ユーザがネットワークを介して情報処理装置(サーバ)にアクセスして、電子メールを送受信するシステムもある。
特許文献1には、任意の複数の日付を選択し、選択した日付のスケジュールを抽出して表示するスケジュール管理システムが開示されている。特許文献2には、指定した週の指定した曜日に行事を登録するスケジュール管理装置が開示されている。特許文献3には、検索語でスケジュールを検索するスケジュール検索装置が開示されている。特許文献4には、指定した日付に繰り返しのスケジュールを登録するスケジュール管理装置が開示されている。特許文献5には、カレンダー形式で記憶されている、ユーザが行った操作、発生したイベント、予定等に対応した処理の情報を、ユーザの指定した処理の種類で抽出する情報処理装置が開示されている。
特許文献6〜11には、メールアドレスをグループ分けし、ユーザがグループを選択することで、該グループ内の全員のメールアドレスを宛先に設定する技術が開示されている。
特開2001−148834号公報 特開平08−077253号公報 特開2010−097298号公報 特開2003−288330号公報 特開2005−275833号公報 特開2004−310599号公報 特開平07−183910号公報 特開2002−244972号公報 特開2001−156829号公報 特開平06−149691号公報 特開2007−249847号公報
情報処理装置のスケジュールを登録・参照する機能における一つの課題として、カレンダー形式の場合、スケジュールを表示および登録する画面は週や月単位の連続した日付でユーザに提示するため、所定の条件を満たす日付をユーザが目視で探す必要があった。また、関連する技術では、所定の条件を満たすスケジュールを検索したり、所定の条件でスケジュールを登録したりすることはできるが、所定の条件を満たす日付をまとめて参照することはできなかった。
一方、関連する技術のように、メールアドレスをグループ分けし、ユーザがグループを選択することで、該グループ内の全員のメールアドレスを宛先に設定する機能においては、電子メールの宛先の設定(To、Cc、Bcc)は、ユーザがあらかじめボタンなどをクリック(またはタップ)して設定し、その後でグループを選択する必要があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、スケジュール情報を日付に対応付けて記憶したカレンダーについて、所定の条件を満たす日付を抽出し、抽出した日付をまとめてユーザに提示できる情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。また、ユーザが電子メールに入力した宛先のグループに含まれる各メールアドレスを容易に一括してTo、Cc、Bccのいずれかに設定できる情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る情報処理装置は、
日付を示す日付情報と事象を示す事象情報とを対応付けたスケジュール情報を取得するスケジュール取得手段と、
カレンダーの前記日付情報が示す日付に対応付けて、前記スケジュール情報を記憶するスケジュール記憶手段と、
ユーザの入力した日付の条件および/または事象の条件を含む抽出条件を取得する条件取得手段と、
前記抽出条件を満たす前記カレンダーの日付を抽出する抽出手段と、
前記抽出した日付に対応する前記事象情報がある場合には、前記抽出した日付を、該日付に対応する前記事象情報とともに表示する表示情報を生成し、前記抽出した日付に対応する前記事象情報がない場合には、前記抽出した日付のみを表示する表示情報を生成し、前記ユーザに提示する提示手段と、
を備えることを特徴とする。
前記抽出条件は、所定の曜日を抽出する条件を含み、
前記抽出手段は、前記所定の曜日の前記カレンダーの日付を抽出してもよい。
前記抽出条件は、所定の間隔ごとの日付を抽出する条件を含み、
前記抽出手段は、前記所定の間隔ごとの前記カレンダーの日付を抽出してもよい。
前記抽出条件は、所定のテキストを含む前記スケジュール情報を抽出するテキスト抽出条件を含み、
前記抽出手段は、前記テキスト抽出条件を満たす前記スケジュール情報に対応する前記カレンダーの日付を抽出してもよい。
前記抽出条件は、前記スケジュール情報が対応付けられていない日付を抽出する条件を含み、
前記抽出手段は、前記スケジュール情報が対応付けられていない前記カレンダーの日付を抽出してもよい。
前記スケジュール情報は時間帯を示す時間帯情報を含み、
前記抽出条件は、所定の時間帯と重複する前記時間帯情報を含む前記スケジュール情報が対応付けられていない日付を抽出する条件を含み、
前記抽出手段は、前記所定の時間帯と重複する前記時間帯情報を含む前記スケジュール情報が対応付けられていない前記カレンダーの日付を抽出してもよい。
前記事象情報は、事象の種類を示す種類情報、時間帯を示す時間帯情報、相手を示す人物情報および場所を示す場所情報を含み、
前記ユーザの選択した日付を取得する選択日付取得手段をさらに備え、
前記提示手段は、前記カレンダーの前記ユーザの選択した日付に対応する前記事象情報に含まれる前記種類情報、前記時間帯情報、前記人物情報および前記場所情報を表示する表示情報を生成し、前記ユーザに提示してもよい。
前記事象情報は、事象の種類を示す種類情報、時間帯を示す時間帯情報、相手を示す人物情報および場所を示す場所情報を含み、
前記ユーザの指し示した日付を取得する指示日付取得手段をさらに備え、
前記提示手段は、前記カレンダーの前記ユーザの指し示した日付の表示の近傍に、前記ユーザの指し示した日付に対応する前記事象情報に含まれる前記種類情報、前記時間帯情報、前記人物情報および前記場所情報を付加表示する表示情報を生成し、前記ユーザに提示してもよい。
本発明の第2の観点に係る情報処理装置は、
グループ分けしたメールアドレスを記憶するメールアドレス記憶手段と、
ユーザが入力した電子メールを取得するメール取得手段と、
前記電子メールの宛先のグループを示す、前記ユーザが入力した宛先グループ情報を取得する宛先取得手段と、
前記ユーザが前記宛先グループ情報を入力した際のクリックまたはタップの回数を判定する判定手段と、
前記クリックまたはタップの回数に基づいて、前記宛先のグループに含まれるメールアドレスをTo、CcおよびBccのいずれかに設定する設定手段と、
を備えることを特徴とする。
前記判定手段は、前記To、CcおよびBccの設定にそれぞれ対応する前記クリックまたはタップの回数を、前記ユーザのこれらの設定の使用頻度によって変更してもよい。
本発明の第3の観点に係る情報処理方法は、
ユーザがスケジュールを登録・参照する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
日付を示す日付情報と事象を示す事象情報とを対応付けたスケジュール情報を取得するスケジュール取得ステップと、
カレンダーの前記日付情報が示す日付に対応付けて、前記スケジュール情報を記憶するスケジュール記憶ステップと、
ユーザの入力した日付の条件および/または事象の条件を含む抽出条件を取得する条件取得ステップと、
前記抽出条件を満たす前記カレンダーの日付を抽出する抽出ステップと、
前記抽出した日付に対応する前記事象情報がある場合には、前記抽出した日付を、該日付に対応する前記事象情報とともに表示する表示情報を生成し、前記抽出した日付に対応する前記事象情報がない場合には、前記抽出した日付のみを表示する表示情報を生成し、前記ユーザに提示する提示ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明の第4の観点に係る情報処理方法は、
グループ分けしたメールアドレスを記憶するメールアドレス記憶手段を備える、ユーザがメールを送受信する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
ユーザが入力した電子メールを取得するメール取得ステップと、
前記電子メールの宛先のグループを示す、前記ユーザが入力した宛先グループ情報を取得する宛先取得ステップと、
前記ユーザが前記宛先グループ情報を入力した際のクリックまたはタップの回数を判定する判定ステップと、
前記クリックまたはタップの回数に基づいて、前記宛先のグループに含まれるメールアドレスをTo、CcおよびBccのいずれかに設定する設定ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明の第5の観点に係るプログラムは、コンピュータを、
日付を示す日付情報と事象を示す事象情報とを対応付けたスケジュール情報を取得するスケジュール取得手段、
カレンダーの前記日付情報が示す日付に対応付けて、前記スケジュール情報を記憶するスケジュール記憶手段、
ユーザの入力した日付の条件および/または事象の条件を含む抽出条件を取得する条件取得手段、
前記抽出条件を満たす前記カレンダーの日付を抽出する抽出手段、
前記抽出した日付に対応する前記事象情報がある場合には、前記抽出した日付を、該日付に対応する前記事象情報とともに表示する表示情報を生成し、前記抽出した日付に対応する前記事象情報がない場合には、前記抽出した日付のみを表示する表示情報を生成し、前記ユーザに提示する提示手段、
として機能させることを特徴とする。
本発明の第6の観点に係るプログラムは、コンピュータを、
グループ分けしたメールアドレスを記憶するメールアドレス記憶手段、
ユーザが入力した電子メールを取得するメール取得手段、
前記電子メールの宛先のグループを示す、前記ユーザが入力した宛先グループ情報を取得する宛先取得手段、
前記ユーザが前記宛先グループ情報を入力した際のクリックまたはタップの回数を判定する判定手段、
前記クリックまたはタップの回数に基づいて、前記宛先のグループに含まれるメールアドレスをTo、CcおよびBccのいずれかに設定する設定手段、
として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、スケジュール情報を日付に対応付けて記憶したカレンダーについて、所定の条件を満たす日付を抽出してまとめてユーザに提示できる。また、ユーザが電子メールに入力した宛先のグループに含まれる各メールアドレスを容易に一括してTo、Cc、Bccのいずれかに設定できる。
本発明の実施の形態1に係る情報処理システムの構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係るカレンダーに対応付けたスケジュール情報の一例を示す図である。 実施の形態1に係るカレンダーの表示例を示す図である。 実施の形態1に係る所定の曜日で抽出した日付の表示例を示す図である。 実施の形態1に係る所定の間隔で抽出した日付の表示例を示す図である。 実施の形態1に係る所定のテキストを含むスケジュール情報が対応付けられた日付を抽出した表示例を示す図である。 実施の形態1に係るスケジュール情報が対応付けられていない日付を抽出した表示例を示す図である。 実施の形態1に係る所定の時間帯と重複するスケジュール情報が対応付けられていない日付を抽出した表示例を示す図である。 実施の形態1に係るスケジュール抽出処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態2に係るスケジュール情報の1日表示の一例を示す図である。 実施の形態2に係るスケジュール情報の付加表示の一例を示す図である。 実施の形態2に係るスケジュール抽出処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る情報処理システムの構成例を示すブロック図である。 実施の形態3に係る電子メールの一例を示す図である。 実施の形態3に係るアドレス帳の表示例を示す図である。 実施の形態3に係る宛先のグループのメールアドレスを入力した電子メールの一例を示す図である。 実施の形態3に係る宛先入力処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
本発明において、スケジュール情報とは、日付を示す日付情報と事象を示す事象情報とを対応付けた情報である。事象には、過去に発生した過去事象と、将来発生する予定事象とがある。事象情報は、事象の種類を示す種類情報、相手を示す人物情報および場所を示す場所情報のうち少なくとも1つを含む。また、スケジュール情報は、時間帯を示す時間帯情報をさらに含んでもよい。
以下に、発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお図中、同一または相当部分には同じ符号を付す。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る情報処理システムの構成例を示すブロック図である。情報処理システム100は、ネットワーク8で接続される情報処理装置1と端末6とで構成される。情報処理装置1は、入力情報取得部11、スケジュール記憶部12、日付抽出部13、表示情報生成部14および表示情報送信部15を備える。なお、端末6は代表して1台で図示するが、複数の端末6をネットワーク8に接続してもよい。
入力情報受信部11は、ユーザが端末6に入力したスケジュール情報を端末6から受信し、スケジュール記憶部12に送る。また、入力情報受信部11は、ユーザが端末6に入力したカレンダーの日付を抽出するための所定の条件(以下、抽出条件と呼ぶ)を受信し、日付抽出得13に送る。
スケジュール記憶部12は、カレンダーを記憶している。スケジュール記憶部12は、入力情報受信部11から受け取ったスケジュール情報の日付情報を参照し、カレンダーの該日付に対応付けて記憶する。
日付抽出部13は、入力情報受信部11から受け取った抽出条件を満たす日付をスケジュール記憶部12が記憶するカレンダーの中から抽出する。日付抽出部13は、抽出した日付を、その日付に対応付けられたスケジュールとともに、表示情報生成部14に送る。
表示情報生成部14は、日付抽出部13から受け取ったカレンダーの日付と、その日付に対応する事象情報とを表示する表示情報を生成し、表示情報送信部15に送る。
表示情報送信部15は、表示情報生成部14から受け取った表示情報を端末6に送信する。
端末6は、PCやPDA、携帯電話などのネットワークに接続可能な通信端末で構成されている。端末6は、ユーザが情報処理装置1に対し、スケジュールの参照や登録を行うための端末である。端末6は、ユーザが入力した入力情報を情報処理装置1に送信し、情報処理装置1から受信した表示情報を表示する。
図2は、実施の形態1に係るカレンダーに対応付けたスケジュール情報の一例を示す図である。図2は、ある10月のカレンダーに対応付けたスケジュール情報の例を示す。カレンダーは、日付と曜日で構成される。図2の例では、スケジュール情報は、日付を示す日付情報と、時間帯を示す時間帯情報と、事象の種類を示す種類情報と、相手を示す相手情報と、場所を示す場所情報とで構成される。スケジュール記憶部12は、日付情報に対応するカレンダーの日付に該スケジュール情報を対応付けて記憶する。たとえば、10月1日(金曜日)には、日付情報「10月1日」、時間帯情報「15:00〜17:00」、相手情報「なし」、場所情報「第2会議室」のスケジュール情報が記憶されている。
事象の種類を示す種類情報は、ユーザがテキスト入力してもよいし、あらかじめ設定された種類情報からユーザが選択してもよい。また、スケジュール情報は、日付情報、時間帯情報、種類情報、相手情報および場所情報に限らず、スケジュールの詳細(たとえば、会議の議題や、打ち合わせの内容、映画のタイトルなど)を示す備考情報など他の情報を含んでもよい。
図3は、実施の形態1に係るカレンダーの表示例を示す図である。図3は、図2に示す10月のカレンダーを対応するスケジュール情報とともに表示する表示情報の例である。図3の例では、カレンダーの各日付には、該日付に対応付けられたスケジュール情報に含まれる時間帯情報の開始時刻と種類情報とが表示されている。10月4日(月曜日)〜10月6日(水曜日)のように、スケジュール情報に時間帯情報を含まない場合は、種類情報のみを表示する。たとえば、1日の枠に表示できるスケジュール情報が3つまでの場合、10月30日(土曜日)のように、1日に3つ以上のスケジュール情報が対応付けられている日付には、開始時刻が早い順番に3つのスケジュール情報の時間帯情報の開始時刻と種類情報を表示し、最後尾に「・・・」を表示する。
また、ユーザは、カレンダーの日付の文字をクリックすると、該日付にスケジュール情報を入力することができる。ユーザが端末6に表示された表示情報の日付の文字をクリックして新たに事象情報を入力すると、端末6は、入力された事象情報に入力された日付の日付情報を対応付けてスケジュール情報として情報処理装置1に送信する。なお、スケジュール情報の入力方法は、カレンダーの日付の文字をクリックする方法だけでなく、別のアイコンを表示させてクリックする方法や、日付の枠内をクリックする方法など、他の方法でもよい。
図4は、実施の形態1に係る所定の曜日で抽出した日付の表示例を示す図である。図4は、図2に示す10月のカレンダーの月曜日の日付のみを抽出して対応するスケジュール情報とともにまとめて表示した表示情報である。
ユーザが端末6に抽出条件として、たとえば月曜日の日付を抽出する条件を示すコマンド「月曜日」を入力すると、情報処理装置1の入力情報受信部11は、端末6から抽出条件「月曜日」を示す情報を受信する。日付抽出部13は、抽出条件「月曜日」に従って、スケジュール記憶部12が記憶している10月のカレンダーの曜日を参照し、月曜日のみのカレンダーの日付を抽出する。ここでは、10月4日、11日、18日、25日が抽出される。日付抽出部13は、抽出した日付と該日付に対応付けられたスケジュール情報とを表示情報生成部14に送る。表示情報生成部14は、日付抽出部13から受け取った月曜日のみのカレンダーの日付と、その日付に対応付けられたスケジュール情報とを表示する表示情報を生成し、表示情報送信部15に送る。表示情報送信部15は、表示情報生成部14から受け取った表示情報を端末6に送信する。端末6は、受信した表示情報を表示する。
このように、ユーザが所定の曜日に予定を入れたいと思った場合、その曜日のみのスケジュール情報をまとめて参照することができ、容易に把握することができる。
図5は、実施の形態1に係る所定の間隔で抽出した日付の表示例を示す図である。図5は、図2に示す10月のカレンダーの5日間隔の日付のみを抽出して対応するスケジュール情報とともにまとめて表示した表示情報である。
ユーザが端末6に抽出条件として、たとえば5日間隔ごとの日付を抽出する条件を示すコマンド「5日間隔」を入力すると、情報処理装置1の入力情報受信部11は、端末6から抽出条件「5日間隔」を示す情報を受信する。日付抽出部13は、抽出条件「5日間隔」に従って、スケジュール記憶部12が記憶している10月のカレンダーの日付を参照し、1日から5日間隔のカレンダーの日付を抽出する。ここでは、10月1日、6日、11日、16日、21日、26日、31日が抽出される。日付抽出部13は、抽出した日付と該日付に対応付けられたスケジュール情報とを表示情報生成部14に送る。表示情報生成部14は、日付抽出部13から受け取った1日から5日間隔のカレンダーの日付と、その日付に対応付けられたスケジュール情報とを表示する表示情報を生成し、表示情報送信部15に送る。表示情報送信部15は、表示情報生成部14から受け取った表示情報を端末6に送信する。端末6は、受信した表示情報を表示する。
このように、ユーザが所定の間隔で予定を入れたいと思った場合、その所定の間隔のスケジュール情報をまとめて参照することができ、容易に把握することができる。
図6は、実施の形態1に係る所定のテキストを含むスケジュール情報が対応付けられた日付を抽出した表示例を示す図である。図6は、図2に示す10月のカレンダーの「会議」のテキストを含むスケジュール情報が対応付けられた日付のみを抽出して対応するスケジュール情報とともにまとめて表示した表示情報である。
なお、図6の例では、所定のテキストを含むスケジュール情報が対応付けられた日付を抽出したが、所定の種類情報を含むスケジュール情報が対応付けられた日付を抽出してもよい。
ユーザが端末6に抽出条件として、たとえばを「会議」というテキストを抽出するテキスト抽出条件を示すコマンド「テキスト・会議」を入力すると、情報処理装置1の入力情報受信部11は、端末6から抽出条件「テキスト・会議」を示す情報を受信する。なお、テキスト抽出条件は、「テキスト・会議」のように1つの単語に限らず、「テキスト・会議および第1」や「テキスト・会議または来客」いったように、複数の単語を組み合わせてもよい。
日付抽出部13は、抽出条件「テキスト・会議」に従って、スケジュール記憶部12が10月のカレンダーに記憶しているスケジュール情報を参照し、「会議」のテキストを含むスケジュール情報が対応付けられたカレンダーの日付を抽出する。ここでは、10月1日、8日、11日、15日、22日、28日、29日が抽出される。日付抽出部13は、抽出した日付と該日付に対応付けられたスケジュール情報とを表示情報生成部14に送る。表示情報生成部14は、日付抽出部13から受け取った「会議」のテキストを含むスケジュール情報が対応付けられたカレンダーの日付と、該スケジュール情報とを表示する表示情報を生成し、表示情報送信部15に送る。表示情報送信部15は、表示情報生成部14から受け取った表示情報を端末6に送信する。端末6は、受信した表示情報を表示する。
このように、ユーザが所定のテキストを含むスケジュール情報を探したいと思った場合、所定のテキストを含むスケジュール情報が対応付けられた日付をまとめて参照することができ、容易に探すことができる。
図4〜図6の例では、日付抽出部13が抽出した日付の欄に、該日付に対応付けられたスケジュール情報に含まれるすべての情報を表示しているが、日付抽出部13が抽出した日付の欄に、該日付に対応付けられたスケジュール情報に含まれる時間帯情報の開始時刻と種類情報のみを表示してもよい。
図7は、実施の形態1に係るスケジュール情報が対応付けられていない日付を抽出した表示例を示す図である。図7は、図2に示す10月のカレンダーのスケジュール情報を記憶していない日付のみを抽出してまとめて表示した表示情報の例である。
ユーザが端末6に抽出条件として、たとえばスケジュール情報が対応付けられていない日付を抽出する条件を示すコマンド「空きスケジュール」を入力すると、情報処理装置1の入力情報受信部11は、端末6から抽出条件「空きスケジュール」を示す情報を受信する。日付抽出部13は、抽出条件「空きスケジュール」に従って、スケジュール記憶部12記憶している10月のカレンダーを参照し、スケジュール情報が対応付けられていない日付を抽出する。ここでは、10月7日、13日、16日、18日、27日が抽出される。日付抽出部13は、抽出した日付を表示情報生成部14に送る。表示情報生成部14は、日付抽出部13から受け取った日付を表示する表示情報を生成し、表示情報送信部15に送る。表示情報送信部15は、表示情報生成部14から受け取った表示情報を端末6に送信する。端末6は、受信した表示情報を表示する。
このように、ユーザがスケジュールがない日に予定を入れたいと思った場合、スケジュール情報が対応付けられていない日付をまとめて参照することができ、容易に把握することができる。
図8は、実施の形態1に係る所定の時間帯と重複するスケジュール情報が対応付けられていない日付を抽出した表示例を示す図である。図8は、図2に示す10月のカレンダーの18:00〜24:00の時間帯と重複する時間帯情報を含むスケジュール情報が対応付けられていない日付のみを抽出してまとめて表示した表示情報の例である。
ユーザが端末6に抽出条件として、たとえば18:00〜24:00の時間帯と重複するスケジュール情報が対応付けられていない日付を抽出する条件を示すコマンド「18:00〜24:00・空きスケジュール」を入力すると、情報処理装置1の入力情報受信部11は、端末6から抽出条件「18:00〜24:00・空きスケジュール」を示す情報を受信する。日付抽出部13は、抽出条件「18:00〜24:00・空きスケジュール」に従って、スケジュール記憶部12が10月のカレンダーに記憶しているスケジュール情報を参照し、18:00〜24:00の時間帯と重複する時間帯情報を含むスケジュール情報が対応付けられていない日付を抽出する。ここでは、10月1日、3日、7日、18日、27日が抽出される。日付抽出部13は、抽出した日付と該日付に対応付けられたスケジュール情報とを表示情報生成部14に送る。表示情報生成部14は、日付抽出部13から受け取った日付と該日付に対応付けられたスケジュール情報とを表示する表示情報を生成し、表示情報送信部15に送る。表示情報送信部15は、表示情報生成部14から受け取った表示情報を端末6に送信する。端末6は、受信した表示情報を表示する。
このように、ユーザが所定の時間帯にスケジュールがない日に予定を入れたいと思った場合、その時間帯と重複する時間帯情報を含むスケジュール情報を記憶していない日付をまとめて参照することができ、容易に把握することができる。
なお、日付抽出部13が抽出した日付を表示する表示情報は、図4〜図8のように、当月1ヶ月分の抽出条件を満たす日付をまとめて表示するものに限らない。たとえば、数ヶ月分の抽出条件を満たす日付の一覧を表示してもよいし、開始日を指定して開始日から1ヶ月分の抽出条件を満たす日付の一覧を表示してもよい。
また、抽出条件を示すコマンドは1つに限らず、複数のコマンドを組み合わせてもよい。
図9は、実施の形態1に係るスケジュール抽出処理の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、情報処理装置1の入力情報受信部11は、ユーザが入力した抽出条件を端末6から受信する(ステップS11)。日付抽出部13は、スケジュール記憶部12が記憶するカレンダーから抽出条件を満たす日付を抽出する(ステップS12)。表示情報生成部14は、日付抽出部13が抽出した日付とその日付に記憶されているスケジュール情報とを表示する表示情報を生成する(ステップS13)。表示情報送信部15は、表示情報生成部14が生成した表示情報を端末6に送信して(ステップS14)、処理を終了する。
端末6は、受信した表示情報を表示し、ユーザに提示する。
以上説明したように、実施の形態1の情報処理システム100によれば、スケジュール情報を日付に対応付けて記憶したカレンダーについて、所定の条件を満たす日付を抽出してまとめてユーザに提示できる。これにより、ユーザは容易にスケジュールの登録および参照ができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、ユーザは端末6を操作して、ネットワーク8を介して情報処理装置1にアクセスし、スケジュールの登録および参照を行った。実施の形態2では、情報処理装置1は、PCやPDA、携帯電話などの端末で構成されており、ユーザは、情報処理装置1を直接操作して、スケジュールの登録および参照を行う。
図10は、本発明の実施の形態2に係る情報処理装置1の構成例を示すブロック図である。実施の形態2の情報処理装置1には、実施の形態1の情報処理装置1の入力情報受信部11に代えて入力部16が、表示情報送信部15に代えて表示部17が追加されている。入力部16は、キーボードおよびマウスなどのポインティングデバイスや、タッチパッドなどの接触センサなどで構成されており、ユーザの入力を受け付ける。表示部17は、液晶ディスプレイなどで構成されており、表示情報生成部14から受け取った表示情報を表示する。
図11は、実施の形態2に係るスケジュール情報の1日表示の一例を示す図である。図11(a)では、図3と同様に、カレンダーの各日付には、該日付に対応付けられたスケジュール情報に含まれる時間帯情報の開始時刻と種類情報とが表示されている。また、図13の例では、入力部16はタッチパッドであって、表示部17の液晶パネルの上に配置され、合わせてタッチパネルとして機能する。
図11(a)に示すように、ユーザが、カレンダーの日付を指でタップして選択すると、図11(b)に示すような選択した日付に記憶されている1日分のスケジュール情報を表示する画面に遷移する。たとえば、ユーザが10月11日をタップすると、「13:00〜15:00 来客 C株式会社 田中さん 第1応接室、17:00〜19:00 会議 第1会議室」という10月11日の1日分のスケジュール情報の時間帯情報、種類情報、相手情報および場所情報を表示する。なお、日付を選択する方法は、タッチパネルで日付をタップする方法だけでなく、キーボードやマウスなどのポインティングデバイスのカーソルで日付をクリックする方法でもよい。
このように、ユーザは、日付をタップまたはクリックなどの簡単な操作で、その日1日分のスケジュール情報の詳細を確認することができる。なお、日付を選択して、その日1日分のスケジュール情報を表示させる手法は、実施の形態1に適用してもよい。
図12は、実施の形態2に係るスケジュール情報の付加表示の一例を示す図である。図12の例では、図11と同様に、カレンダーの各日付には、該日付に対応付けられたスケジュール情報に含まれる時間帯情報の開始時刻と種類情報とが表示されている。また、図11と同様に、入力部16はタッチパッドであって、表示部17の液晶パネルの上に配置され、合わせてタッチパネルとして機能する。
ユーザが、カレンダーの日付を指でタッチして指し示すと、指し示した位置座標の近傍に該日付に記憶されているすべてのスケジュール情報が付加表示(図12の例ではポップアップ表示)される。たとえば、ユーザが10月11日を指し示すと、「13:00〜15:00 来客 C株式会社 田中さん 第1応接室、17:00〜19:00 会議 第1会議室」という10月11日に記憶されたすべてのスケジュール情報の時間帯情報、種類情報、相手情報および場所情報がポップアップ表示される。
なお、日付を指し示す方法は、タッチパネルで日付をタッチする方法だけでなく、キーボードやマウスなどのポインティングデバイスでカーソルを日付のエリアに移動させる方法でもよい。あるいは、図11で説明した日付を選択する方法を2回クリックまたは2回タップとし、図12で説明した日付を指し示す方法は1回クリックまたは1回タップとしてもよい。また、日付に表示されている1つの時間帯情報の開始時刻と種類情報とをタッチすると、タッチされたスケジュール情報のみをポップアップ表示してもよい。
このように、ユーザは、日付をタッチまたはカーソル移動などの簡単な操作で、全体のスケジュールを参照したまま、その日のスケジュール情報の内容を確認することができる。なお、日付を指し示して、その日に記憶されているスケジュール情報の内容をポップアップ表示する手法は、実施の形態1に適用してもよい。
図13は、実施の形態2に係るスケジュール抽出処理の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、情報処理装置1の入力部16は、ユーザの抽出条件の入力を受け付ける(ステップS21)。日付抽出部13は、スケジュール記憶部12が記憶するカレンダーから抽出条件を満たす日付を抽出する(ステップS22)。表示情報生成部14は、日付抽出部13が抽出した日付とその日付に記憶されているスケジュール情報とを表示する表示情報を生成する(ステップS23)。表示部17は、表示情報生成部14が生成した表示情報を表示して(ステップS24)、処理を終了する。
端末6は、受信した表示情報を表示し、ユーザに提示する。
以上説明したように、実施の形態2の情報処理装置1によれば、スケジュール情報を日付に対応付けて記憶したカレンダーについて、所定の条件を満たす日付を抽出してまとめてユーザに提示できる。これにより、ユーザは容易にスケジュールの登録および参照ができる。
(実施の形態3)
図14は、本発明の実施の形態3に係る情報処理システムの構成例を示すブロック図である。情報処理システム200は、ネットワーク8で接続される情報処理装置1と端末7とで構成される。実施の形態3の情報処理装置1は、実施の形態2の情報処理装置1のスケジュール記憶部12、日付抽出部13および表示情報生成部14に代えて、メール生成部21、判定部22、メールアドレス記憶部23およびメール送信部24を備える。なお、複数の端末7がネットワーク8に接続されている。
メール生成部21は、入力部16から受け取った入力情報に基づいて、電子メールを生成し表示部17に送る。また、メール生成部21は、判定部22から受け取った宛先グループ情報が示す宛先のグループに含まれるメールアドレスをメールアドレス記憶部23から読み出す。そして、メール生成部21は、判定部22から受け取ったTo、CcまたはBccのいずれかの欄に宛先のグループに含まれるメールアドレスを入力した電子メールをメール送信部24に送る。
判定部22は、あらかじめ、ユーザが宛先のグループを選択する際にクリック(またはタップ)した回数と、To、CcおよびBccとを対応付けたデータテーブルを記憶している。判定部22は、入力部16から受け取った入力情報に基づいて、ユーザが宛先のグループを選択した際に何回クリック(またはタップ)したかを判定し、データテーブルを参照してTo、CcまたはBccのいずれかに設定する。判定部22は、ユーザが入力した宛先のグループを示す宛先グループ情報と、To、CcまたはBccの設定とをメール生成部21に送る。
メールアドレス記憶部23は、グループ分けされたメールアドレスを記憶している。
メール送信部24は、メール生成部21から受け取った電子メールを、宛先のグループに含まれるメールアドレスを有する端末7に送信する。
図15は、実施の形態3に係る電子メールの一例を示す図である。図15は、「鈴木」という名前のユーザ(以下、ユーザ(鈴木)と呼ぶ)が、「yamada@xxx.co.jp」宛に作成した電子メールの例である。電子メールの本文の内容は、10月1日の打ち合わせの時間と場所である。このとき、ユーザ(鈴木)は、10月1日の打ち合わせに同行する「佐藤」、「田中」、「山本」、「渡辺」にもこの電子メールを送信する。ユーザ(鈴木)が電子メールに表示されている左上のアドレス帳ボタンをタッチ(またはクリック)すると、表示部17は、図16のようなアドレス帳の画面を表示する。
図16は、実施の形態3に係るアドレス帳の表示例を示す図である。メールアドレス記憶部23は、グループ別にメールアドレスを記憶している。このグループ別のメールアドレスは、ユーザが入力してもよいし、あらかじめ記憶していてもよい。図16の例では、「佐藤」、「田中」、「山本」、「渡辺」の4名のそれぞれのメールアドレス「sato@***.co.jp」、「tanaka@***.co.jp」、「yamamoto@***.co.jp」、「watanabe@***.co.jp」がAグループとして記憶されている。ユーザ(鈴木)は、Aグループをタップ(またはクリック)して宛先のグループとして選択する。
ここでは、ユーザが宛先のグループを選択する際のタップ(またはクリック)は、1回でTo、2回でCc、3回でBcc、に対応付けられていることとする。図16の例では、ユーザは3回タップし、Bccに設定する。
図17は、実施の形態3に係る宛先のグループのメールアドレスを入力した電子メールの一例を示す図である。図17は、図16でユーザ(鈴木)がアドレス帳のAグループを3回タップした際の電子メールの表示例である。Bccの欄にAグループの「佐藤」、「田中」、「山本」、「渡辺」の4名のそれぞれのメールアドレス「sato@***.co.jp」、「tanaka@***.co.jp」、「yamamoto@***.co.jp」、「watanabe@***.co.jp」が入力されている。
メール送信部24は、図17に示す電子メールを「yamada@xxx.co.jp」にToで送信し、「sato@***.co.jp」、「tanaka@***.co.jp」、「yamamoto@***.co.jp」、「watanabe@***.co.jp」にBccで送信する。
なお、判定部22が記憶している、ユーザが宛先のグループを選択する際にタップ(またはクリック)した回数と、To、CcおよびBccとを対応付けたデータテーブルは、ユーザの使用頻度によって、対応付けを変更してもよい。たとえば、Bccを最もよく使用する場合、タップ(またはクリック)した回数が1回のとき、Bccに設定する。
図18は、実施の形態3に係る宛先入力処理の動作の一例を示すフローチャートである。図18の例では、ユーザが宛先のグループを選択する際のタップ(またはクリック)は、1回でTo、2回でCc、3回でBcc、に対応付けられていることとする。
まず、情報処理装置1の入力部16は、ユーザによる宛先のグループの選択を受け付ける(ステップS31)。メール生成部21は、メールアドレス記憶部23から該グループに含まれるメールアドレスを読み出す(ステップS32)。判定部22は、ユーザが宛先のグループを選択した際に何回クリック(またはタップ)したかを判定する。
クリック(またはタップ)が1回である場合(ステップS33;YES)、メール生成部21は、読み出したメールアドレスをToの欄に入力する(ステップS34)。クリック(またはタップ)が1回でなく(ステップS33;NO)、クリック(またはタップ)が2回である場合(ステップS35;YES)、メール生成部21は、読み出したメールアドレスをCcの欄に入力する(ステップS36)。クリック(またはタップ)が2回でない場合(ステップS35;NO)、メール生成部21は、読み出したメールアドレスをBccの欄に入力し(ステップS37)、処理を終了する。このとき、4回以上のクリック(またはタップ)は無効とする。
ユーザが送信ボタン(図15および図17参照)をクリック(またはタップ)すると、メール生成部21は、生成した電子メールをメール送信部24に送る。メール送信部24は、メール生成部21から受け取った電子メールを入力されたメールアドレスを有する端末7に送信する。
なお、ステップS36またはステップS37で宛先のグループに含まれるメールアドレスをCcまたはBccに設定した場合、Toの欄にメールアドレスが入力されていない場合には、宛先のグループに含まれるメールアドレスのうち1つのメールアドレスをToに設定し、その他のメールアドレスをCcまたはBccに設定してもよい。
以上説明したように、実施の形態3の情報処理1によれば、ユーザが電子メールに入力した宛先のグループに含まれるメールアドレスを容易に一括してTo、Cc、Bccのいずれかに設定できる。
なお、情報処理システム200では、ユーザは情報処理装置1に直接電子メールの入力などを行った。ユーザ電子メールの入力などを行う端末6をネットワーク8を介して情報処理装置1に接続してもよい。この場合、実施の形態3の情報処理装置1の入力部16に代えて入力情報受信部11を、表示部17に代えて表示情報送信部15を備える。ユーザは端末6を操作して、ネットワーク8を介して情報処理装置1にアクセスし、電子メールの入力などを行う。
また、本発明の実施の形態1および実施の形態2と実施の形態3とを組み合わせて、ユーザのスケジュールを記憶したカレンダーについて、所定の条件を満たす日付を抽出してまとめてユーザに提示でき、かつ、ユーザの作成する電子メールについて、ユーザが入力した宛先のグループに含まれる各メールアドレスを容易に一括してTo、Cc、Bccのいずれかに設定できる情報処理装置1を構成してもよい。
図19は、本発明に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置1は、図5に示すように、制御部71、主記憶部72、外部記憶部73、操作部74、表示部75および送受信部76を備える。主記憶部72、外部記憶部73、操作部74、表示部75および送受信部76はいずれも内部バス70を介して制御部71に接続されている。
制御部71はCPU(Central Processing Unit)等から構成され、外部記憶部73に記憶されている制御プログラム79に従って、情報処理に係る処理を実行する。制御部71は、日付抽出部13、表示情報性西部14、メール生成部21および判定部22として機能する。
主記憶部72はRAM(Random-Access Memory)等から構成され、外部記憶部73に記憶されている制御プログラム79をロードし、制御部71の作業領域として用いられる。
外部記憶部73は、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Random-Access Memory)、DVD−RW(Digital Versatile Disc ReWritable)等の不揮発性メモリから構成され、上述の処理を制御部71に行わせるための制御プログラム79を予め記憶する。また、制御部71の指示に従って、この制御プログラム79が記憶するデータを制御部71に供給し、制御部71から供給されたデータを記憶する。スケジュール記憶部12およびメールアドレス記憶部23は、外部記憶部73に構成される。
操作部74はキーボードおよびマウスなどのポインティングデバイスや、タッチパッドなどの接触センサと、これらを内部バス70に接続するインタフェース装置から構成されている。ユーザが情報処理装置1を直接操作して、スケジュールの登録および参照を行う場合や、電子メールを作成する場合は、操作部74を介して、指示が制御部71に供給される。操作部74は入力部16として機能する。
表示部75は、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)などから構成され、制御部71から供給された表示情報を表示する。表示部75は、表示部17として機能する。
送受信部76は、ネットワークに接続する網終端装置または無線通信装置、およびそれらと接続するシリアルインタフェースまたはLAN(Local Area Network)インタフェースから構成されている。送受信部76は、情報処理装置1と端末6または端末7とを、ネットワーク8を介して接続する。入力情報受信部11、表示情報送信部15およびメール送信部24は、送受信部76に構成される。
図1、図10および図14に示す情報処理装置1の入力情報受信部11、スケジュール記憶部12、日付抽出部13、表示情報生成部14、表示情報送信部15、入力部16、表示部17、メール生成部21、判定部22、メールアドレス記憶部23およびメール送信部24の処理は、制御プログラム79が、制御部71、主記憶部72、外部記憶部73、操作部74、表示部75、送受信部76などを資源として用いて処理することによって実行する。
その他、前記のハードウェア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更および修正が可能である。
制御部71、主記憶部72、外部記憶部73、操作部74、内部バス70などから構成される制御処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。たとえば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等)に格納して配布し、該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行する情報処理装置1を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバが有する記憶装置に該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することで情報処理装置1を構成してもよい。
また、情報処理装置1の機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。たとえば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)に前記コンピュータプログラムを掲示し、ネットワークを介して前記コンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
1 情報処理装置
6 端末
7 端末
8 ネットワーク
11 入力情報受信部
12 スケジュール記憶部
13 日付抽出部
14 表示情報生成部
15 表示情報送信部
16 入力部
17 表示部
21 メール生成部
22 判定部
23 メールアドレス記憶部
24 メール送信部
71 制御部
72 主記憶部
73 外部記憶部
74 操作部
75 表示部
76 送受信部
79 制御プログラム
100、200 情報処理システム

Claims (4)

  1. グループ分けしたメールアドレスを記憶するメールアドレス記憶手段と、
    ユーザが入力した電子メールを取得するメール取得手段と、
    前記電子メールの宛先のグループを示す、前記ユーザが入力した宛先グループ情報を取得する宛先取得手段と、
    前記ユーザが前記宛先グループ情報を入力した際のクリックまたはタップの回数を判定する判定手段と、
    前記クリックまたはタップの回数に基づいて、前記宛先のグループに含まれるメールアドレスをTo、CcおよびBccのいずれかに設定する設定手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定手段は、前記To、CcおよびBccの設定にそれぞれ対応する前記クリックまたはタップの回数を、前記ユーザのこれらの設定の使用頻度によって変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. グループ分けしたメールアドレスを記憶するメールアドレス記憶手段を備える、ユーザがメールを送受信する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    ユーザが入力した電子メールを取得するメール取得ステップと、
    前記電子メールの宛先のグループを示す、前記ユーザが入力した宛先グループ情報を取得する宛先取得ステップと、
    前記ユーザが前記宛先グループ情報を入力した際のクリックまたはタップの回数を判定する判定ステップと、
    前記クリックまたはタップの回数に基づいて、前記宛先のグループに含まれるメールアドレスをTo、CcおよびBccのいずれかに設定する設定ステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  4. コンピュータを、
    グループ分けしたメールアドレスを記憶するメールアドレス記憶手段、
    ユーザが入力した電子メールを取得するメール取得手段、
    前記電子メールの宛先のグループを示す、前記ユーザが入力した宛先グループ情報を取得する宛先取得手段、
    前記ユーザが前記宛先グループ情報を入力した際のクリックまたはタップの回数を判定する判定手段、
    前記クリックまたはタップの回数に基づいて、前記宛先のグループに含まれるメールアドレスをTo、CcおよびBccのいずれかに設定する設定手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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