JP2015180051A - 無線受信装置及び無線受信方法 - Google Patents
無線受信装置及び無線受信方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015180051A JP2015180051A JP2015033851A JP2015033851A JP2015180051A JP 2015180051 A JP2015180051 A JP 2015180051A JP 2015033851 A JP2015033851 A JP 2015033851A JP 2015033851 A JP2015033851 A JP 2015033851A JP 2015180051 A JP2015180051 A JP 2015180051A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fft
- period
- signal
- frequency
- calculation result
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 23
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 claims description 78
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 59
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 27
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 6
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 3
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
【解決手段】各シンボル期間が、FFT期間とFFT期間より短い所定の一定期間との和の期間以上に設定されて送信された、シンボル長が既知の多値FSK変調波に対して、FFT演算部1311は、一定期間経過すると新たな別のFFT期間を設定することを繰り返しながら各FFT期間毎に逐次FFTを行う。判定部1313は、FSK変調波がどのようなタイミングで受信されたとしても、受信FSK変調波の1シンボル内に必ず1つのFFT期間が入り、かつ、FFT期間の長さが最大になるため、FSK変調波の正規の電文の長さ以上の長さの信号は不要信号として排除でき、また、1シンボルの受信強度よりも小さな信号や、シンボル期間よりも短い信号もそれぞれ不要信号として排除する。
【選択図】図4
Description
記憶手段から読み出した各FFT期間毎の演算結果に基づき、複数の第1のFFT演算結果のうち最初に第1のFFT演算結果が得られた第1のFFT期間の演算結果である周波数スペクトル中の信号強度の第1の最大値と、最後に第1のFFT演算結果が得られた第2のFFT期間の演算結果である周波数スペクトル中の信号強度の第2の最大値と、第1のFFT期間より既知のシンボル期間に対応した一定期間の複数倍期間前の第3のFFT期間の演算結果である周波数スペクトルにおける第1の最大値と同じ周波数の第1の信号の信号強度及び第2の最大値と同じ周波数の第2の信号の信号強度と、第2のFFT期間より既知のシンボル期間に対応した一定期間の複数倍期間後の第4のFFT期間の演算結果である周波数スペクトルにおける第1の最大値と同じ周波数の第3の信号の信号強度及び第2の最大値と同じ周波数の第4の信号の信号強度とを抽出し、第1の最大値と第1の信号及び第3の信号の各信号強度との第1及び第2の差分値と、第2の最大値と第2の信号及び第4の信号の各信号強度との第3及び第4の差分値とのうち、少なくとも第1及び第4の差分値、又は第2及び第3の差分値が所定の第5の閾値より大であることを検出する第4の検出手段を備え、復調手段は、第4の検出手段により第1及び第4の差分値、又は第2及び第3の差分値が所定の第5の閾値より大であることが検出されたときの複数の第1のFFT演算結果に対して復調処理を行うことを特徴とする。
記憶手段から読み出した各FFT期間毎の演算結果に基づき、複数の第1のFFT演算結果のうち最初に第1のFFT演算結果が得られた第1のFFT期間の演算結果である周波数スペクトル中の信号強度の第1の最大値と、最後に第1のFFT演算結果が得られた第2のFFT期間の演算結果である周波数スペクトル中の信号強度の第2の最大値と、第1のFFT期間より既知のシンボル期間に対応した一定期間の複数倍期間前の第3のFFT期間の演算結果である周波数スペクトルにおける第1の最大値と同じ周波数の第1の信号の信号強度及び第2の最大値と同じ周波数の第2の信号の信号強度と、第2のFFT期間より既知のシンボル期間に対応した一定期間の複数倍期間後の第4のFFT期間の演算結果である周波数スペクトルにおける第1の最大値と同じ周波数の第3の信号の信号強度及び第2の最大値と同じ周波数の第4の信号の信号強度とを抽出し、第1の最大値と第1の信号及び第3の信号の各信号強度との第1及び第2の差分値と、第2の最大値と第2の信号及び第4の信号の各信号強度との第3及び第4の差分値とのうち、少なくとも第1及び第4の差分値、又は第2及び第3の差分値が所定の第5の閾値より大であることを検出する第4の検出ステップを備え、復調ステップは、第4の検出ステップにより第1及び第4の差分値、又は第2及び第3の差分値が所定の第5の閾値より大であることが検出されたときの複数の第1のFFT演算結果に対して復調処理を行うことを特徴とする。
本実施の形態の無線受信装置は、一例として322MHz以下の周波数を用いて無線通信を行う、微弱電波規格を採用したセンサネットワークシステムで用いられる。このセンサネットワークシステムは、例えば可搬型の無線送信端末においてセンサから得た情報を多値FSK変調して無線送信し、ネットワークを介して無線送信された多値FSK変調波を本実施形態の無線受信装置により受信して復調するシステムである。このセンサネットワークシステムでは、無線送信端末は電池を動作電源とする可搬型であり、できるだけ消費電力を低減することが要求されるのに対し、無線受信装置は電池を動作電源としない非可搬型で消費電力の低減は無線送信端末に比べて厳しく要求はされない。そこで、本実施形態の無線受信装置は、可搬型無線送信端末の消費電力低減のために、可搬型無線送信端末が送信する多値FSK変調波の多値化数を256(=28)と従来に比べて大幅に多くし、かつ、同期コード及び誤り検出コードの無いFSK変調波を2シンボル送信するセンサネットワークシステムに適用され、この256値FSK変調波を受信するものとする。
FFT演算部1311では、予め設定されたFFTポイント分の複数の入力サンプリングデータを蓄積してその全体に対して所定期間(これを「FFT期間」というものとする)FFTを行う。このとき、図5(A)に示すように入力されるFSK変調波21のサンプリングデータに対し、FFT期間がW1で示すようにそのすべてがFSK変調波21のシンボル期間を含む位置にある場合は、そのときの入力サンプリングデータに対してFFTを行って得られた時系列の連続的な周波数スペクトルにおける周波数と信号強度との関係は図5(B)に示すように、ピークレベルが急峻で大レベルでその周波数範囲が狭い、いわゆる周波数分解能が良いものとなる。
(シンボルポイント)≧(FFTポイント)+(アップデートポイント)
上式の左辺の値と右辺の値とが等しいときは、低消費電力化のため最も望ましい。なお、実際には用途に応じてシンボルポイントが決定され(通常は通信距離が長いほどシンボルポイントは大きく設定される)、このシンボルポイントに応じてFFTポイントが決定される。シンボルポイントの期間がシンボル期間に相当する。
このことについて、図8に示すFFT演算結果の時間変化の一例を示す図と共に説明する。同図中、図7と同一時刻には同一符号を付してある。図8において、時刻t0の直前から時刻t5の直後までの複数のFFT期間のFFT演算結果が濃度の濃い矩形部分41で表され、時刻t10の直後の時刻t11から時刻t17付近までの複数のFFT演算結果が濃度の濃い矩形部分42で表されるような信号を、復調すべき本来の2シンボルのFSK変調波の受信信号(31,32)と同時に受信したものとする。これら矩形部分41、42で表される信号は、それぞれ周波数Fc、FdのTH3以上の信号強度の受信信号成分で不要信号である。
Sp1−Np1f > TH2sp (a)
Sp1−Np1e > TH2sp (b)
Sp2−Np2f > TH2sp (c)
Sp2−Np2e > TH2sp (d)
図11は、本発明の無線受信装置におけるFFT演算結果の一実施例を示す。同図中、図7と同一部分には同一符号を付してある。図11において、縦軸はFFT演算結果が得られる時刻を示し、横軸はFFT演算結果である周波数スペクトルを構成する各周波数を示す。256値FSK変調波のFFT演算結果はF1〜F256までの256個の周波数の信号からなる周波数スペクトルを示す。また、図11において、縦軸と横軸との交点に示す数値は一つの周波数成分の信号強度(単位:dBm)を示し、濃度が濃いほど高い信号強度であることを示す。また、図11において、各時刻に対応した1行がその時刻で得られる1FFT期間のFFT演算結果を示している。
また、微弱無線規格は電波強度のみが規定されており、占有する周波数帯域には制限が無く、電波法で問題となることはない。
11 受信アンテナ
12 アナログフロントエンド
13 デジタル処理モジュール
14 処理装置
31,32,41,42 短形部分
131、131A、131B 自システム信号検出部
132 デコード部
1311 高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)演算部
1312 記憶部
1313、1316 判定部
1321 デコーダ
Claims (12)
- 各シンボル期間が、受信側の高速フーリエ変換の単位演算期間であるFFT期間と前記FFT期間より短い所定の一定期間との和の期間以上に設定されて送信された、シンボル数が既知の多値FSK変調波を無線受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記多値FSK変調波に対して、前記FFT期間毎に高速フーリエ変換するとともに、各FFT期間開始後前記一定期間経過すると新たな別のFFT期間を設定することを繰り返しながら各FFT期間毎に同時並行的に高速フーリエ変換を行い、各FFT期間の演算結果として周波数スペクトルを得るFFT演算手段と、
前記FFT演算手段による各FFT期間毎の演算結果を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段から読み出した前記各FFT期間毎の演算結果である前記周波数スペクトルの周波数成分の信号強度の最大値が、信号成分と想定される信号強度より小なる第1の閾値以上である複数のFFT期間の演算結果を複数の第1のFFT演算結果として検出する第1の検出手段と、
複数の前記第1のFFT演算結果が示す各周波数スペクトルのうち、前記最大値の周波数成分以外の周波数成分の信号強度が前記第1の閾値より小なる第2の閾値以上である周波数成分が無い2以上の周波数スペクトルのFFT演算結果を、前記既知のシンボル数のシンボルの第2のFFT演算結果として検出する第2の検出手段と、
前記記憶手段から読み出した前記各FFT期間毎の演算結果に基づき、前記既知のシンボル数の各シンボルにおいて最初に前記第2のFFT演算結果が得られた第1のシンボルより前記既知のシンボル期間に対応した前記一定期間の複数倍期間前の1FFT期間と、最後に前記第2のFFT演算結果が得られた第2のシンボルより前記既知のシンボル期間に対応した前記一定期間の複数倍期間後の1FFT期間の両方の演算結果である両周波数スペクトルにおいて、信号強度が前記第1の閾値より小なる第3の閾値以上である周波数成分が無いことを検出する第3の検出手段と、
前記第3の検出手段により信号強度が前記第3の閾値以上である周波数成分が無いと検出されたときの複数の前記第2のFFT演算結果に対して復調処理を行う復調手段と、
を備えることを特徴とする無線受信装置。 - 前記第3の検出手段により信号強度が前記第3の閾値以上である周波数成分が無いと検出されたときの2以上の前記第2のFFT演算結果が示す複数の周波数スペクトルの信号強度のそれぞれの最大値の差が第4の閾値以下であるとき、複数の前記第2のFFT演算結果を自システムの受信信号の演算結果と判定して、前記復調手段へ出力する手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の無線受信装置。
- 前記第2及び第3の検出手段に代えて、
前記記憶手段から読み出した前記各FFT期間毎の演算結果に基づき、前記複数の第1のFFT演算結果のうち最初に前記第1のFFT演算結果が得られた第1のFFT期間の演算結果である周波数スペクトル中の信号強度の第1の最大値と、最後に前記第1のFFT演算結果が得られた第2のFFT期間の演算結果である周波数スペクトル中の信号強度の第2の最大値と、前記第1のFFT期間より前記既知のシンボル期間に対応した前記一定期間の複数倍期間前の第3のFFT期間の演算結果である周波数スペクトルにおける前記第1の最大値と同じ周波数の第1の信号の信号強度及び前記第2の最大値と同じ周波数の第2の信号の信号強度と、前記第2のFFT期間より前記既知のシンボル期間に対応した前記一定期間の複数倍期間後の第4のFFT期間の演算結果である周波数スペクトルにおける前記第1の最大値と同じ周波数の第3の信号の信号強度及び前記第2の最大値と同じ周波数の第4の信号の信号強度とを抽出し、前記第1の最大値と前記第1の信号及び前記第3の信号の各信号強度との第1及び第2の差分値と、前記第2の最大値と前記第2の信号及び前記第4の信号の各信号強度との第3及び第4の差分値とのうち、少なくとも前記第1及び第4の差分値、又は前記第2及び第3の差分値が所定の第5の閾値より大であることを検出する第4の検出手段を備え、
前記復調手段は、前記第4の検出手段により前記第1及び第4の差分値、又は前記第2及び第3の差分値が所定の第5の閾値より大であることが検出されたときの複数の前記第1のFFT演算結果に対して復調処理を行うことを特徴とする請求項1記載の無線受信装置。 - 前記第4の検出手段により前記第1及び第4の差分値、又は前記第2及び第3の差分値が所定の第4の閾値より大であることが検出されたときの複数の前記第1のFFT演算結果が示す複数の周波数スペクトルの信号強度のそれぞれの最大値の差が前記第5の閾値と同程度の第6の閾値以下であるとき、複数の前記第1のFFT演算結果を自システムの受信信号の演算結果と判定して、前記復調手段へ出力する手段を更に備えることを特徴とする請求項3記載の無線受信装置。
- 前記FFT演算手段は、
前記受信手段により受信された前記多値FSK変調波に対してAD変換して得られたサンプリングデータに対して、前記FFT期間毎に所定の第1のサンプリングデータ数のサンプリングデータの高速フーリエ演算を行うとともに、前記第1のサンプリングデータ数の1/M倍(Mは4以上の自然数)の第2のサンプリングデータ数のサンプリングデータのFFT演算時間を前記一定期間として、前記一定期間経過すると新たな別のFFT期間を設定することを繰り返しながら同時並行的に高速フーリエ演算を行うことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の無線受信装置。 - 前記受信手段が受信する前記多値FSK変調波は、同期コード及び誤り検出符号を含まず電文のみからなる、8値以上の多値FSK変調波であることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一項記載の無線受信装置。
- 各シンボル期間が、受信側の高速フーリエ変換の単位演算期間であるFFT期間と前記FFT期間より短い所定の一定期間との和の期間以上に設定されて送信された、シンボル数が既知の多値FSK変調波を無線受信する受信ステップと、
前記受信ステップにより受信された前記多値FSK変調波に対して、前記FFT期間毎に高速フーリエ変換するとともに、各FFT期間開始後前記一定期間経過すると新たな別のFFT期間を設定することを繰り返しながら各FFT期間毎に同時並行的に高速フーリエ変換を行い、各FFT期間の演算結果として周波数スペクトルを得るFFT演算ステップと、
前記FFT演算ステップによる各FFT期間毎の演算結果を記憶部に記憶する記憶ステップと、
前記記憶部から読み出した前記各FFT期間毎の演算結果である前記周波数スペクトルの周波数成分の信号強度の最大値が、信号成分と想定される信号強度より小なる第1の閾値以上である複数のFFT期間の演算結果を複数の第1のFFT演算結果として検出する第1の検出ステップと、
複数の前記第1のFFT演算結果が示す各周波数スペクトルのうち、前記最大値の周波数成分以外の周波数成分の信号強度が前記第1の閾値より小なる第2の閾値以上である周波数成分が無い2以上の周波数スペクトルのFFT演算結果を、前記既知のシンボル数のシンボルの第2のFFT演算結果として検出する第2の検出ステップと、
前記記憶部から読み出した前記各FFT期間毎の演算結果に基づき、前記第2のFFT演算結果が得られる前記既知のシンボル数の各シンボルにおいて最初に前記第2のFFT演算結果が得られた第1のシンボルより前記既知のシンボル期間に対応した前記一定期間の複数倍期間前の1FFT期間と、最後に前記第2のFFT演算結果が得られた第2のシンボルより前記既知のシンボル期間に対応した前記一定期間の複数倍期間後の1FFT期間の両方の演算結果である両周波数スペクトルにおいて、信号強度が前記第1の閾値より小なる第3の閾値以上である周波数成分が無いことを検出する第3の検出ステップと、
前記第3の検出ステップにより信号強度が前記第3の閾値以上である周波数成分が無いと検出されたときの2以上の前記第2のFFT演算結果に対して復調処理を行う復調ステップと、
を含むことを特徴とする無線受信方法。 - 前記第3の検出ステップにより信号強度が前記第3の閾値以上である周波数成分が無いと検出されたときの2以上の前記第2のFFT演算結果が示す複数の周波数スペクトルの信号強度のそれぞれの最大値の差が第4の閾値以下であるとき、複数の前記第2のFFT演算結果を自システムの受信信号の演算結果と判定して、前記復調ステップで復調させるために出力する出力ステップを更に含むことを特徴とする請求項7記載の無線受信方法。
- 前記第2及び第3の検出ステップに代えて、
前記記憶手段から読み出した前記各FFT期間毎の演算結果に基づき、前記複数の第1のFFT演算結果のうち最初に前記第1のFFT演算結果が得られた第1のFFT期間の演算結果である周波数スペクトル中の信号強度の第1の最大値と、最後に前記第1のFFT演算結果が得られた第2のFFT期間の演算結果である周波数スペクトル中の信号強度の第2の最大値と、前記第1のFFT期間より前記既知のシンボル期間に対応した前記一定期間の複数倍期間前の第3のFFT期間の演算結果である周波数スペクトルにおける前記第1の最大値と同じ周波数の第1の信号の信号強度及び前記第2の最大値と同じ周波数の第2の信号の信号強度と、前記第2のFFT期間より前記既知のシンボル期間に対応した前記一定期間の複数倍期間後の第4のFFT期間の演算結果である周波数スペクトルにおける前記第1の最大値と同じ周波数の第3の信号の信号強度及び前記第2の最大値と同じ周波数の第4の信号の信号強度とを抽出し、前記第1の最大値と前記第1の信号及び前記第3の信号の各信号強度との第1及び第2の差分値と、前記第2の最大値と前記第2の信号及び前記第4の信号の各信号強度との第3及び第4の差分値とのうち、少なくとも前記第1及び第4の差分値、又は前記第2及び第3の差分値が所定の第5の閾値より大であることを検出する第4の検出ステップを備え、
前記復調ステップは、前記第4の検出ステップにより前記第1及び第4の差分値、又は前記第2及び第3の差分値が所定の第5の閾値より大であることが検出されたときの複数の前記第1のFFT演算結果に対して復調処理を行うことを特徴とする請求項7記載の無線受信方法。 - 前記第4の検出ステップにより前記第1及び第4の差分値、又は前記第2及び第3の差分値が所定の第4の閾値より大であることが検出されたときの複数の前記第1のFFT演算結果が示す複数の周波数スペクトルの信号強度のそれぞれの最大値の差が前記第5の閾値と同程度の第6の閾値以下であるとき、複数の前記第1のFFT演算結果を自システムの受信信号の演算結果と判定して、前記復調ステップで復調させる出力ステップを更に備えることを特徴とする請求項9記載の無線受信方法。
- 前記FFT演算ステップは、
前記受信ステップにより受信された前記多値FSK変調波に対してAD変換して得られたサンプリングデータに対して、FFT期間毎に所定の第1のサンプリングデータ数のサンプリングデータの高速フーリエ演算を行うとともに、前記第1のサンプリングデータ数の1/M倍(Mは4以上の自然数)の第2のサンプリングデータ数のサンプリングデータのFFT演算時間を前記一定期間として、前記一定期間経過すると新たな別のFFT期間を設定することを繰り返しながら同時並行的に高速フーリエ演算を行うことを特徴とする請求項7乃至10のうちいずれか一項記載の無線受信方法。 - 前記受信ステップで受信する前記多値FSK変調波は、同期コード及び誤り検出符号を含まず電文のみからなる、8値以上の多値FSK変調波であることを特徴とする請求項7乃至11のうちいずれか一項記載の無線受信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015033851A JP6382130B2 (ja) | 2014-02-26 | 2015-02-24 | 無線受信装置及び無線受信方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014035624 | 2014-02-26 | ||
JP2014035624 | 2014-02-26 | ||
JP2015033851A JP6382130B2 (ja) | 2014-02-26 | 2015-02-24 | 無線受信装置及び無線受信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015180051A true JP2015180051A (ja) | 2015-10-08 |
JP6382130B2 JP6382130B2 (ja) | 2018-08-29 |
Family
ID=54263780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015033851A Active JP6382130B2 (ja) | 2014-02-26 | 2015-02-24 | 無線受信装置及び無線受信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6382130B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109067684A (zh) * | 2018-07-03 | 2018-12-21 | 武汉工程大学 | 一种低频2fsk通信解调方法、装置及计算机设备 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09130300A (ja) * | 1995-08-28 | 1997-05-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 多値周波数シフトキーイング復調器 |
JP2005086552A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Toshiba Corp | Mfsk受信システム |
JP2010050546A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Toshiba Corp | 復調装置及び復調方法 |
JP2012134981A (ja) * | 2010-12-23 | 2012-07-12 | Swatch Group Research & Development Ltd | 高感度復調器を備えるfsk無線周波数信号用受信機およびその作動方法 |
JP2015149575A (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-20 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 無線受信装置及び無線受信方法 |
-
2015
- 2015-02-24 JP JP2015033851A patent/JP6382130B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09130300A (ja) * | 1995-08-28 | 1997-05-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 多値周波数シフトキーイング復調器 |
JP2005086552A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Toshiba Corp | Mfsk受信システム |
JP2010050546A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Toshiba Corp | 復調装置及び復調方法 |
JP2012134981A (ja) * | 2010-12-23 | 2012-07-12 | Swatch Group Research & Development Ltd | 高感度復調器を備えるfsk無線周波数信号用受信機およびその作動方法 |
JP2015149575A (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-20 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 無線受信装置及び無線受信方法 |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
H.OKADA, T.ITOH: "Development of a wireless sensor network using M-ary FSK Modulation with Short Packet", SENSORS, 2014 IEEE, JPN6018028773, 15 December 2014 (2014-12-15) * |
H.OKADA, T.ITOH: "M-ary FSK Modulation Using Short Packet without a Preamble and Error Detection Codes for Low Power W", WIRELESS SENSOR NETWORK,2014,6, JPN6018028776, 28 March 2014 (2014-03-28), pages 35 - 42 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6382130B2 (ja) | 2018-08-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ATE496470T1 (de) | Kommunikationssystem mit einem geteilten basisband-prozessor zum senden und empfangen über verschiedene bandbreiten | |
KR20110000641A (ko) | 무선 통신에서 스펙트럼 자원을 이용하기 위한 시스템 및 방법 | |
US20220103407A1 (en) | Fsk radio-frequency demodulators | |
JP2008022340A (ja) | マルチモード受信回路 | |
CN102668658A (zh) | Fm信号的基于自相关性的频谱感测 | |
US9094265B1 (en) | Receiving apparatus and demodulation method | |
CN105703784B (zh) | 谐波杂散抑制的方法和设备接收机 | |
JP2004032125A5 (ja) | ||
JP6382130B2 (ja) | 無線受信装置及び無線受信方法 | |
JP5213580B2 (ja) | キャリアオフセットの検出回路および検出方法、情報通信機器 | |
JP2016119644A (ja) | 無線受信装置、電子機器、及び無線受信方法 | |
US20150249560A1 (en) | System and method for fsk demodulation | |
JP5988863B2 (ja) | 受信装置及び復調方法 | |
US9337888B2 (en) | Method for radio transmission by ultra wideband transmission | |
JP3996782B2 (ja) | ダイバーシティ・アダプタおよびダイバーシティ・アダプタからの信号を入力するofdm受信装置ならびにダイバーシティ受信装置 | |
JP6229518B2 (ja) | 無線受信装置及び無線受信方法 | |
CN113765545B (zh) | 蓝牙接收机解调系统及方法 | |
US9225567B2 (en) | Receiving apparatus and demodulation method | |
JP4784917B2 (ja) | 無線端末装置 | |
CN114124257B (zh) | 信号质量评估装置及信号质量评估方法 | |
KR102438128B1 (ko) | 통신 채널 잡음 및 간섭을 디지털로 특성화하기 위한 장치 및 방법 | |
US8964910B2 (en) | Method for identifying and detecting a radio signal for a cognitive communication system | |
CN109842423A (zh) | 多天线接收信号的处理方法及装置 | |
WO2014132310A1 (ja) | 受信装置および復調方法 | |
Rao et al. | DETECTION AND DECODING OF ASK SIGNALS USING AN SDR RECEIVER |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170914 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180720 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180731 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180801 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6382130 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |