JP2015178283A - Steering wheel - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ハンドル本体の一部を覆って取り付けられたフィニッシャを備えたハンドルに関する。 The present invention relates to a handle provided with a finisher attached to cover a part of the handle body.
従来、自動車などの車両において、円環状をなす操作用のリム部と、このリム部の内側に位置して車体側と連結されるボス部と、これらリム部とボス部とを接続する複数のスポーク部とを備えたステアリングホイール本体を備えたハンドルとしてのステアリングホイールが用いられている。ボス部には、エアバッグ装置などのモジュールが取り付けられるとともに、このモジュールとスポーク部との隙間部分を覆って美観を向上するためのフィニッシャが取り付けられる。 Conventionally, in a vehicle such as an automobile, an annular rim portion for operation, a boss portion located inside the rim portion and coupled to the vehicle body side, and a plurality of rim portions and the boss portions are connected to each other. A steering wheel is used as a handle having a steering wheel body including a spoke portion. A module such as an airbag device is attached to the boss portion, and a finisher for covering the gap portion between the module and the spoke portion to improve the aesthetic appearance is attached.
近年、自動車の衝突時などに乗員を保護することを目的として、ステアリングホイール本体のスポーク部の芯金が、過大な力が加わった際に塑性変形するようになっている。このようにスポーク部の芯金を塑性変形させる場合、フィニッシャがスポーク部に底付きして力の吸収を妨げないようにすることが求められる。 In recent years, for the purpose of protecting the occupant in the event of a car collision or the like, the cored bar of the spoke portion of the steering wheel body is plastically deformed when an excessive force is applied. When the core metal of the spoke part is plastically deformed in this way, it is required that the finisher does not interfere with the absorption of the force by attaching to the spoke part.
このような構成として、フィニッシャに箱状の衝撃吸収部を設けて、過大な力が加わった際のフィニッシャ側からの反力を抑制したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。 As such a configuration, a box-like impact absorbing portion is provided on the finisher to suppress a reaction force from the finisher side when an excessive force is applied (see, for example, Patent Document 1). .
上述のような構成の場合、衝撃吸収部の分フィニッシャが大きくならないように、より小型化することが求められる。また、フィニッシャに各種スイッチなどの機能を持たせる場合には、上述の衝撃吸収部を設けることが容易でなく、他の衝撃吸収構造が求められる。 In the case of the above-described configuration, it is required to further reduce the size so that the finisher of the shock absorbing portion does not become large. In addition, when the finisher is provided with functions such as various switches, it is not easy to provide the above-described shock absorbing portion, and another shock absorbing structure is required.
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、過大な力の入力によるスポーク部の塑性変形時のフィニッシャからの反力を抑制できるとともに、小型化に対応できるハンドルを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above points, and an object thereof is to provide a handle that can suppress reaction force from the finisher at the time of plastic deformation of a spoke portion due to input of excessive force, and can cope with downsizing. And
請求項1記載のハンドルは、操作用のリム部、車体に接続されるボス部、及びこれらリム部とボス部とを接続する複数のスポーク部を備えたハンドル本体と、このハンドル本体の一部を覆って取り付けられたフィニッシャとを具備し、前記フィニッシャは、前記ボス部と一の前記スポーク部との少なくともいずれかに対して固定される被固定部と、他の前記スポーク部に対して離脱可能に取り付けられる被取付部とを備え、他の前記スポーク部は、前記リム部側から前記ボス部側に向かって反乗員側へと傾斜し前記フィニッシャと対向する傾斜面部を備えたものである。 The handle according to claim 1 is a handle body including an operation rim portion, a boss portion connected to the vehicle body, and a plurality of spoke portions connecting the rim portion and the boss portion, and a part of the handle body. A finisher attached to cover the fixed portion, which is fixed to at least one of the boss portion and one of the spoke portions, and separated from the other spoke portion. The other spoke portion is provided with an inclined surface portion that is inclined from the rim portion side toward the boss portion side toward the non-occupant side and opposed to the finisher. .
請求項2記載のハンドルは、請求項1記載のハンドルにおいて、他のスポーク部は、金属製のスポーク芯金と、このスポーク芯金の一部を覆う可撓性のスポーク被覆部と、このスポーク被覆部に設けられフィニッシャの被取付部が挿入されて取り付けられる孔部とを備えたものである。 The handle according to claim 2 is the handle according to claim 1, wherein the other spoke parts are a metal spoke cored bar, a flexible spoke covering part covering a part of the spoke cored bar, and the spoke. And a hole portion that is provided in the covering portion and into which the finisher attached portion is inserted and attached.
請求項3記載のハンドルは、請求項2記載のハンドルにおいて、フィニッシャは、押し操作するスイッチ装置を備え、他のスポーク部は、スポーク被覆部に設けられ前記スイッチ装置を押し操作に対向して支持する平面状の平面部を備えたものである。 The handle according to claim 3 is the handle according to claim 2, wherein the finisher is provided with a switch device for pushing operation, and the other spoke portion is provided in the spoke covering portion and supports the switch device in opposition to the pushing operation. It is provided with a planar plane portion.
請求項1記載のハンドルによれば、通常時、フィニッシャは被固定部がボス部と一のスポーク部との少なくともいずれかに対して固定され、被取付部が他のスポーク部に取り付けられていることで、ハンドル本体の一部を確実に覆った状態を保つ。過大な力の入力によりスポーク部が塑性変形したときには、フィニッシャは被取付部が他のスポーク部から離脱するとともにリム部側からボス部側に向かって反乗員側に傾斜する傾斜面部により他のスポーク部からボス部側に逃げて、フィニッシャからの反力を抑制できる。例えばフィニッシャに衝撃吸収部などを別途設ける必要がなく、小型化に対応できる。 According to the handle of the first aspect of the present invention, in the normal state, the fixed portion of the finisher is fixed to at least one of the boss portion and the one spoke portion, and the attached portion is attached to the other spoke portion. In this way, a state in which a part of the handle body is securely covered is maintained. When the spoke part is plastically deformed due to excessive force input, the finisher separates the other spoke from the other spoke part by the inclined surface part inclined from the rim part side toward the boss part side toward the occupant side. It can escape from the part to the boss part side, and can suppress the reaction force from the finisher. For example, it is not necessary to separately provide a shock absorbing portion or the like in the finisher, and it can be reduced in size.
請求項2記載のハンドルによれば、請求項1記載のハンドルの効果に加え、金属製のスポーク芯金の一部を覆う可撓性のスポーク被覆部に設けた孔部にフィニッシャの被取付部を挿入することで、過大な力の入力によりスポーク部が塑性変形したときに、孔部が容易に裂けて被取付部が容易に離脱可能となる。 According to the handle according to claim 2, in addition to the effect of the handle according to claim 1, the finisher attached portion is formed in the hole provided in the flexible spoke covering portion that covers a part of the metal spoke core metal. When the spoke portion is plastically deformed by an excessive force input, the hole portion is easily torn and the attached portion can be easily detached.
請求項3記載のハンドルによれば、請求項2記載のハンドルの効果に加え、他のスポーク部のスポーク被覆部に設けた平面部によってスイッチ装置を押し操作に対向して支持することで、スイッチ装置の押し操作時のフィニッシャのずれを防止して、スイッチ装置の操作性を確保できる。 According to the handle according to claim 3, in addition to the effect of the handle according to claim 2, the switch device is supported by the flat portion provided in the spoke covering portion of the other spoke portion so as to be opposed to the pressing operation, thereby It is possible to prevent the finisher from being displaced at the time of pushing the device and to ensure the operability of the switch device.
以下、本発明のハンドルの一実施の形態を図面を参照して説明する。 Hereinafter, an embodiment of a handle of the present invention will be described with reference to the drawings.
図10において、10はハンドルとしてのステアリングホイールで、このステアリングホイール10は、自動車の運転席の乗員の前方に配置され、ハンドル本体としてのステアリングホイール本体11と、このステアリングホイール本体11の乗員側に装着されたエアバッグ装置などのモジュール12と、ステアリングホイール本体11の反乗員側に取り付けられる被覆部材としてのカバー体(ボディカバー)13(図9)と、ステアリングホイール本体11の乗員側に取り付けられるフィニッシャ14となどから構成されている。
In FIG. 10,
そして、ステアリングホイール10は、通常傾斜した状態で備えられる図示しない操縦装置としてのステアリングシャフトに装着されるものであるが、以下、モジュール12側を乗員側、正面側あるいは後側、ステアリングシャフト側を車体側、背面側あるいは前側とし、このステアリングシャフトに沿った前後方向を軸方向とし、その他、このステアリングホイール10が備えられる車体の直進方向を基準として、前後方向及び上下方向などの方向を説明する。
The
このステアリングホイール本体11は、図8ないし図10に示すように、金属製の芯金15と、この芯金15の一部を一体的に覆う軟質の被覆部16とを備えている。そして、このステアリングホイール本体11は、円環状をなすリム部(リング部)17と、このリム部17の内側に位置するボス部(マウント部)18と、これらリム部17とボス部18とを連結する複数の、例えば本実施の形態では3本のスポーク部19とから構成されている。すなわち、スポーク部19には、リム部17とボス部18の下部とを連結する一のスポーク部である下部スポーク部21と、リム部17とボス部18の両側とをそれぞれ連結する両側一対の他のスポーク部である側部スポーク部22とが設定されている。
As shown in FIGS. 8 to 10, the steering wheel
芯金15は、リム部17、ボス部18及びスポーク部19の一部をなすリム芯金24、ボス芯金25、及びスポーク芯金26を備えている。そして、ボス芯金25は、ボスプレート、あるいはハブコアなどとも呼ばれるもので、ステアリングシャフトに嵌着される円筒状のボス25aを備え、このボス25aを金型に配置しマグネシウム合金などのインサート成形により、ボス芯金25の一部、円環状のリム芯金24及び放射状に配置されるスポーク芯金26が一体的に形成されている。また、この芯金15は、乗員を保護するため、大きな力が加わった状態で変形、移動し、衝撃を吸収するようになっている。なお、ステアリングホイール本体11は略左右対称(車幅方向に略対称)な形状となっているため、説明をより明確にするために、図1ないし図7には右側(一側)についてのみ図示し、左側(他側)についての図示を省略する。
The
リム芯金24には、図示しないが、下側の両側部などの位置に、このリム芯金24の他の部分よりも細く変形しやすい変形容易部が形成されており、この変形容易部を含む部分が変形することで、過大な荷重を吸収するようになっている。
Although not shown, the
ボス芯金25の上端部の両側には、フィニッシャ14を固定部材であるねじ(ビス)27によって固定するためのねじボスである固定部28,28が設けられている。また、このボス芯金25には、スポーク芯金26と連結されるボス芯金下部連結部31,31及び(一及び他の)ボス芯金側部連結部32,33がそれぞれ突設されている。
Fixing
固定部28,28は、ボス芯金側部連結部32,33の近傍、すなわちボス芯金25とスポーク芯金26との連結部近傍、換言すればスポーク芯金26のボス芯金25側の付け根の近傍に位置している。これら固定部28,28は、ボス芯金25から上方に延出する延出部35,35の先端部に位置している。
The
ボス芯金下部連結部31,31は、ボス芯金25の下端部の両側に離間されて配置され、下方に向けて突設されている。
The boss mandrel lower connecting
ボス芯金側部連結部32,33は、ボス芯金25の両側にて上下に離間された位置に突設されている。各ボス芯金側部連結部32は、延出部35の基端側の側部にて側方に突設されている。また、各ボス芯金側部連結部33は、ボス芯金25の側縁に沿って正面側に向けて板状に突設されている。
The boss core metal
そして、スポーク芯金26は、下部スポーク部21の一部をなしボス芯金25の下側部から下方に延びる一のスポーク芯金である下部スポーク芯金37と、両側一対の側部スポーク部22の一部をなしボス芯金25の上側部から両側に延びる両側一対の他のスポーク芯金である側部スポーク芯金38とを備えている。
The spoke cored
下部スポーク芯金37は、リム芯金24の下部の内縁に対して下端部が連結される第1の連結体部である図示しない板状の第1の下部連結部と、この第1の下部連結部の上端部からそれぞれ延出され上端部がボス芯金25の下部にてボス芯金下部連結部31,31に連結される細長い角柱状(棒状)の第2の連結体部である第2の下部連結部42,42とを備えている。そして、この下部スポーク芯金37は、リム芯金24の径方向に沿って放射状に形成されている。
The lower
第1の下部連結部は、リム芯金24の下部の内縁から上方に向けて、背面方向に傾斜状に延びている。すなわち、この第1の下部連結部は、ステアリングホイール本体11の中心側(ボス芯金25(ボス部18)側)に向けて前方に傾斜している。また、この第1の下部連結部は、被覆部16に覆われて内包され、外部に露出していない。
The first lower connecting portion extends upward from the inner edge of the lower portion of the
各第2の下部連結部42は、第1の下部連結部の上端部にて左右に離間された位置に突設されており、この第1の下部連結部に対して背面方向へと屈曲するように延びている。すなわち、これら第2の下部連結部42は、ステアリングホイール本体11の中心側(ボス芯金25(ボス部18)側)に向けて前方に、第1の下部連結部よりも急峻に傾斜している。したがって、下部スポーク芯金37は、全体として階段状に屈曲されてリム芯金24とボス芯金25とを連結するようになっている。
Each of the second lower connecting
また、各側部スポーク芯金38は、リム芯金24の一側部の内縁に対して一端部(一側部)が連結される第1の連結体である板状の第1の側部連結部44と、この第1の側部連結部44の他端部(他側部)に設けられた平面連結部45と、この平面連結部45からそれぞれ延出されボス芯金25の一側部に連結される細長い角柱状(棒状)の(一及び他の)連結体である(一及び他の)第2の側部連結部46,47とをそれぞれ備えている。
Further, each side spoke
各第1の側部連結部44は、リム芯金24の一側部の内縁から背面方向へと、リム芯金24の中央部側に向けて傾斜状に延びている。すなわち、この第1の側部連結部44は、ステアリングホイール本体11の中心側(ボス芯金25(ボス部18)側)に向けて前方に傾斜している。また、この第1の側部連結部44は、被覆部16に覆われて内包され、外部に露出していない。
Each of the first
平面連結部45は、正面背面方向に傾斜しておらず、各第1の側部連結部44のリム芯金24と反対側の端縁部に沿って、車幅方向に平面状に形成されている。この平面連結部45は、被覆部16に覆われて内包され、外部に露出していない。
The
各第2の側部連結部46,47は、各第1の側部連結部44のボス芯金25側の側部にて上下に離間された位置に突設されており、各第1の側部連結部44に対して背面方向へと傾斜状に延びている。すなわち、各第2の側部連結部46,47は、それぞれステアリングホイール本体11の中心側(ボス芯金25(ボス部18)側)に向けて前方に、各第1の側部連結部44よりも急峻に傾斜している。したがって、各側部スポーク芯金38は、全体として階段状に屈曲されてリム芯金24とボス芯金25とを連結するようになっている。また、各第2の側部連結部46は、各第1の側部連結部44と反対側の端部が各ボス芯金側部連結部32とそれぞれ連結されている。したがって、各第2の側部連結部47は、延出部35及び固定部28の近傍(下方)にてボス芯金25に連結されている。また、各第2の側部連結部47は、各第1の側部連結部44と反対側の端部が各ボス芯金側部連結部33の後端部とそれぞれ連結されている。そして、これら第2の側部連結部46,47は、平面連結部45及び各ボス芯金側部連結部32,33に対して、角部を有さずに湾曲状に緩やかに連続するようになっている。
Each of the second
また、被覆部16は、リム芯金24の外周部を覆うリム被覆部51と、スポーク芯金26のリム部17側の部分の外周部を覆うスポーク被覆部52とを備え、例えば軟質の発泡ポリウレタンなどの合成樹脂により形成されて可撓性を有するとともに、表面の一部に表皮体53を備えている。
The covering
リム被覆部51は、乗員によって直接把持される部分であり、リム芯金24全体を内包するように形成されている。このリム被覆部51は、全体が表皮体53によって覆われている。
The
スポーク被覆部52は、ステアリングホイール本体11に取り付けられたモジュール12及びフィニッシャ14によって覆われずに外部に露出する部分が表皮体53により覆われ、モジュール12及びフィニッシャ14と対向する部分は表皮体53によって覆われていない。このスポーク被覆部52には、下部スポーク芯金37を覆う下部スポーク被覆部55と、各側部スポーク芯金38を覆う側部スポーク被覆部56とが設定されている。
The
下部スポーク被覆部55は、下部スポーク芯金37の第1の下部連結部及び第2の下部連結部42,42の上端部を除く第1の下部連結部側すなわち下側を覆って内包している。すなわち、この下部スポーク被覆部55は、リム芯金24と連続する下部スポーク芯金37の下側をリム被覆部51と連続して覆っている。また、この下部スポーク被覆部55の上端部には、モジュール12の下部に密着して対向する下部対向面部58が形成されている。さらに、この下部スポーク被覆部55の両側部には、ステアリングホイール本体11に取り付けられるフィニッシャ14,14の下端側が嵌合されてこれらフィニッシャ14,14により覆われる第1の嵌合部である下部嵌合部59,59が凹設されている。そして、これら下部嵌合部59,59には、フィニッシャ14,14の一部が正面側から挿入されてこれらフィニッシャ14,14の一部が挿入保持される丸孔状の固定孔部である(一及び他の)下部孔部61,62がそれぞれ凹設されている。
The lower spoke covering
下部孔部61,62は、互いに上下に離間された位置に形成されている。これら下部孔部61,62は、ボス芯金25の固定部28,28よりもステアリングホイール本体11の車幅方向の中央側で、かつ、スポーク芯金26の下部スポーク芯金37の第2の下部連結部42の外側方の位置にそれぞれ配置されている。これら下部孔部61,62は、正面背面方向に長手状に形成されており、下部スポーク被覆部55を貫通していない。下部孔部61の内部には、下部スポーク芯金37の第2の下部連結部42側、すなわちステアリングホイール本体11の車幅方向の中央側に、フィニッシャ14の係止用の(一の)段差部61aが形成されている。また、下部孔部62の内部には、全周に亘って、フィニッシャ14の係止用の(他の)段差部62aが形成されている。
The
各側部スポーク被覆部56は、側部スポーク芯金38の第1の側部連結部44、平面連結部45及び第2の側部連結部46を覆って内包しており、第2の側部連結部47を覆っていない。各側部スポーク被覆部56には、他の嵌合部としての側部嵌合部64が凹設されており、この側部嵌合部64に位置して、側部スポーク芯金38に第1の側部連結部44を覆う第1の被覆部65と、平面連結部45の一部を覆う第2の被覆部66と、第2の側部連結部46を覆う第3の被覆部67とが一体に備えられているとともに、この側部嵌合部64の内縁部が、ステアリングホイール本体11に取り付けられたフィニッシャ14の側部ないし上部に亘って対向する壁部68となっている。
Each side spoke covering
側部嵌合部64は、側部スポーク被覆部56の下方と連通するように形成されている。
Side
第1の被覆部65は、ステアリングホイール本体11に取り付けられたフィニッシャ14に対向する正面側すなわち表面側が第1の側部連結部44と略平行となるように傾斜した対向面部71となっている。また、この第1の被覆部65の下部には、壁部68と連続するリム被覆部51側に、車幅方向に沿って長手状の直方体状の突出部72が正面方向に立ち上げられている。そして、この突出部72には、フィニッシャ14の一部が挿入保持される丸孔状の孔部73が凹設されている。
The
対向面部71は、ステアリングホイール本体11に取り付けられたフィニッシャ14の背面に例えば1mm以下の距離で対向または接触し、正面側から見てこのフィニッシャ14と車幅方向にラップする箇所である。
The facing
孔部73は、正面背面方向に長手状に形成されており、側部スポーク被覆部56を貫通していない。孔部73の内部には、リム芯金24(リム部17)側、すなわちステアリングホイール本体11の車幅方向の外側に、ステアリングホイール本体11に取り付けられたフィニッシャ14の一部を離脱可能に係止するための係止段差部73aが形成されている。
The
第2の被覆部66は、ステアリングホイール本体11に取り付けられたフィニッシャ14に対向する表面側が平面連結部45と略平行となるように、車幅方向に沿って平面状に形成されており、この表面が、フィニッシャ14と接触してこのフィニッシャ14を支持する平面部75となっている。すなわち、この平面部75は、正面側から見てこのフィニッシャ14と車幅方向にラップする箇所であり、正面背面方向に傾斜しておらず、対向面部71に対して車幅方向の寸法が小さく(幅狭に)形成され、この対向面部71の側縁部に連続している。
The
第3の被覆部67は、ステアリングホイール本体11に取り付けられたフィニッシャ14の背面側に対して離間されて位置する正面側である表面側が、第2の被覆部66(平面部75)に対して湾曲して連続しているとともに、第2の側部連結部46と略平行となるように傾斜して形成されている。また、この第3の被覆部67の背面側である裏面側には、カバー体13を位置決めするための複数の位置決め凹部76が凹設されている。そして、この第3の被覆部67の表面とこの第3の被覆部67(被覆部16(スポーク被覆部52))によって覆われていない第2の側部連結部47の表面とが、リム部17側からボス部18側に向けて乗員から離間する方向である前方に傾斜した傾斜面部77となっている。この傾斜面部77は、過大な力が加わってステアリングホイール本体11から外れたフィニッシャ14を乗員から離間する前方へとガイドするものであり、平面部75に対して緩やかに湾曲して連続するとともに、対向面部71よりも前方に急峻に、例えば車幅方向に対して45°以上の角度で傾斜している。すなわち、この傾斜面部77と対向面部71との間に平面部75が介在されている。また、この傾斜面部77は、ステアリングホイール本体11に取り付けられたフィニッシャ14に対して対向面部71及び平面部75よりも背面側(前方)に離間されている。
The
壁部68は、リム被覆部51と第1の被覆部65の側部との間に位置する第1の壁部である側壁部78と、第1ないし第3の被覆部65,66,67の上部に亘って連続して位置する第2の壁部である上壁部79とを備えている。
The
側壁部78は、表面側の略全体が表皮体53によって覆われている。また、この側壁部78には、フィニッシャ14の反ボス部18(反ボス芯金25)側(反モジュール12側)の側部を係止するための長孔状(スリット状)の複数、例えば一対の係止孔部81が上側寄りの位置に互いに上下に離間されて車幅方向に貫通して設けられている。
The
上壁部79には、第3の被覆部67の平面部75に対して離間された位置の上部に、ステアリングホイール本体11に取り付けられたフィニッシャ14の一部を支持する支持受部83が段差状に形成されており、この支持受部83及び支持受部83の周囲を除く部分の表面側が表皮体53によって覆われている。この支持受部83は、ステアリングホイール本体11に取り付けられたフィニッシャ14に対向する表面側が正面背面方向に傾斜しておらず、車幅方向に沿って平面状となっている。また、この支持受部83は、ボス芯金25の各固定部28の側方で、かつ、傾斜面部77の両端間に位置しており、各固定部28よりも正面側に突出している。
A
表皮体53は、例えば皮革や合成樹脂などにより形成され、被覆部16の美観や触感を向上するようになっている。この表皮体53は、リム被覆部51及びスポーク被覆部52に対して一体成形されていてもよいし、別途形成してリム被覆部51及びスポーク被覆部52の成形後に巻き付けるようにしてもよい。
The
一方、モジュール12は、例えば膨張展開可能なエアバッグやエアバッグの膨張用のガスを供給するインフレータなどを備えたエアバッグ装置、あるいは衝撃吸収体を収納したパッド体などであり、ステアリングホイール本体11のボス部18を覆って、スポーク部19間に嵌合して取り付けられている。このモジュール12は、ステアリングホイール本体11に対して前後方向に可動的に弾性支持することで、ホーン機構を動作させるホーンスイッチ装置などとして機能させることができる。
On the other hand, the
図1ないし図5に示すカバー体13は、ロアカバー、あるいは裏カバーなどとも呼ばれるもので、絶縁性を有する熱可塑性樹脂により正面側が開口した箱状に成形され、ステアリングホイール本体11のボス部18及びスポーク部19のボス部18側の部分の背面側すなわち裏面側を覆っている。このカバー体13の内部には、補強用のリブ86と、被覆部16(スポーク被覆部52)の各位置決め凹部76に挿入されて位置決めされるリブ状の複数の位置決め部87とが突設されている。また、このカバー体13には、各固定部28の背面側に同軸状に嵌合されてねじ27により各フィニッシャ14及び各固定部28とともに共締めされる円筒状のねじ受け部88が正面方向すなわちボス芯金25(ボス部18)の背面に向けてそれぞれ突設されている。
The
そして、図1ないし図10に示すフィニッシャ14は、ガーニッシュなどとも呼ばれるもので、モジュール12とスポーク部19との隙間を覆って美観を向上する装飾部材であり、フィニッシャ本体91と、このフィニッシャ本体91に一体的に固定されたスイッチ装置92とを備えている。
The
各フィニッシャ本体91は、例えば硬質の合成樹脂などにより成形されており、下部スポーク部21の一部を覆う第1のフィニッシャ本体部である下部本体部94と、側部スポーク部22の一部を覆う第2のフィニッシャ本体部である側部本体部95と、これら下部本体部94と側部本体部95とを連結するフィニッシャ連結部96と、側部本体部95から延出するフィニッシャ延出部97とを一体に備えている。
Each finisher
下部本体部94は、下部嵌合部59に嵌合されて下部スポーク被覆部55を覆う部分であり、上下方向に長手状に形成されている。また、この下部本体部94の下部スポーク部21(下部スポーク被覆部55)に対向する背面側には、被固定部としてのスポーク被固定部である(一及び他の)きのこピン状の固定ピン101,102が突設されている。
The lower
固定ピン101,102は、下部孔部61,62に対してそれぞれ正面側から圧入されるものであり、下部本体部94の下端部近傍の位置で、互いに上下に離間されて配置されている。すなわち、これら固定ピン101,102は、フィニッシャ14の最下端部をステアリングホイール本体11に対して固定可能となっている。固定ピン101には、下部孔部61の段差部61aに対して係止される(一の)爪部101aが車幅方向の中央側であるボス部18(ボス芯金25)側の側部に突設されている。また、固定ピン102には、下部孔部62の段差部62aに対して係止される(他の)爪部102aが全周に亘って突設されている。そして、これら固定ピン101,102は、下部孔部61,62に圧入された状態でこれら下部孔部61,62の内面と殆ど隙間がないようになっている。したがって、これら固定ピン101,102を下部孔部61,62に圧入することで、下部本体部94がステアリングホイール本体11(下部スポーク部21)に対して強固に固定されるようになっている。
The fixing pins 101 and 102 are press-fitted into the
側部本体部95は、側部嵌合部64に嵌合されて側部スポーク被覆部56の特に第1の被覆部65及び第2の被覆部66(対向面部71及び平面部75)を覆う部分であり、側部嵌合部64に嵌合された状態で上部及び側部が壁部68の上壁部79及び側壁部78に略隙間なく対向している。また、この側部本体部95には、スイッチ装置92が一体的に設けられている。さらに、この側部本体部95の側部スポーク部22(側部スポーク被覆部56)に対向する背面側には、被取付部としてのきのこピン状の係止ピン104が突設されているとともに、複数、例えば一対の係止突部としての係止爪部105(図7(b))がスイッチ装置92から反ボス部18(反モジュール12)側の側方にそれぞれ突設されている。
The side part
係止ピン104は、孔部73に対して正面側から挿入されるものであり、側部本体部95の下端部でかつ反ボス部18側であるリム部17側の側部の位置に配置されている。すなわち、この係止ピン104は、フィニッシャ14の車幅方向の一端部である反ボス部18側をステアリングホイール本体11に対して固定可能となっている。また、この係止ピン104には、孔部73の係止段差部73aに対して係止される爪部104aが車幅方向の反ボス部18側の側部に突設されている。そして、この係止ピン104は、孔部73に対して小さく、孔部73に対して離脱可能となっている。したがって、係止ピン104を孔部73に挿入することで、側部本体部95がステアリングホイール本体11(下部スポーク部21)に対して離脱可能に取り付けられるようになっている。
The
各係止爪部105は、例えばスイッチ装置92から板状に突設され、各係止孔部81に対してボス部18側から車幅方向に沿って挿入係止されるように構成されている。
Each locking
フィニッシャ連結部96は、下部本体部94と側部本体部95とに亘って傾斜状に延びている。
The
フィニッシャ延出部97は、側部本体部95の上端部、すなわち下部本体部94と反対側の端部にて、ボス部18側の側部から背面側へと上方に延出している。このフィニッシャ延出部97には、支持受部83に背面側から支持されるフィニッシャ被支持部107と、ねじ27により固定部28に固定される被固定部としてのボス被固定部であるねじ止め部108とが設けられている。
The
フィニッシャ被支持部107は、フィニッシャ延出部97の先端部よりも基端側の位置に設けられている。このフィニッシャ被支持部107は、車幅方向に沿う平面状に形成されており、支持受部83に対して面接触するようになっている。
The finisher supported
ねじ止め部108は、フィニッシャ延出部97の先端部である上端部に、正面背面方向に沿って軸方向を有する円筒状に設けられており、ねじ27により固定部28及びねじ受け部88と共締めされることで、フィニッシャ14の上端部をステアリングホイール本体11に対して固定可能となっている。また、このねじ止め部108は、車幅方向において、固定ピン101,102と係止ピン104との間に位置している。したがって、ねじ止め部108、固定ピン101,102及び係止ピン104は、上下方向及び車幅方向に互いにそれぞれ異なる位置に配置されている。
The screwing
スイッチ装置92は、例えば車内のオーディオ装置や空調装置などを操作するもので、図7(a)及び図7(b)に示すように、前方へと押し込んで操作する押し操作用の操作部であるボタン92aを複数備えている。また、このスイッチ装置92の背面側は、図2(a)に示すように、フィニッシャ14をステアリングホイール本体11に取り付けた状態で平面部75によって支持される平面状の被支持部92bとなっている。なお、このスイッチ装置92には、例えばホイール操作する操作部などが備えられていてもよい。
The
そして、図1ないし図10に示すように、ステアリングホイール10は、ステアリングホイール本体11にカバー体13を背面側から組み合わせ、このカバー体13を、各位置決め部87を各位置決め凹部76にそれぞれ挿入して位置決めしつつステアリングホイール本体11に取り付ける。
As shown in FIGS. 1 to 10, the
また、このステアリングホイール本体11に対して、フィニッシャ14,14を正面側から取り付ける。このとき、各フィニッシャ14は、固定ピン101,102を下部スポーク部21の下部孔部61,62に圧入しつつ下部本体部94を下部嵌合部59に嵌合させる(図5及び図6)とともに、係止ピン104を側部スポーク部22の孔部73に挿入し各係止爪部105を各係止孔部81に挿入しつつ側部本体部95を側部嵌合部64に嵌合させる(図2(a))。この状態で、フィニッシャ被支持部107が支持受部83に背面側から支持されるとともに、ねじ止め部108が固定部28に位置合わせされるので、このねじ止め部108に対して正面側からねじ27を挿入してねじ止めすることで、ねじ止め部108が固定部28及びカバー体13のねじ受け部88と共締めされる(図4)。この結果、各フィニッシャ14は、主として係止ピン104と、この係止ピン104に対して上下方向に互いに反対側に位置するねじ止め部108及び固定ピン101,102とによって三点固定され、上下のねじ止め部108及び固定ピン101,102がステアリングホイール本体11に強固に固定され、係止ピン104が離脱可能にステアリングホイール本体11に取り付けられ(図9)、スイッチ装置92の被支持部92bが平面部75と当接して背面側から平面部75により支持される。なお、各係止爪部105は、フィニッシャ14の側部本体部95(スイッチ装置92)の位置を、側部スポーク部22(側部スポーク被覆部56)に対して正面背面方向に補助的に係止する。すなわち、通常時、各フィニッシャ14はねじ止め部108がボス部18に対して固定され、固定ピン101,102が下部スポーク部21に対して固定され、かつ、係止ピン104が側部スポーク部22に取り付けられていることで、ステアリングホイール本体11の一部を確実に覆った状態を保つ。この状態で、各フィニッシャ14の各側部スポーク部22(対向面部71及び平面部75)に対して1mm以下の距離で対向する部分の幅方向のラップ量Lは、所定距離、例えば40mm以下となる。すなわち、各フィニッシャ14は、各側部スポーク部22(対向面部71及び平面部75)に対して、所定距離以下の車幅方向のラップ量Lで近接対向する。換言すれば、各側部スポーク部22の傾斜面部77が、フィニッシャ14と車幅方向にラップしている箇所よりもボス部18側に位置する。
Further,
そして、このステアリングホイール本体11のボス25aをステアリングシャフトに嵌着し、図示しないナットで締め付け固定する。
Then, the
この後、モジュール12をボス部18に取り付けるとともに、各種配線を行うことにより、ステアリングホイール10がステアリングシャフトに取り付けられた状態で構成される。
Thereafter, the
そして、このように構成されたステアリングホイール10は、運転席の乗員がリム部17を把持して回動することにより、走行時の操作が行われる。また、モジュール12にホーンスイッチ装置の機能を備える場合には、モジュール12を押動することにより車体側のホーン装置が吹鳴される。さらに、フィニッシャ14に備えられた各スイッチ装置92を操作することにより、車内のオーディオ装置や空調装置の操作などを行う。
The
一方、車両の正面衝突などの際は、モジュール12が例えばエアバッグ装置である場合、インフレータからエアバッグの内部にガスが急速に噴射されて、折り畳まれて収納されたエアバッグが急激に膨張して乗員の前方で展開し、乗員を拘束して保護する。
On the other hand, in the case of a frontal collision of the vehicle, when the
また、車両の衝突などにより乗員が前方に移動するなどして、ステアリングホイール本体11が押圧されて過大な力が入力されると、リム芯金24及びスポーク芯金26が変形して衝撃を吸収し、乗員を保護する。このとき、例えばステアリングホイール10のフィニッシャ14を含む側部が押圧されることで、リム部17のリム芯金24がボス芯金25から離間する外側方に移動しながら変形すると、このリム部17と連結された側部スポーク部22(側部スポーク芯金38)が側方に追従して塑性変形する。そこで、各フィニッシャ14は、ボス部18及び下部スポーク部21に対してはねじ止め部108及び固定ピン101,102により強固に固定されているものの、側部スポーク部22に対しては係止ピン104が離脱可能に取り付けられており、かつ、各側部スポーク部22には、リム部17側からボス部18側に向かって反乗員側である前側に傾斜した傾斜面部77がフィニッシャ14と対向して形成されているので、各フィニッシャ14は孔部73が裂けて係止ピン104が側部スポーク部22から離脱し、折れ曲がった側部スポーク部22(側部スポーク芯金38)がフィニッシャ14の背面側に引っ掛からず、リム部17側からボス部18側に向かって傾斜する傾斜面部77に沿ってボス部18側に逃げて側部スポーク部22(側部スポーク芯金38)に追従しない(図1(b)及び図2(b))。すなわち、各フィニッシャ14が側部スポーク部22に対して底付きすることなく衝撃を吸収し、フィニッシャ14からの反力を抑制できる。したがって、フィニッシャ14に例えば衝撃吸収部などを別途設ける必要がなく、小型化に対応できる。
In addition, if an excessive force is input due to the occupant moving forward due to a vehicle collision or the like, the
また、金属製のスポーク芯金26(側部スポーク芯金38)の一部を覆う可撓性のスポーク被覆部52(側部スポーク被覆部56)に設けた孔部73にフィニッシャ14の係止ピン104を挿入することで、過大な力の入力によりスポーク部19(側部スポーク部22)が塑性変形したときに、孔部73が容易に裂けて係止ピン104が容易に離脱可能となる。
In addition, the
そして、スイッチ装置92の操作に際しては、側部スポーク部22のスポーク被覆部52に設けた平面部75によってスイッチ装置92をボタン92aの押し操作に対向して支持することで、正面側からのスイッチ装置92のボタン92aの押し操作時のフィニッシャ14のずれを防止して、スイッチ装置92の操作性を確保できる。
When the
なお、上記の一実施の形態において、平面部75及び傾斜面部77は、側部スポーク部22において、被覆部16の表面を含んで形成されているが、スポーク芯金26自体によって形成されていてもよい。
In the above-described embodiment, the
また、フィニッシャ14の形状は、上記の形状に限定されるものではなく、上下両端部をステアリングホイール本体11に強固に固定し、側部を離脱可能にスポーク部19に固定できるようにすれば、任意の形状とすることができる。
Further, the shape of the
さらに、スイッチ装置92を備えないフィニッシャ14に対しても、上記の構成を好適に用いることができる。
Furthermore, the above-described configuration can be suitably used for the
また、リム部17は円環状以外の任意の形状、例えば円弧、あるいは楕円の一部に沿って湾曲する形状などとしてもよい。
Further, the
そして、スポーク部19は、3本に限らず、4本などでもよい。
And the
本発明は、例えば自動車のステアリングホイールとして好適に用いることができる。 The present invention can be suitably used, for example, as a steering wheel for an automobile.
10 ハンドルとしてのステアリングホイール
11 ハンドル本体としてのステアリングホイール本体
14 フィニッシャ
17 リム部
18 ボス部
19 スポーク部
26 スポーク芯金
52 スポーク被覆部
73 孔部
75 平面部
77 傾斜面部
92 スイッチ装置
101,102 被固定部としての固定ピン
104 被取付部としての係止ピン
108 被固定部としてのねじ止め部
10 Steering wheel as a steering wheel
11 Steering wheel body as a steering wheel body
14 Finisher
17 Rim part
18 Boss
19 Spoke part
26 spoke mandrel
52 Spoke cover
73 hole
75 Flat part
77 Inclined surface
92 Switch device
101,102 Fixing pin as fixed part
104 Locking pin as mounted part
108 Screw fixing part as fixed part
Claims (3)
このハンドル本体の一部を覆って取り付けられたフィニッシャとを具備し、
前記フィニッシャは、
前記ボス部と一の前記スポーク部との少なくともいずれかに対して固定される被固定部と、
他の前記スポーク部に対して離脱可能に取り付けられる被取付部とを備え、
他の前記スポーク部は、前記リム部側から前記ボス部側に向かって反乗員側へと傾斜し前記フィニッシャと対向する傾斜面部を備えた
ことを特徴とするハンドル。 A handle body including a rim portion for operation, a boss portion connected to the vehicle body, and a plurality of spoke portions connecting the rim portion and the boss portion;
And a finisher attached to cover a part of the handle body,
The finisher is
A fixed part fixed to at least one of the boss part and the one spoke part;
An attached portion that is removably attached to the other spoke portion;
The other spoke portion includes an inclined surface portion that is inclined from the rim portion side toward the boss portion side toward the non-occupant side and faces the finisher.
金属製のスポーク芯金と、
このスポーク芯金の一部を覆う可撓性のスポーク被覆部と、
このスポーク被覆部に設けられフィニッシャの被取付部が挿入されて取り付けられる孔部とを備えた
ことを特徴とする請求項1記載のハンドル。 The other spokes
Metal spoke mandrel,
A flexible spoke covering portion that covers a portion of the spoke mandrel;
The handle according to claim 1, further comprising: a hole provided in the spoke covering portion to which the finisher attached portion is inserted and attached.
他のスポーク部は、スポーク被覆部に設けられ前記スイッチ装置を押し操作に対向して支持する平面状の平面部を備えた
ことを特徴とする請求項2記載のハンドル。 The finisher is equipped with a switch device to push and operate.
The handle according to claim 2, wherein the other spoke portion includes a flat planar portion that is provided in the spoke covering portion and supports the switch device in opposition to the pressing operation.
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JP2004098713A (en) * | 2002-09-04 | 2004-04-02 | Toyoda Gosei Co Ltd | Steering wheel |
JP2009208571A (en) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Honda Motor Co Ltd | Steering device for vehicle |
JP2011243301A (en) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Panasonic Corp | Switching device |
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