JP2015177416A - コンテンツ感想出力装置、コンテンツ感想出力システム、およびコンテンツ感想出力プログラム - Google Patents

コンテンツ感想出力装置、コンテンツ感想出力システム、およびコンテンツ感想出力プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツの感想の出力とコンテンツの再生を兼ねる専用の装置を用いて再生しなければ、コンテンツの感想を取得できない。
【解決手段】コンテンツ感想出力装置10は、当該コンテンツ感想出力装置10を装着するユーザが視聴するコンテンツの映像および音声を収集する情報収集部12と、情報収集部12により収集した映像および音声から判別されるコンテンツについて、その感想を出力する感想出力部13とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ感想出力装置、コンテンツ感想出力システム、およびコンテンツ感想出力プログラムに関する。
映画や書籍などのコンテンツについての視聴者の感想は、インターネット上で広く公開され閲覧されている。特許文献1には、ネットワークで相互に接続され、コンテンツを再生する装置であって、再生しているコンテンツの感想の入力、およびそのコンテンツに対して他の装置から入力された感想の出力が可能な装置が開示されている。
特開2013−150220
特許文献1に記載されている発明では、他の装置で再生されているコンテンツの感想を出力することができない。
(1)請求項1に記載のコンテンツ感想出力装置は、ユーザが装着するコンテンツ感想出力装置において、コンテンツの映像および/または音声を収集する情報収集部と、情報収集部により収集した映像および/または音声から判別されるコンテンツのタイトルに関連付けられたコンテンツの感想を出力する感想出力部とを備えるコンテンツ感想出力装置。
(2)請求項7に記載のコンテンツ感想出力システムは、上述のコンテンツ感想出力装置とサーバとを備える。サーバは、コンテンツ感想出力装置と通信するサーバ通信部と、コンテンツの映像情報および音声情報を保存するコンテンツデータベースと、サーバ通信部が受信した映像および/または音声に含まれるコンテンツのタイトルをコンテンツデータベースを利用して判別するコンテンツ判別部と、コンテンツの感想をコンテンツのタイトルと関連付けて保存する感想データベースと、サーバ通信部がコンテンツ感想出力装置から映像および/または音声を受信すると、コンテンツ判別部によりコンテンツのタイトルを判別し、感想データベースに保存されている判別したタイトルに関連付けられたコンテンツの感想をサーバ通信部から映像および/または音声を送信したコンテンツ感想出力装置に送信するサーバ制御部とを備える。
(3)請求項9に記載のコンテンツ感想出力プログラムは、コンピュータに、コンテンツの映像および/または音声を情報収集部に収集させる情報収集手順と、情報収集手順により収集した映像および/または音声から判別されるコンテンツのタイトルに関連付けられたコンテンツの感想を感想出力部に出力させる感想出力手順とを実行させる。
本発明によれば、再生していないコンテンツの感想を出力することができる。
コンテンツ感想出力システムの構成を示すブロック図 コンテンツ感想出力装置における処理を示すフローチャート 第1の実施の形態におけるサーバの処理を示すフローチャート 第2の実施の形態におけるサーバの処理を示すフローチャート
(第1の実施の形態)
以下、図1〜3を参照して、本発明による第1の実施の形態におけるコンテンツ感想出力システムを説明する。本明細書においてコンテンツとは、電子機器を用いて視聴する映画、音楽、画像、電子書籍などだけではなく、電子機器を用いずに視聴できる、書籍、生演奏なども含む概念である。コンテンツの視聴とは、視覚、または/および聴覚によりコンテンツを知覚することであり、たとえば、映画のコンテンツを視覚および聴覚により知覚することや、書籍のコンテンツを視覚により知覚することである。感想とは、印象、意見、コメント、およびこれらの総数である。たとえば、ある映画について「主人公のセリフがよかった」という印象、「最後のシーンは○○を意味している」という意見、および「この映画に全部で800個のコメントなどがある」という総数の情報、が感想である。
図1は、コンテンツ感想出力システム1の構成を示すブロック図である。コンテンツ感想出力システム1は、コンテンツ感想出力装置10と、サーバ20とを備える。コンテンツ感想出力装置10とサーバ20は、インターネット回線Xを介して接続されている。図1にはコンテンツ感想出力装置10は1台しか図示していないが、サーバ20は複数のコンテンツ感想出力装置10と通信を行ってもよい。
コンテンツ感想出力装置10は、制御部11と、情報収集部12と、感想出力部13と、記憶部14と、通信部15と、入力部16とを備える、たとえば頭部に装着するウエアラブルデバイスである。
制御部11は、不図示のCPU、ROM、RAMを備え、後述するプログラムをROMに格納しており、これをRAMに展開してCPUにより実行する。
情報収集部12は、不図示のカメラおよびマイクを備え、カメラで撮影したユーザが視聴しているコンテンツの映像、およびマイクで録音したユーザが視聴しているコンテンツの音声を電気的に収集する。情報収集部12により収集された情報は、制御部11に伝送されるとともに、記憶部14へ一時的に保存される。
感想出力部13は、不図示のディスプレイおよびスピーカを備え、通信部15がサーバ20から受信するコンテンツの感想を、映像情報としてディスプレイに表示するとともに音声情報としてスピーカから出力し、ユーザへ提供する。
記憶部14は、フラッシュメモリから構成され、情報収集部12のカメラおよびマイクにより収集されたデータ、および通信部15が受信したコンテンツの感想を保存する。
通信部15は、インターネット回線Xを介してサーバ20と通信を行う。
入力部16は、不図示のボタンを備え、ユーザの操作を制御部11に伝達する。入力部16からは少なくとも、後述する感想出力可否情報の設定に関わらずコンテンツの感想を強制的に表示する指令の入力、すなわち感想強制表示の入力ができる。
サーバ20は、サーバ制御部21と、コンテンツデータベース22と、コンテンツ判別部23と、本編終了検出部24と、感想収集部25と、感想データベース26と、サーバ通信部27と、を備える。ただし、コンテンツ判別部23、本編終了検出部24、および感想収集部25は、プログラムの機能を表したブロック図である。
サーバ制御部21は、不図示のCPU、ROM、RAMを備え、後述するプログラムをROMに格納しており、これをRAMに展開してCPUにより実行する。
コンテンツデータベース22は磁気ディスクにより構成され、映画、テレビ番組、画像、実演、音楽、朗読、書籍、電子書籍、などのコンテンツに含まれる、映像情報、音声情報、文字情報、およびこれらコンテンツのタイトルを保存している。映像情報は動画と静止画の情報を含み、動画情報は、たとえば映画、テレビ番組、および実演の各シーンの動画と、画像の静止画とを含む。音声情報は、たとえば映画、テレビ番組、実演、音楽、および朗読の音声を含む。文字情報は、書籍および電子書籍の文字を含む。
コンテンツデータベース22には、各コンテンツの最終部分とそれ以外の部分とが区別して保存されている。コンテンツの最終部分とは、たとえば映画やテレビ番組、音楽であれば最後の数分間の部分、書籍や電子書籍のあとがき部分である。ただし、エンドロールを含む映画やテレビ番組であれば、エンドロールの開始以降をコンテンツの最終部分としてもよい。
コンテンツ判別部23は、映像一致判定機能、音声一致判定機能、および文字認識機能を備える、サーバ制御部21により実行されるプログラムである。コンテンツ判別部23は、サーバ通信部27がコンテンツ感想出力装置10から受信した映像データおよび音声データが、コンテンツデータベース22に保存されているいずれかのコンテンツと一致する否かを判断する。映像、音声、文字のいずれかが、コンテンツデータベース22に保存されているいずれかのコンテンツと所定の長さ以上一致する場合に、受信したデータがコンテンツデータベース22に保存されているコンテンツと一致すると判断する。そして、一致すると判断する場合はコンテンツのタイトルを出力し、一致しないと判断する場合はコンテンツを含んでいない旨を出力する。
映像一致判定機能は、コンテンツデータベース22に保存されているいずれかのコンテンツの映像情報と、受信した映像データが所定の長さ以上、例えば5秒以上一致するか否かを判定する。音声一致判定機能は、コンテンツデータベース22に保存されているいずれかのコンテンツの音声情報と、受信した音声データが所定の長さ以上、例えば5秒以上一致するか否かを判定する。文字認識機能は、受信した映像データに含まれる情報を文字として認識し、認識した文字がコンテンツデータベース22に保存されているいずれかのコンテンツの文字情報と、所定の長さ以上、たとえば100文字以上一致するか否かを判定する。
本編終了検出部24は、上記の映像一致判定機能、音声一致判定機能、および文字認識機能を備える、サーバ制御部21により実行されるプログラムである。本編終了検出部24は、サーバ通信部27がコンテンツ感想出力装置10から受信した映像データまたは音声データが、コンテンツデータベース22に保存されているいずれかのコンテンツの最終部分と一致するか否かを判断し、サーバ制御部21に出力する。コンテンツ感想出力装置10から受信した映像データまたは音声データがコンテンツの最終部分と一致する場合には、ユーザは当該コンテンツを最終部分まで視聴していると推測できるので、後述するように本編終了検出部24の出力により、情報出力可否情報を設定する。
感想収集部25は、サーバ制御部21により実行されるプログラムである。感想収集部25は、サーバ通信部27を利用して、一定時間間隔ごと、たとえば1時間ごとにインターネット回線Xに接続されている不図示の他のサーバからコンテンツの感想を収集し、感想データベース26に保存する。感想を収集する対象となる他のサーバとはたとえば、ユーザが短文を投稿するサーバ、ソーシャルネットワークサービスを提供するサーバ、個人のホームページを公開しているサーバ、ユーザがコンテンツの感想を投稿するサーバ、などである。
感想データベース26は磁気ディスクにより構成され、感想収集部25が収集したコンテンツの感想をコンテンツのタイトルと関連付けて保存する。
サーバ通信部27は、インターネット回線Xを介してコンテンツ感想出力装置10と通信を行う。
コンテンツ感想出力システム1の動作を説明する。
コンテンツ感想出力システム1は、ユーザの視聴しているコンテンツに関する他の人の感想をユーザに提供するものであるが、感想の出力によりユーザがコンテンツの未視聴部分に関する情報を得てしまうことを防止するために、原則としてコンテンツが最終部分まで達した場合に感想を出力する。ただし、ユーザによる明示の要求、すなわち入力部16から感想強制表示の入力があった場合には、即座に感想を出力する。
コンテンツ感想出力装置10は、当該装置を装着しているユーザの視聴しているコンテンツの感想をユーザに提供するために、一定の時間間隔ごと、たとえば10秒ごとにプログラムを実行する。図2は、コンテンツ感想出力装置10の制御部11が一定の時間間隔ごとに実行するプログラムの動作を示すフローチャートである。
ステップS511では、制御部11は、情報収集部12のカメラおよびマイクにより周囲の映像及び音声を収集し、記憶部14に保存してステップS512に進む。このとき、ユーザがたとえば映画を視聴している場合には、映画の映像および音声が収集されるが、コンテンツを視聴していない場合には、ユーザが見ている風景の映像や、ノイズ音声が収集される。
ステップS512では、制御部11は、ステップS511にて記憶部14に保存したデータを、通信部15によりサーバ20へ送信しステップS513に進む。
サーバ20は、この受信したデータにコンテンツが含まれているか否かを判断し、コンテンツが含まれている場合にはそのコンテンツのタイトルに関連付けられた感想を送信する。コンテンツが含まれていないと判断すると、サーバ20はコンテンツが含まれていない旨を送信する。
ステップS513では、制御部11は、通信部15がサーバ20からデータを受信するまで待機し、通信部15がサーバ20からデータを受信するとステップS514に進む。
ステップS514では、制御部11は、ステップS513にてサーバ20から受信したデータに感想が含まれるか否かを判断し、感想が含まれると判断する場合はステップS515に進み、感想が含まれないと判断する場合は図2に示すフローチャートを終了する。
ステップS515では、制御部11は、感想の出力によりユーザがコンテンツの未視聴部分に関する情報を得てしまうことを防止するために、ステップS513にてサーバ20から受信したデータに含まれる感想出力可否情報を参照する。「可」に設定されていると判断する場合はステップS516に進み、「否」に設定されていると判断する場合はステップS517に進む。
ステップS512においてサーバ20に送信した情報から、サーバ20がコンテンツの最終部分まで達していると判断する場合には、感想出力可否情報が「可」に設定され、最終部分まで達していないと判断する場合には、感想出力可否情報が「否」に設定される。たとえば、ユーザが映画のエンドロール部分を視聴している場合には、サーバ20は受信した情報から感想出力可否情報を「可」に設定する。
ステップS516では、制御部11は、ステップS513にてサーバ20から受信したコンテンツの感想を、感想出力部13のディスプレイおよびスピーカから出力し、図2のフローチャートを終了する。
ステップS517では、制御部11は、入力部16からユーザによる感想強制表示の入力の有無を判断し、感想強制表示の入力があると判断する場合はステップS516に進み、感想強制表示の入力がないと判断する場合は図2のフローチャートを終了する。すなわち、サーバ20が感想の出力によりユーザがコンテンツの未視聴部分に関する情報を得てしまうことを防止するために、感想出力可否情報を「否」に設定した場合であっても、ユーザによる明示の意思表示を優先して感想を表示する。
たとえば、ユーザがテレビ放送されている映画の視聴を継続するかを迷い、その映画についてのコメントや意見の数を参考にしたい場合は、ユーザは入力部16から感想強制表示の入力を行うことにより、映画の冒頭部分を視聴していてもコンテンツのコメントや意見の総数を得ることができる。
図3は、サーバ20がコンテンツ感想出力装置10からデータを受信するとサーバ制御部21が実行するプログラムの動作を示すフローチャートである。
ステップS611では、サーバ制御部21は、コンテンツ判別部23に受信したデータに含まれるコンテンツのタイトルを判別させ、ステップS612に進む。受信したデータがいずれかのコンテンツを含む場合は、コンテンツ判別部23はそのコンテンツのタイトルをサーバ制御部21に出力し、コンテンツを含まない場合はコンテンツを含んでいない旨をサーバ制御部21に出力する。たとえば、感想出力装置10のユーザが映画を視聴していた場合は、サーバ20はその映画の映像データおよび音声データを受信するので、コンテンツ判別部23はその映画のタイトルをサーバ制御部21に出力する。
ステップS612では、サーバ制御部21は、コンテンツ判別部23の出力を参照し、コンテンツ判別部23がコンテンツのタイトルを出力している場合は、コンテンツ感想出力装置10から受信したデータにコンテンツが含まれていたと判断してステップS613に進む。コンテンツ判別部23がコンテンツを含んでいない旨を出力している場合は、サーバ制御部21は、コンテンツを含んでいないと判断してステップS614に進む。
ステップS613では、サーバ制御部21は、コンテンツ感想出力装置10から受信したデータがコンテンツの最終部分を含むか否か、を本編終了検出部24により判断させ、ステップS615に進む。たとえば、サーバ20がある映画の冒頭部分の映像データおよび音声データを受信した場合には、本編終了検出部24はコンテンツの最終部分を含まない旨をサーバ制御部21に出力する。また、サーバ20がある映画のエンドロール部分の映像データおよび音声データを受信した場合には、本編終了検出部24はコンテンツの最終部分を含む旨をサーバ制御部21に出力する。
ステップS614では、サーバ制御部21は、サーバ通信部27によりコンテンツを含まない旨をコンテンツ感想出力装置10に送信し、図3のフローチャートを終了する。
ステップS615では、サーバ制御部21は、ステップS613における本編終了検出部24の出力を参照し、本編終了検出部24がコンテンツの最終部分を含むと判断する場合はステップS616に進み、本編終了検出部24がコンテンツの最終部分を含まないと判断する場合はステップS617に進む。
ステップS616では、サーバ制御部21は、コンテンツ感想出力装置10に感想出力の可否を伝達する感想出力可否情報を「可」に設定し、ステップS618に進む。ただし、ステップS616ではまだコンテンツ感想出力装置10に送信を行わない。
ステップS617では、サーバ制御部21は、感想出力可否情報を「否」に設定し、ステップS618に進む。ただし、ステップS617ではまだコンテンツ感想出力装置10に送信を行わない。
ステップS618では、サーバ制御部21は、ステップS611においてコンテンツ判別部23がサーバ制御部21にコンテンツのタイトルを出力しているので、そのコンテンツのタイトルに関連付けられた感想を感想データベース26から取得する。そして、取得した感想について、感想の総数、肯定的な感想と否定的な感想の比率の算出、などの統計処理を行い、ステップS619に進む。
ステップS619では、サーバ制御部21は、ステップS618において取得した感想を、ステップS616またはステップS617において設定した感想出力可否情報とともにコンテンツ感想出力装置10へ送信し、図3のフローチャートを終了する。
第1の実施の形態において、コンテンツ感想出力装置10およびサーバ20は、以下の動作を行う。
コンテンツ感想出力装置10は、ユーザの視聴しているコンテンツの情報を、情報収集部12により映像および音声により取得し、サーバ20に送信する。
サーバ20は、コンテンツ判別部23により受信した映像及び音声に含まれるコンテンツのタイトルを判別し、感想データベース26から感想を取得してコンテンツ感想出力装置10へ送信する。ただし、出力された感想によりユーザがコンテンツの未視聴部分に関する情報を得てしまうことを防止するために、本編終了検出部24により受信した映像及び音声に含まれるコンテンツが最終部分まで達しているか否かを判断する。本編終了検出部24が最終部分まで達していないと判断する場合は、サーバ制御部21は、非表示推奨である旨も併せて送信する。
サーバ20から感想を受信したコンテンツ感想出力装置10は、受信したデータに非表示推奨である旨のデータが含まれていても、ユーザが入力部16から感想強制表示の入力があれば、ユーザの意思を優先して感想出力部13から受信した感想を出力する。
上述した第1の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)コンテンツ感想出力装置10は、ユーザに装着され、コンテンツの映像および/または音声を収集する情報収集部12と、情報収集部12により収集した映像および/または音声から判別されるコンテンツのタイトルに関連付けられたコンテンツの感想を出力する感想出力部13とを備える。
そのため、コンテンツ感想出力装置10は、他の電子機器により再生されているコンテンツや、電子機器を用いずに視聴できるコンテンツなど、当該コンテンツ感想出力装置10が再生していないコンテンツの感想を出力することができる。
(2)コンテンツの感想は、コンテンツについての印象、前記コンテンツへの意見、前記コンテンツに対するコメント、ならびに前記印象、前記意見、および前記コメントの総数の情報を含む。
そのため、コンテンツ感想出力装置10のユーザは同一コンテンツを視聴した他の人の印象、意見、コメントを具体的に取得することができ、自分と同一または類似の感想により一体感を得ることや、新しい見解を知ることができる。また、コメント等の総数も知ることができるので、他の人がどの程度そのコンテンツに関心を持っているかを知ることができる。
(3)コンテンツ感想出力装置10は、情報収集部12が収集した映像および音声をサーバ20に送信し、送信した映像および/または音声から判別されるコンテンツのタイトルに関連付けられた感想を受信する通信部15をさらに備え、感想出力部13は、通信部15が受信した情報を出力する。
そのため、コンテンツ感想出力装置10はコンテンツの判別、およびコンテンツの感想を抽出する必要がない。すなわち、コンテンツ感想出力装置10の制御部11の処理能力が低くてもよく、コンテンツを判別するための情報、およびコンテンツの感想を記憶する必要がない。
(4)コンテンツ感想出力装置10は、通信部15がサーバ20から受信する情報に含まれる、感想の出力を勧めるか否かを示す符号である、感想出力可否情報に従い、感想出力部13からの感想出力の有無を決定する制御部11を備える。
そのため、コンテンツが最終部分まで視聴されていない場合には感想が出力されないので、ユーザはコンテンツの未視聴部分の情報を感想から知得する恐れがなく、安心してコンテンツを視聴できる。
(5)コンテンツ感想出力装置10は当該装置のユーザから感想を強制出力する操作を受ける入力部16をさらに備え、制御部11は、感想出力部13からの感想出力の有無の決定において、入力部16が感想を強制出力する操作を受けた場合は感想出力の可否に関する情報に関わらず感想を出力する。
そのため、制御部11は、サーバ20から受信したデータに含まれる感想出力可否情報に関わらず、ユーザにより入力部16から感想を強制出力する操作を受ければ、感想出力部13から感想を提供させることができる。
(6)コンテンツ感想出力装置10とサーバ20とからなるコンテンツ感想出力システム1において、サーバ20は、コンテンツ感想出力装置10と通信するサーバ通信部27と、コンテンツの映像情報、音声情報、およびタイトルを保存するコンテンツデータベース22と、サーバ通信部27が受信した映像および/または音声に含まれるコンテンツのタイトルをコンテンツデータベース22を利用して判別するコンテンツ判別部23と、コンテンツの感想をコンテンツのタイトルと関連付けて保存する感想データベース26と、サーバ通信部27がコンテンツ感想出力装置10から映像および/または音声を受信すると、コンテンツ判別部23によりコンテンツのタイトルを判別し、感想データベース26に保存されている判別したタイトルに関連付けられたコンテンツの感想をサーバ通信部27から映像および/または音声を送信したコンテンツ感想出力装置10に送信するサーバ制御部21とを備える。
そのため、コンテンツ感想出力装置10は情報収集部12により収集した映像及び音声を送信すれば、サーバ20によりコンテンツの判別、およびコンテンツの感想の抽出が実行されて、その結果を受信することができるので、それらの処理を実行する必要がない。すなわち、コンテンツ感想出力装置10の制御部11の処理能力が低くてもよく、コンテンツを判別するための情報、およびコンテンツの感想を記憶する必要がない。
(7)コンテンツ感想出力システム1のサーバ20は、サーバ通信部27が受信した映像および/または音声が、いずれかのコンテンツの最終部分を含むことを検出する本編終了検出部24をさらに備え、サーバ制御部21は、コンテンツの感想をコンテンツ感想出力装置10に送信する際に、本編終了検出部24がコンテンツの最終部分を含むことを検出しない場合は感想出力を否定する旨の感想出力の可否に関する情報も同時に送信する。
そのため、コンテンツの再生が最終部分まで到達していない場合にはサーバ20から受信するデータに含まれる感想出力可否情報は「否」が設定される。そして、コンテンツ感想出力装置10は感想出力可否情報を参照して感想出力の可否を決定することにより、ユーザは未視聴部分の情報を感想から知得する恐れがなく、安心してコンテンツを視聴できる。
(変形例1)
第1の実施の形態においては、サーバ20が、コンテンツデータベース22と、コンテンツ判別部23と、本編終了検出部24と、感想収集部25と、感想データベース26と、を備えていたがコンテンツ感想出力装置10がこれらを備えてもよい。そして、情報収集部12が収集したデータをサーバ20に送信することなく、コンテンツ感想出力装置10が図3に相当する処理、すなわちコンテンツのタイトルの判別およびそのタイトルに関連付けられた感想の抽出を行い、感想出力部13から感想を出力してもよい。
この変形例1によれば、コンテンツ感想出力装置10はコンテンツの感想を出力するために通信を行う必要がないため、通信が行えない環境においてもコンテンツの感想を出力することができる。
(変形例2)
第1の実施の形態においては、情報収集部12は、不図示のカメラおよびマイクを備え、ユーザの視聴しているコンテンツの情報を映像および音声で取得していたが、情報収集部12の構成はこれに限定されない。情報収集部12は、カメラとマイクのうちいずれか1つのみを備え、映像または音声のみを取得してもよい。サーバ20のコンテンツデータベース22は、情報収集部12がカメラを備えない場合は、カメラにより撮影された映像がなければ判別不可能なコンテンツ、たとえば画像や書籍のコンテンツの情報を含まなくてもよい。サーバ20のコンテンツデータベース22は、情報収集部12がマイクを備えない場合は、マイクにより録音された音声がなければ判別不可能なコンテンツ、たとえば音楽のコンテンツの情報を含まなくてもよい。
また、第1の実施の形態においては、コンテンツ感想出力装置10の感想出力部13は不図示のディスプレイおよびスピーカを備えていたが、ディスプレイとスピーカのうちいずれか1つのみを備えてもよい。
この変形例2によれば、コンテンツ感想出力装置10の構成機器を減少させることができる。特に、情報収集部12がマイクのみを備える場合は、音声の録音ができれば十分なのでコンテンツ感想出力装置10をユーザの頭部に装着する必要がなく、容易にコンテンツ感想出力装置10を使用することができる。たとえば、ポケットに入れたままでもコンテンツ感想出力装置10を使用することができる。
(変形例3)
第1の実施の形態においては、感想出力部13は感想の収集先によらずサーバ20から受信した感想を出力したが、ユーザによる入力部16からの入力により指定された収集先からの感想のみを出力してもよい。たとえば、コンテンツデータベース22には感想の収集先のサーバ名や、当該サーバにより運営されるWebサイト名もあわせて保存され、コンテンツの感想とともにコンテンツ感想出力装置10にあわせて送信される。次に、コンテンツ感想出力装置10の制御部11は、受信した感想を出力する前に、感想出力部13の不図示のディスプレイへ感想を収集したサーバ名や当該サーバにより運営されるWebサイト名を表示する。そして、制御部11はユーザによる入力部16からの入力により選択されたサーバ、またはWebサイトから収集した感想を感想出力部13から出力する。
この変形例3によれば、ユーザの選択した収集先から収集した感想のみを感想出力部13から出力することができる。
(変形例4)
第1の実施の形態においては、情報収集部12はカメラおよびマイクを備えていたが、制御部11が情報収集部12を兼ねて、コンテンツ感想出力装置10はカメラおよびマイクのいずれも備えなくてもよい。記憶部14にコンテンツが保存され、コンテンツ感想出力装置10の制御部11がそのコンテンツを感想出力部13から出力する場合には、制御部11から感想出力部13に出力する情報を通信部15からサーバ20へ送信し、以下図2のステップS513以降の処理を続けてもよい。
この変形例4によれば、コンテンツ感想出力装置10は当該コンテンツ感想出力装置10により再生しているコンテンツの感想を出力することができる。
さらに、情報収集部12がカメラおよびマイクを備えた上に、記憶部14に保存されたコンテンツを感想出力部13から出力する際に制御部11が情報収集部12を兼ねる場合には、コンテンツ感想出力装置10は当該コンテンツ感想出力装置10により再生しているコンテンツおよび再生していないコンテンツの感想を出力することができる。
(変形例5)
第1の実施の形態においては、コンテンツ感想出力装置10はコンテンツの感想のみを出力したが、コンテンツの感想を含む他の情報を出力してもよい。たとえば、コンテンツデータベース22が、コンテンツのタイトル同士の関連性も保存し、サーバ制御部21はコンテンツ判別部23によりコンテンツのタイトルを判別した後で、判別したコンテンツのタイトルに関連するコンテンツのタイトルをコンテンツデータベース22から抽出してコンテンツ感想出力装置10に送信し、コンテンツ感想出力装置10は感想とともに関連するコンテンツのタイトルを出力してもよい。関連性のあるコンテンツのタイトルとは、製作者または出演者が共通するコンテンツや、前編と続編の関係にあるコンテンツのタイトルである。
この変形例5によれば、ユーザは視聴しているコンテンツと関連するコンテンツのタイトルを知ることができ、次に視聴するコンテンツの候補とすることができる。
(第2の実施の形態)
図4を参照して、本発明による第2の実施の形態におけるコンテンツ感想出力システムを説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主にコンテンツの種類により感想出力可否情報の設定基準を異ならせる点で第1の実施の形態と異なる。
第2の実施の形態と第1の実施の形態との構成における主な相違点は、サーバ制御部21のROMに保存されているプログラムが後述するように異なる点である。
コンテンツデータベース22には、第1の実施の形態における情報に加えて、各コンテンツの性格から、感想により視聴の意欲を失わせる恐れのあるコンテンツ(以後、感想注意コンテンツ、と呼ぶ)であるか否かの情報も保存されている。感想注意コンテンツとは、たとえばコンテンツに物語性があり結末を先に知ると展開の予測が可能になるコンテンツであり、多くの映画や小説は感想注意コンテンツに該当し、多くの音楽や学術書は感想注意コンテンツに該当しない。
図4に示すフローチャートは、第1の実施の形態における図3に代わって、サーバ20のサーバ制御部21が、コンテンツ感想出力装置10からデータを受信すると開始するプログラムの動作を示している。図4において、図3に示す処理と同様な処理を行うステップに対しては同一のステップ番号を付して相違点を中心に説明する。
ステップS611では、サーバ制御部21は、コンテンツ感想出力装置10から受信したデータに含まれるコンテンツのタイトルをコンテンツ判別部23に判別させ、ステップS612に進む。ステップS612では、サーバ制御部21は、コンテンツ判別部23の出力により、いずれかのコンテンツを含むと判断する場合はステップS621に進み、コンテンツを含まないと判断する場合はステップS614に進む。
ステップS621では、サーバ制御部21は、一斉放送される番組の番組表をインターネット回線Xに接続されている他のサーバから取得し、放送中のコンテンツのタイトルを特定してステップS622に進む。たとえば、映画の放送が予定されている場合には、その映画コンテンツのタイトルを特定する。一斉放送される番組とは、地上波、衛星放送、およびインターネット回線Xを使用して放送される番組であって、一斉に送信され同一時刻に一斉に再生表示される番組をいい、ユーザからの個別の要求に応じて送信や再生が開始される、いわゆるオンデマンド配信される番組を含まない。詳しくは後述するが、多数の視聴者が同一に進行するコンテンツを視聴している点が重要だからである。
ステップS622では、サーバ制御部21は、ステップS611においてコンテンツ判別部23が判別したコンテンツのタイトルが、ステップS621において特定した現在放送中のコンテンツのタイトルいずれかと一致するか否か、すなわち放送中のコンテンツを視聴しているのか否かを判断する。サーバ制御部21は、ステップS611においてコンテンツ判別部23が判別したコンテンツのタイトルが、ステップS621において特定した現在放送中のコンテンツのタイトルのいずれかと一致すると判断する場合はステップS623に進み、いずれとも一致しないと判断する場合はステップS624に進む。
ステップS623では、サーバ制御部21は、サーバ通信部27を利用してインターネット回線Xに接続されている他のサーバから下記の条件に該当する感想を収集し、ステップS616aに進む。感想に関する条件とは、ステップS611においてコンテンツ判別部23が判別したコンテンツのタイトルに関連付けられた感想であって、なおかつ過去数分間に作成または更新されたことである。
ステップS616aでは、サーバ制御部21は、感想出力可否情報を「可」に設定し、ステップS619に進む。
コンテンツの放送の進行にあわせて、視聴者がインターネットに接続されたサーバに感想を書き込むことがよく行われるため、現在放送中のコンテンツに関する過去数分以内に作成・更新された感想は、コンテンツの放送の進行におおよそ同期していると考えられる。したがって、これらの感想を感想出力部13から出力しても、ユーザが当該コンテンツの未視聴部分の情報を知得する可能性が低く、感想出力部13から出力しても未視聴部分に関する情報を得る恐れがないと考えられる。さらに、ユーザはコンテンツの放送の進行に同期した感想が得られるため、一体感を得ることができる。
ステップS624では、サーバ制御部21は、コンテンツデータベース22を参照し、ステップS611においてコンテンツ判別部23が判別したコンテンツのタイトルが感想注意コンテンツか否かを判断する。感想注意コンテンツであると判断する場合はステップS613に進み、本編終了検出部24により本編の最終部分が検出された場合(ステップS615:YES)のみ、感想出力可否情報を「可」に設定する。一方、感想注意コンテンツでないと判断する場合はステップS616に進み、本編終了検出部24による検出を行わずに感想出力可否情報を「可」に設定する。感想注意コンテンツでなければ、感想出力部13から感想が出力されることにより、ユーザが当該コンテンツの未視聴部分の情報を知得して当惑する、たとえば物語の結末を知り残念に思う恐れがないからである。
第2の実施の形態において、サーバ制御部21は以下の動作を行う。
サーバ制御部21は、コンテンツ感想出力装置10から受信した情報からコンテンツのタイトルを判別し、そのコンテンツが現在放送中のコンテンツであれば、過去数分間に作成・更新された感想を外部のサーバから収集し、表示しても問題ない旨の情報とともにコンテンツ感想出力装置10に送信する。サーバ制御部21は、受信した情報から判別したコンテンツが感想注意コンテンツではない場合は、「可」に設定した感想出力可否情報とともにコンテンツ感想出力装置10に送信する。
上述した第2の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)サーバ制御部21は、サーバ通信部27により外部からテレビ放送の番組表を取得し、コンテンツ判別部23により判別されたコンテンツのタイトルが現在放送されているいずれかの番組に含まれるコンテンツのタイトルと一致すると、サーバ通信部27により外部から現在時刻から所定時間以内に作成・更新された感想を取得し、コンテンツ感想出力装置10に送信する。
そのためコンテンツ感想出力装置10のユーザは、現在放送されているコンテンツについての他のユーザの感想を知り、一体感を得ることができる。
(2)サーバ制御部21は、コンテンツデータベース22に保存された情報を利用して、コンテンツ判別部23が判別したコンテンツの種類を特定し、コンテンツの種類が感想注意コンテンツではない場合は当該コンテンツの感想を「可」に設定した感想出力可否情報とともにコンテンツ感想出力装置10に送信する。
そのため、コンテンツが感想注意コンテンツではない場合は、コンテンツ感想出力装置10は、そのコンテンツの視聴位置に関わらず、サーバ20から感想を受信すると当該コンテンツの感想を出力する。
(変形例6)
第2の実施の形態においては、コンテンツを感想注意コンテンツか否かにより処理を異ならせたが、コンテンツが音楽か否かのみにより処理を異ならせてもよい。すなわち、コンテンツデータベース22には、コンテンツが感想注意コンテンツか否かではなく、コンテンツが音楽か否かの情報を登録する。そして、図4のステップS624ではコンテンツが音楽であると判断する場合はステップS614に進み、コンテンツが音楽ではないと判断する場合はステップS612に進んでもよい。
この変形例6によれば、コンテンツデータベース22にコンテンツを登録する際に、感想注意コンテンツか否か、という煩雑な判断が不要でありながら、ほとんどの音楽は感想注意コンテンツではないため、第2の実施の形態とほぼ同様の効果が得られる。
(変形例7)
第1の実施の形態、および第2の実施の形態において、コンテンツ感想出力装置10は感想の入力を受け付けていないが、コンテンツ感想出力装置10はユーザからコンテンツの感想の入力を受け付けてもよい。ユーザによる感想の入力は、入力部16からボタン入力により行ってもよいし、情報収集部12から音声入力により行ってもよい。ただし、コンテンツの音声と区別するために、制御部11は入力部16から所定の操作が行われた後の数秒間に情報収集部12から収集される音声を、ユーザにより入力された感想であるとして扱ってもよい。制御部11は、入力された感想を通信部15によりサーバ20へ送信し、サーバ制御部21は受信した感想を感想収集部25に保存する。ただしこの感想は、サーバ20が当該コンテンツ感想出力装置10から直前に受信した情報に含まれるコンテンツのタイトルと関連付けて保存する。ユーザはコンテンツを視聴しながら感想を入力していると推測できるので、直前に情報収集部12により収集された映像および音声から判別されるコンテンツのタイトルに、ユーザが入力した感想を関連付ければよいからである。
この変形例7によれば、ユーザがコンテンツ感想出力装置10へ入力したコンテンツの感想は、サーバ20を介して他のコンテンツ感想出力装置10のユーザに伝達されるので、ユーザは感動を共有することができる。
上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
1 … コンテンツ感想出力システム、 10 … コンテンツ感想出力装置
11 … 制御部、 12 … 情報収集部
13 … 感想出力部、 14 … 記憶部
15 … 通信部、 16 … 入力部
20 … サーバ、 21 … サーバ制御部
22 … コンテンツデータベース、 23 … コンテンツ判別部
24 … 本編終了検出部、 25 … 感想収集部
26 … 感想データベース、 27 … サーバ通信部

Claims (9)

  1. ユーザが装着するコンテンツ感想出力装置において、
    コンテンツの映像および/または音声を収集する情報収集部と、
    前記情報収集部により収集した映像および/または音声から判別される前記コンテンツのタイトルに関連付けられた前記コンテンツの感想を出力する感想出力部とを備えるコンテンツ感想出力装置。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ感想出力装置において、
    前記コンテンツの感想は、前記コンテンツについての印象、前記コンテンツへの意見、前記コンテンツに対するコメント、ならびに前記印象、前記意見、および前記コメントの総数の情報を含むコンテンツ感想出力装置。
  3. 請求項1または2に記載のコンテンツ感想出力装置において、
    前記情報収集部は、映像、音楽、および書籍を含むコンテンツの映像および/または音声を電気的に収集するコンテンツ感想出力装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンテンツ感想出力装置において、
    前記情報収集部が収集した映像および/または音声を外部に送信し、前記送信した映像および/または音声から判別される前記コンテンツのタイトルに関連付けられた前記コンテンツの感想を受信する通信部をさらに備え、
    前記感想出力部は、前記通信部が受信した前記コンテンツの感想を出力するコンテンツ感想出力装置。
  5. 請求項4に記載のコンテンツ感想出力装置において、
    前記通信部は、感想出力の可否に関する情報をさらに受信し、
    前記通信部が受信する前記感想出力の可否に関する情報に従い、前記感想出力部からの感想出力の有無を決定する制御部を備えるコンテンツ感想出力装置。
  6. 請求項5に記載のコンテンツ感想出力装置において、
    前記ユーザから感想を強制出力する操作を受ける入力部をさらに備え、
    前記制御部は、前記感想出力部からの前記感想出力の有無の決定において、前記入力部が前記感想を強制出力する操作を受けた場合は前記感想出力の可否に関する情報に関わらず感想を出力するコンテンツ感想出力装置。
  7. 請求項4乃至6のいずれか1項に記載のコンテンツ感想出力装置とサーバとからなるコンテンツ感想出力システムにおいて、
    前記サーバは、
    前記コンテンツ感想出力装置と通信するサーバ通信部と、
    前記コンテンツの映像情報および音声情報を保存するコンテンツデータベースと、
    前記サーバ通信部が受信した映像および/または音声に含まれるコンテンツのタイトルを前記コンテンツデータベースを利用して判別するコンテンツ判別部と、
    前記コンテンツの感想を前記コンテンツのタイトルと関連付けて保存する感想データベースと、
    前記サーバ通信部が前記コンテンツ感想出力装置から前記映像および/または音声を受信すると、前記コンテンツ判別部によりコンテンツのタイトルを判別し、前記感想データベースに保存されている前記判別したタイトルに関連付けられた前記コンテンツの感想をサーバ通信部から前記映像および/または音声を送信した前記コンテンツ感想出力装置に送信するサーバ制御部とを備えるコンテンツ感想出力システム。
  8. 請求項7に記載のコンテンツ感想出力システムにおいて、
    前記サーバは、
    前記サーバ通信部が受信した映像および/または音声が、いずれかのコンテンツの最終部分を含むことを検出する本編終了検出部をさらに備え、
    前記サーバ制御部は、前記コンテンツの感想を前記コンテンツ感想出力装置に送信する際に、前記本編終了検出部が前記コンテンツの最終部分を含むことを検出しない場合は感想出力を否定する旨の前記感想出力の可否に関する情報も同時に送信するコンテンツ感想出力システム。
  9. コンピュータに、
    コンテンツの映像および/または音声を情報収集部に収集させる情報収集手順と、
    前記情報収集手順により収集した映像および/または音声から判別される前記コンテンツのタイトルに関連付けられた前記コンテンツの感想を感想出力部に出力させる感想出力手順とを実行させるコンテンツ感想出力プログラム。
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