JP2015177268A - 無線通信装置および端末装置 - Google Patents
無線通信装置および端末装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015177268A JP2015177268A JP2014050865A JP2014050865A JP2015177268A JP 2015177268 A JP2015177268 A JP 2015177268A JP 2014050865 A JP2014050865 A JP 2014050865A JP 2014050865 A JP2014050865 A JP 2014050865A JP 2015177268 A JP2015177268 A JP 2015177268A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base station
- wireless communication
- communication device
- terminal
- terminal device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W8/00—Network data management
- H04W8/22—Processing or transfer of terminal data, e.g. status or physical capabilities
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W48/00—Access restriction; Network selection; Access point selection
- H04W48/20—Selecting an access point
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W84/00—Network topologies
- H04W84/02—Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
- H04W84/10—Small scale networks; Flat hierarchical networks
- H04W84/12—WLAN [Wireless Local Area Networks]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【課題】適切に機能を切り替えることが可能な無線通信装置、および、適切に接続先を切り替えることが可能な端末装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、基地局および端末の間で機能を切り替えることが可能な無線通信装置が提供される。この無線通信装置は、当該無線通信装置の機能が基地局であり、端末装置が接続されているときに、前記端末装置が予め定めた基地局を見つけたことに応じて、当該無線通信装置の機能を、前記予め定めた基地局に接続される端末に切り替えるとともに、前記端末装置の接続先を前記予め定めた基地局に切り替えさせる接続制御部を備える。
【選択図】図1
【解決手段】実施形態によれば、基地局および端末の間で機能を切り替えることが可能な無線通信装置が提供される。この無線通信装置は、当該無線通信装置の機能が基地局であり、端末装置が接続されているときに、前記端末装置が予め定めた基地局を見つけたことに応じて、当該無線通信装置の機能を、前記予め定めた基地局に接続される端末に切り替えるとともに、前記端末装置の接続先を前記予め定めた基地局に切り替えさせる接続制御部を備える。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、無線通信装置および端末装置に関する。
近年、無線通信装置の接続形態が多様化してきている。例えば、ノートPCやタブレット端末などの無線LAN端末は、接続先の無線LAN基地局を切り替えることができる。また、無線LAN装置で、無線LAN基地局と無線LAN端末に切り替える技術も知られており、例えばデジタルカメラへの適用などが考えられる。
しかしながら、タブレット端末の接続先やデジタルカメラの機能を、状況に応じて個々に手動で切り替えるのは、ユーザにとって大変な手間である。また、タブレット端末とデジタルカメラが自動的に接続先や機能を切り替えるとしても、個別に行うと、接続性が失われるなど、ユーザにとってかえって不便な状況になることがある。
適切に機能を切り替えることが可能な無線通信装置、および、適切に接続先を切り替えることが可能な端末装置を提供する。
実施形態によれば、基地局および端末の間で機能を切り替えることが可能な無線通信装置が提供される。この無線通信装置は、当該無線通信装置の機能が基地局であり、端末装置が接続されているときに、前記端末装置が予め定めた基地局を見つけたことに応じて、当該無線通信装置の機能を、前記予め定めた基地局に接続される端末に切り替えるとともに、前記端末装置の接続先を前記予め定めた基地局に切り替えさせる接続制御部を備える。
以下、実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、一実施形態に係る無線通信システムの概略を説明する図である。本実施形態では、無線通信装置100aと端末装置100bとが比較的近接して用いられることを念頭に置いている。
無線通信装置100aは、例えば無線LAN機能を有するデジタルカメラである。無線通信装置100aは、その機能を基地局と端末との間で切り替えることができる。すなわち、無線通信装置100aは、予め定めた無線LAN基地局200に接続可能な場合、無線LAN基地局200を接続先とする端末として機能する(図1(a))。一方、無線通信装置100aは、無線LAN基地局200に接続できない場合、基地局として機能する(図1(b))。
一方、端末装置100bは、例えばタブレット端末である。端末装置100bも無線通信装置ではあるが、基地局として機能することはなく専ら端末として機能する。端末装置100bは、予め定めた無線LAN基地局200と、無線通信装置100aとの間で、接続先を切り替えることができる。すなわち、端末装置100bは、無線LAN基地局200に接続可能な場合、これを接続先とする(図1(a))。一方、端末装置100bは、無線LAN基地局200に接続できない場合、基地局として機能する無線通信装置100aを接続先とする(図1(b))。
なお、予め定めた無線LAN基地局200は、例えば自宅内に設けられた無線LAN基地局である。また、無線通信装置100aおよび端末装置100bは、無線LAN基地局200以外の無線LAN基地局には接続しない。
一例として、無線通信装置100aおよび端末装置100bは、IEEE02.11の規格に準拠する無線LAN通信装置であり、これに本実施形態の内容を適用することを、ここでは想定する。
本実施形態は、無線通信装置100aおよび端末装置100bが連携することにより、無線通信装置100aの機能および端末装置100bの接続先を適切に切り替えるものである。
図2は、一実施形態に係る無線通信装置100aの概略構成を示すブロック図である。無線通信装置100aは、アンテナ1aと、物理層2aと、MAC・リンク層3aと、TCP/IP層4aと、アプリケーション層5aとを備えている。 アンテナ1aは、データ送信時には、無線周波数のアナログ信号を電波に変換する。また、アンテナ1aは、データ受信時には、電波を無線周波数のアナログ信号に変換する。
物理層2aは所定規格に準拠した物理層の機能を実現するものであり、無線処理部21aと、ベースバンド部22aとを有する。無線処理部21aは無線周波数の電気信号に対して増幅や無線周波数とベースバンド周波数との間の周波数変換などの処理を行う。ベースバンド部22aは、データ送信時には、送信すべき信号を変調した上で、これをアナログ信号に変換して無線処理部21aに供給する。また、ベースバンド部22aは、データ受信時には、無線処理部21aからのアナログ信号をデジタル信号に変換し、これを復調する。
MAC・リンク層3aは所定規格に準拠したメディアアクセス・リンク層の機能を実現する。また本実施形態の特徴の1つとして、MAC・リンク層3aは、スキャン制御部31aと、接続制御部32aとを有する。
スキャン制御部31aは、IEEE802.11で規定された通常のスキャン機能に加えて、無線通信装置100aが端末として機能しているときには、接続中の無線LAN基地局200との通信状況を取得し、自局が無線LAN基地局200と接続できるか否かを端末装置100bに報告するようにしてもよい。また、端末装置100bが無線LAN基地局200と接続できるか否かの報告を端末装置100bから受ける。
また、スキャン制御部31aは、無線通信装置100aが基地局として機能しているときには、自らは無線LAN基地局200のスキャンを行わず、端末装置100bが無線LAN基地局200を見つけたか否かの報告を端末装置100bから受ける。
IEEE802.11規格では、無線LAN基地局(ここでは基地局として機能しているときの無線通信装置100a)は同一チャネルで連続的に動作することが想定されている。そのため、無線LAN基地局200がこれと異なるチャネルで動作している場合には、無線通信装置100aが無線LAN基地局200を発見できないので、上記のように、端末装置100bからスキャン結果の報告を受けるようにする。
接続制御部32aは無線通信装置100aおよび端末装置100bのネットワーク接続構成を協調的に制御する。
より具体的には、無線通信装置100aが端末として機能しているときに、無線LAN基地局200と接続できなくなると、接続制御部32aは無線通信装置100aの機能を端末から基地局に切り替える。なお、「接続できない」とは、通信状況が悪くなることも含むものとする。さらに、接続制御部32aは端末装置100bとの接続処理を行って、端末装置100bからの接続を受ける。
一方、無線通信装置100aが基地局として機能しているときに、端末装置100bが無線LAN基地局200を見つけると、接続制御部32aは無線通信装置100aの機能を基地局から端末に切り替える。
この切替に伴って、無線通信装置100aは基地局であることを示すビーコンの定期的な送信を停止するため、端末装置100bから無線通信装置100aは基地局としては見えなくなる。よって、端末装置100bは別の基地局を探索し、無線LAN基地局200が見つかれば、それに接続する。
TCP/IP層4aは、一般的なTCP/IPと、これに付随するARP(Address Resolution Protocol)やDNS(Domain Name System)などを含む種々の機能を実現する。
アプリケーション層5aはユーザに対する様々なサービスを実現する複数のアプリケーション(APP1,APP2・・・)を含む。
図3は、一実施形態に係る端末装置100bの概略構成を示すブロック図である。無線通信装置100aと共通する部分の説明は省略し、相違点を中心に説明する。
端末装置100bのMAC・リンク層3bにおけるスキャン制御部31bは、IEEE802.11で規定された通常のスキャン機能に加えて、接続先が無線LAN基地局200である場合、無線LAN基地局200との通信状況を取得し、無線LAN基地局200と接続できるか否かの情報を無線通信装置100aに報告するようにしてもよい。また、無線通信装置100aが無線LAN基地局200と接続できるか否かの報告を無線通信装置100aのスキャン制御部31aから受ける。
また、スキャン制御部31bは、接続先が基地局として機能する無線通信装置100aである場合、無線LAN基地局200をスキャンする。そして、無線LAN基地局200が見つかったか否かを無線通信装置100aに報告する。
接続制御部32bは無線通信装置100aおよび端末装置100bのネットワーク接続構成を協調的に制御する。
より具体的には、接続制御部32bは、無線LAN基地局200と接続しているときにこれと接続できなくなると、無線通信装置100aが基地局として機能することに合意するとともに、無線LAN基地局200との接続を切断して、接続先を無線通信装置100aに切り替える。
一方、接続制御部32bは、無線通信装置100aと接続しているときに無線LAN基地局200が見つかると、接続先を無線LAN基地局200に切り替える。このとき、無線通信装置100に端末として機能するよう要求するようにしてもよい。
図4は、無線通信装置100aおよび端末装置100bの処理動作の一例を示すシーケンス図である。同図は、無線通信装置100aおよび端末装置100bを持ち運ぶユーザが、外出先から無線LAN基地局200がある自宅に戻る場面を想定している。
図4において、初めはユーザが外出先におり、無線通信装置100aおよび端末装置100bは無線LAN基地局200と接続できない。よって、無線通信装置100aは基地局として機能しており、端末装置100bは無線通信装置100aを接続先としている。
次いで、ユーザが自宅に戻ると、無線通信装置100aおよび端末装置100bが無線LAN基地局200と接続できるようになる。よって、無線通信装置100aの機能が無線LAN基地局200を接続先とする端末に切り替わり、端末装置100bの接続先が無線LAN基地局200に切り替わる。以下、詳細に説明する。
予め、無線通信装置100aおよび端末装置100bはスキャン条件を交換する(ステップS1)。より具体的には、無線通信装置100aのスキャン制御部31aおよび端末装置100bのスキャン制御部31bは、以下のことをスキャン条件として合意しておく。
・無線通信装置100aおよび端末装置100bの接続先候補は、予め定めた無線LAN基地局200であり、これが見つかるとネットワーク接続構成変更の契機とする。
・無線LAN基地局200とは異なる無線LAN基地局は無線通信装置100aおよび端末装置100bの接続先候補ではなく、見つかったとしてもネットワーク接続構成変更の契機とはしない。
・端末装置100bが所定間隔で定期的に無線LAN基地局200のスキャンを行い、無線LAN基地局200が見つかったか否かを無線通信装置100aに報告する。見つかった場合だけ端末装置100bが無線通信装置100aに報告するようにしてもよい。
具体的には、交換されたスキャン条件に基づいて、端末装置100bのスキャン制御部31bは無線LAN基地局200のスキャンを行う(ステップS2)。そして、スキャン制御部31bは、スキャン結果として、無線LAN基地局200を見つかったか否かを無線通信装置100aに報告する(ステップ3)。スキャン制御部31bは、無線LAN基地局200が見つかった場合には、無線LAN基地局200が使用しているチャネルを報告してもよい。
無線LAN基地局200が見つからない場合(ステップS4のNO)、スキャン制御部31bは定期的にスキャンを繰り返す。
無線LAN基地局200が見つかると(ステップS4のYES)、無線通信装置100aの機能を基地局から端末に切り替えるべく、接続制御部32bは無線通信装置100aにネットワーク接続構成の変更を要求するようにしてもよい(ステップS5)。ネットワーク接続の変更とは、具体的には、無線通信装置100aの機能を基地局から端末に切り替えることである。なお、無線LAN基地局200が見つかったことを無線通信装置100aが知った場合、無線通信装置100aが自ら基地局から端末に切り替えるように、無線通信装置100aを設定しておけば、無線通信装置100aにネットワーク接続構成の変更を要求する必要はない。
無線通信装置100aの機能を端末に切り替えるためには、端末装置100bだけでなく、無線通信装置100a自身が無線LAN基地局200と実際に接続できることを確認する必要がある。ここで、無線通信装置100aは、端末装置100bとの通信を継続しながら、無線LAN基地局200との通信状況を確認する必要がある。そこで、無線通信装置100aの接続制御部32aは、端末装置100bに対して、無線LAN基地局200と同じチャネルに変更するよう要求する(ステップS6)。これに応じて、端末装置100bの接続制御部32bはチャネルを変更する(ステップS7)。上出のように、無線通信装置100aは、端末装置100bからの報告(ステップS3)に基づいて、無線LAN基地局200の存在だけでなく無線LAN基地局200の使用しているチャネルを知っている。
そして、無線通信装置100aの接続制御部32aは、無線LAN基地局200のチャネルをスキャンし、無線LAN基地局200と実際に通信できることを確認する(ステップS8)。 無線通信装置100aの接続制御部32aが無線LAN基地局200と通信できることを確認できると、無線通信装置100aの接続制御部32aは端末装置100bにネットワーク接続構成の変更を許可する(ステップS9)。ネットワーク接続構成の変更とは、具体的には、端末装置100bの接続先を無線通信装置100aから無線LAN基地局200に切り替えることである。
以上により、端末装置100bの接続制御部32bは接続先を無線通信装置100aから無線LAN基地局200に切り替える(ステップS11)。また、無線通信装置100aの接続制御部32aは、無線通信装置100aの機能を無線LAN基地局200を接続先とする端末に切り替える(ステップS10)。
なお、無線通信装置100aの接続制御部32aによる端末装置100bへのネットワーク接続構成の変更許可(ステップS9)は暗黙的なものであっても構わず、その場合には明示的なメッセージのやりとりは行われない。すなわち、端末装置100bの接続制御部32bが接続先を無線通信装置100aから無線LAN基地局200に切り替える場合(ステップS10)、端末装置100bは接続していた基地局としての無線通信装置100aからの定期的なビーコンを受信できなくなる。そのため、端末装置100bは接続すべき他の基地局を探す状態となり、無線端末100bは自ら無線LAN基地局200を選択して接続する。
図5は、無線通信装置100aおよび端末装置100bの処理動作の別の例を示すシーケンス図である。図4とは逆に、図5は、無線通信装置100aおよび端末装置100bを持ち運ぶユーザが、無線LAN基地局200がある自宅から外出する場面を想定している。
図5において、初めはユーザが自宅におり、無線通信装置100aおよび端末装置100bは無線LAN基地局200と接続できる。よって、無線通信装置100aは無線LAN基地局200を接続先とする端末として機能している。また、端末装置100bは無線LAN基地局200を接続先としている。
次いで、ユーザが外出すると、無線通信装置100aおよび端末装置100bが無線LAN基地局200と接続できなくなる。よって、無線通信装置100aの機能が端末から基地局に切り替わり、端末装置100bの接続先が無線通信装置100aに切り替わる。以下、詳細に説明する。
予め、無線通信装置100aおよび端末装置100bはスキャン条件を交換する(ステップS21)。より具体的には、無線通信装置100aのスキャン制御部31aおよび端末装置100bのスキャン制御部31bは、以下のことをスキャン条件として合意しておく。
・無線通信装置100aおよび端末装置100bの接続先は予め定めた無線LAN基地局200であり、これと接続できなくなるとネットワーク接続構成変更の契機とする。
・端末として機能している無線通信装置100aおよび端末装置100bがともに所定間隔で定期的に無線LAN基地局200との通信状況を取得する。そして、互いに認識を合わせるため、無線LAN基地局200と接続できるか否かを互いに報告する。接続できた場合にだけ無線通信装置100aおよび/または端末装置100bが報告するようにしてもよい。
具体的には、交換されたスキャン条件に基づいて、無線通信装置100aのスキャン制御部31aおよび端末装置100bのスキャン制御部31bは、無線LAN基地局200との通信状況を取得する(ステップS22)。そして、スキャン制御部31a,31bは無線LAN基地局200と接続できるか否かを互いに報告する(ステップS23)。無線LAN基地局200と接続できる場合(ステップS24のNO)、スキャン制御部31a,31bは定期的に無線LAN基地局200との通信状況を取得する。
無線LAN基地局200と接続できなくなったことをスキャン制御部31a,31bが共通して認識すると(ステップS24のYES)、両者の接続制御部32a,32bはネットワーク接続構成の変更に合意する(ステップS25)。ネットワーク接続構成の変更とは、具体的には、無線通信装置100aの機能を端末から基地局に切り替え、端末装置100bの接続先を無線LAN基地局200から無線通信装置100aに切り替えることである。
そして、無線通信装置100aの接続制御部32aは、無線通信装置100aの機能を端末から基地局に切り替える(ステップS26)。
また、端末装置100bの接続制御部32bは、無線LAN基地局200との接続を切断する(ステップS27)。続いて、接続制御部32bは無線通信装置100aの接続制御部32aとの間で接続処理を行う(ステップS28)。これにより、端末装置100bの接続先は基地局として機能する無線通信装置100aとなる(ステップS29)。
ここで、端末装置100bは無線LAN基地局200との接続が失われて別の接続先基地局を探している状況である。この状況下で、無線通信装置100aの機能が端末から基地局に切り替わってビーコンを送信し始めれば、端末装置100bは無線通信装置100aを基地局として発見する。そして、無線端末100bは自ら無線通信装置100aを接続すべき基地局として選択して接続する。
なお、図5は図4の続きと考えることができる。よって、図5のステップS28,S29に続いて図4のステップS1が行われる。同様に、図4は図5の続きと考えることができる。よって、図4のステップS10,S11に続いて図5のステップS21が行われる。
このように、本実施形態では、無線通信装置100aおよび端末装置100bが個々に動作するのではなく協調動作するため、無線通信装置100aの機能および端末装置100bの接続先を適切に切り替えることができる。すなわち、無線通信装置100aおよび端末装置100bといった複数の無線通信装置が連携して機能および接続先を切り替えることができる。
なお、無線通信装置100aおよび端末装置100bが接続可能な無線LAN基地局は複数あってもよく、例えばネットワークプロバイダの基地局を含んでいてもよい。その場合、接続先の優先度を無線通信装置100aおよび端末装置100bに予め設定しておけばよい。
接続可能な無線LAN基地局が1つだけ見つかった場合は、図4および図5と同様に無線通信装置100aおよび端末装置100bは動作すればよい。また、接続可能な無線LAN基地局が2以上見つかった場合、無線通信装置100aおよび端末装置100bは優先度が高い無線LAN基地局を接続先とすればよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100a 無線通信装置
100b 端末装置
31a 31b スキャン制御部
32a 32b 接続制御部
200 無線LAN基地局
100b 端末装置
31a 31b スキャン制御部
32a 32b 接続制御部
200 無線LAN基地局
Claims (9)
- 基地局および端末の間で機能を切り替えることが可能な無線通信装置であって、
当該無線通信装置の機能が基地局であり、端末装置が接続されているときに、前記端末装置が予め定めた基地局を見つけたことに応じて、
当該無線通信装置の機能を、前記予め定めた基地局に接続される端末に切り替えるとともに、
前記端末装置の接続先を前記予め定めた基地局に切り替えさせる
接続制御部を備えることを特徴とする無線通信装置。 - 前記端末装置が前記予め定めた基地局を見つけたことを示す報告を受けるスキャン制御部を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
- 当該無線通信装置の機能が前記予め定めた基地局に接続される端末であるときに、前記予め定めた基地局との間の通信状況を取得するスキャン制御部を備え、
前記接続制御部は、前記予め定めた基地局と接続できなくなったことに応じて、
当該無線通信装置の機能を基地局に切り替えるとともに、
前記端末装置との接続処理を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 接続先を、予め定めた基地局と、基地局および端末の間で機能を切り替えることが可能な無線通信装置と、の間で切り替えることが可能な端末装置であって、
接続先が前記無線通信装置であるときに、前記予め定めた基地局をスキャンするスキャン制御部と、
前記予め定めた基地局が見つかったことに応じて、
前記無線通信装置に対して、機能を前記予め定めた基地局に接続される端末に切り替えるよう要求するとともに、
接続先を前記予め定めた基地局に切り替える
接続制御部と、を備えることを特徴とする端末装置。 - 前記スキャン制御部は、接続先が前記予め定めた基地局であるときに、前記予め定めた基地局との通信状況を取得し、
前記接続制御部は、前記予め定めた基地局と接続できなくなったことに応じて、
前記無線通信装置に対して、機能を基地局に切り替えることに合意するとともに、
前記予め定めた基地局との接続を切断し、接続先を前記無線通信装置に切り替える
ことを特徴とする請求項4に記載の端末装置。 - 基地局および端末の間で機能を切り替えることが可能な無線通信装置であって、
当該無線通信装置の機能が予め定めた基地局に接続される端末であるときに、前記予め定めた基地局との間の通信状況を取得するスキャン制御部と、
前記予め定めた基地局と接続できなくなったことに応じて、
当該無線通信装置の機能を基地局に切り替えるとともに、
端末装置との接続処理を行う
接続制御部と、を備えることを特徴とする無線通信装置。 - 接続先を、予め定めた基地局と、基地局および端末の間で機能を切り替えることが可能な無線通信装置と、の間で切り替えることが可能な端末装置であって、
接続先が前記予め定めた基地局であるときに、前記予め定めた基地局との通信状況を取得するスキャン制御部と、
前記予め定めた基地局と接続できなくなったことに応じて、
前記無線通信装置に対して、機能を基地局に切り替えることに合意するとともに、
前記予め定めた基地局との接続を切断し、接続先を前記無線通信装置に切り替える
接続制御部と、を備えることを特徴とする無線通信装置。 - 基地局および端末の間で機能を切り替えることが可能な無線通信装置であって、
当該無線通信装置の機能が基地局であり、端末装置が接続されているときに、前記端末装置から所定条件に基づくスキャン結果の報告を受けたことに応じて、当該無線通信装置の機能を端末に切り替える接続制御部を備えることを特徴とする無線通信装置。 - 接続先を、予め定めた基地局と、基地局および端末の間で機能を切り替えることが可能な無線通信装置と、の間で切り替えることが可能な端末装置であって、
接続先が前記無線通信装置であるときに、所定条件に基づくスキャンを行って、そのスキャン結果を前記無線通信装置に報告するスキャン制御部を備えることを特徴とする端末装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014050865A JP2015177268A (ja) | 2014-03-13 | 2014-03-13 | 無線通信装置および端末装置 |
US14/475,410 US9408068B2 (en) | 2014-03-13 | 2014-09-02 | Wireless communication apparatus and user equipment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014050865A JP2015177268A (ja) | 2014-03-13 | 2014-03-13 | 無線通信装置および端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015177268A true JP2015177268A (ja) | 2015-10-05 |
Family
ID=54070515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014050865A Abandoned JP2015177268A (ja) | 2014-03-13 | 2014-03-13 | 無線通信装置および端末装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9408068B2 (ja) |
JP (1) | JP2015177268A (ja) |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1343340B1 (en) * | 2000-12-11 | 2007-04-25 | Sharp Kabushiki Kaisha | Radio communication system |
CN1182739C (zh) * | 2003-01-28 | 2004-12-29 | 大唐移动通信设备有限公司 | 移动通信系统的接力通信设备及其通信方法 |
JP4095585B2 (ja) * | 2004-06-17 | 2008-06-04 | 株式会社東芝 | 無線通信方法、無線通信装置、および無線通信システム |
CA2612746A1 (en) * | 2005-07-04 | 2007-01-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Position measuring system and method using wireless broadband (wibro) signal |
JP2008060711A (ja) | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Toshiba Corp | 無線通信システム及び無線通信装置 |
JP4789817B2 (ja) | 2007-01-29 | 2011-10-12 | キヤノン株式会社 | 通信装置及び通信装置の通信方法、プログラム |
JP2009146193A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Funai Electric Co Ltd | 無線通信端末、無線通信端末のデータを保護する方法、データを無線通信端末に保護させるためのプログラム、および当該プログラムを格納した記録媒体 |
US9655138B2 (en) * | 2010-04-01 | 2017-05-16 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | System and method for scheduling wireless transmissions |
KR101719003B1 (ko) * | 2010-04-12 | 2017-03-22 | 엘지전자 주식회사 | 무선 접속 시스템에서 스캐닝 수행 방법 및 장치 |
WO2011134493A1 (en) * | 2010-04-26 | 2011-11-03 | Nokia Siemens Networks Oy | Connection arrangement in relayed wireless communications |
KR101227521B1 (ko) * | 2010-05-27 | 2013-01-31 | 엘지전자 주식회사 | 광대역 무선 접속 시스템에서 핸드오버 수행방법 |
US9338655B2 (en) * | 2010-12-28 | 2016-05-10 | Nokia Solutions And Networks Oy | Access control of relay node with closed subscriber group |
CN103797744B (zh) * | 2011-08-08 | 2018-04-27 | 瑞典爱立信有限公司 | 用于i/q复用控制信道的harq ack反馈检测 |
JP5906532B2 (ja) * | 2012-03-15 | 2016-04-20 | シャープ株式会社 | 基地局装置、端末装置、通信方法および集積回路 |
-
2014
- 2014-03-13 JP JP2014050865A patent/JP2015177268A/ja not_active Abandoned
- 2014-09-02 US US14/475,410 patent/US9408068B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20150264559A1 (en) | 2015-09-17 |
US9408068B2 (en) | 2016-08-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5260251B2 (ja) | コグニティブ無線システムにおける利用周波数帯調整方法および無線通信装置 | |
EP1741232B1 (en) | Wlan handover | |
US9237590B2 (en) | Inter-device session connectivity enhancement | |
EP3531723B1 (en) | Indication method and related device | |
WO2014188832A1 (ja) | 無線端末がアクセスポイントを発見するシステム、プログラム及び方法 | |
EP2062415B1 (en) | Location architecture for large scale networks | |
KR20090035690A (ko) | 애드 혹 네트워크 내의 제1 무선 장치를 동작시키는 방법, 및 무선 장치 | |
US20120214526A1 (en) | Trusted Paired-Device Initial Connection Assistance | |
JPWO2009078358A1 (ja) | 無線基地局装置の検索方法、検索プログラム、および無線端末装置 | |
JP2019525518A (ja) | ネットワーク化されたデバイス間のネットワーククラスターを確立するための方法 | |
EP3120616B1 (en) | Method for discovering services | |
JP2018515013A (ja) | サービスルーティングのためのデバイスマネージャ | |
US20210306400A1 (en) | Method and apparatus for receiving streaming via transport protocol in wireless communication system | |
JP2017017412A (ja) | 通信装置及び通信装置における識別情報生成方法 | |
WO2012148542A1 (en) | Mode steering in a wireless communication network | |
US20170346891A1 (en) | Communication method | |
US10390278B2 (en) | Method for automatic switching between access points, and wireless routing device | |
JP2010074465A (ja) | 無線通信システム、端末装置及び無線基地局 | |
US20230189359A1 (en) | Method and apparatus for triggered txop sharing for peer-to-peer communication with twt operation | |
JP6616805B2 (ja) | ビーコンの待ち受けを制御するアクセスポイント、無線端末、プログラム及び方法 | |
JP2015177268A (ja) | 無線通信装置および端末装置 | |
Park et al. | IEEE 802 standardization on heterogeneous network interworking | |
KR20140128986A (ko) | 무선랜 시스템에서 고속 링크 셋업 방법 및 장치 | |
JP2005124087A (ja) | 移動端末及び移動端末制御方法 | |
JP4911784B2 (ja) | 移動体通信システムの管理下におけるアクセスネットワーク切替方法、端末及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160218 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20160530 |