JP2015172896A - ファイル更新システム、ファイル更新方法、ファイル更新プログラム及び通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のファイル提供サーバと対象装置との間にNAT(Network Address Translation)を使用することに起因するアクセス障害によるファイル更新の中断を回避し、複数の対象装置が存在する場合でもネットワーク全体のトラヒックをなるべく軽減してアクセス負荷を分散する。【解決手段】複数のファイル提供サーバのうちいずれかのファイル提供サーバから更新対象ファイルを取得してファイル更新を行うファイル更新システムにおいて、予め設定された更新対象ファイルの取得先を含む取得先情報を保持する取得先情報保持手段と、ファイル更新の際に、取得先情報を参照して、所定の優先順位に基づいて取得先を決定する取得先決定手段と、取得先決定手段により決定された取得先に接続して更新対象ファイルを取得し、ファイル更新を行うファイル更新手段とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、ファイル更新システム、ファイル更新方法、ファイル更新プログラム及び通信装置に関し、例えば、通信装置に格納されるファームウェアファイルを更新するファイル更新システム、ファイル更新方法及びファイル更新プログラム及び通信装置に適用し得るものである。
例えば、通信装置に搭載されるファームウェアファイルは、機能追加、性能改善、問題改修(例えばバグ改修)等のために、ファイルの更新が必要となる。
図2は、従来の通信装置に格納されているファームウェアファイルを更新する方法を説明する説明図である。
図2に示すように、従来、ファームウェアファイルを更新する際、OpS(オペレーションサーバ)92が端末93からファイル更新の指示を受け(S91)、OpS92は、更新すべきファイルを取得先としてのSourceIP(ソースIPアドレス)を含むファイル更新指示を、ファイル更新の対象とする通信装置91に与える。これにより、通信装置91は、更新すべきファームウェアファイルを格納しているOpS92のSourceIPを取得する(S92)。通信装置91は取得したSourceIPに基づいてOpS92にアクセスする。そして、OpS92は、ファイル更新の対象とする通信装置91の任意のディレクトリに、更新すべきバージョンのファイルを転送する(S93)。これにより、通信装置91に搭載されるファームウェアファイルの更新を実施している。
特許文献1には、通信装置のファームウェアファイルの更新手法に関する技術が記載されており、特許文献2には、管理サーバが、ファームウェア提供サーバのIPアドレスを一括管理しており、管理サーバが、ファームウェア提供サーバを選択することが記載されている。
特開平7−248913号公報 特開2012−118914号公報
上述したように、従来技術は、通信装置がOpSからファイル更新指示を受けると、そのSourceIPに基づいて、どのOpSから更新ファイルが転送されるかを判断し、ファイルをダウンロードしている。
しかしながら、OpSと通信装置との間にアドレス変換機能としてのNAT(Network Address Translation)が存在する場合、通信装置が取得したSourceIPでは、ファイル更新先のOpSにアクセスできない場合が発生し得る。
セキュリティポリシー上、OpSのIPアドレスを隠蔽する必要があり、OpSと通信装置との間にはNATを存在させる。OpSからの送信IPアドレスは動的NATの設定により、あらかじめ用意されたグローバルIPアドレスが設定される。このグローバルIPアドレスは動的NAT用に割り振られたIPアドレスであり、外部からの直接アクセスを行うことができない。そのため、外部からOpSに直接アクセスすることができない事態が生じ得る。外部からOpSに直接アクセスする場合には静的NATで設定されたIPアドレスでアクセスする必要があり、従来の方式では実現できない。
また、特許文献2の記載技術のように、通信装置のファームウェア更新を行う際に、ファームウェア更新を行なう通信装置が複数ある場合、管理サーバへのアクセスが集中してしまい、管理サーバの負荷が増大になると共に、ネットワーク内のトラヒックも高くなりネットワーク内の通信遅延につながるという問題点がある。
そのため、NATによるアクセス障害によるファイル更新の中断を回避でき、複数の対象装置が存在する場合でもネットワーク全体のトラヒックをなるべく軽減してアクセス負荷を分散することができるファイル更新システム、ファイル更新方法、ファイル更新プログラム及び通信装置が求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明は、複数のファイル提供サーバのうちいずれかのファイル提供サーバから更新対象ファイルを取得してファイル更新を行うファイル更新システムにおいて、(1)予め設定された更新対象ファイルの取得先を含む取得先情報を保持する取得先情報保持手段と、(2)ファイル更新の際に、取得先情報を参照して、所定の優先順位に基づいて取得先を決定する取得先決定手段と、(3)取得先決定手段により決定された取得先に接続して更新対象ファイルを取得し、ファイル更新を行うファイル更新手段とを備えることを特徴とするファイル更新システムである。
第2の本発明は、複数のファイル提供サーバのうちいずれかのファイル提供サーバから更新対象ファイルを取得してファイル更新を行うファイル更新方法において、(1)取得先情報保持手段が、予め設定された更新対象ファイルの取得先を含む取得先情報を保持し、(2)取得先決定手段が、ファイル更新の際に、取得先情報を参照して、所定の優先順位に基づいて取得先を決定し、(3)ファイル更新手段が、取得先決定手段により決定された取得先に接続して更新対象ファイルを取得し、ファイル更新を行うことを特徴とするファイル更新方法である。
第3の本発明は、複数のファイル提供サーバのうちいずれかのファイル提供サーバから更新対象ファイルを取得してファイル更新を行うファイル更新プログラムにおいて、コンピュータを、(1)予め設定された更新対象ファイルの取得先を含む取得先情報を保持する取得先情報保持手段、(2)ファイル更新の際に、取得先情報を参照して、所定の優先順位に基づいて取得先を決定する取得先決定手段、(3)取得先決定手段により決定された取得先に接続して更新対象ファイルを取得し、ファイル更新を行うファイル更新手段として機能させることを特徴とするファイル更新プログラムである。
第4の本発明は、第1の本発明に係るファイル更新システムを備えることを特徴とする通信装置である。
本発明によれば、NATによるアクセス障害によるファイル更新の中断を回避でき、複数の対象装置が存在する場合でもネットワーク全体のトラヒックをなるべく軽減してアクセス負荷を分散することができる。
実施形態に係るファイル更新システム10の全体的な構成を示す全体構成図である。 従来の通信装置に格納されているファームウェアファイルを更新する方法を説明する説明図である。 実施形態に係る通信装置1−nの機能的な内部構成を示す内部構成図である。 実施形態に係るファイル更新処理の動作を説明する説明図である。 実施形態に係る通信装置における自律的なファイル更新処理の動作を示すフローチャートである。
(A)主たる実施形態
以下では、本発明に係るファイル更新システム、ファイル更新方法、ファイル更新プログラム及び通信装置の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(A−1)実施形態の構成
図1は、実施形態に係るファイル更新システム10の全体的な構成を示す全体構成図である。図1において、実施形態に係るファイル更新システム10は、ネットワーク4に接続可能な、複数の通信装置1−1〜1−N(Nは整数)、複数のオペレーションサーバ(OpS)2−1〜2−M(Mは整数)、端末3を有する。
ネットワーク4は、例えば有線回線網又は無線回線網のいずれであっても良い。ネットワーク4の通信プロトコルは特に限定されるものではないが、例えば、インターネットプロトコル(IP)やIPの拡張プロトコル等を適用することができる。
端末3は、通信装置1−n(1≦n≦N)に搭載されるファームウェアファイルの更新指示を、オペレーションサーバ2−m(1≦m≦M)に対して行なうものである。端末3は、例えば、機能追加、性能改善、問題改修(例えばバグ改修)等のために、ファームウェアファイルのバージョンが更新された場合に、ファイル更新が必要な通信装置1−nに対してファイル更新を実施する旨を、オペレーションサーバ2−mに指示を行う。
なお、端末3は、ファームウェアの種類情報、バージョン情報(バージョンの版情報、バージョン設定日時(リリース日時)情報等)などのファームウェアファイル情報を通信装置1−n毎に管理するようにしても良い。ファームウェアファイルのバージョンが更新されると、端末3はファームウェアファイルの更新が必要な通信装置1−nを割り出し、その割り出した通信装置1−nをファームウェアファイル更新の対象装置として、端末3はオペレーションサーバ2−mにファイル更新指示を行う。
オペレーションサーバ(OpS)2−m(1≦m≦M)は、ファームウェアファイルを格納しており、通信装置1−nからの要求に基づいて、その要求元の通信装置1−nに対して提供するものである。オペレーションサーバ2−mは、端末3からのファイル更新指示を受けると、そのファイル更新指示で指定された通信装置1−nに対して、ファームウェアファイルの更新指示を行う。
また、セキュリティの観点から、更新されたファームウェアファイルは、複数のオペレーションサーバ2−mのうち少なくともいずれかのオペレーションサーバ2−mに格納される。また、各通信装置1−nから直接オペレーションサーバ2−mにアクセスすることができるようにするため、複数のオペレーションサーバ2−mのそれぞれには、静的IPアドレスが予め付与されている。なお、オペレーションサーバ2−mは、CPU、外部記憶装置、通信装置等を有する汎用サーバを適用することができ、汎用OSを搭載して処理を行う。
通信装置1−n(1≦n≦N)は、ファームウェアを搭載する通信装置である。通信装置1−nは、ゲートウェイ装置、ルータ装置等のネットワーク装置に搭載される通信装置を適用することができる。通信装置1−nは、オペレーションサーバ2−mからファイル更新指示を取得すると、後述するアクセス先リスト121(図3参照)を参照して、オペレーションサーバ2−mにアクセスしてファームウェアの更新ファイルを取得するものである。
図3は、実施形態に係る通信装置1−nの機能的な内部構成を示す内部構成図である。図3において、実施形態に係る通信装置1−nは、送受信部110、記憶部120、制御部130を有する。
送受信部110は、制御部130の制御の下、ネットワーク4との間で情報授受を行う処理部又は装置である。
記憶部120は、制御部130の制御の下、処理プログラム、ファームウェアファイル122、処理に必要なデータ、アクセス先リスト121等の各種情報を記憶する記録領域である。記憶部120は、ハードディスクやROM等の外部記憶装置や補助記憶装置等を適用することができる。また、記憶部120は、ファームウェアの更新ファイル用の更新ファイル格納ディレクトリを予め保持しておく。
ここで、アクセス先リスト121は、各オペレーションサーバ2−mに予め付与された静的IPアドレスを含むリスト形式の情報である。アクセス先リスト121は、予め設定されたものである。例えば、通信装置1−nを搭載する装置(例えば局装置)の局建設時、アクセス先リスト121を設定するようにしても良い。また例えば、局装置の設置の際に、初期設定において、ネットワーク4を通じて端末3から取得して設定するようにしても良い。さらに、アクセス先リスト121においてオペレーションサーバ2の静的IPアドレスの変更がある場合には、その都度、端末3が通信装置1−nに変更後のアクセス先リスト121を与え、通信装置1−nが変更後のアクセス先リスト121を設定するようにしても良い。
このように、予め設定されたアクセス先リスト121が記憶部120に設定されることにより、ファームウェアファイルの更新の際には、通信装置1−nがアクセス先リスト121を参照して、オペレーションサーバ2−mに対して直接アクセスすることができる。また、ファイル更新指示を取得した通信装置1−nは、更新ファイルの提供元であるオペレーションサーバ2−mのSourceIPを取得することなく、アクセス先リスト121を参照して自律的にアクセスすることができる。
制御部130は、通信装置1−nの機能を司る処理部又は装置である。制御部130は、例えば、LINUX(登録商標)やWindows(登録商標)等の汎用OSを搭載したものを用いることができる。
制御部130は、図3に示すように、優先順位設定部131、ファイル更新指示取得部132、アクセス先決定部133、ファイル更新部134を有する。
優先順位設定部131は、記憶部120に記憶されているアクセス先リスト121を参照して、オペレーションサーバ2−mにアクセスする優先順位を決定するものである。
ここで、優先順位設定部131による優先順位の設定方法は、複数の通信装置1−nから各オペレーションサーバ2−mとの間のトラフィックを軽減するために、通信装置1−nからオペレーションサーバ2−mへの経路が短い順(すなわち、HOP段数の少ない順)に設定する方法を用いることができる。
具体的には、優先順位設定部131は、アクセス先リスト121を参照して、各静的IPアドレス宛にpingコマンドを送信して応答信号に基づき疎通確認を行う。また、優先順位設定部131は、routeコマンドにより通信装置1−nから各オペレーションサーバ2−mまでの経路確認を行い、各オペレーションサーバ2−mまでの経路情報に基づいて経路が短い順に登録を行う。なお、HOP段数が同じとなるオペレーションサーバ2−mが複数ある場合には、例えばアクセス先リスト121に登録されている静的IPアドレスを優先する等のように所定の方法で優先順位を設定するようにしても良い。
なお、優先順位決定部131による優先順位の設定するタイミングは、局建設時の初期処理の1つとして行なうようにしても良いし、又は最新の経路情報を反映させるために、所定時間毎に行うようにしても良い。
ファイル更新指示取得部132は、オペレーションサーバ2−mを通じてファームウェアのファイル更新指示を取得するものである。
アクセス先決定部133は、ファイル更新指示を取得すると、アクセス先リスト121を参照して、優先順位の高い(すなわち、HOP段数が少ない)静的IPアドレスから順に決定するものである。ここで、アクセス先決定部133は、決定した静的IPアドレス宛のオペレーションサーバ2−mと接続できない場合や又は接続したオペレーションサーバ2−mに更新ファイルが存在しない場合などには、次に優先順位の高い静的IPアドレスを次のアクセス先として決定する。
ファイル更新部134は、アクセス先決定部133により決定された静的IPアドレス宛の更新ファイル要求を行い、オペレーションサーバ2−mから更新ファイルを取得するものである。ファイル更新部134は、記憶部120における予め設定した更新ファイル格納ディレクトリに、取得したファームウェアの更新ファイルを格納する。
(A−2)実施形態の動作
次に、この実施形態に係るファイル更新処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図4は、この実施形態に係るファイル更新処理の動作を説明する説明図である。図5は、この実施形態に係る通信装置1−nにおける自律的なファイル更新処理の動作を示すフローチャートである。
まず、オペレーションサーバ2−mは端末3からのファイル更新指示を取得すると、指示されたファイル更新対象装置である通信装置1−nに対してファイル更新指示を行う(図4のS11)。
通信装置1−nにおいて、ファイル更新指示が取得されると(図4のS12、図5のS101)、アクセス先決定部133がアクセス先リスト121を参照して、優先順位の高いオペレーションサーバ2−mのIPアドレスを取得する(図5のS102)。そして、ファイル更新部134が、取得したIPアドレス宛のアドレス要求を送信してオペレーションサーバ2−mに接続する(図4のS13、図5のS103)。
通信装置1−nは、ファームウェアの識別情報やバージョン情報等を用いて、オペレーションサーバ2−mに、対応するファームウェアの更新ファイルが存在するか否かの確認を行う。
このとき、オペレーションサーバ2−mに接続できない場合や、又は、オペレーションサーバ2−mに更新ファイルが存在しない場合(S104)、アクセス先決定部133は、アクセス先リスト121を参照して、次に優先順位の高いオペレーションサーバ2−mのIPアドレスを取得し(S105)、ファイル更新部134が、取得したIPアドレス宛のアドレス要求を送信してオペレーションサーバ2−mに接続する(図4のS14、図5のS103)。
一方、通信装置1−nがアクセスしたオペレーションサーバ2−mに更新ファイルが存在する場合(S104)、オペレーションサーバ2−mは、対応するファームウェアの更新ファイルを通信装置1−nに転送する。これにより、通信装置1−nは、オペレーションサーバ2−mから更新ファイルを取得し、記憶部120における更新ファイル格納ディレクトリに、ファームウェアのファイル更新を実施する(図4のS15、図5のS105)。
つまり、優先順位は、通信装置1−nからオペレーションサーバ2−mまでのHOP段数が少ない順に設定されている。そのため、ファームウェアのファイル更新のために、通信装置1−nは経路が短いオペレーションサーバ2−nから順にアクセスすることになる。複数の通信装置1−nがファームウェアのファイル更新を行う場合も、各通信装置1−nが経路の短いオペレーションサーバ2−nから順に接続することになるため、各通信装置1−nからオペレーションサーバ2−mへの接続を分散することができ、オペレーションサーバ2−mにおける処理負荷を軽減することができる。
(A−3)実施形態の効果
以上のように、この実施形態によれば、ファイル更新対象装置はファイル更新指示を受けた場合、あらかじめアクセス可能なオペレーションサーバのIPアドレスを含むアクセス先リストを保持することにより、NATによるアクセス障害によるファイル更新の中断を回避できる。
また、アクセス先リストに複数のオペレーションサーバのIPアドレスを登録することにより、アクセス先リスト上のどのオペレーションサーバにファイル更新対象ファイルが存在していても確実にファイル更新を実施できる。
さらに、アクセス先リスト上に登録されている、いずれかのオペレーションサーバにファイル(更新ファイル)を置いておくだけで、全てのファイル更新対象装置のファイル更新が可能となる。
またさらに、ファイル更新対象装置のアクセス先リストの優先順位を分散させることで、複数の対象装置からのアクセスによる負荷を分散させることができる。
(B)他の実施形態
上述した実施形態においても種々の変形実施形態を言及したが、本発明は以下の変形実施形態にも適用することができる。
(B−1)上述した実施形態では、通信装置がネットワーク機器に搭載される通信装置である場合を例示した。しかし、通信装置が汎用的なパーソナルコンピュータに搭載されるものであっても良い。
(B−2)上述した実施形態では、アクセス先リストが、更新ファイルのファイル提供サーバであるオペレーションサーバのIPアドレスを有するものである場合を例示した。しかし、アクセス先であるファイル提供サーバのファイルにアクセスすることができればIPアドレスに限定されるものではなく、アクセス先リストは、例えばIPアドレスに加えてURL(URI)やサーバ名等を有するもの、又は、IPアドレスに変えて、URL(URI)やサーバ名を有するものであっても良い。アクセス先リストにURLを含む場合、例えば、ファイル提供サーバ、汎用PCが、httpd(HyperText Transfer Protocol Deamon)、ftpd(File Transfer Protocol Deamon)を実装し、DNS(Domain Name System)によりURLをIPアドレスへの変換することにより、上述した実施形態を実現することができる。
(B−3)上述した実施形態では、優先順位設定部が、オペレーションサーバまでの経路が短い順の優先順位を設定する場合を例示した。しかし、優先順位設定部が設定する優先順位は、経路の短い順に限定されるものではなく、例えば、過去に通信装置が更新ファイル取得のために、オペレーションサーバへの接続回数を記録し、その接続回数が多い順に優先順位を設定するものであっても良いし、任意の順に優先順位を設定するものであっても良い。
1−1〜1−N…通信装置、110…送受信部、120…記憶部、121…アクセス先リスト、122…ファームウェアファイル、130…制御部、131…優先順位設定部、132…ファイル更新指示取得部、133…アクセス先決定部、134…ファイル更新部、2−1〜2−M…オペレーションサーバ(OpS)、4…ネットワーク。

Claims (5)

  1. 複数のファイル提供サーバのうちいずれかのファイル提供サーバから更新対象ファイルを取得してファイル更新を行うファイル更新システムにおいて、
    予め設定された更新対象ファイルの取得先を含む取得先情報を保持する取得先情報保持手段と、
    ファイル更新の際に、上記取得先情報を参照して、所定の優先順位に基づいて取得先を決定する取得先決定手段と、
    上記取得先決定手段により決定された取得先に接続して更新対象ファイルを取得し、ファイル更新を行うファイル更新手段と
    を備えることを特徴とするファイル更新システム。
  2. 上記取得先情報に含まれる各取得先までの経路情報に基づいて、優先順位を決定する優先順位決定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のファイル更新システム。
  3. 複数のファイル提供サーバのうちいずれかのファイル提供サーバから更新対象ファイルを取得してファイル更新を行うファイル更新方法において、
    取得先情報保持手段が、予め設定された更新対象ファイルの取得先を含む取得先情報を保持し、
    取得先決定手段が、ファイル更新の際に、上記取得先情報を参照して、所定の優先順位に基づいて取得先を決定し、
    ファイル更新手段が、上記取得先決定手段により決定された取得先に接続して更新対象ファイルを取得し、ファイル更新を行う
    ことを特徴とするファイル更新方法。
  4. 複数のファイル提供サーバのうちいずれかのファイル提供サーバから更新対象ファイルを取得してファイル更新を行うファイル更新プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    予め設定された更新対象ファイルの取得先を含む取得先情報を保持する取得先情報保持手段、
    ファイル更新の際に、上記取得先情報を参照して、所定の優先順位に基づいて取得先を決定する取得先決定手段、
    上記取得先決定手段により決定された取得先に接続して更新対象ファイルを取得し、ファイル更新を行うファイル更新手段
    として機能させることを特徴とするファイル更新プログラム。
  5. 請求項1又は2に記載のファイル更新システムを備えることを特徴とする通信装置。
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