JP2015172425A - 雄ねじ - Google Patents

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JP2015172425A
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screw
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智久 下正
Tomohisa Shimomasa
智久 下正
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Disco Corp
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Disco Abrasive Systems Ltd
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Abstract

【課題】 ねじ穴に螺合するだけでねじ穴の深さを測定可能な雄ねじを提供することである。【解決手段】 雌ねじが形成されたねじ穴に螺合する雄ねじであって、螺旋状の溝が刻まれた軸部の外周面の一部に、軸方向に延在する平坦面が形成されているとともに、該平坦面には、該軸部の先端からの距離を示す目盛が形成され、該軸部が該ねじ穴に螺合した長さを該目盛で測定できることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は雄ねじに関し、特に、ねじ穴の深さを測定可能な雄ねじに関する。
雌ねじの形成されたねじ穴の深さに適した雄ねじを使用することで最適な締結状態が得られるが、ねじ穴の深さが不明の場合、その深さを測る必要がある。その際、一般的に実施する手順としては、軸部の長さが明らかな雄ねじを深さが不明のねじ穴に先端がねじ穴の底部に接触するまで螺合させる。
その後、ねじ穴から突出した雄ねじの軸の長さをスケール等で計測し、軸部の全長から突出した軸方向の長さを減算してねじ穴の深さを算出している。しかし、この測定方法では、雄ねじとスケールを別途用意する必要があり、さらには測定後計算が必要になるという面倒がある。
この問題を解決するために、特開平7−239201号公報には、筒状をなすホルダと、このホルダに回転並びに摺動自在に挿通されるシャフトと、シャフトの先端に取り付けられたねじ穴に螺合するアダプタと、ホルダの先端面を基準とするアダプタの突出長さを表示する目盛と、からなるねじ深さ測定具が記載されている。
特開平7−239201号公報
特許文献1に記載されたねじ深さ測定具は、ねじ穴の深さを容易かつ的確に測定することができるが、部品点数も多く複雑であり、コストもかかるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ねじ穴に螺合するだけでねじ穴の深さを測定可能な雄ねじを提供することである。
本発明によると、雌ねじが形成されたねじ穴に螺合する雄ねじであって、螺旋状の溝が刻まれた軸部の外周面の一部に、軸方向に延在する平坦面が形成されているとともに、該平坦面には、該軸部の先端からの距離を示す目盛が形成され、該軸部が該ねじ穴に螺合した長さを該目盛で測定できることを特徴とする雄ねじが提供される。
好ましくは、平坦面は軸部の外周面に二面以上形成されている。
本発明の雄ねじを用いれば、雄ねじを雌ねじが形成されたねじ穴に螺合するだけでねじ穴の深さの計測が可能となる。通常の雄ねじを加工するだけで容易に製作可能であり、別途スケールを用いる必要もなく、計算の必要もないという効果を奏する。
軸部の二面に目盛を形成した場合には、回転する雄ねじの目盛を様々な方向から容易に視認し易くなるという利点もある。
図1(A)は本発明実施形態に係る雄ねじの正面図、図1(B)は図1(A)に示した雄ねじの底面図である。 雄ねじをねじ穴に螺合した状態の断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1(A)を参照すると、本発明実施形態に係る雄ねじ2の正面図が示されている。図1(B)は雄ねじ2の底面図である。
本実施形態の雄ねじ2は、六角穴ボルトであり、螺旋状のねじ溝6が形成された軸部4と、頭部8とから構成される。頭部8の頂面8aには締結用の工具が係合する六角穴が形成されている。
図1(B)の底面図に最も良く示されるように、軸部4の外周面に軸方向に延在する一対の平坦面10が形成されている。平坦面10は軸部4をスライス加工することにより形成される。各平坦面10には、軸部4の先端面4aを原点とする目盛12が形成されている。
この目盛12は、例えばレーザーで刻印することにより形成される。目盛12をレーザーで刻印することにより、摩擦等に対する目盛12の耐久性を向上できる。しかし、目盛12の形成方法は、レーザー加工に限定されるものではなく、目盛12を有するシートを平坦面10に貼着するようにしてもよい。
本実施形態の雄ねじ2では、軸部4に周方向に180°離間して2つの平坦面10が形成されているため、雄ねじ2をねじ穴に螺合する時に、回転する雄ねじ2の目盛12を様々な方向から容易に視認し易くなる。しかし、平坦面10は2面に限定されるものではなく、一面だけでも良いし、互いに120°離間して3つの平坦面を形成するようにしても良い。
本実施形態の雄ねじ2は頭部8の頂面8aに六角穴が形成された六角穴ボルトであるが、雄ねじ2はこれに限定されるものではなく、頭部8の側面が六角形状の六角ボルトでもよいし、或いは頭部8の頂面8aにスクリュードライバーが係合する+又は−の係合溝が形成されている雄ねじでも良い。
次に、図2を参照して、雄ねじ2によるねじ穴の深さ測定方法について説明する。例えば加工装置のフレーム等の構造部材14には、雌ねじを有するねじ穴16が形成されている。
本実施形態の雄ねじ2でねじ穴16の深さを測定するには、締結工具を雄ねじ2の頭部に形成された六角穴に係合して、雄ねじ2をねじ穴16に螺合して雄ねじ2の先端面4aがねじ穴16の底面16aに接触するまでいっぱいに締め付ける。
雄ねじ2の平坦面10に目盛12が形成されているため、構造部材14の表面14aに相当する目盛の位置を読み取ることにより、作業者はねじ穴16の深さを目視により容易に測定することができる。
各種のねじ径、各種の長さの雄ねじに同様に平坦面及び目盛を形成した複数種類の雄ねじを用意しておけば、直径及び深さの異なる様々なねじ穴の深さを容易に測定することができる。
2 雄ねじ
4 軸部
6 ねじ溝
8 頭部
10 平坦面
12 目盛
14 構造部材
14a 構造部材表面

Claims (2)

  1. 雌ねじが形成されたねじ穴に螺合する雄ねじであって、
    螺旋状の溝が刻まれた軸部の外周面の一部に、軸方向に延在する平坦面が形成されているとともに、
    該平坦面には、該軸部の先端からの距離を示す目盛が形成され、
    該軸部が該ねじ穴に螺合した長さを該目盛で測定できることを特徴とする雄ねじ。
  2. 前記平坦面が、前記軸部の外周面に二面以上形成されている請求項1記載の雄ねじ。
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