JP2015171278A - 電力制御装置及び電力制御方法、エネルギー管理システム、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

電力制御装置及び電力制御方法、エネルギー管理システム、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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城也 庄司
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Toshihiro Kamimaki
敏浩 神巻
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奈央 津曲
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Abstract

【課題】 通信プロトコルが異なる1つ以上の機器と通信する環境であっても、それら機器と通信すると共に、機器から得た情報に基づき電力を制御することが可能な電力制御装置等を提供する。
【解決手段】 電力制御装置1は、1つ以上の外部機器と、その外部機器における通信方式に対応する通信手段によって通信すると共に外部装置の電力情報Pを収集し、少なくともその電力情報Pと登録日時と機器情報とを含む情報を電力DB4に格納する1つ以上の通信管理部2と、電力DB4に格納された情報に基づいて、所定の演算手順に従い制御すべき外部機器を特定し、特定した外部機器に対する制御命令を示す情報を電力DB4に格納する制御部3とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種建物等の施設における電力を管理する技術分野に関する。
近年の地球環境問題に対する意識の高まりを受けて、太陽光発電、燃料電池、蓄電池及び省エネルギー(以下、「省エネ」とも記す)機器等の普及が急速に進んでいる。
例えば、エネルギーマネジメントシステム(Energy_Management_System:以降、「EMS」と称する)は、通信ネットワークを介して通信可能に接続された太陽光発電装置や照明及び空調等の機器を監視及び制御する。これにより、EMSは、例えば、各種建物等の施設における電力の使用状況を一元的に管理する。さらに、EMSは、当該機器における電力の使用量(以下、本願では「電力使用量」と称する)などを含む各種情報を管理サーバにおいて分析、集計及びグラフ化することによって電力使用量の最適化や各種情報の「見える化」(可視化)を実現する。このEMSには、一般家庭を対象としたHEMS(Home_Energy_Management_System)とオフィスビルを対象としたBEMS(Building_and_Energy_Management_System)とが存在する。
このように、EMSは、情報通信技術(Information_and_Communication_Technology:以降、「ICT」と称する)を用いてエネルギーを一元的に管理することによって、エネルギー利用の効率化を支援する。
ここで、本願出願に先立って存在する代表的な関連技術としては、例えば、特許文献1乃至特許文献4がある。
次に、特許文献1は、エネルギー管理システムに関する技術を開示する。このエネルギー管理システムは、電力を消費する消費機器と、電力の消費量を測定する測定機器と、測定機器と通信する通信部と、測定結果を表示する表示部と、消費機器の運転状態を制御する制御部とを有する。通信部は、通信の対象である測定機器に応じて、通信方式を切り替える。より具体的に、表示部は、1つ以上の測定機器のうち通信すべき測定機器を特定すると共に、特定した測定機器を示す情報を通信部に与える。また、通信部は、表示部より得た情報に基づき通信方式を特定すると共に、その特定した通信方式に切り替える。そして、通信部は、測定機器から測定結果を受け取ると共に、受け取った測定結果に基づき表示部に表示可能なようにデータを生成する。表示部は、通信部から得たデータを表示する。
このように、係るエネルギー管理システムは、通信の対象である測定機器によって通信プロトコルが異なる場合であっても、その測定機器と通信することができる。
特許文献2は、ホームエネルギーマネジメントシステムに関する技術を開示する。このホームエネルギーマネジメントシステムは、各需要家の家族構成、過去の電力需要量などを含むユーザ情報、太陽光発電装置の仕様を示す情報及び気象情報に基づいて、所定時間後における太陽光発電装置の発電量を演算する。また、ホームエネルギーマネジメントシステムは、ユーザ情報及び気象情報に基づいて、所定時間後における電力需要量を演算する。ホームエネルギーマネジメントシステムは、演算により求めた発電量及び電力需要量に基づいて、例えば、配電線の電圧上昇の傾向を察知する。
このように、係るホームエネルギーマネジメントシステムは、配電線の電圧上昇を回避すると共に、需要家に配電する配電系統と太陽光発電装置などの電源とを連系して安全に利用することができる。
上述において説明した特許文献1乃至特許文献2だけでなく、例えば、特許文献3及び特許文献4など機器の使用電力量や稼働状態を管理する技術は、多岐にわたり存在する。
特開2013−065189号公報 特開2012−253851号公報 特開2012−170285号公報 特開2012−181805号公報
ところで、HEMSは、通信ネットワークを介して、例えば、通信機能を搭載するスマート家電及び電力量を計測する次世代電力量計などの各種機器から得た電力に関する情報に基づき、それら機器の電力を制御することが知られている。尚、以下の説明において、本願では、次世代電力量計を「スマートメーター」と称する。ところが、これら機器において使用される通信規格(通信プロトコル)は、有線通信及び無線通信の違いも含めて機器毎、またはその機器を開発するメーカーにより異なる。そのため、HEMSでは、それら機器から電力に関する情報を収集する場合に、それら機器毎に通信プロトコルの仕様に則った通信インタフェースを備える必要がある。また、HEMSにおいて当該情報を収集する処理と、その情報に基づき電力を制御する処理とは、それら処理が1つの構成において実現する場合と、処理毎に分けた構成において実現する場合とが存在する。そのため、例えば、当該収集処理と当該制御処理とを分けた場合に、それら処理を実行する各部は、それぞれ通信インタフェースを備える必要がある。即ち、通信プロトコルの仕様に変更が生じた場合に、例えば、HEMSを提供する事業者は、当該一連の処理を見直す必要がある。
また、一般的に知られたHEMSにおいて、係る電力を制御する方法は、現在の電力状況に合わせて電力を制御するに留まる。即ち、この制御方法では、処理が煩雑となるために、過去の電力使用量(「電力消費量」とも記す)などを含む電力に関する情報を活用した制御を実現することが非常に困難である。例えば、制御方法は、当該過去の情報に基づき、電力使用量を予測すると共に、その予測に従い電力の消費を抑えることが可能な省エネルギー運転(以降、本願では、「省エネ運転」と略記する)にて稼働するよう制御する。或いは、制御方法は、当該過去の情報に基づき、例えば、スマート家電の使われ方を学習することによって、その家電を制御するなどの当該過去の情報に基づく制御を実現することについて考慮されていない。
そして、係る制御方法では、停電が発生した場合や電力の需給状況が逼迫する場合、或いは、通常の動作時など電力の需給状況に応じて制御内容を変更したい場合であっても、処理が複雑となり障害の温床となるだけでなく、開発費やメンテナンス費用も増大する虞がある。
また、特許文献1に開示されたエネルギー管理システムでは、例えば、電力使用量をスマートフォンやパーソナルコンピュータなどの電子機器に表示する場合に、その表示する電子機器毎に係る通信部を備える。そのため、通信部の通信プロトコルの仕様に変更が生じた場合に、修正に要する工数と費用とは、事業者にとって大きな負担となる。さらに、エネルギー管理システムは、測定機器に応じて通信方式を切り替える。そのため、エネルギー管理システムでは、通信プロトコルが異なる複数の測定機器と、所定の時間周期毎に通信する場合に、係る切り替え処理による負荷が増大する虞がある。即ち、エネルギー管理システムは、例えば、利用者から情報の提示を求められた場合に、レスポンスよく当該情報を利用者に提供することができない。
そして、特許文献2に開示されたホームエネルギーマネジメントシステムは、配電線の電圧上昇を回避することが記載されているに留まる。当該ホームエネルギーマネジメントシステムでは、過去の電力に関する情報に基づき、システム内において動作する機器を制御することについて、考慮されておらず何ら述べられていない。
本発明は、通信プロトコルが異なる1つ以上の機器と通信する環境であっても、それら機器と通信すると共に、機器から得た情報に基づき電力を制御することが可能な電力制御装置等を提供することを主たる目的とする。
上記の課題を達成すべく、本発明に係る電力制御装置は、以下の構成を備えることを特徴とする。
即ち、本発明に係る電力制御装置は、
1つ以上の外部機器と、その外部機器における通信方式に対応する通信手段によって通信すると共に該外部装置の電力情報を収集し、少なくともその電力情報と該電力情報を格納する日時と前記外部機器に関する機器情報とを含む情報をデータベースに格納する1つ以上の通信管理手段と、
前記データベースに格納された情報に基づいて、所定の演算手順に従い制御すべき外部機器を特定し、該特定した外部機器に対する制御命令を示す情報を前記データベースに格納する制御手段と、を備え、
前記通信管理手段は、
前記制御命令を示す情報に基づく第1の制御命令を、前記特定した外部機器に対して送信する
ことを特徴とする。
或いは、同目的は、上記に示す電力制御装置を含むエネルギー管理システムによっても達成される。
また、同目的を達成すべく、本発明に係る電力制御方法は、以下の構成を備えることを特徴とする。
即ち、本発明に係る電力制御方法は、
情報処理装置によって、
1つ以上の外部機器と、その外部機器における通信方式に対応する通信手段によって通信すると共に該外部装置の電力情報を収集し、少なくともその電力情報と該電力情報を格納する日時と前記外部機器に関する機器情報とを含む情報を、1つ以上の通信管理手段を用いてデータベースに格納し、
前記データベースに格納された情報に基づいて、所定の演算手順に従い制御すべき外部機器を特定し、該特定した外部機器に対する制御命令を示す情報を前記データベースに格納する、
前記制御命令を示す情報に基づく第1の制御命令を、前記特定した外部機器に対して送信する、
ことを特徴とする。
尚、同目的は、上記の各構成を有する電力制御装置及び電力制御方法を、コンピュータによって実現するコンピュータ・プログラム、及びそのコンピュータ・プログラムが格納されている、読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
本発明によれば、通信プロトコルが異なる1つ以上の機器と通信する環境であっても、それら機器と通信すると共に、機器から得た情報に基づき電力を制御することが可能な電力制御装置等を提供することができる。
本発明の第1の実施形態における電力制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における電力DBの構成(フォーマット)を具体的に例示する図である。 本発明の第1の実施形態における通信管理部が行う動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における制御部が行う動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における電力制御装置を含むエネルギー管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態におけるスマートメーター通信管理部が行う動作を示すシーケンスチャート(フローチャート)である。 本発明の第2の実施形態におけるスマート家電通信管理部が行う動作を示すシーケンスチャート(フローチャート)である。 本発明の第2の実施形態におけるPCS通信管理部が行う動作を示すシーケンスチャート(フローチャート)である。 本発明の第2の実施形態におけるスマート家電通信管理部が異なる時間周期においてそれぞれの処理を行う動作を示すシーケンスチャート(フローチャート)である。 本発明の第2の実施形態におけるPCS通信管理部が異なる時間周期においてそれぞれの処理を行う動作を示すシーケンスチャート(フローチャート)である。 本発明の第2の実施形態における制御部が行う動作を示すシーケンスチャート(フローチャート)である。 本発明に係る各実施形態を実現可能な情報処理装置のハードウェア構成を例示的に説明するブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態における電力制御装置1の構成を示すブロック図である。
図1において、電力制御装置1は、通信管理部2及び制御部3を備える。
尚、第1の実施形態では、説明をよりわかりやすくすることを目的として、電力制御装置1は、1つの通信管理部2を備える構成を例に説明する。しかしながら、本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されない。電力制御装置1は、外部機器が採用する通信プロトコル(通信方式)に応じて、1つ以上の通信管理部2を備える構成を採用することができる。
通信管理部2は、1つ以上の外部機器(不図示)と、その外部機器が採用する通信プロトコル(通信方式)に対応するインタフェースを有する通信部5(通信手段)により通信可能に接続する。次に、通信管理部2は、1つ以上の外部機器から外部機器における電力(電力量)に関する情報を取得する。また、通信管理部2は、取得した電力に関する情報を、電力リレーショナルデータベース(以降、本願では、単に「データベース」または「DB」と記す)4を構成する所定のテーブル(フォーマット)に適用するよう電力DB4に格納する。
また、通信管理部2は、電力DB4に外部機器を制御する制御命令を示す情報が含まれている場合に、その制御命令を示す情報と機器情報とに基づく制御命令(第1の制御命令)を、通信部5を介して制御すべき外部機器に対して送信する。
次に、通信部5は、例えば、外部機器が採用する通信プロトコルに対応するインタフェースを有する。また、通信部5は、不図示の通信ネットワークを介して外部機器と通信可能に接続する。
以下の説明では、説明の便宜上、一例として、外部機器から取得した外部機器における電力に関する情報を、単に「電力情報P」と称する(以下、各実施形態においても同様)。
より具体的に、通信管理部2は、第2の時間周期毎に、要求に応じて外部機器から得た電力情報Pを、電力DB4に格納する。即ち、通信管理部2は、外部機器から得た電力情報P(「電力情報」)、外部機器に関する機器情報(「機器情報」)及び電力情報Pを電力DB4に格納する日時(「登録日時」)を電力DB4に格納する。
より具体的に、以下の説明では、電力DB4について図2を参照して説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態における電力DB4の構成(フォーマット)を具体的に例示する図である。
図2において、電力DB4は、「登録日時」、「機器情報」、「電力情報」及び「制御命令」が関連付けられた情報である。1列目には、「登録日時」を示す。2列目は、「機器情報」を示す。3列目は、「電力情報」を示す。4列目は、「制御命令」を示す。
より具体的に、「登録日時」は、外部機器から得た電力情報Pを電力DB4に格納する日時である。
次に、「機器情報」は、外部機器に関する情報である。より具体的に、例えば、「機器情報」は、外部機器を識別可能な識別子(IDENTIFIER:以降、「ID」と称する)、外部機器に割り当てられたIP(Internet_Protocol)アドレス、外部機器を製造するメーカーを特定可能なメーカー情報、外部機器の設置場所を示す情報などの少なくとも何れかの情報を含む。尚、「機器情報」は、外部機器を識別可能なIDに代わり外部機器名称とその製造号機を採用してもよい。但し、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成には限定されない(以下、各実施形態においても同様)。
また、「電力情報」は、外部機器における電力に関する情報を含む。
例えば、外部機器がスマート家電(不図示)である場合に、「電力情報」は、電力使用量(「消費電力量」とも記す)を示す情報を含む。また、例えば、外部機器がスマートメーター(不図示)である場合に、「電力情報」は、家屋における電力使用量を示す情報を含む。例えば、外部機器がパワーコンディショナ(不図示)である場合に、「電力情報」は、太陽光発電装置による発電電力量、蓄電池による充電電力量または放電電力量及び残量、電力事業者との間において売買される売電電力量または買電電力量を示す情報、パワーコンディショナから供給された電力使用量を示す情報を含む。但し、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成には限定されない(以下、各実施形態においても同様)。
尚、「電力情報」は、太陽光発電装置だけでなく、エネファーム(登録商標)、風力発電、火力発電、地熱発電、熱から電気に変換する熱電変換などの装置によって発電された発電電力量を含む構成を採用してもよい。
尚、不図示のスマート家電、スマートメーター及びパワーコンディショナについては、第2の実施形態において後述する。
ここで、蓄電池は、例えば、所定の位置に備え付ける「備え付け型」や移動可能な「移動型」のリチウムイオン蓄電池だけでなく、プラグインハイブリット車及び電気自動車などを含んでいてもよい(以下、各実施形態においても同様)。
「制御命令」は、外部機器を制御する命令を示す情報を含む。
より具体的に、「制御命令」は、例えば、蓄電池に対して充電または放電するよう制御する命令を示す情報を含む。また、「制御命令」は、例えば、電力事業者より供給される電力(以降、本願では、「系統電力」と称する)と太陽光発電装置により発電された電力(発電電力)との連系運転や自立運転するよう制御する命令を示す情報を含む。或いは、「制御命令」は、例えば、スマート家電の電源ONまたはOFFを制御する命令を示す情報を含む。より具体的に、例えば、スマート家電に含まれるエア・コンディショナー(以降、「エアコン」と称する)において「制御命令」は、暖房や冷房などに代表される運転パラメーターを変更するよう制御する命令を示す情報を含む。但し、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成には限定されない(以下、各実施形態においても同様)。
そして、例えば、5列目以降には、「外部機器に関する設定情報」を格納する構成を採用してもよい。より具体的に、例えば、エアコンにおいて「外部機器に関する設定情報」とは、エアコンの稼働状態や設定温度を示す情報を含む構成を採用してもよい。
尚、上述した本実施形態では、説明の便宜上、一例として、図2に示す電力DB4は、3列目に「電力情報」を示す情報を格納する構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されない。電力DB4は、外部機器に応じて、1つ以上の列において「電力情報」を示す情報を格納する構成を採用してもよい。
その場合に、一例として、蓄電池における電力情報Pを電力DB4に格納する場合に、通信管理部2は、充電電力量、放電電力量及び残量を、それぞれ「電力情報」として格納してもよい。
次に、以下の説明において、より具体的に、本実施形態における通信管理部2の動作について説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態における通信管理部2が行う動作を示すフローチャートである。係るフローチャートに沿って通信管理部2の動作手順を説明する。
ステップS1:
通信管理部2は、第2の時間周期(図3に示すTa)毎に、通信部5を介して外部機器に対して電力情報Pを要求する情報取得命令を送信する。
ステップS2:
通信管理部2は、通信部5を介して外部機器から情報取得命令に対する返信(リプライ)を受信する。
尚、通信管理部2は、外部機器から情報取得命令に対する返信を受信するまで待機することとする。
ステップS3:
通信管理部2は、受信した返信に含まれる電力情報P、機器情報及び登録日時を電力DB4に格納する。
ステップS4:
通信管理部2は、電力DB4から制御命令を取得するよう要求する制御情報取得命令を、電力DB4に対して実行する。
より具体的に、通信管理部2は、電力DB4を参照すると共に、電力DB4に制御命令を示す情報が格納されているか否かを判別する。例えば、通信管理部2は、電力DB4を参照すると共に、電力DB4に新しい登録日時と関連付けられた制御命令を示す情報の有無を判別する構成を採用してもよい。ここで、新しい登録日時とは、例えば、前回の制御情報取得命令を実行した時刻以降の日時を採用する構成を採用してもよい。
ステップS4において「YES」:
通信管理部2は、電力DB4に制御命令を示す情報が格納されているか否かを判別した結果、当該情報が格納されていると判別する場合に、制御情報取得命令を、電力DB4に対して実行する。通信管理部2は、処理をステップS5に進める。
ステップS4において「NO」:
通信管理部2は、電力DB4に制御命令を示す情報が格納されているか否かを判別した結果、当該情報が格納されていないと判別する場合に、処理をステップS1に戻す。
ステップS5:
通信管理部2は、制御情報取得命令を実行した結果、得られた情報に基づく第1の制御命令を、通信部5を介して制御すべき外部機器に対して送信する。
より具体的に、通信管理部2は、電力DB4の中から制御命令を示す情報と、その制御命令を示す情報に関連付けられた機器情報とを取得する。通信管理部2は、取得した制御命令を示す情報と機器情報とに基づいて、第1の制御命令を生成する。また、通信管理部2は、第1の制御命令を、通信部5を介して制御すべき外部機器に対して送信する。
通信管理部2は、第2の時間周期(Ta)毎に、図3に示すステップS1乃至ステップS5において説明した処理を繰り返し実行する。
これにより、例えば、外部機器は、通信管理部2から得た第1の制御命令に基づき、自装置を制御することができる。
次に、制御部3は、第2の時間周期と異なる他の第1の時間周期毎に、所定の演算手順に従い制御すべき外部機器を特定する。また、制御部3は、特定した外部機器に対する制御命令を示す情報を電力DB4に格納する。即ち、制御部3は、電力需給の切り替えやスマート家電の運転制御が必要な場合に、制御すべき外部機器に対する制御命令を示す情報を電力DB4に格納する。
より具体的に、制御部3は、第1の時間周期(Tb)毎に、電力の需給状況を分析するに際して必要となる電力情報Pを含む情報を取得するよう要求する情報取得命令を、電力DB4に対して実行する。即ち、制御部3は、例えば、検索条件を含む情報取得命令を、電力DB4に対して実行する。制御部3は、情報取得命令に応じて得られた応答(リプライ)に含まれる情報を、所定の算出手順に従い分析する。制御部3は、分析した結果、電力の制御が必要と判別する場合には、制御すべき外部機器に対する制御命令を示す情報、機器情報及び登録日時を関連付けて電力DB4に格納する。
ここで、説明の便宜上、一例として、制御部3は、要求に応じて得られた電力情報Pを含む情報に基づいて、家屋内において使用されている電力使用量の総量、過去の電力使用量に基づき求めた電力使用量の予測値、太陽光発電装置による発電電力量または売電電力量、蓄電池による充電電力量または放電電力量などを分析する。制御部3は、分析した結果に応じて、電力の需給バランスが崩れていると判別する場合には、例えば、蓄電池に対して放電するなどの電力の需給バランスを変更する制御命令を示す情報を電力DB4に格納する構成を採用してもよい。また、制御部3は、分析結果に応じて、例えば、エアコンの電力使用量を抑制可能な設定温度に変更するなどの稼働状態を変更する制御命令を示す情報を電力DB4に格納する構成を採用してもよい。そして、制御部3は、分析結果に応じて、例えば、複数のスマート家電のうち特定のスマート家電以外の電源をOFFする制御命令を示す情報を電力DB4に格納する構成を採用してもよい。但し、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成には限定されない(以下、各実施形態においても同様)。
このように、電力制御装置1は、例えば、予測した太陽光発電装置による発電電力量に応じて、蓄電池に対する充電または放電するよう命令を発行することによって、効率的な蓄電マネジメントを実現することができる。また、電力制御装置1は、例えば、限られた電力の範囲内であっても、過去の電力情報Pを含む情報からスマート家電における電力使用量の変動を予測すると共に、当該範囲内において快適性の維持と省エネとを両立した家電制御を実現することができる。その場合に、制御部3は、所望の制御に応じた検索条件、または分析手順を追加することで、容易に機能追加を実現することができる。即ち、電力制御装置1をHEMSに適用する場合に、HEMSとしての利用価値は向上する。
尚、制御部3が電力情報Pを含む情報に基づき分析すると共に分析した結果に応じて電力を制御する技術自体は、現在では一般的な技術を採用することができるので、本実施形態における詳細な説明は省略する(以下、各実施形態においても同様)。
また、第1の時間周期(Tb)は、第2の時間周期(Ta)よりも短い時間間隔となるように設定する構成を採用してもよい。或いは、第1の時間周期(Tb)は、例えば、ユーザによって任意に決定された時間間隔となるように設定する構成を採用してもよい。但し、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成には限定されない(以下、各実施形態においても同様)。
次に、以下の説明において、より具体的に、本実施形態における制御部3の動作について説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態における制御部3が行う動作を示すフローチャートである。係るフローチャートに沿って制御部3の動作手順を説明する。
ステップS11:
制御部3は、第1の時間周期(Tb)毎に、電力の需給状況を分析するに際して必要となる電力情報Pを含む情報を取得するよう要求する情報取得命令を、電力DB4に対して実行する。
ステップS12:
制御部3は、情報取得命令を実行した結果、応答情報を取得する。
ステップS13:
制御部3は、取得した応答情報を、所定の算出手順に従い分析すると共に、分析した結果、電力の制御が必要か否かを判別する。
より具体的に、例えば、制御部3は、分析した結果と所定の閾値とを比較すると共に、比較した結果、所定の閾値を上回る(または下回る)と判別した場合に、電力の制御が必要であると判別する構成を採用してもよい。但し、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成には限定されない(以下、各実施形態においても同様)。
ステップS13において「YES」:
制御部3は、分析した結果、電力の制御が必要であると判別する場合に、処理をステップS14に進める。
ステップS13において「NO」:
制御部3は、分析した結果、電力の制御が必要ないと判別する場合に、処理をステップS11に戻す。
ステップS14:
制御部3は、分析した結果に応じて、制御すべき外部装置に対する制御命令を示す情報、機器情報及び登録日時を関連付けて電力DB4に格納する。
尚、上述した本実施形態では、説明の便宜上、一例として、制御部3は、第1の時間周期毎に、処理を実行する構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されない。制御部3は、第1の時間周期毎だけでなく、例えば、ユーザからの要求に応じて処理を実行する構成を採用してもよい(以下、各実施形態においても同様)。
また、一例として、電力DB4は、電力制御装置1外部に存在する、例えば、不図示の記憶部に含まれる構成を採用してもよい。または、電力DB4は、例えば、電力制御装置1内部に含む構成を採用してもよい。或いは、例えば、不図示の通信ネットワークに接続されたストレージデバイス(不図示)に含まれる構成を採用してもよい。但し、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成には限定されない(以下の実施形態においても同様)。
上述した本実施形態では、説明の便宜上、一例として、電力制御装置1は、通信部5を含まない構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されない。電力制御装置1は、通信部5を含む構成を採用してもよい。その場合に、例えば、電力制御装置1は、通信部5を通信管理部2に含む構成を採用することができる(通信管理部2が通信部5を含む構成については、第2の実施形態において後述する)。
このように本実施の形態に係る電力制御装置1によれば、通信プロトコルが異なる1つ以上の機器と通信する環境であっても、それら機器と通信すると共に、機器から得た情報に基づき電力を制御することができる。その理由は、以下に述べる通りである。
電力制御装置1は、外部機器から電力情報Pを取得すると共に、その情報に基づく電力の制御処理を、通信管理部2と制御部3とにおいて、それぞれが独立して処理を実行するからである。より具体的に、電力制御装置1は、外部機器の通信プロトコルの種別毎に対応する通信管理部2と、その通信管理部2により取得した電力情報Pを含む情報に基づき電力の需給状況を分析すると共に分析した結果に応じて、電力を制御する制御命令を示す情報を電力DB4に格納する制御部3とを備えるからである。即ち、制御部3は、外部機器との通信インタフェースを持たないため、電力情報Pを含む情報の分析と分析結果に応じて制御命令の生成ロジックのみで構成することができるからである。また、通信管理部2は、電力DB4に制御命令を示す情報が含まれている場合には、命令情報を示す情報に基づく第1の制御命令を、制御すべき外部機器に対して送信することができるからである。
これにより、制御部3の実装は非常に簡潔である。また、制御部3は、外部機器を開発するメーカーによって通信インタフェースの仕様を拡張すると共に独自の電力に関するデータフォーマットを採用する場合であっても、これらの影響を全く受けない。そのため、例えば、当該メーカーの開発者は、特別な知識が無くても、容易に制御部3を実現可能である。
また、電力制御装置1によれば、電力情報Pを含む情報と制御命令を示す情報とを一元管理することができる。
その理由は、電力制御装置1は、電力情報Pを含む情報と制御命令を示す情報とを、電力DB4に所定のテーブルに適用するよう蓄積保存することができるからである。
これにより、制御部3は、複数の外部機器から得た電力情報Pを含む情報を分析することができる。また、例えば、一般的に知られたHEMSは、現在の電力状況に応じて、「見える化(可視化)」及び電力の制御処理を実現する。即ち、当該HEMSでは、限られて情報において「見える化」及び電力の制御処理を実現するに留まる。それに比べ、本実施形態において説明した電力制御装置1は、電力DB4に蓄積された過去の電力情報Pを含む情報に基づく様々な情報を得ることができる。即ち、電力制御装置1は、より効率的なエネルギーマネジメントを実現することができる。
さらに、電力制御装置1によれば、制御部3の保守メンテナンスがより容易である。
その理由は、制御部3は、通信インタフェースを備える必要が無いだけでなく、通信プロトコルの変更に伴う影響を受けることがないからである。例えば、外部機器における通信プロトコルの仕様が変更されることによって電力に関する情報の仕様が変更になった場合であっても、通信管理部2は、所定のテーブルに適用するよう電力DB4に格納する。そのため、制御部3は、電力DB4の所定のテーブルに格納された情報を取得すると共に、その取得した情報に基づいて処理を実行することができるからである。
<第2の実施形態>
次に、上述した本発明の第1の実施形態に係る電力制御装置1を基本とする第2の実施形態について説明する。以下の説明においては、本実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明する。その際、上述した各実施形態と同様な構成については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明は省略する。
本発明の第2の実施形態における電力制御装置10について、図3乃至図11を参照して説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態における電力制御装置10を含むエネルギー管理システム20の構成を示すブロック図である。
図5において、エネルギー管理システム20は、例えば、一般的な家屋21においてHEMSを実現するシステムである。また、エネルギー管理システム20は、太陽光パネル22、蓄電池23、パワーコンディショナ24、1つ以上のスマート家電25、スマートメーター26及び電力制御装置10を有する。
尚、以下の説明では、説明の便宜上、パワーコンディショナを、「PCS(Power_Conditioning_Subsystem)」と略記する。また、以下の説明では、説明の便宜上、太陽光パネル22を含む太陽光発電装置を、単に、「太陽光パネル22」として説明する。
より具体的に、太陽光パネル22は、太陽光を利用して発電する機能などを備える。蓄電池23は、電力事業者より供給される系統電力や太陽光パネル22により発電された発電電力を蓄電することが可能である。また、蓄電池23に蓄電された電力は、放電されPCS24を介して、例えば、スマート家電25に供給される。
PCS24は、太陽光パネル22と蓄電池23とを制御する機能を備える。また、PCS24は、太陽光パネル22により発電された電力や蓄電池23に蓄電された電力を、系統電力に(直流から交流に)変換する機能を備える。PCS24は、太陽光パネル22の発電量と蓄電池23に蓄えられた電力量とに応じて、それら電力量を制御する機能(電力量制御機能)、系統電力と発電電力との連系運転またはそれら電力による自立運転の切り替え機能及びネットワーク通信機能を備える。
スマート家電25は、自装置の使用電力量を計測可能な電力量計測機能、自装置を制御する機能及びネットワーク通信機能などを備える。
スマートメーター26は、使用電力量を検針する機能及びネットワーク通信機能などを備える。
次に、図5において、電力制御装置10は、制御部3、スマートメーター通信管理部11、スマート家電通信管理部12及びPCS通信管理部13を備える。
スマートメーター通信管理部11、スマート家電通信管理部12及びPCS通信管理部13は、第1の実施形態において説明した通信管理部2に相当する。また、スマートメーター通信管理部11、スマート家電通信管理部12及びPCS通信管理部13は、第1の実施形態において説明した通信部5を含むこととする。
スマートメーター通信管理部11は、通信部5を介してスマートメーター26と通信ネットワークを利用して通信可能に接続する。また、スマートメーター通信管理部11は、電力使用量を含む電力情報Pを取得する。そして、スマートメーター通信管理部11は、スマートメーター26から取得した電力情報Pを、電力DB4に格納する。また、例えば、スマートメーター通信管理部11は、取得した電力使用量に基づき求めた電気料金を電力DB4に格納する構成を採用してもよい。また、スマートメーター通信管理部11は、例えば、電力の使用抑制通知を示す情報を電力DB4に格納する構成を採用してもよい。
スマート家電通信管理部12は、通信部5を介して1つ以上のスマート家電25と通信ネットワークを利用して通信可能に接続する。また、スマート家電通信管理部12は、スマート家電25の稼働状況及び使用電力量などを含む電力情報Pを取得する。そして、スマート家電通信管理部12は、1つ以上のスマート家電25から取得した電力情報Pを、電力DB4に格納する。さらに、スマート家電通信管理部12は、電力DB4にスマート家電25を制御する制御命令を示す情報が含まれている場合に、制御命令を、通信部5を介して制御すべきスマート家電25に対して送信する。
PCS通信管理部13は、通信部5を介してPCS24と通信ネットワークを利用して通信可能に接続する。また、PCS通信管理部13は、太陽光パネル22による発電電力量、蓄電池23による充電電力量または放電電力量及び残量、電力事業者との間において売買される売電電力量または買電電力量などを示す情報を含む電力情報Pを、PCS24から取得する。そして、PCS通信管理部13は、PCS24から取得した電力情報Pを、電力DB4に格納する。さらに、PCS通信管理部13は、電力DB4にPCS24を制御する制御命令を示す情報が含まれている場合に、制御命令を、通信部5を介して制御すべきPCS24に対して送信する。
次に、以下の説明において、より具体的に、本実施形態におけるスマートメーター通信管理部11の動作について、図3及び図6を参照して説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態におけるスマートメーター通信管理部11が行う動作を示すシーケンスチャート(フローチャート)である。図3を参照すると共に係るシーケンスチャートに沿ってスマートメーター通信管理部11の動作手順を説明する。尚、図6に示すステップS1乃至ステップS3は、図3において説明したステップS1乃至ステップS3と同様である。そのため、同一の参照番号を付すことにより、重複する詳細な説明は省略する。
スマートメーター通信管理部11は、起動されるのに応じて、処理を開始する。
スマートメーター通信管理部11は、第2の時間周期(Ta)毎に、スマートメーター通信管理部11の通信部5を介してスマートメーター26に対して電力情報Pを要求する情報取得命令を送信する(ステップS1)。スマートメーター通信管理部11は、通信部5を介してスマートメーター26から情報取得命令に対する返信(リプライ)を受信する(ステップS2)。スマートメーター通信管理部11は、受信した返信に含まれる電力情報P、機器情報及び登録日時を電力DB4に格納する(ステップS3)。
尚、スマートメーター通信管理部11は、第2の時間周期(Ta)毎に、ステップS1乃至ステップS5において説明した処理を繰り返し実行する。
このように、電力DB4には、第2の時間周期(Ta)毎に、スマートメーター26から得た電力情報Pが蓄積される。また、例えば、スマートメーター通信管理部11のようにスマートメーター26(外部機器)に対する制御命令の発行を必要としない場合には、通信管理部は、図6に示すステップS1乃至ステップS3において説明した処理を実行するように構成してもよい。
また、以下の説明において、より具体的に、本実施形態におけるスマート家電通信管理部12の動作について、図3及び図7を参照して説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態におけるスマート家電通信管理部12が行う動作を示すシーケンスチャート(フローチャート)である。図3を参照すると共に係るシーケンスチャートに沿ってスマート家電通信管理部12の動作手順を説明する。尚、図7に示すステップS1乃至ステップS5は、図3において説明したステップS1乃至ステップS5と同様である。そのため、同一の参照番号を付すことにより、重複する詳細な説明は省略する。
尚、以下の説明では、スマート家電通信管理部12は、第2の時間周期(Ta)と異なる他の第2の時間周期(Tc)毎に、ステップS1乃至ステップS5において説明した処理を繰り返し実行することとする。
スマート家電通信管理部12は、起動されるのに応じて、処理を開始する。
スマート家電通信管理部12は、第2の時間周期(Tc)毎に、スマート家電通信管理部12の通信部5を介して1つ以上のスマート家電25に対して電力情報Pを要求する情報取得命令を送信する(ステップS1)。スマート家電通信管理部12は、通信部5を介して1つ以上のスマート家電25から情報取得命令に対する返信(リプライ)を受信する(ステップS2)。スマート家電通信管理部12は、受信した返信に含まれる電力情報P、機器情報及び登録日時を電力DB4に格納する(ステップS3)。スマート家電通信管理部12は、電力DB4から制御命令を取得するよう要求する制御情報取得命令を、電力DB4に対して実行する(ステップS4)。スマート家電通信管理部12は、電力DB4に制御命令を示す情報が格納されている場合には、制御情報取得命令を実行した結果、得られた情報に基づく第1の制御命令を、通信部5を介して1つ以上のスマート家電25のうち制御すべきスマート家電25に対して送信する(ステップS5)。
このように、電力DB4には、第2の時間周期(Tc)毎に、1つ以上のスマート家電25から得た電力情報Pが蓄積される。
また、スマート家電通信管理部12から送信される第1の制御命令は、例えば、スマート家電25の電源ONまたはOFFを制御する命令、暖房や冷房などに代表される運転パラメーターを変更するよう制御する命令などである。但し、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成には限定されない(以下、各実施形態においても同様)。
次に、以下の説明において、より具体的に、本実施形態におけるPCS通信管理部13の動作について、図3及び図8を参照して説明する。
図8は、本発明の第2の実施形態におけるPCS通信管理部13が行う動作を示すシーケンスチャート(フローチャート)である。図3を参照すると共に係るシーケンスチャートに沿ってPCS通信管理部13の動作手順を説明する。尚、図8に示すステップS1乃至ステップS5は、図3において説明したステップS1乃至ステップS5と同様である。そのため、同一の参照番号を付すことにより、重複する詳細な説明は省略する。
尚、以下の説明では、PCS通信管理部13は、第2の時間周期(Ta)及び(Tc)と異なる他の第2の時間周期(Td)毎に、ステップS1乃至ステップS5において説明した処理を繰り返し実行することとする。
PCS通信管理部13は、起動されるのに応じて、処理を開始する。
PCS通信管理部13は、第2の時間周期(Td)毎に、PCS通信管理部13の通信部5を介してPCS24に対して電力情報Pを要求する情報取得命令を送信する(ステップS1)。PCS通信管理部13は、通信部5を介してPCS24から情報取得命令に対する返信(リプライ)を受信する(ステップS2)。PCS通信管理部13は、受信した返信に含まれる電力情報P、機器情報及び登録日時を電力DB4に格納する(ステップS3)。PCS通信管理部13は、電力DB4から制御命令を取得するよう要求する制御情報取得命令を、電力DB4に対して実行する(ステップS4)。PCS通信管理部13は、電力DB4に制御命令を示す情報が格納されている場合には、制御情報取得命令を実行した結果、得られた情報に基づく第1の制御命令を、通信部5を介して制御すべきPCS24に対して送信する(ステップS5)。
このように、電力DB4には、第2の時間周期(Td)毎に、PCS24から得た電力情報Pが蓄積される。
また、PCS通信管理部13から送信される第1の制御命令は、例えば、蓄電池23に対して充電または放電するよう制御する命令や系統電力と発電電力との連系運転するよう制御する命令などである。但し、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成には限定されない(以下、各実施形態においても同様)。
上述において説明したように、通信管理部(スマートメーター通信管理部11、スマート家電通信管理部12及びPCS通信管理部13)は、外部機器の種別に応じて、決定された時間周期毎に、ステップS1乃至ステップS5に示す処理を実行する構成を採用してもよい。
その場合に、例えば、PCS24から情報を収集する場合に、時間周期(Td)は、短く設定する構成を採用してもよい。これにより、通信管理部2は、頻繁に情報が更新されるPCS24からより効率的に情報を収集することができる。また、例えば、スマート家電25から情報を収集する場合には、時間周期(Tc)は、PCS24において設定した時間周期(Td)に比べて長くなるように設定する構成を採用してもよい。或いは、時間周期(Tc)は、情報を収集する処理が集中しないように、スマート家電25毎に、設定する構成を採用してもよい。これにより、通信管理部は、複数のスマート家電25から情報を収集する場合であっても、より速やかに個々のスマート家電25から情報を収集することができる。
尚、説明の便宜上、一例として、通信管理部は、外部機器から電力情報Pを取得すると共に電力DB4に格納する処理と、電力DB4に格納された命令情報を示す情報に基づく第1の制御命令を外部機器に対して送信する処理とを第2の時間周期毎に実行する構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されない。通信管理部は、当該第1の制御命令を外部機器に対して送信する処理を、第2の時間周期と異なる他の時間周期(第3の時間周期)毎に実行する構成を採用してもよい。
その場合に、通信管理部は、外部機器から電力情報Pを取得すると共に電力DB4に格納する処理を第2時間周期毎に実行する。また、通信管理部は、電力DB4に格納された命令情報を示す情報に基づく第1の制御命令を外部機器に対して送信する処理を第3の時間周期毎に実行する。第3の時間周期は、第2の時間周期より短く設定することとする。
図9は、本発明の第2の実施形態におけるスマート家電通信管理部12が異なる時間周期においてそれぞれの処理を行う動作を示すシーケンスチャート(フローチャート)である。また、図10は、本発明の第2の実施形態におけるPCS通信管理部13が異なる時間周期においてそれぞれの処理を行う動作を示すシーケンスチャート(フローチャート)である。尚、図9及び図10に示すステップS1乃至ステップS5は、図7及び図8において説明したステップS1乃至ステップS5と同様である。そのため、同一の参照番号を付すことにより、重複する詳細な説明は省略する。
図9において、スマート家電通信管理部12は、第2の時間周期(Tc1)毎に、スマート家電25から電力情報Pを取得すると共に電力DB4に格納する処理を実行する。また、スマート家電通信管理部12は、第3の時間周期(Tc2)毎に、電力DB4に格納された命令情報を示す情報に基づく第1の制御命令を、制御すべきスマート家電25に対して送信する処理を実行する。
そして、図10において、PCS通信管理部13は、第2の時間周期(Td1)毎に、PCS24から電力情報Pを取得すると共に電力DB4に格納する処理を実行する。また、通信管理部は、第3の時間周期(Tc2)毎に、電力DB4に格納された命令情報を示す情報に基づく第1の制御命令を、PCS24に対して送信する処理を実行する。
これにより、通信管理部は、第1の時間周期毎に、制御部3により制御命令を示す情報を電力DB4に格納される場合であっても、より速やかに当該第1の制御命令を外部機器に対して送信する処理を実行することができる。
より具体的に、以下の説明では、制御部3は、例えば、第1の時間周期として「30秒周期」毎に、制御命令を示す情報を電力DB4に格納することとする。また、スマート家電通信管理部12は、第2の時間周期として「60秒周期」毎に、図9に示すステップS1乃至ステップS5において説明した処理を実行することとする。
その場合に、制御部3によって電力DB4に格納された制御命令が送信されるまでの時間は、格納されてからスマート家電通信管理部12がスマート家電25に対して送信するまでの最大で60秒を要する。そのため、「30秒周期」毎に、処理を実行する制御部3は、60秒の間に新たな制御命令を示す情報を電力DB4に格納する可能性がある。
そのため、第2の時間周期は、第1の時間周期よりも十分に短く設定されることが望ましい。しかしながら、例えば、電力情報Pを取得すべき外部機器が複数あるなどの要因がある場合に、第2の時間周期は、結果として短くならない虞もある。これに対して、第3の時間周期を第2の時間周期より短く設定することによって、より速やかに当該第1の制御命令を外部機器に対して送信することができる。
次に、以下の説明において、より具体的に、本実施形態における制御部3の動作について、図4及び図11を参照して説明する。
図11は、本発明の第2の実施形態における制御部3が行う動作を示すシーケンスチャート(フローチャート)である。図4を参照すると共に係るシーケンスチャートに沿って制御部3の動作手順を説明する。尚、図11に示すステップS11乃至ステップS14は、図4において説明したステップS11乃至ステップS14と同様である。そのため、同一の参照番号を付すことにより、重複する詳細な説明は省略する。
尚、以下の説明では、PCS通信管理部13は、第2の時間周期(Ta)乃至(Td)と異なる他の第1の時間周期(Te)毎に、ステップS11乃至ステップS14において説明した処理を繰り返し実行することとする。
制御部3は、第1の時間周期(Te)毎に、電力の需給状況を分析するに際して必要となる電力情報Pを含む情報を取得するよう要求する情報取得命令を、電力DB4に対して実行する(ステップS11)。制御部3は、情報取得命令を実行した結果、応答情報を取得する(ステップS12)。制御部3は、取得した応答情報を、所定の算出手順に従い分析すると共に、分析した結果、電力の制御が必要か否かを判別する(ステップS13)。制御部3は、電力の制御が必要であると判別する場合には、分析した結果に応じて、制御すべき外部装置に対する制御命令を示す情報、機器情報及び登録日時を関連付けて電力DB4に格納する(ステップS14)。
上述において説明したように、制御部3は、停電が発生した場合や電力の需給状況が逼迫する場合、或いは、通常の動作時など電力の需給状況に応じて、決定された第1の時間周期(Te)毎に、ステップS11乃至ステップS14に示す処理を実行する構成を採用してもよい。
その場合に、第1の時間周期(Te)は、電力の需給状況の性質によって設定されてもよい。より具体的に、例えば、停電が発生した場合に、第1の時間周期(Te)は、短く設定する構成を採用してもよい。これにより、制御部3は、こまめな電力の制御が必要な停電時においてより効率よく電力を制御することができる。また、例えば、スマート家電が省エネ運転において動作するなどダイナミックに電力情報Pが変動しない場合には、第1の時間周期(Te)は、停電が発生した場合において設定した第1の時間周期(Te)に比べて長くなるように設定する構成を採用してもよい。
尚、上述した本実施形態では、説明の便宜上、一例として、電力制御装置10は、HEMSに適用する構成を例に説明した。しかしながら本発明に係る実施形態は、係る構成に限定されない。電力制御装置10は、BEMS、小売店舗を対象としたSEMS(Store_Energy_Management_System)及び地域内でのエネルギーの需給を調整するCEMS(Community_Energy_Management_System)適用する構成を採用してもよい。
また、上述した本発明では、説明の便宜上、一例として、電力制御装置10は、1つの制御部3において動作する構成を例に説明した。しかしながら本発明は、係る構成に限定されない。電力制御装置10は、停電が発生した場合や電力の需給状況が逼迫する場合、或いは、通常の動作時などの異なる電力の需給状況に応じて電力を制御可能なように1つ以上の制御部3を備える構成を採用してもよい。或いは、電力制御装置10は、電力制御の目的または用途に応じて電力を制御可能なように1つ以上の制御部3を備える構成を採用してもよい。
その場合に、電力制御装置10は、電力の需給状況毎、または当該目的毎、或いは、用途毎に対応する制御部3を備えることにより実現することができる。即ち、電力制御装置10は、電力の需給状況毎、または目的毎、或いは、用途毎に異なる電力制御が可能な1つ以上の制御部3を備える。
このように本実施の形態に係る電力制御装置10によれば、第1の実施形態において説明した効果を享受できると共に、HEMSなどのエネルギー管理システムに適用して好適である。また、電力制御装置10によれば、停電が発生した場合や電力の需給状況が逼迫する場合、或いは、通常の動作時など電力の需給状況、または目的及び用途に応じて、電力を制御することができる。
その理由は、電力制御装置10は、需給状況毎、または目的毎、或いは、用途毎に対応する1つ以上の制御部3を備えるからである。即ち、制御部3は、通信管理部から切り離され、独立した構造になっているからである。
以下の説明では、一例として、通常の動作時には省エネ運転するよう制御する一方で、停電になった場合には、太陽光パネル22と蓄電池23とから電力を供給するよう切り替えると共に必要最小限のスマート家電25を稼働するよう停電時の制御へ移行することとする。その場合に、制御部3と通信管理部とがそれぞれ独立していない構成では、制御部3において実行する処理を修正することによって、通常時と停電時との両方の制御を実現する必要がある。一方で、電力制御装置10は、既に電力制御装置10に備えられた制御部3に手を加えることなく、停電時に対応する制御部3を、新たに追加することによって、上述において説明する処理を実現することができる。その場合に、電力制御装置10は、電力の需給状況に応じて、その状況に対応する制御部3に処理を切り替えることにより実現することができる。即ち、電力制御装置10は、電力を制御する目的や用途に合わせて、それぞれ制御部3を用意することが可能である。そのため、電力制御装置10は、機能の拡張を容易、且つ安全に行うことが可能である。また、電力制御装置10は、機能ごとに独立した制御部3を有する。即ち、電力制御装置10は、構造が単純である。そのため、電力制御装置10における保守メンテナンス性は向上する。
(ハードウェア構成例)
上述した実施形態において図面に示した各部は、ソフトウェアプログラムの機能(処理)単位(ソフトウェアモジュール)と捉えることができる。これらの各ソフトウェアモジュールは、専用のハードウェアによって実現してもよい。但し、これらの図面に示した各部の区分けは、説明の便宜上の構成であり、実装に際しては、様々な構成が想定されうる。この場合のハードウェア環境の一例を、図12を参照して説明する。
図12は、本発明の模範的な実施形態に係る電力制御装置を実行可能な情報処理装置300(コンピュータ)の構成を例示的に説明する図である。即ち、図12は、図1に示した電力制御装置1、或いは、図5に示した電力制御装置10、の全体または一部の電力制御装置を実現可能なサーバ等のコンピュータ(情報処理装置)の構成であって、上述した実施形態における各機能を実現可能なハードウェア環境を表す。
図12に示した情報処理装置300は、CPU(Central_Processing_Unit)301、ROM(Read_Only_Memory)302、RAM(Random_Access_Memory)303、ハードディスク304(記憶装置)、並びに外部装置との通信インタフェース(Interface:以降、「I/F」と称する)305、CD−ROM(Compact_Disc_Read_Only_Memory)等の記憶媒体307に格納されたデータを読み書き可能なリーダライタ308を備え、これらの構成がバス306(通信線)を介して接続された一般的なコンピュータである。
そして、上述した実施形態を例に説明した本発明は、図12に示した情報処理装置300に対して、その説明において参照したブロック構成図(図1、図5)或いはフローチャート及びシーケンスチャート(図3、図4、図6乃至図11)の機能を実現可能なコンピュータ・プログラムを供給した後、そのコンピュータ・プログラムを、当該ハードウェアのCPU301に読み出して実行することによって達成される。また、当該装置内に供給されたコンピュータ・プログラムは、読み書き可能な一時記憶メモリ(RAM303)またはハードディスク304等の不揮発性の記憶デバイスに格納すれば良い。
また、前記の場合において、当該ハードウェア内へのコンピュータ・プログラムの供給方法は、CD−ROM等の各種記憶媒体307を介して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等の通信回線を介して外部よりダウンロードする方法等のように、現在では一般的な手順を採用することができる。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータ・プログラムを構成するコード或いは、そのコードが格納された記憶媒体によって構成されると捉えることができる。
1 電力制御装置
2 通信管理部
3 制御部
4 電力DB
5 通信部
10 電力制御装置
11 スマートメーター通信管理部
12 スマート家電通信管理部
13 PCS通信管理部
20 エネルギー管理システム
21 家屋
22 太陽光パネル
23 蓄電池
24 PCS
25 スマート家電
26 スマートメーター
300 情報処理装置
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 ハードディスク
305 通信インタフェース
306 バス
307 記憶媒体
308 リーダライタ

Claims (10)

  1. 1つ以上の外部機器と、その外部機器における通信方式に対応する通信手段によって通信すると共に該外部装置の電力情報を収集し、少なくともその電力情報と該電力情報を格納する日時と前記外部機器に関する機器情報とを含む情報をデータベースに格納する1つ以上の通信管理手段と、
    前記データベースに格納された情報に基づいて、所定の演算手順に従い制御すべき外部機器を特定し、該特定した外部機器に対する制御命令を示す情報を前記データベースに格納する制御手段と、を備え、
    前記通信管理手段は、
    前記制御命令を示す情報に基づく第1の制御命令を、前記特定した外部機器に対して送信する
    ことを特徴とする電力制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記演算手順として
    前記データベースに対して検索条件を含む情報取得命令を実行することにより得た前記電力情報と前記日時と前記機器情報とを含む情報に基づき電力の需給状況を分析すると共に、その分析結果に応じて、前記制御すべき外部装置を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力制御装置。
  3. 前記電力の需給状況に応じて電力を制御可能なように前記需給状況毎に、対応する1つ以上の前記制御手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力制御装置。
  4. 前記制御手段は、
    第1の時間周期毎及びユーザによる要求の少なくとも何れかに応じて処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電力制御装置。
  5. 前記通信管理手段は、
    第2の時間周期毎に、前記1つ以上の外部機器に対して前記電力情報を要求する情報取得命令を送信し、その要求に応じて前記電力情報を取得し、前記データベースに前記制御命令を示す情報の有無を判別すると共に、前記制御命令を示す情報があると判別する場合には、前記制御命令を示す情報と前記機器情報とに基づいて、前記第1の制御命令を生成し、前記生成した第1の制御命令を前記特定した外部機器に対して送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力制御装置。
  6. 前記通信管理手段は、
    第3の時間周期毎に、前記1つ以上の外部機器に対して前記電力情報を要求する情報取得命令を送信し、その要求に応じて前記電力情報を取得し、
    第4の時間周期毎に、前記データベースに前記制御命令を示す情報の有無を判別すると共に、前記制御命令を示す情報があると判別する場合には、前記制御命令を示す情報と前記機器情報とに基づいて、前記第1の制御命令を生成し、前記生成した第1の制御命令を前記特定した外部機器に対して送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力制御装置。
  7. 前記通信管理手段は、前記通信手段を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力制御装置。
  8. 前記請求項1乃至請求項7の何れかに記載された電力制御装置を含むことを特徴とするエネルギー管理システム。
  9. 情報処理装置によって、
    1つ以上の外部機器と、その外部機器における通信方式に対応する通信手段によって通信すると共に該外部装置の電力情報を収集し、少なくともその電力情報と該電力情報を格納する日時と前記外部機器に関する機器情報とを含む情報を、1つ以上の通信管理手段を用いてデータベースに格納し、
    前記データベースに格納された情報に基づいて、所定の演算手順に従い制御すべき外部機器を特定し、該特定した外部機器に対する制御命令を示す情報を前記データベースに格納する、
    前記制御命令を示す情報に基づく第1の制御命令を、前記特定した外部機器に対して送信する、
    ことを特徴とする電力制御方法。
  10. 1つ以上の外部機器と、その外部機器における通信方式に対応する通信手段によって通信すると共に該外部装置の電力情報を収集し、少なくともその電力情報と該電力情報を格納する日時と前記外部機器に関する機器情報とを含む情報を、1つ以上の通信管理手段を用いてデータベースに格納する機能と、
    前記データベースに格納された情報に基づいて、所定の演算手順に従い制御すべき外部機器を特定し、該特定した外部機器に対する制御命令を示す情報を前記データベースに格納する機能と、
    前記制御命令を示す情報に基づく第1の制御命令を、前記特定した外部機器に対して送信する機能と、
    をコンピュータに実現させることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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