JP2015171102A - 通信装置、通信システムおよびエネルギー管理装置 - Google Patents

通信装置、通信システムおよびエネルギー管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークの信頼性を向上させる。
【解決手段】実施形態によれば、通信装置は、通信部と、取得部と、制御部とを含む。通信部は、動作モードが第1のモードである場合にネットワークのハブとして機能して当該ネットワーク内の他の通信装置と通信を行い、前記動作モードが第2のモードである場合に前記ネットワークのハブとして機能せずに当該ネットワーク内の他の通信装置と通信を行う。取得部は、ネットワーク内の各リンクの通信品質を示す通信品質情報を取得する。制御部は、通信部の現行の動作モードが第1のモードである場合に、通信部の動作モードを第2のモードに設定するか否かを通信品質情報に基づいて決定する。
【選択図】図1

Description

実施形態は、通信に関する。
スター型ネットワーク(例えば、無線LAN(Local Area Network))において、ハブに相当する親機(例えば、AP(Access Point))に通信障害が生じると当該ネットワーク内の全ての通信が不可能となる。係る通信障害が発生した場合には、事前に選定された1つの子機(例えば、STA(STAtion))が、新たな親機となることにより、他の子機との間で新たなスター型ネットワークを再構築することができる。係る技法は、スター型ネットワークの信頼性を向上させる可能性がある。しかしながら、係る技法が用いられた場合に、以前の親機が新たなネットワークに対してどのように関与すべきか必ずしも明らかではない。
特開2004−129042号公報(図17)
実施形態は、ネットワークの信頼性を向上させることを目的とする。
実施形態によれば、通信装置は、通信部と、取得部と、制御部とを含む。通信部は、動作モードが第1のモードである場合にネットワークのハブとして機能して当該ネットワーク内の他の通信装置と通信を行い、前記動作モードが第2のモードである場合に前記ネットワークのハブとして機能せずに当該ネットワーク内の他の通信装置と通信を行う。取得部は、ネットワーク内の各リンクの通信品質を示す通信品質情報を取得する。制御部は、通信部の現行の動作モードが第1のモードである場合に、通信部の動作モードを第2のモードに設定するか否かを通信品質情報に基づいて決定する。
第1の実施形態に係る通信装置を例示するブロック図。 図1の通信装置の動作を例示するフローチャート。 図1の通信装置の動作を例示するフローチャート。 図1の通信装置を含む通信システムの動作例の説明図。 図1の通信装置を含む通信システムの動作を例示するシーケンス図。 図1の通信装置を含む通信システムの動作例の説明図。 図1の通信装置の動作を例示するフローチャート。 図1の通信装置の動作を例示するフローチャート。 図1の通信装置を含む通信システムの動作例の説明図。 図1の通信装置の動作を例示するフローチャート。 図1の通信装置の動作を例示するフローチャート。 図1の通信装置を含む通信システムの動作例の説明図。 図1の通信装置の動作を例示するフローチャート。 図1の通信装置の動作を例示するフローチャート。 図1の通信装置を含む通信システムの動作例の説明図。 図1の通信装置の動作を例示するフローチャート。 図1の通信装置の動作を例示するフローチャート。 図1の通信装置を含む通信システムの動作例の説明図。 第2の実施形態に係る通信システムを例示するブロック図。 第3の実施形態に係るエネルギー管理装置を例示するブロック図。
以下、図面を参照しながら実施形態の説明が述べられる。なお、以降、説明済みの要素と同一または類似の要素には同一または類似の符号が付され、重複する説明は基本的に省略される。
以降の説明においてスター型のネットワークトポロジが仮定されているが、各実施形態は他の種別のネットワークトポロジにも適用可能である。また、以降の説明において、通信装置は無線通信をサポートすることが仮定されているが、各実施形態は無線通信の代わりに有線通信をサポートする通信装置に適用されてもよいし、無線通信および有線通信の両方をサポートする通信装置に適用されてもよい。
(第1の実施形態)
図1に例示されるように、第1の実施形態に係る通信装置100は、取得部101と、制御部102と、通信部103とを含む。
取得部101は、通信装置100が参加するネットワーク内の各リンクにおける通信品質に関する指標を通信部103から取得し、これをそのまま或いは加工してから通信品質情報として保存する。
例えば通信装置100が無線通信を行う場合には、通信品質に関する指標は、受信電力、パケット誤り率、信号対干渉雑音比(SINR:Signal to Interference and Noise Ratio)、無線通信の接続状態、TCP(Transmission control Protocol)コネクション状態などを包含できる。
取得部101は、いずれかの指標の値をそのまま通信品質情報として取得および保存してもよいし、取得したいずれかの指標の値の統計値(例えば、平均化)を通信品質情報として保存してもよい。或いは、取得部101は、取得した複数の指標の値(または、複数の指標の値のそれぞれの統計値であってもよい)の合成値(例えば、重み付き和)(または、この合成値の統計値であってもよい)を通信品質情報として保存してもよい。さらに、取得部101は、複数のリンクの通信品質情報を統合してから保存してもよい。なお、通信品質情報の具体例は、ここに開示されるものに限定されない。取得部101は、通信品質情報を制御部102へと出力する。
取得部101は、さらに、予備親機情報を取得し、これを保存してもよい。予備親機情報は、通信装置100の参加するネットワークにおいて、親機となることのできる他の通信装置が存在するか否かを少なくとも示す。例えば、予備親機情報は、上記ネットワーク内に後述される親機モードをサポートする他の通信装置が存在するか否かを示す情報であってもよいし、上記ネットワークに参加する他の通信装置のそれぞれについて当該通信装置が親機モードをサポートするか否かを示す情報であってもよい。予備親機情報は、通信装置100の動作中に亘って固定であってもよいし、動的に変更されてもよい。予備親機情報は、通信部103によって行われる通信に基づいて取得または作成されてもよいし、設定情報が保存される図示されないメモリに事前に保存されていてもよい。取得部101は、通信部103から予備親機情報を取得してもよいし、上記メモリから予備親機情報を取得してもよい。
制御部102は、取得部101から通信品質情報を入力する。制御部102は、通信部103の現行の動作モードと通信品質情報とに基づいて、通信部103の動作モードを制御する。具体的には、制御部102は、適切な動作モードを決定し、通信部103の現行の動作モードが適切な動作モードと異なる場合には当該通信部103の動作モードを適切な動作モードへと変更する。なお、制御部102は、通信部103の現行の動作モードおよび通信品質情報に加えて予備親機情報に基づいて、通信部103の動作モードを制御してもよい。制御部102による動作モードの制御の詳細は後述される。制御部102は、通信部103の動作モードの制御に付随して通信部103の電源をリセットしたり通信部103に接続されたメモリをリセットしたりしてもよい。
通信部103は、少なくとも親機モードおよび子機モードを含む複数の動作モードをサポートする。通信部103の動作モードが親機モードである場合に、通信装置100は当該通信装置100が参加するネットワークのハブとして機能する。他方、通信部103の動作モードが子機モードである場合に、通信装置100は当該通信装置100が参加するネットワークのハブとして機能しない。
前述のように、通信部103の動作モードは、制御部102によって制御される。通信部103は、通信装置100の参加するネットワーク上で信号を送受信する。通信部103によって送受信される信号は、当該通信部103の動作モードに依存することもある。
例えば通信装置100が無線通信を行う場合には、通信部103は、RF(Radio Frequency)部、送信処理部、受信処理部およびリンク管理部を備えていてもよい。
RF部は、アナログ信号処理を行う。具体的には、RF部は、低雑音増幅器(LNA:Low Noise Amplifier)、混合器(MIX:MIXer)、電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator)、電力増幅器(PA:Power Amplifier)などの無線通信において一般的なアナログ信号処理回路を備えていてもよい。
送信処理部は、制御パケットおよびデータパケットの送信処理に相当するベースバンドディジタル信号処理を行う。具体的には、送信処理部は、CRC(Cyclic Redundancy Check)符号の付加、暗号化、白色雑音化、誤り訂正符号化(例えば、前方誤り訂正(FEC:Forward Error Correction))などを行ってもよい。
受信処理部は、制御パケットおよびデータパケットの受信処理に相当するベースバンドディジタル信号処理を行う。具体的には、受信処理部は、相関検出、誤り訂正復号、逆白色雑音化、暗号解読、誤り検出などを行ってもよい。
リンク管理部は、無線リンクを管理する。リンク管理部の動作は、通信部103の動作モードに依存することもある。
なお、図1には示されていないが、通信部103の現行の動作モードを外部に報知する報知部が通信装置100に備え付けられていてもよい。この報知部は、例えば発光ダイオード(LED)を含み、このLEDの点灯パターン、点滅パターン、点灯または点滅時の光の色または輝度が通信部103の現行の動作モードに応じて制御される。係る報知部が通信装置100に備え付けられていれば、人間(例えば管理者)が通信装置100の現行の動作モードおよび当該通信装置100が属するネットワークの構成を容易に確認することができる。
制御部102は、通信部103の動作モードが親機モードである場合に、単位期間における通信品質情報の変化が所定の基準を満足することを条件に当該動作モードを子機モードへと変更してもよい。具体的には、短期間に複数のリンクの通信品質が劣化する場合には、通信障害の原因は他の通信装置(子機)ではなく通信装置100(親機)にあると推定することが妥当である。例えば、通信装置100(即ち、通信部103)に接続している他の通信装置(子機)の総数が1秒間に2つ以上減少する場合には、通信障害の原因は当該他の通信装置(子機)ではなく当該通信装置100(親機)にあると推定することが妥当である。故に、制御部102が通信部103の動作モードを子機モードに設定することを決定し、新たな親機を中心に再構成されたネットワークに対して、通信装置100は子機として参加することになる。
例えば、制御部102は、図2に示されるように動作してもよい。図2の動作は、制御部102が通信部103の動作モードを親機モードに設定することを決定した後に開始する。
図2の動作が開始すると、制御部102は、通信部103の動作モードを親機モードに設定する(ステップS201)。また、制御部102は、過去の通信品質情報N[0]を初期化する(ステップS202)。N[0]は、例えば過去の通信品質情報を格納する変数または配列である。ステップS201およびステップS202の後に処理はステップS203へと進む。図2の例において、通信品質情報は、通信品質が閾値以上であるリンクの総数であってもよい。
ステップS203において、制御部102は、取得部101から現在の通信品質情報N[1]を取得する。過去の通信品質情報N[0]に対する現在の通信品質情報N[1]の差分が第1の規定値以下であれば処理はステップS205へと進み、そうでなければ処理はステップS206へと進む(ステップS204)。
ステップS205において、制御部102は、通信部103の動作モードを子機モードに設定することを決定する。ここで、制御部102は、直ちに通信部103の動作モードを子機モードに設定してもよいし、図10に例示されるようにさらなる処理を行ってもよい。
なお、制御部102は、通信部103の動作モードを子機モードに設定する際に当該通信部103の電源または当該通信部103に接続されたメモリをリセットしてもよい。通信部103が異常動作している場合、ならびに、通信部103においてメモリエラーが生じている場合には、係るリセット処理を行うことにより通信部103の動作状態が好転することがある。
ステップS206において、制御部102は、現在の通信品質情報N[1]を過去の通信品質情報N[0]へと代入する。さらに、制御部102は、第1の期間に亘って待機し(ステップS207)、それから処理はステップS203へと戻る。
即ち、図2の動作例によれば、制御部102は、上記第1の期間における通信品質情報の変化量が第1の規定値以下である場合に通信部103の動作モードを子機モードに設定することを決定する。
或いは、制御部102は、図3に例示されるように動作してもよい。図3の動作は、制御部102が通信部103の動作モードを親機モードに設定することを決定した後に開始する。図3の例において、通信品質情報は、通信装置100に接続する通信装置(子機)の総数(以降、接続数と称される)である。なお、子機の接続状態は、様々な基準を用いて定義することができる。例えば、子機からの送信信号の親機における受信電力が閾値以上であれば当該子機は接続状態であると判定することができる。或いは、第2の期間に亘って親機が子機からの通信を確認しなければ当該子機は接続状態でないと判定することもできる。
図3の動作が開始すると、制御部102は、通信部103の動作モードを親機モードに設定する(ステップS301)。また、制御部102は、過去の接続数N[0]を初期化する(図3の例では、0を代入する)(ステップS302)。N[0]は、例えば過去の接続数を格納する変数である。ステップS301およびステップS302の後に処理はステップS303へと進む。
ステップS303において、制御部102は、取得部101から現在の接続数N[1]を取得する。過去の接続数N[0]に対する現在の接続数N[1]の差分が−2(この規定値は、−3以下に変形されてもよい。)以下であれば処理はステップS305へと進み、そうでなければ処理はステップS306へと進む(ステップS304)。
ステップS305において、制御部102は、通信部103の動作モードを子機モードに設定することを決定する。ここで、制御部102は、直ちに通信部103の動作モードを子機モードに設定してもよいし、図10に例示されるようにさらなる処理を行ってもよい。
ステップS306において、制御部102は、現在の接続数N[1]を過去の接続数N[0]へと代入する。さらに、制御部102は、1秒間に亘って待機し(ステップS307)、それから処理はステップS303へと戻る。
即ち、図3の動作例によれば、制御部102は、1秒間における接続数の変化量が−2以下である場合に通信部103の動作モードを子機モードに設定することを決定する。
なお、制御部102は、図3の代わりに図7に例示されるように動作してもよい。図7の動作は、制御部102が通信部103の動作モードを親機モードに設定することを決定した後に開始する。図7の例において、通信品質情報は接続数である。
図7の動作が開始すると、制御部102は、通信部103の動作モードを親機モードに設定する(ステップS701)。それから、ステップS702において前回の当該ステップS702の実行時に比べて接続数が減少したか否か繰り返し判定される。ステップS702において、接続数の減少が判定されると処理はステップS703へと進む。
ステップS703において、制御部102はタイマを始動させる。このタイマによって1秒間が計時されるよりも前にステップS702で判定された接続数に比べて接続数が再度減少すれば処理はステップS706へと進む(ステップS704およびステップS705)。他方、ステップS702で判定された接続数に比べて接続数が再度減少することなくタイマによって1秒間が計時されれば処理はステップS702へと戻る(ステップS704およびステップS705)。
ステップS706において、制御部102は、通信部103の動作モードを子機モードに設定することを決定する。ここで、制御部102は、直ちに通信部103の動作モードを子機モードに設定してもよいし、図10に例示されるようにさらなる処理を行ってもよい。
即ち、図7の動作例によれば、制御部102は、1秒間で接続数が2つ以上減少する場合に通信部103の動作モードを子機モードに設定することを決定する。
図2、図3および図7の動作例によれば、第1の実施形態に係る通信装置を含む通信システムは図4に例示されるように動作する。
図4の例において、少なくとも通信装置401は本実施形態に従うものとする。親機としての通信装置401に、子機としての通信装置402、通信装置403および通信装置404が接続されている。ここで、通信装置401の周辺に障害物405が一時的に出現すると、通信装置401と通信装置402、通信装置403および通信装置404との間の通信品質は一時的に劣化するので、当該通信装置401の中の制御部が通信部の動作モードを子機モードに設定することを決定する。
親機としての通信装置401から送信される予定の信号(例えば、ビーコンフレームやAliveメッセージなど)を受信できないことなどをトリガとして、通信装置402、通信装置403および通信装置404は親機の通信障害をそれぞれ検出する。なお、通信装置402、通信装置403および通信装置404は、このような場合には通信装置402、通信装置403および通信装置404のいずれかが新たな親機として動作して新たなネットワークを再構成するように設計されているとする。図4の例では、通信装置403が新たな親機として動作して当該通信装置403を中心に新たなネットワークが再構成される。
通信装置401は、孤立した親機ではなく子機として動作しているので、上記障害物405が消滅すれば現行の親機としての通信装置403に接続できる。即ち、通信装置401は、通信装置403を中心とする新たなネットワークに子機として参加できる。
なお、現行の親機に通信障害が発生した場合に新たな親機となるべき通信装置は、当該現行の親機によって、当該通信障害の発生前に種々のやり方で評価された各通信装置の親機としての好適度に基づいて選択されてもよい。例えば、新たな親機となるべき通信装置は、通信装置の能力に基づいて選択されてもよい。或いは、新たな親機となるべき通信装置は、ネットワーク内の各通信装置間のリンクの通信品質(例えば、受信電力)に基づくミニマックス規範などの種々の規範に従って選択されてもよい。
さらに、現行の親機に相当する通信装置は、当該通信装置が子機モードとして動作することに付随して、選択された通信装置に親機の権限を譲渡してもよい。係る動作例が図5に示される。
図5の例において、少なくとも通信装置501は本実施形態に従うものとする。親機としての通信装置501に、子機としての通信装置502および通信装置503が接続されている。ここで、何らかの理由により、通信装置501の中の制御部が通信部の動作モードを子機モードに設定することを決定する。そして、この制御部は、通信装置502を新たな親機(即ち、親機の権限を譲り受ける通信装置)として指定した親機指定通知を通信装置502および通信装置503へと送信する(例えば、ブロードキャストする)。この親機指定通知は、指定された通信装置を識別する情報(例えば、固有識別子)を含んでもよい。
通信装置502および通信装置503は、親機指定通知を受信すると親機としての通信装置501との接続をそれぞれ解除する。さらに、上記親機指定通知によって新たな親機として指定された通信装置502は、動作モードを親機モードに変更する。他方、上記親機指定通知によって新たな親機として指定されなかった通信装置503は、新たな親機としての通信装置502へと接続先を変更する。具体的には、通信装置503は、適切なタイミングで通信装置502に接続する。さらに、新たに子機モードとして動作する通信装置501も、適切なタイミングで通信装置502に接続する。
なお、図5の例によれば、無線LANがSSID(Service Set IDentifier)を変更することなく再構成される。そして、通信装置501および通信装置503は、通信装置502に接続するために、プローブ要求フレームおよびプローブ応答フレームをやり取りする。係る技法によれば、子機はプローブ応答フレームの送信源に相当する親機に接続するので、複数の親機(プローブ応答フレームの送信源となる可能性のある通信装置)が併存する環境でプローブ要求フレームを送信することは好ましくない。故に、通信装置501および通信装置503がプローブ要求フレームを送信するタイミングは、通信装置502の動作モードが親機モードであって、かつ、他の通信装置の動作モードが子機モードであるタイミング(図5の例によれば第1のタイミング)以降であることが望ましい。
親機の権限を譲渡する動作は、図5の例に限定されず、最終的に新たな親機を中心にネットワークが再構成されるものであればよい。例えば、上記親機指定通知は、親機からではなく子機からブロードキャストされてもよい。また、子機は、新たな親機の固有識別子を指定して接続処理を行ってもよいし、プローブ要求フレームおよびプローブ応答フレームに加えて認証処理または接続処理のためにメッセージをやり取りしてもよい。
前述のように新たな親機となるべき通信装置を選択するときに、親機としての好適度が第2位以降の候補も併せて選択されてもよい。このような第2位以降の候補の情報をネットワーク内の通信装置間で共有しておくことにより、2度目以降の通信障害が発生した場合にも親機の権限は適切な順序で継承されることになる。
或いは、各通信装置の親機としての好適度が継続的(例えば、定期的)に評価されてもよい。係る動作によれば、通信品質が変化しやすい環境においても、新たな親機となるべき通信装置の情報を適切に更新できる。さらに、このような継続的な評価の結果、現行の親機の好適度よりも高い好適度を持つ通信装置が存在する場合には、親機の権限を、他の子機に譲渡したり、図6に例示されるように過去の親機に返還したりしてもよい。係る動作によれば、ネットワークを継続的に通信環境に適応させることで信頼性(特に、耐障害性)を向上させることができる。
図6の例において、少なくとも通信装置601および通信装置604は本実施形態に従うものとする。親機としての通信装置601に、子機としての通信装置602、通信装置603および通信装置604が接続されている。ここで、何らかの理由により、通信装置601の中の制御部が通信部の動作モードを子機モードに設定することを決定し、親機としての好適度の最も高い通信装置604へ親機の権限を譲渡する。
通信装置604が新たな親機として動作し始めると、当該通信装置604を中心にネットワークが再構成される。通信装置602および通信装置603に加えて新たに子機として動作し始めた通信装置601が、通信装置604へと接続する。
継続的に好適度を評価した結果、通信装置601の好適度が通信装置604の好適度を上回ると、通信装置604は親機の権限を通信装置601に返還する。通信装置601が親機として再び動作し始めると、当該通信装置601を中心にネットワークが再構成される。通信装置602および通信装置603に加えて再び子機として動作し始めた通信装置604が、通信装置601へと接続する。
通信装置100が図2、図3および図7などに例示されるように動作し、通信部103の動作モードを子機モードに設定したとしても、他のいずれの通信装置も親機となることができず親機が不在となるおそれがある。このような場合には、通信装置100が再び親機として復帰してもよい。係る動作例が図8に示される。
図8の動作は、制御部102が通信部103の動作モードを子機モードに設定した後に開始する。図8の動作が開始すると、制御部102は、タイマを始動させる(ステップS801)。このタイマが第3の期間を計時した時点で通信装置100が新たな親機に接続していれば、図8の処理は終了する(ステップS802およびステップS803)。他方、タイマが第3の期間を計時した時点で通信装置100が新たな親機に接続していなければ、処理はステップS804へと進む(ステップS802およびステップS803)。ステップS804において、制御部102は、通信部103の動作モードを親機モードに設定する。この結果、通信装置100が再び親機に復帰してネットワークは再構成される。
図8の動作例によれば、第1の実施形態に係る通信装置を含む通信システムは図9に例示されるように動作する。
図9の例において、少なくとも通信装置901は本実施形態に従うものとする。親機としての通信装置901に、子機としての通信装置902、通信装置903および通信装置904が接続されている。ここで、通信装置901の周辺に障害物905が一時的に出現すると、通信装置901と通信装置902、通信装置903および通信装置904との間の通信品質は一時的に劣化するので、当該通信装置901の中の制御部が通信部の動作モードを子機モードに設定することを決定する。
親機としての通信装置901から送信される予定の信号を受信できないことなどをトリガとして、通信装置902、通信装置903および通信装置904は親機の通信障害をそれぞれ検出する。しかしながら、通信装置902、通信装置903および通信装置904のうちいずれも何らかの理由により親機となることができないとする。このような場合には、親機が不在となりネットワークは一時的に消滅する。
ネットワークが消滅している間、通信装置901は親機に接続することができない。そして、通信装置901の中の制御部がタイマを開始してから第3の期間が経過してもこの状態が解消しなければ、当該制御部は当該通信装置901の中の通信部の動作モードを親機モードに設定する。
通信装置901の中の通信部の動作モードを親機モードに設定されることにより、当該通信装置901は親機として復帰する。この結果、通信装置901を中心にネットワークが再構成される。図9の動作例によれば、通信装置901が親機として復帰するまでに障害物905が消滅していれば、再構成されたネットワーク上で正常に通信を行うことができる。
前述のように、制御部102は、通信部103の動作モードを子機モードに設定することを決定した後に、直ちに通信部103の動作モードを子機モードに設定してもよいし、図10に例示されるようにさらなる処理を行ってもよい。
図10の動作は、制御部102が通信部103の動作モードを子機モードに設定することを決定した後に開始する。図10の動作が開始すると、制御部102は、通信部103に、当該通信部103の動作モードが変更されることを示す動作モード変更通知を他の通信装置へと送信(例えば、ブロードキャスト)させる(ステップS1001)。他の通信装置は、動作モード変更通知を受信すると、親機の消失を検知してネットワークを再構成する(即ち、新たな親機として動作を開始したり、新たな親機に接続を試みたりする)ことになる。そして、制御部102は、通信部103の動作モードを子機モードに設定する(ステップS1002)。図10の動作例によれば、他の通信装置は親機の消失を早期に検知できるので、当該他の通信装置が親機に接続されていない期間(即ち、ネットワークの再構成に要する期間)は短縮される。なお、通信装置100への接続数が0である場合には動作モード変更通知は他の通信装置に受信されない。故に、図10の動作例は、係る場合にステップS1001の処理が省略されるように変形されてもよい。
或いは、制御部102は、通信部103の動作モードを子機モードに設定することを決定した後に、図11に例示されるように動作してもよい。
図11の動作は、制御部102が通信部103の動作モードを子機モードに設定することを決定した後に開始する。図11の動作が開始すると、制御部102は、通信部103に、親機指定通知を他の通信装置へと送信(例えば、ブロードキャスト)させる(ステップS1101)。この親機指定通知は、新たな親機として指定された通信装置を識別する情報(例えば、固有識別子)を含む。他の通信装置は、親機指定通知を受信すると、親機の消失を検知してネットワークの再構成することになる。具体的には、親機指定通知において次の親機として指定された通信装置は新たな親機として動作を開始し、親機指定通知において新たな親機として指定されていない通信装置は当該新たな親機に接続を試みる。そして、制御部102は、通信部103の動作モードを子機モードに設定する(ステップS1102)。図11の動作例によれば、他の通信装置の次のネットワークにおける役割が明確化するので、ネットワークの再構成に要する期間は短縮される。
なお、図11の動作例において、親機指定通知によって新たな親機として指定される通信装置は、通信装置100に接続されている通信装置の中から選択されてもよい。通信装置100に接続されている他の通信装置を識別する情報は、取得部101によって取得されて制御部102に入力されてもよい。係る通信装置が新たな親機となることにより、再びネットワーク内の全ての通信装置が相互に通信できる可能性がある。例えば第1の実施形態に係る通信装置を含む通信システムは図12に示されるように動作してもよい。
図12の例において、少なくとも通信装置1201は本実施形態に従うものとする。親機としての通信装置1201に、子機としての通信装置1202、通信装置1203および通信装置1204が接続されている。ここで、通信装置1201の周辺に障害物1205が一時的に出現すると、通信装置1201と通信装置1202および通信装置1203との間の通信品質は一時的に劣化するので、当該通信装置1201の中の制御部が通信部の動作モードを子機モードに設定することを決定する。通信装置1201は、新たな親機を当該通信装置1201に接続している通信装置の中から選択する。具体的には、通信装置1201は、新たな親機として通信装置1204を指定する親機指定通知をブロードキャストする。
通信装置1204は、親機指定通知を受信すると、親機として動作し始める。但し、図12に示されるように、他の通信装置1203が既に親機として動作している場合には、通信装置1204は当該他の通信装置1203から親機の権限を譲渡してもらうために親機切替を要求してもよい。通信装置1204は、通信装置1203が親機として動作していることを検出するために、親機モードとして動作し始める前に所定の期間に亘って子機として動作してもよい。また、通信装置1204は、親機として動作し始めた後に子機の接続数が予定された数に達しない場合には、他の通信装置(例えば、通信装置1203)に親機の権限を譲渡すると共に動作モードを子機モードに変更してもよい。
通信装置1204が新たな親機として動作することにより、ネットワーク内の全ての通信装置1201、通信装置1202、通信装置1203および通信装置1204が障害物1205を避けて再び相互に通信できる。
前述の図2、図3及び図7の動作例によれば、制御部102は、通信品質情報に基づいて通信部103の動作モードを子機モードに設定するか否かを決定する。前述のように、制御部102は、通信品質情報に加えて予備親機情報に基づいて通信部103の動作モードを制御してもよい。係る動作例が図13に示される。
図13の動作は、制御部102が通信品質情報に基づいて通信部103の動作モードを子機モードに設定することを決定した後に開始する。図13の動作が開始すると、制御部102は、取得部101から予備親機情報を取得する(ステップS1301)。次に、制御部102は、予備親機情報に基づいて通信部103の動作モードを子機モードに設定可能であるか否かを判定する(ステップS1302)。ステップS1302において、制御部102は、予備親機情報が例えばネットワーク内に親機モードをサポートする他の通信装置が存在することを示す場合には、通信部103の動作モードを子機モードに設定可能であると判定してもよい。
ステップS1302において通信部103の動作モードを子機モードに設定可能であると判定されれば、処理はステップS1304に進む(ステップS1303)。他方、ステップS1302において通信部103の動作モードを子機モードに設定可能でないと判定されれば、図13の処理は終了する(ステップS1303)。即ち、通信部103の動作モードは親機モードに維持される。ステップS1304において、制御部102は、通信部103の動作モードを子機モードに設定することを再び決定する。ここで、制御部102は、直ちに通信部103の動作モードを子機モードに設定してもよいし、図10に例示されたようにさらなる処理を行ってもよい。
前述の図11の動作例によれば、親機指定通知によって新たな親機として指定された通信装置が親機となることは保証されない。従って、親機指定通知によって新たな親機として指定された通信装置が親機となれない場合には、親機が不在となるおそれがある。このような事態を回避するために、親機指定通知によって新たな親機として指定される通信装置が親機となることができるかどうかは予備親機情報に基づいて予め判定されてもよいし、図14に例示されるように親機指定通知に対する当該通信装置または他の通信装置からの応答に基づいて判定されてもよい。
図14の動作は、制御部102が通信部103の動作モードを子機モードに設定することを決定した後に開始する。図14の動作が開始すると、制御部102は、通信部103に、親機指定通知を他の通信装置へと送信(例えば、ブロードキャスト)させる(ステップS1401)。
他の通信装置は、親機指定通知を受信すると、当該親機指定通知に対する応答メッセージを返信する。応答は、親機指定通知によって新たな親機として指定された通信装置が親機となれること(OK)を示すかもしれないし、当該通信装置が親機となれないこと(NG)を示すかもしれない。例えば、指定された通信装置に関してネットワーク内に通信範囲外の他の通信装置が存在する場合、指定された通信装置が親機モードをサポートしていない場合、指定された通信装置がインターネット接続能力を持たない場合、指定された通信装置にその他の機能的な欠落がある場合などに、NGを示す応答が返信される可能性がある。なお、応答は、新たな親機として指定された通信装置に限らず当該通信装置に関する情報を持つ他の通信装置が返信してもよい。
ステップS1402において、通信部103はステップS1401において送信された親機指定通知に対する応答を受信する。ステップS1402において受信された応答がOKを示すならば処理はステップS1404に進む。他方、ステップS1402において受信された応答がOKを示さないならば、図14の処理は終了する。即ち、通信部103の動作モードは親機モードに維持される。ステップS1404において、制御部102は、通信部103の動作モードを子機モードに設定する。
図14の動作例によれば、第1の実施形態に係る通信装置を含む通信システムは図15に例示されるように動作する。
図15の例において、少なくとも通信装置1501は本実施形態に従うものとする。親機としての通信装置1501に、子機としての通信装置1502、通信装置1503および通信装置1504が接続されている。ここで、通信装置1501の周辺に障害物1505が一時的に出現すると、通信装置1501と通信装置1502および通信装置1503との間の通信品質は一時的に劣化するので、当該通信装置1501の中の制御部が通信部の動作モードを子機モードに設定することを決定する。
通信装置1501は、新たな親機として通信装置1504を指定する親機指定通知をブロードキャストする。しかしながら、通信装置1504に関してネットワーク内に通信範囲外の他の通信装置1502が存在するので、当該通信装置1504はNGを示す応答を通信装置1501へと送信する。この結果、通信装置1501は親機として動作し続けることになる。図15の例によれば、通信装置1504以外の通信装置は通信装置1501に接続していないので、通信装置1501および通信装置1504の間で通信が行われる。
上記障害物1505が消滅すると、通信装置1502および通信装置1503は通信装置1501に再び接続できる。故に、通信装置1501を中心とするネットワークが復旧する。
前述の種々の動作例では、本実施形態に係る通信装置のデフォルトの動作モードが親機モードであるかのように説明されているが、当該通信装置のデフォルトの動作モードは子機モードであってもよい。例えば通信装置100のデフォルトの動作モードが子機モードである場合には、通信装置100は図16に例示されるように動作してもよい。図16の動作は通信部103の電源投入時に開始してもよい。
図16の動作が開始すると、制御部102は、通信部103の動作モードを子機モードに設定する(ステップS1601)。さらに、制御部102は、タイマを始動させる(ステップS1602)。このタイマが第4の期間を計時した時点で通信装置100が親機に接続していれば、図16の処理は終了する(ステップS1603およびステップS1604)。他方、タイマが第4の期間を計時した時点で通信装置100が親機に接続していなければ、処理はステップS1605へと進む(ステップS1603およびステップS1604)。ステップS1605において、制御部102は、通信部103の動作モードを親機モードに設定する。
例えば複数の本実施形態に係る通信装置を用いてネットワークを初めて構成する場合にこれらの通信装置が図16に示されるように動作すれば、最初に起動された通信装置は自動的に親機となり、2番目以降に起動された通信装置は自動的に子機となる。従って、ネットワークを初めて構成する場合に必要とされる手順の一部が自動化されるので作業の手間が軽減される。係る効果は、ネットワークを初めて構成する場合に限らず、例えば、既存のネットワークに対して通信装置を新たに増設する場合、既存のネットワーク内の通信装置が例えば停電による動作停止から復帰する場合などにも得ることができる。
なお、図16の動作例において、タイマによって第4の期間が計時された時点で通信装置100が親機に接続しているか否かに応じて処理が分岐する(ステップS1603およびステップS1604)。しかしながら、この動作例は例えば以下に記述されるように変形されてもよい。
タイマは上記第4の期間に比べて短い第5の期間を計測し、制御部102はタイマが第5の期間を計時した時点で通信装置100が親機に接続しているか否かを判定する。通信装置100が親機に接続していれば処理は終了し、そうでなければ制御部102はカウンタをインクリメントまたはデクリメントする。カウント値が所定の基準を満足すれば制御部102は通信部103の動作モードを親機モードに設定し、そうでなければ制御部102はタイマを再始動させる。上記所定の基準は、例えば上記カウント値がタイマが上記第5の期間を所定回数(例えば、第4の期間長を第5の期間長で割って得られる商)繰り返し計時したことを示す値に一致することであってもよい。
本実施形態に係る通信装置が親機としての動作中に例えば通信品質情報に基づいて当該通信装置に原因があると推定される通信障害を検出すると、他の通信装置はネットワークを再構成することになる。しかしながら、ネットワークの再構成時に、複数の親機が並列的に出現することによりネットワークが分断され小規模なネットワークが乱立するおそれがある。係る場合には、小規模なネットワークを統廃合することで予定された規模のネットワークを再構成することが望ましい。具体的には、通信装置100が図17に例示されるように動作することで小規模なネットワークの統廃合が促進される。
図17の動作は、制御部102が通信部103の動作モードを親機モードに設定した後に開始する。図17の動作が開始すると、制御部102は、タイマを始動させる(ステップS1701)。このタイマが第6の期間を計時した時点で通信装置100への接続数が第1の基準値未満であるならば、処理はステップS1704へと進む(ステップS1702およびステップS1703)。タイマが第6の期間を計時した時点で通信装置100への接続数が第1の基準値以上であるならば、図17の処理は終了する。即ち、通信部103の動作モードは親機モードに維持される。
第1の基準値は、例えばネットワークの予定接続数の半分程度の値に設定される。ネットワークの予定接続数は、例えば通信障害が発生する前のネットワークに参加していた通信装置の総数−1により導出されてもよいし、例えば取得部101などにおいて事前に設定されていてもよい。なお、第1の基準値が大き過ぎると、小規模のネットワークだけでなくある程度大きな規模のネットワークまでも解体され、一時的に通信できない通信装置の数を不用意に増大させてしまうので効率的でない。他方、第1の基準値が小さ過ぎると、小規模のネットワークが解体されにくくなるのでやはり効率的でない。
ステップS1704において、制御部102は、通信部103の動作モードを子機モードに設定することを決定する。ここで、制御部102は、直ちに通信部103の動作モードを子機モードに設定してもよいし、図10に例示されたようにさらなる処理を行ってもよい。
図17の動作例によれば、本実施形態に係る通信装置を含む通信システムは図18に例示されるように動作する。
図18の例において、少なくとも通信装置1801および通信装置1804は本実施形態に従うものとする。通信装置1801、通信装置1802、通信装置1803、通信装置1804および通信装置1805は、図示されないネットワークに参加していたものの当該ネットワークは障害物1806の出現により解体された。このネットワークの解体後に、通信装置1801および通信装置1804はそれぞれ親機となり、各親機を中心とするネットワークが並列的に存在している。
図18の例によれば、通信障害が発生する前のネットワークに参加していた通信装置の総数は5であるから、予定接続数は4(=5−1)により導出することができる。第1の基準値は、予定接続数の半分の値である2に設定される。通信装置1801への接続数=2はこの第1の基準値以上であるが、通信装置1804への接続数=1はこの第1の基準値未満である。故に、通信装置1801は引き続き親機として動作し続けるが、通信装置1804は新たに子機として動作し始める。
障害物1806が消滅すると、通信装置1804および通信装置1805は通信装置1801へ接続することができる。従って、通信装置1801および通信装置1804をそれぞれ中心とする2つのネットワークは、最終的には通信装置1801を中心とするネットワークへと統廃合される。
以上説明したように、第1の実施形態に係る通信装置は、通信部の動作モードが親機モードである場合に、単位期間における通信品質情報の変化が所定の基準を満足することを条件に当該動作モードを子機モードへと変更する。即ち、この通信装置は、当該通信装置に原因があると推定される通信障害が発生した場合に新たなネットワークの再構成を促し、さらに再構成されたネットワークに子機として自動的に参加することができる。従って、この通信装置によれば、ネットワークの信頼性(特に、耐障害性)を向上させることができる。
(第2の実施形態)
前述の第1の実施形態において、通信を行う通信部と、当該通信部の制御に関わる取得部および制御部とが同一の装置に備え付けられている。しかしながら、取得部および制御部は、通信部が備え付けられる装置とは異なる装置に備え付けられてもよい。
図19に例示されるように、第2の実施形態に係る通信システムは、通信制御装置1900と通信装置1910とを含む。通信制御装置1900は、図1の取得部101と同一または類似であってよい取得部1901と、図1の制御部102と同一または類似であってよい制御部1902とを含む。通信制御装置1900は、外部と通信するために、図示されない通信インターフェースをさらに含んでもよい。通信装置1910は、図1の通信部103に相当する通信部1911を含む。
なお、図19において通信制御装置1900は1つの通信装置1910を制御するように描かれているが、通信制御装置1900は通信装置1910を含む複数の通信装置を集中制御してもよい。
図19に例示される通信システムによれば、通信制御装置1900および通信装置1910の両方が例えば電源の不具合などにより一斉に故障する可能性が低い。さらに、通信装置1910に故障が生じたものの通信制御装置1900が正常に動作している場合には、通信制御装置1900が通信装置1910の故障を外部から検出して当該通信装置1910の動作を正常化させることも可能である。
以上説明したように第2の実施形態に係る通信システムは、前述の第1の実施形態に係る通信装置に含まれる取得部および制御部と同一または類似の取得部および制御部を通信装置とは独立した通信制御装置に備える。従って、この通信システムによれば、第1の実施形態に係る通信装置と同様にネットワークの信頼性(特に、耐障害性)を向上させることができる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態に係る通信装置および第2の実施形態に係る通信システムは、例えばスマートメータなどのエネルギー管理装置に応用することができる。
図20に示されるように、第3の実施形態に係るエネルギー管理装置2000は、取得部2001と、制御部2002と、通信部2003と、エネルギー管理部2004と、計量部2005とを含む。取得部2001、制御部2002および通信部2003は、図1の取得部101、制御部102および通信部103とそれぞれ同一または類似であってよい。
計量部2005は、図示されないセンサまたは測定器からの測定データに基づいて、少なくとも1つのエネルギーについて少なくとも1つの物理量を計量することによって計量データを得る。例えば、計量部2005は、電気について電力消費量、発電量または蓄電量を計量してもよいし、水またはガスについて流量を計量してもよい。
エネルギー管理部2004は、前述の計量データを管理する。具体的には、エネルギー管理部2004は、複数のエネルギー管理装置間の論理的なネットワーク構成または物理的なネットワーク構成に基づいて計量データを管理する。
論理的なネットワーク構成とは、計量データを階層的に管理するための複数のエネルギー管理装置間の関係を指している。あるエネルギー管理装置は、論理的なネットワーク構成においてその上位に位置するエネルギー管理装置と直接通信できるかもしれないし、1以上の他のエネルギー管理装置を介して通信する必要があるかもしれない。他方、物理的なネットワーク構成とは、計量データをやり取りするための複数のエネルギー管理装置間の関係(例えば、親機−子機)を指している。
例えば、エネルギー管理部2004は、計量データを外部に送信するように制御部2002に要求してもよい。制御部2002は、エネルギー管理部2004から計量データの送信を要求されると、通信部2003に当該計量データの送信を要求することになる。但し、制御部2002は、制御部2002は、タイミングをネットワークの状態に応じて調整する。具体的には、制御部2002は、ネットワークが構成される前に送信要求された計量データを図示されないメモリに一時的にバッファリングしてもよい。そして、制御部2002は、ネットワークが構成された後にメモリにバッファリングされている計量データの送信を通信部2003に要求してもよい。ネットワークが構成される前には、例えば、通信部2003の動作モードが親機モードである場合にはエネルギー管理装置2000への接続数が所定数(例えば、前述の予定接続数)以下である期間が該当し、通信部2003の動作モードが子機モードである場合には親機と接続していない期間が該当する。
また、制御部2002は、エネルギー管理部2004から計量データの送信を要求される確率(即ち、通信発生確率)を予測し、当該確率が閾値以下である期間に、ネットワーク内の各リンクの通信品質の測定またはネットワークの再構成(即ち、通信部2003の動作モードの変更)を行ってもよい。係る動作によれば、通信品質の測定およびネットワークの再構成が計量データのトラフィックに与える影響を低減することができる。
さらに、制御部2002は、新たな親機となるべきエネルギー管理装置を選択するときに、計量データのトラフィック量の大きなエネルギー管理装置ほど親機としての好適度が高くなるように評価してもよい。例えば、制御部2002は、各エネルギー管理装置の中のエネルギー管理部が管理する計量データの種別、各エネルギー管理装置の中の計量部による計量頻度などを通信によって取得し、これらに基づいて各エネルギー管理装置における計量データのトラフィック量を事前に見積もってもよい。計量データのトラフィック量の大きなエネルギー管理装置は、論理的なネットワークにおけるハブに相当する可能性が高いので、係るエネルギー管理装置を物理的なネットワークにおけるハブとしても機能させる(即ち、物理的なネットワーク構成を論理的なネットワーク構成に近づける)ことにより、ネットワーク内のトラフィックを効率化することができる。
以上説明したように、第3の実施形態に係るエネルギー管理装置は、前述の第1の実施形態に係る通信装置に含まれる取得部および制御部と同一または類似の取得部および制御部を備える。従って、このエネルギー管理装置によれば、第1の実施形態に係る通信装置および第2の実施形態に係る通信システムと同様にネットワークの信頼性(特に、耐障害性)を向上させることができる。
上記各実施形態の処理の少なくとも一部は、汎用のコンピュータを基本ハードウェアとして用いることでも実現可能である。上記処理を実現するプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体に格納して提供されてもよい。プログラムは、インストール可能な形式のファイルまたは実行可能な形式のファイルとして記憶媒体に記憶される。記憶媒体としては、磁気ディスク、光ディスク(CD−ROM、CD−R、DVD等)、光磁気ディスク(MO等)、半導体メモリなどである。記憶媒体は、プログラムを記憶でき、かつ、コンピュータが読み取り可能であれば、何れであってもよい。また、上記処理を実現するプログラムを、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ(サーバ)上に格納し、ネットワーク経由でコンピュータ(クライアント)にダウンロードさせてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100,401,402,403,404,501,502,503,601,602,603,901,902,903,904,1201,1202,1203,1204,1501,1502,1503,1504,1801,1802,1803,1804,1805,1910・・・通信装置
101,1901,2001・・・取得部
102,1902,2002・・・制御部
103,1911,2003・・・通信部
405,905,1205,1505,1806・・・障害物
1900・・・通信制御装置
2000・・・エネルギー管理装置
2004・・・エネルギー管理部
2005・・・計量部

Claims (16)

  1. 動作モードが第1のモードである場合にネットワークのハブとして機能して当該ネットワーク内の他の通信装置と通信を行い、前記動作モードが第2のモードである場合に前記ネットワークのハブとして機能せずに当該ネットワーク内の他の通信装置と通信を行う通信部と、
    前記ネットワーク内の各リンクの通信品質を示す通信品質情報を取得する取得部と、
    前記通信部の現行の動作モードが前記第1のモードである場合に、前記通信部の動作モードを前記第2のモードに設定するか否かを前記通信品質情報に基づいて決定する制御部と
    を具備する、通信装置。
  2. 前記制御部は、前記通信部の現行の動作モードが前記第1のモードである場合に、前記通信品質情報の単位期間内の変化が所定の基準を満足することを条件に前記通信部の動作モードを前記第2のモードに設定することを決定する、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信品質情報は、前記ネットワークにおいて通信品質が閾値以上であるリンクの総数を示す、請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記制御部は、前記通信部の現行の動作モードが前記第1のモードである場合に、前記ネットワークにおいて通信品質が閾値以上であるリンクの総数の単位期間内の変化量が規定値以下であることを条件に前記通信部の動作モードを前記第2のモードに設定することを決定する、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記制御部は、前記通信部の現行の動作モードが前記第1のモードである場合に、前記ネットワークにおいて前記通信部に接続している通信装置の総数の単位期間内の変化量が規定値以下であることを条件に前記通信部の動作モードを前記第2のモードに設定することを決定する、請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  6. 前記制御部は、前記通信部の動作モードを前記第2のモードに設定することを前記通信品質情報に基づいて決定する場合に、前記通信部の動作モードを前記第2のモードに設定するよりも前に前記通信部に当該通信部の動作モードの変更を示す第1の通知を前記ネットワーク内の他の通信装置へと送信させる、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記取得部は、前記ネットワークのハブとして機能できる他の通信装置が存在するか否かを少なくとも示す予備親機情報をさらに取得し、
    前記制御部は、前記通信部の動作モードを前記第2のモードに設定することを前記通信品質情報に基づいて決定する場合に、前記予備親機情報が前記ネットワークにおいて当該ネットワークのハブとして機能できる他の通信装置が存在することを示すことを条件に前記通信部の動作モードを前記第2のモードに設定することを再度決定する、
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記制御部は、前記通信部の動作モードを前記第2のモードに設定することを前記予備親機情報に基づいて再度決定する場合に、前記通信部の動作モードを前記第2のモードに設定するよりも前に前記通信部に前記通信部に当該通信部の動作モードの変更を示す第1の通知を前記ネットワーク内の他の通信装置へと送信させる、請求項7に記載の通信装置。
  9. 前記制御部は、前記通信部の動作モードを前記第2のモードに設定することを少なくとも前記通信品質情報に基づいて決定する場合に、前記通信部の動作モードを前記第2のモードに設定するよりも前に前記通信部に前記ネットワークの新たなハブとして機能する通信装置を識別する情報を含む第2の通知を前記ネットワーク内の他の通信装置へと送信させる、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記制御部は、前記ネットワークの新たなハブとして機能する通信装置を前記通信部に接続している通信装置の中から選択する、請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 前記取得部は、前記ネットワークにおいて当該ネットワークのハブとして機能できる他の通信装置が存在するか否かを少なくとも示す予備親機情報をさらに取得し、
    前記制御部は、前記通信部の動作モードを前記第2のモードに設定することを前記通信品質情報に基づいて決定する場合に、前記予備親機情報が前記通信部に接続している通信装置のいずれかがハブとして機能できることを示すことを条件に前記通信部の動作モードを前記第2のモードに設定することを再度決定し、
    前記制御部は、前記ネットワークの新たなハブとして機能する通信装置を前記通信部に接続している通信装置の中から選択する、
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 前記通信部は、無線通信を行い、
    前記通信品質情報は、前記ネットワーク内の各無線リンクの通信品質を示す、
    請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の通信装置。
  13. 通信制御装置と、1つ以上の通信装置とを具備し、
    前記1つ以上の通信装置の各々は、動作モードが第1のモードである場合にネットワークのハブとして機能して当該ネットワーク内の他の通信装置と通信を行い、前記動作モードが第2のモードである場合に前記ネットワークのハブとして機能せずに当該ネットワーク内の他の通信装置と通信を行う通信部を具備し、
    前記通信制御装置は、
    前記ネットワーク内の各リンクの通信品質を示す通信品質情報を取得する取得部と、
    前記1つ以上の通信装置のうちいずれかの通信部の現行の動作モードが前記第1のモードである場合に、前記通信品質情報に基づいて当該通信部の動作モードを前記第2のモードに設定するか否かを決定する制御部と
    を具備する、
    通信システム。
  14. 動作モードが第1のモードである場合にネットワークのハブとして機能して当該ネットワーク内の他の通信装置と通信を行い、前記動作モードが第2のモードである場合に前記ネットワークのハブとして機能せずに当該ネットワーク内の他の通信装置と通信を行う通信部と、
    前記ネットワーク内の各リンクの通信品質を示す通信品質情報を取得する取得部と、
    前記通信部の現行の動作モードが前記第1のモードである場合に、前記通信品質情報に基づいて前記通信部の動作モードを前記第2のモードに設定するか否かを決定する制御部と、
    エネルギーについての計量データを管理し、前記制御部に当該計量データの送信を要求する管理部と
    を具備する、エネルギー管理装置。
  15. 前記制御部は、前記管理部から前記計量データの送信を要求される場合に、当該計量データの送信を前記通信部に要求するタイミングを前記ネットワークの状態に応じて調整する、請求項14に記載のエネルギー管理装置。
  16. 前記制御部は、前記管理部から前記計量データの送信を要求される確率を予測し、当該確率が閾値以下である期間に前記通信部の動作モードを変更する、請求項14または請求項15に記載のエネルギー管理装置。
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