JP2015169998A - ストレージ制御装置およびストレージ制御プログラム - Google Patents

ストレージ制御装置およびストレージ制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】異なるタイプのストレージ装置を一元管理する制御装置を構築する。【解決手段】ストレージ制御装置200は、操作指示の雛形である操作雛形情報と、ストレージ装置400の管理単位毎の設定情報とを記憶する記憶手段と、クライアント端末100からストレージ装置400に関する制御情報を受信する制御装置送受信部と、制御情報にストレージ装置400に関する登録、変更または削除の処理要求が含まれているとき、通信データと設定情報との照合により、設定情報内の少なくともストレージタイプを含む項目情報を抽出し、操作雛形情報に項目情報を埋め込むことにより、操作手順情報を生成する制御装置共通処理部と、ストレージタイプに基づき対応する個別処理部を特定し、所定の個別処理部に上記操作手順情報を受け渡す個別処理呼出部と、操作手順情報に基づき、所定のストレージ装置に処理を実行する個別処理部とを備える。【選択図】図1

Description

この発明は、異なるタイプのストレージ装置を制御するストレージ制御装置に関するものである。
ストレージ装置(補助記憶装置)は、コンピュータで利用するデータやプログラムを記憶する記憶装置であるが、製造メーカ毎に記憶装置に関するデータ保護ポリシーが異なることから、製造メーカの製品毎に管理構造が異なる。
そのため従来は、人手により、各製品専用のツールを用いて、ストレージ装置やストレージ装置を利用する仮想マシンの設定を行っていた。この方法によると、ストレージ装置の規模が大きくなるに従い、構築時間が長くかかる、作業量増加に伴い設定ミスが増える等の問題があった。
図26は、製品毎に管理構造が異なることを示した図である。製品aでは、記憶媒体をまとめてストレージプールを作成する。データ保護ポリシーはストレージプール毎に設定し、ストレージプールの上位にボリュームを設定する。製品bでは、記憶媒体をまとめてストレージグループを作成し、ストレージグループの上位にストレージプールを設定し、さらにストレージプールの上位にボリュームを設定する。データ保護ポリシーは、ストレージプール毎に設定する。製品cでは、記憶媒体をまとめてストレージプールを作成し、ストレージプールの中にボリュームを設定し、1つ以上のボリュームをボリュームグループに定義する。データ保護ポリシーは、ボリューム毎に設定する。
このように一例を挙げて説明しただけでも、製品a,b,cは、ストレージ装置の管理構造が異なり、管理者は個々のストレージ装置の管理構造に応じて、設定を行う必要がある。
特許文献1(特開2003−316522号公報)では、記憶装置システムが提供する論理媒体を仮想化ボリュームとして、ホストコンピュータに提供する方法が開示されている。しかし特許文献1に開示された制御方法では、今まで述べてきたような次の問題点がある。
(1)ストレージ装置の製造メーカが異なる場合など、異なる管理構造のストレージ装置を一括して制御することができない。
(2)論理媒体(ボリューム)を仮想ホストコンピュータに提供する方法が開示されているが、ボリュームの下位層の管理を行うことができない。
特開2003−316522号公報
この発明は、異なるタイプのストレージ装置を一元管理する制御装置を構築することを課題とする。
この発明に係るストレージ制御装置は、ストレージ装置と、クライアント端末とにネットワーク接続されたストレージ制御装置であって、操作指示の雛形である操作雛形情報と、ストレージ装置の管理単位毎の設定情報とを記憶する記憶手段と、クライアント端末からストレージ装置に関する制御情報を通信データとして受信する制御装置送受信部と、通信データと設定情報との照合により、設定情報内の少なくともストレージタイプを含む項目情報を抽出し、抽出した項目情報により、ストレージタイプを特定し、操作雛形情報の雛形項目を項目情報の値に置き換えることにより、制御情報に対応する操作手順情報を生成する制御装置共通処理部と、制御装置共通処理部が特定したストレージタイプに基づき、所定のストレージ装置に処理を実行する個別処理部を決定し、決定したこの個別処理部に操作手順情報を受け渡す個別処理呼出部とを備えたことを特徴とする。
またストレージ制御装置の個別処理部は、ストレージタイプに応じて備えられ、操作手順情報に指定されたストレージタイプに一致し、制御情報に含まれるストレージ名称に一致するストレージ装置に対して、処理を実行することを特徴とする。
またストレージ制御装置の操作雛形情報は、ストレージタイプに応じて記憶され、制御装置共通処理部は、通信データと設定情報との照合により、処理対象となるストレージ装置のストレージタイプを特定し、このストレージタイプに応じた操作雛形情報を選定することを特徴とする。
またストレージ制御装置の制御装置共通処理部は、選定した操作雛形情報の雛形項目を項目情報の値に置き換えることにより、個別処理部の呼出しと個別処理部へのパラメータの引渡しを行う操作手順情報を生成することを特徴とする。
またストレージ装置に関する制御情報は、管理単位毎のいずれかの設定情報に、登録、変更、削除または参照のいずれかの処理を要求する情報であり、さらに、制御情報に基づき、該当の設定情報に対して、登録、変更、削除または参照のいずれかの処理を実施するレポジトリ管理部を備えることを特徴とする。
また管理単位毎の設定情報は、各々含まれるIDにより紐付けるように構成されていて、レポジトリ管理部は、設定情報に含まれるIDを順次参照することにより、該当の項目情報を参照することを特徴とする。
またストレージ制御装置のレポジトリ管理部は、ストレージタイプ毎の管理構成を記憶したストレージタイプ対応情報を参照することにより、該当のストレージタイプが有さないと判定した管理単位に対応する設定情報のIDについては、この設定情報の上位の設定情報と下位の設定情報とが紐付けられるように、上位または下位の設定情報のIDと同じ値を設定することを特徴とする。
この発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、ストレージ制御装置として機能させることを特徴とする。
この発明のストレージ制御装置によると、管理構造が異なるタイプのストレージ装置を一元管理することができる。
実施の形態1におけるシステム構成図である。 実施の形態1におけるクライアント端末100の構成図である。 実施の形態1における制御装置200とストレージ400との構成図である。 実施の形態1で用いる設定情報のデータ構成の一例を示した図である。 実施の形態1における全体の処理の流れを示した図である。 実施の形態1におけるストレージ400の情報登録について、処理の流れを示した図である。 実施の形態1で用いる通信データのデータ構成の一例を示した図である。 実施の形態1で用いる通信データのデータ構成の一例を示した図である。 実施の形態1で用いる通信データのデータ構成の一例を示した図である。 実施の形態1で用いるストレージ400の情報登録について、通信データのデータ構成の一例を示した図である。 実施の形態1におけるストレージ情報27の構成の一例を示した図である。 実施の形態1においてストレージ400の登録情報を要求する処理の流れを示したフローチャートである。 実施の形態1においてレポジトリ一時保管情報13の構成の一例を示した図である。 実施の形態1におけるボリューム44作成時の表示画面例を示した図である。 実施の形態1におけるボリューム44作成時の表示画面例を示した図である。 実施の形態1におけるボリューム44作成時の表示画面例を示した図である。 実施の形態1におけるボリューム44の作成処理の流れを示したフローチャートである。 実施の形態1におけるボリューム44作成に関する制御情報のデータ構成例を示した図である。 実施の形態1における操作雛形情報34の構成例を示した図である。 実施の形態1における個別処理部26の呼出しと操作手順情報36の構成例を示した図である。 実施の形態1におけるボリューム44対応のホストグループ45を変更する画面例を示した図である。 実施の形態1におけるボリューム44対応のホストグループ45を変更する画面例を示した図である。 実施の形態1におけるボリューム44対応のホストグループ45を変更する画面例を示した図である。 実施の形態1におけるボリューム44対応のホストグループ45の変更処理の流れを示したフローチャートである。 各実施の形態で用いたクライアント端末100、制御装置200のハードウェア資源の一例を示す図である。 従来のシステムにおける問題点を説明した図である。
本実施の形態では、図26の製品bで示す管理単位で処理を実施するものとして、説明する。
図1は、本実施の形態におけるシステム構成図である。システム管理者(以下、管理者)からの入力を受け付けるクライアント端末100と制御装置(ストレージ制御装置)200と、制御装置200により環境が構築、更新されるストレージ(ストレージ装置)400とがネットワーク300を介して接続されている。ストレージ400(400a、400b・・・)は、複数台設置することができ、その中に製造メーカや管理構造が異なるものを含む場合もある。以下、製造メーカや管理構造が異なるストレージを「ストレージタイプが異なるストレージ」と称する。また制御装置200は、ホストグループ500(仮想マシン500a、500b・・・)に対して、ストレージ400のマッピング(割り付け)を行う。
図2に示すように、クライアント端末100は、送受信部11、処理部12、レポジトリ一時保管情報13、ストレージタイプ画面情報14を備える。
送受信部11は、制御装置200とデータの送受信を行い、処理部12は、クライアント端末100での制御情報の入力と、制御装置200での処理結果の出力とを司る。また処理部12は、制御装置200から受信したストレージ400に関する情報をレポジトリ一時保管情報13に記憶する。また、予め定めたストレージタイプ毎の画面構成と入力項目とをストレージタイプ画面情報14に記憶する。レポジトリ一時保管情報13とストレージタイプ画面情報14とは、記憶装置929(図25を用いて後述)に記憶される。
送受信部11が送信する通信データは、管理者からの入力に基づくストレージ400に関する制御情報であり制御情報には、ストレージ400の管理単位と処理要求(登録、変更、削除または参照のいずれかの処理要求)とが含まれる。
図3は、制御装置200とストレージ400との詳細を示した図である。制御装置200には、送受信部21、共通処理部22、レポジトリ管理部23、ジョブ管理部24、個別処理呼出部25、個別処理部26、レポジトリ35を備える。
レポジトリ35は、記憶装置929に記憶されているデータであり、ストレージ400の管理単位毎の設定情報(ストレージ情報27、ストレージグループ情報28、ストレージプール情報29、ボリューム情報30、ボリュームホストグループ情報31、ホストグループ情報32、ホスト情報33)と、操作指示の雛形である操作雛形情報34とを記憶している。操作雛形情報34は、ストレージ400のストレージタイプに応じて複数用意されている。
さらに、ストレージタイプ対応情報38は、制御装置200が扱うストレージ400のストレージタイプ毎の管理単位を記憶したものである。例えば、図26の製品aの管理単位では、下位から上位へ記憶媒体41、ストレージプール43、ボリューム44の管理構成を有し、製品bの管理単位では、下位から上位へ記憶媒体41、ストレージグループ42、ストレージプール43、ボリューム44の管理構成を有していることが記憶されている。なおストレージタイプ対応情報35は、記憶装置929に記憶されているデータでなく、共通処理部22が直接参照する一時的なデータとして保持してもよい。
送受信部(制御装置送受信部)21は、クライアント端末100からストレージ400に対する制御情報を通信データとして受信し、制御情報に基づく処理結果をクライアント端末100に送信する。
共通処理部(制御装置共通処理部)22は、クライアント端末100から受信した通信データに含まれる制御情報を判別し、どの管理単位に対する処理要求(登録、変更、削除または参照のいずれか)であるかを特定する。
次に共通処理部22は、通信データとレポジトリ35内の設定情報との照合により、該当するストレージタイプやストレージ400に関連する情報を特定する。続いて共通処理部22は、クライアント端末100からの処理要求がいずれかの管理単位に対する登録、変更または削除要求と特定したとき、特定したストレージタイプに応じた操作雛形情報34を選定し、レポジトリ35内の設定情報から少なくともストレージタイプを含む項目情報を抽出し、選定した操作雛形情報34に抽出した項目情報を埋め込むことにより、ストレージ400のタイプに応じた操作手順情報36を生成する。
レポジトリ管理部23は、制御情報に基づき、レポジトリ35内の該当の管理単位の項目情報に対して、登録、変更、削除または参照のいずれかの処理を実施する。
個別処理呼出部25は、共通処理部22が特定したストレージタイプに基づき、対応する個別処理部26を特定し、特定した個別処理部26に操作手順情報36を受け渡し、個別処理部26は、操作手順情報36に基づき、該当のストレージ装置に対して、登録、変更または削除の処理を実行する。または個別処理部26は、ストレージ400での処理結果を処理結果情報37として受信する。個別処理部26は、ストレージタイプ毎、各管理単位への処理毎に備えられ、ストレージタイプに応じて該当の処理を行う処理部である。
本実施の形態に示す一連の処理の流れは、クライアント端末100からの制御情報に基づき、対話型で実行されるものであるが、ジョブ管理部24は、クライアント端末100からの要求を制御装置200内で処理するように、クライアント端末100の要求をジョブとして管理する。ジョブ管理部24は、共通処理部22から制御情報を受信し、逆に制御情報に基づき、共通処理部22を起動する。
ストレージ400は、記憶媒体41(41a、41b・・・)、ストレージグループ42(42a、42b・・・)、ストレージプール43(43a、43b・・・)、ボリューム44(44a、44b・・・)という管理単位で構成される。記憶媒体41は、ストレージ400の内部に物理的に存在する記憶媒体であり、ストレージグループ42は1以上の記憶媒体41をまとめて管理し、ストレージプール43は1以上のストレージグループ42をまとめて管理する。またボリューム44は、ストレージプール43の特定の記憶領域を指定したものであり、ボリュームホストグループ45(45a、45b・・・)は、1以上のボリューム44をグループとして定義したものであり、ホストグルーム500(仮想マシン500a、500b・・・)からデータファイルが存在する記憶領域として参照される管理単位である。
またストレージ400は、ストレージタイプが異なるものを複数台設置してもよい。
図4は、ストレージ400の管理単位毎の設定情報(ストレージ情報27、ストレージグループ情報28、ストレージプール情報29、ボリューム情報30、ボリュームホストグループ情報31、ホストグループ情報32、ホスト情報33)と操作雛形情報34の構成を示した図である。
図4のデータ構造は、図3で示したストレージ400の管理単位に一致している。ストレージ情報27には、ストレージ400を特定するストレージID、ストレージ名称、IPアドレス等と共に、ストレージタイプ等が項目情報として記憶されている。ストレージグループ情報28からホスト情報33までの項目情報は図4に示すとおりであるが、その他図4に示す以外で、必要な項目情報は任意に追加することができるし、必ずしも図4に示す構成に限定されるものではない。
各設定情報は、各IDによりデータが紐付けられる。例えば、ストレージ情報27とストレージグループ情報28とは、ストレージIDにて紐付けられる。ストレージグループ情報28とストレージプール情報29とは、プールIDにて紐付けられる。ストレージ情報27とストレージプール情報29とは、ストレージIDにて紐付けられる。ストレージプール情報29とボリューム情報30とは、プールIDにて紐付けられる。ボリューム情報30とボリュームホストグループ情報31とは、ボリュームIDにて紐付けられる。ボリュームホストグループ情報31とホストグループ情報32とは、ホストグループIDで紐付けられる。ホストグループ情報32とホスト情報33とは、ホストIDで紐付けられる。
また操作雛形情報34は、ストレージタイプ毎の各管理単位情報への処理要求情報に応じて1以上登録されているものであり、処理要求情報に関する雛形項目が設定されている。
操作雛形情報34は、図19を用いて後述するように、該当の個別処理部26の呼出しを含め、スクリプト形式(スクリプト言語で記載された一連の命令文)で記述されている。
操作手順情報36は、操作雛形情報34と同様に、スクリプト形式で記述されるが、操作雛形情報34および操作手順情報36は、スクリプト形式以外の形式で構成されてもよい。
レポジトリ35内の設定情報を参照することにより、制御情報にストレージ400の管理単位のいずれかを特定する情報が含まれていれば、操作雛形情報34の雛形項目を置き換える情報を特定することができ、ストレージタイプに応じた操作手順情報36を生成することができる。
また操作雛形情報34は、ストレージタイプ毎、管理単位への処理要求情報毎に、別々のファイルとして構成してもよいし、1つのファイルとして構成してもよい。あるいは、ストレージタイプ毎に構成してもよい。別々のファイルとして構成するときは、ストレージタイプ毎、管理単位毎の処理要求情報が判別できるようにファイル名を構成すれば、ファイル名の検索により、該当の処理要求に対応する操作雛形情報34を特定できる。また1つのファイルとして構成する場合は、ストレージタイプ毎、管理単位毎の処理要求情報が判別できるように、スクリプトの雛形内にコメントを挿入しておき、コメントを検索することにより、該当の処理要求に対応する操作雛形情報34を特定できる。さらに、ストレージタイプ毎に、ファイルを構成するときは、ストレージタイプが分かるようにファイル名を構成し、管理単位毎の処理要求情報が判別できるように、スクリプトの雛形内にコメントを挿入しておけば、ファイル名の検索でストレージタイプを特定し、コメントの検索で管理単位毎の処理要求情報に対応する操作雛形情報34を特定できる。
このように各管理単位毎の設定情報がキーとなる各IDにより紐付けられていることにより、制御情報に管理単位のいずれかのIDが指定されていれば、設定情報を順次参照することができる。よって、操作手順情報36を生成するために必要な項目の値を参照することができる。
図3、図4に示すストレージ400の管理単位は、図24に記した製品a〜cのいずれの管理単位でも対応できる汎用的な構成となっている。つまり製品a〜cの構成を重ね合わせた構成となっている。
図5は、本実施の形態に係る全体の処理の流れを示した図である。図5に示すとおり、処理を開始し、制御装置200の共通処理部22はストレージ400の情報登録を行い(ステップS1)、ストレージグループ42の作成を行い(ステップS2)、ストレージプール43の作成を行い(ステップS3)、ボリューム44の作成を行い(ステップS4)、ボリュームホストグループ45の作成を行い(ステップS5)、ボリュームグループ500の作成を行う(ステップS6)。ステップS6の処理には、ホスト(仮想マシン500a、500b・・・)情報の登録も含まれる。また図5は、初期段階で行う処理の流れを示したものであるが、各管理単位の作成、変更および削除処理は任意のタイミングで実行することができる。
共通処理部22は、ストレージタイプ対応情報38を参照することにより、製品bの管理単位はボリュームホストグループ45を有していないことが確認できる。そのため、全体の流れの中で、共通処理部22は、ステップS4またはS6の処理を実行するときに、ステップS5に対応して、ボリュームホストグループ情報31にキーとなるIDを登録する処理を行う。このように共通処理部22は、存在しない管理単位の作成処理に関しては、該当の設定情報にキーとなるIDを登録する処理のみ行う。
図6は、図5のステップS1で示したストレージ400の情報登録についての処理の流れを示したフローチャートである。
処理を開始し、処理部12は、表示装置901(図25を用いて後述)に処理画面500を表示する(ステップS11)。図示していないが、処理画面500は管理者からどの処理を行うか処理要求を受け付ける初期画面である。処理部12は処理画面500により、ストレージ情報27の項目情報に対応すべき各情報を管理者からの入力により受け付け(ステップS11)、送受信部11は入力されたストレージ400に関する情報を制御情報として所定のプログラミングインターフェース形式にて、制御装置200に送信する(ステップS13)。所定プログラミングインターフェース形式は、例えばAPI形式である。
制御装置200の送受信部21は、クライアント端末100から制御情報を受信し(ステップS14)、共通処理部22は送受信部21から受け渡された制御情報に含まれる処理要求が「ストレージ情報の登録」であるとき、レポジトリ35の設定情報を参照し、ストレージタイプを特定する。次に、特定されたストレージタイプに一致する操作雛形情報34を選出し、操作雛形情報34の各雛形項目をレポジトリ35の設定情報の値に置き換えることで、「ストレージへのアクセス確認」を行うための操作手順情報を生成する(ステップS15)。操作雛形情報34を選出し、雛形情報を特定する方法は、図4を用いて前述したとおりである。
なおステップS15で、制御情報に含まれる処理要求が「ストレージ情報の登録」以外であると判定したとき、図6で示すステップS15以降の処理は実施せず、後述する他の処理が実行される。
個別処理呼出部25は、ステップS15で特定されたストレージタイプに一致する個別処理部26を特定し、個別処理部26は、ステップS15で生成された操作手順情報を用いて、ストレージ400に対してアクセス確認を実行し、ストレージ400はアクセス結果を返信する(ステップS17)。
ステップS17で、ストレージへのアクセスが正常に行われたことを確認した場合、共通処理部22からの要求に基づき、レポジトリ管理部23は、制御情報をストレージ情報27に登録する(ステップS18)。レポジトリ管理部23は、ストレージ情報27の登録可否を共通処理部22に受け渡し(ステップS19)、共通処理部22は送受信部21を介して、「ストレージ情報の登録可否情報」をクライアント端末100に返信する(ステップS20)。クライアント端末100において、送受信部11がそのメッセージを受信すると、処理部12が処理画面500に「ストレージ情報の登録可否情報」を示す任意のメッセージを表示し(ステップS21)、処理を終了する。
図6には示していないが、ステップS17で、ストレージ400へのアクセス結果がNGであった場合、クライアント端末100から受信した制御情報が間違っている、つまり管理者の入力が間違っている可能性が高いため、共通処理部22は送受信部21を介して、「ストレージ情報の登録ができなかった」旨をクライアント端末100に返信する。クライアント端末100において、送受信部11がそのメッセージを受信すると、処理部12が処理画面500に「ストレージ情報の登録ができなかった」旨のメッセージを表示し、処理を終了する。
図7〜図9は、クライアント端末100と制御装置200との間で通信されるデータ形式を一例として、API通信での形式で示しているものである。図7〜図8は、クライアント端末100から送信される制御情報(リクエスト)の構成と、制御装置200からの処理結果(レスポンス)との対応を示している。管理単位である、ストレージ、ストレージグループ、ストレージプール、ボリューム、またはホストグループを対象として、一覧表示、作成、変更、または削除の操作が、API通信のリクエストとして通信される。リクエスト内の各情報、各IDは、処理画面500を用いて、管理者からの入力された入力データに基づく。
また図9は、レスポンスの一例を示した図であるが、実行結果の場合は、正常終了かエラー終了かを示す、エラーコード(Errorcode、エラー時にはエラーコードが指定される)と、エラーメッセージ(Errormessage、エラー時にはエラー内容が指定される)が通信データとして構成される。制御情報が一覧表示の場合は、制御装置200からレポジトリ35を参照した情報が返送される。例えば、ストレージ一覧はストレージ情報27を、ストレージプール一覧はストレージプール情報29を、ボリューム一覧はボリューム情報30を、ホストグループ一覧はホストグループ情報32を、参照して構成される。
図10は、図6で示したストレージ400の情報登録処理に関するAPI通信のデータ構成例を示した図である。また図11は、クライアント端末100からの要求により、ストレージ400に関する情報を登録した後のストレージ情報27の構成を示した図である。ストレージ情報27は、クライアント端末100から登録要求に基づき、複数構成される。
また図10、図11で示すStoragetype(ストレージタイプ)は、例示したように数字で示すが、処理部12が処理画面500に入力されたデータ(文字を含んでもよい)を所定の変換ルールで変換し、API通信データとして構成したものである。また図10ではAPI通信のデータ構成を示すため、ストレージ情報の項目を英字で示し、図11では記憶装置929の記憶情報を簡略的に示すため、日本語で示しているが、図10と図11との項目は、上から順に対応している。
図12は、ストレージ400の登録情報を要求する処理の流れを示したフローチャートである。図12に示す処理は、図5のステップS2〜S6で示した処理の前処理として行われる処理である。
処理を開始し、処理部12は、表示装置901に処理画面500を表示する(ステップS31)。処理部12は処理画面500により、処理要求(ストレージ400の情報要求)を管理者からの入力により受け付け(ステップS32)、送受信部11は処理要求に基づく制御情報を所定のプログラミングインターフェース形式にて、制御装置200に送信する(ステップS33)。
制御装置200の送受信部21は、クライアント端末100からの制御情報を受信し(ステップS34)、共通処理部22は送受信部21から受け渡された制御情報が「ストレージ400の情報要求」であると判定し、レポジトリ管理部23に対して、ストレージ400の情報を要求する(ステップS35)。
レポジトリ管理部23はレポジトリ35内の設定情報を参照し、ストレージ情報と該当のストレージ400から順次参照できるストレージ400の関連情報とを構成し(ステップS36)、構成したストレージ情報を共通処理部22に受け渡す(ステップS37)。共通処理部22は、送受信部21を介してストレージ情報をクライアント端末100に送信する(ステップS38)。
クライアント端末100の送受信部11は、ストレージ情報を受信し、処理部12は、ストレージ情報を処理画面500に表示する。合わせて処理部12は、ストレージ情報をレボジトリ一時保管情報13として記憶し、以降の処理に備える(ステップS39)。
なおステップS35で、制御情報に含まれる処理要求が「ストレージ400の情報要求」以外であると判定したとき、図12に示すステップS35以降の処理は実施しない。
図13は、ステップS39処理後のレボジトリ一時保管情報13の構成を示した一例であり、ストレージ400に関して、3データが取得されたことを示している。
なお図13には図示していないが、3つのストレージ400のストレージIDから順次参照される各種設定情報も記憶される。その他、ホストグループ情報32で参照されるストレージ情報27と紐付く可能性がある情報も適宜、記憶される。
図14〜図20を用いて、ボリューム作成処理の流れについて説明する。図14〜図16は、ボリューム作成処理に関する画面例を示した図であり、図14は管理者がボリューム作成処理を選択したとき、表示されるボリューム作成画面501である。処理部12は、ボリューム作成画面501においてボリュームを作成するストレージ400の選択を受け付けるため、レボジトリ一時保管情報13の情報を表示する。処理部12は、記憶装置929に記憶された、レボジトリ一時保管情報13の登録情報とボリューム作成画面501に表示される表示項目との対応データ(図示せず)に基づき、ボリューム作成画面501に各項目を表示する。例えば、この対応データを参照することにより、レボジトリ一時保管情報13内のストレージタイプ「0」は「typeA」に、「1」は「typeC」に置き換えて表示する。
ボリューム作成画面501で管理者がいずれかのストレージを選択すると、処理部12は、ストレージタイプ画面情報14を参照し選択されたストレージタイプに応じた図15のボリューム作成詳細画面502を表示し、レポジトリ一時保管情報13に記憶している該当のストレージ400に関する情報を表示する。管理者から作成するボリュームに関する入力を受け付ける。「ボリューム名」には作成するボリューム名称、「容量」には作成するボリュームのサイズ(仮想サイズと、物理サイズ)、「ストレージプールID」にはボリュームを作成するストレージプールIDを指定する。ストレージプールIDは、選択されたストレージIDに紐付いているストレージプールIDのいずれかを選択することにより、入力する。また図15に示すように、既存のホストグループを選択すると、ボリューム作成時に、作成済みのホストグループとのマッピングを行う。ホストグループを選択しない場合は、ボリューム作成のみが行われる。
例えば管理者がストレージプールが存在しないストレージタイプを選択したとき、処理部12は、ストレージタイプ画面情報14の登録内容に基づき、ボリューム作成詳細画面502にストレージプールの入力画面を表示しない。
管理者は、複数のボリューム作成を同時に指定するとき、「続けて指定」ボタンを押して、次のボリューム作成に関する情報を指定する。指定するボリューム情報を入力し終わったときは、「作成」ボタンを押してボリューム作成を要求する。
図16は、ボリューム作成結果を示すボリューム作成結果画面503である。図16に示すように、指定したボリューム名毎に作成結果(作成成功または作成失敗)が表示される。ボリューム作成詳細画面502で、「続けて指定」ボタンを押下することにより、複数のボリューム作成を同時に指定することができ、その場合は、ボリューム作成結果画面503において複数のボリュームについて作成結果が表示される。
図17は、図5のステップS4で示したボリューム44の作成処理についての処理の流れを示したフローチャートである。
処理を開始し、処理部12は、表示装置901に処理画面500を表示する(ステップS41)。処理部12は、管理者からのボリューム作成要求を受け付けると、レボジトリ一時保管情報13を参照し、ボリューム作成画面501及びボリューム作成詳細画面502を表示する。処理部12は、入力されたボリューム作成要求に基づき、制御情報を構成する(ステップS42)。送受信部11は制御情報を所定のプログラミングインターフェース形式にて、制御装置200に送信する(ステップS43)。
制御装置200の送受信部21は、クライアント端末100から制御情報を受信し(ステップS44)、共通処理部22は送受信部21から受け渡された制御情報が「ボリューム作成要求」であるとき、レポジトリ35の設定情報を参照し、ストレージタイプを特定する。次に、特定されたストレージタイプに一致する操作雛形情報34を選出し、操作雛形情報34の雛形項目をレポジトリ35の設定情報の値に置き換えることで、「ボリューム作成」を行うための操作手順情報36を生成する(ステップS45)。操作雛形情報34を選出し、雛形情報を特定する方法は、図4を用いて前述したとおりである。
なおステップS45で、制御情報に含まれる処理要求が「ボリューム作成要求」以外であると判定したとき、図17で示すステップS45以降の処理は実行しない。
個別処理呼出部25は、ステップS45で特定されたストレージタイプに一致する個別処理部26を特定し、個別処理部26は、ステップS45で生成された操作手順情報36を用いて、制御情報で指定されたストレージ400に対してボリューム作成を実行し(ステップS46)、ストレージ400はボリューム作成結果を返信する(ステップS47)。
ステップS47で、ボリューム44作成が正常に行われたことを確認した場合、共通処理部22からの要求に基づき、レポジトリ管理部23は、制御情報をストレージ情報27に登録する(ステップS48)。また制御情報に、作成したボリューム44に対応するホストグループIDが指定されているときは、レポジトリ管理部23は、作成したボリューム44にホストグループIDを紐づけるように設定情報の登録を行う。レポジトリ管理部23は、ストレージタイプ情報38を参照することにより、製品bの管理単位では、図3に示すボリュームホストグループ45は存在しなく、図4に示すボリュームホストグループ情報31に登録する情報は存在しないことを判定し、ボリュームホストグループ情報31にボリュームID及びホストグループIDを登録し、ホストグループ情報32にホストグループIDを登録する。このように処理することにより、ボリュームホストグループ45が存在しない製品bのようなストレージタイプであったとしても、ボリュームホストグループ情報31を介して、必要な情報(この場合は、ボリュームIDとホストグループID)を紐付けることができる。
つまり共通処理部22は、ストレージタイプ対応情報38を参照することにより、特定したストレージタイプの管理単位を判断し、有さない管理単位があるかどうかを判定する。判定の結果、レポジトリ管理部23は、有さないと判定した管理単位に対応する設定情報は詳細な情報を登録する必要はないが、そのIDにより、該当の設定情報の上位の設定情報と下位の設定情報とが紐付けられるように構成するため、設定情報のIDは上位または下位の設定情報のIDと同じ値を設定する。
ステップS48で示した例によると、ボリュームホストグループ情報31にボリュームID及びホストグループIDを登録するが、ボリュームIDは下位のボリューム情報30から参照した情報であり、ホストグループIDは制御情報に含まれる情報である。
レポジトリ管理部23は、ボリューム44の作成可否を共通処理部22に受け渡し(ステップS49)、共通処理部22は送受信部21を介して、レスポンス「実行結果」をクライアント端末100に返信する(ステップS50)。クライアント端末100において、送受信部11がそのメッセージを受信すると、処理部12がボリューム作成結果画面503にボリューム作成可否情報を表示し(ステップS51)、処理を終了する。
図17には示していないが、ステップS47で、ボリューム44の作成結果がNGであった場合、クライアント端末100から受信した制御情報が間違っている、つまり管理者の入力が間違っている可能性が高いため、共通処理部22は送受信部21を介して、「ボリューム作成ができなかった」旨をクライアント端末100に返信する。クライアント端末100において、送受信部11がそのメッセージを受信すると、処理部12がボリューム作成詳細画面502に作成NGの結果を表示し、処理を終了する。
図18は、図17で示したステップS43で送信される、ボリューム44作成に関する制御情報のデータ構成例を示した図である。ボリューム情報({}で囲まれた部分)は、ボリューム情報30の構成に合わせているが、処理部12と共通処理部22の間で、データ構成の対応付けがルール化されているならば、必ずしも制御情報のデータ構成と、ボリューム情報30の構成は一致していなくても良い。
図19は、操作雛形情報34の一例を示す図であり、図19は1つのファイルで構成したときのストレージタイプがtypeAのボリューム作成の雛形情報と、typeCのボリューム作成の雛形情報を示している。命令文の先頭に記載しているのが、個別処理部26の名称であり、「$」で始まる項目名は、雛形項目を示す。
図20は、操作手順情報36の一例を示す図である。操作手順情報36aは、共通処理部22が操作雛形情報34に基づき、個別処理部26である「makevolume」を呼出し、ストレージタイプがtypeAのストレージ400に対して、ボリューム作成を行う操作手順を個別処理部26へのパラメータとして引き渡すことを示す。
操作手順情報36bは、共通処理部22が操作雛形情報34に基づき、個別処理部26である「mkvolune」を呼出し、ストレージタイプがtypeCのストレージ400に対して、ボリューム作成を行う操作手順を個別処理部26へのパラメータとして引き渡すことを示す。操作手順情報36aは、命令文内の「$」で始まる雛形項目を設定情報の項目情報の値に置き換えた例を示している。また操作手順情報36bは、命令文は書き換えず、「$」で始まる雛形項目が設定情報の項目情報の値であることをパラメータで示した例を示している。共通処理部22が「雛形項目を項目情報の値に置き換える」方法は、操作手順情報36aで示す雛形項目を値に直接書き換える方法および36bで示す操作手順内の雛形項目をパラメータの値として指定する方法が考えられるが、共通処理部22はその他任意の方法で、雛形項目を設定項目の値に置き換えることができる。
図18〜図20を用いて、ステップS45〜S46の処理について説明する。送受信部21から受け渡された制御情報が図18で示す構成であるとし、1つめの{}で囲まれた部分のボリューム情報を用いて説明する。共通処理部22は、制御情報が「ボリューム作成要求」であることを判定した上で、ボリュームID(volumeid)が“vol001”、ボリューム名称(volumename)が“vol01”、プールID(Poolid)が“pool001”と指定されることを確認する。続いて共通処理部22は、プールID(Poolid)が“pool001”であることをキーとして、ストレージプール情報29の下位に位置するストレージグループ情報28を参照し、プールIDが“pool001”であるときのストレージIDの値を特定する。次にストレージ情報27を参照し、特定されたストレージIDに対応するストレージタイプを特定する。このように、制御情報に含まれるいずれかの項目情報の値をキーとして、設定情報を順次参照していくことにより、共通処理部22はストレージタイプを特定する。このとき、「typeA」と特定されたとする。
続いて、特定されたストレージタイプが「typeA」で、処理要求が「ボリューム作成要求」である操作雛形情報34を選出するため、共通処理部22は「#」で始まるコメント部分にストレージタイプが「typeA」であり処理要求が「ボリューム作成要求」であるコメント行を検索する。該当のコメント行が検索されたら、「#」で始まるコメント部分の次の命令文が操作雛形情報34となる。図19で示すと、操作雛形情報34aが該当部分となる。
次に共通処理部22は、操作雛形情報34aの雛形項目を置き換える設定情報の値を参照するために、設定情報を特定する。例えば「$ストレージプール名称」は、ストレージプール情報29の「プールID」が“pool001”であるときの「ストレージプール名称」であり、「$仮想サイズ」、「$物理サイズ」は、ボリュームIDが“vol001”であるときの「仮想サイズ」であり、「物理サイズ」である。このように、制御情報で特定される設定情報から順次検索していくことにより、雛形項目を置き換える設定情報の値を特定でき、操作手順情報36を構成することができる。
ステップS46で個別処理呼出部25は個別処理部26を呼び出すが、図20は、個別処理部26の呼出しと、個別処理部26にパラメータとして引き渡す操作手順情報36を表示している。
また図18に示す例では、ボリューム情報({}で囲まれた部分)が2つあり、2つのボリューム作成を同時に要求する制御情報となっている。図15、図18には図示していないが、2つ以上のボリューム作成を要求するとき、管理者から処理順序の指定を受け付けることができる。その場合、受け付けた処理順序を指定する処理順序情報がボリューム情報の中に含まれる。ステップS45で示す操作手順情報36生成については、順序は問わないが、ステップS46で示す個別処理呼出部25による個別処理部26への操作手順情報36の受け渡し、すなわち個別処理部26の呼出しを処理順序情報に基づき、順次行う。それにより、作成するボリューム44に参照関係がある場合等、不整合が起きないように処理を実行させることができる。
以上、図5のステップS4で示す、ボリューム44の作成処理について処理の流れを示したが、その他の管理情報の生成についても同様に実行される。作成処理に関して、制御情報の中に処理順序情報が指定されたときは、前述したように、個別処理呼出部25はその処理順序情報に基づき、個別処理部26に操作手順情報36を受け渡す。処理順序情報に基づき、正常に処理が完了したことを確認した後、次の管理情報の生成処理を行うように構成する、あるいは正常に完了したかどうかは確認せずに、次の管理情報の生成処理を行うように構成してもよい。
図21〜図23は、ボリューム対応のホストグループ変更処理に関する画面例を示した図であり、図21は管理者がボリューム変更処理を選択したとき、表示される変更ボリューム選択画面504である。処理部12は、変更ボリューム選択画面504において紐付けられているホストグループを変更するボリューム44の選択を受け付けるため、制御装置200に対して、ボリューム情報30とボリュームホストグループ情報31とを要求し、受け渡された情報をレボジトリ一時保管情報13に保管する。処理部12は、記憶装置929に記憶された、レボジトリ一時保管情報13に基づき、変更ボリューム選択画面504に各項目を表示する。ボリューム情報30とボリュームホストグループ情報31の情報要求処理の流れは、図12で示したストレージ400の情報要求処理と同じ流れである。
変更ボリューム選択画面504で管理者がいずれかのボリュームを選択すると、処理部12は、図22のホストグループ変更画面505を表示し、管理者から選択したボリュームに新たに割り付けるホストグループの入力を受け付ける。
図23は、割り付け変更結果を示すボリューム変更結果画面506である。図23に示すように、指定したボリューム名毎に作成結果(作成成功または作成失敗)が表示される。
図24は、ボリューム対応のホストグループを変更する処理の流れを示したフローチャートである。図5のステップS6で示したホストグループ45の作成処理を変更処理としたものである。
処理を開始し、処理部12は、表示装置901に処理画面500を表示する(ステップS61)。処理部12は、管理者からのボリューム対応のホストグループ変更要求を受け付けると、レボジトリ一時保管情報13を参照し、変更ボリューム選択画面504及びホストグループ選択画面502を表示する。処理部12は、入力された変更ボリューム情報、該当のボリュームに新たに割り付けるホストグループIDを含む制御情報を構成する(ステップS62)。送受信部11は制御情報を所定のプログラミングインターフェース形式にて、制御装置200に送信する(ステップS63)。
制御装置200の送受信部21は、クライアント端末100から制御情報を受信し(ステップS64)、共通処理部22は送受信部21から受け渡された制御情報が「ボリューム対応のホストグループ変更要求」であるとき、レポジトリ35の設定情報を参照し、ストレージタイプを特定する。次に、特定されたストレージタイプに一致する操作雛形情報34を選出し、操作雛形情報34の雛形項目をレポジトリ35の設定情報の値に置き換えることで、「ボリューム対応のホストグループ変更要求」を行うための操作手順情報36を生成する(ステップS65)。操作雛形情報34を選出し、雛形情報を特定する方法は、図4を用いて前述したとおりである。
なおステップS65で、制御情報に含まれる処理要求が「ボリューム対応のホストグループ変更処理」以外であると判定したとき、図24で示すステップS65以降の処理は実行しない。
個別処理呼出部25は、ステップS65で特定されたストレージタイプに一致する個別処理部26を特定し、個別処理部26は、ステップS65で生成された操作手順情報36を用いて、制御情報で指定されたストレージ400に対してボリューム44対応のホストグループ変更処理を実行し(ステップS66)、ストレージ400は変更処理結果を返信する(ステップS67)。
ステップS67で、ホストグループ45の変更処理が正常に行われたことを確認した場合、共通処理部22からの要求に基づき、レポジトリ管理部23は、制御情報をストレージ情報27に登録する(ステップS68)。
具体的には、制御情報で指定されたホストグループ(hostgroup_id)に基づき、ボリュームホストグループ情報31に記憶されている該当のホストグループ情報を特定し、登録されているボリュームID(Volumeid)を削除し、新たに制御情報で指定されたボリュームIDを登録する。それにより、ボリュームホストグループ45に対応するボリュームを変更することができる。
前述したように、製品bはボリュームホストグループ45を有していないストレージタイプであるが、ボリュームホストグループ情報31の設定項目をボリューム情報30とホストグループ情報32とを紐付けるために用いている。ボリュームホストグループ情報31の設定項目を置き換えることにより、ボリューム44に対応するホストグループ500を変更することができる。
レポジトリ管理部23は、ホストグループ変更可否を共通処理部22に受け渡し(ステップS69)、共通処理部22は送受信部21を介して、レスポンス「実行結果」をクライアント端末100に返信する(ステップS70)。クライアント端末100において、送受信部11がそのメッセージを受信すると、処理部12がボリューム作成結果画面503にホストグループ変更可否情報を表示し(ステップS71)、処理を終了する。
図24には示していないが、ステップS67で、ホストグループ変更処理結果がNGであった場合、クライアント端末100から受信した制御情報が間違っている、つまり管理者の入力が間違っている可能性が高いため、共通処理部22は送受信部21を介して、「ボリューム対応のホストグループ変更処理ができなかった」旨をクライアント端末100に返信する。クライアント端末100において、送受信部11がそのメッセージを受信すると、処理部12がボリューム変更結果画面506に作成NGの結果を表示し、処理を終了する。ステップS65で、操作手順情報36を作成する処理の流れは、図18〜図20を用いて、前述したとおりである。
図21〜24を用いて、ボリューム対応のホストグループを変更する処理の流れを説明したが、その他の管理情報の変更、削除、参照処理についても同様に処理される。また変更、削除処理については、制御情報に処理順序情報を含むように構成することができ、その場合、個別処理呼出部25による個別処理部26の呼出しは、処理順序情報に基づく。
図6のステップS15、図12のステップS35、図17のステップS45、図24のステップS65で、制御情報により要求された要求内容を確認する処理を行っているが、全体で要求内容を確認し、該当する要求内容に応じた処理を実行するように構成しても良い。
以上説明したように、本実施の形態によると、制御装置200によりストレージタイプが異なる複数のストレージ400を一括して管理することができる。
制御装置200の記憶装置929は、操作指示の雛形である操作雛形情報34と、ストレージ400の管理単位(ストレージ400を下位から上位に構成する単位)毎の設定情報(レポジトリ35に含まれる管理単位に対応する情報)とを記憶する。送受信部21は、クライアント端末100からストレージ400に関する制御情報を通信データとして受信する。
また共通処理部22は、通信データと設定情報との照合により、設定情報内の少なくともストレージタイプを含む項目情報を抽出し、抽出した項目情報により、処理対象とするストレージ400のストレージタイプを特定する。その後、操作雛形情報34の雛形項目を項目情報の値に置き換えることにより、共通処理部22は、制御情報に対応し、特定したストレージタイプに応じた、操作手順情報36を生成する。
個別処理呼出部25は、共通処理部22が特定したストレージタイプに基づき、所定のストレージ400に処理を実行する1以上の個別処理部26の中から対応する個別処理部26を決定し、決定した個別処理部26に操作手順情報36を受け渡す。また個別処理部26は、操作手順情報に基づき、所定のストレージ400に処理を実行する。
制御情報に処理順序情報を含むことができ、共通処理部22は通信データ(制御情報)に処理順序情報が含まれると判定したとき、その処理順序情報を個別処理呼出部25に受け渡し、個別処理呼出部25は処理順序情報に基づき、個別処理部26に操作手順情報36を受け渡す。
個別処理部22は、ストレージタイプに応じて1以上備えられ、操作手順情報36に指定されたストレージタイプに一致し、制御情報に含まれるストレージ名称に一致するストレージ400に対して、処理を実行する。
操作雛形情報34は、ストレージタイプに応じて記憶され、共通処理部22は、通信データと設定情報との照合により、処理対象となるストレージ400のストレージタイプを特定し、このストレージタイプに応じた操作雛形情報34を選定する。なお操作雛形情報34は、前述したとおり、1以上のファイルで構成される。
共通処理部22は、選定した操作雛形情報34の雛形項目を項目情報の値に置き換えることにより、個別処理部26の呼出しと個別処理部26へのパラメータの引渡しを行う操作手順情報36を生成する。パラメータは、個別処理部26が実行する処理の命令文を構成する。
ストレージ400に関する制御情報は、管理単位毎のいずれかの設定情報に、登録、変更、削除または参照のいずれかの処理を要求する情報である。レポジトリ管理部23は、この制御情報に基づき、該当の設定情報に対して、登録、変更、削除または参照のいずれかの処理を実施する。
管理単位毎の設定情報は、各々含まれるIDにより紐付けるように構成されていて、レポジトリ管理部23は、設定情報に含まれるIDを順次参照することにより、該当の項目情報を参照する。
レポジトリ管理部23は、ストレージタイプ毎の管理構成を記憶したストレージタイプ対応情報を参照することにより、該当のストレージタイプが有さないと判定した管理単位に対応する設定情報のIDについては、この設定情報の上位の設定情報と下位の設定情報とが紐付けられるように、上位または下位の設定情報のIDと同じ値を設定することを特徴とする。
そのように動作することにより、ストレージタイプによっては、存在しない管理単位があったとしても、必要な設定情報を参照でき、制御情報に応じた処理要求を行うことができる。
図25は、本実施の形態で用いたクライアント端末100、制御装置200のハードウェア資源の一例を示す図である。
図25において、コンピュータは、システムユニット(図示せず)、CRT(Cathode・Ray・Tube)やLCD(液晶ディスプレイ)の表示画面を有する表示装置901、キーボード902(K/B)、マウス903、FDD904(Flexible・Disk・Drive)、CDD905(Compact・Disc・Drive)などのハードウェア資源を備え、これらはケーブルや信号線で接続されている。システムユニットは、コンピュータであり、LANに接続されている。
各コンピュータは、プログラムを実行するCPU911(「演算装置」、「マイクロプロセッサ」、「マイクロコンピュータ」、「プロセッサ」ともいう)を備えている。CPU911は、図1〜3で示した各処理部(〜手段)でデータや情報の演算、加工、読み取り、書き込みなどを行うために利用される処理装置である。CPU911は、バス912を介してROM913(Read・Only・Memory)、RAM914(Random・Access・Memory)、通信ボード915、表示装置901、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905、スキャナ装置906、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカードリーダライタなどの記憶媒体が用いられてもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、それぞれのコンピュータが用いる記憶装置(記憶部)929の一例である。通信ボード915、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905、スキャナ906などは、入力装置(図示せず)の一例である。また、通信ボード915、表示装置901などは、出力装置(図示せず)の一例である。
通信ボード915は、ネットワーク300に接続されている。ネットワーク300は、LANに限らず、インターネット、あるいは、WANなどで構成されていても構わない。
記憶装置(磁気ディスク装置)920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。プログラム群923には、本実施の形態の説明において「〜手段」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。また、ファイル群924には、各実施の形態の説明において、「〜データ」、「〜情報」、「〜ID(IDentifier)」、「〜フラグ」、「〜結果」として説明するデータや情報や信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」や「〜テーブル」の各項目として記憶されている。「〜ファイル」や「〜データベース」や「〜テーブル」は、ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶されたデータや情報や信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・制御・出力・印刷・表示などのCPU911の処理(動作)に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・制御・出力・印刷・表示などのCPU911の処理中、データや情報や信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、各実施の形態の説明において説明するブロック図やフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号は、RAM914などのメモリ、FDD904のフレキシブルディスク(FD)、CDD905のコンパクトディスク(CD)、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク(MD)、DVD(Digital・Versatile・Disc)などの記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体により伝送される。
また、各実施の形態の説明において「〜手段」として説明するものは、「〜部」、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜工程」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。即ち、「〜手段」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。あるいは、ソフトウェアのみ、あるいは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、あるいは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実現されていても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVDなどの記録媒体に記憶される。このプログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。即ち、プログラムは、各実施の形態の説明で述べる「〜手段」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、各実施の形態の説明で述べる「〜手段」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
21 送受信部(制御装置送受信部)、22 共通処理部(制御装置共通処理部)、23 レポジトリ管理部、25 個別処理呼出部、26 個別処理部、27〜33 管理単位毎の設定情報(27 ストレージ情報、28 ストレージグループ情報、29 ストレージプール情報、30 ボリューム情報、31 ボリュームホストグループ情報、32 ホストグループ情報、33 ホスト情報)、34 操作雛形情報、36 操作手順情報、100 クライアント端末、200 制御装置(ストレージ制御装置)、300 ネットワーク、400 ストレージ(ストレージ装置)、929 記憶装置。

Claims (8)

  1. ストレージ装置と、クライアント端末とにネットワーク接続されたストレージ制御装置であって、
    操作指示の雛形である操作雛形情報と、上記ストレージ装置の管理単位毎の設定情報とを記憶する記憶手段と、
    上記クライアント端末から上記ストレージ装置に関する制御情報を通信データとして受信する制御装置送受信部と、
    上記通信データと上記設定情報との照合により、上記設定情報内の少なくともストレージタイプを含む項目情報を抽出し、抽出した項目情報により、ストレージタイプを特定し、上記操作雛形情報の雛形項目を上記項目情報の値に置き換えることにより、上記制御情報に対応する操作手順情報を生成する制御装置共通処理部と、
    上記制御装置共通処理部が特定したストレージタイプに基づき、所定のストレージ装置に処理を実行する個別処理部を決定し、決定したこの個別処理部に上記操作手順情報を受け渡す個別処理呼出部と、
    を備えたストレージ制御装置。
  2. 上記個別処理部は、上記ストレージタイプに応じて備えられ、上記操作手順情報に指定されたストレージタイプに一致し、上記制御情報に含まれるストレージ名称に一致するストレージ装置に対して、処理を実行することを特徴とする請求項1に記載のストレージ制御装置。
  3. 上記操作雛形情報は、上記ストレージタイプに応じて記憶され、
    上記制御装置共通処理部は、上記通信データと上記設定情報との照合により、処理対象となるストレージ装置のストレージタイプを特定し、このストレージタイプに応じた操作雛形情報を選定することを特徴とする請求項1または2に記載のストレージ制御装置。
  4. 上記制御装置共通処理部は、選定した操作雛形情報の雛形項目を上記項目情報の値に置き換えることにより、上記個別処理部の呼出しと上記個別処理部へのパラメータの引渡しを行う上記操作手順情報を生成することを特徴とする請求項3に記載のストレージ制御装置。
  5. 上記ストレージ装置に関する制御情報は、上記管理単位毎のいずれかの設定情報に、登録、変更、削除または参照のいずれかの処理を要求する情報であり、
    さらに、上記制御情報に基づき、該当の設定情報に対して、登録、変更、削除または参照のいずれかの処理を実施するレポジトリ管理部を
    備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のストレージ制御装置。
  6. 上記管理単位毎の設定情報は、各々含まれるIDにより紐付けるように構成されていて、
    上記レポジトリ管理部は、上記設定情報に含まれるIDを順次参照することにより、該当の項目情報を参照することを特徴とする請求項5に記載のストレージ制御装置。
  7. 上記レポジトリ管理部は、
    上記ストレージタイプ毎の管理構成を記憶したストレージタイプ対応情報を参照することにより、該当のストレージタイプが有さないと判定した管理単位に対応する設定情報のIDについては、この設定情報の上位の設定情報と下位の設定情報とが紐付けられるように、上位または下位の設定情報のIDと同じ値を設定することを特徴とする請求項5〜6のいずれかに記載のストレージ制御装置。
  8. コンピュータを、請求項1〜7のいずれか一項に記載のストレージ制御装置として機能させるコンピュータプログラム。
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