JP2015167821A - toothbrush - Google Patents
toothbrush Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015167821A JP2015167821A JP2014046812A JP2014046812A JP2015167821A JP 2015167821 A JP2015167821 A JP 2015167821A JP 2014046812 A JP2014046812 A JP 2014046812A JP 2014046812 A JP2014046812 A JP 2014046812A JP 2015167821 A JP2015167821 A JP 2015167821A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- hair
- toothbrush
- head portion
- brushing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Brushes (AREA)
Abstract
Description
本発明は、歯ブラシに関する。 The present invention relates to a toothbrush.
近年、歯ブラシのヘッド部に、毛束以外の突起を設けることが行われている。
例えば、特許文献1には、歯間清掃のために、薄い先細のブレード状の部材を設けた歯ブラシが開示されている。また、特許文献2には、歯肉のマッサージを目的とした複数の突起部が設けられた歯ブラシが開示されている。
In recent years, a protrusion other than a hair bundle has been provided on the head portion of a toothbrush.
For example, Patent Document 1 discloses a toothbrush provided with a thin tapered blade-like member for interdental cleaning.
なお、特許文献3には、把持部を握ることでメロディが鳴る歯ブラシが記載されている。
ところで、歯磨きをする際のブラッシング能力が未熟である場合、力をコントロールできず用毛等による為害性や、磨き残しによるう蝕の発生が懸念されている。特に、子どもは、ブラッシング能力が顕著に未熟なため重要な問題となっていた。 By the way, when the brushing ability at the time of brushing is immature, there is a concern that the force cannot be controlled and the harmfulness due to the hair, etc., and the occurrence of caries due to unpolished teeth. In particular, children were an important problem because their brushing ability was remarkably immature.
これまで為害性に対しては、首部に弾力性を持たせることで安全性を向上させた歯ブラシなどが考えられてきたが、使用性に課題があった。また、う蝕発生に対しては、刷毛部のプロファイルなどにより歯間部や咬合面の磨き残しをなくす歯ブラシが考えられてきたが、安全でかつ確実に歯垢を落とすことのできる歯ブラシはなかった。 To date, toothbrushes with improved safety by giving elasticity to the neck have been considered, but there have been problems in usability. For caries, toothbrushes have been considered that eliminate the unpolished areas between the teeth and occlusal surfaces due to the profile of the brush part, but there is no toothbrush that can remove plaque safely and reliably. It was.
歯磨きをする際は、安全に歯ブラシが歯全体を正確に磨けていることを確認しながらブラッシングできることが重要であるにもかかわらず、適切なものが開示されていないのが現状であった。
そこで、本発明では、特に子どものように、ブラッシング能力が未熟な者であっても安全かつ確実に歯垢を除去することが可能な歯ブラシを提供することを目的とする。
When brushing teeth, it is important that the toothbrush can be safely brushed while confirming that the entire tooth is accurately polished, but the appropriate one has not been disclosed.
Therefore, an object of the present invention is to provide a toothbrush that can remove plaque safely and reliably even for a person who is immature in brushing ability, such as a child.
上記課題を解決するため、本発明の歯ブラシは、ハンドル体と、該ハンドル体の先端に延設されたヘッド部とを有し、該ヘッド部の一面に用毛が設けられた歯ブラシであって、前記ヘッド部の一面に、ストッパーが設置され、前記ストッパーの前記一面からの高さが、前記用毛の前記一面からの高さよりも0mm以上3mm以下の範囲で低く、前記ストッパーの厚さが、0.5mm以上2mm以下であり、前記ストッパーが、ショアA硬度60以上120以下である樹脂からなることを特徴とする。
また、本発明の歯ブラシでは、前記ストッパーが、前記ヘッド部の幅方向外側に向かって傾斜して設けられていることが好ましい。
In order to solve the above problems, a toothbrush of the present invention is a toothbrush having a handle body and a head portion extending at the tip of the handle body, and bristles are provided on one surface of the head portion. A stopper is installed on one surface of the head portion, and the height of the stopper from the one surface is lower than the height from the one surface of the hair in the range of 0 mm to 3 mm, and the thickness of the stopper is 0.5 mm to 2 mm, and the stopper is made of a resin having a Shore A hardness of 60 to 120.
Moreover, in the toothbrush of this invention, it is preferable that the said stopper is inclined and provided toward the width direction outer side of the said head part.
また、本発明の歯ブラシは、ハンドル体と、該ハンドル体の先端に延設されたヘッド部とを有し、該ヘッド部の一面に用毛が設けられた歯ブラシであって、前記ヘッド部の一面に、前記歯ブラシを使用した際に、前記用毛の先端部分のみが歯牙の表面と触れるように前記ヘッド部の一面と歯牙の表面との距離を所望の距離に規制するストッパーが設けられ、前記ストッパーが、前記歯ブラシを使用した際に、歯牙の表面と接触することで自励振動により音を発生させる機能を有することを特徴とする。 Further, the toothbrush of the present invention is a toothbrush having a handle body and a head portion extending at the tip of the handle body, and having bristles on one surface of the head portion, On one side, when the toothbrush is used, a stopper is provided that regulates the distance between the one surface of the head part and the tooth surface so that only the tip portion of the bristles touches the tooth surface, The stopper has a function of generating sound by self-excited vibration by contacting the tooth surface when the toothbrush is used.
本発明によれば、ブラッシング時に力が強かったとしても、ストッパーが、ヘッド部の一面と歯牙の表面とを所望の距離を規制するので、用毛による為害性を防止することができる。
また、ストッパーが歯牙の表面と接触すると自励振動により音が発生するので、ストッパーが歯牙の表面と接触しているかの合図となり、ひいては、ストッパーよりも突出している用毛の先端部分aが適切に歯牙の表面をブラッシングできているか確認することができる。これにより、磨き残しによるう蝕の発生を防止することができる。また、音が発生するので、子どもに対して、歯磨き行為を楽しく感じさせることができる。
According to the present invention, even if the force is strong at the time of brushing, the stopper regulates a desired distance between one surface of the head portion and the surface of the tooth, so that it is possible to prevent harm due to hair.
In addition, when the stopper comes in contact with the tooth surface, a sound is generated by self-excited vibration, so that a signal is given as to whether the stopper is in contact with the tooth surface. As a result, the tip a of the hair protruding beyond the stopper is appropriate. It can be confirmed whether the tooth surface is brushed. Thereby, generation | occurrence | production of the caries by unpolished can be prevented. In addition, since the sound is generated, it is possible to make the child feel pleasant about the brushing action.
本発明の第1の実施形態にかかる歯ブラシ1について、図面を参照して説明する。
図1(a)及び図1(b)に示すように、本実施形態の歯ブラシ1は、ハンドル体2とハンドル体2の先端に延設されたヘッド部3とを有しており、該ヘッド部3の一面(植毛面)3aには複数の植毛穴7が設けられ、植毛穴7には、複数の用毛4からなる毛束5が植設されように構成されている。
なお、図1(a)においては、用毛4及び毛束5は省略して描かれている。図2(a)ないし図2(e)も同様である。
The toothbrush 1 concerning the 1st Embodiment of this invention is demonstrated with reference to drawings.
As shown in FIGS. 1A and 1B, the toothbrush 1 of the present embodiment includes a
In addition, in FIG. 1 (a), the
ヘッド部3には、弾性部材であるストッパー6が設けられている。このストッパー6は、歯ブラシ1を使用した時に(ブラッシング時に)、用毛4の先端部分4aのみが歯牙の表面と触れるように、ヘッド部3の一面3aと歯牙の表面との距離を所望の距離に規制する機能を有している。
The
また、ストッパー6は、ブラッシング時に歯牙表面と接触することで、自励振動により音を発生させる自励振動装置としての機能をも有している。
ここで、自励振動とは、振動を起こす外力が振動自身である場合の振動のことをいい、自励振動によって音が発生する例としては、引き戸がきしむ音や、車のブレーキ音、ワイパーのゴムがこすれた音、ヴァイオリンの音色などがある。
本実施形態のストッパー6による自励振動では、1000Hz付近の高周波の音が発生し、「キュッキュ」という音が発生する。
The
Here, self-excited vibration refers to vibration when the external force that causes vibration is vibration itself. Examples of sound that are generated by self-excited vibration include sliding door squeaking sounds, car brake sounds, and wipers. There are sounds of rubbing rubber, violin tones and so on.
In the self-excited vibration by the
また、ストッパー6は、ヘッド部3の一面3aからの高さh1が、用毛4の一面3aからの高さ(毛丈)h2よりも0mm以上3mm以下の範囲で低いように構成されており、0.5mm以上2mm以下の範囲で低いように構成されていることが好ましい。すなわち、本実施形態では、0mm≦h2−h1≦3mmを充たすように構成されており、0.5mm≦h2−h1≦2mmを充たすことが好ましい。
The
ストッパー6と用毛4の関係を上記の構造とすることで、ストッパー6よりも突出している用毛4の先端部分4aのみが歯牙の表面と接触するようになる。一般的に、ブラッシングをする際には、用毛の先端部分のみを歯牙表面に接触させ、毛先のみで磨く磨き方が理想とされていることから、このような構造とすることで効率的なブラッシングを行うことができ、磨き残しを防止することができる。さらに、子どもがブラッシングをする場合では、ストッパー6が歯牙表面と接触することで、子どもの好む「キュッキュ」という音が発生するので、歯磨き嫌いの子どもでも正しいブラッシング方法で磨き残しがなくなるまで、きちんと歯磨き行為を行うことができる。
また、このような構造とすると、ブラッシング時にストッパー6よりもわずかに突出している用毛4がたわんで相対的に短くなるため、ブラッシング時にストッパー6と歯牙の表面が直接接触し、良好に音を発生させることができる。
By making the relationship between the
Also, with such a structure, the
なお、後述するように、ストッパー6の側面形状が長方形以外の場合、ストッパー6の一面3aからの高さとは、ストッパー6において最も一面3aから離間している位置(以下、ストッパーの最高点ということがある)と一面3aとの距離のことをいう。
また、用毛4の毛丈が異なる場合、用毛4の一面3aからの距離とは、用毛4の中で最も一面3aから離間している位置(以下、用毛の最高点ということがある)と一面3aとの距離のことをいう。
As will be described later, when the side surface shape of the
Moreover, when the hair length of the
また、ストッパー6の厚さは、0.5mm以上2mm以下の範囲にあることが好ましく、0.75mm以上1.75mm以下の範囲にあることがより好ましい。
このような範囲とすることで、ブラッシング時に、より確実にストッパー6が、ヘッド部3の一面3aと歯牙の表面とを所望の距離に規制することができるとともに、ブラッシング時の自励振動によって、より音を発生しやすくできる。
Moreover, it is preferable that the thickness of the
By setting it as such a range, the
また、ストッパー6の厚さ方向の断面形状は、台形に形成されていることが好ましく、先端に向けてテーパー状に形成されていることが好ましい。この場合、基部の厚さは1mm以上2mm以下に構成されていることが好ましく、先端の厚さは0.5mm以上1.5mm以下に構成されていることが好ましい。
基部の厚さを1mm以上とすることで、十分な強度を保持することが可能となり、先端の厚さを1.5mm以下とすることで、ヘッド部3の一面3aと歯牙の表面とを所望の距離により確実に規制することができるとともに、ブラッシング時の自励振動によって、より音を発生しやすくできる。
また、テーパー状に形成されているので、ストッパー6がしなって歯牙表面にフィットし、効率的に歯垢をかきとることができる。
The cross-sectional shape in the thickness direction of the
By making the thickness of the base portion 1 mm or more, it becomes possible to maintain a sufficient strength, and by making the thickness of the tip portion 1.5 mm or less, one
Moreover, since it is formed in a taper shape, the
また、ストッパー6が、ショアA硬度60以上120以下の範囲の樹脂からなることが好ましく、ショアA硬度70以上100以下の範囲の樹脂からなることがより好ましい。このような樹脂としては、例えば、エラストマー(オレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー等)、シリコーンが例示される。
ストッパー6がこのような樹脂からなることで、ブラッシング時に、ストッパー6が、ヘッド部3の一面3aと歯牙の表面とを所望の距離により確実に規制することができるとともに、ブラッシング時の自励振動によって、より音を発生しやすくできる。
The
Since the
ストッパー6の配置位置としては、ヘッド部3の一面3aに形成されるのであれば特に限定されないが、ブラッシング時の操作性等を勘案すると、図2(b)に示すように、ヘッド部3の延在方向に対して垂直な方向に設けるものより、図2(a)に示すように、ヘッド部3の延在方向に沿って設けるものの方が好ましい。
また、ストッパー6を、図2(a)に示すように、ヘッド部3の植毛範囲Pの外側に設けてもよいし、図2(e)に示すように、植毛範囲Pの内側に設けてもよい。また、図2(c)及び図2(d)に示すように、ストッパー6をヘッド部3の延在方向に複数並んで設けても構わない。図2(a)に示すように、植毛範囲Pの外側に設ける場合は、ヘッド部3の幅方向の両端に設けるのが好ましい。
The arrangement position of the
Moreover, the
図2(e)に示すように、ストッパー6をヘッド部3の植毛範囲Pの内側に設ける場合は、ヘッド部3の延在方向に2列設け、この2列のストッパー6の間には毛束5を設けないことが好ましい。
一般に、毛束5の植毛を後述するように平線を打ち込むことで行う場合、通常、平線はヘッド部3の延在方向に対して所定角度斜めに設けられている。その結果、ブラッシング時に、毛束5は、ヘッド部3の延在方向に倒れるのではなく、延在方向と所定角度をなして倒れる。
As shown in FIG. 2 (e), when the
In general, when the
そして、ヘッド部3が延在方向先端側に動く場合と、延在方向方向後端側に動く場合とでは、倒れる向きが正反対となる。ここで、図2(e)において、毛束5が左上側(又は左下側)に倒れる場合は、ストッパー6bには毛束5が多く寄りかかることとなり、自励振動による音の発生を阻害する。一方で、ストッパー6aには、毛束5が寄りかからないので、自励振動による音の発生が阻害されることはない。逆に、毛束が右下側(又は右上側)に倒れる場合は、ストッパー6aの自励振動は阻害され、ストッパー6bによる自励振動は阻害されない。
このように、ストッパー6を2列設け、この2列のストッパー6の間に毛束5を設けないようにすることで、ブラッシング時に、ヘッド部3が延在方向先端側に動いても後端側に動いても、どちらかのストッパー6a、6bによって、自励振動による音を発生させることができる。
And when the
Thus, by providing two rows of the
また、ストッパー6の側面形状は、図3(b)に示すように長方形でも構わないし、図3(c)に示すように両端が突出した形状(船底型)でも構わないが、図3(a)に示すように、先端に向かうに連れて凸状となる部分を有する形状であることが好ましい。また、凸状の部分は丸みを帯びた形状(ドーム型)であっても構わず、図3(d)に示すように、凸状の部分は複数あっても構わない。また、図3(e)に示すように、並列に設けたストッパー6全体で一つの凸状の部分を形成しても構わない。
Moreover, the side surface shape of the
また、ストッパー6の平面形状(ヘッド部3の一面3aと対向する位置から見たストッパー6の形状)は、直線である必要はなく、図2(c)に示すように、ヘッド部3の幅方向外側に向かって凸状に形成されていても構わない。
なお、図3(f)に示すように、ストッパー6をヘッド部3の延在方向に2つ設けつつ、側面形状をドーム型としても構わない。その際、平面形状を図2(c)のようにしても構わない。
Further, the planar shape of the stopper 6 (the shape of the
In addition, as shown in FIG.3 (f), it is good also considering a side shape as a dome shape, providing two
また、ヘッド部3の延在方向のストッパー6の長さは、ヘッド部3の延在方向の植毛範囲P(図2(a)参照)の長さの30%以上100%以下に構成されていることが好ましく、50%以上90%以下に構成されていることがより好ましい。
上記下限値以上であれば、ヘッド部3の一面3aと歯牙の表面とを所望の距離により確実に規制することができるとともに、ブラッシング時の自励振動によって、より音を発生しやすくできる。また、上記上限値以下であれば、口腔内での操作性をより高められる。
Further, the length of the
If it is more than the said lower limit, while being able to restrict | limit the one
また、ストッパー6は、ヘッド部3の幅方向外側に向かって傾斜して設けられていることが好ましい。このように構成することで、歯垢除去効果を高めることができる。この際、複数のストッパー6が設けられている場合は、傾斜角度を同じにしてもよいし、異なる角度としてもよい。
The
また、ストッパー6の側面には、歯垢除去効果の向上を目的とした図示略の凹凸が形成されているのが好ましい。また、ストッパー6には研磨剤が練り込まれていることが好ましい。
なお、ストッパー6は、ヘッド部3とともに一体成形されても構わないが、ヘッド部3に図示略の貫通孔を設け、この貫通孔に挿入して形成しても構わない。この場合、ストッパー6は、貫通孔を通じてヘッド部3の背面3bと接続されることとなる。
Further, it is preferable that unevenness (not shown) for the purpose of improving the plaque removing effect is formed on the side surface of the
The
ヘッド部3の幅は特に限定されず、例えば7〜13mmが好ましく、8〜12mmがより好ましい。上記下限値以上であれば、毛束5を設ける面積を十分に確保することができ、上記上限値以下であれば、口腔内での操作性をより高められる。
ヘッド部3の長さは特に限定されず、例えば、10〜30mmが好ましく、12〜28mmがより好ましい。上記下限値以上であれば、毛束5を設ける面積を十分に確保することができ、上記上限値以下であれば、口腔内での操作性をより高めることができる。
また、ヘッド部3の厚さは、材質等を勘案して決定でき、例えば、2〜6mmが好ましく、2.5〜5mmがより好ましい。上記下限値以上であれば、ヘッド部3の強度をより高められ、上記上限値以下であれば、口腔内での操作性をより高められる。
The width | variety of the
The length of the
Moreover, the thickness of the
ハンドル体2は、首部11と把持部12とから構成されている。
首部5の厚さは、材質等を勘案して決定でき、例えば、3〜6mmが好ましく、3.5〜5mmがより好ましい。上記下限値以上であれば、首部11の強度を一定以上に保持でき、上記上限値以下であれば、口腔内での操作性をより高められる。
把持部12の形状等については特に限定されず、長さについては、ハンドル体2全体の長さが120〜200mmとなるような長さに調整されることが多い。
The
The thickness of the
The shape or the like of the
毛束5は、図1(b)に示すように、複数の用毛4を束ねたものであり、毛丈は、毛束5に求める毛腰等を勘案して決定でき、例えば、5〜12mmとされる。全ての毛束5は同じ毛丈であってもよいし、相互に異なってもよい。
As shown in FIG. 1 (b), the
また、毛束5の太さ(毛束径)は、毛束5に求める毛腰等を勘案して決定でき、例えば、1〜3mmとされる。全ての毛束5は同じ毛束径であってもよいし、相互に異なっていてもよい。
Moreover, the thickness (hair bundle diameter) of the
毛束5を構成する用毛4としては、例えば、毛先に向かって漸次その径が小さくなり、毛先が先鋭化された用毛(テーパー毛)、ヘッド部3の一面3aから毛先に向かいその径がほぼ同一である用毛(ストレート毛)等が挙げられる。ストレート毛としては、毛先がヘッド部3の一面3aに略平行な平面とされたものや、毛先が半球状に丸められたものが挙げられる。
The
用毛4の材質は、例えば、6−12ナイロン(6−12NY)、6−10ナイロン(6−10NY)等のポリアミド、PET、PBT、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンナフタレート(PBN)等のポリエステル、PP等のポリオレフィン、ポリオレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマー等のエラストマー樹脂等が挙げられる。
これらの樹脂材料は、1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、用毛4としては、芯部と該芯部の外側に設けられた少なくとも1層以上の鞘部とを有する多重芯構造を有するポリエステル製用毛が挙げられる。
The material of the
These resin materials can be used singly or in combination of two or more.
Examples of the
用毛4の横断面形状は、特に限定されず、真円形、楕円形等の円形、多角形、星形、三つ葉のクローバー形、四つ葉のクローバー形等としてもよい。全ての用毛4の断面形状は同じであってもよいし、異なっていてもよい。
The cross-sectional shape of the
用毛4の太さは、材質等を勘案して決定でき、横断面が円形の場合、例えば、4〜9mil(1mil=1/1000inch=0.025mm)とされる。また、使用感、刷掃感、清掃効果、耐久性等を考慮して、太さの異なる複数本の用毛4を任意に組み合わせて用いてもよい。
The thickness of the
毛束5の植設方法としては、平線を打ち込む方法、熱溶着する方法など公知の方法を適用できる。
平線を打ち込む方法では、用毛4を複数本束ねて二つ降りにし、その間に平線と呼ばれる抜き止め具を挟んで植毛穴7に打ち込むことによって、毛束5を各植毛穴7に植毛する。
歯ブラシ1は以上のような構成となっている。
As a method for planting the
In the method of driving a flat wire, a plurality of
The toothbrush 1 is configured as described above.
本実施形態の歯ブラシ1によれば、ブラッシング時に力が強かったとしても、ストッパー6が、ヘッド部3の一面3aと歯牙の表面とを所望の距離を規制するので、用毛4による為害性を防止することができる。
また、ストッパー6が歯牙の表面と接触すると自励振動により音が発生するので、ストッパー6が歯牙の表面と接触しているかの合図となり、ひいては、ストッパー6よりも突出している用毛4の先端部分4aが適切に歯牙の表面をブラッシングできているか確認することができる。これにより、磨き残しによるう蝕の発生を防止することができる。また、音が発生するので、子どもに対して、歯磨き行為を楽しく感じさせることができる。
According to the toothbrush 1 of the present embodiment, even if the force is strong at the time of brushing, the
Further, since the sound is generated by self-excited vibration when the
以上、本発明を実施形態に基づき説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。 As mentioned above, although this invention was demonstrated based on embodiment, it cannot be overemphasized that this invention can be variously changed in the range which is not limited to the said embodiment and does not deviate from the summary.
以下、本発明について、実施例を用いてより詳細に説明する。但し、本発明は以下の実施例によって何ら限定されるものではない。
本実施例では、表1に示す仕様の歯ブラシを用意し、歯頸部清掃力、ブラッシング時の音、ブラッシング時の違和感のなさを評価した。なお、実施例及び比較例ともに、ストッパーの側面形状は、図3(a)に示すようなドーム型であり、ストッパーの配置位置及び数は、図2(a)に示すように、ヘッド部の植毛範囲の幅方向外側の両端に、ヘッド部の延在方向に沿って1つずつ設けた。
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples. However, the present invention is not limited to the following examples.
In this example, toothbrushes having the specifications shown in Table 1 were prepared, and the tooth neck cleaning power, the sound during brushing, and the uncomfortable feeling during brushing were evaluated. In both the example and the comparative example, the side surface shape of the stopper is a dome shape as shown in FIG. 3A, and the arrangement position and number of the stoppers are as shown in FIG. One was provided along the extending direction of the head portion at both ends on the outer side in the width direction of the flocked area.
評価方法としては、専門家パネル10人を用いた官能試験により、以下の点数で評価した。
7点:非常に感じる、6点:かなり感じる、5点:やや感じる、4点:どちらともいえない、3点:あまり感じない、2点:ほとんど感じない、1点:全く感じない
そして、10名の評価結果を平均し、以下の基準で◎及び○を良好なものと判断した。
<歯頸部清掃実感及びブラッシング時の音>
◎:5.5点以上、○:5点以上5.5点未満、△:3点以上5点未満、×:3点未満
<ブラッシング時の違和感>
◎:3点未満、○:3点以上5点未満、△:5点以上5.5点未満、×:5.5点以上
<総合評価>
◎:全て◎、○:全て○以上、△:全て△以上、×:×あり
As an evaluation method, the following points were evaluated by a sensory test using 10 expert panels.
7 points: I feel very much, 6 points: I feel quite, 5 points: I feel a little, 4 points: I can't say either, 3 points: I don't feel much, 2 points: I don't feel much, 1 point: I don't feel at all And 10 The evaluation results of the names were averaged, and ◎ and ○ were judged to be good according to the following criteria.
<Sound of tooth neck cleaning and brushing>
◎: 5.5 points or more, ○: 5 points or more and less than 5.5 points, Δ: 3 points or more and less than 5 points, ×: less than 3 points <discomfort during brushing>
◎: Less than 3 points, ○: 3 points or more and less than 5 points, Δ: 5 points or more and less than 5.5 points, ×: 5.5 points or more <Overall evaluation>
◎: All ◎, ○: All ○ or more, △: All △ or more, ×: ×
実施例(1),(2)と比較例(1)を比較すると、実施例(1),(2)の方が歯頸部清掃力が良好であり、ブラッシング時の音が良好に発生している。これは、実施例(1),(2)では、ストッパーの最高点と用毛の最高点の差が1mm、2.5mmであるのに対し、比較例(1)では、4mmとなっていることに起因していると推察される。すなわち、比較例(1)では、ブラッシング時に、用毛の先端部分ではなく、側面部分をも用いて清掃したため、歯頸部清掃力が落ちていると推察され、また、ブラッシング時にストッパーと歯牙の表面との間に用毛が挿入したため、自励振動が阻害されたと推察される。 Comparing Example (1) and (2) with Comparative Example (1), Example (1) and (2) have better cervical cleaning power and sound during brushing is better. ing. In Examples (1) and (2), the difference between the highest point of the stopper and the highest point of the hair is 1 mm and 2.5 mm, whereas in Comparative Example (1), it is 4 mm. It is inferred that this is due to this. That is, in the comparative example (1), it is presumed that the cleaning power of the tooth neck portion is reduced because the cleaning is performed using the side surface portion instead of the tip portion of the hair during brushing. It is inferred that the self-excited vibration was inhibited because the hair was inserted between the surface and the surface.
また、比較例(2)と比較すると、実施例(1),(2)の方がブラッシング時の違和感が少ないことが認められる。比較例(2)では、ストッパーの厚さが3mm以上となっていることから、ブラッシング時に違和感が生じていると推察される。
また、比較例(3)と比較すると、実施例(1),(2)の方が、歯頸部清掃力、及びブラッシング時の音において優れていることが認められる。比較例(3)では、ストッパーの硬度が低いので、清掃力が低く、また、自励振動が起こらず音が発生しにくかったものと推察される。
In addition, it is recognized that Examples (1) and (2) are less uncomfortable during brushing than Comparative Example (2). In the comparative example (2), since the thickness of the stopper is 3 mm or more, it is presumed that an uncomfortable feeling is generated during brushing.
Moreover, compared with the comparative example (3), it is recognized that the examples (1) and (2) are superior in the tooth neck cleaning power and the sound during brushing. In Comparative Example (3), since the hardness of the stopper is low, it is presumed that the cleaning power is low, and that self-excited vibration does not occur and it is difficult to generate sound.
1・・・歯ブラシ、2・・・ハンドル体、3・・・ヘッド部、4・・・用毛、5・・・毛束、6・・・ストッパー、11・・・首部、12・・・把持部 DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Toothbrush, 2 ... Handle body, 3 ... Head part, 4 ... Hair, 5 ... Hair bundle, 6 ... Stopper, 11 ... Neck part, 12 ... Grip part
Claims (3)
前記ヘッド部の一面に、ストッパーが設置され、
前記ストッパーの前記一面からの高さが、前記用毛の前記一面からの高さよりも0mm以上3mm以下の範囲で低く、
前記ストッパーの厚さが、0.5mm以上2mm以下であり、
前記ストッパーが、ショアA硬度60以上120以下である樹脂からなることを特徴とする歯ブラシ。 A toothbrush having a handle body and a head portion extending at the tip of the handle body, and having a bristle on one surface of the head portion,
A stopper is installed on one side of the head part,
The height from the one surface of the stopper is lower than the height from the one surface of the hair in the range of 0 mm to 3 mm,
The stopper has a thickness of 0.5 mm or more and 2 mm or less,
The toothbrush characterized in that the stopper is made of a resin having a Shore A hardness of 60 or more and 120 or less.
前記ヘッド部の一面に、前記歯ブラシを使用した際に、前記用毛の先端部分のみが歯牙の表面と触れるように前記ヘッド部の一面と歯牙の表面との距離を所望の距離に規制するストッパーが設けられ、
前記ストッパーが、前記歯ブラシを使用した際に、歯牙の表面と接触することで自励振動により音を発生させる機能を有することを特徴とする歯ブラシ。 A toothbrush having a handle body and a head portion extending at the tip of the handle body, and having a bristle on one surface of the head portion,
A stopper that regulates the distance between the head surface and the tooth surface to a desired distance so that only the tip of the bristles touches the tooth surface when the toothbrush is used on the head surface. Is provided,
A toothbrush having a function of generating sound by self-excited vibration when the stopper is in contact with a tooth surface when the toothbrush is used.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014046812A JP2015167821A (en) | 2014-03-10 | 2014-03-10 | toothbrush |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014046812A JP2015167821A (en) | 2014-03-10 | 2014-03-10 | toothbrush |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015167821A true JP2015167821A (en) | 2015-09-28 |
Family
ID=54201105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014046812A Pending JP2015167821A (en) | 2014-03-10 | 2014-03-10 | toothbrush |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015167821A (en) |
-
2014
- 2014-03-10 JP JP2014046812A patent/JP2015167821A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6546586B2 (en) | Toothbrush with flossing functionality | |
JP2017509444A (en) | Head for oral care equipment | |
WO2013164986A1 (en) | Toothbrush | |
JP2011200296A (en) | Toothbrush | |
JP6491416B2 (en) | toothbrush | |
JP6906313B2 (en) | toothbrush | |
JP6117463B2 (en) | toothbrush | |
JP3192545U (en) | Toothbrush with one tuft | |
TWI734760B (en) | Toothbrush | |
JP2015167821A (en) | toothbrush | |
KR20190134606A (en) | toothbrush | |
JP7285832B2 (en) | toothbrush | |
JP2019030583A (en) | toothbrush | |
JP6375535B2 (en) | toothbrush | |
JP3161188U (en) | Toothbrush that makes sound when brushing teeth | |
JP6598383B2 (en) | toothbrush | |
JP2015091283A (en) | Toothbrush | |
JP6858123B2 (en) | toothbrush | |
TWI826404B (en) | Replaceable brush for electric toothbrush and electric toothbrush | |
KR102284814B1 (en) | A Tooth Brush with a Structure of a Silicone Bristle | |
JP7349324B2 (en) | liquid toothpaste application brush | |
JP3153789U (en) | toothbrush | |
JP6452220B2 (en) | toothbrush | |
TW202100062A (en) | toothbrush | |
JP2024021493A (en) | toothbrush |