JP2015167561A - 野木康風式らくらく長芋栽培方法 - Google Patents

Abstract

【課題】省力化を追求した栽培方法と自然の摂理を壊さない画期的な長芋栽培方法を提供する。
【解決手段】ビニール袋に混合腐葉土を入れて支柱を立てて栽培し、管理機等で土寄せ、草取り作業をせず、収穫作業が簡単に出来る。混合腐葉土は繰り返し利用し、農薬は使用せず、自然界の状態に近い環境で栽培する。
【選択図】なし

Description

本発明は、直接圃場に定植しない方法です。農薬を一切使用しないことで、自然界の生育状態を再現した栽培方法です。また、ビニール袋で栽培することで栽培に係る経費を大幅に削減することがでる上に、管理機等での土寄せ、草取り作業も省けることで、省力化にも適う画期的な栽培方法であります。最初にビニール袋に混合腐葉土を入れて、ビニール袋の中に４本の支柱立てて、ビニ−ル袋の外側に２本の支柱を立て４本の支柱を棒でつなぎこれをビニール紐で括る。長芋を定植し、収穫はビニール袋を切り開いて収穫するので簡単に収穫することが出来ます。なお、一作使用した混合腐葉土は、再度新しい混合腐葉土と混ぜて使用する。

昔から天然の長芋は、山に生育しているものである。が、野木康風式らくらく長芋栽培方法、混合腐葉土を入れたビニール袋の中に１本の長芋を定植する。混合腐葉土は、繰り返し使用するためコストが低く抑えられる。また、混合腐葉土の配合割合が重要で今回の栽培方法は、特に人の手を極力省き自然の状態を保つことで、長芋が持っている粘りと純白さにサクサク感を高める秘策の栽培方法です。

本発明の側面図 本発明の平面図

（１） 支柱（２）ビニール袋（３）括り紐（４）丸く切りぬく（５）Φ５ｍｍ

Claims (6)

1. 自然界に生えている長芋（俗名山の芋）の零余子を採取して、一年間圃場で育ててから、ビニール袋（高さ１，２０ｃｍ×横５０ｃｍ）に土と腐葉土、牛糞、油粕、鶏糞を混ぜ合わせた混合腐葉土をビニール袋に入れ、長芋の苗を定植する栽培方法です。
2. 土は、土、腐葉土、牛糞、油粕、鶏糞を混ぜ合わせて作る（以下「混合腐葉土」と言う。）配合割合は土１０ｋｇに対して腐葉土２ｋｇ、牛糞２ｋｇ、油粕０．５ｋｇ、鶏糞０．５ｋｇの割合とします。
3. 支柱を４カ所ビニール袋の中から地中に１０ｃｍ差し込んでビニール袋を支え、４カ所をビニール紐で括ることでビニール袋の崩れを防ぎ、安定感をもたせる。（側図面 参照１）
4. ビニール袋の中の２本の支柱とビニール袋の外の２本の支柱とを棒で、直線上に並べてビニール紐で括り、全体の強度を保ち、これに長芋のつるをのぼらせることで、風や雨に耐えることが出来きる。また、管理機等での土寄せ、草取り作業が省け、省力化にもつながり栽培管理に係る時間が大幅に削減できることで、栽培経費を削減することができる画期的な栽培方法です。（側図面 参照１）
5. 苗を定植する以外にも長芋（俗名山の芋）の零余子をビニール袋に直截定植する方法もあります。
6. ビニールの袋の底は丸く切り、地下水があがるようにして乾燥を防ぎ、ビニール袋の周りを土で覆うことで、ビニール袋が崩れ難くなります。

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