JP2015167509A - 林業機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃費に優れる林業機械を提供すること。
【解決手段】エンジンと、該エンジンを制御する制御部と、前記エンジンの動力により作動油を吐出する油圧ポンプと、該油圧ポンプから吐出する作動油により駆動し、原木の送り操作を行う送材ローラを含むローラハーベスタ装置と、を備え、前記エンジンは、前記送り操作が行われているときに所定の回転数で回転し、前記制御部は、前記エンジンの回転数が前記所定の回転数よりも低く前記油圧ポンプから吐出される作動油の流量が少ない、且つ、前記送り操作が行われたことを検知したときに、前記エンジンを前記所定の回転数に増速させ、前記油圧ポンプから吐出される作動油の流量を増大させる。
【選択図】図3

Description

本開示は、ローラハーベスタ装置を備える林業機械に関する。
従来、ショベル等の可動式アームの先端に原木の伐倒、枝打ち、玉切り等の造材作業を行うことが可能なハーベスタ装置を備えた林業機械が知られている(例えば、特許文献1参照)。該ハーベスタ装置は、原木を把持する把持部と、ローラ等により原木を長さ方向に送る送材部と、ナイフ等により送材に併せて原木の枝打ちを行う枝打ち部と、チェーンソーにより把持した原木を任意の長さに切断する玉切り部等を有してなる。
国際公開 第2008/047450号 パンフレット
ところで、上記林業機械は、ハーベスタ装置により、原木を水平状態に把持し、水平方向に送材を行いながら枝打ちを行った上で、チェーンソーにより原木を所定の長さに切断する(玉切り)という一連の作業により木材を生成する場合が多い。この一連の作業中、チェーンソーは、水平状態の把持された原木に対して、上下に回動可能なスイング機構等により上から下に移動することで、原木を所定の長さに切断する。
この場合において、特に、送材ローラを有するローラハーベスタ装置が取り付けられている林業機械においては、造材作業の処理効率向上の観点から、送材の速度は速ければ速い程好ましい。そのため、作業者は、エンジンを最高回転数で駆動させながらローラハーベスタ装置によって送材の送り操作を行うことが多い。
しかしながら、原木の枝の太さに関係なくエンジンを最高回転数で駆動させると、エンジンの燃料消費量が増加して燃費が悪化することになる。
上述の点に鑑み、燃費に優れる林業機械を提供することが望ましい。
本開示の一局面によれば、エンジンと、該エンジンを制御する制御部と、前記エンジンの動力により作動油を吐出する油圧ポンプと、該油圧ポンプから吐出する作動油により駆動し、原木の送り操作を行う送材ローラを含むローラハーベスタ装置と、を備え、前記エンジンは、前記送り操作が行われているときに所定の回転数で回転し、前記制御部は、前記エンジンの回転数が前記所定の回転数よりも低く前記油圧ポンプから吐出される作動油の流量が少ない、且つ、前記送り操作が行われたことを検知したときに、前記エンジンを前記所定の回転数に増速させ、前記油圧ポンプの吐出流量を増大させる、林業機械が提供される。
本開示によれば、燃費に優れ、簡易な方法で送材作業時に送り速度を調整することが可能な林業機械を提供することができる。
一実施形態に係る林業機械を示す側面図である。 図1のローラハーベスタ装置(アタッチメント)の概略図である。 図1の林業機械の構成を示すブロック図である。 図1のローラハーベスタ装置によって、原木の長さ方向への送り操作を行う電気回路の一例である。 図1のローラハーベスタ装置の、原木の長さ方向への送り速度を増速させるための処理動作の一例を示すフローチャートである。である。
以下、添付図面を参照しながら実施例について詳細に説明する。なお、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
図1は、一実施形態に係る林業機械を示す側面図である。本実施形態に係る林業機械の構成について図面を参照しながら説明する。
図1に示す林業機械の下部走行体1には、旋回機構2を介して上部旋回体3が搭載されている。上部旋回体3には、ブーム4が取り付けられている。ブーム4の先端に、アーム5が取り付けられ、アーム5の先端にハーベスタリンク6が取り付けられている。ブーム4,アーム5及びハーベスタリンク6は、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びはハーベスタリンクシリンダ9によりそれぞれ油圧駆動される。ハーベスタリンク6の先端には、ローラハーベスタ装置100が取り付けられている。上部旋回体3には、キャビン10が設けられ、且つエンジン11等の動力源が搭載される。キャビン10には運転席が設けられており、作業者は運転席に着座しながら林業機械を操作する。キャビン10の前方には、ガードが窓部を覆うように取り付けられている。ガードは開閉可能であり、解体部材、砕石、枝等の落下物から作業者を保護するために、造材作業中、ガードは閉じられる。ワイパー(不図示)は、前方の窓部に取り付けられている。ワイパーは、該窓部の外面上で往復運動することによって、窓部の外面に付着する雨滴や汚れを拭い取る。
次に、林業機械のアーム5の先端に装着されるローラハーベスタ装置の概略構成について図面を参照しながら説明する。図2は、図1に示す林業機械に備えられるローラハーベスタ装置100の概略図である。
ローラハーベスタ装置100の本体102は、略長方形の形状をしている。該本体102は、以下に説明する造材作業を行う各部(把持部、送材部、枝打ち部、切断部等)を駆動する油圧装置、制御装置等が収納されている。また、これらの油圧装置、制御装置等を保護するため、本体102にはカバー103が取り付けられている。また、本体102には、リンク部104が取り付けられている。本体102は、リンク部104に対して、軸104Aを中心として回動可能となっている。リンク部104は、上記ハーベスタリンク6の先端に連結されて固定される。
ローラハーベスタ装置100は、原木を掴んで、把持する把持部、原木の送材を行う(原木を長さ方向に送る)送材部、原木の送材に併せて枝打ちを行う枝打ち部、原木を任意の長さに切断する切断部を含む。また、ローラハーベスタ装置100は、本体102の姿勢(水平面に対する角度)を変化させるチルト部を含む。なお、「原木」とは造材作業により木材として生成されるまでの状態を表し、「木材」とは、造材作業により木材として生成された状態を意味する。
把持部は、ナイフ112、リアグリップ116、ローラ118等を含む。
ナイフ112は、本体102の長手方向の一端側に固定され、本体102から支持されると共に、把持する原木の太さ方向に開閉可能に設けられる。これにより、ナイフ112による原木の把持が可能とされている。ナイフ112の開閉動作は、本体102内に設けられるナイフ用シリンダ113により駆動される。また、ナイフ112は、一対のナイフ112A、112Bを含む。一対のナイフ112A、112Bは、共に原木の形状に沿うことが可能に構成されている。また、ナイフ112A、112Bは、原木の長さ方向にわずかに位置をずらして配置されている。
リアグリップ116は、ナイフ112に対して、本体102の長手方向の他端側に固定され、ナイフ112と同様、本体102から支持されると共に、把持する原木の太さ方向に開閉可能に設けられる。これにより、リアグリップ116による原木の把持が可能とされている。リアグリップ116の開閉動作は、本体102内に設けられるリアグリップ用シリンダ117により駆動される。リアグリップ116は、一対のリアグリップ116A、116Bを含む。一対のリアグリップ116A、116Bは、一対のナイフ112A、112Bと同様、共に原木の形状に沿うことが可能に構成されている。また、リアグリップ116A、116Bは、ナイフ112A、112Bと同様、原木の長さ方向にわずかに位置をずらして配置されている。
ローラ118は、本体102の長手方向の中央部に固定される。ローラ118は、一対のローラ118A、118Bを含み、本体102に支持されると共に、把持する原木の太さ方向に開閉可能に設けられる。これにより、ローラ面が原木に当接し、ローラ118による原木の把持が可能とされている。ローラ118の開閉動作は、本体102内に設けられるローラ用シリンダ119Cにより駆動される。
このように、ナイフ112、リアグリップ116、及びローラ118を開放し、原木を掴み、その後、閉じることにより原木を把持することができる。
送材部は、送材ローラ118(以下、「ローラ」という)を含む。
ローラ118は、図中上下方向を軸として回転可能に設けられており、ローラ118が回転することにより原木を長さ方向に送材することが可能とされている。ローラ118に含まれる一対のローラ118A、118Bは、ローラ用モータ119により駆動され、それぞれ、原木が図中右から左に送られるように回転する。
枝打ち部は、ナイフ112を含む。
ナイフ112に含まれる一対のナイフ112A、112Bには、それぞれ、鋭利部112a、112bが設けられる。一対のナイフ112A、112Bが原木を把持した状態で、上述したとおり、原木がローラ118により図中右から左に送材されることにより、枝が鋭利部112a、112bにより取り払われる。このようにして原木の枝打ちを行うことができる。
切断部は、チェーンソー120を含む。
チェーンソー120は、リアグリップ116に隣接して設けられる。チェーンソー120は、本体102内のチェーンソー用モータ122により駆動され、原木を任意の長さに切断することが可能とされている。チェーンソー120は、通常時、把持する原木の邪魔にならないようにチェーンソー用カバー124内に収容されており、原木を切断する際に支点121を中心として回動(スイング)することが可能とされている。該回動は、チェーンソー用シリンダ123を動力源として行われる。
チルト部は、チルト用シリンダ108等を含む。
チルト用シリンダ108は、リンク部104に対する本体102の姿勢を制御する。チルト用シリンダ108は、一端が支点108Aに固定され、他端が支点108Bに固定される。チルト用シリンダ108内のピストンが供給される作動油により伸縮することで、本体102は、軸104Aを中心として回動する。これにより、原木を把持する本体102の姿勢を変化させることができ、地面に生えている木を切断し、そのまま、造材作業を行うことも可能である。また、密集した森林等、狭い場所での作業を効率的に行うことも可能となる。
また、ローラハーベスタ装置100は、エンコーダ114、ケーブル170等を含む。
エンコーダ114は、原木の長さを計測する測長装置である。エンコーダ114は、上下に揺動可能に設けられ、把持部により原木が把持されると、原木に当接し、送材部により原木が図中右から左に送られる際に、軸114Aを中心に回転することで、原木の送り量を計測することができる。これにより、計測された長さを参照しながら、例えば、略同じ長さの木材を生成することができる。
ケーブル170は、ローラハーベスタ装置100を操作する際に必要なケーブルである。具体的には、林業機械の、例えば、上部旋回体3、キャビン10等に設けられるハーベスタコントローラ130とローラハーベスタ装置100の本体102内に設けられるアタッチメントコントローラ140とを接続する制御ラインである。
次に、林業機械の制御機構について図面を参照しながら説明する。図3は、図1の林業機械の構成を示すブロック図である。
林業機械の駆動系は、主に、エンジン11、メインポンプ14、パイロットポンプ15、コントロールバルブ17、操作装置26、コントローラ30(制御部)、及びエンジン制御装置(ECU)74等を含む。
エンジン11は、林業機械の駆動源であり、例えば、所定の回転数を維持するように動作するディーゼルエンジンである。エンジン11の出力軸はメインポンプ14及びパイロットポンプ15の入力軸に接続される。
メインポンプ14は、高圧油圧ライン16を介して作動油をコントロールバルブ17に供給する油圧ポンプであり、例えば、斜板式可変容量型油圧ポンプである。メインポンプ14は、斜板の角度(傾転角)を変更することでピストンのストローク長を調整し、吐出流量、即ち、ポンプ出力を変化させることができる。メインポンプ14の斜板は、レギュレータ14aにより制御される。レギュレータ14aは、電磁比例弁(不図示)に対する制御電流の変化に対応して、斜板の傾転角を変化させる。例えば、制御電流を増加させることにより、レギュレータ14aは、斜板の傾転角を大きくして、メインポンプ14の吐出流量を多くする。また、制御電流を減少させることにより、レギュレータ14aは、斜板の傾転角を小さくして、メインポンプ14の吐出流量を少なくする。
パイロットポンプ15は、パイロットライン25を介して各種油圧制御機器に作動油を供給するための油圧ポンプであり、例えば、固定容量型油圧ポンプである。
コントロールバルブ17は、林業機械における油圧システムを制御する油圧制御バルブである。コントロールバルブ17は、後述するレバー又はペダル26A〜26Cの操作方向及び操作量に応じた圧力変化に応じて、例えば、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、ハーベスタリンクシリンダ9、走行用油圧モータ1A(右用)、走行用油圧モータ1B(左用)、及び旋回用油圧モータ2Aのうちの一又は複数のものに対し、メインポンプ14から高圧油圧ライン16を通じて供給された作動油を選択的に供給する。なお、以下の説明では、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、ハーベスタリンクシリンダ9、走行用油圧モータ1A(右用)、走行用油圧モータ1B(左用)、及び旋回用油圧モータ2Aを集合的に「油圧アクチュエータ」と称する。
操作装置26は、作業者が油圧アクチュエータの操作のために用いる装置である。操作装置26は、パイロットライン25を介してパイロットポンプ15から供給された作動油をパイロットライン25aを通じて、油圧アクチュエータのそれぞれに対応する流量制御弁のパイロットポートに供給する。なお、パイロットポートのそれぞれに供給される作動油の圧力は、油圧アクチュエータのそれぞれに対応するレバー又はペダル26A〜26Cの操作方向及び操作量に応じた圧力とされる。
コントローラ30は、林業機械を制御するための制御装置であり、例えば、CPU、RAM、ROM等を備えたコンピュータで構成される。コントローラ30のCPUは、林業機械の動作や機能に対応するプログラムをROMから読み出してRAMにロードしながらプログラムを実行することで、それらプログラムのそれぞれに対応する処理を実行させる。
コントローラ30は、メインポンプ14の吐出流量の制御を行う。例えば、ネガコン弁(不図示)のネガコン圧に応じて上記制御電流を変化させ、レギュレータ14aを介してメインポンプ14の吐出流量を制御する。また、本実施形態では、後述するハーベスタ入力部126において、作業者が選択した作業又は駆動部等に応じて上記制御電流を変化させ、レギュレータ14aを介してメインポンプ14の吐出流量を制御する。詳細は、後述する。
エンジン制御装置(ECU)74は、エンジン11を制御する装置である。例えば、コントローラ30からの指令に基づき、後述する作業モード選択ダイヤル75により作業者が設定した作業モードに応じて、エンジン11の回転数を制御するための燃料噴射量等をエンジン11に出力する。また、本実施形態では、後述するハーベスタ入力部126において、作業者が選択したハーベスタ作業に応じたコントローラ30からの指令に基づき、エンジン回転数の制御を行う。詳細は、後述する。
また、本実施形態では、図3に示すように、林業機械は、キャビン10内に作業モード選択ダイヤル75を備える。作業モード選択ダイヤル75は、作業モードを選択するためのダイヤルであり、本実施形態では作業モードを4段階で切り換えできるようにする。また、作業モード選択ダイヤル75からは、作業モードの設定状態を示すデータがコントローラ30に常時送信されている。また、作業モード選択ダイヤル75は、SPモード、Hモード、Aモード、及びアイドリングモードの4段階で作業モードを切り換えできるようにする。なお、図3は、作業モード選択ダイヤル75でHモードが選択された状態を示す。
SPモードは、作業量を優先したい場合に選択される作業モードであり、最も高いエンジン回転数でエンジン11を制御するとともに最も多い吐出流量設定でメインポンプ14の吐出流量を制御する。Hモードは、作業量と燃費を両立させたい場合に選択される作業モードであり、二番目に高いエンジン回転数でエンジン11を制御するとともに二番目に多い吐出流量設定でメインポンプ14の吐出流量を制御する。Aモードは、燃費を優先させながら低騒音でショベルを稼働させたい場合に選択される作業モードであり、三番目に高いエンジン回転数でエンジン11を制御するとともに三番目に多い吐出流量設定でメインポンプ14の吐出流量を制御する。アイドリングモードは、エンジンをアイドリング状態にしたい場合に選択される作業モードであり、最も低いエンジン回転数でエンジン11を制御するとともに最少の吐出流量設定でメインポンプ14の吐出流量を制御する。アイドリングモードは、Aモード未満の作業モードであり、無段階に設定できる。そして、エンジン11は、作業モード選択ダイヤル75で設定された作業モードのエンジン回転数で一定に回転数制御される。
なお、ここでは、作業モード選択ダイヤル75による4段階での作業モード選択(エンジン回転数及びメインポンプ14からの作動油吐出流量調整)の事例を示したが、4段階には限られず何段階であってもよい。
エンジン11は、上述のとおり、エンジン制御装置(ECU)74により制御される。ECU74からは、エンジン11の状態を示す各種データ(例えば、水温センサ11cで検出される冷却水温(物理量)を示すデータ)がコントローラ30に常時送信される。
また、コントローラ30には以下のように各種のデータが供給され、コントローラ30の一時記憶部30aに格納される。
まず、可変容量式油圧ポンプであるメインポンプ14のレギュレータ14aから斜板の傾転角を示すデータがコントローラ30に供給される。また、メインポンプ14の吐出圧力を示すデータが、吐出圧力センサ14bからコントローラ30に送られる。これらのデータ(物理量を表すデータ)は一時記憶部30aに格納される。また、メインポンプ14が吸入する作動油が貯蔵されたタンクとメインポンプ14との間の管路には、油温センサ14cが設けられており、その管路を流れる作動油の温度を表すデータが、油温センサ14cからコントローラ30に供給される。
また、レバー又はペダル26A〜26Cを操作した際に、パイロットライン25aを通じてコントロールバルブ17に送られるパイロット圧が、油圧センサ15a、15bで検出され、検出したパイロット圧を示すデータがコントローラ30に供給される。
また、作業モード選択ダイヤル75からは、作業モードの設定状態を示すデータがコントローラ30に常時送信される。
また、林業機械は、ローラハーベスタ装置100の駆動系として、ハーベスタ用コントロールバルブ125を含む。また、林業機械は、ローラハーベスタ装置100の制御系として、ハーベスタ入力部126、ハーベスタコントローラ130、アタッチメントコントローラ140、エンコーダ114、ハーベスタ用表示部150等を含む。
ハーベスタ用コントロールバルブ125は、ローラハーベスタ装置100の本体102内に設けられ、ローラハーベスタ装置100における油圧システムを制御する油圧制御バルブである。例えば、各ハーベスタ用油圧アクチュエータのうち一又は複数のものに対し、メインポンプ14からコントロールバルブ17を介して供給される作動油を選択的に供給する。なお、ハーベスタ用油圧アクチュエータには、チルト用シリンダ108、ナイフ用シリンダ113、リアグリップ用シリンダ117、ローラ用モータ119、ローラ用シリンダ119C、チェーンソー用モータ122、チェーンソー用シリンダ123が含まれる。
ハーベスタ入力部126は、作業者がローラハーベスタ装置100に実行させる作業又はローラハーベスタ装置100の各駆動部(チルト部、ナイフ112、リアグリップ116、ローラ118、及びチェーンソー120)の動作等を選択し、設定入力するために設けられる。
ハーベスタ入力部126における設定入力に対応する信号(設定入力信号)は、ハーベスタコントローラ130に出力される。
ハーベスタコントローラ130は、ローラハーベスタ装置100を制御する制御装置であり、ローラハーベスタ装置100の外部、例えば、林業機械の上部旋回体3、キャビン10等に設けられる。
ハーベスタコントローラ130は、ハーベスタ入力部126から入力される上記設定入力信号に対応して電磁切替弁133に連通信号を出力し、パイロットポンプ15からコントロールバルブ17に接続されるパイロットライン25bを連通させる。これにより、パイロットライン25bからのパイロット圧がコントロールバルブ17に供給され、該パイロット圧に対応してコントロールバルブ17からハーベスタ用コントロールバルブ125へメインポンプ14からの作動油が供給される。なお、図3における電磁切替弁133は、ハーベスタコントローラ130から連通信号が入力されていない状態(ローラハーベスタ装置100が駆動されていない状態)を示す。また、パイロットライン25aの電磁切替弁133とコントロールバルブ17との間の油圧を検出する圧力センサ134が設けられ、該圧力センサ134は、圧力信号をコントローラ30に出力する。これにより、コントローラ30は、入力された圧力信号により電磁切替弁133が連通しているか否か、即ち、ローラハーベスタ装置100による作業が行われているか否かを検知することができる。
また、ハーベスタコントローラ130は、後述するアタッチメントコントローラ140とCAN等の通信ネットワークを介して接続される。ハーベスタコントローラ130は、ハーベスタ入力部126からの設定入力信号をアタッチメントコントローラ140に出力する。
また、ハーベスタコントローラ130は、ハーベスタ入力部126からの上記設定入力信号に対応して、設定された作業や各駆動部の動作等を後述するハーベスタ用表示部150に出力する。
アタッチメントコントローラ140は、ローラハーベスタ装置100の本体102内に設けられ、ハーベスタコントローラ130から入力されたハーベスタ入力部126からの設定入力信号に対応して、ハーベスタ用コントロールバルブ125を介して、ローラハーベスタ装置100の各油圧アクチュエータの駆動制御を行う制御装置である。
エンコーダ114は、上述したとおり、原木の長さを計測する測長装置であり、計測した長さに対応する信号(測長信号)をアタッチメントコントローラ140に出力する。
ハーベスタ用表示部150は、ローラハーベスタ装置100の駆動に関する作業者の操作の補助を行うために設けられるものでありキャビン10内の運転席の近傍に配置されている。例えば、エンコーダ114から出力される上記測長信号は、アタッチメントコントローラ140からハーベスタコントローラ130を介して、ハーベスタ用表示部150に入力される。ハーベスタ用表示部150は、入力された測長信号に応じて、計測された原木の長さを表示することができる。これにより、作業者は、ハーベスタ用表示部150に表示される原木の長さを確認しながら作業を行うことができ、所定の長さの木材を精度良く生成することが可能となる。また、ハーベスタ入力部126から出力される上記設定入力信号は、ハーベスタコントローラ130を介して、ハーベスタ用表示部150に入力される。ハーベスタ用表示部150は、入力された設定入力信号に応じて、現在選択されている作業や駆動部等を表示する。これにより、現在、選択されている作業を確認しながらローラハーベスタ装置100を用いた造材作業等を行うことができる。
上述したとおり、コントローラ30は、圧力センサ134から入力される圧力信号によりローラハーベスタ装置100による作業が行われているか否かを検知することができる。また、コントローラ30は、制御ライン131を介してハーベスタ入力部126から入力されるローラ選択信号によりローラが選択されたこと(ローラ118が駆動されること)を検知することができる。よって、コントローラ30は、ローラハーベスタ装置100による作業又は各駆動部の動作のうち、ローラの駆動が選択されたことを検知して、エンジン11及びメインポンプ14の制御を行い、ローラの駆動速度を制御することができる。なお、圧力センサ134から入力される圧力信号によりローラ118の駆動以外のローラハーベスタ装置100による作業が行われていることも検出することができる。
次に、ローラハーベスタ装置100による送材の送り操作方法について、図4の電気回路を参照しながら説明する。図4は、図1のローラハーベスタ装置100によって、原木の長さ方向への送り操作を行う電気回路の一例である。
林業機械を操作するに際して、作業者が、原木の送り操作を行う場合は、エンジンを所定の回転数で回転させて、その動力でメインポンプ14を駆動させて作動油を吐出させることで、ローラ118を駆動させる。
通常時、燃費向上の観点から、該所定の回転数よりも低い回転数でエンジン11を回転させるてメインポンプ14の吐出流量を抑えているが、送り操作を行う場合には、作業効率向上の観点から、エンジンを所定の回転数に増速させてメインポンプ14の吐出流量を増大させて作業を行う。また、原木の枝の太さ等によって、メインポンプ14の吐出流量の調整を行っている。
従来、この調整は、作業者による作業モード選択ダイヤル75の手動操作によって行っていた。しかしながら、これを、送り操作の都度行うのは、作業者にとって非常に煩わしい。
本実施形態に係る林業機械によれば、ローラハーベスタ装置100による送材の送り速度の調整を簡易な操作で行うことができる。
ローラハーベスタ装置100による送材の送り速度の調整は、キャビン10の運転席内に配置される運転席内スイッチ201と、送り操作部202(送り操作用スイッチ)、そして足元のペダル26Cの近傍に配置される増速操作部203(フットスイッチ)等によって行われる。
ローラハーベスタ装置100による送材の送り速度は、ローラ118の駆動速度を変更することによって調整することができる。ローラ118の駆動速度は、メインポンプ14の吐出流量を調整することによって変更することができる。
図4に示すように、電気回路200は、運転席内スイッチ201と、送り操作用スイッチ202と、フットスイッチ203を有する。さらに、電気回路200は、圧力スイッチ204と、リレー205と、を含んで構成されている。
送り操作用スイッチ202とフットスイッチ203は、直列に接続されており、リレー205のコイル205aを介して、グランドGNDに接続されている。
圧力スイッチ204の一端は、運転席内スイッチ201の一端と直列に接続されており、他端は、グランドGNDに接続されている。そして、運転席内スイッチ201の他端は、リレー205のスイッチ205bを介して、コントローラ30に接続されている。
送り操作用スイッチ202及びフットスイッチ203は、作業者が操作することにより、オンオフ状態が切り替わる。上述したように、送材は、メインポンプ14から吐出される作動油が、コントロールバルブ17、ハーベスタ用コントロールバルブ125を介して、ローラ用モータ119及びローラ用シリンダ119C供給されることによって行われる。作業者が送り操作用スイッチ202を操作すると、エンジン11により駆動されるメインポンプ14から作動油が供給される。
フットスイッチ203は、作業者が、送り操作用スイッチ202と同時に操作を行うことで、エンジン11の回転数を増速させてメインポンプ14の吐出流量を増大させるオンオフスイッチである。
圧力スイッチ204は、パイロットポンプ15からコントロールバルブ17に接続されるパイロットライン25bが所定圧力に達するとオフ状態からオン状態に切り替わる自動切り替えスイッチである。具体的には、ローラハーベスタ装置100による作業を行うために、パイロットライン25bからの所定のパイロット圧がコントロールバルブ17に供給されたか否かを検知する。
圧力スイッチ204は、パイロットライン25bに作動油が供給されていないにもかかわらず、エンジン11の回転数が増速してしまい、エンジン11の燃費を悪化させないために設けられている。
運転席内スイッチ201は、作業者が、後述するメインポンプ14の吐出流量を増大させるための機能を使用するために、オン操作を行うオンオフスイッチである。
以下に、ローラハーベスタ装置100のローラ118の送り速度、即ち、メインポンプ14の吐出流量を増大させるための機能について説明する。
まず、メインポンプ14の吐出流量を増大させたい場合は、作業者は、運転席内スイッチ201のオン操作を行い、メインポンプ14の吐出流量を増大させる機能を使用できる状態にする。
次いで、作業者は、送り操作用スイッチ202のオン操作を行う。これによって、エンジン11の駆動が開始する。このときのエンジン11の回転数は低速で回転される。比較的細い枝の原木や軽い原木等の送り操作を行う場合に好適な速度でエンジン11が回転し、その動力で駆動されるメインポンプ14が作動油を吐出する。
次いで、作業者は、上記送り操作用スイッチ202のオン操作と同時にフットスイッチ203のオン操作を行う。そうすると、リレー205のコイル205aに電流が流れ、磁力によってスイッチ205bがオン状態となる。
そして、パイロット圧が所定の圧力に達すると、圧力スイッチ204がオン状態になる。上記スイッチ201乃至204が全てオン状態になると、コントローラ30がグランドGNDと接続される。
コントローラ30がグランドGNDと接続されると、該コントローラ30にグランドGNDの電位が入力される。そうすると、コントローラ30は、ECU74に、エンジン11の回転数を増速させるように指令信号を送信する。このときのエンジン11の回転数は、最高回転数Rmaxに制御される。また、コントローラ30はメインポンプ14に作動油を最大流量設定で吐出させるため、レギュレータ14aの電磁比例弁(不図示)に所定の制御電流を出力する。
以上の操作において、フットスイッチ203を単独でオン操作しても、ローラ118の送り操作の速度、即ち、メインポンプ14の吐出流量は増大しない。フットスイッチ203は、送り操作用スイッチ202と同時にオン操作された場合に、メインポンプ14の吐出流量を増大させ、ローラ118の送り操作を高速で行うことができる。また、運転席内スイッチ201がオン操作されない場合は、同様に、ローラ118の送り操作の速度は増速しない。
即ち、運転席内スイッチ201がオン操作されないと、メインポンプ14の吐出流量が増大しない構成になっている。また、作業者が送り操作用スイッチ202をオン操作したとしても、フットスイッチ203がオン操作されていない場合は、メインポンプ14の吐出流量が増大しない構成になっている。そのため、運転席内スイッチ201、送り操作用スイッチ202及びフットスイッチ203の全てのスイッチが作業者によってオン操作されない限り、メインポンプ14の吐出流量は増大しない。即ち、作業者が、誤って、運転席内スイッチ201を操作したとしても、フットスイッチが203が操作されない場合は、メインポンプ14の吐出流量は増大しない。また、作業者が、誤って、フットスイッチ203を操作したとしても、運転席内スイッチ201が操作されない場合は、メインポンプ14の吐出流量をは増大しないように構成されている。このように、運転席内スイッチ201及びフットスイッチ203は、作業者が誤ってスイッチを押した場合であっても、ローラハーベスタ装置100が誤操作しないように、安全装置として機能する。
以上のように、作業に応じて、適宜、メインポンプ14の吐出流量を調整することができ、且つ、作業モード選択ダイヤル75を都度操作することなくメインポンプ14の吐出流量を調整することができるため、燃費、操作性に優れたローラハーベスタ装置100を備えた林業機械を提供することができる。
また、作業者によって送り操作用スイッチ202が操作されている場合に、運転席内スイッチ201或いはフットスイッチ203のうち何れかのスイッチを誤って操作したとしても、メインポンプ14の吐出流量が急に増大しないように、作業の安全性が図られている。
図5は、図1のローラハーベスタ装置100の、原木の長さ方向への送り速度を増速させるための処理動作の一例を示すフローチャートである。図5を参照しながら、原木を長さ方向へ送るローラ118の送り速度、即ち、メインポンプ14の吐出流量を増大させる処理動作について説明する。
該処理動作は、「運転席内スイッチ201が操作されたか否か」(ステップS1)、「作業モード選択ダイヤル75が所定の作業モードに切り替えられたか否か」(ステップS2)によって判断される。また、処理動作は、「送り操作用スイッチ202が操作されたか否か」(ステップS3)、「フットスイッチ203が操作されたか否か」(ステップS4)、「圧力スイッチ204がオン状態に切り替えれられたか否か」(ステップS5)によって判断される。このように、処理動作は、上記5つの条件を満たすか否かによって判断される。
具体的には、作業者によって、運転席内スイッチ201が操作されていること(ステップS1のYES)及び作業モード選択ダイヤル75が「Aモード」又は「Hモード」に切り替えられていること(ステップS2のYES)は、メインポンプ14の吐出流量を増大させるための条件となる。このとき、作業モード選択ダイヤル75が「SPモード」のときを、メインポンプ14の吐出流量を増大させるための条件から除外しているのは、「SPモード」は、最も多い吐出流量設定でメインポンプ14の吐出流量を制御する作業モードであり、メインポンプ14の吐出流量をそれ以上増大させることができないためである。また、作業モード選択ダイヤル75が「Aモード」未満のモード(「アイドリングモード」)のときを、メインポンプ14の吐出流量を増大させるための条件から除外しているのは、作業者が、ローラ118を低速で回転させたい意図が認識できるためである。
また、作業者によって、送り操作用スイッチ202及びフットスイッチ203が操作されていること(ステップS3、S4のYES)は、メインポンプ14の吐出流量を増大させるための条件となる。
さらに、圧力スイッチ204がオン状態に切り替わっていること(ステップS5のYES)は、メインポンプ14の吐出流量を増大させるための条件となる。
このように、上記ステップS1乃至S5の全ての条件を満たした場合に、エンジン11の回転数が最高回転数Rmaxまで増速し、メインポンプ14の吐出流量が最大になることになる(ステップS6)。即ち、コントローラ30は、ECU74にエンジン11の回転数を増速させるように指令信号を送信するとともに、メインポンプ14に作動油を最大流量設定で吐出させるようにレギュレータ14aの電磁比例弁(不図示)に所定の制御電流を出力する。
一方、上記ステップS1乃至ステップS5のうち何れかの条件が満たされていない場合は、メインポンプ14の吐出流量は増大されない(ステップS1乃至S5のうち、何れかのステップがNO)。
作業者が、以上の操作を行うことにより、エンジン11を、最高回転数Rmaxに高め、メインポンプ14の吐出流量を最大流量設定で増大させることができる。
本実施形態に係る林業機械は以上のように構成されているため、作業者が誤ってスイッチを操作することによる、ローラハーベスタ装置100の誤動作を確実に防止することができる。そのため、安全性に優れたローラハーベスタ装置100を備えた林業機械を提供することができる。
また、本実施形態に係る林業機械によれば、従来のように、作業者が、原木、枝等の太さや種類に応じて、作業モード選択ダイヤル75を都度の手動操作で調整するといった手間をかけることなく、簡易な方法で、ローラ118による原木の送材速度を調整することができる。
なお、作業者がローラハーベスタ装置100の駆動を行うときは、予め、運転席内スイッチ201及び作業モード選択ダイヤル75の操作は行われている。したがって、原木の送り操作を行うために、作業者が、送り操作用スイッチ202及びフットスイッチ203が同時にオン操作すれば、ローラ118による原木の送材速度を増速させることができる。
また、作業者が、送り操作用スイッチ202及びフットスイッチ203が同時にオン操作しておりメインポンプ14の吐出流量が増大している場合において、その後、フットスイッチ203をオフ操作したときは、メインポンプ14の吐出流量は減少し、ローラ118による原木の送材速度は遅くなる。
また、作業者が、送り操作用スイッチ202及びフットスイッチ203が同時にオン操作しておりメインポンプ14の吐出流量が増大している場合において、その後、送り操作用スイッチ202をオフ操作したときは、ローラ118による原木の送り操作は停止する。そして、作業モード選択ダイヤル75により作業者が設定した作業モードに応じて、エンジン11及びメインポンプ14が制御される。
このように、簡易なスイッチ操作で、適宜、作業に適したローラ118による原木の送材速度に調整することができる。
そのため、操作性に優れたローラハーベスタ装置100を備えた林業機械を提供することができる。
また、本実施形態に係る林業機械によれば、上述のように、作業者は、簡易な方法で、ローラ118による原木の送材速度を調整することができるため、従来のように、手間を惜しんで、常に、最高回転数でエンジン11を回転にする必要はない。そのため、エンジン11のエネルギーの消費も抑制することができ、エンジンの燃費を向上させることができる。
以上、本発明を実施するための形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1・・・下部走行体 1A、1B・・・油圧モータ 2・・・旋回機構 3・・・上部旋回体 4・・・ブーム 5・・・アーム 6・・・ハーベスタリンク 7・・・ブームシリンダ 8・・・アームシリンダ 9・・・ハーベスタリンクシリンダ 10・・・キャビン(操縦室) 11・・・エンジン 14・・・メインポンプ(油圧ポンプ) 14a レギュレータ 14b・・・吐出圧力センサ 14c・・・油温センサ 15・・・パイロットポンプ 16・・・高圧油圧ライン 17・・・コントロールバルブ 25・・・パイロットライン 26・・・操作装置 26A、26B・・・レバー 26C・・・ペダル 30・・・コントローラ 30a・・・一時記憶部 74・・・エンジン制御装置(ECU) 75・・・作業モード選択ダイヤル(作業モード設定部) 100・・・ローラハーベスタ装置 102・・・本体 103・・・カバー 104・・・リンク部 104A・・・軸 108・・・チルト用シリンダ 108A・・・支点 108B・・・支点 112、112A、112B・・・ナイフ 113・・・ナイフ用シリンダ 114・・・エンコーダ 114A・・・軸 116、116A、116B・・・リアグリップ 117・・・リアグリップ用シリンダ 118、118A、118B・・・ローラ 119・・・ローラ用モータ 119C・・・ローラ用シリンダ 120・・・チェーンソー 121・・・支点 122・・・チェーンソー用モータ 123・・・チェーンソー用シリンダ 124・・・チェーンソー用カバー 125・・・ハーベスタ用コントロールバルブ 126・・・ハーベスタ用入力部 130・・・ハーベスタコントローラ 131・・・制御ライン 133・・・電磁切替弁 134・・・圧力センサ 140・・・アタッチメントコントローラ 150・・・ハーベスタ用表示部 200・・・電気回路 201・・・運転席内スイッチ 202・・・送り操作用スイッチ(送り操作部) 203・・・フットスイッチ(増速操作部) 204・・・圧力スイッチ 205・・・リレー

Claims (2)

  1. エンジンと、
    該エンジンを制御する制御部と、
    前記エンジンの動力により作動油を吐出する油圧ポンプと、
    該油圧ポンプから吐出する作動油により駆動し、原木の送り操作を行う送材ローラを含むローラハーベスタ装置と、を備え、
    前記エンジンは、前記送り操作が行われているときに所定の回転数で回転し、
    前記制御部は、前記エンジンの回転数が前記所定の回転数よりも低く前記油圧ポンプから吐出される作動油の流量が少ない、且つ、前記送り操作が行われたことを検知したときに、前記エンジンを前記所定の回転数に増速させ、前記油圧ポンプから吐出される作動油の流量を増大させる、
    林業機械。
  2. 前記送材ローラの送り操作を前記制御部に指令する送り操作部と、
    前記送材ローラの送り操作の増速を前記制御部に指令する増速操作部と、を有し、
    前記制御部は、前記送り操作部と前記増速操作部が同時に操作された場合に、前記エンジンを前記所定の回転数に増速させ、前記油圧ポンプから吐出される作動油の流量を増大させる、請求項1に記載の林業機械。
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