JP2015165360A - 端末装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが意図しない第三者によって不正に操作されることを防止することができる端末装置等を提供すること。【解決手段】取得部110は、操作媒体200に設けられた単数又は複数の識別情報を取得する。比較部142は、取得部110により取得した単数又は複数の識別情報と、記憶部120に記憶された単数又は複数の識別基礎情報と、を比較する。処理実行部141は、比較部142の比較結果に基づいて、単数又は複数の識別基礎情報に対応する所定の処理を実行する。【選択図】 図1

Description

本発明は、端末装置等に関し、例えば、操作媒体と共に使用され、所定の処理を実行する端末装置等に関する。
近年、例えば、スマートフォンやタブレット端末等といった所定の処理を実行する端末装置が広く知られている。このような端末装置において、第三者によって端末装置が不正に操作されてしまうという問題があった。
また、例えば、ユーザがコンピュータウイルス付きの不正なアプリケーションを端末装置にインストールしてしまうことで、端末装置がコンピュータウイルスに感染してしまうことがあった。この場合も同様に、端末装置が、第三者によって不正に遠隔操作され、ユーザが意図しない動作を行ってしまうという問題があった。
上記に関連して、特許文献1には、操作媒体に保持された個人情報と、ユーザから情報処理装置に取り込んだ個人情報とを比較して認証処理を行い、個人情報が一致した場合に操作媒体による操作を受け付ける情報処理装置の技術が記載されている。
特開2003−256378号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、操作媒体による操作のみ認証処理の対象としているため、操作媒体を用いない機能(例えば、アプリケーションのダウンロード、電話発信、インターネット接続等)は認証処理の対象でない。そのため、端末装置が第三者によって不正に操作されるという問題を完全に解決することはできなかった。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ユーザが意図しない第三者によって不正に操作されることを防止することができる端末装置等を提供することにある。
本発明の端末装置は、操作媒体に設けられた単数又は複数の識別情報を取得する取得部と、所定の処理を実行可能な処理実行部と、前記所定の処理を実行させるための単数又は複数の識別基礎情報を前記所定の処理毎に対応付けて記憶する記憶部と、前記単数又は複数の識別情報と、前記記憶部に記憶された前記単数又は複数の識別基礎情報と、を比較する比較部と、を有し、前記処理実行部は、前記比較部の比較結果に基づいて、前記単数又は複数の識別基礎情報に対応する前記所定の処理を実行する。
また、本発明の情報処理方法は、操作媒体に設けられた単数又は複数の識別情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得された前記単数又は複数の識別情報と、所定の処理を実行させるための単数又は複数の識別基礎情報を、前記所定の処理毎に対応付けて記憶する記憶部に記憶された前記単数又は複数の識別基礎情報と、を比較する比較ステップと、前記比較ステップの比較結果に基づいて、前記単数又は複数の識別基礎情報に対応する前記所定の処理を実行する処理実行ステップと、を含む。
本発明にかかる端末装置等によれば、ユーザが意図しない第三者によって不正に操作されることを防止することができる。
本発明の第1の実施の形態における端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における端末装置と共に使用される操作媒体の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における端末装置の記憶部に記憶される所定の処理と単数又は複数の識別基礎情報との対応関係の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における端末装置の動作フローを示す図である。 本発明の第1の実施の形態における端末装置の変形例である端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における端末装置の変形例である端末装置の動作フローを示す図である。 操作媒体に設けられた単数又は複数の識別情報の変形例を示す図である。 操作媒体に設けられた単数又は複数の識別情報の変形例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における端末装置の構成を示す透過斜視図である。 本発明の第2の実施の形態における端末装置の収容部に、操作媒体が収容されたときの動作フローを示す図である。 操作媒体の変形例である操作媒体を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態における端末装置の変形例である端末装置の構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態における端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態における端末装置の動作フローを示す図である。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態における端末装置100の構成を示すブロック図である。図2は、操作媒体200を示す図である。
説明の便宜上、端末装置100の構成を説明する前に、まず、図2を用いて、操作媒体200について説明する。
図2は、端末装置100と共に使用される操作媒体200の一例を示す図である。図2(a)は、操作媒体200の正面斜視図である。図2(b)は、操作媒体200の背面斜視図である。
操作媒体200は、端末装置100と共に使用される。操作媒体200は、例えば、端末装置100を操作するために用いられるスタイラスペン、タッチペン等の入力用ペンである。但し、操作媒体200は、端末装置100と共に使用されるものであれば、入力用ペンに限定されない。
ここでは、図2に示されるように、操作媒体200が、入力用ペンである例を示している。
また、操作媒体200には、複数の識別情報が設けられている例を示している。
図2(a)では、識別情報として文字列「A」が操作媒体200の外周側面である面1に印刷され、識別情報として文字列「B」が操作媒体200の外周側面である面2に印刷されている例を示している。図2(b)では、識別情報として文字列「C」が操作媒体200の外周側面である面3に印刷されている例を示している。
なお、操作媒体200に設けられる単数又は複数の識別情報は、文字列に限らず、後述する端末装置100の取得部110が取得可能な情報であれば良い。従って、操作媒体200に設けられる単数又は複数の識別情報は、例えば、操作媒体200の表面における凹凸パターン等で表現される情報であってもよい。
ここでは、操作媒体200に設けられる識別情報の数が3つの例を示しているが、2つでもよく、4つ以上であってもよい。また、操作媒体200に設けられる識別情報の数は1つ(単数)であってもよい。
単数又は複数の識別情報は、例えば、操作媒体200の製造段階において操作媒体200に設けられる。また、例えば、単数又は複数の識別情報は、操作媒体200毎に各々異なるものとする。
次に、図1を用いて、端末装置100の詳細な構成を説明する。
端末装置100は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機等の携帯端末である。
図1に示されるように、端末装置100は、取得部110と、記憶部120と、設定部130と、制御部140とを有して構成されている。
図1に示されるように、取得部110は、制御部140に接続されている。取得部110は、カメラ等の撮像装置であり、操作媒体200に設けられた単数又は複数の識別情報を撮像することにより、単数又は複数の識別情報を取得する。但し、取得部110は、撮像装置に限定されない。
図1に示されるように、記憶部120は、制御部140に接続されている。記憶部120は、所定の処理を実行させるための単数又は複数の識別基礎情報を、所定の処理毎に対応付けて記憶している。
単数又は複数の識別基礎情報は、操作媒体200に設けられる単数又は複数の識別情報に対応する。
なお、記憶部120は、単数又は複数の識別基礎情報に加えて、取得部110により取得した単数又は複数の識別情報も記憶する。
また、記憶部120は、複数の識別基礎情報を順次組み合わせた組合わせ識別基礎情報を、所定の処理毎に対応付けて記憶する。
ここで、図3を用いて、記憶部120に記憶される所定の処理と単数又は複数の識別基礎情報との対応関係について説明する。図3は、記憶部120に記憶される所定の処理と単数又は複数の識別基礎情報との対応関係の一例を示す図である。
また、図3を用いて、記憶部120に記憶される所定の処理と組合せ識別基礎情報との対応関係についても説明する。
図3に示す(1)では、所定の処理「アプリケーションA起動」を実行させるための識別基礎情報として文字列「A」が、所定の処理「アプリケーションA起動」に対応付けられて記憶されている場合を示している。
また、図3に示す(1)では、比較の有無「あり」が設定されている。比較の有無「あり」とは、所定の処理「アプリケーションA起動」に対応付けられた識別基礎情報の文字列「A」が、後述する比較部142による比較の対象となることを表す。
図3に示す(2)及び(5)については、上述した(1)と同様のため説明を省略する。
図3に示す(3)では、所定の処理「アプリケーションC起動」に識別基礎情報が対応付けられていない場合を示している。また、(3)では、所定の処理「アプリケーションC起動」に識別基礎情報が対応付けられていないため、比較の有無「なし」が設定されている。
図3に示す(4)については、上述した(3)と同様のため説明を省略する。
図3に示す(6)では、複数の識別基礎情報(文字列「A」、「B」及び「C」)を順次組み合わせた組合わせ識別基礎情報として文字列「ABC」が、所定の処理「インターネット接続」に対応付けて記憶されている場合を示している。
図3に示す(7)については、上述した(6)と同様のため説明を省略する。
このように、記憶部120は、単数又は複数の識別基礎情報(図中文字列「A」、「B」及び「C」)及び組合せ識別基礎情報(図中文字列「ABC」及び「BCA」)を、複数の所定の処理(ここでは、図中(1)〜(7)における各々の所定の処理)のうち、少なくとも1以上の所定の処理(ここでは、図中(1)、(2)及び(5)〜(7)における各々の所定の処理)に対応付けて記憶する。
なお、例えば、後述する設定部130をユーザが操作することにより、複数の所定の処理のうち、少なくとも1以上の所定の処理を、ユーザが任意に設定できるようにしてもよい。
また、図3に示した所定の処理と単数又は複数の識別基礎情報及び組合せ識別基礎情報との各々の対応関係は、後述する表示部150を用いてユーザに表示提供することができる。
そして、図3に示した所定の処理と単数又は複数の識別基礎情報及び組合せ識別基礎情報との各々の対応関係は、例えば、製造段階で予め設定されるものとする。但し、次に説明するように、所定の処理と単数又は複数の識別基礎情報及び組合せ識別基礎情報との各々の対応関係は、設定部130により任意に設定可能である。
図1に戻って、設定部130は、制御部140に接続されている。設定部130は、記憶部120に記憶される所定の処理と単数又は複数の識別基礎情報との対応関係を設定する。
また、設定部130は、記憶部120に記憶される所定の処理と組合せ識別基礎情報との対応関係も設定する。
例えば、設定部130は、図3の(1)の所定の処理「アプリケーションA起動」に対応付けられている識別基礎情報の文字列「A」を、識別基礎情報の文字列「B」として新たに設定することができる。所定の処理と単数又は複数の識別基礎情報との対応関係は、ユーザが設定部130を操作することにより設定できるものとする。
図1に示されるように、制御部140は、取得部110、記憶部120、設定部130及び表示部150にそれぞれ接続されている。制御部140は、端末装置100の全体を制御する。
制御部140は、取得部110により取得される単数又は複数の識別情報を、記憶部120に記憶させる。また、制御部140は、記憶部120から単数又は複数の識別情報と単数又は複数の識別基礎情報とを取得する。
そして、制御部140は、設定部130により設定された設定結果を記憶部120に出力する。制御部140は、記憶部120に記憶される所定の処理と単数又は複数の識別基礎情報との対応関係を、表示部150に出力する。
また、図1に示されるように、制御部140は、処理実行部141と比較部142とを含んで構成されている。
処理実行部141は、所定の処理を実行する。ここでいう所定の処理とは、例えば、前述した図3に示した(1)〜(7)における各々の所定の処理である。
また、処理実行部141は、後述する比較部142の比較結果に基づいて、単数又は複数の識別基礎情報に対応する所定の処理を実行する。処理実行部141の具体的な動作については図4を用いて後述する。
比較部142は、取得部110により取得した単数又は複数の識別情報と、記憶部120に記憶された単数又は複数の識別基礎情報とを比較する。比較部142の具体的な動作については図4を用いて後述する。
図1に示されるように、表示部150は、制御部140に接続されている。表示部150は、図3に示した記憶部120に記憶される所定の処理と単数又は複数の識別基礎情報との対応関係を、当該表示部150の表示画面に表示提供する。
表示部150は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示装置である。また、表示部150は、端末装置100の各種機能に応じた情報を表示提供する。
次に、図4を用いて、端末装置100の動作を説明する。図4は、端末装置100の動作フローを示す図である。
まず、図4に示されるように、取得部110は、操作媒体200に設けられた単数又は複数の識別情報を取得する(ステップ(以下、Sとする)110)。
ここでは、取得部110が、操作媒体200に設けられた識別情報である文字列「A」を取得するものとする。
次に、記憶部120が、取得部110により取得した単数又は複数の識別情報(文字列「A」)を記憶する(S120)。
そして、制御部140が、取得部110により取得され且つ記憶部120に記憶された単数又は複数の識別情報(文字列「A」)と、記憶部120に記憶され所定の処理に対応付けられた単数又は複数の識別基礎情報とを取得する(S130)。
なお、所定の処理と単数又は複数の識別基礎情報との対応関係については、図3を用いて説明した通りである。
比較部142が、取得部110により取得された単数又は複数の識別情報(文字列「A」)と、所定の処理に対応付けられた単数又は複数の識別基礎情報とを比較する(S140)。
そして、比較部142は、単数又は複数の識別情報(文字列「A」)と、所定の処理に対応付けられた単数又は複数の識別基礎情報とが一致するか否かを判断する(S150)。
単数又は複数の識別情報(文字列「A」)と、所定の処理に対応付けられた単数又は複数の識別基礎情報とが一致する場合(S150、YES)、処理実行部141が、比較部142により比較した単数又は複数の識別基礎情報に対応する所定の処理を実行する(S160)。そして、処理実行部141は、所定の処理を実行後に動作を終了する。
ここでは、取得部110により取得した識別情報(文字列「A」)と、図3に示す(1)における識別基礎情報(文字列「A」)とが一致する。従って、処理実行部141は、識別基礎情報(文字列「A」)に対応する所定の処理「アプリケーションA起動」を実行する。
一方、単数又は複数の識別情報(文字列「A」)と、所定の処理に対応付けられた単数又は複数の識別基礎情報とが一致しない場合(S150、NO)、処理実行部141は、何も処理を行わずに動作を終了する。
なお、S110において、例えば、取得部110が単数又は複数の識別情報を取得できなかった場合、端末装置100は、S120以降の処理を行わずに動作を終了するものとしてもよい。
また、S120〜S160の処理のような認証処理をユーザが任意にON又はOFFに設定できる機能を、端末装置100が有するものとしてもよい。
そして、S110の処理の後、ユーザにより認証処理がOFFに設定されている場合、端末装置100は、S120以降の処理を行わずに動作を終了するものとしてもよい。
また、S120の処理において記憶部120に記憶され、取得部110により取得した単数又は複数の識別情報は、S140の処理の後、記憶部120から削除されるものとしてもよい。
次に、図5を用いて、端末装置100の変形例である端末装置100Aについて説明する。図5は、端末装置100の変形例である端末装置100Aの構成を示すブロック図である。
ここでは、特に、端末装置100Aの取得部110A、処理実行部141A及び比較部142Aについて説明する。端末装置100Aにおける取得部110A、処理実行部141A及び比較部142A以外の各構成要素については、図1で示した端末装置100と同等のためその説明を省略する。
取得部110Aは、操作媒体200に設けられた複数の識別情報を順次取得し、複数の識別情報を取得順に配列した組合せ識別情報を構成する。この組合せ識別情報は、記憶部120により記憶される。
前述したように、記憶部120は、複数の識別基礎情報を順次組み合わせた組合わせ識別基礎情報を、所定の処理毎に対応付けて記憶する。
比較部142Aは、取得部110Aにより構成した組合せ識別情報と、記憶部120に記憶される組合せ識別基礎情報とを比較する。
処理実行部141Aは、比較部142Aの比較結果に基づいて、組合せ識別基礎情報に対応する所定の処理を実行する。
次に、図6を用いて、端末装置100Aの動作を説明する。図6は、端末装置100の変形例である端末装置100Aの動作フローを示す図である。
まず、図6に示されるように、取得部110Aは、操作媒体200に設けられた複数の識別情報を順次取得する(S210)。
ここでは、取得部110Aは、操作媒体200に設けられた識別情報である文字列「A」を最初に取得し、次いで文字列「B」、最後に文字列「C」を取得するものとする。
次に、取得部110Aは、複数の識別情報を取得順に配列した組合せ識別情報(文字列「ABC」)を構成する(S220)。
そして、記憶部120が、S220の処理により構成された組合せ識別情報(文字列「ABC」)を記憶する(S230)。
次に、制御部140Aが、取得部110Aにより構成され且つ記憶部120に記憶された組合せ識別情報(文字列「ABC」)と、記憶部120に記憶され所定の処理に対応付けられた組合せ識別基礎情報とを取得する(S240)。
なお、所定の処理と組合わせ識別基礎情報との対応関係については、図3を用いて説明した通りである。
比較部142Aが、取得部110Aにより構成した組合わせ識別情報(文字列「ABC」)と、所定の処理に対応付けられた組合わせ識別基礎情報とを比較する(S250)。
そして、比較部142Aは、組合わせ識別情報(文字列「ABC」)と、所定の処理に対応付けられた組合せ識別基礎情報とが一致するか否かを判断する(S260)。
組合わせ識別情報(文字列「ABC」)と、所定の処理に対応付けられた組合せ識別基礎情報とが一致する場合(S260、YES)、処理実行部141Aが、比較部142Aにより比較した組合せ識別基礎情報に対応する所定の処理を実行する(S270)。そして、処理実行部141Aは、所定の処理を実行後に動作を終了する。
ここでは、取得部110Aにより構成された組合せ識別情報(文字列「ABC」)と、図3に示す(6)における組合せ識別基礎情報(文字列「ABC」)とが一致する。従って、処理実行部141Aは、組合せ識別基礎情報(文字列「ABC」)に対応する所定の処理「インターネット接続」を実行する。
一方、組合わせ識別情報(文字列「ABC」)と、所定の処理に対応付けられた組合せ識別基礎情報とが一致しない場合(S260、NO)、処理実行部141Aは、何も処理を行わずに動作を終了する。
次に、図7及び7を用いて、操作媒体200に設けられた単数又は複数の識別情報の変形例について説明する。
図7及び7は、操作媒体200に設けられた単数又は複数の識別情報の変形例を示す図である。
図7(a)は、操作媒体200に設けられた単数又は複数の識別情報の変形例を説明するための図である。図7(b)は、操作媒体200に設けられた単数又は複数の識別情報の変形例の一例を示す図である。なお、図7では、操作媒体200を省略して示している。
前述したように、図2では、識別情報として、操作媒体200に印刷された文字列「A」、「B」及び「C」を用いていた。これに対して、図7(a)では、識別情報の変形例として、操作媒体200に印刷された文字列1〜21のブロックを用いている。
図7(b)に示されるように、操作媒体200の外周側面である面1〜3には、文字列1〜21のブロックが印刷されている。
また、図7(b)に示されるように、文字列1〜21のブロックのうち、いくつかのブロック(例えば、面1では文字列1、4、6、8、10〜12、14、16〜18及び21)上には丸の記号が印刷されている。
この場合、取得部110は、操作媒体200の外周側面である面1〜3の各々に設けられた文字列1〜21のブロックを撮像する。そして、取得部110は、各面において、文字列1〜21のブロックのうち、丸の記号が設けられた文字列のブロックを識別する。取得部110は、この丸の記号が設けられた文字列のブロックの情報を用いて識別情報を取得する。
具体的には、取得部110は、文字列1〜21のブロックのうち、丸の記号が設けられた文字列のブロックを「1」、丸の記号が設けられていない文字列のブロックを「0」と判別する。
そして、取得部110は、文字列の数字が小さいブロックから順に、「0」と「1」を配列し、2進数の符号に変換し、この2進数の符号を識別情報として取得する。
例えば、取得部110は、図7(b)の面1において、「100101010111010111001」という2進数の符号を取得する。
また、図3を用いて説明した場合と同様に、記憶部120は、上記識別情報に対応する識別基礎情報を、所定の処理毎に対応付けて記憶している。
また、図8に示されるように、文字列1〜21の各ブロックは、文字列A〜Xのブロックにより構成されるようにしてもよい。この場合、文字列1〜21の各ブロックにおいて、文字列A〜Xのブロックのうち、一定数(例えば、5個以上)のブロックに丸の記号が印刷されているとき、取得部110は、当該文字列1〜21のブロックに丸の記号が印刷されていると識別する。
以上に説明したように、本発明の第1の実施の形態における端末装置100は、取得部110と、記憶部120と、処理実行部141と、比較部142と、を有する。
取得部110は、操作媒体200に設けられた単数又は複数の識別情報を取得する。
記憶部120は、所定の処理を実行させるための単数又は複数の識別基礎情報と所定の処理毎に対応付けて記憶する。
比較部142は、取得部110により取得した単数又は複数の識別情報と、記憶部120に記憶された単数又は複数の識別基礎情報と、を比較する。
処理実行部141は、所定の処理を実行可能であり、比較部142の比較結果に基づいて、単数又は複数の識別基礎情報に対応する所定の処理を実行する。
このように、端末装置100は、比較部142の比較結果に基づいて、単数又は複数の識別基礎情報に対応する所定の処理を実行する。このため、端末装置100の所定の処理を実行するためには、当該所定の処理に対応付けられた識別基礎情報と、操作媒体200から取得した識別情報とを比較する必要がある。
従って、例えば、端末装置100がコンピュータウイルスに感染したとしても、端末装置100は、ユーザが意図しない第三者によって不正に遠隔操作され、所定の処理を実行されることがない。
また、例えば、ユーザが意図しない第三者が操作媒体200とは別の操作媒体を使用したとしても、別の操作媒体の識別情報は、操作媒体200の識別情報と異なる。そのため、端末装置100は、ユーザが意図しない第三者によって不正に直接操作されることがない。
すなわち、端末装置100は、ユーザが意図しない第三者によって不正に操作されることを防止することができる。
また、本発明の第1の実施の形態における端末装置100において、記憶部120は、単数又は複数の識別基礎情報を、複数の所定の処理のうち、少なくとも1以上の所定の処理に対応付けて記憶する。
これにより、識別基礎情報が対応付けられた所定の処理については、ユーザが意図しない第三者により不正に操作され当該所定の処理を実行されることがない。一方、識別基礎情報が対応付けられていない所定の処理については、ユーザに加えてユーザ以外の第三者による操作も受け付ける。
従って、端末装置100は、ユーザの使用目的に応じて、第三者によって不正に操作されることを防止することができる。
また、本発明の第1の実施の形態における端末装置100は、記憶部120に記憶される所定の処理と単数又は複数の識別基礎情報との対応関係を設定する設定部130を有する。
これにより、ユーザが、記憶部120に記憶される所定の処理と単数又は複数の識別基礎情報との対応関係を任意に設定することができる。従って、端末装置100は、ユーザが意図しない第三者によって不正に操作されることをより効果的に防止することができる。
また、本発明の第1の実施の形態における端末装置100の変形例である端末装置100Aにおいて、取得部110Aは、複数の識別情報を順次取得し、複数の識別情報を取得順に配列した組合せ識別情報を構成する。
記憶部120は、複数の識別基礎情報を順次組み合わせた組合わせ識別基礎情報を、所定の処理毎に対応付けて記憶する。
比較部142Aは、取得部110Aにより構成した組合せ識別情報と、記憶部120に記憶される組合せ識別基礎情報とを比較する。
処理実行部141Aは、比較部142Aの比較結果に基づいて、組合せ識別基礎情報に対応する所定の処理を実行する。
このように、比較部142Aは、取得部110Aにより構成した組合せ識別情報と、記憶部120に記憶される組合せ識別基礎情報とを比較する。これにより、複数の識別情報を取得した順序も比較部142Aによる比較の対象となる。従って、端末装置100Aは、ユーザが意図しない第三者によって不正に操作されることをより効果的に防止することができる。
また、本発明の第1の実施の形態における端末装置100において、取得部110は、撮像装置であり、単数又は複数の識別情報を撮像することにより、単数又は複数の識別情報を取得する。
例えば、端末装置100が無線通信により操作媒体200から識別情報を取得する場合、操作媒体200及び端末装置100は無線通信機能を有する必要が有る。これに対して、取得部110が撮像装置である場合、操作媒体200及び端末装置100は必ずしも無線通信機能を有する必要が無い。
従って、操作媒体200及び端末装置100の低コスト化や小型化を図ることができる。
また、例えば、端末装置100に所定の機能(例えば、写真撮影等)を実現するために予め撮像装置が設けられていた場合、端末装置100の低コスト化や小型化をより一層図ることができる。
また、本発明の第1の実施の形態における情報処理方法は、取得ステップと、比較ステップと、処理実行ステップとを含む。
取得ステップは、操作媒体200に設けられた単数又は複数の識別情報を取得する。比較ステップは、取得ステップにより取得された単数又は複数の識別情報と、所定の処理を実行させるための単数又は複数の識別基礎情報を、所定の処理毎に対応付けて記憶する記憶部120に記憶された単数又は複数の識別基礎情報と、を比較する。
処理実行ステップは、比較ステップの比較結果に基づいて、単数又は複数の識別基礎情報とに対応する所定の処理を実行する。
この情報処理方法は、上述した端末装置100の物の発明を方法の発明としたものであるから、上述した端末装置100と同様の作用効果を奏する。
<第2の実施の形態>
図9及び10を用いて、本発明の第2の実施の形態における端末装置100Bの詳細な構成を説明する。
図9は、端末装置100Bの構成を示す透過斜視図である。また、図9は、端末装置100Bが操作媒体200を収容した状態を示す図である。図9では、端末装置100Bの記憶部120、設定部130、制御部140及び表示部150の図示を省略している。
図10は、端末装置100Bの構成を示すブロック図である。また、図10では、収容部160の図示を省略している。なお、図9及び10では、図1〜8で付した符号と同等の符号を付している。
図9及び10に示されるように、端末装置100Bは、取得部110Bと、記憶部120と、設定部130と、制御部140と、表示部150と、収容部160と、検出部170とを有して構成されている。
ここで、図1と図9及び10を対比する。図9及び10では、端末装置100Bは、収容部160と、検出部170とを更に備えた点で、図1に示される端末装置100と互いに相違する。以下の説明では、図1で示した構成と同等の構成については説明を省略する。
図9に示されるように、収容部160は、操作媒体200を収容する。
図10に示されるように、検出部170は、制御部140に接続されている。検出部170は、操作媒体200が収容部160に収容されたことを検出する。
検出部170は、例えば、収容部160内に設けられたスイッチ(不図示)を用いて、操作媒体200が収容部160に収容されたことを検出する。
より具体的には、操作媒体200が収容部160に収容されたとき、操作媒体200によってスイッチが押下され、制御信号がHigh(又はLow)になる。一方、収容部160に収容された操作媒体200が、収容部160から抜かれたとき、スイッチが開放され、制御信号がLow(又はHigh)になる。
検出部170は、この制御信号のHigh又はLowの変化を検出することにより、操作媒体200が収容部160に収容されたか否かを検出する。
また、検出部170の検出結果は、制御部140を介して、取得部110Bに出力される。
取得部110Bは、収容部160に操作媒体200が収容されたとき、単数又は複数の識別情報を取得する。
ここでは、取得部110Bは、収容部160に操作媒体200が収容されたことを、検出部170の検出結果により判断するものとする。
また、図9に示されるように、取得部110Bは、例えば、収容部160内に設けられる。このとき、取得部110Bは、操作媒体200を収容部160に収容した状態で、単数又は複数の識別情報を取得できる位置に設けられるものとする。
また、取得部110Bが撮像装置であり且つ収容部160内に設けられているとき、取得部110Bに例えばフラッシュ等のライト機能を実装することが望ましい。
これにより、収容部160内が暗くとも、取得部110Bは、操作媒体200に設けられた単数又は複数の識別情報をより容易に取得することができる。
次に、図11を用いて、端末装置100Bの収容部160に、操作媒体200が収容されたときの動作を説明する。図11は、端末装置100Bの収容部160に、操作媒体200が収容されたときの動作フローを示す図である。
ここでは、前述したように、取得部110Bは、収容部160に操作媒体200が収容されたことを、検出部170の検出結果により判断するものとする。
また、ここでは、第1の実施の形態における取得部110と同様に、取得部110Bは、操作媒体200に設けられた識別情報である文字列「A」を取得するものとする。
まず、図11に示されるように、検出部170が、収容部160に操作媒体200が収容されたことを検出する(S310)。なお、前述したように、検出部170の検出結果は、制御部140を介して、取得部110Bに出力される。
次に、取得部110Bは、検出部170の検出結果を受け、操作媒体200に設けられた単数又は複数の識別情報(文字列「A」)を取得する(S320)。
以降、端末装置100Bは、図4のS120以降の処理を行う。
なお、端末装置100Bにおいて、図4のS120以降に操作媒体200が収容部160から取り外された際、記憶部120に記憶された単数又は複数の識別情報は削除されるものとしてもよい。
これにより、操作媒体200が収容部160に収容されている場合のみ、比較部142による比較が行われるので、端末装置100Bは、ユーザが意図しない第三者によって不正に操作されることをより効果的に防止することができる。
次に、端末装置100Bの変形例である端末装置100Cについて説明する。
端末装置100Bの変形例である端末装置100Cについて説明する前に、まず、図12を用いて、操作媒体200の変形例である操作媒体200Aについて説明する。
図12は、操作媒体200の変形例である操作媒体200Aを説明するための図である。図12(a)は、操作媒体200Aの正面斜視図である。図12(b)は、操作媒体200Aの俯瞰図である。
図12に示されるように、操作媒体200Aは、凸部201〜204を有する。
ここで、図2(a)と図12(a)とを対比する。図12(a)では、操作媒体200Aは、凸部201〜204を更に有する点で、図2(a)の操作媒体200と互いに相違する。以下の説明では、図2で示した構成と同等の構成については、説明を省略する。
図12に示されるように、凸部201〜204は、操作媒体200Aにそれぞれ設けられる。凸部201〜204の各々は、後述する端末装置100Cの凹部161〜164の各々にそれぞれ対応する。そして、凸部201〜204の各々は、凹部161〜164の各々とそれぞれ嵌合する。
次に、図13を用いて、端末装置100Bの変形例である端末装置100Cの構成について説明する。図13は、端末装置100Bの変形例である端末装置100Cの構成を示す図である。図13(a)は、端末装置100Cの透過斜視図である。図13(b)は、端末装置100Cの俯瞰図である。
図13に示されるように、端末装置100Cの収容部160Aは、凹部161〜164を有する。また、端末装置100Cは、前述した操作媒体200Aと共に使用される。
ここで、図9と図13(a)とを対比する。図13(a)では、端末装置100Cの収容部160Aは、凹部161〜164を更に有する点で、図9の端末装置100Bの収容部160と互いに相違する。以下の説明では、図9で示した構成と同等の構成については、説明を省略する。
図13に示されるように、凹部161〜164は、収容部160Aにそれぞれ設けられる。凹部161〜164の各々は、前述した操作媒体200Aの凸部201〜204の各々にそれぞれ対応する。また、凹部161〜164の各々は、凸部201〜204の各々とそれぞれ嵌合する。
ここで、例えば、図12に示す操作媒体200Aを、図13に示す端末装置100Cの収容部160Aに収容する場合を想定する。また、図12(a)に示す操作媒体200Aの面1に設けられた単数又は複数の識別情報(文字列「A」)を、図13に示す取得部110Bにより取得する場合を想定する。
このとき、例えば、操作媒体200Aの凸部201を端末装置100Cの凹部161に嵌合させ、凸部202を凹部162に嵌合させ、凸部203を凹部163に嵌合させ、凸部204を凹部164に嵌合させる。
これにより、操作媒体200Aの面1は、図13(b)に示すα方向の向きに配置されることになる。従って、操作媒体200Aの面1に設けられた文字列「A」と、図13(b)に示す取得部110Bとが互いに向かい合う。
この結果、取得部110Bは、操作媒体200Aに設けられた単数又は複数の識別情報をより精度良く取得することができる。
以上に説明したように、本発明の第2の実施の形態における端末装置100Bは、操作媒体200を収容する収容部160を有する。取得部110Bは、収容部160に操作媒体200が収容されたとき、単数又は複数の識別情報を取得する。
収容部160に操作媒体200が収容されたときに、取得部110Bは、単数又は複数の識別情報を取得する。従って、例えば、端末装置100がコンピュータウイルスに感染したとしても、端末装置100は、ユーザが意図しない第三者によって不正に遠隔操作されることにより所定の処理を実行することがない。すなわち、端末装置100は、ユーザが意図しない第三者によって不正に操作されることを防止することができる。
<第3の実施の形態>
図14を用いて、本発明の第3の実施の形態における端末装置100Dの詳細な構成を説明する。図14は、端末装置100Dの構成を示すブロック図である。図14では、図1〜13で示した各構成要素と同等の構成要素には、図1〜13で示した符号と同等の符号を付している。
図14に示されるように、端末装置100Dは、取得部110と、記憶部120と、設定部130と、制御部140Bと、表示部150と、操作部180とを有している。制御部140Bは、処理実行部141Bと、比較部142Bとを含んで構成されている。
ここで、図1と図14とを対比する。図14では、端末装置100Dは、操作部180を更に備えた点で、図1に示される端末装置100と互いに相違する。以下の説明では、図1で示した構成と同等の構成については説明を省略する。
図14に示されるように、操作部180は、制御部140Bに接続されている。操作部180は、所定の処理を実行させる命令を受け付ける。操作部180は、例えば、ボタンキー等であり、ユーザによって操作される。
制御部140Bは、操作部180の操作結果を受ける。また、制御部140Bは、記憶部120に記憶された単数又は複数の識別情報と、操作部180により受け付けられた命令に対応する所定の処理を実行させるための単数又は複数の識別基礎情報を取得する。
比較部142Bは、取得部110により取得され且つ記憶部120に記憶された単数又は複数の識別情報と、記憶部120に記憶された単数又は複数の識別基礎情報のうち、操作部180により受け付けられた命令に対応する所定の処理を実行させるための識別基礎情報と、を比較する。
処理実行部141Bは、比較部142Bの比較結果に基づいて、操作部180により受け付けられた命令に対応する所定の処理を実行する。
次に、図15を用いて、端末装置100Dの動作について説明する。図15は、端末装置100Dの動作フローを示す図である。
ここでは、第1の実施の形態における端末装置100と同様に、取得部110は、操作媒体200に設けられた識別情報である文字列「A」を取得するものとする。
そして、ここでは、ユーザが、操作部180を操作することにより、図3に示した所定の処理「アプリケーションA起動」を、端末装置100Dに実行させる場合を想定する。
また、所定の処理と単数又は複数の識別基礎情報との対応関係については、図3を用いて説明した通りである。
まず、図15に示されるように、取得部110は、操作媒体200に設けられた単数又は複数の識別情報を取得する(S410)。このS410の処理は、図4で示したS110に対応する。
次に、記憶部120が、取得部110により取得した単数又は複数の識別情報(文字列「A」)を記憶する(S420)。このS420の処理は、図4で示したS120に対応する。
そして、操作部180は、所定の処理(アプリケーションA起動)を実行させるための命令を受け付ける(S430)。
次に、制御部140Bは、記憶部120に記憶された単数又は複数の識別情報(文字列「A」)と、操作部180により受け付けられた命令に対応する所定の処理(アプリケーションA起動)を実行させるための識別基礎情報(図3の(1)に示す文字列「A」)を取得する(S440)。
比較部142Bは、取得部110により取得され且つ記憶部120に記憶された単数又は複数の識別情報(文字列「A」)と、記憶部120に記憶された単数又は複数の識別基礎情報のうち、操作部180により受け付けられた命令に対応する所定の処理(アプリケーションA起動)を実行させるための識別基礎情報(図3の(1)に示す文字列「A」)と、を比較する(S450)。
そして、比較部142Bは、単数又は複数の識別情報(文字列「A」)と、操作部180により受け付けられた命令に対応する所定の処理(アプリケーションA起動)を実行させるための識別基礎情報(図3の(1)に示す文字列「A」)とが一致するか否かを判断する(S150)。
ここでは、単数又は複数の識別情報(文字列「A」)と、操作部180により受け付けられた命令に対応する所定の処理(アプリケーションA起動)を実行させるための識別基礎情報(図3の(1)に示す文字列「A」)とが一致する(S460、YES)。
そのため、処理実行部141Bが、操作部180により受け付けられた命令に対応する所定の処理(アプリケーションA起動)を実行する(S470)。
一方、単数又は複数の識別情報と、操作部180により受け付けられた命令に対応する所定の処理を実行させるための識別基礎情報とが一致しない場合(S460、NO)、処理実行部141Bは、何も処理を行わずに動作を終了する。
以上に説明したように、本発明の第3の実施の形態における端末装置100Dは、所定の処理を実行させる命令を受け付ける操作部180を有する。
比較部142Bは、取得部110により取得され且つ記憶部120に記憶された単数又は複数の識別情報と、記憶部120に記憶された単数又は複数の識別基礎情報のうち、操作部180により受け付けられた命令に対応する所定の処理を実行させるための識別基礎情報と、を比較する。
処理実行部141Bは、比較部142Bの比較結果に基づいて、操作部180により受け付けられた命令に対応する所定の処理を実行する。
これにより、操作部180により受け付けられた命令に対応する所定の処理以外は実行されることがないので、端末装置100Dは、ユーザの意図しない所定の処理を実行することがない。
この結果、端末装置100Dは、ユーザが意図しない第三者によって不正に操作されることを防止でき、且つ誤作動を低減することができる。
以上、実施の形態を基に本発明を説明した。実施の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、上述の実施の形態に対して、様々な変更、増減、組合せを加えてもよい。
100、100A、100B、100C、100D 端末装置
110、110A、110B 取得部
120 記憶部
130 設定部
140、140A、140B 制御部
141、141A、141B 処理実行部
142、142A、142B 比較部
150 表示部
160、160A 収容部
161、162、163、164 凹部
170 検出部
180 操作部
200、200A 操作媒体
201、202、203、204 凸部

Claims (8)

  1. 操作媒体に設けられた単数又は複数の識別情報を取得する取得部と、
    所定の処理を実行可能な処理実行部と、
    前記所定の処理を実行させるための単数又は複数の識別基礎情報を前記所定の処理毎に対応付けて記憶する記憶部と、
    前記単数又は複数の識別情報と、前記記憶部に記憶された前記単数又は複数の識別基礎情報と、を比較する比較部と、を有し、
    前記処理実行部は、前記比較部の比較結果に基づいて、前記単数又は複数の識別基礎情報に対応する前記所定の処理を実行する端末装置。
  2. 前記記憶部は、前記単数又は複数の識別基礎情報を、複数の前記所定の処理のうち、少なくとも1以上の所定の処理に対応付けて記憶する請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記記憶部に記憶される前記所定の処理と前記単数又は複数の識別基礎情報との対応関係を設定する設定部を有する請求項1又は2に記載の端末装置。
  4. 前記取得部は、前記複数の識別情報を順次取得し、前記複数の識別情報を取得順に配列した組合せ識別情報を構成し、
    前記記憶部は、前記複数の識別基礎情報を順次組み合わせた組合わせ識別基礎情報を、前記所定の処理毎に対応付けて記憶し、
    前記比較部は、前記取得部により構成した前記組合わせ識別情報と、前記記憶部に記憶される前記組合わせ識別基礎情報とを比較し、
    前記処理実行部は、前記比較部の比較結果に基づいて、前記組合せ識別基礎情報に対応する前記所定の処理を実行する請求項1から3のいずれか1項に記載の端末装置。
  5. 前記所定の処理を実行させる命令を受け付ける操作部を有し、
    前記比較部は、前記取得部により取得した前記単数又は複数の識別情報と、前記記憶部に記憶された前記単数又は複数の識別基礎情報のうち、前記操作部により受け付けられた命令に対応する所定の処理を実行させるための識別基礎情報と、を比較し、
    前記処理実行部は、前記比較部の比較結果に基づいて、前記操作部により受け付けられた命令に対応する前記所定の処理を実行する請求項1から4のいずれか1項に記載の端末装置。
  6. 前記操作媒体を収容する収容部を有し、
    前記取得部は、前記収容部に前記操作媒体が収容されたとき、前記単数又は複数の識別情報を取得する請求項1から5のいずれか1項に記載の端末装置。
  7. 前記取得部は、撮像装置であり、前記単数又は複数の識別情報を撮像することにより、前記単数又は複数の識別情報を取得する請求項1から6のいずれか1項に記載の端末装置。
  8. 操作媒体に設けられた単数又は複数の識別情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された前記単数又は複数の識別情報と、所定の処理を実行させるための単数又は複数の識別基礎情報を、前記所定の処理毎に対応付けて記憶する記憶部に記憶された前記単数又は複数の識別基礎情報と、を比較する比較ステップと、
    前記比較ステップの比較結果に基づいて、前記単数又は複数の識別基礎情報に対応する前記所定の処理を実行する処理実行ステップと、を含む情報処理方法。
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