JP2015164325A - キャリア・アグリゲーションにおけるsrs電力スケーリングのための方法およびシステム - Google Patents

キャリア・アグリゲーションにおけるsrs電力スケーリングのための方法およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】マルチ・キャリア・システムにおける送信電力をスケールする方法及びシステムを提供する。【解決手段】サブフレームで送信されるべき1又は複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力を、1又は複数のスケーリング係数の第1のセットを用いてスケールし、同じサブフレームで送信されるべき1又は複数のサウンディング基準信号(SRS)シンボルの送信電力を、1又は複数のスケーリング係数の第2のセットを用いてスケールする。スケーリング係数の第1のセットは、スケーリング係数の第2のセットとは異なる。スケールされた1又は複数のアップリンク・チャネル・シンボルと、スケールされた1又は複数のSRSシンボルとを、スケールされた送信電力値を用いて送信する。【選択図】図9

Description

優先権の主張
本特許発明は、本願の譲受人に譲渡され、本明細書において参照によって明確に組み込まれている2010年5月5日出願の“キャリア・アグリゲーションにおけるSRS電力スケーリング”(SRS Power Scaling in Carrier Aggregation)と題された米国仮出願61/331,769号に対する優先権を主張する。
本開示のある態様は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、マルチ・キャリア・システムにおける電力スケーリングに関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプのコンテンツを提供するために広く開発されてきた。これらのシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、第3世代パートナシップ計画(3GPP)ロング・ターム・イボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
通常、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートしうる。端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して、1または複数の基地局と通信する。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは、単一入力単一出力システム、複数入力単一出力システム、あるいは複数入力複数出力(MIMO)システムによって確立されうる。
MIMOシステムは、データ送信のために、複数(N個)の送信アンテナと、複数(N個)の受信アンテナとを適用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N、N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与えうる。
MIMOシステムは、時分割デュプレクス(TDD)システムおよび周波数分割デュプレクス(FDD)システムをサポートする。TDDシステムでは、相互原理によって、逆方向リンク・チャネルから順方向リンク・チャネルを推定できるように、順方向リンク送信および逆方向リンク送信が、同じ周波数領域にある。これによって、アクセス・ポイントにおいて複数のアンテナが利用可能である場合、アクセス・ポイントは、順方向リンクで送信ビーム・フォーミング・ゲインを抽出できるようになる。
本開示のある態様は、無線通信のための方法を提供する。この方法は一般に、サブフレームで送信されるべき1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第1のセットを用いてスケールすることと;、同じサブフレームで送信されるべき1または複数のサウンディング基準信号(SRS)シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第2のセットを用いてスケールすることと、ここで、スケーリング係数の第1のセットは、スケーリング係数の第2のセットとは異なる;、スケールされた1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルと、スケールされた1または複数のSRSシンボルとを、スケールされた送信電力値を用いて送信することと;、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、サブフレームで送信されるべき1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第1のセットを用いてスケールする手段と;、同じサブフレームで送信されるべき1または複数のサウンディング基準信号(SRS)シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第2のセットを用いてスケールする手段と、ここで、スケーリング係数の第1のセットは、スケーリング係数の第2のセットとは異なる;、スケールされた1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルと、スケールされた1または複数のSRSシンボルとを、スケールされた送信電力値を用いて送信する手段と、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、サブフレームで送信されるべき1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第1のセットを用いてスケールし;、同じサブフレームで送信されるべき1または複数のサウンディング基準信号(SRS)シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第2のセットを用いてスケールし、ここで、スケーリング係数の第1のセットは、スケーリング係数の第2のセットとは異なる;、スケールされた1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルと、スケールされた1または複数のSRSシンボルとを、スケールされた送信電力値を用いて送信する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、を含む。
ある態様は、1または複数のプロセッサによって実行可能な、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備える、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。これら命令群は一般に、サブフレームで送信されるべき1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第1のセットを用いてスケールするための命令群と;、同じサブフレームで送信されるべき1または複数のサウンディング基準信号(SRS)シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第2のセットを用いてスケールするための命令群と、ここで、スケーリング係数の第1のセットは、スケーリング係数の第2のセットとは異なる;、スケールされた1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルと、スケールされた1または複数のSRSシンボルとを、スケールされた送信電力値を用いて送信するための命令群と、を含む。
本開示の上述した特徴が、より詳細に理解される方式で、簡潔に要約された上記具体的な記載が、態様に対する参照によってなされている。そして、それらの幾つかは、添付図面で例示されている。しかしながら、この記載は、その他の等しく有効な態様に対しても適合するので、添付図面は、本開示のある典型的な態様のみを示していることや、この範囲を限定するものとしては考慮されないことが注目されるべきである。
図1は、本開示のある態様にしたがう多元接続無線通信システムの例を例示する。 図2は、本開示の態様にしたがうアクセス・ポイントおよびユーザ端末の例のブロック図を例示する。 図3は、本開示のある態様にしたがって無線デバイス内で利用されうるさまざまな構成要素を例示する。 図4は、テレコミュニケーション・システムにおけるダウンリンク・フレーム構造の一例を概念的に例示するブロック図である。 図5Aは、連続的なキャリア・アグリゲーション・タイプを開示する。 図5Bは、不連続的なキャリア・アグリゲーション・タイプを開示する。 図6は、MACレイヤ・データ・アグリゲーションを開示する。 図7は、マルチ・キャリア構成においてラジオ・リンクを制御する方法を例示するブロック図である。 図8は、本開示のある態様にしたがってユーザ機器によって実行されうる動作例を図示する。 図9は、本開示のある態様にしたがう、ユーザ機器との基地局の動作を概念的に例示するブロック図を例示する。
本開示のさまざまな態様は、添付図面を参照して以下により十分に記載される。しかしながら、本開示は、異なる多くの形態で具体化され、本開示を通じて示されたどの具体的な構成または機能にも限定されるものとは解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が十分で完全であり、本開示の範囲を当業者に十分に伝達できるように提供される。本明細書における教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲は、独立して実施されようが、あるいは、本開示の任意の他の態様と組み合わされようが、本明細書で示された開示の態様をカバーすることが意図されていることを認識すべきである。例えば、本明細書に記載された任意の数の態様を用いて装置が実施され、方法が実現されうる。さらに、本開示の範囲は、別の構成、機能、または、本明細書に記載された開示のさまざまな態様またはそれ以外の態様が追加された構成および機能を用いて実現される装置または方法をカバーすることが意図されている。本明細書で示された開示のあらゆる態様は、特許請求の範囲の1または複数の要素によって具体化されうる。
「典型的である」という単語は「例、事例、あるいは実例として役立つ」ことを意味するために本明細書で使用される。本明細書において「典型的」と記載されるいかなる態様も、他の態様よりも好適であるとか、有利であると必ずしも解釈される必要はない。
本明細書では、特定の態様が記載されているが、これら態様の多くの変形および置換が、本開示の範囲内にある。好適な態様のいくつかの利点および長所が述べられているが、本開示の範囲は、特定の利点、使用、および目的に限定されることは意図されていない。むしろ、本開示の態様は、このうちのいくつかが図面における例示によって、および、以下の好適な態様の記載によって例示されている異なる無線技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であることが意図されている。詳細な記載および図面は、限定ではない開示の単なる例示であり、本開示の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物によって定義される。
(典型的な無線通信システム)
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用される。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))および低チップ・レート(LCR)を含む。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。CDMA2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。
シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、送信機側においてシングル・キャリア変調を利用し、受信機側において周波数領域等値化を利用する技術である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと同様の性能および同じ全体複雑さを有する。しかしながら、SC−FDMA信号は、その固有のシングル・キャリア構造のために、より低い平均ピーク対電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、送信電力効率の観点において、低PAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において、特に大きな注目を集めた。それは現在、3GPP LTEおよびイボルブドUTRAにおけるアップリンク多元接続スキームのための動作前提である。
アクセス・ポイント(“AP”)は、ノードB、ラジオ・ネットワーク・コントローラ(“RNC”)、eノードB、基地局コントローラ(“BSC”)、基地トランシーバ局(“BTS”)、基地局(“BS”)、トランシーバ機能(“TF”)、ラジオ・ルータ、ラジオ・トランシーバ、基本サービス・セット(“BSS”)、拡張サービス・セット(“ESS”)、ラジオ基地局(“RBS”)、または、その他いくつかの用語として知られているか、備えているか、または実現されうる。
例えば、アクセス端末(“AT”)は、アクセス端末、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、ユーザ機器、ユーザ局、またはその他いくつかの用語として知られているか、備えているか、または実現されうる。いくつかの実施において、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(“SIP”)電話、無線ローカル・ループ(“WLL”)局、携帯情報端末(“PDA”)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、局(“STA”)、あるいは無線モデムに接続されたその他いくつかの適切な処理デバイスを備えうる。したがって、本明細書で教示された1または複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマート・フォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブル・コンピューティング・デバイス(例えば、情報携帯端末)、エンタティメント・デバイス(例えば、音楽またはビデオ・デバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システム・デバイス、あるいは無線媒体または有線媒体によって通信するように構成されたその他任意の適切なデバイスに組み入れられうる。いくつかの態様では、ノードは無線ノードである。このような無線ノードは、例えば、有線または無線による通信リンクによる(例えば、インターネットまたはセルラ・ネットワークのような広域ネットワークのような)ネットワークへの、または、ネットワークのための接続を提供しうる。
図1に示すように、1つの態様にしたがった多元接続無線通信システムが例示される。アクセス・ポイント100(AP)は、1つのグループはアンテナ104,106を含み、別のグループはアンテナ108,110を含み、さらに別のグループはアンテナ112,114を含む複数のアンテナ・グループを含みうる。図1では、おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか示されていない。しかしながら、おのおののアンテナ・グループについて、2本より多いまたは少ないアンテナが利用されうる。アクセス端末116(AT)はアンテナ112,114と通信している。ここで、アンテナ112,114は、順方向リンク120でアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118でアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122(AT)はアンテナ106,108と通信している。ここで、アンテナ106,108は、順方向リンク126でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124でアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118,120,124,126は、通信のために、異なる周波数を使用しうる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用しうる。
通信するように設計された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、しばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。本開示の1つの態様では、おのおののアンテナ・グループは、アクセス・ポイント100によってカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末へ通信するように設計される。
順方向リンク120,126による通信では、アクセス・ポイント100の送信アンテナは、別のアクセス端末116,124のための順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用することができる。さらに、有効範囲領域にわたってランダムに散在するアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセス・ポイントは、全てのアクセス端末へ単一のアンテナによって送信するアクセス・ポイントよりも、近隣のセル内のアクセス端末に対して少ない干渉しかもたらさない。
図2は、複数入力複数出力(MIMO)システム200における(アクセス・ポイントとしても知られている)送信機システム210および(アクセス端末としても知られている)受信機システム250の態様のブロック図である。送信機システム210では、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214に提供される。
本開示の1つの態様では、データ・ストリームはおのおのの、それぞれの送信アンテナを介して送信されうる。TXデータ・プロセッサ214は、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の手法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、あるいはM−QAM等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、メモリ232に格納され、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理するTX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。本開示のある態様では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機222は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222a乃至222tからのN個の変調信号は、その後、N個のアンテナ224a乃至224tからそれぞれ送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号がN個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供されうる。受信機254はおのおの、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、および、ダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを得る。さらに、これらサンプルを処理して、対応する「受信」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、N個の受信機254からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、その後、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、このデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ270は、上述したように、どのプリコーディング行列を使用するのかを定期的に決定する。プロセッサ270は、メモリ272に格納された命令群を用いて、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定する。これら逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信データ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージはその後、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
図3は、図1に例示される無線通信システム内で適用されうる無線デバイス302内で利用できるさまざまな構成要素を示す。無線デバイス302は、本明細書で説明されるさまざまな方法を実施するために構成され得るデバイスの例である。無線デバイス302は、ユーザ端末116,122のうちの何れか、または基地局100でありうる。
無線デバイス302は、無線デバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含みうる。このプロセッサ304は、中央制御装置(CPU)とも称されうる。読取専用メモリ(ROM)とランダム・アクセス・メモリ(RAM)との両方を含みうるメモリ306が、プロセッサ304に命令およびデータを提供する。メモリ306の一部は、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)をも含みうる。プロセッサ304は、通常、メモリ306に格納されたプログラム命令に基づいて、論理演算および算術演算を実行する。本明細書で説明される方法を実施するために、メモリ306内の命令が実行可能とされうる。
無線デバイス302は、無線デバイス302と遠隔位置との間でのデータの送信および受信を可能にする送信機210および受信機312を含みうるハウジング308をも含みうる。送信機310および受信機312は、トランシーバ314に結合されうる。単一あるいは複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に接続されうる。無線デバイス302はまた、(図示しない)複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含みうる。
無線デバイス302は、トランシーバ314によって受信された信号を検出し、そのレベルを定量化する目的で使用される信号検出器318をも含みうる。信号検出器318は、合計エネルギ、シンボル毎のサブキャリア毎のエネルギ、電力スペクトル密度、およびその他の信号のような信号を検出しうる。無線デバイス302は、信号を処理する際に使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)320をも含みうる。
無線デバイス302のさまざまな構成要素が、データ・バスに加えて電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含みうるバス・システム322によってともに結合されうる。
本開示の態様では、論理無線通信チャネルが、制御チャネルおよびトラフィック・チャネルに分類されうる。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのダウンリンク(DL)チャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)を備えうる。ページング制御チャネル(PCCH)は、ページング情報を転送するDL論理制御チャネルである。マルチキャスト制御チャネル(MCCH)は、1またはいくつかのマルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)のための、マルチメディア・ブロードキャストおよびマルチメディア・サービス(MBMS)スケジューリングと、制御情報とを送信するために使用されるポイント・トゥ・マルチポイントDL論理制御チャネルである。一般に、ラジオ・リソース制御(RRC)接続を確立した後、MBMSを受信したユーザ端末によってのみMCCHが使用されうる。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信するポイント・トゥ・ポイント双方向論理制御チャネルであり、RRC接続を有するユーザ端末によって使用される。論理トラフィック・チャネルは、ユーザ情報の転送のために、1つのユーザ端末に特化されたポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルである専用トラフィック・チャネル(DTCH)を備えうる。さらに、論理トラフィック・チャネルは、トラフィック・データを送信するポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)を備えうる。
伝送チャネルは、DLチャネルとULチャネルとに分類される。DL伝送チャネルは、ブロードキャスト・チャネル(BCH)、ダウンリンク共有データ・チャネル(DL−SDCH)、およびページング・チャネル(PCH)を備えうる。PCHは、ユーザ端末における節電をサポートするために利用され(すなわち、不連続受信(DRX)サイクルが、ネットワークによってユーザ端末へ示されうる)、セル全体にわたってブロードキャストされ、他の制御/トラフィック・チャネルのために使用されうる物理レイヤ(PHY)リソースにマップされうる。UL伝送チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データ・チャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを備えうる。
PHYチャネルは、DLチャネルおよびULチャネルのセットを備えうる。
DL PHYチャネルは以下を備えうる。共通パイロット・チャネル(CPICH)、同期チャネル(SCH)、共通制御チャネル(CCCH)、共有DL制御チャネル(SDCCH)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、共有UL割当チャネル(SUACH)、アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、DL物理共有チャネル(DL−PSDCH)、UL電力制御チャネル(UPCCH)、ページング・インジケータ・チャネル(PICH)、および負荷インジケータ・チャネル(LICH)。UL PHYチャネルは以下を備えうる。物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)、チャネル品質インジケータ・チャネル(CQICH)、アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、アンテナ・サブセット・インジケータ・チャネル(ASICH)、共有要求チャネル(SREQCH)、UL物理共有データ・チャネル(UL−PSDCH)、およびブロードバンド・パイロット・チャネル(BPICH)。
LTEは、ダウンリンクで周波数分割多重(OFDM)を、アップリンクでシングル・キャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビン等とも称される複数(K個)の直交サブキャリアに分割する。おのおののサブキャリアは、データを用いて変調されうる。一般に、変調シンボルは、OFDMを用いて周波数領域で、SC−FDMを用いて時間領域で送信される。隣接するサブキャリア間の間隔は固定され、サブキャリアの総数(K個)は、システム帯域幅に依存しうる。例えば、サブキャリアの間隔は、15kHzでありうる。そして、(「リソース・ブロック」と呼ばれる)最小リソース割当は、12サブキャリア(または180kHz)でありうる。その結果、ノミナルFFTサイズは、1.25,2.5,5,10,または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅についてそれぞれ128,256,512,1024,または2048に等しくなりうる。システム帯域幅はまた、サブ帯域へ分割されうる。例えば、サブ帯域は、1.08MHz(すなわち、6つのブロック)をカバーし、1.25,2.5,5,10,20MHzのシステム帯域幅についてそれぞれ1,2,4,8,16のサブ帯域が存在しうる。
図4は、LTEにおいて使用されるダウンリンク・フレーム構造を示す。ダウンリンクの送信タイムラインは、ラジオ・フレームの単位に区分されうる。おのおののラジオ・フレームは、(例えば10ミリ秒(ms)のような)予め定められた持続時間を有し、0乃至9のインデクスを付された10個のサブフレームへ区分されうる。おのおののサブフレームは2つのスロットを含みうる。したがって、おのおののラジオ・フレームは、0乃至19のインデクスを付された20のスロットを含みうる。おのおののスロットは、例えば、(図4に示すように)通常のサイクリック・プレフィクスの場合、7つのシンボル期間を、拡張されたサイクリック・プレフィクスの場合、14つのシンボル期間のように、L個のシンボル期間を含みうる。おのおののサブフレームでは、2L個のシンボル期間が、0乃至2L−1のインデクスを割り当てられうる。利用可能な時間周波数リソースが、リソース・ブロックへ区分されうる。おのおののリソース・ブロックは、1つのスロットにおいてN個のサブキャリア(例えば、12のサブキャリア)をカバーしうる。
LTEでは、eノードBは、eノードBにおける各セルについて、一次同期信号(PSS)および二次同期信号(SSS)を送信しうる。図4に示すように、一次同期信号および二次同期信号は、通常のサイクリック・プレフィクスを持つ各ラジオ・フレームのサブフレーム0,5のおのおのにおいて、シンボル期間6およびシンボル期間5でそれぞれ送信されうる。これら同期信号は、セル検出および獲得のためにUEによって使用されうる。eノードBはまた、サブフレーム0のスロット1におけるシンボル期間0乃至3で、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信しうる。PBCHは、あるシステム情報を伝送しうる。
図4では、最初のシンボル期間の全体が示されているが、eノードBは、各サブフレームの最初のシンボル期間で、物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)を送信しうる。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるシンボル期間の数(M)を伝えうる。ここで、Mは、1,2または3に等しく、サブフレーム毎に変化しうる。Mはまた、例えば、10未満のリソース・ブロックのように、少ない数のシステム帯域幅に対して4に等しくなりうる。図4に示す例では、M=3である。eノードBは、おのおののサブフレームの最初のM個のシンボル期間(図4では、M=3)において、物理HARQインジケータ・チャネル(PHICH)および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信しうる。PHICHは、ハイブリッド自動再送信(HARQ)をサポートするための情報を伝送しうる。PDCCHは、UEのためのアップリンクおよびダウンリンクのリソース割当に関する情報と、アップリンク・チャネルのための電力制御情報とを伝送しうる。図4における第1のシンボル期間には図示されていないが、PDCCHとPHICHも第1のシンボル期間に含まれることが理解される。同様に、PHICHとPDCCHは、図4には図示されていないが、第2のシンボル期間と第3のシンボル期間との両方にも存在する。eノードBはまた、おのおののサブフレームの残りのシンボル期間で、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信しうる。PDSCHは、ダウンリンクで、データ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを伝送しうる。LTEにおけるさまざまな信号およびチャネルは、公的に利用可能な「イボルブド・ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(E−UTRA);物理チャネルおよび変調」(Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation)と題された3GPP TS 36.211に記載されている。
eノードBは、eノードBによって使用されるシステム帯域幅の中央の1.08MHzでPSS、SSS、およびPBCHを送信しうる。eノードBは、これらのチャネルが送信される各シンボル期間におけるシステム帯域幅全体でPCFICHおよびPHICHを送信しうる。eノードBは、システム帯域幅のある部分で、UEのグループにPDCCHを送信しうる。eノードBは、システム帯域幅の特定の部分で、特定のUEに、PDSCHを送信しうる。eノードBは、すべてのUEへブロードキャスト方式でPSS、SSS、PBCH、PCFICH、およびPHICHを送信し、PDCCHを、ユニキャスト方式で、特定のUEへ送信しうる。さらに、特定のUEへユニキャスト方式でPDSCHをも送信しうる。
各シンボル期間において、多くのリソース要素が利用可能でありうる。おのおののリソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーし、実数値または複素数値である1つの変調シンボルを送信するために使用されうる。おのおののシンボル期間において、基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG)へ構成されうる。おのおののREGは、1つのシンボル期間内に、4つのリソース要素を含みうる。PCFICHは、シンボル期間0において、4つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたってほぼ等間隔に配置されうる。PHICHは、1または複数の設定可能なシンボル期間内に3つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたって分散されうる。例えば、PHICHのための3つのREGはすべて、シンボル期間0に属しうる。あるいは、シンボル期間0,1,2に分散されうる。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間内に、9,18,32,または64のREGを占有しうる。これらは、利用可能なREGから選択されうる。複数のREGのある組み合わせのみが、PDCCHのために許可されうる。
UEは、PHICHとPCFICHとのために使用された特定のREGを認識しうる。UEは、PDCCHを求めて、REGの異なる組み合わせを探索しうる。探索する組み合わせの数は、一般に、PDCCHのために許可された組み合わせ数よりも少ない。eノードBは、UEが探索する組み合わせのうちの何れかのUEにPDCCHを送信しうる。
UEは、複数のeノードBの有効通信範囲内に存在しうる。これらのeノードBのうちの1つは、UEにサービス提供するために選択されうる。サービス提供するeノードBは、例えば受信電力、経路喪失、信号対雑音比(SNR)等のようなさまざまな基準に基づいて選択されうる。
(キャリア・アグリゲーション)
LTEアドバンストは、各方向における送信のために使用される、最大で合計100MHzのキャリア・アグリゲーション(5成分のキャリア)に割り当てられた最大20MHz帯域幅のスペクトルを用いる。一般に、アップリンクではダウンリンクよりも少ないトラフィックしか送信されないので、アップリンク・スペクトル割当は、ダウンリンク・スペクトル割当よりも小さくなりうる。例えば、20MHzがアップリンクに割り当てられた場合、ダウンリンクは100MHzを割り当てられうる。これらの非対称のFDD割当は、スペクトルを節約し、ブロードバンド加入者による一般的に非対称の帯域幅利用のために良く適合する。
(キャリア・アグリゲーション・タイプ)
LTEアドバンスト・モバイル・システムについては、2つのタイプのキャリア・アグリゲーション(CA)方法、すなわち連続的なCAと不連続的なCAとが提案されている。これらは図5Aおよび図5Bに例示されている。利用可能な複数の成分キャリアが、周波数帯域に沿って分離されている場合、不連続的なCAが生じる。一方、利用可能な複数の成分キャリアが、互いに隣接している場合、連続的なCAが生じる。LTEアドバンストUEの1つのユニットにサービス提供するために、不連続的なCAと連続的なCAとの両方が、複数のLTE/成分キャリアをアグリゲートする。
LTEアドバンストUEでは、不連続的なCAを用いて、複数のRF受信ユニットおよび複数のFFTが配置されうる。なぜなら、これらキャリアは、周波数帯域に沿って分離されるからである。不連続的なCAは、分離された複数のキャリアによるデータ送信を、広い周波数範囲にわたってサポートするので、伝搬経路喪失、ドップラ・シフト、およびその他のラジオ・チャネル特性は、異なる周波数帯域において大きく変動しうる。
したがって、不連続的なCAアプローチの下におけるブロードバンド・データ送信をサポートするために、異なる成分キャリアのための符号化、変調、および送信電力を適応的に調節する方法が使用されうる。例えば、エンハンスト・ノードB(eノードB)が、各成分キャリアにおいて固定された送信電力を有するLTEアドバンスト・システムでは、各成分キャリアの有効な通信範囲またはサポート可能な変調および符号化は異なりうる。
(データ・アグリゲーション・スキーム)
図6は、IMTアドバンスト・システムのため、媒体アクセス制御(MAC)レイヤにおける異なる成分キャリアからの送信ブロック(TB)(図6)をアグリゲートすることを例示する。各成分キャリアは、MACレイヤ・データ・アグリゲーションを用いて、MACレイヤに、自身の独立したハイブリッド自動反復要求(HARQ)エンティティと、物理レイヤに、自身の送信構成パラメータ(例えば、送信電力、変調および符号化スキーム、および複数のアンテナ設定)とを有する。同様に、物理レイヤには、各成分キャリアのために、1つのHARQエンティティが提供される。
(制御シグナリング)
一般に、複数の成分キャリアのための制御チャネル・シグナリングを展開するために、3つの異なるアプローチが存在する。第1番目は、LTEシステムにおける制御構造を若干修正することを含む。ここでは、各成分キャリアは、自身の符号化制御チャネルを与えられる。
第2の方法は、異なる成分キャリアの制御チャネルを統合的に符号化することと、これら制御チャネルを、専用の成分キャリア内に配置することと、を含む。複数の成分キャリアのための制御情報は、この専用の制御チャネルにおけるシグナリング・コンテンツとして統合されるだろう。この結果、CAにおけるシグナリング・オーバヘッドが低減されながら、LTEシステムにおける制御チャネル構造との後方互換性が維持される。
異なる成分キャリアのための複数の制御チャネルは、統合的に符号化され、その後、第3のCA方法によって生成された周波数帯域全体にわたって送信される。このアプローチは、UE側における高い電力消費を犠牲にして、制御チャネルにおける高い符号化パフォーマンスおよび低いシグナリング・オーバヘッドを提供する。しかしながら、この方法は、LTEシステムと互換性をもたない。
(ハンドオーバ制御)
CAがIMTアドバンストUEのために使用される場合、複数のセルにわたるハンドオーバ手順中に、送信連続性をサポートすることが望ましい。しかしながら、到来するUEのため、特定のCA構成要件およびサービス品質(QoS)要件を持つ十分なシステム・リソース(すなわち、良好な送信品質を持つ成分キャリア)を確保することは、次のeノードBのために魅力的でありうる。この理由は、2つ(またはそれ以上)の隣接するセル(eノードB)のチャネル条件が、特定のUEについて異なりうるからである。1つのアプローチでは、UEは、各隣接セルにおいて、1つ成分キャリアのパフォーマンスしか測定しない。これは、LTEシステムにおけるものと同様の測定遅れ、複雑さ、およびエネルギ使用量を与える。対応するセルにおけるその他の成分キャリアのパフォーマンスの推定値は、1つの成分キャリアの測定結果に基づきうる。この推定値に基づいて、ハンドオーバ決定および送信構成が決定されうる。
さまざまな実施形態によれば、(キャリア・アグリゲーションとも称される)マルチ・キャリア・システムにおいて動作しているUEは、「一次キャリア」と称されるものと同じキャリアにおける制御機能およびフィードバック機能のような、複数のキャリアのある機能をアグリゲートするように構成される。サポートのために一次キャリアに依存する残りのキャリアは、関連付けられた二次キャリアと称される。例えば、UEは、例えば、オプションの専用チャネル(DCH)、非スケジュール許可、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、および/または、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によって提供されるような制御機能をアグリゲートしうる。シグナリングおよびペイロードは、eノードBによるUEへのダウンリンクと、UEによるeノードBへのアップリンクとの両方で送信されうる。
いくつかの実施形態では、複数の一次キャリアが存在しうる。さらに、二次キャリアは、例えば、LTE RRCプロトコルのための3GPP技術仕様36.331のような、レイヤ2手順である物理チャネル確立およびRFL手順を含むUEの基本動作に悪影響を与えることなく、追加または削除されうる。
図7は、一例にしたがって、物理チャネルをグループ化することによって、マルチ・キャリア無線通信システムにおいてラジオ・リンクを制御するための方法700を例示する。図示するように、この方法は、705において、少なくとも2つのキャリアからの制御機能を、1つのキャリアにアグリゲートして、一次キャリアと、1または複数の関連付けられた二次キャリアとを生成することを含む。次に、ブロック710において、一次キャリアと、各二次キャリアとのための通信リンクが確立される。その後、通信は、ブロック715において、一次キャリアに基づいて制御される。
(キャリア・アグリゲーションにおけるSRS電力スケーリング)
LTEアドバンストでは、ユーザ機器(UE)は、複数の成分キャリア(CC)を用いて設定される。1つのCCが、UEに対する一次成分キャリア(PCC)として指定され、他のCCが、UEに対する二次成分キャリア(SCC)と呼ばれる。PCCは、各UEの高次レイヤによって、準静的に設定されうる。より具体的には、アクノレッジメント/否定的アクノレッジメント(ACK/NAK)信号、チャネル品質インジケータ(CQI)、およびスケジューリング要求(SR)情報が、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を介してPCCで送信されうる。SCCは、所与のUEのためのPUCCHを伝送しないことがありうる。LTE−Aはさらに、並列的なPUCCHと、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)とをサポートしうる。
UEは、UEによる最大電力消費量を制限するために、各チャネルの電力をスケールしうる。チャネルのうちのいくつかは、異なるチャネルの電力をスケールしながら、高い優先度を与えられうる。例えば、アップリンク制御情報(UCI)を備えたPUSCHは、UCIを備えていないPUSCHよりも優先付けられうる(例えば、UCIを備えていないPUSCHの電力は、最初に(例えば、ゼロへ)スケール・ダウンされうる)。したがって、優先順位の例は、以下の通りでありうる。
PUCCH>UCIを備えたPUSCH>UCIを備えていないPUSCH
優先付けはまた、同じ成分キャリアが利用されているか、異なる成分キャリアが利用されているかに関わらず実行されうる。
本実施では、合計送信電力が、UEのキャリア毎の許容された最大送信電力(PCMAX)を超える場合、各PUSCHの送信電力をスケール・ダウンさせうる。例えば、各PUSCHの電力をスケールするために、以下の電力不等式が使用されうる。
Figure 2015164325
ここで、wは、キャリアcにおけるPUSCHのためのスケーリング係数であり、PPUSCHは、キャリアcにおいてPUSCHのために使用される電力を表し、PPUCCHは、PUCCH送信のために使用される電力を表し、iは、サブフレーム・インデクスを表す。
LTE時分割デュプレクス(TDD)では、UEのサウンディング基準信号(SRS)が、LTE TDDにおけるように、アップリンク(UL)サブフレームの最後のシンボルで、あるいは、アップリンク・パイロット時間スロット(UpPTS)の1つのシンボルの何れかで送信されうるか、あるいはこれら両方のシンボルで送信されうる。サウンディング基準信号(SRS)がフレームの最後のシンボルで送信された場合、PUSCHが、SRS送信と同じ成分キャリアにあるのであれば、最後のシンボルは、PUSCHのために使用されないことがありうる。同様に、PUCCHが、最後のシンボルを用いないフォーマット1/1a/1bの短縮バージョンを使用する場合、SRSは、PUCCHと同じ成分キャリアで送信されうる。しかしながら、PUCCHが、通常のバージョンのフォーマット1/1a/1b等や、または、フォーマット2/2a/2bのようなその他のフォーマットを用いるのであれば、SRSは落とされうる。
本開示のある態様は、例えば、TDDにおいてUpPTSにおけるSRSシンボルまたは最後のシンボルの何れかのようなSRSシンボルを送信しながら、送信電力を決定およびスケールするための技術を提供する。図8は、本開示のある態様にしたがって、UEによって実行されうる送信電力割当のための典型的な動作800を例示する。
この動作は、動作802において、UEが、サブフレームで送信されるべき1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第1のセットを用いてスケールすることで始まる。804では、UEが、同じサブフレームで送信されるべき1または複数のサウンディング基準信号(SRS)シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第2のセットを用いてスケールする。スケーリング係数の第1のセットは、スケーリング係数の第2のセットとは異なる。806では、UEが、スケールされた1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルと、スケールされた1または複数のSRSシンボルとを、サブフレームで送信しうる。
さまざまな態様によれば、例えば、TDDにおけるUpPTSにおけるSRSシンボルまたは最後のシンボルの何れかでSRSシンボルを送信しながら、送信電力を決定し、送信電力をスケールするための別のシナリオが提供される。第1のシナリオは、すべての成分キャリアによるSRS送信のみの電力をスケールすることを含む。第2のシナリオは、すべての成分キャリアにわたってPUCCHと関係しているSRS送信の電力をスケールすることを含む。第3のシナリオは、すべての成分キャリアにわたってPUSCHと関係しているSRS送信の電力をスケールすることを含む。第4のシナリオは、すべての成分キャリアにわたってSRS、PUCCH、およびPUSCH送信の電力をスケールすることを含む。
上記のシナリオでは、サブフレームの最後のシンボル(または、TDDにおけるUpPTSにおけるSRSシンボル)が着目されうることが注目されるべきである。したがって、PUCCHのないシナリオでは、PUCCH送信が存在しないか、あるいは、サブフレームの最後のシンボルで送信しない短縮PUCCHフォーマットが使用されうるかの何れかである。同様に、PUSCHのないシナリオは、PUSCH送信がないこと、または、最後のシンボルを用いたPUSCH送信がないことに起因しうる。
本開示のある態様については、SRSシンボルの電力は、サブフレーム内の他のシンボルの電力と独立する方式でスケールされうる。したがって、許容可能な最大電力に達しない限り、電力制御方程式が、すべての物理チャネルについて維持されうる。各成分キャリアについて、同じサブフレーム内のSRSシンボルのために使用されるものと同じ電力スケーリング係数が、PUSCHを伝送するすべてのシンボルに対して適用されうる。このような場合、UEのために許容された最大電力に達した場合、SRS電力送信は、PUCCHおよび/またはPUSCHにおける送信よりも優先度を与えられうる。
本開示のある態様の場合、他のシンボルの最大送信電力に達した場合、SRSシンボルの送信電力は、サブフレーム内の他のシンボルの送信電力と同じでありうる。この結果、同じサブフレーム内の他のシンボルもまた最大電力で送信されているのであれば、SRSは最大電力で送信されうる。
すべての成分キャリアにおいてSRSチャネルのみが送信されうる(例えば、PUCCHまたはPUSCHにおいて送信がない、または、サブフレームの最後のシンボルにおいて送信がない)ことを考慮すると、SRSシンボルの合計送信電力が、各キャリアについて、UEの最大送信電力(PCMAX)を超えた場合、UEは、以下の電力不等式が満足されるように、成分キャリアのおのおのにおける各SRS送信の送信電力をスケール・ダウンしうる。
Figure 2015164325
ここで、PSRScは、キャリアcにおけるSRS送信の電力を表し、Vは、キャリアcにおけるSRS送信の電力のためのスケーリング係数を表す。このスケーリング係数はまた、PUSCH送信のために使用されるスケーリング係数とは異なりうる。
すべての成分のキャリアにわたってPUCCHと関係しているSRS送信を含んでいる第2のシナリオに関して、最後のシンボルの合計送信電力が、UEの最大送信電力PCMAX(例えば、電力しきい値)を超える場合、UEは、以下の電力不等式が満足されるように、各SRSの送信電力をスケール・ダウンしうる。
Figure 2015164325
前述したように、第3および第4のシナリオは、すべての成分キャリアにわたってPUSCHと関係しているSRS送信を含むか、または、すべての成分キャリアにわたるSRS送信、PUCCH送信、またはPUSCH送信を含む。これらのシナリオについては、UEは、PUSCHおよび/またはPUCCHにおける送信に優先度を与え、PUSCH送信および/またはPUCCH送信に十分な電力が割り当てられた後、残りの電力を用いて、SRS送信のための電力スケーリングを実行しうる。したがって、以下の電力不等式が満足されうる。
Figure 2015164325
ここで、PPUSCHc(i)は、最後のシンボルによるPUSCH送信を持つ成分キャリアを表す。上記式では、最後のシンボルを使用しているPUSCH送信のみが考慮されうることが注目されるべきである。
ある態様については、SRS送信電力割当は、PUSCH電力割当よりも優先付けられうる。例えば、PUSCH電力は、例えば、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)変調の場合、最後のシンボルについてスケールされうる。
第3および第4のシナリオのための別の代案は、SRS送信を落とすことでありうる。しかしながら、SRS送信の余裕がまだある場合、これは必要ではない場合がありうる。
上記式において記載されたようなSRSのための電力スケーリング係数(V)は、PUSCHのための電力スケーリング係数(w)を決定するのと同様に決定されうる。例えば、すべての成分キャリアにわたって一様であるスケーリング、すべての成分キャリアにわたって非一様であるスケーリング(例えば、より高い優先度を一次成分キャリアに与える等)、および、dBまたは線形領域におけるスケーリングが考慮されうる。優先度ルールは、PUSCHに対しても同様でありうる。そして、標準的な用途において指定されうるか、あるいは、UE実施に任せされうる。
図9は、本開示のある態様にしたがう電力スケーリング技術を実行することが可能な、基地局910およびユーザ機器920を備えたシステム900の例を例示する。例示されるように、基地局910は、制御メッセージおよびチャネル設定メッセージをUE920へ送信するための送信機モジュール912を含みうる。
UE920は、受信機モジュール926を用いてチャネル設定を受信し、アップリンク電力決定モジュール924を用いて、複数の成分キャリアによる送信のために使用されるべき電力量を決定しうる。アップリンク電力決定モジュール924は、各成分キャリアにおけるPUSCH送信およびPUCCH送信のために使用される送信電力をスケールするためのスケーリング係数を決定するために、上述した何れかの技術、または、これら技術の組み合わせを利用しうる。
アップリンク電力決定モジュール924はまた、各成分キャリアにおけるSRS送信のためのスケーリング係数を決定することによって、TDDにおけるUpPTSにおけるSRSシンボルまたはサブフレームの最後のシンボルによるSRS送信のための送信電力を決定しうる。UEは、SRSシンボルまたはPUCCH/PUSCHシンボルの何れかのための送信電力を決定することに優先度を与えうる。送信機モジュール922は、決定された/スケールされた電力値を用いて、SRSシンボルおよびPUSCH/PUCCHシンボルを送信する。基地局910は、受信機モジュール916を用いてこれらシンボルを受信し、受信したシンボルを、処理モジュール914を用いて処理する。処理モジュール914はまた、UEからのアップリンク送信のためのチャネル設定信号を決定しうる。
上述した方法のさまざまな動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行されうる。これら手段は、限定される訳ではないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むさまざまなハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含みうる。
本開示に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ信号(FPGA)もしくはその他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたその任意の組み合わせを用いて実施または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替案では、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または順序回路でありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本開示に関連して記載された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、あるいは、これら2つの組み合わせによって具現化されうる。ソフトウェア・モジュールは、当該技術分野において周知のすべての形式の記憶媒体に常駐しうる。使用されうる記憶媒体のいくつかの例は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェア・モジュールは、単一の命令または複数の命令を備えることができ、複数の異なるコード・セグメント上で、異なるプログラムの間で、および複数の記憶媒体にわたって分散されうる。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込めるように、プロセッサに結合されうる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。
本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1または複数のステップまたは動作を備える。方法ステップおよび/または動作は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに相互に置換されうる。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに変更されうる。
1または複数の典型的な実施形態では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルー・レイ・ディスク(disc)を含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
したがって、ある態様は、本明細書に記載された動作を実行するためのコンピュータ・プログラム製品を備えうる。例えば、このようなコンピュータ・プログラム製品は、格納された(および/またはエンコードされた)命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備える。これら命令群は、本明細書において記載された動作を実行するために、1または複数のプロセッサによって実行されることが可能である。ある態様の場合、コンピュータ・プログラム製品は、パッケージング・マテリアルを含みうる。
ソフトウェアまたは命令群は、送信媒体を介しても送信される。例えば、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。
さらに、本明細書で説明された方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段を、適宜、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードし、かつ/または他の形式で入手することができることを了解されたい。例えば、このようなデバイスは、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されうる。代替案では、本明細書に記載されたさまざまな方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクト・ディスク(CD)またはフロッピー・ディスクなどの物理記憶媒体など)を介して提供され、ユーザ端末および/または基地局は、記憶手段をデバイスに結合するか提供するときにさまざまな方法を取得しうる。さらに、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するために、その他任意の適切な技法が利用されうる。
特許請求の範囲が、上述した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。さまざまな修正、変更、および変形が、特許請求の範囲の範囲から逸脱せずに、前述した方法および装置の構成、動作、および詳細において実施されうる。
前述したものは、本開示の態様に向けられているが、これら開示のその他およびさらなる態様が、本願の基本的な範囲から逸脱することなく考案され、この範囲は、以下に示す特許請求の範囲によって決定される。
前述したものは、本開示の態様に向けられているが、これら開示のその他およびさらなる態様が、本願の基本的な範囲から逸脱することなく考案され、この範囲は、以下に示す特許請求の範囲によって決定される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]無線通信のための方法であって、
サブフレームで送信されるべき1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第1のセットを用いてスケールすることと、
同じサブフレームで送信されるべき1または複数のサウンディング基準信号(SRS)シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第2のセットを用いてスケールすることと、ここで、前記スケーリング係数の第1のセットは、前記スケーリング係数の第2のセットとは異なる、
前記スケールされた1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルと、前記スケールされた1または複数のSRSシンボルとを、スケールされた送信電力値を用いて送信することと、
を備える方法。
[C2]前記送信することは、複数の成分キャリアで送信することを備える、[C1]に記載の方法。
[C3]前記スケーリング係数の第2のセットは、前記スケーリング係数の第1のセットと独立して決定される、[C1]に記載の方法。
[C4]前記サブフレームで送信されるべき1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力をスケールすることは、共通の成分キャリアで送信されるすべてのアップリンク共有チャネル・シンボルのために、同じスケーリング係数を利用することを備える、[C1]に記載の方法。
[C5]送信電力しきい値に達したかを判定することと、
達したと判定された場合、前記アップリンク・チャネル・シンボルおよび前記SRSシンボルの送信を優先付けることと、
をさらに備える[C1]に記載の方法。
[C6]前記優先付けることは、
前記SRSシンボルの送信のための電力スケーリング係数の第2のセットを決定することと、
前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のための電力スケーリング係数を決定する場合に、残りの送信電力を割り当てることと、ここで、前記残りの送信電力は、最大送信電力から、SRSシンボルの送信のために割り当てられた電力を引くことを備える、
を備える、[C5]に記載の方法。
[C7]前記優先付けることは、
前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のための電力スケーリング係数の第1のセットを決定することと、
前記SRSシンボルの送信のための電力スケーリング係数の第2のセットを決定する場合に、残りの送信電力を割り当てることと、ここで、前記残りの送信電力は、最大送信電力から、前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のために割り当てられた電力を引くことを備える、
を備える、[C5]に記載の方法。
[C8]前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信電力が、しきい値以上であるかを判定することと、
しきい値以上であると判定された場合、前記SRSシンボルを最大電力を用いて送信することと、
をさらに備える[C1]に記載の方法。
[C9]前記1または複数のSRSシンボルの送信電力をスケールすることは、
前記1または複数のSRSシンボルの送信に割り当てられた合計送信電力を決定することと、
前記合計送信電力が、キャリア毎の最大送信電力を超えるのであれば、複数の成分キャリアにおけるSRSシンボルの送信のためにスケールされた1または複数の送信電力値の合計が、予め定められた値以下になるように、前記スケーリング係数の第2のセットを決定することと、
を備える、[C1]に記載の方法。
[C10]前記予め定められた値は、前記キャリア毎の最大送信電力である、[C9]に記載の方法。
[C11]前記予め定められた値は、前記キャリア毎の最大送信電力から、アップリンク制御チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力を引いたものである、[C9]に記載の方法。
[C12]前記予め定められた値は、前記複数の成分キャリアについて、前記キャリア毎の最大送信電力から、アップリンク制御チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力と、アップリンク共有チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力とを引いたものである、[C9]に記載の方法。
[C13]無線通信のための装置であって、
サブフレームで送信されるべき1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第1のセットを用いてスケールする手段と、
同じサブフレームで送信されるべき1または複数のサウンディング基準信号(SRS)シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第2のセットを用いてスケールする手段と、ここで、前記スケーリング係数の第1のセットは、前記スケーリング係数の第2のセットとは異なる、
前記スケールされた1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルと、前記スケールされた1または複数のSRSシンボルとを、スケールされた送信電力値を用いて送信する手段と、
を備える装置。
[C14]前記送信する手段は、複数の成分キャリアで送信することを備える、[C13]に記載の装置。
[C15]前記スケーリング係数の第2のセットは、前記スケーリング係数の第1のセットと独立して決定される、[C13]に記載の装置。
[C16]前記サブフレームで送信されるべき1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力をスケールする手段は、共通の成分キャリアで送信されるすべてのアップリンク共有チャネル・シンボルのために、同じスケーリング係数を利用する手段を備える、[C13]に記載の装置。
[C17]送信電力しきい値に達したかを判定する手段と、
前記アップリンク・チャネル・シンボルおよび前記SRSシンボルの送信を優先付ける手段と、
をさらに備える[C13]に記載の装置。
[C18]前記優先付ける手段は、
前記SRSシンボルの送信のための電力スケーリング係数の第2のセットを決定する手段と、
前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のための電力スケーリング係数を決定する場合に、残りの送信電力を割り当てる手段と、ここで、前記残りの送信電力は、最大送信電力から、SRSシンボルの送信のために割り当てられた電力を引くことを備える、
を備える、[C17]に記載の装置。
[C19]前記優先付ける手段は、
前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のための電力スケーリング係数の第1のセットを決定する手段と、
前記SRSシンボルの送信のための電力スケーリング係数の第2のセットを決定する場合に、残りの送信電力を割り当てる手段と、ここで、前記残りの送信電力は、最大送信電力から、前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のために割り当てられた電力を引くことを備える、
を備える、[C17]に記載の装置。
[C20]前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信電力が、しきい値以上であるかを判定する手段と、
前記SRSシンボルを、最大電力を用いて送信する手段と、
をさらに備える[C13]に記載の装置。
[C21]前記1または複数のSRSシンボルの送信電力をスケールする手段は、
前記1または複数のSRSシンボルの送信に割り当てられた合計送信電力を決定する手段と、
前記合計送信電力が、キャリア毎の最大送信電力を超えるのであれば、複数の成分キャリアにおけるSRSシンボルの送信のためにスケールされた1または複数の送信電力値の合計が、予め定められた値以下になるように、前記スケーリング係数の第2のセットを決定する手段と、
を備える、[C13]に記載の装置。
[C22]前記予め定められた値は、前記キャリア毎の最大送信電力である、[C21]に記載の装置。
[C23]前記予め定められた値は、前記キャリア毎の最大送信電力から、アップリンク制御チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力を引いたものである、[C21]に記載の装置。
[C24]前記予め定められた値は、前記複数の成分キャリアについて、前記キャリア毎の最大送信電力から、アップリンク制御チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力と、アップリンク共有チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力とを引いたものである、[C21]に記載の装置。
[C25]無線通信のための装置であって、
サブフレームで送信されるべき1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第1のセットを用いてスケールし、
同じサブフレームで送信されるべき1または複数のサウンディング基準信号(SRS)シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第2のセットを用いてスケールし、ここで、前記スケーリング係数の第1のセットは、前記スケーリング係数の第2のセットとは異なる、
前記スケールされた1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルと、前記スケールされた1または複数のSRSシンボルとを、スケールされた送信電力値を用いて送信する、
ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
を備える装置。
[C26]前記プロセッサはさらに、複数の成分キャリアで送信するように構成された、[C25]に記載の装置。
[C27]前記スケーリング係数の第2のセットは、前記スケーリング係数の第1のセットと独立して決定される、[C25]に記載の装置。
[C28]前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信電力をスケールするように構成されたプロセッサはさらに、共通の成分キャリアで送信されるすべてのアップリンク共有チャネル・シンボルのために、同じスケーリング係数を利用するように構成された、[C25]に記載の装置。
[C29]前記プロセッサはさらに、送信電力しきい値に達したかを判定し、達したと判定された場合、前記アップリンク・チャネル・シンボルおよび前記SRSシンボルの送信を優先付けるように構成された、[C25]に記載の装置。
[C30]前記優先付けるように構成されたプロセッサはさらに、
前記SRSシンボルの送信のための電力スケーリング係数の第2のセットを決定し、
前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のための電力スケーリング係数を決定する場合に、残りの送信電力を割り当てる、ここで、前記残りの送信電力は、最大送信電力から、SRSシンボルの送信のために割り当てられた電力を引くことを備える、
ように構成された、[C29]に記載の装置。
[C31]前記優先付けるように構成されたプロセッサはさらに、
前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のための電力スケーリング係数の第1のセットを決定し、
前記SRSシンボルの送信のための電力スケーリング係数の第2のセットを決定する場合に、残りの送信電力を割り当てる、ここで、前記残りの送信電力は、最大送信電力から、前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のために割り当てられた電力を引くことを備える、
ように構成された、[C29]に記載の装置。
[C32]前記プロセッサはさらに、前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信電力が、しきい値以上であるかを判定し、しきい値以上であると判定された場合、前記SRSシンボルを、最大電力を用いて送信するように構成された、[C25]に記載の装置。
[C33]前記1または複数のSRSシンボルの送信電力をスケールするように構成されたプロセッサはさらに、
前記1または複数のSRSシンボルの送信に割り当てられた合計送信電力を決定し、
前記合計送信電力が、キャリア毎の最大送信電力を超えるのであれば、複数の成分キャリアにおけるSRSシンボルの送信のためにスケールされた1または複数の送信電力値の合計が、予め定められた値以下になるように、前記スケーリング係数の第2のセットを決定する、
ように構成された、[C25]に記載の装置。
[C34]前記予め定められた値は、前記キャリア毎の最大送信電力である、[C33]に記載の装置。
[C35]前記予め定められた値は、前記キャリア毎の最大送信電力から、アップリンク制御チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力を引いたものである、[C33]に記載の装置。
[C36]前記予め定められた値は、前記複数の成分キャリアについて、前記キャリア毎の最大送信電力から、アップリンク制御チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力と、アップリンク共有チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力とを引いたものである、[C33]に記載の装置。
[C37]無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
格納された命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備え、前記命令群は、1または複数のプロセッサによって実行可能であり、前記命令群は、
サブフレームで送信されるべき1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第1のセットを用いてスケールするための命令群と、
同じサブフレームで送信されるべき1または複数のサウンディング基準信号(SRS)シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第2のセットを用いてスケールするための命令群と、ここで、前記スケーリング係数の第1のセットは、前記スケーリング係数の第2のセットとは異なる、
前記スケールされた1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルと、前記スケールされた1または複数のSRSシンボルとを、スケールされた送信電力値を用いて送信するための命令群と
を備える、コンピュータ・プログラム製品。

Claims (37)

  1. 無線通信のための方法であって、
    サブフレームで送信されるべき1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第1のセットを用いてスケールすることと、
    同じサブフレームで送信されるべき1または複数のサウンディング基準信号(SRS)シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第2のセットを用いてスケールすることと、ここで、前記スケーリング係数の第1のセットは、前記スケーリング係数の第2のセットとは異なる、
    前記スケールされた1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルと、前記スケールされた1または複数のSRSシンボルとを、スケールされた送信電力値を用いて送信することと、
    を備える方法。
  2. 前記送信することは、複数の成分キャリアで送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記スケーリング係数の第2のセットは、前記スケーリング係数の第1のセットと独立して決定される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記サブフレームで送信されるべき1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力をスケールすることは、共通の成分キャリアで送信されるすべてのアップリンク共有チャネル・シンボルのために、同じスケーリング係数を利用することを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 送信電力しきい値に達したかを判定することと、
    達したと判定された場合、前記アップリンク・チャネル・シンボルおよび前記SRSシンボルの送信を優先付けることと、
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記優先付けることは、
    前記SRSシンボルの送信のための電力スケーリング係数の第2のセットを決定することと、
    前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のための電力スケーリング係数を決定する場合に、残りの送信電力を割り当てることと、ここで、前記残りの送信電力は、最大送信電力から、SRSシンボルの送信のために割り当てられた電力を引くことを備える、
    を備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記優先付けることは、
    前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のための電力スケーリング係数の第1のセットを決定することと、
    前記SRSシンボルの送信のための電力スケーリング係数の第2のセットを決定する場合に、残りの送信電力を割り当てることと、ここで、前記残りの送信電力は、最大送信電力から、前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のために割り当てられた電力を引くことを備える、
    を備える、請求項5に記載の方法。
  8. 前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信電力が、しきい値以上であるかを判定することと、
    しきい値以上であると判定された場合、前記SRSシンボルを最大電力を用いて送信することと、
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  9. 前記1または複数のSRSシンボルの送信電力をスケールすることは、
    前記1または複数のSRSシンボルの送信に割り当てられた合計送信電力を決定することと、
    前記合計送信電力が、キャリア毎の最大送信電力を超えるのであれば、複数の成分キャリアにおけるSRSシンボルの送信のためにスケールされた1または複数の送信電力値の合計が、予め定められた値以下になるように、前記スケーリング係数の第2のセットを決定することと、
    を備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記予め定められた値は、前記キャリア毎の最大送信電力である、請求項9に記載の方法。
  11. 前記予め定められた値は、前記キャリア毎の最大送信電力から、アップリンク制御チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力を引いたものである、請求項9に記載の方法。
  12. 前記予め定められた値は、前記複数の成分キャリアについて、前記キャリア毎の最大送信電力から、アップリンク制御チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力と、アップリンク共有チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力とを引いたものである、請求項9に記載の方法。
  13. 無線通信のための装置であって、
    サブフレームで送信されるべき1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第1のセットを用いてスケールする手段と、
    同じサブフレームで送信されるべき1または複数のサウンディング基準信号(SRS)シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第2のセットを用いてスケールする手段と、ここで、前記スケーリング係数の第1のセットは、前記スケーリング係数の第2のセットとは異なる、
    前記スケールされた1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルと、前記スケールされた1または複数のSRSシンボルとを、スケールされた送信電力値を用いて送信する手段と、
    を備える装置。
  14. 前記送信する手段は、複数の成分キャリアで送信することを備える、請求項13に記載の装置。
  15. 前記スケーリング係数の第2のセットは、前記スケーリング係数の第1のセットと独立して決定される、請求項13に記載の装置。
  16. 前記サブフレームで送信されるべき1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力をスケールする手段は、共通の成分キャリアで送信されるすべてのアップリンク共有チャネル・シンボルのために、同じスケーリング係数を利用する手段を備える、請求項13に記載の装置。
  17. 送信電力しきい値に達したかを判定する手段と、
    前記アップリンク・チャネル・シンボルおよび前記SRSシンボルの送信を優先付ける手段と、
    をさらに備える請求項13に記載の装置。
  18. 前記優先付ける手段は、
    前記SRSシンボルの送信のための電力スケーリング係数の第2のセットを決定する手段と、
    前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のための電力スケーリング係数を決定する場合に、残りの送信電力を割り当てる手段と、ここで、前記残りの送信電力は、最大送信電力から、SRSシンボルの送信のために割り当てられた電力を引くことを備える、
    を備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記優先付ける手段は、
    前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のための電力スケーリング係数の第1のセットを決定する手段と、
    前記SRSシンボルの送信のための電力スケーリング係数の第2のセットを決定する場合に、残りの送信電力を割り当てる手段と、ここで、前記残りの送信電力は、最大送信電力から、前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のために割り当てられた電力を引くことを備える、
    を備える、請求項17に記載の装置。
  20. 前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信電力が、しきい値以上であるかを判定する手段と、
    前記SRSシンボルを、最大電力を用いて送信する手段と、
    をさらに備える請求項13に記載の装置。
  21. 前記1または複数のSRSシンボルの送信電力をスケールする手段は、
    前記1または複数のSRSシンボルの送信に割り当てられた合計送信電力を決定する手段と、
    前記合計送信電力が、キャリア毎の最大送信電力を超えるのであれば、複数の成分キャリアにおけるSRSシンボルの送信のためにスケールされた1または複数の送信電力値の合計が、予め定められた値以下になるように、前記スケーリング係数の第2のセットを決定する手段と、
    を備える、請求項13に記載の装置。
  22. 前記予め定められた値は、前記キャリア毎の最大送信電力である、請求項21に記載の装置。
  23. 前記予め定められた値は、前記キャリア毎の最大送信電力から、アップリンク制御チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力を引いたものである、請求項21に記載の装置。
  24. 前記予め定められた値は、前記複数の成分キャリアについて、前記キャリア毎の最大送信電力から、アップリンク制御チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力と、アップリンク共有チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力とを引いたものである、請求項21に記載の装置。
  25. 無線通信のための装置であって、
    サブフレームで送信されるべき1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第1のセットを用いてスケールし、
    同じサブフレームで送信されるべき1または複数のサウンディング基準信号(SRS)シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第2のセットを用いてスケールし、ここで、前記スケーリング係数の第1のセットは、前記スケーリング係数の第2のセットとは異なる、
    前記スケールされた1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルと、前記スケールされた1または複数のSRSシンボルとを、スケールされた送信電力値を用いて送信する、
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を備える装置。
  26. 前記プロセッサはさらに、複数の成分キャリアで送信するように構成された、請求項25に記載の装置。
  27. 前記スケーリング係数の第2のセットは、前記スケーリング係数の第1のセットと独立して決定される、請求項25に記載の装置。
  28. 前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信電力をスケールするように構成されたプロセッサはさらに、共通の成分キャリアで送信されるすべてのアップリンク共有チャネル・シンボルのために、同じスケーリング係数を利用するように構成された、請求項25に記載の装置。
  29. 前記プロセッサはさらに、送信電力しきい値に達したかを判定し、達したと判定された場合、前記アップリンク・チャネル・シンボルおよび前記SRSシンボルの送信を優先付けるように構成された、請求項25に記載の装置。
  30. 前記優先付けるように構成されたプロセッサはさらに、
    前記SRSシンボルの送信のための電力スケーリング係数の第2のセットを決定し、
    前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のための電力スケーリング係数を決定する場合に、残りの送信電力を割り当てる、ここで、前記残りの送信電力は、最大送信電力から、SRSシンボルの送信のために割り当てられた電力を引くことを備える、
    ように構成された、請求項29に記載の装置。
  31. 前記優先付けるように構成されたプロセッサはさらに、
    前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のための電力スケーリング係数の第1のセットを決定し、
    前記SRSシンボルの送信のための電力スケーリング係数の第2のセットを決定する場合に、残りの送信電力を割り当てる、ここで、前記残りの送信電力は、最大送信電力から、前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信のために割り当てられた電力を引くことを備える、
    ように構成された、請求項29に記載の装置。
  32. 前記プロセッサはさらに、前記アップリンク・チャネル・シンボルの送信電力が、しきい値以上であるかを判定し、しきい値以上であると判定された場合、前記SRSシンボルを、最大電力を用いて送信するように構成された、請求項25に記載の装置。
  33. 前記1または複数のSRSシンボルの送信電力をスケールするように構成されたプロセッサはさらに、
    前記1または複数のSRSシンボルの送信に割り当てられた合計送信電力を決定し、
    前記合計送信電力が、キャリア毎の最大送信電力を超えるのであれば、複数の成分キャリアにおけるSRSシンボルの送信のためにスケールされた1または複数の送信電力値の合計が、予め定められた値以下になるように、前記スケーリング係数の第2のセットを決定する、
    ように構成された、請求項25に記載の装置。
  34. 前記予め定められた値は、前記キャリア毎の最大送信電力である、請求項33に記載の装置。
  35. 前記予め定められた値は、前記キャリア毎の最大送信電力から、アップリンク制御チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力を引いたものである、請求項33に記載の装置。
  36. 前記予め定められた値は、前記複数の成分キャリアについて、前記キャリア毎の最大送信電力から、アップリンク制御チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力と、アップリンク共有チャネルにおける送信に割り当てられた合計電力とを引いたものである、請求項33に記載の装置。
  37. 無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    格納された命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備え、前記命令群は、1または複数のプロセッサによって実行可能であり、前記命令群は、
    サブフレームで送信されるべき1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第1のセットを用いてスケールするための命令群と、
    同じサブフレームで送信されるべき1または複数のサウンディング基準信号(SRS)シンボルの送信電力を、1または複数のスケーリング係数の第2のセットを用いてスケールするための命令群と、ここで、前記スケーリング係数の第1のセットは、前記スケーリング係数の第2のセットとは異なる、
    前記スケールされた1または複数のアップリンク・チャネル・シンボルと、前記スケールされた1または複数のSRSシンボルとを、スケールされた送信電力値を用いて送信するための命令群と
    を備える、コンピュータ・プログラム製品。
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