JP2015162843A - 仮想ネットワークサービス構築システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、複数の仮想ネットワークを用いた仮想ネットワークサービスの提供を可能にすることを目的とする。【解決手段】本発明は、ユーザ入力からネットワークを構築するための仮想ネットワーク機能の配置を制御する簡易GUIと簡易GUIへのユーザ入力を制御コメントに自動変換することで、エッジにあるネットワーク機器と、エッジネットワーク機器と共有IaaS基盤間のネットワークと、IaaS基盤内の仮想ネットワーク機能を一元的に制御し、エンド・ツー・エンドのネットワークサービスを自動的に構築する。【選択図】図2

Description

本発明は、仮想ネットワークサービス構築システムに関連するものであり、特に、ソフトウェア化されたネットワーク機器を用い、仮想ネットワークサービスを構築するシステムに関連するものである。
近年、情報通信技術の発達につれ、各企業において社内業務のシステム化やサービスのオンライン化などが進んできた。それらを支える必要不可欠な技術として、エンタープライズネットワークの構築・運用が益々重要視されている。各企業は情報技術(IT)部門を設立する、あるいは専門会社にアウトソーシングすることにより、社内ネットワークの構築・運用を行っている。
これまで、エンタープライズネットワークを構築・更改する度に、まずルータや、スイッチ、ファイアウォールなどの必要なネットワーク機器を購入する。次に、それらのネットワーク機器をネットワーク設計図に従って接続する。さらに、各ネットワーク機器の初期設定を行い、ネットワークサービスを開通していた(例えば、非特許文献1参照。)。
また、複数の拠点を有する企業に対して、各拠点内のネットワークを相互的に接続させるために、専用線や仮想プライベートネットワーク(VPN)などを別途で契約する必要がある。その場合、企業自身もしくは専門会社が拠点内ネットワークを管理し、専用線やVPNのサービスサービスプロバイダーが拠点間ネットワークを管理していた。
既存のエンタープライズネットワークは専用装置から構成されるため、ネットワークを新規に構築する、あるいは更改するための設備投資コストが高価である。また、ネットワーク機器の接続や、各ネットワーク機器の初期設定などの業務を基本的に手動で行う必要があるため、高価な人件費が求められる。さらに、小さい機能変更でもネットワーク機器の交換や物理ネットワークトポロジーの変更などになるので、ネットワーク構築後の機能変更が困難と考えられる。
一方、ネットワーク機能仮想化(NFV)のコンセプトが提案された(例えば、非特許文献2参照。)。これまで、ルータ、スイッチ及びファイアウォールなどのネットワーク機能は専用装置で実現されていた。これに対し、NFVコンセプトにおいては、それらのネットワーク機能は、すべてソフトウェア化された仮想ネットワークで実現され、汎用サーバ上に実行される。
NFVコンセプトの流行につれ、様々な仮想ネットワーク機能が開発されてきた。例えば、Vyatta(登録商標)やOpen vSwitchなどの製品がある。専用装置から仮想ネットワーク機能がインストールされた汎用サーバへの変更によって、従来のネットワーク機器の購入のための設備投資コストを大幅に削減することができる。さらに、それらの仮想ネットワーク機能を他の企業や個人が共有するInfrastructure as a Service(IaaS)基盤に移管することで、更なるコスト削減が期待できる。
しかし、ネットワーク機能の仮想化に伴い、エンタープライズネットワークを構築するための手順がさらに多くなり、構築作業がさらに複雑になった。そこで、複数の仮想ネットワーク機能を連携させ、自動的にネットワークサービスを構築するシステムが求められる。特に、仮想ネットワーク機能を共有IaaS基盤に管理させる場合、企業拠点にあるエッジネットワーク機器と、エッジネットワーク機器と共有IaaS基盤間の中継ネットワークと、IaaS基盤内の仮想ネットワーク機能を一元的に制御し、エンド・ツー・エンドのネットワークサービスを自動的に構築するシステムが望ましい。
A Basic Enterprise LAN Network Architecture−Block Diagram and Components, http://www.excitingip.net/27/. Margaret Chiosi et al., "Network Functions Virtualisation," In Proc. SDN and OpenFlow World Congress, Oct. 2012.
本発明は、ソフトウェア化された仮想ネットワーク機能を複数用いた仮想ネットワークサービスの提供を可能にすることを目的とする。
本発明の仮想ネットワークサービス構築システムは、簡易GUIを企業ユーザに提示し、企業ユーザの入力からエンタープライズネットワークを構築するための仮想ネットワーク機能の配置などの制御コメントに自動変換する機能を提供することとした。
具体的には、本発明に係る仮想ネットワークサービス構築システムは、
コンピュータにプログラムを実行させることで構成する仮想ネットワーク機能を用いてユーザ装置間を接続する仮想ネットワークサービスを提供する仮想ネットワークサービス構築システムであって、
前記仮想ネットワークサービスに用いるネットワーク構成を取得する操作機能部と、
前記操作機能部の取得したネットワーク構成を記述する記述言語を生成する記述言語生成部と、
前記記述言語生成部の生成した記述言語を読み取り、前記仮想ネットワークサービスを構築するための制御コマンドに変換し、当該制御コマンドをコンピュータ及びネットワークを含む物理インフラの管理システムに向けて送信するコマンド送信部と、
前記コマンド送信部から送信された制御コマンドに従った制御を行い、前記物理インフラ上に仮想ネットワークサービスを構築する仮想ネットワーク実行構築管理部と、
を備える。
本発明に係るネットワークサービス構築システムでは、
前記仮想ネットワーク機能を前記ユーザ装置に表示するユーザ表示機能部と、
前記仮想ネットワーク機能の属性を編集する属性編集機能部と、
をさらに備えてもよい。
本発明に係るネットワークサービス構築システムでは、
前記仮想ネットワーク機能は、複数の計算機資源上に実行することを可能とし、
前記仮想ネットワーク実行構築管理部は、
前記仮想ネットワーク機能を実現するために用いる計算機資源を決定する収容設計機能部と、
前記収容設計機能部の決定した計算機資源に、前記仮想ネットワーク機能のネットワーク構成をインストールする仮想ネットワーク配置機能部と、
前記仮想ネットワーク機能と前記計算機資源の対応関係を記憶する収容管理データベースと、
を備えていてもよい。
本発明に係るネットワークサービス構築システムでは、前記コマンド送信部は、前記ユーザ装置間で疎通試験を行う旨の制御コマンドを送信する試験信号生成機能部をさらに有していてもよい。
具体的には、本発明に係るネットワークサービス構築方法は、
コンピュータにプログラムを実行させることで構成する仮想ネットワーク機能を用いてユーザ装置間を接続する仮想ネットワークサービスを提供する仮想ネットワークサービスを提供する仮想ネットワークサービス構築方法であって、
操作機能部が、前記仮想ネットワークサービスに用いるネットワーク構成を取得する操作機能手順と、
記述言語生成部が、前記操作機能手順で取得したネットワーク構成を記述する記述言語を生成する記述言語生成手順と、
コマンド送信部が、前記記述言語生成手順で生成した記述言語を読み取り、前記仮想ネットワークサービスを構築するための制御コマンドに変換し、当該制御コマンドをコンピュータ及びネットワークを含む物理インフラの管理システムに向けて送信するコマンド送信手順と、
前記仮想ネットワーク実行構築管理部が、前記制御コマンドに従った制御を行い、前記物理インフラ上に仮想ネットワークサービスを構築する仮想ネットワーク実行構築管理手順と、
を順に有する。
本発明に係るネットワークサービス構築方法では、前記仮想ネットワーク機能を前記ユーザ装置に表示するユーザ表示機能手順を、前記操作機能手順の前にさらに有し、
前記仮想ネットワーク機能の属性は編集可能であってもよい。
本発明に係るネットワークサービス構築方法では、前記コマンド送信部が、前記ユーザ装置間で疎通試験を行う旨の制御コマンドを送信する試験信号生成手順を、前記仮想ネットワーク設定手順の後にさらに有していてもよい。
具体的には、本発明に係るネットワークサービス構築プログラムは、
コンピュータにプログラムを実行させることで構成する仮想ネットワーク機能を用いてユーザ装置間を接続する仮想ネットワークサービスを提供するための仮想ネットワークサービス構築用プログラムであって、
操作機能部が、前記仮想ネットワークサービスに用いるネットワーク構成を取得する操作機能手順と、
記述言語生成部が、前記操作機能手順で取得したネットワーク構成を記述するコンピュータ読み取り可能な記述言語を生成する記述言語生成手順と、
コマンド送信部が、前記記述言語生成手順で生成した記述言語を読み取り、前記仮想ネットワークサービスを構築するための制御コマンドに変換し、当該制御コマンドをコンピュータ及びネットワークを含む物理インフラの管理システムに向けて送信するコマンド送信手順と、
をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、ソフトウェア化された仮想ネットワーク機能を複数用いた仮想ネットワークサービスの提供を可能にすることができる。
実施形態のネットワークサービス構築システムの一例を示す。 実施形態の物理インフラの一例を示す。 製品カタログ情報の一例を示す。 製品仕様(計算機資源)情報の一例を示す。 製品仕様(NW資源)情報の一例を示す。 ユーザ管理情報の一例を示す。 インスタンス管理情報の一例を示す。 サービスチェーン管理情報の一例を示す。 記述言語の一例(JSON形式の雛形)を示す。 IaaS基盤#1における物理ノード管理情報の一例を示す。 IaaS基盤#1における収容管理情報の一例を示す。 IaaS基盤#2における物理ノード管理情報の一例を示す。 IaaS基盤#2における収容管理情報の一例を示す。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
本発明は、ネットワークサービス構築システムに関するものであり、特に、ユーザ入力からネットワークを構築するための仮想ネットワーク機能の配置などの制御コマンドに自動変換することで、エッジにあるネットワーク機器と、エッジネットワーク機器と共有IaaS基盤間のネットワークと、IaaS基盤内の仮想ネットワーク機能を一元的に制御し、エンド・ツー・エンドの仮想ネットワークサービスを自動的に構築する。
本実施形態に係る仮想ネットワークサービスは、複数の仮想ネットワーク機能を用いてユーザ装置間を接続する。本実施形態における仮想ネットワーク機能は、コンピュータにプログラムを実行させることで構成する。本実施形態では、仮想ネットワーク機能を実行する物理インフラの一例として、IaaS基盤を用いる例について説明する。
まず、本発明の概要について説明する。
図1に、本発明の実施形態において構成する仮想ネットワークサービスの一例を示す。本実施形態に係る仮想ネットワークサービスは、2台のエッジネットワーク機器91が、複数のIaaS基盤92及び複数の中継ネットワーク93を介して接続される。
エッジネットワーク機器91は、エンタープライズネットワークを利用するユーザ企業の使用する装置であり、例えばスイッチである。本実施形態では、ユーザ企業の拠点#1に配置されたエッジネットワーク機器91−1と、ユーザ企業の拠点#2に配置されたエッジネットワーク機器91−2と、の間で仮想ネットワークを構築する。
IaaS基盤92は、本実施形態に係る仮想ネットワーク機能を実行する物理インフラである。仮想ネットワーク機能を実行する物理インフラは任意である。本実施形態では、一例として、エッジネットワーク機器91−1と91−2の間にIaaS基盤92−1及び92−2の2つのIaaS基盤92が接続される例について説明する。IaaS基盤92は、エッジネットワーク機器91−1,91−2を使用するユーザ企業だけでなく、複数のユーザが共用する。
中継ネットワーク93は、エッジネットワーク機器91とIaaS基盤92を接続するか、或いはIaaS基盤92間を接続するためのネットワークである。本実施形態では、中継ネットワーク93−1がエッジネットワーク機器91−1とIaaS基盤92−1を接続し、中継ネットワーク93−2がIaaS基盤92−1とIaaS基盤92−2を接続し、中継ネットワーク93−3がIaaS基盤92−2とエッジネットワーク機器91−2を接続する。
図2に、本発明の実施形態に係る仮想ネットワークサービス構築システムの構成例を示す。本実施形態に係る仮想ネットワークサービス構築システムは、サービス構成編集部20と、複数のネットワーク資源管理部31と、複数のIaaS基盤資源管理部32と、デリバリ部30と、データベース管理部40を備える。IaaS基盤資源管理部32は、本発明に係る仮想ネットワーク実行構築管理部として機能する。デリバリ部30は、本発明に係るコマンド送信部として機能する。本実施形態に係る仮想ネットワークサービス構築システムは、エッジネットワーク機器91−1,91−2を使用するユーザ企業のユーザ装置(不図示)からネットワークサービスの要求を受けると、これらの構成を用いて、要求に応じたエンタープライズネットワークを構築する。
ネットワーク資源管理部31は、中継ネットワーク93をそれぞれに管理する。例えば、ネットワーク資源管理部31−1は中継ネットワーク93−1を管理し、ネットワーク資源管理部31−2は中継ネットワーク93−2を管理し、ネットワーク資源管理部31−3は中継ネットワーク93−3を管理する。仮想ネットワークサービス構築システムに備わる各構成は、共通の装置に格納されていてもよいが、分散して格納されていてもよい。
IaaS基盤資源管理部32は、IaaS基盤92をそれぞれに管理する。例えば、IaaS基盤資源管理部32−1はIaaS基盤92−1を管理し、IaaS基盤資源管理部32−2はIaaS基盤92−2を管理する。
サービス構成編集部20は、操作機能部21と、記述言語生成部22を備える。
操作機能部21は、ユーザ装置がネットワークサービス属性情報を入力するためのインターフェースを提供する。ネットワークサービス属性情報は、提供する仮想ネットワークサービスを構築するために必要な情報であり、例えば、構築対象となる仮想ネットワークサービスのトポロジーや仮想ネットワーク機能群、サービス品質保証に関わるパラメータを含む。
記述言語生成部22は、ユーザ装置から受信したネットワーク構成を記述する記述言語を生成する。
デリバリ部30は、記述言語生成部22で生成された記述言語を読み取り、記述言語から各中継ネットワーク93およびIaaS基盤92を制御する制御コマンドを生成し、各IaaS基盤資源管理部32およびネットワーク資源管理部31に発信する。
また、データベース管理部40は、ネットワークサービス属性情報を保存するサービス管理データベース42を有する。それによって、専用装置の代わりに仮想ネットワーク機能(ソフトウェア)から仮想ネットワークサービスを構築することが可能となる。さらに、ユーザ装置が簡易インターフェースを通じて迅速にカスタマイズ可能なサービスを構築することができる。
本実施形態はNFVコンセプトを前提にするため、仮想ネットワークサービスを構築するための設備投資コストを大幅に削減できる。また、本実施形態によって、企業ユーザが簡易GUI操作で迅速に特有の要件に合わせたエンタープライズネットワークを構築できる。さらに、前記構築されたエンタープライズネットワークを一元的に管理することもできる。それにより、エンタープライズネットワークの構築・運用のための設備投資ならびに運用コストを大幅に削減することを期待できる。
本発明の仮想ネットワークサービス構築システムは、更に、仮想ネットワーク機能の属性を編集するカタログ編集機能部12と、仮想ネットワークを構成する仮想ネットワーク機器をユーザ装置に表示するユーザ表示機能部11を備えるカタログ管理部10を備えることができる。カタログ編集機能部12は、本発明に係る属性編集機能部として機能する。その場合、データベース管理部40には、仮想ネットワーク機能の属性を管理するカタログデータベース41を加える必要がある。それによって、仮想ネットワークサービスを構築するための仮想ネットワーク機能を追加したり削減したりすることができ、それらの属性も柔軟に編集することができる。
また、IaaS基盤資源管理部32は、仮想ネットワーク機能とIaaS基盤92における計算機資源の収容関係を算出する収容設計機能部321と、仮想ネットワーク機能のイメージファイルを計算機資源にインストールする仮想ネットワーク機能配置機能部322と、を備えることができる。その場合、データベース管理部40は、さらに算出された収容関係を管理する収容管理データベース43を加える必要がある。それによって、IaaS基盤92内の資源の利用を最適化することができ、仮想ネットワークサービスの性能を保証した上、更なるコスト削減を期待できる。
さらに、本発明の仮想ネットワークサービス構築システムのデリバリ部30は、構築された仮想ネットワークサービスの疎通性を確認する試験信号を生成することを可能にする。それによって、中継ネットワーク93と仮想化されたユーザ装置の社内ネットワーク機器の一元管理ができ、サービス品質の向上や増収などに直接に繋ぐ。
(実施形態1)
本実施形態の仮想ネットワークサービス構築システムは、図1に示す物理インフラと、物理インフラを管理する図2に示す管理計算機と、を備える。物理インフラは、図1のように、2つの拠点に配置されたエッジネットワーク機器91と、2つのIaaS基盤92と、それらを接続する中継ネットワーク93から構成される。本実施形態では、エッジネットワーク機器91に物理スイッチを利用するが、それに限定するものではない。そこで、エッジネットワーク機器91のエッジネットワーク機器はソフトウェア化され、汎用サーバに実行されることも可能である。また、図1は一例として、IaaS基盤92−1とIaaS基盤92−2がそれぞれ仮想ネットワーク機能を起動し、それらの仮想ネットワーク機能とエッジネットワーク機器91にあるエッジネットワーク機器91が仮想トンネルで接続されるイメージを示す。
図2に、本実施形態の管理計算機の一例を示す。本実施形態の管理計算機は、カタログ管理部11と、サービス構成編集部20と、ネットワーク資源管理部31と、IaaS基盤資源管理部32と、デリバリ部30と、データベース管理部40を備える。データベース管理部40は記憶部(不図示)に記憶される。本実施形態の管理計算機は、コンピュータを、カタログ管理部11と、サービス構成編集部20と、ネットワーク資源管理部31と、IaaS基盤資源管理部32と、デリバリ部30と、として機能させることで実現してもよい。この場合、管理計算機内のCPU(Central Processing Unit)が、記憶部(不図示)に記憶されたコンピュータプログラムを実行することで、各構成を実現する。
カタログ管理部10は、ベンダが提供する仮想ネットワーク機能の製品に関する情報を管理する。本実施形態は仮想ネットワーク機能の製品はベンダによって提供されることを想定しているが、それに限らず、個人や大学などの研究機関、有償、無償など製品の提供形態は問わない。
カタログ管理部10は、ユーザ表示機能部11及びカタログ編集機能部12を備える。ユーザ表示機能部11は、登録された仮想ネットワーク機能の製品をユーザ装置(不図示)にGUIで表現する。図2では一例として、ルータ、ファイアウォール、接続、UNIをGUIのアイコンとしてユーザに表示する。本実施形態はアイコンを用いてGUIでユーザ表示機能を実現しているが、それに限らず、表や記述言語、定義ファイルなどの手段を利用してユーザ装置(不図示)に表示してもよい。カタログ編集機能部12は、システム管理者装置が仮想ネットワーク機能の追加・削減を行い、各仮想ネットワーク機能の属性も柔軟に編集する。
サービス構成編集部20は、操作機能部21及び記述言語生成部22を備える。操作機能部21は、構築対象となる仮想ネットワークサービスのネットワークサービス属性情報をユーザ装置から受信するための簡易インターフェースを提供する。ネットワークサービス属性情報は、例えば、構築対象となる仮想ネットワークサービスのトポロジーや仮想ネットワーク群、サービス品質保証に関わるパラメータの少なくとも1つを含む。記述言語生成部22は、操作機能21を介してユーザ装置から受信したネットワーク属性情報に基づいて仮想ネットワークサービスを記述する。
本実施形態のサービス構成編集部20は、ユーザ表示機能部11と同様に、GUIを用いて構築する仮想ネットワークサービスに関する属性情報を入力できる環境を提供する。一例として、ユーザ表示機能部11におけるアイコンをドラグ&ドロップの手法によって操作機能部21で仮想ネットワークサービスをカスタマイズする。しかし、それに限らない。
仮想ネットワークサービスの記述は、ドメインごとに収容先を決定する。例えば、NW#1をドメイン#1と定め、IaaS基盤#1をドメイン#2と定め、NW#2をドメイン#3と定め、IaaS基盤#2をドメイン#4と定め、NW#3をドメイン#5と定め、ドメインごとに収容先を決定する。
サービス構成編集部20は、収容管理データベース43を参照し、仮想ネットワーク機能をどのIaaS基盤92に収容するかをユーザから取得する。例えば、IaaS基盤#1は100MBが必要であることから、ドメイン#2を100MBの仮想ネットワーク機能を構築可能なIaaS基盤に収容する。IaaS基盤#2も同様にして、ドメイン#4を100MBの仮想ネットワーク機能を構築可能なIaaS基盤に収容する。
ここで、選択可能な複数のIaaS基盤92が存在する場合、サービス構成編集部20は、資源の利用率が最もよくなるIaaS基盤92を選択する。また、ユーザ表示機能部11が選択可能なIaaS基盤92の一覧をユーザ装置に表示し、操作機能部21がユーザ装置の決定したIaaS基盤92を受信することによってIaaS基盤92を決定してもよい。
サービス構成編集部20は、収容管理データベース43を参照し、IaaS基盤92とエッジネットワーク機器91を接続する中継ネットワークをどのネットワーク資源に収容するかを決定する。エッジネットワーク機器91−1とIaaS基盤92−1を接続するネットワーク資源は100MBが必要であることから、ドメイン#1を100MBのネットワーク資源を提供可能なネットワーク資源93−1に決定する。エッジネットワーク機器91−2とIaaS基盤92−2を接続するネットワーク資源についても同様にして、ドメイン#5をネットワーク資源93−3に決定する。
サービス構成編集部20は、収容管理データベース43を参照し、IaaS基盤92同士を接続する中継ネットワークをどのネットワーク資源に収容するかを決定する。例えば、IaaS基盤#1とIaaS基盤#2を接続するネットワーク資源は0MBでよいことから、ドメイン#3を0MBのネットワーク資源を提供可能なネットワーク資源93−2を決定する。IaaS基盤92が3以上の場合は、それらを接続する各ネットワーク資源について決定する。
また、それぞれの中継ネットワーク93に対し、ネットワーク資源管理部31が設けられる。そこで、ネットワーク資源管理部31は中継ネットワーク93において仮想ネットワーク機能を接続するための仮想トンネルを確立する。同様に、それぞれのIaaS基盤92に対応したIaaS基盤資源管理部32が設けられる。IaaS基盤資源管理部32は各仮想ネットワーク機能を実行するための計算機資源および各仮想ネットワーク機能間の接続を提供するためのネットワーク資源を確保する。
各IaaS基盤資源管理部32は、収容設計機能部321及び仮想ネットワーク機能配置機能部322を備える。仮想ネットワーク配置機能部322は、仮想ネットワーク機能のイメージファイルを計算機資源にインストールする。収容設計機能部321は、仮想ネットワーク機能とIaaS基盤92における計算機資源の収容関係を算出する。
次に、デリバリ部30は、記述言語生成部22において生成された記述言語から、各中継ネットワーク93およびIaaS基盤92を制御するコマンドを生成し、各IaaS基盤資源管理部32およびネットワーク資源管理部31に発信する。
デリバリ部30は、定期的に各IaaS基盤資源管理部32に問い合わせを行い、IaaS基盤92の有する情報を把握することが好ましい。
また、データベース管理部40はさらにカタログデータベース41と、サービス管理データベース42と、収容管理データベース43を備える。カタログデータベース41は仮想ネットワーク機能の属性を管理する。サービス管理データベース42はネットワークサービス属性情報を保存する。収容管理データベース43は仮想ネットワーク機能とIaaS基盤92における計算機資源である物理ノードの収容関係を管理する。
以下は本発明の仮想ネットワークサービス構築システムの一動作例を用いて図2に示す管理計算機の各構成部について説明する。
まず、システム管理者装置(不図示)はカタログ編集機能部12を通じて製品カタログ情報を追加する。その結果がデータベース管理部40のカタログデータベース41に保存される。一番簡単な例は、新しい仮想ネットワーク機能が開発された際に、システム管理者装置がカタログデータベース41の表をそのまま編集し、自分の製品に関するカタログ情報をカタログデータベース41に追加する。本実施形態の発明は、それに限らず、GUIなどの手段を用いて、カタログデータベース41を編集しても良い。
図3、図4、図5に、追加したカタログデータベース41に格納されている情報の一例を示す。図3の製品カタログ情報は、ユーザ装置に公開する情報に関する仮想ネットワーク機能の製品情報であり、一例として、製品ID、ベンダ名、種類、概要などがある。また、図3はユーザ表示機能部11を介してユーザ装置に表示する。図4および図5に示す製品仕様情報は、図3に示す各製品を実行するための計算機資源およびネットワーク資源を管理する。そこで、図3、図4、図5に記載されているパラメータが、最低限管理する必要のある情報である。本実施形態に係る発明はそれに限らず、仮想ネットワーク機能に関わるすべての情報がカタログデータベース41に保存されることが可能である。
次に、実際の仮想ネットワークサービス構築ステップについて説明する。仮想ネットワークサービス構築ステップでは、本実施形態に係る仮想ネットワークサービス構築方法を実行する。本実施形態に係る仮想ネットワークサービス構築方法は、ユーザ表示機能手順と、操作機能手順と、記述言語生成手順と、コマンド送信手順と、仮想ネットワーク実行構築管理手順と、試験信号生成手順と、を順に有する。
ユーザ表示機能手順では、ユーザ表示機能部11が、仮想ネットワーク機能を構成する仮想ネットワーク機器をユーザ装置に表示する。具体的には、ユーザ表示機能部11は、サービス管理データベース42に格納されているユーザ管理情報を参照し、ユーザとの契約に応じた情報を生成する。ユーザ管理情報の一例を図6に示す。ユーザ管理情報は、ユーザIDと構築する仮想ネットワークサービスを示すサービスIDを紐付ける。契約ごとに、仮想ネットワークサービスを構築するユーザIDとネットワークサービスIDを含んだペアをユーザ管理情報に追加する。そこで、ユーザIDが事前に与えられた情報とし、サービスIDが重複されないように契約ごとに新しく生成される。本実施形態はユーザID=1のユーザがサービスID=1のサービス構築に関するものである。
操作機能手順では、操作機能部21が、ユーザ装置からネットワークサービスに用いるネットワーク構成を取得する。例えば、ユーザ装置がユーザ表示機能部11によって表示されたアイコンをドラグ&ドロップをすると、操作機能部21は、ユーザ装置の操作に応じて仮想ネットワークサービスをカスタマイズする。カスタマイズするネットワークサービスは、例えば、仮想ネットワークサービスを構築するための仮想ネットワーク機能および仮想ネットワーク機能を接続するトンネルからなるネットワークサービスチェインを含む。
例えば、操作機能部21は、図2に示すようなアイコンのドラグ&ドロップの結果を取得する。本実施形態では、一例として、図1に示すような、2つのUNIの間に、NW#1、IaaS基盤#1、NW#2、IaaS基盤#2、NW#3が順に接続されたネットワークを構成する。
また、操作機能部21は、必要に応じてネットワーク機能およびトンネルに関する属性情報を入力する。本実施形態では、簡易GUIに最低限含まれている最低限の項目として、ネットワーク機能およびネットワーク機能を接続するトンネルがユーザ装置によって指定される。それ以外は、仮想トンネルの所属するネットワークドメインや帯域、仮想ネットワーク機能群の配置先等のパラメータもユーザ装置によって指定される。ただし、操作機能部21の機能はそれに限らない。ネットワークの遅延などの他の制約条件の入力も考えられる。さらに、それらの情報をサービス管理データベース42に保存する。
図2の操作機能部21に示す仮想ネットワークサービスに関わる情報は、サービス管理データベース42に保存される。例えば、各インスタンスIDに用いる製品IDを格納する図7に示すインスタンス管理情報と、各サービスIDで用いるインスタンス情報を格納する図8に示すサービスチェーン管理情報を保存する。サービスチェーン管理情報は、仮想ネットワークサービスの各構成の配置先ごとに、各構成のインスタンスIDとそのインターフェース(IF)ID、及び、接続帯域を含む。しかし、本実施形態は一例であり、管理される情報の種別はそれに限らない。
記述言語生成手順では、記述言語生成部22が、操作機能手順で取得したネットワーク構成を記述する記述言語を生成する。例えば、記述言語生成部22において図9のようなネットワーク記述言語が生成される。また、生成されたネットワーク記述言語をデリバリ部30に投入する。
ネットワーク記述言語は、各ドメインを定義する。例えば、図9に示すように、ドメイン#1の接続関係が「ID:1」及び「ID:2」で定義される。ここで、「ID:1」はユーザネットワーク機器91−1のインスタンスIDを示し、「ID:2」及び「ID:3」はIaaS基盤92−1のインスタンスIDを示し、「ID:4」及び「ID:5」はIaaS基盤92−2のインスタンスIDを示し、「ID:6」はユーザネットワーク機器91−2のインスタンスIDを示す。
コマンド送信手順では、デリバリ部30が、記述言語を読み取り、各仮想ネットワーク機能を構成する各IaaS基盤資源管理部32の制御コマンドに変換し、IaaS基盤資源管理部32へ当該制御コマンドを送信する。例えば、デリバリ部30は、各ネットワーク資源管理部31と各IaaS基盤資源管理部32に対応して、ネットワーク記述言語から具体的な制御コマンドに変換できるようにコマンドテンプレートが管理される。そこで、デリバリ部30がコマンドテンプレートに基づいて受信したネットワーク記述言語から制御コマンドを生成する。また、生成された制御コマンドを各ネットワーク資源管理部31と各IaaS基盤資源管理部32に発信する。
デリバリ部30からIaaS基盤資源管理部32−1へ送信する制御コマンドは、少なくとも、IaaS基盤92−1のインスタンスIDを含むドメイン#1〜#3の情報を含む。デリバリ部30からネットワーク資源管理部31−2へ送信する制御コマンドは、少なくとも、ドメイン#3の情報を含む。
ネットワーク機能実行手順では、IaaS基盤資源管理部32が、制御コマンドに従ったプログラムをコンピュータに実行させ、当該コンピュータに仮想ネットワーク機能を実現させる。IaaS基盤資源管理部32は、OpenStack(登録商標)などの既存製品を用いることができる。また、ネットワーク資源管理部31は、中継ネットワーク93において仮想ネットワークを接続するための仮想トンネルを確立する。ネットワーク資源管理部31は、既存の転送ネットワークの収容設計/管理システムを利用することができる。
このとき、IaaS基盤資源管理部32の収容設計機能部321は、物理ノードに関する情報を図10、図12の形態で保存する。物理ノード管理情報はIaaS基盤92の物理ノードの性能情報を表しており、一例として、図10、図12のような物理ノードID、vCPU、メモリ、未使用vCPU、未使用メモリなどがある。IaaS基盤資源管理部32は、事前に図10、図12のような物理ノード管理情報を具備し、データベース管理部40における収容管理データベース43で保存される。
IaaS基盤資源管理部32の収容設計機能部321は、カタログデータベース41を参照し、物理ノード管理情報と図4および図5のような製品情報を基に、IaaS基盤92の余剰サーバ資源量や余剰ネットワーク資源量をサービスに必要な資源量と照らし合わせることで、仮想ネットワーク機能の物理ノードへの配置を判断する。図11はIaaS基盤#1における仮想ネットワーク機能と物理ノード間の対応関係を示しており、図13はIaaS基盤#2における仮想ネットワーク機能と物理ノード間の対応関係を示している。
IaaS基盤資源管理部32の仮想ネットワーク機能配置機能部322は、収容設計機能部321の収容設計結果に基づき、仮想ネットワーク機能の配置や初期設定を実施する。例えば、ファイアウォールのルール設定やIPアドレスの設定などがある。
ネットワーク資源管理部31及びIaaS基盤資源管理部32の設定が完了し、仮想ネットワークサービスが構築された後、試験信号生成手順を実行する。試験信号生成手順では、デリバリ部30が、エッジネットワーク機器91に対して、他のエッジネットワーク機器91との間で疎通試験を行う旨の制御コマンドを送信する。
デリバリ部30は、構築された仮想ネットワークサービスの疎通性を確認する試験信号を生成する。そして、デリバリ部30は、構築される仮想ネットワークサービスの両端にあるエッジネットワーク機器91−1とエッジネットワーク機器91−2の間にIP Pingを生成する。これにより、構築される仮想ネットワークサービスの両端にてネットワークサービスの疎通性を確認する。
なお、試験信号生成手順における疎通性の確認方法はそれに限らず、OAM(Operation Administration and Maintenance)に関わる他の試験方法の採用も考えられる。それによって中継ネットワーク93と仮想化されたユーザ装置の社内ネットワーク機器の一元管理ができ、サービス品質の向上などを期待できる。
本発明は情報通信産業に適用することができる。
10:カタログ管理部
11:ユーザ表示機能部
12:カタログ編集機能部
20:サービス構成編集部
21:操作機能部
22:記述言語生成部
30:デリバリ部
31:ネットワーク資源管理部
32:IaaS基盤資源管理部
321:収容設計機能部
322:仮想ネットワーク機能配置機能部
40:データベース管理部
41:カタログデータベース
42:サービス管理データベース
43:収容管理データベース
91:エッジネットワーク機器
92:IaaS基盤
93:中継ネットワーク

Claims (8)

  1. コンピュータにプログラムを実行させることで構成する仮想ネットワーク機能を用いてユーザ装置間を接続する仮想ネットワークサービスを提供する仮想ネットワークサービス構築システムであって、
    前記仮想ネットワークサービスに用いるネットワーク構成を取得する操作機能部と、
    前記操作機能部の取得したネットワーク構成を記述する記述言語を生成する記述言語生成部と、
    前記記述言語生成部の生成した記述言語を読み取り、前記仮想ネットワークサービスを構築するための制御コマンドに変換し、当該制御コマンドをコンピュータ及びネットワークを含む物理インフラの管理システムに向けて送信するコマンド送信部と、
    前記コマンド送信部から送信された制御コマンドに従った制御を行い、前記物理インフラ上に仮想ネットワークサービスを構築する仮想ネットワーク実行構築管理部と、
    を備える仮想ネットワークサービス構築システム。
  2. 前記仮想ネットワーク機能を前記ユーザ装置に表示するユーザ表示機能部と、
    前記仮想ネットワーク機能の属性を編集する属性編集機能部と、
    をさらに備える請求項1に記載の仮想ネットワークサービス構築システム。
  3. 前記仮想ネットワーク機能は、複数の計算機資源上に実行することを可能とし、
    前記仮想ネットワーク実行構築管理部は、
    前記仮想ネットワーク機能を実現するために用いる計算機資源を決定する収容設計機能部と、
    前記収容設計機能部の決定した計算機資源に、前記仮想ネットワーク機能のネットワーク構成をインストールする仮想ネットワーク配置機能部と、
    前記仮想ネットワーク機能と前記計算機資源の対応関係を記憶する収容管理データベースと、
    を備える請求項1又は2に記載の仮想ネットワークサービス構築システム。
  4. 前記コマンド送信部は、
    前記ユーザ装置間で疎通試験を行う旨の制御コマンドを送信する試験信号生成機能部をさらに有する請求項1から3のいずれかに記載の仮想ネットワークサービス構築システム。
  5. コンピュータにプログラムを実行させることで構成する仮想ネットワーク機能を用いてユーザ装置間を接続する仮想ネットワークサービスを提供する仮想ネットワークサービスを提供する仮想ネットワークサービス構築方法であって、
    操作機能部が、前記仮想ネットワークサービスに用いるネットワーク構成を取得する操作機能手順と、
    記述言語生成部が、前記操作機能手順で取得したネットワーク構成を記述する記述言語を生成する記述言語生成手順と、
    コマンド送信部が、前記記述言語生成手順で生成した記述言語を読み取り、前記仮想ネットワークサービスを構築するための制御コマンドに変換し、当該制御コマンドをコンピュータ及びネットワークを含む物理インフラの管理システムに向けて送信するコマンド送信手順と、
    前記仮想ネットワーク実行構築管理部が、前記制御コマンドに従った制御を行い、前記物理インフラ上に仮想ネットワークサービスを構築する仮想ネットワーク実行構築管理手順と、
    を順に有する仮想ネットワークサービス構築方法。
  6. 前記仮想ネットワーク機能を前記ユーザ装置に表示するユーザ表示機能手順を、前記操作機能手順の前にさらに有し、
    前記仮想ネットワーク機能の属性は編集可能である、
    請求項5に記載の仮想ネットワークサービス構築方法。
  7. 前記コマンド送信部が、前記ユーザ装置間で疎通試験を行う旨の制御コマンドを送信する試験信号生成手順を、前記仮想ネットワーク実行構築管理手順の後にさらに有する請求項5又は6に記載の仮想ネットワークサービス構築方法。
  8. コンピュータにプログラムを実行させることで構成する仮想ネットワーク機能を用いてユーザ装置間を接続する仮想ネットワークサービスを提供するための仮想ネットワークサービス構築用プログラムであって、
    操作機能部が、前記仮想ネットワークサービスに用いるネットワーク構成を取得する操作機能手順と、
    記述言語生成部が、前記操作機能手順で取得したネットワーク構成を記述するコンピュータ読み取り可能な記述言語を生成する記述言語生成手順と、
    コマンド送信部が、前記記述言語生成手順で生成した記述言語を読み取り、前記仮想ネットワークサービスを構築するための制御コマンドに変換し、当該制御コマンドをコンピュータ及びネットワークを含む物理インフラの管理システムに向けて送信するコマンド送信手順と、
    をコンピュータに実行させるための仮想ネットワークサービス構築用プログラム。
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