JP2015158716A - 安否確認システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】利用者U(i)に、個人情報P(i)に紐付けられた主情報記録媒体M(x,i)と、副情報記録媒体M(y1,i)〜M(y3,i)と、が発行される。個人情報P(i)は、個人情報保管装置100内に主情報記録媒体M(x,i)の媒体識別情報に対応づけて保管される。平時に、複数の媒体の媒体識別情報が、グループ管理装置200内に同一グループの情報として登録される。災害時、利用者U(i)が、避難所に設置された個人情報参照装置300に、携行中の副情報記録媒体M(y3,i)を読み込ませると、グループ管理装置200への照会により、同一グループの主情報記録媒体M(x,i)が特定され、個人情報保管装置100から対応する個人情報P(i)を入手することにより、安否情報提示装置400に自動入力できる。
【選択図】図1
Description
個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて入力する個人情報入力部と、
入力された主媒体識別情報と個人情報とを対応づけて保管する個人情報保管部と、
特定の主媒体識別情報についての照会を受けたときに、個人情報保管部内を検索し、当該特定の主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索結果として照会元に送信する個人情報検索部と、
主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを相互に関連する一群の識別情報として読み出す登録用読出部と、
登録用読出部によって相互に関連する一群の識別情報として読み出された主媒体識別情報と副媒体識別情報とを同一グループに所属する媒体識別情報として登録するグループ情報登録部と、
特定の副媒体識別情報についての照会を受けたときに、グループ情報登録部内を検索し、当該特定の副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索結果として照会元に送信するグループ情報検索部と、
副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出す参照用読出部と、
参照用読出部が読み出した副媒体識別情報について、グループ情報検索部に対する照会を行い、検索結果として送信されてきた主媒体識別情報を受信するグループ情報照会部と、
グループ情報照会部が受信した主媒体識別情報について、個人情報検索部に対する照会を行い、検索結果として送信されてきた個人情報を受信する個人情報照会部と、
個人情報照会部が受信した個人情報を安否情報として集積する安否情報集積部と、
外部からの照会に応じて、安否情報集積部に集積されている安否情報を回答する安否情報回答部と、
を設けたものである。
個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて入力する個人情報入力部と、
入力された主媒体識別情報と個人情報とを対応づけて保管する個人情報保管部と、
特定の主媒体識別情報についての照会を受けたときに、個人情報保管部内を検索し、当該特定の主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索結果として送信する個人情報検索部と、
主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを相互に関連する一群の識別情報として読み出す登録用読出部と、
登録用読出部によって相互に関連する一群の識別情報として読み出された主媒体識別情報と副媒体識別情報とを同一グループに所属する媒体識別情報として登録するグループ情報登録部と、
特定の副媒体識別情報についての照会を受けたときに、グループ情報登録部内を検索し、当該特定の副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索結果として得た後に、得られた主媒体識別情報について、個人情報検索部に対する照会を行うグループ情報検索部と、
副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出す参照用読出部と、
参照用読出部が読み出した副媒体識別情報について、グループ情報検索部に対する照会を行うグループ情報照会部と、
グループ情報照会部による照会に起因して送信されてきた個人情報を受信する個人情報受信部と、
個人情報受信部が受信した個人情報を安否情報として集積する安否情報集積部と、
外部からの照会に応じて、安否情報集積部に集積されている安否情報を回答する安否情報回答部と、
を設け、
個人情報検索部が、個人情報受信部に対して個人情報の送信を行うようにしたものである。
個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて入力する個人情報入力部と、
入力された主媒体識別情報と個人情報とを対応づけて保管する個人情報保管部と、
特定の主媒体識別情報についての照会を受けたときに、個人情報保管部内を検索し、当該特定の主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索結果として送信する個人情報検索部と、
主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを相互に関連する一群の識別情報として読み出す登録用読出部と、
登録用読出部によって相互に関連する一群の識別情報として読み出された主媒体識別情報と副媒体識別情報とを同一グループに所属する媒体識別情報として登録するグループ情報登録部と、
特定の副媒体識別情報についての照会を受けたときに、グループ情報登録部内を検索し、当該特定の副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索結果として得た後に、得られた主媒体識別情報について、個人情報検索部に対する照会を行うグループ情報検索部と、
グループ情報検索部による照会に起因して送信されてきた個人情報を転送する個人情報転送部と、
副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出す参照用読出部と、
参照用読出部が読み出した副媒体識別情報について、グループ情報検索部に対する照会を行うグループ情報照会部と、
グループ情報照会部による照会に起因して個人情報転送部から転送されてきた個人情報を受信する個人情報受信部と、
個人情報受信部が受信した個人情報を安否情報として集積する安否情報集積部と、
外部からの照会に応じて、安否情報集積部に集積されている安否情報を回答する安否情報回答部と、
を設け、
個人情報検索部が、個人情報転送部に対して個人情報の送信を行い、個人情報転送部が、送信されてきた個人情報を個人情報受信部に対して転送するようにしたものである。
登録用読出部が、1つの主情報記録媒体に記録されている1つの主媒体識別情報と、1つの副情報記録媒体に記録されている1つの副媒体識別情報もしくは複数の副情報記録媒体に記録されている複数の副媒体識別情報と、を相互に関連する一群の識別情報として読み出す機能を有し、
グループ情報登録部が、登録用読出部によって相互に関連する一群の識別情報として読み出された1つの主媒体識別情報と1つもしくは複数の副媒体識別情報とを同一グループに所属する媒体識別情報として登録するようにしたものである。
登録用読出部が、複数の主情報記録媒体に記録されている複数の主媒体識別情報と、1つの副情報記録媒体に記録されている1つの副媒体識別情報もしくは複数の副情報記録媒体に記録されている複数の副媒体識別情報と、を相互に関連する一群の識別情報として読み出す機能を有し、
グループ情報登録部が、登録用読出部によって相互に関連する一群の識別情報として読み出された複数の主媒体識別情報と1つもしくは複数の副媒体識別情報とを同一グループに所属する媒体識別情報として登録するようにしたものである。
登録用読出部が、既に登録済みの媒体識別情報が記録された情報記録媒体を一部に含む複数の情報記録媒体について、それぞれ記録されている媒体識別情報を相互に関連する一群の識別情報として読み出す機能を有し、
グループ情報登録部が、複数の媒体識別情報のうち、まだ登録されていない新規識別情報を、既に登録されている既存識別情報が所属するグループと同一のグループに追加登録する機能を有するようにしたものである。
グループ情報検索部が、特定の副媒体識別情報についての照会を受けたときに、グループ情報登録部内を検索し、当該特定の副媒体識別情報と同一グループに複数の主媒体識別情報が登録されていた場合、所定のルールに従って選択された1つもしくは複数の主媒体識別情報を検索結果として送信するようにしたものである。
個人情報検索部が、検索された個人情報の内容を取捨選択し、その一部分のみを検索結果として送信するようにしたものである。
登録用読出部が、同一のセッションにおいて読み出された複数の媒体識別情報を、相互に関連する一群の識別情報として取り扱うようにしたものである。
登録用読出部および参照用読出部が、ICカードもしくはRFタグからなる情報記録媒体から媒体識別情報を読み出すリーダライタ装置、光学式もしくは磁気式情報記録媒体から媒体識別情報を読み出す光学式もしくは磁気式情報読取装置、または、一次元もしくは二次元バーコードが表示された情報記録媒体から当該バーコードとして記録された媒体識別情報を読み出すバーコードリーダ装置を有するようにしたものである。
参照用読出部が、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報を読み出す機能を更に有し、
個人情報照会部もしくはグループ情報検索部が、参照用読出部が主媒体識別情報を読み出したときには、参照用読出部が読み出した主媒体識別情報をそのまま用いて、個人情報検索部に対する照会を行うようにしたものである。
参照用読出部が、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報を読み出す機能を更に有し、
グループ情報照会部が、参照用読出部が主媒体識別情報を読み出したときには、副媒体識別情報に代えて、読み出された主媒体識別情報について、グループ情報検索部に対する照会を行い、
グループ情報検索部が、特定の主媒体識別情報についての照会を受けたときに、グループ情報登録部内を検索し、当該特定の主媒体識別情報と、当該特定の主媒体識別情報と同一グループに登録されている別な主媒体識別情報と、の群の中から所定のルールに従って選択された1つもしくは複数の主媒体識別情報を検索結果として送信する機能を更に有するようにしたものである。
安否情報集積部が、特定の個人情報を安否情報として集積する際に、当該特定の個人情報を検索する発端となった特定の媒体識別情報の読出処理を行った参照用読出部の設置場所を示す安否確認場所情報と、当該読出処理が行われた時点もしくは当該読出処理に起因して行われた所定の後続処理が行われた時点を示す安否確認時刻情報と、を安否情報の一部として集積し、
安否情報回答部が、個人情報とともに、安否確認場所情報および安否確認時刻情報を照会に応じた安否情報として回答するようにしたものである。
参照用読出部が、特定の媒体識別情報の読出処理を行う際に、当該特定の媒体識別情報に係る利用者に関するメッセージを入力する処理を行い、
安否情報集積部が、当該読出処理に起因して得られた特定の個人情報を安否情報として集積する際に、当該メッセージを安否情報の一部として集積し、
安否情報回答部が、個人情報とともに、当該メッセージを照会に応じた安否情報として回答するようにしたものである。
個人情報入力部と、個人情報保管部と、個人情報検索部と、を含む個人情報保管装置を、インターネットにアクセス可能な第1のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
登録用読出部と、グループ情報登録部と、グループ情報検索部と、を含むグループ管理装置を、インターネットにアクセス可能な第2のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
参照用読出部と、グループ情報照会部と、個人情報照会部と、を含む個人情報参照装置を、インターネットにアクセス可能な第3のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
安否情報集積部と、安否情報回答部と、を含む安否情報提示装置を、インターネットにアクセス可能な第4のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成したものである。
個人情報入力部と、個人情報保管部と、個人情報検索部と、を含む個人情報保管装置を、インターネットにアクセス可能な第1のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
登録用読出部と、グループ情報登録部と、グループ情報検索部と、を含むグループ管理装置を、インターネットにアクセス可能な第2のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
参照用読出部と、グループ情報照会部と、個人情報受信部と、を含む個人情報参照装置を、インターネットにアクセス可能な第3のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
安否情報集積部と、安否情報回答部と、を含む安否情報提示装置を、インターネットにアクセス可能な第4のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成したものである。
個人情報入力部と、個人情報保管部と、個人情報検索部と、を含む個人情報保管装置を、インターネットにアクセス可能な第1のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
登録用読出部と、グループ情報登録部と、グループ情報検索部と、個人情報転送部と、を含むグループ管理装置を、インターネットにアクセス可能な第2のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
参照用読出部と、グループ情報照会部と、個人情報受信部と、を含む個人情報参照装置を、インターネットにアクセス可能な第3のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
安否情報集積部と、安否情報回答部と、を含む安否情報提示装置を、インターネットにアクセス可能な第4のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成したものである。
災害発生時に個人情報送信許可信号を発信する個人情報送信許可装置を更に設け、
個人情報検索部が、個人情報送信許可信号を受けたときにのみ個人情報の送信を行うようにしたものである。
個人情報送信許可装置が、
オペレータの操作により個人情報送信許可信号を発信する送信許可発令器、
地震、津波、洪水、台風、豪雨等の自然事象の発生を、物理量の検出センサから得られる検出値に基づいて認識し、当該検出値が所定のしきい値を越えたときに個人情報送信許可信号を発信する自然事象認識器、
有線もしくは無線回線を通じて送信された防災信号を受信し、所定の条件を満たす防災信号が検知されたときに個人情報送信許可信号を発信する防災信号検知器、
報道番組の音声もしくは画像を監視し、音声もしくは画像が災害発生を示す所定の判定パターンに合致したときに個人情報送信許可信号を発信する災害報道判定器、
の少なくとも1つを有するようにしたものである。
個人情報保管装置と、グループ管理装置と、個人情報参照装置と、安否情報提示装置と、を設け、
個人情報保管装置は、個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて保管しており、特定の主媒体識別情報についての照会を受けたときに、当該特定の主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索結果として照会元に送信する機能を有し、
グループ管理装置は、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを含む一群の媒体識別情報を同一グループに所属する媒体識別情報として登録しており、特定の副媒体識別情報についての照会を受けたときに、当該特定の副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索結果として照会元に送信する機能を有し、
個人情報参照装置は、副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出し、読み出した副媒体識別情報について、グループ管理装置に対する照会を行い、検索結果として送信されてきた主媒体識別情報について、個人情報保管装置に対する照会を行い、検索結果として送信されてきた個人情報を受信する機能を有し、
安否情報提示装置は、個人情報参照装置が受信した個人情報を安否情報として集積し、外部からの照会に応じて、集積した安否情報を提示する機能を有するようにしたものである。
個人情報保管装置と、グループ管理装置と、個人情報参照装置と、安否情報提示装置と、を設け、
個人情報保管装置は、個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて保管しており、特定の主媒体識別情報についての照会を受けたときに、当該特定の主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索結果として個人情報参照装置に送信する機能を有し、
グループ管理装置は、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを含む一群の媒体識別情報を同一グループに所属する媒体識別情報として登録しており、特定の副媒体識別情報についての照会を受けたときに、当該特定の副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索結果として得た後に、得られた主媒体識別情報について、個人情報保管装置に対する照会を行う機能を有し、
個人情報参照装置は、副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出し、読み出した副媒体識別情報について、グループ管理装置に対する照会を行い、当該照会に起因して送信されてきた個人情報を受信する機能を有し、
安否情報提示装置は、個人情報参照装置が受信した個人情報を安否情報として集積し、外部からの照会に応じて、集積した安否情報を提示する機能を有するようにしたものである。
個人情報保管装置と、グループ管理装置と、個人情報参照装置と、安否情報提示装置と、を設け、
個人情報保管装置は、個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて保管しており、特定の主媒体識別情報についての照会を受けたときに、当該特定の主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索結果として照会元に送信する機能を有し、
グループ管理装置は、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを含む一群の媒体識別情報を同一グループに所属する媒体識別情報として登録しており、特定の副媒体識別情報についての照会を受けたときに、当該特定の副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索結果として得た後に、得られた主媒体識別情報について、個人情報保管装置に対する照会を行い、当該照会に起因して送信されてきた個人情報を個人情報参照装置に転送する機能を有し、
個人情報参照装置は、副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出し、読み出した副媒体識別情報について、グループ管理装置に対する照会を行い、当該照会に起因して転送されてきた個人情報を受信する機能を有し、
安否情報提示装置は、個人情報参照装置が受信した個人情報を安否情報として集積し、外部からの照会に応じて、集積した安否情報を提示する機能を有するようにしたものである。
安否情報提示装置が、特定の個人情報を安否情報として提示する際に、当該特定の個人情報を検索する発端となった特定の媒体識別情報の読出処理が行われた時と場所を示す情報を併せて提示するようにしたものである。
安否情報提示装置が、特定の個人情報を安否情報として提示する際に、当該特定の個人情報を検索する発端となった特定の媒体識別情報の読出処理が行われたときに入力されたメッセージを併せて提示するようにしたものである。
災害発生時に個人情報送信許可信号を発信する個人情報送信許可装置を更に設け、
個人情報保管装置が、個人情報送信許可信号を受けたときにのみ個人情報の送信を行うようにしたものである。
個人情報送信許可装置が、オペレータから発令指示を受けた場合、地震、津波、洪水、台風、豪雨等の自然事象の発生を検出するための物理量の検出センサから得られる検出値が所定のしきい値を越えた場合、所定の条件を満たす防災信号が検知された場合、もしくは、監視中の報道番組の音声もしくは画像が災害発生を示す所定の判定パターンに合致した場合に、個人情報送信許可信号を発信するようにしたものである。
個人情報保管用のコンピュータが、個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて保管する個人情報保管段階と、
グループ管理用のコンピュータが、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを相互に関連する一群の識別情報として読み出し、これらを同一グループに所属する媒体識別情報として登録するグループ情報登録段階と、
個人情報参照用のコンピュータが、副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出し、読み出した副媒体識別情報について、グループ管理用のコンピュータに対する照会を行うグループ情報照会段階と、
グループ管理用のコンピュータが、個人情報参照用のコンピュータからの照会を受けたときに、照会に係る副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索して照会元に送信するグループ情報検索段階と、
個人情報参照用のコンピュータが、グループ管理用のコンピュータから送信されてきた主媒体識別情報について、個人情報保管用のコンピュータに対する照会を行う個人情報照会段階と、
個人情報保管用のコンピュータが、個人情報参照用のコンピュータからの照会を受けたときに、照会に係る主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索して照会元に送信する個人情報検索段階と、
個人情報参照用のコンピュータが、個人情報保管用のコンピュータから送信されてきた個人情報を受信する個人情報受信段階と、
安否情報提示用のコンピュータが、個人情報参照用のコンピュータが受信した個人情報を、外部からの照会に応じて提示する安否情報提示段階と、
を行うようにしたものである。
個人情報保管用のコンピュータが、個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて保管する個人情報保管段階と、
グループ管理用のコンピュータが、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを相互に関連する一群の識別情報として読み出し、これらを同一グループに所属する媒体識別情報として登録するグループ情報登録段階と、
個人情報参照用のコンピュータが、副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出し、読み出した副媒体識別情報について、グループ管理用のコンピュータに対する照会を行うグループ情報照会段階と、
グループ管理用のコンピュータが、個人情報参照用のコンピュータからの照会を受けたときに、照会に係る副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索するグループ情報検索段階と、
グループ管理用のコンピュータが、検索された主媒体識別情報について、個人情報保管用のコンピュータに対する照会を行う個人情報照会段階と、
個人情報保管用のコンピュータが、グループ管理用のコンピュータからの照会を受けたときに、照会に係る主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索して個人情報参照用のコンピュータに送信する個人情報検索段階と、
個人情報参照用のコンピュータが、個人情報保管用のコンピュータから送信されてきた個人情報を受信する個人情報受信段階と、
安否情報提示用のコンピュータが、個人情報参照用のコンピュータが受信した個人情報を、外部からの照会に応じて提示する安否情報提示段階と、
を行うようにしたものである。
個人情報保管用のコンピュータが、個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて保管する個人情報保管段階と、
グループ管理用のコンピュータが、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを相互に関連する一群の識別情報として読み出し、これらを同一グループに所属する媒体識別情報として登録するグループ情報登録段階と、
個人情報参照用のコンピュータが、副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出し、読み出した副媒体識別情報について、グループ管理用のコンピュータに対する照会を行うグループ情報照会段階と、
グループ管理用のコンピュータが、個人情報参照用のコンピュータからの照会を受けたときに、照会に係る副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索するグループ情報検索段階と、
グループ管理用のコンピュータが、検索された主媒体識別情報について、個人情報保管用のコンピュータに対する照会を行う個人情報照会段階と、
個人情報保管用のコンピュータが、グループ管理用のコンピュータからの照会を受けたときに、照会に係る主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索してグループ管理用のコンピュータに送信する個人情報検索段階と、
グループ管理用のコンピュータが、個人情報保管用のコンピュータから送信されてきた個人情報を個人情報参照用のコンピュータに転送する個人情報転送段階と、
個人情報参照用のコンピュータが、グループ管理用のコンピュータから転送されてきた個人情報を受信する個人情報受信段階と、
安否情報提示用のコンピュータが、個人情報参照用のコンピュータが受信した個人情報を、外部からの照会に応じて提示する安否情報提示段階と、
を行うようにしたものである。
安否情報提示段階で、個人情報を提示する際に、グループ情報照会段階において副媒体識別情報の読出処理が行われた時と場所を示す情報を併せて提示するようにしたものである。
グループ情報照会段階で、副媒体識別情報の読出処理を行うときに、メッセージを入力する処理を併せて行い、
安否情報提示段階で、個人情報を提示する際に、メッセージを併せて提示するようにしたものである。
個人情報検索段階で、オペレータからの発令指示を受けた場合、地震、津波、洪水、台風、豪雨等の自然事象の発生を検出するための物理量の検出センサから得られる検出値が所定のしきい値を越えた場合、所定の条件を満たす防災信号が検知された場合、もしくは、監視中の報道番組の音声もしくは画像が災害発生を示す所定の判定パターンに合致した場合に個人情報の送信が行われるようにしたものである。
はじめに、本発明に係る安否確認システムの基本構成を示すとともに、本発明の基本概念を説明する。図1は、この安否確認システムの基本構成を示すブロック図である。図示のとおり、この安否確認システムは、個人情報保管装置100、グループ管理装置200、個人情報参照装置300、安否情報提示装置400という4つの構成要素を備えており、災害発生時に、個々の利用者の安否情報を一般端末装置500に対して提示する役割を果たす。
これまで§1において、本発明に係る安否確認システムの基本構成および本発明の基本概念を述べた。ここでは、この安否確認システムのより詳細な構成を、第1の実施形態として説明する。
ここでは、本発明に係る安否確認システムにおけるグループ管理装置200によって行われるグループ情報登録処理(平時プロセス)について、もう少し詳しい説明をしておく。上述したとおり、グループ管理装置200は、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを含む一群の媒体識別情報を同一グループに所属する媒体識別情報として登録する処理を行うことになる。
続いて、これまで述べてきた第1の実施形態についてのいくつかの変形例を述べておく。なお、ここで述べる変形例は、後に§5で述べる第2の実施形態や§6で述べる第3の実施形態についても同様に適用可能である。
§3では、図6の流れ図を参照して、グループ情報登録処理の具体的な手順の一例を説明した。利用者が、本発明に係る安否確認システムのサービスを受けるには、少なくとも1つの主情報記録媒体と少なくとも1つの副情報記録媒体とから読み出した媒体識別情報を一群の媒体識別情報として同一グループに登録しておく必要がある。図6の流れ図は、このように本発明に係る安否確認システムのサービスを受けるために必要な初期登録を行う手順の一例を示すものである。
図5(c) ,(d) には、同一のグループ内に複数の主媒体識別情報を登録するバリエーションを示した。この例の場合、3枚の主情報記録媒体M(x1,i),M(x2,i),M(x3,i)は、いずれも利用者U(i)の個人情報に紐付けて発行された媒体である。そして、通常、それぞれ異なる複数台の個人情報保管装置100内に、それぞれの個人情報が保管されていることになる。
これまで述べた実施形態では、個人情報検索部130が、個人情報照会部330からの照会に応じて、個人情報保管部120を検索し、照会に係る特定の主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索結果として照会元に送信する処理を行っているが、個人情報検索部130は、必ずしも検索された個人情報すべてを送信する必要はなく、検索された個人情報の内容を取捨選択し、その一部分のみを検索結果として送信するようにしてもかまわない。前述したように、実用上は、安否情報提示装置400によって提示すべき個人情報としては、氏名、住所、生年月日があれば十分であるから、個人情報検索部130は、これらの情報を取捨選択して送信するようにすればよい。
本発明に係る安否確認システムの重要な特徴は、予め、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを同一グループの媒体識別情報として登録しておき、個人情報の入力が必要になったときに、任意の副情報記録媒体から読み出した副媒体識別情報について照会を行うことにより、同一グループに登録されている主媒体識別情報を取得し、当該主媒体識別情報について照会を行うことにより、紐付けて保管されていた個人情報を入手する、という点にある。これにより、本来は、主情報記録媒体に紐付けて保管されていた個人情報を、副情報記録媒体を用いて取り出すことができるというメリットが得られる。
これまで、本発明に用いる情報記録媒体(主情報記録媒体および副情報記録媒体)として、主としてICカードからなる情報記録媒体を用いた例を述べた。現在、ICカードは極めて広い産業分野で利用されており、最も代表的な情報記録媒体となっている。しかしながら、本発明に用いる情報記録媒体は、必ずしもICカードのみに限定されるものではない。
これまで本発明を安否確認システムとして把握した説明を行ってきたが、ここでは、本発明を安否確認方法という方法発明として捉えた説明を行う。図15は、§2で説明した本発明の第1の実施形態に対応する安否確認方法の手順を示す流れ図である。
これまで、図2に示す第1の実施形態に係る安否確認システムを例にとり、その構成および動作を説明し、更に、様々な変形例を述べた。ここでは、この第1の実施形態の構成および動作を若干変更した第2の実施形態を説明する。なお、この第2の実施形態についても、§3で述べたグループ情報登録の詳細事項や§4で述べた種々の変形例の適用が可能である。
ここでは、これまで述べた第1の実施形態および第2の実施形態の構成および動作を若干変更した第3の実施形態を説明する。なお、この第3の実施形態についても、§3で述べたグループ情報登録の詳細事項や§4で述べた種々の変形例の適用が可能である。
既に述べたとおり、本発明に係る安否確認システムでは、個人情報保管装置100に保管されている個人情報を取り出して利用することになるため、個人情報の利用については慎重にならざるを得ない。ただ、災害時特別法などの法整備により、災害時の安否確認のための個人情報の利用条件は緩和されつつある。本発明に係る安否確認システムにおいて、個人情報保管装置100から個人情報が送信されるのは、災害時プロセス、すなわち、実際に何らかの大災害が発生したときに限られる。そこで、実用上は、災害が発生したときにのみ、個人情報保管装置100からの情報送信が許可されるような仕組を組み込んでおくのが好ましい。ここでは、そのような検知から、これまで述べてきた種々の実施形態に、更に、個人情報送信許可装置を付加した例を述べておく。
110:個人情報入力部
120:個人情報保管部
130,130A,130B:個人情報検索部
200,200A,200B:グループ管理装置
210:登録用読出部
220:グループ情報登録部
230,230A,230B:グループ情報検索部
240B:個人情報転送部
300,300A,300B:個人情報参照装置
310:参照用読出部
320,320A,320B:グループ情報照会部
330:個人情報照会部
330A,330B:個人情報受信部
400:安否情報提示装置
410:安否情報回答部
420:安否情報集積部
500:一般端末装置
600:個人情報送信許可装置
610:送信許可発令器
620:自然事象認識器
630:防災信号検知器
640:災害報道判定器
A1,A2:メモリ上の領域
D(k):第k番目の個人情報参照装置300Aの装置識別情報
G(i):第i番目のグループ
ID(x,i):主情報記録媒体M(x,i)に記録されている主媒体識別情報
ID(yj,i):副情報記録媒体M(yj,i)に記録されている副媒体識別情報
L(k):安否確認場所情報
M(x,i):第i番目の利用者U(i)に対して発行された主情報記録媒体
M(yj,i):第i番目の利用者U(i)に対して発行された第j番目の副情報記録媒体
m(q):メッセージ
N:インターネット
P(i):第i番目の利用者U(i)の個人情報
P(xn,i):第i番目の利用者U(i)の第n番目の個人情報
Q:個人情報送信許可信号
S1〜S29B:流れ図の各ステップ
t(q):安否確認時刻情報
U(i):第i番目の利用者
π(xm):発行者コード
Claims (32)
- 個人情報に紐付けて発行された主情報記録媒体と、これとは別の副情報記録媒体と、を利用して、個人の安否を確認するシステムであって、
個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて入力する個人情報入力部と、
入力された主媒体識別情報と個人情報とを対応づけて保管する個人情報保管部と、
特定の主媒体識別情報についての照会を受けたときに、前記個人情報保管部内を検索し、前記特定の主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索結果として照会元に送信する個人情報検索部と、
主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを相互に関連する一群の識別情報として読み出す登録用読出部と、
前記登録用読出部によって相互に関連する一群の識別情報として読み出された主媒体識別情報と副媒体識別情報とを同一グループに所属する媒体識別情報として登録するグループ情報登録部と、
特定の副媒体識別情報についての照会を受けたときに、前記グループ情報登録部内を検索し、前記特定の副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索結果として照会元に送信するグループ情報検索部と、
副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出す参照用読出部と、
前記参照用読出部が読み出した副媒体識別情報について、前記グループ情報検索部に対する照会を行い、検索結果として送信されてきた主媒体識別情報を受信するグループ情報照会部と、
前記グループ情報照会部が受信した主媒体識別情報について、前記個人情報検索部に対する照会を行い、検索結果として送信されてきた個人情報を受信する個人情報照会部と、
前記個人情報照会部が受信した個人情報を安否情報として集積する安否情報集積部と、
外部からの照会に応じて、前記安否情報集積部に集積されている安否情報を回答する安否情報回答部と、
を備えることを特徴とする安否確認システム。 - 個人情報に紐付けて発行された主情報記録媒体と、これとは別の副情報記録媒体と、を利用して、個人の安否を確認するシステムであって、
個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて入力する個人情報入力部と、
入力された主媒体識別情報と個人情報とを対応づけて保管する個人情報保管部と、
特定の主媒体識別情報についての照会を受けたときに、前記個人情報保管部内を検索し、前記特定の主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索結果として送信する個人情報検索部と、
主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを相互に関連する一群の識別情報として読み出す登録用読出部と、
前記登録用読出部によって相互に関連する一群の識別情報として読み出された主媒体識別情報と副媒体識別情報とを同一グループに所属する媒体識別情報として登録するグループ情報登録部と、
特定の副媒体識別情報についての照会を受けたときに、前記グループ情報登録部内を検索し、前記特定の副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索結果として得た後に、得られた主媒体識別情報について、前記個人情報検索部に対する照会を行うグループ情報検索部と、
副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出す参照用読出部と、
前記参照用読出部が読み出した副媒体識別情報について、前記グループ情報検索部に対する照会を行うグループ情報照会部と、
前記グループ情報照会部による照会に起因して送信されてきた個人情報を受信する個人情報受信部と、
前記個人情報受信部が受信した個人情報を安否情報として集積する安否情報集積部と、
外部からの照会に応じて、前記安否情報集積部に集積されている安否情報を回答する安否情報回答部と、
を備え、
前記個人情報検索部が、前記個人情報受信部に対して個人情報の送信を行うことを特徴とする安否確認システム。 - 個人情報に紐付けて発行された主情報記録媒体と、これとは別の副情報記録媒体と、を利用して、個人の安否を確認するシステムであって、
個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて入力する個人情報入力部と、
入力された主媒体識別情報と個人情報とを対応づけて保管する個人情報保管部と、
特定の主媒体識別情報についての照会を受けたときに、前記個人情報保管部内を検索し、前記特定の主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索結果として送信する個人情報検索部と、
主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを相互に関連する一群の識別情報として読み出す登録用読出部と、
前記登録用読出部によって相互に関連する一群の識別情報として読み出された主媒体識別情報と副媒体識別情報とを同一グループに所属する媒体識別情報として登録するグループ情報登録部と、
特定の副媒体識別情報についての照会を受けたときに、前記グループ情報登録部内を検索し、前記特定の副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索結果として得た後に、得られた主媒体識別情報について、前記個人情報検索部に対する照会を行うグループ情報検索部と、
前記グループ情報検索部による照会に起因して送信されてきた個人情報を転送する個人情報転送部と、
副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出す参照用読出部と、
前記参照用読出部が読み出した副媒体識別情報について、前記グループ情報検索部に対する照会を行うグループ情報照会部と、
前記グループ情報照会部による照会に起因して前記個人情報転送部から転送されてきた個人情報を受信する個人情報受信部と、
前記個人情報受信部が受信した個人情報を安否情報として集積する安否情報集積部と、
外部からの照会に応じて、前記安否情報集積部に集積されている安否情報を回答する安否情報回答部と、
を備え、
前記個人情報検索部が、前記個人情報転送部に対して個人情報の送信を行い、前記個人情報転送部が、送信されてきた個人情報を前記個人情報受信部に対して転送することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の安否確認システムにおいて、
登録用読出部が、1つの主情報記録媒体に記録されている1つの主媒体識別情報と、1つの副情報記録媒体に記録されている1つの副媒体識別情報もしくは複数の副情報記録媒体に記録されている複数の副媒体識別情報と、を相互に関連する一群の識別情報として読み出す機能を有し、
グループ情報登録部が、前記登録用読出部によって相互に関連する一群の識別情報として読み出された1つの主媒体識別情報と1つもしくは複数の副媒体識別情報とを同一グループに所属する媒体識別情報として登録することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の安否確認システムにおいて、
登録用読出部が、複数の主情報記録媒体に記録されている複数の主媒体識別情報と、1つの副情報記録媒体に記録されている1つの副媒体識別情報もしくは複数の副情報記録媒体に記録されている複数の副媒体識別情報と、を相互に関連する一群の識別情報として読み出す機能を有し、
グループ情報登録部が、前記登録用読出部によって相互に関連する一群の識別情報として読み出された複数の主媒体識別情報と1つもしくは複数の副媒体識別情報とを同一グループに所属する媒体識別情報として登録することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の安否確認システムにおいて、
登録用読出部が、既に登録済みの媒体識別情報が記録された情報記録媒体を一部に含む複数の情報記録媒体について、それぞれ記録されている媒体識別情報を相互に関連する一群の識別情報として読み出す機能を有し、
グループ情報登録部が、前記複数の媒体識別情報のうち、まだ登録されていない新規識別情報を、既に登録されている既存識別情報が所属するグループと同一のグループに追加登録する機能を有することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の安否確認システムにおいて、
グループ情報検索部が、特定の副媒体識別情報についての照会を受けたときに、前記グループ情報登録部内を検索し、前記特定の副媒体識別情報と同一グループに複数の主媒体識別情報が登録されていた場合、所定のルールに従って選択された1つもしくは複数の主媒体識別情報を検索結果として送信することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の安否確認システムにおいて、
個人情報検索部が、検索された個人情報の内容を取捨選択し、その一部分のみを検索結果として送信することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の安否確認システムにおいて、
登録用読出部が、同一のセッションにおいて読み出された複数の媒体識別情報を、相互に関連する一群の識別情報として取り扱うことを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の安否確認システムにおいて、
登録用読出部および参照用読出部が、ICカードもしくはRFタグからなる情報記録媒体から媒体識別情報を読み出すリーダライタ装置、光学式もしくは磁気式情報記録媒体から媒体識別情報を読み出す光学式もしくは磁気式情報読取装置、または、一次元もしくは二次元バーコードが表示された情報記録媒体から当該バーコードとして記録された媒体識別情報を読み出すバーコードリーダ装置を有することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の安否確認システムにおいて、
参照用読出部が、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報を読み出す機能を更に有し、
個人情報照会部もしくはグループ情報検索部が、前記参照用読出部が主媒体識別情報を読み出したときには、前記参照用読出部が読み出した主媒体識別情報をそのまま用いて、個人情報検索部に対する照会を行うことを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の安否確認システムにおいて、
参照用読出部が、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報を読み出す機能を更に有し、
グループ情報照会部が、前記参照用読出部が主媒体識別情報を読み出したときには、副媒体識別情報に代えて、読み出された主媒体識別情報について、グループ情報検索部に対する照会を行い、
グループ情報検索部が、特定の主媒体識別情報についての照会を受けたときに、前記グループ情報登録部内を検索し、前記特定の主媒体識別情報と、前記特定の主媒体識別情報と同一グループに登録されている別な主媒体識別情報と、の群の中から所定のルールに従って選択された1つもしくは複数の主媒体識別情報を検索結果として送信する機能を更に有することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1〜12のいずれかに記載の安否確認システムにおいて、
安否情報集積部が、特定の個人情報を安否情報として集積する際に、前記特定の個人情報を検索する発端となった特定の媒体識別情報の読出処理を行った参照用読出部の設置場所を示す安否確認場所情報と、前記読出処理が行われた時点もしくは前記読出処理に起因して行われた所定の後続処理が行われた時点を示す安否確認時刻情報と、を前記安否情報の一部として集積し、
安否情報回答部が、個人情報とともに、前記安否確認場所情報および前記安否確認時刻情報を照会に応じた安否情報として回答することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1〜13のいずれかに記載の安否確認システムにおいて、
参照用読出部が、特定の媒体識別情報の読出処理を行う際に、前記特定の媒体識別情報に係る利用者に関するメッセージを入力する処理を行い、
安否情報集積部が、前記読出処理に起因して得られた特定の個人情報を安否情報として集積する際に、前記メッセージを前記安否情報の一部として集積し、
安否情報回答部が、個人情報とともに、前記メッセージを照会に応じた安否情報として回答することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1に記載の安否確認システムにおいて、
個人情報入力部と、個人情報保管部と、個人情報検索部と、を含む個人情報保管装置を、インターネットにアクセス可能な第1のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
登録用読出部と、グループ情報登録部と、グループ情報検索部と、を含むグループ管理装置を、インターネットにアクセス可能な第2のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
参照用読出部と、グループ情報照会部と、個人情報照会部と、を含む個人情報参照装置を、インターネットにアクセス可能な第3のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
安否情報集積部と、安否情報回答部と、を含む安否情報提示装置を、インターネットにアクセス可能な第4のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成したことを特徴とする安否確認システム。 - 請求項2に記載の安否確認システムにおいて、
個人情報入力部と、個人情報保管部と、個人情報検索部と、を含む個人情報保管装置を、インターネットにアクセス可能な第1のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
登録用読出部と、グループ情報登録部と、グループ情報検索部と、を含むグループ管理装置を、インターネットにアクセス可能な第2のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
参照用読出部と、グループ情報照会部と、個人情報受信部と、を含む個人情報参照装置を、インターネットにアクセス可能な第3のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
安否情報集積部と、安否情報回答部と、を含む安否情報提示装置を、インターネットにアクセス可能な第4のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成したことを特徴とする安否確認システム。 - 請求項3に記載の安否確認システムにおいて、
個人情報入力部と、個人情報保管部と、個人情報検索部と、を含む個人情報保管装置を、インターネットにアクセス可能な第1のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
登録用読出部と、グループ情報登録部と、グループ情報検索部と、個人情報転送部と、を含むグループ管理装置を、インターネットにアクセス可能な第2のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
参照用読出部と、グループ情報照会部と、個人情報受信部と、を含む個人情報参照装置を、インターネットにアクセス可能な第3のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成し、
安否情報集積部と、安否情報回答部と、を含む安否情報提示装置を、インターネットにアクセス可能な第4のサーバコンピュータもしくはサーバコンピュータ群を用いて構成したことを特徴とする安否確認システム。 - 請求項1〜17のいずれかに記載の安否確認システムにおいて、
災害発生時に個人情報送信許可信号を発信する個人情報送信許可装置を更に設け、
個人情報検索部が、前記個人情報送信許可信号を受けたときにのみ個人情報の送信を行うことを特徴とする安否確認システム。 - 請求項18に記載の安否確認システムにおいて、
個人情報送信許可装置が、
オペレータの操作により個人情報送信許可信号を発信する送信許可発令器、
地震、津波、洪水、台風、豪雨等の自然事象の発生を、物理量の検出センサから得られる検出値に基づいて認識し、前記検出値が所定のしきい値を越えたときに個人情報送信許可信号を発信する自然事象認識器、
有線もしくは無線回線を通じて送信された防災信号を受信し、所定の条件を満たす防災信号が検知されたときに個人情報送信許可信号を発信する防災信号検知器、
報道番組の音声もしくは画像を監視し、音声もしくは画像が災害発生を示す所定の判定パターンに合致したときに個人情報送信許可信号を発信する災害報道判定器、
の少なくとも1つを有することを特徴とする安否確認システム。 - 個人情報に紐付けて発行された主情報記録媒体と、これとは別の副情報記録媒体と、を利用して、個人の安否を確認するシステムであって、
個人情報保管装置と、グループ管理装置と、個人情報参照装置と、安否情報提示装置と、を備え、
前記個人情報保管装置は、個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて保管しており、特定の主媒体識別情報についての照会を受けたときに、前記特定の主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索結果として照会元に送信する機能を有し、
前記グループ管理装置は、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを含む一群の媒体識別情報を同一グループに所属する媒体識別情報として登録しており、特定の副媒体識別情報についての照会を受けたときに、前記特定の副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索結果として照会元に送信する機能を有し、
前記個人情報参照装置は、副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出し、読み出した副媒体識別情報について、前記グループ管理装置に対する照会を行い、検索結果として送信されてきた主媒体識別情報について、前記個人情報保管装置に対する照会を行い、検索結果として送信されてきた個人情報を受信する機能を有し、
前記安否情報提示装置は、前記個人情報参照装置が受信した個人情報を安否情報として集積し、外部からの照会に応じて、集積した前記安否情報を提示する機能を有することを特徴とする安否確認システム。 - 個人情報に紐付けて発行された主情報記録媒体と、これとは別の副情報記録媒体と、を利用して、個人の安否を確認するシステムであって、
個人情報保管装置と、グループ管理装置と、個人情報参照装置と、安否情報提示装置と、を備え、
前記個人情報保管装置は、個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて保管しており、特定の主媒体識別情報についての照会を受けたときに、前記特定の主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索結果として前記個人情報参照装置に送信する機能を有し、
前記グループ管理装置は、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを含む一群の媒体識別情報を同一グループに所属する媒体識別情報として登録しており、特定の副媒体識別情報についての照会を受けたときに、前記特定の副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索結果として得た後に、得られた主媒体識別情報について、前記個人情報保管装置に対する照会を行う機能を有し、
前記個人情報参照装置は、副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出し、読み出した副媒体識別情報について、前記グループ管理装置に対する照会を行い、当該照会に起因して送信されてきた個人情報を受信する機能を有し、
前記安否情報提示装置は、前記個人情報参照装置が受信した個人情報を安否情報として集積し、外部からの照会に応じて、集積した前記安否情報を提示する機能を有することを特徴とする安否確認システム。 - 個人情報に紐付けて発行された主情報記録媒体と、これとは別の副情報記録媒体と、を利用して、個人の安否を確認するシステムであって、
個人情報保管装置と、グループ管理装置と、個人情報参照装置と、安否情報提示装置と、を備え、
前記個人情報保管装置は、個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて保管しており、特定の主媒体識別情報についての照会を受けたときに、前記特定の主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索結果として照会元に送信する機能を有し、
前記グループ管理装置は、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを含む一群の媒体識別情報を同一グループに所属する媒体識別情報として登録しており、特定の副媒体識別情報についての照会を受けたときに、前記特定の副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索結果として得た後に、得られた主媒体識別情報について、前記個人情報保管装置に対する照会を行い、当該照会に起因して送信されてきた個人情報を前記個人情報参照装置に転送する機能を有し、
前記個人情報参照装置は、副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出し、読み出した副媒体識別情報について、前記グループ管理装置に対する照会を行い、当該照会に起因して転送されてきた個人情報を受信する機能を有し、
前記安否情報提示装置は、前記個人情報参照装置が受信した個人情報を安否情報として集積し、外部からの照会に応じて、集積した前記安否情報を提示する機能を有することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項20〜22のいずれかに記載の安否確認システムにおいて、
安否情報提示装置が、特定の個人情報を安否情報として提示する際に、前記特定の個人情報を検索する発端となった特定の媒体識別情報の読出処理が行われた時と場所を示す情報を併せて提示することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項20〜23のいずれかに記載の安否確認システムにおいて、
安否情報提示装置が、特定の個人情報を安否情報として提示する際に、前記特定の個人情報を検索する発端となった特定の媒体識別情報の読出処理が行われたときに入力されたメッセージを併せて提示することを特徴とする安否確認システム。 - 請求項20〜24のいずれかに記載の安否確認システムにおいて、
災害発生時に個人情報送信許可信号を発信する個人情報送信許可装置を更に設け、
個人情報保管装置が、前記個人情報送信許可信号を受けたときにのみ個人情報の送信を行うことを特徴とする安否確認システム。 - 請求項25に記載の安否確認システムにおいて、
個人情報送信許可装置が、オペレータから発令指示を受けた場合、地震、津波、洪水、台風、豪雨等の自然事象の発生を検出するための物理量の検出センサから得られる検出値が所定のしきい値を越えた場合、所定の条件を満たす防災信号が検知された場合、もしくは、監視中の報道番組の音声もしくは画像が災害発生を示す所定の判定パターンに合致した場合に、個人情報送信許可信号を発信することを特徴とする安否確認システム。 - 個人情報に紐付けて発行された主情報記録媒体と、これとは別の副情報記録媒体と、を利用して、個人の安否を確認する方法であって、
個人情報保管用のコンピュータが、個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて保管する個人情報保管段階と、
グループ管理用のコンピュータが、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを相互に関連する一群の識別情報として読み出し、これらを同一グループに所属する媒体識別情報として登録するグループ情報登録段階と、
個人情報参照用のコンピュータが、副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出し、読み出した副媒体識別情報について、前記グループ管理用のコンピュータに対する照会を行うグループ情報照会段階と、
前記グループ管理用のコンピュータが、前記個人情報参照用のコンピュータからの照会を受けたときに、照会に係る副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索して照会元に送信するグループ情報検索段階と、
前記個人情報参照用のコンピュータが、前記グループ管理用のコンピュータから送信されてきた主媒体識別情報について、前記個人情報保管用のコンピュータに対する照会を行う個人情報照会段階と、
前記個人情報保管用のコンピュータが、前記個人情報参照用のコンピュータからの照会を受けたときに、照会に係る主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索して照会元に送信する個人情報検索段階と、
前記個人情報参照用のコンピュータが、前記個人情報保管用のコンピュータから送信されてきた個人情報を受信する個人情報受信段階と、
安否情報提示用のコンピュータが、前記個人情報参照用のコンピュータが受信した個人情報を、外部からの照会に応じて提示する安否情報提示段階と、
を有することを特徴とする安否確認方法。 - 個人情報に紐付けて発行された主情報記録媒体と、これとは別の副情報記録媒体と、を利用して、個人の安否を確認する方法であって、
個人情報保管用のコンピュータが、個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて保管する個人情報保管段階と、
グループ管理用のコンピュータが、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを相互に関連する一群の識別情報として読み出し、これらを同一グループに所属する媒体識別情報として登録するグループ情報登録段階と、
個人情報参照用のコンピュータが、副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出し、読み出した副媒体識別情報について、前記グループ管理用のコンピュータに対する照会を行うグループ情報照会段階と、
前記グループ管理用のコンピュータが、前記個人情報参照用のコンピュータからの照会を受けたときに、照会に係る副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索するグループ情報検索段階と、
前記グループ管理用のコンピュータが、検索された主媒体識別情報について、前記個人情報保管用のコンピュータに対する照会を行う個人情報照会段階と、
前記個人情報保管用のコンピュータが、前記グループ管理用のコンピュータからの照会を受けたときに、照会に係る主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索して前記個人情報参照用のコンピュータに送信する個人情報検索段階と、
前記個人情報参照用のコンピュータが、前記個人情報保管用のコンピュータから送信されてきた個人情報を受信する個人情報受信段階と、
安否情報提示用のコンピュータが、前記個人情報参照用のコンピュータが受信した個人情報を、外部からの照会に応じて提示する安否情報提示段階と、
を有することを特徴とする安否確認方法。 - 個人情報に紐付けて発行された主情報記録媒体と、これとは別の副情報記録媒体と、を利用して、個人の安否を確認する方法であって、
個人情報保管用のコンピュータが、個々の利用者に対して発行された主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と当該利用者の個人情報とを対応づけて保管する個人情報保管段階と、
グループ管理用のコンピュータが、主情報記録媒体に記録されている主媒体識別情報と副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報とを相互に関連する一群の識別情報として読み出し、これらを同一グループに所属する媒体識別情報として登録するグループ情報登録段階と、
個人情報参照用のコンピュータが、副情報記録媒体に記録されている副媒体識別情報を読み出し、読み出した副媒体識別情報について、前記グループ管理用のコンピュータに対する照会を行うグループ情報照会段階と、
前記グループ管理用のコンピュータが、前記個人情報参照用のコンピュータからの照会を受けたときに、照会に係る副媒体識別情報と同一グループに登録されている主媒体識別情報を検索するグループ情報検索段階と、
前記グループ管理用のコンピュータが、検索された主媒体識別情報について、前記個人情報保管用のコンピュータに対する照会を行う個人情報照会段階と、
前記個人情報保管用のコンピュータが、前記グループ管理用のコンピュータからの照会を受けたときに、照会に係る主媒体識別情報に対応づけて保管されている個人情報を検索して前記グループ管理用のコンピュータに送信する個人情報検索段階と、
前記グループ管理用のコンピュータが、前記個人情報保管用のコンピュータから送信されてきた個人情報を前記個人情報参照用のコンピュータに転送する個人情報転送段階と、
前記個人情報参照用のコンピュータが、前記グループ管理用のコンピュータから転送されてきた個人情報を受信する個人情報受信段階と、
安否情報提示用のコンピュータが、前記個人情報参照用のコンピュータが受信した個人情報を、外部からの照会に応じて提示する安否情報提示段階と、
を有することを特徴とする安否確認方法。 - 請求項27〜29のいずれかに記載の安否確認方法において、
安否情報提示段階で、個人情報を提示する際に、グループ情報照会段階において副媒体識別情報の読出処理が行われた時と場所を示す情報を併せて提示することを特徴とする安否確認方法。 - 請求項27〜30のいずれかに記載の安否確認方法において、
グループ情報照会段階で、副媒体識別情報の読出処理を行うときに、メッセージを入力する処理を併せて行い、
安否情報提示段階で、個人情報を提示する際に、前記メッセージを併せて提示することを特徴とする安否確認方法。 - 請求項27〜31のいずれかに記載の安否確認方法において、
個人情報検索段階で、オペレータからの発令指示を受けた場合、地震、津波、洪水、台風、豪雨等の自然事象の発生を検出するための物理量の検出センサから得られる検出値が所定のしきい値を越えた場合、所定の条件を満たす防災信号が検知された場合、もしくは、監視中の報道番組の音声もしくは画像が災害発生を示す所定の判定パターンに合致した場合に個人情報の送信が行われることを特徴とする安否確認方法。
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