JP2015156541A - 番号解決システムおよび番号解決方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のキャリア網間での通信において、呼処理の遅延化を抑制し、番号ポータビリティを利用した電話端末に確実に着信させる。
【解決手段】SIPサーバ1bが、発キャリア網内のSIPサーバ1xから、着信先の電話端末4dの電話番号および自身のキャリア網を示すドメイン名を含む呼制御信号を受信する(S6)。SIPサーバ1bは、電話端末4dを収容していないので、キャリアENUMサーバ2bに、電話端末4dのURIの問い合わせをする(S8)。キャリアENUMサーバ2bは、マスタENUMサーバ3に問い合わせて取得した、電話端末4dのURIを、SIPサーバ1bに通知する(S12)。SIPサーバ1bは、通知されたURIを用いて、電話端末4dの番号解決をし(S13)、電話端末4dの着キャリア網内のSIPサーバ1cに、電話端末4dの電話番号および着キャリア網を示すドメイン名を含む呼制御信号を送信する(S14)。
【選択図】図4

Description

本発明は、E.164番号(ITU-TのE.164勧告で規定される、国番号を含む最大15桁の国際公衆電気通信番号。例えば、「+81-3-3333-4444」)を管理する複数のキャリアのキャリア網(通信事業者のネットワーク)の相互接続において、電話番号を変更せずにキャリアを変更する番号ポータビリティを利用する電話端末への接続を実現する技術に関する。
番号ポータビリティを利用する電話端末を収容するキャリア網に関する情報を取得するための標準的なプロトコルとして、DNS(Domain Name System)をベースとするENUM(Telephone Number Mapping)がある。ENUMは、DNSの仕組みを利用し,E.164番号をドメイン変換した形式でENUMサーバに問い合わせ、着信先となるE.164番号の電話端末を収容するキャリア網内のSIP(Session Initiation Protocol)サーバのIP(Internet Protocol)アドレスや、そのキャリア網で提供されるサービスの情報を取得するための仕組みである。ENUMは、例えば、IETF(Internet Engineering Task Force) RFC 6116で規定される(非特許文献1参照)。
また、非特許文献2には、ENUMによる番号解決手順について開示されている。しかし、非特許文献2の技術によれば、番号ポータビリティを利用した電話端末を複数のキャリア網間で特定する場合、キャリア網内のSIPサーバ間での呼接続に加え、キャリア網内のENUMサーバ間の通信も必要になり、呼処理の遅延化を招く。
そこで、キャリア網内のENUMサーバのそれぞれが管理する、電話番号とURI(Uniform Resource Identifiers)とを対応付けたレコードを同一にし、キャリア網内のENUMサーバ間の通信を不要とする形態を採用することが考えられる。キャリア網内のENUMサーバのそれぞれが管理するレコードの同一性が保証されていれば、ENUMサーバによる番号解決の処理は、各々のキャリア網内で実現され、呼処理の遅延化を抑制できる。
しかし、通話サービスを提供する複数のキャリア網による運用を継続すれば、ENUMサーバのそれぞれが管理するリソースレコードの同一性が保証されない場合がある。その場合、番号解決に失敗し、呼の転送先を誤り、番号ポータビリティを利用した電話端末に着信できない、という問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、複数のキャリア網間での通信において、呼処理の遅延化を抑制し、番号ポータビリティを利用した電話端末に確実に着信させることを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の発明は、自身のSIPサーバおよび自身のキャリアENUMサーバが配置されている複数のキャリア網と、電話端末の電話番号および前記電話端末のURIを対応付けるマスタENUMサーバとが互いに接続しており、発信元の電話端末と、番号ポータビリティを利用した着信先の電話端末との接続を実現する番号解決システムであって、複数の前記キャリア網内の前記SIPサーバのそれぞれは、自身のキャリア網が収容している電話端末の電話番号を記憶している加入者データベースと、発キャリア網内の前記SIPサーバから、着信先の前記電話端末の電話番号および自身のキャリア網を示すドメイン名を含む呼制御信号を受信し、自身の前記キャリアENUMサーバの処理に基づいて番号解決された着信先の前記電話端末を収容している着キャリア網内の前記SIPサーバに、着信先の前記電話端末の電話番号および前記着キャリア網を示すドメイン名を含む呼制御信号を送信する、呼処理部と、前記加入者データベースを参照しても着信先の前記電話端末の電話番号が存在しない場合には、自身のキャリア網内の前記キャリアENUMサーバに対して、着信先の前記電話端末のURIの問い合わせをすることで、着信先の前記電話端末の番号解決をする番号解決部と、を備え、複数の前記キャリア網内の前記キャリアENUMサーバのそれぞれは、前記電話端末の電話番号および前記電話端末のURIの対応付け情報を、前記マスタENUMサーバから取得して記憶しているマッピングデータベースと、前記番号解決部からの前記問い合わせに応じて、前記マスタENUMサーバに問い合わせて取得した、着信先の前記電話端末のURIを前記番号解決部に通知するURI通知部と、を備える、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、複数の前記キャリア網内の前記キャリアENUMサーバのそれぞれは、前記マスタENUMサーバからの要求に応じて、着信先の前記電話端末のURIを、着信先の前記電話端末の電話番号に対応付けるように前記対応付け情報を書き換える、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の発明は、自身のSIPサーバおよび自身のキャリアENUMサーバが配置されている複数のキャリア網と、電話端末の電話番号および前記電話端末のURIを対応付けるマスタENUMサーバとが互いに接続しており、発信元の電話端末と、番号ポータビリティを利用した着信先の電話端末との接続を実現する番号解決システムにおける番号解決方法であって、自身のキャリア網内の前記SIPサーバが、発キャリア網内の前記SIPサーバから、着信先の前記電話端末の電話番号および自身のキャリア網を示すドメイン名を含む呼制御信号を受信するステップと、自身のキャリア網内の前記SIPサーバが、自身のキャリア網が収容している電話端末の電話番号を含む加入者情報を記憶している加入者データベースを参照しても着信先の前記電話端末の電話番号が存在しない場合には、自身のキャリア網内の前記キャリアENUMサーバに対して、着信先の前記電話端末のURIの問い合わせをするステップと、自身のキャリア網内の前記キャリアENUMサーバが、前記問い合わせに応じて、前記マスタENUMサーバに問い合わせて取得した、着信先の前記電話端末のURIを、自身のキャリア網内の前記SIPサーバに通知するステップと、自身のキャリア網内の前記SIPサーバが、前記通知された着信先の前記電話端末のURIを用いて、着信先の前記電話端末の番号解決をするステップと、自身のキャリア網内の前記SIPサーバが、前記番号解決された着信先の前記電話端末を収容している着キャリア網内の前記SIPサーバに、着信先の前記電話端末の電話番号および前記着キャリア網を示すドメイン名を含む呼制御信号を送信するステップと、を実行する、ことを特徴とする。
請求項1、3に記載の発明によれば、呼処理の遅延化を抑制するためにキャリアENUMサーバによる番号解決の処理を各々のキャリア網内で実現する形態をとる場合において、キャリアENUMサーバのそれぞれが管理する対応付け情報の同一性が破綻していたとしても、前記同一性の破綻を認識したキャリア網が、前記対応付け情報の正しい内容をマスタENUMサーバから取得する。よって、マスタENUMサーバから取得したキャリア網は、正しい着キャリア網を特定できる。その結果、複数のキャリア網間での通信において、呼処理の遅延化を抑制し、番号ポータビリティを利用した電話端末に確実に着信させることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、キャリアENUMサーバのそれぞれは、マスタENUMサーバからの要求に応じて、着信先の電話端末のURIを、着信先の前記電話端末の電話番号に対応付けるように対応付け情報を書き換える。その結果、発信元の電話端末からの発信を受けた発キャリアは、正しい着キャリアに呼制御信号を送信することができ、今後の呼処理の遅延化を未然に防ぐことができる。
本発明によれば、複数のキャリア網間での通信において、呼処理の遅延化を抑制し、番号ポータビリティを利用した電話端末に確実に着信させることができる。
本実施形態の構成の全体を示す図である。 加入者データベースのデータ構造を示す図である。 マッピングデータベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態の処理を示すシーケンス図である。
<構成>
図1に示すように、本実施形態の番号解決システムは、相互接続されている複数のキャリア網と、マスタENUMサーバ3とを備える。キャリア網のそれぞれは、例えば、IMS(IP Multimedia Subsystem: 3GPP TS 24.229)に従って機能している。キャリアX、キャリアA、キャリアB、キャリアCのそれぞれが運用するキャリア網は、IMS−X、IMS−A、IMS−B、IMS−Cである。
電話端末4s(4)、4d(4)は、例えば、VoIP(Voice over Internet Protocol)端末である。
IMS−X内には、SIPサーバ1x(1)およびキャリアENUMサーバ2x(2)が配置されている。IMS−Xのドメイン名は、provider-X.netである。
IMS−A内には、SIPサーバ1a(1)およびキャリアENUMサーバ2a(2)が配置されている。IMS−Aのドメイン名は、provider-A.netである。
IMS−B内には、SIPサーバ1b(1)およびキャリアENUMサーバ2b(2)が配置されている。IMS−Bのドメイン名は、provider-B.netである。
IMS−C内には、SIPサーバ1c(1)およびキャリアENUMサーバ2c(2)が配置されている。IMS−Cのドメイン名は、provider-C.netである。
SIPサーバ1は、SIPを利用したIP電話サービスのための呼制御を行う。SIPサーバ1x、1a、1b、1cはそれぞれ、呼処理部11x(11)、11a(11)、11b(11)、11c(11)と、番号解決部12x(12)、12a(12)、12b(12)、12c(12)と、加入者DB(Data Base)13x(13)、13a(13)、13b(13)、13c(13)とを備える。
呼処理部11は、発信元の電話端末4と着信先の電話端末4との間の呼を処理する。呼処理部11は、例えば、CSCF(call state control function)に従って動作する。
番号解決部12は、DNSをベースとするENUMを用いて、着信先の電話端末4の番号解決を行う。前記番号解決は、SIPサーバ1が、発信元の電話端末4または他のSIPサーバ1から受信した呼制御信号の転送先を決定する(ルーティング)ことを含む。
加入者DB13は、自身のキャリア網が収容している電話端末4の電話番号を記憶している。加入者DB13は、例えば、HSS(Home Subscriber Server: 3GPP 29.229など)として実装することができる。
図2に示すように、加入者DB13は、「ユーザID(Identifier)」と「電話番号」という項目を備える。
「ユーザID」の項目には、自身のキャリア網が収容している電話端末4を用いるユーザを識別する値(例えば、文字および数字の組み合わせ)が格納されている。
「電話番号」の項目には、自身のキャリア網が収容している電話端末4の電話番号が格納されている。前記格納される電話番号の形式は、通常の形式(例:9012-34-5678)であってもよいし、E.164番号の形式(例:+81-9012-34-5678)であってもよい。
キャリアENUMサーバ2は、電話端末4の電話番号および電話端末4のURIを対応付けて管理する。管理対象となる電話端末4は、IP電話サービスを利用するすべての電話端末4であり、自身のキャリア網が収容している電話端末4に限られない。
キャリアENUMサーバ2x、2a、2b、2cはそれぞれ、URI通知部21x(21)、21a(21)、21b(21)、21c(21)と、マッピングDB22x(22)、22a(22)、22b(22)、22c(22)とを備える。
URI通知部21は、同じキャリア網内の番号解決部12からの要求に対する応答として、着信先の電話端末4のURIを番号解決部12に通知する。URI通知部21は、必要に応じて、着信先の電話端末4のURIをマスタENUMサーバ3から取得する。
マッピングDB22は、電話端末4の電話番号および電話端末4のURIの対応付け情報(リソースレコード)を記憶している。
図3に示すように、マッピングDB22は、「着信先電話番号」と「URI」という項目を備える。
「着信先電話番号」の項目には、着信先となる電話端末4の電話番号が格納されている。前記格納される電話番号の形式は、通常の形式であってもよいし、E.164番号の形式であってもよい。
「URI」の項目には、着信先となる電話端末4のURIが格納されている。格納されているURIは、着信先となる電話端末4を収容しているキャリア網のドメイン名を含む。
マスタENUMサーバ3は、電話端末4の電話番号および電話端末4のURIを対応付けて管理する。管理対象となる電話端末4は、IP電話サービスを利用するすべての電話端末4であり、自身のキャリア網が収容している電話端末4に限られない。マスタENUMサーバ3は、キャリアENUMサーバ2のそれぞれが備えるマッピングDB22と同等のマッピングDBを備える。
マスタENUMサーバ3は、DNSによるゾーン転送を行い、対応付け情報としてNAPTRレコードをキャリアENUMサーバ2のそれぞれに送信し、キャリアENUMサーバ2のそれぞれと同期とる。キャリアENUMサーバ2のそれぞれは、マスタENUMサーバ3からの要求に応じて、キャリアENUMサーバ2のそれぞれのマッピングDB22をマスタENUMサーバ3のマッピングDBと同一にする。このような処理形態は、1つのキャリア網内での番号解決部12による番号解決を、異なるキャリア網内のキャリアENUMサーバ2間の通信をすることなく可能とし、呼処理の遅延化を抑制する。前記ゾーン転送は、例えば、定期的に行われる。
これまでに説明した、SIPサーバ1、キャリアENUMサーバ2、マスタENUMサーバ3、電話端末4はそれぞれ、入力部、出力部、制御部および記憶部といったハードウェアを含むコンピュータである。例えば、制御部がCPU(Central Processing Unit)から構成される場合、その制御部を含むコンピュータによる情報処理は、CPUによるプログラム実行処理で実現する。また、そのコンピュータが含む記憶部は、CPUが指令し、そのコンピュータの機能を実現するためのプログラムを記憶する。これによりソフトウェアとハードウェアの協働が実現される。前記プログラムは、記録媒体に記録したり、ネットワークを経由したりすることで提供される。
<処理>
本実施形態の処理について、図1に示す構成に則して説明する。この処理の主体は、SIPサーバ1、キャリアENUMサーバ2、マスタENUMサーバ3、電話端末4の制御部であるが、説明の便宜上、「制御部」という言葉は省略する。
(前提)
電話端末4dのユーザXはキャリアAと契約し、電話端末4dはIMS−Aに収容されていた。暫くして、ユーザXは番号ポータビリティを利用して、電話番号は変更せず、キャリアBとの契約に切り替え、電話端末4dはIMS−Bに収容された。さらに、その後、ユーザXは番号ポータビリティを利用して、電話番号は変更せず、キャリアCとの契約に切り替え、電話端末4dはIMS−Cに収容されて、現在に至る。
マスタENUMサーバ3のオペレータは、電話端末4dがIMS−Aに収容された後、電話端末4dに関する対応付け情報を作成し、マスタENUMサーバ3に登録した。作成した対応付け情報において、電話端末4dを収容している着キャリア網を示すドメイン名として、IMS−Aのドメイン名「provider-A.net」が含まれていた。
マスタENUMサーバ3のオペレータは、電話端末4dがIMS−Bに収容された後、電話端末4dに関する対応付け情報を更新した。更新した対応付け情報において、着キャリア網を示すドメイン名は、IMS−Aのドメイン名「provider-A.net」からIMS−Bのドメイン名「provider-B.net」に変更された。
マスタENUMサーバ3のオペレータは、電話端末4dがIMS−Cに収容された後、電話端末4dに関する対応付け情報を更新した。更新した対応付け情報において、着キャリア網を示すドメイン名は、IMS−Bのドメイン名「provider-B.net」からIMS−Cのドメイン名「provider-C.net」に変更された。
マスタENUMサーバ3は、電話端末4dがIMS−Bに収容された後、ゾーン転送によってキャリアENUMサーバ2x、2a、2b、2cのそれぞれと同期をとり、キャリアENUMサーバ2x、2a、2b、2cのそれぞれに対してマッピングDB22x、22a、22b、22cのそれぞれの更新要求をした。
前記更新要求はすべて成功したため、マッピングDB22x、22a、22b、22cのそれぞれが記憶している、電話端末4dに関する対応付け情報が更新され、前記対応付け情報のURIに含まれている着キャリア網のドメイン名は、IMS−Aのドメイン名「provider-A.net」からIMS−Bのドメイン名「provider-B.net」に変更された。
マスタENUMサーバ3は、電話端末4dがIMS−Cに収容された後、ゾーン転送によってキャリアENUMサーバ2x、2a、2b、2cのそれぞれと同期をとり、キャリアENUMサーバ2x、2a、2b、2cのそれぞれに対してマッピングDB22x、22a、22b、22cのそれぞれの更新要求をした。
キャリアENUMサーバ2a、2b、2cに対する更新要求は成功したため、マッピングDB22a、22b、22cのそれぞれが記憶している、電話端末4dに関する対応付け情報が更新され、前記対応付け情報のURIに含まれている着キャリア網のドメイン名は、IMS−Bのドメイン名「provider-B.net」からIMS−Cのドメイン名「provider-C.net」に変更された。
しかし、キャリアENUMサーバ2xに対する更新要求は、トランスポートエラーなどの障害のために失敗した。その結果、マッピングDB22xが記憶している、電話端末4dに関する対応付け情報は更新されず、前記対応付け情報のURIに含まれている着キャリア網のドメイン名は、IMS−Bのドメイン名「provider-B.net」のままである。つまり、キャリアENUMサーバ2x、2a、2b、2cが管理する対応付け情報の同一性が損なわれている。
以上の前提を踏まえ、図4の処理は、発信者がユーザXに電話するために、IMS−X(発信元である電話端末4sを収容している発キャリア網)に収容されている電話端末4sを操作することで開始し、ステップS1に進む。
ステップS1において、発信元である電話端末4sは、着信先である電話端末4dの電話番号(+81-9012-34-5678)および呼接続要求の入力があると発信する。電話端末4sは、着信先に電話をかけることを示す「INVITE tel:+819012345678 SIP/2.0」という値を含むSIP信号(呼制御信号)をSIPサーバ1xに送信する。ステップS1の後、ステップS2に進む。
ステップS2において、SIPサーバ1xは、呼処理部11xの機能によって、加入者DB13xを検索する。呼処理部11xは、例えばDIAMETERプロトコルによって、着信先の電話端末4dの電話番号を検索キーとして含むLIR(Location-Info-Request)を加入者DB13xに入力する。IMS−Xは着信先の電話端末4dを収容していないので、呼処理部11xは、着信先の電話端末4dが存在しないことを示すLIA(Location-Info-Answer)を取得する。ステップS2の後、ステップS3に進む。
ステップS3において、SIPサーバ1xは、番号解決部12xの機能によって、着信先となる電話端末4dのURIをキャリアENUMサーバ2xに問い合わせる。SIPサーバ1xは、電話端末4dの電話番号を逆順にした形式を持つ「8.7.6.5.4.3.2.1.0.9.1.8.e164enum.net」という値を含むENUMクエリをキャリアENUMサーバ2xに送信する。ステップS3の後、ステップS4に進む。
ステップS4において、キャリアENUMサーバ2xは、URI通知部21xの機能によって、マッピングDB22xを参照して、着信先となる電話端末4dのURIをSIPサーバ1xに通知する。ここで、マッピングDB22x内の、電話端末4dに関する対応付け情報のURIに含まれている着キャリア網のドメイン名は、IMS−Bのドメイン名「provider-B.net」であり、本来のIMS−Cのドメイン名「provider-C.net」ではない。よって、キャリアENUMサーバ2xは、SIPサーバ1xからのENUMクエリに対して、電話端末4dの着キャリア網がIMS−Bであることを示す「sip:+819012345678;npdi;rn=+819012340001@provider-B.net」という値を含むURIをENUMアンサとしてSIPサーバ1xに送信してしまう。ステップS4の後、ステップS5に進む。
ステップS5において、SIPサーバ1xは、番号解決部12xの機能によって、電話端末4dの番号解決をする。SIPサーバ1xは、キャリアENUMサーバ2xからのENUMアンサを解析して、発信元である電話端末4sからのSIP信号の転送先がIMS−B内のSIPサーバ1bであると決定する。ステップS5の後、ステップS6に進む。
ステップS6において、SIPサーバ1xは、呼処理部11xの機能によって、発信元である電話端末4sからのSIP信号を、転送先であるSIPサーバ1bに送信する。前記SIP信号は、転送先が、着信先である電話端末4dの着キャリア網(つまり、IMS−B)であることを示す「INVITE sip:+819012345678;npdi;rn=+819012340001@provider-B.net SIP/2.0」という値を含む。ステップS6の後、ステップS7に進む。
ステップS7において、SIPサーバ1bは、呼処理部11bの機能によって、加入者DB13bを検索する。呼処理部11bは、例えばDIAMETERプロトコルによって、着信先の電話端末4dの電話番号を検索キーとして含むLIRを加入者DB13bに入力する。しかし、IMS−Bは着信先の電話端末4dを収容していないので、呼処理部11bは、着信先の電話端末4dが存在しないことを示すLIAを取得する。ステップS7の後、ステップS8に進む。
ステップS8において、SIPサーバ1bは、番号解決部12bの機能によって、着信先となる電話端末4dのURIをキャリアENUMサーバ2bに問い合わせる。SIPサーバ1bは、電話端末4dの電話番号を逆順にした形式を持つ「8.7.6.5.4.3.2.1.0.9.1.8.e164enum-term.net」という値を含むENUMクエリをキャリアENUMサーバ2bに送信する。
ここで、IMS−Bが電話端末4dの着チャリア網であるとして、SIPサーバ1bがキャリアENUMサーバ2bに問い合わせることを明確にするために、ENUMクエリ内のキャリアENUMサーバ2bのドメイン名を「e164enum-term.net」とし、発信時のキャリアENUMサーバ2のドメイン名「e164enum.net」(ステップS3参照)とは異ならせている。
つまり、SIPサーバ1bは、IMS−Bが電話端末4dをすでに収容していない(実際は、番号ポータビリティによってIMS−Cに変更した)にもかかわらず、SIPサーバ1xが、IMS−Bを着キャリア網としてSIP信号をSIPサーバ1bに送信してきたことを認識することができる。ステップS6のSIP信号に「provider-B.net」というドメイン名が含まれているからである。このような状況から、(1)電話端末4dを収容している他のキャリア網が存在しているが、マスタENUMサーバ3とキャリアENUMサーバ2のそれぞれとの同期がうまく機能しておらず、SIPサーバ1xのマッピングDB22xは間違った対応付け情報を記憶している可能性、または、(2)電話端末4dのユーザXが通話サービスの解約をし、電話端末4dがいずれのキャリア網にも収容されていない可能性、などが考えられる。SIPサーバ1bは、このような可能性を追及するための処理を行う。
ステップS8の後、ステップS9に進む。
ステップS9において、キャリアENUMサーバ2bは、着信先となる電話端末4dのURIをマスタENUMサーバ3に問い合わせる。キャリアENUMサーバ2bは、SIPサーバ1bからのENUMクエリ中のドメイン名「e164enum-term.net」を読み取って、IMS−Bが電話端末4dの着チャリア網であるとして、SIPサーバ1bから問い合わせを受けていると判定する。キャリアENUMサーバ2bは、電話端末4dの対応付け情報が正しいか否かを確認するために、電話端末4dの電話番号を逆順にした形式を持つ「8.7.6.5.4.3.2.1.0.9.1.8.e164enum.net」という値を含むENUMクエリをマスタENUMサーバ3に送信する。ステップS9の後、ステップS10に進む。
ステップS10において、マスタENUMサーバ3は、自身のマッピングDBを参照して、着信先となる電話端末4dの(正しい)URIをキャリアENUMサーバ2bに通知する。マスタENUMサーバ3は、キャリアENUMサーバ2bからのENUMクエリに対して、電話端末4dの着キャリア網がIMS−Cであることを示す「sip:+819012345678;npdi;rn=+819012340001@provider-C.net」という値を含むURIをENUMアンサとしてキャリアENUMサーバ2bに送信する。ステップS10の後、ステップS11に進む。
ステップS11において、マスタENUMサーバ3は、すべてのキャリアENUMサーバ2に対して、送信先の電話端末4dに関する対応付け情報のURI中のドメイン名の更新要求を行う。マスタENUMサーバ3は、キャリアENUMサーバ2bからのENUMクエリを受信することで、少なくとも1つのキャリアENUMサーバ2との同期が機能せず、いずれかのマッピングDB22が記憶する、電話端末4dに関する対応付け情報が古いことを認識できる。よって、マスタENUMサーバ3は、電話端末4dに関する対応付け情報のURI中のドメイン名を、IMS−Cのドメイン名「provider-C.net」に書き換えるようにすべてのキャリアENUMサーバ2に要求する。
すべてのキャリアENUMサーバ2は、マスタENUMサーバ3からの更新要求に対して、電話端末4dに関する対応付け情報のURI中のドメイン名を、IMS−Cのドメイン名「provider-C.net」に書き換えるように、マッピングDB22をそれぞれ更新する。すべてのキャリアENUMサーバ2は、更新が完了したことをマスタENUMサーバ3に通知してもよい。前記通知の有無を判定することで、マスタENUMサーバ3とすべてのキャリアENUMサーバ2との間の同期の成否を知ることができる。
前記更新要求は、マスタENUMサーバ3に問い合わせたキャリアENUMサーバ2(2b)にのみ行ってもよい。この場合、キャリアENUMサーバ2bは、SIPサーバ1b、1xを経由してキャリアENUMサーバ2xに前記更新要求を送信してもよい。また、前記更新要求は、問い合わせのあった電話端末4(4d)の対応付け情報のみを差分更新として行ってもよいし、すべての電話端末の対応付け情報の全体更新として行ってもよい。
なお、後記の説明も踏まえれば、発信元の電話端末4sからのSIP信号は、着信先の電話端末4dに確実に転送されるので、ステップS11の処理は省略してもよい。
ステップS11の後、ステップS12に進む。
ステップS12において、キャリアENUMサーバ2bは、URI通知部21bの機能によって、マスタENUMサーバ3から通知のあった、着信先となる電話端末4dのURIをSIPサーバ1bに通知する。キャリアENUMサーバ2bは、SIPサーバ1bからのENUMクエリに対して、電話端末4dの着キャリア網がIMS−Cであることを示す「sip:+819012345678;npdi;rn=+819012340001@provider-C.net」という値を含むURIをENUMアンサとしてSIPサーバ1bに送信する。ステップS12の後、ステップS13に進む。
ステップS13において、SIPサーバ1bは、番号解決部12bの機能によって、電話端末4dの番号解決をする。SIPサーバ1bは、キャリアENUMサーバ2bからのENUMアンサを解析して、発信元である電話端末4sからのSIP信号の転送先がIMS−C内のSIPサーバ1cであると決定する。ステップS13の後、ステップS14に進む。
ステップS14において、SIPサーバ1bは、呼処理部11bの機能によって、発信元である電話端末4sからのSIP信号を、転送先であるSIPサーバ1cに送信する。前記SIP信号は、転送先が、着信先である電話端末4dの着キャリア網(つまり、IMS−C)であることを示す「INVITE sip:+819012345678;npdi;rn=+819012340001@provider-C.net SIP/2.0」という値を含む。ステップS14の後、ステップS15に進む。
ステップS15において、SIPサーバ1cは、呼処理部11cの機能によって、加入者DB13cを検索する。呼処理部11cは、例えばDIAMETERプロトコルによって、着信先の電話端末4dの電話番号を検索キーとして含むLIRを加入者DB13cに入力する。IMS−Cは着信先の電話端末4dを収容しているので、呼処理部11cは、着信先の電話端末4dが存在していることを示すLIAを取得する。ステップS15の後、ステップS16に進む。
ステップS16において、SIPサーバ1cは、呼処理部11cの機能によって、着信先となる電話端末4dに着信する。SIPサーバ1cは、着信先にかけた電話が着信したことを示す「INVITE sip:+819012345678@192.168.0.1 SIP/2.0」という値を含むSIP信号(呼制御信号)を電話端末4dに送信する。ステップS16の後、ステップS17に進む。
ステップS17において、着信先の電話端末4dは、SIPサーバ1x、1cを介して、発信先の電話端末4sに対して最終応答を行う。着信先の電話端末4dは、着信先の電話端末4dのユーザが電話にでたことを示す「SIP/2.0 200 OK」という値を含むSIP信号を電話端末4dに送信する。前記SIP信号は、SIPサーバ1c、1b、1xを経由する。ステップS17の後、通話の通信が確立し、図4の処理を終了する。
なお、従来の技術によれば、SIPサーバ1bは、ステップS7の処理において着信先の電話端末4dが存在しないことを確認した後、「SIP/2.0 404 Not Found」という値を含むSIPエラー応答をSIPサーバ1xに送信していた。つまり、電話端末4sからの発信は、呼損となっていた。そのため、ユーザXの電話端末4dの最新の対応付け情報を保有していないキャリア網(IMS−X)を発キャリア網から電話端末4dに着信することは不可能であった。
本実施形態によれば、呼処理の遅延化を抑制するためにキャリアENUMサーバ2による番号解決の処理を各々のキャリア網内で実現する形態をとる場合において、キャリアENUMサーバ2のそれぞれが管理する対応付け情報の同一性が破綻していたとしても、前記同一性の破綻を認識したキャリア網が、前記対応付け情報の正しい内容をマスタENUMサーバ3から取得する。よって、マスタENUMサーバ3から取得したキャリア網は、正しい着キャリア網を特定できる。その結果、複数のキャリア網間での通信において、呼処理の遅延化を抑制し、番号ポータビリティを利用した電話端末に確実に着信させることができる。
なお、本実施形態の処理は、標準で規定されるプロトコル手順を用いて実行でき、また、データベースの性能がどのようなものであっても実行できるので、汎用性が高い。また、対応付け情報の同一性が破綻したことを確認したときにのみ、本実施形態の処理を実行すればよいので、処理の負荷を低減できる。
また、本実施形態によれば、キャリアENUMサーバ2のそれぞれは、マスタENUMサーバ3からの要求に応じて、着信先の電話端末のURIを、着信先の前記電話端末の電話番号に対応付けるように対応付け情報を書き換える(ステップS11参照)。その結果、発信元の電話端末からの発信を受けた発キャリアは、正しい着キャリアに呼制御信号を送信することができ、今後の呼処理の遅延化を未然に防ぐことができる。
<その他>
本実施形態は、本発明を好適に実施するための一例あって、本発明を限定するためのものではない。よって、本発明の要旨を変更しない範囲内において、本実施形態を種々変形することが可能である。
例えば、本発明は、既存の回線交換網(CS:Circuit Switching)にも適用できる。
ステップS10において、マスタENUMサーバ3からのENUMアンサによって、キャリアENUMサーバ2bが、電話端末4dの着キャリア網がIMS−Cであることを認識した場合には、SIPサーバ1bは、呼処理部11bの機能によって、発キャリア網内のSIPサーバ1xに対し、着キャリア網内のSIPサーバ1cへのSIP信号の再送信を指示してもよい。
もし、すでにユーザXの電話端末4dによる通話サービスが解約されており、電話端末4dに関する対応付け情報が存在しない場合には、ステップS10において、マスタENUMサーバ3は、電話端末4dに関する対応付け情報が存在しないことを示すENUMアンサをキャリアENUMサーバ2bに送信する。このとき、SIPサーバ1bは、呼処理部11bの機能によって、発キャリア網内のSIPサーバ1xに対し、電話端末4dの電話番号が欠番であることを通知してもよい。
また、本実施形態で説明した種々の技術を適宜組み合わせた技術を実現することもできる。
また、本実施形態で説明したソフトウェアをハードウェアとして実現することもでき、ハードウェアをソフトウェアとして実現することもできる。
その他、ハードウェア、ソフトウェア、フローチャートなどについて、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
1、1x、1a、1b、1c SIPサーバ
11、11x、11a、11b、11c 呼処理部
12、12x、12a、12b、12c 番号解決部
13、13x、13a、13b、13c 加入者DB
2、2x、2a、2b、2c キャリアENUMサーバ
21、21x、21a、21b、21c URI通知部
22、22x、22a、22b、22c マッピングDB
3 マスタENUMサーバ
4、4s、4d 電話端末

Claims (3)

  1. 自身のSIPサーバおよび自身のキャリアENUMサーバが配置されている複数のキャリア網と、電話端末の電話番号および前記電話端末のURIを対応付けるマスタENUMサーバとが互いに接続しており、発信元の電話端末と、番号ポータビリティを利用した着信先の電話端末との接続を実現する番号解決システムであって、
    複数の前記キャリア網内の前記SIPサーバのそれぞれは、
    自身のキャリア網が収容している電話端末の電話番号を記憶している加入者データベースと、
    発キャリア網内の前記SIPサーバから、着信先の前記電話端末の電話番号および自身のキャリア網を示すドメイン名を含む呼制御信号を受信し、
    自身の前記キャリアENUMサーバの処理に基づいて番号解決された着信先の前記電話端末を収容している着キャリア網内の前記SIPサーバに、着信先の前記電話端末の電話番号および前記着キャリア網を示すドメイン名を含む呼制御信号を送信する、呼処理部と、
    前記加入者データベースを参照しても着信先の前記電話端末の電話番号が存在しない場合には、自身のキャリア網内の前記キャリアENUMサーバに対して、着信先の前記電話端末のURIの問い合わせをすることで、着信先の前記電話端末の番号解決をする番号解決部と、を備え、
    複数の前記キャリア網内の前記キャリアENUMサーバのそれぞれは、
    前記電話端末の電話番号および前記電話端末のURIの対応付け情報を、前記マスタENUMサーバから取得して記憶しているマッピングデータベースと、
    前記番号解決部からの前記問い合わせに応じて、前記マスタENUMサーバに問い合わせて取得した、着信先の前記電話端末のURIを前記番号解決部に通知するURI通知部と、を備える、
    ことを特徴とする番号解決システム。
  2. 複数の前記キャリア網内の前記キャリアENUMサーバのそれぞれは、
    前記マスタENUMサーバからの要求に応じて、着信先の前記電話端末のURIを、着信先の前記電話端末の電話番号に対応付けるように前記対応付け情報を書き換える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の番号解決システム。
  3. 自身のSIPサーバおよび自身のキャリアENUMサーバが配置されている複数のキャリア網と、電話端末の電話番号および前記電話端末のURIを対応付けるマスタENUMサーバとが互いに接続しており、発信元の電話端末と、番号ポータビリティを利用した着信先の電話端末との接続を実現する番号解決システムにおける番号解決方法であって、
    自身のキャリア網内の前記SIPサーバが、発キャリア網内の前記SIPサーバから、着信先の前記電話端末の電話番号および自身のキャリア網を示すドメイン名を含む呼制御信号を受信するステップと、
    自身のキャリア網内の前記SIPサーバが、自身のキャリア網が収容している電話端末の電話番号を含む加入者情報を記憶している加入者データベースを参照しても着信先の前記電話端末の電話番号が存在しない場合には、自身のキャリア網内の前記キャリアENUMサーバに対して、着信先の前記電話端末のURIの問い合わせをするステップと、
    自身のキャリア網内の前記キャリアENUMサーバが、前記問い合わせに応じて、前記マスタENUMサーバに問い合わせて取得した、着信先の前記電話端末のURIを、自身のキャリア網内の前記SIPサーバに通知するステップと、
    自身のキャリア網内の前記SIPサーバが、前記通知された着信先の前記電話端末のURIを用いて、着信先の前記電話端末の番号解決をするステップと、
    自身のキャリア網内の前記SIPサーバが、前記番号解決された着信先の前記電話端末を収容している着キャリア網内の前記SIPサーバに、着信先の前記電話端末の電話番号および前記着キャリア網を示すドメイン名を含む呼制御信号を送信するステップと、を実行する、
    ことを特徴とする番号解決方法。
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