JP2015154286A - 音響装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用形態に応じた適切な出力制御が可能な音響装置を提供する。
【解決手段】音響装置は、音を出力する出力部と、筺体と、筺体に物体が置かれているか否かを検出する検出部と、筺体に物体が置かれていないことが検出されたことに応じて出力部から音を出力するよう制御し、筺体に物体が置かれたことが検出されたことに応じて出力部から音を出力させない、又は、筺体に物体が置かれていないことが検出されているときよりも小さい音量で出力部から音を出力させるよう制御する制御部と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、音響装置に関する。
エキサイタを用いたスピーカなどの音響装置が知られている。特許文献1では、高周波帯域の音圧を向上させるために、振動板を閉鎖された空間を介して発音部材に対向させ、振動板の振動を空間内の空気振動を介して発音部材に伝達する音響再生装置が提案されている。特許文献2は、音声装置を組み込んだコースターを開示している。このコースターは、感圧スイッチにより外力を感知したときに、音声装置から音声を出力する。
特開2005−184393号公報 特開平10−225362号公報
しかしながら、特許文献2のように、外力が加えられたときに音声を出力する方法では、音響装置の利用形態に応じた出力制御ができない場合があった。特許文献2の方法は、コースターにコップが乗せられると音声が発せられる方法であるため、コップをコースターから持ち上げることの促進にならない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、利用形態に応じた適切な出力制御が可能な音響装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、音響装置において、音を出力する出力部と、筺体と、前記筺体に物体が置かれているか否かを検出する検出部と、前記筺体に物体が置かれていないことが検出されたことに応じて前記出力部から音を出力するよう制御し、前記筺体に物体が置かれたことが検出されたことに応じて前記出力部から音を出力させない、又は、前記筺体に物体が置かれていないことが検出されているときよりも小さい音量で前記出力部から音を出力させるよう制御する制御部と、を備える。
本発明にかかる音響装置は、利用形態に応じた適切な出力制御が可能となるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の音響装置の構成例を示す図である。 図2は、本実施形態のコースターの機能構成例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態における音出力処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、本実施形態の音出力処理の具体例を説明するための図である。 図5は、縄跳びのジャンプ台に適用した場合の使用例を示す図である。 図6は、変形例3のコースターの機能構成例を示すブロック図である。 図7は、変形例3における音出力処理の一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明にかかる音響装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下では、コースターを例に説明するが、本発明を適用可能な例はこれに限られるものではない。
図1は、本実施形態の音響装置の一例であるコースター100の構成例を示す図である。図1は、コースター100の側断面図の例を示している。なお、コースター100を上方(または下方)から観察した場合の形状は任意であるが、例えば矩形および円形などの形状とすることができる。図1に示すように、コースター100は、筐体150と、緩衝材151と、スイッチ152と、エキサイタ103と、検出部106と、制御回路110と、を備えている。
筐体150は、少なくともコースター100の上面の一部を覆うように構成される。筐体150上に、グラスなどの物体を置くことができる。
緩衝材151は、筐体150の下面の端部に取り付けられる。緩衝材151は、例えばゴムなどによって形成されるが、他の材料で形成されてもよい。緩衝材151は、コースター100の上にグラスなどの物体が置かれたときに、テーブルなどの面50と筐体150との間で圧縮される。
スイッチ152は、緩衝材151が所定量以上、圧縮されたときにオンにされる。その後、スイッチ152は、緩衝材151が伸縮してもオン状態が維持される。スイッチ152は、例えば、ユーザの操作に応じてオフに設定できる構成とする。オフに設定する方法としてはどのような方法を用いてもよい。例えばユーザ(店舗の従業員など)は、コースター100をテーブル等に置く前にスイッチ152をオフに設定する。
エキサイタ103は、筐体150と接触し、筐体150を共鳴体として振動させて音を出力する。エキサイタ103は、例えば、超磁歪素子に電気コイルを巻いた構成とすることができる。電気コイルに電気信号が流れると、超磁歪素子が伸縮する。この伸縮に合わせて共鳴体(筐体150など)が振動することにより、音が発生する。エキサイタ103および筐体150が、音を出力する出力部に相当する。なお、出力部は、図1のようなエキサイタ103および筐体150を用いた構成に限られるものではなく、音を出力可能であればどのような構成であってもよい。
検出部106は、例えばコースター100に置かれた物体から受ける荷重を検出する。図1の例では、検出部106は、緩衝材151の圧縮に応じて変形または移動する突起153を備えている。検出部106は、例えば、突起153に加えられる力の大きさ、または、突起153の移動量を測定することにより、物体から受ける荷重を検出する。
検出部106の構成は図1に限られるものではなく、物体を検出できる構成であればどのような構成であってもよい。例えば、突起153自体が物体から受ける荷重に応じて伸縮するように構成し、検出部106が突起153の伸縮量から荷重を検出してもよい。このような構成の場合、緩衝材151は備えなくてもよい。また、物体を検出する方法は、荷重により検出する方法に限られるものではなく、任意の方法を適用できる。例えば、赤外線センサを用いてもよい。また、CCDイメージセンサなどの撮像部を用いてもよい。
制御回路110は、音の出力を制御するための各機能を実現する回路である。制御回路110は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現できる。制御回路110の詳細は図2等を用いて説明する。なお、制御回路110内の各機能の一部または全部を、CPU(Central Processing Unit)などにより実行されるプログラム等のソフトウェアで実現してもよい。
図2は、本実施形態のコースター100の機能構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、コースター100は、記憶部101と、共鳴体102と、エキサイタ103と、増幅部104と、制御部105と、検出部106と、を備えている。
記憶部101は、出力する音の情報(音情報)を記憶する。音情報は、音楽コンテンツ、動物の鳴き声、および、人の発話などの、任意の音を示す情報を用いることができる。記憶部101は、HDD(Hard Disk Drive)、光ディスク、メモリカード、RAM(Random Access Memory)などの一般的に利用されているあらゆる記憶媒体により構成することができる。
記憶部101から音情報を読み出す代わりに、または、記憶部101から音情報を読み出す機能に加えて、外部装置から音情報を取得するように構成してもよい。この場合、例えば外部装置とネットワーク(例えば無線ネットワーク)を介して情報を送受信する通信部(図示せず)を備えるように構成すればよい。
共鳴体102は、エキサイタ103の振動と共鳴して振動し、音を出力する。上述のように筐体150を共鳴体102として用いてもよいし、筐体150と異なる共鳴体を用いてもよい。
制御部105は、記憶部101に記憶された音情報に基づく音の出力を制御する。例えば、制御部105は、記憶された音楽コンテンツを再生し、音楽コンテンツに基づく電気信号(音声信号)を出力する。
また、制御部105は、検出部106による検出の状況に応じて、音の出力を制御する。例えば制御部105は、荷重が検出されない状態(第1状態)、および、第1状態で荷重を検出したときに遷移する状態(第2状態)では、音を出力しない、又は、第1状態で荷重を検出したときよりも小さい音量で音を出力するように制御する。第1状態は、例えば、上述のようにスイッチ152をオフにリセットした状態とすることができる。また、制御部105は、第2状態で荷重が減少したときに遷移する状態(第3状態)で音を出力するように制御する。さらに制御部105は、第3状態で荷重が増加したときに第2状態に遷移して、音の出力を停止するように制御する。ここで、第3状態が継続する場合は音を出力し続けてもよいし、第3状態が所定時間以上経過したらリセットした状態として音の出力を停止してもよい。リセットした状態の第1状態から第2状態へ遷移するまでの期間、又は第3状態が所定時間以上経過してリセットした状態から第2状態へ遷移するまでの期間を初期期間として、制御部105は音を出力しないように制御する。
なお、荷重の減少とは、例えば、荷重の減少量が所定値以上となった場合、または、荷重が所定の閾値以下となった場合とすることができる。同様に、荷重の増加とは、例えば、荷重の増加量が所定値以上となった場合、または、荷重が所定の閾値以上となった場合とすることができる。
このように本実施形態では、特許文献2のように外力を感知したときに音声装置から音声を出力するのではなく、荷重の減少を検知したとき(第3状態)に音を出力する。これにより、例えばユーザに対してコースターからグラス(コップ)等を持ち上げることを促すことができる。
増幅部104は、制御部105により出力された電気信号を増幅してエキサイタ103に入力する。エキサイタ103は、入力された電気信号に応じて振動し、共鳴体102を振動させる。
例えば図2の増幅部104、制御部105および記憶部101の一部または全部を、図1の制御回路110として実現することができる。上述のように、制御回路110の各機能の一部または全部はプログラム(ソフトウェア)により実現してもよい。プログラムとして実現する場合、このプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等の端末や情報処理装置で読み取り可能な記憶媒体に記録されて提供される。
プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
プログラムは、上述した各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体や記憶装置等からプログラムを読み出して実行することにより、上記各部が主記憶装置(図示せず)上にロードされ、各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
次に、このように構成された本実施形態にかかるコースター100による音出力処理について図3を用いて説明する。図3は、本実施形態における音出力処理の一例を示すフローチャートである。
制御部105は、コースター100の動作状態を初期化する(ステップS101)。例えばユーザ(店舗の従業員など)によるスイッチ152のオフのリセット設定に応じて、制御部105は、動作状態を、荷重が検出されない第1状態(初期状態)に初期化する。ここでは、制御部105は第1状態では音を出力しないように制御する。なお、制御部105は、動作状態を例えば記憶部101に記憶して管理してもよい。
制御部105は、スイッチ152が押下されたか否かを判断する(ステップS102)。スイッチ152が押下されていない場合(ステップS102:No)、押下されるまで処理が繰り返される。例えばユーザ(店舗の従業員、および、客など)によりコースター100の上にグラスが置かれた場合に、グラスの重量に応じて緩衝材151が圧縮され、同時にスイッチ152が押下される。この場合、検出部106により荷重の増加も検出される。
スイッチ152が押下された場合(ステップS102:Yes)、制御部105は、音の出力を停止する第2状態に遷移する(ステップS103)。なお、第1状態では音は出力していないため、第1状態から第2状態に遷移する場合は、制御部105は、音の出力の停止を継続させることになる。
制御部105は、荷重の減少が検出されたか否かを判断する(ステップS104)。荷重の減少が検出されない場合(ステップS104:No)、検出されるまで処理が繰り返される。荷重の減少が検出された場合(ステップS104:Yes)、制御部105は、音を出力する第3状態に遷移する(ステップS105)。例えば制御部105は、記憶部101に記憶された音情報を再生して電気信号を増幅部104に出力する。
制御部105は、荷重の増加が検出されたか否かを判断する(ステップS106)。荷重の増加が検出されない場合(ステップS106:No)、検出されるまで処理が繰り返される。荷重の増加が検出された場合(ステップS106:Yes)、制御部105は、音の出力を停止する第2状態に遷移する(ステップS103)。
次に、本実施形態のコースター100による音出力処理の具体例について説明する。図4は、本実施形態の音出力処理の具体例を説明するための図である。
なお図1のようにコースター100にグラス等の物体が乗せられていない状態が、第1状態に相当する。第1状態では音は出力されない。この状態で飲料が満たされたグラス60が乗せられると、図4の上部左のように緩衝材151が圧縮され、スイッチ152がオンとなる。この状態(第2状態)ではまだ音は出力されない。スイッチ152がオンとなっていることから、第2状態は、音の出力を待機している状態(スタンバイ状態)に相当する。
上部中央のようにグラス60が持ち上げられると、スイッチ152はオン状態を保つ一方、検出部106が荷重の減少を検出する。これに応じて制御部105は、音の出力を開始する(第3状態)。
上部右のように再びグラス60がコースター100に置かれると、検出部106が荷重の増加を検出する。これに応じて制御部105は、音の出力を停止する(第2状態)。
下部中央のように再びグラス60が持ち上げられると、検出部106が荷重の減少を検出する。これに応じて制御部105は、音の出力を開始する(第3状態)。
下部右のように、飲料が空となったグラス60がコースター100に置かれると、検出部106が荷重の増加を検出する。これに応じて制御部105は、音の出力を停止する(第2状態)。
このように本実施形態のコースター100は、最初の状態(第1状態)およびグラスが置かれた状態(第2状態)では音が出力されず通常のコースターと変わらないように思われるが、グラスを持ち上げたとき(第3状態)から音の出力が開始される。このため、ユーザ(客など)に対して意外性や驚きを感じさせることができる。また、ユーザに対して身近に音を所有しながら飲食する快適な空間を提供することができる。グラスが置かれているときは音が出力されず、グラスを持ち上げると音が出力されるため、自然とグラスを手にする時間が増え飲料を飲む速度が速くなる。従って、飲食店で利用する場合であれば、売り上げの増加に寄与することが可能となる。
(変形例1)
制御部105が、荷重の変化(荷重の大きさなど)に応じて音の出力態様を変更するように構成してもよい。例えば制御部105は、飲料の減少(荷重の大きさの減少)に応じて出力する音の音量を小さくするように制御してもよい。また、制御部105は、飲料が空になった後は、グラスが持ち上げられた場合であっても音を出力しないように構成してもよい。例えば、空のグラスの重量に対応する荷重の大きさを予め記憶部101等に記憶し、検出された荷重が記憶された荷重の大きさとなった場合は、制御部105が、その後にグラスが持ち上げられても音を出力しないように構成してもよい。
(変形例2)
上述のように、コースター以外の装置として音響装置を実現してもよい。例えば、コースターの代わりに飲料等を置くためのトレイとして上記のような音響装置を実現してもよい。また、縄跳びのジャンプ台に上記実施形態の方法を適用してもよい。図5は、縄跳びのジャンプ台に適用した場合の使用例を示す図である。室内などの狭いスペースでも利用できるように、グリップに短い縄と重りをつけた跳び縄が知られている(図5の跳び縄502)。このような跳び縄を用いる場合、地面や床と縄との接触がなく、接触音も生じないため、ユーザ(物体)が縄跳びを行っているという実感が得られない場合がある。
そこで、上記実施形態と同様の方法を適用し、例えばユーザ501がジャンプしてジャンプ台に対する荷重が減少したときに、接触音を模した音を出力するように構成する。これにより、通常の跳び縄を用いたときと同様に縄跳びを実行しているとユーザ501が感じることができる状況を提供できる。なお、このような構成は、外力を感知したときに音声を出力する特許文献2のような方法を適用しても実現できない。
コースター、トレイおよび縄跳びのジャンプ台などのように、物体の重力を荷重として検出する形態に限られるものではなく、任意の荷重を検出して音の出力を制御するように構成できる。例えば、タッチパネルに上記実施形態の方法を適用し、指示物体(指、タッチペンなど)によるタッチ操作の荷重に応じて音の出力を制御してもよい。
(変形例3)
荷重の大きさ以外の情報に応じて音の出力態様を変更してもよい。例えば、物体の属性に応じて音の出力態様を変更してもよい。物体の属性とは、例えば、物体の種類、色、および形状などである。グラスを用いる場合、グラスの種類、グラスに注がれる飲料の種類、グラスの色、および、グラスの形状などを属性とすることができる。また、変更する出力態様は音量に限られるものではなく、任意の出力態様を変更させることができる。例えば、音の再生速度、および、音の種類などの出力態様を変更してもよい。
変形例3のコースター100−2は、物体(グラスなど)から属性情報を取得し、取得した属性情報に応じて音の出力態様を変更する。図6は、変形例3のコースター100−2の機能構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、コースター100−2は、記憶部101と、共鳴体102と、エキサイタ103と、増幅部104と、制御部105−2と、検出部106と、センサ107−2と、認識部108−2と、選択部109−2と、を備えている。
変形例3では、センサ107−2、認識部108−2および選択部109−2を追加したこと、並びに、制御部105−2の機能が、上記実施形態のコースター100(図2)と異なっている。その他の構成は同様であるため図2と同じ符号を付し説明を省略する。
センサ107−2は、物体の属性を検出するためのセンサである。例えばセンサ107−2は、グラス60−2に付されたQRコード(登録商標)61−2を読取り、属性の情報を含むコード情報を出力する。
属性を検出する方法は、QRコードを検出する方法に限られるものではなく、任意の方法を適用できる。例えば、QRコード以外のコード(バーコード等)を用いてもよい。物体に付されたRFID(Radio Frequency IDentification)タグをタグリーダ等によって読み取る方法を用いてもよい。また、センサ107−2をCCDイメージセンサなどの撮像部として構成してもよい。
認識部108−2は、センサ107−2の検出結果を参照し、物体を認識する。認識部108−2は、例えばセンサ107−2から出力されたコード情報に含まれる属性の情報(物体の種類、名称など)を用いて物体を認識する。撮像部をセンサ107−2とする場合は、認識部108−2は、物体を撮像した画像から、物体の属性(種類、色、形状)などを認識してもよい。
選択部109−2は、認識された物体に応じた音情報を選択する。例えば、記憶部101に、物体の属性ごとに音情報を記憶しておく。選択部109−2は、記憶された1以上の音情報から、認識された物体の属性に対応する音情報を選択する。外部装置から音情報を取得する場合は、選択部109−2は、例えば物体の属性情報を外部装置に送信し、外部装置から返信された音情報を、出力する音情報として選択してもよい。
制御部105−2は、選択された音情報を用いて音の出力を制御する。
図7は、変形例3における音出力処理の一例を示すフローチャートである。図7では、ステップS204とステップS205が追加されたことが、図3のフローチャートと異なっている。他のステップS201〜ステップS203、および、ステップS206〜ステップS208は、図3のステップS101〜ステップS106と同様であるため説明を省略する。
ステップS204では、認識部108−2が、コースター100−2に置かれた物体を認識する(ステップS204)。次に選択部109−2は、認識された物体に応じた音情報を選択する(ステップS205)。なお、ステップS204とステップS205の実行タイミングは図7の例に限られるものではない。例えば、ステップS207で音を出力する前(ステップS206:Yesの後)にステップS204とステップS205を実行してもよい。
このように、変形例3によれば、コースター100−2の上に置かれた物体の属性に応じて音の出力態様を変更できる。例えば、グラス60−2内の飲料が南国のカクテルであれば、南の島の鳥の鳴き声を出力するように構成することができる。飲食店などに導入した場合、複数のユーザ(客)がそれぞれ異なる飲料を注文すると、多様な音のセッションが楽しめる。
音楽や鳥の鳴き声の代わりに、飲料(例えばカクテル)の仕様を説明する音声、および、お薦めの飲料を紹介する音声を出力してもよい。これにより、店舗や商品の宣伝効果を兼ねることも可能となる。
100、100−2 コースター
101 記憶部
102 共鳴体
103 エキサイタ
104 増幅部
105 制御部
106 検出部
107−2 センサ
108−2 認識部
109−2 選択部
110 制御回路
150 筐体
151 緩衝材
152 スイッチ
153 突起

Claims (8)

  1. 音を出力する出力部と、
    筺体と、
    前記筺体に物体が置かれているか否かを検出する検出部と、
    前記筺体に物体が置かれていないことが検出されたことに応じて前記出力部から音を出力するよう制御し、前記筺体に物体が置かれたことが検出されたことに応じて前記出力部から音を出力させない、又は、前記筺体に物体が置かれていないことが検出されているときよりも小さい音量で前記出力部から音を出力させるよう制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする音響装置。
  2. 前記制御部は、初期期間においては、前記筺体に物体が置かれていないことが検出されていても前記出力部から音を出力しないよう制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載の音響装置。
  3. 前記初期期間は、ユーザによって前記音響装置がリセットされてから前記筺体に物体が置かれたことが検出されるまでの期間、又は、前記筺体に物体が置かれていないことが所定時間以上検出されたときから前記筺体に物体が置かれたことが検出されるまでの期間である、
    ことを特徴とする請求項2記載の音響装置。
  4. 前記検出部は、前記物体から前記筺体に受ける荷重を検出し、前記荷重が所定の重さ以上であると、前記筺体に物体が置かれていると検出する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の音響装置。
  5. 前記検出部は、赤外線センサである、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の音響装置。
  6. 前記制御部は、前記荷重の大きさに応じて、出力する音の出力態様を変更する、
    ことを特徴とする請求項4記載の音響装置。
  7. 前記物体を認識する認識部をさらに備え、
    前記制御部は、認識された前記物体に応じて、出力する音の出力態様を変更する、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の音響装置。
  8. 1以上の音情報から、認識された前記物体に応じた音情報を選択する選択部をさらに備え、
    前記制御部は、選択された前記音情報に基づいて、前記出力部から音を出力する、
    ことを特徴とする請求項7記載の音響装置。
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