JP2015154267A - 送信装置、受信装置、送信方法、受信方法、およびそれらのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】パケットの伝送におけるオーバーヘッドを抑えて、自動再送を行うことができる送信装置を提供すること。
【解決手段】未送信のパケットの通し番号を示す情報を記憶する未送信通番記憶部と、未送信通番記憶部が記憶する情報を参照して、送信するパケットの通し番号を決定する通番決定部と、通番決定部が決定した通し番号のパケットを送信する送信部と、受信側において、送信部が送信したパケットの受信に成功したか否かを示す応答を受信する受信部と、受信部が受信した応答が、パケットの受信に成功したことを示すときは、受信部が受信した応答が受信に成功したことを示しているパケットの通し番号を示す情報を、未送信のパケットの通し番号を示す情報から抹消する未送信通番管理部とを備えることを特徴とする送信装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、送信装置、受信装置、送信方法、受信方法、およびそれらのプログラムに関する。
放送局で使用している無線伝送装置であるFPU(Field pick-up Unit)(非特許文献1参照)のような無線伝送装置はもともと単方向の映像伝送装置として規格化されており、実時間の映像以外のものを伝送することはできない。しかし、映像素材のファイルベース化に伴い、映像ファイルをデコードしない形での伝送が必要とされている。
無線あるいは有線の通信システムにおいて、IP(Internet Protocol)伝送のように映像・音声・機器制御信号・コンピュータ用ファイルなど異なる素材を多重して伝送する場合、パケットと呼ばれるデータ単位に分割して伝送を行う。
例えば無線LANの規格であるIEEE 802.11(非特許文献2参照)では物理層のパケットのシーケンス番号をパケットヘッダとして付与することにより物理層のパケット識別を実現させる。モバイルWiMAXの規格であるIEEE 802.16(非特許文献3参照)ではTDD(時分割複信)のフレームの中でDL MAP、UL MAPと呼ばれる領域を使用し、この中で位置情報(OFDMシンボル位置とサブチャネル位置)と割り当てリソース情報(OFDMシンボル数とサブチャネル数)を指定することにより、フレーム内のバーストと呼ばれるパケットを識別する。ここではフレーム内のパケット識別情報を分けることで、各パケットを無駄なく物理層のフレームに配置できる。MAPはそれぞれのパケットに対するポインタを用意する形になり、フレーム内のパケット数に応じてその数は可変となる。
無線パケット通信においてFEC(前方誤り訂正)とARQ(自動再送要求)を行うHARQ(非特許文献4参照)、とりわけ最初に送信するパケットの内容と再送するパケットの内容が異なるType−II HARQ(非特許文献5参照)は伝送効率を高めるために非常に有効な技術であり、IEEE 802.16の規格にも記載されている。ただしIEEE 802.16においてType−II HARQを実現させる場合、MAPの中で再送パケットに関する情報を入れ子にしなくてはならないため、さらにMAPに必要となる情報量は大きくなる。
ARIB STD-B11,"テレビジョン放送番組素材伝送用可搬形マイクロ波帯デジタル無線伝送システム",2.2版,標準規格,Nov. 2005. IEEE Std 802.11,"Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) specifications",IEEE Standard, Mar. 2012. IEEE Std 802.16,"Part 16: Air Interface for Broadband Wireless Access Systems", IEEE Standard, May 2009. S. Lin, D. J. Costello and M. J. Miller, "Automatic-repeat-request error-control schemes",IEEE Commun. Mag., vol. 22, issue. 12, pp. 5-17, Dec. 1984. J. Hagenauer,"Rate-compatible punctured convolutional codes (RCPC codes) and their applications",IEEE Trans. Comm., vol. 36, issue. 4, pp. 385-393, Apr. 1988.
しかしながら、従来の自動再送を用いたパケット伝送方式においては、パケットの伝送におけるオーバーヘッドが大きいという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、パケットの伝送におけるオーバーヘッドを抑えて、自動再送を行うことができる送信装置、受信装置、送信方法、受信方法、およびそれらのプログラムを提供する。
(1)この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様は、未送信のパケットの通し番号を示す情報を記憶する未送信通番記憶部と、前記未送信通番記憶部が記憶する情報を参照して、送信するパケットの通し番号を決定する通番決定部と、前記通番決定部が決定した通し番号のパケットを送信する送信部と、受信側において、前記送信部が送信したパケットの受信に成功したか否かを示す応答を受信する受信部と、前記受信部が受信した応答が、パケットの受信に成功したことを示すときは、前記受信部が受信した応答が受信に成功したことを示しているパケットの通し番号を示す情報を、未送信のパケットの通し番号を示す情報から抹消する未送信通番管理部とを備えることを特徴とする送信装置である。
(2)また、本発明の他の態様は、(1)に記載の送信装置であって、前記送信部は、前記受信部が応答の受信に成功したか否かを示す応答確認を送信することを特徴とする。
(3)また、本発明の他の態様は、(2)に記載の送信装置であって、前記送信部は、複数のパケットを、一つのフレームに含めて送信し、前記応答確認は、一つの前記フレームに含まれる複数のパケットに関する応答全てに対して、一つであることを特徴とする。
(4)また、本発明の他の態様は、パケットを受信する受信部と、受信済のパケットの通し番号を示す情報を記憶する受信通番記憶部と、前記受信通番記憶部が記憶する情報を参照して、前記受信部が受信したパケットの通し番号を特定する通番判定部と、前記受信部によるパケットの受信に成功したか否かを判定し、成功したと判定したパケットの通し番号を示す情報を、前記受信済のパケットの通し番号を示す情報として、前記受信通番記憶部に記憶させる受信通番管理部と、前記受信通番管理部による判定の結果を示す応答を送信する送信部とを備えることを特徴とする受信装置である。
(5)また、本発明の他の態様は、(4)に記載の受信装置であって、前記受信部は、前記応答に関して、受信に成功したか否かを示す応答確認を受信し、前記受信通番管理部は、前記受信部によるパケットの受信に成功したパケットのうち、前記応答確認が受信に成功したことを示す応答に関するパケットの通し番号を示す情報のみを、前記受信済のパケットの通し番号を示す情報として、前記受信通番記憶部に記憶させることを特徴とする。
(6)また、本発明の他の態様は、(5)に記載の受信装置であって、前記受信部は、複数のパケットを含むフレームを受信し、前記応答確認は、一つの前記フレームに含まれる複数のパケットに関する応答全てに対して、一つであることを特徴とする。
(7)また、本発明の他の態様は、未送信通番記憶部が記憶する、未送信のパケットの通し番号を示す情報を参照して、送信するパケットの通し番号を決定する第1の過程と、前記第1の過程にて決定した通し番号のパケットを送信する第2の過程と、前記第2の過程にて送信したパケットの受信に、受信側において成功したか否かを示す応答を受信する第3の過程と、前記第3の過程にて受信した応答が、パケットの受信に成功したことを示すときは、前記第3の過程にて受信した応答が受信に成功したことを示しているパケットの通し番号を示す情報を、未送信のパケットの通し番号を示す情報から抹消する第4の過程とを有することを特徴とする送信方法である。
(8)また、本発明の他の態様は、パケットを受信する第1の過程と、受信通番記憶部が記憶する、受信済のパケットの通し番号を示す情報を参照して、前記第1の過程にて受信したパケットの通し番号を特定する第2の過程と、前記第1の過程によるパケットの受信に成功したか否かを判定し、成功したと判定したパケットの通し番号を示す情報を、前記受信済のパケットの通し番号を示す情報として、前記受信通番記憶部に記憶させる第3の過程と、前記第3の過程による判定の結果を示す応答を送信する第4の過程とを有することを特徴とする受信方法である。
(9)また、本発明の他の態様は、コンピュータを、未送信のパケットの通し番号を示す情報を記憶する未送信通番記憶部、前記未送信通番記憶部が記憶する情報を参照して、送信するパケットの通し番号を決定する通番決定部、前記通番決定部が決定した通し番号のパケットを送信する送信部、受信側において、前記送信部が送信したパケットの受信に成功したか否かを示す応答を受信する受信部、前記受信部が受信した応答が、パケットの受信に成功したことを示すときは、前記受信部が受信した応答が受信に成功したことを示しているパケットの通し番号を示す情報を、前記未送信のパケットの通し番号を示す情報から抹消する未送信通番管理部として機能させるためのプログラムである。
(10)また、本発明の他の態様は、コンピュータを、パケットを受信する受信部、受信済のパケットの通し番号を示す情報を記憶する受信通番記憶部、前記受信通番記憶部が記憶する情報を参照して、前記受信部が受信したパケットの通し番号を特定する通番判定部、前記受信部によるパケットの受信に成功したか否かを判定し、成功したと判定したパケットの通し番号を示す情報を、前記受信済のパケットの通し番号を示す情報として、前記受信通番記憶部に記憶させる受信通番管理部、前記受信通番管理部による判定の結果を示す応答を送信する送信部として機能させるためのプログラムである。
この発明によれば、パケットの伝送におけるオーバーヘッドを抑えることができる。
この発明の一実施形態による映像伝送システム10の構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態における無線通信装置200aと、無線通信装置200bとの無線通信を示すシーケンス図である。 同実施形態における無線通信装置200aの構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態における物理ヘッダの項目と内容例とを示すテーブルである。 同実施形態におけるフレームヘッダの項目と内容例とを示すテーブルである。 同実施形態における送信バッファ204の記憶内容例を示す図である。 同実施形態における受信バッファ228の記憶内容例を示す図である。 同実施形態における送信するフレームヘッダとARQパケット群とを生成する処理を説明するフローチャート(その1)である。 同実施形態における送信するフレームヘッダとARQパケット群とを生成する処理を説明するフローチャート(その2)である。 同実施形態における受信したフレームの復号処理を説明するフローチャート(その1)である。 同実施形態における受信したフレームの復号処理を説明するフローチャート(その2)である。 同実施形態における受信したフレームの復号処理を説明するフローチャート(その3)である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施形態による映像伝送システム10の構成を示す概略ブロック図である。映像伝送システム10は、放送局外で撮影した映像を、放送局まで伝送するシステムであり、テレビジョンカメラ100、無線通信装置200a、200b、放送局設備300を含む。
テレビジョンカメラ100は、可搬型のテレビジョンカメラなど、放送局外での映像の撮影が可能なテレビジョンカメラである。テレビジョンカメラ100は、撮影した映像を格納した映像ファイルを生成する。テレビジョンカメラ100は、有線、または、無線により通信可能に無線通信装置200aに接続されており、生成した映像ファイルを無線通信装置200aに送信する。なお、テレビジョンカメラ100は、撮影しながら、映像ファイルを送信してもよいし、撮影終了後に、映像ファイルを送信してもよい。
無線通信装置200aは、いわゆるFPU(Field Pick-up Unit)のモバイルステーション(Mobile Station)であり、TDD(Time Division Duplex;時分割複信)により無線通信装置200bと双方向に無線通信可能である。なお、TDDではなく、FDD(Frequency Division Duplex;周波数分割複信)であってもよい。無線通信装置200aは、テレビジョンカメラ100が送信した映像ファイルを、無線通信装置200bに送信する。無線通信装置200bは、FPUのベースステーション(Base Station)であり、無線通信装置200aが送信した映像ファイルを受信する。無線通信装置200bは、受信した映像ファイルを、放送局設備300に送信する。
放送局設備300は、無線通信装置200bが送信した映像ファイルを受信する。上述したように、無線通信装置200aと、無線通信装置200bとは、双方向に無線通信可能である。すなわち、無線通信装置200a、200bは、送信装置としても、受信装置としても機能する。このため、放送局設備300が、無線通信装置200b、200aを介して、テレビジョンカメラ100、あるいはその他の装置に、制御信号などを送信するようにしてもよい。
図2は、無線通信装置200aと、無線通信装置200bとの無線通信を示すシーケンス図である。上の段は、無線通信装置200aの送信タイミングを示し、下の段は、無線通信装置200bの送信タイミングを示す。まず、無線通信装置200aが、プリアンブルPa1、物理ヘッダHa1、フレームヘッダFa1、ARQ(Automatic Repeat-Request)パケット群Aa1からなるサブフレームa1を送信する。プリアンブルPa1は、予め決められた波形の信号であり、サブフレームa1の開始を示す。物理ヘッダHa1は、続くフレームヘッダFa1、ARQパケット群Aa1の変調に用いられている変調方式を示す情報と、応答確認とを含む。応答確認は、直前に受信したサブフレーム中のフレームヘッダを、正常に受信できたか否かを示す情報を含む。
フレームヘッダFa1は、続くARQパケット群Aa1に含まれるパケットの数を示す情報と、直前に無線通信装置200aが受信したサブフレーム中のパケット各々に対する応答とを含む。なお、フレームヘッダFa1は、誤り検出可能に符号化されている。ARQパケット群Aa1は、フレームヘッダFa1中の情報で示された数のARQパケットを含む。なお、ARQパケットには、初送のパケットも、再送のパケットも含まれる。
このサブフレームa1を受信した無線通信装置200bは、予め決められた長さのガードタイムG経過後に、サブフレームb1を送信する。サブフレームb1は、サブフレームa1と同様に、プリアンブルPb1、物理ヘッダHb1、フレームヘッダFb1、ARQパケット群Ab1から構成される。これらのうち、フレームヘッダFb1には、ARQパケット群Aa1中のARQパケット各々に対する応答が含まれている。この応答としては、正常に受信できたことを示す肯定応答(ACK)と、受信時に誤りが検出されたことを示す否定応答(NACK)とがある。
このサブフレームb1を受信した無線通信装置200aは、予め決められた長さのガードタイムG経過後に、サブフレームa2を送信する。サブフレームa2は、サブフレームa1、b1と同様に、プリアンブルPa2、物理ヘッダHa2、フレームヘッダFa2、ARQパケット群Aa2から構成される。これらのうち、物理ヘッダHa2には、フレームヘッダFb1を正常に受信できたか否かを示す応答確認が含まれている。また、フレームヘッダFa2には、ARQパケット群Ab1中のARQパケット各々に対する応答が含まれている。
このように、本実施形態における無線通信装置200a、200bは、ARQパケットに対する応答を正常に受信できたか否かを示す応答確認を送信する。そして、無線通信装置200a、200bは、応答を正常に受信できなかったときは、応答を正常に受信できなかったことを示す否定の応答確認とともに、その応答に対応するARQパケットを再度送信する。
本実施形態では、フレームヘッダにはARQパケットの識別番号は含まれておらず、送信側と受信側とで、送受信に成功していないARQパケットの通し番号を管理している。上述したように、送信側が否定の応答確認とともに、対応するARQパケットを再度送信することで、送信側と受信側とで、送受信に成功していないARQパケットの通し番号が、不一致になる可能性を低くしている。
図3は、無線通信装置200aの構成を示す概略ブロック図である。なお、無線通信装置200bの構成は、無線通信装置200aと同様であるので、説明を省略する。無線通信装置200aは、インターフェース部201、入力バッファ202、パケット符号化部203、送信バッファ204、送信バッファ管理部205、送信通番決定部206、マッピング部207、マッピング情報生成部208、応答生成部209、フレームヘッダ符号化部210、変調部211、応答確認生成部212、物理ヘッダ生成部213、送信高周波部214、送信アンテナ215、受信アンテナ216、受信高周波部217、復調部218、フレームヘッダ復号・誤り検出部219、パケット分離部220、受信通番判定部221、合成部222、パケット復号・誤り検出部223、出力バッファ224、物理ヘッダ復調部225、応答確認抽出部226、受信通番管理部227、受信バッファ228を含む。なお、送信高周波部214と、送信アンテナ215とで、送信部230として機能する。また、受信高周波部217と、受信アンテナ216とで、受信部240として機能する。
インターフェース部201は、テレビジョンカメラ100と通信する。インターフェース部201は、テレビジョンカメラ100からデータ(例えば、映像ファイル)を受信し、受信したデータを分割し、ARQパケットを生成する。なお、ARQパケットのパケット長は、固定長である。インターフェース部201は、生成したARQパケットを、入力バッファ202に格納する。なお、後述するように、無線通信装置200a、200bは、送受信済みのARQパケットの通し番号を管理し、所定の規則に従い、送信するARQパケットを決定する。このため、ARQパケットのヘッダには、通し番号などのARQパケット各々を識別する情報は含まれていない。また、インターフェース部201は、出力バッファ224に格納されたARQパケットからデータを抽出し、テレビジョンカメラ100に送信する。
入力バッファ202は、インターフェース部201により格納されたARQパケットを記憶する。パケット符号化部203は、入力バッファ202からARQパケットを読み出し、誤り検出符号化および誤り訂正符号化をすることで、符号化ビット列を生成する。誤り検出符号には、CRC(Cyclic Redundancy Check;巡回冗長検査)や、RS(Reed-Solomon;リード・ソロモン)符号などを用いることができる。誤り訂正符号化には、畳み込み符号、ターボ符号、RC−LDPC(Rate-Compatible Low-Density Parity-Check)符号などを用いることができる。また、パケット符号化部203は、外符号と、内符号とを用いて、二重に符号化するようにしてもよい。
本実施形態の無線通信装置200a、200bは、IR(Incremental Redundancy)合成を用いたType−II HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)を行う。そのため、パケット符号化部203は、送信回数(再送回数)に応じてパンクチャパターンを変えて、ARQパケットに、各再送回数用の符号化をした符号化ビット列とを生成する。なお、無線通信装置200a、200bが、チェイス(Chase)合成を用いたType−I HARQを行うようにしてもよい。その場合、再送回数によって、符号化の内容を変えることは行わないので、パケット符号化部203は、一つのARQパケットに対して、一つの符号化ビット列を生成する。
送信バッファ204は、ARQパケットの通し番号と、そのARQパケットの再送回数と、そのARQパケットの送信状態を示す情報と、そのARQパケットをパケット符号化部203が符号化した符号化ビット列とを対応付けて記憶する。送信状態には、未送信、送信中の2つがある。
なお、未送信は、そのARQパケットを送信していない状態、あるいは、送信したが無線通信装置200bで正常に受信できず、否定の応答(NACK)が返ってきている状態である。送信中は、そのARQパケットを送信してから、その送信に対する応答の受信待ちをしている状態である。
送信バッファ管理部205は、フレームヘッダ復号・誤り検出部219から、自装置が直前のサブフレームで送信したARQパケットに対する応答の受信に成功したか否かと、それらの応答の内容とを表す情報Rを取得する。送信バッファ管理部205は、送信バッファ204が記憶する送信状態を示す情報のうち、送信中を示しているものを、フレームヘッダ復号・誤り検出部219から取得した、この情報Rを参照して、送信状態の更新、または、削除をする。具体的には、送信バッファ管理部205は、情報Rが、応答の受信に成功していないことを示すときは、送信状態をそのままとする。また、送信バッファ管理部205は、情報Rが、応答の受信に成功していることを示すときは、応答の内容が肯定の応答であるARQパケットについては、削除し、応答の内容が否定の応答であるARQパケットについては、未送信を示す情報に変更する。
送信通番決定部206は、送信バッファ204が記憶している送信状態を示す情報を参照し、所定の規則を用いて、今回送信するサブフレームに含めるARQパケットの通し番号を決定する。送信通番決定部206は、決定した通し番号に対応付けられた送信状態を示す情報を、送信中を示す情報に変更する。例えば、送信通番決定部206は、送信状態が未送信である、送信バッファ204が記憶している符号化ビット列の中から、通し番号が小さい方から順に、その送信回数に応じた符号化をされた符号化ビット列を、サブフレームのペイロード長を超えない範囲で抽出する。送信通番決定部206は、抽出した符号化ビット列に対応する通し番号を、今回送信するサブフレームに含めるARQパケットの通し番号とする。なお、サブフレームのペイロード長は、予め決められた長さであるが、無線通信装置200aと無線通信装置200bとで異なっていてもよい。
マッピング部は、フレームヘッダ符号化部210が符号化したフレームヘッダと、送信通番決定部206が決定した通し番号の符号化ビット列とを連結する。なお、この符号化ビット列は、その通し番号に対応付けられた符号化ビット列のうち、その通し番号と対応付けられた再送回数に対応する符号化ビット列である。マッピング情報生成部208は、送信通番決定部206が決定した通し番号に対応付けられている、再送回数各々の数をカウントする。マッピング情報生成部208は、カウント結果をマッピング情報とする。
応答生成部209は、パケット復号・誤り検出部223の誤り検出結果に従い、受信したサブフレーム中のARQパケット各々の応答を生成する。フレームヘッダ符号化部210は、応答生成部209が生成した応答と、マッピング情報生成部208が生成したマッピング情報とを連結することで、フレームヘッダを生成する。フレームヘッダ符号化部210は、生成したフレームヘッダを、誤り検出符号化および誤り訂正符号化する。
変調部211は、マッピング部207が連結したフレームヘッダと符号化ビット列とからなるビット列を変調する。変調方式としては、BPSK(Binary Phase-Shift Keying)、QPSK(Quaternary Phase-Shift Keying)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAMなどのいずれを用いてもよい。応答確認生成部212は、フレームヘッダ復号・誤り検出部219によるフレームヘッダの誤り検出の結果を参照して、応答確認を生成する。応答確認生成部212は、誤りを検出したときは、否定の応答確認を生成し、誤りを検出していないときは、肯定の応答確認を生成する。
物理ヘッダ生成部213は、応答確認生成部212が生成した応答確認を含む物理ヘッダと、予め決められた波形の信号であるプリアンブルを生成する。物理ヘッダには、この他に、変調部211で用いた変調方式を表す情報が含まれていてもよい。送信高周波部214は、物理ヘッダ生成部213が生成したプリアンブルおよび物理ヘッダと、変調部211が変調したビット列とを連結した後、無線通信用の高周波信号に変換する。送信アンテナ215は、送信高周波部214により変換された高周波信号を送信する。
受信アンテナ216は、無線通信装置200bが送信した信号を受信する。受信高周波部217は、受信アンテナ216が受信した信号を、ベースバンド周波数の信号に変換する。受信高周波部217は、変換した信号からプリアンブルを検出する。受信高周波部217は、検出したプリアンブルに続く部分を、物理ヘッダの信号とし、物理ヘッダ復調部225に入力する。また、受信高周波部217は、物理ヘッダの信号に続く部分をフレームヘッダおよびARQパケットの信号とし、復調部218に入力する。
復調部218は、受信高周波部217から入力された信号を復調する。フレームヘッダ復号・誤り検出部219は、復調部218による復調結果のうち、フレームヘッダに対応する部分に対して、復号と誤り検出とを行う。フレームヘッダ復号・誤り検出部219は、この復号結果に含まれる応答と、誤り検出の結果とを参照して、前述の情報Rを生成する。
パケット分離部220は、フレームヘッダ復号・誤り検出部219の復号結果に含まれるマッピング情報を参照して、復調部218による復調結果から、ARQパケット各々の復調結果を分離する。受信通番判定部221は、受信バッファ228が記憶している通し番号と、フレームヘッダ復号・誤り検出部219が復号したフレームヘッダに含まれるマッピング情報とを参照して、受信したサブフレームに含まれているARQパケットの通し番号を判定する。
合成部222は、パケット分離部220が分離したARQパケットの復調結果を、受信バッファ228が記憶している復調結果とIR合成する。例えば、復調結果として、ビット対数尤度比を用いていれば、この合成は、対応するビットのビット対数尤度比同士の加算となる。なお、送信側においてパンクチャリングされており、受信側において復調結果が得られないビットのビット対数尤度比は、0とする。また、合成部222は、受信バッファ228が記憶している復調結果の中から、受信通番判定部221が判定した通し番号のARQパケットの復調結果を選択し、合成に用いる復調結果とする。
パケット復号・誤り検出部223は、受信バッファ228に格納されている、222が合成した復調結果に対して、誤り訂正符号の復号と、誤り検出とを行う。パケット復号・誤り検出部223は、誤り検出により、誤りが検出されなかったときは、誤り訂正符号の復号の結果として得られたARQパケットを、その通し番号と対応付けて、出力バッファ224に格納する。出力バッファ224は、パケット復号・誤り検出部223により格納されたARQパケットと通し番号とを記憶する。
物理ヘッダ復調部225は、物理ヘッダの信号を復調する。応答確認抽出部226は、物理ヘッダ復調部225による復調結果から応答確認を抽出する。受信通番管理部227は、各通し番号のARQパケットに対するパケット復号・誤り検出部223による誤り検出の結果と、応答確認抽出部226が抽出した応答確認とを参照して、受信バッファ228が記憶する通し番号と受信状態とを管理する。受信バッファ228は、通し番号と、受信状態を示す情報と、復調結果とを対応付けて記憶する。受信状態には、受信成功と、復号未成功と、肯定応答送信中とがある。また、復調結果は、初送のARQパケットを受信した後は、そのARQパケットの復調結果であり、再送のARQパケットを受信した後は、そのARQパケットの合成部222による合成結果である。
図4は、物理ヘッダの項目と内容例とを示すテーブルである。図4に示すように、物理ヘッダは、変調方式と、応答確認とを含む。変調方式は、物理ヘッダに続くフレームヘッダと、ARQパケットとの変調に用いられている変調方式である。応答確認は、直前に受信したサブフレームのうち、フレームヘッダに誤りが検出されたときは「否定」が、検出されなかったときは「肯定」が設定される。図4に示す例では、変調方式には「QPSK」が設定され、応答確認には「肯定」が設定されている。
図5は、フレームヘッダの項目と内容例とを示すテーブルである。図5に示すように、フレームヘッダは、直前に受信したサブフレームに含まれていたARQパケット各々に対する応答(1ビット)と、送信回数毎の、このサブフレームに含まれているARQパケットの数(2バイト)とを含む。なお、ARQパケットの数を格納するフィールドのフィールド長は、サブフレームに配置可能なARQパケットの数の最大値を、このフィールドに格納できる長さであれば、どのような値でもよい。応答は、ARQパケットに誤りが検出されたときは「否定」が、検出されなかったときは「肯定」が設定される。図5に示す例では、1つ目のARQパケットの応答に「肯定」が設定され、2つ目のARQパケットの応答に「否定」が設定されている。また、送信回数1回目のARQパケットの数に「28502」が設定され、送信回数2回目のARQパケットの数に「331」が設定され、送信回数5回目のARQパケットの数に「0」が設定されている。
図6は、送信バッファ204の記憶内容例を示す図である。図6に示すように、送信バッファ204は、ARQパケットの通し番号、送信回数、送信状態、符号化ビット列(送信回数1回目)、符号化ビット列(送信回数2回目)、・・・、符号化ビット列(送信回数5回目)を対応付けて記憶する。なお、図6に示す例は、再送回数の最大値が4回である場合の例である。図6に示す例では、通し番号「3321」と、送信回数「2」と、送信状態「送信中」と、符号化ビット列(送信回数1回目)「符号化ビット列A1」と、符号化ビット列(送信回数2回目)「符号化ビット列A2」と、…、符号化ビット列(送信回数5回目)「符号化ビット列A5」とが対応付けられて記憶されている。
同様に、通し番号「3322」と、送信回数「2」と、送信状態「送信中」と、符号化ビット列(送信回数1回目)「符号化ビット列B1」と、符号化ビット列(送信回数2回目)「符号化ビット列B2」と、…、符号化ビット列(送信回数5回目)「符号化ビット列B5」とが対応付けられて記憶されている。次の行の通し番号が「3325」となっており、前の行の通し番号と連続していないのは、その間の通し番号「3323」、「3324」のARQパケットについては、肯定の応答を受信済みであるからである。
また、送信バッファ204の送信回数は、否定の応答を受信したときに更新されるので、通し番号「3321」のように、送信回数「2」で、送信状態「送信中」のときは、送信回数3回目の符号化ビット列を送信し、その応答を待っている状態である。なお、送信回数の更新を、応答の受信時ではなく、符号化ビット列の送信時に行ってもよい。
なお、本実施形態では、HARQとして、TypeII−HARQを用いており、「符号化ビット列A2」など送信回数2回目以降の符号化ビット列のビット数は、例えば、送信回数1回目である「符号化ビット列A1」の半分である。
図7は、受信バッファ228の記憶内容例を示す図である。図7に示すように、受信バッファ228は、ARQパケットの通し番号、受信状態、復調結果を対応付けて記憶する。受信状態は、「肯定応答送信中」、「受信成功」、「復号未成功」の3ついずれかの値をとる。「肯定応答送信中」は、誤り検出で誤りが検出されず、肯定の応答を送信した状態を示す。「受信成功」は、「肯定応答送信中」の後、肯定の応答確認を受信したことを示す。「復号未成功」は、誤り検出で誤りが検出されたこと、あるいは、「肯定応答送信中」の後、否定の応答確認を受信したことを示す。
図7に示す例では、通し番号「3321」と、受信状態「復号未成功」と、復調結果「ビット対数尤度比列LLR1」とが対応付けられて記憶されている。同様に、通し番号「3322」と、受信状態「復号未成功」と、復調結果「ビット対数尤度比列LLR2」とが対応付けられて記憶されている。通し番号「3323」と、受信状態「肯定応答送信中」と、復調結果「ビット対数尤度比列LLR3」とが対応付けられて記憶されている。同様にして、通し番号「3324」と、受信状態「復号未成功」と、復調結果「ビット対数尤度比列LLR4」とが対応付けられて記憶されている。通し番号「3325」と、受信状態「受信成功」と、復調結果「ビット対数尤度比列LLR5」とが対応付けられて記憶されている。通し番号「3512」と、受信状態「肯定応答送信中」と、復調結果「ビット対数尤度比列LLR6」とが対応付けられて記憶されている。
なお、本実施形態では、合成の際に、マッピング情報を用いて送信回数を判定しているが、受信バッファ228で、各通し番号の受信回数をカウントして、その値を用いるようにしてもよい。
図8、図9は、送信するフレームヘッダとARQパケット群とを生成する処理を説明するフローチャートである。まず、パケット符号化部203は、入力バッファ202からARQパケットを取得し、取得したARQパケットを符号化することで、各送信回数の符号化ビット列を生成する。パケット符号化部203は、生成した符号化ビット列を、ARQパケットの通し番号、および送信情報として未送信を示す情報と対応付けて、送信バッファ204に格納する(Sa1)。
次に、送信バッファ管理部205は、フレームヘッダ復号・誤り検出部219によるフレームヘッダの誤り検出の結果を取得する(Sa2)。誤りがあるとき、すなわち応答の受信に失敗しているときは(Sa3−No)、送信通番決定部206が、送信バッファ204を参照して、送信状態が「送信中」となっているARQパケットの通し番号を送信対象に決定する(Sa4)。このとき、送信バッファ管理部205は、送信バッファ204の記憶内容を更新しない。次に、マッピング部207は、送信対象として決定された通し番号に対応付けられた符号化ビット列のうち、その通し番号に対応付けられた送信回数のものを、通し番号順に連結することで、ARQパケット群にマッピングする(Sa5)。これにより、前回送信したサブフレームと同じARQパケット群が生成される。その後、処理は、ステップSa21に進む。
一方、ステップSa2にて取得した誤り検出の結果に誤りがないとき、すなわち応答の受信に成功しているときは(Sa3−Yes)、送信バッファ管理部205は、前回送信したサブフレームのARQパケット各々に対する応答を、フレームヘッダ復号・誤り検出部219から取得する(Sa6)。次に、送信バッファ管理部205は、取得した応答で、未処理のもののうち、通し番号が最小の応答を選択する(Sa7)。送信バッファ管理部205は、選択した応答が「肯定」であるか否かを判定する(Sa8)。「肯定」でないと判定したとき、すなわち「否定」であると判定したときは(Sa8−No)、再送を行うために、送信バッファ204の対応する送信状態を、未送信に変更する(Sa9)。次に、処理は、ステップSa11に進む。一方、ステップSa8にて、「肯定」であると判定したときは(Sa8−Yes)、送受信に成功しているので、送信バッファ204から、その応答に対応する通し番号、送信回数、送信状態、符号化ビット列を削除する(Sa10)。次に、処理は、ステップSa11に進む。
ステップSa11では、送信バッファ管理部205は、ステップSa6にて取得した全ての応答について処理したか否かを判定する(Sa11)。いずれかの応答について処理していないと判定したときは(Sa11−No)、処理は、ステップSa7に戻る。一方、全ての応答について処理していると判定したときは(Sa11−Yes)、送信通番決定部206は、送信バッファ204において、送信状態が未送信のもののうち、最小の通し番号を選択する(Sa12)。送信通番決定部206は、選択した通し番号の送信回数をインクリメントする(Sa13)。
次に、送信通番決定部206は、インクリメントした結果が、最大送信回数以下であるか否かを判定する(Sa14)。最大送信回数以下でない、すなわち送信回数が最大送信回数を超えたと判定されたときは(Sa14−No)、送信通番決定部206は、送信バッファ204から、その送信回数と、その送信回数に対応する通し番号、送信状態、符号化ビット列を削除する(Sa15)。次に、送信通番決定部206は、削除した通し番号のARQパケットの送信に失敗したことをインターフェース部201に通知する(Sa16)。次に、処理は、ステップSa19に進む。
一方、ステップSa14にて、送信回数が最大送信回数以下であると判定されたときは(Sa14−Yes)、送信通番決定部206は、その送信回数に対応付けられた通し番号を、送信対象に決定し、その送信回数に対応付けられた送信状態を送信中に変更する(Sa17)。次に、マッピング部207は、送信対象として決定された通し番号に対応付けられた符号化ビット列のうち、その送信回数に対応するものを、ARQパケット群にマッピングする(Sa18)。具体的には、マッピング部207は、その送信回数に対応する符号化ビット列を、それまでにマッピングされたARQパケット群の末尾に連結することで、マッピングする。これにより、ARQパケット群には、通し番号の小さいものから順に符号化ビット列が連結される。次に、処理は、ステップSa19に進む。
ステップSa19では、送信通番決定部206は、サブフレームのARQパケット群の領域に空きがあるか否かを判定する。空きがないと判定されたときは(Sa19−No)、処理はステップSa21に進む。また、ステップSa19にて、空きがあると判定されたときは(Sa19−Yes)、送信通番決定部206は、送信バッファ204に、対応付けられた送信状態が未送信となっている符号化ビット列があるか否かを判定する(Sa20)。あると判定されたときは(Sa20−Yes)、処理はステップSa12に戻る。また、ないと判定されたときは(Sa20−No)、処理はステップSa21に進む。
ステップSa21では、マッピング情報生成部208が、送信通番決定部206が送信対象に決定した通し番号を参照して、マッピング情報を生成する。さらに、フレームヘッダ符号化部210が、生成されたマッピング情報と、応答生成部209が生成した応答とから、フレームヘッダを生成し、符号化する。そして、マッピング部207が、符号化されたフレームヘッダを、ARQパケット群と連結する。そして、処理を終了する。
図10、図11、図12は、受信されたサブフレームの復号処理を説明するフローチャートである。まず、受信通番管理部227は、受信されたサブフレームの物理ヘッダから応答確認抽出部226が抽出した応答確認を取得する(Sb1)。受信通番管理部227は、取得した応答確認が肯定の応答確認であるか否かを判定する(Sb2)。肯定の応答確認であると判定したときは(Sb2−Yes)、受信通番管理部227は、受信バッファ228が記憶する受信状態のうち、「肯定応答送信中」であるものを「受信成功」に変更する(Sb3)。その後、処理は、ステップSb5に進む。
一方、ステップSb2にて、肯定の応答確認でない、すなわち否定の応答確認であると判定したときは(Sb2−No)、受信通番管理部227は、受信バッファ228が記憶する受信状態のうち、「肯定応答送信中」であるものを「復号未成功」に変更する(Sb4)。その後、処理は、ステップSb5に進む。
ステップSb5では、フレームヘッダ復号・誤り検出部219は、受信されたサブフレームのフレームヘッダを復調部218が復調したものに対して、復号と、誤り検出とを行う。次に、フレームヘッダ復号・誤り検出部219は、受信されたフレームヘッダに誤りがあるか否かを判定する(Sb6)。誤りがあると判定したときは(Sb6−Yes)、応答確認生成部212が否定の応答確認を生成する(Sb7)。次に、応答生成部209が、全てのARQパケットについて、否定の応答を生成し(Sb8)、処理は、終了する。
一方、ステップSb6にて、誤りがないと判定したときは(Sb6−No)、応答確認生成部212は、肯定の応答確認を生成する(Sb9)。次に、パケット分離部220は、フレームヘッダ中のマッピング情報を参照して、復調部218によるARQパケット群の復調結果を、各ARQパケットに対応する部分に分離する(Sb10)。本実施形態では、ARQパケット群には、通し番号の小さいものから順に、すなわち送信回数の多いものから順に格納されている。このため、パケット分離部220は、送信回数から、各ARQパケットの符号化ビット列の長さを判定し、ARQパケット群の復調結果の先頭から順に、各ARQパケットに対応する部分を分離していくことができる。なお、格納する順がわかれば分離は可能なので、通し番号の大きいものから順など、その他の順に格納されていてもよい。
次に、受信通番判定部221は、受信状態が「復号未成功」のうち、通し番号が最小のものを、受信バッファ228から選択する(Sb11)。「復号未成功」のものが受信バッファ228にあったときは(Sb12−Yes)、合成部222は、マッピング情報の中から、パケット数1以上となっている最大の送信回数を選択する(Sb13)。次に、合成部222は、マッピング情報のうち、選択した送信回数のパケット数をデクリメントする(Sb14)。次に、合成部222は、パケット分離部220が分離したARQパケット群の復調結果のうち、未処理のものの先頭を選択する(Sb15)。
合成部222は、選択されている通し番号の受信バッファ228に格納されている復調結果に、ステップSb15で選択した復調結果を合成する(Sb16)。このとき、ステップSb15で選択した復調結果は、ステップSb13で選択した送信回数に応じたパンクチャリングがなされているとして扱われる。例えば、合成部222は、ステップSb13で選択した送信回数に応じてパンクチャリングされているビットの対数尤度比を「0」として、ステップSb15で選択した復調結果に挿入してから合成を行う。次に、受信通番判定部221は、受信バッファ228に格納されている通し番号のうち、次に、受信状態が「復号未成功」となっているものを選択する(Sb17)。その後、処理は、ステップSb18に進む。
一方、ステップSb12において、「復号未成功」のものが受信バッファ228になかったときは(Sb12−No)、合成部222は、パケット分離部220が分離したARQパケット群の復調結果のうち、未処理のものの先頭を選択する(Sb19)。次に、合成部222は、受信バッファ228に格納されている通し番号の次の番号と、ステップSb19にて選択した復調結果を、受信バッファ228に格納する(Sb20)。このとき、この復調結果は、その送信回数が1回目であり、その送信回数に応じたパンクチャリングがなされているとして扱われる。次に、合成部222は、マッピング情報のうち、送信回数が1回目のパケット数をデクリメントする(Sb21)。その後、処理は、ステップSb18に進む。
ステップSb18では、合成部222は、パケット分離部220が分離したARQパケット群の復調結果に、未処理のものがあるか否かを判定する(Sb18)。ここで、未処理のものとは、合成部222による合成も、受信バッファ228への格納も行われていないものを指す。未処理のものがあるときは(Sb18−Yes)、処理は、ステップSb12に戻る。一方、未処理のものがないときは(Sb18−No)、パケット復号・誤り検出部223は、受信バッファ228において、受信状態が「復号未成功」であり、通し番号が最小のものを選択する(Sb22)。
次に、パケット復号・誤り検出部223は、受信バッファ228が記憶している、選択した通し番号の復調結果を復号し、さらに誤り検出を行う(Sb23)。誤りがあったときは(Sb24−Yes)、受信通番管理部227は、受信バッファ228が記憶する、その通し番号の受信状態を「復号未成功」に変更する(Sb25)。また、応答生成部209は、否定の応答を生成する(Sb26)。その後、処理は、ステップSb30に進む。
一方、ステップSb24にて、誤りがなかったときは(Sb24−No)、受信通番管理部227は、受信バッファ228が記憶する、その通し番号の受信状態を「肯定応答送信中」に変更する(Sb27)。また、応答生成部209は、肯定の応答を生成し(Sb28)、パケット復号・誤り検出部223は、復号結果を、出力バッファ224に格納する(Sb29)。その後、処理は、ステップSb30に進む。
ステップSb30では、パケット復号・誤り検出部223は、受信バッファ228から、受信状態が「受信成功」以外の次の通し番号を選択する。該当するものがあるときは(Sb31−No)、処理は、ステップ23に戻る。また、該当するものがないときは(Sb31−Yes)、受信通番管理部227は、受信バッファ228において、通し番号が最小のものから、受信状態が「受信成功」以外のものまでを削除する(Sb32)。ただし、全て削除することになるときは、受信通番管理部227は、通し番号が最大のものだけ、削除せずに残す。その後、処理は、終了する。
このように、無線通信装置200a、200bは、未送信のパケットの通し番号を示す情報を記憶する送信バッファ204(未送信通番記憶部)と、送信したパケットに対する応答が、パケットの受信に成功したことを示すときは、未送信のパケットの通し番号を示す情報から、そのパケットの通し番号を抹消する送信バッファ管理部205(未送信通番管理部)とを備える。
これにより、各パケットの通し番号などの識別情報を送信しなくてもよくなり、パケットの伝送におけるオーバーヘッドを抑えて、自動再送を行うことができる。
また、送信部230は、受信部240が応答の受信に成功したか否かを示す応答確認を送信する。
これにより、送受信したパケット管理の、送信側と受信側との間での不一致の発生を防ぐことができることがある。
また、送信部230は、複数のパケットを、一つのサブフレーム(フレーム)に含めて送信し、応答確認は、一つのサブフレームに含まれる複数のパケットに関する応答全てに対して、一つである。
これにより、応答確認によるオーバーヘッドを抑えることができる。
また、このように、無線通信装置200a、200bは、受信済のパケットの通し番号を示す情報を記憶する受信バッファ228(受信通番記憶部)と、受信バッファ228が記憶する情報を参照して、受信したパケットの通し番号を特定する受信通番判定部221(通番判定部)と、パケットの受信に成功したか否かを判定し、成功したと判定したパケットの通し番号を示す情報を、受信済のパケットの通し番号を示す情報として、受信バッファ228に記憶させる受信通番管理部227と、受信通番管理部227による判定の結果を示す応答を送信する送信部230とを備える。
これにより、送信側は、各パケットの通し番号などの識別情報を送信しなくてもよくなり、パケットの伝送におけるオーバーヘッドを抑えて、自動再送を行うことができる。
さらに、受信部240は、応答に関して、受信に成功したか否かを示す応答確認を受信し、受信通番管理部227は、受信部240によるパケットの受信に成功したパケットのうち、応答確認が受信に成功したことを示す応答に関するパケットの通し番号を示す情報のみを、受信済のパケットの通し番号を示す情報として、受信バッファ228に記憶させる。
これにより、送受信したパケット管理の、送信側と受信側との間での不一致の発生を防ぐことができることがある。
さらに、受信部240は、複数のパケットを含むサブフレームを受信し、応答確認は、一つのサブフレームに含まれる複数のパケットに関する応答全てに対して、一つである。
これにより、応答確認によるオーバーヘッドを抑えることができる。
また、図2における無線通信装置200aの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより無線通信装置200a、200bを実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上述した図2における無線通信装置200aの各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、または全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず、専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。ハイブリッド、モノリシックのいずれでも良い。一部は、ハードウェアにより、一部はソフトウェアにより機能を実現させても良い。
また、半導体技術の進歩により、LSIに代替する集積回路化等の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
10…映像伝送システム
100…テレビジョンカメラ
200a、200b…無線通信装置
201…インターフェース部
202…入力バッファ
203…パケット符号化部
204…送信バッファ
205…送信バッファ管理部
206…送信通番決定部
207…マッピング部
208…マッピング情報生成部
209…応答生成部
210…フレーム符号化部
211…変調部
212…応答確認生成部
213…物理ヘッダ生成部
214…送信高周波部
215…送信アンテナ
216…受信アンテナ
217…受信高周波部
218…復調部
219…フレームヘッダ復号・誤り検出部
220…パケット分離部
221…受信通番判定部
222…合成部
223…パケット復号・誤り検出部
224…出力バッファ
225…物理ヘッダ復調部
226…応答確認抽出部
227…受信通番管理部
228…受信バッファ
230…送信部
240…受信部
300…放送局設備

Claims (10)

  1. 未送信のパケットの通し番号を示す情報を記憶する未送信通番記憶部と、
    前記未送信通番記憶部が記憶する情報を参照して、送信するパケットの通し番号を決定する通番決定部と、
    前記通番決定部が決定した通し番号のパケットを送信する送信部と、
    受信側において、前記送信部が送信したパケットの受信に成功したか否かを示す応答を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した応答が、パケットの受信に成功したことを示すときは、前記受信部が受信した応答が受信に成功したことを示しているパケットの通し番号を示す情報を、未送信のパケットの通し番号を示す情報から抹消する未送信通番管理部と
    を備えることを特徴とする送信装置。
  2. 前記送信部は、前記受信部が応答の受信に成功したか否かを示す応答確認を送信することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記送信部は、複数のパケットを、一つのフレームに含めて送信し、
    前記応答確認は、一つの前記フレームに含まれる複数のパケットに関する応答全てに対して、一つであること
    を特徴とする請求項2に記載の送信装置。
  4. パケットを受信する受信部と、
    受信済のパケットの通し番号を示す情報を記憶する受信通番記憶部と、
    前記受信通番記憶部が記憶する情報を参照して、前記受信部が受信したパケットの通し番号を特定する通番判定部と、
    前記受信部によるパケットの受信に成功したか否かを判定し、成功したと判定したパケットの通し番号を示す情報を、前記受信済のパケットの通し番号を示す情報として、前記受信通番記憶部に記憶させる受信通番管理部と、
    前記受信通番管理部による判定の結果を示す応答を送信する送信部と
    を備えることを特徴とする受信装置。
  5. 前記受信部は、前記応答に関して、受信に成功したか否かを示す応答確認を受信し、
    前記受信通番管理部は、前記受信部によるパケットの受信に成功したパケットのうち、前記応答確認が受信に成功したことを示す応答に関するパケットの通し番号を示す情報のみを、前記受信済のパケットの通し番号を示す情報として、前記受信通番記憶部に記憶させること
    を特徴とする請求項4に記載の受信装置。
  6. 前記受信部は、複数のパケットを含むフレームを受信し、
    前記応答確認は、一つの前記フレームに含まれる複数のパケットに関する応答全てに対して、一つであること
    を特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  7. 未送信通番記憶部が記憶する、未送信のパケットの通し番号を示す情報を参照して、送信するパケットの通し番号を決定する第1の過程と、
    前記第1の過程にて決定した通し番号のパケットを送信する第2の過程と、
    前記第2の過程にて送信したパケットの受信に、受信側において成功したか否かを示す応答を受信する第3の過程と、
    前記第3の過程にて受信した応答が、パケットの受信に成功したことを示すときは、前記第3の過程にて受信した応答が受信に成功したことを示しているパケットの通し番号を示す情報を、未送信のパケットの通し番号を示す情報から抹消する第4の過程と
    を有することを特徴とする送信方法。
  8. パケットを受信する第1の過程と、
    受信通番記憶部が記憶する、受信済のパケットの通し番号を示す情報を参照して、前記第1の過程にて受信したパケットの通し番号を特定する第2の過程と、
    前記第1の過程によるパケットの受信に成功したか否かを判定し、成功したと判定したパケットの通し番号を示す情報を、前記受信済のパケットの通し番号を示す情報として、前記受信通番記憶部に記憶させる第3の過程と、
    前記第3の過程による判定の結果を示す応答を送信する第4の過程と
    を有することを特徴とする受信方法。
  9. コンピュータを、
    未送信のパケットの通し番号を示す情報を記憶する未送信通番記憶部、
    前記未送信通番記憶部が記憶する情報を参照して、送信するパケットの通し番号を決定する通番決定部、
    前記通番決定部が決定した通し番号のパケットを送信する送信部、
    受信側において、前記送信部が送信したパケットの受信に成功したか否かを示す応答を受信する受信部、
    前記受信部が受信した応答が、パケットの受信に成功したことを示すときは、前記受信部が受信した応答が受信に成功したことを示しているパケットの通し番号を示す情報を、前記未送信のパケットの通し番号を示す情報から抹消する未送信通番管理部
    として機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータを、
    パケットを受信する受信部、
    受信済のパケットの通し番号を示す情報を記憶する受信通番記憶部、
    前記受信通番記憶部が記憶する情報を参照して、前記受信部が受信したパケットの通し番号を特定する通番判定部、
    前記受信部によるパケットの受信に成功したか否かを判定し、成功したと判定したパケットの通し番号を示す情報を、前記受信済のパケットの通し番号を示す情報として、前記受信通番記憶部に記憶させる受信通番管理部、
    前記受信通番管理部による判定の結果を示す応答を送信する送信部
    として機能させるためのプログラム。
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