JP2015150228A - Pinball game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、制御基板を内部に収容する基板ケースユニットを備えた弾球遊技機に関する。 The present invention relates to a ball game machine including a substrate case unit that accommodates a control substrate therein.
ぱちんこ遊技機等の弾球遊技機には、該遊技機に搭載された電子部品の作動を制御する制御基板が設けられている。例えば、主制御基板ないしメイン制御基板と称される制御基板には、遊技機の制御ソフトウェアが書き込まれたROMが搭載され、遊技機の作動を統括的に制御する中枢制御装置としての役割を有している。そのため、遊技機の制御基板は、偽造ROMへの差し替えや不正回路の付加などの行為対象になりやすい。 A bullet ball game machine such as a pachinko game machine is provided with a control board for controlling the operation of electronic components mounted on the game machine. For example, a control board called a main control board or a main control board is equipped with a ROM in which game machine control software is written, and has a role as a central control device for overall control of the game machine operation. doing. For this reason, the control board of the gaming machine is likely to be a target of action such as replacement with a counterfeit ROM or addition of an illegal circuit.
このような不正行為を防止して公正な遊技に供するため、制御基板は、ともに透明な樹脂材料を用いて形成されたボトムケースとその前方に開閉可能に装着されるトップケースとからなる基板ケース内に収容されている。また、基板ケースには、ボトムケースに対してトップケースを閉止状態で装着したときに、ボトムケース側に形成した係合部とトップケース側に形成した係合部とが係合連結することで基板ケースを閉止状態でロックし、トップケース(もしくはボトムケース)とその係合部との間を繋ぐ連結部をニッパ等の工具を用いて切り離さない限り基板ケースを開放不能にする不正開放防止構造が設けられている(例えば、特許文献1を参照)。 In order to prevent such fraud and provide a fair game, the control board is a board case composed of a bottom case formed of a transparent resin material and a top case that can be opened and closed in front of the case. Is housed inside. Further, when the top case is mounted in a closed state with respect to the bottom case, the engaging portion formed on the bottom case side and the engaging portion formed on the top case side are engaged and connected to the substrate case. Unauthorized opening prevention structure that locks the board case in the closed state and makes the board case unopenable unless the connecting part connecting the top case (or bottom case) and its engaging part is separated using a tool such as a nipper. (For example, refer to Patent Document 1).
しかしながら、制御基板に対する不正行為は巧妙化しており、このような不正行為をより確実に防止する対策が求められている。 However, fraudulent acts on control boards are becoming more sophisticated, and there is a need for measures to prevent such fraudulent acts more reliably.
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、制御基板に対する不正行為をより確実に防止可能な弾球遊技機を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of such a subject, and it aims at providing the bullet ball game machine which can prevent the unauthorized act with respect to a control board more reliably.
このような目的達成のために、本発明に係る弾球遊技機は、前面側に所定の遊技領域が形成された遊技盤と、前記遊技盤を保持する枠部材とを備え、前記遊技領域へ打ち出された遊技球を前記遊技領域内の入賞装置に入賞させる遊技を行う弾球遊技機であって、前記枠部材の後面側に取り付けられて、前記入賞装置への入賞に基づき遊技球を払い出す払出装置(例えば、実施形態における賞球カセット50)と、前記遊技盤の後面側に対して所定の着脱方向に沿って取り付けられて、前記遊技の制御を司る制御基板(例えば、実施形態における主制御基板61)を内包する基板ケースユニット(例えば、実施形態における主制御基板ケースユニット60)とを備え、前記基板ケースユニットと前記払出装置とは前記着脱方向に隣接配置されており、前記払出装置が前記枠部材に取り付けられている状態では、前記基板ケースユニットの前記着脱方向の移動が前記払出装置によって規制されて前記遊技盤から取り外し不能とされる一方、前記払出装置が前記枠部材から取り外されている状態では、前記基板ケースユニットの前記着脱方向への移動が可能となり前記遊技盤から取り外せるように構成する。
In order to achieve such an object, the ball game machine according to the present invention includes a game board in which a predetermined game area is formed on the front side, and a frame member that holds the game board. A ball game machine for performing a game in which a game ball that has been launched is awarded to a prize device in the game area, and is attached to the rear side of the frame member, and pays the game ball based on a prize to the prize device A payout device (for example, the
本発明によれば、制御基板に対する不正行為をより確実に防止することが可能である。 According to the present invention, it is possible to more reliably prevent fraudulent acts on the control board.
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る、ぱちんこ遊技機PMの正面図及び背面図を図1及び図2に示しており、まず、この図を参照して、ぱちんこ遊技機PMの全体構成について概要説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. A front view and a rear view of a pachinko gaming machine PM according to the present embodiment are shown in FIGS. 1 and 2. First, an overall configuration of the pachinko gaming machine PM will be described with reference to the drawings.
[ぱちんこ遊技機の基本構成]
始めに、図1を参照しながら、ぱちんこ遊技機PMの正面側の基本構造を説明する。ぱちんこ遊技機PMは、図1に示すように、外郭方形枠サイズに構成された縦向きの固定保持枠をなす外枠1の開口前面に、これに合わせた方形枠サイズに構成されて開閉搭載枠をなす前枠2が互いの正面左側縁部に配設された上下のヒンジ機構3により横開き開閉および着脱が可能に取り付けられ、正面右側縁部に設けられたダブル錠と称される施錠装置4を利用して常には外枠1と係合連結された閉鎖状態に保持される。
[Basic configuration of pachinko machines]
First, the basic structure of the front side of the pachinko gaming machine PM will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 1, the pachinko gaming machine PM is configured with a rectangular frame size adapted to the front of the opening of the
前枠2には、この前枠2の上部前面域に合わせた方形状のガラス枠5が上下のヒンジ機構3を利用して横開き開閉および着脱可能に組み付けられ、施錠装置4を利用して常には前枠2の前面を覆う閉鎖状態に保持される。前枠2には、遊技盤20が着脱可能にセット保持され、常には閉鎖保持されるガラス枠5の複層ガラスを通して遊技盤20の正面の遊技領域PAを視認可能に臨ませるようになっている。
On the
ガラス枠5の前面側には、遊技の展開状況に応じて発光する複数の演出ランプ(電飾LED)10や、遊技の展開状況に応じて効果音を発生する左右のスピーカ11が設けられている。ガラス枠5の下部には遊技球を貯留する上下の球皿(上球皿8及び下球皿9)が設けられており、上球皿8の前面側には遊技者による押圧操作が可能な演出ボタン13が設けられ、下球皿9の正面右側には遊技球の発射操作を行うための発射ハンドル12が設けられている。
On the front side of the glass frame 5, there are provided a plurality of effect lamps (electrical LEDs) 10 that emit light according to the game development status, and left and
遊技盤20は、ルータ加工等を施した矩形状の積層合板に、所定の図柄が印刷されたセルを貼り付けて成型される化粧板を基板として構成される。遊技盤20の前面には、外レール及び内レールが円弧状に固設されて遊技球が転動可能な略円形の遊技領域PAが区画形成され、この遊技領域PAに風車や多数本の遊技釘とともに、第1始動口41、第2始動口42、作動ゲート43、大入賞口44、などの各種入賞口の他、第1特別図柄表示装置45、第2特別図柄表示装置46、普通図柄表示装置47、などの各種表示装置が設けられている。遊技領域PAの略中央にはセンター飾り22が配設されており、このセンター飾り22の中央開口を通して演出表示装置48の画面が視認可能に設けられている。各入賞口41,42,43,44には、遊技球の入球(通過を含む)を検出するための入賞スイッチがそれぞれ備えられている。遊技領域PAの下端には各入賞口に入球せずに転動流下した遊技球を遊技盤20の裏側へ排出するアウト口49が設けられている。
The game board 20 is configured with a decorative board formed by attaching a cell printed with a predetermined pattern on a rectangular laminated plywood subjected to router processing or the like. On the front surface of the game board 20, an outer rail and an inner rail are fixed in an arc shape, and a substantially circular game area PA on which a game ball can roll is defined, and a windmill and a large number of games are formed in the game area PA. Along with the nail, in addition to various winning ports such as the
センター飾り22は、演出表示装置48の周囲に設置され、遊技球の流路、演出表示装置48の画面の保護、装飾等の機能を有する。センター飾り22には、遊技の展開状況に応じた演出動作を実行する可動役物24などが設けられている。
The
続いて、図2を参照しながら、ぱちんこ遊技機PMの背面側の基本構造を説明する。前枠2の背面側には、中央に前後連通する窓口を有して前枠2よりも幾分小型の矩形枠状に形成された基枠体をベースとしてなる裏セット盤30が、上下のヒンジ機構3を介して前枠2後方に横開き開閉及び着脱が可能に連結されている。この裏セット盤30には、前面開放の矩形箱状をなす裏セットカバー30Cが着脱自在に装着されており、常には前枠2に取り付けられた遊技盤20の裏面側を覆って配設されている(これにより後述する主制御基板ケースユニット60及び演出制御基板ケースユニット70が裏セットカバー30Cにより覆われる)。
Next, the basic structure of the back side of the pachinko gaming machine PM will be described with reference to FIG. On the back side of the
裏セット盤30の各部には、多数個の遊技球を貯留する球貯留タンク31、球貯留タンク31から右方に緩やかな下り傾斜を有して延びるタンクレール32、タンクレール32の右端部に繋がり下方に延びる球通路が形成された上側通路部33、上側通路部33により導かれた遊技球を所定条件のもと(例えば、各入賞口への入賞やカードユニットからの要求に応じて)払い出す賞球カセット50、賞球カセット50から払い出された遊技球を上球皿6へ導くための球通路が形成された下側通路部35などの賞球機構部が設けられている。
Each part of the
遊技盤10の背面側には、ぱちんこ遊技機PMの作動を統括的に制御する主制御基板61(主制御基板ケースユニット60)や、遊技展開に応じた画像表示、効果照明、効果音等の演出全般の制御を行う演出制御基板71(演出制御基板ケースユニット70)などが取り付けられている。これに対して、裏セット盤30の背面側には、遊技球の発射及び払い出しに関する制御を行う払出制御基板81(払出制御基板ケースユニット80)や、遊技施設側から受電して各種制御基板や電気・電子部品に電力を供給する電源基板91(電源基板ケースユニット90)などが取り付けられている。これらの制御基板とぱちんこ遊技機PM各部の電気・電子部品とがハーネス(コネクタケーブル)で接続されて、ぱちんこ遊技機PMが作動可能に構成されている。
On the back side of the
主制御基板61は、遊技進行に関する各種の演算処理を行うCPU、制御プログラムや各種データ等を記憶したROM、一時記憶領域となるワークエリアとしてのRAM、入出力インターフェース(I/F)などを備えて構成されており、CPUがROMに記憶された制御プログラムに従って遊技進行に係る主要な制御を実行するように構成されている。主制御基板61は、主として第1始動口41又は第2始動口42への遊技球の入球を契機とした当否抽選、特別図柄の停止図柄・変動パターン(変動時間)の選択、特別図柄表示装置45,46への図柄の変動表示、特別遊技中における特別電動役物の駆動制御、各入賞口への入賞を契機とした賞球払出決定、演出制御基板71および払出制御基板81への制御コマンド(演出制御コマンド、賞球払出コマンド)の送信等の処理を実行する。
The
演出制御基板71は、遊技演出に関する各種の演算処理を行うCPUと、制御プログラムや各種データ等を記憶したROMと、一時記憶領域となるワークエリアとしてのRAMと、入出力インターフェース(I/F)などを備えて構成されており、CPUがROMに記憶された制御プログラムに従って遊技演出に係る主要な制御を実行するように構成されている。演出制御基板71は、主制御基板61からの演出制御コマンドの受信、装飾図柄の停止図柄の決定、変動演出および予告演出等の演出パターンの決定、各種の演出装置(演出表示装置48、演出ランプ10、スピーカ11、可動役物24)の駆動制御等の処理を実行する。演出制御基板71は、主制御基板61から一方向通信可能に接続されている。そのため演出制御基板71から主制御基板61へデータを送信することはできず、また、主制御基板61に対してデータの送信を要求することはできない。
The
払出制御基板81は、賞球払出に関する各種の演算処理を行うCPUと、制御プログラムや各種データ等を記憶したROMと、一時記憶領域となるワークエリアとしてのRAMと、入出力インターフェース(I/F)などを備えて構成されており、CPUがROMに記憶された制御プログラムに従って賞球払出および遊技球発射に係る主要な制御を実行するように構成されている。払出制御基板81は、主制御基板61と双方向通信可能に接続されており、主制御基板61からの払出制御コマンドに基づいて賞球カセット50を作動させて賞球を払い出すための制御を実行する。
The
電源基板91は、遊技島の島電源装置から供給される外部電源を基に、各制御基板で使用される通常時の電源を生成するための通常電源回路と、バックアップ電源(VBB)を生成するためのバックアップ電源回路と、電圧低下による電源断を監視するための電源断監視回路と、を具備して構成され、各制御基板や遊技用機器等の電子・電気部品に必要な電源を供給する。電源基板91は、島電源装置からの電源供給が遮断されたことを検出可能に構成されており、電源断の検出時にはその旨を報知する電源断信号(NMI信号)を主制御基板61および払出制御基板81に送信する。
The
このような構成のぱちんこ遊技機PMは、外枠1が遊技施設の遊技島(設置枠台)に固定設置され、前枠2、ガラス枠5等が閉鎖施錠された状態で遊技に供され、上球皿8に遊技球を貯留させて発射ハンドル12を回動操作することにより遊技が開始される。発射ハンドル12が回動操作されると、上球皿8に貯留された遊技球が、ガラス枠5の背面側に配設される球送り機構(図示せず)によって1球ずつ発射機構(図示せず)に送り出され、該発射機構により遊技領域PAへ打ち出されて、以降パチンコゲームが展開される。
The pachinko gaming machine PM having such a configuration is used for games in a state where the
遊技領域PAを転動する遊技球がいずれかの入賞口に入球すると、該入賞口の入賞検出スイッチによって遊技球の入球が検出され、この検出情報(入賞情報)が主制御基板61に入力される。主制御基板61は、入賞口の種別に対応する賞球個数の指示をすべく払出制御基板81へ払出制御コマンドを送信し、賞球カセット50を作動させて入賞口に入賞した場合の褒賞として予め設定された所定個数の賞球を上球皿8へ払い出させる。
When a game ball that rolls in the game area PA enters one of the winning holes, the winning ball is detected by the winning detection switch of the winning opening, and this detection information (winning information) is stored in the
[基板ケース取付構造]
次に、本実施形態における基板ケース取付構造について図3〜図7を参照しながら説明する。本実施形態では、基板ケース取付構造として、主制御基板ケースユニット60と、ブラケット部材110と、賞球カセット50と、を備えて構成されている。以降の説明においては、説明の便宜のため、上下及び左右前後の方向は、ぱちんこ遊技機PMへの取付状態での方向として、図3の状態を基準として定義しており、図3に示す矢印の方向をそれぞれ前後、左右、上下と称して説明する。また、図3では、主制御基板ケースユニット60と賞球カセット50との配置についての理解を容易なものとするため、遊技盤20、裏セット盤30、賞球機構部(賞球カセット50を除く)の図示を省略している。
[Board case mounting structure]
Next, the board case mounting structure in the present embodiment will be described with reference to FIGS. In the present embodiment, the board case mounting structure includes a main control
まず、主制御基板ケースユニット60について説明する。主制御基板ケースユニット60は、ぱちんこ遊技機PMにおける制御の中枢を担う前述の主制御基板61と、主制御基板61を内部に収容する略矩形容器状の基板ケース62とを主体として構成されている。なお、主制御基板61については既述しているので、ここでは説明を省略する。
First, the main control
基板ケース62は、図4等に示すように、遊技盤10の背面側に配置されるボトムケース63と、このボトムケース63に装着されるトップケース64とを備えて構成されており、ボトムケース63にトップケース64を装着した閉止状態で前後整合するケース左端部に、基板ケース62の開放を防止するための不正開放防止手段65が設けられている。ボトムケース63は後面開放の矩形箱状に形成される一方、トップケース64は前面開放の矩形箱状に形成されており、ボトムケース63に対してトップケース64を右方向(閉止方向)へスライド装着することにより、互いの開口同士を相対向させた閉止状態で組み合わされて一体化される。ボトムケース63及びトップケース64は、共に無色透明な樹脂材料(例えば、ポリカーボネート等)を用いて射出成形等の成形手段により形成され、外部からでも基板ケース62内を視認可能に構成されている。
As shown in FIG. 4 and the like, the
不正開放防止手段65は、いわゆるカシメ構造とも称されて、従来から知られている構成であり、種々の構成が適宜採用されているが、本実施形態では、図4に示すように、ボトムケース63の左端部に設けられたボトム側ロック部66と、トップケース64の左端部に連結部67bを介して設けられたトップ側ロック部67と、両ロック部66,67を係合連結するためのロック部材68とを有して構成される。
The unauthorized opening prevention means 65 is also known as a caulking structure and has a conventionally known configuration, and various configurations are appropriately employed. In the present embodiment, as shown in FIG. In order to engage and connect the
ボトム側ロック部66は、後方に向けて開口するボトム側ロック孔66aを有している。トップ側ロック部67は、ボトム側ロック孔66aと前後に整合する位置に表裏貫通して形成されたトップ側ロック孔67aを有している。ロック部材68は、前後に延びる軸部68aと、この軸部68aよりも大径の円盤状に形成された操作部68bと、軸部68aに凹設されたピン収容孔(図示省略)内に設けられて軸部68aの中心軸と直交する方向に進退自在に支持された円筒状のロックピン68cとを有している。ロックピン68cは、ピン収容孔内に設けられたバネ(図示省略)の反発力によってピン先端部が軸部68aの外方に突出するよう付勢配設されている。
The bottom-
このような構成の不正開放防止手段65では、ボトム側ロック部66とトップ側ロック部67とを前後に重ね合わせた状態で、ロック部材68の軸部68aをボトム側ロック孔66aとトップ側ロック孔67aとに跨るように挿入し、ロック部材68をボトム側ロック部66とトップ側ロック部67とに係合連結させることで、ボトムケース63に対してトップケース64が閉止状態で取り外し不能(開放不能)となる。なお、この状態から基板ケース62を開放するには、トップケース64とトップ側ロック部67との間を繋ぐ連結部67bを切断し、ロック部材68を介してボトム側カシメ部66と係合連結した状態のトップ側カシメ部67をトップケース64から切り離せばよい。これにより、トップケース64をボトムケース63に対して左方向(開放方向)へスライド移動させることで、基板ケース62を開放することができる。
In the unauthorized
また、基板ケース62のトップケース64の下端には、円弧状に湾曲する側面視J字状の第1ヒンジ部69が左右一対に形成されており、この第1ヒンジ部69をブラケット部材110の第1ヒンジ連結部112に係合させることにより、基板ケース62をブラケット部材110に当接させた垂直姿勢位置(図8を参照)と基板ケース62をブラケット部材110から離間させた傾倒姿勢位置(図10を参照)との間で前後方向に揺動可能となっている。
Further, a pair of left and right
また、基板ケース62のトップケース64には、主制御基板61のコネクタ61aの実装位置に対応して、表裏に貫通するコネクタ挿抜口64aが形成されており、主制御基板61が基板ケース62に取り付けられた状態で、主制御基板61のコネクタ61aがコネクタ挿抜口64aを通じて外部に露出し、他の制御基板等とハーネス61bを介して電気接続が可能となる。このコネクタ挿抜口64aから露出するコネクタ61aは、コネクタカバー100によって隠蔽されるようになっている。
Further, the
コネクタカバー100は、緩やかに湾曲した板状に形成されており、その上半部がコネクタ挿抜口64aと略整合した形状を呈することでコネクタ挿抜口64aに嵌合可能となっている。コネクタカバー100には、一対の第2ヒンジ部101が設けられており、この第2ヒンジ部101をブラケット部材100の第2ヒンジ連結部113に係合させることで、コネクタ挿抜口64aを隠蔽する閉止位置とコネクタ挿抜口64bを露出させる開放位置との間で前後方向に揺動可能となっている。なお、コネクタカバー100がコネクタ挿抜口64aを隠蔽した閉止位置にある状態でも、コネクタカバー100とトップケース64との間には下方へ向けて開放されたハーネス開口(図示せず)が確保されているため、このハーネス開口を通じてハーネス61bを他の制御基板等へ引き回すことができる。また、コネクタカバー100における左側面には、基板ケース62の第1ヒンジ部69と僅かなクリアランスにて左右に対向する規制リブ102が突設されている。この規制リブ102は、詳細後述するが、主制御基板ケースユニット60に対する不正防止効果を高める部位として形成されている。
The
続いて、主制御基板ケースユニット60を保持するブラケット部材110について説明する。ブラケット部材110は、主制御基板ケースユニット60を保持する略矩形状のブラケット本体111と、ブラケット本体111の左右の側端縁から前方に延びる一対のL字状の脚部117とを備えて形成される。ブラケット本体111の下部には、トップケース64の第1ヒンジ部69と係合する第1ヒンジ連結部112が設けられるとともに、コネクタカバー100の第2ヒンジ部101と係合する第2ヒンジ連結部113が設けられている。ここで、トップケース64の第1ヒンジ部69と第1ヒンジ連結部112との係合により主制御基板ケースユニット60を前後揺動させるための第1のヒンジ軸が形成されるとともに、コネクタカバー100の第2ヒンジ部101と第2ヒンジ連結部113との係合によりコネクタカバー100を前後揺動させるための第2のヒンジ軸が形成される。第1のヒンジ軸と第2のヒンジ軸とは略同軸に配置されており、これにより主制御基板ケースユニット60とコネクタカバー100とが連結状態で一体的に回動可能となっている。
Next, the
ここで、基板ケース62の第1ヒンジ部69とブラケット部材110の第1ヒンジ連結部112との連結代は、基板ケース62の右側面と賞球カセット50の左側面との隙間よりも大きく設定されているため、基板ケース62を右方向(ヒンジ解除方向)へスライドさせた場合、基板ケース62の第1ヒンジ部69とブラケット部材110の第1ヒンジ連結部112との連結が解除される以前に、基板ケースの62右側面が賞球カセット50の左側面に当接してそのスライドを阻止するよう構成されている。
Here, the coupling allowance between the
また、ブラケット本体111には、基板ケース62の上部を取り囲むコ字形の包囲壁部114が後方に向けて突設されており、この包囲壁部114の略中央には基板ケース62の上部に係合して基板ケース62を垂直姿勢位置で保持するための係止爪115が突設されている。ブラケット部材110の脚部117には、前後に貫通する複数個の小孔118が形成されており、この小孔118を通じて不図示のビスを遊技盤20の背面側に螺合させることで、遊技盤20の背面側にブラケット部材110がビス止め固定されるようになっている。なお、ブラケット本体111の後面側には、ノイズを遮蔽するための金属製のシールド板120(図10等を参照)が配設されており、これにより、その後方に配置される主制御基板61に対するノイズを低減させることができる。
The
ここで、詳細図示を省略するが、遊技盤20は、前枠2に設けられた複数個の遊技盤取付用の回動レバー(図示せず)を回動操作することで、前枠2の前方から着脱自在に組み付けられるようになっている。遊技盤20が前枠2に組み付けられると、前枠2に形成された中央開口2aを通じて遊技盤20の背面側に設けられたブラケット部材100が後方へ突出した状態となり、その結果、基板ケース62の後面と賞球カセット50の後面とが面一(ツライチ)の状態で左右に隣接配置されることになる。
Here, although detailed illustration is omitted, the game board 20 rotates the plurality of game board mounting rotation levers (not shown) provided on the
続いて、賞球カセット50について説明する。賞球カセット50は、図7に示すように、縦長方形箱状のユニットケース51と、ユニットケース51の内部に設けられて払出モータ(図示せず)の回転作動によって遊技球を1球ずつ払い出す球送り部材55と、遊技球を機外へ排出させる球抜き機構57とを主体として構成される。
Next, the
ユニットケース51は、前面開放の矩形箱状に形成された第1ケース半体と、後面開放の矩形箱状に形成された第2ケース半体53とにより形成されており、互いの開口同士を相対向させた状態でビス止め固定され、その内部には遊技球が通過可能な1条の案内通路54が形成されている。そして、ユニットケース51が裏セット盤30に装着されると、上側通路部33の球通路と案内通路54の上端とが連絡するとともに、下側通路部35の球通路と案内通路54の下端とが連絡するようになっている。案内通路54は、例えばS字状に連続したカーブを有した通路状に形成されており、この案内通路54における遊技球の経路中に、球送り部材55によって払い出された遊技球を検出するカウントセンサ56が配設されている。カウントセンサ56からの検出信号は払出制御基板81に入力されており、払出制御基板81は、この検出信号に基づき遊技球の払出個数を管理するようになっている。
The
球送り部材55は、詳細図示を省略するが、ユニットケース51に回転自在に軸支された回転軸の外周面に遊技球を受容可能な凹状の球受容部が周方向等間隔に複数形成されている。球送り部材55の回転軌道は、案内通路54に入り込むかたちで配置されており、球送り部材55の回転に従って案内通路54の上流側で整列した遊技球を球受容部に受け入れて下流側へ払い出すようになっている。そのため、球送り部材55が所定角度回転する毎に遊技球が1球ずつ払い出されるようになっており、球送り部材55が1周する毎に、球受容部の数だけ遊技球を払い出すことができる。払出モータ(図示せず)は、例えばステッピングモータから構成されており、払出制御基板81からの制御信号に基づき回転量が制御されて、球送り部材55による遊技球の払出個数を制御している。払出モータの回転駆動力は、不図示の複数の歯車を介して球送り部材55に伝達されるようになっている。
Although the detailed illustration of the
球抜き機構57は、詳細図示を省略するが、案内通路54の途中に形成された球抜き孔を開閉可能な球抜き部材と、この球抜き部材を開閉操作するための球抜きレバーとを有しており、球抜き部材によって球抜き孔を開放した場合には、この球抜き孔を介して案内通路54と球抜き通路とが連通することにより、遊技球の流路を球抜き通路側へ切り替えることができる。球抜き通路へ導かれた遊技球は、下側通路部35に形成された球排出口35b(図8等を参照)を通って機外へ排出されるようになっている。なお、球抜き部材によって球抜き孔を閉鎖している場合には、案内通路54と球抜き通路との連通が遮断され、遊技球の流路を案内通路54の下流側へ切り替えることができる。案内通路54の下流側へ導かれた遊技球は、下側通路部35に形成された球払出口35a(図8等を参照)を通って上球皿8へ導かれるようになっている。
Although not shown in detail, the
このような賞球カセット50は、裏セット盤30に設けられたカセット収容部34(図8等を参照)に着脱自在に取り付けられる。カセット収容部34は、裏セット盤30の後面側において上側通路部材33と下側通路部材35との間で凹状に形成されている。このカセット収容部34には、賞球カセット50の着脱機構として、上側通路部33に上下方向にスライド自在に設けられた上係止レバー36a(図2を参照)と、下側通路部35に鉛直面内で回動自在に設けられた下係止レバー36b(図2を参照)とが備えられている。そのため、賞球カセット50をカセット収容部34に嵌入させた後、上係止レバー36aを下方へスライドさせるとともに、下係止レバー36bを上方へ回動させて、これら上下の係止レバー36a,36bを賞球カセット50に係合させることで、賞球カセット50がカセット収容部34に抜け止め状態で装着される。このように賞球カセット50がカセット収容部34に装着されると、賞球カセット50が上側通路部33と下側通路部35とに連結して、上方から順に、球貯留タンク31、タンクレール32、上側通路部33、賞球カセット50、下側通路部35等により賞球機構部が形成される。
Such a
次に、図7〜図11等を参照しながら、本実施形態における作用について説明する。まず、主制御基板ケースユニット60が遊技盤20を介して前枠2に取り付けられ、賞球カセット50が裏セット盤30に取り付けられた状態では、賞球カセット50と主制御基板ケースユニット60とが左右方向に所定の間隔をあけて近接した状態で配置される。
Next, the operation of the present embodiment will be described with reference to FIGS. First, in a state where the main control
このとき、主制御基板ケースユニット60にコネクタカバー100が装着されると、基板ケース62のコネクタ挿抜口64aから露出する主制御基板61のコネクタ61aがコネクタカバー100によって隠蔽される。ここで、主制御基板ケースユニット60の第1のヒンジ軸(第1ヒンジ部69、第1ヒンジ連結部112)とコネクタカバー100の第2のヒンジ軸(第2ヒンジ部101、第2ヒンジ連結部113)とは、互いに同軸に配置されているため、コネクタカバー100を外さなくても、主制御基板ケースユニット60とコネクタカバー100とを一体化した連結状態で前後に揺動させることができる。これにより、主制御基板ケースユニット60を傾倒させた状態(図10を参照)とすることで、主制御基板61の裏面側を容易に検査等することができる。
At this time, when the
賞球カセット50と主制御基板ケースユニット60との間隔は、主制御基板ケースユニット60の第1ヒンジ部69をブラケット部材110の第1ヒンジ連結部112から離脱させるために主制御基板ケースユニット60をブラケット部材110に対して右方向(ヒンジ解除方向)にスライドさせるための相対移動量よりも小さく形成されている。そのため、主制御基板ケースユニット60をブラケット部材110から取り外そうとしても、主制御基板ケースユニット60のスライドは賞球カセット50の左側面によって阻止されるので、基板ケース62を不正に取り外して開放するような不正行為を効果的に防止することができる。
The distance between the
また、主制御基板ケースユニット60にコネクタカバー100が嵌合した状態では、コネクタカバー100の第2ヒンジ部101がブラケット部材110の第2ヒンジ連結部113に対して前後に揺動可能且つ左右にスライド不能に係合しているため、主制御基板ケースユニット60とコネクタカバー100とを一体的に前後に揺動させることはできるが左右方向へのスライドは規制される。また、主制御基板ケースユニット60とコネクタカバー100との嵌合を解除した状態で両者を独立して前後に揺動させた場合には、主制御基板ケースユニット60を右方向(ヒンジ解除方向)にスライドさせると、主制御基板ケースユニット60の第1ヒンジ部69がコネクタカバー100の規制リブ102に当接して、当該スライドが規制されることになる。これにより、主制御基板ケースユニット60の取り外しをより厳重に防止することができる。このように、本実施形態では、コネクタカバー100と共に遊技盤20又は賞球カセット50を取り外さない限りは、主制御基板ケースユニット60をブラケット部材110から取り外せない構造となっている。
Further, when the
次に、主制御基板ケースユニット60の取り外しの順序について説明する。始めに、主制御基板ケースユニット60の定常的な取り外し方について説明する。なお、この定常的な取り外し方とは、例えば主制御基板62の検査等の目的で主制御基板ケースユニット60を取り外す場合の正規の順序を意味する。
Next, the order of removing the main control
まず、前枠2に配された前述の回動レバー(図示せず)を所定方向へ回動操作することで、遊技盤20と前枠2との連結を解除して、遊技盤20を前枠2の前方から取り外す。
First, by rotating the aforementioned turning lever (not shown) arranged in the
次いで、コネクタカバー100を後方へ引っ張り、コネクタカバー100の第2ヒンジ部101をブラケット部材110の第2ヒンジ連結部113から離脱させることで、ブラケット部材110からコネクタカバー100を取り外す。これにより、コネクタカバー100による主制御基板ケースユニット60のスライド規制が解除され、主制御基板ケースユニット60を取り外せる状態となる。
Next, the
続いて、主制御基板ケースユニット60を後方へ揺動させた傾倒姿勢位置で右方向へスライドさせることで、主制御基板ケースユニット60の第1ヒンジ部69をブラケット部材110の第1ヒンジ連結部112から離脱させて、主制御基板ケースユニット60をブラケット部材110から取り外すことができる。なお、主制御基板ケースユニット60を後方に揺動させてから取り外すのは、主制御基板ケースユニット60が垂直姿勢位置にある状態で右方にスライドさせると、主制御基板ケースユニット60がブラケット部材110の包囲壁部114に当接して、当該スライドが規制されるからである。
Subsequently, the main control
次に、主制御基板ケースユニット60の非定常的な取り外し方について説明する。なお、非定常的な取り外し方とは、例えば遊技機に突発的な故障等が生じて、主制御基板ケースユニット60を早急に取り外す場合の応急的な順序を意味する。これは、主制御基板ケースユニット60を遊技盤20ごと取り外すのは作業負担が大きいため、遊技機の故障時などの緊急時には、主制御基板ケースユニット60を上記定常的な方法よりも軽負担で取り外せるようにして、遊技機の早期復旧を図るためである。
Next, how to remove the main control
まず、賞球カセット50の球抜きレバーを操作して、賞球機構部に停留する遊技球を球抜き通路等を介して機外へ排出する。このとき、上側通路部33に設けられた操作部材(図示せず)を球通路の閉鎖方向に操作して、上側通路部33の球通路を途中で閉鎖することで、賞球機構部における上流側の遊技球をこの部分で堰き止めることができるため、賞球機構部で停留する一部の遊技球のみを球抜きすればよく、賞球カセット50を取り外すための球抜き作業が軽減される。なお、反対に、遊技店の休業日や夜間などの非営業時には、上側通路部33の操作部材を球通路の開放方向に操作しておき、上側通路部33の球通路を開放状態とすることで、賞球機構部に停留する全ての遊技球を球抜きしなければ、賞球カセット50を取り外すことができなくなるため、主制御基板ケースユニット60の取り外し作業を更に複雑且つ困難してセキュリティ性を高めることができる。
First, the ball removal lever of the
続いて、図8に示すように、賞球カセット50を裏セット盤30のカセット収容部34から取り外す。具体的には、上下のレバー36a,36bを解除操作して、カセット収容部34から賞球カセット50を後方に引き抜けばよい。これにより、賞球カセット50による主制御基板ケースユニット60のスライド規制が解除される。なお、このとき賞球カセット50よりも上流側の遊技球は既に前述の球抜き操作によって排出されているため、賞球カセット50を取り外しても賞球機構部の上流側から遊技球が零れ落ちるおそれはない。
Subsequently, as shown in FIG. 8, the
次いで、図9に示すように、コネクタカバー100を後方へ引っ張り、コネクタカバー100の第2ヒンジ部101をブラケット部材110の第2ヒンジ連結部113から離脱させることで、ブラケット部材110からコネクタカバー100を取り外す。これにより、コネクタカバー100による主制御基板ケースユニット60のスライド規制が解除され、主制御基板ケースユニット60をブラケット部材110から取り外せる状態となる。
Next, as shown in FIG. 9, the
続いて、図10に示すように、主制御基板ケースユニット60を後方へ揺動させた傾倒姿勢位置とする。このように主制御基板ケースユニット60を傾倒姿勢位置とすることで、前述したように、包囲壁部114によるスライド規制が解除される。そして、図11に示すように、主制御基板ケースユニット60を右方向へスライドさせて、主制御基板ケースユニット60の第1ヒンジ部69をブラケット部材110の第1ヒンジ連結部112から離脱させることで、主制御基板ケースユニット60をブラケット部材110から取り外すことができる。
Subsequently, as shown in FIG. 10, the main control
以上、本実施形態によれば、主制御基板ケースユニット60と賞球カセット50とが遊技機に取り付けられた状態では、遊技機の後面側において主制御基板ケースユニット60と賞球カセット50とが面一状態で左右に隣接配置されており、裏セット盤30から賞球カセット50を取り外さない限りは、主制御基板ケースユニット60を遊技盤20から実質的に取り外せない構造となるため、主制御基板ケースユニット60の不正な取り外しを効果的に防止して、主制御基板61に対する不正な改造行為を受け難くすることが可能である。ここで、賞球カセット50を裏セット盤30から取り外すには、賞球カセット50よりも上流側の遊技球を事前に球抜きする必要があるが、営業中のこの行為は非常に目立つので、賞球カセット50を裏セット盤30から取り外すまでに至る可能性は小さく、その結果として主制御基板ケースユニット60を遊技盤20から取り外す可能性も小さくなり、これにより、不正行為の未然防止を図ることができる。一方、遊技機に突発的な故障等が発生した場合は、遊技盤20を前枠2から取り外さなくても、賞球カセット50を取り外すだけで、主制御基板ケースユニット60を応急的に取り外すことができるため、主制御基板ケースユニット60の着脱の作業性が向上する。
As described above, according to the present embodiment, when the main control
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば適宜改良可能である。 In addition, this invention is not limited to the said embodiment, If it is a range which does not deviate from the summary of this invention, it can improve suitably.
上述の実施形態では、スライド開閉型の基板ケースを例示して説明したが、この構成に限定されるものではなく、制御基板を内包可能な基板ケースであれば、例えばヒンジ開閉型の基板ケースなどの他の形式の基板ケースであってもよい。 In the above-described embodiment, the slide opening / closing type substrate case has been described as an example. However, the present invention is not limited to this configuration. For example, a hinge opening / closing type substrate case may be used as long as the substrate case can contain the control board. Other types of substrate cases may be used.
また、上述の実施形態では、主制御基板ケースユニット60が第1のヒンジ軸によって遊技盤20(ブラケット部材110)に着脱可能に取り付けられているが、主制御基板ケースユニット60の着脱方向に賞球カセット50が配置される構造となれば、主制御基板ケースユニット60の着脱機構は特に限定されない。
In the above-described embodiment, the main control
なお、上述の実施形態においては、基板ケースユニットを主制御基板ケースユニットに適用した場合を例示して説明したが、これに限定されるものではなく、演出制御基板ケースユニットや払出制御基板ケースユニットなどの他の基板ケースユニット等に適用しても同様の効果を得ることが可能である。 In the above-described embodiment, the case where the board case unit is applied to the main control board case unit has been described as an example. However, the present invention is not limited thereto, and the production control board case unit and the payout control board case unit are not limited thereto. The same effect can be obtained even when applied to other substrate case units.
PM ぱちんこ遊技機(弾球遊技機)
PA 遊技領域
1 外枠(枠部材)
2 前枠(枠部材)
5 ガラス枠(枠部材)
20 遊技盤
30 裏セット盤(枠部材)
34 カセット収容部
50 賞球カセット(払出装置)
60 主制御基板ケースユニット(基板ケースユニット)
61 主制御基板(制御基板)
61a コネクタ
61b ハーネス
62 基板ケース
63 ボトムケース
64 トップケース
64a コネクタ挿抜口(コネクタ開口)
69 第1ヒンジ部
100 コネクタカバー(カバー部材)
101 第2ヒンジ部
102 規制リブ(規制部)
110 ブラケット部材
112 第1ヒンジ連結部
113 第2ヒンジ連結部
PM Pachinko machine (bullet ball machine)
2 Front frame (frame member)
5 Glass frame (frame member)
20
34
60 Main control board case unit (board case unit)
61 Main control board (control board)
69
101
110
Claims (2)
前記枠部材の後面側に取り付けられて、前記入賞装置への入賞に基づき遊技球を払い出す払出装置と、
前記遊技盤の後面側に対して所定の着脱方向に沿って取り付けられて、前記遊技の制御を司る制御基板を内包する基板ケースユニットとを備え、
前記基板ケースユニットと前記払出装置とは前記着脱方向に隣接配置されており、
前記払出装置が前記枠部材に取り付けられている状態では、前記基板ケースユニットの前記着脱方向の移動が前記払出装置によって規制されて前記遊技盤から取り外し不能とされる一方、前記払出装置が前記枠部材から取り外されている状態では、前記基板ケースユニットの前記着脱方向への移動が可能となり前記遊技盤から取り外せるように構成したことを特徴とする弾球遊技機。 A game board in which a predetermined game area is formed on the front side and a frame member that holds the game board is provided, and a game ball that is launched into the game area is awarded to a winning device in the game area. A ball game machine,
A payout device attached to the rear surface side of the frame member and paying out a game ball based on a winning to the winning device;
A board case unit that is attached to a rear surface side of the game board along a predetermined attaching / detaching direction and includes a control board for controlling the game;
The substrate case unit and the dispensing device are disposed adjacent to each other in the attaching / detaching direction,
In a state where the payout device is attached to the frame member, the movement of the board case unit in the attaching / detaching direction is restricted by the payout device and cannot be removed from the game board, while the payout device is not attached to the frame. A bullet ball game machine characterized in that when it is detached from a member, the board case unit can be moved in the attaching / detaching direction and can be detached from the game board.
前記遊技盤の後面側に取り付けられて前記コネクタ開口から露出するコネクタを覆うカバー部材を備え、
前記カバー部材は、前記払出装置と前記着脱方向に対向して、前記基板ケースユニットの前記着脱方向への移動を規制するための規制部を有することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。 The board case unit has a connector opening for exposing a connector provided on the control board,
A cover member that is attached to the rear side of the game board and covers the connector exposed from the connector opening;
2. The bullet ball according to claim 1, wherein the cover member has a restricting portion that faces the dispensing device in the attachment / detachment direction and restricts movement of the substrate case unit in the attachment / detachment direction. Gaming machine.
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JP2010187932A (en) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Kyoraku Sangyo Kk | Board protection case unit, structure for setting board protection case unit, and game machine |
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