JP2015150141A - ゴルフスイング矯正装置 - Google Patents

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博夫 樋口
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広一 黒丸
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Abstract

【課題】ゴルフクラブのグリップ部を両手で握った部分と両腕が三角形となるような形を維持しつつ両脇を締め、ゴルフスイングしようとする場合にゴルファーにオーバースイング状態に至る旨を認知させることができるとともに両腕の間隔を広げないようにして、体幹あるいは後背筋の力を生かしてフォームにすることができるゴルフスイング矯正装置を提供する。
【解決手段】ゴルファーの両腕に取り付けることができる伸縮可能な帯部20を有するゴルフスイング矯正装置10であって、当該帯部20は環状を呈し、かつ、当該ゴルフスイング矯正装置10を両腕に取り付けた状態においてその右腕に対応する当該ゴルフスイング矯正装置10の部分と左腕に対応する当該ゴルフスイング矯正装置の部分に渡って紐部30を配置し、その紐部30の一部に脱着可能な係止部41を配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴルフスイングを理想的なフォームに矯正する装置に関するものである。
ゴルフは停止しているボールを打つというスポーツであることから特に初心者においては、ひたすら力を込めて打てば飛距離が稼げると考えがちである。しかしながら、どのスポーツにおいても同様であるが一定の理論に沿ったフォームの習得に努めれば、適切な結果が得られるというものでありゴルフとて例外ではない。
その理論とは、テイーにボールを載置し、そのボールに対してゴルフクラブのヘッドの面が当たるような位置に構えてアドレスする。その際に両手で握ったゴルフクラブのグリップ部と両腕がほぼ三角形となるような形を維持しつつ両腕の間隔を一定に保ち、腰を回転させることによって、右打ちであれば左腕によって右腕を押し出すようにゴルフクラブを振り上げてテイクバックする。左腕がそれ以上にスイングを行えない位置に達するテイクバックのトップ位置から転じて、再びアドレス時のボールを載置した位置に向かって今度は腰を逆に回転させてダウンスイングし、ボールを打つというインパクトを経てフォロースルー からフィニッシュに至る動作をすることにより、ボールを適切な方向にかつ適正なゴルフクラブを選択することにより適切な距離を飛ばすことができる。
また、この一連のスイングにおいて、いわゆるインサイドアウトインの軌道を取るようにする。それは、テイクバック時にボールの飛ぶ方向の線よりも内側(ゴルファー側)に入っている形であり、インパクト後のフォロースルーにおいても、ボールの飛ぶ方向の線よりも内側に入っている形である。これを行うためには、ゴルフシャフトが、仮想の円形状の面を描くように移動することが理想的である。この理想的な仮想の円形状の面を描くようにするためには、上記の通り、クラブのグリップ部と両腕が三角形となるような形を維持しつつ両腕の間隔を一定に保ちつつその三角形が上記仮想の円形状に沿ってスイングする。すなわちその円形状の面と一致するように腰を回転させてスイングをするというものである。このように上記三角形を維持するものと言われているものに特開平10−94627号公報に記載されているゴルフトレーニング用具が開示されている。
このゴルフトレーニング用具は、弾性の本体の両端に弾性の腕グリップを設けることを特徴とするというものであり、ゴルフスイングの練習をする際に、両腕・両肘の間隔がせばまる場合は、弾性の本体が緩衝し、間隔が広がる場合は、腕グリップより腕がはずれるように作用すると云うものである。この様にある一定の間隔以上に両腕の間隔が広がると、腕グリップより腕がはずれるので、理想的なフォームである、ゴルフクラブのグリップ部を両手で握った部分と両腕が三角形となるような形を維持できなくなったことをそのゴルファーに認知させることができるが、腕が当該ゴルフトレーニング用具から外れ、崩れたフォームでスイングすることになる。
また、上記ゴルフトレーニング用具における腕グリップより腕がはずれ、腕の拘束を解かれているためにそのフォームが崩れた状態でスイングするとさらに両腕の間隔が広がる場合があり、ゴルフ初心者にありがちなオーバースイングに陥る場合がある。しかしながら、上記用具ではそのようなオーバースイングを防止することができない。
すなわち、右打ちの場合において、テイクバックした際に左腕が上がらずそれ以上スイングを行えない位置、すなわちトップ位置において、振り上げたゴルフクラブのシャフトが地面とほぼ平行に位置する状態が好ましいが、飛距離を稼ぐために過剰な力が入ると、上記ゴルフトレーニング用具における腕グリップより腕がはずれ、腕の拘束を解かれているために、両腕の間隔が広がってしまう。このように両腕の間隔が広がるとゴルファーの左腕の肘が曲がりゴルフクラブのシャフトが地面とほぼ平行に位置する好ましい状態を超えるいわゆるオーバースイング状態に陥いる場合がある。このような場合においてそのままダウンスイングに移行しボールを打ったとしても、上記オーバースイングによって、ゴルフクラブの移動する面が上記仮想の円形状の面と一致せずにその軌道がずれてしまい、確実なインパクトはできなくなる。その結果としてボールの飛距離が伸びないのみならず、方向性も定まらないものとなってしまうという問題がある。また、ゴルフクラブのグリップ部を両手で握った部分と両腕が三角形の面となるような形を維持しつつその両腕の肘の曲げる側のくぼんだ部分である肘窩(ちゅうか)を互いの腕に向かい合うようにするとトップ位置において、肘が曲がり両腕の間隔が広がることによりオーバースイング状態に陥る場合がある。これを防ぐためには、アドレス時において両腕の肘窩(ちゅうか)をゴルファーの正面に向けるのが、好ましいとされている。
特開平10−94627号
本発明は前記の問題に鑑みてなされたものであり、その課題は、ゴルフクラブのグリップ部を両手で握った部分と両腕が三角形となるような形を維持しつつ両脇を締め、ゴルフスイングしようとする場合にゴルファーにオーバースイング状態に至る旨を認知させることができるとともに両腕の間隔を広げないようにして、体幹あるいは後背筋の力を生かしてゴルフスイングすることができるゴルフスイング矯正装置を提供することにある。また、両腕の肘が曲がりにくくするために、両腕の肘の曲げる側のくぼんだ部分である肘窩(ちゅうか)を互いの腕に向かい合うようにするのではなくゴルファーの正面に向けるように矯正するゴルフスイング矯正装置を提供することにある。また、ゴルフスイングにおいてはいわゆる手打ち状態を防止する必要がある。
前記の課題を解決するため、本発明は、ゴルファーの両腕に取り付けることができる伸縮可能な帯部を有するゴルフスイング矯正装置であって、当該帯部は環状を呈し、かつ、当該ゴルフスイング矯正装置を両腕に取り付けた状態においてその右腕に対応する当該ゴルフスイング矯正装置の部分と左腕に対応する当該ゴルフスイング矯正装置の部分に渡って紐部を配置し、その紐部の一部に脱着可能な係止部を配置したと云う手段を講じたものである。
本発明のゴルフスイング矯正装置を、ゴルファーの両腕の肘付近に取り付けるために環状を呈するその帯部の内側に両腕を差し入れる。伸縮可能な当該帯部に両腕を挿入すると、その帯部が引き伸ばされる。そうすると今度は帯部の収縮力によってゴルファーの右腕と左腕が接近するように付勢される。この状態でアドレスに入ると、ゴルフクラブのグリップを両手で握った点と両腕の形態はほぼ三角形を呈することになる。この状態でゴルフクラブを振り上げるようにテイクバックする場合において、係止部が外れない状態でスイングするとこの両腕の間隔が維持されつつ上記三角形が維持されたままで、テイクバックすることができる。
しかし、スイングすることにより両腕の間隔が広がるようになり、いわゆるオーバースイング状態に陥る場合がある。この場合、両腕の間隔が広がるようになるので、帯部が伸びようとする。一方で紐部は、ゴルフスイング矯正装置を両腕の装着した状態において右腕に対応する当該ゴルフスイング矯正装置の部分と左腕に対応する当該ゴルフスイング矯正装置の部分に渡って当該紐部が配置されているために、両腕の間隔が広がるようになると、その帯部の伸びに追従することができなくなり当該紐部に配置されている係止具が外れる。すなわちこのように係止具が分離することで、スイングしているゴルファーにこれ以上両腕の間隔が広がり続けることでオーバースイングの状態に至ることを認知させることができるとともに、両腕が広がりつつあるも三角形の状態はほぼ維持しているので、ゴルフスイングのフォームがこれ以上崩れることが無い。
上記係止具は、ゴルファーの両腕部分に取り付けた状態において、当該ゴルフスイング矯正装置において右腕に対応する部分と当該ゴルフスイング矯正装置において左腕に対応する部分の間に配置することが好ましい。この間であれば、任意の位置に配置することができるが、右打ちであれば、ゴルファーに向かって中心より左側に配置することが好ましい。右打ちであれば分離した係止具を再び結合しやすいからである。したがって、左打ちであれば、向かって中心より右側には配置することが好ましい。また、係止具に磁石を使用することもできる。
また、前記の課題を解決するため、本発明の帯部は第1帯部と第2帯部を有し、前面に配置する第1帯部は後面に配置する第2帯部より伸縮力を弱とすると云う手段を講じたものである。本発明におけるゴルフスイング矯正装置をゴルファーの両腕に取り付けたときに、帯部における第1帯部を、ゴルファー側とは反対側(表側)になるように配置し、第2帯部をゴルファー側(裏側)に配置する。上記のとおり第1帯部は第2帯部よりもその収縮力は弱であるために、第1帯部が、第2帯部の収縮力によって伸ばされることにより、ゴルファーの右腕の肘窩(ちゅうか)がゴルファーから見て左に向いているのをゴルファーの正面側に向くように付勢され、同様にゴルファーの左腕の肘窩(ちゅうか)がゴルファーから見て右に向いているのをゴルファーの正面側に向くように付勢されることになる。
このように、ゴルフクラブのグリップを両手で握った点と両腕の形態はほぼ三角形を呈する状態のまま、ゴルファーの右腕と左腕の肘窩(ちゅうか)が、アドレス時においてゴルファー側とは反対側(表側、図4において正面側)に向くように付勢されているので、テイクバックにおいて両腕が曲がりにくくなり、更にいわゆるオーバースイングになりにくい状態となる。
また、前記の課題を解決するため、本発明の紐部は、第1帯部の前部に配置すると云う手段を講じたものである。第1帯部は後面に配置する第2帯部より伸縮力を弱とし、その第1帯部の前部に紐部を配置したので、第1帯部の伸びを確実に認知することができる。
また、本発明は、第1帯部及び第2帯部のいずれか一方のまたは双方の中心にベルト部材を配置するという手段を講じたものである。ゴルファーが腰の中心とベルト部材とをずれないようにスイングすることで、スイング時に腰を十分回転させているものと認識することができるようになり、いわゆる手打ちを防ぐことができる。なお、このベルト部材は紐部の動きについて影響を与えないように、前記紐部はベルト部材と第1帯部の間に移動可能に配置されている。
また本発明は、ベルト部材に着脱可能な連結体を設けるという手段を講じたものである。この連結体は、フックを有しているためにゴルファーのズボンのベルト通し穴に取り付けることができる。このように構成することでゴルフスイングする際に両腕とゴルフクラブのグリップで構成される3角形を維持しつつ腰を回転させてゴルフスイングを行うことができる。また腰の回転が不足すると、ゴルフスイングする際の両腕の動きに連結体が引っ張られることになり、腰の回転が不足しているということをゴルファーに認知させることができる。さらに、上記の通り、ゴルファーのズボンのベルト通し穴に取り付けた場合において、テイクバックするとトップ位置が定められて、オーバースイングを抑えることができ、テイクバックからダウンスイングへの切り替えが良好になり、力みのないスイングが可能になる。
本発明は以上のように構成され、かつ、作用するものであるから、本発明のゴルフスイング矯正装置を使用してゴルフスイングする際に紐部の係止具を外れないようにスイングすることで、ゴルフクラブのグリップ部を両手で握った部分と両腕が三角形の面となるような形を維持しつつ、オーバースイングしないようにフォームを矯正することのできるゴルフスイング矯正装置を提供することができる。また、ゴルフスイングの際に係止具が外れる場合は、オーバースイングに至る不適切なスイングであることを認知させることができ、いわゆるゴルフスイングにおけるフォームをセルフチェックすることができる。また、両腕の肘が曲がらないようにするために、両腕の肘の曲げる側のくぼんだところ部分である肘窩(ちゅうか)を互いの腕に向かい合うようにするのではなくゴルファーの正面側(図4参照)に向くように矯正することができるのでさらにオーバースイングしにくいゴルフスイング矯正装置を提供することができる。また、腰の回転が不足を認知することができ、いわゆる手打ちを防止するゴルフスイング矯正装置を提供することができる。
図1は、ゴルフスイング矯正装置の斜視図である。図2は、ゴルフスイング矯正装置の斜視図である。図3は、ゴルフスイング矯正装置の部分斜視図である。図4は、アドレス時におけるゴルフスイング矯正装置の装着図である。図5は、ゴルフスイング矯正装置の装着した状態の平面図である。図6は、ゴルフスイング矯正装置の装着した状態の平面図である。図7は、ゴルフスイング矯正装置を装着したゴルファーがダウンスイングに入る状態図である。
ゴルフスイング矯正装置10は、帯部20を有している。前記帯部20は、第1帯体21と第2帯体22を有し、ともに伸縮性を有する素材からなり、第1帯体21と第2帯体22の長さはほぼ同一である。また、帯部20は伸縮性を有する布類であっても好ましい。また、前記第1帯体21の左端部21aと前記第2帯体22の左端部22aは縫着されている。同様に、前記第1帯体21の右端部21bと前記第2帯体22の右端部22bについても縫着されている。これらは縫着に限られず接着剤によって固定されている場合であっても好ましい。
また、後述するベルト部材50は、第1帯体21と第2帯体22のほぼ中心に配置されている。具体的には、第1帯体21の中心部分21cと第2帯体22におけるほぼ中心部分22cとをベルト部材50とともに縫着している。従って、帯部20は、ベルト部材50によってほぼ2分された状態であり、前記帯部20は、第1帯体21と第2帯体22を有するとともに当該帯部20は環状20L及び環状20Rを有する。このように環状20LにゴルファーPの右腕Rを差し入れ、前記環状20RにゴルファーPの左腕Lを差し入れることができる。帯部20において、環状20L及び環状20Rを有することで当該ゴルフスイング矯正装置10をゴルファーPに装着した場合にゴルフスイング矯正装置10を腕に装着した状態において、ベルト部材50の位置がずれることはない。なお、図示しないがベルト部材50を、第1帯体21のみ縫着し、第2帯体22とは縫着しなければ、帯部20は、1の環状を呈することになる。
また、帯部20は、第1帯体21と第2帯体22はともに伸縮性を有する素材からなることは、上述のとおりであるが、第1帯体21は第2帯体22よりもその伸縮力が弱となるように構成されている。また、第1帯体21と第2帯体22において例えばポリウレタンゴムを編み込む量を調整することにより、伸縮力の強弱を構成しても好ましい。
紐部30の一部に係止具40が配置され、一定以上の力が紐部30に加えられると、係止具40が分離する構成となっている。詳述すると紐部30は、第1紐体31と第2紐体32で構成されている。また、係止具40は、係止部41と係止受部42とで構成され、前記第1紐体31は係止部41と接続され、第2紐体32は係止受部42と接続され、前記係止部41と係止受部42は脱着可能に構成されている。また、紐部30は、伸縮しない素材で構成されている。もっとも、伸縮しないと云っても、帯部20の伸縮に追従しない程度ということであり、まったく伸縮しないというものではない。また、第1紐体31の一端31aは第1帯体21における左端部21aと接続されており、第2紐体32の他端32bは右端部21bと接続されている。また、紐部30は第1帯体21の前面において長さ方向に渡って配置されている。従って、当該ゴルフスイング矯正装置を両腕に取り付けた状態にするとその右腕Rに対応する当該ゴルフスイング矯正装置の部分と左腕Lに対応する当該ゴルフスイング矯正装置10の部分を渡すように紐部30及び係止具40が配置されていることになる。
このように、紐部30における第1紐体31の一端31a及び第2紐体32の他端32bのみが帯部20における第1帯体21の左端部21a及び、右端部21bに固定され、その他の紐部30における第1紐体31の一端31a及び第2紐体32の他端32b以外の部分については、第1帯体21の前面に接してはいるものの、固定されていない状態であるので、帯部20が伸ばされると、すなわち長さ方向に、一定以上の力が加わると、係止具40における係止部41と係止受部42は、脱着可能な構成であるので、それらが分離する。
係止部41はほぼ球状の凸部41aを有し、係止受部42は凹部42aを有しているので、凸部41aと凹部42aが嵌合している。尚、この係止具40は公知の要素であり、危険防止パーツとして市販されているものを使用することができる。また、係止部41と係止受部42を磁石とすることができる。この場合一方をN極にし、他方をS極にすることはいうまでもない。このように係止具40は一定の力が加わることで分離可能なものであれば、それらに限定されない。
ベルト部材50は、帯部20における第1帯体21のほぼ中央に設けている。また、紐部30をまたぐように配置され、紐部30の動きに対して干渉しない構成である。換言すれば、ベルト部材50の内側に紐部30が通されているために、仮に係止具40が分離したとしても、ベルト部材50の内側から紐部30が抜け落ちることなく紐部30全体が落下せず、ほぼ帯部20から離れた状態とはならないために、スイング時においてその紐部30がゴルファーに当たるということがなく邪魔にならない構成である。また、ベルト部材50には接続部材51が配置されている。連結体60の両端にはフック61、62が取り付けられており、長さ調節部63がその間に配置されている。接続部材51と、フック61が取り外し可能に取り付けられており、フック62がゴルファーPのズボンのベルトのベルト通し穴に取り付けることができる。またベルト部材50は、第1帯体21と第2帯体22とは異なる色彩たとえば蛍光色にして目立たせても好ましい。
上記構成のゴルフスイング矯正装置10をゴルファーPに装着する。すなわち、ゴルファーPの右腕Rを環状20Lに差し入れ、左腕Lを環状20Rに差し入れ、当該ゴルフスイング矯正装置10をゴルファーPの両腕の肘を超えて二の腕付近まで引き上げる。このとき、図4に示されているように紐部30を正面(図面手前側)になるように装着する。すなわちゴルファーPの胴体に紐部30接触しないように装着する。そうすると帯部20における第1帯体21は図面手前側に配置されることになる。
ゴルフスイング矯正装置10の帯部20は伸縮性を有し、ゴルフクラブを握ってアドレスをする状態における理想的な両腕の間隔にすべく、ゴルファーPにとっては両腕部分が若干引き寄せられるような寸法に製作されている。もっともゴルファーPの体格あるいは男女差によって、ゴルフスイング矯正装置10の寸法はサイズ別に複数の種類をラインナップすることが好ましいことはいうまでもない。
上記のとおり、帯部20は、第1帯体21と第2帯体22で構成され、第1帯体21と第2帯体22の長さはほぼ同一である。ここで前記のとおり第1帯体21と第2帯体22の伸縮力は第1帯体21が第2帯体22と比して弱であるために、右腕Rが矢印方向R1に回転するように付勢され、左腕Lが矢印方向L1に回転するように付勢されている。従って右腕Rの肘窩(ちゅうか)RCと左腕Lの肘窩(ちゅうか)LCが、互いに向き合うような位置からともに図面手前側に向くように矯正される。すなわち、アドレス時において両腕の肘窩(ちゅうか)RC、LCはやや斜め上方を向くように矯正される。
このようにゴルファーPにゴルフスイング矯正装置10を装着すると、アドレスの状態において、グリップ部gと両腕とで三角形を構成した状態が維持されると同時に、右腕Rの肘窩(ちゅうか)RCと左腕Lの肘窩(ちゅうか)LCが、ともに図面手前側に向くように矯正されている(図4参照)。
上記のように矯正された状態でアドレスに入り。バックスイングに移行する。このときにおいても上記矯正装置10によって、グリップgと両腕R,Lによって構成される三角形は維持されたままである。この三角形を維持したまたスイングするとゴルフスイングにおけるゴルフクラブが描く仮想の円Cに沿うように理想的なスイングすることができる(図4参照)。
尚、バックスイングに移行する状態において、ゴルファーPによっては両腕の間隔が広がるようになるが、帯部20の収縮力によって、一定の間隔以上に両腕の間隔が広がらないように押えこまれ上記三角形が維持される。しかしながら、右打ちの場合に右腕R主導でさらに上方にゴルフクラブを振り上げると、ゴルファーPによっては帯部20の収縮力に反して両腕の間隔が広がる。このように両腕の間隔が広がると、帯部20は伸びるが、紐部30は伸縮性を有しないためにその伸びに追従することができないことから、係止具40の係止部41と係止受部42が分離する(図2、3、6参照)。
係止部41と係止受部42が分離した状態でスイングを続けると右腕Rと左腕Lの間隔が広がりいわゆるオーバースイング状態に至ることが知られている。従ってゴルファーPは、係止部41と係止受部42が分離した状態を認知することで、ゴルフスイングによって、ゴルファーPの腕が広がりつつあることを認知することができる。このように、係止具40の係止部41と係止受部42が分離しないように意識してスイングを行えばいわゆるオーバースイングを押えることができる(図7参照)。特に、第1帯体21と第2帯体22の伸縮力は第1帯体21が第2帯体22と比して弱であるために、右腕Rの肘窩(ちゅうか)RCと左腕Lの肘窩(ちゅうか)LCが、ともに図面手前側(アドレス時においては斜め上方)に向くように矯正されているので、両腕が開きにくい状態となりさらにオーバースイングしにくいフォームに矯正することができる。
また、ベルト部材50は、帯部20における第1帯体21のほぼ中央に設けているために、ベルト部材50と腰の中心部を合わせるようにスイングすると腰の回転によってスイングすることができるのでいわゆる手打ち状態を克服することができる。さらにベルト部材50における接続部材51に、連結体60におけるフック61を取り付け、フック62をズボンのベルトのベルト通し穴に取り付ければ、スイングが腰の回転に追従せざるを得なくなり、腰の回転から生じる体のひねりを活用してスイングすることができる。
また、ベルト部材50を図示しないベルトに取り付けることができる。ベルト通し穴に取り付ける代わりに、腰ベルトに取り付けることができる。前記腰ベルトは、コルセット状を呈し、腰に巻きつけて、面ファスナーによって固定することができるというものであり、ズボンにおけるベルトの通し穴に取り付ける代わりに、腰ベルトには、フックを設けており、そのフックに取り付けることができる。
ゴルフスイング矯正装置の斜視図 ゴルフスイング矯正装置の斜視図 ゴルフスイング矯正装置の部分斜視図 アドレス時におけるゴルフスイング矯正装置の装着図 ゴルフスイング矯正装置の装着した状態の平面図 ゴルフスイング矯正装置の装着した状態の平面図 ゴルフスイング矯正装置を装着したゴルファーがダウンスイングに入る状態図
10、ゴルフスイング矯正装置
20、帯部
21、第1帯体
22、第2帯体
30、紐部
31、第1紐体
32、第2紐体
40、係止具
41、係止部
42、係止受部
50、ベルト部材
51、接続部材
60、連結体
61、62、フック

Claims (5)

  1. ゴルファーの両腕に取り付けることができる伸縮可能な帯部を有するゴルフスイング矯正装置であって、当該帯部は環状を呈し、かつ、当該ゴルフスイング矯正装置を両腕に取り付けた状態においてその右腕に対応する当該ゴルフスイング矯正装置の部分と左腕に対応する当該ゴルフスイング矯正装置の部分に渡って紐部を配置し、その紐部の一部に脱着可能な係止部を配置したことを特徴とするゴルフスイング矯正装置。
  2. 帯部は第1帯部と第2帯部を有し、前面に配置する第1帯部は後面に配置する第2帯部より伸縮力を弱としたことを特徴とする請求項1記載のゴルフスイング矯正装置。
  3. 紐部は、第1帯部の前部に配置することを特徴とする請求項1または2記載のゴルフスイング矯正装置。
  4. 第1帯部及び第2帯部のいずれか一方のまたは双方の中心にベルト部材を配置したことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載のゴルフスイング矯正装置。
  5. 縦部材に着脱可能な連結体を設けたことを特徴とする請求項4記載のゴルフスイング矯正装置。
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