JP2015149229A - 照明システム及び照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電圧や電流の対応しない制御装置との誤接続を抑制できる照明システム及び照明装置を提供する。【解決手段】実施形態によれば、制御装置と、照明装置と、を備えた照明システムが提供される。制御装置は、交流電力を直流電力に変換して出力する。照明装置は、接続部と、発光部と、異常検知部と、を含む。接続部は、制御装置と電気的に接続される。発光部は、発光素子を含み、接続部を介して入力された直流電力により、発光素子を発光させる。異常検知部は、直流電力の異常を検知し、異常を検知した時に、発光部を短絡させる。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、照明システム及び照明装置に関する。
照明装置と、照明装置に電力を供給する制御装置と、を含む照明システムがある。例えば、照明装置の1つとして、約12Vの電圧で点灯する低電圧ハロゲンランプがある。低電圧ハロゲンランプは、電子トランスと呼ばれる制御装置に接続される。電子トランスは、AC100Vの商用電源をAC12Vに変換して低電圧ハロゲンランプに供給する。
照明装置では、例えば、消費電力の低減を目的として、低電圧ハロゲンランプをLEDなどの発光素子を用いたランプに置き換える動きがある。発光素子を用いた照明装置を電子トランスに接続すると、電子トランスの動作が不安定になり、例えば、チラツキや異音が発生する場合がある。このため、照明装置の置き換えに合わせて、電子トランスを発光素子に対応した制御装置に置き換えることも検討されている。
照明装置の定格電圧や定格電流は、品種によって異なる。このため、異なる品種の制御装置に照明装置を接続した場合、照明装置に過電圧や過電流が入力されてしまうことが懸念される。従って、発光素子を用いた照明装置、及び、これを含む照明システムでは、電圧や電流の対応しない制御装置との誤接続を抑制することが望まれる。
本発明の実施形態は、電圧や電流の対応しない制御装置との誤接続を抑制できる照明システム及び照明装置を提供する。
本発明の実施形態によれば、制御装置と、照明装置と、を備えた照明システムが提供される。前記制御装置は、交流電力を直流電力に変換し、前記直流電力を出力する。前記照明装置は、接続部と、発光部と、異常検知部と、を含む。前記接続部は、前記制御装置と電気的に接続される。前記発光部は、発光素子を含み、前記接続部を介して入力された前記直流電力により、前記発光素子を発光させる。前記異常検知部は、前記直流電力の異常を検知し、前記異常を検知した時に、前記発光部を短絡させる。
電圧や電流の対応しない制御装置との誤接続を抑制できる照明システム及び照明装置が提供される。
以下に、各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る照明装置を模式的に表すブロック図である。
図1に表したように、照明システム10は、照明装置12と、制御装置14と、を備える。制御装置14は、照明装置12と電気的に接続される。また、制御装置14は、交流電源4と電気的に接続される。交流電源4は、例えば、100V(実効値)の交流電力を制御装置14に供給する。交流電源4は、例えば、商用電源や自家発電機などである。制御装置14は、交流電源4から供給された交流電力を直流電力に変換する。制御装置14は、交流電力を照明装置12に対応した直流電力に変換する。そして、制御装置14は、変換後の直流電力を照明装置12に出力する。照明装置12は、制御装置14からの直流電力の供給に応じて点灯する。
図1は、第1の実施形態に係る照明装置を模式的に表すブロック図である。
図1に表したように、照明システム10は、照明装置12と、制御装置14と、を備える。制御装置14は、照明装置12と電気的に接続される。また、制御装置14は、交流電源4と電気的に接続される。交流電源4は、例えば、100V(実効値)の交流電力を制御装置14に供給する。交流電源4は、例えば、商用電源や自家発電機などである。制御装置14は、交流電源4から供給された交流電力を直流電力に変換する。制御装置14は、交流電力を照明装置12に対応した直流電力に変換する。そして、制御装置14は、変換後の直流電力を照明装置12に出力する。照明装置12は、制御装置14からの直流電力の供給に応じて点灯する。
照明システム10は、例えば、ソケット16をさらに含む。ソケット16は、制御装置14と電気的に接続されている。照明装置12は、ソケット16を介して制御装置14と電気的に接続される。照明装置12は、ソケット16を介して制御装置14に着脱可能に接続される。照明装置12は、例えば、配線などを介して制御装置14と直接的に接続してもよい。すなわち、照明装置12と制御装置14との間の電気的な接続は、ソケット16に限らない。ソケット16は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
照明装置12は、口金20(接続部)と、発光部22と、異常検知部24と、を含む。口金20は、制御装置14との電気的な接続に用いられる。照明装置12は、口金20を介して制御装置14と電気的に接続される。口金20は、一対のピン20a、20b(第1、第2の嵌合部)を有する。一対のピン20a、20bの長さや直径等のサイズは、実質的に同じである。
口金20は、ソケット16に着脱可能に保持される。ソケット16は、一対の穴16a、16b(第1、第2の被嵌合部)を有している。各穴16a、16bの形状は、各ピン20a、20bの形状に対応している。各ピン20a、20bは、各穴16a、16bに差し込まれる。これにより、照明装置12が、制御装置14と電気的に接続される。
各ピン20a、20bは、穴16a、16bに対して可逆的に接続可能である。すなわち、ピン20aは、穴16a、16bの一方に接続可能であり、ピン20bは、ピン20aが接続された状態において、穴16a、16bの他方に接続可能である。このように、照明装置12は、口金20によってソケット16に機械的に保持されるとともに、口金20によってソケット16と電気的に接続される。
なお、第1、第2の嵌合部や第1、第2の被嵌合部は、上述の例に限らない。但し、第1、第2の嵌合部は、第1、第2の被嵌合部に対して可逆的に接続可能な形状にする。これにより、例えば、照明装置12をソケット16に取り付けやすくすることができる。第1、第2の被嵌合部は、例えば、凹部でもよい。
発光部22は、発光素子26を含む。発光部22は、口金20を介して入力された直流電力により、発光素子26を発光させる。発光素子26には、例えば、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)が用いられる。照明装置12は、例えば、LEDランプである。発光素子26は、LEDに限ることなく、例えば、有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode:OLED)やレーザダイオード(Laser Diode)などでもよい。
発光部22には、例えば、複数の発光素子26が設けられる。この例では、8つの発光素子26が設けられている。この例では、4つの発光素子26が直列に接続されている。そして、直列に接続された4つの発光素子26同士が並列に接続されている。各発光素子26の接続は、任意でよい。例えば、各発光素子26のそれぞれを直列に接続してもよいし、各発光素子26のそれぞれを並列に接続してもよい。また、各発光素子26の数は、任意でよい。発光素子26は、例えば、1つでもよい。
発光部22は、第1端子22aと第2端子22bとを有する。例えば、直列に接続された4つの発光素子26のうちの最初の発光素子26のアノードが、第1端子22aと電気的に接続され、最後の発光素子26のカソードが、第2端子22bと電気的に接続される。これにより、第1端子22aから第2端子22bに向かう一方の方向に電流が流れた際に、各発光素子26が点灯する。なお、第1端子22a及び第2端子22bは、直列または並列に接続された各発光素子26に電流を流すことができる任意の電気的な接続点でよい。例えば、直列に接続された4つの発光素子26のうちの最初の発光素子26のアノードを第1端子22aとし、最後の発光素子26のカソードを第2端子22bとしてもよい。
照明装置12は、整流器28をさらに含む。整流器28は、口金20と発光部22との間に電気的に接続されている。整流器28は、発光部22に流れる電流を第1端子22aから第2端子22bに向かう一方の方向に整流する。すなわち、整流器28は、発光部22に流れる電流を各発光素子26の順方向に整流する。これにより、各ピン20a、20bを各穴16a、16bに対して可逆的に接続可能とした場合にも、各発光素子26に逆方向に電圧が印加されてしまうことを抑制することができる。例えば、各発光素子26の故障を抑制できる。なお、整流器28は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
整流器28は、例えば、4つのダイオード28dを含むブリッジ回路である。整流器28は、例えば、4つのダイオード28dをワンパッケージに納めたものを用いてもよいし、4つのダイオード28dを組み合わせてもよい。なお、整流器30は、4つのダイオード32を用いたブリッジ回路に限ることなく、発光部12に流れる電流を整流できる任意の回路でよい。
第1端子22aは、各ピン20a、20bの一方と少なくとも電気的に接続される。第2端子22bは、各ピン20a、20bの他方と少なくとも電気的に接続される。この例では、第1端子22a、22bのそれぞれが、整流器28を介して、各ピン20a、20bのそれぞれと電気的に接続される。整流器28を省略した場合には、例えば、第1端子22aが、ピン20aと電気的に接続され、第2端子22bが、ピン20bと電気的に接続される。
照明装置12は、チョッパ回路などの電源回路(電力変換回路)を含まない。このため、照明装置12では、制御装置14から供給された直流電力が、直接的に発光部22に入力される。換言すれば、配線などによるロス分を除いて、制御装置14から出力された直流電力の電圧と実質的に同じ電圧が、第1端子22aと第2端子22bとの間に印加される。
異常検知部24は、スイッチング素子40と、ツェナーダイオード41と、抵抗42〜44と、を含む。スイッチング素子40は、一対の主電極40a、40bと、制御電極40cと、を含む。スイッチング素子40には、例えば、バイポーラトランジスタやFETなどが用いられる。この例において、スイッチング素子40は、ノーマリオフ型である。
スイッチング素子40の主電極40aは、抵抗42を介してピン20aと電気的に接続されている。スイッチング素子40の主電極40bは、抵抗43を介してピン20bと電気的に接続されている。スイッチング素子40の制御電極40cは、抵抗44を介してピン20bと電気的に接続されている。また、スイッチング素子40の制御電極40cは、ツェナーダイオード41のアノードと電気的に接続されている。ツェナーダイオード41のカソードは、ピン20aと電気的に接続されている。
異常検知部24では、口金20を介して入力された直流電力の電圧が、ツェナーダイオード41の降伏電圧以上になると、スイッチング素子40の制御電極40cに高い電圧が印加されて、スイッチング素子40がオン状態になる。これにより、スイッチング素子40は、発光部22を短絡させる。スイッチング素子40は、直流電力の電圧値が所定値以上の時に、オン状態になって発光部22を短絡させる。
このように、この例において、異常検知部24は、直流電力の過電圧を異常として検知し、過電圧を検知した時に、発光部22を短絡させる。換言すれば、制御装置14の二次側を短絡させる。異常検知部24の検知する直流電力の電圧値は、発光部22の順方向降下電圧(VF)よりも高い。例えば、発光部22のVFが12Vである場合、異常検知部24の検知する直流電力の電圧値は、20V程度に設定される。すなわち、ツェナーダイオード41の降伏電圧が、20V程度に設定される。異常検知部24の検知する直流電力の電圧値は、例えば、発光部22のVFの1.5倍程度である。異常検知部24の検知する直流電力の電圧値は、例えば、発光部22のVFの1.2倍以上2.0倍以下である。
図2は、制御装置の一例を模式的に表すブロック図である。
図2に表したように、制御装置14は、例えば、整流器50と、平滑コンデンサ51と、トランス52と、スイッチング素子53と、ダイオード54と、出力コンデンサ55と、ドライバ回路56と、を含む。
図2に表したように、制御装置14は、例えば、整流器50と、平滑コンデンサ51と、トランス52と、スイッチング素子53と、ダイオード54と、出力コンデンサ55と、ドライバ回路56と、を含む。
整流器50は、交流電源4と電気的に接続される。整流器50は、交流電源4の交流電力を脈流電力に変換する。整流器50は、例えば、ダイオードブリッジである。整流器50は、例えば、交流電源4の交流電力を全派整流する。整流器50は、半波整流器などでもよい。平滑コンデンサ51は、整流器50から出力される脈流電力を平滑化し、脈流電力を直流電力に変換する。
トランス52は、一次巻き線52aと、二次巻き線52bと、を有する。スイッチング素子53は、一対の主電極53a、53bと、制御電極53cと、を有する。スイッチング素子53には、例えば、パワーMOSFETなどが用いられる。
トランス52の一次巻き線52aの一端は、平滑コンデンサ51の高電位側の端子と電気的に接続される。一次巻き線52aの他端は、スイッチング素子53の主電極53aと電気的に接続される。スイッチング素子53の主電極53bは、平滑コンデンサ51の低電位側の端子と電気的に接続される。スイッチング素子53の制御電極53cは、ドライバ回路56と電気的に接続される。ドライバ回路56は、スイッチング素子53のスイッチングを制御する。
トランス52の二次巻き線52bの一端は、ダイオード54のアノードと電気的に接続される。ダイオード54のカソードは、ソケット16の穴16aに設けられた電極と電気的に接続される。すなわち、ダイオード54のカソードは、口金20のピン20aと電気的に接続される。二次巻き線52bの他端は、ソケット16の穴16bに設けられた電極と電気的に接続される。すなわち、二次巻き線52bの他端は、口金20のピン20bと電気的に接続される。出力コンデンサ55は、ダイオード54に対して並列に接続される。出力コンデンサ55は、二次巻き線52bから出力される電力を平滑化し、直流電力に変換する。
制御装置14は、スイッチング素子53のスイッチングにより、交流電源4の交流電力を照明装置14に対応した直流電力に変換する。制御装置14は、例えば、100V(実効値)の交流電力を12Vの直流電力に変換する。この例において、制御装置14は、いわゆる絶縁型フライバック方式のDC−DCコンバータを含む。制御装置14の構成は、上記に限ることなく、交流電力を直流電力に変換可能な任意の構成でよい。
また、ドライバ回路56は、照明装置12に供給される電圧及び電流の少なくとも一方を検知する。そして、ドライバ回路56は、電圧及び電流の異常を検知した場合、スイッチング素子53の制御を停止する。すなわち、照明装置12への直流電力の供給を停止する。なお、照明装置12に供給される電圧及び電流は、二次側から検知してもよいし、一次側から検知してもよい。
このように、制御装置14は、本実施形態のような照明装置に適するように設計されたものであり、電子トランスを含まない。照明装置12は、口金20をソケット16に嵌合させることで、電子トランスを含まず、直流電力を出力する制御装置14に、電気的に接続される光源として主として設計されたものである。制御装置14は、例えば、ピン20bを共通電位(例えば接地電位)に設定し、ピン20aを共通電位よりも高い電位に設定する。これにより、各発光素子26に順方向電圧が印加され、各発光素子26が点灯する。
照明の分野では、低電圧ハロゲンランプなどを、LEDなどの発光素子を用いた照明装置に置き換える動きがある。低電圧ハロゲンランプに用いられる電子トランスには、ある程度の電流を流さないと動作が安定しないという特性がある。LEDなどの発光素子を用いた照明装置は、低電圧ハロゲンランプに比べて消費電力が小さい。また、本実施形態のような照明装置は、電源回路などを含んでいない。このため、照明装置では、必要な電流を流すことができず、電子トランスの動作が不安定になってしまう場合がある。例えば、電子トランスの出力が間欠的になり、チラツキや異音が発生する。このため、低電圧ハロゲンランプを照明装置に置き換える場合、低電圧ハロゲンランプ用の電子トランスも照明装置用の制御装置に置き換える必要がある。
照明装置の定格電圧や定格電流は、品種によって異なる。このため、異なる品種の制御装置に照明装置を接続した場合、照明装置に過電圧や過電流が入力されてしまうことが懸念される。例えば、50Vを出力する制御装置に、発光部のVFが12Vの照明装置を接続した場合、発光部に過電圧が加わり、発光部を破損させてしまう可能性がある。
これに対して、本実施形態にかかる照明装置12では、過電圧が入力された場合に、異常検知部24が、過電圧を検知し、発光部22を短絡させる。従って、発光部22が点灯しなくなる。これにより、例えば、照明装置12が、対応しない品種の制御装置14に接続されたことを、利用者に報知することができる。例えば、対応しない品種の制御装置14に接続されたまま照明装置12が使用されてしまうことを抑制することができる。このように、本実施形態にかかる照明システム10及び照明装置12では、電圧や電流の対応しない制御装置14との誤接続を抑制することができる。例えば、過電圧や過電流の入力にともなう発光部22の破損などを抑制することができる。
また、発光部22を短絡させることにより、発光部22に過電圧が印加されてしまうことを抑制することができる。例えば、発光部22の破損を抑制することができる。さらに、照明システム10では、発光部22を短絡させることにより、スイッチング素子40などに大きな電流が流れる。この過電流を制御装置14のドライバ回路56が検知して、スイッチング素子53の制御を停止する。これにより、例えば、発光部22などの破損をより適切に抑制することができる。
図3は、第1の実施形態に係る別の照明装置を模式的に表すブロック図である。
図3に表したように、照明システム100の照明装置102では、過電圧を直流電力の異常として検知する異常検知部24が、発光部22と整流器28との間に設けられている。このように、異常検知部24は、整流器28の前に設けてもよいし、整流器28の後に設けてもよい。
図3に表したように、照明システム100の照明装置102では、過電圧を直流電力の異常として検知する異常検知部24が、発光部22と整流器28との間に設けられている。このように、異常検知部24は、整流器28の前に設けてもよいし、整流器28の後に設けてもよい。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係る照明装置を模式的に表すブロック図である。
図4に表したように、照明システム200の照明装置202では、異常検知部24が、スイッチング素子60と、抵抗61〜63と、を含む。
図4は、第2の実施形態に係る照明装置を模式的に表すブロック図である。
図4に表したように、照明システム200の照明装置202では、異常検知部24が、スイッチング素子60と、抵抗61〜63と、を含む。
スイッチング素子60は、一対の主電極60a、60bと、制御電極60cと、を有する。スイッチング素子60には、例えば、バイポーラトランジスタやFETなどが用いられる。この例において、スイッチング素子60は、ノーマリオフ型である。スイッチング素子60は、ノーマリオン型でもよい。
主電極60aは、整流器28の高電位側の出力端子と電気的に接続される。換言すれば、主電極60aは、発光部22の第1端子22aと電気的に接続される。主電極60bは、整流器28の低電位側の出力端子と電気的に接続される。換言すれば、主電極60bは、発光部22の第2端子22bと電気的に接続される。
制御電極60cは、抵抗61の一端、及び、抵抗62の一端と電気的に接続される。抵抗61の他端は、整流器28の高電位側の出力端子と電気的に接続される。抵抗62の他端は、発光部22の第2端子22b、及び、抵抗63の一端と電気的に接続される。抵抗63の他端は、主電極60b、及び、整流器28の低電位側の出力端子と電気的に接続される。
発光部22に定格電流が流れている場合、スイッチング素子60は、オフ状態である。そして、スイッチング素子60は、発光部22に定格電流よりも大きい所定の電流が流れ、オン状態になる。すなわち、スイッチング素子60は、抵抗62、63の電圧が所定値以上になった場合に、オン状態になる。これにより、スイッチング素子60は、発光部22を短絡させる。スイッチング素子60は、直流電力の電流値が所定値以上の時に、オン状態になって発光部22を短絡させる。例えば、上記のようにスイッチング素子60のオン・オフが切り替わるように、各抵抗61〜63の抵抗値が決められる。
この例において、異常検知部24は、直流電力の過電流を異常として検知し、過電流を検知した時に、発光部22を短絡させる。異常検知部24の検知する直流電力の電流値は、例えば、発光部22の定格電流値の1.5倍程度である。異常検知部24は、例えば、定格電流の約1.5倍の電流が発光部22に流れた時に、スイッチング素子60をオン状態にする。異常検知部24の検知する直流電力の電流値は、例えば、発光部22の定格電流値の1.2倍以上2.0倍以下である。
このように、異常検知部24の検知する直流電力の異常は、過電流でもよい。照明システム200及び照明装置202においても、異常検知部24が過電流を検知した際に、発光部22が消灯し、対応しない品種の制御装置14に接続されたことを、利用者に報知することができる。照明システム200及び照明装置202においても、上記第1の実施形態と同様に、電圧や電流の対応しない制御装置14との誤接続を抑制することができる。過電圧や過電流の入力にともなう発光部22の破損などを抑制することができる。
図5は、第2の実施形態に係る別の照明装置を模式的に表すブロック図である。
図5に表したように、照明システム210の照明装置212では、過電流を直流電力の異常として検知する異常検知部24が、口金20と整流器28との間に設けられている。このように、過電流を検知する異常検知部24は、整流器28の前に設けてもよいし、整流器28の後に設けてもよい。
図5に表したように、照明システム210の照明装置212では、過電流を直流電力の異常として検知する異常検知部24が、口金20と整流器28との間に設けられている。このように、過電流を検知する異常検知部24は、整流器28の前に設けてもよいし、整流器28の後に設けてもよい。
図6は、第2の実施形態に係る別の照明装置を模式的に表すブロック図である。
図6に表したように、照明システム220の照明装置222では、異常検知部24が、直流電力の過電圧を検知する第1回路24aと、直流電力の過電流を検知する第2回路24bと、を含む。すなわち、照明装置222は、直流電力の過電圧と過電流とを異常として検知する異常検知部24を含む。
図6に表したように、照明システム220の照明装置222では、異常検知部24が、直流電力の過電圧を検知する第1回路24aと、直流電力の過電流を検知する第2回路24bと、を含む。すなわち、照明装置222は、直流電力の過電圧と過電流とを異常として検知する異常検知部24を含む。
第1回路24aは、照明装置12と同様に、直流電力の電圧値が所定値以上の時に、オン状態になって発光部22を短絡させるスイッチング素子40を含む。第2回路24bは、照明装置202と同様に、直流電力の電流値が所定値以上の時に、オン状態になって発光部22を短絡させるスイッチング素子60を含む。
このように、異常検知部24は、直流電力の過電圧と過電流との双方を異常として検知してもよい。これにより、電圧や電流の対応しない制御装置14との誤接続をより適切に抑制することができる。例えば、過電圧や過電流の入力にともなう発光部22の破損などをより適切に抑制することができる。
照明装置222では、過電圧を検知する第1回路24aを整流器28の前に設け、過電流を検知する第2回路24bを整流器28の後に設けている。これに限ることなく、例えば、第2回路24bを整流器28の前に設け、第1回路24aを整流器28の後に設けてもよい。第1回路24aと第2回路24bとの双方を整流器28の前に設けてもよい。第1回路24aと第2回路24bとの双方を整流器28の後に設けてもよい。
(第3の実施形態)
図7は、第3の実施形態に係る照明装置を模式的に表すブロック図である。
図7に表したように、照明システム300の照明装置302では、異常検知部24が、スイッチング素子70、71と、抵抗72〜77と、を含む。
図7は、第3の実施形態に係る照明装置を模式的に表すブロック図である。
図7に表したように、照明システム300の照明装置302では、異常検知部24が、スイッチング素子70、71と、抵抗72〜77と、を含む。
スイッチング素子70は、一対の主電極70a、70bと、制御電極70cと、を有する。同様に、スイッチング素子71は、一対の主電極71a、71bと、制御電極71cと、を有する。各スイッチング素子70、71には、例えば、バイポーラトランジスタやFETなどが用いられる。この例において、各スイッチング素子70、71は、ノーマリオフ型である。各スイッチング素子70、71は、ノーマリオン型でもよい。
スイッチング素子70の主電極70aは、抵抗72の一端と電気的に接続される。主電極70bは、整流器28の低電位側の出力端子と電気的に接続される。制御電極70cは、抵抗73の一端と電気的に接続される。
スイッチング素子71の主電極71aは、抵抗74の一端と電気的に接続される。主電極71bは、抵抗75の一端と電気的に接続される。制御電極71cは、抵抗73の一端と電気的に接続される。
各抵抗72〜74のそれぞれの他端は、整流器28の高電位側の出力端子と電気的に接続される。抵抗75の他端は、抵抗76の一端と電気的に接続される。抵抗76の他端は、整流器28の低電位側の出力端子と電気的に接続される。抵抗77の一端は、制御電極70c、制御電極71c、及び、抵抗73の一端と電気的に接続される。抵抗77の他端は、抵抗76の一端と電気的に接続される。
発光部22に定格電流が流れている場合、スイッチング素子70は、オン状態であり、スイッチング素子71は、オフ状態である。スイッチング素子70は、直流電力の電流値が小さくになり、抵抗76、77の電圧が所定値以下になった時に、オフ状態になる。スイッチング素子70がオフ状態になると、抵抗77に流れる電流が増加する。これにより、スイッチング素子71の制御電極71cに印加される電圧(抵抗77の電圧)が増加し、スイッチング素子71がオン状態になる。すなわち、スイッチング素子71は、スイッチング素子70がオフ状態になった時に、オン状態になる。これにより、スイッチング素子71は、発光部22を短絡させる。スイッチング素子71は、直流電力の電流値が所定値以下の時に、オン状態になって発光部22を短絡させる。
例えば、上記のように各スイッチング素子70、71のオン・オフが切り替わるように、各抵抗72〜77の抵抗値が決められる。例えば、正常時にスイッチング素子70に流れる電流を抑えるため、抵抗72の抵抗値は、比較的高く設定される。一方、異常検知時に発光部22に流れる電流を抑制するため、各抵抗74、75の抵抗値は、比較的低く設定される。各抵抗74、75の抵抗値は、抵抗72の抵抗値よりも低い。
この例において、異常検知部24は、直流電力の過小電流を異常として検知し、過小電流を検知した時に、発光部22を短絡させる。このように、異常検知部24の検知する直流電力の異常は、過小電流でもよい。照明システム300及び照明装置302においても、異常検知部24が過小電流を検知した際に、発光部22が消灯し、対応しない品種の制御装置14に接続されたことを、利用者に報知することができる。照明システム300及び照明装置302においても、上記第1の実施形態及び上記第2の実施形態と同様に、電圧や電流の対応しない制御装置14との誤接続を抑制することができる。
なお、過小電流を検知する異常検知部24は、整流器28の前に設けてもよい。異常検知部24は、過小電流の検知と過電流の検知とを行ってもよい。異常検知部24は、過小電流の検知と過電圧の検知とを行ってもよい。異常検知部24は、例えば、直流電力の過電圧を検知する第1回路と、直流電力の過電流を検知する第2回路と、直流電力の過小電流を検知する第3回路と、を含んでもよい。異常検知部24は、例えば、直流電力の過電圧と過電流と過小電流との少なくとも1つを検知すればよい。
上記各実施形態では、口金20を有し、口金20を介して外部からの電力供給を受ける照明装置を示している。すなわち、上記各実施形態では、いわゆる照明ランプを照明装置として示している。照明装置は、ランプに限ることなく、例えば、配線を介して外部からの電力供給を受ける照明モジュールでもよい。すなわち、制御装置14と電気的に接続するための接続部は、配線でもよい。照明装置を照明モジュールとする場合、照明装置と制御装置14との間の電気的な接続は、例えば、端子台を介して行ってもよい。照明システムは、例えば、照明装置(照明モジュール)と、制御装置14と、端子台と、を含んでもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
4…交流電源、 10、100、200、210、220、300…照明システム、 12、102、202、212、222、302…照明装置、 14…制御装置、 16…ソケット、 20…口金(接続部)、 22…発光部、 24…異常検知部、 26…発光素子、 28…整流器、 40…スイッチング素子、 41…ツェナーダイオード、 42〜44…抵抗、 50…整流器、 51…平滑コンデンサ、 52…トランス、 53…スイッチング素子、 54…ダイオード、 55…出力コンデンサ、 56…ドライバ回路、 60…スイッチング素子、 61〜63…抵抗、 70、71…スイッチング素子、 72〜77…抵抗
Claims (5)
- 交流電力を直流電力に変換し、前記直流電力を出力する制御装置と、
前記制御装置と電気的に接続される接続部と、
発光素子を含み、前記接続部を介して入力された前記直流電力により、前記発光素子を発光させる発光部と、
前記直流電力の異常を検知し、前記異常を検知した時に、前記発光部を短絡させる異常検知部と、
を含む照明装置と、
を備えた照明システム。 - 前記異常検知部は、前記直流電力の電圧値が所定値以上の時に、オン状態になって前記発光部を短絡させるスイッチング素子を含む請求項1記載の照明システム。
- 前記異常検知部は、前記直流電力の電流値が所定値以上の時に、オン状態になって前記発光部を短絡させるスイッチング素子を含む請求項1または2に記載の照明システム。
- 前記異常検知部は、前記直流電力の電流値が所定値以下の時に、オン状態になって前記発光部を短絡させるスイッチング素子を含む請求項1〜3のいずれか1つに記載の照明システム。
- 交流電力を直流電力に変換して出力する制御装置と電気的に接続される接続部と、
発光素子を含み、前記接続部を介して入力された前記直流電力により、前記発光素子を発光させる発光部と、
前記直流電力の異常を検知し、前記異常を検知した時に、前記発光部を短絡させる異常検知部と、
を備えた照明装置。
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