JP2015147015A - 軸および台座からなる固形石鹸保持具 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、石鹸を衛生的に使用、及び保存することを課題とする。【解決手段】石鹸に持ち手となる軸および石鹸と軸を支持する台座を設けることにより、台座の形状を利用して自立あるいは吊り下げることにより、固形石鹸を上部にしを支えとした状態にできるようにする。【選択図】図１

Description

本発明は、軸および台座からなる石鹸の保持具に関する。

従来の固形石鹸を衛生的に使用・保存する方法として、特許文献１の図１が示すように、固形石鹸を収納ネットに入れることによって水切れを良くしたものがある。また、特許文献２の図２が示すように石鹸箱の形状に工夫をすることにより、衛生的に保存できるようにしたものがある。使用者は、石鹸を衛生的に使用・保存するために石鹸を石鹸箱や、収納ネットに入れる必要があった。また、特許文献３のが示すように、石鹸部分を心材によって覆い、一部が外部に突き出た形状にすることにより、石鹸を最後まで使い切れるよう意図したものがある。しかし、この発明品を使った固形石鹸をを保管するためには石鹸を石鹸箱や収納ネットやそれらに類する固形石鹸用保持具にしまう必要があった。
特開２００９−０６５９９９号公報 特開２０１３−１９２５７６号公報 特開平１１−１１６９９８号公報

従来技術において、石鹸を衛生的に保存するためには石鹸箱や収納ネット等他の石鹸用保持具を用いなければならなかった。また、それらを解決するための手段として、石鹸を液化させた液体い石鹸を用いていたが、こちらは固形石鹸よりも泡切れが悪いという欠点を備えていた。本発明は、前記従来技術の持つ課題を液体石鹸と比較して泡切れの良い固形石鹸を石鹸箱や収納ネットを使用せず衛生的に保持することを石鹸の製造段階において解決することを課題とする。

上記課題を解決するため、本発明は固形石鹸用保持具が挿入軸および前記軸を支持する台座からなることを特徴としている。

この構成によると、固形石鹸用保持具が固形石鹸と一体となっているため石鹸箱や収納ネットやそれらに類するものにしまう必要性がなくなる。

また本発明は、上記構成の固形石鹸用保持具において前記軸がプラスチック、木材、紙、または金属の中から選ばれるいずれか１つあるいは複数の材質で作られた断面が楕円、または、複数の直線及び曲線を有する形状、または複数の角を有する形状であることを特徴としている。

この構成によると、形状、強度、あるいは使用場所といった目的に応じて材質および形状を選ぶことができる。

また本発明は、上記構成の固形石鹸用保持具において、前記軸の固形石鹸内部に挿入される部分に楕円、または複数の直線及び曲線を有する形状面を有し、該形状面内に凹凸や孔を有することを特徴としている。

この構成によると、前記固形石鹸が消耗しても前記軸から外れにくくすることができる。

また本発明は、前記台座の鉛直方向からの投影が、線形、又は楕円形、又は複数の直線及び曲線を有する形状であることを特徴としている。

また本発明は、前記台座の横断面が楕円、複数の直線及び曲線を有する形状であることを特徴としている。

上記２項の構成によると、目的に応じて台座の形状を多面体、錐体、双錐体、錐台、柱体、楕円体、ルーローの四面体あるいはそれらを組み合わせた形状に成型することができる。

また本発明は、前記軸に対する前記台座自身あるいは前記台座と軸との接点に極限まで近づいた点を通る接線の角度が０°超過９０°以下であることを特徴としている。

この構成により、固形石鹸を石鹸箱や収納ネットあるいはそれらに類する石鹸用保持具を用いず固形石鹸を吊り下げて保持することができる。

また本発明は、前記軸に対する角度が前記台座自身あるいは前記台座と軸との接点に極限まで近づいた点を通る接線の角度が９０°以上１８０°未満であることを特徴としている。

この構成により、固形石鹸を石鹸箱や収納ネットあるいはそれらに類する石鹸用保持具を用いず固形石鹸を前記台座に対して鉛直上方にし自立した状態で保持することができる。

また本発明は、前記台座を前記軸の平行線から前記平行線に対して前記台座自身あるいは前記台座と軸の平行線との接点に極限まで近づいた点を通る接線が０°超過９０°以下の角度を持たせて取り付けることを特徴としている。

この構成により、固形石鹸を石鹸箱や収納ネットあるいはそれらに類する石鹸用保持具を用いず固形石鹸を吊り下げ、あるいは前記台座に対して鉛直上方にし自立した状態で保持することができる。

固形石鹸を軸を支えとした状態で保管できるようにしたことにより、固形石鹸を乾燥した状態で保管できるようになる。結果、保管を衛生的に行うことができる。

吊り下げ可能である本発明の水平方向からの断面図１ 吊り下げ可能である本発明の水平方向からの断面図２ 自立可能である本発明の水平方向からの断面図 自立および吊り下げ可能である本発明の水平方向からの断面図１ 上記図記載の台座の鉛直方向からの断面図 自立および吊り下げ可能である本発明の水平方向からの断面図２ 曲線の台座を持つ本発明１ 曲線の台座を持つ本発明２

１ 軸
２ 台座
３ 固形石鹸
４ 軸の平行線
５ 軸と台座の接点に極限まで近づいた点を通る接線
６ 軸に対して台座が持つ角度（０°超過９０°未満）
７ 軸に対して台座が持つ角度（９０°以上１８０°未満）
８ 軸に対して台座の一部が持つ角度（０°超過９０°未満）
９ 軸に対して軸と台座の接点に極限まで近づいた点を通る接線が持つ角度（９０°以上１８０°未満）
１０ 軸に対して軸と台座の接点に極限まで近づいた点を通る接線が持つ角度（０°超過９０°未満）

図１が示すように台座に軸に対して０°超過上９０°以下の角度をもたせることにより、石鹸を軸が付いた状態で吊り下げることができるようになる。

図２が示すように、図３が示すように、台座が軸に対して９０°以上１８０°未満の角度をもたせることにより、石鹸を前記台座に対して鉛直上方にして自立させることができる。

図３が示すように、台座が軸に対して９０°以上１８０°未満の角度をとっていても、台座の延長線上に軸に対して０°超過９０°以下の軸を取り付けておくことにより、固形石鹸を鉛直上方にして自立または吊り下げることができる。

図４および図５が示すように、台座の水平方向からの投影を孔を有する円形かつ鉛直方向からの投影を線形にすることにより、石鹸を軸が付いたまま吊り下げることができるようになる。

図６が示すように、台座を軸に対して９０°超過、１８０°未満の角度をつけ、かつ穴を有する形状にすることにより、石鹸を軸が付いたまま自立させることも、吊り下げられるようにもできる。

図７が示すように台座と軸との接点に極限まで近づいた点を通る接線が９０°超過１８０°未満にすることにより、曲線を使用して石鹸を軸が付いたまま自立させることも、吊り下げられるようにもできる。

図８が示すように台座と軸との接点に極限まで近づいた点を通る接線が０°超過９０°未満にすることにより、曲線を使用して石鹸を軸が付いたまま自立させることができるようになる。

Claims (8)

1. 挿入軸および前記軸を支持する台座から形成されていることを特徴とする固形石鹸用保持具。
2. 前記軸がプラスチック、木材、紙、または金属の中から選ばれるいずれか１つあるいは複数の材質で作られた断面が楕円、または複数の直線及び曲線を有する形状、または複数の角を有する形状であることを特徴とする請求項１記載の固形石鹸保持具。
3. 前記軸の固形石鹸内部に挿入される部分に楕円、または複数の直線及び曲線を有する形状面を有し、 該形状面内に凹凸や孔を有することを特徴とする請求項１、２のいずれか１つに記載の固形石鹸用保持具。
4. 前記台座の鉛直方向からの投影が、線形、又は楕円形、又は複数の直線及び曲線を有する形状であることを特徴とする請求項１記載の固形石鹸用保持具。
5. 前記台座の横断面が楕円、複数の直線及び曲線を有する形状であることを特徴とする請求項１、４のいずれか１つに記載の固形石鹸保持具。
6. 前記軸に対する前記台座自身あるいは前記台座と軸との接点に極限まで近づいた点を通る接線の角度が０°超過９０°以下であることを特徴とする請求項１、４、５のいずれか１つに記載の固形石鹸保持具。
7. 前記軸に対する角度が前記台座自身あるいは前記台座と軸との接点に極限まで近づいた点を通る接線の角度が９０°以上１８０°未満であることを特徴とする請求項１、４、５のいずれか１つに記載の固形石鹸保持具。
8. 前記台座を前記軸の平行線から前記平行線に対して前記台座自身あるいは前記台座と軸の平行線との接点に極限まで近づいた点を通る接線が０°超過９０°以下の角度を持たせて取り付けることを特徴とする請求項１、４、５のいずれか１つに記載の固形石鹸保持具。

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