JP2015146829A - シャワーヘッド - Google Patents

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Kyoko Kuwa
恭子 久和
尚紀 柴田
Hisanori Shibata
尚紀 柴田
伊藤 良泰
Yoshiyasu Ito
良泰 伊藤
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Abstract

【課題】頭皮の汚れを効果的に除去することができるシャワーヘッドを提供すること。【解決手段】シャワーヘッド1は、内部に湯水の導入流路11が形成された本体10と、この本体10の導入流路11の下流側に配設され、導入流路11を流通する湯水を吐水する散水部4とを備える。散水部4は、湯水の吐水口47を先端に有する突起部46を複数有する。複数の突起部46は、ブラシ状に形成され、毛髪の間に各突起部46が侵入した状態で吐水口47からの吐水が頭皮に直接着水可能とされている。【選択図】図1

Description

本発明は、湯水をシャワーとして吐出するシャワーヘッドに関する。
通常のシャワー機能に加えて身体をブラッシングできるように、湯水を吐水する吐出孔が設けられている散水部にブラシを植毛したシャワーヘッドが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
実用登録第3021667号公報
特許文献1記載のシャワーヘッドは、胴体や四肢など所定の部位をブラシでこするなどしながら湯水を吐出孔から当該部位に供給できるので、効果的に洗浄を行うことができる。一方、上記したシャワーヘッドで頭皮を洗浄する場合には次の問題が指摘されている。すなわち、散水部の吐出孔からのシャワー水が毛髪に阻まれて頭皮にシャワー水を直接着水させることができず、シャワー水の水流の衝撃力を頭皮に十分に加えられない場合がある。この場合、頭皮の汚れを除去することが難しい。頭皮の汚れを除去するために散水部のブラシで頭皮をこすることも考えられるが頭皮を傷付けるおそれがある。
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、頭皮の汚れを効果的に除去することができるシャワーヘッドを提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明のシャワーヘッドは、内部に湯水の導入流路が形成された本体と、この本体の導入流路の下流側に配設され、導入流路を流通する湯水を吐水する散水部とを備え、散水部は、湯水の吐水口を先端に有する突起部を複数有し、複数の突起部は、ブラシ状に形成され、毛髪の間に各突起部が侵入した状態で吐水口からの吐水が頭皮に直接着水可能とされていることを特徴とする。
このシャワーヘッドにおいては、さらに、湯水中に気泡を含有させる気泡混入部を備え、散水部は、気泡混入部により気泡を含有させた湯水を吐水することが好ましい。
本発明のシャワーヘッドによれば、頭皮の汚れを効果的に除去することができる。
本発明のシャワーヘッドの一実施形態を示した長手方向の断面図である。 (a)は図1に示したシャワーヘッドの正面側の斜視図であり、(b)は図1に示したシャワーヘッドの背面側の斜視図であり、(c)は(a)のシャワーヘッドのA−A線断面図である。
図1は、本発明のシャワーヘッドの一実施形態を示した長手方向の断面図である。図2(a)は図1に示したシャワーヘッドの正面側の斜視図であり、図2(b)は図1に示したシャワーヘッドの背面側の斜視図であり、図2(c)は図2(a)のシャワーヘッドのA−A線断面図である。
本明細書において、「表面」とは、湯水を吐水する「正面側の面」を指し、「裏面」とは「背面側の面」を指す。
シャワーヘッド1は、内部に湯水の導入流路11が形成された本体10と、この本体10の導入流路11の下流側に配設され、導入流路11を流通する湯水を吐水する散水部4とを備える。散水部4は、湯水の吐水口47を先端に有する突起部46を複数有する。複数の突起部46は、ブラシ状に形成され、毛髪の間に各突起部46が侵入した状態で吐水口47からの吐水が頭皮に直接着水可能とされている。
具体的には、図1−図2に示すように、シャワーヘッド1は、ヘッド本体2を有する。ヘッド本体2は、内部に湯水の導入流路11が形成された縦長形状の本体10と、本体10の長手方向の先端部の正面側に取り付け可能とされたヘッドカバー30と、ヘッドカバー30の裏面に取り付け可能とされた散水プレート40とを備えている。ヘッドカバー30と散水プレート40が、散水部4を構成する。散水部4は、本体10の導入流路11の下流側に配設される。
シャワーヘッド1は、正面側シャワーケース61および背面側シャワーケース62からなるシャワーケース60内に、ヘッドカバー30の表面が露出するようにヘッド本体2が収納されて構成されている。シャワーケース60は、たとえば、硬質の樹脂などから形成可能である。
本体10は、その内部に、長手方向に延び断面が円形である湯水の導入流路11が形成されている。以下、この導入流路を第1導入流路とも表記する。本体10の正面側には、表面18に開口を有して第1導入流路11と連通する流出孔12が設けられている。第1導入流路11は、本体10の長手方向上流側に入口13を有する。第1導入流路11の入口13付近に気液混合部材20が設けられている。
流出孔12周辺の本体10の表面18には、表面18から突出する支持部14が複数形成されている。支持部14は、円柱状の形状を有している。支持部14は、散水プレート40を保持する押さえ部として機能し、散水プレート40を安定して保持可能なように、複数の支持部14は突出高さが略均一とされている。このような本体10は、たとえば、硬質の樹脂などから形成可能である。
ヘッドカバー30は、本体10の長手方向の先端部に対応する縦長形状を有している。ヘッドカバー30は、板状部31を有している。板状部31は、その外形形状が縦長形状であり、長手方向両端部が円弧状に形成され、幅方向両端部の両辺が互いに平行に形成され、平面視略楕円状の形状を有している。板状部31の表面32は、曲面形状を有している。具体的には、長さ方向に凹状に反った形状を有し、幅方向に凸状に湾曲した形状を有している。板状部31の裏面33は、平面形状を有している。したがって、板状部31の厚さは、表面形状に対応して異なっている。このようなヘッドカバー30の板状部31の表面形状は、本実施形態の形状に限らず、デザイン性の観点から、凸曲面形状、凹曲面形状、凹凸曲面形状など様々な表面形状であってよい。
また、板状部31には、複数の円形の散水孔34が、板状部31の表裏を貫通して形成されている。このようなヘッドカバー30は、硬質の樹脂や金属などから形成することができ、剛性を有している。
散水プレート40は、ヘッドカバー30に対応する大きさの平板部41を有している。平板部41は、全体にわたって均一な厚さを有している。散水プレート40の平板部41は均一な厚さを有しているので、散水プレート40の設計と製造が容易となる。このような平板部41の厚さが均一である散水プレート40は表面形状が異なる各種のヘッドカバー30と組み合わせて使用可能であり、シャワーヘッド1の設計と製造が容易である。
平板部41の表面42には、円筒状の形状を有する複数の散水突起44が立設されている。散水プレート40では、散水突起44の先端から平板部41の裏面43まで貫通する吐出孔45が形成されている。後述するが、シャワーヘッド1では、第1導入流路11に導入された湯水が各吐出孔45を通じて散水突起44の先端からシャワーとして噴出される。
散水突起44の最大外径は、ヘッドカバー30の散水孔34の内径とほぼ同じ大きさとされ、かつ散水突起44は、ヘッドカバー30の散水孔34の配置と同一とされている。散水突起44は、その一つずつが、散水孔34の各一つに挿入可能とされている。
散水部4は、対応する散水孔34が形成されている板状部31の厚みを越える長さを有する散水突起44を複数有している。その散水突起44においてヘッドカバー30の板状部31の表面32から突出している部分が突起部46を構成する。突起部46の先端には吐水口47が設けられている。ここで、散水突起44の長さとは、その突起の基端(散水プレート40の平板部41の表面42)から先端までの長さである。また、後述する突起部46の長さも、その基端(ヘッドカバー30の板状部31の表面)から先端までの長さである。
本実施形態では、平板部41に設けられている全ての散水突起44が突起部46を構成する長さを有しているが、ヘッドカバー30の板状部31の厚みと同程度の長さを有する散水突起が含まれていてもよい。
散水部4の突起部46は、ブラシ状に形成され、毛髪の間に各突起部46が侵入した状態で吐水口47からの吐水が頭皮に直接着水可能とされている。「ブラシ状に形成され」とは、洗髪や毛髪の手入れに使用するヘアブラシのように形成されていることを意味し、散水部4の突起部46が、ヘアブラシを構成する突起と同程度の長さを有して形成されていることを意味する。ヘアブラシの突起は、絡んだ毛髪を解いたり頭皮を掻いたりすることができ、また毛髪を掻き分けることができる程度の長さを有している。本実施形態の突起部46は、このようなヘアブラシの突起が有する長さを備えている。突起部46の長さは、たとえば5mm〜30mmの範囲内に設定することができるが、この範囲に限定されるものではない。本発明の効果を損なわない範囲であれば、突起部46の長さは5mm未満であってもよいし、30mmを越えてもよい。また、本実施形態の突起部46は、毛髪を掻き分けたり突起部46の先端を頭皮に押し付けたりした際に折れなど大きな変形が生じず、吐水時に水圧によって突起部46先端が大きくブレない程度の強度を有する。毛髪の間に各突起部46が侵入した状態で吐水口47からの吐水が頭皮に直接着水することができれば、突起部46が緩やかに湾曲する程度の強度は許容される。
本実施形態では、突起部46の外形形状は円筒形状とされている。毛髪の間に各突起部46を浸入し易くするために、また、突起部46の強度を向上させるために、先端に向かって先細りになる形状(たとえば、円錐形状)に形成されていてもよい。突起部46の先端は、毛髪や頭皮を傷付けないようにするために曲面状に面取りされていてもよい。
散水プレート40は、突起部46が上記したような長さと強度を備えていれば、ゴムや軟質の樹脂などの弾性材料や硬質の樹脂などから形成可能である。
散水プレート40は、散水突起44の一つずつをヘッドカバー30の散水孔34の各一つに挿入してヘッドカバー30の裏面33に取り付けられる。取付状態では、散水プレート40の平板部41の表面42はヘッドカバー30の板状部31の裏面33に重なり合い、散水プレート40のヘッドカバー30への取付状態は安定に保持される。散水プレート40が弾性材料で形成されている場合、散水プレート40が有する弾性によって、散水プレート40のヘッドカバー30への取付状態はより安定に保持される。湯水の吐出の際に水圧が加わっても、散水プレート40の取付位置にずれが生じるのが抑制される。散水プレート40の取付位置にずれが生じると散水突起44がヘッドカバー30の散水孔34の縁部で圧迫されて破損したり吐出孔45が閉塞したりするおそれがある。散水プレート40を弾性材料で形成することで、散水プレート40の取付位置のずれ、散水突起44の破損、吐出孔45の閉塞などが生じるのを抑制することができ、突起部46から湯水をより安定して吐水させることができる。
ヘッドカバー30は、散水プレート40が板状部31の裏面33に取り付けられた状態において、本体10の正面側に取り付けられる。その取り付けは、嵌合、ビスなどの固着具を用いた固着などによって実現可能であり、Oリングなどを介在させることによって水密性を高めることもできる。取付状態では、散水プレート40の平板部41の裏面43が押さえ部として機能する支持部14の先端部で押さえ付けられる。これによって、散水プレート40の平板部41の表面42がヘッドカバー30の板状部31の裏面33に密着し、散水プレート40をより安定して保持することができる。こうして散水プレート40のヘッドカバー30への取付状態をより確実なものとすることができる。
取付状態では、散水プレート40の平板部41の裏面43と支持部14との当接によって、本体10の表面18と散水プレート40の平板部41の裏面43との間に、湯水の流入流路17が形成される。流入流路17は、流出孔12を通じて第1導入流路11と連通する。また、散水プレート40の吐出孔45は、流入流路17と連通する。したがって、シャワーヘッド1は、第1導入流路11に導入された湯水を各吐出孔45を通じて各吐水口47からシャワーとして噴出することができる。
シャワーヘッド1は、散水部4の突起部46が上記したようにブラシ状に形成されているので、突起部46で毛髪を掻き分けることができ、毛髪の間に各突起部46が浸入した状態で突起部46の先端を頭皮に当接させたり頭皮付近に配置したりすることができる。したがって、シャワーヘッド1は、毛髪の間に各突起部46が侵入した状態で吐水口47からの吐水を頭皮に直接着水させることが可能である。吐水口47からの吐水を頭皮に直接着水させることで、その水流の衝撃力を頭皮に十分に加えることができ、毛穴を含めて頭皮に存する皮脂などの汚れを効果的に除去することができる。皮脂を効果的に除去することができるので、皮脂の酸化による臭いも低減することができる。また、頭皮に付着した整髪料なども残さずに除去することができるので、頭皮をすこやかに保つことができる。
シャワーヘッド1は、硬質のヘッドカバー30と弾性を有する散水プレート40とを組み合わせて散水部4を構成することで、散水プレート40の取付位置にずれが生じるのを抑制することができる。散水突起44の破損や吐出孔45の閉塞などの発生も抑制することができる。これによって、突起部46の吐水口47から湯水をより安定して吐水させることができ、頭皮の汚れをより一層効果的に除去することができる。
本実施形態のシャワーヘッド1においては、ヘッド本体2は、湯水中に気泡を含有させる気泡混入部3を備えていてもよい。気泡混入部3は、本体10の第1導入流路11の入口13付近に設けられる気液混合部材20で構成され、湯水の導入時に減圧により吸引した気体を気泡として湯水中に含有させる。
気液混合部材20は、その内部に、湯水を導入して第1導入流路11の入口13に送出する、断面が円形である第2導入流路21が形成されている。第2導入流路21は、入口22側に、内径が第2導入流路21の長さ方向に急激に減少する加圧部24を有し、出口23側に、加圧部24に連通し、出口23に向かって内径が漸増する減圧部25を有している。また、第2導入流路21では、出口23が、第1導入流路11の入口13と一致し、第2導入流路21は第1導入流路11と連通している。このような気液混合部材20は、硬質の樹脂などで形成可能である。
気液混合部材20は、円筒状の気体導入管50を有する。気体導入管50は、第2導入流路21における加圧部24と減圧部25の接続部付近において、第2導入流路21に直交するように設けられている。気体導入管50は、内部に、空気などの気体の通気路51を有しており、通気路51は断面が円形形状を有している。
気体導入管50は、先端に気体取込口6となる通気路51の入口52を有し、第2導入流路21の最も近くに配置された部分に通気路51の出口53を有している。
気体取込口6の周縁の気体導入管50の先端部には、外方に突出する笠状形状の突起54が設けられている。突起54は、気体導入管50の円筒周面55から径方向に突出して形成されており、断面が円形であり、気体導入管50の先端に向かうにしたがって径が小さくなる外形形状を有している。突起54の外側面56は先端側から基端側に向かって直線的な勾配を有している。
シャワーヘッド1の使用に伴って正面側シャワーケース61と背面側シャワーケース62のケース合わせ面等から湯水や石鹸水などがシャワーケース60内部に浸入することがある。シャワーケース60内部に浸入した湯水や石鹸水などがヘッド本体2の外側面を伝い、気液混合部材20の気体導入管50の円筒周面55において基端側から先端側へと向かって流れてくることがある。このようなとき、気体導入管50の先端部には突起54が設けられているので、気体導入管50の円筒周面を伝う湯水や石鹸水などの流れが突起54によって阻害される。つまり、気体導入管50の基端側からの湯水や石鹸水などの気体取込口6への浸入が阻まれる。また、ケース合わせ面等から浸入した湯水や石鹸水などがシャワーケース60の内側面を伝い、気体導入管50に対向する部分から気体導入管50に向かって滴下することもある。このようなとき、気体導入管50の気体取込口6に直接滴下したものを除き、突起54の外側面56に滴下した湯水や石鹸水などはその突起54の外側面56が有する勾配によって気体導入管50の基端側に落下する。つまり、気体導入管50に対向するシャワーケース60の内側面からの湯水や石鹸水などの気体取込口6への浸入が気体取込口6に直接滴下したものを除き阻まれる。
このように気体導入管50の先端部に突起54が設けられているので、外部から気体取込口6への湯水や石鹸水などの浸入が抑えられる。したがって、水成分中のカルシウムなどに起因する水垢や石鹸カスなどで気体吸入部7に目詰まりが生じるのを低減することができる。
気液混合部材20では、第2導入流路21と気体導入管50の通気路51の出口53との間に、断面が円形である連通路26が内部に形成されている。この連通路26も気体導入管50とともに気体吸入部7を構成する。気体導入管50の通気路51は、連通路26を介して第2導入流路21と連通している。
このような気液混合部材20は、第2導入流路21の出口23側の端部が、本体10の基端側に形成された凹部15に嵌合して固定され、本体10の基端側方に突出している。凹部15では、本体10と気液混合部材20の間にOリング16が介設され、本体10と気液混合部材20の間の水密性が確保されている。
ヘッド本体2がシャワーケース60内に収納された状態においてヘッド本体2とシャワーケース60との間には、気体が流通する気体流通路5が形成されている。具体的には、ヘッド本体2の気液混合部材20とシャワーケース60との間の隙間が、気体流通路5となっている。気体流通路5には、シャワーヘッド1の基端側のシャワーホース接続部付近から空気などの気体が導入される。この気体流通路5に気体導入管50の気体取込口6が臨むように、ヘッド本体2がシャワーケース60内に配置される。本実施形態では、気体導入管50の気体取込口6が背面側シャワーケース62と対峙して気体流通路5に臨むように、ヘッド本体2が配置されている。
背面側シャワーケース62には、気体取込口6に対向する部分に、内外に貫通する断面が円形の開口部63が設けられている。この開口部63は、気体吸入部7のメンテナンス用に設けられている。また、開口部63を閉塞するカバー部材70が取り外し自在に設けられている。カバー部材70は、たとえば、ゴムや軟質の樹脂などから形成可能である。
シャワーヘッド1の使用時に水成分中のカルシウムなどに起因する水垢や石鹸カスなどの異物で気体導入管50の通気路51や連通路26に目詰まりが生じることがある。このようなとき気体の取り込みが阻害されるため、通気路51や連通路26など気体吸入部7の清掃が必要である。本実施形態では、メンテナンス用の開口部63が設けられているので、この開口部63にブラシなどの掃除具をシャワーケース60の外部から挿入し、気体取込口6に差し込んで通気路51や連通路26など気体吸入部7を清掃すればよい。
以上のとおりのシャワーヘッド1は、気泡を含有させた湯水(以下、気泡含有水とも称する)を散水部4から吐水することができる。シャワーヘッド1は、湯水が通過するシャワーホースなどの通水管と気液混合部材20の第2導入流路21の入口22において接続される。通水管を通じて気液混合部材20の第2導入流路21内に導入された湯水は、加圧部24を通過するときに一旦加圧され、次いで減圧部25を通過するときに減圧される。このときの減圧にともなって、気体流通路5の気体が、気体取込口6となる入口52を通じて気体導入管50の通気路51内に吸引される。吸引された気体は、出口53から連通路26を通って第2導入流路21内に導入された湯水中に気泡として混入し、気泡含有水が生成される。
気泡含有水は、第2導入流路21の出口23から入口13を通じて第1導入流路11内に導入される。第1導入流路11内に導入された湯水は、流出孔12を通じて流入流路17に導入される。最終的に、気泡含有水は、吐出孔45を通じて吐水口47から頭皮に直接着水させることができる。吐水口47から吐水される気泡含有水は、高い洗浄機能などを有している。このため、毛穴を含めて頭皮に存する皮脂などの汚れをより一層効果的に除去することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において各種の変更が可能である。たとえば、上記した実施形態では、第1導入流路の入口付近に気液混合部材が設けられているが、気液混合部材を設けずに、湯水が通過するシャワーホースなどの通水管を第1導入流路の入口に接続することもできる。この場合、散水部では気泡含有水ではなく通常の湯水が吐水される。本発明のシャワーヘッドは、散水部から吐水される水流の衝撃力を頭皮に十分に加えることができるので、通常の湯水であっても頭皮に存する皮脂などの汚れを効果的に除去することができる。
1 シャワーヘッド
3 気泡混入部
4 散水部
10 本体
11 導入流路(第1導入流路)
46 突起部
47 吐水口

Claims (2)

  1. 内部に湯水の導入流路が形成された本体と、この本体の前記導入流路の下流側に配設され、前記導入流路を流通する湯水を吐水する散水部とを備え、前記散水部は、湯水の吐水口を先端に有する突起部を複数有し、前記複数の突起部は、ブラシ状に形成され、毛髪の間に各突起部が侵入した状態で前記吐水口からの吐水が頭皮に直接着水可能とされていることを特徴とするシャワーヘッド。
  2. さらに、湯水中に気泡を含有させる気泡混入部を備え、前記散水部は、前記気泡混入部により気泡を含有させた湯水を吐水することを特徴とする請求項1に記載のシャワーヘッド。
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