JP2015141550A - 工事スケジュール作成システム及び工事スケジュール作成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】事故や道路工事などによる突発的な道路渋滞など経時的に変化する道路状況を考慮した巡回経路の生成を可能とする。【解決手段】道路情報と気象情報とが定期的に、格納される外部データベース120と、車載装置30から送信される工事実施者と、工事施工者の現在地情報を含む現在情報と現在地情報と、地図情報と、工事情報と、過去工事情報が格納されるデータベース110と、現在地情報と、工事情報から、経路を探索し、道路情報から、経路の通行所要時間を算出し、過去工事情報と気象情報とから、工事所要時間を算出し、通行所要時間と、工事所要時間に基づき作成された巡回工事スケジュールを前記車載装置に送信する処理装置100とを有する。【選択図】図1

Description

工事スケジュールの作成を支援するシステムに関する技術である。特に、道路情報および気象情報から、地理的に異なる複数の場所を巡回し、工事を実施するスケジュールを作成する技術である。
特許文献1では、巡回対象の複数の地点間の渋滞情報や道路種別などの道路情報を考慮して、生物の進化過程をモデルとして確率的に最適解を探索する手法である遺伝的アルゴリズムを用いて、地理的に異なる複数の場所を巡回する経路を作成する技術が開示されている。
また、特許文献2では、屋外における工事実施の際に、悪天候により工事が実施できない、工事の作業効率が低下するなどの状況を考慮するために、天候情報に基づいて工事スケジューリングを行う技術が開示されている。
特開2007-187584号公報 特開2011-197975号公報
しかし、上記に挙げた特許文献1では、最初に地理的に異なる複数の場所を巡回する最適な経路を作成した後は、リアルタイムの渋滞情報などの道路情報を考慮した巡回経路の再作成を行わない。そのため、事故や道路工事などによる突発的な道路渋滞などが発生した場合において、作成した巡回経路が最適な経路では無くなる可能性がある。
また、上記に挙げた特許文献2では、気象予報情報に基づいて事前に工事スケジュールを作成している。そのため、夕立などの突発的な気象変動が生じた場合に、工事スケジュール通りに作業が遂行できなくなること、大幅な作業遅延が発生することなどが想定される。
上記課題を解決するために、代表的な本発明の一つは、道路情報と気象情報と、が定期的に、格納される外部データベースと、車載装置から送信される工事実施者と、工事施工者の現在地情報を含む現在情報と、地図情報と、工事情報と、過去工事情報が格納されるデータベースと、現在地情報と、工事情報から、経路を探索し、道路情報から、経路の通行所要時間を算出し、過去工事情報と気象情報とから、工事所要時間を算出し、通行所要時間と、工事所要時間に基づき作成された巡回工事スケジュールを前記車載装置に送信する処理装置とを有する。
本発明によれば、渋滞などの道路情報や気象情報をリアルタイムに巡回工事スケジュールに反映しているため、事故や道路工事などによる突発的な道路渋滞など経時的に変化する道路状況を考慮した巡回経路の生成が可能となる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
工事スケジュール作成支援システムのハードウェア構成図である。 現在情報DBのデータ構成図である。 過去工事情報DBのデータ構成図である。 道路情報DBのデータ構成図である。 気象情報DBのデータ構成図である。 全体の処理のフローチャートである。 スケジュール作成の処理のフローチャートである。 再スケジューリング要否判定の処理のフローチャートである。 巡回工事スケジュール生成の処理のフローチャートである。
以下、図面を用いて本発明に関する実施の形態を説明する。但し、本実施例における巡回工事スケジュール生成処理に用いる最適化手法として、生物の進化過程をモデルとして確率的に最適解を探索する手法である遺伝的アルゴリズムを用いた場合を挙げることとする。
図1は、本実施例における工事スケジュール作成支援システムのハードウェア構成図である。以下、システムの構成について説明する。
工事スケジュール作成システム10は、処理装置100、データベース110、外部情報連係用データベース120、外部情報連係I/F130を備える。
処理装置100は、リアルタイムに取得した道路情報や気象情報、各工事実施者の現在の状況の情報に基づいてスケジューリングの要否判定処理を行うスケジューリング要否判定処理部101、リアルタイムに取得した気象情報および過去の工事実績から工事所要時間の推定処理を行う工事所要時間推定処理部102、リアルタイムに取得した道路情報、工事所要時間推定処理部102で算出した工事所要時間などに基づいて巡回工事スケジュールの生成処理を行う工事スケジュール生成処理部103を備える。
データベース110は、各工事実施者の現在の状況の情報を格納する現在情報DB111、地図情報を格納する地図DB112、工事の詳細情報を格納する工事情報DB113、過去の工事の実績情報を格納する過去工事情報DB114を備える。
外部情報連係用データベース120は、リアルタイムに取得した各道路の移動所要時間といった道路情報を格納する道路情報DB121、リアルタイムに取得した各エリアの気象状況を格納する気象情報DB122を備える。
外部情報連係I/F130は、外部システム20と外部情報連係用データベース120を仲介する。具体的には、本システムの外部システム20からVICS(登録商標)情報200を外部情報連係I/F130を介してリアルタイムに取得し、道路情報DB121に格納する。また、外部システム20から気象情報210を外部情報連係I/F130を介してリアルタイムに取得し、気象情報DB122に格納する。
また、工事スケジュール作成システム10には、工事実施者が携行するタブレット端末やカーナビなどの車載装置30がローカルネットワーク40を介して接続されており、各工事実施者の現在情報の工事スケジュール生成システム10への伝送や、各工事実施者が携行するタブレット端末やカーナビなどの車載装置30への巡回工事スケジュールの配信などが行われる。
図2は、現在情報DB111のデータ構成図である。現在情報DB111は、工事実施者1111、現在地1112、ステータス1113、予実績差分1114、次の工事場所状況1115から構成される。
工事実施者1111は、各工事実施者を示す。現在地1112は、各工事実施者の現在地を示す。
ステータス1113は、各工事実施者の現在の作業状況を示す。本実施例では、ステータスの具体例として、各工事実施者が属する工事会社に居ることを示す「出発点」、次の工事場所へ移動している途中であることを示す「移動中」、各工事場所で工事を実施している途中を示す「工事中」、全ての工事を終了し、工事会社へ移動している途中を示す「帰社中」、全ての作業が完了し、帰社した後を示す「作業完了」を用いることとする。
予実績差分1114は、現在の巡回工事スケジュールと実際の工事巡回状況の差分を示す。
次の工事場所状況1115は、現在の巡回工事スケジュールにおける現在地から次の工事場所までの移動予定時間、次の工事場所の気象状況などの次の工事場所の状況を示す。
現在情報DB111のデータは、各工事実施者が携行するタブレット端末やカーナビなどの車載装置30から送信されるものであり、各工事実施者ごとに工事スケジュール作成の要否判定に使用される。
図3は、過去工事情報DB114のデータ構成図である。過去工事情報DB114は、案件ID1141、工事内容1142、作業効率低下率1143、気象状況1144から構成される。
案件ID1141は、各工事案件に固有のIDである。工事内容1142は、各工事案件における工事実施内容を示す。
作業効率低下率1143は、各工事案件における工事予定時間および実績の工事時間からどの程度作業効率が低下しているかを算出した値である。
気象状況1144は、各工事案件における工事実施時の実際の気象状況を示す。本実施例では気象状況の項目として、工事に直接影響を及ぼすと考えられる降雨量、風速、気温、雷発生有無の4項目を挙げる。
図4は、道路情報DB121のデータ構成図である。道路情報DB121は、経路1211、通行所要時間1212から構成される。
経路1211は、各地点間の通行経路を示す。通行所要時間1212は、各地点間の通行経路を移動するための所要時間を示す。
図5は、気象情報DB122のデータ構成図である。気象情報DB122は、エリア1221、日時1222、気象状況1223から構成される。
エリアID1221は、エリアに固有のIDである。エリアとは、地図を2次元に等間隔に分割したものであり、エリアごとに気象状況を保持するための情報として使用される。
日時1222は、現在および以降1時間ごとの気象状況を保持するための情報として使用される。
気象状況1223は、各エリアにおける現在および以降1時間ごとの気象状況を示す。本実施例では気象状況の項目として、工事に直接影響を及ぼすと考えられる降雨量、風速、気温、雷発生有無の4項目を挙げる。
図6は、本実施例における全体の処理のフローチャートである。本実施例における処理のフローは、大きく分けてリアルタイム情報取得処理とスケジュール作成・配信処理に分かれる。
リアルタイム情報取得処理では、工事スケジュール作成システム10は、道路情報取得(ステップS001)および気象情報取得(ステップS002)の処理がそれぞれリアルタイムに繰り返し実行される。
道路情報取得(ステップS001)では、工事スケジュール作成システム10は、外部システム20よりVICS(登録商標)情報200をリアルタイムに取得し、図4に示す経路1211、通行所要時間1212の形式で道路情報DB121にデータを格納する。気象情報取得(ステップS002)では、外部システム20より気象情報210をリアルタイムに取得し、図5に示すエリアID1221、日時1222、気象状況1223の形式で気象情報DB122にデータを格納する。
スケジュール作成・配信処理では、工事スケジュール作成システム10は、現在情報取得(ステップS003)、スケジュール作成(ステップS004)、スケジュール配信(ステップS005)の各処理を事前に設定された時間間隔で繰り返し実行する。処理を実行する時間間隔は任意に設定できるものとする。
まず、工事実施者側(工事実施者が携行するタブレット端末やカーナビなどの車載装置40)から工事スケジュール作成システム10に現在のスケジュールおよび現在の巡回・工事状況を送信し、工事スケジュール作成システム10は、図2に示す工事実施者1111、現在地1112、ステータス1113、予実績差分1114、次の工事場所状況1115の形式で現在情報DB111に格納する(ステップS003)。
次に、工事スケジュール作成システム10は、ステータス1113、予実績差分1114、次の工事場所状況1115といった現在情報DB111に格納している各工事実施者の現在情報、道路情報DB121に格納している各経路の通行所要時間1212および気象情報DB122に格納している各エリアの各時間帯の気象状況1223に基づいて、巡回工事スケジュールの作成を行う(ステップS004)。
最後に、工事スケジュール作成システム10は、ステップS004で巡回工事スケジュールが作成された後、工事スケジュール作成システム10から工事実施者側(工事実施者が携行するタブレット端末やカーナビなどの車載装置40)に作成された巡回工事スケジュールの返送を行う(ステップS005)。
図7は、スケジュール作成(ステップS004)の処理のフローチャートである。
まず、工事スケジュール作成システム10の工事スケジュール生成処理部103は、各工事実施者のステータス1113を確認する(ステップS101)。
ステータス1113が「出発点」の場合、工事スケジュール生成処理部103は、各工事実施者に事前に割り振られた工事場所の情報を取得(ステップS102)し、スケジュールの生成処理(ステップS104)を行う。
ステータス1113が「移動中」または「工事中」の場合、スケジューリング要否判定処理部101は、再スケジューリングの要否判定処理(ステップS103)を行い、再スケジューリング要となれば、工事スケジュール生成処理部103がスケジュールの生成処理(ステップS104)を行う。再スケジューリング不要となれば、特に何も行わずスケジュール作成(ステップS004)の処理が終了する。
ステータス1113が「帰社中」または「作業完了」の場合は、特に何も行わずスケジュール作成(ステップS004)の処理が終了する。
図8は、再スケジューリング要否判定(ステップS103)の処理のフローチャートである。
まず、スケジューリング要否判定処理部101は、各工事実施者の予実績差分状況による再スケジューリング要否判定(ステップS201)を行う。スケジューリング要否判定処理部101は、各工事実施者の予実績差分1114において、事前に設定された閾値以上スケジュール遅延またはスケジュール先行の状態である場合、再スケジューリング要の判定を出力(ステップS204)する。
上記以外の場合は、次に、各工事実施者のステータス1113によって処理が分岐する(ステップS202)。
ステータス1113が「移動中」の場合、スケジューリング要否判定処理部101は、次の工事場所の状況による再スケジューリングの要否判定処理(ステップS203)を行う。
次の工事場所の状況による再スケジューリングの要否判定処理(ステップS203)は、現在情報DB111に格納されている各工事実施者の次の工事場所状況1115内に持つ現在のスケジュールにおける現在地から次の工事場所までの移動予定時間および現在のスケジュールにおける次の工事場所の気象情報、道路情報DB121に格納されている各経路の通行所要時間1212および気象情報DB122に格納されている各エリアの現在の気象情報1223に基づいて行う。
まず、スケジューリング要否判定処理部101は、道路情報DB121より各経路の通行所要時間1212を取得し、この取得した各経路の通行所要時間1212から算出した現在地から次の工事場所までの移動所要時間が次の工事場所状況1115内に持つ現在のスケジュールにおける現在地から次の工事場所までの移動予定時間より事前に設定された閾値以上に上回っており、遅延が発生すると判断した場合、再スケジューリング要の判定を出力する(ステップS204)。
次に、スケジューリング要否判定処理部101は、次の工事場所状況1115内に持つ現在のスケジュールにおける次の工事場所の気象情報と各エリアの現在の気象状況1223より特定した次の工事場所の現在の気象情報の比較を行う。比較した結果、両者の差異が大きい場合や、次の工事場所の現在の気象状況が工事が実施できないほどの悪天候である場合において、再スケジューリング要の判定を出力する(ステップS204)。工事が実施できないほどの悪天候の基準は、降雨量、風速などが設定された閾値以上、雷雲発生有などユーザが事前に設定できるものとする。
次の工事場所の状況による再スケジューリングの要否判定処理(ステップS203)で再スケジューリング要の判定が出力されなかった場合、またはステータス1113が「工事中」の場合、スケジューリング要否判定処理部101は、再スケジューリング不要の判定を出力する(ステップS205)。
図9は、巡回工事スケジュール生成処理(ステップS104)のフローチャートである。
まず、工事所要時間推定処理部102は、残りの各工事場所の工事所要時間の推定値を時間帯別に算出する(ステップS301)。工事所要時間の推定値は、実際の工事を実施するために要する時間と気象状況による作業効率低下の影響を考慮した工事遅延時間の和とする。
実際の工事を実施するために要する時間については、工事案件ごとに工事内容に応じてユーザが事前に設定する。
気象状況による作業効率低下の影響を考慮した工事遅延時間の算出については、まず、工事所要時間推定処理部102は、各過去工事情報の工事内容1142と各工事場所における工事内容との比較を行い、工事内容が同様もしくは類似した工事内容である過去工事情報をそれぞれ過去工事情報DB114より取得する。また、工事所要時間推定処理部102は、各エリアの各時間帯の気象状況1223が格納されている気象情報DB122より各工事場所の各時間帯の気象状況を取得する。次に、各工事場所・時間帯別に、過去工事情報DB114より取得した過去工事情報の気象状況1144と気象情報DB122より取得した各時間帯の気象状況1223の比較を行い、クラスタリング手法などを用いて、気象状況が類似した過去工事情報を抽出する。そして、抽出した過去工事情報の作業効率低下率1143を基にして、工事遅延時間の算出を行う。
但し、各工事場所において、工事が実施できないほどの気象状況である時間帯については、工事所要時間の推定値の算出は行わない。また、全時間帯において工事が実施できないほどの気象状況である工事場所が存在した場合は、その工事場所を巡回工事の対象から除外する。
次に、残りの工事場所の数に応じて処理が分岐する(ステップS302)。
残りの工事場所の数が1ヶ所の場合、工事所要時間推定処理部102は、道路情報DB121より各経路の通行所要時間1212を取得し、この取得した各経路の通行所要時間1212から、現在地から次の工事場所までの移動時間および次の工事場所から出発点までの移動時間をそれぞれ算出し、前処理(ステップS301)で算出した工事所要時間の推定値を組み合わせて巡回工事スケジュールを生成する(ステップS303)。
残りの工事場所の数が2ヶ所以上の場合、工事所要時間推定処理部102は、道路情報DB121より各経路の通行所要時間1212を取得し、この取得した各経路の通行所要時間1212から、各工事場所間および各工事場所から出発点間の移動所要時間を算出し、これらの算出した移動所要時間および前処理(ステップS301)で算出した時間帯別工事所要時間の推定値に基づき、最適化手法を用いて、巡回・工事をする経路を生成する。本実施例のフローでは、最適化手法に生物の進化過程をモデルとして確率的に最適解を探索する手法である遺伝的アルゴリズムを使用している(ステップS304〜ステップS308)。
まず、処理装置100は、各工事場所を巡回する経路情報で遺伝子列群を生成する(ステップS304)。但し、これらの遺伝子列を生成する際、ステップS301で工事が実施できないほどの気象状況のため工事所要時間の推定値を算出しなかった時間帯に当該工事場所を巡回するような経路は生成されないようにする。
次に、処理装置100は、各遺伝子列の評価値として適応度を算出する(ステップS305)。各遺伝子列の適応度は、各工事場所における工事所要時間の推定値と各工事場所間の移動所要時間との総和とする。
次に、処理装置100は、最適解を持つ遺伝子列、つまり遺伝子列群の中で最も良い適応度を持つ遺伝子列が表す各工事場所を巡回する経路および巡回と工事のタイムスケジュールをユーザに提示する(ステップS306)。提示された経路・タイムスケジュールで問題なしとユーザが判断すれば、巡回工事スケジュール生成処理を終了する。
提示された経路・タイムスケジュールで問題ありとユーザが判断すれば、生物が交配によって子孫を残すことをモデル化した交叉処理(組み換え処理)(ステップS307)および遺伝子の突然変異をモデル化した突然変異処理(ステップS308)の処理が行われ、ステップS306の処理に戻る。ここで、交叉処理は、一点交叉、二点交叉、多点交叉や一様交叉等を実施でき、処理結果に基づき、交叉処理を変更することができる。
上記の本実施例によれば、渋滞などの道路情報や気象情報をリアルタイムに巡回工事スケジュールに反映しているため、事故や道路工事などによる突発的な道路渋滞など経時的に変化する道路状況を考慮した巡回経路の生成が可能となる。
また、工事場所に行ったものの急な悪天候のため急に工事中止になる事態、または出直しになる事態を避けることが可能になることなど、移動効率の向上が実現でき、時間の有効活用にもつながる。さらに、移動効率の向上により、移動費用の削減や環境の保全も可能となる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、上記した実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
10 工事スケジュール作成システム
20 外部システム
30 タブレット端末やカーナビなどの車載装置
100 処理装置
101 スケジューリング要否判定処理部
102 工事所要時間推定処理部
103 工事スケジュール生成処理部
110 データベース群
111 現在情報データベース
112 地図データベース
113 工事情報データベース
114 過去工事情報データベース
120 外部情報連係用データベース群
121 道路情報データベース
122 気象情報データベース
200 VICS(登録商標)情報
210 気象情報

Claims (8)

  1. 道路情報と気象情報と、が定期的に、格納される外部データベースと、
    車載装置から送信される工事実施者と、前記工事施工者の現在地情報を含む現在情報と、地図情報と、工事情報と、過去工事情報が格納されるデータベースと、
    前記現在地情報と、前記工事情報から、経路を探索し、前記道路情報から、前記経路の通行所要時間を算出し、前記過去工事情報と前記気象情報とから、工事所要時間を算出し、前記通行所要時間と、前記工事所要時間に基づき作成された巡回工事スケジュールを前記車載装置に送信する処理装置と、
    を有することを特徴とする工事スケジュール作成システム。
  2. 請求項1に記載の工事スケジュール作成システムにおいて、
    複数の工事場所が存在する場合、前記処理装置は、前記現在地情報と、前記工事情報から、経路を探索し、前記道路情報から、前記各工事場所間の通行所要時間を算出し、前記過去工事情報と前記気象情報とから、前記各工事所要時間を算出し、前記各工事場所間の通行所要時間に基づき、複数の巡回経路を算出し、前記巡回経路毎に前記各工事所要時間を足し合わせた時間を評価値として、遺伝的アルゴリズムにより、最小となる巡回経路を算出することを特徴とする工事スケジュール作成システム。
  3. 請求項2に記載の工事スケジュール作成システムにおいて、
    前記処理装置は、前記各巡回経路を遺伝子列群とし、各評価値のうち、最小の評価値を有する遺伝子列群となる巡回経路を決定することを特徴とする工事スケジュール作成システム。
  4. 請求項3に記載の工事スケジュール作成システムにおいて、
    前記処理装置は、前記複数の巡回経路のうち、2つの巡回経路について、交叉処理および突然変異処理を行うことを特徴とする工事スケジュール作成システム。
  5. 車載装置とアクセスする処理装置と、前記処理装置に接続されるデータベースと外部データベースを有する工事スケジュール作成システムの工事スケジュール作成方法であって、
    前記処理装置は、前記データベースに格納されている現在地情報と、工事情報から経路を探索し、
    前記外部データベースに格納されている道路情報から、前記経路の通行所要時間を算出し、
    前記データベースに格納されている過去工事情報と、前記外部データベースに格納されている気象情報から、工事所要時間を算出し、
    前記通行所要時間と、前記工事所要時間に基づき作成された巡回工事スケジュールを前記車載装置に送信することを特徴とする工事スケジュール作成方法。
  6. 請求項5に記載の工事スケジュール作成方法において、
    複数の工事場所が存在する場合、前記処理装置は、前記現在地情報と、前記工事情報から、経路を探索し、前記道路情報から、前記各工事場所間の通行所要時間を算出し、前記過去工事情報と前記気象情報とから、前記各工事所要時間を算出し、前記各工事場所間の通行所要時間に基づき、複数の巡回経路を算出し、前記巡回経路毎に前記各工事所要時間を足し合わせた時間を評価値として、遺伝的アルゴリズムにより、最小となる巡回経路を算出することを特徴とする工事スケジュール作成方法。
  7. 請求項6に記載の工事スケジュール作成方法において、
    前記処理装置は、前記各巡回経路を遺伝子列群とし、各評価値のうち、最小の評価値を有する遺伝子列群となる巡回経路を決定することを特徴とする工事スケジュール作成方法。
  8. 請求項7に記載の工事スケジュール作成方法において、
    前記処理装置は、前記複数の巡回経路のうち、2つの巡回経路について、交叉処理および突然変異処理を行うことを特徴とする工事スケジュール作成方法。
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