JP2015139447A - 自動播種機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 播種機の装置全体が大型化して高価となるとともに操作が扱い辛く、メンテナンスも手数がかかるという問題点がある。【解決手段】 種子を蒔くヘッド部をX軸及びY軸方向へ自在に移動させ、種子排出口の位置を播種床の播種孔の位置に合わせて数値制御で位置決めした後に、所定の時間だけヘッド部に微振動を与え種子を一粒ずつ落下させて播種するように構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、 水耕栽培用の培地(ウレタン製の播種床)へ一定量の種子を自動的に蒔くようにした自動播種機に関する。
従来、野菜などの植物を水耕栽培するために培地へ一定量の種子を自動的に蒔く装置として特許文献1や特許文献2などに技術が開示されている。
特開平6−62616号公報 特許第2537057号公報
特許文献1に記載の技術によれば、種子が一列状態で整列でき排出端が若干下位となるよう傾斜した桶状体に種子を供給し、この桶状体に微振動を与えて種子を一列状態に整列させつつその排出端から種子受入用スタンド内に一粒ずつ落下させ、吸引保持ノズルによりスタンド内の種子を吸引保持して播種床の播種位置へ移行させ播種する方法及びその装置が記載されているが、種子を整列させ一粒ずつ落下させる部分と、その落下した種子を吸引保持して播種床へ移行させる部分が別々に構成されているため、装置全体が大型化して高価となるとともに操作が扱い辛く、メンテナンスも手数がかかるという問題点がある。
特許文献2に記載の技術によれば、V字状の種子整流桶を一端から他端に向け傾斜角度を調節可能に傾斜させ、この種子整流桶に振動を与える加振機構を設け、更に種子整流桶の他端の種子排出端にセンサを設け、種子整流桶の一端側に種子ホッパを介して供給した種子を他端側に向け流動させる過程で種子を単粒にし、かつほぼ等間隔にして排出し、その排出種子をセンサにより検出して種子ホッパからの種子排出量、種子整流桶の傾斜角度、加振機構の振幅、強さ等を調節する種子供給装置が記載されているが、種子整流桶から排出された種子は、種子コンベアに1粒ずつ所定間隔に載置されて移動し、播種箱内の床土に播種される構成となされているので、装置全体の構成が大規模となり、高価となるとともに操作が扱い辛く、メンテナンスの手数がかかるという問題点がある。
本発明は係る課題に鑑みてなされたもので、種子を一列に整列して1粒ずつ落下させるヘッド部自体をX軸及びY軸方向へ自在に移動させ、播種床の播種孔の位置に合わせて数値制御で位置決めするように構成することによって、該ヘッド部を極力小型化且つシンプルになし、装置全体を小型化した自動播種機を提案するものである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の自動播種機は、種子が一列状態で整列でき種子排出口が若干下位となるよう傾斜した断面V字状ヘッド部に種子を供給し、該ヘッド部に微振動を与えて種子を一列状態に整列させつつその種子排出口から種子を落下させ、種子排出口にセンサを設けて落下した種子粒数をカウントするようにした自動播種機において、ヘッド部をX軸及びY軸方向へ自在に移動させ、種子排出口の位置を播種床の播種孔の位置に合わせて数値制御で位置決めした後に、所定の時間だけヘッド部に微振動を与え種子を一粒ずつ落下させて播種するようにしたことを特徴とする。
このように構成された自動播種機によれば、種子を一列に整列して1粒ずつ落下させるヘッド部自体を播種床の播種孔の位置に合わせて移動させる構成となるので、装置全体がシンプルで小さくすることができ、従来例のように大型化による高価で扱い辛く、メンテナンスの手数が掛るという問題点を解消し、小型化により安価で扱いやすいコンパクトな自動播種機を提供できる効果がある。
また、種子は排出口から1粒ずつ落下させて種子粒数をカウントするとともに、ヘッド部自体をX軸及びY軸方向へ自在に移動させることができるので、数値制御によって正確でスピーディな播種作業が実現されるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を示す実施例について図1〜図6に基づいて説明する。まず、図1は本発明を適用した自動播種機の全体を示す斜視図である。1は本発明の自動播種機の本体フレーム、2は播種床設置台3に載置された播種床、4は制御部、5は操作部、6及び7はヘッド部でこの実施例ではヘッド支持枠8に2基取付けられている。9は異状表示灯、10は操作部5に設置された操作パネルである。
図2はヘッド部6、7の詳細を示すもので(A)は斜視図、(B)は側面図、(C)は断面図で、基板201上に立てられた4つの支柱202に支えられ、スプリング203の上に載置されたホッパ204は、種子210を供給する供給部205と整列部206及び種子排出口207で構成されている。208はホッパ204の種子供給部205と整列部206との間に設置された第1に堰、209は整列部206と種子排出口207との間に施地された第2の堰、211はホッパ204の側面に複数取付られた振動モーターである。
図2(C)に示すようにホッパ204は、基板201に対して種子供給部205側が高く、種子排出口207側が低く設置されているので、供給部205に供給された種子210は供給部205から排出口207に向かって種子自体の重力と振動モーター211によって落下するように構成され、ホッパ204の傾斜角度は種子210の種類や大きさに合わせて調整可能になっている。供給部205に入れた種子210は、第1の堰208によって徐々に整列部206側へ落下しつつ、第2の堰209で1粒ずつ下へ移動し、略1列に整列し、種子排出口207からは1粒ずつ確実に落下できるように構成されている。また、種子排出口207には図示しないカウンタが設置されているので、種子が何粒落下したかを検出できるように構成されている。また、前記振動モーター211は播種する種子の種類にあわせて振動の強弱が調整可能に構成されている。
図3は、ホッパ204に設置される堰208や209を示した斜視図で、第1の堰208の先端部301は種子210が略2粒通る寸法、第2の堰209の先端部302は種子210が略1粒だけ通るように寸法が設定されるとともに、別の種子に合わせた堰303の先端304に示すように種子の形状に合せた形状とした構造となっている。
図4は播種床2の詳細を示す斜視図で、この実施例ではウレタン製の板状表面に複数の播種孔401が原点402を起点としてX軸及びY軸方向に均一の寸法で配置されている。前記図1に示したように、この実施例ではヘッド支持枠8に取付けたヘッド部6,7の種子排出口207は、制御部4によって最初に播種孔401の原点402の播種孔に位置し、播種床2上をX軸方向あるいはY軸方向に自在に移動可能に構成されている。この実施例では、1枚の播種床に培地を300個設け、各播種孔401に1粒から4粒の種子を蒔くことができるように構成されている。
図5は操作部5の操作パネル10の詳細を示した正面図で、この実施例では液晶表示パネルとタッチパネルを使用し、表示とともにタッチ操作(押しボタン)もできるようになされている。501はデジタル表示器で、播種孔へ蒔いた種子の数やヘッド部6,7の移動距離を表示、502は停止ボタン、503はヘッド部6,7を操作するボタン、504は蒔く種子の数を設定するボタン、505は振動モーター211の振動強弱を設定するボタン、506と507はそれぞれ各種操作用ボタンを示している。
図6は制御部4の主要な機能を表したフローチャートで、準備完601でヘッド部6,7が原点402に移動して駆動の準備をした後、スタート602で制御がスタート、振動603にて振動モーター211が駆動してこの実施例では全振動1秒604のように1秒間の振動を全部で5回繰り返し、5秒の振動をホッパ204に加えると、図2(C)に示すように種子210が供給部205から第1の堰208を介して整列部206へ移動し、徐々に1列に整列され、第2の堰209を超えると完全に1列に並び、種落下605で種子排出口207から種子210を1個だけ落下させる。ここで、種子210が落下しない異状については、LED・ブザー1秒クロック606と処置607を介してスタート602へ返す。種落下605で所定通り種子が落下すれば、振動停止608で振動モーター211が停止、ポイント移動609でヘッド部6,7が原点402の播種孔から次の播種孔へ移動し、スタート602へ戻り、上述の駆動を同様に繰り返して300ポイント完610で、この実施例では300回繰り返すと完了611の処理で原点に戻る612となり1台の播種床2の播種が完了する。
本発明は種子を1粒蒔くごとに振動させ整列する構成とし、整列させるために第1の堰と1列に整列させるために第2の堰を設けたことで、確実に1粒ずつ蒔くことができるようになった。また、ヘッド部の断面をV字形状にし、スプリングによって適宜傾斜を付け、傾斜角度を種子の種類に応じて調整できる構造としたので、各種の種子を的確に蒔くことができるようになった。
種子に振動を与える振動モーターを複数設け、種子の種類に応じて振動の強弱や振動位置を調整できるようにしたので、種子を確実に1列に整列させ、1粒ずつ蒔くことができるようになった。
本発明の自動播種機は、ヘッド部をシンプルな構造とし、このヘッド部自体を播種床の播種孔にあわせて移動できるようにしたから、播種機全体を極めて小型化することができ、安価に提供することが可能となり、取扱いが簡単でメンテナンスも容易となるなど、その効果は抜群である。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない限り、様々な態様で実施し得るものである。
本発明を適用した全体を示す斜視図である。 ヘッド部の詳細を示す(A)は斜視図、(B)は側面図、(C)は断面図である。 堰の斜視図である。 播種床の詳細を示す斜視図である。 操作パネルの詳細を示した正面図 制御部の主要な機能を表したフローチャートである。
1…本体フレーム
2…播種床
3…播種床設置台
4…制御部
5…操作部
6、7…ヘッド部
204…ホッパ
205…種子供給部
206…整列部
207…種子排出口
208…第1の堰
209…第2の堰
210…種子
211…振動モーター

Claims (1)

  1. 種子が一列状態で整列でき種子排出口が若干下位となるよう傾斜した断面V字状ヘッド部に種子を供給し、該ヘッド部に微振動を与えて種子を一列状態に整列させつつその種子排出口から種子を落下させ、種子排出口にセンサを設けて落下した種子粒数をカウントするようにした自動播種機において、ヘッド部をX軸及びY軸方向へ自在に移動させ、種子排出口の位置を播種床の播種孔の位置に合わせて数値制御で位置決めした後に、所定の時間だけヘッド部に微振動を与え種子を一粒ずつ落下させて播種するようにしたことを特徴とする自動播種機。
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