JP2015138372A - 書込検査プログラム,情報処理装置,及び書込検査方法 - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、ライト抜けが4回(“D1”〜“D4”)、つまり2n回連続して発生した場合、比較用のカウンタ値が溢れてクリアされる(3から初期値の0に戻る)ため、所定のブロックのカウンタ値と比較用のカウンタ値とが同値になる。このとき、コントローラは、両カウンタ値が一致すると判断するため、ライト抜けが発生したと判断しない。なお、カウンタのサイズが小さいほど、カウンタの最大値が減少するため、ライト抜けが発生したときに2つのカウンタ値が同値になる可能性が高くなる。
1つの側面では、本発明は、記憶装置のデータの格納領域を確保しつつ、書込エラーの検査の信頼性を向上させることを目的とする。
〔1〕一実施形態
〔1−1〕情報処理システムの説明
図1は、一実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。
図1に示すように、情報処理システム1は、ストレージ装置2及びホスト装置3をそなえる。ホスト装置3は、PC(Personal Computer)やサーバ等の情報処理装置であり、ストレージ装置2に対してデータのライト又はリード要求(ライト又はリードコマンド)を発行する上位装置の一例である。ストレージ装置2は、コントローラ4,少なくとも1つのHDD5,及び不揮発性メモリ6をそなえる。
データ51aは、コントローラ4により書き込まれる、ホスト装置3からのライト要求に係るデータ(ユーザデータ)である。BCC51bは、CRC等によるデータ51aの誤り検出に用いられる情報である。BCC51bには、コントローラ4がライト要求に係るデータ51aに対して行なったCRCの結果と、当該ライト要求に係るライトアドレスの情報とが含まれる。
なお、BCCには、ベンダが独自に設定可能なベンダ領域があるため、コントローラ4は、BCC51bの当該ベンダ領域にカウンタ値51cを設定してもよい。この場合、1つのブロック51は、例えばデータ51aを512バイト,BCC51b(BCC51b及びカウンタ値51c)を8バイトとすると、520バイトのサイズになる。又は、データ51aの一部の領域をカウンタ値51cの設定領域としてもよいし、カウンタ値51cの設定領域が、データ51a及びBCC51bの領域の他に、新たにブロック51に設けられてもよい。
次に、図1を参照しながら、コントローラ4の詳細を説明する。図1に示すように、コントローラ4は、CPU(Central Processing Unit)10,メモリ20,チャネルアダプタ7,並びにデバイスアダプタ8a及び8bをそなえる。
チャネルアダプタ7は、ホスト装置3と接続され、ホスト装置3とのインタフェース制御を行なうモジュールであり、ホスト装置3との間で通信やデータ転送を行なう。デバイスアダプタ8a及び8bは、それぞれ、ストレージ装置2に収容される不揮発性メモリ6及びHDD5とのインタフェース制御を行なうモジュールであり、不揮発性メモリ6及びHDD5との間で通信やデータ転送を行なう。
メモリ20は、種々のデータやプログラムを一時的に格納するキャッシュメモリ等の記憶装置である。CPU10は、プログラムを実行する際に、メモリ20にデータやプログラムを一時的に格納し展開する。例えば、メモリ20は、図1に示すように、バッファ領域21及び変数格納領域22を含むことができる。なお、メモリ20としては、例えばRAM等の揮発性メモリが挙げられる。
変数格納領域22は、コントローラ4の動作において用いられる種々の変数を格納する領域である。例えば変数格納領域22には、バッファ領域21からHDD5に書き込まれたブロックデータ211内のカウンタ値21cを示す情報が設定されてもよい。
次に、CPU10が処理部として実現する各機能について説明する。
CPU10は、図1に示すように、コマンド処理部11,カウンタ管理部12,書込制御部13,及び読出制御部14を含む処理部の機能をそなえることができる。
コマンド処理部11は、チャネルアダプタ7を介してホスト装置3との間で送受信されるリード/ライトコマンド及び当該コマンドへの応答に関する処理を行なう。例えばコマンド処理部11は、ホスト装置3からライトコマンドを受信すると、当該ライトコマンドのうちの少なくともライトデータ(更新データ)及びライトアドレスを書込制御部13に通知する。また、コマンド処理部11は、書込制御部13からライトコマンドに応じた書込処理の結果を通知されると、当該結果に基づきホスト装置3へ正常応答又はエラー応答を返す。さらに、コマンド処理部11は、ホスト装置3からリードコマンドを受信すると、当該リードコマンドのうちの少なくともリードアドレス及びリード範囲を読出制御部14に通知する。また、コマンド処理部11は、読出制御部14からリードコマンドに応じた読出処理の結果を通知されると、当該結果に基づきホスト装置3へリードデータ及び正常応答,又はエラー応答を返す。
ブロックデータ生成部13aは、ライトコマンドを受信した場合に、ブロックデータ211を生成して、メモリ20のバッファ領域21(ブロックバッファ)に一時的に格納する。具体的には、ブロックデータ生成部13aは、コマンド処理部11から通知されたライトデータを、データ21aとしてバッファ領域21(データバッファ)に格納する。また、ブロックデータ生成部13aは、ライトデータに対してCRCを計算し、CRCの計算結果とコマンド処理部11から通知されたライトアドレスとに基づきBCC21bを生成して、バッファ領域21(BCCバッファ)に格納する。なお、BCC21bの生成は、既知の種々の手法により実現することが可能であるため、詳細な説明を省略する。
ブロックデータ比較部(第1比較部)13dは、カウンタ判定部13cからの指示に応じて、ライトアドレスが示すHDD5のブロック51内の情報を読み出す。そして、ブロックデータ比較部13dは、読み出した情報をブロックデータ211(リードブロックデータ)としてバッファ領域21(ブロックバッファ)に格納する。なお、ブロックデータ比較部13dは、バッファ領域21において、ブロック51から読み出すリードブロックデータを、書込処理部13bにより書込対象のブロック51に書き込まれたブロックデータ211(ライトブロックデータ)とは異なる領域に格納する。
これに対し、一実施形態に係る書込制御部13は、書込対象のブロック51に対応するカウンタ値21cが所定条件を満たしたとき、具体的には当該カウンタ値21cがリセットされたとき、書込対象のブロック(第1領域)51へ書き込み及び読み出しを行なう。そして、書込制御部13は、書き込みを行なったブロックデータ211と、書き込み後に読み出したブロック51内の情報とを比較し、両者が不一致であればコマンド処理部11を介してホスト装置3へエラー応答(エラー通知)を行なう。
また、カウンタのサイズを小さくしても書込エラーの検査の信頼性を確保できるため、カウンタのサイズを小さくして、ブロック51の空き領域にカウンタ値51cを設定することができる。例えばコントローラ4は、カウンタ値21cを、例えばBCC21bのベンダ領域、つまり書込対象のブロック51に書き込まれるデータのうちの誤り検出に用いられる情報(BCC21b)に含めることで、ブロックデータ211を生成することができる。これにより、データ51aの格納領域を大きくしたり、記憶領域50により多くのブロック51を設けることができ、利用可能なディスク容量をさらに増加させることができる。
なお、書込対象のブロック51に対応するカウンタ値21cがリセットされたときに限らず、ブロックデータ比較部13dは、HDD5への書き込みの都度、リードアフターライトを行なうことも考えられる。しかしながら、リードアフターライトでは、単純な書き込みの処理時間に加えて、リードのための磁気ヘッドのシーク処理,データの読み込み,ライトデータとリードデータとの比較等の処理時間が余計にかかる。従って、HDD5への書き込みの都度、リードアフターライトが行なわれる場合には、ストレージ装置2の性能低下が著しくなる。この点、一実施形態に係るブロックデータ比較部13dによれば、リードアフターライトを最小限に留めることができるため、ストレージ装置2の性能低下を抑止できる。
読出制御部14は、ホスト装置3からのリードコマンドに応じてHDD5からのリードデータの読み出しを制御するものであり、例えば読出処理部14a,BCC判定部14b,及びカウンタ判定部14cをそなえることができる。
読出処理部14aは、リードコマンドを受信した場合に、HDD5の読出対象のブロック(第2領域)51内の情報を読み出し、バッファ領域21へ一時的に格納する。具体的には、読出処理部14aは、コマンド処理部11から通知されたリードアドレス及びリード範囲に基づいて読出対象のブロック51を特定する。そして、読出処理部14aは、特定した読出対象のブロック51からデータ51a,BCC51b,カウンタ値51cを読み出し、ブロックデータ211(リードブロックデータ)としてバッファ領域21(ブロックバッファ)に格納する。
一方、比較結果が異なる場合、カウンタ判定部14cは、読出対象のブロック51に、同一ブロック51への直前の書き込みにおいて書込エラーが発生していたことを検出する。そして、カウンタ判定部14cは、リードコマンドに対するHDD5への読出処理において、読出対象のブロック51での書込エラーを検出したことをコマンド処理部11へ通知する。
・リード時にアクセスされるディスク内のブロック
関連技術:読出対象のブロック(リード)+更新状態値格納ブロック(リード)
ストレージ装置2:読出対象のブロック51(リード)
・ライト時にアクセスされるディスク内のブロック
関連技術:書込対象のブロック(ライト)+更新状態値格納ブロック(ライト)
ストレージ装置2
(カウンタ値21cが0の場合):書込対象のブロック51(ライト)+書込対象のブロック51(リード)
(カウンタ値21cが0以外の場合):書込対象のブロック51(ライト)
このように、リード時及びライト時のいずれの場合においても、ストレージ装置2によれば、関連技術よりもブロックへのアクセス頻度を低下させることができる。なお、ストレージ装置2は、ライト時(カウンタ値21cが0の場合)に、リードアフターライトにより書込対象のブロック51へのライト及びリードを行なうため、アクセスするブロック数は関連技術と同程度となる。しかし、カウンタ値21cが0になる確率は、カウンタ値21cが2ビット(n=2)の場合で1/4,カウンタ値21cが3ビット(n=3)の場合で1/8,・・・と、常に2つのブロックへライトを行なう関連技術と比べて限定的である。
〔1−4〕情報処理システムの動作例
次に、上述の如く構成された情報処理システム1の動作例を、図3及び図4を参照して説明する。図3は、図1に示すストレージ装置2によるHDD5へのデータの書込処理の動作例を説明するフローチャートであり、図4は、図1に示すストレージ装置2によるHDD5からのデータの読出処理の動作例を説明するフローチャートである。
はじめに、図3を参照して書込処理の動作を説明する。
図3に示すように、ホスト装置3からライトコマンドが発行され、ストレージ装置2により受信されると(ステップS1)、コマンド処理部11により、ライトコマンドに係るライトデータ及びライトアドレスがブロックデータ生成部13aに通知される。
HDD5への書き込みが行なわれると、カウンタ判定部13cにより、書込対象のブロック51へ書き込まれたカウンタ値21cが初期値(例えば0)であるか否かが判定される(ステップS10)。カウンタ値21cが初期値ではない場合(ステップS10のNoルート)、カウンタ判定部13cにより、書き込みが正常に行なわれたことがコマンド処理部11へ通知される。そして、コマンド処理部11により、ホスト装置3へ正常応答が返され(ステップS14)、処理が終了する。
なお、図3において、ステップS8の処理は、ステップS4及びステップS5の処理の間に実行されてもよい。この場合、ステップS6の処理を省略することができる。
〔1−4−2〕読出処理の動作例
次に、図4を参照して読出処理の動作を説明する。
読出処理部14aでは、リードアドレス及びリード範囲に基づいてHDD5の読出対象のブロック51が特定され、読出対象のブロック51内の情報が読み出される(ステップS22)。読み出された読出対象のブロック51内の情報は、読出処理部14aにより、ブロックデータ211(リードブロックデータ)としてバッファ領域21(ブロックバッファ)に格納される。
〔2〕ハードウェア構成例
次に、図5を参照して、図1に示すコントローラ4のハードウェア構成について説明する。図5は、図1に示すコントローラ4のハードウェア構成例を示す図である。
入出力部41は、例えばマウスやキーボード等の入力装置、及びディスプレイやプリンタ等の出力装置の少なくとも一方を含んでよい。入出力部41は、入力装置によりコントローラ4のオペレータ(管理者)等の操作による動作命令を受け付ける一方、コントローラ4による動作結果を出力装置に表示(出力)することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形、変更して実施することができる。
例えば、一実施形態において、コントローラ4は、HDD5へのデータの書込処理において、バッファ領域21に生成するブロックデータ211にBCC21bを含めるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、BCC21bを省略してもよい。この場合、HDD5のブロック51には、データ51a及びカウンタ値51cが含まれることになる。また、BCC21bを省略する場合には、コントローラ4(CPU10)は、BCC判定部14bを省略することができる。さらに、BCC21bを省略する場合には、図3に示すステップS3及びS4の処理,並びに図4に示すステップS23及びS24の処理を省略することができる。
また、一実施形態において、コントローラ4は、ストレージ装置2にそなえられるものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、コントローラ4は、個々のHDD5内にそなえられてもよいし、ホスト装置3にそなえられてもよい。
なお、一実施形態に係るコントローラ4は、カウンタ値6aを変化させる際に1を加算するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば1を減算するようにしてもよい。この場合、初期値を2nとして、カウンタ値6aをリセットする所定値を0とすればよい。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
複数の領域を有する記憶装置に対してデータの入出力を行なうコンピュータに、
前記記憶装置の前記領域への書込回数を示すカウンタ値を前記領域ごとに保持する保持部に対して、書込対象の第1領域に対応するカウンタ値を変化させるとともに、前記保持部から当該カウンタ値を取得し、
前記第1領域に書き込むデータに前記取得したカウンタ値を付加してブロックデータを生成し、
生成したブロックデータを前記第1領域に書き込み、
前記第1領域に対応するカウンタ値が所定条件を満たしたとき、前記書き込み後に、当該第1領域内のブロックデータを読み出し、
前記書き込んだブロックデータと前記読み出したブロックデータとを比較し、比較結果が不一致の場合にエラーを通知する、
処理を実行させることを特徴とする、書込検査プログラム。
前記コンピュータに、
前記保持部に対して、前記第1領域に対応するカウンタ値を変化させる際に、当該カウンタ値を変化させると所定値に達する場合、当該カウンタ値を初期化する、
処理を実行させ、
前記所定条件は、前記カウンタ値が初期化されたことを含む、
ことを特徴とする、付記1記載の書込検査プログラム。
前記コンピュータに、
前記保持部から、読出対象の第2領域に対応するカウンタ値を取得し、
前記第2領域から読み出したブロックデータに含まれるカウンタ値と前記取得したカウンタ値とを比較し、比較結果が不一致の場合にエラーを通知する、
処理を実行させることを特徴とする、付記1又は付記2記載の書込検査プログラム。
前記コンピュータに、
前記取得したカウンタ値を、前記第1領域に書き込むデータのうちの誤り検出に用いられる情報に含めることにより前記ブロックデータを生成する、
処理を実行させることを特徴とする、付記1〜3のいずれか1項記載の書込検査プログラム。
複数の領域を有する記憶装置に対してデータの入出力を行なう情報処理装置であって、
前記記憶装置の前記領域への書込回数を示すカウンタ値を前記領域ごとに保持する保持部に対して、書込対象の第1領域に対応するカウンタ値を変化させるとともに、前記保持部から当該カウンタ値を取得するカウンタ管理部と、
前記第1領域に書き込むデータに前記取得したカウンタ値を付加して生成したブロックデータを、前記第1領域に書き込む書込処理部と、
前記第1領域に対応するカウンタ値が所定条件を満たしたとき、前記書込処理部による書き込み後に、当該第1領域内のブロックデータを読み出して、前記書き込んだブロックデータと比較し、比較結果が不一致の場合にエラーを通知する第1比較部と、
をそなえることを特徴とする、情報処理装置。
前記カウンタ管理部は、前記保持部に対して、前記第1領域に対応するカウンタ値を変化させる際に、当該カウンタ値を変化させると所定値に達する場合、当該カウンタ値を初期化し、
前記所定条件は、前記カウンタ値が初期化されたことを含む、
ことを特徴とする、付記5記載の情報処理装置。
前記カウンタ管理部は、前記保持部から、読出対象の第2領域に対応するカウンタ値を取得し、
前記第2領域から読み出したブロックデータに含まれるカウンタ値と前記取得したカウンタ値とを比較し、比較結果が不一致の場合にエラーを通知する第2比較部、をさらにそなえる、
ことを特徴とする、付記5又は付記6記載の情報処理装置。
前記書込処理部は、前記取得したカウンタ値を、前記第1領域に書き込むデータのうちの誤り検出に用いられる情報に含めることにより前記ブロックデータを生成する、
ことを特徴とする、付記5〜7のいずれか1項記載の情報処理装置。
(付記9)
複数の領域を有する記憶装置に対してデータの入出力を行なう情報処理装置における書込検査方法であって、
前記記憶装置の前記領域への書込回数を示すカウンタ値を前記領域ごとに保持する保持部に対して、書込対象の第1領域に対応するカウンタ値を変化させるとともに、前記保持部から当該カウンタ値を取得し、
前記第1領域に書き込むデータに前記取得したカウンタ値を付加してブロックデータを生成し、
生成したブロックデータを前記第1領域に書き込み、
前記第1領域に対応するカウンタ値が所定条件を満たしたとき、前記書き込み後に、当該第1領域内のブロックデータを読み出し、
前記書き込んだブロックデータと前記読み出したブロックデータとを比較し、比較結果が不一致の場合にエラーを通知する、
ことを特徴とする、書込検査方法。
前記保持部に対して、前記第1領域に対応するカウンタ値を変化させる際に、当該カウンタ値を変化させると所定値に達する場合、当該カウンタ値を初期化し、
前記所定条件は、前記カウンタ値が初期化されたことを含む、
ことを特徴とする、付記9記載の書込検査方法。
前記保持部から、読出対象の第2領域に対応するカウンタ値を取得し、
前記第2領域から読み出したブロックデータに含まれるカウンタ値と前記取得したカウンタ値とを比較し、比較結果が不一致の場合にエラーを通知する、
ことを特徴とする、付記9又は付記10記載の書込検査方法。
前記取得したカウンタ値を、前記第1領域に書き込むデータのうちの誤り検出に用いられる情報に含めることにより前記ブロックデータを生成する、
ことを特徴とする、付記9〜11のいずれか1項記載の書込検査方法。
2 ストレージ装置
3 ホスト装置(上位装置)
4 コントローラ(情報処理装置)
5 HDD(記憶装置)
6 不揮発性メモリ(保持部)
6a カウンタ値
7 チャネルアダプタ
8a,8b デバイスアダプタ
10 CPU(処理部)
11 コマンド処理部
12 カウンタ管理部
13 書込制御部
13a ブロックデータ生成部
13b 書込処理部
13c カウンタ判定部
13d ブロックデータ比較部(第1比較部)
14 読出制御部
14a 読出処理部
14b BCC判定部
14c カウンタ判定部(第2比較部)
20 メモリ
21 バッファ領域
21a,51a データ
21b,51b BCC
21c,51c カウンタ値
22 変数格納領域
41 入出力部
42a,42b 記録媒体
43 読取部
50 記憶領域
51 ブロック(領域)
211 ブロックデータ
Claims (6)
- 複数の領域を有する記憶装置に対してデータの入出力を行なうコンピュータに、
前記記憶装置の前記領域への書込回数を示すカウンタ値を前記領域ごとに保持する保持部に対して、書込対象の第1領域に対応するカウンタ値を変化させるとともに、前記保持部から当該カウンタ値を取得し、
前記第1領域に書き込むデータに前記取得したカウンタ値を付加してブロックデータを生成し、
生成したブロックデータを前記第1領域に書き込み、
前記第1領域に対応するカウンタ値が所定条件を満たしたとき、前記書き込み後に、当該第1領域内のブロックデータを読み出し、
前記書き込んだブロックデータと前記読み出したブロックデータとを比較し、比較結果が不一致の場合にエラーを通知する、
処理を実行させることを特徴とする、書込検査プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記保持部に対して、前記第1領域に対応するカウンタ値を変化させる際に、当該カウンタ値を変化させると所定値に達する場合、当該カウンタ値を初期化する、
処理を実行させ、
前記所定条件は、前記カウンタ値が初期化されたことを含む、
ことを特徴とする、請求項1記載の書込検査プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記保持部から、読出対象の第2領域に対応するカウンタ値を取得し、
前記第2領域から読み出したブロックデータに含まれるカウンタ値と前記取得したカウンタ値とを比較し、比較結果が不一致の場合にエラーを通知する、
処理を実行させることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の書込検査プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記取得したカウンタ値を、前記第1領域に書き込むデータのうちの誤り検出に用いられる情報に含めることにより前記ブロックデータを生成する、
処理を実行させることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載の書込検査プログラム。 - 複数の領域を有する記憶装置に対してデータの入出力を行なう情報処理装置であって、
前記記憶装置の前記領域への書込回数を示すカウンタ値を前記領域ごとに保持する保持部に対して、書込対象の第1領域に対応するカウンタ値を変化させるとともに、前記保持部から当該カウンタ値を取得するカウンタ管理部と、
前記第1領域に書き込むデータに前記取得したカウンタ値を付加して生成したブロックデータを、前記第1領域に書き込む書込処理部と、
前記第1領域に対応するカウンタ値が所定条件を満たしたとき、前記書込処理部による書き込み後に、当該第1領域内のブロックデータを読み出して、前記書き込んだブロックデータと比較し、比較結果が不一致の場合にエラーを通知する比較部と、
をそなえることを特徴とする、情報処理装置。 - 複数の領域を有する記憶装置に対してデータの入出力を行なう情報処理装置における書込検査方法であって、
前記記憶装置の前記領域への書込回数を示すカウンタ値を前記領域ごとに保持する保持部に対して、書込対象の第1領域に対応するカウンタ値を変化させるとともに、前記保持部から当該カウンタ値を取得し、
前記第1領域に書き込むデータに前記取得したカウンタ値を付加してブロックデータを生成し、
生成したブロックデータを前記第1領域に書き込み、
前記第1領域に対応するカウンタ値が所定条件を満たしたとき、前記書き込み後に、当該第1領域内のブロックデータを読み出し、
前記書き込んだブロックデータと前記読み出したブロックデータとを比較し、比較結果が不一致の場合にエラーを通知する、
ことを特徴とする、書込検査方法。
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