JP2015136610A

JP2015136610A - 背面スプレー

Info

Publication number: JP2015136610A
Application number: JP2014023789A
Authority: JP
Inventors: 眞澄長谷川; Masumi Hasegawa
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2014-01-24
Filing date: 2014-01-24
Publication date: 2015-07-30

Abstract

【課題】薬剤を使用するためのスプレーや霧吹きは目視しながら身体の前面に使用しており、目視が出来ず手の回らない背中へのスプレーや霧吹きの噴射は困難であった。
本発明は、自分の背中に対して、薬剤などを正確にスプレー噴射する背面スプレーを提供する。
【解決手段】固定ハンドルと、その内部に収まる噴射グリップを設け、固定ハンドルに連結するコの字四角柱Ａとコの字四角柱Ｂ、それらを繋ぎ角度を自在に調整するための角度調整ユニット、さらにコの字四角柱Ｂとコの字四角柱Ｃ、それらを繋ぎ角度を自在に調整するための角度調整ユニットを設け、コの字四角柱Ｃは、タンクを設けた薬剤噴射のための噴射ユニットに連結され、また噴射グリップから噴射グリップ連動具へはワイヤーが接続していることを特徴とする背面スプレー。
【選択図】図１

Description

本発明は、目視出来ず、且つ手の届かない背中部分に対して、正確且つ自在に薬剤をスプレー噴射することが出来る背面スプレーに関するものである。

薬剤を人体に使用するためのスプレーや霧吹きは、目視しながら身体の前面に使用していた。
尚、いわゆる孫の手の先端に回転体を設け，その回転体の周囲に各種の作用器具を取付け，目的に応じて回転体を回して作用器具の位置を合わせる事が出来るようにするとともに，薬剤の塗布や薬剤を塗付したシートを張り付け可能にする多用途孫の手が知られている（特許文献１参照）。

特開平１０−７５９８６号公報

薬剤を人体に使用するためのスプレーや霧吹きは、目視しながら身体の前面に使用しており、目視出来ず、手の回らない背中へのスプレーや霧吹きの噴射は困難であった。
また、いわゆる孫の手の先端に薬剤を貼付けて使用する物は、目視出来ないため、鏡などで部位を確認しながら行うため容易ではなく、背中の広範囲への薬剤塗布も不可能であるという欠点があった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。

主要に、厚みと人の拳よりやや大きめの幅を持った固定ハンドルと、その内部に収まる幅の噴射グリップを設け、固定ハンドルに連結する内部空洞のコの字四角柱Ａと、コの字四角柱Ｂ、コの字四角柱Ａとコの字四角柱Ｂを繋ぎ両者の角度を自在に調整するための角度調整ユニットＡＢーＡ部、角度調整ユニットＡＢーＢ部を設け、さらにコの字四角柱Ｂと、コの字四角柱Ｃ、コの字四角柱Ｂとコの字四角柱Ｃを繋ぎ両者の角度を自在に調整するための角度調整ユニットＢＣーＢ部、角度調整ユニットＢＣーＣ部を設け、コの字四角柱Ｃは、タンクを設け、噴射口を有する噴射ユニットに連結され、噴射ユニットには、連動具稼働軸を中心に上下し、噴射ユニット側の内部にバネを設けた空気送付円筒部メス内に収まる形で上下する、空気送付円筒部オスを設けた噴射グリップ連動具が設けられ、構成される。
噴射グリップにはワイヤーが接続され、ワイヤーは、コの字四角柱Ａの空洞内部から、角度調整ユニットＡＢーＡ部及び角度調整ユニットＡＢーＢ部の角度を調整するための軸である角度調整ユニットＡＢ軸の上面に接する形で経由し、さらにコの字四角柱Ｂの空洞内部から、角度調整ユニットＢＣーＢ部及び角度調整ユニットＢＣーＣ部の角度を調整するための軸である角度調整ユニットＢＣ軸の上面に接する形で経由し、コの字四角柱Ｃの空洞内部を通り、噴射グリップ連動具に接続される。
また、角度調整ユニットＡＢーＢ部と角度調整ユニットＢＣーＣ部夫々の側面には、鏡調整具ＡＢと鏡ＡＢ、鏡調整具ＢＣと鏡ＢＣが設けられ、噴射ユニット上部にも噴射ユニット鏡が設けられる。
以上の構成よりなる背面スプレー。

いわゆる孫の手の先端に薬剤を貼付けて使用する物は、目視出来ないため、鏡などで部位を確認しながら行うため容易ではなく、背中の広範囲への薬剤塗布も不可能であるという欠点があり、広範囲への薬剤噴射が出来る霧吹きやスプレーも、目視しながら身体の前面に使用するもので、目視出来ず、手の回らない、背中へのスプレーや霧吹きの噴射は困難であった。
本発明は、従来困難であった自分の背中に対して行う、薬剤などの正確なスプレー噴射を可能にし、様々な疾患の治療などに役立てることが出来る。

本発明全体斜視図本発明噴射ユニット中心拡大斜視図本発明噴射グリップ連動具中心拡大背面図本発明角度調整ユニットＡＢ拡大側面図本発明角度調整ユニットＢＣ拡大斜視図

以下、本発明の実施の形態を説明する。
主要に、厚みと人の拳よりやや大きめの幅を持った固定ハンドル（２）と、その内部に収まる幅の噴射グリップ（１）を設け、固定ハンドル（２）に連結する内部空洞のコの字四角柱Ａ（４）と、コの字四角柱Ｂ（５）、コの字四角柱Ａ（４）とコの字四角柱Ｂ（５）を繋ぎ、両者の角度を自在に調整するための角度調整ユニットＡＢ軸（２５）で連結される角度調整ユニットＡＢーＡ部（２７）、角度調整ユニットＡＢーＢ部（２８）を設け、さらにコの字四角柱Ｂ（５）と、コの字四角柱Ｃ（６）、コの字四角柱Ｂ（５）とコの字四角柱Ｃ（６）を繋ぎ、両者の角度を自在に調整するための角度調整ユニットＢＣーＢ部（２９）で連結される角度調整ユニットＢＣーＢ部（２９）、角度調整ユニットＢＣーＣ部（３０）を設け、コの字四角柱Ｃ（６）は、タンク固定ねじ（１６）により接続されるタンク（１４）を設ける噴射ユニット（１１）に、噴射ユニット四角柱Ｃ接続部（１２）で連結され、噴射ユニット（１１）には、連動具稼働軸（１８）を中心に上下する噴射グリップ連動具（１７）が設けられ、構成される。
噴射グリップ（１）に接続するワイヤー（３）は、コの字四角柱Ａ（４）の空洞内部から、角度調整ユニットＡＢ軸（２５）の上面に接する形で経由、コの字四角柱Ｂ（５）の空洞内部を通り、角度調整ユニットＢＣ軸（２６）の上面に接する形で経由、コの字四角柱Ｃ（６）の空洞内部を通り噴射グリップ連動具（１７）に接続される。
噴射グリップ連動具（１７）に設けた空気送付円筒部オス（１９）は、噴射ユニット（１１）側に設けた空気送付パイプ（２２）へと繋がる空気送付円筒部メス（２０）内に収まるが、内部に設けたバネ（２１）と接して上下する。タンク（１４）内の液体吸取り部（１５）は、空気送付パイプ（２２）と連動する形で設けられる液体送付パイプ（２３）へと繋がり、噴射ユニット（１１）先端に設けられる噴射口（２４）へと繋がる。
また、角度調整ユニットＡＢーＢ部（２８）と角度調整ユニットＢＣーＣ部（３０）夫々の側面には、曲折可能な鏡調整具ＡＢ（９）と鏡ＡＢ（７）、曲折可能な鏡調整具ＢＣ（１０）と鏡ＢＣ（８）が設けられ、噴射ユニット（１１）上部にも噴射ユニット鏡（１３）が設けられる。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、噴射グリップ（１）を握り下げると、ワイヤー（３）で連結した噴射グリップ連動具（１７）が連動具稼働軸（１８）を中心に上方に引き上げられるが、この時、噴射グリップ連動具（１７）に設けた空気送付円筒部オス（１９）が、空気送付円筒部メス（２０）内部でバネ（２１）の作用と相俟って上下し、空気送付パイプ（２２）内の空気に対しポンプの役割を果たし、タンク（１４）内の液体吸取り部（１５）より吸い上げられた液体が、液体送付パイプ（２３）を経由し、噴射口（２４）より霧状となって噴射される。

１噴射グリップ、２固定ハンドル、３ワイヤー、４コの字四角柱Ａ、
５コの字四角柱Ｂ、６コの字四角柱Ｃ、７鏡ＡＢ、８鏡ＢＣ、
９鏡調整具ＡＢ、１０鏡調整具ＢＣ、１１噴射ユニット、
１２噴射ユニット四角柱Ｃ接続部、１３噴射ユニット鏡、１４タンク、
１５液体吸取り部、１６タンク固定ねじ、１７噴射グリップ連動具、
１８連動具稼働軸、１９空気送付円筒部オス、２０空気送付円筒部メス、
２１バネ、２２空気送付パイプ、２３液体送付パイプ、２４噴射口、
２５角度調整ユニットＡＢ軸、２６角度調整ユニットＢＣ軸、
２７角度調整ユニットＡＢーＡ部、２８角度調整ユニットＡＢーＢ部、
２９角度調整ユニットＢＣーＢ部、３０角度調整ユニットＢＣーＣ部

Claims

厚みと人の拳よりやや大きめの幅を持った固定ハンドルと、その内部に収まる幅の噴射グリップを設け、固定ハンドルに連結する内部空洞のコの字四角柱Ａと、コの字四角柱Ｂ、コの字四角柱Ａとコの字四角柱Ｂを繋ぐとともに、側面に鏡調整具と鏡を設ける、角度調整ユニットＡＢ軸中心に角度を自在に調整するための角度調整ユニットを設け、さらに内部空洞のコの字四角柱Ｂと、コの字四角柱Ｃ、コの字四角柱Ｂとコの字四角柱Ｃを繋ぐとともに、側面に鏡調整具と鏡を設ける、角度調整ユニットＢＣ軸中心に角度を自在に調整するための角度調整ユニットを設け、さらに内部空洞のコの字四角柱Ｃは、タンクと、噴射ユニット鏡を設ける噴射ユニットに連結され、噴射ユニットには、連動具稼働軸を中心に上下する噴射グリップ連動具が設けられるが、噴射グリップにはワイヤーが接続され、コの字四角柱Ａの空洞内部から、角度調整ユニットＡＢ軸の上面に接する形で経由、コの字四角柱Ｂの空洞内部から、角度調整ユニットＢＣ軸の上面に接する形で経由、コの字四角柱Ｃの空洞内部を通り、噴射グリップ連動具に接続、設置される背面スプレー。