JP2015136477A - 鼓動感情報生成装置、鼓動感情報生成方法、配信システム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
一般に鼓動感強度と心臓の拍動間隔には相関関係があると考えられる。本実施形態ではこの相関関係を利用して、拍動間隔から大まかな鼓動感強度を推定し、鼓動感情報を合成し、呈示する。
図1は第一実施形態に係る鼓動感情報生成装置100の機能ブロック図を、図2はその処理フローを示す。
拍動間隔取得部110は、拍動間隔に対応する情報を取得し(s110)、出力する。例えば、拍動間隔取得部110は、心電計により計測した心電波形を受け取り、心電波形のピークの間隔(例えば、R-Rの間隔)の系列(例えば、950(ms),940,915,910,930,…)を拍動間隔の系列として取得し、鼓動感強度推定部120及び鼓動感情報合成部140に出力する。なお、拍動間隔に対応する情報は、拍動間隔を求めるための情報であれば、心電計以外の生体センサの測定結果であってもよい。また、拍動間隔に対応する情報は、拍動間隔の系列そのものであってもよい。
鼓動感強度推定部120は、拍動間隔取得部110で取得した拍動間隔の系列を用いて、鼓動感強度を推定し(s120)、推定値を鼓動感情報合成部140に出力する。
例えば、拍動間隔の平均が予め定めた閾値以上の区間では、鼓動感強度を予め定めた強度(例えば100)と推定する。また、拍動間隔の平均が予め定めた閾値より小さい区間では、鼓動感強度を予め定めた強度よりも大きい強度(例えば150)と推定する。閾値は、例えば、予め安静にしている状況で取得した拍動間隔の系列から得た拍動間隔の平均や系列の最小値、(最小値−α)を用いればよい。
例えば、拍動間隔の平均が予め定めた閾値以下の区間では、鼓動感強度を予め定めた強度(例えば100)と推定する。また、拍動間隔の平均が予め定めた閾値より大きい区間では、鼓動感強度を予め定めた強度よりも小さい強度(例えば50)と推定する。閾値は、例えば、予め安静にしている状況で取得した拍動間隔の系列から得た拍動間隔の平均や系列の最大値、(最大値+α)を用いればよい。
あるいは、拍動間隔の平均が予め定めた所定範囲内に含まれる区間では、当該区間の鼓動感強度を予め定めた強度(例えば強度100)と推定し、拍動間隔の平均が予め定めた所定範囲の下限より小さい区間では、予め定めた強度よりも鼓動感強度が強い(例えば強度150)と推定し、拍動間隔の平均が予め定めた所定範囲の上限より大きい区間では、予め定めた強度よりも鼓動感強度が弱い(例えば強度50)と推定してもよい。所定の範囲は、例えば、予め安静にしている状況で取得した拍動間隔の系列の最小値(または最小値−α)、最大値(または最大値+α)をそれぞれ下限、上限とすればよい。
あるいは、推定対象の区間における拍動間隔の平均と、推定対象の区間よりも時間的に前の(過去の)区間における拍動間隔の平均とを比較し、推定対象の区間における拍動間隔の平均の方が大きい場合には、前の区間における鼓動感強度の推定値よりも推定対象の区間における鼓動感強度の推定値を低く(弱く)する。また、推定対象の区間における拍動間隔の平均の方が小さい場合には、前の区間における鼓動感強度の推定値よりも推定対象の区間における鼓動感強度の推定値を高く(強く)する。
鼓動感情報合成部140は、拍動間隔取得部110で取得した拍動間隔の系列と、鼓動感強度推定部120で推定した区間ごとの鼓動感強度の推定値とを受け取り、これらの値から鼓動感情報を合成し(s140)、鼓動感情報呈示部150に出力する。
鼓動感情報呈示部150は、鼓動感情報合成部140で合成した鼓動感情報を映像、振動、音などのヒトに知覚可能な形で呈示する。例えば、映像であれば鼓動感情報呈示部150はディスプレイ等の映像を発する装置からなり、振動であれば鼓動感情報呈示部150はバイブレータ等の振動する装置からなり、音であれば鼓動感情報呈示部150はスピーカ等の音を発する装置からなり、鼓動感情報はそれらの装置を駆動させるための信号として生成される。
以上の構成により、拍動間隔の情報のみから、鼓動感情報を生成することができる。
なお、鼓動感情報生成装置100は、必ずしも拍動間隔取得部110を含まなくともよく、別装置で取得した拍動間隔を入力としてもよい。また、鼓動感情報呈示部150を含まなくともよく、鼓動感情報を、ディスプレイ、バイブレータ、スピーカ等の別装置に出力する構成としてもよい。
第一実施形態と異なる部分を中心に説明する。
鼓動感強度推定部120は、拍動間隔取得部110で取得した拍動間隔の系列を用いて、鼓動感強度を推定し(s120)、推定値を鼓動感情報合成部140に出力する。
このような構成とすることで、第一実施形態と同様の効果を得ることができる。
第一実施形態と異なる部分を中心に説明する。
鼓動感強度推定部120は、拍動間隔取得部110で取得した拍動間隔の系列を用いて、鼓動感強度を推定し(s120)、推定値を鼓動感情報合成部140に出力する。
このような構成とすることで、第一実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、拍動間隔の平均だけではなく、分散まで考慮することで、より精度の高い鼓動感情報を得ることができる。
第一実施形態と異なる部分を中心に説明する。
鼓動感強度補正部230は、鼓動感強度推定部120で計算した区間ごとの拍動間隔の平均と、区間ごとの鼓動感強度の推定値とを受け取り、区間ごとの拍動間隔の平均からその変化を表す指標を計算し、変化に応じて、対応する鼓動感強度の推定値を補正し(s230)、補正後の鼓動感強度を鼓動感情報合成部140に出力する。変化を表す指標とは、例えば変化量や変化率等が考えられる。以下に、変化を表す指標として変化量を用いる場合を例示する。
鼓動感強度補正部230は、推定対象の区間の拍動間隔の平均と前の区間の拍動間隔の平均との差(以下「変化量」ともいう)を計算し、その差の絶対値が所定の閾値よりも大きい場合に、鼓動感強度推定部120が推定した推定対象の区間の鼓動感強度の推定値に所定の正の値を加算する。あるいは、鼓動感強度推定部120が推定した推定対象の区間の鼓動感強度に、推定対象の区間の拍動間隔の平均と前の区間の拍動間隔の平均との差の絶対値と正の相関関係にある値を加算してもよい。この場合、推定対象の区間の拍動間隔の平均と前の区間の拍動間隔の平均との差の絶対値が大きいほど、より強い鼓動感強度に補正される。このような構成により、図7の破線部分(鼓動感覚がより強く感じられる部分)を検出し、実際の鼓動感覚に鼓動感情報をより近づけることができる。
加えて、上記のような拍動間隔の時間的な変化があった後(例えば運動後)、安定した状態(図7のRelease後に基準拍動間隔の近傍で落ち着く区間)が長く続くと、鼓動感覚が感じられなくなる(順応する)ことが知られている。このことを反映させて、鼓動感強度推定部120で計算した区間ごと鼓動感強度を低くする方向に補正する処理を行ってもよい。この場合は、鼓動感強度補正部230は、上述のような、前の区間の拍動間隔の平均との差の絶対値に基づく加算方向の鼓動感強度の補正を行った後の区間であって、基準拍動間隔と区間ごとの拍動間隔の平均との差が所定の誤差以下となる区間の長さの総和が所定の基準値を超えた場合に、その次の区間における鼓動感強度の推定値に所定の正の値を減算する(つまり、鼓動感強度の推定値を低く補正する)。
このような構成とすることで、第一実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、拍動間隔の平均の変化とヒトの鼓動感強度との関係を考慮することで、鼓動感情報を実際にヒトが感じる鼓動感覚に近づけることができる。
第五実施形態では、第一〜第四実施形態の何れかの鼓動感情報生成装置を用いた、鼓動感情報配信システム50を説明する。
本発明は上記の実施形態及び変形例に限定されるものではない。例えば、上述の各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
また、上記の実施形態及び変形例で説明した各装置における各種の処理機能をコンピュータによって実現してもよい。その場合、各装置が有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記各装置における各種の処理機能がコンピュータ上で実現される。
Claims (13)
- 生体センサで取得できる動物の心臓の拍動の間隔を拍動間隔とし、動物が自身の心臓の拍動に対して感じる感覚を鼓動感覚とし、鼓動感覚の強さを鼓動感強度とし、鼓動感覚を呈示するための情報を鼓動感情報とし、
拍動間隔の系列を用いて、拍動間隔の統計値が第1値である区間に対応する鼓動感強度の推定値が、拍動間隔の統計値が第1値よりも大きい第2値である区間に対応する鼓動感強度の推定値よりも大きくなるように、鼓動感強度を推定する鼓動感強度推定部と、
前記拍動間隔と前記鼓動感強度の推定値とから鼓動感情報を合成する鼓動感情報合成部とを含み、
前記鼓動感情報は、前記拍動間隔で繰り返される鼓動感覚を呈示するための情報であって、前記鼓動感強度の推定値に対応する強さの鼓動感覚を呈示するための情報である、
鼓動感情報生成装置。 - 生体センサで取得できる動物の心臓の拍動の間隔を拍動間隔とし、動物が自身の心臓の拍動に対して感じる感覚を鼓動感覚とし、鼓動感覚の強さを鼓動感強度とし、
拍動間隔の系列を用いて、拍動間隔の統計値が第1値である区間に対応する鼓動感強度の推定値が、拍動間隔の統計値が第1値よりも大きい第2値である区間に対応する鼓動感強度の推定値よりも大きくなるように、鼓動感強度を推定する鼓動感強度推定部と、
前記拍動間隔と前記鼓動感強度の推定値とから、予め用意された心拍1拍分の波形が前記拍動間隔で繰り返され、前記鼓動感強度の推定値が大きいほど前記波形の振幅が大きくなるように合成された波形を呈示する鼓動感情報呈示部を含む、
鼓動感情報生成装置。 - 生体センサで取得できる動物の心臓の拍動の間隔を拍動間隔とし、動物が自身の心臓の拍動に対して感じる感覚を鼓動感覚とし、鼓動感覚の強さを鼓動感強度とし、
拍動間隔の系列を用いて、拍動間隔の統計値が第1値である区間に対応する鼓動感強度の推定値が、拍動間隔の統計値が第1値よりも大きい第2値である区間に対応する鼓動感強度の推定値よりも大きくなるように、鼓動感強度を推定する鼓動感強度推定部と、
前記拍動間隔と前記鼓動感強度の推定値とから、予め用意された心拍1拍分の音が前記拍動間隔で繰り返され、前記鼓動感強度の推定値が大きいほど前記音の音量が大きくなるように合成された音を呈示する鼓動感情報呈示部を含む、
鼓動感情報生成装置。 - 生体センサで取得できる動物の心臓の拍動の間隔を拍動間隔とし、動物が自身の心臓の拍動に対して感じる感覚を鼓動感覚とし、鼓動感覚の強さを鼓動感強度とし、
拍動間隔の系列を用いて、拍動間隔の統計値が第1値である区間に対応する鼓動感強度の推定値が、拍動間隔の統計値が第1値よりも大きい第2値である区間に対応する鼓動感強度の推定値よりも大きくなるように、鼓動感強度を推定する鼓動感強度推定部と、
前記拍動間隔と前記鼓動感強度の推定値とから、予め用意された心拍1拍分の振動が前記拍動間隔で繰り返され、前記鼓動感強度の推定値が大きいほど前記振動の強度が大きくなるように合成された振動を呈示する鼓動感情報呈示部を含む、
鼓動感情報生成装置。 - 請求項1〜4の何れかに記載の鼓動感情報生成装置であって、
前記拍動間隔の統計値は、前記区間に含まれる拍動間隔の平均、および/または、分散である、
鼓動感情報生成装置。 - 配信サーバと鼓動感情報生成装置とを含む配信システムであって、
生体センサで取得できる動物の心臓の拍動の間隔を拍動間隔とし、動物が自身の心臓の拍動に対して感じる感覚を鼓動感覚とし、鼓動感覚の強さを鼓動感強度とし、鼓動感覚を呈示するための情報を鼓動感情報とし、
前記配信サーバは、生体センサから拍動間隔に対応する情報を受け取り、前記鼓動感情報生成装置に配信し、
前記鼓動感情報生成装置は、
前記拍動間隔に対応する情報から得られる拍動間隔の系列を用いて、拍動間隔の統計値が第1値である区間に対応する鼓動感強度の推定値が、拍動間隔の統計値が第1値よりも大きい第2値である区間に対応する鼓動感強度の推定値よりも大きくなるように、鼓動感強度を推定する鼓動感強度推定部と、
前記拍動間隔と前記鼓動感強度の推定値とから鼓動感情報を合成する鼓動感情報合成部とを含み、
前記鼓動感情報は、前記拍動間隔で繰り返される鼓動感覚を呈示するための情報であって、前記鼓動感強度の推定値に対応する強さの鼓動感覚を呈示するための情報である、
配信システム。 - 配信サーバと鼓動感情報生成装置とを含む配信システムであって、
生体センサで取得できる動物の心臓の拍動の間隔を拍動間隔とし、動物が自身の心臓の拍動に対して感じる感覚を鼓動感覚とし、鼓動感覚の強さを鼓動感強度とし、鼓動感覚を呈示するための情報を鼓動感情報とし、
前記配信サーバは、生体センサから受け取った拍動間隔に対応する情報から得られる拍動間隔の系列を用いて、拍動間隔の統計値が第1値である区間に対応する鼓動感強度の推定値が、拍動間隔の統計値が第1値よりも大きい第2値である区間に対応する鼓動感強度の推定値よりも大きくなるように鼓動感強度を推定し、前記拍動間隔と前記鼓動強度の推定値とを前記鼓動感情報生成装置に配信し、
前記鼓動感情報生成装置は、
前記配信サーバから受け取った前記拍動間隔と前記鼓動感強度の推定値とから鼓動感情報を合成して呈示する鼓動感情報呈示部とを含み、
前記鼓動感情報呈示部が呈示する鼓動感情報は、
(1)予め用意された心拍1拍分の波形が前記拍動間隔で繰り返され、前記鼓動感強度の推定値が大きいほど前記波形の振幅が大きくなるように合成された波形である、
および/または、
(2)予め用意された心拍1拍分の音が前記拍動間隔で繰り返され、前記鼓動感強度の推定値が大きいほど前記音の音量が大きくなるように合成された音である、
および/または、
(3)予め用意された心拍1拍分の振動が前記拍動間隔で繰り返され、前記鼓動感強度の推定値が大きいほど前記振動の強度が大きくなるように合成された振動である、
配信システム。 - 配信サーバと鼓動感情報生成装置とを含む配信システムであって、
生体センサで取得できる動物の心臓の拍動の間隔を拍動間隔とし、動物が自身の心臓の拍動に対して感じる感覚を鼓動感覚とし、鼓動感覚の強さを鼓動感強度とし、鼓動感覚を呈示するための情報を鼓動感情報とし、
前記配信サーバは、生体センサから拍動間隔に対応する情報を受け取り、前記鼓動感情報生成装置に配信し、
前記鼓動感情報生成装置は、
前記拍動間隔に対応する情報から得られる拍動間隔の系列を用いて、拍動間隔の統計値が第1値である区間に対応する鼓動感強度の推定値が、拍動間隔の統計値が第1値よりも大きい第2値である区間に対応する鼓動感強度の推定値よりも大きくなるように、鼓動感強度を推定する鼓動感強度推定部と、
前記拍動間隔と前記鼓動感強度の推定値とから鼓動感情報を合成して呈示する鼓動感情報呈示部とを含み、
前記鼓動感情報呈示部が呈示する鼓動感情報は、
(1)予め用意された心拍1拍分の波形が前記拍動間隔で繰り返され、前記鼓動感強度の推定値が大きいほど前記波形の振幅が大きくなるように合成された波形である、
および/または、
(2)予め用意された心拍1拍分の音が前記拍動間隔で繰り返され、前記鼓動感強度の推定値が大きいほど前記音の音量が大きくなるように合成された音である、
および/または、
(3)予め用意された心拍1拍分の振動が前記拍動間隔で繰り返され、前記鼓動感強度の推定値が大きいほど前記振動の強度が大きくなるように合成された振動である、
配信システム。 - 生体センサで取得できる動物の心臓の拍動の間隔を拍動間隔とし、動物が自身の心臓の拍動に対して感じる感覚を鼓動感覚とし、鼓動感覚の強さを鼓動感強度とし、鼓動感覚を呈示するための情報を鼓動感情報とし、
拍動間隔の系列を用いて、拍動間隔の統計値が第1値である区間に対応する鼓動感強度の推定値が、拍動間隔の統計値が第1値よりも大きい第2値である区間に対応する鼓動感強度の推定値よりも大きくなるように、鼓動感強度を推定する鼓動感強度推定ステップと、
前記拍動間隔と前記鼓動感強度の推定値とから鼓動感情報を合成する鼓動感情報合成ステップとを含み、
前記鼓動感情報は、前記拍動間隔で繰り返される鼓動感覚を呈示するための情報であって、前記鼓動感強度の推定値に対応する強さの鼓動感覚を呈示するための情報である、
鼓動感情報生成方法。 - 生体センサで取得できる動物の心臓の拍動の間隔を拍動間隔とし、動物が自身の心臓の拍動に対して感じる感覚を鼓動感覚とし、鼓動感覚の強さを鼓動感強度とし、
拍動間隔の系列を用いて、拍動間隔の統計値が第1値である区間に対応する鼓動感強度の推定値が、拍動間隔の統計値が第1値よりも大きい第2値である区間に対応する鼓動感強度の推定値よりも大きくなるように、鼓動感強度を推定する鼓動感強度推定ステップと、
前記拍動間隔と前記鼓動感強度の推定値とから、予め用意された心拍1拍分の波形が前記拍動間隔で繰り返され、前記鼓動感強度の推定値が大きいほど前記波形の振幅が大きくなるように合成された波形を呈示する鼓動感情報呈示ステップを含む、
鼓動感情報生成方法。 - 生体センサで取得できる動物の心臓の拍動の間隔を拍動間隔とし、動物が自身の心臓の拍動に対して感じる感覚を鼓動感覚とし、鼓動感覚の強さを鼓動感強度とし、
拍動間隔の系列を用いて、拍動間隔の統計値が第1値である区間に対応する鼓動感強度の推定値が、拍動間隔の統計値が第1値よりも大きい第2値である区間に対応する鼓動感強度の推定値よりも大きくなるように、鼓動感強度を推定する鼓動感強度推定ステップと、
前記拍動間隔と前記鼓動感強度の推定値とから、予め用意された心拍1拍分の音が前記拍動間隔で繰り返され、前記鼓動感強度の推定値が大きいほど前記音の音量が大きくなるように合成された音を呈示する鼓動感情報呈示ステップを含む、
鼓動感情報生成方法。 - 生体センサで取得できる動物の心臓の拍動の間隔を拍動間隔とし、動物が自身の心臓の拍動に対して感じる感覚を鼓動感覚とし、鼓動感覚の強さを鼓動感強度とし、
拍動間隔の系列を用いて、拍動間隔の統計値が第1値である区間に対応する鼓動感強度の推定値が、拍動間隔の統計値が第1値よりも大きい第2値である区間に対応する鼓動感強度の推定値よりも大きくなるように、鼓動感強度を推定する鼓動感強度推定ステップと、
前記拍動間隔と前記鼓動感強度の推定値とから、予め用意された心拍1拍分の振動が前記拍動間隔で繰り返され、前記鼓動感強度の推定値が大きいほど前記振動の強度が大きくなるように合成された振動を呈示する鼓動感情報呈示ステップを含む、
鼓動感情報生成方法。 - 請求項9〜12の鼓動感情報生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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