JP2015133763A - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

【課題】伝搬環境が変動したときにも適時に再送することができ、かつ消費電力を低減できる通信装置を提供することである。【解決手段】実施形態の通信装置は、第1の方向に位置する通信装置が通信可能な第1の期間と、第2の方向に位置する通信装置が通信可能な第2の期間と、少なくとも、前記第1の期間に通信に失敗した通信装置および前記第2の期間に通信に失敗した通信装置のいずれかが通信可能な第3の期間とを含む第1情報を、前記第1および第2の方向に送信するよう制御する制御手段を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、通信装置および通信方法に関するものである。
アクセスポイントが各端末に対して“他の端末と競合せずに信号を送信することができ
る期間(非競合期間)”を割り当て(スケジューリング)、各端末が自身に割り当てられ
た非競合期間に起動する技術が開示されている(例えば、非特許文献1)。また、アクセ
スポイントが各端末に対して遅延許容期間が閾値以下のトラヒックを再送するための専用
期間を割り当てる技術が開示されている(例えば特許文献1)。
しかし、アクセスポイントによって事前に“信号を送信することができる期間”(通信
期間)が設定されるため、伝搬環境の劣化度合いによっては、各端末が送信に失敗した信
号を再送する前に、通信期間が終了してしまう場合があった。このような場合、QoS(
Quality of Service)要求を満足できないという問題があった。一方
で、アクセスポイントが各端末に通信期間を動的に割り当てることとすると、各端末は、
常に、通信期間を割り当てるための信号を待ちうける必要があり、消費電力を低減できな
いという問題があった。
特許第4163698号公報
IEEE802.11n Draft
伝搬環境が変動したときにも適時に再送することができ、かつ消費電力を低減できる通
信装置を提供することである。
実施形態の通信装置は、第1の方向に位置する通信装置が通信可能な第1の期間と、第2
の方向に位置する通信装置が通信可能な第2の期間と、少なくとも、前記第1の期間に通
信に失敗した通信装置および前記第2の期間に通信に失敗した通信装置のいずれかが通信
可能な第3の期間とを含む第1情報を、前記第1および第2の方向に送信するよう制御す
る制御手段を備える。
伝搬環境が変動したときにも適時に再送することができ、かつ消費電力を低減できる。
第1の実施形態に係る通信装置を示す図。 スケジュール情報と通信装置の消費電力を示す図。 第1の実施形態に係る通信装置の動作を示す図。 第1の実施形態の変形例1に係る通信装置の動作を示す図。 スケジュール情報と通信装置の消費電力を示す図。 スケジュール情報と通信装置の消費電力を示す図。 第1の実施形態の変形例3に係る通信システムを示す図。
以下、無線LAN規格IEEE802.11を例として本発明の実施形態を説明する。
なお、以下の実施形態は、無線通信方式全般に適用できる。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る通信システムは、1つの基地局(以下、通信装置AP)と、5つ
の通信装置STA1〜STA5を備える。通信装置AP、STA1〜STA5は、無指向
性(オムニ)の電波を用いて通信する。以下では、通信装置AP、STA1〜STA5が
それぞれ送信した電波は、他のすべての通信装置へ到達する場合を例に説明する。通信装
置AP、STA1〜STA5が送信した電波が、その他の一部の通信装置のみへ到達する
こととしても良い。通信装置APは、集中制御方式(ポーリング方式)によって、通信装
置STA1〜STA5に送信権を付与する。なお、第1の実施形態におけるアクセス制御
方式は、上記に限られず、分散制御方式(CSMA/CA方式)などであってもよい。
図1は、第1の実施形態の通信装置STA1を示すブロック図である。なお、通信装置
AP、STA2〜STA5も同様である。通信装置STA1は、アンテナ10と、通信部
20と、端末制御部30と、タイマ部40と、スケジュール部50と、アプリケーション
部60とを有する。通信装置STA1には、2つの動作モードがある。消費電力は大きい
が信号(フレーム)を受信できる通信モードと、フレームを受信できないが通信モードよ
りも消費電力が小さい省電力モードである。省電力モードでは、少なくとも通信部20の
一部(少なくとも受信処理関連)への電力供給を削減・停止するか、タイマ部によるタイ
マ入力かアプリケーション部からのデータ発生を、省電力モードから通信モードへ移行す
る為のトリガとして認識して通常モードへ移行するのに必要な部分へ電力を供給し、他の
部分の電力供給を削減・停止すればよい。
通信部20は、アンテナ10を用いて、フレームの送受信処理を行う。通信部20は、
周波数変換処理やA/D変換処理などの物理層関連の処理を行う。通信部20は、動作モ
ードのときに、フレームの送信、受信、待ち受けを行う。
端末制御部30は、無線通信のためのMAC層関連の処理を行う。端末制御部30は、
動作モードを制御する。端末制御部30は、フレームの送信、受信、待ち受けを行わない
ときに、省電力モードへ移行する。端末制御部30は、省電力モードのときに、通信部2
0とスケジュール部50への電源供給を遮断する。端末制御部30は、無線通信のための
上位層(アプリケーション層除く)の処理を行う。
タイマ部40は、省電力モードのときに、省電力モードから通信モードへ変更する時刻
までをカウントする。タイマ部40は、自局に割り当てられた通信期間が開始する時刻や
、報知信号(例えば、Beacon信号)が送信される時刻までをカウントする。省電力
モードでは、タイマ部40のみが起動する。タイマ部40からの通知をトリガに、端末制
御部30は起動し、省電力モードから通信モードへ移行する。
スケジュール部50は、スケジュール情報(自局あるいは各端末の通信期間)を記憶す
る。スケジュール情報とは、1つ以上の通信装置が信号の送信または受信ができる通信期
間を定める情報である。スケジュール情報では、上記通信期間について、通信装置STA
1〜5が通信装置APへ信号を送信する期間か(Uplink)、通信装置APが通信装
置STA1〜5へ信号を送信する期間か(Downlink)、通信装置STA1〜5の
それぞれの間で信号を送信する時間か(DirectLink)、が定められても良い。
スケジュール情報には、通信期間が、他の端末と競合して信号を送信することができる期
間か(競合期間)か、他の端末と競合せずに信号を送信することができる期間(非競合期
間)かについて、記載されても良い。
スケジュール情報は、通信装置APによって定められる。端末制御部30は、スケジュ
ール部50が記憶するスケジュール情報を読み出し、通信処理及び動作モードの制御を行
う。スケジューリングは、通信装置APによって行われる。通信装置STA1〜STA5
は、通信装置APから通信期間(スケジュール情報)の通知を受ける。
アプリケーション部60は、アプリケーション層関連の処理を行う。省電力モードのと
きにアプリケーション部60で送信データが発生した場合、アプリケーション部60から
の通知をトリガに、端末制御部30は起動し、省電力モードから通信モードへ移行する。
図2は、スケジュール情報と通信装置STA1、STA2の消費電力の時間変化を模式
的に示す図である。通信期間SPn(nは1〜5の整数)は、通信装置STAnに割り当
てられた通信期間である。再送期間1〜4、競合期間は、すべての通信装置STA1〜5
が使用できる。再送期間1〜4では、各通信装置は、自局に割り当てられた通信期間SP
nにおける通信が完了しない場合に、再送を行う。競合期間では、各通信装置がフレーム
の再送を行ってもよく、新たなフレームの送信を行っても良い。再送期間1〜4、競合期
間では、各通信装置は既定のアクセス制御方式に従い送信権を獲得してからフレームの送
信を開始する。競合期間では、各通信装置はCSMA/CAによって送信権を獲得する。
スケジュール情報は、通信装置APから送信される報知信号、またはその後のスケジュー
ル通知期間に送信されるスケジュール信号に記載される。
通信装置STA1、STA2の消費電力が高い期間は通信モードである。通信装置ST
A1、STA2の消費電力が低い期間は省電力モードである。通信モードのとき、送信処
理中、受信処理中、待ち受け中のそれぞれで電力消費量は若干異なるが、図2では、細か
な消費電力の差異を省略している。
図2の例では、通信装置STA1は、報知信号の受信期間、それに続くスケジュール通
知期間、自局に割り当てられた通信期間SP1、および全通信装置が通信可能な競合期間
を通信モードとし、それ以外の期間を省電力モードとする。図2の例では、通信装置ST
A2は、報知信号の受信期間、それに続くスケジュール通知期間、自局に割り当てられた
通信期間SP2、再送期間2、3、4、および全通信装置が通信可能な競合期間を通信モ
ードとし、それ以外の期間を省電力モードとする。通信装置STA1、2が、再送期間1
〜4を通信モードとするか否かは、通信期間SP1、SP2の通信結果に応じて定められ
る。
図3は、通信装置STA1、STA2の動作を示すフローチャート図である。まず、通
信装置STA1〜STA5は、最初に起動した後、通信装置APと認証処理やAssoc
iation処理といった接続設定を行う。接続設定後、通信装置STA1は、通信装置
APからの報知信号を待ちうけ、受信する。通信装置STA1は、報知信号に記載された
情報によって同期処理等を行う。
次に、通信装置STA1は、通信装置APから、スケジュール情報を受信する(ステッ
プS101)。通信装置STA1は、スケジュール通知期間に、通信装置APから、スケ
ジュール信号(スケジュール情報)を受信する。通信装置STA1がスケジュール通知期
間に受信するスケジュール信号は、複数のフレームであっても良い。通信装置STA1は
、スケジュール信号を受信せずに、スケジュール情報が記載された報知信号を受信しても
良い。通信装置STA1のスケジュール部50は、スケジュール情報を記憶する。各通信
装置STA1〜STA5への通信期間の割り当て結果(スケジュール情報)は、通信装置
APによって生成される。通信装置APがスケジューリングするに当たって必要な情報、
例えば、通信装置STA1のアプリケーションに必要な帯域情報やデータ通信量、遅延許
容時間などは、事前に通信装置APへ通知されても良い。
次に、通信装置STA1の端末制御部30は、自局の通信期間SP1の開始時刻よりも
所定期間前まで省電力モードとなる(ステップS102)。通信装置STA1が省電力モ
ードとなると、タイマ部40は、通信期間SP1の開始時刻よりも所定期間前までの期間
をカウントする。タイマ部40は、通信期間SP1の開始時刻よりも、通信の準備に要す
る期間(準備期間)だけ短い期間をカウントしても良い。タイマ部40は、カウントが終
了すると、端末制御部30を起動させる。端末制御部30は、起動した後、通信モードへ
移行する。端末制御部30は、スケジュール部50からスケジュール情報を読み出す。端
末制御部30は、通信期間SP1にフレームの送受信を行うため、通信部20を起動する
。端末制御部30は、通信期間SP1にフレームの送信を行う際に、アプリケーション部
60を起動させても良い。
次に、通信装置STA1は、通信期間SP1に、フレームを送信または受信する。そし
て、通信装置STA1は、通信期間SP1にフレームの通信が完了したかを判定する(ス
テップS103)。
通信装置APからフレームを受信する場合、通信装置STA1の端末制御部30は、フ
レームの受信結果から再送処理を行うか否かを判定する。端末制御部30は、再送が発生
した場合に通信が完了したと判定する。端末制御部30は、再送が発生した場合に通信が
完了していないと判定する。
通信装置APへフレームを送信する場合、通信装置STA1の端末制御部30は、通信
装置APからの送達確認フレームから再送処理を行うか否かを判定する。端末制御部30
は、再送処理が行われたか否か、アプリケーション部60に蓄積された送信データの量に
応じて、通信が完了したか否かを判定する。
ここで、通信装置STA1は、通信期間SP1にフレームの通信が完了したものとする
(ステップS103の“はい”)。通信装置STA1は、通信期間SP1にフレームの通
信が完了したため、再送期間1、2、3、4も省電力モードとなる。通信装置STA1は
、新たなフレームを送信できる競合期間に、通信モードとなる。これ以降、通信装置ST
A1は、自局が通信する通信期間に通信モードとなり、自局が通信する通信期間以外に低
消費モードとなることを繰り返す。自局が通信する通信期間とは、例えば、競合期間や、
報知信号の通信期間、スケジュール通知期間、自局に割り当てられる通信期間、通信期間
にフレームの通信が完了しなかった場合の再送期間などである。
このように、通信装置STA1は、自局に割り当てられた通信期間SP1に通信を行う
とともに、再送処理が不要な場合は再送期間を起動せず省電力モードとなることで、消費
電力を低減することができる。
次に、図2、図3を用いて、通信装置STA2の動作を説明する。ステップS101、
S102については同様である。ここで、通信装置STA2の端末制御部30が、通信期
間SP2にフレームの通信が完了しなかったと判定したものとする(ステップS103の
“いいえ”)。
次に、通信装置STA2の端末制御部30は、報知信号やスケジュール信号によって次
に自局に割り当てられる通信期間SP2や競合期間よりも前に、再送期間を用いて再送処
理を行うか否かを判定する(ステップS104)。通信装置STA2の端末制御部30は
、通信期間SP2にフレームの通信が完了しなかった場合に、再送期間を用いた再送処理
を行うと判定してもよい。端末制御部30は、通信期間SP2にフレームの通信が完了し
なかった場合であって、そのフレームの遅延許容時間の残り時間が閾値以下の場合に、再
送期間を用いた再送処理を行うと判定してもよい。この閾値は、次の通信期間SP2の開
始時刻あるいは終了時刻までの期間であってもよい。ここで、通信装置STA2は、再送
期間を用いて再送処理を行うと判定したものとする(ステップS104の“はい”)。
次に、通信装置STA2の端末制御部30は、再送期間2の開始時刻より所定期間前ま
で省電力モードとなる(ステップS105)。タイマ部40によるカウントが終了すると
、端末制御部30は通信モードへ移行する。そして、通信装置STA2は、通信装置AP
からのポーリング信号を受信するか、CSMA/CAによって送信権を獲得した上で、再
送期間2を用いて、再送処理を行う。
図2の例では、通信装置STA2は、再送期間2〜4、競合期間を用いても、再送が完
了しない(ステップ106の“いいえ”)。そのため、通信装置STA2は、再送期間2
〜5、競合期間に通信モードとなる。これ以降、通信装置STA2は、自局が通信する通
信期間に通信モードとなり、自局が通信する通信期間以外に低消費モードとなることを繰
り返す。
通信装置STA2の端末制御部30は、再送期間2〜5のそれぞれが終了し、再送が完
了しなかったと判定される(S106の“いいえ”)たびに、次の再送期間を用いて再送
処理を試みるか否かを判定しても良い。端末制御部30は、通信期間SP2の終了時刻か
ら経過した時間が遅延許容時間を超過していない場合に、再送期間を用いた再送処理を行
うと判定してもよい。
このように、通信装置STA2は、無線の伝搬環境の劣化やアプリケーションのデータ
送信要求の発生状況等によって再送処理が発生し、通信装置APによって予め割り当てら
れた通信期間SP2にフレームの送信が完了しない場合であっても、消費電力を低減させ
ながら、適時な再送処理を行うことができる。
(変形例1)
第1の実施形態に係る通信装置STA1〜5、APは、一時的に通信を行わない期間が
発生したときに接続を維持するため、報知信号及びマネジメントフレーム(管理信号)を
通信することができる。通信装置STA1〜5、APは、通信相手と、認証処理等の接続
処理を行った上で通信する。その後、通信を一時的に行わない場合、通信装置STA1〜
5、APは、通信相手との接続状況を維持するために、既定の間隔を置いて、報知信号に
よる同期処理と管理信号による接続維持の確認を行う。通信装置STA1〜5は、報知信
号及び管理信号を通信するときに通信モードとなり、それ以内の期間は省電力モードとな
る。
図4は、スケジュール情報と通信装置STA1の消費電力の時間変化を模式的に示す図
である。図4は、正常時(報知信号、管理信号ともに受信に成功した場合)、エラー発生
時(報知信号、管理信号の受信に失敗した場合)、クロックずれ時(端末が想定するタイ
ミングに報知信号の受信ができなかった場合)における通信装置STA1の消費電力を示
す。
第1の実施形態と相異し、報知信号の通信期間の後には、スケジュール通知期間ではな
く、マネジメント通信期間が設定される。マネジメント通信期間は、通信装置STA1〜
5、APが、管理信号を通信するための期間である。再送期間は、通信装置STA1〜5
、APが、管理信号を再送するための期間である。待受期間は、通信装置STA1〜5が
、報知信号の受信に失敗したときに、次の報知信号の受信を行うために待ち受けを行う期
間である。
図5は、通信装置STA1の動作を示すフローチャートである。通信装置STA1は、
報知信号を受信することでクロックの同期処理を行い、管理信号を交換することで接続の
維持を行う。
(正常時)通信装置APからの報知信号の受信に成功した場合(ステップS201の“
はい”)であって、かつ、管理信号の受信に成功した場合(ステップS202の“はい”
)、通信装置STA1と通信相手の接続状態は維持される(ステップS203)。通信装
置STA1の端末制御部30は、図5の“正常時”に示すように、報知信号の受信期間及
びマネジメント通信期間に通信モードとなり、それ以外の期間に省電力モードとなる。
(管理信号エラー時)通信装置APからの報知信号の受信に成功した場合(ステップS
201の“はい”)であって、かつ、管理信号の受信に失敗した場合(ステップS202
の“いいえ”)、通信装置STA1は、マネジメント通信期間のあとに設定された再送期
間に、管理信号の受信を試みる(ステップS204)。再送期間に管理信号の受信に成功
した場合(ステップS204の“はい”)、通信装置STA1と通信相手の接続状態は維
持される(ステップS203)。一方で、再送期間に管理信号の受信に失敗した場合(ス
テップS204の“いいえ”)、通信装置STA1と通信相手の接続状態は切断される(
ステップS205)。マネジメント通信期間及び再送期間における管理信号の受信失敗が
複数回連続した(あるいは一定期間連続した)場合に、通信装置STA1と通信相手の接
続状態が切断されることとしても良い。通信装置STA1の端末制御部30は、報知信号
の受信期間、マネジメント通信期間、及び再送期間に通信モードとなり、それ以外の期間
に省電力モードとなる。
(報知信号エラー時)通信装置APからの報知信号の受信に失敗した場合(ステップS
201の“いいえ”)、通信装置STA1は、次の報知信号の通信期間の前に設定された
待受期間から通信モードとなって待ち受け、次の報知信号の受信を試みる(ステップS2
06)。待受期間等に報知信号及び管理信号の受信に成功した場合(ステップS206の
“はい”)、通信装置STA1と通信相手の接続状態は維持される(ステップS203)
。一方で、待受期間等に報知信号を受信できなかった場合(ステップS206の“いいえ
”)、通信装置STA1と通信相手の接続状態は切断される(ステップS207)。待受
期間及び報知信号の通信期間における報知信号の受信失敗が複数回連続した(あるいは一
定期間連続した)場合に、通信装置STA1と通信相手の接続状態は切断されることとし
ても良い。このとき、通信装置STA1は、通信相手と通信不能な状態であるとして、認
証情報やアソシエーション情報などの接続情報を破棄する。通信装置STA1の端末制御
部30は、図5の“報知信号エラー時”に示すように、報知信号の受信期間、マネジメン
ト通信期間、報知信号の受信に失敗した後の待受期間に通信モードとなり、それ以外の期
間に省電力モードとなる。なお、図5の“報知信号エラー時”では、通信装置STA1が
管理信号の受信に失敗したものとして、再送期間も通信モードとなる例を示す。
(クロックずれ時)報知信号は通信装置APによって既定の間隔を置いて送信されるも
のの、通信装置STA1〜5と通信装置APとで経過期間の計測結果にずれが生じること
がある。通信装置STA1が報知信号の通信期間と想定するタイミングは、図5の“端末
の想定”において破線で囲まれた報知信号で示される。通信装置APが報知信号を実際に
送信したタイミングは、図5の実線で囲まれた報知信号で示される。1つ目の報知信号の
通信期間では、通信装置STA1とAPとの間で双方のクロックが合致しており、通信装
置STA1は、報知信号の受信に成功する。2つ目の報知信号の通信期間では、通信装置
STA1が想定する報知信号の通信期間が、実際の報知信号の通信期間よりも大幅に遅い
。そのため、通信装置APによって報知信号が送信される期間、通信装置STA1は、省
電力モードであるため、報知信号の受信に失敗する(ステップS201の“いいえ”)。
次に、通信装置STA1は、(報知信号エラー時)と同様に、次の報知信号の通信期間の
前に設定された待受期間から通信モードとなって待ち受け、次の報知信号の受信を試みる
(ステップS206)。
このようにすることで、たとえ通信装置STA1と通信装置APとの間でクロックにず
れが発生したとしても、図5の3つ目の報知信号の通信期間では通信装置STA1は信号
を待ち受ける状態にあるため、消費電力を低減させながら、正常に報知信号を受信できク
ロックの同期処理を行うことができる。
(変形例2)
第1の実施形態に係る通信装置STA1〜5は、自局に割り当てられた期間SP1〜5
に通信が完了しなかった場合、再送期間1〜4のうち選択した再送期間のみを再送に使用
することとすることができる。
図6は、スケジュール情報と通信装置STA1〜5の消費電力の時間変化を模式的に示
す図である。図6に示すスケジュール情報は、第1の実施形態に係るスケジュール情報(
図2)と同様である。
スケジュール情報を受信した後(図3のステップ101)、通信装置STA1〜5の端
末制御部30は、再送期間1〜5のうち、フレームの再送に使用する再送期間の候補を選
択する。通信装置STA1〜5の端末制御部30は、自局に割り当てられた通信期間SP
1〜5のあと最先に設定された再送期間を、フレームの再送に使用する再送期間の候補と
して選択する。通信装置STA1〜5の端末制御部30は、競合期間の直後に設定された
再送期間を、フレームの再送に使用する再送期間の候補として選択する。通信装置STA
1〜5の端末制御部30は、競合期間を、フレームの再送に使用する再送期間の候補とし
て選択する。
再送期間1は、通信装置STA1が通信期間SP1に通信が完了しなかった場合、通信
装置STA1によって、ポーリング方式によるアクセス制御の下、フレームの再送に使用
される。再送期間1では、通信装置STA2〜4は省電力モードである。
再送期間2は、通信装置STA2、3が通信期間SP2、3に通信が完了しなかった場
合、通信装置STA2、3によって、ポーリング方式によるアクセス制御の下、フレーム
の再送に使用される。再送期間2では、通信装置STA1、4、5は省電力モードである
再送期間3は、通信装置STA4、5が通信期間SP4、5に通信が完了しなかった場
合、通信装置STA4、5によって、ポーリング方式によるアクセス制御の下、フレーム
の再送に使用される。(図6では、通信装置STA4は通信期間SP4に通信が完了した
例を示す。)再送期間3では、通信装置STA1〜4は省電力モードである。
競合期間は、自局に割り当てられた通信期間及びその再送期間を使用したにも関わらず
、通信が完了しなかった通信装置(図6の例では、STA1、2、5)によって、CSM
A/CA方式によるアクセス制御の下、フレームの再送に使用される。競合期間では、通
信装置STA3、4は省電力モードである。
再送期間4は、競合期間の直後に設定された再送期間である。再送期間4は、自局に割
り当てられた通信期間、その再送期間、及び競合期間に通信が完了しなかった通信装置(
図6の例では、STA1、2、5)によって、ポーリング方式によるアクセス制御の下、
フレームの再送に使用される。再送期間4では、通信装置STA3、4は省電力モードで
ある。
再送期間5は、次の報知信号が送信された後、次のスケジュール情報で各通信端末へ割
り当てられる通信期間が設定される前に、設定される再送期間である。再送期間5は、自
局に割り当てられた通信期間、その再送期間、及び競合期間に通信が完了しなかった通信
装置(図6の例では、STA1、5)によって、ポーリング方式によるアクセス制御の下
、フレームの再送に使用される。再送期間5では、通信装置STA2〜4は省電力モード
である。
このように、通信装置STA1〜5の端末制御部30は、スケジュール情報で設定され
た複数の再送期間1〜5のうち、フレームの再送に使用する再送期間を選択してその再送
期間のみ動作モードとなり、それ以外の再送期間に省電力モードとなる。このため、無線
の伝搬環境の劣化やアプリケーションのデータ送信要求の発生状況等によって再送処理が
発生し、通信装置APによって予め割り当てられた通信期間SP1〜5にフレームの送信
が完了しない場合であっても、消費電力を低減させながら、適時な再送処理を行うことが
できる。フレームの再送が完了しない限り、スケジュール情報で設定された再送期間1〜
5すべてを起動して通信モードとなる必要が無くなり、電力消費量を削減する事ができる
スケジュール情報で設定された再送期間でも再送処理が完了しない場合、競合期間に起
動して再送処理を行うと共に、その後の再送期間4と再送期間5に起動して再送処理を行
うことができる。このようにすることで、該当データの遅延期間の許容量をオーバーする
まで再送処理を行い続ける事ができる。
通信装置STA1〜5の端末制御部30が自局に割り当てられた通信期間SP1〜5の
後、最先に設定される再送期間を、フレームの再送に使用する再送期間を選択してその再
送期間のみ動作モードとなり、それ以外の再送期間に省電力モードとなることで、遅延の
発生を抑制するとともにスループットを向上しながら、消費電力を低減できる。
通信装置STA1〜5の端末制御部30が自局に割り当てられた通信期間SP1〜5の
後、最先に設定される再送期間でも、フレームの再送処理が完了しなかった場合に、更に
競合期間と競合期間の直後に設定される再送期間を、フレームの再送に使用する再送期間
を選択して動作モードとなり、再送処理が完了している場合には競合期間と競合期間の直
後に設定される再送期間に省電力モードとなることで、再送処理の発生状況に応じて動作
させ、消費電力を低減することができる。
<変形例3>
以上の実施形態では、通信装置STA1〜5、APは、無指向性(オムニ)の電波を使
用して通信するものとした。しかし、通信装置STA1〜5、APは、指向性の電波を使
用して通信することができる。
図7は、第1の実施形態の変形例3に係る無線システムを示す図である。通信装置AP
の無線の通信範囲は、STA1〜5を含む。通信装置APの無線の通信範囲は、4つのセ
クタ1〜4に分割される。通信装置APはセクタ1を用いて通信装置STA1と通信する
。通信装置APはセクタ2を用いて通信装置STA2、3と通信する。通信装置APはセ
クタ4を用いて通信装置STA4、5と通信する。通信装置STA1〜5は、認証・接続
処理の際、通信装置APの指向性のうち自局向きの指向性(例えば、セクタ番号)を把握
する。但し、各セクタは、図7に示すように物理的な方向として明確に分かれている必要
はなく、指向性の方向が近しい通信装置をまとめて1つのセクタとして管理してもよい。
各通信装置STA1〜5に割り当てられる通信期間SP1〜5、通信装置APの指向性
は、通信期間が割り当てられた通信装置の方向へ設定される。再送期間1〜4及び競合期
間、通信装置APの指向性は、その期間を使用して通信を行う通信装置の方向へ設定され
る必要がある。
通信装置STA1〜5は、スケジュール情報を受信(図2のステップS101)したと
き、いずれの再送期間1〜4及び競合期間で、通信装置APの指向性が自局の方向となる
かに応じて、使用する再送期間を選択する。
通信装置STA1〜5が、変形例2で示す方法によって、フレームの再送を行う再送期
間を選択する例で、以下、通信装置APのスケジューリング方法を説明する。通信装置A
Pは、同一の指向性を用いて通信する1つ以上の通信装置を、1つのグループと設定する
。通信装置APは、通信装置STA1をグループ1(指向性:セクタ1)とする。通信装
置APは、通信装置STA2、3をグループ2(指向性:セクタ2)とする。通信装置A
Pは、通信装置STA4、5をグループ3(指向性:セクタ4)とする。
通信装置APの端末制御部30は、あるグループに属する通信装置に割り当てられる通
信期間を設定した後、そのグループに属する通信装置の再送期間を設定することで、スケ
ジューリングを行う。例えば、グループ1に属する通信装置STA1に割り当てられる通
信期間SP1を設定した後、そのグループ1に属する通信装置STA1の再送期間1を設
定する。その次に、グループ2に属する通信装置STA2、3に割り当てられる通信期間
SP2、3を設定した後、そのグループ2に属する通信装置STA2、3の再送期間2を
設定する。その次に、グループ3に属する通信装置STA4、5に割り当てられる通信期
間SP4、5を設定した後、そのグループ3に属する通信装置STA4、5の再送期間3
を設定する。すべてのグループについて通信期間と再送期間を設定した後、すべての通信
装置が使用可能な競合期間及び再送期間4を設定する。このようにすることで、通信装置
APの端末制御部30は、通信期間、再送期間、および競合期間(図2、図6と同様)の
スケジューリングを行うことできる。
そして、通信装置APは、各再送期間、競合期間における指向性の方向を決定する。再
送期間1は、グループ1に属する通信装置STA1によって使用される可能性があるため
、通信装置APは、再送期間1において指向性の方向をセクタ1とする。再送期間2は、
グループ2に属する通信装置STA2、3によって使用される可能性があるため、通信装
置APは、再送期間2において指向性の方向をセクタ2とする。再送期間3は、グループ
3に属する通信装置STA4、5によって使用される可能性があるため、通信装置APは
、再送期間3、指向性の方向をセクタ4とする。競合期間及び再送期間4は、すべての通
信装置STA1〜5によって使用される可能性があるため、通信装置APは、再送期間4
及び競合期間における指向性の方向を全方向(セクタ1〜4)とする。このようにして、
通信装置APの端末制御部30は、スケジューリングを行う。
次に、各通信装置STA1〜5の動作を説明する。通信装置STA1〜5は、上記のス
ケジューリング情報を受信する。
通信装置STA1〜5は、自局に割り当てられた通信期間SP1〜5に通信が完了しな
い場合、通信期間SP1〜5のあとで最先の再送期間を、フレームの再送に使用する再送
期間として選択しても良い。
通信装置STA1〜5は、再送期間の前(直前)の期間における通信装置APの指向性
が自局の方向である場合に、その再送期間をフレームの再送に使用する再送期間として選
択してもよい。例えば、通信装置STA2は、再送期間2の前(直前)の通信期間SP3
における通信装置APの指向性が自局の方向であるので、再送期間2をフレームの再送に
使用すると選択する。
スケジュール情報には、第1の実施形態で説明した情報に加え、少なくとも再送期間1
〜4及び競合期間のそれぞれにおける通信装置APの指向性についての情報が記載されて
も良い。このとき、通信装置STA1〜5は、再送期間1〜4及び競合期間のうち、通信
装置APの指向性が自局の方向である期間を、フレームの再送に使用すると選択してもよ
い。
このように、通信装置STA1〜5の端末制御部30は、スケジュール情報で設定され
た複数の再送期間1〜5のうち、通信装置APの指向性に応じて、フレームの再送に使用
する再送期間を選択してその再送期間のみ動作モードとなり、それ以外の再送期間に省電
力モードとなる。このため、無線の伝搬環境の劣化やアプリケーションのデータ送信要求
の発生状況等によって再送処理が発生し、通信装置APによって予め割り当てられた通信
期間SP1〜5にフレームの送信が完了しない場合であっても、消費電力を低減させなが
ら、適時な再送処理を行うことができる。
通信装置STA1〜5の端末制御部30が自局に割り当てられた通信期間SP1〜5の
後、最先に設定される再送期間を、フレームの再送に使用する再送期間を選択してその再
送期間のみ動作モードとなり、それ以外の再送期間に省電力モードとなることで、遅延の
発生を抑制するとともにスループットを向上しながら、消費電力を低減できる。
再送期間の前(直前)の通信期間における通信装置APの指向性が自局の方向である再
送期間を、フレームの再送に使用する再送期間として選択することで、再送期間の指向性
情報が無くても、通信装置APが通信可能な状態の時に、適時な再送処理を行うことがで
きる。
再送期間1〜4及び競合期間のうち、通信装置APの指向性が自局の方向である期間を
、フレームの再送に使用すると選択することで、通信装置APの指向性が自局の方向を向
いていない再送期間、省電力モードとなることができ、スループットを損なうことなく消
費電力を低減できる。
(その他の実施形態)
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張、変更可能であり、拡張、変更した
実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
STA1、STA2、STA3、STA4、STA5、AP:通信装置、10:アンテナ
、20:通信部、30:端末制御部、40:タイマ部、50:スケジュール部、60:ア
プリケーション部

Claims (16)

  1. 第1の方向に位置する通信装置が通信可能な第1の期間と、第2の方向に位置する通信装
    置が通信可能な第2の期間と、少なくとも、前記第1の期間に通信に失敗した通信装置お
    よび前記第2の期間に通信に失敗した通信装置のいずれかが通信可能な第3の期間とを含
    む第1情報を、前記第1および第2の方向に送信するよう制御する制御手段を備える通信
    装置。
  2. 前記第1情報が、前記第1および第2の期間における電波の指向性に関する情報を含む請
    求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の期間では前記第1の方向に、前記第2の期間では前記第2の
    方向に、電波の指向性が向くよう制御する請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  4. 第1グループの通信装置が通信可能な第1の期間と、第2グループの通信装置が通信可能
    な第2の期間と、少なくとも、前記第1の期間に通信に失敗した通信装置および前記第2
    の期間に通信に失敗した通信装置のいずれかが通信可能な第3の期間とを含む第1情報を
    、前記第1グループの通信装置および前記第2グループの通信装置に送信するよう制御す
    る制御手段を備える通信装置。
  5. 前記第1情報を送信する通信手段を更に備える請求項1乃至請求項4の何れかに記載の通
    信装置。
  6. 前記通信手段が、電波を送信するアンテナを備える請求項1乃至請求項5の何れかに記載
    の通信装置。
  7. 第1の方向に位置する通信装置が通信可能な第1の期間と、第2の方向に位置する通信装
    置が通信可能な第2の期間と、少なくとも、前記第1の期間に通信に失敗した通信装置お
    よび前記第2の期間に通信に失敗した通信装置のいずれかが通信可能な第3の期間とを含
    む第1情報を、通信手段を介して受信し、
    前記第1の期間に、前記通信手段を介して電波を送信するよう制御する制御手段を備える
    通信装置。
  8. 前記第1情報は、第2の通信装置によって送信され、
    前記第1情報は、前記第1および第2の期間における前記第2の通信装置の指向性に関す
    る情報を含む請求項7に記載の通信装置。
  9. 第1グループの通信装置が通信可能な第1の期間と、第2グループの通信装置が通信可能
    な第2の期間と、少なくとも、前記第1の期間に通信に失敗した通信装置および前記第2
    の期間に通信に失敗した通信装置のいずれかが通信可能な第3の期間とを含む第1情報を
    、通信手段を介して受信し、
    前記第1の期間に、前記通信手段を介して電波を送信するよう制御する制御手段を備える
    通信装置。
  10. 前記制御手段は、前記第1情報を用いて自装置が送信できない前記第2の期間を判別し、
    前記第2の期間において前記通信手段への電力供給の少なくとも一部を遮断する請求項7
    乃至請求項9の何れかに記載の通信装置。
  11. 前記通信手段を更に備える請求項7乃至請求項10の何れかに記載の通信装置。
  12. 前記通信手段が、電波を送信するアンテナを備える請求項7乃至請求項11の何れかに記
    載の通信装置。
  13. 通信装置の通信方法であって、
    第1の方向に位置する通信装置が通信可能な第1の期間と、第2の方向に位置する通信装
    置が通信可能な第2の期間と、少なくとも、前記第1の期間に通信に失敗した通信装置お
    よび前記第2の期間に通信に失敗した通信装置のいずれかが通信可能な第3の期間とを含
    む第1情報を、前記第1および第2の方向に送信する通信方法。
  14. 通信装置の通信方法であって、
    第1グループの通信装置が通信可能な第1の期間と、第2グループの通信装置が通信可能
    な第2の期間と、少なくとも、前記第1の期間に通信に失敗した通信装置および前記第2
    の期間に通信に失敗した通信装置のいずれかが通信可能な第3の期間とを含む第1情報を
    、前記第1グループの通信装置および前記第2グループの通信装置に送信する通信方法。
  15. 通信装置の通信方法であって、
    第1の方向に位置する通信装置が通信可能な第1の期間と、第2の方向に位置する通信装
    置が通信可能な第2の期間と、少なくとも、前記第1の期間に通信に失敗した通信装置お
    よび前記第2の期間に通信に失敗した通信装置のいずれかが通信可能な第3の期間とを含
    む第1情報を受信し、
    前記第1の期間に、電波を送信する通信方法。
  16. 通信装置の通信方法であって、
    第1グループの通信装置が通信可能な第1の期間と、第2グループの通信装置が通信可能
    な第2の期間と、少なくとも、前記第1の期間に通信に失敗した通信装置および前記第2
    の期間に通信に失敗した通信装置のいずれかが通信可能な第3の期間とを含む第1情報を
    受信し、
    前記第1の期間に、電波を送信する通信方法。
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