JP2015129568A - exterior member - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、外装部材に関するものである。 The present invention relates to an exterior member.
特許文献1には、排気管における共振や異音の発生を防止する手段として、排気管に対しその外周を覆うように取り付けられるインシュレータが開示されている。インシュレータは、排気管を挟むように合体させた略半円形の2枚の固定プレートによって構成されている。 Patent Document 1 discloses an insulator that is attached to the exhaust pipe so as to cover the outer periphery as means for preventing resonance and abnormal noise in the exhaust pipe. The insulator is composed of two substantially semicircular fixed plates that are combined so as to sandwich the exhaust pipe.
特許文献1のインシュレータは、2枚の固定プレートを合体した状態に固定する手段として、ボルトとナットを用いた締付け手段が用いられているため、固定作業に手間が掛かる。特に、インシュレータが長尺である場合には、ボルトとナットの数が増えるため、締付け作業の工数も増し、更に、作業性が低下することになる。 In the insulator of Patent Document 1, since a fastening means using a bolt and a nut is used as a means for fixing the two fixing plates in a combined state, it takes time for fixing work. In particular, when the insulator is long, the number of bolts and nuts increases, so that the number of tightening steps increases, and the workability decreases.
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、管状又は棒状をなす取付け対象物の外面に、簡単に取り付けることのできる外装部材を提供することを目的とする。 This invention is completed based on the above situations, Comprising: It aims at providing the exterior member which can be easily attached to the outer surface of the attachment object which makes | forms a tubular shape or rod shape.
本発明の外装部材は、
管状又は棒状をなす取付け対象物に対し、その外周面を覆うように取り付けられる外装部材であって、
前記取付け対象物の軸線方向と略平行に延びた形態であり、前記取付け対象物の外周面に対して接近・離間するような弾性変形が可能な支持部と、
前記支持部の側縁から前記取付け対象物を包囲するように周方向に沿って片持ち状に延出した形態であり、前記取付け対象物の軸線方向に間隔を空けて配置され、互いに独立して拡径するような弾性変形が可能な複数の弾性保持片とを備えて構成されているところに特徴を有する。
The exterior member of the present invention is
It is an exterior member that is attached so as to cover the outer peripheral surface of a tubular or rod-like attachment object,
A support portion that is in a form extending substantially parallel to the axial direction of the attachment object, and capable of elastic deformation to approach and separate from the outer peripheral surface of the attachment object;
It is a form that extends in a cantilever manner along the circumferential direction so as to surround the attachment object from the side edge of the support part, and is arranged at an interval in the axial direction of the attachment object, independent of each other. And a plurality of elastic holding pieces capable of elastic deformation so as to expand in diameter.
外装部材を取り付け対象物に取り付ける際には、支持部を弾性変形させるとともに、複数の弾性保持片を順次に拡径変形させながら取付け対象物の外周に外嵌していく。このとき、複数の弾性保持片の全てを一斉に弾性変形させずに済むので、作業性が良い。また、外装部材を取り付け対象物に取り付けた状態では、複数の弾性保持片が取付け対象物を包囲するので、保持機能の信頼性が高い。 When the exterior member is attached to the attachment object, the support portion is elastically deformed, and the plurality of elastic holding pieces are sequentially fitted on the outer periphery of the attachment object while being subjected to diameter expansion deformation. At this time, since it is not necessary to elastically deform all of the plurality of elastic holding pieces all at once, workability is good. Moreover, in the state which attached the exterior member to the attachment target object, since the some elastic holding piece surrounds the attachment target object, the reliability of a holding function is high.
(1)本発明の外装部材は、前記複数の弾性係止片が、前記支持部材の両方の前記側縁から互いに反対方向へ延びるように形成されていてもよい。この構成によれば、支持部と弾性保持片を併せた周方向の寸法を同じとした場合において、弾性保持片が支持部の一方の側縁のみから延出している場合に比べると、1つの弾性保持片の長さが短くなる。これは、1つの弾性保持片の保持力が高いことを意味するので、外装部材全体としての保持力も高くなる。 (1) The exterior member of the present invention may be formed such that the plurality of elastic locking pieces extend in opposite directions from both side edges of the support member. According to this configuration, when the circumferential dimension of the support portion and the elastic holding piece is the same, the elastic holding piece extends from only one side edge of the support portion. The length of the elastic holding piece is shortened. This means that the holding force of one elastic holding piece is high, so that the holding force of the entire exterior member is also high.
(2)本発明の外装部材は、前記複数の弾性保持片がスリットを介して隣り合うように軸線方向に並列して配置されていてもよい。この構成によれば、取付け対象物に対する複数の弾性保持片の当接面積が広く確保されるので、その分、保持力が高い。 (2) The exterior member of the present invention may be arranged in parallel in the axial direction so that the plurality of elastic holding pieces are adjacent to each other via a slit. According to this configuration, since the contact area of the plurality of elastic holding pieces with respect to the attachment target is ensured widely, the holding force is high accordingly.
(3)本発明の外装部材は、前記弾性保持片の延出端部が、前記取付け対象物の外周面に設けたストッパに対し周方向又は軸線方向に係止可能となっていてもよい。この構成によれば、取付け対象物に対して外装部材を周方向又は軸線方向に位置決めすることができる。 (3) As for the exterior member of this invention, the extension end part of the said elastic holding piece may be latched in the circumferential direction or an axial direction with respect to the stopper provided in the outer peripheral surface of the said attachment target object. According to this configuration, the exterior member can be positioned in the circumferential direction or the axial direction with respect to the attachment object.
(4)本発明の外装部材は、前記弾性保持片の延出端部に、前記取付け対象物の外周面から離間するように外向きに曲げた形態の誘導部が形成されていてもよい。この構成によれば、弾性保持片を拡径変形させたときに弾性保持片の延出端部が取付け対象物の外周面に引っ掛かり難くなるので、作業性が向上する。 (4) As for the exterior member of this invention, the guidance | induction part of the form bent outward so that it might separate from the outer peripheral surface of the said attachment target object may be formed in the extension end part of the said elastic holding piece. According to this configuration, when the elastic holding piece is expanded and deformed, the extended end portion of the elastic holding piece is less likely to be caught on the outer peripheral surface of the object to be attached, so that workability is improved.
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図4を参照して説明する。本実施例の外装部材10の取付け対象物は、合成樹脂材料からなる円筒形のフィラーパイプPである。フィラーパイプPの外周面には、一対のストッパSが形成されている。ストッパSは、フィラーパイプPの外周面からリブ状に突出した形態であり、軸線方向と平行に直線状に連続して延びた周方向用位置決め部Saと、周方向用位置決め部Saの両端部から周方向に延出する一対の軸線方向用位置決め部Sbとから構成されている。
<Example 1>
Embodiment 1 of the present invention will be described below with reference to FIGS. The attachment object of the
外装部材10は、フィラーパイプPに対しその外周面を覆うように取り付けられる。フィラーパイプPに取り付けられた外装部材10は、フィラーパイプPの表面への熱の伝達を抑えるインシュレータ(断熱手段)としての機能と、異物の干渉による傷付きから守るプロテクタとして機能を発揮する。
The
外装部材10は、弾性変形可能な金属性の板材からなる単一部材である。外装部材10をフィラーパイプPの軸線と平行に見たときの形状(断面形状)は、周方向における一部が離れた円弧形をなしている。つまり、フィラーパイプPの周方向における外装部材10の形成領域は、半周以上であり、且つ全周未満である。外装部材10は、1本の支持部11と、16(八対)の弾性保持片13とを一体形成して構成されている。
The
支持部11は、フィラーパイプPの軸線と平行に細長く延びた帯板状をなす。支持部11の左右両側縁12は、フィラーパイプPの軸線と平行に延びている。16の弾性保持片13は、フィラーパイプPの周方向に沿うように円弧状に湾曲した帯板状をなし、支持部11の右側の側縁12と左側の側縁12から同数本ずつ、片持ち状に延出している。支持部11の側縁12からの弾性保持片13の延出寸法は、全ての弾性保持片13で同じ寸法となっている。また、弾性保持片13の幅寸法(フィラーパイプPの軸線と平行な方向の寸法)も、全ての弾性保持片13で同じ寸法となっている。各弾性保持片13の延出端部には、フィラーパイプPの外周面から遠ざかるように径方向外向きに屈曲した形態の誘導部14が形成されている。
The
支持部11の右側の側縁12から延出した8本の弾性保持片13は、フィラーパイプPの軸線方向に沿って一定のピッチで並列するように配置されている。軸線方向に隣り合う右側の弾性保持片13同士の間には、外装部材10の外側縁12から支持部11に向かって切り込んだ形態のスリット15が形成されている。スリット15の幅寸法は、弾性保持片13の幅寸法よりも小さい。支持部11の左側の側縁12から延出した8本の弾性保持片13も、右側の弾性保持片13と同じ均一ピッチで軸線方向に沿って並列配置されている。そして、軸線方向に隣り合う左側の弾性保持片13同士の間にも、右側の弾性保持片13と同様のスリット15が形成されている。
The eight
支持部11の右側の側縁12から延出する8本の弾性保持片13と左側の側縁12から延出する8本の弾性保持片13は、軸線方向と平行な仮想対称軸(図示省略)に関して対称な形態である。したがって、外装部材10も全体としては、軸線方向と平行な仮想対称軸に関して対称な形態となっている。
The eight
上述のように本実施例の外装部材10は、フィラーパイプPの軸線方向と略平行に延びた形態でありフィラーパイプPの外周面に対して接近・離間するような弾性変形が可能な支持部11と、八対の弾性保持片13とを備える。八対の弾性保持片13は、支持部11の両側縁12からフィラーパイプPを包囲するように周方向に沿って片持ち状に延出した形態であり、フィラーパイプPの軸線方向に間隔を空けて配置され、互いに独立して拡径するような弾性変形が可能となっている。
As described above, the
外装部材10をフィラーパイプPに取り付ける際には、図2に示すように、支持部11を反らせてフィラーパイプPから遠ざけるように弾性的に湾曲変形させるとともに、スリット15の間隔を拡げ、まず、支持部11の一方の端部に形成されている弾性保持片13をフィラーパイプPに外嵌させる。このとき、フィラーパイプPの外周面に接触している弾性保持片13だけが、一時的に拡径するように弾性変形する。そして、拡径変形していた弾性保持片13が縮径するように弾性復帰すると、支持部11のうち弾性復帰する弾性保持片13が連なっている部分が、フィラーパイプPの外周面に接近して当接する。
When attaching the
上記のように弾性保持片13を一時的に拡径変形させた後、縮径するように弾性復帰させる動作を、支持部11の湾曲変形を戻しながら、支持部11の一方の端部から他方の端部に向かって順次に行えば、外装部材10がフィラーパイプPの外周に取り付けられる。取り付けられた外装部材10は、弾性復帰した弾性保持片13により、取付け状態に保持される。
After the
このように、本実施例の外装部材10は、全ての弾性保持片13を一斉に弾性変形させる必要がないので、作業性が良い。また、弾性保持片13の延出端部には、フィラーパイプPの外周面から離間するようの外向き曲げた形態の誘導部14が形成されているので、弾性保持片13が拡径変形するときに弾性保持片13の延出端部がフィラーパイプPの外周面に突き刺さったり引っ掛かったりする虞がない。これにより、作業性の更なる向上が図られている。そして、外装部材10をフィラーパイプPに取り付けた状態では、八対の弾性保持片13がフィラーパイプPを包囲するので、弾性保持片13による保持機能の信頼性が高い。
Thus, the
また、本実施例の外装部材10は、八対の弾性保持片13が、支持部11材の左右両方の側縁12から互いに反対方向へ延びるように形成されている。この構成によれば、支持部11と弾性保持片13を併せた周方向の寸法を同じとした場合において、弾性保持片13が支持部11の左右いずれか一方の側縁12のみから延出している場合に比べると、1つの弾性保持片13の長さが短くなる。これは、1つの弾性保持片13の保持力が高いことを意味するので、外装部材10全体としての保持力も高くなる。
Moreover, the
また、本実施例の外装部材10は、8つずつの弾性保持片13が狭いスリット15を介して隣り合うように軸線方向に並列して配置されている。したがって、フィラーパイプPに対する八対の弾性保持片13の当接面積(つまり、外装部材10がフィラーパイプPの外周面を覆う面積)が広く確保される。これにより、外装部材10は、フィラーパイプPに対する保持力が高くなるだけでなく、インシュレータ(断熱手段)及びプロテクタとして機能を十分に発揮することができる。
Further, the
また、外装部材10をフィラーパイプPに正しく取り付けた状態では、図1,4に示すように、八対の弾性保持片13の延出端部が、フィラーパイプPの外周面に突出形成した一対のストッパSに対し周方向及び軸線方向に係止する。即ち、弾性保持片13の延出端部が、一対の周方向用位置決め部Saに対して周方向に当接して挟まれ、これにより、外装部材10がフィラーパイプPに対して周方向への移動を規制された状態に位置決めされる。また、軸線方向における両端に位置する弾性保持片13が、軸線方向用位置決め部Sbに対して軸線方向に当接して挟まれ、これにより、外装部材10はフィラーパイプPに対し軸線方向の移動を規制された状態に位置決めされる。
In the state in which the
<実施例2>
次に、本発明を具体化した実施例2を図5を参照して説明する。尚、上記実施例1と同じ構成及び作用効果については、説明を省略する。本実施例2の外装部材20の取付け対象物は、実施例1と同じフィラーパイプPである。本実施例2の外装部材20も、実施例1と同じく、は、フィラーパイプPに対しその外周面を覆うように取り付けられる。フィラーパイプPに取り付けられた外装部材20は、フィラーパイプPの表面への熱の伝達を抑えるインシュレータ(断熱手段)としての機能と、異物の干渉による傷付きから守るプロテクタとしての機能を発揮する。
<Example 2>
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In addition, description is abbreviate | omitted about the same structure and effect as the said Example 1. FIG. The attachment object of the
外装部材20は、弾性変形可能な金属材料からなる単一部材である。外装部材20をフィラーパイプPの軸線と平行に見たときの形状(断面形状)は、周方向における一部が離れた円弧形をなしている(図示省略)。つまり、フィラーパイプPの周方向における外装部材20の形成領域は、半周以上であり、且つ全周未満である。
The
外装部材20は、全体として、軸線方向と平行な仮想対称軸(図示省略)に関して対称な形態となっている。外装部材20は、1本の支持部21と、二対の弾性保持片23と、一対の板状機能部25とを備えて構成されている。支持部21は、フィラーパイプPの軸線と平行に細長く延びた帯状をなす。支持部21の左右両側縁22は、フィラーパイプPの軸線と平行に延びている。
The
二対の弾性保持片23は、支持部21の軸線方向における両端部に配置され、右側の側縁22と左側の側縁22から周方向に沿うように円弧状をなして片持ち状に延出している。支持部21の側縁22からの弾性保持片23の延出寸法は、全ての弾性保持片23で同じ寸法となっている。また、弾性保持片23の幅寸法(フィラーパイプPの軸線と平行な方向の寸法)も、全ての弾性保持片23で同じ寸法となっている。各弾性保持片23の延出端部には、フィラーパイプPの外周面から遠ざかるように径方向外向きに屈曲した形態の誘導部24が形成されている。
The two pairs of
板状機能部25は、軸線方向に間隔を空けた弾性保持片23の間に挟まれるように配置されている。一対の板状機能部25は、支持部21の左右両側縁22から周方向に沿うように円弧状をなして片持ち状に延出している。支持部21の側縁22からの板状機能部25の延出寸法は、両板状機能部25で同じ寸法となっている。また、板状機能部25の幅寸法(フィラーパイプPの軸線と平行な方向の寸法)も、両板状機能部25で同じ寸法となっている。支持部21の側縁22からの板状機能部25の周方向の延出寸法は、弾性保持片23の延出寸法よりも小さく設定されている。外装部材20をフィラーパイプPに取り付けた状態では、板状機能部25が、インシュレータ(断熱手段)としての機能とプロテクタとしての機能を発揮する。
The plate-like
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1,2では、弾性保持片を支持部の両方の側縁から延出させたが、弾性保持片は支持部のいずれか一方の側縁だけから延出する形態としてもよい。
(2)上記実施例1,2では、支持部からの弾性保持片の延出寸法を、全ての弾性保持片で同じ寸法としたが、支持部からの弾性保持片の延出寸法は不均一であってもよい。
(3)上記実施例1,2では、弾性保持片の幅寸法(フィラーパイプの軸線と平行な方向の寸法)を全て同じ寸法としたが、弾性保持片の幅寸法は不均一であってもよい。
(4)上記実施例1では、軸線方向において複数の弾性保持片を一定のピッチで並列配置したが、軸線方向における複数の弾性保持片の並列ピッチは、不均一であってもよい。
(5)上記実施例1,2では、支持部の一方の側縁から延出する弾性保持片と他方の側縁から延出する弾性保持片を、軸線方向と平行な仮想対称軸に関して対称な形態としたが、支持部の一方の側縁から延出する弾性保持片と他方の側縁から延出する弾性保持片は、周方向の延出寸法や軸線方向の幅寸法や軸線方向の配置等に関して非対称な形態であってもよい。
(6)上記実施例1,2では、弾性保持片の延出端部が、フィラーパイプ(取付け対象物)の外周面に設けたストッパに対して周方向及び軸線方向に係止するようにしたが、弾性保持片は、ストッパに対して周方向のみに係止するようにしてもよく、軸線方向のみに係止するようにしてもよい。
(7)上記実施例1,2では、弾性保持片をストッパに係止させることによって外装部材をフィラーパイプ(取り付け対象物)に対して位置決めしたが、外装部材は、支持部をストッパ係止させることによって位置決めしてもよい。
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the embodiments described with reference to the above description and drawings. For example, the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention.
(1) In the first and second embodiments, the elastic holding piece is extended from both side edges of the support portion. However, the elastic holding piece may be extended from only one side edge of the support portion. Good.
(2) In the first and second embodiments, the extension dimension of the elastic holding piece from the support part is the same for all the elastic holding pieces, but the extension dimension of the elastic holding piece from the support part is not uniform. It may be.
(3) In Examples 1 and 2, the width of the elastic holding piece (the dimension in the direction parallel to the axis of the filler pipe) is all the same, but the width of the elastic holding piece is not uniform. Good.
(4) In the first embodiment, the plurality of elastic holding pieces are arranged in parallel at a constant pitch in the axial direction, but the parallel pitch of the plurality of elastic holding pieces in the axial direction may be non-uniform.
(5) In the first and second embodiments, the elastic holding piece extending from one side edge of the support portion and the elastic holding piece extending from the other side edge are symmetric with respect to a virtual symmetry axis parallel to the axial direction. The elastic holding piece extending from one side edge of the support portion and the elastic holding piece extending from the other side edge are arranged in the circumferential direction, the axial width, and the axial arrangement. It may be asymmetrical with respect to the like.
(6) In Examples 1 and 2, the extended end of the elastic holding piece is locked in the circumferential direction and the axial direction with respect to a stopper provided on the outer peripheral surface of the filler pipe (attachment target). However, the elastic holding piece may be locked only in the circumferential direction with respect to the stopper, or may be locked only in the axial direction.
(7) In the first and second embodiments, the exterior member is positioned with respect to the filler pipe (attachment object) by locking the elastic holding piece to the stopper, but the exterior member locks the support portion with the stopper. You may position by.
(8)上記実施例1,2では、弾性保持片の延出端部に、フィラーパイプ(取付け対象物)の外周面から離間するように外向きに曲げた形態の誘導部を形成したが、このような誘導部を形成しない形態としてもよい。
(9)上記実施例1,2では、取付け対象物を筒状のフィラーパイプとしたが、本発明は、取付け対象物がフィラーパイプに限らず、他の筒状の部材や軸状(中実)の部材である場合にも適用できる。
(10)上記実施例1,2では、外装部材が、インシュレータやプロテクタとしての機能を発揮するものであったが、本発明は、インシュレータやプロテクタ以外の機能を有する外装部材にも適用できる。
(11)上記実施例1では、弾性保持片の数を16本(八対)としたが、弾性保持片の数は、15本以下でも、17本以上でもよい。
(12)上記実施例1,2では、支持部の右側の側縁から延出する弾性保持片の本数と左側の側縁から延出する弾性保持片の本数を同じ数としたが、支持部の右側の側縁から延出する弾性保持片の本数と左側の側縁から延出する弾性保持片の本数は、異なっていてもよい。
(8) In Examples 1 and 2 described above, the guiding portion in the form bent outward is formed on the extended end of the elastic holding piece so as to be separated from the outer peripheral surface of the filler pipe (attachment target). It is good also as a form which does not form such a guidance part.
(9) In Examples 1 and 2, the attachment object is a cylindrical filler pipe. However, in the present invention, the attachment object is not limited to the filler pipe, and other cylindrical members and shafts (solid) It is also applicable to the case of the member.
(10) In Examples 1 and 2, the exterior member exhibits the function as an insulator or a protector, but the present invention can also be applied to an exterior member having a function other than the insulator and the protector.
(11) In Example 1 described above, the number of elastic holding pieces is 16 (eight pairs), but the number of elastic holding pieces may be 15 or less, or 17 or more.
(12) In the first and second embodiments, the number of the elastic holding pieces extending from the right side edge of the support portion and the number of the elastic holding pieces extending from the left side edge are the same number. The number of elastic holding pieces extending from the right side edge and the number of elastic holding pieces extending from the left side edge may be different.
P…フィラーパイプ(取付け対象物)
S…ストッパ
10…外装部材
11…支持部
12…支持部の側縁
13…弾性保持片
14…誘導部
15…スリット
20…外装部材
21…支持部
22…支持部の側縁
23…弾性保持片
P ... Filler pipe (attachment object)
DESCRIPTION OF SYMBOLS S ...
Claims (5)
前記取付け対象物の軸線方向と略平行に延びた形態であり、前記取付け対象物の外周面に対して接近・離間するような弾性変形が可能な支持部と、
前記支持部の側縁から前記取付け対象物を包囲するように周方向に沿って片持ち状に延出した形態であり、前記取付け対象物の軸線方向に間隔を空けて配置され、互いに独立して拡径するような弾性変形が可能な複数の弾性保持片とを備えて構成されていることを特徴とする外装部材。 It is an exterior member that is attached so as to cover the outer peripheral surface of a tubular or rod-like attachment object,
A support portion that is in a form extending substantially parallel to the axial direction of the attachment object, and capable of elastic deformation to approach and separate from the outer peripheral surface of the attachment object;
It is a form that extends in a cantilever manner along the circumferential direction so as to surround the attachment object from the side edge of the support part, and is arranged at an interval in the axial direction of the attachment object, independent of each other. An exterior member comprising a plurality of elastic holding pieces capable of elastic deformation so as to expand in diameter.
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