JP2015127895A - 情報処理装置 - Google Patents

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JP2015127895A
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喜代邦 有馬
Kiyokuni Arima
喜代邦 有馬
真吾 原田
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真吾 原田
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Abstract

【課題】2つの筐体が連結部材で連結された情報処理装置の大型化を防止しつつ、薄型化を実現する構成を提案する。【解決手段】第1筐体と、第2筐体と、前記第1筐体及び前記第2筐体に連結され、前記第2筐体を前記第1筐体に対してスライドさせる連結部材と、を備え、前記第1筐体は、前記第2筐体に対向する面に凹状に形成され、前記第2筐体がスライドして前記第1筐体と重なった際に前記連結部材が収納される収納凹部を有する、情報処理装置。【選択図】図2

Description

本開示は、2つの筐体が連結部材で連結された情報処理装置に関する。
情報処理装置として、例えばノート型のパーソナルコンピュータ等の電子機器が利用されている。かかる電子機器は、操作キーを有する第1筐体と、表示パネルを有する第2筐体と、第1筐体と第2筐体を連結する連結部材とを有し、第2筐体が第1筐体に対して回動可能な構成となっている。
上記の連結部材として、特許文献1に記載の情報端末装置においては、第1筐体及び第2筐体の長手方向の外側に配置された平行リンク機構が、用いられている。
国際公開第2013/114503号
しかし、特許文献1に記載の構成では、平行リンク機構が第1筐体及び第2筐体よりも外側に位置するため、装置が大きくなってしまうことなる。一方で、情報処理装置の薄型化が希求されており、かかる要望に応えるように連結部材を配置させることが求められている。
そこで、本開示では、2つの筐体が連結部材で連結された情報処理装置の大型化を防止しつつ、薄型化を実現する構成を提案する。
本開示によれば、第1筐体と、第2筐体と、前記第1筐体及び前記第2筐体に連結され、前記第2筐体を前記第1筐体に対してスライドさせる連結部材と、を備え、前記第1筐体は、前記第2筐体に対向する面に凹状に形成され、前記第2筐体がスライドして前記第1筐体と重なった際に前記連結部材が収納される収納凹部を有する、情報処理装置が提供される。
以上説明したように本開示によれば、2つの筐体が連結部材で連結された情報処理装置の大型化を防止しつつ、薄型化を実現することが可能となる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置10の外観構成の一例を示す斜視図である。 一実施形態に係る情報処理装置10の外観構成の一例を示す斜視図である。 一実施形態に係る情報処理装置10の外観構成の一例を示す側面図である。 一実施形態に係る連結部材40及び収納凹部35の構成の一例を示す斜視図である。 表示側筐体20が開状態である際の連結部材40及び収納凹部35を示す斜視図である。 表示側筐体20が閉状態である際の連結部材40及び収納凹部35を示す平面図である。 表示側筐体20が閉状態である際の連結部材40及び収納凹部35を示す側面図である。 一実施形態に係る保持機構70の構成の一例を示す斜視図である。 保持機構70の構成の一例を示す側面図である。 保持機構70の磁石72が表示側筐体20を保持する状態の一例を示す側面図である。 比較例に係るフック構造970を説明するための模式図である。 一実施形態に係る表示側筐体20の内部構成の一例を示す模式図である。 比較例に係る表示側筐体920の内部構成の一例を示す模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.情報処理装置の外観構成
2.連結部材及び収納凹部の詳細構成
3.表示側筐体の開状態の保持構成
4.表示側筐体の表示部の周囲の構成
5.まとめ
<1.情報処理装置の外観構成>
本開示の一実施形態に係る情報処理装置の外観構成の一例について説明する。以下では、情報処理装置として、図1に示すノート型のパーソナルコンピュータを例に挙げて説明する。なお、情報処理装置10は、ノート型のパーソナルコンピュータに限定されず、例えばタブレット端末等の電子機器であっても良い。
図1及び図2は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置10の外観構成の一例を示す斜視図である。図3は、一実施形態に係る情報処理装置10の外観構成の一例を示す側面図である。図1及び図2には情報処理装置10の表示側筐体20の開状態が示され、図3には表示側筐体20の閉状態が示されている。なお、図1は情報処理装置10を正面側から見た図であり、図2は情報処理装置10を背面側から見た図である。
情報処理装置10は、図1〜図3に示すように、表示側筐体20と、本体側筐体30と、連結部材40と、コネクタ50と、を有する。表示側筐体20及び本体側筐体30は、例えばそれぞれ平板形状となっており、同一サイズに形成されている。本実施形態では、本体側筐体30が第1筐体に該当し、表示側筐体20が第2筐体に該当する。
表示側筐体20は、各種の情報を表示する表示部22を有する。表示部22は、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置により構成される。表示部22には、ユーザがタッチ操作可能なタッチパネルが重畳されている。また、表示側筐体20内において表示部22の周囲には、回路基板や通信用アンテナ等が配置されている。
本体側筐体30は、ユーザの入力操作を受け付ける入力部を有する。入力部として、ここでは、本体側筐体30の操作面31の中央側の入力領域にキーボード32及びタッチパッド33が設けられている。また、本体側筐体30内には、情報処理装置10の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)等の回路チップを搭載した回路基板等が設けられている。
連結部材40は、表示側筐体20を本体側筐体30に対してスライド可能に連結する。連結部材40は、本体側筐体30の長手方向(図1に示すX方向)の両側に一対設けられている。一対の連結部材40により、表示側筐体20は、本体側筐体30に対して開いた開状態(図1)と、本体側筐体30に対して閉じた閉状態(図3)との間でスライド可能である。
本実施形態では、本体側筐体30の操作面31に、表示側筐体20が閉状態となった際に連結部材40が収納される収納凹部35が形成されている。これにより、詳細は後述するが、本体側筐体30と表示側筐体20が連結部材40で連結された情報処理装置10の大型化を防止しつつ、薄型化を実現することが可能となる。
表示側筐体20の表示部22は、表示側筐体20の開状態の際だけで無く閉状態の際にも、外部に露出している。すなわち、表示部22は、表示側筐体20がスライドして本体側筐体30と重なった際に、本体側筐体30と対面する側とは反対側に位置する。また、前述したように表示部22にはタッチパネルが重畳されているので、表示側筐体20が閉状態の際に、情報処理装置10は所謂タブレット端末として利用可能である。
コネクタ50には、ケーブル(例えばUSBケーブル)が接続される。これにより、情報処理装置10は、ケーブルを介して外部機器と通信可能となる。コネクタ50の本体側筐体30の内部に実装された回路基板に取り付けられる。また、コネクタ50は、図2に示すように、本体側筐体30の短手方向の一端側の端部(本体側筐体30の背面)に設けられている。
上述した表示側筐体20と本体側筐体30の間の通信は、図示しないケーブルやフレキシブル回路基板を介して行なわれる。この場合、ケーブル類は、例えば連結部材40内に配置される。ただし、上記に限定されず、表示側筐体20と本体側筐体30は、例えば近距離無線通信を利用して通信しても良い。
<2.連結部材40及び収納凹部35の詳細構成>
図4〜図7を参照しながら、一実施形態に係る連結部材40と本体側筐体30の収納凹部35の詳細構成について説明する。
図4は、一実施形態に係る連結部材40及び収納凹部35の構成の一例を示す斜視図である。図5は、表示側筐体20が開状態である際の連結部材40及び収納凹部35を示す斜視図である。図6は、表示側筐体20が閉状態である際の連結部材40及び収納凹部35を示す平面図である。図7は、表示側筐体20が閉状態である際の連結部材40及び収納凹部35を示す側面図である。なお、図5〜図7では、説明の便宜上、表示側筐体20が省略されている。
(連結部材40)
連結部材40は、図5に示すように、本体側筐体30の長手方向(X方向)の両側部、かつ短手方向(Y方向)の一端側に一対設けられている。一対の連結部材40の構成は、同様である。一対の連結部材40の間には、図5に示すように支持板48が繋がっており、支持板48は一対の連結部材40が連動して動くように支持する。
連結部材40は、本体側筐体30及び表示側筐体20に連結され、表示側筐体20を本体側筐体30に対してスライドさせる機能を有する。連結部材40は、ここでは4節リンク構造であり、第1アーム41と第2アーム42とを有する。なお、4節リンク構造に限定されず、例えば連結部材40は一つのアームのみを有しても良い。
第1アーム41及び第2アーム42は、強度を確保するために、例えば金属製である。また、図6に示すように、第1アーム41は本体側筐体30の長手方向の外側に位置し、第2アーム42は本体側筐体30の長手方向の内側に位置する。すなわち、長手方向において、第1アーム41と第2アーム42は重ならない。
第1アーム41は、棒状の形状を成しており、本体側筐体30及び表示側筐体20に回動可能に連結されている。第1アーム41は、軸41aを介して本体側筐体30の固定部品37(図5)に回動可能に支持され、軸41bを介して表示側筐体20の固定部品28(図4)に回動可能に支持されている。
第2アーム42も、棒状の形状を成しており、本体側筐体30及び表示側筐体20に回動可能に連結されている。第2アーム42は、軸42aを介して本体側筐体30の固定部品38(図4)に回動可能に支持され、軸42bを介して表示側筐体20の固定部品28に回動可能に支持されている。
第1アーム41及び第2アーム42は、ユーザが表示側筐体20をスライドさせることで、回動する。そして、第1アーム41及び第2アーム42は、表示側筐体20がスライドして本体側筐体30と重なった際(すなわち、閉状態)に、図6に示すように収納凹部35に収納される。
また、第1アーム41及び第2アーム42は、表示側筐体20がスライドして本体側筐体30と重なった際に、本体側筐体30の短手方向の一端側から操作面31の入力領域に亘って位置する。具体的には、図6に示すように、第1アーム41及び第2アーム42が、キーボード32の横に位置する。なお、表示側筐体20が閉状態に位置する際には、第1アーム41及び第2アーム42が支持される固定部品28は、図6に示すように本体側筐体30の短手方向の中央に位置する。
(収納凹部35)
収納凹部35は、図4に示すように、閉状態の表示側筐体20に対向する本体側筐体30の操作面31に凹状に形成されている。収納凹部35には、表示側筐体20がスライドして本体側筐体30と重なった際に連結部材40が収納される。
収納凹部35は、図5に示すように、本体側筐体30の長手方向の両端部に形成されている。2つの収納凹部35は、それぞれ本体側筐体30の短手方向に沿って形成されており、対称な形状となっている。収納凹部35は、連結部材40の第1アーム41及び第2アーム42が収納できる大きさとなっている。
具体的には、収納凹部35は、第1アーム41の一端側が収納される第1凹部36aと、第1アーム41の他端側及び第2アーム42が収納される第2凹部36bとを含む。図5に示すように、第1凹部36aは、本体側筐体30の長手方向の内側に位置し、第2凹部36bは、長手方向の外側に位置する。
また、第1凹部36aは、操作面31において短手方向においてキーボード32よりも背面側に位置し、第2凹部36bは、短手方向においてキーボード32の一部と重なるように位置する。
また、図6に示すように、表示側筐体20が閉状態の際に、第1アーム41と第2アーム42が本体側筐体30の厚み方向において重ならない。このため、収納凹部35を深くする必要が無いため、本体側筐体30が薄型化しても収納凹部35を操作面31に形成させることが可能となる。
また、前述したように、コネクタ50は、連結部材40よりも本体側筐体30の短手方向の一端側(背面側)に位置する。本体側筐体30の背面には、コネクタ以外にスイッチやDCジャック等が設けられている。これにより、本体側筐体30の両側面に、スイッチやコネクタを配置させなくて済む。この結果、本体側筐体30に収納凹部35を配置させやすくなる。
<3.表示側筐体20の開状態保持部材>
図8〜図10を参照しながら、表示側筐体20の開状態を保持する保持機構70について説明する。
図8は、一実施形態に係る保持機構70の構成の一例を示す斜視図である。図9は、保持機構70の構成の一例を示す側面図である。図10は、保持機構70の磁石72が表示側筐体20を保持する状態の一例を示す側面図である。なお、図9が磁石72の離間位置を示し、図10が磁石72の接触位置を示す。
保持機構70は、情報処理装置10の長手方向(図1のX方向)の両端部に一対で設けられている。一対の保持機構70の構成は、それぞれ同一である。このため、ここでは片方の保持機構70の構成を例に挙げて説明する。図8に示すように、保持機構70は、保持部材の一例である磁石72と、カバー部材73と、金属部材の一例である板金74と、を有する。
磁石72は、図10に示すように、開状態に位置する表示側筐体20の背面側に接触して、表示側筐体20の開状態を保持する。磁石72は、表示側筐体20から離間した離間位置(図9)と、表示側筐体20に接触する接触位置(図10)の間で移動可能である。磁石72は、表示側筐体20が開状態に位置する際に、離間位置から接触位置へ移動して、表示側筐体20の開状態を保持する。
カバー部材73は、磁石72を覆う。カバー部材73は、例えばエラストマー等の樹脂で成形されている。カバー部材73の一端部73aは、図8に示すように、本体側筐体30(具体的には、パームレスト)に保持されている。カバー部材73は、磁石72が離間位置から接触位置へ移動する際に、図10に示すように一端部73aが保持された状態で変形する。磁石72は、カバー部材73を挟んで表示側筐体20に接触して開状態を保持する。
板金74は、接触位置に位置する磁石72が接触する表示側筐体20の背面側に設けられている。板金74は、表示側筐体20の短手方向(図3に示すY方向)の一端側に設けられている。板金74は、表示側筐体20が開状態に位置する際に磁石72に最も近づく。このため、磁石72は、表示側筐体20が開状態に位置する際に、板金74との間に発生する磁力によって板金74に吸着することで接触位置に位置する。なお、表示側筐体20が開状態から閉状態へ移動する際には、板金74が磁石72から離れるので、磁石72は重力により接触位置から離間位置へ移動する。
上述した保持機構70によれば、磁石72を移動させるための専用の機構を設けなくても、容易に磁石72を離間位置から接触位置へ移動させることが可能となる。この結果、表示側筐体20の開状態を適切に保持できる。
ここで、図11を参照しながら、比較例に係るフック構造と対比しながら、上述した保持機構70の有効性について説明する。
図11は、比較例に係るフック構造970を説明するための模式図である。フック構造970は、本体側筐体930から突出するフック972が、表示側筐体920の背面側に形成された係止凹部974に係止することで、表示側筐体920の開状態が保持される。しかし、図11に示すフック構造970の場合には、フック972の高さを確保するために、装置の厚みが大きくなってしまい、薄型化が困難となる。
これに対して、一実施形態に係る保持機構70によれば、磁石72は離間位置に位置する際には本体側筐体30から突出しないので、装置の厚みを大きくする必要がない。このため、情報処理装置10の薄型化が可能となる。なお、上記では、磁石72を覆うカバー部材73を設けているが、これに限定されず、例えばカバー部材73を設けなくても良い。
<4.表示側筐体20の表示部22の周囲の構成>
図12を参照しながら、一実施形態に係る表示側筐体20における表示部22の周囲の構成について説明する。
図12は、一実施形態に係る表示側筐体20の内部構成の一例を示す模式図である。図12に示すように、表示部側筐体20は、表示部22と、回路基板24と、アンテナ26a、26b、26cと、を有する。
表示部22は、ここでは、液晶ディスプレイにより構成されている。図12に示すように、表示側筐体20内において表示部22の周囲に空間が形成されている。かかる空間に、回路基板24やアンテナ26a、26b、26cが配置されている。この空間を狭くすることで、表示部22の表示側筐体20において占める面積が大きくなる。
回路基板24は、表示側筐体20の長手方向において表示部22の両側に配置されている。回路基板24には、表示部22による表示やアンテナ26a、26b、26cによる通信を制御するCPU等が搭載されている。また、回路基板24は、不図示のケーブル等で表示部22やアンテナ26a、26b、26cと接続されている。また、回路基板24は、表示側筐体20が閉状態に位置する際に、連結部材40に対向する位置に位置する。
アンテナ26a、26b、26cは、外部と無線で接続する通信部である。アンテナ26aはワイヤレスLANに用いられ、アンテナ26b及びアンテナ26cはワイヤレスWANに用いられる。ただし、これに限定されず、アンテナ26a〜26cは、同じ規格の無線方式であっても良い。また、アンテナの数が3つであることとしたが、これに限定されず、2つ以下であっても良い。
本実施形態において、アンテナ26a、26b、26cは、表示側筐体20が閉状態となった際に、連結部材40よりも短手方向の一端側の端部(装置の背面側)に位置する。このため、金属製の連続部材がアンテナ26a、26b、26cのアンテナ特性に悪影響を与えることを抑制できる。なお、表示側筐体20が開状態である場合には、アンテナ26a、26b、26cが連結部材40から離れるため、アンテナ特性に悪影響を与える恐れが無い。
ここで、図13を参照しながら、比較例に係る表示側筐体920における表示部922の周囲の構成と対比しながら、本実施形態に係る表示側筐体20の構成の有効性について説明する。
図13は、比較例に係る表示側筐体920の内部構成の一例を示す模式図である。比較例に係る表示側筐体920には、連結部材が収納される凹状の収納部928が表示部922の両側に形成されている。収納部928が配置されることで、回路基板924は、表示部922の長手方向の両側では無く、短手方向の一端側に配置されている。このため、図12に示す表示側筐体20に比べて、表示部922の表示側筐体920に占める面積が小さくなる。この結果、表示部922を大きくするためには、表示側筐体920を大型化する必要がある。また、収納部928が配置されることで、アンテナ926の配置位置や数も制約を受けることになる。
これに対して、本実施形態の表示側筐体20が閉状態の際に本体側筐体30に対向する面は、本体側筐体30のような収納凹部35が形成されておらず、平滑となっている。このため、本実施形態では、図12に示すように表示側筐体20において表示部22の両側に回路基板24を配置できる。この結果、表示側筐体20を大型化せずに、表示部22のサイズを大きくできる。
<5.まとめ>
上述した情報処理装置10は、図2に示すように、表示側筐体20を本体側筐体30に対してスライドさせる連結部材40を有する。そして、本体側筐体30は、操作面31に凹状に形成され、表示側筐体20が本体側筐体30に重なった際に、連結部材40が収納される収納凹部35を有する。
かかる場合には、表示側筐体20が本体側筐体30に重なる閉状態に位置する際に、アーム等で構成される連結部材40が収納凹部35に収納される。これにより、連結部材40が本体側筐体30や表示側筐体20の外側に配置させる必要が無いため、情報処理装置10の大型化を防止できる。また、本体側筐体30は、キーボード32等を有するため厚みが必要であり、収納凹部35を設けることに起因して本体側筐体30の厚みが大きくなる恐れがない。このため、薄型化した情報処理装置10においても、上述した連結部材40を配置可能である。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
第1筐体と、
第2筐体と、
前記第1筐体及び前記第2筐体に連結され、前記第2筐体を前記第1筐体に対してスライドさせる連結部材と、
を備え、
前記第1筐体は、
前記第2筐体に対向する面に凹状に形成され、前記第2筐体がスライドして前記第1筐体と重なった際に前記連結部材が収納される収納凹部を有する、情報処理装置。
(2)
前記連結部材は、アームを含むリンク機構で構成されている、
前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記連結部材は、複数のアームを含み、
前記複数のアームが、前記第2筐体がスライドして前記第1筐体と重なった際に前記収納凹部に収納される、
前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記連結部材は、前記第1筐体の長手方向の両端部、かつ短手方向の一端側に設けられている、
前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(5)
前記第1筐体は、前記短手方向の中央側の入力領域に設けられた入力部を有し、
前記連結部材は、前記第2筐体がスライドして前記第1筐体と重なった際に、前記短手方向の一端側から前記入力領域に亘って位置する、
前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記第1筐体は、前記第1筐体の短手方向の一端側の端部に設けられたコネクタを有し、
前記コネクタは、前記連結部材よりも前記短手方向の一端側に位置する、
前記(4)又は(5)に記載の情報処理装置。
(7)
前記第2筐体は、前記第2筐体がスライドして前記第1筐体と重なった際に前記連結部材よりも前記短手方向の一端側の端部に位置する通信部を有する、
前記(4)〜(6)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(8)
前記第2筐体は、表示部を有し、
前記表示部は、前記第2筐体がスライドして前記第1筐体と重なった際に、前記第1筐体と対面する側とは反対側に位置する、
前記(1)〜(7)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(9)
前記第2筐体は、前記第1筐体に対する開状態と閉状態の間でスライドし、
前記第2筐体が前記開状態に位置する際に、前記第2筐体から離間している離間位置から前記第2筐体に接触する接触位置へ移動して、前記第2筐体の前記開状態を保持する保持部材を更に備える、
前記(1)〜(8)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(10)
前記保持部材は、磁石であり、
前記第2筐体の前記保持部材が接触する側には、金属部材が設けられ、
前記磁石は、磁力によって前記金属部材に吸着することで前記接触位置に位置する、
前記(9)に記載の情報処理装置。
10 情報処理装置
20 表示側筐体
22 表示部
24 回路基板
26a、26b、26c アンテナ
30 本体側筐体
32 キーボード
33 タッチパッド
35 収納凹部
36a 第1凹部
36b 第2凹部
40 連結部材
41 第1アーム
42 第2アーム
50 コネクタ
70 保持機構
72 磁石
73 カバー部材
74 板金


Claims (10)

  1. 第1筐体と、
    第2筐体と、
    前記第1筐体及び前記第2筐体に連結され、前記第2筐体を前記第1筐体に対してスライドさせる連結部材と、
    を備え、
    前記第1筐体は、
    前記第2筐体に対向する面に凹状に形成され、前記第2筐体がスライドして前記第1筐体と重なった際に前記連結部材が収納される収納凹部を有する、情報処理装置。
  2. 前記連結部材は、アームを含むリンク機構で構成されている、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記連結部材は、複数のアームを含み、
    前記複数のアームが、前記第2筐体がスライドして前記第1筐体と重なった際に前記収納凹部に収納される、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記連結部材は、前記第1筐体の長手方向の両端部、かつ短手方向の一端側に設けられている、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1筐体は、前記短手方向の中央側の入力領域に設けられた入力部を有し、
    前記連結部材は、前記第2筐体がスライドして前記第1筐体と重なった際に、前記短手方向の一端側から前記入力領域に亘って位置する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1筐体は、前記第1筐体の短手方向の一端側の端部に設けられたコネクタを有し、
    前記コネクタは、前記連結部材よりも前記短手方向の一端側に位置する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2筐体は、前記第2筐体がスライドして前記第1筐体と重なった際に前記連結部材よりも前記短手方向の一端側の端部に位置する通信部を有する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  8. 前記第2筐体は、表示部を有し、
    前記表示部は、前記第2筐体がスライドして前記第1筐体と重なった際に、前記第1筐体と対面する側とは反対側に位置する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記第2筐体は、前記第1筐体に対する開状態と閉状態の間でスライドし、
    前記第2筐体が前記開状態に位置する際に、前記第2筐体から離間している離間位置から前記第2筐体に接触する接触位置へ移動して、前記第2筐体の前記開状態を保持する保持部材を更に備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記保持部材は、磁石であり、
    前記第2筐体の前記保持部材が接触する側には、金属部材が設けられ、
    前記磁石は、磁力によって前記金属部材に吸着することで前記接触位置に位置する、
    請求項9に記載の情報処理装置。

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