JP2015126247A - Fec符号化装置、fec符号化方法及びfec符号化装置の制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】異なるパケット長のデータに対して、誤り訂正能力を確保しつつ、オーバヘッド率の変動が小さくなるようにFEC符号を選択するための技術を提供する。【解決手段】入力されたパケットのパケット長に基づいて、FEC(forward error correction)符号のオーバヘッド(FECオーバヘッド)長とパケット長との比を示すオーバヘッド率が所定の値を超えない範囲で最大となるFEC符号をパケットのFEC符号化に用いられるFEC符号としてパケット毎に選択するFEC選択部と、選択されたFEC符号によりパケットのデータに対するFECオーバヘッドをパケット毎に演算して、データ及びFECオーバヘッドを含むFEC符号化データを生成するFEC演算部と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、FEC(forward error correction、前方誤り訂正)符号化装置、FEC符号化方法及びFEC符号化装置の制御プログラムに関し、特に、パケット長に応じてFEC符号を選択する機能を備えたFEC符号化装置、FEC符号化方法及びFEC符号化装置の制御プログラムに関する。
イーサネット(登録商標)パケットのパケット長は、通常は、64バイト以上1500バイト以下である。一方、イーサネットパケットのパケット長の上限値を拡張することにより、ジャンボフレームと呼ばれる、1パケットの長さが1500バイトを超えるフレームの伝送が可能な機器も広く用いられている。ジャンボフレームを用いることで、1パケットで最大9600バイトのデータが伝送できる。
また、パケットデータに、FEC符号による誤り訂正機能を付加する構成が広く知られている。例えば、特許文献1には、FECソースパケット及びFECリペアパケットの送信データが一定に保たれる構成が記載されている。特許文献2には、ネットワークの状況をFECのブロックサイズや冗長度の決定に反映する機能を備えたネットワークシステムが記載されている。特許文献3には、所定の時間毎にFEC符号化が行われる機能を備えたデータ送信装置が記載されている。
イーサネットパケットのデータに、FEC符号による誤り訂正機能を付加する手順を、OTN(Optical Transport Network)の規定を例に説明する。
ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector) G.709において、OTNフレーム、OTN−FECフレーム及びFEC符号が定義されている。ITU−T G.709では、OTN−FECフレームは固定長であり、その長さは4080バイトである。そして、4個のOTN−FECフレームによって、16320バイトのOTNフレームが構成される。
OTN−FECフレームでは、FEC符号として、16バイトのインタリーブコーデックを用いたRS(255,239)符号が規定されている。RS(255,239)符号は、符号長が255バイト、データ長が239バイトのリードソロモン(RS)符号を表す。RS(255,239)符号のFECパリティ長(OH(オーバヘッド)長)は、255−239=16バイトである。従って、符号長のうちOHが占める割合を示す冗長率(OH率)は、16/255=6.27%である。RS(255,239)符号は、OTNに採用されたことで、OTN以外の他のシステムにも広く採用されている。
次に、イーサネットのようなパケット長が64バイト以上1500バイト以下の可変パケット長のフレームを伝送するシステムで、RS(255,239)符号の符号化回路が用いられる場合について説明する。RS(255,239)符号のOH長は16バイトであるため、パケット長が64バイトの場合には、データ長は、64−16=48バイトとなる。その結果、64バイトのパケットに適用されるFEC符号はRS(64,48)符号となる。この場合のOH率は16/64=25%となり、パケットの4分の1がOHで占められてしまう。一方、RS(255,239)符号においてOHが最も低くなるのはパケット長が255バイトの場合であり、この場合のOH率は16/255≒6.27%となる。
データ長が240バイトの場合に16バイトのOHでFEC符号化を行うと、必要なパケット長は240+16=256バイトとなる。この場合、パケット長がRS(255,239)符号の符号長(255バイト)を超えている。このため、一般的には、RS(255,239)符号を生成する符号器を2回路用いることでFEC符号化が行われる。符号器を2回路用いることで、OH長は16+16=32バイト必要になる。符号器を2回路用いて240バイトのデータが120バイトずつFECエンコードされる場合のFEC符号はRS(136,120)符号であり、RS(136,120)符号のOH率は、16/136≒11.7%である。
パケット長が1500バイトの場合は、1500/255≒5.88であるので、一般的には、RS(255,239)符号の符号器が6回路用いられる。この構成では、OH長が16×6=96バイト、かつ符号長は1500/6=250バイトである。従って、FEC符号はRS(250,234)符号となるため、OH率=16/250=6.4%となる。
さらに、9600バイトのジャンボフレームが伝送される場合には、9600/255≒37.6であるから、FEC符号化のためにRS(255,239)符号の符号器が38個使用される。この場合のOH長は、16×38=608バイトである。また、符号器1台あたりの符号長は9600/38≒252.6バイトである。従って、9600バイトのジャンボフレームにおいては、FEC符号は38回路構成(38bytes interleaved)のRS(253,237)符号であり、OH率=16/253≒6.3%である。
先に説明したように、イーサネットでは、パケット長に対するFEC符号のOH長の比がパケット長によって大きく異なる。その結果、異なるデータ長を持つデータに対して同一のOH長を持つFEC符号を割り当てると、OH長に対してデータ長が短い場合に、データの伝送効率が悪化する。特に、パケット長が短い(例えばパケット長がイーサネットのパケット長の下限である64バイトに近い)場合には、データ長も小さくなるためOH率が上昇してデータの伝送効率が低下する。また、データ長が240バイトの場合について説明したように、パケット長が255バイトの倍数より少し大きい場合にも、同様にOHが上昇する。さらに、パケット長に依存してOH率が大きく変わると、通信帯域の正確な見積りが困難であるという課題も生じる。一方、OH率を下げるためにOH長が短いFEC符号が選択されると、誤り訂正能力が低下するという問題が生じる。
すなわち、パケット長が可変であるデータに対するFEC符号化には、誤り訂正能力を確保しつつ、OH率の変動が小さくなるようにFEC符号を選択することが必要であるという課題がある。そして、特許文献1〜3には、このような課題を解決するための技術は記載されていない。
(発明の目的)
本発明の目的は、異なるパケット長のデータに対して、誤り訂正能力を確保しつつ、OH率の変動が小さくなるようにFEC符号を選択するための技術を提供することにある。
本発明の目的は、異なるパケット長のデータに対して、誤り訂正能力を確保しつつ、OH率の変動が小さくなるようにFEC符号を選択するための技術を提供することにある。
本発明のFEC符号化装置は、入力されたパケットのパケット長に基づいて、FEC符号のオーバヘッド(FECオーバヘッド)長と前記パケット長との比を示すオーバヘッド率が所定の値を超えない範囲で最大となるFEC符号を、前記パケットのFEC符号化に用いられるFEC符号としてパケット毎に選択するFEC選択部と、前記選択されたFEC符号により前記パケットのデータに対するFECオーバヘッドをパケット毎に演算して、前記データ及び前記FECオーバヘッドを含むFEC符号化データを生成するFEC演算部と、を備える。
本発明のFEC符号化方法は、入力されたパケットのパケット長に基づいて、FEC符号のオーバヘッド(FECオーバヘッド)長と前記パケット長との比を示すオーバヘッド率が所定の値を超えない範囲で最大となるFEC符号を、前記パケットのFEC符号化に用いられるFEC符号としてパケット毎に選択し、前記選択されたFEC符号により前記パケットのデータに対するFECオーバヘッドをパケット毎に演算して、前記データ及び前記FECオーバヘッドを含むFEC符号化データを生成する、ことを特徴とする。
本発明のFEC符号化装置の制御プログラムは、FEC符号化装置のコンピュータに、入力されたパケットのパケット長に基づいて、FEC符号のオーバヘッド(FECオーバヘッド)長と前記パケット長との比を示すオーバヘッド率が所定の値を超えない範囲で最大となるFEC符号を、前記パケットのFEC符号化に用いられるFEC符号としてパケット毎に選択する手順、前記選択されたFEC符号により前記パケットのデータに対するFECオーバヘッドをパケット毎に演算して、前記データ及び前記FECオーバヘッドを含むFEC符号化データを生成する手順、を実行させる。
本発明のFEC符号化装置、FEC符号化方法及びFEC符号化装置の制御プログラムは、誤り訂正能力を確保しつつ、OH率の変動が小さくなるようにFEC符号を選択することを可能にする。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態のパケット伝送システム100の構成を示すブロック図である。パケット伝送システム100は、送信装置10、受信装置20及び通信媒体6を備える。送信装置10と受信装置20とは通信媒体6を介して接続されている。
図1は、本発明の第1の実施形態のパケット伝送システム100の構成を示すブロック図である。パケット伝送システム100は、送信装置10、受信装置20及び通信媒体6を備える。送信装置10と受信装置20とは通信媒体6を介して接続されている。
送信装置10は、パケット生成部1、パケット長検出部2、FEC選択部3、FEC演算部4、送信部5を備える。パケット生成部1は、伝送されるデータを含むパケットを生成する。パケット生成部1は、生成されたパケットのパケット長を検出する機能を備えていてもよい。パケット長検出部2は、パケット生成部1で生成されたパケットのパケット長を、パケット単位に検出する。パケット生成部1がパケット長を検出する機能を備えている場合には、送信装置10は、パケット長検出部2を備えていなくともよい。
FEC選択部3には、データ及びパケット長が入力される。FEC選択部3は、通知されたパケット長に応じて、入力されたデータに適用されるFEC符号をパケット毎に選択し、選択されたFEC符号によるFEC_OHを生成するためのパラメータを算出する。FEC演算部4は、FEC選択部3で選択されたFEC符号及び算出されたパラメータに従って、FECオーバヘッド(FEC_OH)を生成し、データパケットに付加する。送信部5は、FEC演算部4から出力されたFEC_OHが付加されたデータ(FEC符号化データ)を、通信媒体6を用いた伝送に適した信号に変換する。例えば、通信媒体6が光ファイバである場合には、送信部5は、FEC演算部4から出力された電気信号を、光信号に変換して通信媒体6へ出力する。
受信装置20は、受信部7、FEC選択部8、FEC復号部9、パケット復号部10を備える。受信部7は、通信媒体6から受信された、FEC符号化データを含む信号を電気信号に変換し、FEC選択部8へ出力する。例えば、通信媒体6が光ファイバである場合には、受信部7は、通信媒体6から受信された光信号を電気信号に変換してFEC選択部8へ出力する。FEC選択部8は、受信されたFEC符号化データに基づいて、FEC符号化データの復号に用いられるFEC符号を選択する。FEC復号器9は、FEC符号化データを復号し、復号の結果、パケット内の符号にエラーがあった場合には、誤り訂正を行う。
送信装置10を構成するパケット生成部1、パケット長検出部2、FEC選択部3、FEC演算部4、送信部5、及び、受信装置20を構成する受信部7、FEC選択部8、FEC復号部9、パケット復号部10の機能は、いずれも電気回路によって実現される。
あるいは、送信装置10及び受信装置20は、それぞれCPU(中央処理装置)及びメモリを備え、メモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することによって、各部の機能が実現されてもよい。
図2は、ITU−T G.709で定義されたRS(255,239)符号の構成を示す図である。RS(255,239)符号の構成では、FEC符号化データの符号長は255バイト、データ長は239バイト、FEC_OH長は16バイト、である。RS(255,239)符号は、255バイトのFEC符号化データ内の、任意の位置の8バイトのエラー訂正が可能である。
第1の実施形態のパケット伝送システム100では、RS(255,239)符号及びRS(255,239)符号から派生したFEC符号が使用される。以下に、RS(255,239)符号を(A)とし、RS(255,239)符号から派生した符号を(B)〜(G)としてそのパラメータを示す。以下の(A)〜(G)に記載された7種類の符号を、以下、「基本FEC符号」と呼ぶ。
(A)RS(255,239)符号:
データ長=239バイト、FEC_OH長=16バイト、訂正能力=8バイト、OH率=16/255≒6.3%
(B)RS(255,241)符号:
データ長=241バイト、FEC_OH長=14バイト、訂正能力=7バイト、OH率=14/255≒5.5%
(C)RS(255,243)符号:
データ長=243バイト、FEC_OH長=12バイト、訂正能力=6バイト、OH率=12/255≒4.7%
(D)RS(255,245)符号:
データ長=245バイト、FEC_OH長=10バイト、訂正能力=5バイト、OH率=10/255≒3.9%
(E)RS(255,247)符号:
データ長=247バイト、FEC_OH長=8バイト、訂正能力=4バイト、OH率=8/255≒3.1%
(F)RS(255,249)符号:
データ長=249バイト、FEC_OH長=6バイト、訂正能力=3バイト、OH率=6/255≒2.4%
(G)RS(255,251)符号:
データ長=251バイト、FEC_OH長=4バイト、訂正能力=2バイト、OH率=4/255≒1.6%
なお、(B)のRS(255,241)符号から(G)のRS(255,251)符号は、それぞれ7バイト乃至2バイトの訂正が可能なFEC符号である。8バイトの訂正が可能なRS(255,239)符号のためのFEC符号化回路及びFEC復号回路(以下、「FEC処理回路」という。)はよく知られており、また、RS(255,239)符号のFEC処理回路に基づいて、(B)〜(G)のFEC処理回路を設計することも容易である。従って、各々のFEC処理回路の構成に関する詳細な説明は省略する。
(A)RS(255,239)符号:
データ長=239バイト、FEC_OH長=16バイト、訂正能力=8バイト、OH率=16/255≒6.3%
(B)RS(255,241)符号:
データ長=241バイト、FEC_OH長=14バイト、訂正能力=7バイト、OH率=14/255≒5.5%
(C)RS(255,243)符号:
データ長=243バイト、FEC_OH長=12バイト、訂正能力=6バイト、OH率=12/255≒4.7%
(D)RS(255,245)符号:
データ長=245バイト、FEC_OH長=10バイト、訂正能力=5バイト、OH率=10/255≒3.9%
(E)RS(255,247)符号:
データ長=247バイト、FEC_OH長=8バイト、訂正能力=4バイト、OH率=8/255≒3.1%
(F)RS(255,249)符号:
データ長=249バイト、FEC_OH長=6バイト、訂正能力=3バイト、OH率=6/255≒2.4%
(G)RS(255,251)符号:
データ長=251バイト、FEC_OH長=4バイト、訂正能力=2バイト、OH率=4/255≒1.6%
なお、(B)のRS(255,241)符号から(G)のRS(255,251)符号は、それぞれ7バイト乃至2バイトの訂正が可能なFEC符号である。8バイトの訂正が可能なRS(255,239)符号のためのFEC符号化回路及びFEC復号回路(以下、「FEC処理回路」という。)はよく知られており、また、RS(255,239)符号のFEC処理回路に基づいて、(B)〜(G)のFEC処理回路を設計することも容易である。従って、各々のFEC処理回路の構成に関する詳細な説明は省略する。
図3はRS符号において符号長を255バイト一定とした場合の、入力ビットエラーレートと出力ビットエラーレートとの関係の例を示す図である。横軸及び縦軸はそれぞれ入力ビットエラーレート(Input BER)及び出力ビットエラーレート(Output BER)であり、例えば「1.E−06」はビットエラーレートが1×10−6であることを示す。図3では訂正可能なバイト数が2〜8バイトの場合が示されている。図3において、誤り訂正による利得(Gain)はグラフの傾きで表され、訂正可能なバイト数が多い符号ほど(すなわち、OH率が高い符号ほど)利得が大きい。
次に、FEC選択部3における、FEC符号の決定方法を図2、図3、図4を用いて具体的に説明する。以下は、パケット長が64バイト〜9600バイトの可変長のパケットに適用される、FEC符号を選択するための手順の例である。FEC選択部3は、入力されたパケット長に応じて、FEC符号化のためのFEC符号を上記の(A)〜(G)の基本FEC符号からパケット毎に選択する。
本実施形態では、パケット長の変化に対するOH率の変化がなるべく小さくなるように、FEC符号が選択される。また、図3に示されるように、誤り訂正能力を確保するためには、OH率をなるべく高くすることが好ましい。しかしながら、先に述べたように、OH率を高くすると、データ長によっては伝送効率が低下する恐れがある。
このため、本実施形態では、OH率の上限(上限OH率)を、RS(255,239)符号のOH率である16/255(=6.27%)とする。さらに、パケット長の変化に対するOH率の変化を抑えるとともに訂正能力の低下を回避するために、上限OH率を超えない範囲で、最も長いOHを持つFEC符号が選択される。以下の(1)〜(5)に、FEC選択部3における、本実施形態におけるFEC符号の選択のための計算例を示す。FEC選択部3が、入力されたパケット長に基づいてFEC符号を選択するための計算例を以下の(1)〜(5)に示す。FEC選択部3は、入力されたパケット長に基づいてFEC符号を選択するとともに、FEC演算部4で必要となるパラメータを算出する。パラメータは、符号長、データ長、FEC_OH長、符号器数及び引用基本FEC符号(後述)を含む。
(1)パケット長=64バイトの場合
64×(16/255)≒4.02であるので、OH率が上限OH率(6.27%)を超えない最大のFEC_OH長は4バイトとなる。従って、選択されるFEC符号は以下のようになる。
符号長=64バイト
データ長=60バイト
FEC_OH長=4バイト(訂正能力は2バイト)
FEC符号:RS(64,60)符号
引用基本FEC符号:RS(255,251)符号
引用基本FEC符号は、基本FEC符号(A)〜(G)のうち、選択されたFEC符号と同一のFEC_OH長を持つ基本FEC符号である。選択されたFEC符号がRS(64,60)符号の場合には、FEC_OH長が4バイトであるので、RS(255,251)符号が引用基本FEC符号となる。
64×(16/255)≒4.02であるので、OH率が上限OH率(6.27%)を超えない最大のFEC_OH長は4バイトとなる。従って、選択されるFEC符号は以下のようになる。
符号長=64バイト
データ長=60バイト
FEC_OH長=4バイト(訂正能力は2バイト)
FEC符号:RS(64,60)符号
引用基本FEC符号:RS(255,251)符号
引用基本FEC符号は、基本FEC符号(A)〜(G)のうち、選択されたFEC符号と同一のFEC_OH長を持つ基本FEC符号である。選択されたFEC符号がRS(64,60)符号の場合には、FEC_OH長が4バイトであるので、RS(255,251)符号が引用基本FEC符号となる。
RS(64,60)符号のFEC処理回路は、引用基本FEC符号の処理回路に基づいて構成される。すなわち、パケット長が64バイトの場合には、RS(255,251)符号の処理回路に基づいてFEC符号が処理される。ここで、RS(64,60)符号の処理は、RS(255,251)符号の先頭191バイト(255−64)の各バイトに“00000000”を挿入したデータの処理と同様である。従って、RS(255,251)符号のFEC処理回路の構成に基づいて、RS(64,60)符号の処理回路は容易に実現される。
(2)パケット長=100バイトの場合
100×(16/255)≒6.27であるので、(1)と同様にして、以下のようにFEC_OH長が6のFEC符号が選択される。
符号長=100バイト
データ長=94バイト
FEC_OH長=6バイト(訂正能力は3バイト)
FEC符号:RS(100,94)符号
引用基本FEC符号:RS(255,249)符号
3バイトの訂正が可能であるRS(100,94)符号は、RS(255,249)符号の先頭155バイト(255−100)の各バイトに“00000000”を挿入したことと等価であり、RS(255,249)符号の処理回路の構成に基づいてRS(100,94)符号の処理回路は容易に実現できる。
100×(16/255)≒6.27であるので、(1)と同様にして、以下のようにFEC_OH長が6のFEC符号が選択される。
符号長=100バイト
データ長=94バイト
FEC_OH長=6バイト(訂正能力は3バイト)
FEC符号:RS(100,94)符号
引用基本FEC符号:RS(255,249)符号
3バイトの訂正が可能であるRS(100,94)符号は、RS(255,249)符号の先頭155バイト(255−100)の各バイトに“00000000”を挿入したことと等価であり、RS(255,249)符号の処理回路の構成に基づいてRS(100,94)符号の処理回路は容易に実現できる。
(3)パケット長=255バイトの場合
255×(16/255)=16であるので、以下のようにFEC_OH長が16のFEC符号が選択される。
符号長=255バイト
データ長=239バイト
FEC_OH長=16バイト(訂正能力は8バイト)
FEC符号:RS(255,239)符号
引用基本FEC符号:RS(255,239)符号
(4)パケット長=260バイトの場合
パケット長が255バイト以上の場合に符号長が255バイトのFEC符号を適用するためには、2個のFEC処理回路を使用し、各FEC処理回路は130バイト(=260/2)のデータを処理する。そして、130×(16/255)≒8.16であるので、以下のようにFEC_OH長が8のFEC符号が選択される。
符号長=130バイト
データ長=122バイト
FEC_OH長=8バイト(訂正能力は4バイト)
FEC符号:RS(130,122)符号
引用基本FEC符号:RS(255,247)符号
FEC処理回路数(符号器数)=2
(5)パケット長=9600バイトの場合
9600/255≒37.6であるので、FEC処理回路が38個使用される。また、9600/38≒252.6であるので、各FEC処理回路で処理されるデータの長さは、252バイトまたは253バイトとなる。そして、253×(16/255)=15.87であるので、FEC_OH長が14のFEC符号が選択される。従って、FEC符号は以下のようになる。
符号長=253バイト
データ長=239バイト
FEC_OH長=14バイト(訂正能力=7バイト)
FEC符号:RS(253,239)符号
引用基本FEC符号:RS(255,241)符号
符号器数=38
なお、FEC処理回路で処理される符号長はFEC処理回路1台あたり約252.6バイトであり整数値ではない。このため、FEC処理回路で処理される符号長は、253バイトの場合と252バイトの場合との2通りとなる。しかし、符号長が252バイトの場合でも、データの先頭に1バイトのデータ“00000000”を挿入することで、符号長が253バイトのRS(253,239)符号の符号器を用いて処理できる。従って、符号長が253バイトの場合と252バイトの場合とで同一のFEC処理回路を用いることができる。
255×(16/255)=16であるので、以下のようにFEC_OH長が16のFEC符号が選択される。
符号長=255バイト
データ長=239バイト
FEC_OH長=16バイト(訂正能力は8バイト)
FEC符号:RS(255,239)符号
引用基本FEC符号:RS(255,239)符号
(4)パケット長=260バイトの場合
パケット長が255バイト以上の場合に符号長が255バイトのFEC符号を適用するためには、2個のFEC処理回路を使用し、各FEC処理回路は130バイト(=260/2)のデータを処理する。そして、130×(16/255)≒8.16であるので、以下のようにFEC_OH長が8のFEC符号が選択される。
符号長=130バイト
データ長=122バイト
FEC_OH長=8バイト(訂正能力は4バイト)
FEC符号:RS(130,122)符号
引用基本FEC符号:RS(255,247)符号
FEC処理回路数(符号器数)=2
(5)パケット長=9600バイトの場合
9600/255≒37.6であるので、FEC処理回路が38個使用される。また、9600/38≒252.6であるので、各FEC処理回路で処理されるデータの長さは、252バイトまたは253バイトとなる。そして、253×(16/255)=15.87であるので、FEC_OH長が14のFEC符号が選択される。従って、FEC符号は以下のようになる。
符号長=253バイト
データ長=239バイト
FEC_OH長=14バイト(訂正能力=7バイト)
FEC符号:RS(253,239)符号
引用基本FEC符号:RS(255,241)符号
符号器数=38
なお、FEC処理回路で処理される符号長はFEC処理回路1台あたり約252.6バイトであり整数値ではない。このため、FEC処理回路で処理される符号長は、253バイトの場合と252バイトの場合との2通りとなる。しかし、符号長が252バイトの場合でも、データの先頭に1バイトのデータ“00000000”を挿入することで、符号長が253バイトのRS(253,239)符号の符号器を用いて処理できる。従って、符号長が253バイトの場合と252バイトの場合とで同一のFEC処理回路を用いることができる。
以上の例に示されるように、FEC符号の選択に用いられるパラメータを求めるための関係式は、一般的に以下のように表される。FEC選択部3は、入力されたパケット長に基づいて以下の計算により、FEC符号化のためのパラメータ(a)〜(f)を求める。
(a)FEC処理回路数=(パケット長/255)の計算結果の小数値を切り上げた値。
(b)符号長=(パケット長/符号器数)の計算結果の小数値を切り上げた値。
(c)FEC_OH長=(符号長×上限OH率)を超えない整数のうち、いずれかの基本FEC符号のFEC_OH長と一致する最大の整数。本実施形態では、FEC_OH長は2、4、6、8、10、12、14、16のいずれかの値となる。上限OH率は、あらかじめ規定されたOH率の最大値であり、本実施形態ではRS(255,239)符号のOH率である6.27%である。
(d)データ長=符号長−FEC_OH長
(e)引用基本FEC符号:基本FEC符号から、FEC_OH長が同一のFEC符号が選択される。
(f)訂正能力:FEC_OH長/2
図4は、OH率が6.27%の場合の、パケット長とOH率との関係の例を示す図である。OH率の上限が固定されていても、パケット長が非常に短い場合を除き、4バイト以上の訂正能力が確保できる。なお、通信帯域に余裕があるときは、OH率は、6.27%よりも大きい値に設定されてもよい。
(a)FEC処理回路数=(パケット長/255)の計算結果の小数値を切り上げた値。
(b)符号長=(パケット長/符号器数)の計算結果の小数値を切り上げた値。
(c)FEC_OH長=(符号長×上限OH率)を超えない整数のうち、いずれかの基本FEC符号のFEC_OH長と一致する最大の整数。本実施形態では、FEC_OH長は2、4、6、8、10、12、14、16のいずれかの値となる。上限OH率は、あらかじめ規定されたOH率の最大値であり、本実施形態ではRS(255,239)符号のOH率である6.27%である。
(d)データ長=符号長−FEC_OH長
(e)引用基本FEC符号:基本FEC符号から、FEC_OH長が同一のFEC符号が選択される。
(f)訂正能力:FEC_OH長/2
図4は、OH率が6.27%の場合の、パケット長とOH率との関係の例を示す図である。OH率の上限が固定されていても、パケット長が非常に短い場合を除き、4バイト以上の訂正能力が確保できる。なお、通信帯域に余裕があるときは、OH率は、6.27%よりも大きい値に設定されてもよい。
図5は、OH率が10%の場合の、パケット長とOH率との関係の例を示す図である。通信帯域に余裕がある場合には、このようにOH率を高めることにより、OH率の上限が6.27%の場合に比べて、訂正能力が低い領域における訂正能力が改善される。逆に、通信帯域に余裕がない場合は、OH率を6.27%より低く設定してもよい。
このように、第1の実施形態のパケット伝送システム100では、任意のパケット長に対して、上限OH率を超えない範囲で、可能な限りFEC_OH長が大きいFEC符号が割り当てられる。その結果、第1の実施形態のパケット伝送システム100は、パケット長にかかわらずOH率が一定値以下に保たれるため、パケット長に依存してOH率が増加することによる伝送効率の低下を防ぐことができる。また、第1の実施形態のパケット伝送システム100では、可能な限り上限OH率に近いOH率を持つFEC符号が選択されるため、パケット長に依存するOH率の変動が抑制される。従って、第1の実施形態のパケット伝送システム100は、通信帯域の見積もりが容易であり、信頼性の高い通信網を構築することができる。
加えて、第1の実施形態のパケット伝送システム100では、パケット毎にFEC処理が行われ、データとFEC_OHとが同一のパケットで伝送される。このため、例えばOH部分のみをデータとは異なるパケットで伝送する構成と比較して、パケット受信後にユーザ側の回路にてFEC符号化データを再構築して復号する処理が不要である。従って、第1の実施形態のパケット伝送システム100では、OH部分とデータとが異なるパケットで伝送される構成と比較して、レイテンシが改善される。
なお、基本FEC符号は、上述した(A)〜(G)に限られない。符号長がRS(255,239)符号よりも長いRS符号を選定し、選定されたRS符号と符号長が同一で、かつFEC_OH長が短いRS符号の組合せを、基本FEC符号としてもよい。
また、本実施形態に適用可能なFEC符号はRS符号に限定されない。例えば、bit訂正を基本にしたBCH(Bose-Chaudhuri-Hocquenghem)符号等の、他のFEC符号が採用されてもよい。
(第1の実施形態の変形例)
図1に記載された第1の実施形態のパケット伝送システム100の効果は、以下の構成を備えるFEC符号化装置によっても得られる。
図1に記載された第1の実施形態のパケット伝送システム100の効果は、以下の構成を備えるFEC符号化装置によっても得られる。
FEC符号化装置は、図1に示されたFEC選択部3と、FEC演算部4と、を備える。FEC選択部3は、パケット長に基づいて、FEC符号のOH(FEC_OH)長とパケット長との比を示すOH率が所定の値(上限OH率)を超えない範囲で最大となるFEC符号を、パケットのFEC符号化に用いられるFEC符号としてパケット毎に選択する。FEC演算部4は、選択されたFEC符号によりパケットのデータに対するFECオーバヘッドをパケット単位で演算して、FEC符号化データを生成する。
このような構成を備えるFEC符号化装置は、任意のパケット長のデータに対して、所定の上限OH率を超えない範囲で、可能な限りFEC_OH長が大きいFEC符号を割り当てる。その結果、第1の実施形態の変形例のFEC符号化装置は、パケット長にかかわらずにOH率が上限値以下に保たれるため、パケット長に依存してOH率が増加することによる伝送効率の低下を防ぐことができる。また、第1の実施形態の変形例のFEC符号化装置では、可能な限り上限OH率に近いOH率を持つFEC符号が選択されるため、パケット長に依存するOH率の変動が抑制される。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態のパケット伝送システム200の構成を示すブロック図である。パケット伝送システム200は送信装置10A、受信装置20A及び通信媒体6を備える。
図6は、本発明の第2の実施形態のパケット伝送システム200の構成を示すブロック図である。パケット伝送システム200は送信装置10A、受信装置20A及び通信媒体6を備える。
第2の実施形態のパケット伝送システム200は、FEC選択部3及び8に代えてFEC選択ROM3A及び8Aを備えている点で、第1の実施形態のパケット伝送システム100と相違する。FEC選択ROM3A及び8AはROM(read only memory、読み出し専用メモリ)であり、64バイト〜9600バイトまでのパケット長に対するFEC符号化及び復号に必要となるパラメータがあらかじめ計算されて格納されている。例えば、ROMには、第1の実施形態で説明したパラメータ(a)〜(f)の計算結果が、パケット長をキーとして検索可能なように記憶されている。
FEC選択ROM3Aは、入力されたパケットのパケット長をキーとして、FEC符号化に必要なパラメータをROMから検索し、データ及び検索されたパラメータをFEC符号演算部4に出力する。FEC演算部4は、FEC選択部3Aから入力されたデータ及びパラメータに基づいて、FEC符号化データを生成する。
FEC選択部8Aは、受信されたFEC符号化データに基づいて、FEC復号に必要なパラメータをROM内から検索し、FEC符号化データ及び検索されたパラメータをFEC復号部9に出力する。FEC復号部4は、FEC選択ROM8Aから入力された符号化データ及びパラメータに基づいて、FEC復号の演算を行う。
第2の実施形態のパケット伝送システム200では、FEC符号化及び復号に必要となるパラメータが、パケット長毎にあらかじめ計算されてROMに格納されている。このため、パケット伝送システム200では、入力されたデータのデータ長に基づいてFEC符号化及び復号に必要となるパラメータを求めるための演算が不要になる。また、FEC符号化及び復号に必要となるパラメータを利用者が直接ROMに書き込むことができるため、例えばパケット長に応じてOH率をより高くして利得を優先するといった、FEC符号を選択するためのより詳細な設定が可能になる。そして、特定のパケット長におけるパケットロスを回避したい場合などに、当該特定のパケット長のOH率のみを高くする等の操作も容易となる。
その結果、パケット伝送システム200は、第1の実施形態と同様の効果を奏するとともに、より高速なFEC符号化処理及び利用形態に応じたより信頼性の高いパケット通信を可能とする。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記の実施形態に限定されない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1 パケット生成部
2 パケット長検出部
3、8 FEC選択部
3A、8A FEC選択ROM
4 FEC演算部
5 送信部
6 通信媒体
7 受信部
9 FEC復号部
10 送信装置
20 受信装置
100、200 パケット伝送システム
2 パケット長検出部
3、8 FEC選択部
3A、8A FEC選択ROM
4 FEC演算部
5 送信部
6 通信媒体
7 受信部
9 FEC復号部
10 送信装置
20 受信装置
100、200 パケット伝送システム
Claims (8)
- 入力されたパケットのパケット長に基づいて、FEC(forward error correction)符号のオーバヘッド(FECオーバヘッド)長と前記パケット長との比を示すオーバヘッド率が所定の値を超えない範囲で最大となるFEC符号を、前記パケットのFEC符号化に用いられるFEC符号としてパケット毎に選択するFEC選択部と、
前記選択されたFEC符号により前記パケットのデータに対するFECオーバヘッドをパケット毎に演算して、前記データ及び前記FECオーバヘッドを含むFEC符号化データを生成するFEC演算部と、
を備えるFEC符号化装置。 - 前記FEC選択部は、前記オーバヘッド率が異なる複数のFEC符号を含むFEC符号群を基本FEC符号として記憶し、前記基本FEC符号から、前記パケットのFEC符号化に用いられるFEC符号を選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載されたFEC符号化装置。 - 前記FEC選択部は、前記パケットのFEC符号化に用いられるFEC符号と同一の前記FECオーバヘッド長を持つFEC符号を前記基本FEC符号から選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載されたFEC符号化装置。 - 前記FEC選択部は、前記パケット長と前記パケット長を持つパケットのFEC符号化に用いられるFEC符号のパラメータを記憶し、前記入力されたパケットのパケット長に基づいて前記パラメータを検索して前記FEC演算部に出力する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載されたFEC符号化装置。 - 伝送されるデータを含むパケットを生成して前記パケットのパケット長を算出するパケット生成部と、
前記パケットの及び前記パケット長が入力される請求項1乃至4のいずれかに記載されたFEC符号化装置と、
前記FEC符号化装置から出力されるFEC符号化データを、通信媒体に適した信号に変換する送信部と、
を備える送信装置。 - 請求項5に記載された送信装置と、
前記送信装置から送信された前記FEC符号化データを受信し、受信されたFEC符号化データを復号する受信装置と、
を備えたパケット伝送システム。 - 入力されたパケットのパケット長に基づいて、FEC(forward error correction)符号のオーバヘッド(FECオーバヘッド)長と前記パケット長との比を示すオーバヘッド率が所定の値を超えない範囲で最大となるFEC符号を、前記パケットのFEC符号化に用いられるFEC符号としてパケット毎に選択し、
前記選択されたFEC符号により前記パケットのデータに対するFECオーバヘッドをパケット毎に演算して、前記データ及び前記FECオーバヘッドを含むFEC符号化データを生成する、
ことを特徴とするFEC符号化方法。 - FEC符号化装置のコンピュータに、
入力されたパケットのパケット長に基づいて、FEC(forward error correction)符号のオーバヘッド(FECオーバヘッド)長と前記パケット長との比を示すオーバヘッド率が所定の値を超えない範囲で最大となるFEC符号を、前記パケットのFEC符号化に用いられるFEC符号としてパケット毎に選択する手順、
前記選択されたFEC符号により前記パケットのデータに対するFECオーバヘッドをパケット毎に演算して、前記データ及び前記FECオーバヘッドを含むFEC符号化データを生成する手順、
を実行させるためのFEC符号化装置の制御プログラム。
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JP2013267191A JP2015126247A (ja) | 2013-12-25 | 2013-12-25 | Fec符号化装置、fec符号化方法及びfec符号化装置の制御プログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2015126247A true JP2015126247A (ja) | 2015-07-06 |
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ID=53536714
Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113452477A (zh) * | 2020-03-24 | 2021-09-28 | 安立股份有限公司 | 误码率测量装置及设定画面显示方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10285147A (ja) * | 1997-04-09 | 1998-10-23 | Nec Corp | データ伝送システム |
-
2013
- 2013-12-25 JP JP2013267191A patent/JP2015126247A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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JPH10285147A (ja) * | 1997-04-09 | 1998-10-23 | Nec Corp | データ伝送システム |
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CN113452477B (zh) * | 2020-03-24 | 2023-12-12 | 安立股份有限公司 | 误码率测量装置及设定画面显示方法 |
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