JP2015122405A - Electronic device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、キャパシタを保持する電子機器に関する。 The present invention relates to an electronic device that holds a capacitor.
従来、キャパシタを保持する電子機器が提案されている。 Conventionally, electronic devices that hold capacitors have been proposed.
例えば特許文献1には、円筒状のキャパシタ本体を横置き収納する下ホルダーと、キャパシタ本体を横押圧する上ホルダーと、を有する電子機器が示されている。この電子機器は、キャパシタ本体の側面を上下方向から挟持して、キャパシタを保持する。
For example,
特許文献1に示されている電子機器は、下ホルダーと上ホルダーとを別々に設ける必要があった。このため、下ホルダーと上ホルダーとを別々に製造する必要や、これらを組み付ける工程が必要になるなど、電子機器の製造コストの低減を阻害する要因になっていた。
The electronic device disclosed in
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、キャパシタを保持する電子機器の製造コストを低減することを目的とする。 Therefore, the present invention has been made in view of the above-described problems, and an object thereof is to reduce the manufacturing cost of an electronic device that holds a capacitor.
本発明は、キャパシタ本体を有するキャパシタを保持する電子機器であって、前記キャパシタ本体を保持する保持部を備え、前記保持部は、前記キャパシタ本体の側面の少なくとも一部に接触する接触部と、前記キャパシタ本体の側面に当接して、前記キャパシタ本体を前記接触部に押し付ける押し付け部と、を備え、前記接触部と前記押し付け部とは、一体に形成されることを特徴とする。 The present invention is an electronic device that holds a capacitor having a capacitor body, and includes a holding part that holds the capacitor body, the holding part being in contact with at least a part of a side surface of the capacitor body; A pressing portion that abuts against a side surface of the capacitor main body and presses the capacitor main body against the contact portion, wherein the contact portion and the pressing portion are integrally formed.
本発明によれば、接触部および押し付け部によりキャパシタ本体を挟持して、キャパシタを保持することができる。また、キャパシタを保持するための接触部および押し付け部を一体に形成するため、電子機器の製造コストを低減することができる。 According to the present invention, the capacitor body can be held by holding the capacitor body between the contact portion and the pressing portion. Moreover, since the contact part and pressing part for hold | maintaining a capacitor are integrally formed, the manufacturing cost of an electronic device can be reduced.
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素などとの置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組み合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、以下の実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. Note that the constituent elements in the following embodiments can be appropriately replaced with existing constituent elements, and various variations including combinations with other existing constituent elements are possible. Accordingly, the description of the following embodiments does not limit the contents of the invention described in the claims.
なお、以下に示す各図では、説明および理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。XYZのそれぞれの向きについては、後に図ごとに説明する。 In each figure shown below, an XYZ orthogonal coordinate system is provided for ease of explanation and understanding. Each direction of XYZ will be described later with reference to the drawings.
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子機器1の斜視図である。図1において、左方に向かう向きをXプラス方向とし、上方に向かう向きをYプラス方向とし、紙面手前向きをZプラス方向とする。電子機器1は、PBT(ポリブチレンテレフタレート)といった樹脂で形成される保持部としての樹脂ケース2を備え、キャパシタ3を保持する。図1では、電子機器1がキャパシタ3を3つ保持している例を示している。
<First Embodiment>
FIG. 1 is a perspective view of an
図2は、キャパシタ3を保持した状態における電子機器1の、図1のA−A断面における側断面図である。図2および後述の図4から6において、左方に向かう向きをXプラス方向とし、紙面奥向きをYプラス方向とし、上方に向かう向きをZプラス方向とする。
FIG. 2 is a side cross-sectional view of the
キャパシタ3は、円柱型のキャパシタ本体31と、一対のリード32と、を備える。一対のリード32は、キャパシタ本体31の対向する2つの円形状の面のうち一方の面である上面33からキャパシタ本体31の軸方向(図2においてXプラス方向)に突出しており、屈曲部34においてL字状に曲げられている。また、キャパシタ本体31の対向する2つの円形状の面のうち他方の面である底面35には、防爆弁(図示省略)が設けられている。
The
図3は、樹脂ケース2の斜視図である。図3において、下方に向かう向きをXプラス方向とし、左方に向かう向きをYプラス方向とし、紙面手前向きをZプラス方向とする。
FIG. 3 is a perspective view of the
樹脂ケース2は、キャパシタ本体31が配置される保持空間21と、キャパシタ本体31の側面の形状に応じて円弧状に湾曲形成された接触部22と、接触部22からZプラス方向に立設してキャパシタ本体31の上面33と接する前壁23と、接触部22からZプラス方向に立設してキャパシタ本体31の軸方向(図3においてX方向)に延在する一対の側壁24と、一対の側壁24の間に架設されたブリッジ25と、ブリッジ25から前壁23側(図3においてXプラス方向)に突出する押さえ26と、を備える。これら接触部22、前壁23、一対の側壁24、ブリッジ25、および押さえ26は、一体に形成される。
The
図2に示すように、押さえ26は、ブリッジ25から伸びるアーム261と、アーム261の先端部から接触部22に向かって(図2においてZマイナス方向)突出する半円弧状の押し付け部262と、を備える。アーム261は、弾性変形可能に形成される。
As shown in FIG. 2, the
樹脂ケース2がキャパシタ本体31を保持している状態では、押し付け部262が、キャパシタ本体31の側面のうち、キャパシタ本体31の中央より底面35側であって、リード32の屈曲部34より先端側が延伸する向き(図2においてZプラス方向)側に当接し、アーム261の弾性力によりキャパシタ本体31を押圧する。この押圧力により、保持空間21を挟んで押し付け部262と向かい合う接触部22に、キャパシタ本体31の側面が押し付けられる。
In a state in which the
なお、接触部22のうちキャパシタ本体31の底面35側は、図3に示すように、切り欠けが設けられている。このため、押さえ26と対向する領域A3には、接触部22は存在していない。しかし、樹脂ケース2がキャパシタ本体31を保持している状態におけるキャパシタ本体31の長手方向の中心軸に一致する直線(図3においてX方向に延伸する直線)を保持軸線とすると、押し付け部262がキャパシタ本体31に当接する保持軸線方向(保持軸線が延伸する方向)の位置と一致する位置、すなわち領域A3の両脇の領域A1および領域A2では、キャパシタ本体31が接触部22に接触する。このため、保持軸線と直交する同一平面内において、接触部22がキャパシタ本体31の側面に接触するとともに、押し付け部262がキャパシタ本体31の側面に当接することになる。
In addition, as shown in FIG. 3, the notch is provided in the
また、図2に示すように、樹脂ケース2には、電極端子部としての一対の銅バー41が設けられている。これら一対の銅バー41は、それぞれ、樹脂ケース2がキャパシタ本体31を保持している状態において、一対のリード32のうち屈曲部34より先端側と接触する。これら一対の銅バー41のそれぞれは、一対のリード32のそれぞれと溶接や半田付けなどにより固着される。
As shown in FIG. 2, the
前壁23の上面には、前壁23のうちキャパシタ本体31の上面33と接触する側から、銅バー41が設けられている側に向かって(図2においてXプラス方向)、溝状に一対のガイド27が形成されている。一対のガイド27の間隔は、一対のリード32の間隔に等しく、ガイド27の幅は、リード32の直径より一回り大きい。
A pair of grooves is formed on the upper surface of the
樹脂ケース2には開口部S1が形成されており、この開口部S1により、樹脂ケース2がキャパシタ本体31を保持している状態においてキャパシタ本体31の底面35が樹脂ケース2と接触しないように開放されている。また、ブリッジ25および押さえ26と、一対の銅バー41と、一対の側壁24と、に挟まれた領域には、開口部S2が形成されている。
An opening S1 is formed in the
以上の電子機器1にキャパシタ3を保持させる際の手順、すなわち図2に示したようにキャパシタ本体31を樹脂ケース2に保持させる際の手順について、図4から6を用いて以下に説明する。
The procedure for holding the
まず、図4に示すように開口部S1の下方からZプラス方向にキャパシタ3を移動させて、図5に示すようにキャパシタ本体31の側面をブリッジ25の下面に当接させる。なお、ブリッジ25の下面は、キャパシタ本体31の側面の形状に応じて円弧状に湾曲形成されている。また、一対のリード32の間を押さえ26が通過できるように、アーム261および押し付け部262のY方向の幅が定められている。
First, the
次に、ブリッジ25の下面にキャパシタ本体31の側面が接している状態で、キャパシタ3を保持空間21に向けて(図5および図6においてXプラス方向)移動させて、キャパシタ本体31の上面33を前壁23に当接させる。このXプラス方向へのキャパシタ3の移動時には、押さえ26がZプラス方向に押し上げられる。また、キャパシタ3が保持空間21に収容されると、アーム261の弾性力によって、キャパシタ本体31が押し付け部262と接触部22とで挟持される。これによれば、図2に示したように樹脂ケース2がキャパシタ本体31を保持している状態になる。その後、一対の銅バー41のそれぞれを一対のリード32のそれぞれと溶接や半田付けなどにより固着させる。
Next, in a state where the side surface of the
以上の電子機器1によれば、以下の効果を奏することができる。
According to the
電子機器1は、キャパシタ本体31を保持する樹脂ケース2を備えており、樹脂ケース2は、キャパシタ本体31の側面に接触する接触部22と、キャパシタ本体31の側面に当接してキャパシタ本体31を接触部22に押し付ける押し付け部262と、を備える。このため、接触部22および押し付け部262によりキャパシタ本体31を挟持して、キャパシタ3を保持することができる。
The
また、電子機器1に設けられている樹脂ケース2は、モールド樹脂により一体成形することにより形成された接触部22、前壁23、一対の側壁24、ブリッジ25、および押さえ26を備える。このため、電子機器1は、一体に形成された樹脂ケース2だけでキャパシタ本体31を保持することができるので、電子機器1の製造コストを低減することができる。
In addition, the
また、電子機器1に設けられている樹脂ケース2には開口部S1が形成されており、この開口部S1により、樹脂ケース2がキャパシタ本体31を保持している状態においてキャパシタ本体31の底面35が樹脂ケース2と接触しないように開放されている。このため、キャパシタ本体31の底面35に形成されている防爆弁を塞がない。したがって、電子機器1は、キャパシタ3の防爆弁の機能を妨げることなく、キャパシタ3を保持することができる。
In addition, an opening S1 is formed in the
また、電子機器1に設けられている樹脂ケース2は、保持軸線と直交する同一平面内において、接触部22がキャパシタ本体31の側面に接触するとともに、押し付け部262がキャパシタ本体31の側面に当接する。このため、保持軸方向の一致する位置において、押し付け部262と接触部22とがキャパシタ本体31に接触する。したがって、押し付け部262と接触部22とが、保持軸線方向の互いに異なる位置においてキャパシタ本体31に接触する場合と比べて、電子機器1は、キャパシタ3を安定して保持することができる。
In addition, the
また、電子機器1では、キャパシタ本体31の側面のうち、キャパシタ本体31の中央より底面35側であって保持軸線方向の一致する位置において押し付け部262と接触部22とがキャパシタ本体31に接触するだけでなく、この保持軸線方向の位置から前壁23の立設している位置まで接触部22がキャパシタ本体31に接触する。このため、キャパシタ本体31の側面が接触部22と接触する面積を確保することができるので、電子機器1は、キャパシタ3をさらに安定して保持することができる。
Further, in the
また、電子機器1に設けられている樹脂ケース2は、ブリッジ25および押さえ26と、一対の銅バー41と、一対の側壁24と、に挟まれた領域に開口部S2が形成されている。このため、図4から6を用いて上述したようにキャパシタ本体31を樹脂ケース2に保持させる際に、一対のリード32が干渉することなく、キャパシタ3を移動させることができる。また、アーム261および押し付け部262のY方向の幅が、一対のリード32の間隔より小さいため、一対のリード32が押さえ26と干渉することなく、キャパシタ3を移動させることもできる。さらに、ブリッジ25がキャパシタ本体31の側面に当接するので、キャパシタ3をより安定して保持することができるとともに、キャパシタ3を保持空間21に向けて移動させる際のガイドにすることもできる。したがって、電子機器1にキャパシタ3を保持させる際の作業性を向上させることができる。
The
また、電子機器1に設けられている樹脂ケース2は、前壁23の上面にガイド27が形成されている。このため、図6に示した状態から図2に示した状態になるまでキャパシタ3を移動させる際に、リード32がガイド27の溝に入って動きが規制され、リード32が銅バー41まで案内されることになる。したがって、電子機器1にキャパシタ3を保持させる際の作業性や、リード32と銅バー41とを溶接や半田付けなどにより固着させる際の作業性を、向上させることができる。
The
また、電子機器1は、上述のようにキャパシタ3を安定して保持することができる。これによれば、電子機器1にキャパシタ3を保持させてから、銅バー41をリード32と溶接や半田付けなどにより固着させるまでに間に、キャパシタ3の位置がずれてしまうのを抑制することができるので、溶接や半田付けなどにより固着させる際の作業性を向上させることができる。また、銅バー41をリード32と溶接や半田付けなどにより固着させた後であっても、樹脂ケース2によりキャパシタ3を安定して保持し続けることができるので、振動による応力がリード32にかかってしまうのを抑制して、リード32の破断を抑制することができる。
Further, the
また、電子機器1は、複数のキャパシタ3が配置されている方向(図1においてY方向)とは直交する位置に押し付け部262を設けている。このため、互いに隣接するキャパシタ3同士の間隔を狭くすることができ、電子機器1を小型化できる。
In addition, the
<第2実施形態>
図7は、本発明の第2実施形態に係る電子機器1Aの斜視図である。図7において、左方に向かう向きをXプラス方向とし、上方に向かう向きをYプラス方向とし、紙面手前向きをZプラス方向とする。電子機器1Aは、樹脂で形成される保持部としての樹脂ケース5を備え、キャパシタ3を保持する。なお、電子機器1Aにおいて、本発明の第1実施形態に係る電子機器1と同一構成要件については、同一符号を伏し、その説明を省略する。
Second Embodiment
FIG. 7 is a perspective view of an
図8は、キャパシタ3を保持した状態における電子機器1Aの、図7におけるB−B断面における側断面図である。図8および後述の図10から12において、左方に向かう向きをXプラス方向とし、紙面奥向きをYプラス方向とし、上方に向かう向きをZプラス方向とする。
FIG. 8 is a side cross-sectional view of the
図9は、樹脂ケース5の正面図である。図9において、下方に向かう向きをXプラス方向とし、左方に向かう向きをYプラス方向とし、紙面手前向きをZプラス方向とする。
FIG. 9 is a front view of the
図8に示すように、樹脂ケース5は、キャパシタ本体31が配置される保持空間51と、キャパシタ本体31の側面の形状に応じて円弧状に湾曲形成された第1の接触部52と、第1の接触部52からZマイナス方向に立設してキャパシタ本体31の上面33と接する前壁53と、第1の接触部52からZマイナス方向に立設してキャパシタ本体31の軸方向(図8においてX方向)に延在する一対の側壁54(図7、9参照)と、キャパシタ本体31の側面の形状に応じて円弧状に湾曲形成されて一対の側壁54の間に架設された第2の接触部55と、前壁53から第2の接触部55側(図8においてXマイナス方向)に突出する弾性変形可能に構成されたアーム56と、アーム56から第1の接触部52側に突出する弾性変形可能に構成された押し付け部57と、を備える。これら第1の接触部52、前壁53、一対の側壁54、第2の接触部55、アーム56、および押し付け部57は、一体に形成される。
As shown in FIG. 8, the
樹脂ケース5がキャパシタ本体31を保持している状態では、押し付け部57が、キャパシタ本体31の側面のうち、キャパシタ本体31の中央より上面33側であって、リード32の屈曲部34より先端側が延伸する向きと逆向き(図2においてZプラス方向)側に当接し、押し付け部57の弾性力によりキャパシタ本体31を押圧する。この押圧力により、保持空間51を挟んで押し付け部57と向かい合う第1の接触部52に、キャパシタ本体31の側面が押し付けられる。
In a state where the
また、第2の接触部55は、キャパシタ本体31の側面のうち、キャパシタ本体31の中央より底面35側であって、第1の接触部52が接触する側と反対側に接触する。
The
なお、第1の接触部52と押し付け部57とは、保持空間51を挟んで対向する位置に設けられている。このため、樹脂ケース5がキャパシタ本体31を保持している状態におけるキャパシタ本体31の長手方向の中心軸に一致する直線(図8においてX方向に延伸する直線)を保持軸線とすると、第1の接触部52と押し付け部57とは、保持軸線方向(保持軸線が延伸する方向)の一致する位置でキャパシタ本体31に接触する。このため、保持軸線と直交する同一平面内において、第1の接触部52がキャパシタ本体31の側面に接触するとともに、押し付け部57がキャパシタ本体31の側面に当接することになる。
The
図7に示すように、樹脂ケース5には、電極端子部としての一対の銅バー71が設けられている。これら一対の銅バー71は、それぞれ、樹脂ケース5がキャパシタ本体31を保持している状態において、一対のリード32のうち屈曲部34より先端側と接触する。これら一対の銅バー71のそれぞれは、一対のリード32のそれぞれと溶接や半田付けなどにより固着される。
As shown in FIG. 7, the
樹脂ケース5には、保持空間51にキャパシタ本体31を収容するときにキャパシタ本体31および一対のリード32と干渉しないように、第1の開口部S3(図8参照)、第2の開口部S4、および第3の開口部S5が設けられている。
The
図10に示すように、第1の開口部S3は、樹脂ケース5のうち押し付け部57が設けられている側に開口して形成されており、第1の開口部S3を挟んで第2の接触部55とアーム56とが位置している。この第1の開口部S3は、樹脂ケース5の保持軸線(図10においてX方向に延伸する直線)に対して、保持軸線とリード32の屈曲部34より先端側の延伸軸線とを含む平面内(図10においてXZ平面内)でキャパシタ本体31の中心軸を傾けて、キャパシタ本体31の底面35側を押し付け部57が設けられている側から保持空間51へ挿入可能な大きさおよび形状に形成される。
As shown in FIG. 10, the first opening S3 is formed to open to the side of the
第2の開口部S4は、樹脂ケース5のうち第1の接触部52から第2の接触部55までの間に開口して形成されている。この第2の開口部S4は、第1の開口部S3を通過したキャパシタ本体31の底面35側が通過可能であって、かつ、キャパシタ本体31の中心軸を樹脂ケース5の保持軸線に合わせる方向へのキャパシタ本体31の回転移動時にキャパシタ本体31と干渉しないように形成される。また、アーム56および押し付け部57のY方向の幅は、一対のリード32の間隔より小さく形成されている。このため、キャパシタ本体31の回転移動時に、一対のリード32とアーム56および押し付け部57とが干渉することがない。
The second opening S <b> 4 is formed to open between the
図9に示すように、第3の開口部S5は、第1の接触部52と前壁53に開口して形成されている。第3の開口部S5は、上述のキャパシタ本体31の挿入時と、上述のキャパシタ本体31の回転移動時と、回転移動後に樹脂ケース5の保持軸線に沿って前壁53側にキャパシタ本体31を移動させる直線移動時と、において一対のリード32が通過可能なように形成される。この第3の開口部S5は、一対のリード32のそれぞれに対応して1つずつ設けられており、一対の第3の開口部S5の間隔は、一対のリード32の間隔に等しく、第3の開口部S5の幅は、リード32の直径より一回り大きい。
As shown in FIG. 9, the third opening S <b> 5 is formed to open to the
以上の電子機器1Aにキャパシタ3を保持させる際の手順、すなわち図8に示したようにキャパシタ本体31を樹脂ケース5に保持させる際の手順について、図10から12を用いて以下に説明する。
The procedure for holding the
まず、図10に示すように、樹脂ケース5の保持軸線に対してXZ平面内でキャパシタ本体31の中心軸を傾けて、第1の開口部S3から保持空間51に向かって、キャパシタ本体31の底面35からキャパシタ3を挿入する。
First, as shown in FIG. 10, the central axis of the
ここで、第2の開口部S4は、上述のように、第1の開口部S3を通過したキャパシタ本体31の底面35側が通過可能に形成されている。このため、図10や図11に示すように、キャパシタ本体31の挿入時に、キャパシタ本体31の底面35側を、第2の開口部S4を介して保持空間51の外側に突出させることができる。したがって、キャパシタ本体31の底面35側が干渉することなく、キャパシタ本体31を保持空間51へ挿入することができる。
Here, as described above, the second opening S4 is formed so that the
また、第3の開口部S5は、上述のように、キャパシタ本体31の挿入時にリード32が通過可能なように形成されている。このため、キャパシタ本体31の挿入時に、一対のリード32を、前壁53に設けられた第3の開口部S5を介して保持空間51内に入れることができる。また、キャパシタ本体31の挿入時には、アーム56および押し付け部57が一対のリード32の間を通り抜けるようになっているので、上述のように一対のリード32とアーム56および押し付け部57とが干渉することがない。したがって、図10に示した状態から図11に示した状態になるまでキャパシタ本体31を保持空間51へ挿入する際に、一対のリード32が前壁53やアーム56や押し付け部57に干渉することなく、キャパシタ本体31を保持空間51へ挿入することができる。
Further, as described above, the third opening S5 is formed so that the
次に、図11に示すように、リード32の屈曲部34より先端側が保持空間51内に入ると、キャパシタ本体31の中心軸を樹脂ケース5の保持軸線に合わせる方向に(Y軸周りに)回転移動させる。
Next, as shown in FIG. 11, when the distal end side of the
第3の開口部S5は、前壁53だけでなく、第1の接触部52に亘って設けられており、キャパシタ本体31の上述の回転移動時に、第1の接触部52に設けられた第3の開口部S5に一対のリード32が挿入される。このため、キャパシタ本体31を図12に示す状態まで回転移動させる際に、一対のリード32を、第3の開口部S5を介して保持空間51の外側に突出させることができる。したがって、一対のリード32が第1の接触部52に干渉することなく、キャパシタ本体31を回転移動させることができる。
The third opening S5 is provided not only on the
次に、図12に示すように、キャパシタ本体31の中心軸が樹脂ケース5の保持軸線に一致すると、図8に示したようにキャパシタ本体31の上面33が前壁53に当接するまで、樹脂ケース5の保持軸線に沿って前壁53側にキャパシタ3を直線移動させる。押し付け部57には、第2の接触部55側に勾配が設けられており、キャパシタ3の直線移動時には、キャパシタ本体31の上面33が押し付け部57の勾配部分に突き当てられる。このとき、アーム56がZマイナス方向に押し下げられる。これにより、キャパシタ本体31がアーム56の弾性力によって、押し付け部57と第1の接触部52とで挟持される。
Next, as shown in FIG. 12, when the center axis of the
ここで、第3の開口部S5は、上述のように、キャパシタ本体31の直線移動時にリード32が通過可能なように形成されている。このため、キャパシタ本体31の直線移動時に、一対のリード32を、第3の開口部S5を介して保持空間51の外側に突出させておくことができる。したがって、一対のリード32が第1の接触部52や前壁53に干渉することなく、キャパシタ本体31を直線移動させることができる。
Here, as described above, the third opening S5 is formed so that the
その後、一対の銅バー71のそれぞれを一対のリード32のそれぞれと溶接や半田付けなどにより固着させる。
Thereafter, each of the pair of copper bars 71 is fixed to each of the pair of
ここで、第2の開口部S4は、上述のように、樹脂ケース5のうち第1の接触部52から第2の接触部55までの間に開口して形成されている。このため、樹脂ケース5がキャパシタ本体31を保持している状態では、キャパシタ本体31の底面35の全面が、第2の開口部S4に面し、第2の開口部S4により、キャパシタ本体31の底面35が樹脂ケース5に接触しないように開放されることになる。したがって、第2の開口部S4は、樹脂ケース5がキャパシタ本体31を保持している状態においてキャパシタ本体31の底面35に樹脂ケース5が接触しない大きさおよび形状で、形成されていることになる。
Here, as described above, the second opening S4 is formed so as to open from the
以上の電子機器1Aによれば、以下の効果を奏することができる。
According to the
電子機器1Aは、キャパシタ本体31を保持する樹脂ケース5を備えており、樹脂ケース5は、キャパシタ本体31の側面に接触する第1の接触部52と、キャパシタ本体31の側面に当接してキャパシタ本体31を第1の接触部52に押し付ける押し付け部57と、を備える。このため、第1の接触部52および押し付け部57によりキャパシタ本体31を挟持して、キャパシタ3を保持することができる。
The
また、電子機器1Aに設けられている樹脂ケース5は、モールド樹脂により一体成形することにより一体に形成された第1の接触部52、前壁53、一対の側壁54、第2の接触部55、アーム56、および押し付け部57を備える。このため、電子機器1Aは、一体に形成された樹脂ケース5だけでキャパシタ本体31を保持することができるので、電子機器1Aの製造コストを低減することができる。
In addition, the
また、電子機器1Aに設けられている樹脂ケース5には第2の開口部S4が形成されており、この第2の開口部S4により、樹脂ケース5がキャパシタ本体31を保持している状態においてキャパシタ本体31の底面35が樹脂ケース5と接触しないように開放されている。このため、キャパシタ本体31の底面35に形成されている防爆弁を塞がない。したがって、電子機器1Aは、キャパシタ3の防爆弁の機能を妨げることなく、キャパシタ3を保持することができる。
Further, the
また、電子機器1Aに設けられている樹脂ケース5は、押し付け部57がキャパシタ本体31に当接する保持軸線方向の位置と一致する位置において、第1の接触部52によりキャパシタ本体31に接触する。このため、保持軸線方向の一致する位置において、押し付け部57と第1の接触部52とがキャパシタ本体31に接触する。したがって、押し付け部57と第1の接触部52とが、保持軸線方向の互いに異なる位置においてキャパシタ本体31に接触する場合と比べて、電子機器1Aは、キャパシタ3を安定して保持することができる。
In addition, the
また、電子機器1Aでは、キャパシタ本体31の側面のうち、キャパシタ本体31の中央より上面33側であって保持軸線方向の同一の位置において第1の接触部52と押し付け部57とがキャパシタ本体31に接触するだけでなく、キャパシタ本体31の中央より底面35側であって第1の接触部52が接触する側と反対側において第2の接触部55がキャパシタ本体31に接触する。つまり、第1の接触部52と第2の接触部55とは、キャパシタ本体31の側面を挟むようにしてキャパシタ本体31の側面と接触する。このため、第1の接触部52および押し付け部57と、第2の接触部55と、により、キャパシタ本体31の中心軸方向に互いに離れた位置で、キャパシタ本体31と接触させることができるので、電子機器1Aは、キャパシタ3をさらに安定して保持することができる。
Further, in the
また、電子機器1Aに設けられている樹脂ケース5には、第1の開口部S3が形成されている。このため、第1の開口部S3から保持空間51に向かって、キャパシタ本体31の底面35からキャパシタ3を挿入することができる。
The
また、電子機器1Aに設けられている樹脂ケース5には、第2の開口部S4が形成されている。このため、キャパシタ本体31の底面35側が干渉することなく、キャパシタ本体31を保持空間51へ挿入することができる。
A second opening S4 is formed in the
また、電子機器1Aに設けられている樹脂ケース5には、第3の開口部S5が形成されている。具体的には、前壁53や第1の接触部52の銅バー71と対向している位置に亘って、第3の開口部S5が設けられている。このため、キャパシタ本体31を樹脂ケース5に保持させる際に、一対のリード32を、第1の接触部52や前壁53に干渉させることなく、キャパシタ本体31を保持空間51へ挿入し、回転移動させた後に、直線移動させることができる。したがって、電子機器1Aにキャパシタ3を保持させる際の作業性を向上させることができる。
The
また、図12に示した状態から図8に示した状態になるまでキャパシタ3を移動させる際に、リード32が第3の開口部S5に入って動きが規制され、リード32が銅バー71まで案内されることになる。したがって、電子機器1Aにキャパシタ3を保持させる際の作業性や、リード32と銅バー71とを溶接や半田付けなどにより固着させる際の作業性を、向上させることができる。
Further, when the
また、電子機器1Aは、上述のようにキャパシタ3を安定して保持することができる。これによれば、電子機器1Aにキャパシタ3を保持させてから、銅バー71をリード32と溶接や半田付けなどにより固着させるまでに間に、キャパシタ3の位置がずれてしまうのを抑制することができるので、溶接や半田付けなどにより固着させる際の作業性を向上させることができる。また、銅バー71をリード32と溶接や半田付けなどにより固着させた後であっても、樹脂ケース5によりキャパシタ3を安定して保持し続けることができるので、振動による応力がリード32にかかってしまうのを抑制して、リード32の破断を抑制することができる。
Further, the
また、電子機器1Aは、複数のキャパシタ3が配置されている方向(図7においてY方向)とは直交する位置に押し付け部57を設けている。このため、互いに隣接するキャパシタ3同士の間隔を狭くすることができ、電子機器1Aを小型化できる。
In addition, the
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計なども含まれる。 The embodiment of the present invention has been described in detail with reference to the drawings. However, the specific configuration is not limited to this embodiment, and includes a design that does not depart from the gist of the present invention.
例えば、上述の各実施形態では、キャパシタ本体31は、円柱型であるものとしたが、これに限らず、例えば角型であってもよい。
For example, in each of the above-described embodiments, the capacitor
また、上述の各実施形態では、リード32は、L字状に曲げられているものとしたが、これに限らず、曲げられておらず直線状のものであってもよい。この場合、銅バー71におけるリード32と固着する面が、リード32の向きと平行になるようにすればよい。
Further, in each of the above-described embodiments, the
また、上述の第2実施形態では、キャパシタ本体31の側面のうちキャパシタ本体31の中央より上面33側に、押し付け部57が当接するものとした。ここで、キャパシタ本体31の側面には、例えば上面33の近傍に、溝が形成されている場合がある。そこで、溝が形成されている場合には、樹脂ケース5がキャパシタ本体31を保持している状態においてこの溝に引っかかる位置に、押し付け部57を設けてもよい。これによれば、キャパシタ3をさらに安定して保持することができる。
Further, in the second embodiment described above, the
また、上述の各実施形態において、電子機器1や電子機器1Aは、基板にキャパシタ3を固定するために用いられるものであってもよいし、キャパシタ3単体やキャパシタ3および他の部品を保持するために用いられるものであってもよい。
In each of the above-described embodiments, the
また、上述の第1実施形態では、押し付け部262は、ブリッジ25から伸びるアーム261の先端部から接触部22に向って突出して設けられるものとした。しかし、これに限らず、例えば図13の押し付け部262Aのように、ブリッジ25から接触部22に向って突出して設けてもよい。また、例えば図14に示すように、樹脂ケース2のうち銅バー41が取り付けられている側からアーム261が伸び、アーム261の先端部から接触部22に向って押し付け部262が突出して設けられるものとしてもよい。
In the first embodiment described above, the
また、上述の第2実施形態における第2の接触部55に、図15に示すようにスリットS6を設けてもよい。これによれば、スリットS6が設けられていない場合と比べて、第2の接触部55が弾性変形しやすくなる。このため、図10から12を用いて上述したようにキャパシタ本体31を樹脂ケース5に保持させる際に、作業性を向上させることができる。
Moreover, you may provide the slit S6 in the
1、1A、1B、1C 電子機器
2、5 樹脂ケース(保持部)
3 キャパシタ
21、51 保持空間
23、53 前壁
24、54 一対の側壁
25 ブリッジ
22 接触部
31 キャパシタ本体
32 リード
52 第1の接触部
55 第2の接触部
56、261 アーム
57、262、262A 押し付け部
71 銅バー(電極端子部)
S1、S2 開口部
S3 第1の開口部
S4 第2の開口部
S5 第3の開口部
1, 1A, 1B,
3
S1, S2 opening S3 first opening S4 second opening S5 third opening
Claims (8)
前記キャパシタ本体を保持する保持部を備え、
前記保持部は、
前記キャパシタ本体の側面の少なくとも一部に接触する接触部と、
前記キャパシタ本体の側面に当接して、前記キャパシタ本体を前記接触部に押し付ける押し付け部と、
を備え、
前記接触部と前記押し付け部とは、一体に形成されることを特徴とする電子機器。 An electronic device for holding a capacitor having a capacitor body,
A holding portion for holding the capacitor body;
The holding part is
A contact portion that contacts at least a part of a side surface of the capacitor body;
A pressing portion that contacts the side surface of the capacitor body and presses the capacitor body against the contact portion;
With
The electronic device, wherein the contact portion and the pressing portion are integrally formed.
前記保持部は、
前記キャパシタ本体の前記一方の面と当接する第1の壁部を備え、
前記キャパシタ本体の前記一方の面と前記第1の壁部とが当接した状態において、前記キャパシタ本体の他方の面を開放することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 The capacitor includes a lead protruding from one surface of the capacitor body in the longitudinal direction of the capacitor,
The holding part is
A first wall that contacts the one surface of the capacitor body;
2. The electronic device according to claim 1, wherein the other surface of the capacitor body is opened in a state where the one surface of the capacitor body and the first wall portion are in contact with each other.
前記保持軸線と直交する同一平面内において、前記接触部が前記キャパシタ本体の側面に接触するとともに、前記押し付け部が前記キャパシタ本体の側面に当接することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。 When the holding axis is a straight line that coincides with the longitudinal central axis of the capacitor body in a state where the holding unit holds the capacitor,
The said contact part contacts the side surface of the said capacitor main body in the same plane orthogonal to the said holding | maintenance axis line, The said pressing part contact | abuts the side surface of the said capacitor main body, The Claim 1 or 2 characterized by the above-mentioned. Electronics.
前記キャパシタ本体の側面のうち前記キャパシタ本体の中央より他方の面側に、前記接触部が接触するとともに、前記押し付け部が当接することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。 The capacitor includes a lead protruding from one surface of the capacitor body in the longitudinal direction of the capacitor,
The electronic apparatus according to claim 3, wherein the contact portion is in contact with the other surface side of the capacitor body from the center of the capacitor body, and the pressing portion is in contact.
前記リードは、屈曲部においてL字状に曲げられており、
前記押し付け部は、前記キャパシタ本体の側面のうち、前記リードの先端側が延伸する向き側に当接し、
前記保持部は、前記屈曲部より先端側において前記リードと固着する電極端子部を備え、
前記保持部には、前記リードが前記電極端子部に接して前記保持部が前記キャパシタを保持している状態になるまで、前記キャパシタを移動させる際に、前記リードが通過可能に開口部が設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電子機器。 The capacitor includes a lead protruding from one surface of the capacitor body in the longitudinal direction of the capacitor,
The lead is bent in an L shape at the bent portion,
The pressing portion is in contact with the side of the capacitor main body in the direction in which the leading end side of the lead extends,
The holding portion includes an electrode terminal portion that is fixed to the lead on the tip side from the bent portion,
The holding portion is provided with an opening through which the lead can pass when the capacitor is moved until the lead comes into contact with the electrode terminal portion and the holding portion holds the capacitor. The electronic apparatus according to claim 1, wherein the electronic apparatus is provided.
前記リードは、屈曲部においてL字状に曲げられており、
前記押し付け部は、前記キャパシタ本体の側面のうち、前記リードの先端側が延伸する向き側に当接し、
前記保持部は、
前記屈曲部より先端側において前記リードと固着する電極端子部と、
前記接触部から延在する一対の第2の壁部と、
前記一対の第2の壁部の間に架設されるブリッジと、
を備え、
前記保持部には、前記電極端子部と前記ブリッジとの間に開口部が設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電子機器。 The capacitor includes a lead protruding from one surface of the capacitor body in the longitudinal direction of the capacitor,
The lead is bent in an L shape at the bent portion,
The pressing portion is in contact with the side of the capacitor main body in the direction in which the leading end side of the lead extends,
The holding part is
An electrode terminal portion that is fixed to the lead on the tip side from the bent portion;
A pair of second wall portions extending from the contact portion;
A bridge constructed between the pair of second walls,
With
The electronic device according to claim 1, wherein the holding portion is provided with an opening between the electrode terminal portion and the bridge.
前記押し付け部は、前記キャパシタ本体の側面のうち、前記キャパシタ本体の中央より前記一方の面側に当接し、
前記保持部が前記キャパシタを保持している状態における前記キャパシタ本体の長手方向の中心軸に一致する直線を保持軸線とすると、
前記接触部は、
前記キャパシタ本体の側面のうち、前記保持軸線と直交するとともに前記押し付け部が前記キャパシタ本体の側面に当接する位置を含む平面内において、前記キャパシタ本体の側面に接触する第1の接触部と、
前記キャパシタ本体の側面のうち、前記キャパシタ本体の中央より他方の面側に接触する第2の接触部と、
を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電子機器。 The capacitor includes a lead protruding from one surface of the capacitor body in the longitudinal direction of the capacitor,
The pressing portion is in contact with the one surface side from the center of the capacitor body among the side surfaces of the capacitor body,
When the holding axis is a straight line that coincides with the longitudinal central axis of the capacitor body in a state where the holding unit holds the capacitor,
The contact portion is
A first contact portion that contacts the side surface of the capacitor body in a plane that is orthogonal to the holding axis and includes a position where the pressing portion contacts the side surface of the capacitor body, of the side surfaces of the capacitor body;
Of the side surfaces of the capacitor body, a second contact portion that contacts the other surface side from the center of the capacitor body;
The electronic apparatus according to claim 1, further comprising:
前記押し付け部は、前記キャパシタ本体の側面のうち、前記キャパシタ本体の中央より前記一方の面側であって、前記リードの先端側が延伸する向きと逆向き側に当接し、
前記保持部は、前記屈曲部より先端側において前記リードと固着する電極端子部を備え、
前記保持部には、
前記キャパシタ本体が配置される保持空間と、
前記保持軸線に対して、前記保持軸線と前記リードの先端側の延伸軸線とを含む平面内で前記キャパシタ本体の長手方向の中心軸を傾けて、前記他方の面側を前記押し付け部が設けられている側から前記保持空間へ挿入可能な大きさおよび形状に、前記押し付け部が設けられている側に形成された第1の開口部と、
前記第1の開口部を通過した前記キャパシタ本体の前記他方の面側が通過可能であって、かつ、前記キャパシタ本体の長手方向の中心軸を前記保持軸線に合わせる方向に前記キャパシタ本体を揺動可能に形成された第2の開口部と、
前記キャパシタ本体の長手方向の中心軸を前記保持軸線に合わせる方向に前記キャパシタ本体を揺動させる際と、前記キャパシタ本体の長手方向の中心軸を前記保持軸線に合わせた状態で前記キャパシタ本体を前記電極端子部に向けて移動させる際と、に前記リードが通過可能に形成された第3の開口部と、
が設けられることを特徴とする請求項7に記載の電子機器。 The lead is bent in an L shape at the bent portion,
The pressing portion is on one side of the capacitor body from the center of the capacitor body, and is in contact with the direction opposite to the direction in which the leading end side of the lead extends,
The holding portion includes an electrode terminal portion that is fixed to the lead on the tip side from the bent portion,
In the holding part,
A holding space in which the capacitor body is disposed;
The pressing portion is provided on the other surface side by inclining the central axis in the longitudinal direction of the capacitor body in a plane including the holding axis and the extending axis on the tip end side of the lead with respect to the holding axis. A first opening formed on the side where the pressing portion is provided in a size and shape that can be inserted into the holding space from the side where
The other side of the capacitor body that has passed through the first opening can pass, and the capacitor body can be swung in a direction in which the central axis in the longitudinal direction of the capacitor body is aligned with the holding axis. A second opening formed in
When the capacitor body is swung in a direction in which the center axis in the longitudinal direction of the capacitor body is aligned with the holding axis, the capacitor body is placed in a state where the center axis in the longitudinal direction of the capacitor body is aligned with the holding axis. A third opening formed to allow the lead to pass through when moving toward the electrode terminal portion;
The electronic apparatus according to claim 7, wherein the electronic apparatus is provided.
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