JP2015122008A - 測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】顧客の商品に対する興味と、その興味の変遷過程の詳細な情報と顧客の情報をリアルタイムに提供する【解決手段】空間測定センサー102により、空間測定センサー102の検出範囲を通行する顧客を検出し、さらにその時間とともに記録し、そのなかで商品棚3に陳列された商品に接触する顧客を一人ごとに捕捉し、その顧客ごとに商品棚3における接触位置と時間を記録する手段を有する記録装置と、その記録装置に記録された時系列の接触位置の前後関係を算出する手段を有する相関装置を有し、さらに、映像入力カメラ103もしくは空間測定センサー102により、顧客が棚方向に顔を向けたかを検出し、その検出した時間、顧客の位置を一人ごと記録する手段を有し、顧客の性別および年齢を取得する属性装置を有することを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明は、顧客の情報を取得、商品への興味および興味の変遷過程を測定する測定装置に関する。
従来、消費者の商品に対する興味を測定する方法として、当該商品に対する集団へのインタビュー方法や、擬似的な店舗を作りそのなかでモニターの商品選択行動を観察者が観察することによるサンプリング調査が行われてきた。しかし、これらの方法では人的作業に依存することから、調査開始から調査結果取得まで多くの時間と費用がかかり、販売促進などの企業の経営戦略にすばやく反映させることは難しかった。また、実際の販売実績より商品の興味度を推定することも一般的に行われているが、顧客が複数の商品に興味を示した後の購買にあっては最後に興味を示した商品を推定したに過ぎず、最初や途中に顧客の興味を引いた商品の興味の測定は困難であった。また、購買行動を興味と置き換えるならば、通行者の購買行動を測定するものとして、特許文献に示したものが知られている。
上述のように、顧客の商品への興味はブランド、価格、パッケージデザイン、陳列位置等の要因により大きく左右され、その興味の如何により商品の売れ行きは変わってくる。そのため、商品の興味を測定することは、売上を大きく左右する重要な経営情報となりうる。しかし従来では調査開始から調査結果取得まで多くの時間と費用がかかり、商品に対する購買者の興味をリアルタイムに計測することは困難であった。さらに、商品棚の前で特定の商品が目に留まり、その商品に一旦は興味を示すが、隣に陳列されている商品に興味が移り、最初の興味を示した商品とは異なる商品を最終的に購買するという、複数の商品に興味が経由していることも発生する。この場合、最初に注目を引き付けた商品の興味と、最終的に購買に至った商品双方の顧客の興味を把握し、商品パッケージ開発などの経営戦略に活用できるが、この商品への興味が変遷する過程の把握はなされていなかった。また、商品に興味を示した顧客の情報も興味の分析過程で必要である。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、顧客が商品の陳列がなされている陳列棚を見る行為および陳列棚の商品に触れる行為を商品に対する興味と捉え、空間測定センサー、画像入力カメラ、コンピューターシステムを用いて極めて短時間に、顧客の情報の取得、商品に対する興味の情報、商品への興味の変遷過程の情報を、安価かつリアルタイムに提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1の発明に係わる測定装置は、空間測定センサーにより、空間測定センサーの検出範囲を通行する1以上の顧客を検出し、その検出した顧客ごとに順次番号を付与して日付および時刻とともにデータテーブルに記録し、さらに検出した顧客のなかで商品棚に陳列された商品に接触する顧客を顧客ごとに捕捉し、接触した商品が陳列される商品棚において横位置と縦位置からなる接触位置情報と時刻を、接触した顧客が該当する番号のデータテーブルに記録する手段を有する記録装置と、その時系列に記録装置により記録された接触位置情報を他の接触位置情報と比較することで時間的前後関係を算出および記録する手段を有する相関装置と、前記記録装置と前記相関装置が記録した商品棚の前記接触位置情報を、商品属性情報をもとに商品属性に対応させる手段を具備する。
また、第2の発明に係わる測定装置は、上記第1の発明において、前記記録装置のデータテーブルに、映像入力カメラによる画像取得もしくは空間測定センサーにより商品棚方向への顧客の顔の向きを検出し、商品棚へ顧客の顔が向いていると判断した場合その検出開始および最後に検出した時刻、さらに検出範囲の床面に対する顧客の横位置および縦位置をその顧客が該当する番号のデータテーブルに記録する手段を備え、顧客の年齢および性別を映像入力カメラが接続された属性装置により判定され、顧客の年齢および性別をその顧客が該当する番号のデータテーブルに記録する手段を具備する。
本発明によれば、1つ以上の商品における興味と興味の変遷を詳細にデータ化してリアルタイムかつ安価に提供することが可能であり、さらに顧客情報と合わせれば、効率的な経営戦略の実施に有効な情報を提供できる。
以下、本発明の一実施の形態に係る測定装置101について図面を参照して説明する。なお、本実施の形態は、小売店の商品陳列について本発明を適用した場合について説明する。
図2は、本実施の形態に係る測定装置101の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、測定装置101は記録装置104と属性装置105および相関装置106で構成され、空間測定センサー102は記録装置104と例えば通信手段としてのUSBケーブルにより接続され、空間測定センサー102は例えば商品棚3上部に支柱4や天井
に据え付ける方法で設置される。映像入力カメラ103は記録装置104および属性装置105と例えば通信手段としてのUSBケーブルにより接続され、記録装置104はデータ
ベース107とインターネットと接続され、常時全てのデータが記録装置104とデータベース107間で同期されており、またデータベース107は外部からの参照が可能である。
に据え付ける方法で設置される。映像入力カメラ103は記録装置104および属性装置105と例えば通信手段としてのUSBケーブルにより接続され、記録装置104はデータ
ベース107とインターネットと接続され、常時全てのデータが記録装置104とデータベース107間で同期されており、またデータベース107は外部からの参照が可能である。
空間測定センサー102は、すくなくとも商品棚3の商品陳列面が入るよう、図1に示したように顧客が通行する通路上方に設置する。映像入力カメラ103は、図1に示したように、商品棚3の商品陳列面に対して垂直に商品陳列面を顧客が見ている状態を映像入力できるように設置する。
空間測定センサー102は、その検出範囲で顧客を検出した場合、記録装置104に検出した人数分の、顧客一人ごとの検出シグナルを送信する。
空間測定センサー102からの検出シグナルを記録装置104は受信し、記録装置104はその一人ごとに番号を付与し、検出時刻と日付を顧客情報としてデータテーブル201に
記録する。
記録する。
空間測定センサー102は商品2に顧客の手が接触したことを検出すると、その時刻と、商品棚3において顧客の接触位置である横位置を示す位置Xと縦位置を示す位置Yを算出して記録装置104に送信し、記録装置104は前期顧客情報を対応させ、検出時の時刻と接触位置である位置Xと位置Yを接触情報として当該番号のデータテーブル201に記録する
。
。
映像入力カメラ103もしくは空間計測センサー102は顧客の顔の向きを検出した場合で、さらに商品棚3方向へ顧客の顔が向いていると判断した場合には、検出した一人ごとに前期顧客情報を対応させ、検出時の時刻および検出範囲の床面上に対する顧客位置の横位置を示す床位置Xおよび縦位置を示す床位置Yの位置情報を当該番号のデータテーブル201に記録する。
映像入力カメラ103より取得した画像情報により属性装置105が顧客の性別、年齢が判明した場合、性別、年齢をデータテーブル201に記録する。
また、データテーブル201は、例えばクラウドなどのネットワーク上のデータベース10
7にそのコピーが常に複製される。データベース107に複製されたデータテーブル201
は、インターネットを介して常時外部より参照が可能である。このことで、リアルタイムに興味情報を参照することが可能になる。
7にそのコピーが常に複製される。データベース107に複製されたデータテーブル201
は、インターネットを介して常時外部より参照が可能である。このことで、リアルタイムに興味情報を参照することが可能になる。
データテーブル201は通行者ごとであるため、通行者単位で興味を示した商品2、興味を
示した商品2の数、その興味の流れを把握することが可能である。また、通行者が商品棚3を見た場合、その時間も記録されるため、通行者が検出されてから何秒後に商品2が目
にとまったか、目にとまった後何秒後に接触したかを算出することができ、このことで通行者の目に留まってから手に取る行動までに要した時間の測定が可能になり、さらに、通過する顧客に対して目にとめる顧客の割合や、目にとまってから手に取る顧客の割合を取得することが可能になり、これらの情報を比較検討することで詳細に顧客の商品2への興味を把握できる。
示した商品2の数、その興味の流れを把握することが可能である。また、通行者が商品棚3を見た場合、その時間も記録されるため、通行者が検出されてから何秒後に商品2が目
にとまったか、目にとまった後何秒後に接触したかを算出することができ、このことで通行者の目に留まってから手に取る行動までに要した時間の測定が可能になり、さらに、通過する顧客に対して目にとめる顧客の割合や、目にとまってから手に取る顧客の割合を取得することが可能になり、これらの情報を比較検討することで詳細に顧客の商品2への興味を把握できる。
床位置を把握することで、顧客がどの位置で商品2に着目したかを推定できる。このことで、商品棚3より距離が離れたところで着目し、商品2を手に取れば、遠くからでも商品2が目立っており、優れたパッケージデザインであると分析することも出来る。逆に、商品棚3に近い距離で着目しても手に取らない場合には、目立たせる工夫やパッケージ変更の必要ありと判断も出来る。また、商品棚3に着目如何で通過した顧客を分析することで、商品棚3全体の興味も把握できる。
図4は、記録装置104、属性装置105、相関装置106により記録されたデータテーブル201を示す図である。
データテーブル201は左より順に、番号は空間計測センサー102の検出ごとに顧客とし
て識別、記録された顧客単位であり、検出ごとに順次加算された番号が付与される。次の日付は、空間計測センサー102が検出した時点の日付である。次の通行開始時間は、空間計測センサー102が検出を開始した時刻である。次の通行終了時間は空間計測センサー102が最後に検出をした時点での時刻である。次の着目開始時間は、顔の向きの検出し商品棚3の方向に顔が向いているとはじめて判断した時刻である。次の着目終了時間は
、顔の向きの検出し商品棚3の方向に顔が向いていると判断した最後の時刻である。次の床位置Xは、顔の向きの検出し商品棚3の方向に顔が向いているとはじめて判断した時点での空間計測センサー102が捕捉した床面上における顧客位置の横座標であり、次の床位置Yは縦座標である。次の性別は、顧客の性別であり、男女で示され、空白は未検出を示
している。次の年齢は、顧客の年齢であり、数字で示され空白は未検出を示している。次の1番座標接触開始時間は、顧客が商品2に手を初めて触れた時刻であり、次の1番接触終了時間は商品2の1番座標接触開始位置に再度手を触れた場合の時刻である。次の1番X座
標は、商品2に接触した状態で、その商品2が陳列される商品棚3の位置関係における横
座標を示し、次の1番Y座標は同様に縦座標を示している。次より順次2番目、3番目と接触開始時間、接触終了時間、X座標、Y座標と、接触した商品2が変わる都度、接触回数と何番目とを合わせて表示して順次データテーブル201に追加記録していく。
て識別、記録された顧客単位であり、検出ごとに順次加算された番号が付与される。次の日付は、空間計測センサー102が検出した時点の日付である。次の通行開始時間は、空間計測センサー102が検出を開始した時刻である。次の通行終了時間は空間計測センサー102が最後に検出をした時点での時刻である。次の着目開始時間は、顔の向きの検出し商品棚3の方向に顔が向いているとはじめて判断した時刻である。次の着目終了時間は
、顔の向きの検出し商品棚3の方向に顔が向いていると判断した最後の時刻である。次の床位置Xは、顔の向きの検出し商品棚3の方向に顔が向いているとはじめて判断した時点での空間計測センサー102が捕捉した床面上における顧客位置の横座標であり、次の床位置Yは縦座標である。次の性別は、顧客の性別であり、男女で示され、空白は未検出を示
している。次の年齢は、顧客の年齢であり、数字で示され空白は未検出を示している。次の1番座標接触開始時間は、顧客が商品2に手を初めて触れた時刻であり、次の1番接触終了時間は商品2の1番座標接触開始位置に再度手を触れた場合の時刻である。次の1番X座
標は、商品2に接触した状態で、その商品2が陳列される商品棚3の位置関係における横
座標を示し、次の1番Y座標は同様に縦座標を示している。次より順次2番目、3番目と接触開始時間、接触終了時間、X座標、Y座標と、接触した商品2が変わる都度、接触回数と何番目とを合わせて表示して順次データテーブル201に追加記録していく。
図8は、測定装置101のフローチャートを示す図である。
以下、測定装置101のフローチャートを示す図について説明する。
初めに、ステップS1で、空間計測センサー102より顧客の検出人数を検出シグナルとして受信する。次にステップS2で既に番号が付与されている顧客か、初めての顧客かを判断する。初めての顧客であれば、ステップS3で新たな番号を付与し、現時点での日付を記録、現在時刻を通行開始時間として、データテーブル201に記録する。
初めに、ステップS1で、空間計測センサー102より顧客の検出人数を検出シグナルとして受信する。次にステップS2で既に番号が付与されている顧客か、初めての顧客かを判断する。初めての顧客であれば、ステップS3で新たな番号を付与し、現時点での日付を記録、現在時刻を通行開始時間として、データテーブル201に記録する。
次にステップS4で現在時刻を通行終了時刻に記録する。次に、ステップS5で、空間測定センサー102もしくは映像入力カメラ103からの情報により商品棚3方向へ顧客の顔が
向いていると判断した場合に商品2を着目したと仮定し、ステップS6で初めて顔が向いていた場合にはステップS7で現時点での時刻を着目開始時間および顧客の位置情報である床位置Xと床位置Yをデータテーブル201に記録する。ステップS6で初めてではないと判断し
た場合およびステップS7の次にはステップS8で現時点での時刻を着目終了時間に記録する。
向いていると判断した場合に商品2を着目したと仮定し、ステップS6で初めて顔が向いていた場合にはステップS7で現時点での時刻を着目開始時間および顧客の位置情報である床位置Xと床位置Yをデータテーブル201に記録する。ステップS6で初めてではないと判断し
た場合およびステップS7の次にはステップS8で現時点での時刻を着目終了時間に記録する。
次にステップS9で、映像入力カメラ103より取得した画像情報により属性装置105が顧客の性別、年齢が判明した場合、ステップS10で性別、年齢をデータテーブル201に記録する。
次にステップS11で空間測定センサー102は商品2に顧客の手が接触したことを検出す
ると、ステップS12で、触れた商品2と直前に触れた商品2の位置を判断し位置が異なっ
ていれば、ステップS13で回数を1つ増やし新たな接触とする。ただし、初めての接触では直前の位置が未記録であるため回数は0であり、そのため回数は1となる。ステップS14で
データテーブル201のステップS13で増やされた回数に該当するところの、現時点の時刻を接触開始時間、商品棚3における接触した手の位置を示すX座標、Y座標をデータテーブル201に記録する。次に、ステップS15で現時点の時刻をデータテーブル201の接触終了時間に記録する。ステップS12位置が異なっていない場合には、ステップS15で現時点の時刻をデータテーブル201の接触終了時間に記録し、接触終了時間を更新させる。
ると、ステップS12で、触れた商品2と直前に触れた商品2の位置を判断し位置が異なっ
ていれば、ステップS13で回数を1つ増やし新たな接触とする。ただし、初めての接触では直前の位置が未記録であるため回数は0であり、そのため回数は1となる。ステップS14で
データテーブル201のステップS13で増やされた回数に該当するところの、現時点の時刻を接触開始時間、商品棚3における接触した手の位置を示すX座標、Y座標をデータテーブル201に記録する。次に、ステップS15で現時点の時刻をデータテーブル201の接触終了時間に記録する。ステップS12位置が異なっていない場合には、ステップS15で現時点の時刻をデータテーブル201の接触終了時間に記録し、接触終了時間を更新させる。
次にステップS16で、検出人数全員の処理が終了したかを判断し、検出人数全員の処理が
終了したとすれば、測定装置101の処理を終了し、再度検出シグナルを受信するまで待機する。検出人数全ての処理が終了していない場合には、ステップS2に戻り、検出人数全ての処理が完了するまで繰り返す。
終了したとすれば、測定装置101の処理を終了し、再度検出シグナルを受信するまで待機する。検出人数全ての処理が終了していない場合には、ステップS2に戻り、検出人数全ての処理が完了するまで繰り返す。
相関装置106は、記録装置104により記録された時系列のデータテーブルに基づきその前後関係を分析し、記録装置104に相関図202を出力する手段を有する。相関装置1
06では、例えば、位置Aの接触の後、位置Bを接触し、その後位置Cを接触したとすると
、位置Bについては位置Aから興味が流入したと考えることができ、位置Cについては位置Bから位置Cに興味が流出したと考えることができる。すなわち興味の変遷の過程は、位置A、位置B、位置Cという順に変遷したと考えることができる。記録装置104から出力され
るデータテーブル201の情報は一人一人の単位で区切られているため、顧客一人ごとに興
味の変遷過程を把握可能であるが、相関装置106を用いることで、商品棚3の陳列位置
ごとの興味の流入、流出関係が把握できる。
06では、例えば、位置Aの接触の後、位置Bを接触し、その後位置Cを接触したとすると
、位置Bについては位置Aから興味が流入したと考えることができ、位置Cについては位置Bから位置Cに興味が流出したと考えることができる。すなわち興味の変遷の過程は、位置A、位置B、位置Cという順に変遷したと考えることができる。記録装置104から出力され
るデータテーブル201の情報は一人一人の単位で区切られているため、顧客一人ごとに興
味の変遷過程を把握可能であるが、相関装置106を用いることで、商品棚3の陳列位置
ごとの興味の流入、流出関係が把握できる。
図5は、相関装置106より出力された相関関係を示す相関図である。対象とは、基準と
なる商品棚3の陳列位置を示しており、対象と比較することで流入および流出が判断され
る。対象は、任意の陳列位置を指定してもよいし、商品棚全ての陳列位置を指定しても良い。
なる商品棚3の陳列位置を示しており、対象と比較することで流入および流出が判断され
る。対象は、任意の陳列位置を指定してもよいし、商品棚全ての陳列位置を指定しても良い。
流入とは、対象の商品2に接触した直前に触れた商品の陳列位置を示し、流出とは、対象の商品2の陳列位置を接触した直後に接触した商品の陳列位置を示す。対象の位置Xは、
対象商品2が陳列される商品棚3の横座標で、位置Yは縦座標を示す。
対象商品2が陳列される商品棚3の横座標で、位置Yは縦座標を示す。
流入の位置Xは、対象に接触する前に接触した商品が陳列される商品棚3の横座標で位置Y
は縦座標を示し、流入の接触回数は対象の直前に接触した累計接触回数を示し、流入の平均時間は対象に対し直前に接触した商品の平均接触時間を示している。
は縦座標を示し、流入の接触回数は対象の直前に接触した累計接触回数を示し、流入の平均時間は対象に対し直前に接触した商品の平均接触時間を示している。
流出の位置Xは、対象に接触した後に接触した商品が陳列される商品棚3の横座標で位置Y
は縦座標を示し、流出の接触回数は対象の直後に接触した累計接触回数を示し、流出の平均時間は対象に対し直後に接触した商品の平均接触時間を示している。
は縦座標を示し、流出の接触回数は対象の直後に接触した累計接触回数を示し、流出の平均時間は対象に対し直後に接触した商品の平均接触時間を示している。
図9は、相関装置106の動作を示すフローチャート図である。
ステップS17で初めに流入と流出の基準となる商品2が陳列される商品棚3の位置Xと位置Yを設定する。次に、ステップS18で行のデータテーブル201の行の位置を設定するため、カウンタ変数nを1に初期化する。次に、ステップS19でデータテーブル201上の、番号に対応する列と、カウンタ変数nに該当する行を参照する。データテーブル201には、番号で
示される列ごとに行単位で参照がなされる。次に、ステップS20でステップS19の結果を判定する。先に参照されたデータが対象とは異なる場合はステップS21に移り、ステップS21では当該データがデータテーブル201最後のデータの場合には相関装置106は終了し、
最後のデータではない場合にはステップS22に移りカウンタ変数nをインクリメントし、再度、ステップS19にてデータテーブル201のn番目を参照する。
示される列ごとに行単位で参照がなされる。次に、ステップS20でステップS19の結果を判定する。先に参照されたデータが対象とは異なる場合はステップS21に移り、ステップS21では当該データがデータテーブル201最後のデータの場合には相関装置106は終了し、
最後のデータではない場合にはステップS22に移りカウンタ変数nをインクリメントし、再度、ステップS19にてデータテーブル201のn番目を参照する。
ステップS20で参照されたデータが対象と一致した場合、次にステップS23でデータテーブル201の当該データ位置の直前、すなわちn-1の位置にデータがあるかにデータがあるか
の判断を行い、データがあればステップS24でn-1の位置データ参照し、その位置X、位置Y、接触回数、接触開始時間-接触終了時間を相関図202の流入欄に記録する。流入欄への
記録は、既に記録してあるレコードへ上書きせぬよう、例えば、列を一列下へずらす方法などにより記録する。接触回数は1とする。
の判断を行い、データがあればステップS24でn-1の位置データ参照し、その位置X、位置Y、接触回数、接触開始時間-接触終了時間を相関図202の流入欄に記録する。流入欄への
記録は、既に記録してあるレコードへ上書きせぬよう、例えば、列を一列下へずらす方法などにより記録する。接触回数は1とする。
次にステップS25データテーブル201の当該データ位置の直後、すなわちn+1の位置にデータがあるかの判断を行い、データがあればステップS26でn+1の位置でデータを参照し、
その位置X、位置Y、接触回数、接触開始時間-接触終了時間を相関図202の流出欄に記録する。流出欄への記録は、既に記録してあるレコードへ上書きせぬよう、例えば、列を一列下へずらす方法などにより記録する。接触回数は1とする。
その位置X、位置Y、接触回数、接触開始時間-接触終了時間を相関図202の流出欄に記録する。流出欄への記録は、既に記録してあるレコードへ上書きせぬよう、例えば、列を一列下へずらす方法などにより記録する。接触回数は1とする。
次にステップS27でデータテーブル201の列ごとで最後であるか否かを判断し、最後でなければステップS28でカウンタnをインクリメントし、再度ステップS19に戻り、番号に対応する列と、カウンタ変数nに該当する行を参照する。
次にステップS29で番号が最後であるか否かを判断する。データテーブル201の最後の番号である場合、ステップS30で番号をインクリメントし、次の番号を参照すべくステップS18のカウンタの初期化に戻る。
ステップS29で最後の番号が記録されたデータテーブル201の列を参照し終えたなら、ステップS31で相関図202の流出欄、流入欄それぞれの位置X、Yごとに接触回数を集計し重複を排除する。時間は出欄、流入欄それぞれの位置X、位置Yごとに位置接触開始時間-接触終
了時間の累計を接触回数の累計で除して平均とし、相関図202に再度記録し、相関装置1
06を終了する。
了時間の累計を接触回数の累計で除して平均とし、相関図202に再度記録し、相関装置1
06を終了する。
記録装置104は、データテーブル201および相関図202での商品棚3の陳列位置である位
置X、位置Yに、具体的な商品2を商品属性情報が事前に格納された商品データレコード203により対応させることができる。
置X、位置Yに、具体的な商品2を商品属性情報が事前に格納された商品データレコード203により対応させることができる。
図6は、メーカー名、商品名、価格、容量、位置X、位置Yからなる商品属性情報が記録された商品データレコード203である。記録装置104は、データテーブル201の位置Xと位
置Yに対し、商品データレコード203の位置Xと位置Yを対応させることで、メーカー名、商品名、価格、容量の具体的な商品2の属性に置き換えることができる。記録箇所は、例えば位置X、位置Yをメーカー名、商品名、価格、容量に置き換えることができ、それは、メーカー名、商品名、価格、容量の全てでもよいし、任意の項目を選択してもよい。相関図202に関しても、商品データレコード203を用いて置き換えることができ、相関図202の位
置X、位置Yを例えば全ての項目であるメーカー名、商品名、価格、容量に置き換えることや、任意の項目に置き換えることもできる。
置Yに対し、商品データレコード203の位置Xと位置Yを対応させることで、メーカー名、商品名、価格、容量の具体的な商品2の属性に置き換えることができる。記録箇所は、例えば位置X、位置Yをメーカー名、商品名、価格、容量に置き換えることができ、それは、メーカー名、商品名、価格、容量の全てでもよいし、任意の項目を選択してもよい。相関図202に関しても、商品データレコード203を用いて置き換えることができ、相関図202の位
置X、位置Yを例えば全ての項目であるメーカー名、商品名、価格、容量に置き換えることや、任意の項目に置き換えることもできる。
図7は、相関図202の位置Xおよび位置Yを商品データレコード位置X、位置Yを一致させ、
商品属性と対応させた一例を示す図である。
商品属性と対応させた一例を示す図である。
位置を商品名等に置き換えることで、陳列位置から商品属性を対応させる手順が省け、陳列位置に基づいた興味の測定から、より直感的で容易に理解できる商品2の興味を測定することが可能になる。
商品データレコード203の項目は、メーカー名、商品名、価格、容量に限定されることは
なく、これ以外にも例えば、カテゴリー、顧客ターゲット、ブランド、大きさのグループなどで、商品の興味を分析測定する目的に応じ、柔軟に変更および追加されるものである。
なく、これ以外にも例えば、カテゴリー、顧客ターゲット、ブランド、大きさのグループなどで、商品の興味を分析測定する目的に応じ、柔軟に変更および追加されるものである。
また、商品ごとに、初めに接触した商品なのか、最後に接触された商品なのかを把握することで、センサーの検出範囲内において最初に興味を引く力が目立つ商品なのか、最終的に選択される商品なのかを把握することができる。
属性装置105により性別、年齢が記録されるため場合、性別や年齢ごとに接触位置と商品2を関連させた分析が可能になる。そのため、商品に対する性別や年代の興味の検証や陳列位置による性別や年代ごとの反応も測定することが可能になる。これにより、詳細な顧客の商品に対する興味が測定できる。
図1は、上記プログラムを実行して、上記実施の形態による測定装置101を実現するコ
ンピューターシステム1の外観の一例および実施形態を示す模式図である。上記実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるプログラムによって実現される。
ンピューターシステム1の外観の一例および実施形態を示す模式図である。上記実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるプログラムによって実現される。
図3は、コンピューターシステム1の内部構成を示す図である。図3に示すように、コンピューターシステムは各部を制御するCPU(Central Processing Unit)6と、このCPU
6が実行する制御プログラムや固定的データを予め格納されたROM(Read Only Memory)7と、各種情報を書き換え自在に格納するRAM(Random Access Memory)8と、基本オペレーションシステムおよび各種情報を記憶するための記憶装置9、データベース107とインターネットを介してデータ通信を行う通信装置10、顧客および各種データの状況を表示するディスプレー11、各入力定等に使用する各種キーが配設されたキーボードおよびマウス13および空間測定センサー102および顧客の画像を取得する映像入力カメラ103がそれぞれUSBケーブルなどの通信手段で接続される入力装置12、点検やソフト
ウェアの更新時に他の保守機器と接続するためのその他の入出力装置14等を搭載している。
6が実行する制御プログラムや固定的データを予め格納されたROM(Read Only Memory)7と、各種情報を書き換え自在に格納するRAM(Random Access Memory)8と、基本オペレーションシステムおよび各種情報を記憶するための記憶装置9、データベース107とインターネットを介してデータ通信を行う通信装置10、顧客および各種データの状況を表示するディスプレー11、各入力定等に使用する各種キーが配設されたキーボードおよびマウス13および空間測定センサー102および顧客の画像を取得する映像入力カメラ103がそれぞれUSBケーブルなどの通信手段で接続される入力装置12、点検やソフト
ウェアの更新時に他の保守機器と接続するためのその他の入出力装置14等を搭載している。
CPU6、ROM7、RAM8、記憶装置9、通信装置10、ディスプレー11、入力装置12、その他入出力装置14は、データバス等のバスライン16で接続されている。
空間計測センサーは、距離を計測できる必要があり3次元で計測できる必要があるが、2次元で計測するレーザーセンサーなどを複数台接続し、3次元センサーの代わりとすることもできる。
以上説明したように、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、実施の段階ではその趣旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能であるのは勿論である。
1…コンピューターシステム、2…商品、3…商品棚、4…映像入力カメラ設置用支柱、5…空間測定センサー設置用の吊り下げ型支柱、6…CPU、7…ROM、8…RAM、9…記憶装置、10…通信装置、11…ディスプレー、12…入力装置、13…キーボードおよびマウス、14…その他入出力装置、15…バスライン、101…測定装置、102…空間計測センサー、103…映像入力カメラ、104…記録装置、105…属性措置、106…相関装置、107…データベース
Claims (2)
- 空間測定センサーにより、空間測定センサーの検出範囲を通行する1以上の顧客を検出し、その検出した顧客ごとに順次番号を付与して日付および時刻とともにデータテーブルに記録し、さらに検出した顧客のなかで商品棚に陳列された商品に接触する顧客を顧客ごとに捕捉し、接触した商品が陳列される商品棚において横位置と縦位置からなる接触位置情報と時刻を、接触した顧客が該当する番号のデータテーブルに記録する手段を有する記録装置と、その時系列に記録装置により記録された接触位置情報を他の接触位置情報と比較することで時間的前後関係を算出および記録する手段を有する相関装置と、前記記録装置と前記相関装置が記録した商品棚の前記接触位置情報を、商品属性情報をもとに商品属性に対応させる手段を有する測定装置。
- 前記記録装置のデータテーブルに、映像入力カメラによる画像取得もしくは空間測定センサーにより商品棚方向への顧客の顔の向きを検出し、商品棚へ顧客の顔が向いていると判断した場合その検出開始および最後に検出した時刻、さらに検出範囲の床面に対する顧客の横位置および縦位置をその顧客が該当する番号のデータテーブルに記録する手段を備え、顧客の年齢および性別を映像入力カメラが接続された属性装置により判定され、顧客の年齢および性別をその顧客が該当する番号のデータテーブルに記録する手段を備えた、請求項1記載の測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013266369A JP2015122008A (ja) | 2013-12-25 | 2013-12-25 | 測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013266369A JP2015122008A (ja) | 2013-12-25 | 2013-12-25 | 測定装置 |
Publications (1)
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JP2015122008A true JP2015122008A (ja) | 2015-07-02 |
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ID=53533553
Family Applications (1)
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JP2013266369A Pending JP2015122008A (ja) | 2013-12-25 | 2013-12-25 | 測定装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020071860A (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | ニューラルポケット株式会社 | 情報処理システム、情報処理装置、サーバ装置、プログラム、又は方法 |
JP2020119215A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | トヨタ自動車株式会社 | 情報処理装置及び情報処理方法、プログラム、需要探索システム |
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2013
- 2013-12-25 JP JP2013266369A patent/JP2015122008A/ja active Pending
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