JP2015121921A - サーバ装置、画像形成装置、サーバ装置の制御方法、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 拡張機能アプリケーションの提供形態に応じて、最適なアプリケーションの暗号化方法、ライセンスの発行方法およびアプリケーションのインストール方法を提供する。
【解決手段】
画像形成装置にインストールすべき第1のアプリケーションまたは前記第1のアプリケーションを拡張するための第2のアプリケーションを管理するサーバ装置において、第1のアプリケーションの暗号化に使用した共通鍵を含むライセンス情報を管理する。そして、第2のアプリケーションと識別されたアプリケーションに前記第1のアプリケーションを識別する識別情報が付与されているかどうかを判断する。ここで、第1のアプリケーションの識別情報が付与されていると判断した場合、前記管理手段が管理する前記第1のアプリケーションのライセンス情報に含まれる共通鍵を取得して、前記暗号化手段が暗号化した第2のアプリケーションを前記記憶手段に登録することを特徴とする。
【選択図】 図13
【解決手段】
画像形成装置にインストールすべき第1のアプリケーションまたは前記第1のアプリケーションを拡張するための第2のアプリケーションを管理するサーバ装置において、第1のアプリケーションの暗号化に使用した共通鍵を含むライセンス情報を管理する。そして、第2のアプリケーションと識別されたアプリケーションに前記第1のアプリケーションを識別する識別情報が付与されているかどうかを判断する。ここで、第1のアプリケーションの識別情報が付与されていると判断した場合、前記管理手段が管理する前記第1のアプリケーションのライセンス情報に含まれる共通鍵を取得して、前記暗号化手段が暗号化した第2のアプリケーションを前記記憶手段に登録することを特徴とする。
【選択図】 図13
Description
本発明は、サーバ装置、画像形成装置、サーバ装置の制御方法、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
MFP(正式名称はMulti Functional Peripheral、以降、MFPと略す)は、近年、アプリケーションソフトウェア(以降、アプリケーションと省略する。)を追加でインストールすることで装置の機能を拡張するプラットフォームを搭載するようになってきている。組み込み機器向けのアプリケーションプラットフォームとしては、例えばOSGi Service Platformがある。このようなプラットフォーム上では、アプリケーションはそれぞれ固有の番号が付与されて機器内で一意に管理される。
また、MFPにインストールするアプリケーション自身が機能拡張される場合にも、差分の機能のみをアプリケーションとして切り出し、MFPに追加でインストールすることで、従来のようにアプリケーションを丸ごと置き換える必要がなくなってきている。なお、以降、機能が拡張されるアプリケーションを被機能拡張アプリケーションと呼称し、機能を拡張する差分のアプリケーションを拡張機能アプリケーションと呼称する。
これらアプリケーションは、MFPにインストールする際に、装置に悪影響を及ぼさないように十分に動作検証が行われる。
これらアプリケーションは、MFPにインストールする際に、装置に悪影響を及ぼさないように十分に動作検証が行われる。
また、上記拡張機能アプリケーションは、当該アプリケーションの開発者が想定していない不特定多数のユーザに不正に利用されないように暗号化処理が施された後に配布される。これらの拡張機能アプリケーションをMFPにインストールするためには、アプリケーションの復号化処理に使用する復号鍵を含んだライセンスが必要となる。
通常、アプリケーションは、それぞれ固有の暗号鍵で暗号化処理が施される。そうすることで、アプリケーションが不正にインストールされることを防止すると共に、アンインストールする際にも、他のアプリケーションに悪影響を与えることなく自身のみを機器から削除することが可能となる。
そこで、MFPにインストールするアプリケーション(MFPアプリ)が被機能拡張アプリケーションと、拡張機能アプリケーションだった場合には、それぞれのアプリケーションのインストールに被機能拡張アプリケーションのライセンスを利用することで、アプリケーションのライセンス管理およびインストール作業の負荷を軽減する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、機能拡張アプリケーションのインストールに常に被機能拡張アプリケーションのライセンスを使用する場合、アプリケーションの開発者は拡張機能アプリケーションの提供形態をライセンスによって制御することができない。具体的には、特許文献1に挙げた技術では、拡張機能アプリケーションの提供に際して有償、無償の区別をライセンスによって制御することができない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、拡張機能アプリケーションの提供形態に応じて、最適なアプリケーションの暗号化方法、ライセンスの発行方法およびアプリケーションのインストールできる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明のサーバ装置は以下に示す構成を備える。
画像形成装置にインストールすべき第1のアプリケーションまたは前記第1のアプリケーションを拡張するための第2のアプリケーションを管理するサーバ装置であって、前記情報処理装置から前記第1のアプリケーションまたは第2のアプリケーションを取得する取得手段と、前記情報処理装置から取得するアプリケーションが前記第1のアプリケーションであるかまたは第2のアプリケーションであるかを識別する識別手段と、前記識別手段により第1のアプリケーションと識別されたアプリケーションを暗号化するための共通鍵を作成する作成手段と、前記作成手段が作成した共通鍵を使用して前記第1のアプリケーションを暗号化する暗号化手段と、前記暗号化手段が暗号化した第1のアプリケーションを記憶手段に登録する第1の登録手段と、前記第1のアプリケーションの暗号化に使用した共通鍵を含むライセンス情報を管理する管理手段と、前記識別手段により第2のアプリケーションと識別されたアプリケーションに前記第1のアプリケーションを識別する識別情報が付与されているかどうかを判断する判断手段と、第1のアプリケーションの識別情報が付与されていると判断した場合、前記管理手段が管理する前記第1のアプリケーションのライセンス情報に含まれる共通鍵を取得して、前記暗号化手段が暗号化した第2のアプリケーションを前記記憶手段に登録する第2の登録手段と、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
情報処理装置から暗号化されたアプリケーションを取得する画像形成装置であって、暗号化された第1のアプリケーションを復号化するための共通鍵を含むライセンス情報をサーバ装置から取得して管理する管理手段と、暗号化された第1のアプリケーションを前記ライセンス情報に付与される共通鍵を使用して復号化する復号化手段と、復号化された第1のアプリケーションを記憶手段にインストールするインストール手段と、前記情報処理装置から取得したアプリケーションが第2のアプリケーションであるかどうかを判断する第1の判断手段と、前記第2のアプリケーションと判断された場合、前記第2のアプリケーションに第1のアプリケーションを特定する識別情報が付与されているかどうかを判断する第2の判断手段と、を備え、第1のアプリケーションを特定する識別情報が付与されていると判断した場合、前記共通鍵を使用して前記第2のアプリケーションを復号化した後、前記インストール手段が当該復号化された第2のアプリケーションを前記記憶手段にインストールすることを特徴とする。
画像形成装置にインストールすべき第1のアプリケーションまたは前記第1のアプリケーションを拡張するための第2のアプリケーションを管理するサーバ装置であって、前記情報処理装置から前記第1のアプリケーションまたは第2のアプリケーションを取得する取得手段と、前記情報処理装置から取得するアプリケーションが前記第1のアプリケーションであるかまたは第2のアプリケーションであるかを識別する識別手段と、前記識別手段により第1のアプリケーションと識別されたアプリケーションを暗号化するための共通鍵を作成する作成手段と、前記作成手段が作成した共通鍵を使用して前記第1のアプリケーションを暗号化する暗号化手段と、前記暗号化手段が暗号化した第1のアプリケーションを記憶手段に登録する第1の登録手段と、前記第1のアプリケーションの暗号化に使用した共通鍵を含むライセンス情報を管理する管理手段と、前記識別手段により第2のアプリケーションと識別されたアプリケーションに前記第1のアプリケーションを識別する識別情報が付与されているかどうかを判断する判断手段と、第1のアプリケーションの識別情報が付与されていると判断した場合、前記管理手段が管理する前記第1のアプリケーションのライセンス情報に含まれる共通鍵を取得して、前記暗号化手段が暗号化した第2のアプリケーションを前記記憶手段に登録する第2の登録手段と、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
情報処理装置から暗号化されたアプリケーションを取得する画像形成装置であって、暗号化された第1のアプリケーションを復号化するための共通鍵を含むライセンス情報をサーバ装置から取得して管理する管理手段と、暗号化された第1のアプリケーションを前記ライセンス情報に付与される共通鍵を使用して復号化する復号化手段と、復号化された第1のアプリケーションを記憶手段にインストールするインストール手段と、前記情報処理装置から取得したアプリケーションが第2のアプリケーションであるかどうかを判断する第1の判断手段と、前記第2のアプリケーションと判断された場合、前記第2のアプリケーションに第1のアプリケーションを特定する識別情報が付与されているかどうかを判断する第2の判断手段と、を備え、第1のアプリケーションを特定する識別情報が付与されていると判断した場合、前記共通鍵を使用して前記第2のアプリケーションを復号化した後、前記インストール手段が当該復号化された第2のアプリケーションを前記記憶手段にインストールすることを特徴とする。
本発明によれば、拡張機能アプリケーションの提供形態に応じて、最適なアプリケーションの暗号化方法、ライセンスの発行方法およびアプリケーションのインストールできる仕組みを提供することができる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す情報処理システムの全体構成を示す図である。本例は、ライセンスサーバとネットワークを介して、情報処理装置、画像形成装置が通信可能に構成されたシステム例である。
図1において、インターネット100は、ライセンス管理サーバ102と、PC(正式名称はPersonal Computer。以降、PCと略す。)103、MFP104とを接続するネットワークである。
なお、図1においては、1台のライセンス管理サーバに対して1台のPCと1台のMFPとが接続された例を示している。しかし、PCおよびMFPの台数については1台に限定するものではなく、1台以上の任意の台数でも良い。
LAN(Local Area Network:以降LANと略す)101は、図1に示すブロック図の各構成要素のうち、PC103とMFP104とを相互に接続するLocal Area Networkである。なお、図1においては、1台のPCに対して1台のMFPとが接続された例を示している。しかし、PCおよびMFPの台数については1台に限定するものではなく、1台以上の任意の台数でも良い。
ライセンス管理サーバ102は、MFP104にインストールされるアプリケーション(本実施形態においては、被機能拡張アプリケーションおよび機能拡張アプリケーション)のライセンスを発行するインターネットアプリケーションサーバである。
情報処理装置(PC)103は、所定のオペレーティングシステム(OS)がインストールされたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置で構成される。PC103は、LAN101を介して、MFP104と所定のプロトコルで通信する。また、PC103は、インターネット100を介して、ライセンス管理サーバ102と所定のプロトコルで通信する。
MFP104は、スキャナ機能、複写機能、印刷機能、通信機能等を搭載する画像形成装置で構成される。MFP104は、LAN101を介して、PC103と通信する。また、MFP104は、インターネット100を介して、ライセンス管理サーバ102と通信する。
図2は、図1に示すライセンス管理サーバ102およびPC103のコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、システムバス200は、情報処理装置を構成する各部を相互に接続するバスである。ユーザインタフェース201は、ディスプレイ、キーボード、マウスなどによる情報の入出力を行うハードウェアである。これらのハードウェアを備えないコンピュータは、リモートデスクトップなどにより、他のコンピュータから接続および操作することも可能である。
ネットワークインタフェース202は、インターネット100やLAN101などのネットワークに接続して、他の情報処理装置やネットワーク機器との通信を行うハードウェアである。
ネットワークインタフェース202は、インターネット100やLAN101などのネットワークに接続して、他の情報処理装置やネットワーク機器との通信を行うハードウェアである。
CPU203は、ROM204、RAM205、二次記憶装置206から読み込んだプログラムを実行し、各機能を実現する。システムバス200で接続される各構成要素を直接的、あるいは間接的に制御する。
ROM204は、読み込み専用の記憶装置であり、BIOS等の組込済みプログラムおよびデータが記録されている。RAM205は、CPU203が動作するためのワーク領域として利用される一時メモリ領域である。
二次記憶装置206は、基本ソフトウェアであるOSやその他ソフトウェアモジュールが記憶されているHDD(正式名称はHard Disk Drive)に代表されるような外部記憶装置である。
図3は、図1に示すMFP104のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3において、コントローラ300は、操作部307、スキャナ部310、プリンタ部312と電気的に接続されている。一方、インターネット100、LAN101にもネットワークインタフェース313を介して接続されている。これによって、TCP/IPなどの通信プロトコルによる双方向通信が可能である。システムバス301は、コントローラ300の各構成要素を相互に接続するバスである。
CPU302は、ROM303に記憶されている制御プログラム等に基づき、LAN101を介して接続中の各PC、各MFPへのアクセスおよび他の装置からのアクセスを統括的に制御する。また、システムバス301で接続されるコントローラ300の各構成要素を直接的、あるいは間接的に制御する。CPU302で行われる制御には、後述する本発明のフローチャートを実現するためのプラグラムの実行も含まれる。ROM303は、装置のブートプログラムが格納されている読み込み専用の記憶装置である。
RAM304は、CPU302が動作するためのワーク領域、かつ画像データを一時記憶するために利用される主記憶装置である。また、RAM304は、本発明を実現するためのソフトウェアモジュールを読み込むための一時記憶としても利用される。二次記憶装置305は、システムソフトウェアや画像データを格納することが可能な補助記憶装置である。
操作部I/F306は、システムバス301と操作部307とを接続するためのインタフェース部である。操作部I/F306は、操作部307に表示するための画像データをシステムバス301から受け取り、操作部307に出力すると共に、操作部307から入力された情報をシステムバス301へと出力する。
操作部307は、タッチパネルディスプレイなどからなる入出力装置である。MFP104を利用するユーザに対して、情報を表示する機能や、ユーザからの入力を受け付ける機能を持つ。画像形成部308は、画像データの方向変換、画像圧縮、伸張処理などを行う。また、画像形成部308は、二次記憶装置305に保存されている画像データ同士を合成して一枚の画像にすることが可能である。
スキャナ部I/F309は、スキャナ部310から受け取った画像データに対して、補正、加工、および編集を行う。スキャナ部310は、MFP104の原稿読み取り台(不図示)に置かれた原稿の画像を読み取り、画像データを作成する画像入力装置である。
プリンタ部I/F311は、画像形成部308から送られた画像データを受け取り、画像データに付随する属性データを参照しながら画像データに画像形成を施す。画像形成後の画像データは、プリンタ部312に出力される。
プリンタ部312は、プリンタ部I/F311を介してコントローラ300から受け取った画像データを、用紙上に印刷画像として形成する画像出力装置である。プリンタ部312は、後述するMFP情報管理部503のMFP情報管理テーブル700で管理される連続複写速度カラム704の値に従って、画像データを、用紙上に印刷画像として形成する速度を決定する。ネットワークI/F313は、インターネット100、LAN101およびシステムバス301に接続して、情報の入出力を行う。
図4は、図1に示したライセンス管理サーバ102のソフトウェアモジュールの構成を示すブロック図である。これらのソフトウェアモジュールはライセンス管理サーバ102の二次記憶装置206に記憶され、CPU203が実行する。
図4において、制御部400は、ライセンス管理サーバ102の全体を制御し、ソフトウェアモジュールの各構成要素に対する指示および管理を行う。
図4において、制御部400は、ライセンス管理サーバ102の全体を制御し、ソフトウェアモジュールの各構成要素に対する指示および管理を行う。
受信部401は、インターネット100を介して接続されるPC103およびMFP104から送信される各種要求の受信処理を行う。ライセンス管理サーバ102が受信する各種要求およびそれに関連する一連の処理の詳細な説明は後述する。
送信部402は、インターネット100を介して接続されるPC103およびMFP103に対して、受信部401が受信した各種要求に対する応答を送信する。ライセンス管理サーバ102が送信する応答およびそれに関連する一連の処理の詳細な説明は後述する。
ライセンス発行判定部403は、制御部400の指示によって、受信部401が受信した各種要求のうちのライセンス発行要求が、ライセンスを発行するための要求として正しい情報を備えているか否かを判定する。ライセンス発行要求の判定は、デバイス情報管理部405、MFPアプリ情報管理部406、商品情報管理部407、ライセンス情報管理部408から適切な情報を取得して、実行する。ライセンス発行要求の判定に関連する一連の処理の詳細な説明は後述する。
ライセンス発行判定部403の実行結果は、制御部400に渡り、送信部402によってPC103およびMFP104に送信される。ライセンス発行部404は、ライセンス発行判定部403の実行結果が「真」である場合に制御部400の指示によって、図8の(A)に示すライセンス800を発行する。
ライセンス発行判定部403の実行結果は、制御部400に渡り、送信部402によってPC103およびMFP104に送信される。ライセンス発行部404は、ライセンス発行判定部403の実行結果が「真」である場合に制御部400の指示によって、図8の(A)に示すライセンス800を発行する。
デバイス情報管理部405は、制御部400の指示によって二次記憶装置206に保存されているデバイス情報を管理する。デバイス情報は、アプリケーションおよびライセンスのインストール対象であるMFP104を含む図示しない管理対象となる複数のMFPを識別するための各種情報によって構成されている。ここで、デバイス情報は、図6の(B)に示すデバイス商品情報管理テーブル610で管理される。
MFPアプリ情報管理部406は、制御部400の指示によって二次記憶装置206に保存されているMFPアプリ情報を管理する。MFPアプリ情報は、MFP104にインストールされるアプリケーションを識別するための各種情報によって構成されている。MFPアプリ情報は、図6の(A)に示すMFPアプリ情報管理テーブル600で管理される。
商品情報管理部407は、制御部400の指示によって二次記憶装置206に保存されている商品情報を管理する。商品情報は、ライセンス番号およびライセンスの発行単位となる情報であり、MFPアプリ情報とデバイス情報を関連付けた情報として構成されている。商品情報は後述する商品情報管理テーブル620で管理される。
ライセンス情報管理部408は、制御部400の指示によって二次記憶装置206に保存されているライセンス情報を管理する。ライセンス情報は、ライセンス番号およびライセンスを識別するための各種情報によって構成されている。ライセンス情報は、後述する図6の(D)に示すライセンス番号情報管理テーブル630と、ライセンス情報管理テーブル640で管理される。
MFPアプリ登録部409は、制御部400の指示によって、受信部401が受信したアプリケーション登録要求に含まれるMFPアプリの暗号化処理を行う。暗号化処理の結果は、送信部402によってPC103に応答として送信されると共に、MFPアプリ情報管理部406で管理される。
図5は、図1に示したMFP104のソフトウェアモジュールの構成を示すブロック図である。これらのライセンス管理に係るソフトウェアモジュールはMFP104の二次記憶装置305に記憶され、CPU302が実行する。
制御部500は、MFP104の全体を制御し、ソフトウェアモジュールの各構成要素に対する指示および管理を行う。
制御部500は、MFP104の全体を制御し、ソフトウェアモジュールの各構成要素に対する指示および管理を行う。
図5において、受信部501は、LAN101を介して接続されるPC103からのアプリケーションインストール要求の受信処理を行う。受信したアプリケーションインストール要求は制御部500の指示によって、インストール部506によって処理される。
アプリケーションインストール要求とは、MFP104に被機能拡張アプリケーションおよび拡張機能アプリケーションをMFP104で実行可能な状態とする場合に、PC103の利用者によって送信される要求である。アプリケーションインストール要求には、後述する図9の(A)に示す暗号化済みMFPアプリ904と図8の(A)に示すライセンス800が含まれる。以下、MFPアプリをMFPアプリと略記する。
インストール部506が図7の(B)に示すMFPアプリ情報管理テーブル710の各データの中からライセンス800のアプリケーション識別子カラム802の値と一致するMFPアプリ情報のステータス714を"有効"に変更する。これにより、該当するMFP104の拡張機能のソフトウェアが実行可能となる。送信部502は、インストール部506で処理されたアプリケーションインストール要求の結果を、LAN101を介して接続されるPC103に送信する。
MFP情報管理部503は、制御部500の指示によって二次記憶装置305に保存されているMFP情報を管理する。MFP情報は、MFP104を一意に識別するために必要な各種設定情報で更新されている。MFP情報は、後述する図7の(A)に示すMFP情報管理テーブル700によって管理される。
MFPアプリ情報管理部504は、制御部500の指示によって二次記憶装置305に保存されているMFPにインストールされているソフトウェア情報を管理する。MFPアプリ情報は、MFP104にインストールされているソフトウェアに関する各種情報と、そのソフトウェアが対応するライセンスがインストールされているか否かを識別する情報とで構成されている。MFPアプリ情報は、図7の(B)に示すMFPアプリ情報管理テーブル710によって管理される。
ライセンス情報管理部505は、制御部500の指示によって二次記憶装置305に保存されているMFPにインストールされている拡張機能アプリケーションに対応したライセンスに関係した情報を管理する。ライセンス情報管理部505が管理するライセンスに関係した情報は、2種類ある。
第1の情報は、受信部501が受信したライセンスインストール要求に含まれる図8の(A)に示すライセンス800の各データを、ライセンスインストール要求を受信した日時情報と関連付けて管理するライセンス情報である。ここで、ライセンス情報は、図7の(C)に示すライセンス情報管理テーブル720で管理される。
第2の情報は、ライセンス情報と、受信部501が受信したライセンスインストール要求を処理した際の日時情報を関連付けて管理するライセンスインストール履歴である。ライセンスインストール履歴はライセンスインストール履歴管理テーブルで管理される。
インストール部506は、暗号化済みMFPアプリとライセンス管理サーバ102が発行したライセンスのインストール処理を実行し、MFP104で使用可能な状態とする。
インストール部506は、暗号化済みMFPアプリとライセンス管理サーバ102が発行したライセンスのインストール処理を実行し、MFP104で使用可能な状態とする。
図6は、本実施形態を示すデータ処理システムの情報テーブルを説明する図である。本例は、ライセンス管理サーバ102のデバイス情報管理部405、MFPアプリ情報管理部406、商品情報管理部407、ライセンス情報管理部408で管理される各情報のデータ構造をテーブル形式で示した例である。
図6の(A)に示すMFPアプリ情報管理テーブル600は、ライセンス管理サーバ102のMFPアプリ情報管理部406において、ライセンス管理サーバ102に登録されたMFPアプリの基本情報を管理するテーブルである。
図6の(A)において、アプリケーション登録番号カラム601は、ライセンス管理サーバ102に登録されたMFPアプリを一意に識別するための登録番号を格納するカラムである。アプリケーション識別子カラム602は、MFP104において、インストールしたMFPアプリを一意に識別するためのアプリケーション識別子(アプリ識別情報)を格納するカラムである。
バージョンカラム603は、MFPアプリのバージョン情報を格納するカラムである。アプリケーション名称カラム604は、MFPアプリの名称情報を格納するカラムである。共通鍵カラム605は、ライセンス管理サーバ102において、MFPアプリの暗号化処理を行った際に使用した暗号復号共通鍵データを格納するカラムである。機能拡張対応カラム606は、ライセンス管理サーバ102に登録されたMFPアプリが機能拡張対応アプリケーションであるか否かを識別する情報を格納するカラムである。
機能拡張属性カラム607は、ライセンス管理サーバ102に登録されたMFPアプリが機能拡張対応アプリケーションである場合、MFPアプリが被機能拡張アプリケーションか、拡張機能アプリケーションであるかを識別する情報を格納するカラムである。
鍵流用カラム608は、ライセンス管理サーバ102に登録されたMFPアプリが拡張機能アプリケーションであり、アプリケーションの暗号化処理に関連した被機能拡張アプリケーションの暗号復号共通鍵を使用したか否かを識別する情報を格納する。具体的には、拡張機能アプリケーションの暗号化処理に対応する被機能拡張アプリケーションの暗号復号共通鍵を使用した場合に、被機能拡張アプリケーションのアプリケーション登録番号カラム601の値が格納される。
なお、MFPアプリ情報管理テーブル600の各カラムに格納するデータは、後述する図13に示すMFPアプリ登録フローの各ステップにおいて、ライセンス管理サーバ102が取得および生成する。
図6の(B)に示すデバイス商品情報管理テーブル610は、デバイス情報管理部405において、MFPアプリのインストール対象となるデバイス商品情報を管理するテーブルである。デバイス商品情報は、工場で生産および出荷されるMFP104の機種情報に関する各データをまとめて定義した情報である。デバイス商品情報は、MFP104が工場で生産される事前にライセンス管理サーバ102に登録される。
MFP104は工場での生産時に、MFP104の二次記憶装置305に保存される図7の(A)に示すMFP情報管理テーブル700にデバイス商品情報の各データが設定されて、出荷されることになる。例えば、型式カラム613、範囲番号カラム614の各データがMFP情報管理テーブル700の対応するカラムに設定される。
図6の(B)において、デバイス商品IDカラム611は、デバイス商品情報を一意に識別するためのデバイス商品IDを格納するカラムである。
デバイス商品名称カラム612は、デバイス商品の名称を格納するカラムである。
図6の(B)において、デバイス商品IDカラム611は、デバイス商品情報を一意に識別するためのデバイス商品IDを格納するカラムである。
デバイス商品名称カラム612は、デバイス商品の名称を格納するカラムである。
型式カラム613と範囲番号カラム614は、MFPを一意に識別するための図6の(E)に示すデバイス番号カラム643として取り得る値の範囲を定義する情報を格納する値である。デバイス番号カラム643はアルファベット3文字に数字5文字を加えた合計8文字から成る値である。型式カラム613は、デバイス番号カラム643を構成する値のうち、先頭のアルファベット3文字を定義した値「AAA」を格納するカラムである。
範囲番号カラム614は、デバイス番号カラム643を構成する値のうち、末尾5文字の数字の取り得る範囲を定義した値を格納するカラムである。例えば、あるデバイス商品IDに対して、型式カラム613に"AAA"、範囲番号カラム614に"00000〜99999"が格納されていた場合には、全部で100000通りのデバイス番号を取り得ることを意味する。
図6の(C)に示す商品情報管理テーブル620は、商品情報管理部407において、MFPアプリの商品情報を管理するテーブルである。ライセンス管理サーバ102においては、後述するライセンスの発行および管理は、ここで管理される商品情報を基本単位とする。また、MFPアプリの利用者には、この商品情報単位で販売される。
図6の(C)において、商品コードカラム621は、商品情報を一意に識別するための商品ID(商品コード)を格納するカラムである。商品名称カラム622は、MFPアプリの商品名称(例えばSCAN…DUCT)を格納するカラムである。
デバイス商品ID623は、MFPアプリをインストールすることが可能なデバイス商品を識別するためのデバイス商品IDを格納するカラムである。ここに格納された値に一致するデバイス商品情報管理テーブル610で管理されるデバイス商品にのみ、商品に対応するMFPアプリのライセンスをインストールすることができる。
アプリケーション登録番号カラム624は、商品に対応するMFPアプリを一意に識別するためのアプリケーション登録番号を格納するカラムである。被機能拡張アプリケーション登録番号カラム625は、商品に対応する被機能拡張アプリケーションのアプリケーション登録番号を格納するカラムである。
図6の(D)に示すライセンス番号情報管理テーブル630は、ライセンス情報管理部408において、ライセンス番号の情報を管理するテーブルである。ライセンス番号はライセンス管理サーバ102が発行する。通常、ライセンス番号はMFPアプリの販売者により、MFPアプリと共にユーザに配布される。ユーザはMFPアプリのインストールに必要なライセンスを発行するために、ライセンス番号を含んだライセンス発行要求をライセンス管理サーバ102に送信する。
図6の(D)において、ライセンス番号カラム631は、商品情報管理テーブル620で管理されるMFPアプリ商品の購入者を一意に識別するための任意の値であるライセンス番号を格納するカラムである。ライセンス番号はMFPアプリ商品が購入される度に発行される。ライセンス番号については、一意な値であればそのフォーマットを限定するものではない。本実施形態においては、アルファベット26文字、数字10文字を組み合わせた4桁の文字列が4個連なった値としている。
商品コードカラム632は、ライセンス番号に対応するMFPアプリ商品の商品コードを格納するカラムである。具体的には、対象のMFPアプリ商品情報の商品コードカラム621の値が格納される。
ライセンス発行ステータスカラム633は、ライセンス管理サーバ102がMFPアプリ商品の利用者に対してライセンスを発行したか否かの状態を示す値を格納する。ライセンス管理サーバ102が利用者にライセンスを発行している場合には"発行済"という値が格納される。ライセンス管理サーバ102が利用者にライセンスを発行していない場合には"未発行"という値が格納される。ライセンス発行ステータスカラム633の値が"未発行"である場合には、ライセンス管理サーバ102は利用者からのライセンス発行要求を受け付けないように制御される。
図6の(E)に示すライセンス情報管理テーブル640は、ライセンス管理サーバ102のライセンス情報管理部408において、ライセンス管理サーバ102が発行したライセンスの情報を管理するテーブルである。ライセンス情報管理テーブル640で管理する各データは、ライセンス管理サーバ102がPC103からのライセンス発行要求を受信して、ライセンスを発行した場合に登録される。
図6の(E)において、ライセンスIDカラム641は、ライセンス管理サーバ102が発行したライセンスを一意に識別するための任意の値が格納される。ライセンス番号カラム642は、ライセンス管理サーバ102が受信したライセンス発行要求に含まれるライセンス番号を格納するカラムである。
デバイス番号カラム643は、ライセンス管理サーバ102が受信したライセンス発行要求に含まれるデバイス番号を格納するカラムである。商品コードカラム644は、デバイス番号カラム643に格納されているライセンス番号に対応したMFPアプリ商品の商品ID(商品コード)を格納するカラムである。デバイス商品IDカラム645は、デバイス番号カラム643に格納されているデバイス番号に対応したデバイス商品のデバイス商品IDを格納するカラムである。
図7は、本実施形態を示すデータ処理システムの情報テーブルを説明する図である。本例は、MFP104のMFP情報管理部503、MFPアプリ情報管理部504、ライセンス情報管理部505で管理される各情報のデータ構造をテーブル形式で示す図である。
図7の(A)に示すMFP情報管理テーブル700は、MFP情報管理部503において、MFP104の自装置に関する情報を管理するテーブルである。
図7の(A)において、デバイス名称カラム701は、MFP104の利用者によって設定されるデバイス名を格納するカラムである。
図7の(A)に示すMFP情報管理テーブル700は、MFP情報管理部503において、MFP104の自装置に関する情報を管理するテーブルである。
図7の(A)において、デバイス名称カラム701は、MFP104の利用者によって設定されるデバイス名を格納するカラムである。
デバイス番号カラム702は、MFP104を一意に識別するためのデバイス番号を格納するカラムである。デバイス番号は工場出荷時に格納され、MFP104の利用者は変更することができない値である。
図7の(B)に示すMFPアプリ情報管理テーブル710は、MFPアプリ情報管理部504において、MFP104にインストールされているソフトウェアについての情報を管理するテーブルである。MFPアプリ情報管理テーブル710の各データは、MFP104の利用者によってMFPアプリがインストールされると同時に登録される。
図7の(B)において、アプリケーション識別子カラム711は、MFP104において、インストールしたMFPアプリを一意に識別するためのアプリケーション識別子を格納するカラムである。アプリケーション名称カラム712は、MFPアプリの名称情報を格納するカラムである。ライセンスIDカラム713は、MFP104において、インストールしたMFPアプリに対応するライセンスを一意に識別するための値を格納するカラムである。
ステータスカラム714は、MFP104において、インストールしたMFPアプリの現在の稼働状態を示す値を格納するカラムである。MFPアプリに対応するライセンスがインストールされている場合には "有効"の値が格納され、ライセンスがインストールされていない場合には"無効"の値が格納される。
図7の(C)に示すライセンス情報管理テーブル720は、ライセンス情報管理部505において、MFP104にインストールされているライセンス情報を管理するテーブルである。後述する図8の(A)に示すライセンス800の各データを、ライセンスライセンスインストール要求を処理した日時情報を関連付けて管理するテーブルである。
図7の(C)において、ライセンスIDカラム721は、MFP104にインストールされたライセンスを一意に識別するための値であるライセンスIDを格納するカラムである。共通鍵カラム722は、ライセンスに含まれる暗号復号共通鍵データを格納するカラムである。
共通鍵流用可能アプリケーション識別子カラム723は、ライセンスに含まれる共通鍵流用可能アプリケーション識別子を格納するカラムである。インストール日時カラム724は、ライセンスIDに対応するライセンスをインストールした日時を格納するカラムである。
図8は、本実施形態を示すデータ処理システムの情報テーブルを説明する図である。本例は、図1に示したMFP104のインストール部506において、インストール処理が行われるライセンスのデータ構造をテーブル形式で示した図である。
図8の(A)において、ライセンス800は、PC103からのライセンス発行要求に基づき、ライセンス管理サーバ102のライセンス発行部404が発行する。ライセンスIDカラム801は、ライセンス管理サーバ102が発行するライセンスを一意に識別するための任意の値を格納するカラムである。
アプリケーション識別子カラム802は、ライセンス800に対応するMFPアプリを一意に識別するためのアプリケーション識別子を格納するカラムである。アプリケーション名称カラム803は、ライセンス800に対応するMFPアプリ名称情報を格納するカラムである。共通鍵カラム804は、ライセンス800に対応するMFPアプリの暗号化処理に使用された暗号復号共通鍵データを格納するカラムである。デバイス番号カラム805は、ライセンス800に対応するMFPアプリをインストール可能なデバイスを一意に識別するためのデバイス番号を格納するカラムである。
図9は、MFPアプリのデータ構造をブロック形式で示す図である。
図9において、MFPアプリ900は、PC103がライセンス管理サーバ102に送信するアプリ登録要求に含まれる未暗号化MFPアプリ901と、ライセンス管理サーバ102のMFPアプリ登録部409によって暗号化処理が行われた後の暗号化済みMFPアプリ904から構成される。
図9の(A)に示す未暗号化MFPアプリ901は、アプリケーション定義ファイル902とアプリケーション実行ファイル903から構成される。アプリケーション定義ファイル902は、MFPアプリ900を識別するための情報が記載されたファイルである。アプリケーション定義ファイル902に記載される各情報については後述する。
アプリケーション実行ファイル903は、MFP104上で実際に動作するMFPアプリ900の実行ファイルである。暗号化済みMFPアプリ904は、アプリケーション定義ファイル902と暗号化済みのMFPアプリ実行ファイル905から構成される。
アプリケーション定義ファイル902は、MFPアプリを識別するための情報が記載されたファイルである。アプリケーション定義ファイル902に記載される各情報については後述する。
アプリケーション定義ファイル902は、MFPアプリを識別するための情報が記載されたファイルである。アプリケーション定義ファイル902に記載される各情報については後述する。
暗号化済みのMFPアプリ実行ファイル905は、MFP104上で実際に動作するMFPアプリ900の実行ファイルである。また、暗号化済みのMFPアプリ実行ファイル905は、ライセンス管理サーバ102のMFPアプリ登録部409において未暗号化のMFPアプリ実行ファイル903に暗号化処理を施したものである。
なお、アプリケーション定義ファイル902については、ライセンス管理サーバ102のMFPアプリ登録部409での暗号化処理の対象ではない。ライセンス管理サーバ102でのMFPアプリの暗号化処理については、後述する。
図9の(B)に示すアプリケーション定義ファイル902は、MFPアプリ900の種類に応じて、格納すべきアプリケーション定義情報が異なる。アプリケーション定義ファイル情報911は、MFPアプリ900の種類に関わらず共通して格納するアプリケーション定義情報についてまとめたブロックである。
アプリケーション定義ファイル情報911は、アプリケーション識別子912、アプリケーション名称913、バージョン914から構成される。アプリケーション識別子912は、MFPアプリ900を一意に識別するための値であるアプリケーション識別子である。
アプリケーション名称913は、MFPアプリ900の名称情報である。バージョン914は、MFPアプリ900のバージョン情報である。被機能拡張アプリケーション定義ファイル情報915は、本発明における被機能拡張アプリケーションが格納すべきアプリケーション定義情報についてまとめたブロックである。
図9の(B)に示す被機能拡張アプリケーション定義ファイル情報915は、アプリケーション識別子912、アプリケーション名称913、バージョン914、機能拡張対応アプリケーション識別子916から構成される。
機能拡張対応アプリケーション識別子916は、MFPアプリ900が拡張機能アプリケーションのインストールによって、自身の機能を拡張することが可能な被機能拡張アプリケーションであることを識別する情報である。通常、ここにはアプリケーション識別子912と同様のアプリケーション識別子の値が格納される。
ライセンス管理サーバ102又はMFP104において、それぞれ受信したMFPアプリ900が被機能拡張アプリケーションか否かを判断する場合、機能拡張対応アプリケーション識別子916の内容をチェックする。具体的には、機能拡張対応アプリケーション識別子916がアプリケーション定義ファイル902に含まれているかを確認する。拡張機能アプリケーション定義ファイル情報917は、本発明における拡張機能アプリケーションが格納すべきアプリケーション定義情報についてまとめたブロックである。
拡張機能アプリケーション定義ファイル情報917は、アプリケーション識別子912、アプリケーション名称913、バージョン914、被機能拡張アプリケーション識別子918から構成される。
被機能拡張アプリケーション識別子918は、MFPアプリ900が拡張機能アプリケーションであることを識別する情報である。通常、ここには対応する被機能拡張アプリケーションのアプリケーション識別子の値が格納される。
ライセンス管理サーバ102、あるいはMFP104において、それぞれ受信したMFPアプリ900が被機能拡張アプリケーションか否かを判断する。具体的には、被機能拡張アプリケーション識別子918がアプリケーション定義ファイル902に含まれているかに基づいてMFPアプリ900が被機能拡張アプリケーションか否かを判断する。
図10は、図1に示したPC103のユーザインタフェース201に表示されるアプリケーション登録画面の一例を示す図である。本例は、PC103のユーザインタフェース201に表示されるアプリケーション登録画面の一例に対応する。具体的には、MFPアプリ900をライセンス管理サーバ102に登録する一連の操作を行う場合に、ライセンス管理サーバ102の送信部402からインターネット100を介して送信される画面である。
アプリケーション登録画面は、アプリケーション登録要求画面1100、アプリケーション登録完了画面1110、アプリケーション登録失敗画面1120から構成される。なお、アプリケーション登録要求画面1100を図10の(A)では図中ではアップロード画面1100と記す。
アプリケーション登録画面は、アプリケーション登録要求画面1100、アプリケーション登録完了画面1110、アプリケーション登録失敗画面1120から構成される。なお、アプリケーション登録要求画面1100を図10の(A)では図中ではアップロード画面1100と記す。
図10の(A)において、アプリケーション登録要求画面1100は、PC103の利用者がMFPアプリ900をMFP104上で動作可能とするために、アプリケーション登録要求をライセンス管理サーバ102に送信するために操作する画面である。アプリケーション登録要求画面1100は、ガイダンスメッセージ表示ラベル1101、MFPアプリ登録フォーム1102、アプリケーション登録要求送信ボタン1103から構成される。
ここで、ガイダンスメッセージ表示ラベル1101は、PC103の利用者に対して、アプリケーション登録要求の送信に必要な情報の入力を促すメッセージを表示するラベルである。MFPアプリ登録フォーム1102は、PC103の利用者から、登録対象のMFPアプリを受信するための入力フォームである。
アプリケーション登録要求送信ボタン1103は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、アプリケーション登録要求をライセンス管理サーバ102の受信部401へ送信するボタンである。なお、アプリケーション登録要求は、アプリケーション登録要求送信ボタン1103が押下された時点で、MFPアプリ登録フォーム1102に入力されたデータを取得して生成される。
図10の(B)に示すアプリケーション登録完了画面1110は、ライセンス管理サーバ102が、アプリケーションの登録に成功した場合に、アプリケーション登録要求の応答として、PC103のユーザインタフェース201に送信する画面である。なお、図10の(B)では、アプリケーション登録完了画面1110を図中ではアップロード完了画面1110と記す。アプリケーション登録完了画面1110は、ガイダンスメッセージ表示ラベル1111、暗号化済みMFPアプリ取得リンク1112、終了ボタン1113から構成される。ガイダンスメッセージ表示ラベル1111は、PC103の利用者に対して、アプリケーションの登録に成功したことを通知するメッセージを表示するラベルである。
ここで、暗号化済みMFPアプリ取得リンク1112は、ライセンス管理サーバ102から、インターネット100を介して暗号化済みのMFPアプリ904を取得することができるリンクである。PC103の利用者は、ユーザインタフェース201を介して、暗号化済みMFPアプリ取得リンク1112を押下することで、PC103の二次記憶装置206に暗号化済みのMFPアプリ904を保存することができる。
終了ボタン1113は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者により押下されると、アプリケーション登録の一連の操作を終了するボタンである。
終了ボタン1113は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者により押下されると、アプリケーション登録の一連の操作を終了するボタンである。
図10の(C)に示すアプリケーション登録失敗画面1120は、ライセンス管理サーバ102が、アプリケーションの登録に失敗した場合に、アプリケーション登録要求の応答として、PC103のユーザインタフェース201に送信する画面である。なお、図10の(C)では、アップロード失敗画面1120を図中ではアップロード失敗画面1120と記す。アプリケーション登録失敗画面1120は、ガイダンスメッセージ表示ラベル1121、エラーメッセージ表示ラベル1122、終了ボタン1123から構成される。
ガイダンスメッセージ表示ラベル1121は、PC103の利用者に対して、アプリケーションの登録に失敗したことを通知するメッセージを表示するラベルである。エラーメッセージ表示ラベル1122は、PC103の利用者に対して、アプリケーションの登録に失敗した詳細な理由を通知するメッセージを表示するラベルである。終了ボタン1123は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者により押下されると、アプリケーション登録の一連の操作を終了するボタンである
図11は、ライセンス管理サーバ102に送信されるアプリケーション登録要求のデータ構造をテーブル形式で示す図である。本例に示すアプリケーション登録要求は、図10に示したアプリケーション登録要求画面1100で生成され、PC103からインターネット100を介してライセンス管理サーバ102に送信される。
図11の(A)において、アプリケーション登録要求1200は、MFPアプリカラム1201、送信日時カラム1202から構成される。
MFPアプリカラム1201は、MFPアプリ登録フォーム1102で指定されたMFPアプリ901を格納するカラムである。
送信日時カラム1202は、PC103においてアプリケーション登録要求1200を作成し、ライセンス管理サーバ102に送信した日時情報を格納するカラムである。
図11の(A)において、アプリケーション登録要求1200は、MFPアプリカラム1201、送信日時カラム1202から構成される。
MFPアプリカラム1201は、MFPアプリ登録フォーム1102で指定されたMFPアプリ901を格納するカラムである。
送信日時カラム1202は、PC103においてアプリケーション登録要求1200を作成し、ライセンス管理サーバ102に送信した日時情報を格納するカラムである。
図12は、PC103のユーザインタフェース201に表示される共通鍵流用選択画面の一例を示す図である。本例は、PC103のユーザインタフェース201に表示される画面である。具体的には、S1013において、アプリケーション登録要求1200の送信者であるPC103の利用者に対して、ライセンス管理サーバ102の送信部402からインターネット100を介して送信される画面である。
図12の(A)に示す共通鍵流用選択画面1300は、暗号化処理の対象となるアプリケーション実行ファイル903が拡張機能アプリケーションである場合に表示される画面である。具体的には、対応する被機能追加アプリケーションの暗号復号共通鍵を使用するか否かをPC103の利用者に選択させることを目的とした画面として表示される。
図12の(A)において、ガイダンスメッセージ表示ラベル1301は、PC103の利用者に対して、登録要求を受信したアプリケーション実行ファイルの暗号化処理に、既に登録されているアプリケーションの暗号化処理に使用した暗号復号共通鍵を使用することが可能であることを表示するラベルである。
登録要求アプリケーション情報表示ラベル1302は、登録要求を受信したアプリケーション情報を表示するラベルである。
登録要求アプリケーション情報表示ラベル1302は、登録要求を受信したアプリケーション情報を表示するラベルである。
登録要求アプリケーション識別子表示ラベル1303は、登録要求を受信したアプリケーションのアプリケーション識別子を表示するラベルである。具体的には、図13に示すS1003でMFPアプリ登録部409が取得したアプリケーション定義ファイル902に記録されたアプリケーション識別子912の値が表示される。
登録要求アプリケーション名称表示ラベル1304は、登録要求を受信したアプリケーションのアプリケーション名称を表示するラベルである。具体的には、図13に示すS1003でMFPアプリ登録部409が取得したアプリケーション定義ファイル902に記録されたアプリケーション名称913の値が表示される。共通鍵流用元アプリケーション情報表示ラベル1305は、暗号復号共通鍵の流用が可能な既にライセンス管理サーバ102に登録されているアプリケーションの情報を表示するラベルである。
共通鍵流用元アプリケーション識別子表示ラベル1306は、暗号復号共通鍵の流用が可能な登録済みアプリケーションのアプリケーション識別子を表示するラベルである。具体的には、S1012でMFPアプリ登録部409が取得した被機能拡張アプリケーション識別子918の値が表示される。
共通鍵流用元アプリケーション名称表示ラベル1307は、暗号復号共通鍵の流用が可能な登録済みアプリケーションのアプリケーション名称を表示するラベルである。具体的には、S1012でMFPアプリ登録部409が取得した被機能拡張アプリケーション識別子918に一致するアプリケーション情報のアプリケーション名称カラム604の値が表示される。
共通鍵流用選択ボタン1308は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、アプリケーション実行ファイルの暗号化処理に被機能拡張アプリケーションの暗号復号共通鍵を流用することが決定する。
共通鍵新規作成ボタン1309は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下される。すると、アプリケーション実行ファイルの暗号化処理に被機能拡張アプリケーションの暗号復号共通鍵を流用せずに、新規に暗号復号共通鍵を作成することが決定する。
図12の(B)に示す共通鍵新規作成画面1310は、暗号化処理の対象となるアプリケーション実行ファイル903が拡張機能アプリケーションである場合に、新規に暗号復号共通鍵を作成するか否かをPC103の利用者に選択させるための画面である。
図12の(B)において、共通鍵新規作成画面1310は、ガイダンスメッセージ表示ラベル1311、登録要求アプリケーション情報表示ラベル1312、登録要求アプリケーション識別子表示ラベル1313、登録要求アプリケーション名称表示ラベル1314、共通鍵新規作成ボタン1315、キャンセルボタン1316から構成される。
ガイダンスメッセージ表示ラベル1311は、PC103の利用者に対して、登録要求を受信したアプリケーション実行ファイルの暗号化処理に、新規に暗号復号共通鍵を作成する必要があることを表示するラベルである。登録要求アプリケーション情報表示ラベル1312は、登録要求を受信したアプリケーション情報を表示するラベルである。
登録要求アプリケーション識別子表示ラベル1313は、登録要求を受信したアプリケーションのアプリケーション識別子を表示するラベルである。具体的には、図13に示すS1003でMFPアプリ登録部409が取得したアプリケーション定義ファイル902に記録されたアプリケーション識別子912の値が表示される。
登録要求アプリケーション名称表示ラベル1314は、登録要求を受信したアプリケーションのアプリケーション名称を表示するラベルである。具体的には、S1003でMFPアプリ登録部409が取得したアプリケーション定義ファイル902に記録されたアプリケーション名称913の値が表示される。
共通鍵新規作成ボタン1315は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、アプリケーション実行ファイルの暗号化処理に暗号復号共通鍵を新規作成して使用することが決定する。キャンセルボタン1316は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、アプリケーション登録の一連の操作を中断するボタンである。
〔ライセンス管理サーバにMFPアプリを登録する処理〕
図13は、本実施形態を示すサーバ装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示したライセンス管理サーバ102にMFPアプリを登録する一連の操作処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作は、ライセンス管理サーバ102とPC103との間で行われる。なお、ライセンス管理サーバ102で実行される各ステップは、ライセンス管理サーバ102のCPU203が制御プログラム(モジュール)を実行することで実現される。
S1001において、ライセンス管理サーバ102は、アプリケーション登録要求画面1100をPC103のユーザインタフェース201に表示する。
S1001において、ライセンス管理サーバ102は、アプリケーション登録要求画面1100をPC103のユーザインタフェース201に表示する。
PC103の利用者は、ユーザインタフェース201を介して、アプリケーション登録要求画面1100を操作し、MFPアプリ登録フォーム1102にMFPアプリを入力する。そして、PC103の利用者は、ユーザインタフェース201を介して、アプリケーション登録要求送信ボタン1103を押下して、アプリケーション登録要求1200を生成し、ライセンス管理サーバ102に送信する。ライセンス管理サーバ102の受信部401は、PC103からアプリケーション登録要求1200を取得する。
S1002において、ライセンス管理サーバ102の受信部401は制御部400の指示にしたがって、S1001において受信したアプリケーション登録要求1200をMFPアプリ登録部409に渡す。
MFPアプリ登録部409は、アプリケーション登録要求1200からMFPアプリカラム1201の内容を取得する。
S1002において、ライセンス管理サーバ102の受信部401は制御部400の指示にしたがって、S1001において受信したアプリケーション登録要求1200をMFPアプリ登録部409に渡す。
MFPアプリ登録部409は、アプリケーション登録要求1200からMFPアプリカラム1201の内容を取得する。
S1003において、MFPアプリ登録部409は、S1002において取得したMFPアプリカラム1201の内容から、アプリケーション定義ファイル902および暗号化されていないアプリケーション実行ファイル903を取得する。
S1004において、MFPアプリ登録部409は、S1003において取得したアプリケーション定義ファイル902を解析する。具体的には、アプリケーション定義ファイル902に含まれる情報が被機能拡張アプリケーション定義ファイル情報915、および拡張機能アプリケーション定義ファイル情報917か、それ以外の情報かどうかを判別する。
取得したアプリケーション定義ファイル902に、機能拡張対応アプリケーション識別子916、あるいは被機能拡張アプリケーション識別子918が含まれている場合、アプリケーション登録要求1200から取得したアプリケーション実行ファイル903は機能拡張対応アプリケーションであると判断し、S1005に進む。それ以外の場合には、アプリケーション実行ファイル903は、機能拡張対応アプリケーションではないと判断しS1006に進む。
S1005において、MFPアプリ登録部409は、アプリケーション実行ファイル903は、機能拡張対応アプリケーションであると判断すると、次にアプリケーション定義ファイル902に機能拡張対応アプリケーション識別子916が含まれているか否かを確認する。
ここで、機能拡張対応アプリケーション識別子916が含まれているとMFPアプリ登録部409が判断した場合には、MFPアプリ登録部409は、受信したアプリケーション実行ファイル903を被機能拡張アプリケーションと判断し、S1006に進む。
一方、被機能拡張アプリケーション識別子918が含まれていると判断した場合には、MFPアプリ登録部409は、受信したアプリケーション実行ファイル903を拡張機能アプリケーションと判断し、S1011に進む。
S1006において、MFPアプリ登録部409は、アプリケーション定義ファイル902からアプリケーション識別子912を取得する。次にMFPアプリ登録部409は、MFPアプリ情報管理部406が管理するMFPアプリ情報管理テーブル600の各データのアプリケーション識別子カラム602に格納されている値を参照する。MFPアプリ登録部409は、アプリケーション識別子カラム602と、取得したアプリケーション識別子912に一致するMFPアプリ情報が存在するか否かを確認する。
ここで取得したアプリケーション識別子912に一致するMFPアプリ情報が存在するとMFPアプリ登録部409が判断した場合には、S1007に進む。
一方、取得したアプリケーション識別子912に一致するMFPアプリ情報が存在しないとMFPアプリ登録部409が判断した場合にはS1008に進む。
ここで取得したアプリケーション識別子912に一致するMFPアプリ情報が存在するとMFPアプリ登録部409が判断した場合には、S1007に進む。
一方、取得したアプリケーション識別子912に一致するMFPアプリ情報が存在しないとMFPアプリ登録部409が判断した場合にはS1008に進む。
S1007において、MFPアプリ登録部409は、S1006において、アプリケーション識別子912と一致したMFPアプリ情報の共通鍵カラム605から暗号復号のための共通鍵を取得する。
S1008において、MFPアプリ登録部409は、アプリケーション実行ファイル903に暗号化処理を施すための暗号復号のための共通鍵を新規に作成する。
S1008において、MFPアプリ登録部409は、アプリケーション実行ファイル903に暗号化処理を施すための暗号復号のための共通鍵を新規に作成する。
S1011において、MFPアプリ登録部409は、受信したアプリケーション実行ファイル903は拡張機能アプリケーションであると判断し、拡張機能アプリケーション定義ファイル情報917から被機能拡張アプリケーション識別子918を取得する。
S1012において、MFPアプリ登録部409は、MFPアプリ情報管理部406が管理するMFPアプリ情報管理テーブル600の各データのアプリケーション識別子カラム602に格納される値を参照する。MFPアプリ登録部409は、アプリケーション識別子カラム602と、取得した被機能拡張アプリケーション識別子918に一致するMFPアプリ情報が存在するか否かを確認する。
ここで、取得した被機能拡張アプリケーション識別子918に一致するMFPアプリ情報が存在するとMFPアプリ登録部409が判断した場合には、S1013に進む。
一方、取得した被機能拡張アプリケーション識別子918に一致するMFPアプリ情報が存在しないとMFPアプリ登録部409が判断した場合にはS1015に進む。
ここで、取得した被機能拡張アプリケーション識別子918に一致するMFPアプリ情報が存在するとMFPアプリ登録部409が判断した場合には、S1013に進む。
一方、取得した被機能拡張アプリケーション識別子918に一致するMFPアプリ情報が存在しないとMFPアプリ登録部409が判断した場合にはS1015に進む。
S1013において、取得した被機能拡張アプリケーション識別子918に一致するMFPアプリ情報が存在している場合がある。ここで、一致するMFPアプリ情報が存在する場合とは、受信したアプリケーション実行ファイル903に対応する被機能拡張アプリケーションが既にライセンス管理サーバ102に登録済みであることを意味する。この時、追加機能アプリケーションであるアプリケーション実行ファイル903の暗号化処理に、対応する被機能拡張アプリケーションの暗号復号のための共通鍵を使用することができれば、後述するMFP104へのインストール処理において、新たにライセンスを発行することなく、インストール作業を行うことが可能となる。
そこで、MFPアプリ登録部409は、共通鍵流用するための共通鍵流用選択画面1300を作成し、インターネット100を介して送信部402からPC103に送信する。PC103は、送信部402から共通鍵流用するための共通鍵流用選択画面1300を受信すると、ユーザインタフェース201に表示する。
S1013において、共通鍵流用選択ボタン1308が押下された場合は、MFPアプリ登録部409は処理をS1014に進める。一方、S1013において、共通鍵新規作成ボタン1309が押下された場合は、MFPアプリ登録部409は処理をS1008に進める。
そして、S1014において、MFPアプリ登録部409は、S1012において取得したMFPアプリ情報の共通鍵カラム605から暗号復号共通鍵を取得する。
そして、S1014において、MFPアプリ登録部409は、S1012において取得したMFPアプリ情報の共通鍵カラム605から暗号復号共通鍵を取得する。
S1015において、取得した被機能拡張アプリケーション識別子918に一致するMFPアプリ情報が存在していない場合がある。この場合は、受信したアプリケーション実行ファイルファイル903に対応する被機能拡張アプリケーションがライセンス管理サーバ102に未登録であることを意味する。
そこで、MFPアプリ登録部409は、共通鍵新規作成画面1310を作成し、インターネット100を介して送信部402からPC103に送信する。PC103は、送信部402から共通鍵流用するための共通鍵流用選択画面1310を受信すると、ユーザインタフェース201に表示する。
S1015において、共通鍵新規作成ボタン1315が押下された場合、MFPアプリ登録部409は処理をS1016に進む。一方、S1015において、キャンセルボタン1316が押下された場合、MFPアプリ登録部409は、アプリケーション登録処理を中断する。
S1016において、MFPアプリ登録部409は、MFPアプリ情報管理部406が管理するMFPアプリ情報管理テーブル600の各データのアプリケーション識別子カラム602が格納する値を参照する。MFPアプリ登録部409は、アプリケーション識別子カラム602と、S1003で取得したアプリケーション識別子912に一致するMFPアプリ情報が存在するか否かを確認する。
ここで、取得したアプリケーション識別子912に一致するMFPアプリ情報が存在するとMFPアプリ登録部409が判断した場合には、S1007に進む。
一方、取得したアプリケーション識別子912に一致するMFPアプリ情報が存在しないとMFPアプリ登録部409が判断した場合にはS1008に進む。
ここで、取得したアプリケーション識別子912に一致するMFPアプリ情報が存在するとMFPアプリ登録部409が判断した場合には、S1007に進む。
一方、取得したアプリケーション識別子912に一致するMFPアプリ情報が存在しないとMFPアプリ登録部409が判断した場合にはS1008に進む。
S1009において、MFPアプリ登録部409は、S1007で取得した暗号復号共通鍵、あるいはS1008で新規に作成した暗号復号共通鍵を使用して、アプリケーション実行ファイル903に暗号化処理を施す。
そして、S1010において、MFPアプリ登録部409は、MFPアプリ情報管理部406が管理するMFPアプリ情報管理テーブル600に、S1001で受信したアプリケーション登録要求に対応する一連のMFPアプリ情報を新規に登録する。MFPアプリ登録部409は、アプリケーション登録番号カラム601には新規にアプリケーション登録番号を発行し格納する。
MFPアプリ登録部409は、アプリケーション識別子カラム602、バージョンカラム603、アプリケーション名称カラム604には、S1003で取得した情報をそれぞれ格納する。MFPアプリ登録部409は、共通鍵カラム605にはS1009において使用した暗号復号共通鍵を格納する。
一方、S1004でアプリケーション実行ファイル903が機能拡張対応アプリケーションと判断されていた場合には、S1010において、MFPアプリ登録部409は、機能拡張対応カラム606に"TRUE"の値を格納する。
一方、S1004でアプリケーション実行ファイル903が機能拡張対応アプリケーションと判断されていなかった場合には、S1010において、MFPアプリ登録部409は、機能拡張対応カラム606に"FALSE"の値を格納する。
また、S1005でアプリケーション実行ファイル903が被機能拡張アプリケーションと判断されていた場合には、S1010において、MFPアプリ登録部409は、機能拡張属性カラム607に"被機能拡張"の値を格納する。
さらに、S1005でアプリケーション実行ファイル903が拡張機能アプリケーションと判断されていた場合には、S1010において、MFPアプリ登録部409は、機能拡張属性カラム607に"拡張機能"の値を格納する。
また、S1005でアプリケーション実行ファイル903の暗号化処理のために、対応する被機能拡張アプリケーションの暗号復号共通鍵を取得していた場合には、S1010へ進む。そして、S1010で、MFPアプリ登録部409は、鍵流用カラム608に被機能拡張アプリケーションのMFPアプリ情報のアプリケーション登録番号カラム601の値を格納する。
以上の操作により、ライセンス管理サーバ102でのMFPアプリの暗号化処理およびMFPアプリ情報の登録が実行される。
以上の操作により、ライセンス管理サーバ102でのMFPアプリの暗号化処理およびMFPアプリ情報の登録が実行される。
図14は、PC103のユーザインタフェース201に表示される商品情報登録画面の一例を示した図である。本例は、PC103のユーザインタフェース201に表示される商品情報登録画面の一例に対応する。本画面は、商品情報をライセンス管理サーバ102に登録する一連の操作を行う場合に、ライセンス管理サーバ102の送信部402からインターネット100を介して送信される。
図14の(A)において、商品情報登録画面は、アプリケーション選択画面1500と商品情報入力画面1510から構成される。アプリケーション選択画面1500は、PC103の利用者が商品登録要求1210を作成するために、対象となるMFPアプリを選択する画面である。
ガイダンスメッセージ表示ラベル1501は、PC103の利用者に対して、商品として登録する対象となるアプリケーションの選択を促すメッセージを表示するラベルである。
ガイダンスメッセージ表示ラベル1501は、PC103の利用者に対して、商品として登録する対象となるアプリケーションの選択を促すメッセージを表示するラベルである。
アプリケーション選択ラジオボタン1502は、PC103の利用者から、商品登録要求1210を作成する対象となるMFPアプリ情報の選択を受け付けるラジオボタンである。アプリケーション選択画面1500では、MFPアプリ情報が行単位で表示され、各行にそれぞれアプリケーション選択ラジオボタン1502が対応する。アプリケーション選択ラジオボタン1502はMFPアプリ情報の数だけアプリケーション選択画面1500に表示される。ただし、PC103の利用者が選択可能なアプリケーション選択ラジオボタン1502は1つだけである。
アプリケーション登録番号エリア1503、アプリケーション名称エリア1504、被機能拡張アプリケーション名称エリア1505は、ライセンス管理サーバ102のMFPアプリ情報管理テーブル600に登録されたMFPアプリ情報のそれぞれ対応する値を一覧表示するためのエリアである。
アプリケーション登録番号エリア1503は、MFPアプリ情報のアプリケーション登録番号を表示するエリアである。具体的にはアプリケーション登録番号カラム601に格納される値が表示される。
アプリケーション名称エリア1504は、MFPアプリ情報のアプリケーション名称を表示するエリアである。具体的にはアプリケーション名称カラム604に格納される値が表示される。
被機能拡張アプリケーション名称エリア1505は、MFPアプリ情報が拡張機能アプリケーションのものであり、それに対応する被機能拡張アプリケーション名称を表示するエリアである。具体的には鍵流用カラム608に格納された値に一致するアプリケーション登録番号を有するMFPアプリ情報のアプリケーション名称カラム604に格納される値が表示される。
選択ボタン1506は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下される。すると、選択されたアプリケーション選択ラジオボタン1502に対応するアプリケーション登録番号エリア1503の値を取得して、商品登録要求1210を作成する。加えて、商品情報入力画面1510に画面遷移する。
キャンセルボタン1507は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、商品情報登録の一連の操作を中断するボタンである。商品情報入力画面1510は、PC103の利用者が商品登録要求1210を作成するために、商品情報を入力する画面である。
図14の(B)において、商品情報ガイダンスメッセージ表示ラベル1511は、PC103の利用者に対して、商品情報の入力を促すメッセージを表示するラベルである。
図14の(B)において、商品情報ガイダンスメッセージ表示ラベル1511は、PC103の利用者に対して、商品情報の入力を促すメッセージを表示するラベルである。
商品コード入力フォーム1512は、PC103の利用者から、商品情報として登録する商品コードを受信するための入力フォームである。商品名称入力フォーム1513は、PC103の利用者から、商品情報として登録する商品名称を受信するための入力フォームである。デバイス商品ガイダンスメッセージ表示ラベル1514は、商品情報として登録するMFPアプリがインストール可能なデバイス商品の選択を促すメッセージを表示するラベルである。
デバイス商品選択チェックボックス1515は、商品登録要求1210を作成する対象となるデバイス商品情報の選択を受け付けるチェックボックスである。商品情報入力画面1510では、デバイス商品情報が行単位で表示され、各行にそれぞれデバイス商品選択チェックボックス1515が対応する。デバイス商品選択チェックボックス1515はデバイス商品情報の数だけ商品情報入力画面1510に表示される。PC103の利用者が選択可能なデバイス商品選択チェックボックス1515の数は制限されない。
デバイス商品IDエリア1516とデバイス商品名称エリア1517は、ライセンス管理サーバ102のデバイス商品情報管理テーブル610に登録されたデバイス商品情報のそれぞれに対応する値を一覧表示するためのエリアである。デバイス商品名称エリア1517は、デバイス商品情報のデバイス商品名称を表示するエリアである。具体的には、デバイス商品名称カラム612に格納される値が表示される。
アプリケーション登録ボタン1518は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下される。すると、入力された商品コード入力フォーム1512、商品名称入力フォーム1513、選択されたデバイス商品選択チェックボックス1515に対応するデバイス商品ID1516の値を取得する。そして、デバイス商品ID1516の値を用いて、商品登録要求1210を作成する。そして、PC103は、インターネット100を介して商品登録要求1210をライセンス管理サーバ102に送信する。
キャンセルボタン1519は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、商品情報登録の一連の操作を中断するボタンである。
キャンセルボタン1519は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、商品情報登録の一連の操作を中断するボタンである。
なお、図11に示した商品登録要求1210は、図14の(B)に示す商品情報登録画面で生成され、PC103からインターネット100を介してライセンス管理サーバ102に送信される商品登録要求のデータ構造をテーブル形式で示した例である。
図11において、アプリケーション登録番号カラム1211は、アプリケーション選択画面1500で選択されたアプリケーション選択ラジオボタン1502に対応するアプリケーション登録番号エリア1503の値を格納するカラムである。
商品コードカラム1212は、商品情報入力画面1510で入力された商品コード入力フォーム1512の値を格納するカラムである。商品名称カラム1213は、商品情報入力画面1510で入力された商品名称入力フォーム1513の値を格納するカラムである。デバイス商品IDカラム1214は、商品情報入力画面で選択されたデバイス商品選択チェックボックス1515に対応するデバイス商品IDエリア1516の値を格納するカラムである。
〔サーバ装置による商品登録処理〕
図15は、本実施形態を示すサーバ装置における制御方法を説明するフローチャートである。本例は、ライセンス管理サーバ102にMFPアプリ商品を登録する一連の操作処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作は、ライセンス管理サーバ102とPC103との間で行われる。なお、各ステップは、ライセンス管理サーバ102のCPU203が二次記憶装置206等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
図15は、本実施形態を示すサーバ装置における制御方法を説明するフローチャートである。本例は、ライセンス管理サーバ102にMFPアプリ商品を登録する一連の操作処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作は、ライセンス管理サーバ102とPC103との間で行われる。なお、各ステップは、ライセンス管理サーバ102のCPU203が二次記憶装置206等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S1401において、まず、PC103の利用者はインターネット100を介して、ライセンス管理サーバ102に接続して、商品情報登録画面を取得し、ユーザインタフェース201に表示する。
S1401において、PC103の利用者は、図14の(A)に示すアプリケーション選択画面1500と図14の(B)に示す商品情報入力画面1510のそれぞれで、商品情報として必要な情報を入力する。そして、PC103の利用者は、ユーザインタフェース201を介して、アプリケーション登録ボタン1518を押下して、商品登録要求1210を生成し、ライセンス管理サーバ102に送信する。
S1401において、ライセンス管理サーバ102の受信部401は、PC103から商品登録要求1210を取得する。S1402において、受信部401は制御部400の指示にしたがって、S1401において受信した商品登録要求1210を商品情報管理部407に渡す。
商品情報管理部407は、商品登録要求1210からアプリケーション登録番号カラム1211の値を取得する。
商品情報管理部407は、商品登録要求1210からアプリケーション登録番号カラム1211の値を取得する。
S1403において、商品情報管理部407は、S1402で取得したアプリケーション登録番号カラム1211の内容に対応するMFPアプリ情報を図6の(A)に示すMFPアプリ情報管理テーブル600から取得する。そして、商品情報管理部407は、機能拡張対応カラム606に格納された値を参照する。その結果、アプリケーション登録番号カラム1211の内容に対応するMFPアプリが機能拡張対応アプリケーションと判断された場合には、S1404に進む。機能拡張対応アプリケーションではないと判断された場合には、S1406に進む。
S1404において、商品情報管理部407は、S1403で取得したMFPアプリ情報の鍵流用カラム608の値を参照する。鍵流用カラム608に値が格納されていると商品情報管理部407が判断した場合は、S1405に進む。一方、鍵流用カラム608に値が格納されていないと商品情報管理部407が判断した場合は、S1406に進む。S1405において、商品情報管理部407は、S1403で取得したMFPアプリ情報の鍵流用カラム608の値を取得する。
S1406において、商品情報管理部407は、S1401で取得した商品登録要求1210の各値から商品情報を作成し、図6の(B)に示す商品情報管理テーブル620に登録する。このとき、S1405において、鍵流用カラム608の値を取得していた場合には、被機能拡張アプリケーション登録番号カラム626にも、その値を格納する。以上の操作により、ライセンス管理サーバ102での商品登録が実行される。
図16は、PC103のユーザインタフェース201に表示されるライセンス番号発行画面の一例を示した図である。本例は、PC103のユーザインタフェース201に表示されるライセンス番号発行画面の一例である。図1に示したライセンス番号をライセンス管理サーバ102で発行する一連の操作を行う場合に、ライセンス管理サーバ102の送信部402からインターネット100を介して送信される。
図16において、ライセンス番号発行画面は、ライセンス番号発行画面1800、ライセンス番号発行完了画面1810、ライセンス番号発行中断画面1820から構成される。
ライセンス番号発行画面1800は、PC103の利用者がライセンス番号発行要求1220を作成するために、対象となる商品情報を選択する画面である。
ガイダンスメッセージ表示ラベル1801は、PC103の利用者に対して、ライセンス番号を発行する商品の選択を促すメッセージを表示するラベルである。
図16において、ライセンス番号発行画面は、ライセンス番号発行画面1800、ライセンス番号発行完了画面1810、ライセンス番号発行中断画面1820から構成される。
ライセンス番号発行画面1800は、PC103の利用者がライセンス番号発行要求1220を作成するために、対象となる商品情報を選択する画面である。
ガイダンスメッセージ表示ラベル1801は、PC103の利用者に対して、ライセンス番号を発行する商品の選択を促すメッセージを表示するラベルである。
商品選択ラジオボタン1802は、PC103の利用者から、ライセンス番号発行要求1220を作成する対象となる商品情報の選択を受け付けるラジオボタンである。ライセンス番号発行画面1800では、商品情報が行単位で表示され、各行にそれぞれ商品選択ラジオボタン1802が対応する。商品選択ラジオボタン1802は商品情報の数だけライセンス番号発行画面1800に表示される。ただし、PC103の利用者が選択可能な商品選択ラジオボタン1802は1つだけである。
商品コードエリア1803、商品名称エリア1804は、ライセンス管理サーバ102の商品情報管理テーブル620に登録された商品情報のそれぞれ対応する値を一覧表示するためのエリアである。商品コードエリア1803は、商品情報の商品コードを表示するエリアである。具体的には商品コードカラム621に格納される値が表示される。商品名称エリア1804は、商品情報の商品名称を表示するエリアである。具体的には商品名称カラム622に格納される値が表示される。
発行ボタン1805は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下される。すると、選択された商品選択ラジオボタン1802に対応する商品コードエリア1803の値を取得して、ライセンス番号発行要求1220を作成する。キャンセルボタン1806は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、ライセンス番号発行の一連の操作を中断するボタンである。
ライセンス番号発行完了画面1810は、ライセンス管理サーバ102が、ライセンス番号の発行に成功した場合に、ライセンス番号発行要求の応答として、PC103のユーザインタフェース201に送信する画面である。ガイダンスメッセージ表示ラベル1811は、PC103の利用者に対して、ライセンス番号の発行に成功したことを通知するメッセージを表示するラベルである。
ライセンス番号取得リンク1812は、ライセンス管理サーバ102から、インターネット100を介してライセンス番号を取得することができるリンクである。PC103の利用者は、ユーザインタフェース201を介して、ライセンス番号取得リンク1812を押下することで、PC103の二次記憶装置206にライセンス番号を保存することができる。終了ボタン1813は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者により押下されると、ライセンス番号発行の一連の操作を終了するボタンである。
ライセンス番号発行中断画面1820は、ライセンス管理サーバ102が、ライセンス番号の発行の必要がないと判断した場合に、ライセンス番号発行要求の応答として、PC103のユーザインタフェース201に送信する画面である。ガイダンスメッセージ表示ラベル1821は、PC103の利用者に対して、ライセンス番号の発行を中断したことを通知するメッセージを表示するラベルである。終了ボタン1822は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者により押下されると、ライセンス番号発行の一連の操作を終了するボタンである
なお、図11の(C)において、ライセンス番号発行要求1220は、図16の(A)に示すライセンス番号発行画面で生成される。以下、PC103からインターネット100を介してライセンス管理サーバ102に送信されるライセンス番号発行要求のデータ構造をテーブル形式を説明する。
図11の(C)において、商品コードカラム1221は、ライセンス番号発行画面1800で選択された商品選択ラジオボタン1802に対応する商品コードエリア1803の値を格納するカラムである。
〔ライセンス番号の発行処理〕
図17は、本実施形態を示すサーバ装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、ライセンス管理サーバ102でMFPアプリ商品のライセンスを発行するために必要なライセンス番号を発行する一連の操作例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作は、ライセンス管理サーバ102とPC103との間で行われる。また、各ステップは、ライセンス管理サーバ102のCPU203が二次記憶装置206等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S1701において、ライセンス管理サーバ102は、図16の(A)に示すライセンス番号発行画面1800をPC103のユーザインタフェース201に表示する。
S1701において、ライセンス管理サーバ102は、図16の(A)に示すライセンス番号発行画面1800をPC103のユーザインタフェース201に表示する。
S1701において、PC103の利用者は、図16の(A)に示すライセンス番号発行画面1800で、ライセンス番号を発行する商品情報を選択する。そして、PC103の利用者は、ユーザインタフェース201を介して、発行ボタン1805を押下して、ライセンス番号発行要求1220を生成し、ライセンス管理サーバ102に送信する。S1701において、ライセンス管理サーバ102の受信部401は、PC103からライセンス番号発行要求1220を取得する。S1702において、受信部401は制御部400の指示にしたがって、S1701において受信したライセンス番号発行要求1220をライセンス情報管理部408に渡す。ライセンス情報管理部408は、ライセンス番号発行要求1220から図11の(C)に示す商品コードカラム1221の値を取得する。
S1703において、ライセンス情報管理部408は、S1702で取得した商品コードカラム1221の値に対応する商品情報を図6の(C)に示す商品情報管理テーブル620から取得する。そして、ライセンス情報管理部408は、被機能拡張アプリケーション登録番号カラム625に格納された値を参照する。ここで、被機能拡張アプリケーション登録番号カラム625に値が存在するとライセンス情報管理部408が判断した場合には、ライセンス番号発行要求を受け付けた商品は拡張機能アプリケーション商品と判断しS1704に進む。一方、被機能拡張アプリケーション登録番号カラム625に値が存在しないとライセンス情報管理部408が判断した場合は、S1705に進む。
S1704において、ライセンス情報管理部408は、S1703で取得した商品情報のアプリケーション登録番号カラム625の値を取得する。次に、ライセンス情報管理部408は、アプリケーション登録番号カラム625の値に一致するMFPアプリ情報をMFPアプリ情報管理テーブル600から取得し、鍵流用カラム608の値を参照する。ここで、鍵流用カラム608に値が格納されているとライセンス情報管理部408が判断した場合は、図16の(C)に示すライセンス番号発行中断画面1820を送信して、一連の操作を終了する。なお、当該画面は、インターネット100を介して送信部402からPC103に対して送信される。一方、鍵流用カラム608に値が格納されていないとライセンス情報管理部408が判断した場合は、S1705に進む。
そして、S1705において、ライセンス情報管理部408はライセンス番号を発行すると共に、発行したライセンス番号とライセンス番号発行要求1220に含まれる商品コード1221からライセンス番号情報を作成する。そして、ライセンス情報管理部408は図6の(D)に示すライセンス番号情報管理テーブル630にライセンス番号情報を格納する。そして、ライセンス情報管理部408は、インターネット100を介して送信部402からPC103に対して、ライセンス番号発行完了画面1810を送信して、一連の操作を終了する。
なお、図17のS1704において、ライセンス番号を発行する商品が、拡張機能アプリケーションであった場合には、ライセンス番号を発行する必要がないと判断して図16の(C)に示すライセンス番号発行中断画面1820を表示する。拡張機能アプリケーションがライセンス番号を発行する必要がない理由については、後述する図21のフローチャートの説明の中で詳述する。
図18は、PC103のユーザインタフェース201に表示されるライセンス発行画面の一例を示した図である。本例は、PC103のユーザインタフェース201に表示されるライセンス発行画面の一例である。本画面は、ライセンスをライセンス管理サーバ102で発行する一連の操作を行う場合に、ライセンス管理サーバ102の送信部402からインターネット100を介して送信される。
図18の(A)に示すライセンス発行画面は、ライセンス発行画面2000、ライセンス発行完了画面2010、ライセンス発行中断画面2020から構成される。
図18の(A)に示すライセンス発行画面は、ライセンス発行画面2000、ライセンス発行完了画面2010、ライセンス発行中断画面2020から構成される。
図18の(A)において、ライセンス発行画面2000は、PC103の利用者がライセンス発行要求1230を作成するために、対象となる商品のライセンス番号と、ライセンスをインストールするMFPのデバイス番号を入力する画面である。
ガイダンスメッセージ表示ラベル2001は、PC103の利用者に対して、ライセンスを発行するために対象となる商品のライセンス番号と、ライセンスをインストールするMFPのデバイス番号の入力を促すメッセージを表示するラベルである。ライセンス番号入力フォーム2002は、PC103の利用者から、ライセンスを発行する商品のライセンス番号を受信するための入力フォームである。デバイス番号入力フォーム2003は、PC103の利用者から、ライセンスをインストールするMFPのデバイス番号を受信するための入力フォームである。
発行ボタン2004は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、ライセンス発行要求1230を作成して、インターネット100を介して、ライセンス管理サーバ102に送信する。キャンセルボタン2005は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、ライセンス発行の一連の操作を中断するボタンである。
図18の(B)に示すライセンス発行完了画面2010は、ライセンス管理サーバ102が、ライセンスの発行に成功した場合に、ライセンス発行要求の応答として、PC103のユーザインタフェース201に送信する画面である。ガイダンスメッセージ表示ラベル2011は、PC103の利用者に対して、ライセンスの発行に成功したことを通知するメッセージを表示するラベルである。
ライセンス取得リンク2012は、ライセンス管理サーバ102から、インターネット100を介してライセンス800を取得することができるリンクである。PC103の利用者は、ユーザインタフェース201を介して、ライセンス取得リンク2012を押下することで、PC103の二次記憶装置206にライセンス800を保存することができる。終了ボタン2013は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者により押下されると、ライセンス発行の一連の操作を終了するボタンである。
図18の(C)に示すライセンス発行中断画面2020は、PC103のユーザインタフェース201に送信する画面である。具体的には、ライセンス管理サーバ102が、ライセンスの発行の必要がない、あるいはライセンスが発行できないと判断した場合に、ライセンス発行要求の応答として送信される画面である。
ガイダンスメッセージ表示ラベル2021は、PC103の利用者に対して、ライセンスの発行を中断したことを通知するメッセージを表示するラベルである。終了ボタン2022は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者により押下されると、ライセンス発行の一連の操作を終了するボタンである。
図11に示すライセンス発行要求1230は、図18の(A)に示すライセンス発行画面2000で生成され、PC103からインターネット100を介してライセンス管理サーバ102に送信されるライセンス発行要求のデータ構造をテーブル形式で示される。
図11の(D)において、ライセンス番号カラム1231は、ライセンス発行画面2000で、ライセンス番号入力フォーム2002に入力された値を格納するカラムである。デバイス番号カラム1232は、ライセンス発行画面2000で、デバイス番号入力フォーム2003に入力された値を格納するカラムである。
〔ライセンス発行処理〕
図19は、本実施形態を示すサーバ装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、ライセンス管理サーバ102でMFPアプリ商品のライセンスを発行する一連の操作処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作は、ライセンス管理サーバ102とPC103との間で行われる。また、各ステップは、ライセンス管理サーバ102のCPU203が二次記憶装置206等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S1901において、まず、PC103の利用者はインターネット100を介して、ライセンス管理サーバ102に接続して、図18の(A)に示すライセンス発行画面2000を取得し、ユーザインタフェース201に表示する。
S1901において、PC103の利用者は、ライセンス発行画面2000で、ライセンスを発行する商品のライセンス番号とライセンスをインストールするMFPのデバイス番号を入力する。そして、PC103の利用者は、ユーザインタフェース201を介して、発行ボタン2004を押下して、ライセンス発行要求1230を生成し、ライセンス管理サーバ102に送信する。
S1901において、ライセンス管理サーバ102の受信部401は、PC103から図11の(D)に示すライセンス発行要求1230を取得する。
S1901において、ライセンス管理サーバ102の受信部401は、PC103から図11の(D)に示すライセンス発行要求1230を取得する。
S1902において、受信部401は制御部400の指示に従って、S1901において受信したライセンス発行要求1230をライセンス発行判定部403に渡す。そして、ライセンス発行判定部403は、ライセンス発行要求1230からライセンス番号カラム1231の値を取得する。S1903において、ライセンス発行判定部403は、ライセンス発行要求1230からデバイス番号カラム1232を取得する。
S1904において、ライセンス発行判定部403は、図6の(D)に示すライセンス番号情報管理テーブル630を参照して、ライセンス番号カラム631の値がS1902で取得したライセンス番号カラム1231の値と一致するライセンス情報を取得する。この時ライセンス情報を取得できなかった場合には、図18の(C)に示すライセンス発行中断画面2020をPC103に送信して、一連の処理を終了する。
次に、ライセンス発行判定部403が図6の(D)に示すライセンス番号情報管理テーブル630のライセンス発行ステータスカラム633の値を確認する。ここで、ライセンス発行ステータスカラム633の値が"未発行"であるとライセンス発行判定部403が判断した場合にはS1905に進む。
一方、ライセンス発行ステータスカラム633の値が"発行済"であるとライセンス発行判定部403が判断した場合には、図18の(C)に示すライセンス発行中断画面2020をPC103に送信して、一連の処理を終了する。
一方、ライセンス発行ステータスカラム633の値が"発行済"であるとライセンス発行判定部403が判断した場合には、図18の(C)に示すライセンス発行中断画面2020をPC103に送信して、一連の処理を終了する。
S1905において、ライセンス発行判定部403は、S1904で取得したライセンス番号情報の商品コードカラム632の値(商品コード)を取得する。そして、ライセンス発行判定部403は、図6の(C)に示す商品情報管理テーブル620を参照して、商品コードカラム621の値が、取得した商品コードカラム632と一致する商品情報を取得する。この時商品情報を取得できなかった場合には、図18の(C)に示すライセンス発行中断画面2020をPC103に送信して、一連の処理を終了する。そして、ライセンス発行判定部403は、商品情報を取得することができたらS1906に進む。
次に、S1906において、ライセンス発行判定部403は、S1905で取得した商品情報のデバイス商品IDカラム623の値を取得する。そして、デバイス商品情報管理テーブル610を参照し、取得したデバイス商品IDカラム623の値とデバイス商品IDカラム611の値とが一致するデバイス商品情報を取得する。
そして、ライセンス発行判定部403は、S1903で取得した図11の(D)に示すデバイス番号カラム1232の先頭のアルファベット3文字が、取得したデバイス商品情報の型式カラム613の値と一致するかを確認する。次に、デバイス番号カラム1232の末尾5文字の数字が図6の(B)に示す範囲番号カラム614の範囲内に含まれているかを確認する。両方とも確認できたとライセンス発行判定部403が判断した場合には、デバイス番号カラム1232を有するMFPへのライセンスインストールが可能と判断し、S1907に進む。一方、確認できないとライセンス発行判定部403が判断した場合には、図18の(C)に示すライセンス発行中断画面2020をPC103に送信して、一連の処理を終了する。
S1907において、ライセンス発行部404は新たにライセンスIDを発行し、図8の(A)に示すMFP104の二次記憶装置04に確保されるライセンスIDカラム801に格納する。次に、ライセンス発行部404は、図6の(A)に示すMFPアプリ情報管理テーブル600を参照する。そして、ライセンス発行部404は、S1905で取得した商品情報のアプリケーション登録番号カラム625とアプリケーション登録番号カラム601の値とが一致するMFPアプリ情報を取得する。そして、ライセンス発行部404は、アプリケーション識別子カラム602、アプリケーション名称カラム604、共通鍵カラム605の各データをそれぞれMFP104の二次記憶装置304に確保されるアプリケーション識別子カラム802、アプリケーション名称カラム803、共通鍵カラム804に格納する。
ライセンス発行部404は、デバイス番号カラム805にS1903で取得したデバイス番号カラム1232を格納して、図8の(A)に示すライセンス800を発行する。そして、ライセンス発行部404は、図18の(B)に示すライセンス発行完了画面2010をPC103に送信する。最後に、ライセンス発行部404は、図6の(E)に示すライセンス情報管理テーブル640にライセンス情報を登録し、一連のライセンス発行処理を終了する。
〔MFPにMFPアプリをインストールする処理〕
図20は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、MFP104にMFPアプリをインストールする一連の操作処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作はPC103とMFP104との間で行われる。また、各ステップは、CPU302が二次記憶装置305に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S2101において、PC103の利用者はLAN101を介して、MFP104に接続して、図21に示すインストール画面を取得し、ユーザインタフェース201に表示する。
図20は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、MFP104にMFPアプリをインストールする一連の操作処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作はPC103とMFP104との間で行われる。また、各ステップは、CPU302が二次記憶装置305に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S2101において、PC103の利用者はLAN101を介して、MFP104に接続して、図21に示すインストール画面を取得し、ユーザインタフェース201に表示する。
図21は、PC103のユーザインタフェース201に表示されるインストール画面の一例を示す図である。本例に示す画面は、MFP104にMFPアプリをインストールする一連の操作を行う場合にMFP104の送信部502からLAN101を介して送信されることで表示される。
図21において、インストール画面は、アプリケーション入力画面2200、ライセンス入力画面2210、インストール完了画面2220、インストール中断画面2230から構成される。図21の(A)に示すアプリケーション入力画面2200は、PC103の利用者がMFP104にインストールする暗号化済みMFPアプリを入力し、送信する画面である。
ガイダンスメッセージ表示ラベル2201は、PC103の利用者に対して、MFP104にインストールする暗号化済みMFPアプリの入力を促すメッセージを表示するラベルである。アプリケーション入力フォーム2202は、PC103の利用者から暗号化済みMFPアプリを受信するための入力フォームである。
インストールボタン2203は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、LAN101を介して、暗号化済みMFPアプリがMFP104に送信される。キャンセルボタン2204は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、インストールの一連の操作を中断するボタンである。
図21の(B)に示すライセンス入力画面2210は、PC103の利用者がMFP104にインストールするライセンスを入力し、送信する画面である。ガイダンスメッセージ表示ラベル2211は、PC103の利用者に対して、MFP104にインストールするライセンスの入力を促すメッセージを表示するラベルである。ライセンス入力フォーム2212は、PC103の利用者からライセンスを受信するための入力フォームである。
インストールボタン2213は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、LAN101を介して、暗号化済みライセンスがMFP104に送信される。キャンセルボタン2214は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、インストールの一連の操作を中断するボタンである。
図21の(C)に示すインストール完了画面2220は、MFP104で、暗号化済みMFPアプリのインストールに成功した場合に、PC103のユーザインタフェース201に表示される画面である。ガイダンスメッセージ表示ラベル2221は、PC103の利用者に対して、暗号化済みMFPアプリのインストールに成功したことを通知するメッセージを表示するラベルである。終了ボタン2222は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者により押下されると、インストールの一連の操作を終了するボタンである。
図21の(D)に示すインストール中断画面2230は、MFP104で、暗号化済みMFPアプリのインストールに失敗した場合に、PC103のユーザインタフェース201に表示される画面である。ガイダンスメッセージ表示ラベル2231は、PC103の利用者に対して、暗号化済みMFPアプリのインストールに失敗したことを通知するメッセージを表示するラベルである。終了ボタン2232は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者により押下されると、インストールの一連の操作を終了するボタンである。
図21の(D)に示すインストール中断画面2230は、MFP104で、暗号化済みMFPアプリのインストールに失敗した場合に、PC103のユーザインタフェース201に表示される画面である。ガイダンスメッセージ表示ラベル2231は、PC103の利用者に対して、暗号化済みMFPアプリのインストールに失敗したことを通知するメッセージを表示するラベルである。終了ボタン2232は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者により押下されると、インストールの一連の操作を終了するボタンである。
S2101において、PC103の利用者は、図21の(A)に示すアプリケーション入力画面2200を介してMFP104に暗号化済みMFPアプリを送信する。MFP104は、受信部501がPC103から暗号化済みMFPアプリを受信するとMFPアプリのインストール処理を開始する。
S2102において、図5に示したMFP104の受信部501は、制御部500からの指示に従い、インストール部506に、受信した暗号化済みMFPアプリを渡す。インストール部506は、暗号化済みアプリケーションのアプリケーション定義ファイル902を取得する。
S2103において、インストール部506は、S2102で取得したアプリケーション定義ファイル902を解析する。具体的には、図9の(A)に示すアプリケーション定義ファイル902に含まれる情報が図9の(B)に示す被機能拡張アプリケーション定義ファイル情報915、および拡張機能アプリケーション定義ファイル情報917か、それ以外の情報かどうかを判別する。
ここで、取得したアプリケーション定義ファイル902に、機能拡張対応アプリケーション識別子916、あるいは被機能拡張アプリケーション識別子918が含まれているとインストール部506が判断した場合には、S2104に進む。この場合、受信した暗号化済みMFPアプリは機能拡張対応アプリケーションであると判断したことを意味する。
また、それ以外であるとインストール部506が判断した場合には、受信した暗号化済みMFPアプリは機能拡張対応アプリケーションではないと判断しS2108に進む。
S2104において、インストール部506は、図9の(B)に示すアプリケーション定義ファイル902に機能拡張対応アプリケーション識別子916が含まれているか否かを確認する。
また、それ以外であるとインストール部506が判断した場合には、受信した暗号化済みMFPアプリは機能拡張対応アプリケーションではないと判断しS2108に進む。
S2104において、インストール部506は、図9の(B)に示すアプリケーション定義ファイル902に機能拡張対応アプリケーション識別子916が含まれているか否かを確認する。
ここで、機能拡張対応アプリケーション識別子916が含まれているとインストール部506が判断した場合には、インストール部506は、受信した暗号化済みMFPアプリを被機能拡張アプリケーションと判断し、S2109に進む。
また、被機能拡張アプリケーション識別子918が含まれているとインストール部506が判断した場合には、インストール部506は、受信した暗号化済みMFPアプリを拡張機能アプリケーションと判断し、S2105に進む。そして、S2105において、インストール部506は、アプリケーション定義ファイル902の被機能拡張アプリケーション識別子918の値を取得する。
S2106において、インストール部506は、図7の(B)に示すMFPアプリ情報管理テーブル710を参照して、アプリケーション識別子カラム711の値と、S2105において取得した被機能拡張アプリケーション識別子918の値とが一致するMFPアプリ情報を取得する。そして、S2108に進む。この時、MFPアプリ情報が取得できなかった場合には、図21の(D)に示すインストール中断画面2230をPC103に送信して、一連の処理を終了する。
S2107において、インストール部506は、取得したMFPアプリ情報のライセンスIDカラム713の値を取得する。インストール部506は、ライセンス情報管理部505が管理する図7の(C)に示すライセンス情報管理テーブル720を参照して、ライセンスIDカラム713の値と一致するライセンスIDのライセンス情報を取得し、S2110に進む。
S2108において、インストール部506は、受信した暗号化済みMFPアプリが拡張機能アプリケーション以外と判断した場合には、PC103にライセンス入力画面2210を送信する。PC103の利用者は図21の(B)に示すライセンス入力画面2210を介してMFP104にライセンスを送信する。MFP104の受信部501は、制御部500からの指示に従い、インストール部506に、PC103から受信したライセンスを渡し、S2109に進む。
S2109において、インストール部506は、暗号化済みMFPアプリの復号化処理に使用する暗号復号共通鍵を、アプリケーションの種類によってそれぞれ異なる手段で取得する。
暗号化済みMFPアプリがS2104において、拡張機能アプリケーションと判断された場合には、S2107でMFP104のライセンス情報管理部505から取得したライセンス情報の共通鍵カラム722から暗号復号共通鍵を取得する。これは、拡張機能アプリケーションのインストールにおいては、既にインストール済みの被機能拡張アプリケーションのライセンスを使用することを意味する。そのため、拡張機能アプリケーションのインストールにおいては、図21の(B)に示すライセンス入力画面2210を表示する必要がない。
暗号化済みMFPアプリがS2104において、拡張機能アプリケーション以外と判断された場合には、S2108でPC103から受信したライセンスの共通鍵カラム804(図8の(A)参照)から暗号復号共通鍵を取得する。
S2110において、インストール部506は、図9の(A)に示す暗号化済みMFPアプリ実行ファイル905の復号化処理を実行し、アプリケーション実行ファイル903を取得する。S2111において、インストール部506は、暗号化されていない図9の(A)に示すアプリケーション実行ファイル903のインストール処理を実行する。
MFP104のインストール部506はアプリケーション実行ファイル903をMFP104の二次記憶装置305に配置すると共にアプリケーション定義ファイル902の各値、ライセンス情報の各値からMFPアプリ情報を作成する。そして、インストール部506は作成したMFPアプリ情報を図7の(B)に示すMFPアプリ情報管理テーブル710に登録する。アプリケーション識別子カラム711には、アプリケーション識別子912の値を格納する。アプリケーション名称カラム712にはアプリケーション名称913の値を格納する。ライセンスIDカラム713には拡張機能アプリケーションの場合には、S2107で取得したライセンス情報のライセンスIDカラム721の値を格納する。拡張機能アプリケーション以外の場合にはS2108で取得したライセンス800のライセンスIDカラム801の値を格納する。ステータスカラム714には"有効"の値を格納する。
また、MFP104のインストール部506は、図7の(C)に示すライセンス情報管理テーブル720にライセンス情報を登録する。ライセンスIDカラム721には拡張機能アプリケーションの場合には、S2107で取得したライセンス情報のライセンスIDカラム721の値を格納する。拡張機能アプリケーション以外の場合にはS2108で取得した図8の(A)に示すライセンス800のライセンスIDカラム801の値を格納する。
図7の(C)に示す共通鍵カラム722には、インストール部506は、それぞれS2109で取得した暗号復号共通鍵を格納する。インストール日時カラム724には、インストール部506は、インストール処理を実行した日時情報を格納する。なお、この場合、インストール部506は、共通鍵流用可能アプリケーション識別子カラム723には値を格納しない。
最後に、インストール部506は、PC103に図21の(C)に示すインストール完了画面2220を送信し、一連のインストール処理を終了する。
最後に、インストール部506は、PC103に図21の(C)に示すインストール完了画面2220を送信し、一連のインストール処理を終了する。
本実施形態においては、MFPにインストールするMFPアプリが拡張機能アプリケーションである場合には(S1005、S2104)、MFPアプリの暗号化処理とMFPへのインストール処理においてそれぞれ対応する被機能拡張アプリケーションの暗号復号共通鍵を使用する(S1014、S2107)。
これにより、MFP104にインストールする拡張機能アプリケーションの数が増えた場合でも、MFP104の利用者はアプリケーションごとにライセンスを発行、インストールする必要がなくなりその作業効率が向上する。
〔第2実施形態〕
第1実施形態で示したように、ライセンス管理サーバ102において被機能拡張アプリケーションと拡張機能アプリケーションの暗号化処理を同一の暗号復号共通鍵を用いてアプリケーションのインストール処理を実行する場合について説明した。これにより、MFP104にそれぞれのアプリケーションをインストールする際にMFPアプリごとにライセンスを発行する必要がなくなる。
通常、MFPアプリは単独でMFP104で動作するため、商品としても、単独でMFP104の利用者に、販売および配布される。被機能拡張対応アプリケーションも単独でMFP104で動作するMFPアプリであるため、単独の商品として、販売および配布される。事前にMFP104に被機能拡張アプリケーションをインストールされ、利用されている場合には、拡張機能アプリケーションも単独の商品として、販売および配布される。これは第1実施形態に示した通りである。
一方で、MFP104の購入時に、被機能拡張アプリケーションと拡張機能アプリケーションの両方を、MFP104の利用者に販売および配布することが決定した場合には、各アプリケーションを単独で商品登録して販売、配布するのは作業効率が悪い。
このように予め被機能拡張アプリケーションと拡張機能アプリケーションの両方をセットにして販売および配布することが想定される場合は、それらをひとまとめにして複合商品として登録した方が、効率的である。
このように予め被機能拡張アプリケーションと拡張機能アプリケーションの両方をセットにして販売および配布することが想定される場合は、それらをひとまとめにして複合商品として登録した方が、効率的である。
しかし、複合商品を構成する被機能拡張アプリケーションは同様で、付属する拡張機能アプリケーションが異なる組み合わせの複合商品が複数商品ライセンス管理サーバ102に登録されている場合がある。この場合は、複合商品間で、拡張機能アプリケーションが想定しない利用者にも利用されてしまう可能性がある。
例えば、被機能拡張アプリケーションは同様で、拡張機能アプリケーションAが付属する複合商品Aと、拡張機能アプリケーションBが付属する複合商品Bがそれぞれ異なる利用者に配布されたものとする。このとき複合商品Aの利用者が、複合商品Bの利用者より拡張機能アプリケーションBを入手することができたとする。すると、複合商品Aの利用者は、複合商品Aのライセンス、厳密には被機能拡張アプリケーションのライセンスで拡張機能アプリケーションBをMFP104にインストールすることができてしまう。
そこで、本実施形態では、共通の被機能拡張アプリケーションを含む異なる複合商品が存在する場合、被機能拡張アプリケーションのライセンスを使用した拡張機能アプリケーションのインストールを、異なる複合商品に付属する拡張機能アプリケーションに対しては防止するライセンス管理方法について説明する。
〔PCによるサーバ装置への複合商品情報登録処理〕
図22は、PC103のユーザインタフェース201に表示される複合商品情報登録画面の一例を示す図である。本例は、複合商品情報を管理するライセンス管理サーバ102に登録する一連の操作を行う場合に、ライセンス管理サーバ102の送信部402からインターネット100を介して送信されることにより表示される。
図22は、PC103のユーザインタフェース201に表示される複合商品情報登録画面の一例を示す図である。本例は、複合商品情報を管理するライセンス管理サーバ102に登録する一連の操作を行う場合に、ライセンス管理サーバ102の送信部402からインターネット100を介して送信されることにより表示される。
図22において、商品情報登録画面は図22の(A)に示す被機能拡張アプリケーション選択画面1600と図22の(B)に示す拡張機能アプリケーション選択画面1610と図22の(C)に示す複合商品情報入力画面1620から構成される。
図22の(A)に示す被機能拡張アプリケーション選択画面1600は、PC103の利用者が複合商品登録要求1240を作成するために、対象となる被機能拡張アプリケーションを選択する画面である。
図22の(A)において、ガイダンスメッセージ表示ラベル1601は、PC103の利用者に対して、商品として登録する対象となる被機能拡張アプリケーションの選択を促すメッセージを表示するラベルである。
図22の(A)に示す被機能拡張アプリケーション選択画面1600は、PC103の利用者が複合商品登録要求1240を作成するために、対象となる被機能拡張アプリケーションを選択する画面である。
図22の(A)において、ガイダンスメッセージ表示ラベル1601は、PC103の利用者に対して、商品として登録する対象となる被機能拡張アプリケーションの選択を促すメッセージを表示するラベルである。
アプリケーション選択ラジオボタン1602は、PC103の利用者から、複合商品登録要求1240を作成する対象となる被機能拡張アプリケーション情報の選択を受け付けるラジオボタンである。被機能拡張アプリケーション選択画面1600では、被機能拡張アプリケーション情報が行単位で表示され、各行にそれぞれアプリケーション選択ラジオボタン1602が対応する。アプリケーション選択ラジオボタン1602は被機能拡張アプリケーション情報の数だけ被機能拡張アプリケーション選択画面1600に表示される。ただし、PC103の利用者が選択可能なアプリケーション選択ラジオボタン1602は1つだけである。
アプリケーション登録番号エリア1603、アプリケーション名称エリア1604は、ライセンス管理サーバ102のMFPアプリ情報管理テーブル600に登録された被機能拡張アプリケーション情報のそれぞれ対応する値を一覧表示するためのエリアである。
アプリケーション登録番号エリア1603は、被機能拡張アプリケーション情報のアプリケーション登録番号を表示するエリアである。具体的にはアプリケーション登録番号カラム601に格納される値が表示される。
アプリケーション名称エリア1604は、被機能拡張アプリケーション情報のアプリケーション名称を表示するエリアである。具体的にはアプリケーション名称カラム604に格納される値が表示される。
選択ボタン1605は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下される。すると、選択されたアプリケーション選択ラジオボタン1602に対応するアプリケーション登録番号エリア1603の値を取得して、複合商品登録要求1240を作成する。加えて、拡張機能アプリケーション選択画面1610に画面遷移する。キャンセルボタン1606は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、複合商品情報登録の一連の操作を中断するボタンである。
同図の(B)において、拡張機能アプリケーション選択画面1610は、PC103の利用者が複合商品登録要求1240を作成するために、商品情報を入力する画面である。
ガイダンスメッセージ表示ラベル1611は、PC103の利用者に対して、商品として登録する対象となる拡張機能アプリケーションの選択を促すメッセージを表示するラベルである。
同図の(B)において、拡張機能アプリケーション選択画面1610は、PC103の利用者が複合商品登録要求1240を作成するために、商品情報を入力する画面である。
ガイダンスメッセージ表示ラベル1611は、PC103の利用者に対して、商品として登録する対象となる拡張機能アプリケーションの選択を促すメッセージを表示するラベルである。
アプリケーション選択チェックボックス1612は、PC103の利用者から、複合商品登録要求1240を作成する対象となる拡張機能アプリケーション情報の選択を受け付けるチェックボックスである。拡張機能アプリケーション選択画面1610では、拡張機能アプリケーション情報が行単位で表示され、各行にそれぞれアプリケーション選択チェックボックス1612が対応する。アプリケーション選択チェックボックス1612は拡張機能アプリケーション情報の数だけ拡張機能アプリケーション選択画面1610に表示される。ただし、PC103の利用者が選択可能なアプリケーション選択チェックボックス1612の数は制限されない。
アプリケーション登録番号エリア1613、アプリケーション名称エリア1614、被機能拡張アプリケーション名称エリア1615は、ライセンス管理サーバ102のMFPアプリ情報管理テーブル600に登録された拡張機能アプリケーション情報のそれぞれ対応する値を一覧表示するためのエリアである。
アプリケーション登録番号エリア1613は、拡張機能アプリケーション情報のアプリケーション登録番号を表示するエリアである。具体的にはアプリケーション登録番号カラム601に格納される値が表示される。
アプリケーション名称エリア1614は、拡張機能アプリケーション情報のアプリケーション名称を表示するエリアである。具体的にはアプリケーション名称カラム604に格納される値が表示される。
被機能拡張アプリケーション名称エリア1615は、拡張機能アプリケーションが対応する被機能拡張アプリケーションのアプリケーション名称を表示するエリアである。具体的には、アプリケーション登録番号カラム601の値が、拡張機能アプリケーション情報の鍵流用カラム608の値と一致する被機能拡張アプリケーション情報のアプリケーション名称カラム604に格納される値が表示される。
選択ボタン1616は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下される。すると、アプリケーション選択チェックボックス1612に対応するアプリケーション登録番号エリア1613の値を取得して、複合商品登録要求1240を作成する。加えて、複合商品情報入力画面1620に画面遷移する。
キャンセルボタン1617は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、複合商品情報登録の一連の操作を中断するボタンである。
同図の(C)は、複合商品情報入力画面1620は、PC103の利用者が複合商品登録要求1240を作成するために、複合商品情報を入力する画面である。
キャンセルボタン1617は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、複合商品情報登録の一連の操作を中断するボタンである。
同図の(C)は、複合商品情報入力画面1620は、PC103の利用者が複合商品登録要求1240を作成するために、複合商品情報を入力する画面である。
同図の(C)において、複合商品情報ガイダンスメッセージ表示ラベル1621は、PC103の利用者に対して、複合商品情報の入力を促すメッセージを表示するラベルである。複合商品コード入力フォーム1622は、PC103の利用者から、複合商品情報として登録する商品コードを受信するための入力フォームである。複合商品名称入力フォーム1623は、PC103の利用者から、複合商品情報として登録する商品名称を受信するための入力フォームである。
デバイス商品ガイダンスメッセージ表示ラベル1624は、複合商品情報として登録するMFPアプリがインストール可能なデバイス商品の選択を促すメッセージを表示するラベルである。
デバイス商品選択チェックボックス1625は、複合商品登録要求1240を作成する対象となるデバイス商品情報の選択を受け付けるチェックボックスである。複合商品情報入力画面1620では、デバイス商品情報が行単位で表示され、各行にそれぞれデバイス商品選択チェックボックス1625が対応する。デバイス商品選択チェックボックス1625はデバイス商品情報の数だけ複合商品情報入力画面1620に表示される。PC103の利用者が選択可能なデバイス商品選択チェックボックス1625の数は制限されない。
デバイス商品IDエリア1626とデバイス商品名称エリア1627は、ライセンス管理サーバ102のデバイス商品情報管理テーブル610に登録されたデバイス商品情報のそれぞれに対応する値を一覧表示するためのエリアである。デバイス商品名称エリア1627は、デバイス商品情報のデバイス商品名称を表示するエリアである。具体的には、デバイス商品名称カラム612に格納される値が表示される。
登録ボタン1628は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下される。すると、入力された複合商品コード入力フォーム1622、複合商品名称入力フォーム1623、選択されたデバイス商品選択チェックボックス1625に対応するデバイス商品ID1626の値を取得して、複合商品登録要求1240を作成する。そして、PC103は、インターネット100を介して複合商品登録要求1240をライセンス管理サーバ102に送信する。キャンセルボタン1629は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下されると、複合商品情報登録の一連の操作を中断するボタンである。
なお、図11に示す複合商品登録要求1240は、図22に示す複合商品情報登録画面で生成され、PC103からインターネット100を介してライセンス管理サーバ102に送信される複合商品登録要求のデータ構造をテーブル形式で示した例である。
図11において、複合商品コードカラム1241は、複合商品情報入力画面1620で入力された複合商品コード入力フォーム1622の値を格納するカラムである。
複合商品名称カラム1242は、複合商品情報入力画面1620で入力された複合商品名称入力フォーム1623の値を格納するカラムである。
図11において、複合商品コードカラム1241は、複合商品情報入力画面1620で入力された複合商品コード入力フォーム1622の値を格納するカラムである。
複合商品名称カラム1242は、複合商品情報入力画面1620で入力された複合商品名称入力フォーム1623の値を格納するカラムである。
デバイス商品IDカラム1243は、複合商品情報入力画面1620で選択されたデバイス商品選択チェックボックス1625に対応するデバイス商品IDエリア1626の値を格納するカラムである。
アプリケーション登録番号カラム1244は、被機能拡張アプリケーション選択画面1600で選択されたアプリケーション選択ラジオボタン1602に対応するアプリケーション登録番号エリア1603の値を格納するカラムである。また、拡張機能アプリケーション選択画面1610で選択されたアプリケーション選択チェックボックス1612に対応するアプリケーション登録番号エリア1613の値も格納するカラムである。カラムの数は、選択したアプリケーションの数だけ追加されるものとする。
〔複合商品情報の登録処理〕
図23は、本実施形態を示すサーバ装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図11の(E)に示すに示す複合商品登録要求1240に基づいて、実行される複合商品情報管理テーブル650、複合商品グループ管理テーブル660の登録処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作は、ライセンス管理サーバ102とPC103との間で行われる。また、各ステップは、ライセンス管理サーバ102のCPU203が二次記憶装置206等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
図23は、本実施形態を示すサーバ装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図11の(E)に示すに示す複合商品登録要求1240に基づいて、実行される複合商品情報管理テーブル650、複合商品グループ管理テーブル660の登録処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作は、ライセンス管理サーバ102とPC103との間で行われる。また、各ステップは、ライセンス管理サーバ102のCPU203が二次記憶装置206等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
ここで、図6の(F)に示す複合商品情報管理テーブル650について詳述する。
図6の(F)において、複合商品情報管理テーブル650は、商品情報管理部407において、MFPアプリの複合商品情報を管理するテーブルである。複合商品コードカラム651は、複合商品情報を一意に識別するための商品コードを格納するカラムである。複合商品名称カラム652は、MFPアプリの商品名称を格納するカラムである。
図6の(F)において、複合商品情報管理テーブル650は、商品情報管理部407において、MFPアプリの複合商品情報を管理するテーブルである。複合商品コードカラム651は、複合商品情報を一意に識別するための商品コードを格納するカラムである。複合商品名称カラム652は、MFPアプリの商品名称を格納するカラムである。
複合商品グループ番号カラム653は、複合商品を構成するMFPアプリ情報を管理する図6の(G)に示す複合商品グループ管理テーブル660の情報を一意に特定するグループ番号を格納するカラムである。
デバイス商品IDカラム654は、MFPアプリをインストールすることが可能なデバイス商品を識別するためのデバイス商品IDを格納するカラムである。ここに格納された値に一致するデバイス商品情報管理テーブル610で管理されるデバイス商品にのみ、商品に対応するMFPアプリのライセンスをインストールすることができる。複合商品グループ管理テーブル660は、複合商品を構成するMFPアプリの情報を管理するテーブルである。
複合商品グループ番号カラム661は、本テーブルで管理するMFPアプリ情報を含む複合商品情報を一意に識別するためのグループ番号を格納するカラムである。アプリケーション登録番号カラム662は、複合商品を構成するMFPアプリのアプリケーション登録番号を格納するカラムである。
被機能拡張アプリケーション登録番号カラム663は、アプリケーション登録番号カラム662に格納される値とアプリケーション登録番号が一致するMFPアプリが、拡張機能アプリケーションである場合に、対応する被機能拡張アプリケーションのアプリケーション登録番号を格納するカラムである。
S2301において、ライセンス管理サーバ102は、PC103に図22に示す複合商品登録画面を送信し、ユーザインタフェース201に表示する。PC103の利用者は、複合商品登録画面で必要な情報を入力して、複合商品登録要求1240を生成し、ライセンス管理サーバ102に送信する。ライセンス管理サーバ102の受信部401は、PC103から複合商品登録要求1240を取得する。
S2302において、受信部401は制御部400の指示にしたがって、S2301において受信した複合商品登録要求1240を商品情報管理部407に渡す。商品情報管理部407は、複合商品登録要求1240からアプリケーション登録番号カラム1244の値を取得する。
S2303において、商品情報管理部407は、S2302で取得したアプリケーション登録番号カラム1244の値に対応するMFPアプリ情報をMFPアプリ情報管理テーブル600から取得する。そして、商品情報管理部407は、機能拡張対応カラム606に格納された値を参照する。その結果、アプリケーション登録番号カラム1244の値に対応するMFPアプリが機能拡張対応アプリケーションと商品情報管理部407が判断した場合には、S2304に進む。機能拡張対応アプリケーションではないと商品情報管理部407が判断された場合には、S2305に進む。S2304において、S2303で、商品情報管理部407は、取得したMFPアプリ情報の鍵流用カラム608の値を取得する。
S2305において、複合商品登録要求1240にアプリケーション登録番号カラム1244に値がまだ残っていると商品情報管理部407が判断した場合には、商品情報管理部407はアプリケーション登録番号カラム1244の値を取得し、S2302に戻る。一方、アプリケーション登録番号カラム1244が残っていないと商品情報管理部407が判断した場合は、S2306に進む。
S2306において、商品情報管理部407は、一連のフローで取得した複合商品登録要求1240の各値から複合商品情報を作成し、複合商品情報管理テーブル650、複合商品グループ管理テーブル660に登録する。以上の操作により、ライセンス管理サーバ102での複合商品登録が実行される。
図8の(B)に示すライセンス810は、図24に示すフローチャートの処理を経て発行されるライセンスのデータ構造をテーブル形式で示した例である。
図8の(B)に示すライセンス810は、図24に示すフローチャートの処理を経て発行されるライセンスのデータ構造をテーブル形式で示した例である。
図8の(B)において、ライセンスIDカラム811、アプリケーション識別子カラム812、アプリケーション名称カラム813、共通鍵カラム814、デバイス番号カラム815はライセンス800と同様のため説明を省略する。
共通鍵流用可能アプリケーション識別子カラム816は、ライセンス810を使用したインストールを許可する拡張機能アプリケーションのアプリケーション識別子を格納するカラムである。ここに格納される値以外のアプリケーション識別子の拡張機能アプリケーションは、ライセンス810ではMFP104にインストールすることができない。
〔複合商品のライセンスの発行処理〕
図24は、本実施形態を示すサーバ装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、ライセンス管理サーバ102で複合商品のライセンスを発行する一連の操作処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作は、ライセンス管理サーバ102とPC103との間で行われる。また、各ステップは、ライセンス管理サーバ102のCPU203が二次記憶装置206等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
図24は、本実施形態を示すサーバ装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、ライセンス管理サーバ102で複合商品のライセンスを発行する一連の操作処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作は、ライセンス管理サーバ102とPC103との間で行われる。また、各ステップは、ライセンス管理サーバ102のCPU203が二次記憶装置206等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S2401において、ライセンス管理サーバ102は、PC103に図18の(A)に示すライセンス発行画面を送信し、ユーザインタフェース201に表示する。PC103の利用者は、ライセンス発行画面で必要な情報を入力して、ライセンス発行要求1230を生成し、ライセンス管理サーバ102に送信する。ライセンス管理サーバ102の受信部401は、PC103からライセンス発行要求1230を取得する。なお、S2402からS2404は、図19におけるS1901からS1903の処理と同様のため説明を省略する。
S2405において、ライセンス発行判定部403は、S2404で取得したライセンス番号情報の商品コードカラム632の値を取得する。そして、ライセンス発行判定部403は、複合商品情報管理テーブル650を参照して、複合商品コードカラム651の値が、取得した商品コードカラム632と一致する複合商品情報を取得する。この時複合商品情報を取得できなかった場合には、ライセンス発行中断画面2020をPC103のユーザインタフェース201に表示して、一連の処理を終了する。ライセンス発行判定部403は、複合商品情報を取得することができたらS2406に進む。
S2406において、ライセンス発行判定部403は、S2405で取得した複合商品情報の複合商品グループ番号カラム653に格納される値と、複合商品グループ管理テーブル660の複合商品グループ番号カラム661の値とが一致する複合商品グループ情報を1件取得する。
S2407において、ライセンス発行判定部403は、S2406で取得した複合商品グループ情報の被機能拡張アプリケーション登録番号カラム663に格納されている値を取得する。ここで、被機能拡張アプリケーション登録番号カラム663に格納されている値を取得できなかったとライセンス発行判定部403が判断した場合には、そのMFPアプリは被機能拡張アプリケーションと判断する。そして、ライセンス発行判定部403は、その複合商品グループ情報のアプリケーション登録番号カラム662の値を取得して、S2409に進む。一方、被機能拡張アプリケーション登録番号カラム663に格納されている値を取得できたとライセンス発行判定部403が判断した場合には、そのMFPアプリは拡張機能アプリケーションと判断し、S2408に進む。
S2408において、ライセンス発行判定部403は、S2406で取得した複合商品グループ情報のアプリケーション登録番号カラム662の値とアプリケーション登録番号カラム601の値とが一致するMFPアプリ情報のアプリケーション識別子カラム602の値を取得する。
S2409において、ライセンス発行判定部403は、S2405で取得した複合商品情報の複合商品グループ番号カラム653に格納される値と、複合商品グループ管理テーブル660の複合商品グループ番号カラム661の値とが一致する複合商品グループ情報がまだ残っているかを確認する。ここで、残っているとライセンス発行判定部403が判断した場合には、S2406に戻る。一方、残っていないとライセンス発行判定部403が判断した場合にはS2410に進む。なお、S2410は、図19におけるS1905の処理と同様のため説明を省略する。
S2411において、ライセンス発行部404は、新たにライセンスIDを発行し、ライセンスIDカラム811に格納する。次に、ライセンス発行部404は、MFPアプリ情報管理テーブル600を参照し、S2407で取得したアプリケーション登録番号カラム662とアプリケーション登録番号カラム601の値とが一致するMFPアプリ情報を取得する。そして、ライセンス発行部404は、アプリケーション識別子カラム602、アプリケーション名称カラム604、共通鍵カラム605の各データをそれぞれアプリケーション識別子カラム812、アプリケーション名称カラム813、共通鍵カラム814に格納する。ライセンス発行部404は、デバイス番号カラム815にS2403で取得したデバイス番号カラム1232を格納する。
ライセンス発行部404は、共通鍵流用可能アプリケーション識別子カラム816に、S2408で取得した拡張機能アプリケーションのアプリケーション識別子を格納してライセンス810を発行する。そして、ライセンス発行部404は、ライセンス発行完了画面2010をPC103のユーザインタフェース201に表示する。
最後に、ライセンス発行部404は、ライセンス情報管理テーブル640にライセンス情報を登録し、一連のライセンス発行処理を終了する。
最後に、ライセンス発行部404は、ライセンス情報管理テーブル640にライセンス情報を登録し、一連のライセンス発行処理を終了する。
〔MFPにMFPアプリを登録する処理〕
図25は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、本実施形態において、MFP104にMFPアプリをインストールする一連の操作処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作はPC103とMFP104との間で行われる。また、また、各ステップは、CPU302が二次記憶装置305に記憶された制御プログラムを実行することで実現される
なお、本フローチャートにおいて、MFP104にインストールされるライセンスのデータ構造はライセンス810に示すデータ構造とする。
図25は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、本実施形態において、MFP104にMFPアプリをインストールする一連の操作処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作はPC103とMFP104との間で行われる。また、また、各ステップは、CPU302が二次記憶装置305に記憶された制御プログラムを実行することで実現される
なお、本フローチャートにおいて、MFP104にインストールされるライセンスのデータ構造はライセンス810に示すデータ構造とする。
ライセンス情報管理テーブル720の共通鍵流用可能アプリケーション識別子カラム723は、ライセンス810の共通鍵流用可能アプリケーション識別子カラム816の値を格納するカラムである。なお、S2501からS2508までは、図20におけるS2101からS2108の処理と同様のため説明を省略する。
S2512において、インストール部506は、S2502で取得したアプリケーション定義ファイルからアプリケーション識別子912を取得する。そして、ライセンス情報管理テーブル720の共通鍵流用可能アプリケーション識別子カラム723に、取得したアプリケーション識別子912と一致する値が格納されているかを確認する。ここで、アプリケーション識別子912と一致する値が格納されているとインストール部506が判断した場合にはS2509に進む。一方、アプリケーション識別子912と一致する値が格納されていないとインストール部506が判断した場合には、インストール部506は、インストール中断画面2230をPC103のユーザインタフェース201に表示する。なお、S2509からS2511までは、図21におけるS2109からS2111の処理と同様のため説明を省略する。
本実施形態においては、複合商品のライセンスを発行する際に、複合商品を構成する拡張機能アプリケーションのアプリケーション識別子を取得して、ライセンスに登録する(S2408、S2411)。そして、拡張機能アプリケーションのインストール時に、ライセンスに登録された拡張機能アプリケーションのアプリケーション識別子であるかを検証する(S2512)。
これにより、共通の被機能拡張アプリケーションを含む異なる複合商品が存在する場合に、異なる複合商品に付属する拡張機能アプリケーションのインストールを防止することが可能となる。
これにより、共通の被機能拡張アプリケーションを含む異なる複合商品が存在する場合に、異なる複合商品に付属する拡張機能アプリケーションのインストールを防止することが可能となる。
〔第3実施形態〕
上記第2実施形態で示したように、被機能拡張アプリケーションのライセンスに、複合商品を構成する拡張機能アプリケーションのアプリケーション識別子を付与する場合について説明した。これにより、異なる複合商品に付属する拡張機能アプリケーションの不正なインストールを防止することができる。
上記第2実施形態で示したように、被機能拡張アプリケーションのライセンスに、複合商品を構成する拡張機能アプリケーションのアプリケーション識別子を付与する場合について説明した。これにより、異なる複合商品に付属する拡張機能アプリケーションの不正なインストールを防止することができる。
しかしながら、拡張機能アプリケーションは、複合商品のライセンスを発行、インストールした以降も継続して開発および追加されることが通常である。第2実施形態に示した複合商品のライセンスをインストールした後に、拡張機能アプリケーションが単独で商品登録された場合、複合商品のライセンスには新規に商品登録された拡張機能アプリケーションのアプリケーション識別子を付与することは当然できない。
この場合、たとえ新規に商品登録された拡張機能アプリケーションが共通の被機能拡張アプリケーションの暗号複合共通鍵で暗号化処理を施されていたとしても、新たに拡張機能アプリケーション商品のライセンスを発行しなければならなくなる。
そこで、本実施形態においては、複合商品のライセンスに付与されていないアプリケーション識別子の拡張機能アプリケーションであっても、対応する被機能拡張アプリケーションのライセンスでインストールすることを可能とするライセンス管理方法について説明する。
〔商品情報関連付け画面〕
図26は、PC103のユーザインタフェース201に表示される商品情報関連付け画面の一例を示す図である。本例は、拡張機能アプリケーションの商品情報と、対応する被機能拡張アプリケーションの商品情報を関連付ける操作を行う場合に表示される画面である。なお、商品情報関連付け画面はライセンス管理サーバ102の送信部402からインターネット100を介して送信されて表示される。
図26において、商品情報関連付け画面2600は、拡張機能アプリケーションの商品情報を登録する際に、既に対応する被機能拡張アプリケーションの商品情報が登録されていた場合に表示される画面である。
商品コード表示ラベル2601は、新規に追加する拡張機能アプリケーション商品情報の商品コードを表示するラベルである。商品名称表示ラベル2602は、新規に追加する拡張機能アプリケーション商品情報の商品名称を表示するラベルである。アプリケーション名称表示ラベル2603は、新規に追加する拡張機能アプリケーションのアプリケーション名称を表示するラベルである。
図26は、PC103のユーザインタフェース201に表示される商品情報関連付け画面の一例を示す図である。本例は、拡張機能アプリケーションの商品情報と、対応する被機能拡張アプリケーションの商品情報を関連付ける操作を行う場合に表示される画面である。なお、商品情報関連付け画面はライセンス管理サーバ102の送信部402からインターネット100を介して送信されて表示される。
図26において、商品情報関連付け画面2600は、拡張機能アプリケーションの商品情報を登録する際に、既に対応する被機能拡張アプリケーションの商品情報が登録されていた場合に表示される画面である。
商品コード表示ラベル2601は、新規に追加する拡張機能アプリケーション商品情報の商品コードを表示するラベルである。商品名称表示ラベル2602は、新規に追加する拡張機能アプリケーション商品情報の商品名称を表示するラベルである。アプリケーション名称表示ラベル2603は、新規に追加する拡張機能アプリケーションのアプリケーション名称を表示するラベルである。
ガイダンスメッセージ表示ラベル2604は、新規に商品情報を登録する拡張機能アプリケーションに対応する被機能拡張アプリケーションの商品情報が既に登録されていることを報告するメッセージを表示するラベルである。登録済み商品選択チェックボックス2605は、PC103の利用者から関連付ける被機能拡張アプリケーション商品の選択を受け付けるチェックボックスである。
登録済み商品コードエリア2606は、登録済みの被機能拡張アプリケーション商品の商品コードを表示するエリアである。登録済み商品名称エリア2607は、登録済みの被機能拡張アプリケーション商品の商品名称を表示するエリアである。登録済み被機能拡張アプリケーション名称エリア2608は、登録済みの被機能拡張アプリケーションのアプリケーション名称を表示するエリアである。
登録済み商品コードエリア2606は、登録済みの被機能拡張アプリケーション商品の商品コードを表示するエリアである。登録済み商品名称エリア2607は、登録済みの被機能拡張アプリケーション商品の商品名称を表示するエリアである。登録済み被機能拡張アプリケーション名称エリア2608は、登録済みの被機能拡張アプリケーションのアプリケーション名称を表示するエリアである。
選択ボタン2609は、PC103のユーザインタフェース201を介して、PC103の利用者によって押下される。すると、登録済み商品選択チェックボックス2605に対応する登録済み商品コードエリア2606の値を取得して、ライセンス管理サーバ102に送信する。
商品情報関連付けテーブル670は、図26に示す商品情報関連付け画面2600の操作によって選択された被機能拡張アプリケーションの商品情報と拡張機能アプリケーションの商品情報との関連付けを管理する情報のデータ構造をテーブル形式で表した図である。被機能拡張アプリケーション商品コードカラム671は、被機能拡張アプリケーションを含む商品情報の商品コードを格納するカラムである。拡張機能アプリケーション商品コードカラム672は、拡張機能アプリケーションを含む商品情報の商品コードを格納するカラムである。
〔拡張機能アプリケーション商品の登録処理〕
図27は、本実施形態を示すサーバ装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、ライセンス管理サーバ102に拡張機能アプリケーション商品を登録する一連の操作処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作は、ライセンス管理サーバ102とPC103との間で行われる。なお、S2701からS2706までは、図15におけるS1401からS1405までの処理と同様のため説明を省略する。また、各ステップは、ライセンス管理サーバ102のCPU203が二次記憶装置206等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
図27は、本実施形態を示すサーバ装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、ライセンス管理サーバ102に拡張機能アプリケーション商品を登録する一連の操作処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作は、ライセンス管理サーバ102とPC103との間で行われる。なお、S2701からS2706までは、図15におけるS1401からS1405までの処理と同様のため説明を省略する。また、各ステップは、ライセンス管理サーバ102のCPU203が二次記憶装置206等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S2707において、商品情報管理部407は、商品情報を登録したMFPアプリが拡張機能アプリケーションであるかどうかを判別する。具体的には、商品情報管理部407は、S2703で取得した機能拡張対応カラム606の値を参照して判別する。ここで、拡張機能アプリケーションであると商品情報管理部407が判別した場合にはS2708に進む。一方、拡張機能アプリケーション以外であると商品情報管理部407が判断した場合には、一連の商品登録処理を終了する。
S2708において、商品情報管理部407はPC103のユーザインタフェース201に商品情報関連付け画面2600を表示する。PC103の利用者は、商品情報関連付け画面2600を操作して、拡張機能アプリケーションの商品情報と、対応する被機能拡張アプリケーションの商品情報の関連付けを行う。
S2709において、商品情報管理部407は、PC103の利用者が商品関連付け画面2600を操作する。そして、商品情報管理部407は、ライセンス管理サーバ102に登録済み商品選択チェックボックス2605に対応する登録済み商品コードエリア2606の値を送信したかどうかを確認する。ここで、登録済み商品コードエリア2606の値を受信したと商品情報管理部407が判断した場合には、S2710に進む。受信しなかったと商品情報管理部407が判断した場合には、一連の商品登録処理を終了する。
S2710において、商品情報管理部407は、被機能拡張アプリケーション商品コードカラム671に格納する。そして、商品情報管理部407は、S2701で取得した商品コードカラム1212の値を拡張機能アプリケーション商品コードカラム672に格納した商品関連付け情報を商品情報関連付けテーブル670に登録する。
〔MFPアプリの登録処理〕
図28は、本実施形態を示すサーバ装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、本実施形態において、MFP104にMFPアプリをインストールする一連の操作処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作はPC103とMFP104との間で行われる。また、各ステップは、ライセンス管理サーバ102のCPU203が二次記憶装置206等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。なお、本フローチャートにおいて、MFP104にインストールされるライセンスのデータ構造はライセンス810に示すデータ構造とする。
図11の(F)に示す共通鍵使用確認要求1250は、S2813において、MFP104がライセンス管理サーバ102に送信する共通鍵使用確認要求のデータ構造をテーブル形式で表した図である。
図11の(F)において、ライセンスIDカラム1251は、MFP104にインストールされている被機能拡張アプリケーションのライセンスのライセンスIDを格納するカラムである。
アプリケーション識別子カラム1252は、MFP104にインストールする拡張機能アプリケーションのアプリケーション識別子を格納するカラムである。
なお、S2801からS2812までは、図25におけるS2501からS2512までの処理と同様のため説明を省略する。
図28は、本実施形態を示すサーバ装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、本実施形態において、MFP104にMFPアプリをインストールする一連の操作処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作はPC103とMFP104との間で行われる。また、各ステップは、ライセンス管理サーバ102のCPU203が二次記憶装置206等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。なお、本フローチャートにおいて、MFP104にインストールされるライセンスのデータ構造はライセンス810に示すデータ構造とする。
図11の(F)に示す共通鍵使用確認要求1250は、S2813において、MFP104がライセンス管理サーバ102に送信する共通鍵使用確認要求のデータ構造をテーブル形式で表した図である。
図11の(F)において、ライセンスIDカラム1251は、MFP104にインストールされている被機能拡張アプリケーションのライセンスのライセンスIDを格納するカラムである。
アプリケーション識別子カラム1252は、MFP104にインストールする拡張機能アプリケーションのアプリケーション識別子を格納するカラムである。
なお、S2801からS2812までは、図25におけるS2501からS2512までの処理と同様のため説明を省略する。
S2813において、インストール部506は、S2807で取得したライセンスのライセンスIDカラム811の値と、S2802で取得したアプリケーション定義ファイルのアプリケーション識別子912の値を取得して、共通鍵使用確認要求1250を作成する。そして、インストール部506は、ライセンス管理サーバ102に共通鍵使用確認要求1250を送信する。
S2814において、インストール部506は、ライセンス管理サーバ102から、S2807で取得したライセンスに含まれる暗号復号共通鍵の使用許可を受信したかどうか確認する。受信したとインストール部506が判断した場合には、S2809に進む。一方、受信しなかったとインストール部506が判断した場合には、PC103のユーザインタフェース201にインストール中断画面2230を表示して、一連のインストール処理を中断する。
〔被機能拡張アプリケーションのインストール処理〕
図29は、本実施形態を示すサーバ装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、S2813において、ライセンス管理サーバ102がMFP104から受信した共通鍵使用確認要求1250を処理する一連の操作処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作は、ライセンス管理サーバ102で行われる。また、各ステップは、ライセンス管理サーバ102のCPU203が二次記憶装置206等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
図29は、本実施形態を示すサーバ装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、S2813において、ライセンス管理サーバ102がMFP104から受信した共通鍵使用確認要求1250を処理する一連の操作処理例である。なお、本フローチャートに示す一連の操作は、ライセンス管理サーバ102で行われる。また、各ステップは、ライセンス管理サーバ102のCPU203が二次記憶装置206等に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S2901において、ライセンス管理サーバ102の受信部401は、MFP104から共通鍵使用確認要求1250を受信する。受信した共通鍵使用確認要求1250は制御部400の指示に従って、ライセンス発行判定部403に渡る。S2902において、ライセンス発行判定部403は、図11の(F)に示す共通鍵使用確認要求1250のライセンスIDカラム1251の値を取得する。S2903において、ライセンス発行判定部403は、共通鍵使用確認要求1250のアプリケーション識別子カラム1252の値を取得する。
S2904において、ライセンス発行判定部403は、商品情報管理テーブル620を参照して、S2903で取得したアプリケーション識別子とアプリケーション登録番号カラム625の値とが一致する商品情報を取得する。ここで取得した商品情報は、図28のS2801でMFP104が受信した拡張機能アプリケーションの商品情報であることを意味する。
S2905において、ライセンス発行判定部403は、商品情報関連付けテーブル670を参照して、S2904で取得した商品情報の商品コードカラム621の値と一致する商品関連付け情報を取得する。そして、ライセンス発行判定部403は、取得した商品関連付け情報の被機能拡張アプリケーション商品コードカラム671の値を取得する。
S2906において、ライセンス発行判定部403は、ライセンス情報管理テーブル640を参照して、S2902で取得したライセンスIDと、ライセンスIDカラム641の値とが一致するライセンス情報を取得する。そして、ライセンス発行判定部403は、取得したライセンス情報の商品コードカラム644の値を取得する。
S2907において、ライセンス発行判定部403は、S2905で取得した被機能拡張アプリケーション商品コードカラム671の値と、S2906で取得した商品コードカラム644の値が一致するか確認する。
ここで、値が一致したとライセンス発行判定部403が判断した場合は、ライセンス発行判定部403は、図28のS2801でMFP104が受信した拡張機能アプリケーションは予め、図27に示す商品情報登録時に、対応する被機能拡張アプリケーションのライセンスを使用してインストールを行っても良い、という判断がなされたうえで商品情報が登録されているものと判断して、S2908に進む。
一方、値が一致しなかったとライセンス発行判定部403が判断した場合には、図27に示す商品情報登録時に、対応する被機能拡張アプリケーションのライセンスを使用してインストールを行ってはならない、という判断がなされたうえで商品情報が登録されているものと判断して、S2909に進む。
S2908において、ライセンス発行判定部403は、共通鍵使用確認要求1250の応答として、共通鍵の使用許可情報を送信する。S2909において、ライセンス発行判定部403は、共通鍵使用確認要求1250の応答として、共通鍵の使用不許可情報を送信する。
一方、値が一致しなかったとライセンス発行判定部403が判断した場合には、図27に示す商品情報登録時に、対応する被機能拡張アプリケーションのライセンスを使用してインストールを行ってはならない、という判断がなされたうえで商品情報が登録されているものと判断して、S2909に進む。
S2908において、ライセンス発行判定部403は、共通鍵使用確認要求1250の応答として、共通鍵の使用許可情報を送信する。S2909において、ライセンス発行判定部403は、共通鍵使用確認要求1250の応答として、共通鍵の使用不許可情報を送信する。
以上の操作により、被機能拡張アプリケーションを含む複合商品のライセンスの発行後に商品登録された拡張機能アプリケーションであっても、被機能拡張アプリケーションのライセンスを利用してインストールすることが可能となる。
本実施形態においては、被機能拡張アプリケーションを含んだ複合商品のライセンスが発行された後に、同一の被機能拡張アプリケーションの暗号復号共通鍵で暗号化処理が施された拡張機能アプリケーションを、新規に商品情報登録する。このとき、拡張機能アプリケーションの商品情報と、複合商品の商品情報をライセンス管理サーバ102で関連付ける(S2710)。MFP104に拡張機能アプリ―ケーションをインストールする際、ライセンスの共通鍵流用可能アプリケーション識別子カラム816にアプリケーション識別子が登録されていない場合、ライセンス管理サーバ102に問合わせて使用許可を受信する(S2813)。
これにより、被機能拡張アプリケーションを含んだ複合商品のライセンスが発行された後に、商品情報が登録された被機能拡張アプリケーションの暗号復号共通鍵で暗号化処理が施された拡張機能アプリケーションであっても、ライセンスを新たに発行することなくMFPへのインストールが可能となる。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
102 ライセンス管理サーバ
103 PC
104 MFP
103 PC
104 MFP
Claims (11)
- 画像形成装置にインストールすべき第1のアプリケーションまたは前記第1のアプリケーションを拡張するための第2のアプリケーションを管理するサーバ装置であって、
情報処理装置から前記第1のアプリケーションまたは第2のアプリケーションを取得する取得手段と、
前記情報処理装置から取得するアプリケーションが前記第1のアプリケーションであるかまたは第2のアプリケーションであるかを識別する識別手段と、
前記識別手段により第1のアプリケーションと識別されたアプリケーションを暗号化するための共通鍵を作成する作成手段と、
前記作成手段が作成した共通鍵を使用して前記第1のアプリケーションを暗号化する暗号化手段と、
前記暗号化手段が暗号化した第1のアプリケーションを記憶手段に登録する第1の登録手段と、
前記第1のアプリケーションの暗号化に使用した共通鍵を含むライセンス情報を管理する管理手段と、
前記識別手段により第2のアプリケーションと識別されたアプリケーションに前記第1のアプリケーションを識別する識別情報が付与されているかどうかを判断する判断手段と、
第1のアプリケーションの識別情報が付与されていると判断した場合、前記管理手段が管理する前記第1のアプリケーションのライセンス情報に含まれる共通鍵を取得して、前記暗号化手段が暗号化した第2のアプリケーションを前記記憶手段に登録する第2の登録手段と、を備えることを特徴とするサーバ装置。 - 情報処理装置から暗号化されたアプリケーションを取得する画像形成装置であって、
暗号化された第1のアプリケーションを復号化するための共通鍵を含むライセンス情報をサーバ装置から取得して管理する管理手段と、
暗号化された第1のアプリケーションを前記ライセンス情報に付与される共通鍵を使用して復号化する復号化手段と、
復号化された第1のアプリケーションを記憶手段にインストールするインストール手段と、
前記情報処理装置から取得したアプリケーションが第2のアプリケーションであるかどうかを判断する第1の判断手段と、
前記第2のアプリケーションと判断された場合、前記第2のアプリケーションに第1のアプリケーションを特定する識別情報が付与されているかどうかを判断する第2の判断手段と、を備え、
第1のアプリケーションを特定する識別情報が付与されていると判断した場合、前記共通鍵を使用して前記第2のアプリケーションを復号化した後、前記インストール手段が当該復号化された第2のアプリケーションを前記記憶手段にインストールすることを特徴とする画像形成装置。
- 画像形成装置にインストールすべき第1のアプリケーションまたは前記第1のアプリケーションを拡張するための第2のアプリケーションを管理するサーバ装置であって、
情報処理装置から前記第1のアプリケーションまたは第2のアプリケーションを取得する取得手段と、
前記情報処理装置から取得するアプリケーションが前記第1のアプリケーションであるかまたは第2のアプリケーションであるかを識別する識別手段と、
前記識別手段により第1のアプリケーションと識別されたアプリケーションを暗号化するための共通鍵を作成する作成手段と、
前記作成手段が作成した共通鍵を使用して前記第1のアプリケーションを暗号化する暗号化手段と、
前記暗号化手段が暗号化した第1のアプリケーションを記憶手段に登録する第1の登録手段と、
前記第1のアプリケーションの暗号化に使用した共通鍵および前記第1のアプリケーションに対してインストール可能な第2のアプリケーションを識別するアプリ識別情報を含むライセンス情報を管理する管理手段と、
を備えることを特徴とするサーバ装置。 - 情報処理装置から暗号化されたアプリケーションを取得する画像形成装置であって、
暗号化された第1のアプリケーションを復号化するための共通鍵および前記第1のアプリケーションに対してインストール可能な第2のアプリケーションを識別するアプリ識別情報を含むライセンス情報をサーバ装置から取得して管理する管理手段と、
暗号化された第1のアプリケーションを前記ライセンス情報に付与される共通鍵を使用して復号化する復号化手段と、
復号化された第1のアプリケーションを記憶手段にインストールするインストール手段と、
前記情報処理装置から取得したアプリケーションが第2のアプリケーションであるかどうかを判断する第1の判断手段と、
前記第2のアプリケーションと判断された場合、前記アプリ識別情報に取得したアプリケーションを識別する識別情報が含まれているかどうかを判断する第2の判断手段と、を備え、
前記第2のアプリケーションと判断され、かつ、前記アプリ識別情報に取得したアプリケーションを識別する識別情報が含まれていると判断した場合、前記復号化手段が前記ライセンス情報に含まれている共通鍵を使用して前記第2のアプリケーションを復号化した後、前記インストール手段が当該復号化された第2のアプリケーションを前記記憶手段にインストールすることを特徴とする画像形成装置。 - 前記情報処理装置からインストールすべき暗号化された第2のアプリケーションを取得する取得手段と、
前記情報処理装置から取得した暗号化された第2のアプリケーションを識別する第2の識別情報がインストールされた第1のアプリケーションに対応づけて管理されているかどうかを判断する第3の判断手段と、
前記情報処理装置から取得した第2のアプリケーションを識別する第2の識別情報がインストールされた第1のアプリケーションに対応づけて管理されていないと判断した場合、前記サーバ装置に取得した第2のアプリケーションがインストールされた前記第1のアプリケーションに関連付けられて管理されているかどうかを問い合わせる問合わせ手段と、を備え、
前記サーバ装置から問い合わせの応答に含まれる第1のアプリケーションに対応づけられた共通鍵を使用して前記復号化手段が復号化した第2のアプリケーションを前記記憶手段にインストールすることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。 - 前記第2の管理手段は、前記情報処理装置から取得した第1のアプリケーションのライセンスに前記情報処理装置から取得した第2のアプリケーションを識別する第2の識別情報を付与することを特徴とする請求項2または4記載の画像形成装置。
- 画像形成装置にインストールすべき第1のアプリケーションまたは前記第1のアプリケーションを拡張するための第2のアプリケーションを管理するサーバ装置の制御方法であって、
情報処理装置から前記第1のアプリケーションまたは第2のアプリケーションを取得する取得工程と、
前記情報処理装置から取得するアプリケーションが前記第1のアプリケーションであるかまたは第2のアプリケーションであるかを識別する識別工程と、
前記識別工程により第1のアプリケーションと識別されたアプリケーションを暗号化するための共通鍵を作成する作成工程と、
前記作成工程が作成した共通鍵を使用して前記第1のアプリケーションを暗号化する暗号化工程と、
前記暗号化工程が暗号化した第1のアプリケーションを記憶手段に登録する第1の登録工程と、
前記第1のアプリケーションの暗号化に使用した共通鍵を含むライセンス情報を管理する管理工程と、
前記識別工程により第2のアプリケーションと識別されたアプリケーションに前記第1のアプリケーションを識別する識別情報が付与されているかどうかを判断する判断工程と、
第1のアプリケーションの識別情報が付与されていると判断した場合、前記管理工程が管理する前記第1のアプリケーションのライセンス情報に含まれる共通鍵を取得して、前記暗号化工程が暗号化した第2のアプリケーションを前記記憶手段に登録する第2の登録工程と、を備えることを特徴とするサーバ装置の制御方法。 - 情報処理装置から暗号化されたアプリケーションを取得する画像形成装置の制御方法であって、
暗号化された第1のアプリケーションを復号化するための共通鍵を含むライセンス情報をサーバ装置から取得して管理する管理工程と、
暗号化された第1のアプリケーションを前記ライセンス情報に付与される共通鍵を使用して復号化する復号化工程と、
復号化された第1のアプリケーションを記憶手段にインストールするインストール工程と、
前記情報処理装置から取得したアプリケーションが第2のアプリケーションであるかどうかを判断する第1の判断工程と、
前記第2のアプリケーションと判断された場合、前記第2のアプリケーションに第1のアプリケーションを特定する識別情報が付与されているかどうかを判断する第2の判断工程と、を備え、
第1のアプリケーションを特定する識別情報が付与されていると判断した場合、前記共通鍵を使用して前記第2のアプリケーションを復号化した後、前記インストール工程が当該復号化された第2のアプリケーションを前記記憶手段にインストールすることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 画像形成装置にインストールすべき第1のアプリケーションまたは前記第1のアプリケーションを拡張するための第2のアプリケーションを管理するサーバ装置の制御方法であって、
情報処理装置から前記第1のアプリケーションまたは第2のアプリケーションを取得する取得工程と、
前記情報処理装置から取得するアプリケーションが前記第1のアプリケーションであるかまたは第2のアプリケーションであるかを識別する識別工程と、
前記識別工程により第1のアプリケーションと識別されたアプリケーションを暗号化するための共通鍵を作成する作成工程と、
前記作成工程が作成した共通鍵を使用して前記第1のアプリケーションを暗号化する暗号化工程と、
前記暗号化工程が暗号化した第1のアプリケーションを記憶手段に登録する第1の登録工程と、
前記第1のアプリケーションの暗号化に使用した共通鍵および前記第1のアプリケーションに対してインストール可能な第2のアプリケーションを識別するアプリ識別情報を含むライセンス情報を管理する管理工程と、
を備えることを特徴とするサーバ装置の制御方法。 - 情報処理装置から暗号化されたアプリケーションを取得する画像形成装置の制御方法であって、
暗号化された第1のアプリケーションを復号化するための共通鍵および前記第1のアプリケーションに対してインストール可能な第2のアプリケーションを識別するアプリ識別情報を含むライセンス情報をサーバ装置から取得して管理する管理工程と、
暗号化された第1のアプリケーションを前記ライセンス情報に付与される共通鍵を使用して復号化する復号化工程と、
復号化された第1のアプリケーションを記憶手段にインストールするインストール工程と、
前記情報処理装置から取得したアプリケーションが第2のアプリケーションであるかどうかを判断する第1の判断工程と、
前記第2のアプリケーションと判断された場合、前記アプリ識別情報に取得したアプリケーションを識別する識別情報が含まれているかどうかを判断する第2の判断工程と、を備え、
前記第2のアプリケーションと判断され、かつ、前記アプリ識別情報に取得したアプリケーションを識別する識別情報が含まれていると判断した場合、前記復号化工程が前記ライセンス情報に含まれている共通鍵を使用して前記第2のアプリケーションを復号化した後、前記インストール工程が当該復号化された第2のアプリケーションを前記記憶手段にインストールすることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
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