JP2015119667A - Threshing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、扱胴を有する脱穀装置に関するものである。 The present invention relates to a threshing apparatus having a handling drum.
従来、製作作業の負担を軽減するために、機体の前後方向に延伸する扱胴軸の前端部、中間部、及び後端部に固着された支持部材に、前後方向に扱歯を立設した桟部材を架設した扱胴を有する脱穀装置が提案されている(特許文献1参照)。
また、機体の前後方向に延伸する扱胴軸の前端部、中間部、及び後端部に固着された略六角形状の支持部材の頂点部に、前後方向に扱歯を立設した桟部材を架設し、周方向に隣接する桟部材間の空隙を遮蔽板で閉塞した扱胴を有する脱穀装置が提案されている(特許文献2参照)。
Conventionally, in order to reduce the burden of production work, tooth handling teeth were erected in the front-rear direction on the support members fixed to the front end part, middle part, and rear end part of the handle cylinder shaft extending in the front-rear direction of the machine body. There has been proposed a threshing apparatus having a handling cylinder on which a crosspiece member is installed (see Patent Document 1).
In addition, a crosspiece member in which teeth are erected in the front-rear direction at the apex of a substantially hexagonal support member fixed to the front end part, the intermediate part, and the rear end part of the handle cylinder shaft extending in the front-rear direction of the machine body. A threshing device has been proposed that has a handling cylinder that is constructed and closed with a shielding plate in a gap between crosspiece members adjacent in the circumferential direction (see Patent Document 2).
しかし、特許文献1に開示された構成では、収穫された背丈の長い穀桿が扱胴の後部に立設された扱歯に絡み付いて排出性能が低下し、また、穀桿が桟部材に絡み付いて脱粒性能を低下させる虞があった。
また、特許文献2に開示された扱胴では、大量の穀桿が扱胴の前部に供給された場合、支持部材を前端部、中間部、及び後端部に配置しているために、穀桿から受ける反力によって扱胴前部の遮蔽板が変形し、脱粒性能や、後方への搬送性能を低下させる虞があった。
However, in the configuration disclosed in
Further, in the handling cylinder disclosed in
そこで、本発明の主たる課題は、かかる問題点を解消することにあり、次なる課題は、保守・点検を容易行なうことができるコンバインの脱穀装置を提案することにある。 Therefore, the main problem of the present invention is to eliminate such problems, and the next problem is to propose a combine threshing device that can be easily maintained and inspected.
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
請求項1記載の発明は、扱室(10)の前板(10A)と後板(10C)の間に扱胴軸(12)で軸架された扱胴(11)を備え、該扱胴(11)の外周に扱網(30)を張設し、前記扱室(10)の下側に揺動選別装置(21)を有する選別室(20)を備えた脱穀装置において、
前記扱胴(11)の外周部に、複数の扱歯(18A,19A)を備えたプレート(18,19)を、扱胴(11)の周方向に所定の間隔をおいて設け、前記扱室(10)の後端部に形成された排出口(10D)に臨む扱胴(11)の外周部には、板状部材(35)を、扱胴(11)の周方向に所定の間隔をおいて設け、前記排出口(10D)における板状部材(35)の上昇回転側の部位には、該板状部材(35)で持ちまわされた脱穀物を下方へ落下させるスクレーパ部材(37)を設けたことを特徴とする脱穀装置である。
The present invention that has solved the above problems is as follows.
The invention according to
Plates (18, 19) having a plurality of teeth (18A, 19A) are provided on the outer periphery of the cylinder (11) at predetermined intervals in the circumferential direction of the cylinder (11). A plate-like member (35) is disposed at a predetermined interval in the circumferential direction of the handling cylinder (11) on the outer periphery of the handling cylinder (11) facing the discharge port (10D) formed at the rear end of the chamber (10). A scraper member (37) for dropping the cereals carried by the plate-like member (35) downward at a portion of the discharge port (10D) on the ascending rotation side of the plate-like member (35). ) Is a threshing device.
請求項2記載の発明は、前記扱歯(18A,19A)及び板状部材(35)を、前記扱胴軸(12)から離れるほど扱胴(11)の回転方向上手側に位置するように傾斜させた請求項1記載の脱穀装置である。
According to a second aspect of the present invention, the teeth (18A, 19A) and the plate-like member (35) are positioned closer to the upper side in the rotational direction of the barrel (11) as they are separated from the barrel axis (12). The threshing device according to
請求項3記載の発明は、前記板状部材(35)の前後方向の幅を、前記排出口(10D)の前後方向の幅に対して1/2以上の幅に形成した請求項1又は2記載の脱穀装置である。 According to a third aspect of the present invention, the width in the front-rear direction of the plate-like member (35) is formed to be ½ or more of the width in the front-rear direction of the discharge port (10D). The threshing device described.
請求項4記載の発明は、前記扱胴軸(12)の中心から板状部材(35)の先端までの高さを、前記扱胴軸(12)の中心から扱歯(18A,19A)の先端までの高さよりも高く形成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の脱穀装置である。
In the invention according to
請求項5記載の発明は、前記板状部材(35)を、扱胴(12)の外周部に2つ又は3つ備えた請求項1〜4のいずれか1項に記載の脱穀装置である。
The invention according to
請求項6記載の発明は、前記扱胴軸(12)の軸心方向から視て、スクレーパ部材(37)の下端部を、扱網(30)の内周面近傍に位置させた請求項1〜5のいずれか1項に記載の脱穀装置である。 According to a sixth aspect of the present invention, the lower end portion of the scraper member (37) is positioned in the vicinity of the inner peripheral surface of the handling net (30) when viewed from the axial direction of the handling cylinder shaft (12). It is a threshing apparatus of any one of -5.
請求項1記載の発明によれば、扱胴(11)の外周部に、複数の扱歯(18A,19A)を備えたプレート(18,19)を、扱胴(11)の周方向に所定の間隔をおいて設け、扱室(10)の後端部に形成された排出口(10D)に臨む扱胴(11)の外周部には、板状部材(35)を、扱胴(11)の周方向に所定の間隔をおいて設け、排出口(10D)における板状部材(35)の上昇回転側の部位には、板状部材(35)で持ちまわされた脱穀物を下方へ落下させるスクレーパ部材(37)を設けているので、扱室(10)に供給された背丈の長い穀桿等を後方に効率良く搬送でき、穀桿を扱室(10)の排出口(10D)から外部に効率良く排出することができる。 According to the first aspect of the present invention, the plate (18, 19) having a plurality of teeth (18A, 19A) on the outer periphery of the handle (11) is predetermined in the circumferential direction of the handle (11). The plate-like member (35) is disposed on the outer periphery of the handling cylinder (11) facing the discharge port (10D) formed at the rear end of the handling chamber (10). ) At a predetermined interval in the circumferential direction, and the cereals carried by the plate-like member (35) are directed downward at a portion of the discharge port (10D) on the ascending rotation side of the plate-like member (35). Since the scraper member (37) to be dropped is provided, the long cereals and the like supplied to the handling chamber (10) can be efficiently conveyed rearward, and the cereals are discharged from the outlet (10D) of the handling chamber (10). Can be efficiently discharged to the outside.
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、扱歯(18A,19A)及び板状部材(35)を、扱胴軸(12)から離れるほど扱胴(11)の回転方向上手側に位置するように傾斜させているので、穀桿を扱歯(18A,19A)からスクレーパ(35)に効率良く引継ぐことができる。
According to the invention described in
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明による効果に加えて、板状部材(35)の前後方向の幅を、排出口(10D)の前後方向の幅に対して1/2以上の幅に形成しているので、スクレーパ(35)側に引継がれた穀桿を効率良く掬い取ることができ、穀桿のスクレーパ(35)への絡み合いも少なくすることができる。
According to invention of
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明による効果に加えて、扱胴軸(12)の中心から板状部材(35)の先端までの高さを、扱胴軸(12)の中心から扱歯(18A,19A)の先端までの高さよりも高く形成しているので、スクレーパ(35)側に引継がれた穀桿を規制プレート(37)により外部に効率良く掻出すことができる。
According to invention of
請求項5記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明による効果に加えて、板状部材(35)を、扱胴(12)の外周部に2つ又は3つ備えているので、穀桿のスクレーパ(35)への絡み合いを更に少なくすることができる。
According to invention of
請求項6記載の発明によれば、請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明による効果に加えて、扱胴軸(12)の軸心方向から視て、スクレーパ部材(37)の下端部を、扱網(30)の内周面近傍に位置させているので、穀桿を規制プレート(37)により外部に更に効率良く掻出すことができる。
According to invention of
以下、本発明の汎用コンバインについて添付図面を参照しつつ説明する。なお、理解を容易にするために、操縦者から見て、前方を前側、後方を後側、右手側を右側、左手側を左側として便宜的に方向を示して説明しているが、これらにより構成が限定されるものではない。 The general purpose combine according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. In order to facilitate understanding, as viewed from the pilot, the front side is the front side, the rear side is the rear side, the right hand side is the right side, and the left hand side is the left side. The configuration is not limited.
汎用コンバインは、図1〜3に示すように、機体フレーム1の下側には土壌面を走行するための左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の上側には脱穀・選別を行なう脱穀装置3が設けられ、脱穀装置3の前側には圃場の穀桿を収穫する刈取前処理装置4が設けられている。脱穀装置3で脱穀・選別された穀粒は脱穀装置3の右側に設けられたグレンタンク5に貯留され、貯留された穀粒は揚穀筒と横送り筒からなる排出筒7によって外部へ排出される。また、グレンタンク5の前側には操縦者が搭乗する操縦部6が設けられている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the general-purpose combiner is provided with a
<刈取前処理装置>
刈取前処理装置4は、掻込み装置4Aと、横刈刃装置4Bと、オーガ装置4Cと、フィーダハウス4Dを備えて構成されている。なお、オーガ装置4Cの上方で絡み合った穀桿を切断するために縦刈刃装置(図示省略)をオーガ装置4Cの左側に装着することもできる。
<Cutting pretreatment device>
The
掻込み装置4Aは、倒伏した穀桿、大豆やそば等の丈の低い穀桿、油菜や菜の花等の丈の高い穀桿をオーガ装置4Cに掻込む装置であり、オーガ装置4Cの全幅とほぼ同一幅に形成され、オーガ装置4Cの上側に設けられている。
The
横刈刃装置4Bは、掻込み装置4Aで掻込まれた穀桿の株元を切断する装置であり、オーガ装置4Cの前側下部に設けられ、側面視において前側から後側に緩やかに後上がり傾斜して配置されている。
The horizontal
オーガ装置4Cは、掻込み装置4Aで掻込まれた穀桿をオーガ装置4Cの左側後部に開口された送込口の前方に寄せ集めてフィーダハウス4Dに引き継ぐ装置であり、フィーダハウス4Dの前方に設けられ、汎用コンバインの機体の全幅とほぼ同一幅に形成されている。また、オーガ装置4Cの左右前側には、分草体4Eが装着されている。
The
フィーダハウス4Dは、オーガ装置4Cから引継がれた稲、麦、大豆、そば等の穀桿を脱穀装置3に揚上搬送する装置であり、オーガ装置4Cと脱穀装置3の間に設けられている。
The
<脱穀装置>
脱穀装置3は、図4等に示すように、上部に穀稈の脱穀を行う扱室10を備え、扱室10の下側に脱穀された穀粒の選別を行なう選別室20を備え、選別室20の後側には、扱室10から排出される排桿や選別室20から排出されるワラ屑類等を切断する切断処理室50を備え、切断処理室50の後側には、切断処理室50で切断された排桿等を外部に排出する排出室70を備えて構成されている。
<Threshing device>
As shown in FIG. 4 and the like, the threshing
(扱室)
扱室10の前後板10A、10Cには、機体前後方向に延設する扱胴11を架設する扱胴軸12の前後端部がそれぞれ回転自在に軸支され、扱室10の中板10Bには、扱胴11の下側に張設される扱網30が装着されている。なお、中板10Bの上部は、脱穀されながら後方に搬送される穀稈への抵抗を低減するために、上部から基部に向かって円弧状の切欠き部が形成されている。
扱室10で脱穀処理された排桿は、扱胴11によって後方に搬送された後、扱室10の排出口10Dから外部に排出される。なお、図6の円弧状の矢印は、扱胴11の回転方向を示しており、背面視において、扱胴11は反時計方向に回転している。
(Handling room)
The front and
After the threshing treatment in the handling
(第1実施形態の扱胴)
次に、第1実施形態の扱胴11について説明する。第1実施形態の扱胴11は、図5に示すように、扱胴軸12の前端部に溶接等によって固着された前部支持部材13と、扱胴軸12の前側部に固着された中間部支持部材14と、扱胴軸12の後端部に固着された後部支持部材15と、前部の円錐台状の取込み螺旋部16と、後部の筒部17を備えて構成されている。
(Handling cylinder of the first embodiment)
Next, the handling
取込み螺旋部16の外周面には、供給された穀稈を後方に搬送するために、後側に向かって傾斜した搬送螺旋16Aが設けられ、搬送螺旋16Aの下部には、搬送螺旋16Aの剛性を高めるために、周方向に所定の間隔をもって略三角形のリブ16Bが設けられている。また、取込み螺旋部16の終端部は、筒部17の前端部に溶接等によって固着されている。
A conveying
筒部17の外周面には、前後方向に複数の第1扱歯(請求項における「扱歯」)18Aが溶接等によって固着された鋼材等からなる略板状の第1プレート(請求項における「プレート」)18と、前後方向に複数の第2扱歯(請求項における「扱歯」)19Aが固着された鋼材等からなる略板状の第2プレート(請求項における「プレート」)19が周方向に60度の間隔を持って交互に周設されている。なお、第1扱歯18Aが立設された第1プレート18と、第2扱歯19Aが立設された第2プレート19を周方向に45度の間隔を持って交互に周設することもできる。
On the outer peripheral surface of the
筒部17の外周面に隣接して取付けられた第1プレート18の第1扱歯18Aの間隔と、第2プレート19の第2扱歯19Aの間隔は、供給された穀稈の扱歯18、19への絡みつきを防止し、脱穀性能を高め、後方への穀稈の搬送を効率的に行うために、第2扱歯19Aの間隔を、第1扱歯18Aの間隔に対して2倍の間隔とし、第1扱歯18Aと第2扱歯19Aの位相を1/2位相(1/2間隔)相違させて、側面視において、第1扱歯18Aと第2扱歯19Aが相互に重ならないようにしている。なお、第2扱歯19Aの間隔を、第1扱歯18Aの間隔に対して3倍、4倍の間隔とすることもできる。
The interval between the
扱歯18A、19Aは、供給された穀稈の絡みつきによる脱穀性能の低下を防止するために、円柱状に形成するのが好適である。また、扱歯18A、19Aは、図6に示すように、扱胴軸12から離れるほど扱胴11の回転方向上手側に位置するように約10度傾斜させた後退角を持ってそれぞれ第1プレート18、19に固着されている。なお、扱胴11の前側部で脱穀性能を高め、扱胴11の後側部で穀稈の搬送性能を高めるためには、第1プレート18、19の中間部支持部材14よりも前側に位置する部位に固着された扱歯18A、19Aの後退角を小さくし、プレート18、19の中間部支持部材14より後側に位置する部位に固着された扱歯18A、19Aの後退角を大きくするのが好適である。
It is preferable to form the
(第2実施形態の扱胴)
次に、第2実施形態の扱胴11について説明する。なお、同一部材には、同一符号を付して説明を省略する。
第2実施形態の扱胴11は、図6,7に示すように、脱穀処理された穀桿が扱室10の排出口10Dの近傍で滞留するのを防止するために、扱胴11の後部における扱室10の排出口10Dに対向する部位に、周方向に180度の間隔を持って2枚の鋼材等からなる板状部材35が設けられている。
(Handling cylinder of the second embodiment)
Next, the handling
As shown in FIGS. 6 and 7, the handling
脱穀処理された穀桿の絡みつきを防止するために、扱歯18A、19Aと同様に、扱胴軸12から離れるほど扱胴11の回転方向上手側に位置するように約10度傾斜させた後退角を持って板状部材35を設けるのが好適であり、扱室10の排出口10Dの近傍で滞留した脱穀処理された穀桿が掬い取るために、板状部材35の前後方向の長さを扱室10の排出口10Dの前後方向の長さに対して1/2以上に形成し、板状部材35の高さを扱歯18A、19Aの高さに対して同一あるいは若干高い高さに形成するのが好適である。また、板状部材35の変形等を防止するために、板状部材35の扱胴11の回転方向の反対側にリブ35Aを形成するのが好適である。
In order to prevent entanglement of the threshing-treated cereals, as with the
図6,7にあっては、第1扱歯18Aが固着された第1プレート18の後側と、この第1プレート18と周方向に180度の間隔を持って周設された第2扱歯19Aが固着された第2プレート19の後側に、それぞれ板状部材35が設けられている。
板状部材35の着脱を容易にし、部品点数を削減するために、図8に示すように、板状部材35の前部は、板状部材35の下端前側部に固着された取付けプレート35Bを介して第1プレート18、第2プレート19の上面にボルト等の締結手段によって着脱自在に取付けられている。一方、板状部材35の後部は、板状部材35の下端後側部に固着された側面視において略逆コ字状に形成された挟込みプレート35Cを介して扱胴11の後端部に係合して取付けられている。
なお、脱穀処理された穀桿が扱室10における排出口10Dの近傍で滞留するのをさらに防止するために、図6,7の形態に変えて、第1プレート18の後側に、周方向に120度の間隔を持って3枚の板状部材35を設けたり、第2プレート19の後側に、周方向に120度の間隔を持って3枚の板状部材35を設けることも可能である。
6 and 7, the rear side of the
In order to facilitate attachment and detachment of the
In order to further prevent the threshing-processed cereal from staying in the vicinity of the
扱室10の排出口10Dの右側には、板状部材35で掬い取られた脱穀処理された穀桿を掻き取って下方へ落下させることにより、扱室10の外部に排出するために、スクレーパ部材37が設けられている。
スクレーパ部材37の上部は、扱室10の右板10Eの上部に設けられたブラケット38Aにボルト等の締結手段によって取付けられ、掻き込み時に作用する応力によりスクレーパ部材37の変形を防止するために、スクレーパ部材37の下部は、扱室10の右板10Eから扱室11の内部に向かって延在する側部プレート38Bの下部に取付けられた扱室10の右板10Eから扱室11の内部に向かって延在する下部プレート38Cの左端部にボルト等の締結手段によって取付けられている。
なお、脱穀処理された穀桿を掻き込んで外部に効率良く排出するために、扱軸12の軸芯視において、スクレーパ部材37の下端部は、扱網30の内側表面に位置するように設けられている。
A scraper is disposed on the right side of the
The upper part of the
In addition, in order to scrape the threshing-processed cereal and efficiently discharge it to the outside, the lower end portion of the
扱室10の上部には、内面に複数の送塵ガイド42が並設された扱胴カバー40が設けられている。なお、後方への穀稈の搬送を効率的に行うために、回転レバー46を揺動させることによって送塵ガイド42の傾斜角度を変更することができる。
各送塵ガイド42は、送塵ガイド42の幅方向の略中心に設けられた支軸43に回転自在に支持されており、各送塵ガイド42の左側上部は、前後方向に向かって延在している連結レバー44によって相互に連結されている。連結レバー44の前部は、軸45の下部に溶接等によって固着され、軸45は、扱胴カバー40の外面に設けられた支持部材47に回転自在に支持され、軸45の上部には、連結レバー44に対して略直交方向に延在する回転レバー46が溶接等によって固着されている。なお、後方への搬送される穀稈の押圧によって送塵ガイド42の傾斜角度の変動を防止するために、支軸43は、扱胴11の回転方向側に配置するのが好適である。
A handling
Each
(扱網高さの第1調整方法)
次に、扱網30の高さの第1調整方法について説明する。脱穀性能を高く維持するために、収穫された穀桿の種類に応じて扱網30の高さを調整する必要がある。扱網30は、図9,10に示すように、扱室10の中板10Bの前側に配置される前側扱網31と、中板10Bの後側に配置される後側扱網32から形成されている。
(First adjustment method of the net height)
Next, the 1st adjustment method of the height of the handling net |
前側扱網31は、扱室10の前板10Aと後板10Cに架設された逆U字形状の支持台10Hに対して左側に配置される左前側扱網31Lと、右側に配置される右前側扱網31Rから形成されている。
The front
左前側扱網31Lは、略1/4円弧状の前側プレート31Aと、略1/4円弧状の後側プレート31Bと、前側プレート31Aと後側プレート31Bの間に取付けられた網部31Cと、前側プレート31Aの上部と後側プレート31Bの上部を連結する上部連結片31Dと、前側プレート31Aの下部と後側プレート31Bの下部を連結する下部連結片31Eとから形成されている。
また、右前側扱網31Rは、略1/4円弧状の前側プレート31aと、略1/4円弧状の後側プレート31bと、前側プレート31aと後側プレート31bの間に取付けられた網部31cと、前側プレート31aの上部と後側プレート31bの上部を連結する上部連結片31dと、前側プレート31aの下部と後側プレート31bの下部を連結する下部連結片31eとから形成されている。
The left front side net 31L includes a substantially 1/4 arc-shaped
Further, the right front side handling net 31R includes a substantially ¼ arc shaped
左前側扱網31Lの上部連結片31Dは、扱室10の左板10Fの上部内周面に形成された左側支持部10fにボルト等の締結手段によって着脱自在に取付けられ、右前側扱網31Rの上部連結片31dは、扱室10の右板10Eの上部内周面に形成された右側支持部10eにボルト等の締結手段によって着脱自在に取付けられている。
また、左前側扱網31Lの下部連結片31Eと右前側扱網31Rの下部連結片31eは、ボルト等の締結手段によって相互に着脱自在に取付けられ、扱室10の支持台10Hの上面に載置されている。
The upper connecting
The lower connecting
後側扱網31は、扱室10の前板10Aと後板10Cに架設された逆U字形状の支持台10Hに対して左側に配置される左後側扱網32Lと、右側に配置される右後側扱網32Rから形成されている。
The
左後側扱網32Lは、略1/4円弧状の前側プレート32Aと、略1/4円弧状の後側プレート32Bと、前側プレート32Aと後側プレート32Bの間に取付けられた網部32Cと、前側プレート32Aの上部と後側プレート32Bの上部を連結する上部連結片32Dと、前側プレート32Aの下部と後側プレート32Bの下部を連結する下部連結片32Eとから形成されている。
また、右後側扱網32Rは、略1/4円弧状の前側プレート32aと、略1/4円弧状の後側プレート32bと、前側プレート32aと後側プレート31bの間に取付けられた網部31cと、前側プレート31aの上部と後側プレート31bの上部を連結する上部連結片31dと、前側プレート31aの下部と後側プレート31bの下部を連結する下部連結片31eとから形成されている。
The left rear handling net 32L includes a substantially ¼ arc-shaped
Further, the right rear side handling net 32R includes a substantially 1/4 arc-shaped
左後側扱網32Lの上部連結片32Dは、扱室10の左板10Fの上部内周面に形成された左側支持部10fにボルト等の締結手段によって着脱自在に取付けられ、右後側扱網32Rの上部連結片32dは、扱室10の右板10Eの上部内周面に形成された右側支持部10eにボルト等の締結手段によって着脱自在に取付けられている。
また、左後側扱網32Lの下部連結片32Eと右後側扱網32Rの下部連結片32eは、ボルト等の締結手段によって相互に着脱自在に取付けられ、扱室10の支持台10Hの上面に載置されている。
The upper connecting
The lower connecting
第1調整方法では、扱室10の左側支持部10fと上部連結片31D,32Dの間と、扱室10の右側支持部10eと上部連結片32D,32dの間と、扱室10の支持台10Hの前側と下部連結片31E,31eの間と、扱室10の支持台10Hの後側と下部連結片32E,32eの間に設けられた所定の厚みを有するシム39の枚数を調整することにより扱網30の高さを調整している。
In the first adjustment method, between the
(扱網高さの第2調整方法)
次に、扱網高さの第2調整方法について説明する。なお、同一部材には、同一符号を付して説明を省略する。
前側扱網31の前側プレート31A,31aは、扱室10の前側板10Mにボルト等の締結手段により着脱自在に固定され、前側扱網31の後側プレート31B,31bは、扱室10の中板10Bにボルト等の締結手段により着脱自在に固定されている。
また、後側扱網32の前側プレート32A,32aは、扱室10の中板10Bにボルト等の締結手段により着脱自在に固定され、後側扱網32の後側プレート32B,32bは、扱室10の後側板10Nにボルト等の締結手段により着脱自在に固定されている。
(2nd adjustment method of net height)
Next, a second adjustment method of the handling net height will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same member and description is abbreviate | omitted.
The
The
以下では、後側扱網32の右後側扱網32Rを例にとって説明を行なうが、後側扱網32の左後側扱網32L、前側扱網31の左前側扱網31L、右前側扱網31Rも後側扱網32の右後側扱網32Rの調整方法と同様である。
In the following description, the right rear handling net 32R of the
扱室10の後側板10Nには、扱軸12を中心とした所定の半径R1上に周方向に30度の間隔を持って6個(図11のおいては3個)の第1取付け孔60が開口され、半径R1よりも大きな半径R2上に周方向に30度の間隔を持って6個(図11のおいては3個)の第2取付け孔60Aが開口されている。
同様に、後側扱網32の右後側扱網32Rの後側プレート32bには、扱軸12を中心とした所定の半径R1上に周方向に30度の間隔を持って3個のナット等の第1取付け手段61が設けられ、半径R1よりも大きな半径R2上に周方向に30度の間隔を持って3の第2取付け手段61Aが設けられている。
The
Similarly, the
右後側扱網32Rの下部連結片32eには、下端側に偏倚した部位に2個の第1取付け孔62が設けられ、第1取付け孔62よりも下側の部位に2個の第2取付け孔62Aが設けられている。同様に、右後側扱網32Rの上部連結片32dには、上端側に偏倚した部位に3個の第1取付け孔63が設けられ、第1取付け手段63よりも下側の部位に3個の第2取付け孔63Aが設けられている。
The lower connecting
扱胴11の扱歯18A,19Aと右後側扱網32Rの間のクリアランスを大きく形成するために、図11には、扱室10の後側板10Nの第2取付け孔60Aと右後側扱網32Rの後側プレート32bの第2取付け手段61Aにビス64を挿入している形態が示され、図12には、右後側扱網32Rの下部連結片32eの第2取付け孔62A、右後側扱網32Rの上部連結片32dの第2取付け孔61Aにビス64を挿入している形態が示されている。
In order to form a large clearance between the
第2調整方法では、扱胴11の扱歯18A,19Aと後側扱網32の間のクリアランスを小さく形成するためには、ビス34を取外した後、右後側扱網32Rを上方に向かって移動させ、後側板10Nの第1取付け孔60と右後側扱網32Rの第1取付け手段61にビス64を挿入し、右後側扱網32Rの下部連結片32eの第1取付け孔62、右後側扱網32Rの上部連結片32dの第1取付け孔61にビス64を挿入することにより行なう。
なお、扱室10の後側板10Nの屈曲部10nには、右後側扱網32Rの上部連結片32dに形成された第1,2取付け孔63,63Aに対向する部位に取付け手段が設けられ、扱室10の支持台10Hの延出部10hには、右後側扱網32Rの下部連結片32eに形成された第1,2取付け孔62,62A対向する部位に取付け手段が設けられている。
In the second adjustment method, in order to reduce the clearance between the
The
(選別室)
扱室10の下側には、扱室10から漏下する脱穀処理物を穀粒とそれ以外の藁屑等とに選別するための選別室20が設けられている。選別室20の上部には揺動選別装置21が設けられ、選別室20の下部には揺動選別装置21に空気を送風する唐箕25と、揺動選別装置21から漏下する穀粒を回収する1番受樋28と、揺動選別装置21から漏下する枝梗等が付着した穀粒を回収する2番受樋29とが、前側から後側に向かって設けられている。なお、1番受樋28で回収された穀粒はグレンタンク5に移送され、2番受樋29で回収された穀粒等は扱胴11の前部に移送された後、再び扱胴11によって脱穀される。
(Sorting room)
A
揺動選別装置21は、唐箕25の上側に配置された移送棚22と、移送棚22の下流側に配置されたシーブ23と、さらにシーブ23の下流側に配置されたストローラック24を備えて構成されている。
The
移送棚22は、扱室10から漏下する穀粒を下流側に配置されたシーブ23に移送できればよく、移送棚22の後部を後下がりに傾斜させたり、移送棚22の上面に突起や凹凸を設けたりすることができる。
The
シーブ23は、移送棚22から移送された穀粒又は扱室10から直接漏下する穀粒と藁屑等の異物とを選別する篩であり、下流側が高くなるように傾斜した薄い板状体からなる固定シーブ部材を揺動選別装置21の揺動方向に所定の間隔を空けて平行に複数並設したものである。
The
ストローラック24は、シーブ23から漏下しなかった比較的大きな藁屑中から枝梗等が付着した穀粒等を篩い選別する篩である。
The
唐箕25の送風口は、風割27によって上側風路26Aと下側風路26Bとに区画されている。また、1番受樋28の内部には、グレンタンク5に連通する螺旋コンベア式の1番螺旋軸28Aが配置され、2番受樋29の内部には、扱胴11の前部に連通する螺旋コンベア式の2番螺旋軸29Aが配置されている。
The air outlet of the
(切断処理室)
選別室20の後側には、扱室10から排出される排桿や、選別室20から排出されるワラ屑類等を切断するスプレッダ式の切断処理室50が設けられている。切断処理室50には、前部の上下方向中間部に扱室10から排出された排桿等を切断する回転刃51と、前部の下部に起立・倒伏可能な受刃52と、受刃52の前後側に排桿等の滞留を防止する排桿ガイド53を備えて構成されている。
(Cutting room)
On the rear side of the sorting
(排出室)
切断処理室50の後側には、切断処理室50で受刃52を起立して切断された排桿や、受刃52を倒伏して非切断された排桿を外部に拡散して排出する排出室70が設けられている。排出室70は、切断処理室50から排出された排桿を拡散する拡散ガイド73が装着された前側排出室71と、前側排出室71の後部に装着された後側排出室72を備えて構成されている。
(Discharge chamber)
On the rear side of the cutting
本発明は、汎用コンバインの脱穀装置の切断処理室に利用できるものである。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be used for a cutting processing chamber of a general combine harvester.
10 扱室
10A 前板
10C 後板
10D 排出口
11 扱胴
12 扱胴軸
18 第1プレート(プレート)
18A 第1扱歯(扱歯)
19 第2プレート(プレート)
19A 第2扱歯(扱歯)
20 選別室
21 揺動選別装置
30 扱網
35 板状部材
37 スクレーパ部材
10
18A First tooth treatment (tooth treatment)
19 Second plate (plate)
19A Second tooth treatment (tooth treatment)
20
Claims (6)
前記扱胴(11)の外周部に、複数の扱歯(18A,19A)を備えたプレート(18,19)を、扱胴(11)の周方向に所定の間隔をおいて設け、
前記扱室(10)の後端部に形成された排出口(10D)に臨む扱胴(11)の外周部には、板状部材(35)を、扱胴(11)の周方向に所定の間隔をおいて設け、
前記排出口(10D)における板状部材(35)の上昇回転側の部位には、該板状部材(35)で持ちまわされた脱穀物を下方へ落下させるスクレーパ部材(37)を設けたことを特徴とする脱穀装置。 A handling cylinder (11) is installed between the front plate (10A) and the rear plate (10C) of the handling chamber (10) with a handling cylinder shaft (12). In the threshing apparatus provided with a sorting chamber (20) that stretches (30) and has a swing sorting device (21) on the lower side of the handling chamber (10),
A plate (18, 19) having a plurality of teeth (18A, 19A) is provided on the outer periphery of the handle (11) at a predetermined interval in the circumferential direction of the handle (11);
A plate-like member (35) is provided in the circumferential direction of the handling cylinder (11) on the outer periphery of the handling cylinder (11) facing the discharge port (10D) formed at the rear end of the handling chamber (10). With an interval of
A scraper member (37) for dropping the cereal grains carried by the plate-like member (35) downward is provided at a portion of the discharge port (10D) on the ascending rotation side of the plate-like member (35). Threshing device characterized by.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013265557A JP2015119667A (en) | 2013-12-24 | 2013-12-24 | Threshing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013265557A JP2015119667A (en) | 2013-12-24 | 2013-12-24 | Threshing device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015119667A true JP2015119667A (en) | 2015-07-02 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2015119667A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020188820A (en) * | 2020-08-28 | 2020-11-26 | 株式会社クボタ | Thresher |
-
2013
- 2013-12-24 JP JP2013265557A patent/JP2015119667A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020188820A (en) * | 2020-08-28 | 2020-11-26 | 株式会社クボタ | Thresher |
JP7097932B2 (en) | 2020-08-28 | 2022-07-08 | 株式会社クボタ | Threshing device |
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