JP2015118858A - Vehicle lighting device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、車両用照明装置に関する。 Embodiments described herein relate generally to a vehicle lighting device.
車両用照明装置としては、例えば、フロントコンビネーションライト、リアコンビネーションライトなどがある。各コンビネーションライトは、目的の異なるランプを組み合わせることで構成されている。フロントコンビネーションライトであればロービームヘッドランプ、ハイビームヘッドランプ、クリアランスランプ、ターンシグナルランプなど、リアコンビネーションライトであればストップランプ、テールランプ、バックアップランプ、リアフォグランプ、ターンシグナルランプランプなどである。 Examples of the vehicle illumination device include a front combination light and a rear combination light. Each combination light is configured by combining lamps having different purposes. The front combination light includes a low beam headlamp, a high beam headlamp, a clearance lamp, and a turn signal lamp. The rear combination light includes a stop lamp, a tail lamp, a backup lamp, a rear fog lamp, and a turn signal lamp lamp.
各ランプに使用される光源としては、バルブや発光素子がある。発光素子は、寿命が長く消費電力が小さいため、各ランプでの使用が要望されている。しかしながら、ランプの光源としてバルブから発光素子に置き換えると、各国の車両保安規格等を満足できない場合があり、発光素子が使用できないランプにはバルブが使用されている。従って、コンビネーションライトにおいては、構成する各ランプの光源としてバルブと発光素子とが1つの取付モジュールに混在して取り付けられ、灯具に装着される取付モジュールや灯具に直接装着される。バルブは、発光素子と比較して寿命が短いため、交換することが前提となり、取付モジュールに対して着脱可能に装着されている。一方、発光素子を有する発光素子基板は、交換を前提としていないため、取付モジュールに固定されている。 Light sources used for each lamp include bulbs and light emitting elements. Since the light emitting element has a long life and low power consumption, it is required to be used in each lamp. However, if the bulb is replaced with a light emitting element as the light source of the lamp, the vehicle safety standards of each country may not be satisfied, and the bulb is used for a lamp that cannot use the light emitting element. Therefore, in the combination light, a bulb and a light emitting element are mixedly mounted in one mounting module as a light source of each constituent lamp, and are directly mounted on a mounting module or a lamp mounted on the lamp. Since the bulb has a shorter life than the light emitting element, it is assumed that the bulb is to be replaced, and is attached to the attachment module in a detachable manner. On the other hand, since the light emitting element substrate having the light emitting element is not premised on replacement, it is fixed to the mounting module.
ところで、発光素子においても、走行する車両の影響により、寿命となる前に点灯不良になる可能性を否定することはできない。発光素子が点灯不良となった場合は、発光素子基板が灯具に固定されていると車両用照明装置全体を交換することとなる。 By the way, also in a light emitting element, the possibility of lighting failure before the end of its life due to the influence of a traveling vehicle cannot be denied. When the light emitting element becomes defective in lighting, if the light emitting element substrate is fixed to the lamp, the entire vehicle lighting device is replaced.
本発明は、発光素子を交換する際の交換単位を小さくすることができる車両用照明装置を提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the illuminating device for vehicles which can make small the exchange unit at the time of replacing | exchanging a light emitting element.
実施形態の車両用照明装置は、バルブと;発光素子基板と;取付モジュールと;灯具と;を具備する。バルブは、外部の電力供給源からの電力により点灯する。発光素子基板は、電力供給源からの電力により点灯する少なくとも1以上の発光素子および発光素子の点灯制御を行う制御回路を実装する。取付モジュールは、バルブを着脱可能に保持するソケットおよび発光素子基板が第1面上にそれぞれ少なくとも1以上設けられる。灯具は、第1面上と対向する状態で、取付モジュールが着脱可能に装着され、バルブおよび発光素子からの光を外部に照射する。取付モジュールは、発光素子基板を着脱可能に装着する。 The vehicle lighting device according to the embodiment includes a bulb, a light emitting element substrate, a mounting module, and a lamp. The bulb is lit by power from an external power supply source. The light-emitting element substrate is mounted with at least one or more light-emitting elements that are turned on by power from a power supply source and a control circuit that controls lighting of the light-emitting elements. In the mounting module, at least one or more sockets and light emitting element substrates each holding a bulb in a detachable manner are provided on the first surface. With the lamp facing the first surface, the mounting module is detachably mounted, and irradiates light from the bulb and the light emitting element to the outside. The mounting module detachably mounts the light emitting element substrate.
本発明によれば、発光素子を交換する際に、発光素子基板を交換することとなり、交換単位を小さくすることができる車両用照明装置を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, when replacing | exchanging a light emitting element, a light emitting element board | substrate will be replaced | exchanged and the illuminating device for vehicles which can make a replacement unit small can be provided.
以下で説明する実施形態に係る車両用照明装置1A,1Bは、バルブ3,4と、発光素子基板2と、取付モジュール5と、灯具6とを具備する。バルブ3,4は、外部の電力供給源からの電力により点灯する。発光素子基板2は、電力供給源からの電力により点灯する少なくとも1以上の発光素子21および発光素子21の点灯制御を行う制御回路22を実装する。取付モジュール5は、バルブ3,4を着脱可能に保持するソケット9,10,11,12および発光素子基板2が第1面5a上にそれぞれ少なくとも1以上設けられる。灯具6は、第1面5a上と対向する状態で、取付モジュール5が着脱可能に装着され、バルブ3,4および発光素子21からの光を外部に照射する。取付モジュール5は、発光素子基板2を着脱可能に装着する。
The
また、以下に説明する実施形態に係る車両用照明装置1Bは、取付モジュール5は、バルブ3,4および発光素子基板2と電気的に接続され、第1面5a上に設けられている接続部材13と、接続部材13に電気的に接続され、1つで電力供給源の電力をバルブ3,4および発光素子基板2に供給する給電コネクタ14と、を有する。
In addition, in the
また、以下に説明する実施形態に係る車両用照明装置1Bは、接続部材13(13a〜13e)は、バスバーであり、取付モジュール5に対する発光素子基板2の着脱に対応して、接続部材に対して発光素子基板2を電気的に着脱する基板接続部15〜17,23を有する。
In addition, in the
また、以下に説明する実施形態に係る車両用照明装置1Bは、取付モジュール5と灯具6との間には、灯具6と取付モジュール5とで形成される空間部Sを密閉するシール部材7が設けられている。
Further, in the
〔実施形態1〕
図1、図2を参照して、実施形態1を説明する。図1は、実施形態1の車両用照明装置を示す図である。図2は、実施形態1の車両用照明装置を示す分解図である。なお、各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略あるいは簡略化する。
The first embodiment will be described with reference to FIGS. 1 and 2. FIG. 1 is a diagram illustrating a vehicular illumination device according to a first embodiment. FIG. 2 is an exploded view illustrating the vehicular lighting device according to the first embodiment. In addition, in each embodiment, the same code | symbol is attached | subjected to the same site | part, and the overlapping description is abbreviate | omitted or simplified.
本実施形態の車両用照明装置1Aは、車両のエクステリアにおいて用いられる車両用照明装置であり、例えば、フロントコンビネーションライト、リアコンビネーションライトなどの複数の光源を有するものである。図1に示すように、発光素子基板2と、バルブ3,4と、取付モジュール5と、灯具6と、シール部材7とを含んで構成されている。車両用照明装置1Aは、発光素子基板2およびバルブ3,4が灯具6と取付モジュール5とで形成される空間部Sに収納される。
The
発光素子基板2は、車両用照明装置1Aの光源の1つであり、取付モジュール5に着脱可能に装着されるものである。発光素子基板2は、発光素子21および制御回路22が実装されている。発光素子21は、光を照射するものであり、LED、LDなどの光を照射する半導体素子であり、1個以上、本実施形態では複数個が直列あるいは並列に、発光素子基板2に直接実装されている。各発光素子21は、発光色が同一であっても、あるいは異なっていてもよい。制御回路22は、各発光素子21に点灯制御および点灯のための電力を供給するものであり、発光素子基板2に直接実装されている。発光素子基板2は、取付モジュール5に対して、基板着脱機構、本実施形態は、発光素子基板2に形成された複数の挿入穴にそれぞれ挿入された複数のねじ23により装着される。発光素子基板2は、熱伝導率の高い金属やセラミックスなど発光素子21が発生する熱移動が容易な材料で形成されている絶縁基板である。発光素子基板2は、各発光素子21および制御回路22が実装されている部品配置面と反対側が放熱面である。発光素子基板2は、取付モジュール5に装着された状態で、給電コネクタ8と電気的に接続されている。給電コネクタ8は、車両用照明装置1Aの外部に設けられた電力供給源、例えば、車両に搭載されているバッテリなどとケーブルを介して電気的に接続されており、各発光素子21に電力供給源からの電力を供給する。また、給電コネクタ8は、外部の制御装置とケーブルを介して電気的に接続されており、制御装置からの各発光素子21に対する点灯制御の制御信号を発光素子基板2に入力する。発光素子基板2では、制御信号に基づいて、制御回路22が各発光素子21の点灯状態を制御する。また、基板着脱機構は、発光素子基板2および取付モジュール5のうち、一方に形成された係止爪と、他方に形成された爪受け部であってもよい。この場合は、係止爪が爪受け部に引っ掛かることで、発光素子基板2を取付モジュール5に対して着脱可能に装着することとなる。
The light
バルブ3,4は、上記発光素子21と異なる種類の車両用照明装置1Aの光源の1つであり、ソケット9,10を介して、取付モジュール5に着脱可能に装着されるものである。本実施形態におけるバルブ3,4は、白熱電球であり、ソケット9,10にそれぞれ着脱可能に装着されている。ソケット9,10は、給電コネクタでもあり、バルブ3,4と電気的に接続されている。ソケット9,10は、上記電力供給源とケーブルを介して電気的に接続されており、バルブ3,4に電力供給源からの電力が供給される。なお、バルブ3,4は、放電電球であってもよく、発光色が同一であっても、あるいは異なっていてもよい。
The
取付モジュール5は、発光素子基板2およびバルブ3,4を着脱可能に装着するものであり、発光素子基板2およびバルブ3,4が装着された状態で、灯具6に着脱可能に装着されるものである。取付モジュール5は、発光素子基板2およびバルブ3,4が発生する熱を放出する放熱部材でもある。取付モジュール5は、図示は省略するが、灯具6に対して、モジュール着脱機構、本実施形態は、取付モジュール5に形成された複数の挿入穴にそれぞれ挿入された複数のねじにより装着される。取付モジュール5は、樹脂材料で構成されており、基板取付部51と、取付穴52,53,54とが形成されている。基板取付部51は、取付モジュール5に装着された際に発光素子基板2を保持するものであり、取付モジュール5を灯具6に装着した際に灯具6と対向する第1面5aから灯具6側に突出して形成されている。基板取付部51は、発光素子基板2が第1面5aと離間した状態で、発光素子基板2を保持する。これにより、発光素子基板2は、第1面5a上に設けられる。発光素子基板2が第1面5aに対して離間しているので、各発光素子21の点灯時に発生する熱を放熱面から空間部Sに放出しやすくすることができる。取付穴52は、給電コネクタ8が挿入されるものであり、第1面5aと反対側、すなわち外部から第1面5a側に給電コネクタ8を露出させるものである。本実施形態における給電コネクタ8は、取付モジュール5に対して、取り外し不可能に固定されていても、着脱可能に固定されていてもよい。給電コネクタ8は、取付モジュール5に固定された状態で、取付モジュール5に装着された発光素子基板2と電気的に接続される。取付穴53,54は、ソケット9,10がそれぞれ挿入されるものであり、外部から第1面5a側にソケット9,10を露出させるものである。従って、ソケット9,10に装着されたバルブ3,4は、第1面5a上に設けられる。本実施形態におけるソケット9,10は、取付モジュール5に対して、取り外し不可能に固定されていても、着脱可能に固定されていてもよい。なお、ソケット9,10が取付穴53,54に対して着脱可能に装着されている場合は、取付穴53,54の径がバルブ3,4の最大外径よりも大きいと、取付モジュール5を灯具6から取り外すことなく、バルブ3,4がソケット9,10に装着された状態のソケット9,10を取付穴53,54から取り外すことで、バルブ3,4の交換を行うことができる。また、モジュール着脱機構は、取付モジュール5および灯具6のうち、一方に形成された係止爪と、他方に形成された爪受け部であってもよい。この場合は、係止爪が爪受け部に引っ掛かることで、取付モジュール5を灯具6に対して着脱可能に装着することとなる。
The mounting
灯具6は、各発光素子21およびバルブ3,4からの光を外部に照射するものである。灯具6は、取付モジュール5と対向する状態で、取付モジュール5が着脱可能に装着されている。灯具6は、リフレクタ61と、レンズ62とを含んで構成されている。ここで、灯具6は、レンズ62が車両外部に露出しており、リフレクタ61および取付モジュール5が車両内部に配置されている。リフレクタ61は、取付モジュール5に設けられた各光源、すなわち各発光素子21および各バルブ3,4の光を反射し、所望の配光特性により、車両用照明装置1Aの外部に照射するものである。本実施形態におけるリフレクタ61は、通常樹脂材料で形成され、各光源21,3,4に対応して凹部61a、61b、61cがそれぞれ形成されている。各凹部61a〜61cは、内周面にアルミニウムなどの反射材料により反射層が形成されることで、リフレクタ61の反射面(鏡面)が形成されている。各凹部61a〜61cは、各光源21,3,4からの光を入光させるための開口が形成されている。なお、各凹部61a〜61cに対する各光源21,3,4の配置は、例えば、配光特性によって、各発光素子21のように凹部61aの内部に突出して配置されていてもよいし、バルブ3,4のように凹部61b,61cの内部に突出して配置されていてもよい。レンズ62は、透過性を有する材料、本実施形態では、例えば、無色透明な樹脂材料、ガラスなどで形成されたクリアレンズであり、リフレクタ61が内部において固定されている。レンズ62は、凹部61a〜61cの内部を閉塞する。レンズ62が透過性を有しているので、各光源21,3,4からの光、リフレクタ61の反射面で反射した光などは、レンズ62を透過して、灯具6の外部に照射、すなわち車両外部に照射される。レンズ62は、シール部材7を介して取付モジュール5と接触する受け部62aが形成されている。本実施形態における受け部62aは、取付モジュール5の第1面5a側の外周近傍に沿って環状に形成されている。
The lamp 6 irradiates the light from each light emitting
シール部材7は、取付モジュール5と灯具6との間に設けられ、灯具6と取付モジュール5とで形成される空間部Sを密閉するものである。本実施形態におけるシール部材7は、例えばゴム、ウレタンなどの弾性部材で環状に形成されている。シール部材7は、取付モジュール5の第1面5a側と、受け部62aの取付モジュール5と対向する側とに接触することで、空間部S、本実施形態における取付モジュール5とレンズ62とで形成される空間部と、外部との間での流体の通過を遮断する。これにより、車両用照明装置1Aの外部から空間部Sに異物や水が入り込むことを抑制することができ、レンズ62の曇りや、各光源21,3,4の寿命の低下を抑制することができる。シール部材7は、受け部62aの取付モジュール5と対向する側に予め、接着剤や貼着テープなどで固定されている。
The
次に、車両用照明装置1Aの動作について説明する。車両用照明装置1Aは、上述のように車両に固定され、給電コネクタ8およびソケット9,10が電力供給源と電気的に接続される。電力供給源から電力供給が開始されると、給電コネクタ8を介して発光素子基板2に電力が供給され、制御回路22により各発光素子21に電力が供給され、各発光素子21が点灯する。また、電力供給源から電力供給が開始されると、ソケット9,10を介してバルブ3,4に電力がそれぞれ供給され、バルブ3,4が点灯する。各光源21,3,4からの光は、灯具6内からレンズ62を透過して外部、すなわち車両外部に照射される。
Next, the operation of the
次に、車両用照明装置1Aにおける各光源21、3,4の交換について説明する。図2に示すように、まず、灯具6に対して装着されている取付モジュール5を取り外す。ここでは、灯具6に対して取付モジュール5を装着している複数のねじを取り外すことで行われる。次に、取付モジュール5に対して各発光素子21を交換する場合は、取付モジュール5に対して発光素子基板2を交換する。ここでは、取付モジュール5に対して古い発光素子基板2を装着している複数のねじ23を取り外し、新しい発光素子基板2を複数のねじ23により取付モジュール5に装着する。このとき、取付モジュール5に対して新しい発光素子基板2を装着するとともに、新しい発光素子基板2が給電コネクタ8と電気的に接続される。また、取付モジュール5に対してバルブ3,4を交換する場合は、取付モジュール5に固定されたソケット9,10に対してバルブ3,4をそれぞれ交換する。ここでは、古いバルブ3,4をソケット9,10からそれぞれ取り外し、新しいバルブ3,4をソケット9,10にそれぞれに装着する。そして、取付モジュール5の複数の挿入穴にそれぞれ挿入された複数のねじを灯具6に螺合することで、灯具6に対して取付モジュール5を装着する。
Next, replacement of the
以上のように、本実施形態1に係る車両用照明装置1Aでは、取付モジュール5が発光素子基板2を着脱可能に装着するので、各発光素子21のいずれかが点灯不良となった場合における交換単位を発光素子基板2とすることができる。発光素子基板2が取付モジュール5に着脱不能に固定されている、例えば、発光素子基板2が取付モジュール5と一体となっている場合は、取付モジュール5の交換、あるいは発光素子基板2が固定されている部分を切り取って、新しい発光素子基板2を無理矢理固定することとなる。従って、交換単位を発光素子基板2とすることで、発光素子21の点灯不良の際における交換コストの低減を図ることができる。また、予め交換を予定して発光素子基板2を取付モジュールに着脱可能に装着されているので、交換の作業性や作業時間を向上することができる。
As described above, in the
〔実施形態2〕
次に、実施形態2について説明する。図3は、実施形態2の車両用照明装置を示す図である。図4は、実施形態2の車両用照明装置の電気的接続状態を示す説明図である。図5は、実施形態2の発光素子基板の電気的接続状態を示す説明図である。実施形態2に係る車両用照明装置1Bの基本的構成は、実施形態1に係る車両用照明装置1Aと同様であるためその説明は省略あるいは簡略化する。車両用照明装置1Bが車両用照明装置1Aと異なる点は、各光源21,3,4の電力供給を接続部材13と1つの給電コネクタ14とで行う点である。
[Embodiment 2]
Next,
バルブ3,4は、ソケット11,12を介して、取付モジュール5に着脱可能に装着されるものである。ソケット11,12は、取付モジュール5の第1面5aにおける凹部61b,61cに対向した位置に固定され、バルブ3,4と電気的に接続されている。
The
接続部材13は、発光素子基板2およびバルブ3,4と電気的に接続されるものである。本実施形態における接続部材13は、図3に示すように、バスバーであり、第1面5a上に設けられている。接続部材13は複数であり、各接続部材13a〜13eの一端が給電コネクタ14と電気的に接続されており、他端が発光素子基板2およびソケット11,12にそれぞれ接続されている。接続部材13a、13b、13cは、電力供給源からの電力および制御信号を1つの給電コネクタ14を介して発光素子基板2に供給するものである。接続部材13c、13dは、電力供給源からの電力を給電コネクタ14およびソケット11を介して、バルブ3に供給するものである。接続部材13c、13eは、電力供給源からの電力を給電コネクタ14およびソケット12を介して、バルブ4に供給するものである。なお、接続部材13a,13b,13cは、発光素子基板2に対して基板接続部15を介して電気的に接続されている。基板接続部15は、接続部材13に対して発光素子基板2を電気的に着脱するものである。本実施形態における基板接続部15a〜15cは、図4に示すように、各接続部材13a,13b,13cに対応して設けられている。基板接続部15a〜15cは、発光素子基板2に形成された基板配線部24と電気的に接続される着脱可能なコネクタ端子と、接続部材13に形成された接続部材側接続片と電気的に接続される着脱可能なコネクタ端子と、各コネクタ端子を電気的に接続するケーブルとで構成されている。なお、基板接続部15は、発光素子基板2と接続部材13との電気的な接続を解除することができればよいので、各コネクタ端子のうち一方が着脱可能であればよい。また、接続部材13cは、発光素子基板2およびバルブ3,4の共用であり、電力供給源のマイナス電極に接続される。
The
給電コネクタ14は、電力供給源と電気的に接続されており、各光源21,3,4に電力供給源からの電力を供給する。また、給電コネクタ14は、制御装置からの制御信号を発光素子基板2に入力する。給電コネクタ14は、取付モジュール5に形成された図示しない取付穴に外部から挿入され、第1面5a側に露出している。給電コネクタ14は、ケーブルを介して電力供給源および制御装置に電気的に接続されており、各接続部材13a〜13eを介して発光素子基板2およびバルブ3,4と電気的に接続されるものである。
The
次に、車両用照明装置1Bの動作について説明する。電力供給源から電力供給が開始されると、給電コネクタ14を介して発光素子基板2に電力が供給され、制御回路22により各発光素子21に電力が供給され、各発光素子21が点灯する。また、電力供給源から電力供給が開始されると、給電コネクタ14を介してバルブ3,4に電力がそれぞれ供給され、バルブ3,4が点灯する。各光源21,3,4からの光は、灯具6内からレンズ62を透過して外部、すなわち車両外部に照射される。
Next, operation | movement of the illuminating
次に、車両用照明装置1Bにおける各光源21、3,4の交換について説明する。まず、灯具6に対して装着されている取付モジュール5を取り外す。次に、取付モジュール5に対して各発光素子21を交換する場合は、接続部材13と発光素子基板2との電気的な接続を解除した後、取付モジュール5に対して発光素子基板2を交換する。ここでは、基板接続部15a〜15cを基板配線部24および接続部材13a〜13cからそれぞれ取り外した後、取付モジュール5に対して古い発光素子基板2を装着している複数のねじ23を取り外し、新しい発光素子基板2を複数のねじ23により取付モジュール5に装着する。次に、基板接続部15a〜15cを基板配線部24および接続部材13a〜13cにそれぞれ取り付ける。つまり、基板接続部15は、取付モジュール5に対する発光素子基板2の着脱に対応して、接続部材13に対して発光素子基板2を電気的に着脱する。また、取付モジュール5に対してバルブ3,4を交換する場合は、取付モジュール5に固定されたソケット11,12に対してバルブ3,4をそれぞれ交換する。そして、取付モジュール5の複数の挿入穴にそれぞれ挿入された複数のねじを灯具6に螺合することで、灯具6に対して取付モジュール5を装着する。
Next, replacement of the
以上のように、本実施形態2に係る車両用照明装置1Bでは、車両用照明装置1Aと同様に、交換単位を発光素子基板2とすることができ、発光素子21の点灯不良の際における交換コストの低減を図ることができ、交換の作業性や作業時間を向上することができる。また、給電コネクタ14は、1つで車両用照明装置1Bの各光源21,3,4に電力を供給する。従って、取付モジュール5に複数の給電コネクタが設けられている場合と比較して、組付性を向上することができる。また、車両用照明装置1Bに接続されるケーブルを1つに束ねることができるので、車両に対するケーブルの配索が容易となる。また、車両に対して車両用照明装置1Bを取り外す際に、給電コネクタ14からケーブルを取り外すだけで行えるので、車両用照明装置1Bを取り外す際の作業性を向上することができる。
As described above, in the
なお、上記実施形態2において基板接続部15は、コネクタとしたがこれに限定するものではない。図6は、実施形態2の車両用照明装置の変形例1を示す図である。図7は、実施形態2の車両用照明装置の変形例2を示す図である。図8は、実施形態2の車両用照明装置の変形例3を示す図である。
In addition, although the board |
変形例1としては、図6に示すように、ねじ23を基板接続部としてもよい。この場合は、接続部材13の先端部を基板取付部51の先端部まで起立させ、基板取付部51側に折り返し、基板取付部51と発光素子基板2との間に挟み、導電性のねじ23を基板配線部24および接続部材13の先端と接触させた状態で、基板取付部51に螺合する。これにより、発光素子基板2および接続部材13は、ねじ23を介して電気的に接続されることとなり、取付モジュール5に対して発光素子基板2を装着すると同時に、基板接続部であるねじ23により、発光素子基板2および接続部材13が電気的に接続される。つまり、1つの作業で、取付モジュール5に対する発光素子基板2の装着、発光素子基板2および接続部材13の電気的な接続を行えるので、交換の作業性や作業時間を向上することができる。
As a first modification, as shown in FIG. 6, a
変形例2としては、図7に示すように、基板接続部16を導電性の板バネとしてもよい。この場合は、接続部材13の先端部を起立させ、その先端部から発光素子基板2の基板配線部24に接触する基板接続部16を設ける。基板接続部16は、取付モジュール5に対して発光素子基板2が装着されている状態で、発光素子基板2に対して取付モジュール5側に付勢力を作用させている。発光素子基板2を交換する場合は、新しい発光素子基板2を基板接続部16の先端部と基板取付部51との間に挿入して、基板接続部16の先端部を基板配線部24に接触した状態で、発光素子基板2を複数のねじ23により取付モジュール5に装着する。取付モジュール5に対して発光素子基板2を装着すると同時に、接続部材13に電気的に接続されている基板接続部16が基板配線部24と電気的に接続される。つまり、上記変形例1と同様に、交換の作業性や作業時間を向上することができる。
As a second modification, as shown in FIG. 7, the
変形例3としては、図8に示すように、基板接続部17を2つの突起部17a,17bが弾性変形する導電性の板バネとしてもよい。この場合は、接続部材13の先端部から基板接続部17が立設されており、突起部17a,17bの間に、基板配線部24の接続端子24aが挿入される。基板接続部17は、基板接続部17の先端部から接続部材13側に向かうに伴い、突起部17a,17bの間が狭くなり、取付モジュール5に対して発光素子基板2が装着されている状態で、突起部17a,17bを弾性変形させて、接続端子24aが突起部17a,17bに接触する。発光素子基板2を交換する場合は、接続端子24aを突起部17a,17bの間に挿入させた状態で、新しい発光素子基板2を基板取付部51の先端部に接触させる。このとき、突起部17a,17bの間に挿入された接続端子24aは、突起部17a,17bの間において接続部材13側に向かって移動し、突起部17a,17bを弾性変形させた状態で接触する。基板接続部17が基板配線部24に接触した状態で、発光素子基板2を複数のねじ23により取付モジュール5に装着する。取付モジュール5に対して発光素子基板2を装着すると同時に、接続部材13に電気的に接続されている基板接続部17が基板配線部24と電気的に接続される。つまり、上記変形例1と同様に、交換の作業性や作業時間を向上することができる。
As a third modification, as shown in FIG. 8, the
また、上記実施形態2,変形例1〜3では、接続部材13をバスバーとしたがこれに限定されるものではない。図9は、実施形態2の車両用照明装置の変形例4を示す図である。変形例4としては、接続部材18は、バスバーではなく、ケーブルであってもよい。接続部材18は複数であり、各接続部材18a〜18gの一端が給電コネクタ14と電気的に接続されており、他端が発光素子基板2およびソケット11、12にそれぞれ接続されている。接続部材18a、18b、18cは、電力供給源からの電力および制御信号を1つの給電コネクタ14を介して発光素子基板2に供給するものである。接続部材18d、18fは、電力供給源からの電力を給電コネクタ14およびソケット11を介して、バルブ3に供給するものである。接続部材18e、18gは、電力供給源からの電力を給電コネクタ14およびソケット12を介して、バルブ4に供給するものである。なお、接続部材18a,18b,18cは、発光素子基板2側の端部が発光素子基板2に対して着脱可能に装着されている。発光素子基板2側の端部には、接続部材18に対して発光素子基板2を電気的に着脱するコネクタ端子が電気的に接続されている。
Moreover, in the said
上記実施形態等(実施形態1,2,変形例1〜4)では、給電コネクタ8,14、ソケット9,10に電気的に接続されているケーブルを着脱可能に装着していてもよい。また、レンズ62により凹部61a〜61cが閉塞されている場合は、リフレクタ61に受け部62aを設け、取付モジュール5とリフレクタ61との間にシール部材7を設け、リフレクタ61と、レンズ62と取付モジュール5とで形成される空間部を密閉してもよい。また、取付モジュール5と灯具6との間の空間部Sへの異物や水の進入を抑制する手段が別途設けられている場合、例えば、車両と灯具6との間にシール部材が設けられている場合は、取付モジュール5と灯具6との間のシール部材7を省略してもよい。
In the above-described embodiments and the like (Embodiments 1 and 2 and
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the invention described in the claims and equivalents thereof as well as included in the scope and gist of the invention.
1A,1B 車両用照明装置
2 発光素子基板
21 発光素子
3,4 バルブ
5 取付モジュール
6 灯具
7 シール部材
8,14 給電コネクタ
9,10,11,12 ソケット
13,18 接続部材
15,16,17 基板接続部
1A, 1B Vehicle lighting device
2 Light emitting device substrate
21 Light emitting device
3, 4 valves
5 Mounting module
6 Lamps
7 Seal member
8,14
13, 18
Claims (4)
前記電力供給源からの電力により点灯する少なくとも1以上の発光素子および前記発光素子の点灯制御を行う制御回路を実装する発光素子基板と;
前記バルブを着脱可能に装着するソケットおよび前記発光素子基板が第1面上にそれぞれ少なくとも1以上設けられる取付モジュールと;
前記第1面上と対向する状態で、前記取付モジュールが着脱可能に装着され、前記バルブおよび前記発光素子からの光を外部に照射する灯具と;
を具備し、
前記取付モジュールは、前記発光素子基板を着脱可能に装着することを特徴とする車両用照明装置。 A bulb that is lit by power from an external power supply;
A light emitting element substrate on which at least one light emitting element that is turned on by power from the power supply source and a control circuit that performs lighting control of the light emitting element are mounted;
A socket for detachably mounting the bulb and a mounting module provided with at least one or more light emitting element substrates on the first surface;
A lamp that detachably mounts the mounting module in a state of facing the first surface, and irradiates light from the bulb and the light emitting element to the outside;
Comprising
The vehicle lighting device, wherein the mounting module detachably mounts the light emitting element substrate.
前記バルブおよび前記発光素子基板と電気的に接続され、前記第1面上に設けられている接続部材と、
前記接続部材に電気的に接続され、1つで前記電力供給源の電力を前記バルブおよび前記発光素子基板に供給する給電コネクタと、
を有する、
請求項1に記載の車両用照明装置。 The mounting module is
A connection member electrically connected to the bulb and the light emitting element substrate and provided on the first surface;
A power supply connector that is electrically connected to the connection member, and that supplies power from the power supply source to the bulb and the light emitting element substrate;
Having
The vehicle lighting device according to claim 1.
前記取付モジュールに対する前記発光素子基板の着脱に対応して、前記接続部材に対して前記発光素子基板を電気的に着脱する基板接続部を有する、
請求項2に記載の車両用照明装置。 The connecting member is a bus bar;
Corresponding to the attachment and detachment of the light emitting element substrate with respect to the mounting module, a board connecting portion for electrically attaching and detaching the light emitting element substrate to the connection member,
The vehicle lighting device according to claim 2.
請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用照明装置。 Between the mounting module and the lamp, there is provided a seal member that seals a space formed by the lamp and the mounting module.
The vehicle lighting device according to any one of claims 1 to 3.
Priority Applications (1)
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JP2013262633A JP2015118858A (en) | 2013-12-19 | 2013-12-19 | Vehicle lighting device |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112298110A (en) * | 2019-07-29 | 2021-02-02 | 全耐塑料欧洲公司 | Connector for a motor vehicle wave-emitting component protection device |
-
2013
- 2013-12-19 JP JP2013262633A patent/JP2015118858A/en active Pending
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CN112298110A (en) * | 2019-07-29 | 2021-02-02 | 全耐塑料欧洲公司 | Connector for a motor vehicle wave-emitting component protection device |
CN112298110B (en) * | 2019-07-29 | 2024-03-08 | 全耐塑料欧洲公司 | Connector for a motor vehicle wave-transmitting component protection device |
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