JP2015118644A - 情報処理装置、画像探索方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】参照画像Prに設定された複数の特徴領域A1、…、ANがそれぞれ有する特徴を記憶する記憶部11と、参照画像Prの一部に含まれる特徴領域A1、…、Amの特徴に基づいて対象画像Poに含まれる参照画像Prの位置を特定し、特定した位置を基準に対象画像Poの全体よりも狭い探索範囲Asを設定し、設定した探索範囲Asを対象に参照画像Prの全体に含まれる特徴領域A1、…、ANの特徴に基づいて参照画像Prの有無を判断する演算部12と、を有する、情報処理装置10が提供される。
【選択図】図1
Description
図1を参照しながら、第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る情報処理装置の一例を示した図である。なお、図1に示した情報処理装置10は、第1実施形態に係る情報処理装置の一例である。
なお、記憶部11は、RAM(Random Access Memory)などの揮発性記憶装置、或いは、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置である。演算部12は、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)などのプロセッサである。但し、演算部12は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの電子回路であってもよい。演算部12は、例えば、記憶部11又は他のメモリに記憶されたプログラムを実行する。
<2.第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。
図2を参照しながら、第2実施形態に係るシステムについて説明する。図2は、第2実施形態に係るシステムの一例を示した図である。
入力画像及び参照画像から抽出した局所特徴量があれば、両画像の類似度計算を行うことができる。そのため、端末装置100からサーバ装置200へと入力画像を送らず、局所特徴量だけを送る仕組みとすることが可能である。この仕組みによれば、個人情報である入力画像がネットワークNWなどを介して端末装置100の外部へ漏れる心配がなくなるため、ユーザが安心してシステムを利用できるという利点がある。
[2−2.ハードウェア]
図3を参照しながら、端末装置100が有する機能を実現することが可能なハードウェアについて説明する。図3は、第2実施形態に係る端末装置が有する機能を実現することが可能なハードウェアの一例を示した図である。
次に、図4〜図7を参照しながら、端末装置100が有する機能について説明する。
なお、図4は、第2実施形態に係る端末装置が有する機能の一例を示したブロック図である。図5は、第2実施形態に係る局所特徴点情報の一例を示した図である。図6は、第2実施形態に係る大域特徴点及び局所領域の設定について説明するための図である。図7は、第2実施形態に係る局所特徴量の計算について説明するための図である。
なお、記憶部101の機能は、上述したRAM906や記憶部920などを用いて実現できる。画像取得部102、大域特徴点設定部103、局所特徴量計算部104の機能は、上述したCPU902などを用いて実現できる。画像特徴量送信部105の機能は、上述した接続ポート924や通信部926などを用いて実現できる。
記憶部101は、局所特徴点情報101aを記憶している。局所特徴点情報101aは、予め設定したサイズの矩形領域に設定した局所特徴点の位置を表す位置情報を含む。矩形領域のサイズは、例えば、32画素×32画素や48画素×48画素などに設定される。また、各局所特徴点は、それぞれ他の局所特徴点と対応付けられている。つまり、2つの局所特徴点を対応付けた点ペアが設定されている。局所特徴点情報101aには、複数の点ペアに関する位置情報が含まれる。
再び図4を参照する。画像取得部102は、ランドマークの認識対象となる画像(以下、入力画像Pin)を取得する。画像取得部102により取得された入力画像Pinは、記憶部101に格納される。記憶部101に格納された入力画像Pinは、大域特徴点設定部103により読み出される。
(局所特徴量の計算について)
再び図4を参照する。局所特徴量計算部104は、局所特徴点情報101aを利用して局所特徴量を計算する。まず、局所特徴量計算部104は、図6に示すように、大域特徴点Wfの周辺に予め設定したサイズの矩形領域(以下、局所領域Af)を設定する。局所領域Afのサイズは、例えば、局所特徴点を設定した矩形領域と同じサイズ(例えば、32画素×32画素)に設定される。また、局所領域Afの中心が大域特徴点Wfに一致するように局所領域Afが設定されてもよい。
(画像特徴量の送信について)
再び図4を参照する。画像特徴量送信部105は、全ての大域特徴点Wf(f=1、2、…)について局所特徴量計算部104により計算された局所特徴量の集合(以下、画像特徴量)をサーバ装置200に送信する。
[2−4.サーバ装置の機能]
次に、図8を参照しながら、サーバ装置200が有する機能について説明する。図8は、第2実施形態に係るサーバ装置が有する機能の一例を示したブロック図である。なお、以下の説明において、適宜、図9〜図17を参照する。
なお、記憶部201の機能は、上述したRAM906や記憶部920などを用いて実現できる。画像特徴量受信部203の機能は、上述した接続ポート924や通信部926などを用いて実現できる。優先特徴点抽出部202、及び判定部204の機能は、上述したCPU902などを用いて実現できる。
記憶部201は、局所特徴点情報201a及び参照画像情報201bを記憶している。局所特徴点情報201aは、端末装置100の記憶部101が記憶している局所特徴点情報101aと同じである。参照画像情報201bは、参照画像管理テーブル及び画像特徴量管理テーブルを含む。
ここで、図12及び図13を参照しながら、最小距離について説明する。なお、図12は、第2実施形態に係る最小距離の計算方法について説明するための第1の図である。図13は、第2実施形態に係る最小距離の計算方法について説明するための第2の図である。最小距離の計算処理は、優先特徴点抽出部202により実行される。
上記の最小距離は、同じ参照画像Pr内で高い類似性を有する他の局所領域Arkが存在しない局所領域Arl(l≠k)を抽出し、抽出した局所領域Arlを優先的に利用するために利用される。そこで、最小距離が大きい局所領域Arlを優先的に利用できるようにするため、優先特徴点抽出部202は、図14に示すように、画像特徴量管理テーブルのレコードを最小距離が大きい順(降順)にソートする。なお、図14は、第2実施形態に係る画像特徴量管理テーブルのソート方法について説明するための図である。
再び図8を参照する。画像特徴量受信部203は、端末装置100から送信された画像特徴量を受信する。画像特徴量受信部203により受信された画像特徴量は、判定部204に入力される。判定部204は、入力画像Pinの画像特徴量と、参照画像Prの画像特徴量(画像特徴量管理テーブルに記載された局所特徴量の集合)とを利用して、入力画像Pinの中に参照画像Prが存在するか否かを判定する。判定部204は、範囲設定部241及び位置探索部242を含む。また、範囲設定部241及び位置探索部242は、それぞれ類似度計算機能及び投票処理機能を有する。
範囲設定部241は、図16に示すように、入力画像Pinの大域特徴点Wfに対応する局所領域Afと類似する参照画像Pr中の局所領域Arlを検出する。
まず、範囲設定部241は、画像特徴量管理テーブルを参照し、参照画像Prの一部に含まれる優先特徴点を1つ選択する。また、範囲設定部241は、入力画像Pinから大域特徴点Wfを1つ選択する。次いで、範囲設定部241は、選択した大域特徴点Wfに対応する局所特徴量を画像特徴量から抽出する。次いで、範囲設定部241は、選択した優先特徴点の局所特徴量と、画像特徴量から抽出した局所特徴量との間の距離(例えば、ハミング距離)を計算する。
範囲設定部241は、抽出した全ての組み合わせについて、入力画像Pinの大域特徴点Wfと対応特徴点とが一致するように参照画像Prを入力画像Pinに重ねた場合の入力画像Pinにおける参照画像Prの中心位置(Xv,Yv)を計算する。
…(3)
xRight = xp+(wr/2)・d
…(4)
yTop = yp−(hr/2)・d
…(5)
yBottom = yp+(hr/2)・d
…(6)
範囲設定部241により設定された探索範囲は、位置探索部242に通知される。位置探索部242は、探索範囲内で参照画像Prの存在及びその位置を検出する。つまり、位置探索部242は、入力画像Pinに含まれる大域特徴点Wfの座標を(xi,yi)とした場合に、下記の式(7)及び式(8)の条件を満たす大域特徴点Wfを用いて参照画像Prの存在及びその位置を検出する。
…(7)
yBottom < yi < yTop
…(8)
(位置探索時の類似度計算について)
位置探索部242は、探索範囲内の大域特徴点Wfに対応する局所領域Afと類似する参照画像Pr中の局所領域Arlを検出する。このとき、位置探索部242は、参照画像Prに含まれる全ての大域特徴点Wrlについて、大域特徴点Wrlに対応する局所領域Arlと類似する探索範囲内の局所領域Afを検出する。
まず、位置探索部242は、画像特徴量管理テーブルを参照し、参照画像Prに含まれる大域特徴点Wrlを1つ選択する。また、位置探索部242は、探索範囲から大域特徴点Wfを1つ選択する。次いで、位置探索部242は、選択した大域特徴点Wfに対応する局所特徴量を画像特徴量から抽出する。次いで、位置探索部242は、選択した大域特徴点Wrlの局所特徴量と、画像特徴量から抽出した局所特徴量との間の距離(例えば、ハミング距離)を計算する。
位置探索部242は、抽出した組み合わせに基づいて、探索範囲の大域特徴点Wfと参照画像Prの対応特徴点とが一致するように参照画像Prを入力画像Pinに重ねた場合の入力画像Pinにおける参照画像Prの中心位置(Xv,Yv)を計算する。
(判定結果の利用について)
判定部204による判定結果は、例えば、端末装置100に送信される。判定結果として、例えば、入力画像Pinに含まれると判定されたランドマークの名称や位置、或いは、参照画像管理テーブルのIDなどが端末装置100に送信される。また、複数のランドマークが存在すると判定された場合、判定部204は、それら全てのランドマークの情報を端末装置100に送信してもよいし、投票マップのカウント値が最大となるランドマークの情報を端末装置100に送信してもよい。
[2−5.処理の流れ]
次に、図19〜図24を参照しながら、端末装置100及びサーバ装置200が実行する処理の流れについて説明する。
図19及び図20を参照しながら、端末装置100が実行する処理の流れについて説明する。なお、図19は、第2実施形態に係る端末装置の動作について説明するためのフロー図である。また、図20は、第2実施形態に係る局所特徴量の計算処理について説明するためのフロー図である。
ここで、図20を参照しながら、S104の処理について、さらに説明する。
(S111)局所特徴量計算部104は、図6に示すように、大域特徴点Wfの周辺に予め設定したサイズの矩形領域(局所領域Af)を設定する。局所領域Afのサイズは、例えば、局所特徴点を設定した矩形領域と同じサイズ(例えば、32画素×32画素)に設定される。また、局所領域Afの中心が大域特徴点Wfに一致するように局所領域Afが設定されてもよい。
(S115)局所特徴量計算部104は、全ての点ペアLk(k=1、2、…)についてビット値を設定したか否かを判定する。全ての点ペアLk(k=1、2、…)についてビット値が設定されている場合、処理はS116へと進む。一方、全ての点ペアLk(k=1、2、…)についてビット値が設定されていない場合、処理はS112へと進む。
(サーバ装置の動作)
次に、図21〜図24を参照しながら、サーバ装置200が実行する処理の流れについて説明する。
(S203)範囲設定部241は、探索範囲を設定する。例えば、範囲設定部241は、画像特徴量管理テーブルを参照し、参照画像Prの一部に含まれる優先特徴点を抽出する。次いで、範囲設定部241は、抽出した優先特徴点と類似する入力画像Pinの大域特徴点Wfを検出する。次いで、範囲設定部241は、検出した大域特徴点Wfと類似する優先特徴点をもとに統計手法を用いて入力画像Pinにおける参照画像Prの中心位置を特定(推定)する。そして、範囲設定部241は、特定した参照画像Prの中心位置を基準に探索範囲を設定する。
ここで、図22を参照しながら、S203の処理について、さらに説明する。
(S211)範囲設定部241は、画像特徴量管理テーブルを参照し、参照画像Prの一部に含まれる優先特徴点を1つ選択する。なお、優先特徴点は、最小距離が大きい順に選択された所定数の大域特徴点Wrlである。
ここで、図23を参照しながら、S204の処理について、さらに説明する。
(S221)位置探索部242は、画像特徴量管理テーブルを参照し、参照画像Prに含まれる大域特徴点Wrlを1つ選択する。このとき、位置探索部242は、図22の処理で範囲設定部241により選択された優先特徴点以外の大域特徴点Wrlを選択してもよい。
(S229)位置探索部242は、最大投票数に対応する領域と中心位置が一致するように参照画像Prが存在すると判定し、その中心位置を参照画像Prの存在位置として出力する。S229の処理が完了すると、図23に示した一連の処理は終了する。
ここで、図24を参照しながら、優先特徴点の設定に係る処理の流れについて説明する。なお、図24に示す処理は、記憶部201に参照画像Prが追加されたタイミングや、画像特徴量管理テーブルが更新されたタイミングなどで実行される。
(S232)優先特徴点抽出部202は、S231で選択した参照画像Prから2つの大域特徴点Wrl(大域特徴点Wrlのペア)を選択する。
(S236)優先特徴点抽出部202は、S235で抽出した最小距離を画像特徴量管理テーブルに記録する。
[2−6.変形例#1(最小距離の閾値判定に基づく優先特徴点の設定)]
これまで、優先特徴点抽出部202は、画像特徴量管理テーブルに含まれる上位m個のレコードに対応する参照画像Prの大域特徴点Wrlを優先特徴点としていた。ここでは、第2実施形態の一変形例(変形例#1)として、画像特徴量管理テーブルに含まれるレコードの中で最小距離が閾値より大きいレコードに対応する参照画像Prの大域特徴点Wrlを優先特徴点とする方法を提案する。なお、閾値は予め設定される。
[2−7.変形例#2(単独システム)]
次に、図25を参照しながら、第2実施形態の一変形例(以下、変形例#2)に係る情報処理装置の機能について説明する。なお、図25は、第2実施形態の一変形例に係る情報処理装置の機能について説明するためのブロック図である。また、図25に例示した情報処理装置300は、変形例#2に係る情報処理装置の一例である。また、情報処理装置300の機能は、図3に示した端末装置100のハードウェアと同じハードウェア資源を利用して実現可能である。
記憶部301は、局所特徴点情報301a、及び参照画像情報301bを記憶している。また、記憶部301は、ランドマークの認識に用いる参照画像Prを記憶している。なお、局所特徴点情報301aは、上述した局所特徴点情報101aに対応する。また、参照画像情報301bは、上述した参照画像情報201bに対応する。
画像取得部303は、ランドマークの認識対象となる画像(入力画像Pin)を取得する。例えば、画像取得部303は、情報処理装置300のカメラ機能又は情報処理装置300に接続されたカメラを用いて入力画像Pinを取得する。但し、画像取得部303は、ネットワークに接続された情報源又は情報処理装置300にセットされた可搬性記録媒体から入力画像Pinを取得してもよい。画像取得部303により取得された入力画像Pinは、記憶部301に格納される。
局所特徴量計算部305は、局所特徴点情報301aを利用して局所特徴量を計算する。まず、局所特徴量計算部305は、大域特徴点Wfの周辺に予め設定したサイズの矩形領域(局所領域Af)を設定する。局所領域Afのサイズは、例えば、局所特徴点を設定した矩形領域と同じサイズ(例えば、32画素×32画素など)に設定される。また、局所領域Afの中心が大域特徴点Wfに一致するように局所領域Afが設定されてもよい。
判定部306は、入力画像Pinの画像特徴量と、参照画像Prの画像特徴量(画像特徴量管理テーブルに記載された局所特徴量の集合)とを利用して、入力画像Pinの中に参照画像Prが存在するか否かを判定する。判定部306は、類似度計算機能及び投票機能を有する。また、判定部306は、範囲設定部361及び位置探索部362を含む。
範囲設定部361は、入力画像Pinの大域特徴点Wfに対応する局所領域Afと類似する参照画像Pr中の局所領域Arlを検出する。このとき、範囲設定部361は、参照画像Prの一部(例えば、1/4など)に含まれる優先特徴点に対応する局所領域Arlの中から、局所領域Afと類似する局所領域Arlを検出する。そして、範囲設定部361は、入力画像Pinの大域特徴点Wfに対応する参照画像Prの大域特徴点(対応特徴点)を決定する。
範囲設定部361は、抽出した全ての組み合わせについて、入力画像Pinの大域特徴点Wfと対応特徴点とが一致するように参照画像Prを入力画像Pinに重ねた場合の入力画像Pinにおける参照画像Prの中心位置(Xv,Yv)を計算する。次いで、範囲設定部361は、計算した参照画像Prの中心位置に基づく統計的手法により入力画像Pinにおける参照画像Prの存在範囲を推定する。但し、ここで推定する参照画像Prの存在範囲は、参照画像Prの存在を前提とするものではなく、参照画像Prが存在する可能性のある範囲を意味する。
(位置探索時の類似度計算について)
位置探索部362は、探索範囲内の大域特徴点Wfに対応する局所領域Afと類似する参照画像Pr中の局所領域Arlを検出する。このとき、位置探索部362は、参照画像Prに含まれる全ての大域特徴点Wrlについて、大域特徴点Wrlに対応する局所領域Arlと類似する探索範囲内の局所領域Afを検出する。
位置探索部362は、抽出した組み合わせに基づいて、探索範囲の大域特徴点Wfと参照画像Prの対応特徴点とが一致するように参照画像Prを入力画像Pinに重ねた場合の入力画像Pinにおける参照画像Prの中心位置(Xv,Yv)を計算する。次いで、位置探索部362は、計算した参照画像Prの中心位置に基づく統計的手法により探索範囲内に参照画像Prが存在するか否かを判定する。例えば、位置探索部362は、計算した参照画像Prの中心位置が投票マップのどの領域に位置するかを判定する。
判定部306は、入力画像Pinに対するランドマークの認識結果を出力する。認識結果の出力方法としては、例えば、認識したランドマークの画像表示、ランドマークに関する情報表示、ランドマークの所在値を示す地図表示、ランドマークに関連する他のランドマークの表示などが考えられる。
以上、第2実施形態について説明した。
以上、添付図面を参照しながら好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、様々な変形例や修正例に想到し得ることは明らかであり、こうした変形例や修正例についても当然に本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。
以上説明した実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1) 参照画像に設定された複数の特徴領域がそれぞれ有する特徴を記憶する記憶部と、
前記参照画像の一部に含まれる前記特徴領域の前記特徴に基づいて対象画像に含まれる前記参照画像の位置を特定し、特定した前記位置を基準に前記対象画像の全体よりも狭い探索範囲を設定し、設定した前記探索範囲を対象に前記参照画像の全体に含まれる前記特徴領域の前記特徴に基づいて前記参照画像の有無を判断する演算部と、
を有する、情報処理装置。
前記参照画像に含まれる前記特徴領域毎に当該参照画像に含まれる他の前記特徴領域との間で前記特徴の類似度を計算し、
前記複数の特徴領域のそれぞれについて前記特徴領域毎に計算した前記類似度の最大値が小さい順に、設定した数の前記特徴領域を抽出し、
抽出した前記特徴領域のうち前記参照画像の一部に含まれる前記特徴領域の前記特徴に基づいて前記対象画像に含まれる前記参照画像の位置を特定する
付記1に記載の情報処理装置。
前記参照画像に含まれる前記特徴領域毎に当該参照画像に含まれる他の前記特徴領域との間で前記特徴の類似度を計算し、
前記複数の特徴領域のそれぞれについて前記特徴領域毎に計算した前記類似度の最大値が、設定した閾値よりも小さい前記特徴領域を抽出し、
抽出した前記特徴領域のうち前記参照画像の一部に含まれる前記特徴領域の前記特徴に基づいて前記対象画像に含まれる前記参照画像の位置を特定する
付記1に記載の情報処理装置。
前記探索範囲を対象に前記参照画像の全体に含まれる全ての前記特徴領域の前記特徴に基づいて前記参照画像の有無を判断する
付記2又は3に記載の情報処理装置。
前記参照画像の一部に含まれる前記特徴領域の前記特徴に基づいて対象画像に含まれる前記参照画像の位置を特定し、特定した前記位置を基準に前記対象画像の全体よりも狭い探索範囲を設定し、設定した前記探索範囲を対象に前記参照画像の全体に含まれる前記特徴領域の前記特徴に基づいて前記参照画像の有無を判断する
画像探索方法。
前記参照画像の一部に含まれる前記特徴領域の前記特徴に基づいて対象画像に含まれる前記参照画像の位置を特定し、特定した前記位置を基準に前記対象画像の全体よりも狭い探索範囲を設定し、設定した前記探索範囲を対象に前記参照画像の全体に含まれる前記特徴領域の前記特徴に基づいて前記参照画像の有無を判断する
処理を実行させる、プログラム。
前記参照画像に含まれる前記特徴領域毎に当該参照画像に含まれる他の前記特徴領域との間で前記特徴の類似度を計算し、前記複数の特徴領域のそれぞれについて前記特徴領域毎に計算した前記類似度の最大値が小さい順に、設定した数の前記特徴領域を前記記憶部に記憶させる演算部と、
を有する、情報処理装置。
前記参照画像に含まれる前記特徴領域毎に当該参照画像に含まれる他の前記特徴領域との間で前記特徴の類似度を計算し、前記複数の特徴領域のそれぞれについて前記特徴領域毎に計算した前記類似度の最大値が小さい順に、設定した数の前記特徴領域を前記記憶部に記憶させる
情報処理方法。
前記参照画像に含まれる前記特徴領域毎に当該参照画像に含まれる他の前記特徴領域との間で前記特徴の類似度を計算し、前記複数の特徴領域のそれぞれについて前記特徴領域毎に計算した前記類似度の最大値が小さい順に、設定した数の前記特徴領域を前記記憶部に記憶させる
処理を実行させる、プログラム。
(付記11) 付記9に記載のプログラムが記録された、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体。
前記参照画像に含まれる前記特徴領域毎に当該参照画像に含まれる他の前記特徴領域との間で前記特徴の類似度を計算し、
前記複数の特徴領域のそれぞれについて前記特徴領域毎に計算した前記類似度の最大値が小さい順に、設定した数の前記特徴領域を抽出し、
抽出した前記特徴領域のうち前記参照画像の一部に含まれる前記特徴領域の前記特徴に基づいて前記対象画像に含まれる前記参照画像の位置を特定する処理を含む、
付記5に記載の画像探索方法。
前記参照画像に含まれる前記特徴領域毎に当該参照画像に含まれる他の前記特徴領域との間で前記特徴の類似度を計算し、
前記複数の特徴領域のそれぞれについて前記特徴領域毎に計算した前記類似度の最大値が、設定した閾値よりも小さい前記特徴領域を抽出し、
抽出した前記特徴領域のうち前記参照画像の一部に含まれる前記特徴領域の前記特徴に基づいて前記対象画像に含まれる前記参照画像の位置を特定する処理を含む、
付記5に記載の画像探索方法。
前記探索範囲を対象に前記参照画像の全体に含まれる全ての前記特徴領域の前記特徴に基づいて前記参照画像の有無を判断する処理を含む、
付記12又は13に記載の画像探索方法。
前記参照画像に含まれる前記特徴領域毎に当該参照画像に含まれる他の前記特徴領域との間で前記特徴の類似度を計算し、前記複数の特徴領域のそれぞれについて前記特徴領域毎に計算した前記類似度の最大値が、設定した閾値よりも小さい前記特徴領域を前記記憶部に記憶させる演算部と、
を有する、情報処理装置。
前記参照画像に含まれる前記特徴領域毎に当該参照画像に含まれる他の前記特徴領域との間で前記特徴の類似度を計算し、前記複数の特徴領域のそれぞれについて前記特徴領域毎に計算した前記類似度の最大値が、設定した閾値よりも小さい前記特徴領域を前記記憶部に記憶させる
情報処理方法。
前記参照画像に含まれる前記特徴領域毎に当該参照画像に含まれる他の前記特徴領域との間で前記特徴の類似度を計算し、前記複数の特徴領域のそれぞれについて前記特徴領域毎に計算した前記類似度の最大値が、設定した閾値よりも小さい前記特徴領域を前記記憶部に記憶させる
処理を実行させる、プログラム。
11 記憶部
12 演算部
Pr 参照画像
Po 対象画像
A1、…、AN 特徴領域
As 探索範囲
Claims (6)
- 参照画像に設定された複数の特徴領域がそれぞれ有する特徴を記憶する記憶部と、
前記参照画像の一部に含まれる前記特徴領域の前記特徴に基づいて対象画像に含まれる前記参照画像の位置を特定し、特定した前記位置を基準に前記対象画像の全体よりも狭い探索範囲を設定し、設定した前記探索範囲を対象に前記参照画像の全体に含まれる前記特徴領域の前記特徴に基づいて前記参照画像の有無を判断する演算部と、
を有する、情報処理装置。 - 前記演算部は、
前記参照画像に含まれる前記特徴領域毎に当該参照画像に含まれる他の前記特徴領域との間で前記特徴の類似度を計算し、
前記複数の特徴領域のそれぞれについて前記特徴領域毎に計算した前記類似度の最大値が小さい順に、設定した数の前記特徴領域を抽出し、
抽出した前記特徴領域のうち前記参照画像の一部に含まれる前記特徴領域の前記特徴に基づいて前記対象画像に含まれる前記参照画像の位置を特定する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記演算部は、
前記探索範囲を対象に前記参照画像の全体に含まれる全ての前記特徴領域の前記特徴に基づいて前記参照画像の有無を判断する
請求項2に記載の情報処理装置。 - 参照画像に設定された複数の特徴領域がそれぞれ有する特徴を記憶する記憶部から、前記特徴を取得可能なコンピュータが、
前記参照画像の一部に含まれる前記特徴領域の前記特徴に基づいて対象画像に含まれる前記参照画像の位置を特定し、特定した前記位置を基準に前記対象画像の全体よりも狭い探索範囲を設定し、設定した前記探索範囲を対象に前記参照画像の全体に含まれる前記特徴領域の前記特徴に基づいて前記参照画像の有無を判断する
画像探索方法。 - 参照画像に設定された複数の特徴領域がそれぞれ有する特徴を記憶する記憶部から、前記特徴を取得可能なコンピュータに、
前記参照画像の一部に含まれる前記特徴領域の前記特徴に基づいて対象画像に含まれる前記参照画像の位置を特定し、特定した前記位置を基準に前記対象画像の全体よりも狭い探索範囲を設定し、設定した前記探索範囲を対象に前記参照画像の全体に含まれる前記特徴領域の前記特徴に基づいて前記参照画像の有無を判断する
処理を実行させる、プログラム。 - 参照画像に設定された複数の特徴領域がそれぞれ有する特徴を記憶する記憶部と、
前記参照画像に含まれる前記特徴領域毎に当該参照画像に含まれる他の前記特徴領域との間で前記特徴の類似度を計算し、前記複数の特徴領域のそれぞれについて前記特徴領域毎に計算した前記類似度の最大値が小さい順に、設定した数の前記特徴領域を前記記憶部に記憶させる演算部と、
を有する、情報処理装置。
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JP2013263159A JP6244887B2 (ja) | 2013-12-20 | 2013-12-20 | 情報処理装置、画像探索方法、及びプログラム |
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