JP6347155B2 - 画像処理装置、画像判断方法、及びプログラム - Google Patents
画像処理装置、画像判断方法、及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6347155B2 JP6347155B2 JP2014107718A JP2014107718A JP6347155B2 JP 6347155 B2 JP6347155 B2 JP 6347155B2 JP 2014107718 A JP2014107718 A JP 2014107718A JP 2014107718 A JP2014107718 A JP 2014107718A JP 6347155 B2 JP6347155 B2 JP 6347155B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feature
- image
- reference image
- region
- feature amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Description
図1を参照しながら、第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る画像処理装置の一例を示した図である。なお、図1に示した画像処理装置10は、第1実施形態に係る情報処理装置の一例である。
なお、記憶部11は、RAM(Random Access Memory)などの揮発性記憶装置、或いは、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置である。演算部12は、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)などのプロセッサである。但し、演算部12は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの電子回路であってもよい。演算部12は、例えば、記憶部11又は他のメモリに記憶されたプログラムを実行する。
図1の例では、対象画像P2に含まれる特徴領域として特徴領域B1、B2が示されている。特徴領域B1、B2には、それぞれ特徴量の計算に用いる画素のペアが設定されている。図1の例では、画素のペア(xB1,yB1)が特徴領域B1に設定され、画素のペア(xB2,yB2)が特徴領域B2に設定されている。
<2.第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。
図2を参照しながら、第2実施形態に係るシステムについて説明する。図2は、第2実施形態に係るシステムの一例を示した図である。
まず、端末装置100が、ランドマークの認識対象とする入力画像に対して複数の特徴点を設定する。なお、特徴点の位置は予め設定されているものとする。特徴点の配置方法としては、例えば、予め決められた間隔で等間隔に配置する方法や、ランダムに決められた不規則な配置パターンで配置する方法などがある。但し、サーバ装置200において参照画像に設定される特徴点と同じ配置方法で入力画像に特徴点が設定される。
[2−2.ハードウェア]
図3を参照しながら、端末装置100が有する機能を実現することが可能なハードウェアについて説明する。図3は、第2実施形態に係る端末装置が有する機能を実現可能なハードウェアの一例を示した図である。
次に、図4〜図7を参照しながら、端末装置100の機能について説明する。
図4は、第2実施形態に係る端末装置が有する機能の一例を示したブロック図である。また、図5は、第2実施形態に係る画素ペア情報の一例を示した図である。また、図6は、第2実施形態に係る入力画像の特徴点と特徴領域について説明するための図である。また、図7は、第2実施形態に係る特徴量の計算について説明するための図である。
なお、記憶部101の機能は、上述したRAM906や記憶部920などを用いて実現できる。画像取得部102、特徴点設定部103、及び特徴量計算部104の機能は、上述したCPU902などを用いて実現できる。送信部105の機能は、上述した接続ポート924や通信部926などを用いて実現できる。
記憶部101には、画素ペア情報101aが格納される。画素ペア情報101aは、画像の特徴点毎に設定される特徴領域の特徴量を計算する際に用いる画素のペア(以下、画素ペア)を表す情報である。例えば、画素ペア情報101aには、画素ペアを成す2つの画素の位置を示す位置情報が含まれる。なお、特徴領域は、例えば、特徴点を中心とする矩形領域であり、32画素×32画素や48画素×48画素などのサイズに設定される。
再び図4を参照する。画像取得部102は、ランドマークの認識対象となる画像(以下、入力画像Pin)を取得する。例えば、画像取得部102は、外部の記憶装置(非図示)又は端末装置100に接続されたカメラ(非図示)から入力画像Pinを取得する。また、画像取得部102は、端末装置100が有するカメラ機能を利用して入力画像Pinを取得してもよい。このようにして画像取得部102により取得された入力画像Pinは、記憶部101に格納される。
再び図4を参照する。特徴量計算部104は、画素ペア情報101aを参照し、特徴点設定部103により設定された特徴領域Ainの特徴量を計算する。
再び図4を参照する。上記のようにして入力画像Pinについて特徴量計算部104により計算された局所特徴量及び絶対値特徴量は、送信部105に入力される。送信部105は、特徴量計算部104から入力された局所特徴量及び絶対値特徴量をサーバ装置200へ送信する。このとき、入力画像Pinがサーバ装置200へと送信されないため、入力画像Pinに含まれるユーザの個人的な情報がネットワークNWを介して外部へと漏洩するリスクを抑制することが可能になる。
[2−4.サーバ装置の機能]
次に、図8〜図16を参照しながら、サーバ装置200の機能について説明する。
なお、記憶部201の機能は、上述したRAM906や記憶部920などを用いて実現できる。受信部202の機能は、上述した接続ポート924や通信部926などを用いて実現できる。距離計算部203、投票処理部204、及び判定部205の機能は、上述したCPU902などを用いて実現できる。
記憶部201には、ランドマークを撮影した画像(参照画像Pr)、画素ペア情報201a、及び参照画像情報201bが格納される。画素ペア情報201aは、端末装置100の記憶部101に格納されている画素ペア情報101aと同じ画素ペアに関する情報である。参照画像情報201bは、参照画像Prに関連する情報である。
再び図8を参照する。受信部202は、端末装置100から入力画像Pinの局所特徴量及び絶対値特徴量を受信する。受信部202により受信された入力画像Pinの局所特徴量及び絶対値特徴量は、距離計算部203に入力される。距離計算部203は、局所特徴量及び絶対値特徴量に基づき、入力画像Pinの各特徴領域Ainと、参照画像Prの各特徴領域Arとの距離(特徴の相違度)を計算する。なお、距離計算部203は、参照画像管理テーブルに含まれる各参照画像Prについて距離を計算する。
…(1)
上記の式(1)で表現した演算のうち、(AFin AND AFr)の部分は、絶対値特徴量AFin、AFrの各ビット値について、互いに対応するビット値がいずれも1である場合に1、少なくとも1つのビット値が0である場合に0となる演算である。絶対値特徴量のビット値が1の場合とは、輝度差の絶対値が第1閾値より大きい場合であり、撮影状況の違いによる影響を受けにくい場合に相当する。つまり、この部分は、撮影状況の違いによる影響を受けにくい画素ペアの組と、撮影状況の違いによる影響を受けやすい画素ペアを含む組とを仕分けるマスクパターンを生成する演算に相当する。
図14に示すように、距離計算部203は、局所特徴量LFin、LFrのXOR演算を実行する(S1)。
S2の演算により、絶対値特徴量のビット値が特徴領域Ain、Arの両方で1となる画素ペアを抽出するマスクパターンが得られる。なお、S1、S2の演算順序は入れ替え可能である。
S3の演算により、S2の演算で得たマスクパターンに従って局所特徴量から得たビット毎の距離がマスクされる。
投票処理部204は、参照画像Prの特徴領域Arと、入力画像Pinの各特徴領域Ainとの組について計算された距離Dに基づき、類似度が最も高い(距離Dが最も小さくなる)特徴領域Ar、Ainの組を抽出する。つまり、投票処理部204は、参照画像Prの各特徴領域Arについて、類似度が最も高い特徴領域Ain、Arの組に対応する特徴点の組を抽出する(対応点探索)。
入力画像Pinの中に存在すると判定した場合、判定部205は、対応する参照画像Prの参照画像管理テーブルを記憶部201から読み出し、参照画像Prに含まれるランドマークの情報を端末装置100に送信する。端末装置100に送信されるランドマークの情報としては、例えば、入力画像Pinに含まれると判定されたランドマークの名称や位置、或いは、参照画像管理テーブルのIDなどがある。
[2−5.処理の流れ]
次に、図17〜図24を参照しながら、端末装置100及びサーバ装置200が実行する処理の流れについて説明する。
まず、図17及び図18を参照しながら、端末装置100の動作に係る処理の流れについて説明する。
図17に示すように、画像取得部102は、入力画像Pinを取得する(S101)。例えば、画像取得部102は、外部の記憶装置(非図示)又は端末装置100に接続されたカメラ(非図示)から入力画像Pinを取得する。また、画像取得部102は、端末装置100が有するカメラ機能を利用して入力画像Pinを取得してもよい。
S102において、例えば、特徴点設定部103は、図6に示すように、等間隔に配置された複数の特徴点を抽出する方法(Dense Sampling)を用いて入力画像Pinに特徴点を設定する。但し、特徴点の設定にはFASTなどの方法も適用できる。
次いで、特徴量計算部104は、S103で選択した特徴点に対応する特徴領域Ainについて特徴量(絶対値特徴量AFin、局所特徴量LFin)を計算する(S104)。
また、S104において、特徴量計算部104は、画素ペア毎に抽出した2つの輝度の差分を求めることで、各画素ペアの輝度差を計算する。さらに、特徴量計算部104は、計算した輝度差の符号(正負)を表すビット値を並べたビット列(局所特徴量LFin)を生成する。
S106の処理が完了すると、図17に示した一連の処理は終了する。
図18に示すように、特徴量計算部104は、S103で選択した特徴点周辺の特徴領域Ainに複数の画素ペアを設定する(S111)。
次いで、特徴量計算部104は、S111で設定された画素ペアのうち1つの画素ペアを選択する(S112)。
S113において、例えば、特徴量計算部104は、画素ペアについて2つの輝度の差分を求めることで、画素ペアの輝度差を計算する。なお、輝度差を計算する際、画素ペアを成す2つの画素のうち、どちらの画素の輝度から、他方の画素の輝度を減算するかも予め設定されている。
S115において、例えば、特徴量計算部104は、計算した絶対値が第1閾値以上であるか否かを判定し、「絶対値≧第1閾値」の場合にビット値「1」、「絶対値<第1閾値」の場合にビット値0を設定する。
(2−5−2.サーバ装置の動作)
次に、図19及び図20を参照しながら、サーバ装置200の動作に係る処理の流れについて説明する。
次いで、距離計算部203、投票処理部204、及び判定部205は、S202で選択した参照画像Prの探索を実行する(S203)。
一方、処理がS207へと進んだ場合、判定部205は、参照画像Prの検出失敗を示すエラー情報を端末装置100へ送信する(S207)。
ここで、図20を参照しながら、S203の処理について、さらに説明する。
図20に示すように、距離計算部203は、参照画像Prの特徴点を1つ選択する(S221)。次いで、距離計算部203は、S221で選択した特徴点と、入力画像Pinの各特徴点との距離(特徴領域Arと各特徴領域Ainとの距離D)を計算する(S222)。
次いで、投票処理部204は、参照画像Prの特徴点を全て選択し終えたか否かを判定する(S225)。参照画像Prの特徴点を全て選択し終えた場合、処理はS226へと進む。一方、参照画像Prの特徴点を全て選択し終えていない場合、処理はS221へと進む。
次いで、判定部205は、S226で抽出した最大値が第2閾値より大きいか否かを判定する(S227)。最大値が第2閾値より大きい場合、処理はS229へと進む。一方、最大値が第2閾値より大きくない場合、処理はS228へと進む。
一方、処理がS229へと進んだ場合、判定部205は、入力画像Pin中に参照画像Prが存在すると判定する(S229)。
以上、サーバ装置200の動作に係る処理の流れについて説明した。
[2−6.変形例#1:参照画像の絶対値特徴量でマスクする方法]
次に、図21及び図22を参照しながら、第2実施形態の一変形例(変形例#1)について説明する。
変形例#1においては、図21に示すように、特徴領域Arの絶対値特徴量AFrが参照され、絶対値特徴量AFrのビット値が0の場合、局所特徴量LFin、LFrの値にかかわらず、ビットの距離(ビット列HVのビット値)が0に設定される。図21の例では、ハッチングが施された部分のビット値は距離の計算時に考慮されない。また、距離計算部203が実行する論理演算は、変形例#1の場合、上記の(1)ではなく下記の式(4)のようになる。また、下記の式(4)により得られるビット列HVの長さ(ビット値1の数)が距離Dとなる。
…(4)
上記の式(4)に示した論理演算の論理を整理すると、図22のようになる。
S1の演算により、局所特徴量LFin、LFr間でビット毎の距離が計算される。S1の演算後に、距離計算部203は、S1の演算により得たビット列と、絶対値特徴量AFrとのAND演算を実行する(S2)。
距離計算部203は、S2の演算により得たビット列(ビット列HV)のうち、ビット値が1のビットの数をカウントする(S3)。
変形例#1を適用すると、入力画像Pinの特徴領域Ainについて絶対値特徴量AFinを計算する処理、及び絶対値特徴量AFinを端末装置100からサーバ装置200へと送信する処理を省略することができる。そのため、変形例#1によれば、演算処理及び通信処理にかかる負荷を低減することが可能になる。
[2−7.変形例#2:絶対値特徴量の距離を利用する方法]
次に、図23及び図24を参照しながら、第2実施形態の一変形例(変形例#2)について説明する。なお、図23は、第2実施形態の一変形例(変形例#2)に係る距離計算について説明するための図である。また、図24は、第2実施形態の一変形例(変形例#2)に係る距離計算に用いる論理について説明するための図である。
…(5)
上記の式(5)に示した論理演算の論理を整理すると、図24のようになる。
[2−8.変形例#3:輝度差が大きい上位N個の画素ペアを利用する方法]
次に、図25を参照しながら、第2実施形態の一変形例(変形例#3)について説明する。なお、図25は、第2実施形態の一変形例(変形例#3)に係る端末装置の動作のうち、特徴量の計算に関する動作について説明するためのフロー図である。
図25に示すように、特徴量計算部104は、S103で選択した特徴点周辺の特徴領域Ainに複数の画素ペアを設定する(S301)。次いで、特徴量計算部104は、S301で設定された画素ペアのうち1つの画素ペアを選択する(S302)。
[2−9.変形例#4:1つの装置で実現する方法]
次に、図26を参照しながら、第2実施形態の一変形例(変形例#4)について説明する。図26は、第2実施形態の一変形例(変形例#4)に係る画像処理装置の機能について説明するための図である。なお、図26に例示した画像処理装置300は、変形例#4に係る画像処理装置の一例である。また、画像処理装置300の機能は、図3に示した端末装置100のハードウェアと同じハードウェア資源を利用して実現可能である。
以上説明したように、第2実施形態及びその変形例によれば、撮影状況や対象物の種類などにより輝度差が安定しない画像領域を含む場合でも、入力画像Pinの中に含まれる参照画像Prの認識を精度良く行うことが可能になる。また、局所特徴量の抽出にかかる処理負担が小さく、小型の端末装置を利用したシステムの実現が可能である。さらに、入力画像PinそのものがネットワークNW上に流れないため、個人情報が漏洩するリスクが抑制される。
ところで、上記説明においてはランドマークの認識機能を例に説明を進めてきたが、例えば、画像の類否判定を伴う任意のアプリケーションプログラムなどに応用することもできる。また、サーバ装置200で顔認識を行うアプリケーションプログラムやAR(Augmented Reality)を利用したアプリケーションプログラムなどにも応用できる。こうした応用例についても当然に第2実施形態の技術的範囲に属する。
以上説明した実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1) 画素のペアが複数設定された特徴領域を複数有する参照画像と、前記画素のペアについて計算された画素間の輝度差に基づく特徴量とを記憶する記憶部と、
対象画像が有する複数の特徴領域に設定した画素のペアについて、画素間の輝度差に基づく特徴量を計算し、前記対象画像の特徴領域に関する特徴量と、前記参照画像の特徴領域に関する特徴量とを用いて、前記対象画像の中に前記参照画像に類似する領域が含まれるか否かを判断する演算部と、
を有し、
前記演算部は、前記特徴量のうち前記輝度差の大きさについて設定された条件を満たす特徴量を判断に用いる
画像処理装置。
付記1に記載の画像処理装置。
付記1に記載の画像処理装置。
前記対象画像の特徴領域に関する特徴量と前記参照画像の特徴領域に関する特徴量とを比較し、一致する特徴量の数に応じて当該2つの特徴領域の類否を判定する際に、
比較した2つの特徴量について輝度差の大きさがいずれも前記条件を満たさない場合には当該2つの特徴量が一致すると決定し、比較した2つの特徴量について輝度差の大きさが一方だけ前記条件を満たさない場合には当該2つの特徴量が一致しないと決定して、決定の結果を判定に用いる
付記2に記載の画像処理装置。
付記1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
(付記6) 前記条件は、1つの特徴領域に関する複数の特徴量のうち輝度差の大きさが大きい順に設定された数だけ抽出された特徴量であることである
付記1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
対象画像が有する複数の特徴領域に設定した画素のペアについて、画素間の輝度差に基づく特徴量を計算し、前記対象画像の特徴領域に関する特徴量と、前記参照画像の特徴領域に関する特徴量とを用いて、前記対象画像の中に前記参照画像に類似する領域が含まれるか否かを判断する処理を実行し、当該処理の実行時に、前記特徴量のうち前記輝度差の大きさについて設定された条件を満たす特徴量を判断に用いる
画像判断方法。
対象画像が有する複数の特徴領域に設定した画素のペアについて、画素間の輝度差に基づく特徴量を計算し、前記対象画像の特徴領域に関する特徴量と、前記参照画像の特徴領域に関する特徴量とを用いて、前記対象画像の中に前記参照画像に類似する領域が含まれるか否かを判断する処理を実行させ、当該処理の実行時に、前記特徴量のうち前記輝度差の大きさについて設定された条件を満たす特徴量を判断に用いるように制御する
処理を実行させる、プログラム。
付記7に記載の画像判断方法。
付記7に記載の画像判断方法。
前記対象画像の特徴領域に関する特徴量と前記参照画像の特徴領域に関する特徴量とを比較し、一致する特徴量の数に応じて当該2つの特徴領域の類否を判定する際に、
比較した2つの特徴量について輝度差の大きさがいずれも前記条件を満たさない場合には当該2つの特徴量が一致すると決定し、比較した2つの特徴量について輝度差の大きさが一方だけ前記条件を満たさない場合には当該2つの特徴量が一致しないと決定して、決定の結果を判定に用いる
付記9に記載の画像判断方法。
付記7、9〜11に記載の画像判断方法。
(付記13) 前記条件は、1つの特徴領域に関する複数の特徴量のうち輝度差の大きさが大きい順に設定された数だけ抽出された特徴量であることである
付記7、9〜11に記載の画像判断方法。
付記1に記載の画像処理装置。
前記対象画像が有する特徴領域に設定された複数の画素のペアについて、計算された画素間の輝度差に基づく特徴量を表すビット値を並べたビット列をQX2、当該輝度差の大きさが前記条件を満たすか否かを表すビット値を並べたビット列をQY2と表現し、
論理積をAND、排他的論理和をXORと表現した場合に、
前記演算部は、ビット列{(QY1 AND QY2)AND(QX1 XOR QX2)}に含まれる所定のビット値の数に基づいて特徴領域間の類否を判定する
付記2に記載の画像処理装置。
前記対象画像が有する特徴領域に設定された複数の画素のペアについて、計算された画素間の輝度差に基づく特徴量を表すビット値を並べたビット列をQX2と表現し、
論理積をAND、排他的論理和をXORと表現した場合に、
前記演算部は、ビット列{QY1 AND(QX1 XOR QX2)}に含まれる所定のビット値の数に基づいて特徴領域間の類否を判定する
付記3に記載の画像処理装置。
前記対象画像が有する特徴領域に設定された複数の画素のペアについて、計算された画素間の輝度差に基づく特徴量を表すビット値を並べたビット列をQX2、当該輝度差の大きさが前記条件を満たすか否かを表すビット値を並べたビット列をQY2と表現し、
論理積をAND、論理和をOR、排他的論理和をXORと表現した場合に、
前記演算部は、ビット列{(QY1 XOR QY2)OR((QY1 AND QY2) AND (QX1 XOR QX2))}に含まれる所定のビット値の数に基づいて特徴領域間の類否を判定する
付記4に記載の画像処理装置。
11 記憶部
12 演算部
A1、A2、B1、B2 特徴領域
xA1、xA2、xB1、xB2、yA1、yA2、yB1、yB2 画素
dA1、dA2、dB1、dB2 輝度差
Th 閾値
P1 参照画像
P2 対象画像
Claims (5)
- 画素のペアが複数設定された特徴領域を複数有する参照画像と、設定された画素のペアについて計算された画素間の輝度差に基づく特徴量とを記憶する記憶部と、
対象画像が有する複数の特徴領域に設定した画素のペアについて、画素間の輝度差に基づく特徴量を計算し、前記対象画像の特徴領域に関する特徴量と、前記参照画像の特徴領域に関する特徴量とを用いて、前記対象画像の中に前記参照画像に類似する領域が含まれるか否かを判断する演算部と、
を有し、
前記演算部は、前記対象画像の特徴領域に関する特徴量のうち輝度差の大きさが所定の条件を満たす特徴量と、前記参照画像の特徴領域に関する特徴量のうち輝度差の大きさが前記条件を満たす特徴量とを判断に用い、
前記対象画像の特徴領域に関する特徴量と前記参照画像の特徴領域に関する特徴量とを比較し、一致する特徴量の数に応じて当該2つの特徴領域の類否を判定する際に、比較した2つの特徴量について輝度差の大きさがいずれも前記条件を満たさない場合には当該2つの特徴量が一致すると決定し、比較した2つの特徴量について輝度差の大きさが一方だけ前記条件を満たさない場合には当該2つの特徴量が一致しないと決定して、決定の結果を判定に用いる、
画像処理装置。 - 前記条件は、輝度差の大きさが、設定された閾値より大きいことである
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記条件は、1つの特徴領域に関する複数の特徴量のうち輝度差の大きさが大きい順に設定された数だけ抽出された特徴量であることである
請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 画素のペアが複数設定された特徴領域を複数有する参照画像と、設定された画素のペアについて計算された画素間の輝度差に基づく特徴量とを記憶する記憶部にアクセス可能なコンピュータが、
対象画像が有する複数の特徴領域に設定した画素のペアについて、画素間の輝度差に基づく特徴量を計算し、前記対象画像の特徴領域に関する特徴量と、前記参照画像の特徴領域に関する特徴量とを用いて、前記対象画像の中に前記参照画像に類似する領域が含まれるか否かを判断し、
前記判断では、
前記対象画像の特徴領域に関する特徴量のうち輝度差の大きさが所定の条件を満たす特徴量と、前記参照画像の特徴領域に関する特徴量のうち輝度差の大きさが前記条件を満たす特徴量とを判断に用い、
前記対象画像の特徴領域に関する特徴量と前記参照画像の特徴領域に関する特徴量とを比較し、一致する特徴量の数に応じて当該2つの特徴領域の類否を判定する際に、比較した2つの特徴量について輝度差の大きさがいずれも前記条件を満たさない場合には当該2つの特徴量が一致すると決定し、比較した2つの特徴量について輝度差の大きさが一方だけ前記条件を満たさない場合には当該2つの特徴量が一致しないと決定して、決定の結果を判定に用いる、
画像判断方法。 - 画素のペアが複数設定された特徴領域を複数有する参照画像と、設定された画素のペアについて計算された画素間の輝度差に基づく特徴量とを記憶する記憶部にアクセス可能なコンピュータに、
対象画像が有する複数の特徴領域に設定した画素のペアについて、画素間の輝度差に基づく特徴量を計算し、前記対象画像の特徴領域に関する特徴量と、前記参照画像の特徴領域に関する特徴量とを用いて、前記対象画像の中に前記参照画像に類似する領域が含まれるか否かを判断する
処理を実行させ、
前記判断では、
前記対象画像の特徴領域に関する特徴量のうち輝度差の大きさが所定の条件を満たす特徴量と、前記参照画像の特徴領域に関する特徴量のうち輝度差の大きさが前記条件を満たす特徴量とを判断に用い、
前記対象画像の特徴領域に関する特徴量と前記参照画像の特徴領域に関する特徴量とを比較し、一致する特徴量の数に応じて当該2つの特徴領域の類否を判定する際に、比較した2つの特徴量について輝度差の大きさがいずれも前記条件を満たさない場合には当該2つの特徴量が一致すると決定し、比較した2つの特徴量について輝度差の大きさが一方だけ前記条件を満たさない場合には当該2つの特徴量が一致しないと決定して、決定の結果を判定に用いる、
プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014107718A JP6347155B2 (ja) | 2014-05-26 | 2014-05-26 | 画像処理装置、画像判断方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014107718A JP6347155B2 (ja) | 2014-05-26 | 2014-05-26 | 画像処理装置、画像判断方法、及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015225353A JP2015225353A (ja) | 2015-12-14 |
JP6347155B2 true JP6347155B2 (ja) | 2018-06-27 |
Family
ID=54842081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014107718A Active JP6347155B2 (ja) | 2014-05-26 | 2014-05-26 | 画像処理装置、画像判断方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6347155B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017029784A1 (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 日本電気株式会社 | 画像位置合わせシステム、方法および記録媒体 |
JP6646216B2 (ja) * | 2016-03-10 | 2020-02-14 | 富士通株式会社 | 情報処理装置、類似データ検索方法、及び類似データ検索プログラム |
JP6770227B2 (ja) * | 2016-06-03 | 2020-10-14 | 富士通株式会社 | 画像処理装置、画像領域検出方法および画像領域検出プログラム |
JP6997369B2 (ja) * | 2017-02-28 | 2022-02-04 | 富士通株式会社 | プログラム、測距方法、及び測距装置 |
JP6926838B2 (ja) | 2017-08-31 | 2021-08-25 | 富士通株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
CN109829853B (zh) * | 2019-01-18 | 2022-12-23 | 电子科技大学 | 一种无人机航拍图像拼接方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006284471A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Mitsubishi Electric Corp | パターン検査方法及びパターン検査装置並びにパターン検査用プログラム |
JP5344618B2 (ja) * | 2009-11-30 | 2013-11-20 | 住友電気工業株式会社 | 移動体追跡装置、追跡方法及びコンピュータプログラム |
JP5652227B2 (ja) * | 2011-01-25 | 2015-01-14 | ソニー株式会社 | 画像処理装置および方法、並びにプログラム |
-
2014
- 2014-05-26 JP JP2014107718A patent/JP6347155B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015225353A (ja) | 2015-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6347155B2 (ja) | 画像処理装置、画像判断方法、及びプログラム | |
CN109886997B (zh) | 基于目标检测的识别框确定方法、装置及终端设备 | |
JP6832504B2 (ja) | 物体追跡方法、物体追跡装置およびプログラム | |
WO2017000716A2 (zh) | 图片的管理方法、装置及终端设备 | |
CN109871845B (zh) | 证件图像提取方法及终端设备 | |
US20180114092A1 (en) | Devices, systems, and methods for anomaly detection | |
CN109919002B (zh) | 黄色禁停线识别方法、装置、计算机设备及存储介质 | |
US10528844B2 (en) | Method and apparatus for distance measurement | |
CN105051754A (zh) | 用于通过监控系统检测人的方法和装置 | |
US9471982B2 (en) | Information processing apparatus and information processing method for associating an image with related information | |
CN114279433B (zh) | 地图数据自动化生产方法、相关装置及计算机程序产品 | |
CN110689043A (zh) | 一种基于多重注意力机制的车辆细粒度识别方法及装置 | |
CN111178147B (zh) | 屏幕破碎分级方法、装置、设备及计算机可读存储介质 | |
US10373399B2 (en) | Photographing system for long-distance running event and operation method thereof | |
JP6465215B2 (ja) | 画像処理プログラムおよび画像処理装置 | |
US9087272B2 (en) | Optical match character classification | |
CN110795975B (zh) | 人脸误检优化方法及装置 | |
CN115049954B (zh) | 目标识别方法、装置、电子设备和介质 | |
Brejcha et al. | GeoPose3K: Mountain landscape dataset for camera pose estimation in outdoor environments | |
CN112492605A (zh) | 物联网移动基站的网络安全防护方法及系统 | |
JP6365117B2 (ja) | 情報処理装置、画像判定方法、及びプログラム | |
JP6244887B2 (ja) | 情報処理装置、画像探索方法、及びプログラム | |
JP6281207B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム | |
CN117197864A (zh) | 基于深度学习的证件照分类识别及免冠检测方法及系统 | |
JP2016045538A (ja) | 情報処理装置、画像判定方法、及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170206 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180123 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180323 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180501 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180514 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6347155 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |