JP2015117960A - 配管の寿命評価方法 - Google Patents

配管の寿命評価方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015117960A
JP2015117960A JP2013260147A JP2013260147A JP2015117960A JP 2015117960 A JP2015117960 A JP 2015117960A JP 2013260147 A JP2013260147 A JP 2013260147A JP 2013260147 A JP2013260147 A JP 2013260147A JP 2015117960 A JP2015117960 A JP 2015117960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
temperature
monitoring
pipes
life
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013260147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6220257B2 (ja
Inventor
真也 森岡
Shinya Morioka
真也 森岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2013260147A priority Critical patent/JP6220257B2/ja
Publication of JP2015117960A publication Critical patent/JP2015117960A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6220257B2 publication Critical patent/JP6220257B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

【課題】配管の種類によらない精度の高い寿命評価を提供するとともに、プラントの運転中に配管に対して信頼性の高いモニタリング評価を行う。【解決手段】化学プラントに設置された複数の配管2〜4を評価する配管の寿命評価方法は、配管2〜4に貼り付けた歪みゲージによりプラント運転中に配管2〜4の周方向の歪み量を測定し、歪み量をモニタリングする工程と、モニタリング結果と配管2〜4の膨出率及び寿命消費率の相関曲線とを照らし合わせて配管2〜4の第一の残寿命を推定する工程と、配管2〜4に取付けた温度センサにてプラント運転中に配管2〜4の温度を定期的に測定してモニタリングする工程と、配管2〜4の材料のクリープデータと配管2〜4のフープ応力と配管2〜4の温度とにより配管2〜4の第二の残寿命を推定する工程と、第一及び第二の残寿命を比較して、配管2〜4の残寿命を選定する工程と、を備えている。【選択図】 図2

Description

本発明は、配管の寿命評価方法に関し、特に、化学プラントで使用される配管のクリープ寿命評価システム及びそれを用いた評価方法に関する。
LNG(Liquefied Natural Gas:液化天然ガス)プラント、火力発電プラント等の化学プラントでは、高温高圧下で、改質器、ボイラ等の機器及びそれらの配管が多数用いられている。このような機器及び配管は、高温高圧下にて熱劣化によりクリープ変形して、損傷延いては破断に至る。このため、プラントの機器及び配管の寿命を評価する手法が種々開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−232719号公報
特許文献1に示す例には、前記配管のうちの主配管のベンド部に対してその運転前後の相対的な変形量の測定し、それらと曲げモーメントとの相関関係からクリープ損傷評価を行う方法が示されている。このような検出方法では、プラントを停止して、前記機器及び配管に対する定期的な点検を実施している。従来の定期点検は、図6に示すように、ガス温度等の運転データ、ノギスによる測定値等から、運転環境が厳しい場所を選定し、選定された箇所に対して詳細な調査を実施する。詳細な調査によりクリープ損傷が検出された場合、急遽配管に対する補修又は交換を実施検討している。この結果、プラント再起動時期が大幅に遅れることとなる。
前記機器及びその主配管は、それぞれ物性及び設置場所の異なる複数の配管を備えている。これらのうち、熱に対するクリープ変形及び速度が大きい配管は、クリープ損傷に至る可能性が高い。熱に対するクリープ変形及び速度が小さい配管であっても、高温高圧下の炉内にて、その外周面の形状が酸化等の腐食により変形してしまう。このような場合、クリープ変形による熱膨張と表面形状の変形による外径の縮小とが作用するため、精度の高い寿命評価を行うことが困難である。
プラントの長時間運転に亘っては、異常運転が発生し、例えばオーバーヒート等の異常加熱が生じる場合がある。このような場合、配管のクリープ変形が比較的短時間で進行し、これら配管がクリープ損傷し、延いては破断に至る虞がある。
前記課題を解決するために、本発明は、プラント運転中の物性の異なる配管に対して容易、高精度及び確実な寿命評価を実施して定期点検時の予期せぬ作業を未然に防ぐことにより、プラント再稼働の遅延を防止し、且つ、プラント運転中に信頼性の高いモニタリングを実施してプラント運転中に短時間で発生する配管の破断を防ぐことを目的とする。
前記目的に照らして、本発明は、化学プラントに設置されたショートピース、ピグテール又は触媒管からなる複数の配管を評価する配管の寿命評価方法であって、前記配管に貼り付けた歪みゲージによりプラント運転中に前記配管の周方向の歪み量を測定し、前記歪み量をモニタリングする工程と、前記モニタリング結果と配管の膨出率及び寿命消費率の相関曲線とを照らし合わせることにより、前記配管の第一の残寿命を推定する工程と、前記配管に取付けた温度センサによりプラント運転中に前記配管の温度を定期的に測定し、前記測定温度をモニタリングする工程と、前記配管の材料のクリープデータと前記配管のフープ応力と前記配管の温度とにより、前記配管の第二の残寿命を推定する工程と、前記第一の残寿命と前記第二の残寿命とを比較して、値が少ない残寿命を前記配管の残寿命として推定する工程と、を備えている。
本発明に係る配管の寿命評価方法によれば、プラント運転中に配管のクリープ変形をモニタリングしながら、容易且つ精度の高い寿命評価が実施される。よって、定期点検時の予期せぬ作業を未然に防止し、プラントの再稼働時期の遅延を防ぐことができる。
また、プラント運転中に評価機構の異なる2つの評価結果を比較することによりプラント運転中の配管に対して確実な寿命評価を定められる。よって、定期点検時の予期せぬ作業を未然に防止し、プラントの再稼働時期の遅延を防ぐことができる。
さらに、プラント運転中での短時間のクリープ変形を高い信頼性でモニタリングし、プラント運転中の配管の予期せぬ破断が未然に防がれる。よって、プラントを緊急に停止する事態を防ぐことができる。
さらにまた、一方のモニタリング手段に異常が発生したとしても、他方のモニタリング手段にて、運転中の配管のクリープ評価、異常運転の検知及び寿命評価が実施される。よって、プラントを緊急に停止する事態を防ぐことができる。
また、前記配管がショートピース又はピグテールである場合、前記歪み量をモニタリングする工程は、前記ショートピース又はピグテールの外周面に貼り付けた前記歪みゲージにより前記歪み量をモニタリングすることを含み、前記測定温度をモニタリングする工程は、接触式温度センサにより前記ショートピース又はピグテールのメタル温度を測定することを含み、前記配管の第二の残寿命を推定する工程は、前記測定したメタル温度からラーソンミラーパラメータを用いて等価平均温度を算出し、前記等価平均温度を前記配管の温度と推定することを含むことが好適である。
このような形態では、ショートピース又はピグテールの物性を考慮して、運転中にそのクリープ変形をモニタリングしながら、容易且つ精度の高い寿命評価が実施される。
また、ショートピース又はピグテールの物性を考慮して、プラント運転中に評価機構の異なる2つの評価結果を比較することにより、確実な寿命評価を定められる。
さらに、ショートピース又はピグテールの物性を考慮して、プラント運転中での短時間のクリープ変形を高い信頼性でモニタリングし、ショートピース又はピグテールの予期せぬ破断が未然に防がれる。
さらにまた、一方のモニタリング手段に異常が発生したとしても、ショートピース又はピグテールの物性を考慮して、他方のモニタリング手段にてクリープ評価、異常運転の検知及び寿命評価が実施される。
また、前記配管が触媒管である場合、前記配管の歪み量をモニタリングする工程は、前記触媒管の内面に張り付けた前記歪みゲージによりモニタリングすることを含み、前記測定温度をモニタリングする工程は、接触式温度センサにより前記触媒管出口のガス温度を測定することと、非接触式温度センサにより炉内の前記触媒管の表面温度を定期的に測定することとを含み、前記配管の第二の残寿命を推定する工程は、前記ガス温度及び表面温度から前記触媒管の実際のメタル温度を推定し、前記メタル温度を前記配管の温度とすることを含むことが好適である。
このような形態では、触媒管の物性を考慮して、運転中のそのクリープ変形をモニタリングしながら、容易且つ精度の高い寿命評価が実施される。
また、触媒管の物性を考慮して、プラント運転中に評価機構の異なる2つの評価結果を比較することにより、確実な寿命評価を定められる。
さらに、触媒管の物性を考慮して、プラント運転中での短時間のクリープ変形を高い信頼性でモニタリングし、触媒管の予期せぬ破断が未然に防がれる。
さらにまた、一方のモニタリング方法に異常が発生したとしても、触媒管の物性を考慮して、他方のモニタリング方法にてクリープ評価、異常運転の検知及び寿命評価が実施される。
以上のように、本発明に係る配管の寿命評価方法によれば、プラント運転中の物性の異なる配管に対して容易、高精度及び確実な寿命評価を実施可能として定期点検時の予期せぬ作業を未然に防ぎ、プラント再稼働の遅延を防止し、プラント運転中に信頼性の高いモニタリングを実施可能として、プラント運転中に短時間で発生する配管の破断を防ぐことができる。
本発明に係る配管の寿命評価方法を用いられる機器を模式的に例示する図である。 本発明に係る配管の寿命評価方法の第一実施の形態を説明するためのフロー図である。 本発明に係る配管の寿命評価方法の第一及び第二実施の形態を説明するための図であり、配管の膨出率と寿命消費率との相関関係を示すグラフである。 本発明に係る配管の寿命評価方法の第一及び第二実施の形態を説明するための図であり、LM(Larson−Miller:ラーソンミラー)曲線を示す模式的なグラフである。 本発明に係る配管の寿命評価方法の第二実施の形態を説明するためのフロー図である。 従来の定期点検時のクリープ損傷に係る点検内容を示すフロー図である。
図1は、本発明に係る配管の寿命評価方法を用いる機器として、LNGプラントに用いられる天然ガス改質器1を模式的に例示している。
図1に示すように、天然ガス改質器1は、ショートピース2、ピグテール3、触媒管4等のそれぞれ物性の異なる複数の反応管(改質配管)を備えている。触媒管4は、炉内に設置され、その内部に混合ガス(HO、CH)が導入されることにより、各種ガス(H、HO、CO、CO)を生成するよう構成されている。ショートピース2及びピグテール3は、炉外に設置され、前記各種ガスをホットコレクタ5へ流出するよう構成されている。なお、本発明に係る配管の寿命評価方法は、天然ガス改質器1に設けられた複数の、例えば500本から600本程度のショートピース2、ピグテール3又は触媒管4に適用できる。
ショートピース2及びピグテール3は、クリープ変形量が大きく、それらの内部に約900℃のガスが流通しているため、クリープ損傷が生じて噴破に至る可能性が高い。触媒管4は、1000℃程度まで達する炉内に配置されるため、鋳物等の手法により耐熱性を有するよう形成されているものの、高温高圧下において、その外周面の形状が酸化等の影響により経時的に変形してしまう。すなわち、触媒管4には、クリープ変形による膨張と表面形状の変形による外径の縮小とが作用している。
[第一実施の形態]
以下、本発明に係る配管の寿命評価方法の第一実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は、本実施の形態を説明するためのフロー図である。図2に示すように、本実施形態では、ショートピース2の歪み測定に基づくクリープ損傷モニタリングとショートピース2の材料温度測定に基づくクリープ損傷モニタリングとを並行して実施する。
まず、少なくとも一つの歪みゲージを、ショートピース2の外周面に外周方向へ向けて貼り付ける(ステップS1)。プラント運転中に、前記貼り付けた歪みゲージによりショートピース2の外径の周方向の伸びを検出して、その外径の変位量、すなわち歪み量を経時的に求める。二つ以上の歪みゲージを用いる場合は、各々をショートピース2の軸方向にて所定の間隔を空けて貼り付けてもよい。歪みゲージは、ショートピース2と同程度の耐熱性、例えば、約900℃以上の耐熱性を有することが好ましい。
次いで、プラント運転中に歪みゲージで計測された歪み量を、図示しない表示部にてモニタリングする(ステップS2)。これにより、運転中のショートピース2のクリープ変形量を推定することができる。
このとき、前記測定した歪み量から算出したショートピース2の膨出率を、前記表示部にてモニタリングする。前記膨出率は、前記測定した歪み量から外径増加量を求め、前記外径増加量をショートピース2の直径増加量に換算し、設計時の図面直径又は初期直径からの変化量に基づいて算出することができる。図3は、配管の膨出率と寿命消費率との相関曲線を示している。前記膨出率と寿命消費率との相関曲線は、試験用配管(試験用のショートピース)に対する評価にて求めることができる。すなわち、前記相関曲線は、前記試験用配管に対する内圧クリープ試験中に試験を中断して外径値を測定し、これを繰り返すことにより求めることができる。なお、本ステップのモニタリングにてショートピース2に対する著しいクリープ変形又は損傷が検知された場合、緊急事態を回避するために、ショートピース2の補修、交換等の実施検討を開始してもよい。
次いで、ステップS2でのモニタリング結果と、前記膨張率と寿命消費率との相関曲線とを照らし合わせて、運転中でのショートピース2の寿命消費率を推定し、前記推定した寿命消費率からショートピース2の残寿命を算出する(ステップS3)。
次いで、ステップS3で算出したショートピース2の残寿命を、ショートピース2の第一の残寿命とする(ステップS4)。
一方、少なくとも一つの接触式温度センサを用いて、プラントの運転中に定期的にショートピース2のメタル温度を測定する(ステップS5)。前記温度測定は、例えば週1回の間隔で実施され、測定の際に前記接触式温度センサを使用して実施されてもよく、予め炉内に前記接触式温度センサを取付けて実施されてもよい。前記接触式温度センサとしては、熱電対、測温抵抗体、サーミスタ式温度計、バイメタル式温度計、水銀温度計等又はこれらを組み合わせたものを用いることができる。これらのうち、測定温度範囲の観点から熱電対を用いることが好ましく、測定精度の観点から測温抵抗体をさらに併用することがより好ましい。また、前記接触式温度センサは、ショートピース2と同程度の耐熱性、例えば、約900℃以上の耐熱性を有することが好ましい。
次いで、ステップS5で得られたメタル温度より、下記(1)式に示すLMP(Larson−Miller Parameter:ラーソンミラーパラメータ)を用いて、等価平均温度Tを算出する(ステップS6)。なお、前記等価平均温度は、LMPにより換算される平均温度をいう。
LMP=T×(log(t)+C)・・・(1)
(T:測定温度(K)、C:材料定数、t:運転時間(h))
前記等価平均温度は、以下の手段I〜Vにより算出される。
I : 上記式(1)から、測定時毎(例えば日毎)にLMPを算出する。
II : Iで求めたLMPを、設計温度での保持時間に換算する。
III: IIで求めた測定時毎の設計温度での保持時間を合算することにより、累積保持時間を算出する。
IV : IIIで求めた累積保持時間から、設計温度を用いて累積LMPを算出する。
V : IVで求めた累積LMPをデータ測定時間で割戻することにより、前記等価平均温度を算出する。
ステップS4の定期的な測定において、クリープ変形の進行に係る高温時間と低温時間とが混在しているため、測定時間による温度の際が測定値に影響してしまう。本ステップでは、測定データに対する温度と時間との影響を一元的に整理した等価平均温度Tを得ることにより、より信頼性の高い測定値を得ることができる。材料定数Cは、材料固有の値であるが、典型的には20程度の範囲内にある。材料定数Cとしては、配管の材料に基づいた正確な値を用いることにより、より信頼性の高い算出値を得ることができる。
図4は、LMPと配管が受けるフープ応力(MPa)との関数で近似されて得られるLM曲線(ラーソンミラー曲線)を示している。LM曲線は、配管材料の公知のクリープ強度データより取得することができる。なお、運転中のショートピース2が受けるフープ応力は、配管の設計値から算出することができ、例えば、下記式(2)から算出される。
フープ応力 = (内圧/2)×(内径÷肉厚+1)・・・(2)
次いで、LM曲線を用いて、運転中の前記フープ応力と前記等価平均温度より、運転中のショートピース2の寿命消費量の積算を算出する。前記寿命消費量は、前記表示部にて連続的にモニタリングされ、前記積算寿命消費量よりショートピース2の寿命を推定する(ステップS7)。従来の定期点検では、ショートピース2に問題が発見された後、パーツ手配及び補修作業を行っているため、プラントの停止時間が長くなるという問題が存在している。このように、前記寿命消費量を運転中にモニタリングすることにより、事前の補修準備を可能とし、定期点検時のプラントの停止時間を短くすることができる。
次いで、ステップS7にて推定された寿命とプラントの運転時間、すなわち、ショートピース2の使用時間との差をショートピース2の第二の残寿命とする(ステップS8)。
次いで、ステップS4から得られたショートピース2の第一の残寿命とステップS8から得られたショートピース2の第二の残寿命とを比較し、より短い寿命値をショートピース2の残寿命として選定する(ステップS9)。前記推定された寿命から、ショートピース2に対するメンテナンス、補修、交換又は予備品の購入の要否について実施検討を開始する。
本実施の形態では、ステップS1からステップS4の歪みゲージによる測定位置と、ステップS5からステップS8の温度センサによる測定位置とは、ショートピース2の軸方向において略同一位置に配置されることが好ましい。これにより、ショートピース2に対して精度の高い寿命評価が実施される。
本実施の形態では、ステップS1からステップS4のショートピース2の歪み測定に基づくクリープ損傷モニタリングと、ステップS5からステップS8のショートピース2の材料温度測定に基づくクリープ損傷モニタリングとは、プラント運転中に測定タイミングをずらして実施することができる。これにより、プラント運転中の測定間隔を短くして、短時間のクリープ変形の検知の信頼性をより向上させることができる。
本実施の形態の方法は、別途演算処理装置を有する中央処理装置等の制御又は監視システムを設けて行われることが一般的である。前記方法に係る制御又は監視項目としては、測定開始時間、測定時間、測定終了時間、測定された歪み量、前記歪み量からの寿命消費率の推定、前記寿命消費率からの第一の寿命値の推定、前記第一の寿命値、測定されたメタル温度、前記メタル温度からの等価平均温度の算出、算出された等価平均温度、前記等価平均温度からの積算寿命消費率の推定、推定された積算寿命消費量、前記積算寿命消費率からの第二の寿命値の推定、前記第二の寿命値、前記第一及び第二の寿命値からの寿命の推定、前記推定された寿命等が挙げられる。前記システムにより、所定のプログラムを用いた前記制御項目が予め決められていれば、方法の実施負担を少なくして、寿命評価コストが削減できる。また、前記システムにより、前記監視項目の多くを連続的にモニタリングできれば、検知の信頼性を更に向上させることができる。
本実施の形態によれば、ショートピース2の物性を考慮して、プラント運転中の配管のクリープ変形をモニタリングしながら寿命を評価することができる。これにより、プラント運転中にショートピース2等の熱変形の大きい配管に対して容易且つ精度の高い寿命評価を得ることができる。その結果、定期点検時の予期せぬ作業を防止して、プラントの再稼働時期が遅延することを防ぐことができる。
また、配管外径の周方向での歪み測定に基づく寿命評価と配管の材料温度測定に基づく寿命評価との評価機構の異なる2つの評価結果を比較し、より寿命の短い評価結果を配管の寿命として選定する。これにより、プラント運転中に、ショートピース2等の熱変形の大きい配管に対して確実な寿命評価を定めることができる。その結果、定期点検時の予期せぬ作業を防止して、プラントの再稼働時期が遅延することを防ぐことができる。
さらに、モニタリング頻度の異なる2つの手法にてモニタリングを行うことにより、プラント運転中の短時間の予期せぬクリープ変形に対する検知性を向上させて、ショートピース2等の予期せぬクリープ破断を防ぐことができる。その結果、プラント運転を緊急に停止する事態を防ぐことができる。
さらにまた、2つの手法にてモニタリングを行うことにより、一方のモニタリング機器に異常が発生したとしても、他方のモニタリング方法にて、ショートピース2等のクリープ評価、異常運転の検知及び寿命評価を実施することができる。その結果、プラント運転を緊急に停止する事態を防ぐことができる。
[第二実施の形態]
以下、本発明に係る配管の寿命評価方法の第二実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図5は、本実施の形態を説明するためのフロー図である。図5に示すように、本実施形態では、触媒管4の歪み測定に基づくクリープ損傷モニタリングと触媒管4の材料温度測定に基づくクリープ損傷モニタリングとを並行して実施する。
まず、少なくとも一つの歪みゲージを触媒管4の内面に内周方向へ向けて貼り付ける(ステップS11)。前記貼り付けた歪みゲージにより、プラント運転中の触媒管4の周方向の伸びを検出して、その内径の変位量、すなわち歪み量を求める。二つ以上の歪みゲージを用いる場合は、各々を触媒管4の出口近傍に所定の間隔を空けて貼り付けてもよい。また、前記歪みゲージは、触媒管4と同程度の耐熱性、例えば、約1000℃以上の耐熱性を有することが好ましい。
次いで、プラント運転中に歪みゲージで計測された歪み量は、図示しない表示部にてモニタリングする(ステップS12)。これにより、運転中の触媒管4のクリープ変形量を推定することができる。
このとき、前記測定した歪み量から算出した膨出率も、前記表示部にてモニタリングする。前記膨出率は、前記測定した歪み量から外径増加量を求め、前記外径増加量を触媒管4の直径増加量に換算し、設計時の図面直径又は初期直径からの変化量に基づいて算出することができる。図3は、配管の膨出率と寿命消費率との相関曲線を示している。前記膨出率と寿命消費率との相関曲線は、試験用配管に対する評価にて求めることができる。すなわち、前記相関曲線は、試験用配管(試験用の触媒管)に対する内圧クリープ試験中に試験を中断して外径値を測定し、これを繰り返すことにより求めることができる。なお、本ステップのモニタリングにて触媒管4に対する著しいクリープ変形又は損傷が検知された場合、緊急事態を回避するために、触媒管4の補修、交換等の実施検討を開始してもよい。
次いで、ステップS12でのモニタリング結果と、前記膨張率と寿命消費率との相関曲線とを照らし合わせて、運転中での触媒管4の寿命消費率を推定し、前記推定した寿命消費率から触媒管4の残寿命を算出する(ステップS13)。
次いで、ステップS13で推定した触媒管4の残寿命を、触媒管4の第一の残寿命とする(ステップS14)。
一方、少なくとも一つの接触式温度センサを用い、プラントの運転中に触媒管4の出口付近におけるガス温度を定期的に測定する(ステップS15)。前記温度測定は、例えば週1回の間隔で実施され、測定の際に前記接触式温度センサを使用して実施されてもよく、予め触媒管4の出口付近に前記接触式温度センサを取付けて実施されてもよい。前記接触式温度センサとしては、熱電対、測温抵抗体、ガス温度計等の気体温度計、サーミスタ式温度計、バイメタル式温度計、水銀温度計等又はこれらを組み合わせたものを用いることができる。また、前記温度センサは、触媒管4と同程度の耐熱性、例えば、約1000℃以上の耐熱性を有することが好ましい。
また、少なくとも一つの接触式又は非接触式温度センサを用い、プラントの運転中に炉内の触媒管4の表面温度を定期的に測定する(ステップS16)。前記温度測定は、例えば週1回の間隔で実施され、予め炉内へ前記接触式温度センサを設置して実施されてもよく、予め炉外に前記非接触温度センサを設置して実施されてもよい。前記接触式温度センサとしては、熱電対、測温抵抗体、サーミスタ式温度計、バイメタル式温度計、水銀温度計等又はこれらを組み合わせたものを用いることができる。前記非接触式温度センサとしては、パイロメータ、赤外線サーモグラフィ等の赤外放射温度計又はこれらを組み合わせて用いることができる。これらのうち、赤外放射温度計を用いることが好ましい。この場合、赤外線サーモグラフィを用いて炉内を観察可能な窓から触媒管4の表面温度を計測することにより、安全且つ正確な温度計測を実施することができる。
次いで、ステップS15でのガス温度とステップS16での触媒管4の表面温度とを用いて、実施のメタル温度を推定する(ステップS17)。前記実際のメタル温度は、前記ガス温度と前記表面温度とから、公知の伝熱計算を用いて推定することができる。本ステップでは、2つの測定を比較検討することにより、炉内に設置された触媒管4のより正確なメタル温度を測定することができる。
次いで、LM曲線を用いて、運転中の前記フープ応力と前記実際のメタル温度とLM曲線により、運転中の触媒管4の積算寿命消費量を推定する(ステップS18)。なお、運転中の触媒管4が受けるフープ応力は、配管の設計値から算出することができ、例えば、前記式(2)から算出される。
次いで、ステップS18で得られた積算寿命消費量と運転時間の差を触媒管4の残寿命として推定する。前記推定された触媒管4の寿命を第二の残寿命とする(ステップS19)。
次いで、ステップS14から得られた第一の残寿命とステップS19から得られた第二残の寿命とを比較し、短い寿命を触媒管4の残寿命として選定する(ステップS20)。前記推定された寿命から、触媒管4に対するメンテナンス、補修、交換又は予備品の購入の要否について実施検討を開始する。
本実施の形態では、ステップS11からステップS14の触媒管4の歪み測定に基づくクリープ損傷モニタリングと、ステップS15からステップS19の触媒管4の材料温度測定に基づくクリープ損傷モニタリングとは、プラント運転中の測定タイミングをずらして行うことができる。これにより、プラント運転中の測定間隔を短くして、プラント運転中の短時間のクリープ変形の検知の信頼性をより向上させることができる。
本実施の形態の方法は、別途演算処理装置を有する中央処理装置等の制御又は監視システムを設けて行われることが一般的である。方法に係る制御又は監視項目としては、測定開始時間、測定時間、測定終了時間、測定された歪み量、前記歪み量からの寿命消費率の推定、前記寿命消費率からの第一の寿命値の推定、前記第一の寿命値、測定されたメタル温度、測定された表面温度、前記メタル温度及び表面温度からのメタル温度の推定、前記メタルからの寿命消費量の推定、前記寿命消費量からの第二の寿命値の推定、前記第二の寿命値、前記第一及び第二の寿命値からの寿命の推定、前記推定された寿命等が挙げられる。前記システムにより、所定のプログラムを用いた前記制御項目が予め決められていれば、方法の実施負担を少なくして、寿命評価コストが削減できる。また、前記システムにより、前記監視項目の多くを連続的にモニタリングできれば、検知の信頼性を更に向上させることができる。
本実施の形態によれば、触媒管4の物性を考慮して、プラント運転中の配管のクリープ変形をモニタリングしながら寿命を評価することができる。これにより、プラント運転中に触媒管4等の表面変形の大きい配管に対して容易且つ精度の高い寿命評価を得ることができる。その結果、定期点検時の予期せぬ作業を防止して、プラントの再稼働時期が遅延することを防ぐことができる。
また、配管外径の周方向での歪み測定に基づく寿命評価と配管の材料温度測定に基づく寿命評価との評価機構の異なる2つの評価結果を比較し、より寿命の短い評価結果を配管の寿命として選定する。これにより、プラント運転中に触媒管4等の表面変形の大きい配管に対して確実な寿命評価を定めることができる。その結果、定期点検時の予期せぬ作業を防止して、プラントの再稼働時期が遅延することを防ぐことができる。
さらに、モニタリング頻度の異なる2つの手法にてモニタリングを行うことにより、プラント運転中の短時間のクリープ変形に対する検知性を向上させて、触媒管4の予期せぬクリープ破断を防ぐことができる。その結果、プラント運転を緊急に停止する事態を防ぐことができる。
さらにまた、一方のモニタリング機器に異常が発生したとしても、他方のモニタリング方法にて、触媒管4のクリープ評価、異常運転の検知及び寿命評価を実施することができる。その結果、プラント運転を緊急に停止する事態を防ぐことができる。
本発明に係る配管の寿命評価方法によれば、プラント運転中の物性の異なる配管に対して確実な寿命を推測して定期点検時のプラント再稼働の遅延を防止するとともに、プラント運転中に短時間で発生する配管の破断を防ぐことができる。
1 天然ガス改質器
2 ショートピース
3 ピグテール
4 触媒管
5 ホットコレクタ

Claims (3)

  1. 化学プラントに設置されたショートピース、ピグテール又は触媒管からなる複数の配管を評価する配管の寿命評価方法であって、前記配管に貼り付けた歪みゲージによりプラント運転中に前記配管の周方向の歪み量を測定し、前記歪み量をモニタリングする工程と、
    前記モニタリング結果と配管の膨出率及び寿命消費率の相関曲線とを照らし合わせることにより、前記配管の第一の残寿命を推定する工程と、
    前記配管に取付けた温度センサによりプラント運転中に前記配管の温度を定期的に測定し、前記測定温度をモニタリングする工程と、
    前記配管の材料のクリープデータと前記配管のフープ応力と前記配管の温度とにより、前記配管の第二の残寿命を推定する工程と、
    前記第一の残寿命と前記第二の残寿命とを比較して、値が少ない残寿命を前記配管の残寿命として選定する工程と、を備えている配管の寿命評価方法。
  2. 前記配管がショートピース又はピグテールである場合、
    前記歪み量をモニタリングする工程は、前記ショートピース又はピグテールの外周面に貼り付けた前記歪みゲージにより前記歪み量をモニタリングすることを含み、
    前記測定温度をモニタリングする工程は、接触式温度センサにより前記ショートピース又はピグテールのメタル温度を測定することを含み、
    前記配管の第二の残寿命を推定する工程は、前記測定したメタル温度からラーソンミラーパラメータを用いて等価平均温度を算出し、前記等価平均温度を前記配管の温度と推定することを含む請求項1の配管の寿命評価方法。
  3. 前記配管が触媒管である場合、
    前記配管の歪み量をモニタリングする工程は、前記触媒管の内面に張り付けた前記歪みゲージによりモニタリングすることを含み、
    前記測定温度をモニタリングする工程は、接触式温度センサにより前記触媒管出口のガス温度を測定することと、非接触式温度センサにより炉内の前記触媒管の表面温度を定期的に測定することとを含み、
    前記配管の第二の残寿命を推定する工程は、前記ガス温度及び表面温度から前記触媒管の実際のメタル温度を推定し、前記メタル温度を前記配管の温度とすることを含む請求項1の配管の寿命評価方法。
JP2013260147A 2013-12-17 2013-12-17 配管の寿命評価方法 Expired - Fee Related JP6220257B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013260147A JP6220257B2 (ja) 2013-12-17 2013-12-17 配管の寿命評価方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013260147A JP6220257B2 (ja) 2013-12-17 2013-12-17 配管の寿命評価方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015117960A true JP2015117960A (ja) 2015-06-25
JP6220257B2 JP6220257B2 (ja) 2017-10-25

Family

ID=53530817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013260147A Expired - Fee Related JP6220257B2 (ja) 2013-12-17 2013-12-17 配管の寿命評価方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6220257B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016183900A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 三菱重工業株式会社 耐熱部材の初期クリープ強度推定方法およびこの残寿命推定方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7234601B2 (ja) 2018-11-27 2023-03-08 マツダ株式会社 変速機の潤滑構造

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03140841A (ja) * 1989-10-26 1991-06-14 Toshiba Corp 高温構造部品の寿命監視方法
JPH06331622A (ja) * 1993-05-18 1994-12-02 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 伝熱管のクリープ損傷評価法
JP2000018943A (ja) * 1998-06-29 2000-01-21 Central Res Inst Of Electric Power Ind 円周面の変位計測装置
US20040117045A1 (en) * 2002-12-10 2004-06-17 Abb Research Ltd Design of thick-walled components for power plants from crack-growth models
WO2005124314A1 (ja) * 2004-06-21 2005-12-29 The Chugoku Electric Power Co., Inc. クリープ余寿命の評価方法
JP2007263603A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Chugoku Electric Power Co Inc:The 高温プラント機器の余寿命診断システム及びこの余寿命診断システムを用いた余寿命診断方法
JP2013120183A (ja) * 2011-12-09 2013-06-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 天然ガス改質器用触媒管の評価方法
JP2013122411A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 配管のクリープ寿命評価方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03140841A (ja) * 1989-10-26 1991-06-14 Toshiba Corp 高温構造部品の寿命監視方法
JPH06331622A (ja) * 1993-05-18 1994-12-02 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 伝熱管のクリープ損傷評価法
JP2000018943A (ja) * 1998-06-29 2000-01-21 Central Res Inst Of Electric Power Ind 円周面の変位計測装置
US20040117045A1 (en) * 2002-12-10 2004-06-17 Abb Research Ltd Design of thick-walled components for power plants from crack-growth models
WO2005124314A1 (ja) * 2004-06-21 2005-12-29 The Chugoku Electric Power Co., Inc. クリープ余寿命の評価方法
JP2007263603A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Chugoku Electric Power Co Inc:The 高温プラント機器の余寿命診断システム及びこの余寿命診断システムを用いた余寿命診断方法
JP2013120183A (ja) * 2011-12-09 2013-06-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 天然ガス改質器用触媒管の評価方法
JP2013122411A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 配管のクリープ寿命評価方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016183900A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 三菱重工業株式会社 耐熱部材の初期クリープ強度推定方法およびこの残寿命推定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6220257B2 (ja) 2017-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3098508B1 (en) Heat transfer tube life estimating system
WO2004031738A1 (en) Optical fibre corrosion sensor
JP6220257B2 (ja) 配管の寿命評価方法
EP3104136A1 (en) Flow speed measurement method and flow speed measurement system
EP2906501B1 (en) Tube monitor and process measurement and control in or for a reformer
RU2572638C2 (ru) Способ оценки каталитической трубки установки риформинга природного газа
RU2652534C1 (ru) Средство контроля высокотемпературного устройства высокого давления
JP2013122411A (ja) 配管のクリープ寿命評価方法
JPH11344390A (ja) 配管または容器の損傷位置検知装置
JP2010203812A (ja) 高強度フェライト鋼の寿命評価方法
JP5018365B2 (ja) 配管肉厚測定装置及び方法
JP2011117823A (ja) 配管肉厚測定装置
JP4594887B2 (ja) 内張り損傷検出方法および腐食性流体収容装置
KR20160015694A (ko) 3차원 변위측정장치에 연계된 배관 수명관리시스템
JP2009287957A (ja) 歪検知用システム及びこれを用いた歪検知方法
KR20160039099A (ko) 크리프와 감육을 고려한 보일러 튜브의 위험도 평가 방법
KR102306882B1 (ko) 응력부식균열 개시 시간 측정 시험장치 및 방법
JP2005127741A (ja) 気体物質の漏洩検知方法および漏洩検知装置
JP5182638B2 (ja) 熱損失評価システム及び評価方法
JP2007225292A (ja) 配管余寿命予測装置、計測装置、配管測定データ処理装置
JPS63157058A (ja) 金属部材の寿命予知法
KR101520759B1 (ko) 보일러 튜브의 온도분포를 측정하기 위한 시스템 및 방법
WO2021040041A1 (ja) 耐熱部材の熱履歴評価方法、及び、熱履歴評価装置
Poursaeidi et al. Failure probability and remaining life assessment of reheater tubes
US10767980B2 (en) Method of determining diametrical growth of reformer tubes

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170428

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6220257

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees