JP2015115271A - 導光部材及び画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、ポリオキシテトラメチレングリコールまたは変性ポリオキシテトラメチレングリコールを含有するポリオール(A)と、ヌレート型ポリイソシアネート(B)とを、前記ポリオール(A)の水酸基に対する前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基の当量比[ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基/前記ポリオール(A)の水酸基]が1未満となる条件で反応させることによって得られるポリウレタンエラストマーを含有することを特徴とする導光部材に関するものである。
【選択図】なし
Description
前記ポリオール(A)としては、前記ポリエーテルポリオール(a1)及び(a2)の他に、必要に応じてその他のポリオールを使用してもよいが、前記ポリオール(A)全体の90質量%〜100%が前記ポリエーテルポリオール(a1)及び(a2)のいずれか一方または両方であることが好ましい。
前記低分子量ポリオール及びモノアルコールとしては、分子量500以下であるものを使用することが好ましく、250以下のものを使用することがより好ましい。
なお、前記アスカーC硬度は、日本工業規格JIS K 7312に準拠するアスカーC硬度計(高分子計器製)を用いて測定される硬度である。
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)100gと、酸化防止剤としてビス(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベンゼンプロパン酸)エチレンビス(オキシエチレン)0.6gと、ジラウリル−3,3’−チオジプロピオネート0.4gと、ウレタン化触媒としてジブチル錫ジラウレート0.005gとの混合物、及び、ヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート体と2−エチルヘキサノールとを反応させて得られたイソシアネート基を有するポリウレタンのヌレート体(NCO%20.6%)15gを混合及び撹拌したものを、80℃に加熱した金型に注入し、2時間放置した。
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)100gと、酸化防止剤としてビス(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベンゼンプロパン酸)エチレンビス(オキシエチレン)0.6gとジラウリル−3,3−チオジプロピオネート0.4gと、ウレタン化触媒としてジブチル錫ジラウレート0.005gの混合物、及び、ヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート体と2−エチルヘキサノールとを反応させて得られたイソシアネート基を有するポリウレタンのヌレート体(NCO%20.6%)14.5gを混合及び撹拌したものを、80℃に加熱した金型に注入し、2時間放置した。
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)100gと、酸化防止剤としてビス(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベンゼンプロパン酸)エチレンビス(オキシエチレン)0.6gとジラウリル−3,3−チオジプロピオネート0.4gと、ウレタン化触媒としてジブチル錫ジラウレート0.005gの混合物、及び、ヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート体と2−エチルヘキサノールとを反応させて得られたイソシアネート基を有するポリウレタンのヌレート体(NCO%20.6%)9.8gの混合物とを混合及び撹拌したものを、80℃に加熱した金型に注入し、2時間放置した。
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)100gと、酸化防止剤としてビス(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベンゼンプロパン酸)エチレンビス(オキシエチレン)0.6gとジラウリル−3,3−チオジプロピオネート0.4gと、ウレタン化触媒としてジブチル錫ジラウレート0.005gの混合物、及び、ヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート体と2−エチルヘキサノールとを反応させて得られたイソシアネート基を有するポリウレタンのヌレート体(NCO%20.6%)9.5gの混合物とを混合及び撹拌したものを、80℃に加熱した金型に注入し、2時間放置した。
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)100gと、酸化防止剤としてビス(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベンゼンプロパン酸)エチレンビス(オキシエチレン)0.6gとジラウリル−3,3−チオジプロピオネート0.4gと、ウレタン化触媒としてジブチル錫ジラウレート0.005gの混合物、及び、ヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート体と2−エチルヘキサノールとを反応させて得られたイソシアネート基を有するポリウレタンのヌレート体(NCO%20.6%)9.1gの混合物とを混合及び撹拌したものを、80℃に加熱した金型に注入し、2時間放置した。
〔比較例1〕
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)100gの代わりに、エクセノール2020(旭硝子株式会社製、ポリプロピレングリコール、数平均分子量2000 )100gを使用したこと以外は、実施例1と同様の方法で導光部材を得た。なお、前記ポリプロピレングリコールの水酸基に対する前記ヌレート体のイソシアネート基の当量割合は0.66であった。
〔比較例2〕
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)100gの代わりに、アジピン酸と1,4−ブタンジオールのポリエステルポリオール(数平均分子量2000)100gを使用したこと以外は、実施例1と同様の方法で導光部材を得た。なお、前記ポリエーテルポリオールの水酸基に対する前記ヌレート体のイソシアネート基の当量比は0.85であった。
〔比較例3〕
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)100gの代わりに、ポリオキシエチレングリコール(数平均分子量1000)100gを使用したこと以外は、実施例1と同様の方法で導光部材を得た。なお、前記ポリオキシエチレングリコールの水酸基に対する前記ヌレート体のイソシアネート基の当量比は0.73であった。
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)の水酸基に対する、前記ヌレート体のイソシアネート基の当量比を0.65から1.05に変更したこと以外は、実施例1と同様の方法で導光部材を得た。
LED光源を備えたバックライト構造の表面(発光面)に、実施例及び比較例で作製した導光部材を積層し、前記導光部材の表面に、導光板を固定した。
○:ごくわずかに光漏れがあったが、実用上問題ないレベルであった。
△:若干の光漏れがあった。
×:顕著な光漏れがあった。
実施例及び比較例で作製した導光部材を、100℃の環境下で1000時間放置した。放置後の導光部材が変色したか否かを目視で観察した。
○:ごくわずかに黄変色があったが、実用上問題ないレベルであった。
△:若干の黄変色した。
×:顕著な黄変色があった。
前記導光部材の表面に導光板を固定し積層体を得た。次に、前記積層体の厚さ(1.5mm)を0.75mmに圧縮した状態で、85℃の環境下に1時間放置した後、0℃の環境下に1時間放置する工程を1サイクルとし、これを100サイクル繰り返し行った。
日本工業規格JIS K 7312に準拠するアスカーC硬度計(高分子計器製)を用い、実施例及び比較例で得た導光部材の硬度を測定した。
Claims (6)
- ポリオキシテトラメチレングリコールまたは変性ポリオキシテトラメチレングリコールを含有するポリオール(A)と、ヌレート型ポリイソシアネート(B)とを、前記ポリオール(A)の水酸基に対する前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基の当量比[ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基/前記ポリオール(A)の水酸基]が1未満となる条件で反応させることによって得られるポリウレタンエラストマーを含有することを特徴とする導光部材。
- 前記変性ポリオキシテトラメチレングリコールが、オキシテトラメチレン構造と水素原子の一部がアルキル基で置換されたオキシテトラメチレン構造を有するポリエーテルポリオール(a1)、及び、オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(a2)からなる群より選ばれる1種以上である請求項1に記載の導光部材。
- 前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)が、イソシアネート基を平均2.5個〜3.5個有するものである請求項1または2に記載の導光部材。
- 前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)がヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート体とモノアルコールとを反応させて得られるイソシアネート基を有するポリウレタンである請求項1〜3のいずれか1項に記載の導光部材。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の導光部材を備えた画像表示装置。
- 導光板とLEDバックライト構造との間に、請求項1〜4のいずれかに1項に記載の導光部材からなる層を有することを特徴とする画像表示装置。
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