JP2015115271A - 導光部材及び画像表示装置 - Google Patents

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Akinori Morino
彰規 森野
大地 樋口
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大地 樋口
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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、高温環境下で長期間使用された場合であっても変色することなく優れた透明性を維持可能なレベルの耐熱性を備え、かつ、例えば導光板等の振動に対し追従可能なレベルの柔軟性を備えた導光部材を提供することである。
【解決手段】本発明は、ポリオキシテトラメチレングリコールまたは変性ポリオキシテトラメチレングリコールを含有するポリオール(A)と、ヌレート型ポリイソシアネート(B)とを、前記ポリオール(A)の水酸基に対する前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基の当量比[ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基/前記ポリオール(A)の水酸基]が1未満となる条件で反応させることによって得られるポリウレタンエラストマーを含有することを特徴とする導光部材に関するものである。
【選択図】なし

Description

本発明は、導光板や、導光板とその他の光学部材との間に配置することのできる導光部材に関するものである。
粘接着テープは、電子機器をはじめとする様々な機器の製造場面で広く使用されている。例えば携帯電子端末等の製造場面では、それを構成するカバーパネルとタッチパネルとの固定、タッチパネルと液晶表示パネルとの固定をすることを目的として、一般にOCAテープ(Optically Clear Adhesive Tape)といわれる透明性の高いテープが使用されている。
前記透明性の高いOCAテープは、従来の携帯電子端末等の分野に限らず、大型のテレビジョン(テレビ)分野等での使用も検討されている。
例えば、テレビ分野では、さらなる高画質化と省エネルギー化を両立すべく、色再現性に優れた光源の開発と、前記光源から発せられた光を無駄なく液晶パネルに導くべく光散乱を防止する方法の開発とが進められている。
前記光散乱は、通常、光が光学部品を通過、または、2以上の光学部品間を通過する際に生じる場合が多い。そして、前記テレビ等を構成する2以上の光学部品は、どうしてもその間に「ミリメートル」単位の隙間を形成しやすい。そのため、前記隙間において光の散乱が生じやすいという課題があった。
前記隙間を埋めることで前記光散乱を防止する方法としては、例えば隣接する導光部材の間に緩衝材が前記導光部材に沿って介装されるように複数の表示装置がマトリクス状に配置されたマルチディスプレイシステムを使用する方法が知られている(例えば特許文献1参照。)。
しかし、テレビ等の電子機器の高機能化に伴って、それを構成する部品から発せられる熱の影響により電子機器の内部の温度が高くなる傾向にあるなかで、前記方法では、概ね100℃の環境下に1000時間以上放置された場合に、黄色等に変色し、表示される映像の鮮明性等を低下させる場合があった。
また、前記緩衝材は、例えば導光板等のように継続して振動しうる光学部材と接触するように設置された場合に、導光板等の変形応力等を十分に緩和できるレベルの柔軟性にあと一歩及ばない場合があった。
国際公開WO2012/157207パンフレット
本発明が解決しようとする課題は、高温環境下で長期間使用された場合であっても変色することなく優れた透明性を維持可能なレベルの耐熱性を備え、かつ、例えば導光板等の振動に対し追従可能なレベルの柔軟性を備えた導光部材を提供することである。
本発明は、ポリオキシテトラメチレングリコールまたは変性ポリオキシテトラメチレングリコールを含有するポリオール(A)と、ヌレート型ポリイソシアネート(B)とを、前記ポリオール(A)の水酸基に対する前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基の当量比[ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基/前記ポリオール(A)の水酸基]が1未満となる条件で反応させることによって得られるポリウレタンエラストマーを含有することを特徴とする導光部材に関するものである。
本発明の導光部材は、高温環境下で長期間使用された場合であっても、変色することなく優れた透明性を維持できることから、例えばテレビ、モニター、スマートフォン、タブレット端末、小型ゲーム機、パソコン、カーナビゲーション、メーターパネル等の画像表示装置、液晶パネルを備えた機器のバックライトユニット、バックライトモジュール等に設置される導光部材、2以上の光学部材の隙間を埋めることのできる導光部材などに好適に使用することができる。また、本発明の導光部材は、導光板等の光学部品が環境に応じて寸法変化した場合でも、光学部品(光源を含む)を損傷することなく、寸法変化に追従することができる。
本発明の導光部材は、ポリオキシテトラメチレングリコールまたは変性ポリオキシテトラメチレングリコールを含有するポリオール(A)と、ヌレート型ポリイソシアネート(B)とを、前記ポリオール(A)の水酸基に対する前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基の当量比[ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基/前記ポリオール(A)の水酸基]が1未満となる条件で反応させることによって得られるポリウレタンエラストマーを含有することを特徴とする。
本発明の導光部材は、光源から他の光学部品へ光を伝達する際に、光源と光学部品、または、2以上の光学部品の隙間に存在する空気層を埋めたり、前記空気層の代わりに設けることのできる部材である。
前記空気層は、一般に、光源等から導かれた光を拡散または反射させやすいものである。
そこで、前記空気層の代わりに、本発明の導光部材を設けることによって、前記空気層の存在に起因した光の拡散または反射を抑制することが可能となる。
また、本発明の導光部材は、比較的高温となる環境下で長期間使用することができる。例えば前記導光部材は、100℃の環境下で1000時間程度使用された場合であっても、顕著な変色を引き起こすことがない。
また、本発明の導光部材は、温度変化等によって寸法変化を繰り返す光学部品に接触した状態で使用可能な導光部材である。例えば、本発明の導光部材は、LEDエッジライト方式等で使用される、温度に応じて寸法変化を引き起こしうる導光板と、LED光源等を備えたLEDバックライト構造等との間に形成されうる空気層の代わりに、設けることが可能である。
本発明の導光部材は、前記空気層の寸法に応じて適宜設定することができるが、具体的には、0.1mm〜5mm程度の厚さを有するものであることが好ましい。特に、本発明の導光部材は、耐黄変性等の耐熱性に優れるため、およそ0.5mm以上の比較的厚膜であっても、前記変色が目立ちにくいため、有用である。
前記導光部材としては、ポリオキシテトラメチレングリコールまたは変性ポリオキシテトラメチレングリコールのいずれか一方または両方を含有するポリオール(A)と、ヌレート型ポリイソシアネート(B)とを反応させて得られるポリウレタンエラストマ―のうち、前記ポリオール(A)の水酸基に対する前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基の当量比[ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基/前記ポリオール(A)の水酸基]が1未満となる条件で反応させることによって得られるポリウレタンエラストマーを含有するものを使用する。
前記ポリウレタンエラストマーは、前記ポリオール(A)と前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)とを含有する、いわゆる2液型組成物を反応させることによって製造することができる。
前記ポリオール(A)としては、ポリオキシテトラメチレングリコールまたは変性ポリオキシテトラメチレングリコールのいずれか一方または両方を含有するものを使用し、なかでも、より一層優れた導光性を維持し、かつ、優れた耐熱性と優れた柔軟性とを備えた導光部材を得るうえで、変性ポリオキシテトラメチレングリコールを含有するものを使用することが好ましい。
前記変性ポリオキシテトラメチレングリコールとしては、例えばオキシテトラメチレン構造と水素原子の一部がアルキル基で置換されたオキシテトラメチレン構造を有するポリエーテルポリオール(a1)、及び、オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(a2)からなる群より選ばれる1種以上が挙げられる。
前記ポリエーテルポリオール(a1)は、オキシテトラメチレン構造と水素原子の一部がアルキル基で置換されたオキシテトラメチレン構造を有するものである。
前記ポリエーテルポリオール(a1)としては、水素原子の一部が前記アルキル基で置換されていないオキシテトラメチレン構造と、水素原子の一部がアルキル基で置換されたオキシテトラメチレン構造との質量割合[オキシテトラメチレン構造/水素原子の一部がアルキル基で置換されたオキシテトラメチレン構造]が85/15〜20/80の範囲であるものを使用することが好ましい。
前記ポリエーテルポリオール(a1)は、例えばテトラヒドロフランと、水素原子の一部がアルキル基で置換されたアルキル置換テトラヒドロフランとを共重合させることによって製造することができる。
前記水素原子の一部がアルキル基で置換されたアルキル置換テトラヒドロフランとしては、例えば3−アルキルテトラヒドロフラン、2−アルキルテトラヒドロフラン等を使用することができる。
前記ポリエーテルポリオール(a1)としては、常温で液体であるものを使用することが好ましい。また、前記ポリエーテルポリオール(a1)としては、数平均分子量800〜5000のものを使用することが好ましく、1000〜2500のものを使用することが、より一層優れた柔軟性と、良好な作業性とを両立するうえでより好ましい。
また、前記ポリオール(A)として使用可能なオキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(a2)としては、例えばネオペンチルグリコールとテトラヒドロフランとを反応させて得られるものが挙げられる。
前記ポリエーテルポリオール(a2)は、例えば前記テトラヒドロフランを開環重合させる際に、その一部をネオペンチルグリコールで置換等することによって製造することができる。
前記オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造との質量割合[オキシネオペンチレン構造/オキシテトラメチレン構造]は、85/15〜20/80の範囲であることが好ましい。
前記ポリエーテルポリオール(a2)としては、常温で液体であるものを使用することが好ましい。また、前記ポリエーテルポリオール(a2)としては、数平均分子量800〜5000のものを使用することが好ましく、1000〜2500のものを使用することが、より一層優れた柔軟性と、良好な作業性とを両立するうえでより好ましい。
前記ポリオール(A)としては、ポリオキシテトラメチレングリコール及び変性ポリオキシテトラメチレングリコールの他に必要に応じてその他のポリオールを使用してもよいが、前記ポリオール(A)全体の90質量%〜100%が前記ポリオキシテトラメチレングリコール及び変性ポリオキシテトラメチレングリコールのいずれか一方または両方であることが好ましい。
前記ポリオール(A)としては、前記ポリエーテルポリオール(a1)及び(a2)の他に、必要に応じてその他のポリオールを使用してもよいが、前記ポリオール(A)全体の90質量%〜100%が前記ポリエーテルポリオール(a1)及び(a2)のいずれか一方または両方であることが好ましい。
また、前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)としては、後述するポリイソシアネート(b1)のヌレート体、ポリイソシアネート(b1)のヌレート体とアルコールとを反応させて得られたイソシアネート基を有するポリウレタン等を使用することができる。
前記ポリイソシアネート(b1)としては、例えば、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネートまたはこれらの混合物、m−もしくはp−フェニレンジイソシアネート、p−キシレンジイソシアネート、エチレンジイソシアネート、テトラメチレン−1,4−ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ジフエニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、3,3’−ジメチル−ジフェニルメタン−4,4−ビフェニレンジイソシアネート、3,3−ジクロル−4,4−ビフェニレンジイソシアネート、4,4−ビフェニレンジイソシアネートまたは1,5−ナフタレンジイソシアネート、トリジンシイソシアネート、イホソロンジイソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネート、トルイジンジイソシアネート、及びジフェニルメタンジイソシアネート等を使用することができる。
前記ポリイソシアネート(b1)のヌレート体とアルコールとを反応させて得られたイソシアネート基を有するポリウレタンを製造する際に使用可能な前記アルコールとしては、ポリエーテルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリエステルポリオール、低分子量ポリオール、モノアルコール等を使用することができる。
前記低分子量ポリオールとしては、例えばエチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール等の脂肪族ジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、水素添加ビスフェノールA等の脂環式ジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等を使用することができる。
前記モノアルコールとしては、例えばメタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、sec−ブタノール、n−ペンタノール、n−ヘキサノール、n−オクタノール、n−ノナノール、2−エチルブタノール、2,2−ジメチルヘキサノール、2−エチルヘキサノール、シクロヘキサノール、メチルシクロヘキサノール、エチルシクロヘキサノール等を使用することができる。
前記低分子量ポリオール及びモノアルコールとしては、分子量500以下であるものを使用することが好ましく、250以下のものを使用することがより好ましい。
前記ポリイソシアネート(b1)のヌレート体と前記アルコールとの反応は、前記ポリイソシアネート(b1)のヌレート体が有するイソシアネート基と前記アルコールが有する水酸基との当量割合[イソシアネート基/水酸基]が1.5以上となる条件で行うことが好ましい。
また、前記反応では、必要に応じて触媒を使用することができる。前記触媒としては、例えばN−エチルピペリジン、N,N′−ジメチルピペラジン、N−エチルモルフォリン等の第3級アミン;テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム等のテトラアルキルアンモニウムのハイドロオキサイドや有機弱酸塩;トリメチルヒドロキシプロピルアンモニウム、トリエチルヒドロキシプロピルアンモニウム等のヒドロキシアルキルアンモニウムのハイドロオキサイドや有機弱酸塩;酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン酸、カプリン酸、吉草酸、オクチル酸、ミリスチン酸、ナフテン酸等のカルボン酸のアルカリ金属塩等を使用することができ、4級アンモニウムの有機弱酸塩を使用することが好ましい。
前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)としては、ヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート体、または、前記ヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート体とアルコールとを反応させて得られるイソシアネート基を有するポリウレタンを使用することが、より一層耐熱性に優れた導光部材を製造するうえで好ましく、前記ヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート体とモノアルコールとを反応させて得られるイソシアネート基を有するポリウレタンを使用することがより好ましい。
前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)としては、イソシアネート基の平均官能基数が2.5〜3.5の範囲であるものを使用することが好ましく、2.6〜3.3の範囲であるものを使用することが、例えば導光板等の振動に対し追従可能なレベルの柔軟性に優れた導光部材を得るうえでより好ましい。
本発明の導光部材は、前記ポリオキシテトラメチレングリコールまたは変性ポリオキシテトラメチレングリコールを含有するポリオール(A)と、ヌレート型ポリイソシアネート(B)とを、前記ポリオール(A)の水酸基に対する前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基の当量比[ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基/前記ポリオール(A)の水酸基]が1未満となる条件で反応させることによって得られるポリウレタンエラストマーを用いて製造することができる。
本発明の導光部材は、例えば前記ポリオール(A)と前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)等とを混合して得た組成物を、速やかに、シリコーン樹脂等によって離型処理された剥離シートの表面に塗布し、または、金型に注入し、次いで、加熱することによって製造することができる。前記導光部材は、前記ポリオール(A)と前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)とが反応することによって形成されたポリウレタンエラストマーを主成分とするものであることが好ましい。
前記導光部材としては、必要に応じてその両面に離型シートが積層されていてもよい。とりわけ、前記導光部材を所望の形状に裁断等する場合には、前記裁断時の傷つき等を防止するうえで、両面に離型シートが積層されていることが好ましい。
前記ポリオール(A)と前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)との反応は、前記ポリオール(A)の水酸基に対する前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基の当量比[ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基/前記ポリオール(A)の水酸基]が1未満となる条件、好ましくは0.5〜0.8、より好ましくは0.55〜0.65の条件で行うことが、光学部品の寸法変化に追従可能なレベルの柔軟性、特に、外部応力が減少した際の復元性とを両立するうえで好適である。
前記導光部材を製造すべく前記ポリオール(A)と前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)とを混合する際には、必要に応じて各種添加剤を混合することができる。
前記添加剤としては、例えば樹脂、酸化防止剤、紫外線吸収剤、加水分解防止剤、顔料、染料等の着色剤、難燃剤、充填材、架橋剤等を使用することができる。
なかでも前記添加剤としては、導光部材を高温下で長期間使用した場合であっても経時的に着色等することを引き起こすことがないレベルの耐熱性をより一層向上させるうえで、酸化防止剤を使用することが好ましい。
前記酸化防止剤としては、例えばヒンダードフェノール系酸化防止剤、ヒンダードアミン系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤等を使用することができる。
前記ヒンダードフェノール系酸化防止剤としては、例えばビス(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベンゼンプロパン酸)エチレンビス(オキシエチレン)、3,9−ビス[2−{3−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ}−1,1−ジメチルエチル]−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5.5]ウンデカン等を使用することができる。
前記ヒンダードアミン系酸化防止剤としては、例えばセバシン酸ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)等を使用することができる。
前記硫黄系酸化防止剤としては、例えばジラウリル−3,3’−チオジプロピオネート等を使用することができる。
前記酸化防止剤は、前記ポリオール(A)100質量部に対して0.1質量部〜2質量部の範囲で使用することが好ましい。
前記方法で得られた導光部材は、アスカーC硬度が50以下であることが好ましく、40以下であることがより好ましく、30以下であることが、光学部材の寸法変形に追従可能なレベルのより一層優れた柔軟性を付与するうえでさらに好ましい。
なお、前記アスカーC硬度は、日本工業規格JIS K 7312に準拠するアスカーC硬度計(高分子計器製)を用いて測定される硬度である。
また、前記導光部材としては、1.47〜1.53の範囲の屈折率を有するものを使用することが好ましい。
また、前記導光部材としては、90%以上の全光線透過率を有するものを使用することが、画像表示装置に表示される画像の良好な鮮明性等を維持するうえで好ましい。
また、前記導光部材としては、25℃における貯蔵弾性率が10kPa〜50kPaであるものを使用することが好ましく、損失正接tanδの下に凸のピーク温度は、−60℃〜−80℃の範囲であることが好ましい。
以下本発明を実施例によって更に詳細に説明する。
〔実施例1〕
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)100gと、酸化防止剤としてビス(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベンゼンプロパン酸)エチレンビス(オキシエチレン)0.6gと、ジラウリル−3,3’−チオジプロピオネート0.4gと、ウレタン化触媒としてジブチル錫ジラウレート0.005gとの混合物、及び、ヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート体と2−エチルヘキサノールとを反応させて得られたイソシアネート基を有するポリウレタンのヌレート体(NCO%20.6%)15gを混合及び撹拌したものを、80℃に加熱した金型に注入し、2時間放置した。
前記放置後、得られた成形品を前記金型から取り出し、室温で放冷することによって、縦20cm×横20cm×厚さ1.5mmの導光部材1を得た。なお、前記ポリエーテルポリオールの水酸基に対する前記ヌレート体のイソシアネート基の当量比は0.66であった。
〔実施例2〕
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)100gと、酸化防止剤としてビス(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベンゼンプロパン酸)エチレンビス(オキシエチレン)0.6gとジラウリル−3,3−チオジプロピオネート0.4gと、ウレタン化触媒としてジブチル錫ジラウレート0.005gの混合物、及び、ヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート体と2−エチルヘキサノールとを反応させて得られたイソシアネート基を有するポリウレタンのヌレート体(NCO%20.6%)14.5gを混合及び撹拌したものを、80℃に加熱した金型に注入し、2時間放置した。
前記放置後、得られた成形品を前記金型から取り出し、室温で放冷することによって導光部材2を得た。なお、前記ポリエーテルポリオールの水酸基に対する前記ヌレート体のイソシアネート基の当量比は0.64であった。
〔実施例3〕
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)100gと、酸化防止剤としてビス(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベンゼンプロパン酸)エチレンビス(オキシエチレン)0.6gとジラウリル−3,3−チオジプロピオネート0.4gと、ウレタン化触媒としてジブチル錫ジラウレート0.005gの混合物、及び、ヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート体と2−エチルヘキサノールとを反応させて得られたイソシアネート基を有するポリウレタンのヌレート体(NCO%20.6%)9.8gの混合物とを混合及び撹拌したものを、80℃に加熱した金型に注入し、2時間放置した。
前記放置後、得られた成形品を前記金型から取り出し、室温で放冷することによって導光部材3を得た。なお、前記ポリエーテルポリオールの水酸基に対する前記ヌレート体のイソシアネート基の当量比は0.62であった。
〔実施例4〕
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)100gと、酸化防止剤としてビス(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベンゼンプロパン酸)エチレンビス(オキシエチレン)0.6gとジラウリル−3,3−チオジプロピオネート0.4gと、ウレタン化触媒としてジブチル錫ジラウレート0.005gの混合物、及び、ヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート体と2−エチルヘキサノールとを反応させて得られたイソシアネート基を有するポリウレタンのヌレート体(NCO%20.6%)9.5gの混合物とを混合及び撹拌したものを、80℃に加熱した金型に注入し、2時間放置した。
前記放置後、得られた成形品を前記金型から取り出し、室温で放冷することによって導光部材4を得た。なお、前記ポリエーテルポリオールの水酸基に対する前記ヌレート体のイソシアネート基の当量比は0.60であった。
〔実施例5〕
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)100gと、酸化防止剤としてビス(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベンゼンプロパン酸)エチレンビス(オキシエチレン)0.6gとジラウリル−3,3−チオジプロピオネート0.4gと、ウレタン化触媒としてジブチル錫ジラウレート0.005gの混合物、及び、ヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート体と2−エチルヘキサノールとを反応させて得られたイソシアネート基を有するポリウレタンのヌレート体(NCO%20.6%)9.1gの混合物とを混合及び撹拌したものを、80℃に加熱した金型に注入し、2時間放置した。
前記放置後、得られた成形品を前記金型から取り出し、室温で放冷することによって導光部材5を得た。なお、前記ポリエーテルポリオールの水酸基に対する前記ヌレート体のイソシアネート基の当量比は0.57であった。
〔比較例1〕
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)100gの代わりに、エクセノール2020(旭硝子株式会社製、ポリプロピレングリコール、数平均分子量2000 )100gを使用したこと以外は、実施例1と同様の方法で導光部材を得た。なお、前記ポリプロピレングリコールの水酸基に対する前記ヌレート体のイソシアネート基の当量割合は0.66であった。
〔比較例2〕
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)100gの代わりに、アジピン酸と1,4−ブタンジオールのポリエステルポリオール(数平均分子量2000)100gを使用したこと以外は、実施例1と同様の方法で導光部材を得た。なお、前記ポリエーテルポリオールの水酸基に対する前記ヌレート体のイソシアネート基の当量比は0.85であった。
〔比較例3〕
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)100gの代わりに、ポリオキシエチレングリコール(数平均分子量1000)100gを使用したこと以外は、実施例1と同様の方法で導光部材を得た。なお、前記ポリオキシエチレングリコールの水酸基に対する前記ヌレート体のイソシアネート基の当量比は0.73であった。
〔比較例4〕
オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(PTXG−1800、旭化成せんい株式会社製)の水酸基に対する、前記ヌレート体のイソシアネート基の当量比を0.65から1.05に変更したこと以外は、実施例1と同様の方法で導光部材を得た。
〔導光性の評価方法〕
LED光源を備えたバックライト構造の表面(発光面)に、実施例及び比較例で作製した導光部材を積層し、前記導光部材の表面に、導光板を固定した。
暗室で、前記LED光源から発せられた光が導光板に導かれているか否か(バックライト構造の表面と導光部材との界面からの光漏れ、または、導光部材からの光漏れがあるか否か)を目視で観察した。
◎:光漏れがなかった。
○:ごくわずかに光漏れがあったが、実用上問題ないレベルであった。
△:若干の光漏れがあった。
×:顕著な光漏れがあった。
〔耐熱性の評価方法〕
実施例及び比較例で作製した導光部材を、100℃の環境下で1000時間放置した。放置後の導光部材が変色したか否かを目視で観察した。
◎:黄変色がなかった。
○:ごくわずかに黄変色があったが、実用上問題ないレベルであった。
△:若干の黄変色した。
×:顕著な黄変色があった。
〔柔軟性の評価方法〕
前記導光部材の表面に導光板を固定し積層体を得た。次に、前記積層体の厚さ(1.5mm)を0.75mmに圧縮した状態で、85℃の環境下に1時間放置した後、0℃の環境下に1時間放置する工程を1サイクルとし、これを100サイクル繰り返し行った。
前記した試験後の前記積層体の状態を目視で観察し、以下の評価基準にしたがって評価した。
◎:導光部材と導光板との間に隙間を形成することなく、また、前記導光板の歪み等を引き起こすことがない等、前記温度変化によって生じた導光板の伸縮に十分に追従可能なレベルの柔軟性を有する導光部材であった。
×:導光部材と導光板との間に隙間を形成したり、または、前記温度変化に起因した導光板の歪み等が生じる等、導光板の伸縮等に実用上十分に追従することが困難なレベルの柔軟性を有する導光部材であった。
〔アスカー硬度Cの測定〕
日本工業規格JIS K 7312に準拠するアスカーC硬度計(高分子計器製)を用い、実施例及び比較例で得た導光部材の硬度を測定した。
Figure 2015115271
Figure 2015115271

Claims (6)

  1. ポリオキシテトラメチレングリコールまたは変性ポリオキシテトラメチレングリコールを含有するポリオール(A)と、ヌレート型ポリイソシアネート(B)とを、前記ポリオール(A)の水酸基に対する前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基の当量比[ヌレート型ポリイソシアネート(B)のイソシアネート基/前記ポリオール(A)の水酸基]が1未満となる条件で反応させることによって得られるポリウレタンエラストマーを含有することを特徴とする導光部材。
  2. 前記変性ポリオキシテトラメチレングリコールが、オキシテトラメチレン構造と水素原子の一部がアルキル基で置換されたオキシテトラメチレン構造を有するポリエーテルポリオール(a1)、及び、オキシネオペンチレン構造とオキシテトラメチレン構造とを有するポリエーテルポリオール(a2)からなる群より選ばれる1種以上である請求項1に記載の導光部材。
  3. 前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)が、イソシアネート基を平均2.5個〜3.5個有するものである請求項1または2に記載の導光部材。
  4. 前記ヌレート型ポリイソシアネート(B)がヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート体とモノアルコールとを反応させて得られるイソシアネート基を有するポリウレタンである請求項1〜3のいずれか1項に記載の導光部材。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の導光部材を備えた画像表示装置。
  6. 導光板とLEDバックライト構造との間に、請求項1〜4のいずれかに1項に記載の導光部材からなる層を有することを特徴とする画像表示装置。
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