JP2015111827A - 動的ホスト構成プロトコルのスコープを可視化するための方法及び装置 - Google Patents

動的ホスト構成プロトコルのスコープを可視化するための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】DHCP(動的ホスト構成プロトコル)サーバが割りあてるIPアドレスの範囲であるスコープを可視化するための方法、装置およびプログラムを提供する。【解決手段】DHCPスコープを可視化するためのユーザ・インタフェース100には、「curitiba」スコープ121と「Curitiba−Dev」スコープ120が表示されている。ユーザ・インタフェースには、スコープ「Curitiba−Dev」とスコープ「curitiba」に対応する異なる表示バーが表示される。表示バー101は、スコープ「Curitiba−Dev」を可視化したものに対応する。表示バーの長さはスコープの幅を表す。スコープ「Curitiba−Dev」の各IPアドレスは、表示バー内に表示位置を有する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、動的ホスト構成プロトコルのスコープの視覚化に関する。
関連技術の説明
動的ホスト構成プロトコル(DHCP)は、クライアント装置のインターネット・プロトコル(IP)アドレスを設定するために使用するプロトコルである。たとえば、DHCPサーバは、DHCPを使用して、該DHCPサーバがサービスを提供しているクライアント装置にIPアドレスを割り当てることができる。該DHCPサーバは、特定の範囲のIPアドレスを、IPクライアント装置が使用するアドレスとして設定する。クライアント装置が使用するIPアドレスの範囲は、DHCPスコープであると考えることができる。
第1の実施形態によれば、1つの方法では、第1の範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが第1のスコープに対応することを判定するステップを含むことができる。該方法はまた、該第1のスコープの第1の視覚的表現を表示するステップを含むことができる。該第1の視覚的表現には第1の表示バーが含まれる。該第1の表示バーの長さは、第1のスコープの幅を表す。第1のスコープの各々のインターネット・プロトコル・アドレスは、該第1の表示バーの中に表示位置がある。
第1の実施形態の方法では、前記判定するステップには、ある範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが動的ホスト構成プロトコルの1つのスコープに対応することを判定するステップが含まれる。
前記第1の実施形態の方法では、前記第1の表示バーの一部は、前記第1のスコープの除外アドレスの視覚的表現になっている。
前記第1の実施形態の方法には、また、第1のスコープに関連づけられた、少なくとも1つのスコープのリストを表示するステップを含むことができる。
前記第1の実施形態の方法には、また、第2の範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが第2のスコープに対応することを判定するステップを含むことができる。該方法は、また、該第2のスコープの第2の視覚的表現を表示するステップを含むことができる。該第2の視覚的表現には第2の表示バーが含まれる。該第2の表示バーの長さは該第2のスコープの幅を表している。第2のスコープの各々のインターネット・プロトコル・アドレスは、第2の表示バー内に表示位置がある。
前記第1の実施形態の方法には、また、第3の範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが、第1のスコープ及び第2のスコープに共通するインターネット・プロトコル・アドレスの範囲に対応することを判定するステップを含むことができる。該方法はまた、該第3の範囲の第3の視覚的表現を表示するステップをも含むことができる。第3の視覚的な表現は、第3の表示バーが含まれる。第3の表示バーの長さは、第3の範囲の幅を表す。第3の範囲の各々のインターネット・プロトコル・アドレスは、第3の表示バー内に表示位置がある。
第2の実施形態によれば、1つの装置には、少なくとも1つのプロセッサを含むことができる。該装置は、また、コンピュータ・プログラム・コードを記憶する少なくとも1つのメモリを含むことができる。該少なくとも1つのメモリ及び該コンピュータ・プログラム・コードを構成して、該少なくとも1つのプロセッサと共に、該装置に、少なくとも、インターネット・プロトコル・アドレスの第1の範囲が第1のスコープに対応することを判定させることができる。該装置にはまた、該第1のスコープの第1の視覚的表現を表示させてもよい。該第1の視覚的表現は、第1の表示バーを含む。該第1の表示バーの長さは、該第1のスコープの幅を表す。該第1のスコープの各々のインターネット・プロトコル・アドレスは、第1の表示バーの中に表示位置がある。
第2の実施形態の前記装置では、前記判定するステップは、ある範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが、動的ホスト構成プロトコルの1つのスコープに対応することを判定するステップを含むことができる。
第2の実施形態の前記装置では、前記第1の表示バーの一部分は、前記第1のスコープからの除外アドレスの視覚的表現になっている。
第2の実施形態の前記装置では、前記装置に、さらに、第1のスコープに関連する少なくとも1つのスコープのリストを表示させることができる。
第2の実施形態の前記装置では、前記装置に、さらに、インターネット・プロトコル・アドレスの第2の範囲が第2のスコープに対応することを判定させることができる。該装置に、さらに、該第2の範囲の第2の視覚的表現を表示させることができる。該第2の視覚的表現には第2の表示バーを含む。該第2の表示バーの長さは、第2のスコープの幅を表す。第2のスコープの各々のインターネット・プロトコル・アドレスは、第2の表示バー内に表示位置がある。
第2の実施形態の前記装置では、該装置に、さらに、インターネット・プロトコル・アドレスの第3の範囲が、前記第1のスコープ及び第2のスコープに共通するインターネット・プロトコル・アドレスの範囲に対応することを判定させることができる。該装置には、さらに、該第3の範囲の第3の視覚的表現を表示させることができる。該第3の視覚的表現は、第3の表示バーを含む。該第3の表示バーの長さは、該第3の範囲の幅を表す。該第3の範囲の各々のインターネット・プロトコル・アドレスは、該第3の表示バー内に表示位置がある。
第3の実施形態によれば、コンピュータ・プログラム製品は、非一時的なコンピュータ可読媒体上に実装することができる。該コンピュータ・プログラム製品は、プロセッサを制御するように構成されて、プロセスを実行する。該プロセスは、インターネット・プロトコル・アドレスの第1の範囲が第1のスコープに対応することを判定するステップを含むことができる。該プロセスは、また、該第1のスコープの第1の視覚的表現を表示するステップを含むことができる。該第1の視覚的表現には第1の表示バーを含む。該第1の表示バーの長さは、第1のスコープの幅を表す。該第1のスコープの各々のインターネット・プロトコル・アドレスは、第1の表示バー内に表示位置がある。
第3の実施形態の前記コンピュータ・プログラム製品では、前記判定するステップは、ある範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが、動的ホスト構成プロトコルの1つのスコープに対応することを判定するステップを含む。
第3の実施形態の前記コンピュータ・プログラム製品において、前記第1の表示バーの一部は、第1のスコープからの除外アドレスの視覚的表現になっている。
第3の実施形態の前記コンピュータ・プログラム製品において、前記プロセスは、さらに、前記第1のスコープに関連する少なくとも1つのスコープのリストを表示するステップを含む。
第3の実施形態のコンピュータ・プログラム製品において、前記プロセスは、さらに、インターネット・プロトコル・アドレスの第2の範囲が第2のスコープに対応することを判定するステップを含む。該プロセスは、また、第2のスコープの第2の視覚的表現を表示するステップを含むことができる。該第2の視覚的表現は、第2の表示バーを含む。該第2の表示バーの長さは、第2のスコープの幅を表している。該第2のスコープの各々のインターネット・プロトコル・アドレスは、該第2表示バー内に表示位置がある。
第3の実施形態の前記コンピュータ・プログラム製品において、前記プロセスは、また、インターネット・プロトコル・アドレスの第3の範囲が、第1のスコープ及び第2のスコープに共通するインターネット・プロトコル・アドレスの範囲に対応することを判定するステップを含むことができる。該プロセスは、また、該第3の範囲の第3の視覚的表現を表示するステップを含むことができる。該第3の視覚的表現は、第3の表示バーを含む。該第3の表示バーの長さは、該第3の範囲の幅を表す。該第3の範囲の各々のインターネット・プロトコル・アドレスは、該第3の表示バー内に表示位置がある。
本発明の正しい理解のために、以下に示す添付の図面を参照して頂きたい。
一実施形態による、DHCPのスコープを可視化するためのユーザ・インタフェースを示す図である。
別の実施形態による、DHCPのスコープを可視化するための別のユーザ・インタフェースを示す図である。
本発明の実施形態による方法のフローチャートを示す図である。
本発明の実施形態による装置を示す図である。
本発明の実施形態による装置を示す図である。
本発明の実施形態は、動的ホスト構成プロトコルのスコープの可視化に関する。一台のDHCPサーバが複数のIPアドレスを管理することができ、かつ、該DHCPサーバが該IPアドレスの各々をどう処理するかを決定することができる。例えば、該DHCPサーバは、特定のIPアドレスを専用の目的のために予約することができる。このようなアドレスには、専用サーバ(例えば、プリンタ・サーバ又は電子メール・サーバなど)で使用するためのアドレスがある。予約されていないIPアドレスについては、該DHCPサーバは、該DHCPサーバへの接続を要求する新規クライアント装置にこれらのIPアドレスを貸し出すことができる。該DHCPサーバは、IPアドレスをDHCPスコープに基づいて編成することができる。該DCHPサーバは、1つのスコープが、何らかの目的に応じてグループ化された複数のIPアドレスを含むものとして名前付けすることができる。スコープは、より小さなスコープに分割(すなわち、元のスコープの複数の下位スコープに分割)することができる。
前記のように、DHCPスコープには、たとえば、DHCP管理者によって何らかの名前が割り当てられたIPアドレスの範囲を含むことができる。該DHCPサーバがIPアドレスをクライアント装置に割り当てると、該クライアント装置は、該IPアドレスを、他のネットワーク装置と通信するためのネットワーク・アドレスとして使用することができる。クライアント装置には、例えば、ラップトップ・コンピュータ、デスクトップ・コンピュータ、スマート・フォン、ポータブル・コンピューティング装置、サーバ、プリンタ、等があるが、これらに限定されない。DHCPスコープは、また、対応する貸し出し時間値を持つことができる。該時間値は、クライアント装置が該DHCPスコープ内で割り当てられたIPアドレスを使用することができる期間に対応する。
スコープ管理の従来の方法(例えば、Microsoft Windows(登録商標)で使用される方法など)では、ユーザがスコープを分割することができる。ただし、従来のアプローチを使用する場合、ユーザは、容易には、どのスコープが分割されているか、及び、各スコープがどのように他のスコープと関連するかを判断することができない。具体的には、従来の方法によれば、スコープが分割されている場合、ユーザは容易には分割が発生したことを確認することができない。この理由は、通常、分割の履歴/記録が存在しないからである。従来の方法によれば、2つのスコープが関連している場合であっても、ユーザは、容易には、該関係が存在することを確かめることができない。この理由は、通常、スコープ間の関連付けの履歴/記録が存在しないからである。さらに、従来の方法を使用した場合、ユーザは、どのIPアドレスが特定のスコープに包含されるかを可視化することが困難なことがある。さらに、従来のアプローチを使用した場合、ユーザは、容易には、2つの異なるスコープが重なるかどうかを判断することができない。2つの異なるスコープが重なっている場合、1つのIPアドレス(両方のスコープに共通なアドレス)を2つの異なる装置に割り当てることが可能になり、両方の装置に断続的に接続上の問題を引き起こしてしまう。2つのスコープが重複するかどうかを容易に判定することができれば、ユーザは、より容易に、これらの接続上の問題を認識し解決することができる。
従来のアプローチとは対照的に、本発明の実施形態では、どのスコープが関連しているかを示すことができる。さらに、本発明の実施形態では、スコープを可視化することができる。例えば、本発明の特定の実施形態では、スコープの可視化を、表示バーを使用して行うことができる。これは、以下でより詳細に説明する。該表示バーを見ることで、ユーザは、より容易に、どのIPアドレスが特定のスコープに含まれるかを判定することができる。さらに、本発明の実施形では、ユーザが容易に、異なるスコープが重なるかどうかを判定することができる。これは、以降でより詳細に説明する。
図1は、一実施形態による、DHCPスコープを可視化するためのユーザ・インタフェースを示している。例えば、ユーザ・インタフェース100には、「curitiba」スコープ121と「Curitiba−Dev」スコープ120が表示されている。ユーザ・インタフェース100には、また、例えば、スコープ「Curitiba−Dev」120とスコープ「curitiba」121に対応する異なる表示バーが表示されている。例えば、表示バー101は、スコープ「Curitiba−Dev」を120可視化したものに対応する。表示バー101の長さがスコープ又は範囲の幅を表す。1つの実施形態では、各表示バー101は長さが一定であってもよい。スコープ「Curitiba−Dev」120の各IPアドレスは、表示バー101内に表示位置を有する。該表示位置は、表示バー101以内で数値的に順序付けしてもよい。本発明の実施形態は、また、ポップアップに各スコープに関する情報を表示することができる。該ポップアップは、ユーザが、マウス等のポインタをバー101上に移動するときに表示される。例えば、ユーザ・インタフェース100は、ポップアップ105内の各スコープに関する情報を表示することができる。ポップアップ105にアクセスすることにより、ユーザは、例えば、「Curitiba−Dev」スコープ120に関する詳細な情報を見ることができる。ポップアップ105は、「Curitiba−Dev」スコープ120が、「Scope Address Range(スコープ・アドレス範囲)」内のIPアドレス、80.0.0.1から80.0.0.254までの合計254のアドレスを含むことを示している。「Curitiba−Dev」スコープ120に対応する254のアドレスの中で、該スコープ120の一部のアドレスは「除外アドレス」として指定することができる。除外アドレスは「Curitiba−Dev」スコープ120内にあるアドレスだが、該DHCPサーバは、通常、該除外アドレスを要求元のクライアント装置に割り当てることはしない。図1を再び参照すると、ポップアップ105は、「Curitiba−Dev」スコープ120が、80.0.0.128から80.0.0.255までの範囲の「Excluded Address(除外アドレス)」を有することを示している。除外アドレス、80.0.0.128から80.0.0.255は、視覚的には、バー101の濃い色の部分で表されている。該濃い色の部分の表示バー101内での配置及び長さは、除外アドレスがスコープ120の範囲全体の中でどこに存在するかに応じて決められる。バー101の明るい色又は暗い色の部分は複数存在することがある。この理由は、複数の範囲の除外アドレスを定義することができるからである。さらに、ポップアップ105は、関連スコープ(例えば、関連スコープ「Tokyo−dev」など)を表示することができる。スコープ「Tokyo−dev」は、「Curitiba−Dev」スコープ120に関連付けることができる。その理由は、スコープ「Tokyo−dev」がスコープ「Curitiba−Dev」にも含まれるIPアドレスを含んでよいからである。2つの関連したスコープは、以下の条件で、関連するIPアドレスを持つことができる。
a)該2つのスコープが異なる物理ネットワーク上にあり、これらの物理ネットワークが同一のプライベートIPアドレス範囲を使用する場合、又は、
b)該2つのスコープが同一の物理ネットワーク上にあり、アドレス範囲を共有する場合、である。該2つの条件は、次のいずれかの理由により発生する。すなわち、DHCP管理者が該2つのスコープを定義した方法が理由で、又は、該2つのスコープのうちの1つが分割されたことが理由で発生する。
図2は、別の実施形態による、DHCPスコープを可視化するための別のユーザ・インタフェースを示す図である。図2が示すユーザ・インタフェース210では、異なるスコープが、重複するアドレスを該スコープ間で持っているかどうかが表示される。1つの実施形態では、重複する、異なるスコープが、両方とも同一のスコープ・サブネットを使用する。図2のリストには、「scopetest」スコープ200、「scopetest1」スコープ201、及び、「scopetest2」スコープ202が挙げられている。ユーザ・インタフェース210に示されているバー204には、異なるスコープが重複するアドレスを該スコープ間で持っているかどうかが表示される。表示バー204は、「Subnet Range(サブネット範囲)128.2.0.1−128.2.0.254」すなわち、254個のアドレスを視覚化したものである。前に説明した前記表示バーと同様に、各々のアドレスは、表示バー204内に表示位置がある。表示バー204は、一部に、2つのスコープ間の重複するアドレス範囲を可視化したものを有することができる。例えば、表示バー204の部分205は、2つのスコープ間に存在する重複部分に対応し、かつ示している。該2つのスコープは、表示バー214と表示バー215によって表されている。該部分205が表わす重複範囲は、アドレス128.2.0.235から128.2.0.240を含んでいる。ユーザ・インタフェース210を見ることにより、ユーザは、重複するスコープが存在することを、容易に確認することができる。
異なるスコープは、一般的に異なる目的のために指定されているので、該異なるスコープに対応するアドレスは重複するべきではない。つまり、2つの異なるスコープは、共通のIPアドレスを持つべきではない。この理由は、一般的には、重複する部分内にあるIPアドレスが、単一のスコープに属すると判断できないからである。したがって、同一のIPアドレスが2つの異なる装置で使用されることは可能であるが、両方の装置に対して間欠的に接続上の問題/事故を引き起こす原因となる。本発明の実施形態では、ユーザが容易に、スコープが重なっているかどうかを判定することが可能になる。
図3は、本発明の実施形態による、1つの方法のフローチャートを示す。図3に示す方法は、ステップ300で、インターネット・プロトコル・アドレスの第1の範囲が第1のスコープに対応することを判定するステップを含む。本方法は、また、ステップ301で、第1のスコープの第1の視覚的表現を表示するステップを含む。第1の視覚的表現には、第1の表示バーを含む。該第1の表示バーの長さは、第1のスコープの幅を表す。該第1のスコープの各インターネット・プロトコル・アドレスは、該第1の表示バー内に表示位置がある。
図4は、本発明の実施形態による装置を示す図である。1つの実施形態では、該装置は、例えば、ユーザ端末、サーバ、又は管理サーバである。装置10が含むプロセッサ22は、情報を処理し、命令又は操作を実行する。該プロセッサ22は、任意の種類の汎用又は専用のプロセッサにすることができる。単一のプロセッサ22が図4に示されているが、複数のプロセッサを他の実施形態に従って使用することができる。プロセッサ22は、また、例えば、1つ又は複数の、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、マルチコア・プロセッサ・アーキテクチャに基づく複数プロセッサにすることができる。
装置10は、さらに、プロセッサ22に接続されたメモリ14を含むことができる。該メモリ14は、情報及びプロセッサ22により実行可能な命令を格納する。メモリ14は、1つ又は複数のメモリとすることができ、かつ、ローカル・アプリケーション環境に適した任意のタイプのメモリとすることができる。また、メモリ14は、任意の適切な揮発性又は不揮発性のデータ記憶技術を用いて実現することができる。このデータ記憶技術には、例えば、半導体製の記憶装置、磁気記憶装置及びシステム、光学記憶装置及びシステム、固定された記憶装置及び取り外し可能な記憶装置などがある。例えば、メモリ14としては、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、リード・オンリー・メモリ(ROM)、磁気又は光ディスクのような静的記憶装置、又は、他の任意のタイプの非一時的な機械又はコンピュータ読み取り可能な媒体の任意の組み合わせが含まれる。メモリ14に格納された命令には、プログラム命令又はコンピュータ・プログラム・コードがあり、プロセッサ22によって実行されるとき、前記装置10が本明細書に記載したようなタスクを実行することを可能にする。
装置10は、また、装置10に対する及び装置10からの信号及び/又はデータを送受信するための1つ又は複数のアンテナ(図示せず)を含むことができる。装置10は、さらに、該アンテナ(単数又は複数)によって送信するために情報を搬送波に変調し、かつ、該アンテナ(単数又は複数)を介して受信した情報を、装置10の他の構成要素によるさらなる処理のために復調するトランシーバ28を含むことができる。他の実施形態では、トランシーバ28は、信号又はデータを直接送受信することができる。
プロセッサ22は、装置10の動作に関連する機能を実行することができる。該機能に含まれるものには、これに限定されないが、アンテナの利得/位相パラメータのプリコーディング、通信メッセージを構成する個々のビットの符号化及び復号化、情報のフォーマッティング、及び、通信リソースの管理に関連する処理を含む該装置10の全体的制御がある。
一実施形態では、メモリ14は、プロセッサ22によって実行されるときに機能を提供するソフトウェア・モジュールを格納することができる。該モジュールには、装置10にオペレーティング・システム機能を提供するオペレーティング・システム15を含んでもよい。該メモリは、また、1つ又は複数の機能モジュール18、例えば、アプリケーション又はプログラムを格納して、装置10に追加機能を提供することができる。装置10の構成要素は、ハードウェアで、又はハードウェアとソフトウェアの任意の適切な組み合わせで実装することができる。
図5は、本発明の実施形態による装置を示す図である。装置500は、例えば、ユーザ端末、サーバ、又は管理用端末とすることができる。装置500は、インターネット・プロトコル・アドレスの第1の範囲が、第1のスコープに対応することを判定する判定部501を含むことができる。装置500は、また、第1のスコープの第1の視覚的表現を表示する表示部502を含むことができる。該第1の視覚的表現には第1の表示バーが含まれる。該第1の表示バーの長さは、該第1のスコープの幅を表す。該第1のスコープの各インターネット・プロトコル・アドレスは、該第1の表示バー内に表示位置がある。
本発明に記載された特徴、利点、及び特性は、1つ又は複数の実施形態において任意の適切な方法で組み合わせることができる。当業者であれば、本発明は特定の実施形態の特別な特徴又は利点のうちの1つ又は複数がなくても実施可能であることがわかるであろう。他の例では、追加の特徴及び利点を特定の実施形態において認識することができ、該特徴及び利点は、本発明の全ての実施形態において存在しなくてもよいことがわかるであろう。当業者なら容易に理解可能なことは、上述の本発明の実施が、順序の異なるステップで、及び/又は、開示されたものとは異なる構成のハードウェア構成要素を用いて可能であることである。故に、本発明は前記の好ましい実施形態に基づいて説明してきたが、当業者には、特定の変形、改変、及び代替構成が、本発明の思想及び請求範囲内で可能であることが明らかであろう。
10 装置
14 メモリ
15 オペレーティング・システム
18 追加の機能モジュール又はアプリケーション
22 プロセッサ
28 トランシーバ
100 ユーザ・インタフェース
101 表示バー
105 ポップアップ
120、121 スコープ
200、201、202 スコープ
204 表示バー
205 重複するアドレス(表示バー204の一部)
210 ユーザ・インタフェース
214、215 表示バー
500 装置
501 判定部
502 表示部

Claims (18)

  1. 第1の範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが第1のスコープに対応することを判定するステップと、
    該第1のスコープの第1の視覚的表現を表示するステップと、
    を含み、
    該第1の視覚的表現には、第1の表示バーが含まれ、該第1の表示バーの長さは該第1のスコープの幅を表し、該第1のスコープの各々のインターネット・プロトコル・アドレスは該第1の表示バーの中に表示位置がある、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記判定するステップには、ある範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが動的ホスト構成プロトコルの1つのスコープに対応することを判定するステップが含まれること、
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の表示バーの一部は、前記第1のスコープの除外アドレスの視覚的表現になっていること、
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のスコープに関連づけられた少なくとも1つのスコープのリストを表示するステップを含むこと、
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 第2の範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが第2のスコープに対応することを判定するステップと、
    該第2のスコープの第2の視覚的表現を表示するステップと
    を含み、
    該第2の視覚的表現には第2の表示バーが含まれ、該第2の表示バーの長さは該第2のスコープの幅を表し、該第2のスコープの各々のインターネット・プロトコル・アドレスは該第2の表示バー内に表示位置があること、
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 第3の範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが、第1のスコープ及び第2のスコープに共通するインターネット・プロトコル・アドレスの範囲に対応することを判定するステップと、
    該第3の範囲の第3の視覚的表現を表示するステップと、
    を含み、
    該第3の視覚的な表現は、第3の表示バーを含み、該第3の表示バーの長さは、該第3の範囲の幅を表し、かつ、該第3の範囲の各々のインターネット・プロトコル・アドレスは該第3の表示バー内に表示位置があること、
    を特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータ・プログラム・コードを格納する少なくとも1つのメモリと、
    を含む装置であって、
    該少なくとも1つのメモリ及び該コンピュータ・プログラム・コードを構成して、該少なくとも1つのプロセッサを用いて、該装置に、少なくとも、
    第1の範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが第1のスコープに対応することを判定するステップと、
    該第1のスコープの第1の視覚的表現を表示するステップと、
    を実行させ、
    該第1の視覚的表現は、第1の表示バーを含み、該第1の表示バーの長さは該第1のスコープの幅を表し、かつ該第1のスコープの各々のインターネット・プロトコル・アドレスは第1の表示バーの中に表示位置がある、
    ことを特徴とする装置。
  8. 前記判定するステップが、ある範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが動的ホスト構成プロトコルの1つのスコープに対応することを判定するステップを含むこと、
    を特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記第1の表示バーの一部分が前記第1のスコープからの除外アドレスの視覚的表現であること、
    を特徴とする請求項7に記載の装置。
  10. さらに、前記第1のスコープに関連する少なくとも1つのスコープのリストを表示するようにされていること、
    を特徴とする請求項7に記載の装置。
  11. さらに、第2の範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが第2のスコープに対応することを判定するステップと、
    該第2の範囲の第2の視覚的表現を表示するステップと、
    を実行するようにされ、
    該第2の視覚的表現には第2の表示バーを含み、該第2の表示バーの長さは第2のスコープの幅を表し、かつ、第2のスコープの各々のインターネット・プロトコル・アドレスは、第2の表示バー内に表示位置があること、
    を特徴とする請求項7に記載の装置。
  12. さらに、第3の範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが、前記第1のスコープ及び前記第2のスコープに共通するインターネット・プロトコル・アドレスの範囲に対応することを判定するステップと、
    該第3の範囲の第3の視覚的表現を表示するステップと、
    を実行するようにされ、
    該第3の視覚的表現が第3の表示バーを含み、該第3の表示バーの長さは該第3の範囲の幅を表しており、該第3の範囲の各々のインターネット・プロトコル・アドレスは該第3の表示バー内に表示位置があること、
    を特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 非一時的なコンピュータ可読媒体上に実装されて、プロセッサを制御してプロセスを実行するように構成され、
    該プロセスは、
    第1の範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが第1のスコープに対応することを判定するステップと、
    該第1のスコープの第1の視覚的表現を表示するステップと、
    を含み、
    該第1の視覚的表現には第1の表示バーを含み、該第1の表示バーの長さは該第1のスコープの幅を表し、該第1のスコープの各々のインターネット・プロトコル・アドレスは第1の表示バー内に表示位置があること、
    を特徴とするコンピュータ・プログラム製品。
  14. 前記判定するステップが、ある範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが動的ホスト構成プロトコルの1つのスコープに対応することを判定するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項13に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  15. 前記第1の表示バーの一部が、前記第1のスコープからの除外アドレスの視覚的表現である、
    ことを特徴とする請求項13に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  16. 前記プロセスは、前記第1のスコープに関連する少なくとも1つのスコープのリストを表示するステップを、さらに含む、
    ことを特徴とする請求項13に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  17. 前記プロセスが、
    第2の範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが第2のスコープに対応することを判定するステップと、
    該第2のスコープの第2の視覚的表現を表示するステップと、
    をさらに含み、
    該第2の視覚的表現が第2の表示バーを含み、
    該第2の表示バーの長さは第2のスコープの幅を表し、該第2のスコープの各々のインターネット・プロトコル・アドレスは該第2の表示バー内に表示位置がある、
    ことを特徴とする請求項13に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  18. 第3の範囲のインターネット・プロトコル・アドレスが前記第1のスコープ及び前記第2のスコープに共通するインターネット・プロトコル・アドレスの範囲に対応することを判定するステップと、
    該第3の範囲の第3の視覚的表現を表示するステップと、
    をさらに含み、
    該第3の視覚的表現は、第3の表示バーを含み、該第3の表示バーの長さが該第3の範囲の幅を表し、かつ、該第3の範囲の各々のインターネット・プロトコル・アドレスは該第3の表示バー内に表示位置がある、
    ことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ・プログラム製品。
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