JP2015107152A - パルスオキシメータ - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が、単独でいわゆる6分間歩行テストを実施することを可能とし、利用者に煩雑な操作をすることなく、血中酸素飽和度と前記脈拍数とを測定できるパルスオキシメータを提供する。
【解決手段】パルスオキシメータ10であって、演算部33が、安静状態の利用者による入力情報を入力受付部32が受け付けた際に検出された検出信号に基づき演算した血中酸素飽和度を基準値として記憶部34に格納し、安静状態後に所定時間に亘って歩行し、再度安静状態となった利用者から検出された検出信号に基づき演算した血中酸素飽和度を判定値として記憶部34に格納すると供に、判定部36が、判定値が基準値以上であるか否かを繰り返し判定し、判定部36により判定値が基準値以上であると判定された場合、通知部37は判定値が基準値以上である旨を利用者に通知する。
【選択図】図2

Description

本発明は、呼吸器疾患や循環器疾患等の患者に対して実施されている、例えば6分間歩行テストを実施する際にも、患者が煩雑な作業を行う必要がなく、正確に血中酸素飽和度及び脈拍数を測定することが可能なパルスオキシメータに関する。
呼吸器疾患や循環器疾患等の患者の回復具合を測定するため、様々な機能評価テストが行われ、その中でも代表的なテストとして、6分間歩行テストが行われている。現状の6分間歩行テストは、患者が血中酸素飽和度や脈拍数が測定可能なパルスオキシメータを(特許文献1を参照)、患者の指先に装着した状態で、決められたコースを、例えば所定距離毎にテープ等により目印がつけられた病棟廊下において、6分間の間に亘ってできる限り速く歩行させるものである。
6分間歩行テストにおいては、歩行している状態で、1分間毎に患者の血中酸素飽和度と脈拍数とをそれぞれ測定し、記録する必要があるが、患者一人で1分間毎の血中酸素飽和度と脈拍数とを記録するための筆記用具や記録用紙を所持したまま歩行したり、1分間毎に血中酸素飽和度と脈拍数とを記録用紙に記録したり、また正確に1分間を測定したりすることは困難である。よって、1分間毎の血中酸素飽和度と脈拍数とを記録するための記録用紙や、時間を測定するためのストップウォッチを所持した看護師等が患者に付き添い、当該歩行テストを実施しているのが実情である。また、正確に6分間歩行テストを行うためには、1分間毎の血中酸素飽和度と脈拍数とを短時間で間違えることなく、記録する必要もあり、患者に付き添っている看護師等における負担が大きかった。
また、6分間歩行した後、患者は椅子等に座って、しばらく安静にしてから、血中酸素飽和度や脈拍数や息切れ具合を確認し、特に異常が見られなければ、利用者が正常に回復したと判断しているが、利用者にとって正常な血中酸素飽和度や脈拍数は、患者毎に正常な値や範囲が違っているため、看護師等の経験や主観によるものであった。
特開2010−233908号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたパルスオキシメータでは、6分間歩行テスト中に設定時間毎に血中酸素飽和度及び脈拍数を測定し、記録すること、歩行後に患者が正常な血中酸素飽和度や脈拍数に回復したことを判定することはできないため、患者が6分間歩行テストを行う際には、看護師等が付き添って行う必要があると供に、正確に、且つ速やかに血中酸素飽和度及び脈拍数を測定することは困難であった。
本発明は、上記課題に鑑みて、例えば6分間歩行テストを利用者が煩雑な作業を行う必要なく、正確に血中酸素飽和度及び脈拍数を測定することができるパルスオキシメータを提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明のパルスオキシメータは、利用者の指から検出信号を検出する検出部と、検出した前記検出信号を送信する送信部とを備える検出部本体と、送信された前記検出信号を受信する受信部と、前記利用者からの入力情報を受け付ける入力受付部と、前記検出信号に基づき血中酸素飽和度と脈拍数とを演算する演算部と、前記入力情報と前記血中酸素飽和度と前記脈拍数とを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記血中酸素飽和度と前記脈拍数とを表示する表示部と、前記血中酸素飽和度と前記脈拍数とを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づき前記利用者に通知する通知部と、前記利用者の身体に装着可能な装着部とを備える装置本体とを有するパルスオキシメータであって、前記演算部が、安静状態の利用者による入力情報を前記入力受付部が受け付けた際に検出された前記検出信号に基づき演算した前記血中酸素飽和度を基準値として前記記憶部に格納し、前記安静状態後に所定時間に亘って歩行し、再度安静状態となった前記利用者から検出された検出信号に基づき演算した前記血中酸素飽和度を判定値として前記記憶部に格納すると供に、前記判定部が、前記判定値が前記基準値以上であるか否かを繰り返し判定し、前記判定部により前記判定値が前記基準値以上であると判定された場合、前記通知部は前記判定値が前記基準値以上である旨を前記利用者に通知することを特徴とする。
この構成により、所定時間歩行した後、利用者が歩行前の正常な血中酸素飽和度に回復したことを正確に判定することができる。
また、本発明のパルスオキシメータは、前記演算部が、前記歩行状態にある利用者から検出された検出信号に基づき、予め設定した設定時間毎に演算した前記血中酸素飽和度と前記脈拍数とを前記設定時間毎に関連付けて前記記憶部に格納することを特徴とする。
この構成により、利用者が煩雑な作業を行う必要がなく、設定時間毎に利用者から検出された検出信号に基づき、演算された血中酸素飽和度と脈拍数と正確に記録することができる。
また、本発明のパルスオキシメータは、前前記入力受付部が、所定距離歩行した毎に前記利用者からの入力情報を、前記設定時間毎に関連付けて前記記憶部に格納することを特徴とする。
この構成により、利用者が煩雑な作業を行わずとも、設定時間毎に利用者の歩行距離を正確に記録することができる。
また、本発明のパルスオキシメータは、前記演算部が、前記血中酸素飽和度と前記脈拍数とを関連付けて前記記憶部に格納すると供に、前記血中酸素飽和度と前記脈拍数とを前記表示部に並べて表示することを特徴とする。
この構成により、血中酸素飽和度と脈拍数とを並べて、例えば所定の設定時間における血中酸素飽和度と脈拍数とを一画面で表示させることや、設定時間毎の血中酸素飽和度と脈拍数とをリストとして表示させることができ、利用者が測定結果を容易に把握することが可能となる。
本発明によれば、例えば、所定時間歩行した後、利用者が歩行前の正常な血中酸素飽和度に回復したことを正確に判定することができる。
本実施形態のパルスオキシメータの全体説明図である。 本実施形態のパルスオキシメータのブロック図である。 (a)は本実施形態の表示部に表示される画面の一例を示す図であり、(b)は本実施形態の表示部に表示される画面の別の一例を示す図であり、(c)は本実施形態の表示部に表示される画面のさらに別の一例を示す図である。 本実施形態のパルスオキシメータの測定方法を示すフローチャートである。
以下、本実施形態のパルスオキシメータを図1〜図3に基づいて説明する。尚、図1は、本実施形態のパルスオキシメータの全体説明図である。図2は、パルスオキシメータのブロック図である。図3(a)〜(c)は、本実施形態の表示部に表示される画面の各一例である。
本実施形態のパルスオキシメータ10は、検出部本体20と、装置本体30とを有する。また、パルスオキシメータ10は、検出部本体20と装置本体30との間において、有線又は無線により各種信号及び情報等が送受信できる構成であればよく、本実施形態では、ケーブル40によって検出部本体20と装置本体30とが電気的に接続されている。
検出部本体20は、利用者の指から検出信号を検出する検出部21と、検出した検出信号を送信する送信部22とを備える。検出部本体20は、例えば全体がクリップ状に構成されており、利用者の指を上側と下側とから挟持することができ、利用者の指を指挿入部23に挿入することにより、利用者の指に装着可能となる。また、検出部本体20は、例えば利用者が成人である場合と小児である場合とでは指の大きさが大きく異なるため、利用者の指の大きさに合わせて利用できるように複数種類設けるとよい。尚、利用者に装着した際、利用者の歩行を妨げないように、小型化・軽量化したものであればよく、その形状は適宜変更可能である。
検出部21は、公知のパルスオキシメータに用いられる検出方法により、利用者の指から検出信号を検出する。具体的には、検出部21は、発光部と受光部とから構成され、検出部本体20を装着した利用者の指に対し、当該発光部から赤色光と赤外光とを交互に照射し、当該利用者の指に吸収されずに透過してきた光又は反射した光を当該受光部で感知する。そして、当該受光部は、透過光と反射光とを光電変換した後、電流電圧変換回路及びアナログ/デジタル変換回路を経てデジタル信号である検出信号に変換する。
本実施形態では、検出部21は、指の爪側に設けられた発光部が赤色光と赤外光とを照射し、利用者の指に吸収されなかった透過光と反射光とを指の腹側に設けられた受光部が感知し、上述した方法により、検出信号に変換する。
送信部22は、検出部21により検出した検出信号を装置本体30の受信部31に向けて送信する。本実施形態では、検出部本体20と装置本体30がケーブル40により電気的に接続されており、送信部22と受信部31とで各種信号及び情報等が送受信可能である。尚、送信部22と受信部31の間は、有線を利用する構成でなくてもよく、WiFi、Bluetooth(登録商標)等といった無線を利用する構成でもよい。
装置本体30は、送信された検出信号を受信する受信部31と、利用者からの入力情報を受け付ける入力受付部32と、検出信号に基づき血中酸素飽和度と脈拍数とを演算する演算部33と、入力情報と前記血中酸素飽和度と前記脈拍数とを記憶する記憶部34と、記憶部34に記憶された前記血中酸素飽和度と前記脈拍数とを表示する表示部35と、前記血中酸素飽和度と前記脈拍数とを判定する判定部36と、判定部36の判定結果に基づき利用者に通知する通知部37と、利用者の身体に装着可能な装着部38とを備える。尚、装置本体30は、利用者の手首や腕に装着し、歩行をする際、歩行を妨げることがなく、また利用者に肉体的負担を強いることがない程度のサイズ、且つ重量であれば、その全体形状は、適宜変更可能である。
受信部31は、送信部22から送信された検出信号を受信し、演算部33に出力する。
入力受付部32は、利用者からの各種入力情報を受け付けることができる。本実施形態では、入力受付部32が装置本体30の側面に押しボタンスイッチとして設けられ、入力受付部32が利用者により押されると、入力情報として受け付ける。例えば、6分間歩行テスト実施前において、入力受付部32が安静状態にある利用者からの入力情報(以下、開始情報という)を受け付けた際、入力受付部32は後述する演算部33に開始情報を出力する。
また、入力受付部32は、所定距離歩行した際における利用者からの入力情報を、設定時間毎に関連付けて記憶部34に格納する。具体的には、6分間歩行テストは、主に病棟等の廊下で行われることが多く、当該廊下には、所定距離、例えば10m毎にテープ等で目印が示されており、利用者は容易に認識することが可能である。利用者が6分間歩行テスト中に所定距離歩行した際、即ち10m毎に示されたテープを越える毎に、利用者が入力受付部32を1回押すと、入力受付部32は10m歩行したことを示す入力情報(以下、距離情報という)を設定時間毎に関連付けて記憶部34に格納する。
ここで、設定時間とは、例えば6分間歩行テストにおいて、6分間を所定の時間毎に区切られた時間を示す。本実施形態では、設定時間を「1分」とする。尚、設定時間は「1分」に限られず、「30秒」であっても、また他の時間であってもよく、実施される歩行テストに合わせて適宜変更し設定すればよい。
また、距離情報を設定時間毎に関連付けるとは、設定時間である1分の間に利用者が10m歩行した場合は距離情報として「1」を、また利用者が30m歩行した場合は距離情報として「3」を、設定時間毎に関連付けることをいう。本実施形態では、「6分間歩行テストの開始から1分経過まで」を設定時間「1」として、利用者が設定時間「1」中に30m歩行した場合は、入力受付部32は、距離情報「3」を設定時間「1」に関連付けて記憶部34に格納する。尚、他の設定時間においても同様であり、例えば「6分間歩行テストの開始4分経過後から5分経過まで」を設定時間「5」として、利用者が設定時間「5」に20m歩行した場合は、入力受付部32は、距離情報「2」を設定時間「5」に関連付けて記憶部34に格納する。
演算部33は、検出信号に基づき血中酸素飽和度と脈拍数とを演算する。演算部33は、検出信号から赤色光と赤外光との吸光度の比率から血中酸素飽和度及び脈拍数を演算する。なお、当該吸光度の比率から血中酸素飽和度及び脈拍数を演算する方法は、既に各種パルスオキシメータで用いられている演算方法と同じ方法であるため、詳細な説明は省略する。
演算部33は、入力受付部32から開始情報を取得すると、その際に受信部31から出力された検出信号に基づき演算した血中酸素飽和度を基準値として記憶部34に格納する。即ち、基準値とは、歩行前の安静状態にある利用者の血中酸素飽和度をいう。尚、基準値として、歩行前の安静状態にある利用者の脈拍数を追加してもよい。
演算部33は、歩行状態にある利用者から検出された検出信号に基づき、予め設定した設定時間毎に演算した血中酸素飽和度と脈拍数とを設定時間毎に関連付けて記憶部34に格納する。本実施形態では、演算部33は、設定時間1分経過時の血中酸素濃度及び脈拍数を設定時間「1」に関連付けて格納する。尚、他の設定時間経過時においても同様であり、例えば演算部33は、設定時間3分経過時の血中酸素濃度及び脈拍数を設定時間「3」に関連付けて格納する。
また、利用者が歩行を開始してから6分経過後、演算部33は、再度安静状態となった利用者から検出された検出信号に基づき血中酸素飽和度と脈拍数とを演算し、記憶部34に格納する。例えば、演算部33は、6分間歩行後から1分経過する毎に血中酸素飽和度と脈拍数とを演算する構成としてもよい。
上述したように、演算部33は、血中酸素飽和度と脈拍数とを関連付けて記憶部34に格納すると供に、血中酸素飽和度と脈拍数とを後述する表示部35に並べて表示することができる。尚、演算部33は、上述した場合の血中酸素飽和度及び脈拍数以外にも、検出信号に基づき血中酸素飽和度と脈拍数とを演算し、リアルタイムの血中酸素飽和度及び脈拍数を表示部35に並べて表示させてもよい。
記憶部34は、不揮発性メモリ(内部メモリ)からなり、例えばフラッシュメモリなどによって構成される。記憶部34はプログラム領域とデータ領域とを有し、当該プログラム領域には、演算部33による演算に利用されるプログラムや、後述する図4に示す処理手順に応じて本実施形態を実現するための各プログラムが格納される。
また、記憶部34は、当該データ領域に、各種入力情報と血中酸素飽和度と脈拍数とを記憶する。例えば、記憶部34は、開始情報と基準値である血中酸素飽和度を関連付けて記憶する。また、記憶部34は、各設定時間に血中酸素飽和度及び脈拍数と距離情報を関連付けて記憶する。さらに、記憶部34は、後述する判定部36で判定に用いられる判定値とした血中酸素飽和度を記憶する。
表示部35は、液晶ディスプレイ等から構成され、図3に示されるような各画面を表示する。表示部35には、演算部33により演算された血中酸素飽和度(図3(a)中の%SpO2の下方に図示された「98」)と脈拍数(図3(a)中のPR下方に図示された「78」)とが並べて表示される。図3(a)に示めされた血中酸素飽和度及び脈拍数は、その時点での数値が示され、リアルタイムで変化する。尚、図3(a)中の右側端部に図示された棒グラフは脈拍に応じて上下することにより、利用者は脈拍のリズムや脈の強度を認識することができる。また、図3(a)中の下端部に図示された波形は、脈拍の波形である。
また、図3(b)は、図3(a)に図示された表示部35に、基準値である血中酸素飽和度を加えて表示した表示部35を示す。利用者は基準値から血中酸素飽和度がどの程度変化しているかが一目で確認することができる。また、基準値として、歩行前の安静状態にある利用者の脈拍数を追加した場合、表示部35に基準値である脈拍数をさらに加えて表示してもよく、利用者は基準値から脈拍数がどの程度変化しているかも一目で確認することができる。
さらに、図3(c)は、設定時間毎の血中酸素飽和度及び脈拍数をリスト形式で表示した表示部35を示す。図3(c)の左端から順に、「t」は設定時間を示し、「%SpO2」は血中酸素飽和度を示し、「PR」は脈拍数を示し、「num」は距離情報の入力回数を示す。利用者は、設定時間毎の血中酸素飽和度及び脈拍数の変化を容易に確認することができる。また、利用者は、実際に歩行した距離も確認することが可能である。ここで、所定距離を10mとすると、図3(c)に示す設定時間(t)「1」において、距離情報の入力回数(num)が2であるから、歩行距離は20mである。尚、距離情報の入力回数ではなく、所定距離と距離情報の入力回数とから、歩行距離を演算し、表示する構成としてもよい。
判定部36は、判定値が基準値以上であるか否かを判定する(以下、判定処理という)。判定部36は、記憶部34に格納された、歩行後に再度安静状態となった利用者の血中酸素飽和度を判定値とし、基準値である歩行前の安静状態にある利用者の血中酸素飽和度以上である否かを判定する。尚、判定処理には、判定値として、血中酸素飽和度の他に脈拍数を判定する場合、脈拍数の判定値が脈拍数の基準値以下であるか否かも判定する処理も含まれる。
判定部36は、判定値が基準値以上であると判定した場合、歩行テスト終了の旨を示す情報(以下、終了情報という)を通知部37に出力する。一方、判定値が基準値以上でないと判定した場合、その旨を示す情報を演算部33に出力する。当該情報を取得した演算部33は、所定時間経過後、例えば30秒後に再度判定値の演算を実施し、記憶部34に格納する。そして、判定部36は、繰り返し判定処理を実施する。尚、判定部36は、利用者が歩行を止めてから、一定の時間(例えば10分程度)が経過しても、判定値が基準値以上にならない場合、利用者に注意を促す旨の情報(以下、注意情報という)を通知部37に対し出力する。
また、判定値として脈拍数を用いた場合、判定部36は、判定値が基準値以下であると判定した場合、終了情報を通知部37に出力する。一方、脈拍数の判定値が基準値以下でないと判定した場合、その旨を示す情報を演算部33に出力し、上述したように判定部36は、繰り返し判定処理を実施する。さらに、判定部36は、利用者が歩行を止めてから、一定の時間(例えば10分程度)が経過しても、脈拍数の判定値が基準値以下にならない場合、注意情報を通知部37に対し出力する。
通知部37は、判定部36の判定結果に基づき利用者に通知する。本実施形態では、通知部37は、判定部36から終了情報を取得した場合、利用者に対し、正常に6分間歩行テストが終了した旨を通知する。一方、通知部37は、判定部36から注意情報を取得した場合、利用者に対し、注意を促す旨を通知する。尚、利用者に対する通知手段は、振動、音、又は光による手段でよく、またこれらを組み合わせた手段であってもよい。
装着部38は、帯状のベルトにより構成されており、利用者の身体、例えば手首や腕に装着可能である。尚、利用者の手首や腕の大きさに合わせてサイズが自在に変更できるものであるとさらに好ましい。
尚、装置本体30に、より詳細な解析を実施するために、BluetothやWiFi等の通信手段により、パーソナルコンピュータと通信可能な通信部を設けても良い。
次に、パルスオキシメータ10による6分間歩行テストの処理手順を、図4に示す本実施形態のパルスオキシメータ10の処理手順を示すフローチャートにより説明する。本実施形態では、利用者の指に検出部本体20が装着され、また利用者の手首に装置本体30が装着されており、利用者がいわゆる6分間歩行テストを実施する状況について、以下説明する。
ステップS101において、6分間歩行テストを実施する前の安静状態にある利用者は、装置本体30に設けられた入力受付部32から、開始情報を入力する。本実施形態では、入力受付部32が装置本体30の側面に押しボタンスイッチとして設けられ、安静状態にある利用者が入力受付部32を押すことにより、入力受付部32は開始情報を受け付ける。
ステップS102において、演算部33は、ステップS101により入力受付部32から開始情報を取得すると、その際に受信部31から出力された検出信号に基づき演算した血中酸素飽和度(SpO2)を基準値として記憶部34に格納する。ここで、検出信号とは、発光部と受光部とから構成された検出部21において、指の爪側に設けられた発光部が赤色光と赤外光とを照射し、利用者の指に吸収されなかった透過光と反射光とを指の腹側に設けられた受光部が感知し、上述した方法によりデジタル信号に変換した信号をいう。そして、当該検出信号は、検出部本体20の送信部22から装置本体30の受信部31を介して、演算部33に出力される。尚、基準値とは、歩行前の安静状態にある利用者から検出された血中酸素飽和度をいう。
ここで、基準値が記憶部34に格納された後、利用者は所定時間(本実施形態では、6分間)に亘る歩行を開始する。
ステップS103において、検出部21は、歩行状態の利用者から検出信号を検出し、当該検出信号を送信部22及び受信部31を介して演算部33に出力する。
ステップS104において、演算部33は、予め設定した設定時間(本実施形態では、1分間)に到達したか否かを判断し、設定時間に到達した場合、ステップS105に進む。一方、設定時間に到達していない場合、ステップS103に戻る。
ステップS105において、演算部33は、設定時間に到達した際の検出信号に基づき、血中酸素飽和度(SpO2)と脈拍数(PR)とを演算し、設定時間毎に関連付けて血中酸素飽和度(SpO2)と脈拍数(PR)と記憶部34に格納する。
ステップS106において、演算部33は、利用者が歩行を開始してから、所定時間が経過したか否かを判断する。具体的には、所定時間を6分間、設定時間を1分間とした場合、演算部33が6回目の設定時間における血中酸素飽和度(SpO2)と脈拍数(PR)とを演算した際に所定時間を経過したと判断し、ステップS107に進む。尚、演算部33は、利用者に対し、歩行を終了する旨の情報を通知部37に出力してもよい。歩行を終了する旨の情報を取得した通知部37は、利用者に対し、歩行を終了する旨を通知する。
一方、6回目の設定時間でない場合、演算部33は、血中酸素飽和度(SpO2)と脈拍数(PR)とを演算し、設定時間毎に関連付けて血中酸素飽和度(SpO2)と脈拍数(PR)と記憶部34に格納し、ステップS103に戻る。
ステップS107において、演算部33は、歩行を終了し、再度安静状態にある利用者から検出された検出信号に基づき、血中酸素飽和度(SpO2)を演算し、判定値として記憶部34に格納する。換言すると、判定値とは、歩行後に再度安静状態となった利用者から検出された血中酸素飽和度をいう。
ステップS108において、判定部36は、判定処理を実施する。具体的には、判定部36は、ステップS107により演算された判定値がステップS102により演算された基準値以上であるか否かを判定する。判定値が基準値以上である場合、判定部36は、終了情報を通知部37に出力する。
一方、判定値が基準値以上でない、即ち基準値に満たない場合、判定部36は、その旨を示す情報を演算部33に出力する。そして、演算部33は、所定時間経過後、例えば30秒後に再度判定値の演算を実施し、記憶部34に格納する。
また、判定部36は、利用者が歩行を止めてから、一定の時間(例えば10分程度)が経過しても、判定値が基準値に満たない場合、注意情報を通知部37に対し出力する。
ステップS109において、通知部37は、判定部36から終了情報を取得した場合、利用者に対し、正常に6分間歩行テストが終了した旨を通知する。ここで、通知部37の利用者に対する通知手段は、振動、音、又は光による手段でよく、またこれらを組み合わせた手段によってもよい。尚、通知部37は、判定部36から注意情報を取得した場合、利用者に対し、注意を促す旨を通知する。
上記ステップS102〜S108において、基準値として、歩行前の安静状態にある利用者から検出された脈拍数を、また判定値として、歩行後に再度安静状態となった利用者から検出された脈拍数を加えてもよい。この場合は、判定部36は、脈拍数の判定値が、脈拍数の基準値以下であるか否かを判定し、判定結果に応じて、終了情報を通知部37に出力する等を行う。
本実施形態のパルスオキシメータ10は、6分間歩行前の安静状態にある利用者から検出された血中酸素飽和度を基準値とし、6分間歩行した後に安静状態にある利用者から検出された血中酸素飽和度を判定値とし、判定値が基準値以上となった場合、利用者が正常な血中酸素飽和度に回復したと判定しているため、利用者が回復したことを客観的に、且つ正確に確認することが可能となる。また、本実施形態のパルスオキシメータ10は、基準値として6分間歩行前の安静状態にある利用者から検出された脈拍数を、判定値として6分間歩行した後に安静状態にある利用者から検出された脈拍数を加えて判定することにより、利用者の回復状態をより正確に確認することができる。
本実施形態のパルスオキシメータ10は、設定時間毎に血中酸素飽和度及び脈波数を測定し、記録することができるため、6分間歩行テストを実施する際、看護師等が付き添って実施する必要がなく、利用者が単独で6分間歩行テストを実施することができる。
本実施形態のパルスオキシメータ10は、設定時間毎に距離情報を記録することができ、6分間歩行テストにおける利用者の歩行距離を煩雑な作業を必要とせず、把握することができる。
本実施形態のパルスオキシメータ10は、表示部35に、血中酸素飽和度及び脈拍数を並べて表示させたり、血中酸素飽和度及び脈拍数をそれぞれの基準値と供に一画面で表示させたり、設定時間毎の血中酸素飽和度及び脈拍数をリスト化して表示させることができるため、利用者の状態変化を容易に、且つ正確に把握することが可能となる。
〔実施形態の変形例等〕
本明細書開示の発明は、各発明や実施形態の構成の他に、適用可能な範囲で、これらの部分的な構成を本明細書開示の他の構成に変更して特定したもの、或いはこれらの構成に本明細書開示の他の構成を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な構成を部分的な作用効果が得られる限度で削除して特定した上位概念化したものを含み、下記の変形例等も包含する。
本実施形態のパルスオキシメータ10は、血中酸素飽和度の下限値や、脈拍数の上限値及び下限値を予め設定し、血中酸素飽和度が下限値に達した際、又は脈拍数の上限値若しくは下限値に達した際は、通知部37より、利用者に対し、警告音等で通知する構成としてもよい。
10…パルスオキシメータ
20…検出部本体
21…検出部
22…送信部
23…指挿入部
30…装置本体
31…受信部
32…入力受付部
33…演算部
34…記憶部
35…表示部
36…判定部
37…通知部
38…装着部
40…ケーブル

Claims (4)

  1. 利用者の指から検出信号を検出する検出部と、検出した前記検出信号を送信する送信部とを備える検出部本体と、
    送信された前記検出信号を受信する受信部と、前記利用者からの入力情報を受け付ける入力受付部と、前記検出信号に基づき血中酸素飽和度と脈拍数とを演算する演算部と、前記入力情報と前記血中酸素飽和度と前記脈拍数とを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記血中酸素飽和度と前記脈拍数とを表示する表示部と、前記血中酸素飽和度と前記脈拍数とを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づき前記利用者に通知する通知部と、前記利用者の身体に装着可能な装着部とを備える装置本体とを有するパルスオキシメータであって、
    前記演算部が、安静状態の利用者による入力情報を前記入力受付部が受け付けた際に検出された前記検出信号に基づき演算した前記血中酸素飽和度を基準値として前記記憶部に格納し、前記安静状態後に所定時間に亘って歩行し、再度安静状態となった前記利用者から検出された検出信号に基づき演算した前記血中酸素飽和度を判定値として前記記憶部に格納すると供に、前記判定部が、前記判定値が前記基準値以上であるか否かを繰り返し判定し、前記判定部により前記判定値が前記基準値以上であると判定された場合、前記通知部は前記判定値が前記基準値以上である旨を前記利用者に通知することを特徴とするパルスオキシメータ。
  2. 前記演算部が、前記歩行状態にある利用者から検出された検出信号に基づき、予め設定した設定時間毎に演算した前記血中酸素飽和度と前記脈拍数とを前記設定時間毎に関連付けて前記記憶部に格納することを特徴とする請求項1記載のパルスオキシメータ。
  3. 前記入力受付部が、所定距離歩行した毎に前記利用者からの入力情報を、前記設定時間毎に関連付けて前記記憶部に格納することを特徴とする請求項1又は2に記載のパルスオキシメータ。
  4. 前記演算部が、前記血中酸素飽和度と前記脈拍数とを関連付けて前記記憶部に格納すると供に、前記血中酸素飽和度と前記脈拍数とを前記表示部に並べて表示することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のパルスオキシメータ。
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