JP2015103863A - ネットワーク管理システム、通信システム及びネットワーク管理方法 - Google Patents

ネットワーク管理システム、通信システム及びネットワーク管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015103863A
JP2015103863A JP2013241145A JP2013241145A JP2015103863A JP 2015103863 A JP2015103863 A JP 2015103863A JP 2013241145 A JP2013241145 A JP 2013241145A JP 2013241145 A JP2013241145 A JP 2013241145A JP 2015103863 A JP2015103863 A JP 2015103863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
communication
communication terminal
connection
access point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013241145A
Other languages
English (en)
Inventor
健太郎 遠藤
Kentaro Endo
健太郎 遠藤
久人 杉山
Hisato Sugiyama
久人 杉山
和明 市橋
Kazuaki Ichihashi
和明 市橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2013241145A priority Critical patent/JP2015103863A/ja
Publication of JP2015103863A publication Critical patent/JP2015103863A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】通信端末がネットワークへの接続を切断した場合であっても、当該通信端末にIPアドレスを割り当てて行うプッシュ型の通信を成立させる。
【解決手段】ネットワーク10の認証モジュール12は、アクセスポイントAP1に接続する通信端末20に対しIPアドレスを割り当てると、このIPアドレスを、当該IPアドレスを割り当てた通信端末20を識別可能にIPアドレス履歴DB13へ保存する。通信端末20がアクセスポイントAP1への接続を切断し、非接続期間を経て再接続した場合、認証モジュール12は、IPアドレス履歴DB13に保存したIPアドレスの再割り当てを行う。この再割り当てにより、非接続期間の前後において、一の通信端末20に割り当てられるIPアドレスが同じとなる。データ転送モジュール14は、非接続期間に発生したプッシュ型の通信における通信パケットを、IPアドレスの再割り当て後に、通信端末20へ転送する。
【選択図】図2

Description

本発明は、プッシュ型の通信の管理に関する。
スマートフォンや携帯電話端末等の通信端末は、利用する通信サービスに応じて、ネットワークにおける接続先(例えばアクセスポイント)を切り替えることがある。しかし、この通信サービスで、IP(Internet Protocol)アドレスを宛先アドレスとしたプッシュ型の通信が用いられる場合、通信端末が対応する接続先への接続を切断した後は、IPアドレスが破棄されているので、当該プッシュ型の通信が成立しない場合がある。特許文献1は、サーバアプリケーションとクライアントアプリケーションとの間に中継装置(プロキシ)を介在するように通信経路を構築して行う通信において、当該通信経路を途中で切り替える場合に、その切り替え期間中において、プロキシがアプリケーションの送出する通信内容を蓄積し、通信が可能になったときに蓄積された情報を送信することを開示している。特許文献2,3は、ユーザが使用する通信端末主導で、データ通信の接続先を自動判別して接続することを開示している。
特開2002−64562号公報 特開2009−49897号公報 特表2006−262131号公報
特許文献1に記載の発明は、通信サービスの連続性を保証することを目的としたもので、通信を終了することなく通信経路を途中で切り替えることが前提となっている。このため、特許文献1に記載の発明によれば、通信経路の切り替え途中に一時的に通信ができなくなったとしても、プッシュ型の通信を成立させることができると考えられる。しかし、特許文献1に記載の発明で、通信端末が通信を終了してネットワークへの接続を切断した場合、当該切断を契機にIPアドレスが破棄されるため、当該切断前のIPアドレスを用いたプッシュ型の通信を成立させることができない。特許文献2,3に記載の発明は、通信端末主導で接続先の切り替えを行うものであり、ネットワーク側からプッシュ型の通信があったかどうかを、通信端末側で常に把握することは難しい。
そこで、本発明の目的は、通信端末がネットワークへの接続を切断した場合であっても、当該通信端末にIPアドレスを割り当てて行うプッシュ型の通信を成立させることである。
上述した課題を解決するため、本発明のネットワーク管理システムは、所定のネットワークに設けられたアクセスポイントを介して行われる通信を管理するネットワーク管理システムであって、前記アクセスポイントに通信端末が接続した場合、通信パケットの転送先を特定するIPアドレスを発行して、当該通信端末に割り当てる第1の割当部と、前記第1の割当部が割り当てたIPアドレスを、当該IPアドレスを割り当てた前記通信端末を識別可能に保存する保存部と、前記通信端末が前記アクセスポイントへの接続を切断し、非接続期間を経て当該接続を再開した場合、当該通信端末に対し、前記保存部が保存したIPアドレスの再割り当てを行う第2の割当部と、前記第1の割当部が割り当てたIPアドレスを宛先アドレスとした通信パケットが、前記非接続期間中に発生した場合、前記第2の割当部が当該IPアドレスの再割り当てを行った後に、当該通信パケットを転送する転送処理部とを備える。
本発明のネットワーク管理システムにおいて、前記非接続期間中に発生した通信パケットをバッファリングするバッファ処理部を備え、前記転送処理部は、前記第2の割当部が再割り当てを行ったIPアドレスを宛先アドレスとした通信パケットを、前記バッファから前記通信端末へ転送するようにしてもよい。
この発明において、前記バッファリングした通信パケットの容量が閾値以上となった場合に、前記接続を再開させるための制御信号を、前記通信端末へ送信する接続制御部を備え、前記転送処理部は、前記制御信号に応じて前記接続が再開された後に、前記バッファリングした通信パケットを転送するようにしてもよい。
本発明のネットワーク管理システムにおいて、前記接続が切断された場合に、当該接続の状態をプリザベーション状態に遷移させ、前記非接続期間中に通信パケットが発生した場合に、前記プリザベーション状態から復帰させる接続制御部を備え、前記転送処理部は、前記プリザベーション状態から復帰した後に、前記通信パケットを転送するようにしてもよい。
本発明の通信システムは、前記ネットワークに設けられた、上記いずれかのネットワーク管理システムと、前記アクセスポイントに接続して、前記ネットワークと通信する通信端末とを備える。
本発明のネットワーク管理方法は、所定のネットワークに設けられたアクセスポイントを介して行われる通信を管理するネットワーク管理方法であって、前記アクセスポイントに通信端末が接続した場合、通信パケットの転送先を特定するIPアドレスを発行して、当該通信端末に割り当てるステップと、割り当てたIPアドレスを、当該IPアドレスを割り当てた前記通信端末を識別可能に保存する保存部と、前記通信端末が前記アクセスポイントへの接続を切断し、非接続期間を経て当該接続を再開した場合、当該通信端末に対し、保存した前記IPアドレスの再割り当てを行うステップと、前記割り当てたIPアドレスを宛先アドレスとした通信パケットが、前記非接続期間中に発生した場合、当該IPアドレスの再割り当てを行った後に、当該通信パケットを転送するステップとを有する。
本発明によれば、通信端末がネットワークへの接続を切断した場合であっても、当該通信端末にIPアドレスを割り当てて行うプッシュ型の通信を成立させることができる。
本発明の第1実施形態の通信システムの全体構成を示す図。 同実施形態のネットワークの構成を示すブロック図。 同実施形態のIPアドレス履歴の構成例を示す図。 同実施形態の通信端末の接続先と通信パケットの流れとの関係の説明図。 同実施形態の通信システムで実行される処理の流れを示すシーケンス図。 同実施形態の通信システムで実行される処理の流れを示すシーケンス図。 同実施形態の通信システムで実行される処理の流れを示すシーケンス図。 同実施形態のIPアドレス履歴の更新後の構成例を示す図。 第2実施形態のネットワークの構成を示すブロック図。 同実施形態の通信システムで実行される処理の流れを示すシーケンス図。 同実施形態の通信システムで実行される処理の流れを示すシーケンス図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態である通信システム1の全体構成を示す図である。図1に示すように、通信システム1は、ネットワーク10と通信端末20とを含んで構成される。ネットワーク10は、ここでは無線通信網であり、複数の基地局や複数の交換局、アクセスポイントAP1,AP2といった通信ノード群、及び、これらの通信ノードを相互に接続する通信線を含む。アクセスポイントAP1は、第1サーバ30と通信するために通信端末20が接続するアクセスポイントである。アクセスポイントAP2は、第2サーバ40と通信するために通信端末20が接続するアクセスポイントである。
ネットワーク10は、通信回線L1を介して第1サーバ30と接続される。第1サーバ30は、クライアント−サーバシステムのサーバとして機能するコンピュータ装置である。第1サーバ30は、ここではISP(Internet Services Provider)サーバであり、プロバイダによって管理されるサーバ装置である。第1サーバ30は、通信端末20からのリモートアクセスを受け付けて、通信端末20との間でデータ通信を行うことにより通信端末20に対し所定のサービスを提供する。第1サーバ30が提供するサービスは、例えば、インターネット接続サービスや電子メールの記憶領域を提供するメールサービス等、通信端末20とのデータ通信を伴うサービスである。ただし、第1サーバ30が提供するサービスの具体的な内容については特に問わない。
また、ネットワーク10は、通信回線L2を介して第2サーバ40と接続される。第2サーバ40は、クライアント−サーバシステムのサーバとして機能するコンピュータ装置である。第2サーバ40は、ここでは通信端末20のユーザが所属する企業に設置された企業サーバである。第2サーバ40は、通信端末20からのリモートアクセスを受け付けて、通信端末20との間でデータ通信を行う。通信回線L2は、例えば専用回線やイーサネット(登録商標)で構成され、通信回線L1とは隔離された通信回線である。すなわち、通信回線L2は、通信端末20と第2サーバ40とが閉域通信を行うための通信回線(つまり閉域ネットワーク)である。
通信端末20は、ネットワーク10に接続(ここでは無線接続)して通信する通信端末である。通信端末20は、ここではスマートフォンであるが、携帯電話端末、タブレット端末、ノート型パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)等の通信端末であってもよい。通信端末20は、第1サーバ30に接続する場合には、アクセスポイントAP1を特定するアクセスポイントネーム(APN:Access Point Name)を指定した接続要求信号を、ネットワーク10へ送信する。通信端末20は、第2サーバ40に接続する場合には、アクセスポイントAP2を特定するAPNを指定した接続要求信号を、ネットワークNWへ送信する。APNは、通信端末20の接続先を特定する接続先情報の一例である。
なお、図1には、通信端末20を1台だけ示しているが、実際にはより多数存在する。また、図1には、第1サーバ30及び第2サーバ40をそれぞれ1台だけ示しているが、それぞれ2台以上存在していてもよい。
図2は、ネットワーク10の構成を示すブロック図である。図2には、ネットワーク10における、アクセスポイントAP1を介して行われる通信を管理するネットワーク管理システムのブロック図が示されている。
ネットワーク10は、接続制御モジュール11と、認証モジュール12と、IPアドレス履歴DB(Data Base)13と、データ転送モジュール14と、ゲートウェイ装置15とを備える。接続制御モジュール11、認証モジュール12及びデータ転送モジュール14の各モジュールは、ハードウェア資源(例えばサーバ装置)、ソフトウェア資源及びこれらの組み合わせのいずれによって実現されてもよい。IPアドレス履歴DB13は、例えばハードディスク等の記憶装置によって実現されるデータベースである。
接続制御モジュール11(接続制御部の一例)は、アクセスポイントAP1と通信端末20との接続に関する制御を司るモジュールである。例えば、接続制御モジュール11は、アクセスポイントAP1と通信端末20との間に通信路を確立して両者を接続したり、当該接続を切断したりする。
また、接続制御モジュール11は、保存部111に相当する機能を実現する。保存部111は、通信端末20に割り当てられたIPアドレス(例えばIPv4又はIPv6)を、当該通信端末20を識別可能にして、IPアドレス履歴DB13にIPアドレス履歴として保存する。IPアドレスは、ネットワーク10において、通信端末20への通信パケット(つまり通信データ)の転送先を特定するアドレスである。接続制御モジュール11は、データ転送モジュール14又はゲートウェイ装置15から供給された通信パケットを、当該通信パケットに宛先アドレスとして指定されたIPアドレスに従って、通信端末20へ転送する。
認証モジュール12は、通信端末20を認証するためのモジュールである。この認証の具体的な方法については特に問わないが、認証モジュール12は、通信サービスへの加入者の情報を登録した図示せぬ加入者情報データベースに基づいて、通信端末20の認証を行う。
また、認証モジュール12は、第1の割当部121と、第2の割当部122とに相当する機能を実現する。第1の割当部121は、アクセスポイントAP1に通信端末20が接続した場合、IPアドレスを発行して、当該通信端末20に割り当てる。第1の割当部121は、2以上の通信端末20で同時期に重複することがように、通信端末20にIPアドレスを割り当てる。また、第1の割当部121は、IPアドレス履歴DB13に保存されているIPアドレスを、通信端末20に対して割り当てない。第2の割当部122は、通信端末20がアクセスポイントAP1への接続を切断し、非接続期間を経て接続を再開(つまり再接続)した場合に、この通信端末20にIPアドレスの再割り当てを行う。第2の割当部122は、保存部111により保存されたIPアドレスを、IPアドレス履歴DB13から取得して、通信端末20に対し、当該IPアドレスの再割り当てを行う。
IPアドレス履歴DB13は、接続制御モジュール11により保存されたIPアドレス履歴を記憶するデータベースである。図3は、IPアドレス履歴DB13に保存されたIPアドレス履歴の構成例を示す図である。
図3に示すように、IPアドレス履歴DB13は、IPアドレスと、当該IPアドレスが割り当てられた通信端末20を一意に識別する端末識別子とを対応付けたIPアドレス履歴を記憶する。端末識別子は、通信端末20の各々を識別する識別子であり、ここでは、当該通信端末20に割り当てられた電話番号である。端末識別子は、認証モジュール12が参照する加入者情報データベースにも登録されているものとする。
なお、IPアドレス履歴DB13に保存されたIPアドレス履歴のうち、所定期間以上読み出されなかったものについては、認証モジュール12により、IPアドレス履歴DB13から削除されてもよい。
データ転送モジュール14は、ゲートウェイ装置15から供給された通信パケットを、通信端末20へ転送するモジュールである。データ転送モジュール14は、バッファ処理部141と、転送処理部142とに相当する機能を実現する。バッファ処理部141は、通信端末20のネットワーク10への非接続期間中に発生した通信パケットを、図示せぬバッファへバッファリングする。転送処理部142は、バッファ処理部141によりバッファリングされた通信パケットを、所定のタイミングで、当該通信パケットで指定された宛先アドレスに従って、通信端末20へ転送する。具体的には、転送処理部142は、第1の割当部121が割り当てたIPアドレスを宛先アドレスとした通信パケットが、非接続期間中に発生した場合には、第2の割当部122により当該IPアドレスの再割り当てが行われた後に、当該通信パケットを転送する。
ゲートウェイ装置15は、プロトコル変換を行いつつ、ネットワーク10と通信回線L1間で遣り取りされるデータを中継する中継装置である。ゲートウェイ装置15は、第1サーバ30から受信したプッシュ通信に係る通信パケットを、通信端末20又はデータ転送モジュール14へ転送する。
本実施形態において、第1サーバ30が、通信端末20に対してプッシュ型の通信における通信パケットを送信する場合、当該通信端末20が接続するアクセスポイントによって、通信パケットをすぐに通信端末20に転送できる場合と、転送できない場合とがある。
図4は、通信端末20の接続先とプッシュ型の通信の通信パケットの流れとの関係の説明図である。図4(a)に示すように、通信端末20がアクセスポイントAP1へ接続中の場合、ネットワーク10は、第1サーバ30から受信した通信パケットpdを、アクセスポイントAP1を介して通信端末20へ転送する。他方、図4(b)に示すように、通信端末20がアクセスポイントAP1へ非接続である場合、ネットワーク10は、第1サーバ30から受信した通信パケットpdを通信端末20へ転送することができない。このため、ネットワーク10は、通信パケットpdの転送を保留し、通信端末20がアクセスポイントAP1へ接続した後に、保留していた通信パケットpdの転送を行う。
図5〜図7は、通信システム1で実行される処理の流れを示すシーケンス図である。以下では、通信端末20とプッシュ型の通信を行う第1サーバ30との間の通信に関する処理の流れを説明する。以下に説明する処理前において、IPアドレス履歴DB13は、図3で説明した構成であるものとする。
まず、通信端末20は、アクセスポイントAP1を特定するAPNを指定した接続要求信号を、ネットワーク10へ送信する(ステップS1)。この接続要求信号は、通信端末20に割り当てられた端末識別子を含む。
なお、接続要求信号の送信前において、通信端末20は、アクセスポイントAP2に接続しているか、又は、アクセスポイントAP1及びAP2のいずれにも接続していないかのいずれかである。
接続制御モジュール11は、受信した接続要求信号に基づいて、IPアドレス履歴DB13に保存されたIPアドレス履歴を確認する(ステップS2)。具体的には、接続制御モジュール11は、接続要求信号に含まれる端末識別子に対応付けられたIPアドレスが、IPアドレス履歴DB13に保存されているかどうかを確認する。ここでは、接続制御モジュール11は、IPアドレス履歴DB13に該当するIPアドレス履歴が保存されていないことを確認する。例えば、通信端末20が初めてアクセスポイントAP1に接続した場合、又は、前回の接続から所定期間以上経過した場合には、IPアドレス履歴がIPアドレス履歴DB13に保存されていない。
次に、接続制御モジュール11は、通信端末20の認証依頼を、認証モジュール12へ供給する(ステップS3)。この際、接続制御モジュール11は、IPアドレス履歴が保存されていない旨も併せて通知する。認証モジュール12は、通信端末20から取得した端末識別子の正当性を、加入者情報データベースに記憶された端末識別子と比較することによって検証する。認証に成功した場合には、認証モジュール12は、IPアドレスを発行して、通信端末20に割り当てる(ステップS4)。認証モジュール12は、通信システム1内の他の通信端末と重複せず、且つ、IPアドレス履歴DB13に保存されていないIPアドレスを発行する。ここでは、認証モジュール12は、IPアドレスA「203.138.e.f」を発行し、割り当てるものとする。認証モジュール12は、通信端末20に再割り当てたIPアドレスを、当該通信端末20へ通知する。
通信端末20は、ステップS4の処理で割り当てられたIPアドレスを記憶し、以後、アクセスポイントAP1を介して行う第1サーバ30との通信に用いる。この通信により、第1サーバ30は、通信端末20に割り当てられたIPアドレスが、IPアドレスAであることを特定し、プッシュ型の通信における通信パケットを送信する際には、宛先アドレスとして用いる。ここで、ゲートウェイ装置15が、IPアドレスAを宛先アドレスとして指定したプッシュ型の通信における通信パケットpd1を、第1サーバ30から通信回線L1を介して受信したとする。この場合、ゲートウェイ装置15は、宛先アドレスで指定された通信端末20を送信先として、通信パケットpd1を転送する(ステップS5)。
次に、アクセスポイントAP1への接続を切断する場合、通信端末20は、切断要求信号をネットワーク10へ送信する(図6のステップS6)。例えば、通信端末20が、アクセスポイントAP1からAP2へと接続先を切り替える場合、又は、ネットワーク10との接続を終了する場合に、切断要求信号を送信する。切断要求信号は、例えば通信端末20に割り当てられた端末識別子を含む。接続制御モジュール11は、通信端末20の接続の切断を検知すると、当該通信端末20の端末識別子と、当該通信端末20に割り当てられたIPアドレスとを対応付けたIPアドレス履歴を、IPアドレス履歴DB13に保存する(ステップS7)。端末識別子が「0903333****」である場合、接続制御モジュール11は、図8に示す構成となるように、IPアドレス履歴DB13を更新する。すなわち、接続制御モジュール11は、IPアドレス履歴DB13に新たなレコードを作成し、端末識別子「0903333****」とIPアドレスA「203.138.e.f」とを対応付けて保存する。ネットワーク10では、通信端末20のアクセスポイントAP1への接続の切断を契機に、通信端末20に割り当てたIPアドレスAを破棄する。ただし、IPアドレス履歴DB13に保存されたIPアドレスは、他の通信端末に割り当てられない。
なお、通信端末20のバッテリ切れや通信可能エリア外への移動等を原因として、切断要求信号を受信することなく、接続制御モジュール11が接続の切断を検知した場合も、ステップS7の処理により、IPアドレス履歴がIPアドレス履歴DB13に保存される。
通信端末20とアクセスポイントAP1との接続の切断後の非接続期間中に、第1サーバ30が、IPアドレスAを宛先アドレスとした通信パケットpd2を送信すると、ゲートウェイ装置15はこれを受信する(ステップS8)。この場合、ゲートウェイ装置15は、通信パケットの受信(着信)を通知する受信通知を、接続制御モジュール11へ供給する(ステップS9)。この受信通知は、通信パケットpd2の宛先アドレスであるIPアドレス(ここではIPアドレスA)を含む。受信通知を受け取った接続制御モジュール11は、当該受信通知に含まれるIPアドレスが、IPアドレス履歴DB13に保存されたIPアドレス履歴に一致するかどうかを確認する(ステップS10)。ここでは、IPアドレスA「203.138.e.f」がIPアドレス履歴DB13に保存されている(図8参照)。この場合、接続制御モジュール11は、通信パケットの転送依頼をゲートウェイ装置15へ供給する(ステップS11)。
転送依頼を受け取ったゲートウェイ装置15は、通信パケットpd2をデータ転送モジュール14へ供給する(ステップS12)。データ転送モジュール14は、ゲートウェイ装置15から受け取った通信パケットpd2をバッファリングする(ステップS13)。データ転送モジュール14は、バッファリングした通信パケットpd2を、通信端末20へ転送する機会まで持続的に記憶する。
その後、通信端末20が、アクセスポイントAP1に再接続するために、アクセスポイントAP1を特定するAPNを指定した接続要求信号を、ネットワーク10へ送信する(図7のステップS14)。次に、接続制御モジュール11は、受信した接続要求信号に基づいて、IPアドレス履歴DB13に保存されたIPアドレス履歴を確認する(ステップS15)。ここでは、接続制御モジュール11は、通信端末20の端末識別子「0903333****」と、IPアドレスA「203.138.e.f」とを対応付けたIPアドレス履歴が、IPアドレス履歴DB13に保存されていることを確認する。この確認の結果に応じて、接続制御モジュール11は、通信端末20の認証依頼を認証モジュール12へ供給する(ステップS16)。この際、接続制御モジュール11は、IPアドレス履歴がIPアドレス履歴DB13に保存されている旨も併せて通知する。
認証依頼を受け取った認証モジュール12は、通信端末20の認証に成功すると、IPアドレス履歴DB13に保存されている当該通信端末20のIPアドレスを取得して、当該IPアドレスの再割り当てを行う(ステップS17)。具体的には、認証モジュール12は、ステップS14の処理で送信されてきた接続要求信号に含まれる端末識別子「0903333****」に対応付けられたIPアドレスA「203.138.e.f」を、IPアドレス履歴DB13から取得し、このIPアドレスAを再び、同じ通信端末20に割り当てる。認証モジュール12は、通信端末20に再割り当てを行ったIPアドレス通知する。通信端末20は、ステップS17の処理で再割り当てが行われたIPアドレスを記憶し、以後、アクセスポイントAP1を介して行う第1サーバ30との通信に用いる。
次に、接続制御モジュール11は、データ転送モジュール14に対し、バッファリングされた通信パケットの転送依頼を供給する(ステップS18)。この転送依頼には、ステップS17で再割り当てが行われたIPアドレスが含まれる。転送依頼を受け取ったデータ転送モジュール14は、当該転送依頼に含まれるIPアドレスを宛先アドレスとした通信パケットを、バッファから通信端末20へと転送する転送処理を行う(ステップS19)。通信端末20は、この転送処理によって、非接続期間にゲートウェイ装置15により受信されて、データ転送モジュール14にバッファリングされていた通信パケットpd2を、ネットワーク10から受信する。
以降、通信システム1では、ネットワーク10と通信端末20との接続状態の変化に応じて、前述した処理が実行される。
以上説明した第1実施形態の通信システム1では、ネットワーク10は、アクセスポイントAP1に接続した通信端末20に対しIPアドレスを割り当てると、このIPアドレスを割り当てた通信端末20を識別可能に保存しておく。そして、通信端末20がアクセスポイントAP1への接続を切断し、非接続期間を経て再接続した場合には、ネットワーク10は、保存したIPアドレスの同じ通信端末20に対する再割り当てを行う。この再割り当てにより、非接続期間の前後において、一の通信端末20に割り当てられるIPアドレスが同じとなる。よって、非接続期間中に発生した通信パケットを、ネットワーク10が後で転送する場合であっても、通信端末20に対して行うプッシュ型の通信を成立させることができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態を説明する。
この実施形態の通信システム1は、通信端末20とアクセスポイントAP1との非接続期間に発生した通信パケットを、通信端末20がアクセスポイントAP1へ再接続する機会を待って転送するのではなく、アクセスポイントAP1に再接続させる制御を行って通信パケットを転送する点で、上述した第1実施形態とは異なる。通信システム1の全体構成は、図1で説明した構成と同じでよい。
以下、主に上述した第1実施形態の構成及び動作との相違点について説明するものとし、上述した第1実施形態と同一の構成については同じ符号を付して表し、その説明を適宜省略する。
図9は、ネットワーク10の構成を示すブロック図である。図9には、ネットワーク10における、通信端末20と第1サーバ30との間で行われる通信を管理するネットワーク管理システムのブロック図が示されている。
図9に示すように、ネットワーク10は、上述した第1実施形態で説明したデータ転送モジュール14に代えて、状態判定モジュール16を備える。また、接続制御モジュール11は、上述した第1実施形態で説明したデータ転送モジュール14に関わる機能に代えて、ネットワーク10と通信端末20との接続状態を制御する機能を実現する。
接続制御モジュール11は、アクセスポイントAP1と通信端末20との接続が切断された場合に、当該接続の状態をプリザベーション状態に遷移させる。プリザベーション状態とは、無線区間の接続を解放する一方で、通信路(つまりセッション)が確立された状態を維持した状態をいう。また、接続制御モジュール11は、アクセスポイントAP1との非接続期間中に、通信端末20宛ての通信パケットが発生した場合には、プリザベーション状態から復帰させて、無線区間の接続を再開させる。
状態判定モジュール16は、アクセスポイントAP1と通信端末20との間が、プリザベーション状態であるかどうかを判定するモジュールである。また、状態判定モジュール16は、接続制御モジュール11に対し、プリザベーション状態からの復帰を依頼することがある。
次に、通信システム1の動作を説明する。
図10及び図11は、通信システム1で実行される処理の流れを示すシーケンス図である。図10には、通信端末20がネットワーク10に接続し、ネットワーク10が発行したIPアドレスを通信端末20に割り当てる際の処理の流れが示されている。この処理の流れは、上述した第1実施形態のステップS1〜S5と同じでよく、その説明を省略する。
次に、通信端末20がアクセスポイントAP1との接続を切断して、アクセスポイントAP2に接続する場合、通信端末20は、切断要求信号をネットワーク10へ送信する(図11のステップS21)。この接続の切断により、接続制御モジュール11は、アクセスポイントAP1と通信端末20との間を、プリザベーション状態に遷移させる。
接続制御モジュール11は、プリザベーション状態への遷移を検知すると、その旨の通知を状態判定モジュール16へ供給する(ステップS22)。この通知を受け取った状態判定モジュール16は、アクセスポイントAP1と通信端末20との間が、プリザベーション状態であると判定する。また、接続制御モジュール11は、プリザベーション状態へ遷移した通信端末20の端末識別子と、当該通信端末20に割り当てられたIPアドレスとを対応付けたIPアドレス履歴を、IPアドレス履歴DB13に保存する(ステップS23)。ここでは、上述した第1実施形態と同じく、接続制御モジュール11は、図8に示す構成となるように、IPアドレス履歴DB13を更新する。
そして、プリザベーション状態への遷移後であるアクセスポイントAP1への非接続期間に、第1サーバ30が、IPアドレスAを宛先アドレスとして指定した通信パケットpd2を送信すると、ゲートウェイ装置15はこれを受信する(ステップS24)。次に、ゲートウェイ装置15は、通信パケットpd2の宛先アドレスと同じIPアドレスが割り当てられた通信端末20との接続状態が、プリザベーション状態であることを、状態判定モジュール16に確認する。この場合、ゲートウェイ装置15は、プリザベーション状態からの復帰依頼を、状態判定モジュール16へ供給する(ステップS25)。復帰依頼を受け取った状態判定モジュール16は、プリザベーション状態からの復帰依頼を、接続制御モジュール11へ供給する(ステップS26)。復帰依頼を受け取った接続制御モジュール11は、プリザベーション状態から復帰させるための制御信号としての復帰信号を、通信端末20へ送信する(ステップS27)。受信した復帰信号に応じて、通信端末20は、プリザベーション状態から復帰するように、アクセスポイントAP2からアクセスポイントAP1へと接続先を切り替える(ステップS28)。
次に、接続制御モジュール11は、プリザベーション状態から復帰させた通信端末20について、IPアドレス履歴DB13に保存されたIPアドレス履歴を確認する(ステップS29)。上述した第1実施形態のステップS15の処理と同じく、ここでは、接続制御モジュール11は、通信端末20の端末識別子「0903333****」と、IPアドレスA「203.138.e.f」とを対応付けたIPアドレス履歴が、IPアドレス履歴DB13に保存されていることを確認する。次に、接続制御モジュール11は、通信端末20の認証依頼を認証モジュール12へ供給する(ステップS30)。認証依頼を受け取って通信端末20の認証に成功した場合、認証モジュール12は、IPアドレス履歴DB13に保存されている当該通信端末20のIPアドレスを取得して、当該IPアドレスの再割り当てを行う(ステップS31)。具体的には、認証モジュール12は、IPアドレスA「203.138.e.f」を再び、通信端末20に割り当てる。
次に、接続制御モジュール11は、プリザベーション状態から復帰した旨を、状態判定モジュール16へ通知する(ステップS32)。この通知に応じて、状態判定モジュール16は、ゲートウェイ装置15に対し、通信パケットの転送依頼を供給する(ステップS33)。この転送依頼には、ステップS31の処理で再割り当てが行われたIPアドレスが含まれる。転送依頼を受け取ったゲートウェイ装置15は、当該転送依頼に含まれるIPアドレスを宛先アドレスとした通信パケットを、通信端末20へ転送する転送処理を行う(ステップS34)。通信端末20は、この転送処理によって、通信パケットpd2をネットワーク10から受信する。すなわち、この第2実施形態では、ゲートウェイ装置15が転送処理部として機能を実現する。
以降、通信システム1では、アクセスポイントAP1と通信端末20との接続状態の変化に応じて、前述した処理が実行される。
以上説明した第2実施形態の通信システム1においても、ネットワーク10は、非接続期間の前後において、一の通信端末20に対し、同一のIPアドレスを割り当てる。このIPアドレスの割り当てにより、ネットワーク10は、ネットワーク主導でプッシュ型の通信を成立させることができる。また、この第2実施形態では、ネットワーク10は、通信パケットを受信したことを契機に、通信端末20とアクセスポイントAP1との接続状態をプリザベーション状態から復帰させる。これにより、通信端末20とアクセスポイントAP1とを接続する処理を一から開始する場合に比べて、プッシュ型の通信における通信パケットを、迅速に通信端末20に転送することが可能となる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。本発明は、例えば、以下のような形態で実施することも可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
上述した第1実施形態では、ネットワーク10は、通信端末20のアクセスポイントAP1への接続が切断した場合、通信端末20が再接続するのを待って、バッファリングしていた通信パケットを転送する転送処理を行っていた。更に、ネットワーク10は、バッファリングした通信パケットの容量が閾値以上に増大した場合には、通信端末20にアクセスポイントAP1へ再接続させる制御を行って、バッファリングした通信パケットを転送してもよい。
具体的には、データ転送モジュール14は、バッファリングされた通信パケットの容量を監視し、監視した当該容量が閾値以上となった場合に、容量超過通知を接続制御モジュール11へ供給する。この閾値は、例えば、通信端末20毎のバッファリングされた通信パケットの容量に基づいて決められる。容量超過通知を受け取った接続制御モジュール11は、アクセスポイントAP1に再接続させるための制御信号を、通信端末20へ送信する。例えば、接続制御モジュール11は、制御型SMS(Short Message Service)を用いて、通信端末20に対し接続先を切り替えさせる。接続制御モジュール11が、通信端末20によるアクセスポイントAP1への再接続を検知すると、ネットワーク10では、上述したステップS15〜S18の処理が行われる。そして、データ転送モジュール14は、ステップS19の処理で、上記制御信号に応じてアクセスポイントAP1へ再接続された後に、バッファリングされた通信パケットを転送する。
この変形例1の通信システム1によれば、バッファリングされた通信パケットが、ネットワーク10側に大量に蓄積されるのを防ぐことができる。
なお、接続制御モジュール11は、通信端末20の接続先のアクセスポイントを切り替える場合に、切り替えを促すメッセージを、例えばSMSサービスを利用する等の方法で送信し、通信端末20のユーザに接続先の切り替えを促すようにしてもよい。
上述した各実施形態で説明したネットワーク10備えるモジュールや、当該モジュールが実行する処理、モジュール間でやり取りされる信号は、あくまで一例であり、一部が省略されたり、置き換えられたりしてもよい。例えば、接続制御モジュール11は、通信端末20の認証に成功したときに、IPアドレス履歴をIPアドレス履歴DB13に保存してもよい。
また、ネットワーク10は、無線通信用のネットワークに限られず、固定通信用のネットワークであってもよく、通信方式については特に問わない。
また、通信端末20は、データ通信における異なる3以上のアクセスポイントに選択的に接続するものであってもよい。
また、通信システム1において、通信端末20が接続する2以上のアクセスポイント(接続先)を介して、プッシュ型の通信が行われてもよい。この場合、ネットワーク10では、プッシュ型の通信が行われるアクセスポイント毎に、非接続期間に発生した通信パケットを管理する。
上述した実施形態のネットワーク10が実現する各機能は、1又は複数のハードウェア回路により実現されてもよいし、1又は複数のプログラムを演算装置が実行することにより実現されてよいし、これらの組み合わせにより実現されてもよい。ネットワーク10の機能がプログラムを用いて実現される場合、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))等)、光記録媒体(光ディスク等)、光磁気記録媒体、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよいし、ネットワークを介して配信されてもよい。また、本発明は、コンピュータが行うネットワーク管理方法としても把握し得る。
1…通信システム、10…ネットワーク、11…接続制御モジュール、111…保存部、12…認証モジュール、121…第1の割当部、122…第2の割当部、13…IPアドレス履歴DB、14…データ転送モジュール、141…バッファ処理部、142…転送処理部、15…ゲートウェイ装置、16…状態判定モジュール、20…通信端末、30…第1サーバ、40…第2サーバ。

Claims (6)

  1. 所定のネットワークに設けられたアクセスポイントを介して行われる通信を管理するネットワーク管理システムであって、
    前記アクセスポイントに通信端末が接続した場合、通信パケットの転送先を特定するIP(Internet Protocol)アドレスを発行して、当該通信端末に割り当てる第1の割当部と、
    前記第1の割当部が割り当てたIPアドレスを、当該IPアドレスを割り当てた前記通信端末を識別可能に保存する保存部と、
    前記通信端末が前記アクセスポイントへの接続を切断し、非接続期間を経て当該接続を再開した場合、当該通信端末に対し、前記保存部が保存したIPアドレスの再割り当てを行う第2の割当部と、
    前記第1の割当部が割り当てたIPアドレスを宛先アドレスとした通信パケットが、前記非接続期間中に発生した場合、前記第2の割当部が当該IPアドレスの再割り当てを行った後に、当該通信パケットを転送する転送処理部と
    を備えるネットワーク管理システム。
  2. 前記非接続期間中に発生した通信パケットをバッファリングするバッファ処理部を備え、
    前記転送処理部は、
    前記第2の割当部が再割り当てを行ったIPアドレスを宛先アドレスとした通信パケットを、前記バッファから前記通信端末へ転送する
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理システム。
  3. 前記バッファリングした通信パケットの容量が閾値以上となった場合に、前記接続を再開させるための制御信号を、前記通信端末へ送信する接続制御部を備え、
    前記転送処理部は、
    前記制御信号に応じて前記接続が再開された後に、前記バッファリングした通信パケットを転送する
    ことを特徴とする請求項2に記載のネットワーク管理システム。
  4. 前記接続が切断された場合に、当該接続の状態をプリザベーション状態に遷移させ、前記非接続期間中に通信パケットが発生した場合に、前記プリザベーション状態から復帰させる接続制御部を備え、
    前記転送処理部は、
    前記プリザベーション状態から復帰した後に、前記通信パケットを転送する
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理システム。
  5. 前記ネットワークに設けられた、請求項1から4のいずれか1項に記載のネットワーク管理システムと、
    前記アクセスポイントに接続して、前記ネットワークと通信する通信端末と
    を備える通信システム。
  6. 所定のネットワークに設けられたアクセスポイントを介して行われる通信を管理するネットワーク管理方法であって、
    前記アクセスポイントに通信端末が接続した場合、通信パケットの転送先を特定するIPアドレスを発行して、当該通信端末に割り当てるステップと、
    割り当てたIPアドレスを、当該IPアドレスを割り当てた前記通信端末を識別可能に保存する保存部と、
    前記通信端末が前記アクセスポイントへの接続を切断し、非接続期間を経て当該接続を再開した場合、当該通信端末に対し、保存した前記IPアドレスの再割り当てを行うステップと、
    前記割り当てたIPアドレスを宛先アドレスとした通信パケットが、前記非接続期間中に発生した場合、当該IPアドレスの再割り当てを行った後に、当該通信パケットを転送するステップと
    を有するネットワーク管理方法。
JP2013241145A 2013-11-21 2013-11-21 ネットワーク管理システム、通信システム及びネットワーク管理方法 Pending JP2015103863A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013241145A JP2015103863A (ja) 2013-11-21 2013-11-21 ネットワーク管理システム、通信システム及びネットワーク管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013241145A JP2015103863A (ja) 2013-11-21 2013-11-21 ネットワーク管理システム、通信システム及びネットワーク管理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015103863A true JP2015103863A (ja) 2015-06-04

Family

ID=53379269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013241145A Pending JP2015103863A (ja) 2013-11-21 2013-11-21 ネットワーク管理システム、通信システム及びネットワーク管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015103863A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11191788A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Toyota Motor Corp ネットワーク接続システムおよびネットワーク接続方法
JP2003288298A (ja) * 2002-03-27 2003-10-10 Hitachi Ltd プッシュサービス情報中継装置およびプッシュサービス情報中継方法
JP2009201073A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Ntt Docomo Inc 移動通信システム、移動通信方法及び無線制御装置
US20090252072A1 (en) * 2008-04-08 2009-10-08 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and Apparatus for Maintaining Long-Lived Connections Between a Mobile Client and a Server
JP2010056909A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Mitsubishi Electric Corp 無線中継システム、中継装置および無線中継方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11191788A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Toyota Motor Corp ネットワーク接続システムおよびネットワーク接続方法
JP2003288298A (ja) * 2002-03-27 2003-10-10 Hitachi Ltd プッシュサービス情報中継装置およびプッシュサービス情報中継方法
JP2009201073A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Ntt Docomo Inc 移動通信システム、移動通信方法及び無線制御装置
US20090252072A1 (en) * 2008-04-08 2009-10-08 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and Apparatus for Maintaining Long-Lived Connections Between a Mobile Client and a Server
JP2010056909A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Mitsubishi Electric Corp 無線中継システム、中継装置および無線中継方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2020259509A1 (zh) 一种应用迁移方法及装置
EP1853004B1 (en) Access point supporting direct and indirect downstream delivery based on communication characteristics
US9198222B2 (en) Telecommunication network
US10652730B2 (en) Traffic-aware group reformation in a multi-group P2P network
CN108667575B (zh) 一种bras转控分离的备份方法和装置
KR20050043559A (ko) 이동통신 시스템에서 이동 단말의 아이피 이동성 지원 방법
EA018367B1 (ru) Система мобильной связи, способ радиосвязи, базовая сеть, абонентское устройство
JP2016220195A (ja) 無線通信方法、無線通信システム、端末管理装置及び仮想端末
CN102546559A (zh) 受限网络中端到端传输数据的方法、设备和系统
CN109150808A (zh) 通信方法、装置和系统
JP5579224B2 (ja) 移動体通信システム、呼処理ノード及び通信制御方法
EP1830522B1 (en) Bridging end point device supporting inter access point communication
WO2016042764A1 (ja) 接続方法、接続システム、携帯端末、およびプログラム
JP5621622B2 (ja) 通信システム、通信端末、ゲートウェイ、通信方法及びプログラム
US11812378B2 (en) User management device, BNG, and BNG user internet access method and system
JP4823096B2 (ja) 移動通信システムの無線端末呼び出し方法、ゲートウェイ装置、および移動通信システム
US9167543B2 (en) Synchronization of mobile client multicast
JP2015103863A (ja) ネットワーク管理システム、通信システム及びネットワーク管理方法
JP3682439B2 (ja) データ通信システム及び方法、サーバ装置、クライアント装置、並びにプログラム
CN103582035B (zh) 一种无线资源配置的管理方法和系统
CN102340430A (zh) 一种个人网设备连接管理方法及系统
KR20140094306A (ko) 무선 통신 네트워크에서 http 프로토콜의 전송 지연과 http 서버의 프로세싱 부하를 줄이는 장치 및 방법
WO2024038606A1 (ja) 通信制御システム、通信制御方法および通信制御プログラム
EP3996347B1 (en) Multi-access edge computing device and network access control method
JP5717597B2 (ja) 通信システム、通信装置、サーバ装置および通信制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170802

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170912