JP2015103512A - コネクタ用ロック具 - Google Patents

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Shinji Tomita
真次 富田
悦朗 斉藤
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悦朗 斉藤
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Abstract

【課題】ハブに接続されたLANケーブルを故意または誤って抜いたり、異なるLANケーブルを故意または誤って差込んだりすることを防止するコネクタ用ロック具を提供する。【解決手段】コネクタ用ロック具は、向かい合う2つの挟み込み面11a、11bと、LANケーブル用コネクタに備えられたラッチ用フラッパのラッチ解除方向の動きを規制するフラッパ規制部11dを備える挟み込み面11a、11bを接続する接続面11cと、から構成されるコの字体11と、2つの挟み込み面11a、11bに架け渡される回動軸12aに回動可能に軸支される回動体12と、を具備し、コの字体11と回動体12とで形成されるコネクタ挿通部13に挿通されたLANケーブル用コネクタのケーブルの軸方向に沿う移動を規制するケーブル移動規制手段14を概略備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、ローカルエリアネットワークやイントラネットを構成するためのLANケーブルの先端に一体的に取り付けられ、コンピュータ(以下、単にPCと呼ぶ。)側の差込口もしくはイントラネットを構成するハブの差込口に抜き差し自在に設けられたコネクタを抜き差し不可に固定するためのコネクタ用ロック具に関する。
従来、ハブを介してサーバに複数のPCが接続されるイントラネット構成などの場合、ハブに接続されたLANケーブルを故意または誤って抜いたり、異なるLANケーブルを故意または誤って差込んでしまったりすることで発生する、イントラネットのシステム障害等のトラブルを防止するために、各種提案がなされていた。
例えば、特許文献1に記載のロック用組体では、周方向に分離可能に設けられ、組み付けられた状態でLANケーブルコネクタの外周を、実質的に密着する状態で取り囲むようになされた第1及び第2の囲繞体と、第1の囲繞体に設けられ、LANケーブルコネクタの外周を取り囲むように組み付けられた状態でLANケーブルコネクタに対してのこれの軸方向に沿う移動を係止する係止手段と、第2の囲繞体に設けられ、LANケーブルコネクタの外周を取り囲むように組み付けられた状態でLANケーブルコネクタに備えられたラッチ用フラッパのラッチ解除方向の動きを規制する規制手段と、を具備する構成が開示されている。
特許第4502209号公報
この特許文献1に開示されるロック用組体は、簡単な構成でPCを実質的に移動することが出来ないようにして盗難防止を図るものであるが、ハブに接続されたLANケーブルを誤って抜いてしまうことを防止することも可能となっている。
ただし、この特許文献1のロック用組体は、ネジ止めまたは錠前止めでハブに接続されたLANケーブルコネクタを固定するため、効率よく簡単に抜き差し不可に固定するには少々不便であった。
本発明は、上述した事情に鑑みなされたもので、この発明の主たる目的は、ハブに接続されたLANケーブルを故意または誤って抜いたり、異なるLANケーブルを故意または誤って差込んだりすることを防止するコネクタ用ロック具を提供することである。
また、この発明の他の目的は、ハブに接続された大量のLANケーブルを効率よく簡単に抜き差し不可に固定するコネクタ用ロック具を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明に係わるコネクタ用ロック具は、請求項1の記載によれば、取り付け状態において差込口に差し込まれたLANケーブル用コネクタの差込状態をロックするコネクタ用ロック具であって、向かい合う2つの挟み込み面と、前記LANケーブル用コネクタに備えられたラッチ用フラッパのラッチ解除方向の動きを規制するフラッパ規制部を備える前記挟み込み面を接続する接続面と、から構成されるコの字体と、前記2つの挟み込み面に架け渡される回動軸に回動可能に軸支される回動体と、を具備し、前記コの字体と前記回動体とで形成されるコネクタ挿通部に挿通された前記LANケーブル用コネクタの該ケーブルの軸方向に沿う移動を規制するケーブル移動規制手段を備えることを特徴とする。
また、この発明に係わるコネクタ用ロック具は、請求項2の記載によれば、前記ケーブル移動規制手段は、前記接続面の挟み込み面の側に設けられた接続面規制部と、前記回動体の前記接続面に向かい合う側に設けられた回動体規制部とを備え、前記コネクタ挿通部に前記LANケーブル用コネクタを挿通した状態で前記回動体を前記接続面に向かって回動させ、前記接続面規制部と前記回動体規制部とによる前記LANケーブル用コネクタの挟持で該ケーブルの軸方向に沿う移動を規制することを特徴とする。
また、この発明に係わるコネクタ用ロック具は、請求項3の記載によれば、前記回動体は、前記接続面規制部と前記回動体規制部とによる前記LANケーブル用コネクタの挟持を維持する係止手段を備えることを特徴とする。
また、この発明に係わるコネクタ用ロック具は、請求項4の記載によれば、前記係止手段は、前記挟み込み面の一方に設けられた係止受け穴部と前記回動体に設けられた進退可能な係止部とから構成され、前記接続面規制部と前記回動体規制部とによる前記LANケーブル用コネクタの挟持が解除された状態においては前記係止部の進出状態が維持され、前記回動体が前記接続面に向かって回動し、前記係止部が前記挟み込み面の一方に当接することで退入状態となり、前記接続面規制部と前記回動体規制部とによる前記LANケーブル用コネクタの挟持の完了状態においては前記係止部が前記係止受け穴部に位置して進出状態となることを特徴とする。
また、この発明に係わるコネクタ用ロック具は、請求項5の記載によれば、前記ケーブル移動規制手段は、前記回動体の前記接続面に向かい合う側に設けられ、前記LANケーブル用コネクタの該ケーブルの軸方向に複数突設された回動体規制突設部を備え、前記コネクタ挿通部に前記LANケーブル用コネクタを挿通した状態で前記回動体を前記接続面に向かって回動させ、前記接続面と前記回動体規制突設部とによる前記LANケーブル用コネクタの挟持で該ケーブルの軸方向に沿う移動を規制することを特徴とする。
また、この発明に係わるコネクタ用ロック具は、請求項6の記載によれば、前記回動体は、前記接続面と前記回動体規制突設部とによる前記LANケーブル用コネクタの挟持を維持する係止手段を備えることを特徴とする。
また、この発明に係わるコネクタ用ロック具は、請求項7の記載によれば、前記係止手段は、前記挟み込み面の一方に設けられた係止受け穴部と前記回動体に設けられた進退可能な係止部とから構成され、前記接続面と前記回動体規制突設部とによる前記LANケーブル用コネクタの挟持が解除された状態においては前記係止部の進出状態が維持され、前記回動体が前記接続面に向かって回動し、前記係止部が前記挟み込み面の一方に当接することで退入状態となり、前記接続面と前記回動体規制突設部とによる前記LANケーブル用コネクタの挟持の完了状態においては前記係止部が前記係止受け穴部に位置して進出状態となることを特徴とする。
また、この発明に係わるコネクタ用ロック具は、請求項8の記載によれば、前記係止部の進出状態の維持を解除する解除手段を備えることを特徴とする。
この発明によれば、ハブに接続されたLANケーブルを故意または誤って抜いたり、異なるLANケーブルを故意または誤って差込んだりすることを防止するコネクタ用ロック具を提供することが可能となる。
また、この発明によれば、ハブに接続された大量のLANケーブルを効率よく簡単に抜き差し不可に固定するコネクタ用ロック具を提供することが可能となる。
本発明のコネクタ用ロック具の斜視図 コネクタ用ロック具の解除具の斜視図 コネクタ用ロック具に解除具を挿入した状態を示す斜視図 コネクタ用ロック具をLANケーブル用コネクタに取り付ける状態を示す図 本発明の別の実施例でのコネクタ用ロック具の斜視図 本発明の別の実施例でのコネクタ用ロック具の別の斜視図
以下に図面を用いて本発明の実施例を説明する。図1は、本発明のコネクタ用ロック具10の斜視図である。図2は、コネクタ用ロック具10の解除具としての解除キー16の斜視図である。図3は、コネクタ用ロック具10に解除具としての解除キー16を挿入した状態を示す斜視図である。図4は、コネクタ用ロック具10をLANケーブル用コネクタに取り付ける状態を示す図である。なお、この実施例において、本発明のコネクタ用ロック具はLANケーブルのコネクタに用いるものとして説明しているが、その他のラッチ用フラッパが付いたコネクタであれば同様に適用可能である。
図1乃至図4に示すとおり、本発明のコネクタ用ロック具10は、向かい合う2つの挟み込み面11a、11bと、LANケーブル用コネクタ100に備えられたラッチ用フラッパ110のラッチ解除方向の動きを規制するフラッパ規制部11dを備える挟み込み面11a、11bを接続する接続面11cと、から構成されるコの字体11と、2つの挟み込み面11a、11bに架け渡される回動軸12aに回動可能に軸支される回動体12と、を具備し、コの字体11と回動体12とで形成されるコネクタ挿通部13に挿通されたLANケーブル用コネクタ100の該ケーブルの軸方向に沿う移動を規制するケーブル移動規制手段14を概略備えている。
また、ケーブル移動規制手段14は、接続面11cの挟み込み面の側に設けられた接続面規制部11eと、回動体12の接続面11cに向かい合う側に設けられた回動体規制部12eとを備えている。このケーブル移動規制手段14においては、コネクタ挿通部13にLANケーブル用コネクタ100を挿通した状態で回動体12を接続面11cに向かって回動させ、接続面規制部11eと回動体規制部12eとによるLANケーブル用コネクタ100の挟持で該ケーブルの軸方向に沿う移動を規制している。
また、回動体12は、接続面規制部11eと回動体規制部12eとによるLANケーブル用コネクタ100の挟持を維持する係止手段15をさらに備えている。具体的には、係止手段15は、挟み込み面の一方11aに設けられた係止受け穴部11fと回動体12に設けられた進退可能な係止部12fとから構成されている。
この係止手段15は、接続面規制部11eと回動体規制部12eとによるLANケーブル用コネクタ100の挟持が解除された状態においては係止部12fの進出状態が維持され、回動体12が接続面11cに向かって回動し、係止部12fが挟み込み面の一方11aに当接することで退入状態となり、接続面規制部11eと回動体規制部12eとによるLANケーブル用コネクタ100の挟持の完了状態においては係止部12fが係止受け穴部11fに位置して進出状態となっている。
コの字体11は、向かい合う2つの挟み込み面11a、11bと、この挟み込み面11a、11bを接続する接続面11cで3面を構成するコの字状の部材である。また、2つの挟み込み面11a、11bの間隔はLANケーブル用コネクタ100の幅(ラッチ用フラッパ110を有する面に垂直な2面間の距離)を挟み込み可能な間隔となっている。
接続面11cは、LANケーブル用コネクタ100のラッチ用フラッパ110を有する面に相対する面となっている。この接続面11cには、図1、図4に示すとおり、LANケーブル用コネクタ100のコネクタ挿通部13への挿通時にLANケーブル用コネクタ100の先端の側で接続面11cの面を延伸するフラッパ規制部11dが設けられている。
このフラッパ規制部11dは、図4(c)に示すとおり、ラッチ用フラッパ110とLANケーブル用コネクタ100との間に挿入されることで、ラッチ用フラッパ110のLANケーブル用コネクタ100の側への倒れ込みを規制する。この結果、本発明のコネクタ用ロック具10がLANケーブル用コネクタ100に取り付けられた状態においては、ラッチ用フラッパ110のラッチ解除方向の動きであるLANケーブル用コネクタ100の方向への倒れ込みがフラッパ規制部11dにより規制され、コンピュータ用LANポートやネットワーク用ハブのポート等の差込口に差し込まれたLANケーブル用コネクタ100の差込状態がロックされることとなる。
また、接続面規制部11eと回動体規制部12eは、コネクタ挿通部13にLANケーブル用コネクタ100を挿通した状態で回動体12を接続面11cに向かって回動させることでLANケーブル用コネクタ100の根元部分(ケーブルとコネクタの接続部分)を挟持するので、LANケーブル用コネクタ100の該ケーブルの軸方向に沿う移動(図4紙面において左右方向)を規制することになる。
なお、接続面規制部11eは図1のように、2カ所の突設物から構成されて、該2カ所の突設物の間には何も配置されていないので、ラッチ用フラッパ110がぶつかりにくく、LANケーブル用コネクタ100のコネクタ挿通部13への挿通及び抜き取りの際に邪魔にならないようになっている。
回動体12は、2つの挟み込み面11a、11bに架け渡される回動軸12aへ回動可能に軸支されており、内部に係止部12fを進退可能とする進退手段を有する箱体12bとなっている。
回動軸12aは、図4に示すとおり、コの字体11のフラッパ規制部11dの側の2つの挟み込み面11a、11bに架け渡されており、回動時に接続面規制部11eと回動体規制部12eとの間を大きく開放させることが可能となっている。この結果、LANケーブル用コネクタ100をコネクタ挿通部13へ挿通する際には、LANケーブル用コネクタ100が両規制部にぶつかりにくくなっている。
箱体12bは、回動コの字体12cと該回動コの字体12cに嵌め合わされる回動嵌合体12dとから構成され、回動コの字体12cと回動嵌合体12dとの間には係止部12fを進退可能とする図示しない進退手段を収納する空間が設けられている。
この進退手段は、挟み込み面の一方11aの側に設けられた係止部12fを係止受け穴部11fに向かって進出させるように図示しない弾性部材等で付勢させている。
また、図2に示す解除手段としての解除キー16を回動嵌合体12dに設けられている解除キー差込口12gに差し込むことで、図示しない弾性部材等による付勢が解除され、係止部12fの進出状態の維持を解除することが可能となっている。
この解除キー16は、図2に示すとおり、解除キー差込口12gに差し込む解除キー差し込み部16aと、解除キー16を解除キー差込口12gへ差し込む際にガイドとなる解除キー立設部16bとを備えている。
解除キー差し込み部16aは、箱体12b内部の図示しない弾性部材等による付勢を解除するとともに、解除状態を維持するためのものである。また、解除キー立設部16bは、解除キー差し込み部16aによる付勢解除を確実に行うために解除キー差し込み部16aを位置決めするガイドとなっている。なお、この解除キー立設部16bの立設位置を変更するとともに、解除キー差込口12gの形状も変更した解除キー立設部16bにあわせて変更することで、複数種類の解除キー16と該解除キー16にあわせた複数種類のコネクタ用ロック具10を準備する、即ち専用鍵と専用鍵穴のように複数種類のコネクタ用ロック具10とすることが可能である。
なお、回動体12の接続面11cに向かい合う側に設けられた回動体規制部12eは、回動嵌合体12dの表面に設けられている。
このような構成を有する本発明のコネクタ用ロック具10によるLANケーブル用コネクタ100の差込口への差込状態のロックとその解除は以下の通りとなる。
コネクタ用ロック具10のLANケーブル用コネクタ100への取り付けは、図4(a)及び図4(b)に示すとおり、LANケーブル用コネクタ100を接続面規制部11eと回動体規制部12eとの側からコネクタ挿通部13に挿通していく。
なお、このLANケーブル用コネクタ100のコネクタ挿通部13への挿通時は、接続面規制部11eと回動体規制部12eとによるLANケーブル用コネクタ100の根元部分(ケーブルとコネクタの接続部分)の挟持が解除されている。また、この状態においては、係止部12fの進出状態が維持されている。
次に、LANケーブル用コネクタ100を図4(c)に示す位置よりさらに紙面上での左側に挿入し、フラッパ規制部11dをラッチ用フラッパ110とLANケーブル用コネクタ100との間に挿入する。
この後、回動体12を接続面11cに向かって回動させる。この結果、係止部12fが挟み込み面の一方11aに当接する。係止部12fの先端部は挟み込み面の一方11aに対して退入するように斜面が設けられているので、挟み込み面の一方11aへの当接によって、係止部12fが進退手段の弾性部材等による付勢に抗して箱体12bの内部に退入する。
回動体12の回動中は、この係止部12fの退入状態は維持される。この後、さらに回動体12を接続面11cに向かって回動させ、係止部12fが係止受け穴部11fの位置まで移動すると、係止部12fの退入状態が解除されて進出状態となると共に、接続面規制部11eと回動体規制部12eとによりLANケーブル用コネクタ100の挟持が完了する。
なお、この係止部12fの進出状態が維持されている状況では、接続面規制部11eと回動体規制部12eとによるLANケーブル用コネクタ100の根元部分の挟持が維持されることとなり、LANケーブル用コネクタ100のLANケーブルの軸方向に沿う移動が規制されて、ラッチ用フラッパ110のLANケーブル用コネクタ100の側への倒れ込みが規制されることになる。
なお、LANケーブル用コネクタ100の差込口への差込状態のロックは、LANケーブル用コネクタ100を差込口へ差し込んでからコネクタ用ロック具10を取り付けて行う。なお、ラッチ用フラッパ110は一般に弾性変形が可能であり、図4(c)に示すコネクタ用ロック具10をLANケーブル用コネクタ100に取り付けた状態で差込口へ差し込む方法も可能である。
また、ラッチ用フラッパ110が弾性変形して差込口のラッチ受けでラッチされた後は、ラッチ用フラッパ110のラッチ受け部分の変形はフラッパ規制部11dで規制されるため、ラッチ用フラッパ110のLANケーブル用コネクタ100の側への倒れ込みが不可能となる。これにより、差込口に差し込まれ、コネクタ用ロック具10が取り付けられたLANケーブル用コネクタ100の差込状態がロックされることになる。
なお、LANケーブル用コネクタ100の差込状態のロック解除は、図3に示すとおり、解除キー16を解除キー差込口12gに差し込み、箱体12b内部の図示しない弾性部材等による付勢を解除し、係止部12fの進出状態の維持を解除した後に回動体12を接続面11cから離れる方向に向かって回動させ、接続面規制部11eと回動体規制部12eとによるLANケーブル用コネクタ100の挟持を解除することにより行う。
<本発明の別の実施例>
以下に図5及び図6を用いて、本発明のコネクタ用ロック具10の別の実施例を説明する。なお、図1乃至図4と共通する構成に関しては、同一の符号を用いて説明を適宜省略する。
図5は、本発明のコネクタ用ロック具10の別の実施例を示す斜視図である。図6は、本発明のコネクタ用ロック具10の別の実施例を示すフラッパ規制部11dの側から見た別の斜視図である。図5及び図6に示す本発明の別の実施例と上述した実施例とは、回動軸12aの2つの挟み込み面11a、11bに架け渡される位置と、接続面規制部11eと回動体規制部12eとによるLANケーブル用コネクタ100の挟持に代わり、回動体規制突設部12hと接続面11cとでLANケーブル用コネクタ100を挟持する構成と、が異なっている。
回動軸12aの2つの挟み込み面11a、11bに架け渡される位置に関して、この別の実施例の回動軸12aは、図5及び図6に示すとおり、コの字体11のフラッパ規制部11dの側とは反対の側の2つの挟み込み面11a、11bに架け渡されており、回動時にコの字体11のフラッパ規制部11dの側を大きく開放させることが可能となっている。
また、LANケーブル用コネクタ100を挟持するケーブル移動規制手段14に関して、この別の実施例では、図5及び図6に示すとおり、回動体12の接続面11cに向かい合う側に設けられ、LANケーブル用コネクタ100の該ケーブルの軸方向に複数突設された回動体規制突設部12hを備えており、コネクタ挿通部13にLANケーブル用コネクタ100を挿通した状態で回動体12を接続面11cに向かって回動させ、接続面11cと回動体規制突設部12hとによるLANケーブル用コネクタ100の挟持で該ケーブルの軸方向に沿う移動を規制している。
また、回動体12は、接続面11cと回動体規制突設部12hとによるLANケーブル用コネクタ100の挟持を維持する係止手段15をさらに備えている。具体的には、係止手段15は、挟み込み面の一方11aに設けられた係止受け穴部11fと回動体12に設けられた進退可能な係止部12fとから構成されている。
この係止手段15は、接続面11cと回動体規制突設部12hとによるLANケーブル用コネクタ100の挟持が解除された状態においては係止部12fの進出状態が維持され、回動体12が接続面11cに向かって回動し、係止部12fが挟み込み面の一方11aに当接することで退入状態となり、接続面11cと回動体規制突設部12hとによるLANケーブル用コネクタ100の挟持の完了状態においては係止部12fが係止受け穴部11fに位置して進出状態となっている。
なお、この本発明のコネクタ用ロック具10の別の実施例において、回動体規制突設部12hは、回動体12の接続面11cに向かい合う側にコネクタ挿通部13に挿通されるLANケーブル用コネクタ100の該ケーブルの軸方向に2カ所設けられている。また、この別の実施例においては、該2カ所に設けられた回動体規制突設部12hの組みが2組配置されて構成されている。
このように配置された複数の回動体規制突設部12hでは、接続面規制部11eを設けなくともLANケーブル用コネクタ100の該ケーブルの軸方向の移動を規制可能である。
また、この別の実施例においては、回動体12の回動時が回動軸12aの架け渡し位置の関係でフラッパ規制部11dの側が大きく開放されるが、接続面規制部11eが設けられていないので、LANケーブル用コネクタ100のコネクタ挿通部13への挿通及び抜き取りの際に邪魔になることはない。
このような構成を有する本発明のコネクタ用ロック具10の別の実施例を採用することで、様々な形状やサイズのLANケーブル用コネクタ100に対応することが可能となる。
<その他の実施例>
上記の実施例においては、係止手段15を用いて接続面規制部11eと回動体規制部12eとによるLANケーブル用コネクタ100の挟持を維持すると説明したが、例えば、係止手段15の代わりに回動軸12aと略平行に配置されるかんぬきを回動軸12aとは別に2つの挟み込み面11a、11bに架け渡すように構成しても良い。
以上詳述したように、この発明に係わるコネクタ用ロック具は、簡単な構造で、かつ取り付け及び取り外しが簡便であるにも拘わらず、PC側及びハブ側両方のLANケーブルのコネクタの着脱を制限することにより、ハブに接続されたLANケーブルを故意または誤って抜いたり、異なるLANケーブルを故意または誤って差込んだりすることが可能である。
また、この発明のコネクタ用ロック具は、取り付けた状態でハブ等の差込口に差し込み可能であるので、ハブに接続された大量のLANケーブルを効率よく簡単に抜き差し不可に固定することが可能である。
また、この発明のコネクタ用ロック具は、LANケーブル用コネクタの挟持は、コの字体と回動体の外形内に全て収まる最小の大きさとなる構成であり、データセンター等の各種大規模ネットワークで見られるコネクタ同士が密集して配置され接続される多接続ハブにも対応可能となっている。
また、ノート型パソコンとハブとを接続するLANケーブルの両端にこの発明のコネクタ用ロック具を用いることで、ノート型パソコンの盗難防止としても使用可能である。
10・・コネクタ用ロック具、11・・コの字体、11a、11b・・挟み込み面、11c・・接続面、11d・・フラッパ規制部、11e・・接続面規制部、11f・・係止受け穴部、12・・回動体、12a・・回動軸、12b・・箱体、12c・・回動コの字体、12d・・回動嵌合体、12e・・回動体規制部、12f・・係止部、12g・・解除キー差込口、12h・・回動体規制突設部、13・・コネクタ挿通部、14・・ケーブル移動規制手段、15・・係止手段、16・・解除キー、16a・・解除キー差し込み部、16b・・解除キー立設部、100・・LANケーブル用コネクタ、110・・ラッチ用フラッパ

Claims (8)

  1. 取り付け状態において差込口に差し込まれたLANケーブル用コネクタの差込状態をロックするコネクタ用ロック具であって、
    向かい合う2つの挟み込み面と、前記LANケーブル用コネクタに備えられたラッチ用フラッパのラッチ解除方向の動きを規制するフラッパ規制部を備える前記挟み込み面を接続する接続面と、から構成されるコの字体と、
    前記2つの挟み込み面に架け渡される回動軸に回動可能に軸支される回動体と、を具備し、
    前記コの字体と前記回動体とで形成されるコネクタ挿通部に挿通された前記LANケーブル用コネクタの該ケーブルの軸方向に沿う移動を規制するケーブル移動規制手段を備えることを特徴とするコネクタ用ロック具。
  2. 前記ケーブル移動規制手段は、前記接続面の挟み込み面の側に設けられた接続面規制部と、前記回動体の前記接続面に向かい合う側に設けられた回動体規制部とを備え、
    前記コネクタ挿通部に前記LANケーブル用コネクタを挿通した状態で前記回動体を前記接続面に向かって回動させ、前記接続面規制部と前記回動体規制部とによる前記LANケーブル用コネクタの挟持で該ケーブルの軸方向に沿う移動を規制することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ用ロック具。
  3. 前記回動体は、前記接続面規制部と前記回動体規制部とによる前記LANケーブル用コネクタの挟持を維持する係止手段を備えることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ用ロック具。
  4. 前記係止手段は、前記挟み込み面の一方に設けられた係止受け穴部と前記回動体に設けられた進退可能な係止部とから構成され、
    前記接続面規制部と前記回動体規制部とによる前記LANケーブル用コネクタの挟持が解除された状態においては前記係止部の進出状態が維持され、
    前記回動体が前記接続面に向かって回動し、前記係止部が前記挟み込み面の一方に当接することで退入状態となり、
    前記接続面規制部と前記回動体規制部とによる前記LANケーブル用コネクタの挟持の完了状態においては前記係止部が前記係止受け穴部に位置して進出状態となることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ用ロック具。
  5. 前記ケーブル移動規制手段は、前記回動体の前記接続面に向かい合う側に設けられ、前記LANケーブル用コネクタの該ケーブルの軸方向に複数突設された回動体規制突設部を備え、
    前記コネクタ挿通部に前記LANケーブル用コネクタを挿通した状態で前記回動体を前記接続面に向かって回動させ、前記接続面と前記回動体規制突設部とによる前記LANケーブル用コネクタの挟持で該ケーブルの軸方向に沿う移動を規制することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ用ロック具。
  6. 前記回動体は、前記接続面と前記回動体規制突設部とによる前記LANケーブル用コネクタの挟持を維持する係止手段を備えることを特徴とする請求項5に記載のコネクタ用ロック具。
  7. 前記係止手段は、前記挟み込み面の一方に設けられた係止受け穴部と前記回動体に設けられた進退可能な係止部とから構成され、
    前記接続面と前記回動体規制突設部とによる前記LANケーブル用コネクタの挟持が解除された状態においては前記係止部の進出状態が維持され、
    前記回動体が前記接続面に向かって回動し、前記係止部が前記挟み込み面の一方に当接することで退入状態となり、
    前記接続面と前記回動体規制突設部とによる前記LANケーブル用コネクタの挟持の完了状態においては前記係止部が前記係止受け穴部に位置して進出状態となることを特徴とする請求項6に記載のコネクタ用ロック具。
  8. 前記係止部の進出状態の維持を解除する解除手段を備えることを特徴とする請求項4又は請求項7に記載のコネクタ用ロック具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101795478B1 (ko) * 2016-08-09 2017-11-09 (주)코사인시스템 임의 풀림방지기능을 가지는 이더넷 포트 잠김장치

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