JP2015100315A - 刀削麺及び中華麺を主とする製麺加工機 - Google Patents

刀削麺及び中華麺を主とする製麺加工機 Download PDF

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Abstract

【課題】ブロック状の麺生地から麺線を加工し、直接、茹で麺機に投入できる省スペース化、左右両用化、麺線の太さ、形状変更可能な自動製麺加工機を提供する。【解決手段】S字スライドクランク機構部の装備によりストレスの無い麺線への加工を可能とし、これを含む全ての機構部を筐体BOX内に収納し麺生地のセットが容易で且つ、様々な麺線の厚さや幅寸法を任意に加工することが可能であり、先端刀削カッターを交換することで更に様々な形状の麺線が無限に得られ、傾斜及び高さ変更機構により異なる高さの茹で麺機への直接投入及び設置位置の左右両用化を可能とする。【選択図】図1

Description

本発明はブロック状の麺生地を刀削カッターにより製麺加工を行い、S字を描く麺線を得る製造装置ならびに加工方法に関する。
製麺加工では小麦粉と水を混練してねかせた麺生地を事前に用意する。
この麺生地を圧延ローラなどで均一な厚さに延ばし、刃物を使用して一定の幅にカットするという工程が主たる加工方法である。
上記加工方法の全部または一部を機械化したものが製麺加工機と言われている。
従来から製麺加工の中で刀削麺及び中華麺において金属ヘラを用いて前記麺生地を手加工で削る加工方法がある。
肘を起点に扇形の円弧運動を腕に繰り返しさせながら、少しずつ麺生地を削っていく方法である。
特開2007-189955
刀削麺や中華麺の麺生地を手加工にて麺線へ加工する場合、直後に麺を茹でるための茹で麺機へ投入されることが通常である。
このため手加工を担当している職人は1日中この作業を繰り返すことになり、肘や肩への負担が大きく継続的に作業を続けることが困難となっている。
麺生地を加工するカッターを手加工のように扇形の円運動をそのまま機械化しようとすると大きなスペースを必要するため、一般的な刀削麺、中華麺を提供する厨房では茹で麺機横に大きなスペースは設けられていない。
上記作業を機械化する場合には茹で麺機横に設置できる省スペース化された機械であることが絶対条件である。
手加工では片手に持ったまな板の上に麺生地を乗せ、もう片方の手でカッターを操作して麺線へ加工している。
茹で麺機との位置関係が立ち位置と左右逆になった場合、手加工であれば職人が向きを変えるだけで良いことになる。
しかし、手加工のような左右から両腕を使用する形をそのまま機械化した場合、設置位置が逆向きになるとカッター側の機械化した腕が邪魔でまな板の上に麺生地をセットすることが困難となってしまう。
直線に近い運動でカッターを動かして麺線への加工を行うと、麺生地にカッターが食い込む際の撓みが連続的に発生するため形状が安定せず且つ均等な麺線とならない。
本発明はS字運動しながらスライドさせる刀削カッターの動きを以て麺生地を加工すると共に、このカッターの動きを実現するためのクランク機構を製麺加工機に装備することで麺生地に無理なストレスを与えず、形状の安定した均等な麺線の加工ができることを特徴とする。
本発明では刀削カッターを動かすクランク機構を全て製麺加工機内に収め、且つ刀削カッターの戻り位置では先端カッター部のみを残して製麺加工機内に収納され、製麺加工機の加工中央に刀削カッターを配置することで茹で麺機との設置位置が逆になってもまな板への麺生地のセットを容易にしたことを特徴とする。
本発明の刀削カッターをS字スライドさせるためのクランク機構は製麺加工機内に収めるため折り返し連結機構を有し、且つ刀削カッターのスライド軸上に基点ブロックを置くことにより最小限のスペースで大きなスライド長さを確保できると共にS字変位量を制御することができることを特徴とする。
本発明では刀削カッターのS字スライドに連動してまな板上の麺生地はあらかじめ設定した移動量で上下左右に移動を繰り返すことで連続的に麺線への加工が可能となり、設定する上下左右の移動量を変更することで麺線の太さを自由に調整することができ、且つ刀削カッターの先端カッター部のみ交換が可能で三日月、三角、四角などの様々な形状の麺線に加工することがてきることを特徴とする。
本発明では製麺加工機のまな板上にセットする麺生地は圧延ローラなどで厚さを延ばす工程や機構は全く不要で、ブロック状の麺生地のまま麺線への加工が可能であり、製麺加工機下部に取り付けられた傾斜対応高さ調整脚により製麺加工機全体を傾けることで加工された麺線を茹で麺機へ的確に投入できることを特徴とする。
本発明によれば手加工で麺生地から麺線への加工を行っていた作業は請求項1に示す製麺加工機によってそのまま置き換えることが可能となる。
使用する麺生地は厚さを延ばす工程を必要とせず、ブロック状の麺生地をそのまま使用することが可能となる。
また、折り返し連結機構を有したS字スライドクランク機構部及び基点ブロックを製麺加工機内に全て収め、加工中央に配置することで、製麺加工機停止時には刀削カッター部が製麺加工機内に収納されることにより麺生地をセットする作業の邪魔となるアームなどが無く、簡単に麺生地をセットできるようになり、茹で麺機の設置方向に対して左右どちらの向きでも使用できることが可能となる。
S字スライドクランク機構を使用することで麺生地に無理なストレスを与えず加工することができ、隣接する茹で麺機へ直接投入することが可能となる。
本発明によれば、請求項2による刀削カッターの先端カッター部を交換することで、麺生地から加工される麺線において様々な形状を得ることが可能となる。
本発明の製麺加工機1の外観を示す斜視図である。 図1に示す製麺加工機1のS字スライドクランク機構部11のみ透過した構造2を表す斜視図である。 図2に示すS字スライドクランク機構部11の構成部品である基点ブロック9の正面図9a、右側面図9c、平面図9bである。 図2に示すS字スライドクランク機構部11の構成部品である先端刀削カッターの外観を表す三日月形カッター26a、三角形カッター26b、四角形カッター26cの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
下箱10b及び上箱10aの筐体BOXに麺生地を加工するための条件設定を行うパネル、運転、停止スイッチなどを配置する。
まな板7bを装備し、麺生地7aをセットすることができ、麺生地の麺線への加工は基点ブロック9に支持された刀削カッター軸8b及び先端刀削カッター8aが行う。
刀削カッター軸8b及び先端刀削カッター8aは最も戻った位置を停止位置とし、麺生地7aのセット作業はこの状態で行う。
停止位置では先端刀削カッター8aを残して全て製麺加工機1内に収納され、この前面に作業の障害となるものは無く容易にまな板7bへ麺生地7aをセットすることができる。
加工を開始すると、まな板7bがS字スライドクランク機構部11の動作と連動して加工位置に移動しながら、刀削カッター軸8b及び先端刀削カッター8aが前後移動を繰り返すことで、連続的な麺線の加工を行う。
麺生地7aの表面には、S字上の加工跡7dが付いていることが分かる。
S字スライドクランク機構部11はモーター12、ベアリング14、伝達シャフト15が固定板13a、13bに固定され、回転板16aを回転させることで回転板中心点16bを中心として発生する回転力19を連結棒支点17bで受け、連結棒17aが直線力20に変換し、クランクバー18aへ伝達する。
クランクバー18aは中心18cを固定板13cに固定され、連結棒17aからの直線力20を支点18bで揺動力21として受け、支点18dから揺動力22として刀削カッター軸8bへ伝達する。
また、固定板13a、13b、13cは全て下箱10bに固定されている。
この際、クランクバー18aを介して連結棒17aからの直線力20を折り返す形の直線力23として刀削カッター軸8bへ伝達する。
これらの直線力は図16に示す支点18bと中心18c間のクランクバー内角側支点距離及び中心18cと支点18d間のクランクバー外角側支点距離の比により揺動力21に対する揺動力22を発生させることができる。
刀削カッター軸8bはクランクバー18aから伝達された揺動力22を基点ブロック9により直線力23及びS字揺動力24に変換する。
S字スライドクランク機構部11の基点ブロック9の構造を図3に示す。
揺動力22を刀削カッター軸8bの直線力23と揺動力24に変換する際の刀削カッター軸8bの可動方向23と先端刀削カッター8aのとS字スライド変位量24は回転板中心点16b、基点ブロック中心点25、回転板16aの開始角度によって決定する。
この位置関係、開始角度を変更することで可動方向23とS字スライド変位量24を調整することが可能である。
S字スライドクランク機構部11は回転力19、直線力20、揺動力21及び22によって直線力23とS字揺動力24を作り出している。
回転板16aが回転開始位置にある位置関係は先端刀削カッター8aが製麺加工機1内に最も収納された状態である。
回転板16aが回転を開始すると刀削カッター軸8bが伸びていく動きと連動して先端刀削カッター8aが一定方向へ円弧状の移動を始める。
また、ある角度に回転板16aが達すると、先端刀削カッター8aはその位置から逆方向に円弧状の移動を行う動作をする。
一連の先端刀削カッター8aと刀削カッター軸8bのS字状の動きをS字スライドと呼んでいる。
単純な直線往復動作では麺生地7aに先端刀削カッター8aが食い込んで生地の撓みや割れなどを連続的に発生させてしまうが、緩やかにS字カーブを描いて加工することで、これらの現象を回避できる。
これは手加工でも緩やかな扇形の円運動を用いて麺生地7aから麺線を加工していることからも有効である。
S字スライドクランク機構部11では刀削カッター軸8bの直線的な可動23と連動した緩やかなS字スライドの動作24を実現するため、刀削カッター軸8bのスライド線上に基点ブロック9を置いている。
これは基点ブロック中心25を刀削カッター軸8bと同径として水平方向に基点ブロック中心25を中心とした刀削カッター軸8bが揺動した際、基点ブロック9と干渉する範囲を角度付長穴を設けて干渉を防いでいる。
上記により実現された先端刀削カッター8aの動作は緩やかなS字スライドのカーブを描く動作を実現する。
回転開始位置へ戻る動作もほぼ同様の軌跡を辿って開始位置に戻る。
回転板16aが1回転すると一連の先端刀削カッター8aのS字スライドの動作を1回行うことになる。
本発明の製麺加工機1ではS字スライドクランク機構部11を用いて麺生地7aから麺線への加工を行うが、麺線の形状は先端刀削カッター8aを交換することで実現する。
先端刀削カッター8aは図4に示すような主として三日月形先端刀削カッター26a、三角形先端刀削カッター26b、四角形先端刀削カッター26cがある。
得たい麺線の形状に合わせて先端刀削カッター8aを選定することになる。
また、麺線の太さは図1で示すまな板7b及びまな板移動アーム7cの移動量によって決定する。
この移動量は垂直移動量と水平移動量によって決められ、条件設定パネル6aに条件をセットすることでS字スライドクランク機構部11と連動して動作する。
まな板7bに厚さを延ばす工程や機構が全く不要な麺生地7aは、ブロック状のまま麺線への加工が可能で、図1に示す傾斜対応高さ調整脚前脚5の高さと後脚6の高さを各々調整することで加工した麺線の投入角度を自由に変更することができ、隣接する高さの異なる茹で麺機に対しても麺線を的確に投入することができる。
1、2 製麺加工機
6a 条件設定パネル
6b、6c、6d 運転、停止スイッチ
7a 麺生地(ブロック状)
7b まな板
7c まな板移動用アーム
8a 先端刀削カッター
8b 刀削カッター軸
9、9a、9b、9c 基点ブロック
10a 筐体ボックス上箱
10b 筐体ボックス下箱
11 S字スライドクランク機構部
12 モーター
13a、13b、13c 固定板
14 ベアリング
15 伝達シャフト
16a 回転板
16b 回転板中心点
17a 連結棒
17b 連結棒支点
18a クランクバー
18b、18d クランクバー支点
18c クランクバー中心点
19 回転板回転方向及び回転力
20 連結棒可動方向及び直線力
21 クランクバー内角側回転方向及び回転力
22 クランクバー外角側回転方向及び回転力
23 刀削カッター軸可動方向及び直線力
24 先端刀削カッターS字スライド変位量及びS字揺動力
25 基点ブロック中心
26a 三日月形先端刀削カッター
26b 三角形先端刀削カッター
26c 四角形先端刀削カッター

Claims (2)

  1. S字運動しながらスライドする刀削カッター部の動きを以て、まな板上に乗せたブロック状の麺生地をその塊まま麺線へと加工する折り返し連結及び基点ブロックで構成されたスライダークランク機構部を装備し、直接、茹で麺機に麺線を投入できる傾斜調整機構付き製麺加工機。
  2. S字運動しながらスライドする刀削カッター部の構成部品である先端刀削カッターの選択31、32,33によって得られる異なる形状の麺線加工方法。
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